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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2016年 J1リーグ 2ndステージ 第14節
浦和レッズ4-0ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002

16.10.1ホームガンバ戦、勝利第2関門突破だ。しかし予想外の展開による予想外のゴール数による予想・・・勝利だ。しかし今回のように、特に勝てばタイトル獲得という訳でもなく、5万人を集めた訳でもなく、つまり34試合中の1試合みたいな位置付けで、尚かつ既にチャンピオンシップ出場権は得ているという、このようにプレッシャーが少ない状況だと終盤でもガンバに勝てるものなんだな(笑)。これからホームでやるガンバ戦は、大一番みたいな状況にならず、観衆も多くても4万人前半台で留めておく事にしようよ(笑)
さて真面目な話、レッズとやる時になると守備的になるガンバだから始めから予想はしていたが、今回のガンバはドン引きではなく、守備が中途半端というか緩かったというか。ただレッズのコーナーキック時にガンバは全員が自陣ペナルティエリアに戻ってしまうという徹底っぷりだったから、前半は明確に守って、後半に勝負をかけるプランだったのかな?

ガンバにとって予想外だったのは、レッズがあまりにも早く先制してしまった事だろうか。レッズとしても無理に深追いせずに、前半は慎重に事を進めても良かった状況。ところがガンバが攻めて来ないものだから、自然といつものサッカーになってしまい、更にガンバの守備が緩かった事も助かって、人数を掛けてたまに炸裂する高速パス回しを絡めた速い攻撃が面白いように嵌り、開始僅か6分でアッサリ先制点をもぎ取ってしまった。これはガンバ戦では珍しい展開であった。
16.10.1高木ヒーローインタビューその先制点の人。やっぱり高木は調子に乗らせると止まらない男なんだな。ルヴァンカップから続いている好調さが現在も続いている。しかも今回の高木は自らボールを持ち込んでといった得意の形ではなく、エリア内のエアポケットでフリーで待ち構えてのダイレクト。こういった形でもゴールを奪う事で連続ゴールという結果を出すのだから、これはもうサッカーの神様が味方に付いている証拠だ。
逆に高木は絶対に止まってはいけない。このまま1試合1ゴールを最低ラインで継続させるのだ。そこで止まったら終わりだ。なんて厳しい事を言うのは本意ではないのだが、それも期待しているからこその愛の鞭と捉えてほしい。繰り返すが、高木は止まったら終わりだ。マグロのように永遠にピッチを泳ぎ続けて生き長らえるのだ。今度から高木を”マグロ”と呼ぶ事にする(なんじゃそりゃ)。

マグロと言えば寿司だが、今日の寿司は見事な左足ミドルを炸裂させての追加点。寿司は右足のイメージがあるんだけど、左足でもあんなにパンチの効いたシュートが撃てるのだから驚いた。まあここでもガンバの守備が何故か緩くて寿司も幾らか余裕を持ってシュートを撃てた訳だが、それでも枠が見えたら迷い無くシュートを放てば何かか起きるもので、寿司のシュートは微妙に敵DFの頭に当たってコースが変わった。東口もそのDFが影になって一瞬動き出しが遅れた。全ては寿司ミドルの賜物だ。今夜はこれから心置きなく寿司を喰ってくれ、みんな。ってか、ちゃんと武藤って書けよって話だな。

ところで1発退場のアデミウソンは何をやらかしたのだ?最初ファールを受けたのはガンバ側で、いきなり赤紙が出たからまさかレッズ側?とビックリしたが、その赤紙はアデミウソンに。恐らくファールを喰らっての報復行為だろうけど、後半2-0の状態で敵に退場者が出てくれると、基本的に試合は終わったようなもので、そこで数的優位を活かせないとか活かさないのが本来のミシャサッカーだったが、今回はやはりガンバの守備が緩い事もあって、退場者を出して更に緩くなったガンバ相手にやりたい放題した挙げ句に、宇賀神が、ズラタンが・・・ズラタンはガンバキラーの名に恥じない、またもガンバ戦でゴールを叩き出した。宇賀神のあのポーズは似合わないからやめてくれ。ゴールした選手がポーズした画像をオーロラビジョンに流されて、そこで笑いが起きるという・・・。

これで駒井の今回のプレーが覚醒の始まりだったら嬉しいのだが、今日の駒井はいつものような無理に相手をドリブルで抜きに掛かろという姿勢ではなく、自らのドリブルコースをしっかり見極めてのプレーだった。ようやく自分がどういうタイプのドリブラーか気付いてくれたのだろうか。これによりボールを失う回数が明確に減っていたし、自らドリブルコースを見付けて切り裂いて行く姿勢は、駒井のような縦に速いドリブラーがやるべきプレーに他ならない。シュートまで持ち込んだ圧巻のシーンがあったけど、自分のストロングポイントとウィークポイントを明確に気付ければ、自ずとストロングポイントを活かしたプレーとシーンが増えて行く事だろう。

16.10.1文化シヤッターそして今回も見事に文化シヤッターという事になった訳だが、ガンバ相手にそう攻められた訳でもなく、そして危険なシュートを何度も撃たれた訳でもなく、何と言っても西川のスーパーセーブが1度も出なかった。珍しい内容だ。
それというのもガンバがボールを持った途端に肉弾戦を仕掛けてボールを奪いに行った姿勢が効いた。ほとんど中盤で敵からボールを奪ってピンチの芽を摘んでいた訳だから、ゴール前でのピンチが少なかったのも頷ける。4ゴールの攻撃が目立っていた反面、中盤での肉弾戦による守備も同じように目立っていた。今回はある意味で守備の勝利かも。
ところで最終ラインは、ここ数試合勝利に貢献していた那須がベンチで、そう目立っていなかった遠藤をスタメンに復帰させた訳だが、これはとういう考え?そして那須の心中や如何に?中3日のルヴァンカップでは槙野が代表で抜けるから、その為に那須を温存したという見方も出来るが、果たして・・・?まあ今回は結果的に完封勝利を収めたから良かったが、そういう意味では超久々にスタメン復帰を果たした遠藤は、今頃ホッとしている事だろう。

阿部、J1リーグ500試合出場達成おめでとう!
阿部J1リーグ500試合出場達成 16.10.1阿部ヒーローインタビュー
いやー、そのメモリアル試合に本当に勝って良かったよ。冒頭でプレッシャー云々書いたけど、考えたら阿部のメモリアル試合という大事な部分があったんだよな。
ちなみにレスターの分を加えたら、阿部のリーグ戦出場数は更に増える事になるね。まあそこのところのツッコミはいらないか。ってかその2011年にも阿部がレッズに居てくれたら、残留争いもしなくて済んだんじゃないかと思えて思えて、何て今更ながら野暮な話をしてしまってごめんなさいごめんなさい。さあ次は、目指せ1,000試合だな(無理だろ)。

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J1リーグ2ndステージ第14節 浦和4-0ガ大阪
得点/6分・高木(浦)、50分・武藤(浦)、83分・宇賀神(浦)、87分・ズラタン(浦)
主審=廣瀬 格
観衆:43,415人

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2016年 J1リーグ 2ndステージ 第13節
浦和レッズ3-0サンフレッチェ広島
~埼玉スタジアム2002

16.9.25秋のパンフェスタ

パン!









パン買い過ぎ・・・
パン!!

200円の安いのだけ調子に乗って3個も買ってしまった。やばいな、炭水化物地獄だ。
ちなみにパンを3個も喰っておいて何だけど、自分実はパンは余り好きではないんだな、これが(笑)。日本人なら米だろ米!毎日五合喰うとか言う米キチの那須大明神を見習え!だいたい毎日そんなに米ばっか喰っていると糖尿になるぞ!しかもホームゲーム最終節のマリノス戦で今度はカレーフェアの告知が出ちゃうし。激辛フェアは何時やるんだよ・・・。

ちなみにパート2だが、甘党同好会の友人は「パンはいらないな。スウィーツだったら良いんだけどなぁ」とか言っておきながら、500円のメロンシュークリームを見た途端にロックオンして買いに行きやがった。なんちゅー奴だ!

えーと・・・さて、

16.9.25西川ヒーローインタビュー西川、またやらかしたのであった。目の前の敵にぶち当てて跳ね返ったボールを死に物狂いで追い掛ける西川の顔、笑ってなかったか?(笑)いや必死の形相が白い歯剥き出しでそう見えただけだろうけど。
前節に続き一人芝居して心臓に悪いシーンを自ら作り出して自らピンチを防いでくれるキーパーは、心臓に悪いシーンを作り出しているにもかかわらず・・・
16.9.25文化シヤッター 最後はしっかり文化シヤッターを下ろしてくれちゃうから頭が上がらないんだよなー。今日もナイスセーブシヤッター降りまくりで、西川一人で5点は防いでくれていたような・・・DFもっとしっかりしろ!シュート撃たすな!って話にもなるんだが、それはともかく何か改めて、色々な意味で西川は恐ろしいキーパーである。


ウタカがまさかのPK大外しで、流れがレッズに傾いたようにも捉えられるが、それにしても今回はPK喰らったシーン含めて関根がミキッチを全くと言って良いほど捕えられず。そのスピードにも付いて行けていなかったし、とにかくミキッチを余りに自由にさせ過ぎた。ミシャもたまらず遠藤を投入して関根を右翼へ移し、槙野欠場で左ストッパーに入っていた宇賀神を左翼へ。誰が監督でも思い付く、ミキッチ対策には当然の方法だった。
その煽りを喰った形でベンチに下げられた駒井は納得行ったかな?ただ駒井は駒井で、余りのトラップの下手さで3度のビッグチャンスをフイにした訳だから、それはそれでベンチへアウトの理由にはなると思う。

駒井は高木にトラップを習いなさい!トラップが上手ければ、3点目みたいにゴールへ直結するものさ。宇賀神の縦1本も見事だったが、高木の絶妙な抜け出しから完璧なトラップ、あれで9割形ゴールが決まったようなものだった。
2点目の興梠のゴールも、アシストは高木なんだよなぁ。前節で復活ゴールを挙げたエースの2試合連続ゴールな訳だが、調子に乗っている時の高木も本当に止まらないもので、今の調子がシーズン最後まで持続してくれる事を切に願うよ。

と、ゴールの話の時系列が何故か順番逆からという滅茶苦茶な文章になっているが(まあ文章が滅茶苦茶なのは今に始まった事ではないけれど)、先制点であり決勝ゴールが自殺点なんだけど、前節の東京戦も結果的に2点目の自殺点が決勝ゴールだった訳で、2試合連続で決勝点が自殺点って、縁起が良いんだか悪いんだか、訳がわからん事になっているな。

16.9.25ホーム広島戦、勝利さーて、これ書いている時点では未だ川崎の結果が出ていないから暫定的な話はしないでおく。それよりもファーストステージのアウェーで屈辱的な敗戦を喰らった相手から、今度はホームで完膚無きまでに叩いて返り討ちにしてやった事実を素直に喜びたい。しかもファーストステージで勝てなかった相手5連戦の初戦だった訳だし。幸先が良いとはまさにこういう事を言うのだろう。後はどうせ他力本願になる川崎どうこうではなく、レッズは残り試合も勝ち続けるだけだ。
あ、でもどうしよう、次節ガンバ戦は絶好調の関根が出場停止とな。DFラインは森脇-那須-遠藤で、左は宇賀神なら心配はな・・・やっぱり森脇の左ストッパーが危ないか(苦笑)

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J1リーグ2ndステージ第13節 浦和3-0広島
得点/34分・オウンゴール(浦)、50分・興梠(浦)、60分・高木(浦)
主審=扇谷健司
観衆:37,005人


2016年 J1リーグ 2ndステージ 第12節
FC東京1-3浦和レッズ
~味の素スタジアム

16.9.17アウェーFC東京戦・勝利凄いぞ素晴らしいぞ、怒濤の攻撃で、後半終盤に東京の守備を大崩壊させてやった感じで愉快痛快怪物くんだぜ!

前半は東京に前からガンガン来られて圧されてレッズはカウンターから散発的な攻撃しか出来ないで苦しんでいたが(それでもチャンスは作っていたし、惜しいシュートも連発していたが)、ハーフタイムになんと川崎が大宮に破れる吉報!「よーし、今日こそレッズが!」と思いながらハイテンションで後半に突入した・・・途端にPK喰らったのにはズッコケた。
西川は今回もPKストップならずだな。ボールには僅かに触れていたようにも見えるが?

その前に、前半の西川の判断には苦言。あれだけ東京がハイプレスを仕掛けて来ているにもかかわらず、また無理に繋ごうとして逆にピンチを招く連続。挙げ句は敵にプレゼントボールをしてシュートまで持ち込まれ、それを自分でスーパーセーブしてるんだから世話無いわ。監督・演出・主演すべて西川の一人芝居やっとる場合か!
と、文句が出てしまうとはいえ、その他の場面で少なくとも3点分は防いでくれたから頭が上がらないんだけどさ(笑)

東京は森重のPK1点だけで満足したのかな。前半あれだけ前から来ていた攻撃が途端に止み、システムを変えてあからさまに守りに入った。まあ東京も前半のアレを後半にも続けていたら、恐らくガス欠になって自爆していただろうから、リードしたら守りに入る定石通りと言えば定石通りだったのかな。
ただこれで攻めるレッズと守る東京の図式がハッキリした。レッズが東京に勝てなかった昔の昔は、毎回この東京の引き籠りパターンで必ず逃げ切られていたが、しかし時代は変わって近年の東京はレッズの大のお得意様に変貌しているので、レッズが攻めれば攻めるだけボロを出してくれるのであった。

まあレッズは、ミシャの数打ちゃ当たる毎度の李と興梠投入の交代策が今回は嵌まった訳で、ギャンブルに勝ったという面も。
李は最初のビッグチャンスをアウトにかけてしまってまさかの大外しをやってしまったが、その汚名返上となる活躍とゴールという結果が古巣であり出身クラブ相手に飛び出したのだから、ある意味で最高の試合になった事だろう。
ちなみに逆転ゴールとなったのってオウンゴールだったのか。何かゴチャっとした形でゴールインしたから、自分が陣取っていた位置から敵キーパーと被って良くわからなかったんだけど。まあどんなゴールでもゴールだから結果オーライだけど、結果的にオウンゴールがレッズの決勝点になった訳だから、東京からしたらかなり悔しいだろうな。
しかししかし、今日は興梠にオリンピック帰りからようやくの復活ゴールが飛び出した事が何よりというか安堵だなぁ。今季11点目までに意外と時間が掛かったが、やっぱりエースのゴールには華がある。
ここ数試合で活躍していた武藤や高木やズラタンが影を潜め始めると、代わりに今度は李や興梠が結果を出す。うん、良きかな良きかな。
攻撃陣ばかりではなく、関根も相変わらず良いし、駒井も今回はスペースを見つけて良い動きをしていた。宇賀神は便利屋にならないレベルでストッパーとしても箔が付いてきた感じだし。ただ宇賀神と森脇は相変わらずクロスの精度が・・・。あと那須も青木も相変わらず頑張っているもんだから、このママでは遠藤を使う場面が無いぞ。どうしよう。
ちなみに後半ロスタイム4分って合っていたのかしら?後半も所々で選手が痛んで倒れまくっていたし、レッズのコーナキック時に大揉めして中断していた時もありで、感覚からすると少なくとも6分は覚悟していたのたが・・・。

さて川崎が負けてレッズが勝利。お付き合いしないで、ようやくこのパターンが生まれた。これで当然次は年間勝ち点1位の座を狙う番だな。

味の素手提げ1
おまけ

これ先着2万名とか言われていたから、自分が仕事終えてスタジアム着く頃には無くなっていると思っていたら、18時時点でまだ配られていた。

その味の素さん、ビジターの自分らにまで商品をくれるのは有難いし、それを入れてくれている手提げの片面アジパンダはまだ良いんだが・・・。




味の素手提げ2
もう片面が、これはキツい!帰り道がキツかった。東上線でバカップルの女の方に「何あの人、浦和サポーターなのかFC東京サポーターかのか、どっちだろうね?変なの」とか囁かれたぞ!「変なの」とは何だ「変なの」とは!失礼じゃないか!まあマトモな精神で二十数年もレッズサポなんか続けられるもんじゃないから「変」なのは当たってるかもしれんが。

何て思いながら地元の駅についたら、何人かの同志に紛れて1人だけオレンジ色の12番が前に歩いていた。心の中で手を合わせておいた。





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J1リーグ第12節 F東京1-3浦和
得点/48分・森重PK(F東)、77分・李(浦)、85分・オウンゴール(浦)、87分・興梠(浦)
主審=高山啓義
観衆:33,493人



2016年 J1リーグ 2ndステージ 第11節
浦和レッズ2-0サガン鳥栖
~埼玉スタジアム2002

16.9.10ホーム鳥栖戦、勝利 鳥栖は守備のマッシモだし、ファーストステージでドン引きの前例があるし、更に鳥栖にとって今回はアウェーだし、つまりこの3要素があるから、今回も徹底的にドン引きしてくるものだと思っていた。ところが、ゲームが動く前からして、そう予想していたよりは引いていなかったのは拍子抜け。替わりに鳥栖に肉弾戦に持ち込まれてやたらラフプレーが目立ってエキサイト寸前になっていたが、それはともかく武藤や高木やズラタンなどは、ドン引きされればされるだけ持ち味を消されてしまうのに、それをしなかったマッシモのマネジメントは一体どうなっていたのだろう?
まあ敵将の心配をしているほど余裕は無いし、マネジメントの事を言ってしまうと、「普段から敵をろくにマネジメントしない監督が居るチームのサポーターが言えた義理か!」とツッコミが入りそうだから、マッシモの話はこの辺でやめておこう。

まあ鳥栖が守備を緩くしてくれたおかげかどうかは知らんが、レッズも自慢の高速パスワークが冴えに冴えた訳だし、ズラタンの踏ん張りが効いた楔入れから宇賀神のシュートも、ミドルレンジとはいえシュートコースを空けてくれていた鳥栖の守備が関連している。勿論あそこはダイレクトで撃つ事によって、鳥栖のDF陣に蓋をさせる時間を与えなかった宇賀神の判断と技術を褒めるべきだし、元々ミドルシュートが上手い選手ではあるし。

武藤ヒーローインタビュー16.9.10 武藤も持ち味を発揮してくれた。関根のパスを受ける際に上手く裏のスペースへ抜け出たシーンは、武藤が最も得意とする動きそのもの。あれが出来ている時の武藤は必ずゴールに繋がる。出来ていない時はゴールに繋がらない。ここ数試合がそうだった。だからゴールから遠ざかっていた。しかし今回は鳥栖がスペースを作ってくれたのも手伝って、絶妙の抜け出し方を披露してくれた。
これで武藤は、今夜は心置きなく寿司が喰える事だろうし、これで埼玉県内の寿司の売上(特にタイムセール品)が上がる事だろう。ちなみに自分は明日、何とお通夜があるので、どうせそこで寿司が出るだろうからと、今夜は寿司という選択肢は外したのであった(勝った後にお通夜の話をするのもどうかと思うけどさ)。

と、敵の守備やレッズの攻撃面だけをクローズアップしていては申し訳ないというか、まあ鳥栖もドン引きしない割には攻撃に積極性が有った訳でもなく、正直言うと何がやりたいのかわからないサッカーをしていた感があるが、その鳥栖相手でもピンチが無かった訳ではなく、寧ろ超危険だったシーンが2つ。つまりここからはレッズの守備の話だ。
16.9.10文化シヤッター 3バックは槙野が怪我から復帰したし、那須がスタメンのママ+遠藤をベンチに置いたママという贅沢な状態で完封勝利を収めた訳だし、文化シヤッターは降りたしで良い所ずくめ・・・と言いたいところではあるんだけど、あるんだけど・・・、

では・・・その”超危険だったシーン・その1”は、先制点の直後にあわや失点というシーン。ゴールした直後の集中力の切らし方は本当にレッズの悪い部分であり一向に治らない部分で、過去からそれ絡みで痛い失点を何度も繰り返しているのに、今回もあわやなシーンまで持って行かれたのはひじょうに不味かった。そこを西川が何とか防いでくれたから助かったものの、もしあそこで失点していたら、もしかしたら鳥栖相手名物の撃ち合いに発展していたかもしれない。それだけあのシーンはその後のゲームの行方を左右したものだったと思う。本当に、味方のゴール直後に守備の集中力を切らしたらイカンぜよ!

”超危険だったシーン・その2”は、終盤での敵のダイレクトヘッドを喰らったシーン。あそこも西川が足1本でのスーパーセーブで何とか凌げた訳だが、あのシーンにまで持って行かれる10分くらい前から、レッズはセカンドボールを全く奪えなくなり、鳥栖にポゼッションの時間帯を許したまま、自陣に引き籠もって跳ね返すしかない状態に陥った。何故そうなってしまったのか、カウンターしようにもパスの精度がとにかく雑で繋がらず、その上、前線でキープするべき選手がキープ出来なかった事も影響していたし、これでは何の為に興梠を投入したのかがわからない状態であった。オリンピックから帰って来て以来どうも元気が無いのが興梠である。まだ疲れが溜まっているのかどうかはわからないが、とにかく動きが重いまま。この際だから無理に使わないで、1試合くらい休ませてあげたい気もするけれど・・・。

ミシャの必殺の2枚替えが今回もまたまたまたまた見られたし、20分残っていてまた交代枠使い切っているし、そのミシャは主審の判定にまたエキサイトしてピッチに入りそうになっているし。2試合連続で退席処分になったら逆にギネスに載るかもしれないから、それはそれてぜ楽しみだったけど、なんて冗談も言っていられるのは勝利したからだが、そんな色々な問題は抱えたままであるが、とりあえずリーグ戦も連敗ストップだし、関根も調子が良いし、・・・まあ良いか(笑)
後は川崎が負けてくれないと話にならないんだけど、今回は相手が福岡だったから仕方がないだろう。他力本願だけど、レッズは勝ち続ける事が大事だから、その内に運がレッズに回って来る事を期待しよう。

え?広島カープが優勝?
これでは明日の新聞のサッカー面が小さくなってしまうではないか!!!

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J1リーグ第11節 浦和2-0鳥栖
得点/41分・宇賀神(浦)、44分・武藤(浦)
主審=今村義朗
観衆:28,167人

あれだけ大反対運動が起きたにも拘わらず、D通の策略に見事にハマって、目先の金10憶円に釣られた2ステージ制の復活。

当時のチェアマンは強気に、こう言い放っていた。
「やるからには続けなければ意味が無い」
「最低5年はやる」

そんな中、

パフォーム・グループ 2,100億円

その途端、

◆Jリーグ、来季から1S制に…わずか2季で逆戻り・10年2100億円の放映権締結で

◆J逆戻り来季から1ステージ制、外国人枠も拡大へ

なんか凄いな、色々な意味で。舌の根も乾かぬ内にというか、ポリシーが無いというか、滑稽な話だ。単に大金に眼が眩んでいるだけというか、ようするに金金金。10億円の時は10億円。ところが金の力は強大で、それが別の所から数千億円に膨れ上がって得られるのであれば、安い方はさっさと破棄して、尻尾を振って高い方に乗り換える。これでは犬、犬そのものだ。ワン。
まあそれでも良いんだよ。自分も、そして多くのファン・サポーターは、2ステージ制に大反対だったのだから。だから1シーズン制復活は、理由はどうあれ大歓迎するべき事なのだ。
そしてこれで目先の金に動いてしまうと、後々面倒な事になるという事例が出来た。これを機にJリーグにはその反省を促すと共に、その百円構想脳を少しは世界基準に近付けるには絶好の出来事になると思う。

ただ問題は、元々のスポンサーやメディアとの4年契約である。Jリーグの方から一方的に破棄する訳だから、それ相当のペナルティは発生する。極端に考えたら、下手したら訴えられる可能性だってある。
まあそうなったところで、それでも2,100億円あれば、屁でもないと考えているのだろう。
でも、金では代えられない大切なものは失う。それは「信用」だ。契約を破棄するという事は、それまで築き上げて来た信用を捨てるという事である。少なくとも明治安田生命は、「はぁぁぁぁぁ?????」状態だろう。
まあそれでも、2,100億円あれば、屁でもないと考えているのだろう。
後はパフォーム・グループとの契約が切れた時に、国内スポンサーからそっぽを向かれていないように、来るべき時のための根回しは怠らないでほしいものだ。

ちなみに10億円の時はJリーグ本体だけが潤い、クラブチームに10億円は分配されない決まりだった。ところが今回の2,100億円からは、しっかり分配金が発生するみたいだし、優勝賞金が増えるのも大歓迎。
並んで自分は昔から外国人枠拡大推進派だったので、検討されている外国人枠拡大には大賛成。少なくともアジア枠やJリーグ提携国枠なんて中途半端でまどろっこしい事はやめて、普通に外国人枠4人にしてほしいと思っていたくらいである。

とにかく、せっかく大金が舞い込んで来る訳だから、Jリーグ黎明期のバブルや、今の中国の金満パワーとまでは行かなくても、パフォーム景気でそれなりの有力外国人が1チームで数人雇える位のレベルにまでは戻ってほしいものだ。
今の不景気のママ日本人中心のチームばかりで、それも有力日本人はすぐに欧州クラブへ引き抜かれ、挙げ句に海のものとも山のものともつかない外国人しか雇えないようなリーグでは、盛り上がらないのは当然である。やはり欧州でも通用するような有力外国人を招いて鎬を削るリーグこそ、本当の盛り上がりと人気を得る事が出来ると思っている。ちなみにそこにはチーム事に今とは比べ物にならない格差が発生するが、そこはプロの世界。皆横一線で団子状のリーグよりも、アジアでも通用する強力な数チームがリーグを引っ張って行く方が、プロの世界では正常と言える。

それにしても2年前に、あれだけ2ステージ制復活に付いて騒いでいたのは何だったのだろう。
記念に、懐かしい記事をアーカイブしちゃう。

■2ステージ制議論は結論ありきの出来レース 

■2ステージ制決まる。もう勝手にやれよバカ。 

・・・Jリーグって、ほんっっっっっっと、バカ!!!!



2016年 YBCルヴァンカップ 準々決勝・第2戦
浦和レッズ4-0ヴィッセル神戸
~埼玉スタジアム2002

梅崎の靭帯損傷というショッキングな現実を踏まえての、ここからは梅崎の気持ちに報いる為にも優勝したい大会になったルヴァンカップは、ホームに帰って来た途端にミシャ退席処分という波乱。
16.9.4ホーム神戸戦勝利(ルヴァン)まあ糞審劇場寸前なジャッジ内容だったし、ズラタンが一歩間違えたら怪我をしていたかもしれない危険なファールだったし、それにイエローも出なかったのだから、そりゃぶちギレるのもわかる。わかるんだけど、それにしても主審も何の迷いも無く退席処分を下したとなると、果たしてミシャは何をやったのだ?相当の暴言か?ゴール裏からだと、その様子が良く見えなかったから不明なのだが・・・。

ところが皮肉にも、ミシャが居なくなった途端に選手がハッスルし出したような(笑)
普段はテクニカルエリアを飛び出さんばかりにワーギャー喚き散らしている狸オヤジである。その目が届かなくなったからか、繋ぎのサッカーから解放されたかのようなロングボール多用のサッカーになった。更に普段サイドは深く切れ込んでも簡単にはセンタリングを行わないのだが、今回はお構い無しにバンバン放り込む放り込む。監督が退席した途端に、ちょっと極端過ぎだろうって・・・。

結果的に、鬼の居ぬ間に何とやらで、監督が退席してからゴールラッシュという、繰り返すが、本当に皮肉な話であった。

高木大活躍その立役者は水曜日に続いて再び高木という、マルチゴールでまたも「父ちゃんやったぜ!!」な大活躍。しかも2点目は切れ込み方からしても位置的にも去年の移籍後初ゴールのシーンを彷彿とさせるもの。しかも今回はノーバウンドで鋭く綺麗なシュートだった。
高木って清水時代から凄く波の激しいタイプなのは知っていたし、レッズ移籍1年目もなかなかゴールが生まれないまま、ところが移籍後初ゴールが生まれた途端に次の試合もゴールと、つまり調子に乗れば止まらないタイプでもあるから、今年も沈んでいた時期から一転して、前回一度明確な結果を出した途端に、連続して大活躍する選手である訳だ。
イケメンだがひじょうに気難しい表情をして、普段は何を考えているのかわからないタイプだが、裏を返せば調子に乗らせれば簡単という、ひじょうにわかりやすい性格なのかもしれない。豊氏、どんな育て方をしたのか(笑)

16.9.4文化シヤッター大谷版文化シヤッターも登場だ。但し今回はそれほどピンチがあった訳ではないのだが、水曜日の大チョンボを考えたら、無理してミシャサッカーをやるより、今回はセーフティにやっていたのは良かった。
ただ序盤で「何処に投げとるんじゃゴルァ!」なプレゼントボールがあったら、そこだけは前回に続いてケツバットの刑だな。そして仮にあれが失点に繋がっていたらケツバットに加えて電気按摩の刑になっていた事だろう。・・・ちなみに大谷も、ミシャが退席した途端にセーフティにやり出したと見えたのは気のせいか?

なーんだ、皆ミシャが居ない方が伸び伸びプレー出来て良いじゃん。まあ半分冗談だけど。

とはいえここルヴァン2試合は、ひとつの目的である控え組の戦力底上げが高木やズラタンという形で成功したのは良かった。怪我人発生と代表に何人も引き抜かれてで主力5人が抜けた状態で、今回は厄介なペドロ・ジュニオールが出場停止だったとはいえ、それでもほぼベストメンバーに近かった神戸に、レッズは控え組中心で連勝し、そして晴れて準決勝進出を手にした訳だから、ここは満足して良いと思う。勿論ここで終わりという意味ではないよ。

うーん、でも石原に移籍後初ゴールが生まれそうな匂いがプンプンしていた終盤だった。スタンドからも彼方此方から「石原!」「石原に回せ!」と物凄い石原サポート状態。でも今回も結局ゴールは遠かった石原・・・そこだけが悔いが残る部分だったな。ファーストタッチであれがもっと強く転がっていたらゴールイン確実だったのに。本人が一番悔しいのは当然だろうけど、しばらくあのシーンが夢に出て来そう・・・。

貰ったルヴァンおまけ

ルヴァン、袋版ではなくて大きい箱版のをくれるとは太っ腹だ。これはこれで嬉しいのだが、というか只で貰っておいて申し訳ないが、これってわざわざ特設ブースを設けて配るんだったら、入場ゲートの所で配ってほしかったな。だって先着1万人で1人1個でしょ?それなのに1人で2個とか貰っている人が居たりで・・・みみっちい話でスマソ。



ルヴァン杯2016------
YBCルヴァン杯 準々決勝・第2戦 浦和4-0神戸
得点/39分・高木(浦)、43分・阿部PK(浦)、60分・高木(浦)、84分・李(浦)
主審=山本雄大
観衆:19,253人


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ようこそ!!
試合終了/クラブワールドカップ・グループステージ第1戦 リーベル3-1浦和 得点/12分・コリディオ(リ)、48分・ドリウッシ(リ)、58分・松尾PK(浦)、73分・メサ(リ) ・・・次の試合/クラブワールドカップ・グループステージ第2戦 インテル-浦和(ルーメン・フィールド=日本時間6月22日4:00キックオフ)


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うえ
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男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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