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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2016年 J1リーグ 2ndステージ 第4節
浦和レッズ2-2大宮アルディージャ
~埼玉スタジアム2002

埼スタ着いてビール飲み始めた途端にデカイ地震が来た。一瞬フラフラ来たから、まさかビール数口でもう酔っ払ったのか?俺も酒が弱くなったなぁと思うか思わないかの内に地鳴りと共にスタジアムからガシャンガシャン凄い音がしてビックラこいた。
真夏のカップヌードル
しかも()さっき昼飯喰ったのに、スタジアム入ったら何故か腹が減ったため、熱中症対策だ!と汁で塩分補給目的にカップヌードルを喰ったら、熱くて暑くて汗がダラダラ出てきて、逆にこれで熱中症になるんじゃないか?というアホな本末転倒大会をやってしまう。





という実にどうでも良い話は放っておいてだな、さいたまダービーなのだ。で、せっかく5万人超えしたのに、結果はまたこれかい・・・。
何か変なジンクスなのか、大観衆だと勝てないレッズは、ダービーでも勝てなかったというのは偶然なのか。大観衆が味方へはプレッシャーへ、敵へは発奮材料になってしまっているとか?うーん、どうなんだろう。

さて、実に二面性がある内容であった。
攻撃面は見応えがあった。ロングボールも交えた緩急付けたパス回しから縦に速い攻撃が見られたし、柏木の完璧な直接フリーキックが炸裂した。流れの中で決まらない時に飛び道具でゴールを稼げると本当に助かるのだ。
もちろん流れの中でゴールも奪えた。ミシャに「勝負しろ」と発破をかけられた関根がガンガン斬り込む。幾度もフリーでボールを受けられたポジショニングも良かった。2人抜きも披露した。そして鋭いクロスから武藤が完璧に合わせた。目の覚めるような素晴らしいゴールが生まれた。武藤にとっては久々のゴールだから二重に価値のあるゴールだった。
このように、攻撃の方は大変良かったのだが・・・。

対して、守備は悲しい程に糞レベル。
槙野はペチュニクにあっさり交わされ、森脇は中途半端なクリアミスでコーナーを与え、エリア内では何故かニアをドフリーにして、当然のように決められてしまう。森脇は不用意にコーナーを与えるといつも失点に繋がるジンクスをいい加減にどうにかしろ。しかもロスタイムは3分のはずが、それを4分に喰らっているのもふざけた話だし。
2失点目にしても宇賀神が痛んでいた隙を突かれたとはいえ、前の敵ばかりに気が行ってしまい、後ろに居たマテウスがドフリー。当然のようにマテウスにボールが渡りドフリーで持ち込まれ、こっちの寄せも甘いというか追い付かないものだから、ドフリーで完璧に狙い済ましたシュートを綺麗に叩き込まれる。
どうしてこう守備が軽いのか。まあどうしてと言っても、守備戦術が無い大ザルなチームだからだけど。キチンと守備構築しているチームならば、2失点の内どちらかでも防げたレベルだったと思う。守備構築を疎かにしていると、こういう時にボロが出るのさ。

ひとつ苦言。必殺の2枚替えでズラタンと青木を同時投入した訳だけど、これ2人が元大宮だからという理由が見え見えなのね。戦略的な交代策というより、感情的な交代策って、個人的には好かない。だいいち夏場で選手のスタミナ面を一番考慮しなければいけない時に、乱暴な2枚替えは下手したら自滅コースになってしまう。まあミシャだから仕方がないとか、3枚替えじゃなくて良かったとか、・・・なんて冗談を言っている場合ではないぞ。
それから怪我から復帰した駒井が途中投入されたが、足元でドリブル勝負一辺倒では脳が無いぞ。そもそも駒井は見ていると直線的に速く抜き去るタイプであり、関根のような技術的なドリブル突破タイプとはちょっと違う感じ。それを無理矢理ドリブルで抜こうとして必ず引っ掛かるいるプレーが目立つ。もう少し自分のストロングポイントとウィークポイントを見つめ直した方か良いのでは・・・。

さてさて今回、大宮は決して弱いチームではなかった。順位を鑑みれば今の状態は好調レベルであり、主力を何人も欠いて前節ガンバに引き分けたチーム。今回だって攻撃の要である家長が居ないのに、堂々とレッズと渡り合っていた。
ある意味でダービーらしい内容だったと思う。レッズも大宮も、チャンスもピンチも同等レベルにあった。どっちが勝ってもおかしくない内容だったし、だからこそドローだったのかなと思わせる内容。エンタメ性を考えたら、理想的な内容と結果になったのかもしれない。

16.7.17さいたまダービーでも、少なくとも多くのレッズサポーターにとっては、理想的な内容と結果ではなかったはず。先制したのにしょぼい守備が原因で前半終了間際に追い付かれ、後半理想的な形から勝ち越したのに、またもしょぼい守備から同点に追い付かれた。しかも5万人以上も入ったのに、これである。
仮にゴールの順番が逆だったら気持ちは変わっていたのかもしれないが、ダービーで2度も大宮に追い付かれる内容とドローという結果では、試合後にブーイングでも仕方がないと思った。怒号も彼方此方から跳びまくっていた。ただ大ブーイングというよりは、拍手をしているサポーターも少なくなかったから、ここはサポーターの気持ちも人によってわかれていたのだろう。自分はブーイングはしなかったが、”ブーイングでも仕方がない”と書いている通りに、気持ちは前者に近かったけれど。

ただ今回の試合前の雰囲気は、ダービーらしい感じがして良かったと思う。行き過ぎない煽りも必要だし、またそれもダービーに華を添えるものなのだから。まだ歴史を大きく積み重ねていないさいたまダービーも、最近になってようやくダービーっぽい雰囲気になってきたと思う。そういう意味では今回は有意義な試合だったと思う。

悔やまれるのは、勝って興梠と遠藤をオリンピックに送り出したかったが、それが叶わなかった事だな。とはいえ2人はこれで暫くチームを離れる。2人には頑張ってもらいたい。そして興梠と遠藤の穴を埋めるべき選手よ、次節かせ本当に奮起してほしい。
と選手に奮起しろという割に、自分は仕事で鹿島国には行けないというのが・・・うーん、どうもここ最近は毎年鹿島国と仕事との兼ね合いが悪いのは何故だろう・・・。

おまけ
日本一焼鳥弁当しお
実は最近、日本一の焼鳥弁当しお味にハマっているのであった。

何故か、こればっかり買ってしまう・・・。








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J1リーグ2ndステージ第4節 浦和2-2大宮
得点/34分・柏木(浦)、 90+4分・江坂(大)、59分・武藤(浦)、68分・マテウス(大)
主審=家本政明
観衆:53,951人


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2016年 J1リーグ 2ndステージ 第3節
ベガルタ仙台0-1浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台

・・・おかしいな、いつも土曜や休日に試合するから勝てないのだと、しかも自分が行くから勝てないんだと、そう無理にでも言い訳気味に思っていたはずが、それが水曜でも、自分が行かなくても・・・だいたい仙台のチーム状態と順位を考えたら・・・それなのに、どうなっとるんじゃ仙台という地は!?そこまでして意地でもサッカーの神様はレッズを仙台で勝たせたくないのか???とイライラしていたら、なんとロスタイムにエースが決めてくれたじゃないか!土壇場!!さすがエース!!!柏木も含めて良くやった!!!!偉い!!!!!天晴れ!!!!!!大統領!!!!!!!あと、えっと(もうこの辺で良いか)
あーそうか、やっぱレッズが仙台で試合をする時は、平日水曜開催で自分が行かない方が良いって事だな。・・・なんじゃそりゃ。

2016年のM野H郎
M野H郎 「いや~、ロスタイム決勝ゴールって、本当に良いものですね」







何時以来の登場かと思われるM野H郎を、画像フォルダから探し出すのに四苦八苦したぞ。

まあそれは良いとして、ただ冷静に考えると・・・現実に戻るとだな、これ結果的に勝ったから良かったしロスタイム決勝ゴールだから大歓喜大爆発しているけど、仮に0-0のまま終わっていたら、評価は大荒れになっていたのは間違いないよな。そうでなくても試合内容そのものは叩かれても仕方がないレベルだったのだから。つまり今回は前半から”ミシャサッカー”だけやっていて、パス回しだけで全くゴールの匂いがしなかったのは否めない事実だ。
これ単に選手が慎重に入り過ぎたって事ならば仕方がない面があるんだけど、ところがところが、前節で選手がミシャサッカーやらずに、それでミシャが機嫌を損ねて試合後の監督コメントで(勝ったにもかかわらず)ブータレていた事に関係するのか?それで選手も今回は下手な事を出来ないから、仕方なく”ふて腐れ監督”の指示通り再びミシャサッカーに戻したら・・・って事だと、何か本末転倒というか滑稽というか、もうミシャサッカーは通用しないのをわかったからこそ、選手は独自性を持ったサッカーで柏戦の勝利をもぎ取ったのに、それを再び監督がミシャサッカーで押さえ付けてしまったら、そりゃあ前半のような事になるのは必然だ。そこは選手もサポーターも良くわかっていても、肝心の監督がそれをわかっていない、わかってくれない、わかろうとも思わない・・・。

実際どうなんだろう。そもそもレッズ監督就任当初からしばらくのミシャは、しつこいほど選手に「インテリジェンスを求める」なんて言っていた。でも選手にインテリジェンスを求めるという事は、ある程度は独自性を持ったプレーを許すって事でもあるはず。ところが最近のミシャは”インテリジェンス”という言葉をサッパリ使わなくなった。つまり選手を執拗に戦術に縛っておきながら、一方で独自性を求めるという大きな矛盾点を、ミシャがようやく気付いたのだろうか。

ただ戦術ありきのサッカーで戦術通りにプレーせずに勝利した事は、野球で言えば”サイン無視”に当たる重大な命令違反なのかもしれない。かつて巨人で某選手がサインを見逃したか無視したかしてフルスイングして決勝ホームラン!ところがその選手は翌日の試合からサイン無視が原因らしくスタメンを外されて一大議論になった例があった。
その点で言えばミシャのブータレる気持ちは監督としてわからないでもないが・・・でも実際監督の指向するサッカーで勝ないで、選手が独自に動いて勝てたとなると、世間的にはブータレている方がアホに見えるってのも事実は事実だし。

それはそうと、今回は武藤には古巣相手に期待していたんだけど、でも今回もノーゴールか。しかも72分に下げられてしまったし。9番を付けて毎試合スタメンでありながら、さすがにこれだけゴールから遠ざかっていると不味いのでは?
それに最近ベンチには入れてもらえるようになったけど、それでも使われない高木とか・・・その割にレギュラーで使われ続ける宇賀神はボロクソ状態だし・・・

ありゃあ・・・勝ったのに、何か暗い記事だな。繰り返すけど、勝ったのに。まあそれだけ、内容は散々だったという事だ。それをロスタイムに神が舞い降りてくれたのだ。
で、内容より結果。結果オーライとすれば問題は無いんだけどね(いや問題はあるけど)。

さあ日曜のダービーは、問題無く勝ってくれよ!

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J1リーグ2ndステージ第3節 仙台0-1浦和
得点/90+2分・興梠(浦)
主審=山本雄大
観衆:14,056人

2016年 J1リーグ 2ndステージ 第2節
浦和レッズ2-0柏レイソル
~埼玉スタジアム2002

阿部ヒーローインタビューあんなスマートなフリーキックは、久しぶりであった。それを決めた選手も久しぶりであった。その阿部の右足は衰えていなかった。いや、そんな事を言っては失礼か。それに先立って、阿部は豪快かつ正確なミドルシュートを放っていたし、これは敵キーパーの好セーブに阻まれたが、考えたらこのミドルシュートこそ、後に続く直接フリーキック炸裂の序曲だったのかもしれない。

阿部が直接フリーキックを決めたのって、果たして何時以来になるのだろう?千葉時代からアベッカムと呼ばれて、その右足で幾度ものフリーキックを決めていたし、もちろんレッズに移籍後だって決めている。右足でのフリーキックは現ガンバの遠藤が注目されがちだけど、遠藤の前は阿部の右足こそが注目されていた時代があった。その阿部はここ数年、明らかに”劣化”したとも言われていた。確かにそれは否定できない。ピークを大幅に過ぎて、もはや大ベテラン中の大ベテラン。それは仕方がない事なのだ。・・・でも、素晴らしい直接フリーキックを決める力は、未だ衰えていなかったのだ。普段の右は基本的に槙野が蹴っていたから、それに遠慮していただけ。そう、阿部は爪を隠していただけだったという事だろう。
そういえば何時の試合だったかは忘れたが、去年の試合だったかな、阿部が直接フリーキックを蹴って、惜しくも敵キーパーの好セーブに阻まれた試合もあったね。うん、やっぱの右は阿部が蹴るべきなのだろうさ。槙野には長距離砲的な場合のみ蹴らせて、中距離のフリーキックは、やはり名手と呼ばれた、いや呼ばれる選手が蹴った方が良いよ。

それにしても、チャンスは多かったけど、やたら決定的チャンスを外しまくっていた試合だった。興梠もそうだし、武藤も、関根も、そして一番凄い外し方は、何と言っても李である。カウンターから素早く繋いで興梠からドフリー目の前のゴールマウスに蹴り込むだけのボールを・・・まあ敵キーパーの”被せ”が素早かったってのもあったんだろうけど、でもあれはFWであり元日本代表ならば決めてほしいレベルだった。
ところがこれも、後半の追加点に続く序曲だったというのか。決定的なシュートを外した選手は、後に名誉挽回とばかりにゴールを陥れる。その李は、決めた太股ボレーループの方が、前半の大外しシュートより遙かに難しいじゃないか。まあ何か”まぐれ”っぽい気もするけど(笑)

16.7.9文化シヤッター降臨レッズの方がゴールだけは一方的だったけど、試合全体を通すとレッズと柏は互角だったようにも感じた内容。自分達の時間帯は同じくらいに作っていたし、それに比例してチャンスもお互いに同じくらい作っていた。
ただ柏のシュートはバーやポストを弾いたものが多く、レッズはオフサイドに助けられたノーゴール判定もあった。もちろんレッズも興梠の幻のオフサイドゴールもあったし(あれ本当にオフサイド?)。こういうのを観ても、今回の内容は、ゴール以外はほぼ互角の戦いを演じていたと思う。それも高いレベルで。
後はキーパーの差があったのも事実で、やはり西川のスーパーセーブはレベルが違った。だからこその久々の文化シヤッター降臨であった。これも本当に久しぶりだ・・・。

16.7.9ホーム柏戦・勝利このように今回見所が沢山あって、ひじょうに楽しめる試合内容であった訳だが、惜しかったのは興梠の5シーズン連続二桁得点記録達成が次節以降に持ち越しというところか。いやでも今回それを達成してしまったら、阿部のフリーキック炸裂の注目度が半減してしまったかもしれないから、それを考えると持ち越しもOKだった?でもホームで達成してほしい面を考えると・・・次節はアウェーなんだよね。まあこれは贅沢な悩みか。

それなのに、これで良いのか?観客数は。今回も柏サポが大量に来てくれなかったら、もっと酷い数に落ち着いていただろうし、天候がどうこう言う割にはキックオフ2時間前から雨はほとんど止んでいたし。この辺はどうにかしないとイカンぜよ。

最後に。数日前に橋本の神戸へのレンタル移籍が発表されてしまったけれど、これも古巣との対戦の直前に発表というのは偶然なのか運命なのか、はたまたクラブの配慮だったのか(何の配慮?)。何れにしても橋本は、柏の黄金期を支えた選手でありながらレッズが引き抜き、ところがいざ獲得したら、それに見合う使い方をしなかった(あえて”しなかった”と表現させてもらう)。余りに粗末で失礼な扱い方があったと個人的には思う。言葉は悪いが、飼い殺しだった。
プロだからそんな言い方はおかしいと思う人も居るのは承知しているが、それでもあえて言わせてもらった。だって、それだけの実力と経験がある選手だったのだから。だから橋本よ、移籍先で大活躍をして、1年半変なサッカーで振り回したミシャを見返してやれ!

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J1リーグ2ndステージ第2節 浦和2-0柏
得点/32分・阿部(浦)、50分・李(浦)
主審=村上伸次
観衆:27,875人


2016年 J1リーグ 2ndステージ 第1節
アビスパ福岡1-2浦和レッズ
~レベルファイブスタジアム

16.7.2アウェー福岡戦勝利 試合後のレベスタ
後半ロスタイム4分の敵のコーナーキック時に、未だかつて何が起こったのかを把握していないんだけど・・・。
こっちのゴール裏からだと真反対側だし、爆心地の真後ろだったから大量のクネクネ旗+ゲバラ大旗ブンブン状態で視界を遮られていたし、つまり敵がコーナーを蹴った直後にクネクネ旗が視界を遮る。瞬間福岡サポから一瞬だけ歓声が上がる。ゴール前で敵味方両選手が固まっている。「ゲッ、やられた!?」いや、それにしては福岡サポも妙な静けさだし、だいいち福岡の選手は誰も喜んでいない。それどころか、何故か福岡側にレッドカードが提示された。しかもレッドを喰らった福岡の選手は、なんと水輝。
・・・一体全体、何が起きたんだ?訳わからん。

だいたい本来ならば敵のコーナーキックを跳ね返した瞬間に試合終了の笛で大歓喜!の予定が、訳がわからん事になっている間に、何時の間にか試合が終了していて、ロクな歓声すら上がらなかったという・・・。

それはそれとして、セカンドステージ開幕戦から、何ともかんとも凄い試合をやってくれたものだ。それを時系列順に追って行く。

先ず槙野の一発レッドなんだけど、あれを贔屓目に見てしまうと、前半20分から選手を退場させるのもどうかという問題になる。しかし明らかな得点気機会阻止と判断されてしまうと、こちらとしては何も言えなくなってしまう。でもそれが身体を当てて倒したからレッドで、足で倒したならばイエローだったとかいう話も出ているが、倒した事に変わりがないのだから、身体か足かを分別する必要はあるのだろうか?だいたいそれ以前に、ボールが変な形で福岡側に渡ってしまった事が不運だったとも言えるけどさ。
まあそれはそれとして、今回の池なんちゃらとかいう名前を良く聞かない主審、まだJ1慣れしていないのかどうかという話にもなってしまうのだが、その後にも度々発生した変テコ糞ジャッジを考えると、このレッドが正しかったかどうかの判断も自ずと・・・。

ところが、これで闘志に火が点いたのはレッズの方で、数的不利をお構い無しにアホみたいに攻める攻める。尤も個人的に「どうせ早い時間帯に1人少なくなっちまったんだから、もう好きにやれ」だったから、そこは許される範疇だったんだけれど、それにしても前半終わってのボールポゼッション率は福岡29%に対して、レッズは何と71%。これは前半20分に1人退場しているチームの数値ではない。どんなサッカーやってんだよ。

しかし、過去あれだけやって入らなかったセットプレーが、皮肉にも数的不利な状態で成功してしまうというのもどうなんだろう。
その原因は、やはりヘッドが効く那須大明神なのだが、柏木のキックの癖を見極めた上での受けというから、やはりセットプレーって、キッカーと受け手がマッチしないと成功しないものなのだろう。

そして前半で追い付いた事で、精神的に「後半も行ける」という気持ちが産まれた。実際に前半の勢いそのままアホみたいに攻め続けた上でのエース興梠の逆転弾だった。
ちなみに後半キックオフに合わせて『♪歌え浦和の男なら』をやったが、実際あれやった試合って勝率が悪かったんだけど、今回は大成功という事で、良かった良かった。

逆転した時点で、引き続きアホみたいに攻め続けたらどうしようと心配したが、幸い(?)そこから大攻勢に出て来た福岡に押し込まれまくったせいで、レッズは自然にカウンター狙いな形になった。これでレッズが望まなくても、守るならば守るという守備の鉄則な形になり、守りの意識が芽生えて敵のゴールを許さなかったという訳だ。青木と橋本を投入したのも、ミシャにシンプルな守備固め意識が芽生えた証拠だ。ただまあ個人的に、猛攻喰らってる時点で、縦に速い高木を入れてみるのも面白かったけど。あ、これは冗談ね。
ちなみにロスタイムに入って最後の最後で敵にコーナーキックを与えてしまった時、サッカーの神様に「これを凌いでレッズを勝たしてくれたら、今夜飲む美酒を10杯から9杯に我慢するから・・・!」と何とか祈っていたが、1杯くらいでは意味が無かったな。

そんでもって、話はこの記事の冒頭に繋がるのであったとさ。めでたしめでたし。
数的不利で逆転した事が奇跡なのだから、もう他にケチ付ける部分は無し。結果オーライ。

天神屋台でザ・美酒キター。
天神屋台1軒目 天神屋台2軒目  
この糞暑い中で冷房が無い屋台もどうかと思うが、団扇片手に他の客とも話が盛り上がり、焼酎をガブガブ煽りつつ喰いまくりの屋台ハシゴで、最後の締めのラーメンで、お腹がパンパンになった挙げ句、そのままカラオケ行って夜を明かし、始発の贅沢新幹線で帰って来たのであった。果たして来年は福岡へ行けるのだろうか・・・。
博多ラーメン
ちなみに行きは、今回は仕事の関係上、高速バスオンリーは無理だった為、大阪まで高速バスで、そこから贅沢新幹線という実に面倒臭いプランであった。
何故にこんなややこしいプランかというと、これで時間にして3時間以上短縮できるのと、1,300円が浮くのであった。金の方は、実にみみっちい話だが・・・。
おかげで高速バスの中でも、そして昨夜もたいして睡眠とっていないものだから疲労が・・・とりあえず、このブログ書いたら、夕方まで寝よう。

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J1リーグ2ndステージ第1節 福岡1-2浦和
得点/23分・ウェリントンPK(福)、43分・那須(浦)、64分・興梠(浦)
主審=池内明彦
観衆:18,509人


2016年 J1リーグ 1stステージ 第17節
浦和レッズ3-1ヴィッセル神戸
~埼玉スタジアム2002

16.6.25ホーム神戸戦勝利これでまたおかしな試合でもしたらどうしようかと心配は心配だったんだけど、ぶっちゃけ神戸の覇気の無さと軽い守備にも助けられて、ホームに帰って来て僅か4日間で勝ち点6を積み上げる事が出来た。つまり連勝でファーストステージを締め括る事が出来た。本当に本当に良かった良かった。

そうだよ、しっかり勝てば文句は言わないのさ。あ、いやちょっと文句を言わせてもらうと、神戸の守備を軽いとか相手のチームをどうこう言っている前に、レッズも立ち上がりの守備が最悪で、あわや渡邉千真に開始早々の失点を喰らうところだった。西川のスーパーセーブで何とか防いだものの、仮にあれを決められていたら、もしかしたら、その後の展開は違っていたものになっていたかもしれない。それだけ今のレッズは、失点時間や展開によって、選手も、そして監督のメンタルが大きく乱れるチームであるから。
だいたい、どうしてああいう形に持ち込まれてしまうのか。DFラインは槙野の出場停止で左ストッパーは橋本と予想されていたが、ところがそこに(個人的には絶対にやってほしくない)禁断の森脇。真ん中に久々の那須大明神。右ストッパーに(個人的にはあんまりやってほしくない)遠藤であった。森脇の左は、以前のボロクソ状態から比べたら、場数を踏んだおかげか今回は滅茶苦茶悪い訳ではなかったにしろ、やはり動きも連携もチグハグさは否めなかった。それがさっそく立ち上がりのあわや失点シーンを招いたのかどうかはわからないが、遠藤も本当に渡邉千真に倒されていたのか、何れにしても恐ろしいシーンであった。いやこの場面だけではなく、レアンドロに決められたシーンも、実にエリア内で守備がバタついていた訳で、とにかく深い位置までボールを回されると、いつもに輪を掛けて落ち着きが無くなってしまう。ここもミシャレッズでは一生治らない部分だから諦めてはいるけれど・・・。

それを除けば後はOK、という訳ではなかったにしろ、3連敗の後での奇跡的大逆転劇を経て、今回はそれらの試合に比べたら、ようやく落ち着いた試合内容だったのではなかろうか。もちろん繰り返すが、神戸の覇気の無さと軽い守備にも助けられてというのが前提であるけれど。
セットプレーも遠藤の惜しいヘッドがあったし、やはりセットプレーで那須大明神が居ると、それだけで大きな期待をしてしまう。後は柏木のキックの微調整か、はたまたエリア内の選手の微調整か・・・。

興梠ヒーローインタビューついに五輪のオーバーエージ行きが内定してしまった人・・・ゴールの形は2得点ともドフリー押し込みだったものの、やはりエースは、ある意味でフィニッシャー的なゴールパターンが良く似合うのだ。それ以外の決定的なシーンでも外す外すで、でもそこでシュートに持ち込めるのがエースの証。それだけにハットトリックならずで惜しかったな。
それに本来フィニッシャータイプの李が2アシストという、本来あべこべの形だったのが面白かった。李は調子が上がって来ると、こういった目の覚めた活躍をしてくれるのだが、これがどれだけ続いてくれるかなんだよな。というか、それなのにどうしてハーフタイムでズラタンと交代になってしまったのか?・・・怪我???

梅崎ヒーローインタビュー子供が産まれて今季初ゴールの人・・・昨シーズンキャリアハイのゴール数をマークしたのに、今季は一転してノーゴールだった梅崎は、PKとはいえ今季ようやく初ゴール。これで何かホッとした。
ただPKキッカーは赤ん坊が産まれた事による、チームメイトからのご祝儀の意味もあったのかな。まあ温情PKは大反対派の自分だから、こういうところで野暮な事を考えてしまうのだが、んー、まあ素直にPK成功を喜べよ自分、と言い聞かせる事にする。

それにしても土曜のナイトゲームで3万人に届かないとは、やはりファーストステージ優勝消滅後の影響は大きかった。それにもう少し神戸サポが来てくれていたら(何故か相手チーム頼み)。
あ、ファーストステージといえば、川崎は結局ステージ優勝も逃したか。いやミシャレッズも”ここ一番の試合に弱い”とか”シルバーコレクター”とか散々言われているけれど、川崎も本当に優勝に後一歩届かないチームなんだよな。運にもツキにも見放されている。そうさ他人事とは思えない。本当に親近感を覚えるチームは、今のレッズにとっては川崎であろうよ。まあ川崎ドンマイ(まあ3位が2位チームを励ますのもどうかとは思うが)。

さてファーストステージが終了したので、来週はセカンドステージ心機一転モードと行こうじゃないか。セカンドステージ初っ端から遠距離アウェーの福岡というのも何だけど、個人的に今年は鳥栖にも大阪にも広島にも行けなかった分、福岡は行けるから、思う存分長距離アウェーを満喫して来ようと思う。

勝ってからカツ丼再びおまけ
今宵、勝ってからカツ丼が再び・・・胃腸は懲りていなかった。この部分だけ見られたら、前回の記事と間違えられそうだな。

どうしても東川口西友のタイムセールにドンピシャしてしまうのさ。しかもカツ丼は残り1個。残り物には福があるから、買ってあげなくては損であるよ。

ってか今夜も半額なのに寿司パックが大量に余っていたな。武藤よ、スーパーの寿司担当が売上減で泣いているぞ。そろそろゴールを決めてあげないとな。

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J1リーグ1stステージ第17節 浦和3-1神戸
得点/34分・興梠(浦)、45+1分・興梠(浦)、48分・レアンドロ(神)、85分・梅崎PK(浦)
主審=西村雄一
観衆:29,462人


2016年 J1リーグ 1stステージ 第13節
浦和レッズ3-2FC東京
~埼玉スタジアム2002

16.6.22ホームF東京戦勝利世間的には、負けた方の監督がサヨナラになるかもしれないと噂された懐妊、もとい解任ダービー。世間が一番喜んで注目する類のエンタメ性タップリの試合だ。その解任タービーの期待を裏切らない時系列の内容と結果が待っていたのであった。

さて前半も早い内から、もはやわざとギャグでやっているのかとも受け取れるお得意のパスミスプレゼントボールで先制を許し、続いてゴール前でしっかり守る気あるのかさえ疑わしい糞守備で追加点を許すという、これは解任ダービーに相応しい悲壮的な内容である。
ところが後半、前半の内に2点もリードして守りに入っているのに、その2点差を僅か12分でひっくり返されるという、もう惨劇極まりない守備の大崩壊が発生という悪夢の内容になったチームもあった。この見事な崩壊っぷりもまた解任ダービーに相応しいズッコケ内容である。
以上が前半と後半それぞれ、互いのチームが実に解任ダービーに相応しい、本当にエンタメ性タップリの試合を展開してくれた内容である。
但しこの試合を客観的に見ていた人は、後半に大逆転された方のチームの監督は、願わくば2-2のママ、お互いに傷を舐め合って終わるような試合にしたかったに違いない。だってその方が両方の監督が・・・自粛。

16.6.22ホームF東京戦勝利2さてレッズは大逆転で勝利した。今回は勝った。奇跡的にも。これはこれで大変嬉しいのだが、現実的には単にミシャの首の皮が1枚だけ繋がったに過ぎない。それだけ過去の試合の低評価と厳しい世論から信用と信頼を取り戻すには、今回だけの勝利では程遠いのは明かだろう。
リーグ戦6試合勝てていなかった訳だし、特に間近の3試合で3連敗だった訳だから、この試合に勝ったからと言って、やっぱりこのサッカーとこの監督が良いなんて掌を返しているようではお笑いなのである。ミシャに対しては引き続き厳しい眼で見続けようと自分は思っている。

ちなみに今回の同点や逆転に繋がる内容は「滅茶苦茶」であった。選手のポジションも何もあったものではなく、とにかく1点でも多く返そうと死に物狂いで前へ中への繰り返し。ミシャサッカーで年中見られる”諸刃の剣”のサッカーである。でもロングボールもバンバン上げていたしパワープレー的な部分もありで、これは一見すれば少しミシャも少し変わったかな?と思わせる内容であったが、それはそれは大きな勘違いで、このサッカー内容は過去を振り返ると、リードされた展開ではミシャサッカーでは決して珍しくない、後ろを気にしないで前へ中へのサッカーに他ならなかったのだ。
これで”運が悪い”と敵のカウンターの餌食になって失点する。今回後半死に物狂いに前掛かりになって攻めている時に失点しなかったのは、ハッキリ言って”運が良かった”だけに他ならない。
・・・と厳しく評価しておかないと、また調子に乗りだしてしまうだろうから、あえて厳しい事を書いておく。それに勝った時は「勝利に相応しい内容」とか言って、負けた時は敵のサッカーをボロクソ叩いたり「運が無かった」で片付ける某人である。それでは余りにズルイ。”運が無かった”の対義語は”運が良かった”である。だから平等かつ公平に、今回は「運良く勝った」という事にしておくべきである。

遠藤のミスについて書きたい。このブログで何度も指摘していた遠藤のミスが、試合を増す事に致命的になって行くのが残念でたまらない。やはりミシャは選手のミスを咎めないからだろうか、それとも意外と遠藤はミシャサッカーに合っていない故の戸惑いのミス増加という事も考えられる。合っていないとなると完全にアウトなので、これが”慣れていない”レベルに留まってくれる事を願うばかりである。だいいちミシャサッカーに合っていないのであれば、その理由で全く使われないイリッチや橋本など、それに該当する選手は、ならばどうして”合っていない”のに遠藤だけ優遇されるのだ?と不満を積もらせるだろう。そうならない為に、遠藤は本当に今のミス連発をゼロレベルに無くさないと不味いと思う。尤もミシャサッカーが続く場合は、遠藤に限らず全ての選手のミスは絶対に減らないのではあるが・・・。

さあ今回は勝利に浮かれてはいけない。余韻は楽しむがそれも金曜日まで。大事なのは、当然これからの試合の勝利の積み重ねである。先ずは神戸戦、なあ、ミシャよ。

西友のロースカツ重・半額おまけ

試合前に買って喰うべきは「カツ丼」。それを試合後の西友のタイムセールで買うという、いくら半額とはいえ、明らかにサポーターとして買い方がおかしい・・・。

フッ、これを肴に、これからザ・美酒なのさ。勝った後にカツ丼イエーイ。・・・こんな夜中に、胃がもたれそう。




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J1リーグ1stステージ第13節 浦和3-2F東京
得点/13分・ムリキ(F東)、31分・橋本(F東)、66分・槙野(浦)、72分・槙野(浦)、78分・李(浦)
主審=飯田淳平
観衆:24,369人



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ようこそ!!
試合終了/クラブワールドカップ・グループステージ第1戦 リーベル3-1浦和 得点/12分・コリディオ(リ)、48分・ドリウッシ(リ)、58分・松尾PK(浦)、73分・メサ(リ) ・・・次の試合/クラブワールドカップ・グループステージ第2戦 インテル-浦和(ルーメン・フィールド=日本時間6月22日4:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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