浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2017年 J1リーグ第31節
サンフレッチェ広島0-1浦和レッズ
~エディオンスタジアム広島
今回はお留守番。キックオフがあと30分早かったら行けていたのに、このキックオフ時間だとギリギリ途中で電車が無くなって帰って来られなくなるという・・・というか月曜は仕事休めないので、台風で新幹線がストップしたら一大事・・・。
で、こうやって自分が行かないと、勝ててしまうという妙。
それにしても実に単調な試合内容であった。何が悪いとか良いとかではなくて、とにかく単調、この一言に尽きる。
ボール支配率で圧倒的に広島を上回っていた割には、パスは回るけどなかなか仕掛けない「表面上ポゼッションサッカー」になっていて、チャンスは散発的なカウンターからラファエルシルバが飛び出すというパターンのみ。しかしこれも決まらず、更に前半ロスタイムに相手キーパーの軽率なキックからのビッグチャンスもシュートを外してしまった興梠。この興梠にしてもラファエルシルバにしても、フィニッシュにまで行けているのは良いのだが、如何せん決定力が・・・。
後半15分を過ぎた辺り、すっかり堀の信用を得て今回もスタメンの長澤だったが、ここで矢島に代えられそうになった直後、遠藤のクロスを捉えて見事なダイレクトボレーで先制点を叩き込んだ!ついに、ついに長澤の移籍後初ゴール、そしてJ1初ゴールである。
使えば使うだけ試合毎に良くなり、ハナホジホジッチからも目を付けられ、更に近々の試合では前線で攻撃に絡む回数が増えてゴールの期待も高まっていた中で、今回ついに、その待望のゴールが生まれたのであった。
いやはやこの長澤、ここまでマニュアル的に段階を踏んで初ゴールまで持って行った辺り、やはり天才肌であり、只者ではないぞ。やばい、このママでは本当にハナホジホジホヂッチに持って行かれてしまう。ACLがあるというのに。その辺の空気、しっかり読んでくれるかなぁ、ホジホジは。でもA代表の長澤も見たい事は見たいし。くぅ~、これ嬉しい悩みだなぁ・・・。
しっかし、この長澤ゴールにより一旦交代を取り消されてしまった矢島も悔しいだろうけど、もっと良くなかったのは、結局後から柏木に代えて矢島を投入した途端に流れが悪くなって、一気に広島ペースになってしまった事だ。
その後の交代策も、何れも流れをレッズに引き戻すものではなかっただけに、結果的に今回の堀の交代策は、余り良くなかったとも言える。
わからないのは、終盤スタミナ切れを起こして動けなくなっていたラファエルシルバを残し、得点王争いをしている興梠を下げた事かな。まあ得点王争いは副産物であってあくまで勝利優先だけど、体力的に目に見えてヘロヘロになっていたラファエルシルバを下げた方が、1点を守るチームとしては、良かったのではないかと思った。
結果的に、珍しく無失点に抑えた守備。リーグ戦で無失点は何時以来だろう?ただ試合終了間際のビッグピンチで西川の神セーブが無かったら、今頃は悔しさ一杯でのたうち回っていたであろう。本当に危なかった。
その相変わらず心臓に悪い守備面。レッズとしては、別メニュー明けのマウリシオ大先生をベンチに置いて、槙野をセンターバックで起用。これはマウリシオが出場停止となるACL決勝・第1戦の予行に持って来いな訳だが、まあ本来なら槙野はサイドバックではなくてセンターバックをやらなければいけない選手な訳で、無理に攻撃参加しないで守備を優先させてくれれば、先ずは問題ないのである。
レッズとしては、マウリシオ大先生は鉄板としても、阿部の年齢的な事を考えた場合、本来センターバックは、マウリシオと槙野で連携を作るべきなんだと思うよ。ただそれには大前提として、無理に攻撃参加しない槙野が必要だという事。
まあこの勝利、相手が降格圏の広島だったという事実はあるけれど。広島もかつての自信に満ち溢れた冷静なパスサッカーは何処へやら、うちと同じで実に単調なサッカーをやるチームになってしまった。そこに支柱の青山まで怪我で退いてしまっては、万事休すだったのかもしれない。そして大局的に見て、うちが広島から選手を獲らなくなってからも、やはり広島は主力を外に出し過ぎた。そしてこうなってしまったと思う。
そしてこのままの順位だと、来季はJ1に居ないかもしれない広島の事を考えると、やはり広島に行きたかったなぁ・・・。
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J1リーグ第31節 広島0-1浦和
得点/62分・長澤(浦)
主審= 村上伸次
観衆:17,178人
サンフレッチェ広島0-1浦和レッズ
~エディオンスタジアム広島
今回はお留守番。キックオフがあと30分早かったら行けていたのに、このキックオフ時間だとギリギリ途中で電車が無くなって帰って来られなくなるという・・・というか月曜は仕事休めないので、台風で新幹線がストップしたら一大事・・・。
で、こうやって自分が行かないと、勝ててしまうという妙。
それにしても実に単調な試合内容であった。何が悪いとか良いとかではなくて、とにかく単調、この一言に尽きる。
ボール支配率で圧倒的に広島を上回っていた割には、パスは回るけどなかなか仕掛けない「表面上ポゼッションサッカー」になっていて、チャンスは散発的なカウンターからラファエルシルバが飛び出すというパターンのみ。しかしこれも決まらず、更に前半ロスタイムに相手キーパーの軽率なキックからのビッグチャンスもシュートを外してしまった興梠。この興梠にしてもラファエルシルバにしても、フィニッシュにまで行けているのは良いのだが、如何せん決定力が・・・。
後半15分を過ぎた辺り、すっかり堀の信用を得て今回もスタメンの長澤だったが、ここで矢島に代えられそうになった直後、遠藤のクロスを捉えて見事なダイレクトボレーで先制点を叩き込んだ!ついに、ついに長澤の移籍後初ゴール、そしてJ1初ゴールである。
使えば使うだけ試合毎に良くなり、ハナホジホジッチからも目を付けられ、更に近々の試合では前線で攻撃に絡む回数が増えてゴールの期待も高まっていた中で、今回ついに、その待望のゴールが生まれたのであった。
いやはやこの長澤、ここまでマニュアル的に段階を踏んで初ゴールまで持って行った辺り、やはり天才肌であり、只者ではないぞ。やばい、このママでは本当にハナホジホジホヂッチに持って行かれてしまう。ACLがあるというのに。その辺の空気、しっかり読んでくれるかなぁ、ホジホジは。でもA代表の長澤も見たい事は見たいし。くぅ~、これ嬉しい悩みだなぁ・・・。
しっかし、この長澤ゴールにより一旦交代を取り消されてしまった矢島も悔しいだろうけど、もっと良くなかったのは、結局後から柏木に代えて矢島を投入した途端に流れが悪くなって、一気に広島ペースになってしまった事だ。
その後の交代策も、何れも流れをレッズに引き戻すものではなかっただけに、結果的に今回の堀の交代策は、余り良くなかったとも言える。
わからないのは、終盤スタミナ切れを起こして動けなくなっていたラファエルシルバを残し、得点王争いをしている興梠を下げた事かな。まあ得点王争いは副産物であってあくまで勝利優先だけど、体力的に目に見えてヘロヘロになっていたラファエルシルバを下げた方が、1点を守るチームとしては、良かったのではないかと思った。
結果的に、珍しく無失点に抑えた守備。リーグ戦で無失点は何時以来だろう?ただ試合終了間際のビッグピンチで西川の神セーブが無かったら、今頃は悔しさ一杯でのたうち回っていたであろう。本当に危なかった。
その相変わらず心臓に悪い守備面。レッズとしては、別メニュー明けのマウリシオ大先生をベンチに置いて、槙野をセンターバックで起用。これはマウリシオが出場停止となるACL決勝・第1戦の予行に持って来いな訳だが、まあ本来なら槙野はサイドバックではなくてセンターバックをやらなければいけない選手な訳で、無理に攻撃参加しないで守備を優先させてくれれば、先ずは問題ないのである。
レッズとしては、マウリシオ大先生は鉄板としても、阿部の年齢的な事を考えた場合、本来センターバックは、マウリシオと槙野で連携を作るべきなんだと思うよ。ただそれには大前提として、無理に攻撃参加しない槙野が必要だという事。
まあこの勝利、相手が降格圏の広島だったという事実はあるけれど。広島もかつての自信に満ち溢れた冷静なパスサッカーは何処へやら、うちと同じで実に単調なサッカーをやるチームになってしまった。そこに支柱の青山まで怪我で退いてしまっては、万事休すだったのかもしれない。そして大局的に見て、うちが広島から選手を獲らなくなってからも、やはり広島は主力を外に出し過ぎた。そしてこうなってしまったと思う。
そしてこのままの順位だと、来季はJ1に居ないかもしれない広島の事を考えると、やはり広島に行きたかったなぁ・・・。
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J1リーグ第31節 広島0-1浦和
得点/62分・長澤(浦)
主審= 村上伸次
観衆:17,178人
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2017年 J1リーグ第30節
浦和レッズ3-3ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002
台風接近の中で観客数が悲惨な事になったが、それでも試合を開催出来たのは良かったが、天候はそう荒れなかったかわりに、ゴール数が大荒れになるとは・・・。
前半両チーム全く点が入らないと思ったら、後半ドカドカ点が入るし。これ一見したら世間的には馬鹿試合なんだろうけど、ゴールの順番を考えると、レッズ的には馬鹿試合じゃなくて「バカヤロー!」だよな。
せっかくラファエルシルバが先制したと思ったら、僅か4分後にはセットプレーの流れからアッサリ追い付かれるし、しかし再びラファエルシルバが芸術的なミドルループで勝ち越し弾を炸裂させたと思ったら、今度は僅か3分後に西川の豪快なクリアミスが尾を引いて赤崎に再び同点弾を浴びるし、それでも今度は興梠が得点王争いで単独首位となる20点目を決めて再び再び勝ち越し点。さあ、もう同じ過ちは繰り返すなよ、と思っていたら、2度ある事は3度あるのがこのチームで、今度はよりにもよって、何とロスタイムにコーナーからまたまたまた同点に追い付かれてしまうのだから堪らない。だいたい時間稼ぎで興梠から李に代えた僅か1分後というところもまた良くないし。
しかも決められた選手、呉屋じゃん。この選手、去年ルヴァンカップ決勝で、延長後半終了間際に決定的なシュートを放って我々をヒヤリとさせた選手で、あの時は森脇が寸でで掻き出して事なきを得たが、本当に危ない場面を作られた。さらにPK戦では唯一失敗したのが、この呉屋。仁王立ちした西川のプレッシャーに負けたのか、正面に蹴って西川がセーブした、あの場面だ。あの時、自分は思った。この呉屋は、再びレッズと埼スタで戦う事になったら、間違いなくルヴァン決勝での汚名返上を果たそうと、躍起になって向かって来るに違いないと。そして、それが現実のモノとなってしまったロスタイムの悪夢・・・。
だいたい何なんだ、このチームは。僅か4日前の絶対に失点は免れないと予想された上海上港戦では無失点を達成し、Jリーグでは再び失点しまくるチームに戻ってしまう。まあ優勝不可能となったJリーグと、決勝進出が懸かるACLでは、その性質もモチベーションも違うのは理解しているが、それにしても極端に変わってしまうのだから、果たして真の姿はどっちなんだ?という話さ。まあぶっちゃけ今回のが真の姿なんだろうけど。
しかし実に淋しい話で、レッズもガンバも、この時期に当たるのであれば、本来ならば両方とも優勝争いをしていなければいけなかったのに。それがまさか監督が解任されてしまった7位と、今季限りで監督の退任が決まっている10位で対戦しているのだからなぁ。お互い何処で道を間違えたのだろう。
だからと言っては何だけど、お互い強い時とは程遠いサッカーで、レッズはレッズで新しいシステムがシックリ行っていないし、ガンバはガンバでかつての得意としていた組織的遅攻パスサッカーは何処へやら?そしてお互い守備が不安定で失点しまくるサッカー。まあ順位も順位だし、それ相応の内容と結果なのかもしれないけれど。
まあ暗い話ばかりではつまらないから、明るい話をすると、先ずは興梠の得点王争いで、昨日のJ1で2位だった杉本に追い付かれたし、更に3位の小林も決めて1点差に迫られていたから、興梠としてはガンバ戦で是が非でも得点しなければならなかった。そしてゴールが生まれた。これで今季20ゴールの大台に乗ったと共に、得点王争いで再び単独首位に躍り出た訳だ。優勝も不可能で来季のACL出場権も怪しくなった今、J1の戦いで唯一の希望と期待が興梠の得点王なのだから、絶対に興梠には得点王に輝いてもらいたいのだ。
そして成長が止まらない長澤が、またしても素晴らしい内容。試合毎に前線で絡む頻度が増えてきて得点の期待も高まっているし、今回も豊富な運動量と目を見張るような脅威のキープ力で、3人に囲まれても絶対にボールロストせず、キープしたまま的確に捌いてピンチを脱する姿には脱帽した。しかもこれが1度ならず2度3度。その長澤はACLの激闘でもフル出場しており、この流れからして、以前ならば今回は長澤がベンチで、先発は神戸戦でゴールを決めた上でACLは使わなかった「教え子」矢島だった筈だろう。ところが堀は矢島をベンチに置いて、あえて引き続き長澤をチョイスした。これは堀の長澤に対する信頼度が、確実にレギュラークラスへアップしたという事だろう。何度も繰り返し言うけど、ミシャはどうして長澤を全く使わなかったのか、本当に不思議だ。変わりにミシャに重宝されていた森脇や李はベンチやベンチ外が増え、駒井に至っては何処行ったレベルに陥っているし、一時期使われ続けたものの結局は堀の期待に応えきれなかった菊池も然り。まあ監督が代わるという事は、こういう事だ。
さて今日は、鹿島国入国ビザ発売とガンバ戦と台風とで、実に疲れた。とりあえず雨風で冷えた身体を風呂で暖め、テレビの選挙番組で政治家どもの狐と狸の化かし合い結果を見ながら、ザ・ヤケ酒かっ喰らって寝ちまおう。あ、そうだ、松尾のハンドスルーは、忘れんぞ!
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J1リーグ第30節 浦和3-3ガ大阪
浦和レッズ3-3ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002
前半両チーム全く点が入らないと思ったら、後半ドカドカ点が入るし。これ一見したら世間的には馬鹿試合なんだろうけど、ゴールの順番を考えると、レッズ的には馬鹿試合じゃなくて「バカヤロー!」だよな。
せっかくラファエルシルバが先制したと思ったら、僅か4分後にはセットプレーの流れからアッサリ追い付かれるし、しかし再びラファエルシルバが芸術的なミドルループで勝ち越し弾を炸裂させたと思ったら、今度は僅か3分後に西川の豪快なクリアミスが尾を引いて赤崎に再び同点弾を浴びるし、それでも今度は興梠が得点王争いで単独首位となる20点目を決めて再び再び勝ち越し点。さあ、もう同じ過ちは繰り返すなよ、と思っていたら、2度ある事は3度あるのがこのチームで、今度はよりにもよって、何とロスタイムにコーナーからまたまたまた同点に追い付かれてしまうのだから堪らない。だいたい時間稼ぎで興梠から李に代えた僅か1分後というところもまた良くないし。
しかも決められた選手、呉屋じゃん。この選手、去年ルヴァンカップ決勝で、延長後半終了間際に決定的なシュートを放って我々をヒヤリとさせた選手で、あの時は森脇が寸でで掻き出して事なきを得たが、本当に危ない場面を作られた。さらにPK戦では唯一失敗したのが、この呉屋。仁王立ちした西川のプレッシャーに負けたのか、正面に蹴って西川がセーブした、あの場面だ。あの時、自分は思った。この呉屋は、再びレッズと埼スタで戦う事になったら、間違いなくルヴァン決勝での汚名返上を果たそうと、躍起になって向かって来るに違いないと。そして、それが現実のモノとなってしまったロスタイムの悪夢・・・。
だいたい何なんだ、このチームは。僅か4日前の絶対に失点は免れないと予想された上海上港戦では無失点を達成し、Jリーグでは再び失点しまくるチームに戻ってしまう。まあ優勝不可能となったJリーグと、決勝進出が懸かるACLでは、その性質もモチベーションも違うのは理解しているが、それにしても極端に変わってしまうのだから、果たして真の姿はどっちなんだ?という話さ。まあぶっちゃけ今回のが真の姿なんだろうけど。
しかし実に淋しい話で、レッズもガンバも、この時期に当たるのであれば、本来ならば両方とも優勝争いをしていなければいけなかったのに。それがまさか監督が解任されてしまった7位と、今季限りで監督の退任が決まっている10位で対戦しているのだからなぁ。お互い何処で道を間違えたのだろう。
だからと言っては何だけど、お互い強い時とは程遠いサッカーで、レッズはレッズで新しいシステムがシックリ行っていないし、ガンバはガンバでかつての得意としていた組織的遅攻パスサッカーは何処へやら?そしてお互い守備が不安定で失点しまくるサッカー。まあ順位も順位だし、それ相応の内容と結果なのかもしれないけれど。
まあ暗い話ばかりではつまらないから、明るい話をすると、先ずは興梠の得点王争いで、昨日のJ1で2位だった杉本に追い付かれたし、更に3位の小林も決めて1点差に迫られていたから、興梠としてはガンバ戦で是が非でも得点しなければならなかった。そしてゴールが生まれた。これで今季20ゴールの大台に乗ったと共に、得点王争いで再び単独首位に躍り出た訳だ。優勝も不可能で来季のACL出場権も怪しくなった今、J1の戦いで唯一の希望と期待が興梠の得点王なのだから、絶対に興梠には得点王に輝いてもらいたいのだ。
そして成長が止まらない長澤が、またしても素晴らしい内容。試合毎に前線で絡む頻度が増えてきて得点の期待も高まっているし、今回も豊富な運動量と目を見張るような脅威のキープ力で、3人に囲まれても絶対にボールロストせず、キープしたまま的確に捌いてピンチを脱する姿には脱帽した。しかもこれが1度ならず2度3度。その長澤はACLの激闘でもフル出場しており、この流れからして、以前ならば今回は長澤がベンチで、先発は神戸戦でゴールを決めた上でACLは使わなかった「教え子」矢島だった筈だろう。ところが堀は矢島をベンチに置いて、あえて引き続き長澤をチョイスした。これは堀の長澤に対する信頼度が、確実にレギュラークラスへアップしたという事だろう。何度も繰り返し言うけど、ミシャはどうして長澤を全く使わなかったのか、本当に不思議だ。変わりにミシャに重宝されていた森脇や李はベンチやベンチ外が増え、駒井に至っては何処行ったレベルに陥っているし、一時期使われ続けたものの結局は堀の期待に応えきれなかった菊池も然り。まあ監督が代わるという事は、こういう事だ。
さて今日は、鹿島国入国ビザ発売とガンバ戦と台風とで、実に疲れた。とりあえず雨風で冷えた身体を風呂で暖め、テレビの選挙番組で政治家どもの狐と狸の化かし合い結果を見ながら、ザ・ヤケ酒かっ喰らって寝ちまおう。あ、そうだ、松尾のハンドスルーは、忘れんぞ!
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J1リーグ第30節 浦和3-3ガ大阪
得点/50分・ラファエルシルバ(浦)、54分・ファン・ウィジョ(ガ大)、64分・ラファエルシルバ(浦)、67分・赤崎(ガ大)、73分・興梠(浦)、90+2分・呉屋(ガ大)
主審=松尾 一
観衆:21,603人
主審=松尾 一
観衆:21,603人
しかも、まさかの完封勝ちという、絶対失点はするという試合前の大方の予想を、見事に覆してしまったではないか・・・。
奇跡とは、違うな。とにかくしっかり守れた。集中して守れた。耐えるだけ耐えて、最後まで耐え抜いた。そういう事だと思う。
問題の槙野だって、やる事がハッキリしていれば、しっかり守れる選手なのだな。エウケソンの進撃にも気を配りつつ、フッキを吹っ飛ばす気迫の肉弾守備で、レッズが誇るフィジカルマンの姿を堂々と披露してくれた。マウリシオ大先生の冷静さが、なかなかボールが収まらない内容に於いては貴重な存在だったし、阿部が見事なキャプテンシーを発揮して守備を統率した。青木が惜しみ無く中盤を走り回り、攻撃陣は前からの守備を怠らなかった。長澤が結構効いていた。
特に後半は、殆どの時間帯を上海上港に支配されていたのに、やる事をハッキリさせて、シンプルに、セーフティに、そして本当に良く堪え忍んで守り抜いた。再三のピンチも、去年までの西川が戻った、西川そのものがスーパーセーブを連発した。
これだけの考えられる限りの手を尽くした守備で、怪物やら何やらを擁する金満チームの破壊力に、完璧に打ち勝ったのだ。これを凄いと言わず、何を凄いと言おう。
何よりも、Jリーグでは必ず失点する今のチームが、Jリーグより遥かに強力なチーム相手に、再三攻められた挙げ句に完封勝ちしてしまうのだから、やはりACLは何が起こるかわからない、Jリーグとは全く別物の大会であると、改めて思った。
苦手なセットプレーからも、いつもはニアに行きがちな柏木のフリーキックが中央に放り込まれ、ラファエルシルバがドンピシャで決めてしまう辺りも、やはりACL独特というものか。その虎の子の1点を最後まで守り抜いた。
ただ、武藤の大外しヘッドとか、興梠のキーパーに防がれたり、槙野のバー直撃のヘッドとか、攻撃は攻撃で、幾度か決定的なフィニッシュに持ち込めていた訳だから、単に守っていただけではなく、攻撃は攻撃で一応機能していたとも言える。その上で金満チーム相手にウノゼロ勝利なのだから、ある意味で完勝とも言えるのではないだろうか?
ちなみに、ウイダイ歌っている時、マウリシオ大先生が瞬きひとつせず表情も一切変えず、肩を組んでただ横に揺さぶられているだけの姿を見て、この選手、冷静とか沈着の前に、単に感情が無いだけなんじゃないのか?と思ってしまった(笑)。それだけにフッキにブチ切れた姿は、ある意味で貴重かも。イエローは勿体なかったけど・・・。

という訳で、なんとなんとの10年振りとなるACL決勝進出である!
いやー、10年は長かったなぁ。というか日本勢でも9年前のガンバ以来な訳だから、如何に日本勢にとって準決勝が大きな壁になっていたかって事だし、その壁を再びレッズが破ったという事なのだから、これだけでも大きな快挙だろう。そして大会的に見たら、レッズは東アジア&オセアニア地域では、一応最強という事になる、とは言い過ぎかもしれないが、まあ、あくまで大会的には、ね。でもこれは、レッズにとっては大きな自信にすべき事実だと思う。それだけファイナリストにまで登り詰めた事を誇りに持とうではないか。
で、ファイナリスト留まりでは勿論いけない訳で、ここまで来た以上は、必ずや決勝も勝って、再びアジア最強の称号を得て、実力で(ここ強調、大事ね)クラブワールドカップに出場しなければならない。10年前の忘れ物を取り戻しに行かなければならないのだ。
決勝の相手、アルヒラルだかアルアヒルだか、二十数戦無敗だか何だか知らないが、それならそれで上等じゃないか。相手にとって不足はない。第1戦はマウリシオ大先生が累積で出場停止なのは確かに痛いが、その逆境を乗り越えられれば、あとはホームでの力が待っているのだから、そこで必ずや10年振りの大歓喜に繋げようじゃないか。
ちなみに今回スマホのカメラ設定をうっかりワイドにしてしまい、それに気付かず撮影していた為に、画像が無駄に横長なのばかり。撮影中、何か妙に撮影領域が横に広いから、おかしいと思ったんだよな・・・。
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奇跡とは、違うな。とにかくしっかり守れた。集中して守れた。耐えるだけ耐えて、最後まで耐え抜いた。そういう事だと思う。
問題の槙野だって、やる事がハッキリしていれば、しっかり守れる選手なのだな。エウケソンの進撃にも気を配りつつ、フッキを吹っ飛ばす気迫の肉弾守備で、レッズが誇るフィジカルマンの姿を堂々と披露してくれた。マウリシオ大先生の冷静さが、なかなかボールが収まらない内容に於いては貴重な存在だったし、阿部が見事なキャプテンシーを発揮して守備を統率した。青木が惜しみ無く中盤を走り回り、攻撃陣は前からの守備を怠らなかった。長澤が結構効いていた。
特に後半は、殆どの時間帯を上海上港に支配されていたのに、やる事をハッキリさせて、シンプルに、セーフティに、そして本当に良く堪え忍んで守り抜いた。再三のピンチも、去年までの西川が戻った、西川そのものがスーパーセーブを連発した。
これだけの考えられる限りの手を尽くした守備で、怪物やら何やらを擁する金満チームの破壊力に、完璧に打ち勝ったのだ。これを凄いと言わず、何を凄いと言おう。
何よりも、Jリーグでは必ず失点する今のチームが、Jリーグより遥かに強力なチーム相手に、再三攻められた挙げ句に完封勝ちしてしまうのだから、やはりACLは何が起こるかわからない、Jリーグとは全く別物の大会であると、改めて思った。
苦手なセットプレーからも、いつもはニアに行きがちな柏木のフリーキックが中央に放り込まれ、ラファエルシルバがドンピシャで決めてしまう辺りも、やはりACL独特というものか。その虎の子の1点を最後まで守り抜いた。
ただ、武藤の大外しヘッドとか、興梠のキーパーに防がれたり、槙野のバー直撃のヘッドとか、攻撃は攻撃で、幾度か決定的なフィニッシュに持ち込めていた訳だから、単に守っていただけではなく、攻撃は攻撃で一応機能していたとも言える。その上で金満チーム相手にウノゼロ勝利なのだから、ある意味で完勝とも言えるのではないだろうか?
ちなみに、ウイダイ歌っている時、マウリシオ大先生が瞬きひとつせず表情も一切変えず、肩を組んでただ横に揺さぶられているだけの姿を見て、この選手、冷静とか沈着の前に、単に感情が無いだけなんじゃないのか?と思ってしまった(笑)。それだけにフッキにブチ切れた姿は、ある意味で貴重かも。イエローは勿体なかったけど・・・。
という訳で、なんとなんとの10年振りとなるACL決勝進出である!
いやー、10年は長かったなぁ。というか日本勢でも9年前のガンバ以来な訳だから、如何に日本勢にとって準決勝が大きな壁になっていたかって事だし、その壁を再びレッズが破ったという事なのだから、これだけでも大きな快挙だろう。そして大会的に見たら、レッズは東アジア&オセアニア地域では、一応最強という事になる、とは言い過ぎかもしれないが、まあ、あくまで大会的には、ね。でもこれは、レッズにとっては大きな自信にすべき事実だと思う。それだけファイナリストにまで登り詰めた事を誇りに持とうではないか。
で、ファイナリスト留まりでは勿論いけない訳で、ここまで来た以上は、必ずや決勝も勝って、再びアジア最強の称号を得て、実力で(ここ強調、大事ね)クラブワールドカップに出場しなければならない。10年前の忘れ物を取り戻しに行かなければならないのだ。
決勝の相手、アルヒラルだかアルアヒルだか、二十数戦無敗だか何だか知らないが、それならそれで上等じゃないか。相手にとって不足はない。第1戦はマウリシオ大先生が累積で出場停止なのは確かに痛いが、その逆境を乗り越えられれば、あとはホームでの力が待っているのだから、そこで必ずや10年振りの大歓喜に繋げようじゃないか。
ちなみに今回スマホのカメラ設定をうっかりワイドにしてしまい、それに気付かず撮影していた為に、画像が無駄に横長なのばかり。撮影中、何か妙に撮影領域が横に広いから、おかしいと思ったんだよな・・・。
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AFCチャンピオンズリーグ準決勝・第2戦
浦和1-0上海上港 得点/11分・ラファエルシルバ(浦)
主審=クリストファー・ビース
観衆:44,357人
浦和1-0上海上港 得点/11分・ラファエルシルバ(浦)
主審=クリストファー・ビース
観衆:44,357人
2017年 J1リーグ第29節
浦和レッズ1-1ヴィッセル神戸
~埼玉スタジアム2002
急に寒くなって雨まで降るからとか、それこそ2週間も中断したから、それでお得意の中弛みが出た、という訳ではないだろうが、やっぱり開始早々に失点するチームなのね。ここまで来ると「ほとんど病気」ってやつだな。
いや真面目な話、これってどうなんだろう?大局的に見たら、ミシャ時代のメチャクチャな失点パターンは明らかに減ったものの、ここまで毎試合早い時間帯に失点しているところを見ると、まあ4141にしてから守備が怪しくなった事実はあるにせよ、失点時間を考えれば、やはり試合の入り方の問題だよな。
見ていると、いつも開始早々から前掛かりになる。まだ始まったばかりで先は長いんだから、いきなりそんなにガツガツ攻めようとしなくても良いのに。だから後ろがポッカリ空く。そこに縦1本入れられて失点する。いつも、これ。単純に考えて、守備から入れば、こんな安い失点は、すぐ無くなると思うんだけど。違うかな。まあプロはそんな簡単な話ではないのだろうけど。
でも、この開始早々の失点から、逆に守備が引き締まって試合はいつも接戦になるという感じがしないでもないが、じゃあ毎回開始早々に失点しろというお馬鹿な話ではない訳だし、で、だからこそ、しっかり守備から入るサッカーをしなさいよって話。
でも、その代わりに、一応こちらも追い付く力はある訳だ。ようやく矢島が復帰後ゴールを決めてくれたのは明るい材料。尤も宇賀神の無理矢理気味のシュートが、そこに居た矢島の足に当たって入った、所謂「QBK」の成功版と言えるが、まあごっつぁんにしろ何にしろ、矢島にとっては嬉しいゴールになった事だろう。
ただ、矢島のゴールをアシストした形になった宇賀神が問題で、せっかく怪我から復帰して更に2週間も鋭気を養う時間があったのに、そのプレー内容が実に良くなかったのがひじょうに残念であった。ハーフタイムで平川に代えられてしまったが、こういう代え方は本当に勿体ないよ。宇賀神は仕切り直しだな。
本来ベストメンバーを組んでいたら、勝てていた相手だったとは思うよ。内容的にも。昼間の試合で柏やマリノスが下位相手にズッコケたから、本当なら勝たなければいけない試合ではあったけど。
しかし、来週の上海上港戦を考えて、代表帰りの槙野と遠藤を温存し、ラファエルシルバもギリギリまで使わなかった。これは仕方がない。
その代わり、興梠をフルに使ってしまった。フルに使ったのに、得点王を狙う為のゴールが生まれなかったのが残念。いや相変わらず決定的なシュートにまで持ち込んでいる辺りは、やはり並の選手ではないのはわかっているんだけど、どうしても得点王を獲ってほしいから、状況的に興梠にゴールが生まれないと、観ているこちらが逆に焦るのだ。嗚呼、あのヘッドが決まっていたらとか、嗚呼、敵キーパーのミスキックをかっ拐ってシュートに持ち込んだシーン、あれ敵DFを交わさずに、そのまま撃てなかったのかなぁ・・・。
なんてシーンもあれば、ロスタイム最後の最後のヘッドも、ヘッド自体はバーを叩いたが、その後に押し込んで入っていた気もするんだけど、何かラファエルシルバのハンドだかのファール判定みたいだし、こういうの本当にモヤモヤする。そういう試合だった。
とはいえ、相手も中位だし、これも良くも悪くも中位同士の煮え切らない試合だったという事か。
しかし、かつてドイツ代表で応援していたポドルスキに、ブーイングしなければならない時がやってくるとは悲しいよ。セレッソのカカウの時もそうだったように、やはり複雑な気持ちになるのが本音で、まあカカウみたいにゴールだけは決められなくて良かったけど、しかし「ポドルスキ坊や」と呼んで応援していた全盛期のポドルスキが懐かしいな。
ポドルスキとケルン時代から旧知の仲の槙野は、本当は出場してポドルスキと戦いたかっただろうな。まあその代わり、ポドルスキは、マウリシオ大先生が抑えてくれたから良かった。ポドルスキとマウリシオ大先生のマッチアップ、迫力あったなぁ。
という事で、槙野は水曜日に、しっかりフッキを抑えてくれ。
浦和レッズ1-1ヴィッセル神戸
~埼玉スタジアム2002
いや真面目な話、これってどうなんだろう?大局的に見たら、ミシャ時代のメチャクチャな失点パターンは明らかに減ったものの、ここまで毎試合早い時間帯に失点しているところを見ると、まあ4141にしてから守備が怪しくなった事実はあるにせよ、失点時間を考えれば、やはり試合の入り方の問題だよな。
見ていると、いつも開始早々から前掛かりになる。まだ始まったばかりで先は長いんだから、いきなりそんなにガツガツ攻めようとしなくても良いのに。だから後ろがポッカリ空く。そこに縦1本入れられて失点する。いつも、これ。単純に考えて、守備から入れば、こんな安い失点は、すぐ無くなると思うんだけど。違うかな。まあプロはそんな簡単な話ではないのだろうけど。
でも、この開始早々の失点から、逆に守備が引き締まって試合はいつも接戦になるという感じがしないでもないが、じゃあ毎回開始早々に失点しろというお馬鹿な話ではない訳だし、で、だからこそ、しっかり守備から入るサッカーをしなさいよって話。
でも、その代わりに、一応こちらも追い付く力はある訳だ。ようやく矢島が復帰後ゴールを決めてくれたのは明るい材料。尤も宇賀神の無理矢理気味のシュートが、そこに居た矢島の足に当たって入った、所謂「QBK」の成功版と言えるが、まあごっつぁんにしろ何にしろ、矢島にとっては嬉しいゴールになった事だろう。
ただ、矢島のゴールをアシストした形になった宇賀神が問題で、せっかく怪我から復帰して更に2週間も鋭気を養う時間があったのに、そのプレー内容が実に良くなかったのがひじょうに残念であった。ハーフタイムで平川に代えられてしまったが、こういう代え方は本当に勿体ないよ。宇賀神は仕切り直しだな。
本来ベストメンバーを組んでいたら、勝てていた相手だったとは思うよ。内容的にも。昼間の試合で柏やマリノスが下位相手にズッコケたから、本当なら勝たなければいけない試合ではあったけど。
しかし、来週の上海上港戦を考えて、代表帰りの槙野と遠藤を温存し、ラファエルシルバもギリギリまで使わなかった。これは仕方がない。
その代わり、興梠をフルに使ってしまった。フルに使ったのに、得点王を狙う為のゴールが生まれなかったのが残念。いや相変わらず決定的なシュートにまで持ち込んでいる辺りは、やはり並の選手ではないのはわかっているんだけど、どうしても得点王を獲ってほしいから、状況的に興梠にゴールが生まれないと、観ているこちらが逆に焦るのだ。嗚呼、あのヘッドが決まっていたらとか、嗚呼、敵キーパーのミスキックをかっ拐ってシュートに持ち込んだシーン、あれ敵DFを交わさずに、そのまま撃てなかったのかなぁ・・・。
なんてシーンもあれば、ロスタイム最後の最後のヘッドも、ヘッド自体はバーを叩いたが、その後に押し込んで入っていた気もするんだけど、何かラファエルシルバのハンドだかのファール判定みたいだし、こういうの本当にモヤモヤする。そういう試合だった。
とはいえ、相手も中位だし、これも良くも悪くも中位同士の煮え切らない試合だったという事か。
しかし、かつてドイツ代表で応援していたポドルスキに、ブーイングしなければならない時がやってくるとは悲しいよ。セレッソのカカウの時もそうだったように、やはり複雑な気持ちになるのが本音で、まあカカウみたいにゴールだけは決められなくて良かったけど、しかし「ポドルスキ坊や」と呼んで応援していた全盛期のポドルスキが懐かしいな。
ポドルスキとケルン時代から旧知の仲の槙野は、本当は出場してポドルスキと戦いたかっただろうな。まあその代わり、ポドルスキは、マウリシオ大先生が抑えてくれたから良かった。ポドルスキとマウリシオ大先生のマッチアップ、迫力あったなぁ。
という事で、槙野は水曜日に、しっかりフッキを抑えてくれ。
他の選手も、頼むぞ!
おまけ
おまけ
なんと、インスタグラムというものをやってみた。
https://www.instagram.com/ue.gyakusyuu/
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J1リーグ第29節 浦和1-1神戸
得点/4分・小川(神)、19分・矢島(浦)
主審=岡部拓人
観衆:29,931人
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J1リーグ第29節 浦和1-1神戸
得点/4分・小川(神)、19分・矢島(浦)
主審=岡部拓人
観衆:29,931人
2017年 J1リーグ第28節
ベガルタ仙台2-3浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
今回は趣向を変えて、試合後じゃなくて、試合前の昼に牛タンを・・・。
これが奏功したのかしないのか知らんが、鬼門のユアスタで前半から危なげない試合を展開した上に、厚みのある攻撃から見事な先制点をあげるという、ここ最近は敵に先制点を奪われる試合が続いていたから、こちらが先制点をあげる試合なんて何時以来だろう?という珍しい展開になった。
先制点を奪うという事は、それだけで精神的な余裕が生まれるから、これひとつでプレー内容が実に明るくなるものだ。ここ最近、敵に先制点を許してばかりいたレッズが忘れかけていた状況だ。それが先制点を奪った事によって、楽しい攻撃と余裕を持った守備が可能になった。そして、そんなチームをスタンドから応援している我々も、楽しいサポートが出来ていた訳さ。
そんな中、柏木なにしてくれちゃってんのよ。
なんであんなセンターサークル付近で槙野とチマチマパスしてんのよ。プレスがかかっているのに後ろにチョンパスするなんて、これで過去に何度、敵にボールをかっ拐われてゴールを許してきた事か。そして今回も案の定・・・せっかく前回ACLで素晴らしい結果を出した柏木なのに、僅か4日目にはこれ・・・いや、柏木はこれだけではなくて、その前も自爆イエローやらかすし、その後も・・・簡単にボールロストしてピンチを作ってしまう柏木に堪忍袋の緒が切れたか、堀はすかさず簡単にボールロストしてしまう柏木を懲罰的に下げ、簡単にボールロストしない長澤を投入したのは的確なな采配だ。これで中盤に於いてボールが落ち着いたのだから。
興梠の2点目は、仙台の選手陣が線審や主審に詰め寄って猛抗議していたが、オフサイドをアピールしていたのか?なんかやたら綺麗に決まったゴールだったけど、ゴール裏からだと角度的に実際オフサイドだったかどうかは不明。なので興梠のクリーンなゴールにしておくとする。
※後から調べたら、その前の遠藤のプレーを仙台はファールだとアピールしていたみたい。
それより自分は、ラファエルシルバに対して謝らなければいけない。何故かといえば、ラファエルシルバは前半早々からずっと、やたらボールロスしまくりで、何回敵にボールを与えてピンチを招いているか、技術で抜き去る力量は無いのに無理に抜き去ろうとして簡単に敵にボールを奪われるし、トラップが上手いといえないのに、無理に上手くトラップしようとして失敗しまくって、これもボールロスに。このプレーに自分は怒りを覚えて、ラファエルシルバを下げるべきだと思ったのだ。
ベガルタ仙台2-3浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
今回は趣向を変えて、試合後じゃなくて、試合前の昼に牛タンを・・・。
これが奏功したのかしないのか知らんが、鬼門のユアスタで前半から危なげない試合を展開した上に、厚みのある攻撃から見事な先制点をあげるという、ここ最近は敵に先制点を奪われる試合が続いていたから、こちらが先制点をあげる試合なんて何時以来だろう?という珍しい展開になった。
先制点を奪うという事は、それだけで精神的な余裕が生まれるから、これひとつでプレー内容が実に明るくなるものだ。ここ最近、敵に先制点を許してばかりいたレッズが忘れかけていた状況だ。それが先制点を奪った事によって、楽しい攻撃と余裕を持った守備が可能になった。そして、そんなチームをスタンドから応援している我々も、楽しいサポートが出来ていた訳さ。
そんな中、柏木なにしてくれちゃってんのよ。
なんであんなセンターサークル付近で槙野とチマチマパスしてんのよ。プレスがかかっているのに後ろにチョンパスするなんて、これで過去に何度、敵にボールをかっ拐われてゴールを許してきた事か。そして今回も案の定・・・せっかく前回ACLで素晴らしい結果を出した柏木なのに、僅か4日目にはこれ・・・いや、柏木はこれだけではなくて、その前も自爆イエローやらかすし、その後も・・・簡単にボールロストしてピンチを作ってしまう柏木に堪忍袋の緒が切れたか、堀はすかさず簡単にボールロストしてしまう柏木を懲罰的に下げ、簡単にボールロストしない長澤を投入したのは的確なな采配だ。これで中盤に於いてボールが落ち着いたのだから。
興梠の2点目は、仙台の選手陣が線審や主審に詰め寄って猛抗議していたが、オフサイドをアピールしていたのか?なんかやたら綺麗に決まったゴールだったけど、ゴール裏からだと角度的に実際オフサイドだったかどうかは不明。なので興梠のクリーンなゴールにしておくとする。
※後から調べたら、その前の遠藤のプレーを仙台はファールだとアピールしていたみたい。
それより自分は、ラファエルシルバに対して謝らなければいけない。何故かといえば、ラファエルシルバは前半早々からずっと、やたらボールロスしまくりで、何回敵にボールを与えてピンチを招いているか、技術で抜き去る力量は無いのに無理に抜き去ろうとして簡単に敵にボールを奪われるし、トラップが上手いといえないのに、無理に上手くトラップしようとして失敗しまくって、これもボールロスに。このプレーに自分は怒りを覚えて、ラファエルシルバを下げるべきだと思ったのだ。
ところが、堀はラファエルシルバを下げずに、なんと興梠を下げた。まあ興梠は左膝を痛めていた関係だったっぽいが、それにしてもラファエルシルバの軽率なプレーには心底怒りを覚えていたのだ。
が、そのラファエルシルバが結果的に決勝ゴールをあげてしまうのだから、サッカーは何が起こるかわからない。武藤の素晴らしいパスから、自慢のスピードで抜け出したラファエルシルバのシュートが決まった訳だが、この時の自分は「あああラファエルシルバ、お前を下げろなんて思ってごめんよー」な気持ちに陥ったものだ。まあサポーターというのも、勝手なものだな。
まあ、良いのだ。今回は、結果さ。鬼門のユアスタで、勝利という結果こそが大事だったのさ。個人的にも、ユアスタから笑顔で帰れるなんて、もしかしたら初めてかも?
しかし、それだけ試合後、いつも暗い道程で歩く泉中央までの道が、やたら楽しく感じたものだ。やはり、勝利は、良いねぇ。
あ、これで仮に石原が出ていたらどうなっていたか、という話もあるけど・・・。
さて、今回は昼に牛タンだったから、試合後は純粋に酒場で、ザ・美酒!
日曜だから閉まりまくりの文化横丁で、開いている店見付けての美酒でありました。やっぱ自分は試合後は牛タンより居酒屋が似合っているな。なんちって。
と、いう記事を酔っ払って帰りの贅沢新幹線から書いているのであったとさ。
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J1リーグ第28節 仙台2-3浦和
が、そのラファエルシルバが結果的に決勝ゴールをあげてしまうのだから、サッカーは何が起こるかわからない。武藤の素晴らしいパスから、自慢のスピードで抜け出したラファエルシルバのシュートが決まった訳だが、この時の自分は「あああラファエルシルバ、お前を下げろなんて思ってごめんよー」な気持ちに陥ったものだ。まあサポーターというのも、勝手なものだな。
しかし、それだけ試合後、いつも暗い道程で歩く泉中央までの道が、やたら楽しく感じたものだ。やはり、勝利は、良いねぇ。
あ、これで仮に石原が出ていたらどうなっていたか、という話もあるけど・・・。
日曜だから閉まりまくりの文化横丁で、開いている店見付けての美酒でありました。やっぱ自分は試合後は牛タンより居酒屋が似合っているな。なんちって。
と、いう記事を酔っ払って帰りの贅沢新幹線から書いているのであったとさ。
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J1リーグ第28節 仙台2-3浦和
得点/26分・興梠(浦)、49分・三田(仙)、60分・興梠(浦)、82分・ラファエルシルバ(浦)、88分・クリスラン(仙)
主審=荒木友輔
観衆:18,062人
主審=荒木友輔
観衆:18,062人
2017年 AFCチャンピオンズリーグ 準決勝・第1戦
上海上港1-1浦和レッズ
~上海体育場
アウェーゴールを奪った上でのドロー!耐えて耐えての1-1は、先ずは天晴れではないか!
今季3度目の対戦だから、もうある程度はお互いにわかっている同士ではあるが、わかっていてもフィジカル戦となると手に負えなくなる相手。そういう相手だからこそ慎重に慎重に、なんて思っていても、重戦車ドリブルから青木がフッキに吹っ飛ばされた挙げ句、そのフッキがとんでもないミドルレンジからミサイルシュートを放って来ての失点。
まあ相手が相手だから、1失点くらいは全然仕方がないレベルだから良いんだけど、問題はレッズがアウェーゴールを奪えるかどうかが鍵な試合だった訳だ。そういう意味では、前半の内に追い付いたのは本当に良かった。
肉弾戦に叶わない相手にパスを繋いで、興梠が落として、柏木が苦手な右足で冷静にゴール隅に決めた。金満ブラジルトリオ擁する中国チーム相手に、実に日本人らしい連携よろしくゴールであった。
怪我明けの柏木だったが、この試合に標準を合わせて来たかのような、出れば出るで決定的な仕事をするのだから、ここを矢島などは見習ってほしいところ。
その矢島は今回ベンチ留まりだったが、最近は長澤の方が堀の信頼を得たようで、出れば出るで仕事をするという意味では、今回も長澤は随所でレベルの高いボール捌きを披露。特筆すべきは、フィジカルが強い相手でも、絶対にボールを失わないところ。ボールロストしないのは長澤のストロングポイントではあるが、それがJリーグだけではなく、アジアでも通用する事が判明したのは、長澤にとって大きな自信になると思う。まあ本人からしたら、ドイツでプレーしていた分、フィジカルが強い相手には耐性を持っている事は持っているだろうけど。
とはいえレッズは日本人のチームである。やはり上海上港は肉弾戦に持ち込んではいけない相手なのだ。それを早々に理解したレッズは、失点以後、間合いを取っての慎重な守備を心掛けるようになった。失点が生んだ守備の意識変化だ。
ただフィジカルが強い槙野だけは、堂々とフッキとやり合っていたが、槙野の場合は相手を挑発しながら、叶わないとなると、あからさまなファールで止めるから危険である。しかし今回は相手が相手だけに、多少のソレは仕方が無いだろう。
同じ守備でも、強い相手とやると、ますますマウリシオの偉大さがわかるのである。とはいえJリーグと違ってフィジカルが強い相手なので、マウリシオも無理に身体を当てには行かず、カバーリング主体で相手より一歩先の守備を心掛けていたな。後半ファール覚悟で相手倒してイエローを喰らったが、それしか手が無かった時は、ファール上等で当たりに行く度胸もある選手なのね。
オスカルのフリーキックがポストとか、上海上港側のシュートはかなり決定的なものが多く、それを際どく外してくれていた運はあったものの、それと同じくらいに西川がビッグセーブを大連発して防いだのも事実。西川は今季の不調を考えたら、今回はまるで別人のように当たっていた。相手が変わると、西川も変わるものなのか・・・いや、西川様々が戻って来てくれたのか。それならば大変嬉しい。
耐えに耐えてのアウェーゴールを奪ってのドローでホームに帰れる。理想的な流れになった。
ただ、ここからが気の引き締め材料。現時点ではレッズが有利だが、それはあくまで数字上の話。現実を見れば相手が相手だけに、ホームでも失点は覚悟というか、失点する確率は高い。つまり1-1では心許ないのも正直なところ。なので中途半端な気持ちでいると危ないと思う。
ホームで、アウェーゴールを守るなら徹底的にドン引きして守るとか、何かハッキリしたプランを持って臨んでほしい。それか、1-1 なんか気にせず、埼スタで勝った方が決勝進出という気概でも良いけれど。
とにかく何が起こるかわからないのが第2戦。それを一番わかっているのがレッズ。そこで奇跡を2度も起こして準決勝に勝ち上がって来たのが、他でもないレッズなのである。そう、本当に何が起こるかわからない、だからこそ気を引き締め直して、割り切ったサッカーをやってほしい。
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AFCチャンピオンズリーグ準決勝・第1戦 上海上港1-1浦和
得点/15分・フッキ(上)、27分・柏木(浦)
主審=アブドゥル・ラフマン
観衆:33,513人
上海上港1-1浦和レッズ
~上海体育場
アウェーゴールを奪った上でのドロー!耐えて耐えての1-1は、先ずは天晴れではないか!
今季3度目の対戦だから、もうある程度はお互いにわかっている同士ではあるが、わかっていてもフィジカル戦となると手に負えなくなる相手。そういう相手だからこそ慎重に慎重に、なんて思っていても、重戦車ドリブルから青木がフッキに吹っ飛ばされた挙げ句、そのフッキがとんでもないミドルレンジからミサイルシュートを放って来ての失点。
まあ相手が相手だから、1失点くらいは全然仕方がないレベルだから良いんだけど、問題はレッズがアウェーゴールを奪えるかどうかが鍵な試合だった訳だ。そういう意味では、前半の内に追い付いたのは本当に良かった。
肉弾戦に叶わない相手にパスを繋いで、興梠が落として、柏木が苦手な右足で冷静にゴール隅に決めた。金満ブラジルトリオ擁する中国チーム相手に、実に日本人らしい連携よろしくゴールであった。
怪我明けの柏木だったが、この試合に標準を合わせて来たかのような、出れば出るで決定的な仕事をするのだから、ここを矢島などは見習ってほしいところ。
その矢島は今回ベンチ留まりだったが、最近は長澤の方が堀の信頼を得たようで、出れば出るで仕事をするという意味では、今回も長澤は随所でレベルの高いボール捌きを披露。特筆すべきは、フィジカルが強い相手でも、絶対にボールを失わないところ。ボールロストしないのは長澤のストロングポイントではあるが、それがJリーグだけではなく、アジアでも通用する事が判明したのは、長澤にとって大きな自信になると思う。まあ本人からしたら、ドイツでプレーしていた分、フィジカルが強い相手には耐性を持っている事は持っているだろうけど。
とはいえレッズは日本人のチームである。やはり上海上港は肉弾戦に持ち込んではいけない相手なのだ。それを早々に理解したレッズは、失点以後、間合いを取っての慎重な守備を心掛けるようになった。失点が生んだ守備の意識変化だ。
ただフィジカルが強い槙野だけは、堂々とフッキとやり合っていたが、槙野の場合は相手を挑発しながら、叶わないとなると、あからさまなファールで止めるから危険である。しかし今回は相手が相手だけに、多少のソレは仕方が無いだろう。
同じ守備でも、強い相手とやると、ますますマウリシオの偉大さがわかるのである。とはいえJリーグと違ってフィジカルが強い相手なので、マウリシオも無理に身体を当てには行かず、カバーリング主体で相手より一歩先の守備を心掛けていたな。後半ファール覚悟で相手倒してイエローを喰らったが、それしか手が無かった時は、ファール上等で当たりに行く度胸もある選手なのね。
オスカルのフリーキックがポストとか、上海上港側のシュートはかなり決定的なものが多く、それを際どく外してくれていた運はあったものの、それと同じくらいに西川がビッグセーブを大連発して防いだのも事実。西川は今季の不調を考えたら、今回はまるで別人のように当たっていた。相手が変わると、西川も変わるものなのか・・・いや、西川様々が戻って来てくれたのか。それならば大変嬉しい。
耐えに耐えてのアウェーゴールを奪ってのドローでホームに帰れる。理想的な流れになった。
ただ、ここからが気の引き締め材料。現時点ではレッズが有利だが、それはあくまで数字上の話。現実を見れば相手が相手だけに、ホームでも失点は覚悟というか、失点する確率は高い。つまり1-1では心許ないのも正直なところ。なので中途半端な気持ちでいると危ないと思う。
ホームで、アウェーゴールを守るなら徹底的にドン引きして守るとか、何かハッキリしたプランを持って臨んでほしい。それか、1-1 なんか気にせず、埼スタで勝った方が決勝進出という気概でも良いけれど。
とにかく何が起こるかわからないのが第2戦。それを一番わかっているのがレッズ。そこで奇跡を2度も起こして準決勝に勝ち上がって来たのが、他でもないレッズなのである。そう、本当に何が起こるかわからない、だからこそ気を引き締め直して、割り切ったサッカーをやってほしい。
AFCチャンピオンズリーグ準決勝・第1戦 上海上港1-1浦和
得点/15分・フッキ(上)、27分・柏木(浦)
主審=アブドゥル・ラフマン
観衆:33,513人
ようこそ!!
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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