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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2017年 J1リーグ第23節
浦和レッズ2-1FC東京
~埼玉スタジアム2002

19時キックオフの筈がスーパー雷雨で、

17.8.19ホームF東京戦

こうなり、









17.8.19ホームF東京戦2

更に、こうなり、







スタメンは李ただなり、なんちって。(ごめんなさい)


飲食売店は1時間多く物が売れて、逆に恵みの雨になっていたな。
17.8.19ホームF東京戦4 まあ最後は順延とかにならなくて本当に良かったよ。

レッズサポーターは性質的にこういう事があると逆にテンションが上がってしまうのだが、当の選手は予定より1時間も待たされた事で精神的にはどうだっただろう?
ま、試合結果からしたら、レッズにはプラスに働いて、東京にはマイナスに働いたという事になるのだろうけど。

その試合、堀体制はここまで負け無しで来ていた訳だが、相手が下位や国際試合だったので、ストレートな評価を下すには難しかった。しかし今回の相手は同じような順位に居る中位同士。いよいよ今のチーム力の尺度を計るには、絶好の相手であった。

今回の攻撃陣は、シャペコエンセ戦でフル使用したズラタンとラファエルシルバをベンチに置き、ファーストチョイスは膝の不調から復帰したエース興梠の1トップに李と武藤。
このKLMが見事に填まった。チンタラパス回しを封印した前線に於いては、カウンター気味に高速パスやダイレクトプレーが鍵となる訳だが、そこに必要不可欠なのがコンビネーションだ。このコンビネーションに於いては恐らくJトップクラスなのが我らがKLMだから、これが填まるとポンポンサッサでゴールを陥れる事が出来る。ポンポンサッサって何?という話はとりあえず置いておいて、このコンビネーションはミシャサッカーの最大のストロングポイントだったから、これを活かしておくのは正解だし、つまりミシャの置き土産って事にもなる訳かな。

守備はひとつ課題。以前から菊池の裏を狙われてピンチに陥る場面が目立っていたが、今回もそこを狙われて、ついに失点した。中にマウリシオが必死に反応したが、クロスに後一歩届かなかった。尤もあの超バイタルにドフリーで敵の侵入を許した以上、もはやあの時点で失点したのと同じである。いくら守備をテコ入れしたとて、やはり菊池の守備対応は課題だ。槙野とセットでもっと場数を踏んで、受け渡しの連携を高めないといけない。

ただ、前半にリードして、後半は守りに入る、という流れが出来つつある?やる事をハッキリさせるのは戦略の基本だし、それがメリハリである。後半は完全にカウンター狙いの姿勢で、押し込まれたというよりは東京にボールを持たせて、レッズはゴール前でしっかりブロックを作って跳ね返した。
バーやポストを弾いたピンチもあったが、バーやポストはバーとポストであって、あくまで枠外である。枠内に飛ばさせなかったのは、しっかりゴール前を固めていたからこそ。東京に何度もコーナーを与えてしまったが、裏を返せば、それだけ跳ね返していたという事なのである。
そこから、である。これまではカウンターをしようにも、カウンターの体を成さずに、途中でピタッと止まってしまう場面ばかりだった。しかし堀体制になり、守ってカウンターは大きな戦略となった。だから戦術に組み込まれた。そうしたら、これまでカウンター攻撃が大の苦手だったチームが、なんと何度もフィニッシュまで行けるようになったではないか。この変貌振りには驚いた。後はフィニッシュの精度さえ高めれば・・・。 

スルガ銀に続いてJ初デビューとなったマウリシオ、J特有のスピードにしっかり対応出来ていた。本当に冷静沈着。しかも常に両ストッパーに指示を出してラインコントロールをしていた。ちょっと危なっかしいパスが2度あったが、そこは連携を高めれば解消されるはず。しかし公式戦僅か2試合目にしてこの貫禄。ヤバイ、本当に本物が来てしまったのかもしれない。
しかしこのマウリシオ、全然笑わないな。まだ慣れていないからなのか、それとも鉄仮面タイプなのか。クリッとしていて可愛らしい眼とキリストみたいな優しい顔とは対照的な性格なのか?これで満面の笑みになったら、果たしてどんな顔になるのか。誰かマウリシオを爆笑させてくれよ。スベる森脇とかで。

17.8.19ホームF東京戦3 あー、しかしさすがに1時間遅れのナイターは、このブログ書いている今になって疲れが出て来たな。まあ勝ったから、心地よい疲れという事になるけれど。堀体制になってから接戦ばかりで、心臓に悪い極度の緊張感から解放されたってのもあるけれど。ただ監督が交代しても、東京には相変わらず負けない、勝つのがレッズである。
しかし逆に東京は悲惨だな。アウェーでスーパー雷雨喰らって、予定より1時間も待たされた挙げ句に、監督が交代したばかりの突貫チームに負けるのだから。まさにアウェーの洗礼を喰らわしてやった形だわさ。ワッハッハッ。

あ、水曜は逆にレッズがそうならないように気を付けないといけないな。いよいよ本当に強いチームが待ち受けている訳だし。
仕事が超繁忙期で多分行けない自分の分まで、行ける方はサポートよろしくお願いしますね。

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J1リーグ第23節 浦和2-1F東京
得点/17分・興梠(浦)、22分・橋本(F東)、30分・興梠(浦)
主審=廣瀬 格
観衆:31,818人
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2017年 スルガ銀行チャンピオンシップ
浦和レッズ1-0シャペコエンセ
~埼玉スタジアム2002

今回大会開催に先立ち、昨年11月に発生した航空機墜落事故により亡くなられたシャペコエンセの選手、スタッフを始めとした犠牲者の方々に、改めて哀悼の意を表します。

17.8.15スルガ銀行チャンピオンシップさて、あの悲劇から約9ヶ月、あの時はまさかレッズが、事故の犠牲となってしまったシャペコエンセと対戦する事になろうとは、思っていなかった。それだけにレッズは、何か運命的な物を持っているクラブであると、改めて思うのである。
それと伴に、多数の選手やスタッフを事故で失いながら、ここに至るまでにチームを復活させたシャペコエンセの努力と、またそれに惜しみ無く協力したブラジルを始めとした世界のサッカー界に、改めて尊敬の念を表したいと思う。

と、固い話はここまでにして、ここからはあくまで真剣勝負である。
先ずキーパーは榎本を先発させたのが驚き。準タイトルとはいえタイトル戦に正キーパーではなくセカンドキーパーを起用した大胆さ。果たして西川に危機感を煽る為か、はたまたここからは榎本で行く事にしたのか。それは次の試合になってみなければわからないが、何れにしてもこういう部分でも監督交代の効果が表れた。その榎本は西川ばりの飛び出しやスーパーセーブ1発で、レッズ移籍後で自身では初の完封勝利だ。試合後は榎本コールも飛び出した。

堀はマウリシオもいきなり先発3バック真ん中で使って来た。これがミシャならば様子見で、先ずはベンチに置いてから、なんてなるのかもしれないが、堀はそういう事は考えない。
そのマウリシオ、かなり良いではないか。先ずひじょうに落ち着いている。トラップが上手くボール捌きも的確。しかもマイナスのボールは殆ど蹴らない。だから不用意なミスをしない。そんでもって確かにスピードがある。寄せが速い。但し単に速いだけではなく、しっかり先を読んでのディフェンス。これが幾度かのピンチを救った。
遠浅から枠内ミドルを放ち、相手の隙を瞬時に突いた前線への鋭いパスでカウンターのチャンスも作った。これは前線のラファエルシルバの使い方次第では、マウリシオから縦1本でカウンターチャンスが増えるかもしれない。
と、褒めてばかりだけど、まだ1試合だし、相手はJリーグとは性質が全く違うチームだから、これがJリーグだとどうなるかは、まだわからない。それと来日してまだ1ヶ月も経っていない訳で、連携はまだまだ。たまにパスが明後日の方向に飛んで行ってしまう。連携を作るには時間と場数が必要。これからこれから。でも1試合だけでこれだけ高評価で期待が高まる助っ人は本当に久々。さすがロビーが紹介してくれた選手である。いや~これからが楽しみ。

しかしシャペコエンセは高さとフィジカルがあるが、実際どういうサッカーをして来るのかは全くもってわからなかった訳なんだけど、蓋を開けてみたら・・・基本的にドン引きカウンターなチームだった。ブラジルのサッカーチームで守って来るチーム、初めて見たかも。
まあ事故前は、もしかしたらブラジルらしい攻撃優先のチームだったのが、事情が事情だけに今はこういう事になっているのかもしれないのか、そもそも我々が抱いているブラジルは個人技メインの攻撃サッカーのイメージだけど、実際は守備的なチームも結構あるのかもしれない。まあよくわからんけど。

だからレッズも点が取れないママ進行してしまった訳たが、後半ロスタイム突入寸前でPKを獲得してしまうという・・・ぶっちゃけ判定は微妙だったし、事情が事情だし時間帯を考えたら、空気としては本当にPKにしちゃって良いのか?と誰もが思ったが、当の韓国人主審は、そうは思わなかったらしい。この辺、韓国人主審なのに日本のチームに有利な判定は珍しいな。いや深く考えるとある意味で逆なパターンを狙ったとか?なんてそこまで穿ってしまうとキリがないからやめるけど、それにしても空気を読まない判定であった。そして主審に食って掛かるシャペコエンセの選手達。PK判定がロスタイム突入前なのに、シャペコエンセ選手陣と主審があーだこーだやってるもんだから、それだけで時間喰ってロスタイム6分とか(汗)。その間、ペナルティエリアの外で捲れた芝を修復していた阿部・・・。
実際、阿部も蹴りにくかっただろうなぁ。相手の髭ボーボーキーパーもなかなかゴールマウスに戻ろうとしなかったし。これ阿部もわざとPKを外すとかしたら伝説になったかもしれないのに。実際海外ではたまにそういうのあるし。

17.8.15スルガ銀行チャンピオンシップ2 試合終了後も審判に詰め寄りもめているシャペコエンセ。ここで某韓国チームみたいに、選手やスタッフがうちの選手に襲い掛かって来て鬼ごっこが始まったらどうしようと思ったが、そこはシャペコエンセ、どっかの某韓国チームとは違って、最後は冷静だった。
逆にゴール裏の緑化と横断幕に応えてこっちまで来てくれては、ユニフォームまで投げ入れてくれたのは嬉しかった。

17.8.15スルガ銀行チャンピオンシップ3さて、これでスルガ銀行杯初優勝だが、今回はそれよりも何よりも、シャペコエンセと対戦するという事に大きな意義があった訳で、勝利や優勝より大切なものが存在する試合が必ずあるという意味では、今回の試合がそうだったんじゃないのかな、と思った次第。
そして今回の対戦を機に、レッズとシャペコエンセに友好的なものが芽生えては交流的なものが出来上がれば良いと思っている。

そしてシャペコエンセよ、次は必ずクラブワールドカップで対戦しようじゃないか!

と、格好良い事を言っていながら、ここでハッと現実に引き戻される。
明日からまた仕事だ・・・。

17.8.15スルガ銀行チャンピオンシップ4 ------ 
スルガ銀行チャンピオンシップ 浦和1-0シャペコエンセ
得点/90+4分・阿部PK(浦)
主審=キム・ジョンヒョク
観衆:11,002人
2017年 J1リーグ第21節
ヴァンフォーレ甲府0-1浦和レッズ
~山梨中銀スタジアム

やっと勝ったなぁ。長いトンネルだった。柏木のビューティフルゴールの虎の子の1点を守る緊迫感。ドキドキヒヤヒヤの連続。こんな心臓に悪い試合も久々である。

本当に守備が蘇ったというか生まれ変わったというか、全員が高い守備意識を持ち、球際強く、そして辛抱強く球を跳ね返した。最後まで途切れなかった集中力。監督が変わると、ここまで変わるものなのか。
前回の記事で『今までが余りに酷過ぎだっただけで、この範疇の守備は何処のチームでもやっている、ミシャだけ全くやらなかったから、全く違う守備に見えただけ』と書いたが、勿論そこを訂正するつもりはないが、今回はそこに高い集中力と全員守備の意識の高まりを付け加えたい。

後半、セカンドボールは拾えず、殆ど甲府に攻められていたが、これも途中からは、明確に1点を守ろうとの意図が働いたからこそなのだから、やる事はハッキリしていた以上は、選手も割り切りが出来ていただろう。そう、虎の子の1点を守るという事は、先ずは思いきった割り切りが必要なのだ。
これがミシャサッカーだったら、追加点を無理に取りに行こうとして守備が疎かになり、逆に守備の固い甲府に跳ね返された挙げ句カウンターの餌食になり、自滅していたのは明らかだ。

まさか守備を放棄したかのようなサッカーを数ヵ月も続けていたチームが、守備を忘れていたチームが、監督交代から僅か2試合目で、なんとウノゼロ完封勝利を収めるなんて、ちょっと今でも信じられないのだが、それが現実に起きたのだから、ここは時間の無い中で早急に守備をテコ入れしてくれた堀に感謝したい。

ちなみに出場停止が明けた槙野だが、堀も槙野は外せなかったようで、いつもの3人による最終ラインにもどった。それとも前回大チョンボの宇賀神が懲罰で、スライドして槙野への免罪符みたいな形になったのか。なんて事は無いだろうけど、宇賀神は今回はベンチを暖めたママだったのは気になるところ。まあこれも含めて監督が交代すれば、選手の起用方も変わるのである。菊池がフルで使われたり、矢島が途中から投入されたように。それにミシャならば大抵はフルで使い続けた興梠を、2試合連続で後半途中に下げている。これも堀だからだろう。

ちなみにその槙野、やはり1人だけポジショニング位置が高い。槙野も途中々々で気付いて上がりを自粛してくれてはいたが、大宮戦の出場停止で堀サッカーの本番から遅れをとっただけに、次までに自身でもしっかり意識を修正してもらいたい。

で、ウノゼロ完封勝利は素晴らしいが、現実的な話として、レッズが失点しなかったのは、得点力が極度に低い甲府だったからというのは、絶対にある。紙一重でピンチを切り抜けた場面も数度あった訳だし。堀のテコ入れと突貫工事で本来の守備力は幾らか取り戻したが、これが下位ではなく中位以上と当たった時にどうなるかはまだまだ心配。だから変に勘違いはしないようにしたいと思う。
が、何はともあれ、第2次堀体制の初勝利おめでとう!

今回がレッズでのラストマッチになった関根に関しては、色々と言いたい事はあるが、レッズを出る以上は、もう別チームの選手である。だからこそ「いつかレッズに戻る」なんて甘ったれた事を言ってほしくなかった。ユースから手塩をかけて育てた選手が、こんなチームが大変な時に、そして堀からの慰留を断ってレッズを出て行く以上、今は後ろを振り向いてほしくない。レッズの事なんか忘れて、前だけ向いてドイツへ渡れ。だからこそ絶対にドイツで成功してほしい。そして次のワールドカップのピッチに関根が立っている事を、心から願っている。

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J1リーグ第21節 甲府0-1浦和
得点/19分・柏木(浦)
主審= 木村博之
観衆:14,489人

2017年 J1リーグ第20節
浦和レッズ2-2大宮アルディージャ
~埼玉スタジアム2002

キルケニーチーム状況を考えたら、本当はビールなんか飲んでいる場合じゃないんだけど、キルケニーだけは外せないので、1杯だけ・・・

17.8.5さいたまダービー さーて、ミシャ解任から6日、チームは何処まで変わっているかなと楽しみ半分、不安と心配も半分。

いきなり驚いたのは菊池のスタメン。ミシャのママだったら現状で先ずこのチョイスは無かっただろう事を考えると、いきなり監督交代の影響がスタメンで表れた。調子の良さそうな選手を使うと言った堀だけに、2日間の非公開練習に於いて、菊池は相当の好アピールを見せたのだろう。
フォーメーションは2011年の時は我流で4-1-4-1を採用した堀だが、今回はミシャレッズ時のフォーメーションを踏襲。当初は4バックも予想されただけに、ここはいきなり崩すのは危険と判断したか?

実際に試合が始まってみると、目に見えて守備に修正を加えた事がわかった。最終ラインを1歩下げて敵のカウンターを警戒し、常に遠藤を余らす形でスイーパー的にカバーさせていた。受け身になれば最終ラインは等間隔に横一線フラット。これでオフサイドを取れる回数が増えた。
また最終ラインやキーパーから執拗に繋いでいたミシャサッカーを止めて、遠藤がロングフィードを連発して前線の裏を狙った。ストッパーはガチガチの追越禁止ではないにしろ、深追いせず基本攻撃はウイングバックに任せていた。
キーパーに無駄にボールを戻す回数も減っていた。本当に手詰まりになった時だけ、仕方なくキーパーに戻していた感じ。そして西川も最終ラインに無理に繋がず、ロングキックにセーフティクリアが基本。

守備はここまで明確に変わった。僅か中5日でここまで変貌したのは驚き。
尤も、今までが余りに酷過ぎだっただけで、この範疇の守備は何処のチームでもやっているレベルではある。それをミシャだけ全くやらなかったから、全く違う守備に見えただけという面はあると思う。繰り返すが、だからこそこれまで、このチームは如何に守備を軽視、いや今季に至っては放棄していたかがわかる。
しかし、短期間で良くここまで修正した。多少突貫工事感は否めないが、少なかった日数を考慮すれば、そこは大きな評価点。

それだけに、それだけに1失点目のスーパー大チョンボが悔やまれる。宇賀神が態勢を整えていなかった遠藤を確認せずパスを出したのが悪いのか、それとも宇賀神がパスした時にポヤッとしていた遠藤が悪いのか。まあどっちもどっち、お互い様だろう。
そして2失点目は、いきなり鋭いクロスからヘッドを喰らったので、まさに「面喰らった」形だったが、あれ西川のポジショニングがもう少しだけ良かったら防げた感もあるけど、どうだったろう?
ただ振り替えると、ピンチらしいピンチって、この2失点の時くらいなんだよね。逆に言えば、その他は良く集中して組織的に守れていた訳で、本当にこの2つの場面だけ、魔が差したように失点してしまった。だからこそ本当に悔やまれるのである。もちろん大宮の精度が低いラストパスやシュートに助けられた面も大きいけれど。

守備に比重を置いた分、当然攻撃はやや淡白になる。基本は早く中に入れる事を心掛けていたように思う。これまでのチンタラパス回しは明確に減っていた。またタッチラインギリギリまでクロスを入れなかった以前より、やや余裕を持って早めにクロスを入れていた。これが結果的に菊池の素早いクロスからの得点に繋がった。
とにかくチャンスを逸しない事を心掛けていた感じ。これでシュート精度が良かったらゴールに繋がっていたと思わせる場面が多々。そこで枠を外しまくった武藤が残念だった。但しである、シュートに消極的だったミシャ体制から、今回シュートで終われる場面が明確に増えた事は良い事だ。
それと興梠のPKなんだけど、興梠が蹴る前に既に動いて倒れかけていた加藤よ・・・興梠も蹴り易かっただろう。蹴る前に左がポッカリ空くのだから。

内容的には、勝てた試合だったかもしれない。それだけに失点場面だけが悔やまれる。ただ、監督解任から僅か6日でそう上手く行く訳でもないのは理解しているから、とりあえず、これまで守れないし点も取れない状態から、要所では守れるようになって、点も取れたという試合だったから、そこは前向きに考えるかな。個人的には自分の予想を上回る修正度だった。もちろん相手が降格圏の大宮だったからという事実を加えて。

但し、あの宇賀神と遠藤の大チョンボがあったので、あれが無ければ75点だったけど、あれがあったから65点かな。まあ監督変わって初戦だしオマケ点含めてね。

ちなみに、ロスタイムに一度試合終了させて試合を再開させた糞審は、あれ、何やってんだ?どゆこと?遊んでんのか?あんなの許されるのか?前代未聞だ。研修行きだな。

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J1リーグ第20節 浦和2-2大宮
得点/26分・興梠PK(浦)、66分・マテウス(大)、69分・柏木(浦)、88分・瀬川(大)
主審=山本雄大
観衆:45,411人
マウリシオ アントニオ選手加入内定のお知らせ

キター!!

マウリシオ加入



  第一印象。髭を剃れ。



水面下で動いていたのかもしれないが、日本で話題になったのが昨日今日だから、それを考えると電撃的だ。ただ最初は鹿島がブエノを放出してマウリシオが加入するかもなんて噂もあり、その次にレッズの名前が出てきたから、果たして来るまでどちらに行くか来るか、半信半疑な面があった。

ここで名前が絡んでくるのがロビーで、そのロビーが、マウリシオの保有権を半分持つポルティモネンセのテクニカルディレクターだから、その縁である事はだけは間違いなさそう。
啓太の引退試合の時に、山道部長がロビーに相談したのかな?直接二人が会ったとすれば、間近ではそこしかないし。それとも前から狙っていた?

ただここで疑問なのは、先ずミシャなら獲らないであろう事を考えると、フロントの腹の中には、早くからミシャを解任する用意があったという事か。そしてその準備をしていたという事なのか。そうじゃなかったら、余りに話がスムーズ過ぎる。ミシャ解任の僅か2日後に新外国人加入なのだから。
それともミシャ時代から、このマウリシオを獲る予定だったのだろうか?そういえばセインズバリーの話もあったけど。
前者ならば辻褄が合うが、仮に後者だとしたら、またしても「ミシャサッカーに合う」選手として獲得した事になり、そのミシャが去ってサッカーが少し変わるのだから、少々獲得の狙い目がズレてしまう事になる。堀体制に必要なのは当然ミシャサッカーに合う選手ではなく、あくまで「しっかり守備が出来る」選手の筈なのだから。だから獲得の流れが前者である事を切に願う。

で、このマウリシオという選手がどういう選手なのか。全く知らないので何とも言えない訳だが。DFと一重に言っても、センターバック、ストッパー、スイーパー、リベロ、それこそサイドバックまでタイプは様々である。果たして適正なポジションは何処なのかが気になるところ。勿論ボロボロの守備の救世主になってほしいけど。

ただ期待できる部分として、25歳という脂の乗った年齢で選手のピークを迎えている筈という事と、何よりロビーが絡んでいるであろうという事だ。あのミスタープロフェッショナルでありレッズを愛してくれているロビーが、そのレッズにおかしな選手を寄越す筈はない。
そしてマウリシオも、ロビーの顔を潰さないよう、絶対に活躍してもらわなければ困る。そしてポジションは違えどロビーのような、全てのレッズサポーターから心から愛される存在になってほしい。期待している。そしてマウリシオ、ようこそ浦和へ。

さて、ミシャが去った途端、いきなり時計の針が動き出した。監督が交代するという事は、こういう事だ。この針を止めないよう、我々もしっかりサポートして行こう。
ミシャ契約解除正式発表。

オフィシャル発表はこちら

当然だし、寧ろ遅かった。
正式に解任が決まった以上、もうこの記事を持ってシーズン中にミシャに関してどうこう言うのはやめる。後は年度末の総括で語るのみ。我々はこれから新しい体制をしっかり見て行くのみ。

ただひとつ、淵田社長の「この5年半、歩んだ方向性は、決して間違っていない」は間違っている。間違っていなかったら、こんな事態には陥っていない。間違っていたから、こんな事態に陥っている。それだけは強く言いたい。

さて、また堀再登板である。
「火中の栗を拾う」という言葉があるが、ミシャが前年に残留争いをしていたボロボロのレッズを、誰も監督の引き受け手が無かったから美談のように「火中の栗を拾う」形でレッズの監督を引き受けたようになっているが、実情はあの時のミシャも広島からの契約を打ち切られて就活中であり、レッズは監督探しで困っていただけ。それぞれの思惑が一致しただけの事。

堀のような事を本当の意味でそう言うのである。堀からしたら「また俺?こんな時にだけ?」と思っているかもしれない。
だから本当に堀には申し訳ないと思う。こんな時だけ再び監督を押し付けてしまうのだから。だから本当の意味で感謝しなければならないのは、レッズを去るミシャにではない。本当に感謝しなければいけないのは、一度ならずも二度も「火中の栗を拾ってくれる」堀に対してなのである。

さてここでひとつ。
チーム状態が悪くなってシーズン途中で監督が交代した場合、そこから成績的に良くなる確率と悪くなる確率、果たして統計的にどちらが多いか、それは悪くなる確率の方が高いというのが事実である。

こう書くと、じゃあ監督は代えるべきではないと思われるけど、そこで考えてほしい。
シーズン途中で監督を代える時点でチームはどうなっているか?そう、大抵は凄く悪くなっているのである。つまり新監督はマイナスな状態からチームを作り直すのである。こんな大変な仕事は、なかなかない。マイナスからスタートしているのだから、監督を代えても悪くなる確率の方が高いのは、至極当然なのだ。
それでも、代えなければ駄目だとわかっているから代えるのである。

どうぞ、以後はそこを踏まえてサポートしてほしいと切に思う。

それとミシャを呼んだ責任者が居るでしょ?ここまでミシャを引っ張った責任者が居るでしょ?
山道部長、蜥蜴の尻尾切りで終わりじゃないですよね?
当然、責任をとってくれるのでしょうね?
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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うえ
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自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
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