忍者ブログ
浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11
2024年  J1リーグ第12節
浦和レッズ2―1横浜F・マリノス
〜埼玉スタジアム2002

240506敦樹ヒーローインタビュー うああああああああ!敦樹が、敦樹が、敦樹が〜、ゴールを決めてしまったぞ!しかも先制点に追加点と、2得点も決めてしまったぞ!
不味い、ひじょうに不味い。これは雪が降るぞ!雹が降るぞ!矢が降るぞ!挙げ句の果ては槍が降るぞ!富士山が噴火するぞ!いや日本沈没か!天変地異の前触れだ!みんな逃げろ!!

と、エラい言い様であるが、それだけ今季の敦樹と今回の敦樹は、天変地異級である事に、誰しもかは知らんが、だいたいの人は、絶対にそう思っている筈と、かなり勝手に決め付けてしまう。

あんだよー、だったら今季ここまでの敦樹の沈没っぷりは、一体何なんだったんだよ?とも思ってしまうが、これまで散々のように敦樹のインサイドハーフとしての不調っぷりを見て来ている以上、いきなり掌を返して褒めまくるのは余りにも調子が良過ぎる話になってしまうから、そこは自制しつつ、先ずは一旦冷静になろう。

あれだけ沈没していたものの、確かに最近の敦樹は、攻守に渡る多種多様な仕事を臨機応変に求められるインサイドハーフとして、かつては完全に何をどうして良いかわからなかった状態だった頃に比べたら、前線に顔を出す回数も、エリア内へ侵入する回数も、だんだんと増えて来てはいたし、前節の川崎戦ではグスタフソンの絶好のパスを受けて、キーパーと1対1までは持って行った。シュートはヘナチョコで「それ決められないのマジかよ」状態だったが、そこまでの「そういう」動きからが出来るようになった事からして、兆候はあったが、しかしそれを信用に変えるには程遠く、まだまだ過去の沈没っぷりを払拭しない限り、正当な評価には繋がってはいなかった。

そして今回の2ゴールになる訳だが、もちろんゴール場面以外にも、僅かずつながら良くはなっているんだけど、時間が掛かり過ぎているのも確かだし、1点目は中島のお膳立てが凄く良かったし、2得点目のマリノスらしからぬズルズル下がりプレスに行かない中途半端な守備対応もありで、つまり今回はACL決勝を控えてメンバーを落として来たマリノスの状態を抜きには語れない部分が多々あるから、ここで敦樹ばかりを大きく評価しては、本質が見えなくなる。だから、やはり評価を自制して、ここから今一度冷静になり、そして敦樹を再度見て行く必要がある。
ただ今回に限った事で言えば、敦樹はホッとしたと思うけど、今回だけでまた次から逆戻りしては困るぞよ。まあでも一番ホッとしてるのは、ヘグモンかもしれんな。これまでもヘグモンはゴールや勝利にガッツポーズや喜ぶ姿は知っているが、それにしても敦樹のゴール時のあのエイドリア〜ン!は・・・。

尤も、それは敦樹やヘグモンにだけ言えた事ではなくて、繰り返すがACL決勝を控えてメンバーを落として来て、更にアンデルソン・ロペスも出場停止に、開始早々の天野の負傷交代というアクシデント付きという、そんなマリノスの台所事情と泣きっ面に蜂な状態に助けられた部分が、多々あったのは絶対的な事実である。
これは近場の試合を振り替えるだけでも、名古屋戦もそうであったし、負けた川崎戦とて川崎が不調故のレッズのチャンスの多さはあった訳である。
まあその川崎戦の記事で、自分は相手の状態に左右される現状は既に嘆いてしまったし、だから勝っても相手の状態を冷静に見なければ、また痛い目に合うだろうから、相手の戦力ダウンを素直に願うのは不味いという意味の文章も書いた。
が、またもマリノスの状態、このタイミングでマリノスに当たった幸運。タイミング、巡り合わせだけは、今季はツキがあると思えてしまう試合が、やはり多い気がするのは、否めない事実である。

240506ホーム マリノス戦 まあそういう話と条件を踏まえた上で、うちも勝った名古屋戦も、負けた川崎戦も、そして今回のマリノス戦を全て合わせて、怪我人と過密日程故の選手の遣り繰りはあったから、マリノス程ではないにしても、苦しい部分は存在したし、まだまだこれが続くんだろうけど。
でも今は勝利を得る事だから、相手がどうこうでも、それに合わせず呑まれずで、内容を伴って苦手なマリノスから勝ち点3をもぎ取った事が重要である。

選手のフィット感というか、大きな存在になりつつある、またはなっている選手もハッキリして来たし、中島はその筆頭株でありもはや別格の存在になっている訳で、インサイドハーフとして新境地を開きつつある大久保の存在も面白い。ここ2試合リンセンのウイングが意味不明なんだが、そもそも開幕前から敦樹のインサイドハーフが最大の意味不明だったんだから、ヘグモンからしたら、リンセンもそこで場数を踏ませれば、その内に大きな仕事をするだろうという算段なのか?それともリンセンって、エールディヴィジでウイング経験あるのかな?よくわからん。まあ歴史的にストライカーのイメージが定着している福田も、J黎明期は左ウイングだったし。真ん中も片翼も最前線ポジションだからFWには変わりないか(んな訳ない)。
そんな中で石原は、攻撃面はまだ酒井に及んでいないが、空中戦の競り合いの高さと強さは酒井以上だし、守備面を見れば右サイドバックそのものは、信頼し計算できる存在になりつつある。ただ今回、負傷退場してしまったのが気掛かりであり心配だが。石原は酒井不在の中でチャンスをモノにして、かなり期待できる存在にまでなったのに、ここで離脱なんて事になったら悔やまれるから、本当に軽傷であってほしい。そうじゃないと酒井が復帰しないと、引き続きショルツに右サイドバックをやらせなければならなくなってしまう。

あとはサンタナへのラストパスが開通すれば良いんだけど、相変わらずそこが開通してくれない。今回もそこは明らかなブレーキ部分であり、これはサンタナが下がり過ぎてポストプレーに熱を入れる余り、本来の役割、本質が少し違ってしまっている感があるのだが、サンタナの苦しそうなポストプレーは、求められてやっているものなのか?それともサンタナが自分の判断でやっているものなのか?どうなんだろう?
ポストプレーも場数を踏んでいる分、試合毎に悪くはなくなってきているのも事実なんだけど、これは敦樹と同じで、果たして何処までの場数が許されるのか?という話にもなるから、やはりというか当然ながら、サンタナには得点そのものを第一に求めてしまうのである。
それと今回、サンタナに対してやたらファール気味に接触しまくるマリノスの守備に対して、全く笛が吹かれなかったのが不満である。サンタナも意地になって倒れないものだから、余計に主審も笛を吹かないんだろうけど、それにしても少しはサンタナへの妨害接触を認めて、マリノスの反則気味の守備に笛を吹けよと思った。

まあそれでも最終的に1点差を逃げ切ったから良かったが、これはマリノスに限った事ではないが、やはりうちの左サイドの深い位置は、執拗に狙われるだけ狙われて、そしてそこから崩されて失点する。
課題というか、ここは選手の適正からして渡邊凌磨にやらせる以上は、かなり割り切らないといけない部分でもあるのだが、しかし穴を放置したままでは何時まで経っても穴は穴。やはり塞がないと不味いのでは?大畑が戻って来たら、少しは改善されるだろうか?

そして勝ったり負けたり、そしてまた勝ったり、これを繰り返すシーズンになる予感は、引き続きである。
連勝は期待してはいけない、みたいな事も前節の記事には書いてしまったが、ただそうは言っても、こうして勝てば勝つで、また喉元を忘れて期待してしまうんだけどさ。特に次はアウェー新潟という遠征絡みだし。去年嫌な追い付かれ方をしたお返しもしたいよね・・・。

240506西川ヒーローインタビュー そして西川はJ1リーグ戦600試合出場達成、おめでとう。
プロキャリアをスタートさせた大分で、出場ゼロだった新人初年度と、一度大怪我で長期離脱したシーズンを除けば、大分でも広島でも、そしてレッズでも、殆ど正守護神の座を譲る事なくゴールマウスを守り続けて来た。一度は正キーパー化も期待された彩艶も、A代表にもなり海外移籍もしたとはいえ、レッズでは結局は西川の牙城を崩せなかった。正キーパーのまま自身は一度もカテゴリーを落とす事なく、トップリーグに君臨しながら600試合という数字に辿り着いたのは、特筆すべき快挙である。

しかもこういう節目の試合を、勝利で飾れて良かったよ。

しっかしだな、なんか撮ったこの画像の西川、やたら胸を張ってドヤ顔になっとるのは、気のせいか・・・??

ーーーーーー
J1リーグ第12節 浦和2-1横浜マ
得点/42分・敦樹(浦)、66分・敦樹(浦)、86分・加藤聖(横マ)
主審=中村 太
観衆:40,579人
PR
2024年  J1リーグ第11節
川崎フロンターレ3―1浦和レッズ
〜Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

240503アウェー川崎戦 あっち側で暴れているテツandトモをすご〜く冷ややかに見つめていた試合開始前であるが、川崎って芸能人や有名人をホームに呼ぶの、ホント好きだよな〜とか、レッズならば芸能人を呼ぶ金あったらチーム強化費に回せと批判の嵐だよな〜、とか思いながら、だいたい試合開始直前にメーカブー誕生日とかテツandトモとかやるな!と、相手のホームのイベントに内心文句つけながら、テツandトモは♪なんでだろ〜?とか、いつまで同じギャグやってんの♪なんでだろ〜?、なんて思っていたが、よく考えたら、レッズの今のサッカーも、いつまで填まらないサッカーをやってんの♪なんでだろ〜?という試合内容である。

不調も不調で下位に沈没中の川崎に、今勝てなければ何時勝つんだ?という絶好の好機ではあったが、考えたら前節の名古屋戦にしても、主力に怪我人続出中の相手に負けたらどうしよう?状態だったから、つまりは相手の不味い状況を好機に捉えて勝機を見出ださなければいけない現状が、考えたら情けないのであるが・・・。

しかし自分は聖人君子でもないから、そういう考えが良くないのはわかっていても、でもそういう考えも素直に浮かんでしまうのが人間というもので、つまりは人間の性とも言えるが、しかし、そんな考えが何度も連続で通じる程、プロの世界は甘くないんだな。
だからこういう良くない考えは、すぐに良くない結果を呼んでしまうものであると、今回は反省するしかない自分である。

うちの守備の最大の穴である渡邊凌磨の位置をストレートに狙われ続けては、そこから天敵ゴミスのガタイ抜群の強烈ポストプレーも手伝って、素直に先制点は喰らったとはいえ(※追記 ゴミスのハンド疑惑あり)、しかし川崎も今季は特に守備が不安定だけあって、序盤の上福元の2度のスーパーセーブが無ければ、うちは3点ものだったと思うが、それが同点弾の1点に留まったのも、またうちのサッカーの不味さと決定力の無さか。

足元プレー専門のような大久保が、中島のド派手なクロスから豪快にヘッドで叩き込んだ時は、まさか大久保が頭を使ったプレーなんてする筈ないと(わかってると思うけど誤解を生まない為と、世の中には読解力に乏しい人がいるから、あえて補足するが、頭を使ったって表現は、頭脳の意味じゃなくて、頭そのものね。ストレートに捉えるとまるで大久保がバ◯だと言ってるみたいたが、そうじゃないからね)思ったから、向こう側だし、あんな打点の高いヘッドは誰のゴール?と一瞬わからなかったが、まさか大久保がヘディングシュートを決めるなんてね。雪が降るんじゃないか?とも思ったが、雪ならまだ良い方で、後半にレッズに更なる失点という悪夢が降って来たんだから、たまらない。

そもそも後半開始5分も経たない内に、相手DFに深い位置から普通にドリブルで持ち込まれて、ようやく追い付いたショルツのカバーも虚しくシュートを叩き込まれるという、こういう時間帯とどんな守備してんの?って形の失点はさ、さあ後半は逆転だ!という気持ちから急転直下のガッカリ感で、確実に雰囲気を悪くするんだよね。
何であれ、もっと浅い位置で止められないのさ?前半にショルツはゴミスをカウンター阻止のカード覚悟で派手にぶっ倒してイエロー喰らい済みだから、そのショルツは強く当たりに行けないのが不幸だったが、他の選手は何をしてんのさ?西川もあれをセーブ出来ないのは、やっぱり年齢を感じさせるし。

でもレッズこそ、そういうサッカーを本来はやりたいんでしょうに?カウンターだろうがロングボールだろうが何だろうが、そんな形はどうあれ、余計なパス回しは二の次で、先ずは縦に速いサッカーを、裏を狙うサッカーをさ。
それをキーパーや最終ラインへのバックパスの連続から、サイドバックもインサイドハーフもウイングも下がりに下がってボールを貰いに来て、サンタナまでは間延びしたまま、囲まれてロストするか、そこから苦し紛れにボールを叩くだけで、それが渡っても手詰まりからすぐバックパスで・・・もうこの永遠ループで、もはやまともなビルドアップの体を成していない、酷いサッカーをしていたもんだ。アンカーから前が、グスタフソンしかボールを効果的に散らせていない有り様であった。
ゴミスの怪物ポストプレーを見てしまうと、サンタナのポストプレーが如何に機能していないかわかるし、そもそもゴミスにはショルツ単体でしか行かず、サンタナには複数で囲みに来るという、うちと川崎の相手FWに対する対応の違いからして、ここの対策もどうなってんの?
攻撃も個人技でボールをキープしつつ相手をしっかり剥がせる選手って、今回は中島しかいないのが悲しかった。中島が居なかったら、恐らくもっとボールは前に中に運べていなかっただろう。

だいたい今季初リンセンを投入しておきながら、リンセンの一番得意な形である点に合わせるプレーを求めず、足元ばっかりボールを転がして、サンタナやリンセンが一番生きないパスを展開するばかり。監督の指示なのか、選手がそういうプレーしか出来ないのか、何れにしても何がやりたいのかわからない攻撃と、そしてシュートを撃てるタイミングでパスを選択する無意味なプレー。川崎を見ろ!前が少しでも開けば第一選択肢はシュートだぞ!うちでそれが出来ていたの、中島だけだったじゃないか!

ビルドアップが体を成していないの♪なんでだろ〜?
FW選手の特性を生かさないラストパス♪なんでだろ〜?
前が開いてるのにシュート撃たないの♪なんでだろ〜?
こんなサッカーしてるの♪なんでだろ〜?

・・・、

やべ、腹立って、自分が壊れて来た(元から壊れているという話もあるが)。しかも今度テレビにテツandトモが出て来たら、怒りでテレビ画面を破壊してしまいそうだな。暫くテツandトモが出そうな番組は、危ないから視ない方が良いかもしれん。

それでも後半に、相手の守備が上手く入らなければ、ゴールインの場面は何度か作れていたのが(あんまり救いになってないけど)救いだが、それも結局は入らなければ意味はないんだけどさ。
あと相手の上福元は、ゴールマウスに立ちはだかるのは一級品だが、ヴェルディ時代も京都時代も、そして今の川崎でも前節もそうだったが、エリア外に飛び出したり、少しでも前に出ると、やらかして自爆してくれるキーパーだから、上福元を外に誘き出して、そこを狙えよとずっと思っていたが、うちがそこをわかっていたか偶然かは知らんが、結構うちの前線とその上福元の間に、執拗に微妙なパスを入れていたな。それで1回惜しいのがあったが、今回の上福元は、前節やらかしたばかりの反省からか、やらかしてくれなかった。残念。って、そこにも勝機を見出ださなければいけないの、やっぱり情けないか・・・。

取り敢えず、今回の内容、うちが見応えを作ったのは、大久保の天然記念物レベルのヘディングゴールと、中島の素晴らしい個人技プレーの連続と、ショルツとゴミスの迫力ある競り合い・・・くらいだが、大久保はゴール以外は、ぶっちゃけ敗戦に絡んだ存在だったじゃないか。何で最後まで交代させられなかったのか不思議だが、まあ中2日で控える過密日程があるから、今回の他の何人かの選手の温存は仕方ないか。ただ武田を投入するの、いくら何でも遅過ぎる。ヘグモンって選手交代、かなり後手を踏む時が多いよな。そんでもってこの期に及んで、敦樹を何処まで引っ張れば気が済むんだ?敦樹を使うなとは言わないが、結果が出ない選手の中で敦樹だけ辛抱的な長い起用は、いい加減にしてくれ!

もう今季は、勝ったら勝ったでも、下手に連勝連勝と言わない方が良いな。今季はこうして相手の状態にも深く左右されつつ、負けたり勝ったり負けたりを繰り返しながら過ぎて行くだけでマシなんだろうな。下手に欲をかいて自爆するなら、今季は我慢期間とするしかないか。
ただ我慢したところで、ヘグモンサッカーが進化するのか、はたまた最初から見込みが無いのか、もう色々なサッカーを見てきた自分は、もはや何が正解で、何が間違っているか、このサッカーに未来はあるのか、無いのか、訳がわからなくなって来た。
唯一わかるのは、今は絶対的にこのサッカーが上手くは行っていないという事だけである。♪なんでだろ〜?(知らねーよ!)

おまけというか余談というか・・・、
等々力もついにネーミングライツを始めやがった。何だよこの野暮ったい長いネーミング。「by」とかサンガスタジアムか(笑)。しかも近年の流行りの何でもかんでも平仮名にするな!只でさえ昨今は甘やかし過ぎて、小学生レベルの漢字すら読み書き出来ない大人が増えているというのに、これで平仮名ばかりにしたら、ますます身体だけ大人の中身は子供が増えるだけじゃないか!
え?平仮名の市をホームタウンにしているクラブチームのサポーターが言うなって?

ーーーーーー
J1リーグ第11節 川崎3-1浦和
得点/18分・脇坂(川)、35分・大久保(浦)、49分・佐々木(川)、90+3分・家長(川)
主審=池内明彦
観衆:23,457人
          
2024年  J1リーグ第10節
浦和レッズ2―1名古屋グランパス
〜埼玉スタジアム2002

240428ホーム名古屋戦 ユンカーも河昌來(
ハ・チャンレ)も山岸も山中も居ない、そんな名古屋に勝てなかったら、果たしてどうしよう?と思っていたけど、今のうちのチーム状態だと、それでも平気でやらかす可能性があるから、決して油断は出来なかった。
ちなみにハ・チャンレって、半チャーハンみたいで、美味そうな名前だな。一昔前は、半チャーハン+ラーメンの定食セットが、ランチならばワンコイン5百円で流行った時代があったのが、懐かしい。
というか主力数人が欠けているのは、名古屋もうちも同じなんだが、ならばマイナス条件はほぼほぼ同じとして、しかし選手層の厚さで言えば、名古屋よりうちの方が上なのは、自負できる部分であった。

だからといって、不安定なサッカーをしている今のうちだから、どんな条件でも蓋を開けてみなけりゃわからない怖さがあり、果たしてこの先が見えない怖さが、確信を持って楽しみに変わる日は、何時になったら来るのだろう???

なので、このタイミングで名古屋と当たったのは、天の助けであったとも言えるが、でも考えたら順位上はうちより名古屋の方が遥かに上だったんだな。
順位で上で元々補強もそれなりに済ませている相手に、主力が3人も4人も欠けているだけで、素直に勝てるかもと思わせてくれる名古屋もどうかと思うが、ぶっちゃけハセケンサッカーは組織より個頼み、特に外国人頼みの比率が高いから、去年は戦術マテウスが移籍した途端に総崩れして全くの別のチームになったように、今季もユンカーとハ・チャンレという、前後の外国人各1名が抜けているだけで、完全に別のチームになってしまうという、誰しもが思った見立てである。

その通りに名古屋に全く組織的な部分もパワーも見られないから、うちとしてはショルツが復帰した守備でしっかり蓋をしつつ、おかしな事さえしなければ守れてはキッチリ前に球は繋がるし、おまけに相手は素直にこちらのプレッシャーの餌食になってくれたのだから、今回の名古屋には本当に大助かりである。

240428安居ヒーローインタビュー 安居の先制点なんだけど、多種多様な仕事が求められるインサイドハーフの役割としては、あそこまでじっくり顔を出す読みと動きが大切だから、相手のボール処理のミス絡みとはいえ、そこを見逃さなかったのが重要。
これを柔軟に出来るか出来ないか、ここが今回の安居と、開幕以来の敦樹との大きな違い。もちろん敦樹は最近、ようやくこうした動きも増えて来たんだけど、それを開幕からずっとスタメン起用され続けてインサイドハーフとして少しだけ芽が出て来た選手と、開幕から長くベンチ外まで経験して、最近ようやく起用が増えつつある安居とでは、同じ得点でも、やはり評価は違って来るのである。
それこそJ3相手とはいえ、敦樹と同じインサイドハーフで今季初起用で躍動しつつ、前半序盤でいきなりゴールを決めてしまったルヴァン鳥取戦での武田のように、合っているもの、持っているものが違うというものがある。
ちなみに鳥取戦で結果を出したその武田を、今回はベンチのまま使わなかったのは不満。逆に安居は今回の今季初ゴールが、鳥取戦の武田のいきなりゴール(何かいきなりステーキみたいな言い方だが)に刺激を受けての結果であれば、それはそれで大変良かったのであるが、だからといって武田を使わなかったのは、また違うと思った。

しかし、得点こそ奪えなかったが、古巣相手に貴重なPKを獲得した上に、それが結果的に決勝点になったのだから、前田はある意味で「お主もワルよのぅ」だな。まあゴールそのものではないから「プチお主もワルよのぅ」だ。
ぶっちゃけあのPK獲得場面、うま〜くPKを貰ったなぁという感じがして、仲間と顔を見合わせてほくそ笑んでしまった。
これが本当にPKに値するファールか、仮に確認のVARが発動されていたら、ちょっとヤバかったかもしれないが、まあそこは、主審がいつも埼スタでやらかす氏だからね。そういう意味では納得したし、いつもはうちに不利な判定でやらかしてくれていたから、過去の全てがチャラという訳ではないが、少しはお返ししてくれたと今回は思う事にした。

240428サンタナ ヒーローインタビュー サンタナのPKのキックは、相変わらず細かい事を考えないで、とにかく勢い良く左足を巻いて蹴り込む。まあいい加減という訳ではないんだけど、ぶっちゃけコースなんてショルツが蹴るのに比べたら本当に甘いし、だからいい加減にも見えてしまうんだけど、それでも面白いというか不思議なもので、ここまでサンタナは何れのPKも、必ず相手キーパーは逆方向に飛んでくれるんだよな。
PKは読んで蹴るキッカーはキッカーで上手いが、あんまり細かい事を考えないで、ギャンブル的に豪快にぶち込むPKって、その気迫で勝ってしまうのかもしれない。
ん?あれ?それにしてもPKキッカーは、何時からサンタナ固定になったんだ?ショルツが復帰したのに、ショルツは蹴らなかった。この辺、どうなってんの?相手キーパーからしたら、ショルツが蹴るのか、サンタナが蹴るのか、直前までわからない方が混乱するだろうから、これはこれでシークレット事項にしておくのは、決して悪くはないけどさ。

なんてサンタナはPKは良いんだけど、まだレッズに来て、流れからのゴールが1点しか無いじゃないか!コーナーとかPKでゲットするのも点取り屋としての仕事には間違いないが、それでも今はエースFWとして存在しているのだから、やっぱりサンタナの流れからのゴールが欲しいぞ。味方のクロスにズドンとか、気持ちの良いゴールをさ。
それどころか今回も、やたらポストプレーに身体を張っていて、得点よりそっちで頑張っていた、頑張り過ぎていた感もありで、まあそれもFWの仕事の内なんだけど、清水時代の使い方とはズレている感があるのも正直に思うところ。ただサンタナは、レッズでポストプレーが増えるだけ、以前はポストプレーとなると苦手なのか全くボールが収まらないばかりか、ロストしまくってピンチを作る原因にもなっていたから、それを比べると、最近はポストプレーが少しだけ板について来たな。まだ不安定なのは不安定なんだけど。

あと前田のPK獲得に話を戻すと、もしこれがPKではなかったとしても、ロスタイムの失点の原因となったコーナーは、うちの選手の猛抗議っぷりからして、うちの選手は最後は触っていなかったぽいとも考えられるから、ここはうちも名古屋も、PKとコーナーの得点・失点は、おあいこという事で如何かな?
ほら繰り返すけど、主審が特に埼スタでやらかす某氏だから、仕方ないよ、うん(と、勝ったものだから、うちの都合の良い方にだけ捉える)。
あとさ、あの主審だからでいうと、米本のグスタフソンへの超危険なラフファール、あれ1発レッドじゃないの?下手したら、これだけは主審が某氏だからでは済まされない事態になっていたかもしれないぞ・・・。

勝利自体は、取り敢えず、勝って兜の緒を締める意味で、札幌戦と福岡戦と鳥栖戦と同様、今回は相手が名古屋だから、という事にしておこう。そうじゃないとまた変に勘違いしちゃうと困るし。
ただゴールデンウィーク突入の初戦、これに勝つか引き分けるか負けるかは、気分的には全く違うものになるから、そこは素直に喜ぶべき部分。

あと個人的に、鳥取から帰還して1日しか休憩しないで今日もう試合だから、気分的にはもちろん、体力的に疲れたな。今回のゴールデンウィーク初戦の勝利の安堵感を、しっかり回復材料にしないと・・・。

ーーーーーー
J1リーグ第10節 浦和2-1名古屋
得点/24分・安居(浦)、70分・サンタナPK(浦)、90+2分・和泉(名)
主審=荒木友輔
観衆:42,265人
2024年  YBCルヴァンカップ 1stラウンド2回戦
ガイナーレ鳥取2―5浦和レッズ
〜Axisバードスタジアム

240424アウェー鳥取戦 240424アウェー鳥取戦2
あっぶねー。鳥取くんだりまで赴いて、一歩間違えていたらというか、危うくヤバい結果になっていたかもしれない内容だったな。
自分的に思うに、お互いに3ゴール以上が生まれると、馬鹿試合設定になると思っているから、そういう意味では鳥取側にあと1点喰らっていたら、鳥取で馬鹿試合事件になるところだった。しかもJ1でもそれなりの戦力を揃えたチームが、J3のしかも助っ人外国人ゼロの相手に。

こんな事を言うのは何だが、攻撃サッカーを指標しているチームが、カテゴリーが2つも下の相手に、5得点もぶち込んでしまうのは、いくらこういう試合とこういう相手には、難しい試合になったりジャイキリも珍しくないとはいえ、しかしここはJ1の貫禄を当然のように見せたという意味で、そしてある事を理由に、無理には褒めないようにしておこう。

まあ、ある事を理由にとか言っても、失点数もヤバいが、失点未遂があまりに多過ぎて、ぶっちゃけ相手がJ3じゃなかったら、テクニックと決定力の差で、あと2失点は喰らっていたのは確実で、それにしてもうちの守備は、そりゃ最終ラインから繋ぎたいのはわかるが、どうしてああも自陣のボックス内で追い込まれるまでキープしては、決まって自らピンチを作るのか。今回佐藤がそれを数回もやらかした。
そしてどうしてああも、相手の右から何度もフリーで簡単にクロスを許し、ファーに渡されフィニッシュまで行かれてしまうのか。ヘッド失点もそれだった。
ヘグモンサッカーは基本的に前掛かりだから、いざボールをロストしてしまうと、相手にカウンターを許すリスクを孕んでいるのは理解している。で、今回キャパがやたら狭いスタジアムだから、目の前で余計に味方選手の守備場面をハッキリ追えたんだけど、攻め込まれると皆どうして一斉にボールホルダーにプレスに行くばかりで、役割分担的に中でブロックを敷く選手と、そのプレスに行く選手をハッキリさせないのかね?つまりやっぱり、守備の約束事が全く出来ていないのね。まあだから酷い形の失点をし続けているんだけどさ。

でもさ、武田が、ようやくレッズで初ゴールを決めたのが、それが嬉しいんだよね。去年まで武田ユニで帰還を待ち続けた甲斐が、まさか鳥取の地で得られるとは思わなかった。
しかーし!(いきなり豹変する)、武田よ、キック精度の巧さは相変わらずだし、加えて確かに3年間の武者修行の成果で、ボールへの反応の鋭さ、寄せの速さ、球際の強さの成長が明確に表れていたが、一方で自ら味方からボールを効果的に引き出す動きの稀薄さが、武者修行前と同様ではないか!武田のウィークポイントは昔からこれと思っているから、逆にこれさえ変われば、後輩の松木になれる筈なんだけどね。なあ松木の先輩よ。武田にはもっともっと期待しているから、J3相手に活躍では満足してはいけないという意味で、あえて厳し目に言わせてもらった。いや武田よ、すぐ近くに良いお手本が居るじゃないか。中島を見習うんだ中島を。

というか、武田が今季初めて起用されて、内容も伴いながらいきなり得点という結果が出た自体は良かったんだけど、一方で既に何故に起用されているのか、もはや摩訶不思議レベルに陥っている敦樹も、またまたまた引き続きのスタメンであり、そしてゴールを決めてしまったのが、またまたはたまた話を複雑化させちゃうんだよな。敦樹の得点自体は、身体の捻り返しから、良いゴールだったのが尚更・・・どうしよう、これ?

と、なんじゃこりゃ?本当に試合に勝ったのかと疑問になる程に、きなり文章が湿っているが・・・。
ここまでウダウダ言っておいて今更何だが、試合が話はこれ以上やっていると更に苦味が出るだろうから、そろそろ今回はここでやめとくか。まあ大量点で勝って良かったって事で。

240424アウェー鳥取戦3 240424アウェー鳥取戦4
240424アウェー鳥取戦5 240424アウェー鳥取戦6
鳥取のスタジアムって、キャパが狭い割には、世界中の地方の何処のスタジアムでもあるような、ザ・サッカースタジアムなんだけど、ゴール裏の席の縦構造が狭くない割には、席は3列しかないのが、まあ何とも不思議な感覚であった。
あと地方という立地で、それこそ畑のど真ん中は別に構わないんだが、このキャパで駅からバス利用させる距離が、ちょっと中途半端。というのも鳥取駅から距離的には歩けなくもないが、しかし歩くと面倒臭い距離であり、道が解らないから仕方なくバスって感覚であり、そのバスも当日のシャトルバスは往復無料なのは粋な計らいだが、帰りがとんでもねー長蛇の列になり、ウイダイ歌い終えて即行でバス列にダッシュしてもすんげー長蛇の列で、バスに乗るまで1時間以上掛かったという有り様。これには参った参った。
まあ鳥取も、レッズみたいなサポ数が押し寄せる試合は、あんま慣れてないから仕方ないが、レッズを良く知る岡野の運営だから、それでもまだまだマシだったのかもしれない。
というか試合前の岡野の挨拶が、意外に真面目だったのが驚ろいた。岡野なんだから、いくら代表取締役GMという立場でも、勝手知ったるレッズが相手なんだから、スピーチ途中いきなりスーツ脱いでユニフォーム姿になり、スタジアム内を猛ダッシュし始めるとか、何か笑いを入れろよ(苦笑)

さて今回は自身、そんな鳥取に初上陸である。上陸?陸続きの本州でおかしな表現だな。まあ良いか。これにより人生で行った事が無い都道府県が、またひとつ減った。
いつもの在来線で行こうかと思ったけど、それだと前泊しなきゃならんから、宿代をケチる為に深夜高速バスで米子まで出て(バス散策時点で調べた限り鳥取駅直行便が無い!)、その米子に朝7時前に着いて、そっから山陰本線で約3時間かけて鳥取という、米子までならば楽だが、Jリーグ関係で関東から鳥取駅へ行くのは、下道では一番乗り継ぎが少ない高速バス利用すら、行程が実に面倒臭いという事が判明した。鉄路だって在来線を使おうが特急を使おうが、結局は智頭急行を経由しないと行けないし。そもそも米子経由鳥取というルート自体が、果たして正しい選択だったのか?という話である。

鳥取駅に到着して、次の砂丘行きバスまで1時間以上もあるから、さあ駅前散策から始めようとウロウロしたら、時間も時間だろうけれど予想通りシャッター通りだし、そもそも余りにも人が歩いていない!これ下手したら鳥取遠征に来たレッズサポを駅前に勢揃いさせ方が遥かに多いのでは?とも思えてしまう程に、レッズサポしか歩いていない。つーか殆どレッズサポの街と化した鳥取駅前。一体全体鳥取市民は何処へ消えたんだ!?

そしてベタベタにも、やっぱり砂丘にしか、行くところが、無い。

240424鳥取砂丘 240424鳥取砂丘2
240424鳥取砂丘3 240424鳥取砂丘4
・・・右も左も上も下も東も西も南も北も、砂ばっかりじゃないか!(当たり前だろ)
しかも雨が強くなったり弱くなったりを繰り返しながら、時折強風に襲われ、只でさえ砂地を歩くと疲れるのに、それをアップダウンする地形を雨風に逆らって歩き、そして物凄い湿度で身体は汗ダクになり、試合前から無駄な体力を消耗させられる羽目になった。
そ、そうか、ガイナーレからしたら、相手サポを砂丘で体力を消耗させて試合までにヘトヘトにさせ、それで勝とうという戦略だったのか・・・!?

ちなみに砂丘に来たら、砂地に思いっきり巨大な落書きをしてやろうと小学生低学年レベルの夢を抱いていたが、実際に砂丘に入り、今ついに往年の夢が叶う時がやって来たのだ!見ていてくれ亡き親父よ、俺は今から砂漠のバンクシーになる!サヘル・ザ・バンクシーの誕生だ!と意気込んだ矢先、実は砂丘は落書き禁止で、破ると罰金刑だという事が判明し、泣く泣く長年の落書きの夢を諦める事になった。

え?鳥取まで来てご当地グルメはどうしたかって?そりよいつもご当地グルメにいい加減な自身も、初の地だから、そりゃ熱心に無理して、鳥取グルメを優先して飲み喰いしましたよ。

240424牛骨ラーメン 240424ザ・美酒
240424ザ・美酒2 240424ザ・美酒3
鳥取ラーメンといえば牛骨ラーメンだから、何とかっていう鳥取駅前ので有名なラーメン屋の、それこそ1日百杯限定バージョンの味版の牛骨ラーメンやら(牛骨ラーメンは大好きで関東でもたまに喰うが、本場の牛骨出汁は、それ以上にパンチが効いていて、確かに強烈に美味い)、試合後の居酒屋では、鳥取といえば大山鶏やら蟹だから、大山鶏の串焼きやら、蟹味噌の甲羅焼きやら、これを鳥取の地酒で攻めてやったわさ。
おかけ様で試合後深夜なのにはしご酒してしまい、宿に帰還したのがとんでもねー時間になり、ブログ書きながらうっかり寝落ちし、気付けば涎垂らしながら爆睡で夜が明けていて、そんでブログ完成がこんな時間に・・・。

さて帰路は、また米子まで戻ってバスも面倒だから、在来線で帰るか。件の智頭急行で上郡まで出て、途中の大阪で遊んでから帰るか・・・。

ーーーーーー
YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 鳥取2-5浦和
得点/12分・武田(浦)、15分・サンタナPK(浦)、35分・田中恵(鳥)、52分・敦樹(浦)、55分・中島(浦)、64分・松木(鳥)、90+3分・中島(浦)
主審=高崎航地
観衆:7,677人
2024年  J1リーグ第9節
浦和レッズ0―1ガンバ大阪
〜埼玉スタジアム2002

240420ホーム ガンバ戦 あのー、うちの背番号3番は、一体全体何をやっているんだろうか?
そりゃ万人がインサイドハーフに全く合っていない、機能していないとわかっていながら、そもそもこのサッカー自体に合っているのかさえ疑わしい中でも、何故か絶対にスタメンに起用され続けている時点でヤバんだけどさ、それにしても、それでも頑なにスタメン起用される辺り、ヘグモンにキチンとした考えがあるならまだしも、そうでなければ、もはや契約にスタメン確約が入っているとしか思えなくなって来た。
これも多くの人が疑問を抱く部分なんだけど、冬の海外移籍を封印させる代わりに、クラブが敦樹にスタメン確約契約した、なんて疑惑を抱く状態になって来たぞ。

しかしまあアレだ。駄目な時って何をやっても駄目であり、駄目なものは何をやっても駄目であり、その駄目な部分を治療しないままでいると、もっと駄目になって行くのも世の中の通念であろう。
そして時に、或いは最終的に、駄目なものが歯止めなく決壊し、そして一気に大噴出する。

本日の伊藤敦樹の目立った部分集
・前田のシュートの壁になり味方ブロックする
・超決定的なヘディングシュートを外す
・危険な位置でロストして失点の原因を作る

・・・すげーなオイ、1試合でここまでボロクソにやらかしてしまうものなのか。これではゴールのハットトリックではなくて、ミスのハットトリックではないか・・・!!
いくら背番号が3だからって、派手に3つものミスを1試合でやらかすなんて。まあ背番号の数字とミスの数は完全なこじつけであり、本当は全く関係ないけどさ。確かにインサイドハーフの役割として、エリア内侵入から自身決定的なフィニッシュも間違ってはいない。
しかし、良い部分で目立つんじゃなくて、こうして悪い意味で目立つのは絶対に偶然ではなくて、監督の使い方の悪さと、本人が負のスパイラルに嵌まっている故である。

ヘグモンさー、何かもう逆に敦樹が可哀想になってきたからさー、スタメンから、何なら暫くベンチからも外してあげなさいよ。
敦樹本人も去年終盤から明らかに調子が良くないんだし、今のサッカーで浮いているのは本人もわかっている筈なんだから、昔の柏木みたいに自ら監督に、一度戦列から外してくれと直訴してみては如何?
同じインサイドハーフでも、最初は頑なにスタメン起用していた小泉は、最近はスタメンから外すのに、敦樹だけスタメンで起用し続けるのも不公平でしょうに。

ってか、その小泉を途中から投入して、それで直後に失点したのは、果たして偶然か?
まあ失点シーンはさ、せっかくスムーズにシンプルに縦に狙い続ければ、少なくともバイタルにまでは行けていたかもしれんところ、グスタフソンも変なとこで横パスを選択しちゃうからなぁ。
まだまだ縦パスの意識統一からして中途半端であり、チーム全体で不用意なバックパス癖やら横パス癖が蔓延しているから、そういうところを改善せずにいると、こういうところで致命傷になるんだろうけれど。
しかしだな、今回のは、それを預けた選手が、よりによって足元の処理には少々難があり、ああいう場面で柔軟にボール処理が出来ない、しかも負のスパイラル真っ只中の敦樹だったのが二重の不幸だったよな。
尤も話を小泉に戻せば、途中投入の選手を槍玉にあげるならば、小泉と同時に、ショルツに代わって佐藤が入って、それで失点したのも偶然か?という話になるけれど。古巣相手にわさわざ負け試合に曝された佐藤もついてないけどさ。

何か負け方が負け方だから、こう特に悪いとこばかり文句のように指摘していると、自分が深みに嵌まりそうでヤバいから、何か好材料でもないものかと思うが・・・。

スタメン起用で良かった中島と大久保を褒めておくしかないか?
ウイングタイプの大久保がインサイドハーフに入っていたから、最初は撹乱戦法で、すぐ中島とポジションチェンジすると思っていたら、インサイドハーフで使われ続けて、なかなかしっくり行っていたのには驚いた。大久保って技術的なドリブル突破は一級品でも、縦への推進力となるとイマイチだから、インサイドハーフだと如何なもんだろうと思っていたけれど、それどころか活き活きしていたから、本人はウイングよりは相手のマークが分散されるインサイドハーフでは窮屈さが減り、それでやり易かったのかな?
こうなると中島はウイングとインサイドハーフ、どちらが適任?という話になるのだが、中島って途中投入でどちらのポジションも試合中にチェンジして器用にこなして結果も出しているから、ここはどちらでも良いのかな?天才肌だから。

なんて悠長な話をしている場合では、そろそろ無くなって来たぞ。こう序盤から負け数が込んで来たのだから、さすがに不安な部分の方が遥かにデカくなって来た。
一応攻撃サッカーを指標している分、そりゃゴール期待値とかポゼッション率だけは異常に高いけどさ、それを得点という形に持って行けなければ、結局は意味が無いのである。
前節の柏や、今回のガンバみたいな、ぶっちゃけサッカーの質では明らかに良くない中でも、カウンターチャンス1回でも、それを決めて勝てば、それが正義になってしまうのである。何事も結局は、勝てば官軍なのである。そこに未来があるか無いかの話なんてのは、また別問題である。

ヘグモンよ、鳥取でキチンと出場機会に恵まれていない中でも、血に飢えている選手をしっかり試してはリーグ戦に繋げてくれるんだろうなー?
こっちだって個人的にいくら鳥取に行く自体が初だからって、観光気分で行くんじゃないんだから、砂丘で黄昏るだけで終わらされたら困るぞ。しっかり有意義な試合をしてくれないとなぁヘグモンと選手たちよ。

あ、そうだ、余談だけど、ちなみに今回、入場前にサブグランド脇の芝生に落ちていた財布を拾ったんだけど、事務所に届けようかと思ったら、丁度近くにシミスポの兄ちゃんが来たから、手っ取り早くその兄ちゃんに声かけたら、そこから「入場作業があるので暫くお待ち下さい」から始まり、「おいおい財布より入場作業優先かよ」と思いながら、そこから30分近く炎天下で放置プレイされ、ようやく兄ちゃんが責任者を連れて来たと思ったら、ややこしい手続きを付き合わされ、更に「入場後にもう一度詳しい確認作業を」と・・・
あのなー、財布を拾った方を炎天下で30分以上も待たせた挙げ句、段取りの悪い手続きをするな!段取りの悪さで言えば、まるでうちの今のサッカーそっくりではないか。だいたいイベント会場で落ちてた財布処理なんざ、シミスポなんて日常茶飯事で慣れている筈ではないのか?それが何故にこんな段取りが悪いんだ?さすがに「入場後に」の時点で、炎天下で延々待たされた怒りが積もり、「冗談はやめろ、入場する時にやるな!こ・こ・で・や・れ・!」と半ギレしてしまった。財布を落とした人に恨みは無いが、つまり何が言いたいかと言うと、シミスポよ、やれば3分で済むこんな手続き、もっと早く簡素にやれ!

ーーーーーー
J1リーグ第9節 浦和0-1ガ大阪
得点/78分・坂本(ガ大)
主審=西村雄一
観衆:41,377人
2024年  J1リーグ第8節
柏レイソル1―0浦和レッズ
〜三協フロンテア柏スタジアム

240412アウェー柏戦 今回の日立台ゴール裏、すんげー端っこになったから、渡邊凌磨と前田と大久保はやたら観えるんだが、それがどうしたと言えばどうしたなんだけど、おまけにこっち側の副審の優柔不断なジャッジも丸見えだしで、色々とイライラなポジションになってしまったが、渡邊凌磨がボールボーイからボールを貰う際に、少年にキチンと「ありがとう」って言っていたのがホッコリしたのと、前田が自分にボールを出せと積極的にアピールしまくっていた気迫は良かった。

という、何処を観ているんだ?って話だが、それはともかくとして、この試合のうちのピークは、前半のクロス折り返しヘッドと、誰か忘れたが超宇宙開発の2発だけか?
この決定機はあったものの、まあ前半から見事に真ん中を固められて、上手くサイドに誘導されていて、先ず中央を固められていたのと、うちのインサイドハーフのお2人さん、やっぱり全く機能しないので、こうなると尚更中央から崩そうなんて夢物語も夢物語であり、小泉も敦樹も本当に寝ているんじゃないか?と思ってしまう相変わらずの存在感の無さは、もはや一体全体に何なのか?
グスタフソンなんて、敦樹の覇気の無さに怒ったのか、敦樹と眼が合っても、敦樹にパスを出せるタイミングでも、もはや敦樹を避けるかのように殆ど敦樹にパスを出さなくなってしまったじゃないか。
しかもインサイドハーフは、岩尾が居ないと、こうも更に駄目になってしまうのか?岩尾は今回どうしたんだろう?ベンチにも入らずに堀内を入れていたところからして、岩尾は怪我でなければ体調不良か?
堀内には悪いが、経験が浅い堀内をベンチに入れるならば、武田かパンヤで良いじゃん、と思ってしまったが、いくら小泉と敦樹のインサイドハーフが絶望レベルに陥っているとはいえ、インサイドハーフ用に安居をベンチに入れているから、ボランチ用には堀内だったのだろうけれど。

しかしもはや機能しないインサイドハーフの話を続けていても意味が無いから、ここはヘグモンの心変わりに期待するとしては、話をウイングに移すとだな、松尾は良く抜け出すものの、深いところまで来るとこねくり回しが始まるし、渡邊凌磨に預けるにしても1歩遅いから渡邊凌磨に渡る頃には手詰まりになるし、ならば松尾の時点で速くボールを放り込めって話なんだが、いざ放り込むと中と全然合わないという歯痒さ。前田は強行突破は良いとして、中が前田のアグレッシヴさに付いて行けていない。これもまた歯痒い。

それでも柏は監督がネルシーニョだったら、どこかでポカしてくれちゃっていたんだろうけれど、今年は始めから井原なもんだから、井原は攻撃の引き出しは少ないからサッカーは単純なんだが、守らせるとかなり手堅くやって来るから、単純に中央に蓋をされてサイドに誘導させられて、ボックス内を固められちゃうという、本当にマニュアル通り単純なんだけど、こういう守られ方がうちは一番手詰まりになるという事だけは、恐らくヘグモンより井原の方が、うちを知っている筈である。だから、そうなった。

だから、難しい事をやろうとせず、前節鳥栖戦みたいに思い切り良く直線的なパスで裏抜けでもさせた方が良いと思ったのだが、今回は特に後半は確かに裏抜けは余計に狙っていたのはわかったが、それが直線的ではなくて、ウイングがサイドから流れるパターンが多過ぎて、これをやると中をすぐ固められるのである。
こういうのが通じるのは、守備が不安定かつサイド攻撃に弱いチームである。

・・・あれ?
守備が不安定で??サイド攻撃に弱いチーム???

うちじゃねーか!

だからサイドをボカッと崩されては、相手にエアポケットに走り込まれて、ああもアッサリ蹴り込まてしまうんだ。あのさ、左右の違いはあれど、先週F東戦でサイドから崩されて松木に中央獲られた、あの時と同じようなやられ方をしたのに、全然学習してないやんけ!
しかも同じ木族(そんな一族いるかは知らんが)でも、今度は木下にやられたじゃないか!

あのさー、うちでたった2試合途中出場で見切ってアッサリ水戸に放出した木下に、数年を経てアッサリやられるの、本当に勘弁してくれよ。
そりゃ確かに木下は水戸で活躍して、それが認められて京都でJ1に返り咲き、そして柏でも好調なのはわかるし、だからこそ警戒しては嫌な予感もしていたのは事実だが、その通りに素直に放出した選手に恩返しされるパターン、そりゃこういう例はサッカーはおろか、プロスポーツに於いて枚挙にいとまが無いとはいえ、しかしうちの場合、ちょっとこのパターンが有り過ぎじゃないの?もう笑っちゃうくらいに昔からの名物ではないか。
しかも去年大怪我から復帰もポジションが無くなり、柏に放出された犬飼にも、今回しっかり守られて完封されちまうし。
これで武藤にまでやられたら最悪だったが、武藤はベンチ外だっただけ、マシか。というか木下に決められ犬飼に完封されただけで、これだけで十二分に最悪の最悪だけどさ。

渡邊凌磨も慣れない左サイドバックで孤軍奮闘していても何時かは無理が来るし、佐藤も縦パスとセーフティな守備は悪くないんだけど、受けに回ると回りが見えなくなり、相手に簡単にポジショニングを許してしまう。
マリウスもプレスに曝されると、決まったように窮屈になって横パス一辺倒になるから、後ろからビルドアップしようにも、渡邊凌磨に預けるだけになる。
守備が不安定な最終ラインに唯一、酒井離脱で先発を得たここ2試合で石原が予想以上に攻守に渡り良いパフォーマンスが出来ているのが救いだが、しかし石原は空中戦で、どんな相手にもほぼ競り勝っているのには驚き。穏やかな顔付きからしても見た目とは裏腹に、かなりフィジカルも強いのが意外である。これで湘南時代から唯一の弱点とされる得点力ゼロが克服されれば、いよいよ酒井の後継者として第一候補の存在になるか?

で、いよいよショルツが復帰して来て、ベンチには入ったから、さて不安定な最終ライン、次からどうするのか?
大畑を安定的に使えないのであれば、過去にも何度かやって効果的な実績があるショルツの左サイドバックという、あの贅沢な使い方を再びやるしかないと思っている。そうなれば渡邊凌磨も再び左ウイングで使える訳だし。ぶっちゃけショルツならば、キーパー以外ならば、何処でも普通にこなせてしまう筈である。

いや骨折明けの大久保をいきなりスタメンで使ってしまうヘグモンだけに、守備だけを考えたら不安定なマリウスや佐藤に比べたら、今回からショルツがスタメンでも良かったんじゃないか?
とは結果論になってしまうが、仮に失点シーンでショルツが居たら、木下の侵入を許さなかったんじゃないかと思ってしまう。それだけ守備に関しては、まだまだ佐藤への信頼度は完璧ではないというのは個人的な考え。

まあこうして、仮の話をしている時点で、良くない試合と負け方をしてしまったという事になる訳で、やはり柏は鳥栖とは違ったし、細谷が五輪代表で不在でも、代役には勿体ない存在になった木下にやられてしまう訳だし、今季初の連勝を目指しておきながら、引き続き勝ったり負けたりの繰り返しにのママ。つまり、まだまだ、という事である。

ちなみに前節鳥栖戦の朝から痛み出して、試合後には歩くのも一苦労の激痛レベルだった例の左足アキレス腱部分は、今朝までに、まだ負担をかけ過ぎたり歩き方によってはズキッとした痛みは出るものの、鳥栖戦後の地獄状態だった頃に比べたら、かなりマシになったので、何とか応援できるだろうレベルまで復活途上中と判断して今日も「気合いと根性だ!」で跳び跳ねてはいたが、左足は良いとして、ここ数日その左足の痛みを庇って右足に過度な負担を掛けていたせいで、実は火曜日辺りから今度は右足ふくらはぎまで痛めてしまっていたという悪循環。ああ左足も右足も、もうボロボロや・・・。

ーーーーーー
J1リーグ第8節 柏1-0浦和
得点/72分・木下(柏)
主審=福島孝一郎
観衆:14,201人
          
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


★みんなのなんでも掲示板★
掲示板利用規約

☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。

ツイッター↓
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10
12 13 14 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[01/20 うえ]
[01/20 ひろりん]
[01/16 うえ]
[01/16 マウファン]
[01/13 うえ]
最新トラックバック
リンク

にほんブログ村 サッカーブログへ



にほんブログ村 サッカーブログ 浦和レッズへ
リンク

【相互リンク大歓迎受付中!!】
プロフィール
HN:
うえ
性別:
男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
ブログ内検索
アクセスカウンター
アクセスカウンター
メールフォーム
バーコード
携帯からも閲覧できますよ。
忍者ブログ [PR]