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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2017年 鈴木啓太引退試合
REDS LEGENDS4-4BLUE FRIENDS
~埼玉スタジアム2002

17.7.17鈴木啓太引退試合 17.7.17鈴木啓太引退試合2
19時じゃなくて17時キックオフは、オジサン連中は大丈夫なのか心配だったが、奇跡的に少し風が吹いてくれて気温が下がったね。これも啓太の人徳の成せる業か。
そんでもってレッズレジェンドの赤組も、日本代表フレンズの青組も超豪華メンバー満載で、よくこれだけの選手を揃えたと思うよ。これも啓太の人徳の成せる業か。
ちなみに青組の監督が岡ちゃんでワロタ。

前半の啓太は青組で登場。前半からしっかり2ゴールをマークした啓太だったが、一方で必殺の宇宙開発も忘れない。さすが空気が読める男だ。
赤組は福田がキャプテンでマリッチと2トップ。♪ゲットゴールフクダに乗ってゴールが期待されるが、すっかりオッサンになってしまった大将は身体が付いて行かない(笑)。そんな中で数少ないシュートは山岸にセーブされまくる。啓太の引退試合なのに、会場の空気は完全に福田モード。
これ福田はゴールが決まらなかったんじゃなくて、敢えて決めなかったんじゃないのかな。だって主役はあくまで啓太であって、ここで福田がゴールを決めてしまったら、福田で盛り上がってしまうから。だから山岸もしっかりセーブしたんじゃないのかな。スタンドでは方々から「山岸空気読め!」の野次が飛びまくっていたが、山岸も福田も、しっかり空気を読んでいたと思うよ。
代わりに岡野が序盤から飛ばす飛ばす。というより皆わざと岡野にボールを出すから、その度に走り込まなければいけない。途中からヘロヘロになって足が縺れていたな(笑)

後半の啓太は赤組キャプテンで登場。ここからワシントン、また太ったロビー、ネネ、アレックス、平川、永井、坪井、更に伸二、闘莉王、都築など、超黄金期メンバーだ。ここは我先にゴールを決めたいワシントンとロビーが次々ゴールを陥れての大盛り上がり。ゴールが必要な赤組に空気の読める展開。何故か前半で下がったマリッチが再び投入されているし。マリッチをもっと見たかったから、これには嬉しかった。こういう計らいも空気が読めるギドの面白いところ。
赤組の啓太はゴールを積極的に狙わないで、本職のボランチにほぼ徹していたのが印象的だったな。主役は自分でも、かつての仲間に沢山ゴールを決めて盛り上げてほしいという心配りだろう。さすが空気が読める男だ。

赤組が一旦は逆転したその時、青組にPK。この展開も空気が読める。何故か青組のユニに着替えていた岡野がキッカーとして投入される。空気が読める岡ちゃん、粋な計らいだ。
ここで外すのが岡野だ!と思ったら豪快に決めた。その瞬間、両腕を広げて岡ちゃん目掛けて全力疾走!ジョホールバルをやりたかったのか(笑)
試合はドローと、まさに空気が読める数字。

本当に同窓会みたいな試合で、懐かしく楽しく、そしてレッズにはもう居ない選手がレッズのユニを着てプレーしている姿を観ては何処と無く哀しく、そんな啓太の引退試合だった。
最後のコレオが、啓太がACLトロフィーを掲げているアジア制覇時の再現だったのにも感動したね。しかもコレオやる前にゴール裏を埋めている途中、犬飼氏がトークで引き伸ばす引き伸ばす。さすが犬飼氏、空気が読めてるなぁ。

17.7.17鈴木啓太引退試合3 さて、これで啓太が本当の意味での引退を迎えた。本当にお疲れ様。浦和の男で終わると宣言して現役を引退したレッズ一筋。福田、暢久に続き3人目のミスターと言っても過言ではないだろう。

思い返せば、レッズがJ1復帰を決めた後の天皇杯、駒場でのホンダロック戦。あの日は寒かったが朝から並んで、それでも陽射しはあって試合が始まる頃にはやや暖かく、マッタリモードで東ゴール裏から観ていた自分の眼に、衝撃的なシーンが映った。
初めて公式戦に使われた鈴木啓太という高卒ルーキーが、かなり遠目から豪快なミドルシュートを決めたのである。あの直後、両腕を天に突き出して思いっきり跳び跳ねて喜んでいた啓太の無邪気な姿が今でも眼に付いて離れないのだ。そう、自分にとっての鈴木啓太という選手は、後にも先にも、駒場でのホンダロック戦の鈴木啓太なのである。
その啓太がよもや黄金期のレッズの縁の下の力持ちになろうとは、まさか日本代表に登り詰めてキャプテンマークを巻くまでに成長するとは、その時は想像もしていなかった。そしてレッズ一筋で現役を終えてくれるとは。こうして埼スタで引退試合を行えるとは・・・。
もちろんオーバーワークを起こさなかったら、不整脈が無かったら、もっと長く現役を続けられていただろう。ただその代わり、啓太はレッズ一筋という、何物にも代え難い素晴らしい勲章を得て現役を終えるのである。この勲章は、移籍が当たり前のサッカー界に於いて、世界中の多くの選手が手に入れたくても、なかなか手にする事が出来ない尊いものなのである。まさに誇り。そしてレッズは、その鈴木啓太という大きな誇りを手に入れた。クラブの尊い歴史の遺産がまたひとつ増えたのだ。

17.7.17鈴木啓太引退試合 最後に、啓太はまた再びレッズに戻って来てくれる事を宣言してくれた。だからその時まで、楽しみに待つ事にする。

鈴木啓太、15年間の現役生活お疲れ様。そしてありがとう。







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鈴木啓太引退試合 REDS4-4BLUE
得点/16分・啓太(B)、30 分・巻(B)、43分・啓太(B)、59分・ロビー(R)、64分・ワシントン(R)、68分・ロビー(R)、71分・ワシントン(R)、88分・岡野PK(B)
主審=中村 太
観衆:25,756人

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2017年 Jリーグ ワールドチャレンジ
浦和レッズ2-3ボルシア・ドルトムント
~埼玉スタジアム2002

17.7.15ドルトムント戦 ガチでやる訳ではないとわかっていても、もしかしたら勝てたんじゃないか?という試合内容。どこかのチームじゃないけど、やたらラインを高く設定していたドルトムント。いやこれ、どこかのチームの上を行くラインの高さだったかもしれない。サービスか?それともドルトムントって、こういうチームだったっけ?Jリーグでも相手がこんなんばかりならレッズもカウンターが出来るのに。
いやまあそれはともかく、とにかくね、だから裏を突きやすい訳さ。ラファエルシルバや関根の大好物、裏に広大なスペースがあるから、面白いように裏に抜ける抜ける。ただ、そこで最後にゴールに至らないのが相手がドルトムントだからなのだろうが、それにしても前半からチャンスを連発のレッズ。またぶっちゃけドルトムントの守備も明らかにユルユルで、本気を出していないのは丸わかりなんだけどさ。
ところが先制点はコーナキックから生まれてしまう。あれだけセットプレーが苦手なチームが、ワールドクラスを相手にコーナーからゴールを奪ってしまうのだから、ここがJリーグとは違う、何が起こるかわからない国際親善試合。

守備もね、Jリーグでは守備がメタメタなチームとは思えない、気迫溢れる肉弾戦によりボール奪取を連発。パスも寸前で通させない素早い感知の動き。おいおい、だったらこれをJリーグでやれよと言いたいが、Jリーグでは出来ない事が出来てしまうのも国際親善試合。

しかもレッズは、またもコーナーから遠藤がズドンだから、繰り返すがJリーグでは苦手なセットプレーが、ドルトムント相手だとふたつも成功させてしまう。もうここまでくると珍事だ。まあ何故かあそこで遠藤がドフリーだったというところがまた・・・。

とはいえ、やはりドルトムントもブンデスの名門として負ける訳には行かないから、レッズに見せ場も提供してくれたけど、最後はやはり本気を出して試合を締め括ってくれちゃった。まあそんなとこ。
もう少しオーバメヤンを観たかったけど、代わりに後半途中からサービス的にゲッツェを投入してくれたりと、ロイスが居ないのは残念だったけど、出来る限りのメンバーを揃えてくれたのは感謝かな。あとドルトムントは関根に目を付けてるという噂があるけど、頼むから持って行かないように。今日も散々ドリブル突破見せちゃったからなぁ・・・。
 
17.7.15ドルトムント戦2 ちなみに前もっての通り香川は出なかったけど、自分は実は香川はどうでもよかったのさ。寧ろ違う選手を出してくれた方が、普段見ない選手を観られて楽しいから、香川が出なくて良かったと思っている。
ただ香川のユニを着た人もかなり居たから、香川目的でチケット買った人にとっては、まさに香川詐欺だったな。

今回は普段とは違う客層が大挙して埼スタに押し寄せたから、やはり全然違う雰囲気になった。ドルトムントというだけで何気ないプレーで観客がどよめき、ゴールの時だけ大歓声という、まさにエンターテイメントそのものの雰囲気。これぞ国際親善試合。
そして自分も、ゴール裏とはいえ、久々に肩の力を抜いて試合を観れたよ。たまにはこういうのも、良いね。

 Jリーグ ワールドチャレンジ ------
Jリーグ ワールドチャレンジ 浦和2-3ドルトムント
得点/24分・興梠(浦)、 76分・モル(ド)、79分・モル(ド)、85分・遠藤(浦)、88分・シュルレ(ド)
主審=木村博之
観衆:58,327人
2017年 天皇杯3回戦
浦和レッズ1-0ロアッソ熊本
~浦和駒場スタジアム

昨晩会社から帰宅して、熊本戦のチケットを用意しようとしたら、何故かチケットが見当たらない。いつもチケットを入れている棚も、バッグの中も、手当たり次第探したのに見付からない。
おかしいな、と思ってプレイガイドの購入履歴を確認してみたら・・・履歴に熊本戦の購入記録無し。つまり買い忘れていた(笑)
自分の記憶では発売日に買った筈だったのに。何処でどう買い忘れたのか。このところの暑さで頭やられたか?
そこから一番近いファミリーマートに車を飛ばして買いに行く慌ただしさ。そんな昨晩22時過ぎの大騒ぎさ。

17.7.12天皇杯熊本戦、勝利 前半ロスタイムに高木の素晴らしい無回転フリーキックが炸裂して、その虎の子の1点で勝った訳なんだけど、まあ勝利は勝利で良いとして、攻撃がバラバラで、これでは流れの中からでは点が取れんぞと危惧していたら、本当に流れの中からは点が取れずに終わってしまったのが残念。高木の移籍後初フリーキックゴールは収穫だったけれど。

相手はJ2下位に沈んでいるチームだし、メンバー落として来たし、その熊本は意外にもドン引き戦法ではなかった感じだったし。だからこそ、もう少しJ1の貫禄を見せてほしかったのが本音かな。

まあ全体的に見れば、新潟戦は出場停止だった遠藤を除けば、全員控え組のメンバー大幅入れ替えで臨んだ上での内容と結果。妥当なところかな。
それでも主力組では現状無理な話な完封試合を、控え組中心のチームで達成したのは殊勲賞もの。榎本もこれで少しは心が落ち着いた事だろう。
気になった部分。矢島が全く機能していないのが気掛かり。田村はもう少しトラップを上手くなってくれ。長澤は悪くはないんだけど、ストッパーでは役不足。菊池はまた前半のみで下げられてしまった。うーん、湘南で10番を背負った実力は何処に行ったんだ・・・ぶっちゃけミシャサッカーに合っていないんだろうな・・・。
それとレッズの左翼は熊本の右サイド斎藤のスピードに、かなりやられまくっていたな。あの選手、速さだけならJ1レベルかも。

さてミシャ、新潟と熊本に連勝したからって、これで火消しになったと思ってもらっては困るわけで、本当はセレッソに勝ってこそだろう。だから監督は引き続き背水の陣で指揮に当たってほしいところ。安心してしまい気が緩んでしまっては困るよ。
ただ間の悪い事に、リーグ戦までまた2週間も空くんだよな。レッズにとって魔の中弛み期間が不安でたまらない。正直ドルトムントと親善試合やっている場合じゃないんだけど・・・。

で、今回はウイダイ歌うのね(笑)
ちなみに自分の某御得意先の担当が熊本出身のロアッソサポなので、明日電話で何と言って話そうか・・・。

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天皇杯3回戦 浦和1-0熊本
得点/45+2分・高木(浦)
主審=村上伸次
観衆:5,806人
2017年 J1リーグ第18節
浦和レッズ2-1アルビレックス新潟
~埼玉スタジアム2002

豆腐ラーメン 客が疎らで閑散としている、あ、いや、もとい大行列のさいたまるしぇから、熱中症対策に塩分摂取だ!と豆腐ラーメンを喰ったら、ラーメン自体は温かったものの、喰ったところが南広場の板テーブルという炎天下だったのがいけなかったのか、喰い終わってしばらくしたら妙に汗が噴き出して来て脱力感に襲われクタクタになり、熱中症対策どころか熱中症になりかけたぞ!
結論、炎天下でラーメンを喰ってはいけない(当たり前だ)

って、監督の首が懸かっているというのに、悠長に焼鳥喰いながらビール飲んで、挙げ句ラーメン喰って暑さでへばっている緊張感の無さもどうかと我ながら思うが、しかしそんな試合に於いても、チームは相変わらずの戦い方しか出来ないのであった。

相手が最下位なのに、前半からどっちが最下位なのかわからないレベルで、不調に陥ったチームそのものの安定性を欠いたバタバタした動き。消極的なパス回しから前線で網にかかれば素早く縦パスを入れられてピンチを招く。落ち着きの無さと失点。最近は失点しても焦りや怒りは覚えなくなってしまい、替わりに、あー、やっぱりって感情しか沸かなくなっている自分が居る。このサッカーに冷めてしまっている自分が居る。これには自分もさすがにヤバイと思うが、しかしこれだけは人間の素直な感情なのだから仕方がない。寧ろ毎回同じ事を繰り返されてもずっと同じ感情のママの方がそれこそヤバイ。サッカーは宗教ではないのだ。

17.7.9ホーム新潟戦、勝利 それでもね、勝ってほしいからスタジアムへ行って応援するし、選手がゴールに迫れば興奮するし、ゴールが決まれば嬉しいし、逆転なんてしてくれようものならば狂喜乱舞だ。そして最終的に勝ってくれれば、ああやっぱりこのチームを応援して良かったとなる訳さ。
でも、そこにひとつ付け加えたいものがあって、それは「やっているサッカーに未来はあるか?」という事。

阿部のビューティフルな同点ゴールに喜び、ラファエルシルバなんて古巣相手に逆転弾を叩き込み、最初は新潟を「特別なクラブ」と言っていたのに、それに遠慮する事なく例の連発ガッツポーズで喜びを大爆発させる。ここでこのブログの趣旨からして、いつもならば「お主もワルよのう」となるが、今回はそれに茶化す余裕も沸かない。そんな事をやっている場合では、ない。

それだけ、このチームの現状は窮地に追い込まれたママ。上記に「未来はあるか?」と疑問符を投じたが、つまり今回も、最下位相手にも相変わらずのサッカーをやっているのだから、もはやミシャ体制は未来を見据えるサッカーではなくなってしまった。

今回、かなり辛口で言わせてもらうと「ただ勝っただけ」という試合だった。そして単に監督を延命させただけの勝利だった。それ以上も以下も無し。そして首位セレッソとの対戦を前にして、不安が大きく残る内容だった。
それでも、それでもミシャは、勝ち続けなければならない。負けた時点で、終わる。その覚悟はしている筈だ。だからミシャよ、「6億円のオファーがあったのにレッズを選んだ」みたいな女々しい話はやめてくれ。今更そんな話を持ち出したところで、壊れかけたチーム状態を前にしては「だから何?」しか感想が浮かばない。監督が感情論に走ったらオシマイなんだよ。それより、本当に辞めたくないならば、御託なんか並べていないで、1試合1試合に集中して背水の陣で臨んでくれ。こっちだって何だかんだ言ったって、いざ試合が始まれば、スタンドから声を張り上げて応援しているからさ。

最後に、今回ゴール裏で、ウイダイを歌う歌わないで一悶着あったけれど、そういう騒ぎが起こる自体、今のレッズが如何に危険な状況に追い込まれているかがわかる。だけどチームが危機的な状況に、サポーターまで分裂する事だけはあってならないから、先ずは落ち着いて冷静な感情を取り戻す事にしよう。
で、自分はあの時に何をしていたかって?あー、周りの喧嘩だか騒ぎを他所に、疲れはててベンチに座り込んで、単にボ~としていただけでしたとさ。

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J1リーグ第18節 浦和2-1新潟
得点/35分・小泉(新)、74分・阿部(浦)、79分・ラファエルシルバ(浦)
主審=井上知大
観衆:28,740人
2017年 J1リーグ第13節
川崎フロンターレ4-1浦和レッズ
~等々力陸上競技場

17.7.5アウェー川崎戦 無様だなぁ・・・。

当然のように大量失点して素直に大敗するって、プロとして果たしてどうなのか。
そりゃ川崎は強いし好調で、対してレッズは不調で今季はハッキリ言って弱い。このタイミングで対戦すれば、確率的にはこうなるのだろう。だからってアンタ、いくら何でもさって話なんだよ。窮地に追い込まれつつある時こそ、ちょっとくらい意地を見せられんのか?何処まで川崎に水を空けられれば気が済むのか。

と、文で書くほど実際は簡単ではないのは理解しているから、あんまり無理強いはしないけどね。やっているサッカーがサッカーだし。

そんな中で、どうしてまた急に4バックなんて慣れないフォーメーションシステムに変えたのかね。余りに守備が酷くて失点が止まらないからだろうけどさ、あの監督、失点が止まらないのはフォーメーションのせいじゃなくて、アンタの頓珍漢な欠陥戦術に大問題があるって事を、この期に及んで理解していないのか。広島戦後に守備が酷いのを百パーセント選手のせいにしていたから、本当に理解していないのか、はたまた自分の駄目な部分は絶対に認めない、臭いものに蓋をしちゃう人だからなぁ。
だいたい4バックにしようが3バックにしようが、単にシステムを変えただけで、本来は守備ラインからバランスを保たなければいけないセンターバック2人の内1人、つまり槙野は時間が経てば経つほど役割を忘れて攻め上がって行っちゃうし、守備自体が相変わらずブロックを作るでもなく、マンマークするでもなく、絞る訳でもなく、単につっ立っているだけだから意味が無い。1失点目も2失点目も2対1で数字上は有利な筈なのに、絞らないし挟み込まないで蓋を開けてあげているんだから、そりゃ決められるわな。
そもそも広島戦から中3日しかないのにシステムを変えるなんて、ほとんどぶっつけ本番に近い。だから選手も始まってしばらくしたら、何をどうして良いやら半ば混乱していた感じがする。後半なんて半分元のシステムに戻っていたし。果たして何がやりたかったのだろう。

あーあ、何時にも増して変なサッカーをやらせるから、いつもクリーンな守備の遠藤がレッド喰らっちゃったじゃないか。元々ザル守備なチームから、個人では守備で孤軍奮闘していた遠藤が抜けてしまったら、果たしてどうなってしまうのか。考えただけで恐ろしや。
ってかあそこレッド覚悟で潰さなくても良かっただろうに。そりゃ1点返して1点差になった訳だから失点したくない気持ちはわかるが、だからってあの場面をファールで潰してしまえば、素人目に見ても当然1発レッドだ。主審がイエティーじゃなくても間違いなくレッドだった。だったら仮に失点しても、その後を考えたら、数的不利にならないでいた方が反撃が出来たはず。それなのにあの状況でDFが退場してしまったら、もうその時点で詰んでしまう。だから今回の遠藤は軽率だったと思う。

なんて責任を遠藤に押し付けるような事はしない。とにかくどの選手も、そして何よりも監督が駄目。もう駄目。フロントも少し考えて何か行動を起こさないと、このままズルズルなだけな気がする。
ただ今回の試合はACLの影響による順延分だから、こんな負け方をしても順位がドカッと下がる訳ではないところは不幸中の幸いだ。まあ替わりに上との差を全然縮められない訳ではあるが。これで次、仮に新潟に勝って、また勘違いしちゃうパターンもあるな。もうどうしようもないよ。どうやったら這い上がれるのか?

しかし我ながら逃げ足の速い事速い事。大敗のイライラから脇目も振らず等々力を後にして、22時半前には地元の駅に着いているんだから、ビバ急行直通川越市行きだな。おかげで電車内で怒りに任せてのブログ記事書きなぐりに集中できたよ。

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J1リーグ第13節 川崎4-1浦和
得点/16分・小林(川)、29分・阿部(川)、73分・槙野(浦)、82分・小林PK(川)、84分・長谷川(川)
主審=家本正明
観衆:22,561人



2017年 J1リーグ第17節
浦和レッズ4-3サンフレッチェ広島
~埼玉スタジアム2002

M野H郎3
M野H郎「いや~、ロスタイム再逆転決勝弾って、本当に良いものですね」







17.7.1ホーム広島戦、勝利 ・・・本当に良いは良いんだけどさ、またなんちゅー馬鹿試合をしてくれちゃって。超攻撃馬鹿サッカーらしい得点数も、今季絶不調で降格圏の広島相手でも大量失点する辺りは、さすが守備放棄サッカーらしいと言える。
90分ここまで波の激しい内容も凄くて、立ち上がりのレッズはこれまでやっていたパスサッカーを放棄したかのようなロングボール連発で、守備は相変わらず危なかしさの連続で、そんな中で興梠が先制点を挙げたかと思えば、立て続けに武藤が弾丸寿司ミドル炸裂。これで勝てば今日の埼玉県内の寿司の売り上げがアップするか?というところ。

さて2点先行リードで折り返すという事は、普通のチームならば後半先ずはこの2点を守りながらのサッカー仕様にシフトするのだが、ご存じのようにレッズの監督の思考回路は「普通じゃない」ので、後半も更に点を取りに行くサッカーになるのである。だから今のレッズは、何点リードしようが安全圏という点差は存在しない。寧ろ点を取れば取るだけ気が緩んで、更に守備が駄目になるという・・・。
案の定、後半に入った途端アッサリ2点差をひっくり返されるという・・・まあ、こうなる事はわかっていたけどね、ってやつだ。やられ方も何れも毎回のアレだし、しかも途中投入されたアンデルソンロペスにもドフリーでマルチを喰らっている辺り、いくらカウンターだからとはいえ端から全然警戒をしていないというか、やはり自分たちしか見ていないのも相変わらず。

このまま逆転されたままで終わっていたら、恐らく暴動発生だったかもしれない。そうならなかったから良かったとはいえ、点を取りに行くのにベンチに置いていたラファエルシルバとズラタンと李、これらFWを全部投入しちゃう乱暴なところもミシャらしい。点を取るには攻撃の選手を満載にすれば良い的な単純発想。後ろの事は考えていない。
ここで不思議だったのは、広島はリードした時点でガチガチに守りに入るかと思いきや、どうもそうではなかった感じ。今季の広島は、去年までの緻密なサッカーと冷静な守備が崩れてザル守備になっている訳で、それが作用してますます超超攻撃的になっていたレッズからすれば広島の守備にスペースが出来ていたのだから、それで同点に追い付けたのも納得が行く。もちろんズラタンのシュートも技ありだったが。そしてドラマはロスタイムに待っていた。

17.7.1関根ヒーローインタビュー この試合で一番凄かった人。
後半ロスタイムという疲労困憊の時間帯に、6人も7人もドリブルで抜いてゴールまで決めてしまう選手なんて、世界を探してもそうは居ない。しかもこの日、埼スタに来ていた先輩の原口が乗り移ったかのような見事なドリブル突破。間違いなく今節のベストゴールに選ばれるだろう。
ちなみにこれ一見火事場のクソ力が発揮されたのかと思いきや、考えたら関根のテクニックならば可能なレベルでもある。とはいえ、最後まで良くぞ走り抜き抜いた関根の頑張りが、我々に狂喜乱舞をもたらしてくれたのである。考えたらズラタンへのアシストも関根だし。いや本当に素晴らしい。このままドイツに持って行かれそうで心配・・・。

1771ホーム広島戦、勝利2 で、超劇的なゴールで連敗を止めた訳であるが、もちろん勝利は凄く嬉しいし、内容はともかく勝てた事自体が安堵な訳だが、やっているメチャクチャなサッカーは相変わらずなのであって、遠藤をボランチに上げようが最終ラインに那須を置こうが、このメチャクチャ戦術のままなのだから、つまり根本は何も解決していないというのも事実は事実として受け止めておきたい。
ぶっちゃけ今回も負けたら、ミシャは解任でもやむ無しと思っていた。その首が繋がっただけかもしれない。

ちなみに今回の主審のジャッジは、何だ?レッズの選手が倒されても笛は吹かれず、広島の選手が倒れるとすぐ笛が吹かれる。まあそれは譲りたくないけど百歩譲って目をつむるとしよう。しかしだな、極めつけは前半だけで広島側ペナルティエリア内で広島の選手のハンドを2度も見逃した事。いくら何でも前半だけで2度は酷い。これには参った。見事な糞審劇場には意見書ものだろう。福島孝一郎という審判、覚えておこう。

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J1リーグ第17節 浦和4-3広島
得点/42分・興梠(浦)、45分・武藤(浦)、47分・皆川(広)、54分・アンデルソンロペス(広)、72分・アンデルソンロペス(広)、85分・ズラタン(浦)、90+2分・関根(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:30,853人

ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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