浦和レッズ3-1サンフレッチェ広島
~埼玉スタジアム2002
ハーフタイムに北ゴール裏のサポ全員がピッチに背を向ける異常な光景・・・まあ、花火なんだが(撮影に失敗して、花火に見えない(泣))・・・散発的にパンパンと打ち上がるのが、何となくレッズの攻撃パターンを象徴しているようで・・・あ、いや、それ以上は・・・皆まで言うまい(笑)
それより、モブキャストのスタッツは、何時まで経ったてもシュート数と枠内シュート数が「0」だし(じゃあどうやってゴールしたんだよ)、加えて残り10分でオーロラビジョンがぶっ壊れて、画面がプッツリ消えるのは勘弁してくれ。今季から画面が大きくなったのに、もうぶっ壊れるとは。試合中に何とか直そうとしていたらしいが、結局は復旧せず。
残り時間がわからないのは、何となく心臓に悪いのであった。ロスタイム突入直前でようやく北側のオーロラビジョンの時計表示だけ復旧したものの、時既に遅し・・・。
しかし、これはどういう事だろうか。快進撃を続ける相手だけあって、絶対に難しく、そして我慢の試合になると思われた広島戦は、蓋を開けてみたら・・・。
そもそも同じようなサッカーをする両チームだけあって、本来なら合わせ鏡のような展開になると思って臨んだが、実際はそうではなかった。
広島からしたら、自分たちのサッカーをするはずが、試合開始早々に失点した事で、プランが狂ったのだろうか。更に言うと、レッズが前半の内に2点目まで奪ってしまったのだから、広島からしたら落ち着いてパスワーク主体で攻めるよりも、後半はとにかくロングボールの連続で、バンバン放り込むしか手が無かったのだろうか。どういう意図だったかはわからないが、それだけ今回の広島は、いつものパスサッカーをかなぐり捨てるように、やたら縦ポン気味にボールを放り込んで来ていた。広島ってこんなチームだっただろうか?
ただレッズもしっかり守っていたかというと、そうではない際どい時間帯もあった訳で、やたらコーナーキックを許すし、危険なシュートを放たれては、加藤の必死のセーブで守った部分が大きい。ここだけ見ると、試合はどっちにでも転ぶ可能性はあった。つまり3点も先行したとは言っても、手放しでは喜べない理由が、それにある。最後の失点は、「勝って兜の緒を締めよ」というサッカーの神様からの戒めかもしれない。
とは言うものの、首位相手にこういう勝ち方は、やはり痛快なのであった。
興梠は、前節磐田戦で決定機を外した分を、実は今日のゴールのために取っておいたのだと考えれば、納得が行くというもの。2点とも実に難しいゴールで、セットプレーとは言え、キーパーの届かない微妙な位置にヘッドで当てたかと思えば、湘南戦で見せたような鋭いクロスに足を伸ばしてゴールに叩き込むシーンも再び。
この興梠という選手は、やはり簡単と思われる決定機は外しまくり、こういう難しいゴールは決めてしまう。もうこうなったら、興梠にゴールを決めさせるために、簡単なパスや優しいパスより、やたら合わせ難い滅茶苦茶なパスを放り当ててあげよう。パスの出し手は、デビルパスを使える啓太なんかが最適ではないか?・・・というのは冗談だが、しかしクロスからの得点はレッズでは意外で、マッチデーのデータでレッズと広島のレーダーチャートを比較すると、さすが同じようなサッカーをする両チームだけあって、攻撃面では1ケ所を除いて形がほぼ同じになっているのだが、その攻撃面の違う1ケ所が「クロス」なのである。広島はクロスも多用する。対してレッズはクロスが限りなく少ない。ところが今回、その少ないクロスからレッズのゴールが生まれている。平川の絶妙かつ鋭いクロスだったが、深く攻め上がってもクロスより一旦止まってショートパスを選択する事が多い平川が、珍しく躊躇せずに思い切りクロスを入れたのは、絶対に通るという自信と、興梠への信頼感だったのだろう。それに応えた興梠も、さすがであった。そしてひじょうに綺麗なゴールだった。
繰り返すけど、本当に試合前は、お互いにもっと我慢が必要な展開になると思っていた。極端な事を言えば、1点勝負になる覚悟もしていた。ところが予想外に派手に動いた試合展開が、余計にレッズを熱くさせ、広島の焦りも誘ったのかもしれない。意外なゴールと、意外な形の勝利となった。
これで再びの過密日程が終わった。1週間、余韻に浸れる。首位に勝って、気持ちに余裕を持って気分良く豊田へ遠征出来るのであった。
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J1リーグ第19節 浦和3-1広島
得点/5分・興梠(浦)、28分・原口(浦)、 55分・興梠(浦)、 90+3分・水本(広)
主審=松尾 一
観衆:42,426人
考えられるひとつの原因としては、スパムを削除処理した時に何かのエラーが発生して、他のコメントも消えてしまったと思われますが、今のところ根本的な原因は不明です。
今回この記事にコメントをいただいていた
Mr.Tさん
あきらさん
FREE TIMEさん
カミカゼレッズさん
東浦和レッズさん
欅通りのサポさん
さくらもちさん
また今回の前の記事にコメントをいただいた数名の方々も含めて、コメントをいただいたにもかかわらず、コメントが消えるというエラーを発生させてしまい、大変申し訳ありません。
忍者ブログには、今回のエラーの調査を依頼しましたので、忍者ブログからの回答が届き次第、また報告致します。
しかもコメントまで消えたなんて とっきー「バルス」怖すぎっス
一部(宮城)(日産)(エディスタ)には「次はうちのスタを崩壊させてくれー」と好評みたいですが 毎回こんなんやられたらうちらはたまりません…ww
ウホン(v.v) さて試合ですが
相手が前がかりだったせいもあるのか うちがだいぶ受けてたような気がします それでもあまりPA内に入れさせなかったと思うので おそらくは予定通りだったんでしょう 興梠はやっぱり「無茶振り」の方がよさそうで…w 阪野はあとゴールだけなんだなあ…
後半の予定が発表になりましたね A仙台 日曜19時に宮城スタジアムってどんな嫌がらせですか!ww
(一部改)
アワワワワ…ガクブル…バルスが、今度はうえさんのブログに…とっきー恐るべし…!
余談ですが、日曜に私の愛車チャリの後輪がパンクしました。これもとっきーの呪いでしょうか!?
試合なんですが、興梠や啓太や順大も素晴らしかったですが、柏木もなかなかだったと思います。
調子に波がある柏木ですが、そのぶん柏木が調子よい時は、勝てる時が多い気がします。
こんばんはです。
エラーによりコメントが消えてしまい大変申し訳ありませんでした。そして再コメントありがとうございます。まさかこんなエラーが起きるなんて、ブログをはじめてから初だったもので大変焦りました。しかも一方ではさくらもちさんのハードディスクがふっ飛んだとなると、とっきーの呪文はいよいよ本物ですね(汗)。
広島戦の前半があまりに上手く行きすぎたかどうかはわかりませんが、後半は広島に攻められっぱなしだった事を考えると、守備陣は良く粘って守ってくれましたよね。しかし、呪文効果は・・・まさかレッズに敵対する組織が、広島戦後に呪い返しでも慣行したのかと思えるくらいに不気味ですねぇ。再呪い返しで、またレッズに有利になるようにしたいところですが・・・
しかしアウェー仙台戦が宮スタで日曜19時とは・・・これは個人的には×ですねぇ(泣)。Jリーグって集客を気にしている割に、こういう客足が遠のくような時間帯にする所が矛盾しているんですよねぇ・・・
GTさん
こんばんはです。
嗚呼、今度は自転車がパンクする人まで・・・とっきーはどこまで我々を苦しめるのでしょうか!(苦笑)
まあ・・・それでもレッズが勝利したのが大きな救いではありますが、ご指摘の柏木、おっしゃる通りレッズが勝つ試合は、やはり柏木が好調な時が多いですよね。それだけレッズの攻撃が彼のゲームメイクにかかっていると言う証拠でもありますね。
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