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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2020年 J1リーグ第2節
浦和レッズ0-0横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002

試合残り30秒で関根がカウンター気味に持ち込んでチャンス!と思った瞬間に、「ああ!?」中継がバッサリ切られた。おいー!昔のプロ野球かよ!テレ玉よ、ダゾーンから買い取って中継してくれたのは大感謝しているが、最後の最後でそりゃないぜ~。
しかも中継切れた後にピンチを西川がスーパーセーブで救ってくれたとか?いやーここも見たかったのに。いやこれはかなり心臓に悪いシーンだった筈から、精神的には逆に見れなくて良かったという話もあるが・・・。

無観客圧巻ビジュアル そんなこんなで、ついにJ1再開。この日が来るまでに喜びも悲しみもならぬ、苦しみも悲しみも幾歳月、どんなにこの日を待ちわびた事か。
しかも先ずはビックリ圧巻の、無観客のスタジアムにドカンと準備された素晴らしいビジュアルと赤一色のスタンド。もう涙ちょちょギレもんではないですか。この日の為に、こんなに素晴らしい雰囲気作りをしてくれたスタッフの方々ありがとうございます。頭が下がる思いです。

にしても再開前は、先ずは公式戦が見られるだけでも幸せに思わなければ、と思っていたのだが、いざ試合が始まると、やっぱり勝ちたい気持ちだけが前に出てしまい、つい我を忘れて画面の中で戦うイレブンに釘付けになってしまうのであった。これもサポーターの性よ。

で、レッズである。先ずメンバーチョイスがベンチ含めて少し予想と違った部分があった。特にレオナルドと槙野がベンチにも入っていなかったのが大変な予想外。怪我という情報は入っていないからよくわからないが、レオナルドはスタンドで見学している姿が撮されていたから元気なのかな。まあ組長の事からしてターンオーバーによるものと思いたい。

両方とも攻撃的なサッカーを掲げるものの、そこはほぼ完成されているマリノスのサッカーから考えたらボールを保たれるのは想定内。
だからこそ相手を研究して臨む組長だけあって、そこはロングボールとカウンター狙い一貫であった。終始高いラインを保つマリノス相手には、その裏を狙うだけ狙う定石中の定石ではあったが、こうなると汰木のように縦に鋭いドリブラーが活きる訳で、汰木は前半のチャンスの半分を演出していたと云っても過言ではない活躍であった。シュート2本も大変惜しかったし。汰木って山形時代はドリブルは超1級品もシュートがド下手という触れ込みだったが、実際レッズに来てからはシュートは上手くなっているような気がする。今季の新しい戦術にも合っているからというのはあるが、汰木自体はJ1で成長を続けているのは間違いないのだ。

MOMは柴戸かな。波がある選手だけに試合によって評価にも波がある選手ではあるが、今回の柴戸はザ・ボランチの活躍。中盤で運動量豊富に球際強烈に強く、まさに潰し屋というに等しい活躍っぷり。パス出し含めて、あともう少し落ち着いてプレー出来るようになれば更に一皮剥ける選手になる筈だが、いやでも柴戸は波があるからこそ凄い時は凄いという諸刃の剣なのが、良くも悪くもな選手ではあるんだけれど。
ただ贅沢を言わせてもらうと、今やっている古典的なシステムフォーメーションだと、柴戸や青木の位置には、どちらかは本来は所謂セントラルMFと呼ばれるハイレベルな選手が必要なんだよね。もちろんザ・ボランチも必要なんだけれど。

待ちに待ったJ1公式戦デビューとなったデンデンも、かなり落ち着いていて軽快な動き。瞬発力ある素早い動き出しからのカバーリングは、エリア内でかなりのピンチを潰してくれていた。やはりスピードがある守備って見ていて安心感があるね。橋岡が裏を取られまくっていたおかげで、更にデンの守備が目立っていたという話はあるが。その橋岡は、やはりいくら脚を吊っても交代させられない、組長から仁義なき使われ方をし続ける悲惨な選手である。終盤死にそうな表情になる、いつもの橋岡であった。

スコアレスドローというのは、まあ状況を考えたら妥当なのかな。今季は降格が無い分、優勝争いに絡まない限りは、結果に一喜一憂しなくなりそうで、これが良いんだか悪いんだかというのはあるけれど・・・。
怪我明けの選手が多いマリノスではあるが、組織力の違いを考えると、まあレッズもよく守った訳で、しかし守りに入る時間が多過ぎて、クリア一辺倒では興梠も苦しかっただろうし、杉本もやっぱり下がり過ぎてしまったし。だからこそ汰木が活きるサッカーではあったが。
何れにしても、この再開戦に照準を合わせる事が出来ていたかどうかを見ると、完璧にとは言えないものの、9割方は身体を作れて来ていたんじゃないかな。あの町田とのトレーニングマッチと比べて、特に長澤や山中や西川のプレーを見ると、そんな感じがした。試合勘はまだまだの選手が少なくなかったけれど、そこは仕方がないので、これからの積み重ねで取り戻すしかない。それと後はここに、助っ人陣をどう絡めるかであるが、先ずはデンは大きな戦力になる確信は得られた試合でもあった。

終わってみて、改めて日常にJリーグが戻って来た喜びを噛み締めている。ただ・・・、
まだ無観客試合なのであって、これが本当の日常ではない事もわかっている。スタジアムへ戻れるようになって、始めて本当の日常に戻れる訳で、その日が来るまでには、今一度の我慢と辛抱を、あと少しだけ頑張ろう。

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J1リーグ第2節 浦和0-0横浜マ
主審=西村雄一
観衆:無観客試合
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ようやく公開トレーニングマッチが出来るところまで、日常が戻って来た。冠スポンサー付きの投げ銭システムまであるユーチューブ配信を、トレーニングマッチとはいえ生配信で見られるのだから、今回のクラブの配慮と、また試合相手を引き受けてくれた町田ゼルビア、そして勿論スポンサーに感謝したい。あと余談だが、町田のエンブレムとユニフォームは昔からかっこ良いと思っている。

◆1本目
浦和0―1町田
西川/山中→荻原/槙野/岩波/橋岡/阿部/長澤/マルティノス/関根/レオナルド/興梠

まだマトモに試合が出来るまでには身体が仕上がっていない選手が大半な感。とにかく動きが重い。序盤こそ日頃から組長が口を酸っぱくして言っている距離感を意識してか、フラットな形のポジショニングを作れていたが、町田のカウンターを喰らうとあっという間にバラバラになる。10分であっという間に乱れてのミドルを喰らう。
良くも悪くもマルティノスと言うが、左SHで個人突破を繰り返しながら年がら年中ボールを失うので、ここが特に機能しない。山中が痛めて早々に退いたのが誤算だったのと、それで代わった荻原がマルティノスの動きに対して四苦八苦していた。やたら荻原に声が飛んでいたが、問題はやはりマルティノスだろう。
シュート0だったというのも問題だけど、やはりどの選手も動きが重くて縦に速い攻撃が出来なかった。元々カウンター狙いで後ろを固めている町田だけに窮屈感は否めなかったが、レオナルドも本来得意なフリーになれるような工夫ある動きが必要だった。長澤も目立たず空気だった。
腹が出ていた興梠は、まあこの人はオフが長い時はいつもこんな感じだから、本番にはしっかり仕上げてくるから心配なかろう。


◆2本目
浦和0―1町田
西川/荻原/岩波/デン/橋岡/阿部/長澤/マルティノス/関根/レオナルド/杉本

1本目のシュート0から一変して、修正されたのか序盤からシュートは撃ち出したものの、やはり動きが重いからタイミングが遅いからなのか、シュートは何れも弾かれる連続。まあ町田の人数を掛けた守備も褒めるべきだろうが。あと1本目も含めてシュート以前にパスが雑でカットされ過ぎ。あれ本番ならカウンター喰らいまくって大量失点しているところだろう。
そして相変わらずマルティノスが左で空回りしている割には何故か左ばかり使おうとする。もっと右から関根を活かしてほしかった。杉本は下がり過ぎる悪い癖が今回も。惜しいシュートは1本あったが。ちなみに杉本の髭面は微妙だ。イケメンだけに正面から見れば悪くはなかったが、横から見るとどうしても痩せた闘莉王に見えた。
セットプレーからの失点に泣いたが、これも中は人数が揃っているのに、肝心のフィニッシャーにはフリーで撃たせている。やはり守備は鬼門。


◆3本目
浦和0―0町田
福島/荻原→宇賀神/鈴木(大)/デン/岩武/柴戸/エヴェルトン/汰木/武田/伊藤/杉本

1本目と2本目がダメダメだっただけに、控え組が多くなった3本目の方が活きが良く見えてしまう。2本目から今回の3本目は新加入のデンがいよいよベールを脱いだ。先ず特筆すべきは出足が速い。これによりカバーリングはデンのおかげで助かった場面が少なくとも3度ほど。加入前のストロングポイントの評判通りではあった。
エヴェルトンはやはり上手くボールが収まる。マルティノスがあれだっただけに汰木も上手く見えた。安定さとドリブル突破の確実さを求めるならば、左SHは中断前の通り、やはりマルティノスより汰木をチョイスしてしまうだろう。
注目の武田は後に続く4本目も通してルーキーながら全てに於いてキッカーを任されるだけに、既に期待値は相当のもの。キーパーに弾かれたが惜しいフリーキックもあった。


◆4本目
浦和1―0町田
鈴木(彩)/宇賀神/鈴木(大)/マウリシオ/岩武/柴戸/エヴェルトン/汰木/武田/伊藤/武藤

ここで鈴木彩艶を頭から使ってきた。その容姿から言う訳ではないが、既に貫禄がある。スーパーセーブも1度見せた。これ末恐ろしいキーパーになる可能性がある超逸材だけに、やはり楽しみな存在。
繰り返すが1本目と2本目があれだっただけに、3本目以降の方が良く見えてしまっている部分はあるが、レッズ唯一のゴールが生まれたのがこの4本目であって、武田が左サイドで絡んでからの武藤の見事な左足ボレー。これで今夜の夕飯は寿司で決まりか?
守備面は相変わらず不安定な部分はあるが、周りが騒がしいマウリシオ大先生がデン同様にスピードでカバー出来ていたのと、繰り返すが彩艶のプレーは大きかった。
2本通して柴戸は目立たず、岩武と伊藤はもっとアピールしないと本番はやばい。 宇賀神は試合中にヘラヘラするのはいい加減にやめよう。


柏木や青木やファブリシオは出場せず。何れにしても中断期間が長かっただけに試合勘が戻っていない選手、まだまだ身体が出来上がっていない選手が多かったので、チームとしては評価はまだまだ出来ない。
トレーニングマッチだからと負けても良いという訳ではないし相手がJ2ではあるのは問題でもあるが、とは言っても事情が事情だけに、現時点では心配する以前の問題。
また2本目までは雨でビチャビチャだったのと、3本目以降では小雨になったのとで、多かれ少なかれコンディションの違いはあっただろうし。
何れにしても再開までにまだまだ時間がある。本当に身体とチームを作って行くのは、ここからここから。

で、

リポD看板 おまけ

リポビタンDの看板が、やたらインパクトがあったなぁ。カメラマンも明らかに狙ってリポD看板ばっかり撮ってなかったか?
チームもファイト1発で爆発してほしかったが。選手もリポD飲んで再開戦で爆発しろ!
2020年 J1リーグ第1節
湘南ベルマーレ2-3浦和レッズ
~Shonan BMWスタジアム平塚

200221アウェー湘南戦、勝利わー、リーグ開幕戦って勝てるものなんだ(笑)

いや冗談抜きに、そう思えてしまうほど、長らくリーグ開幕戦に勝てていなかった訳だから、その喜びを味わえたのは、果たして何シーズン振りの事になるのだろうか?久々過ぎて、本当に何シーズン振りなのか完全に忘れている自分がいる。
どんな勝利もホッとするものだが、やはりリーグ開幕戦に勝つって、他のチームより一歩先に頭が出たという意味で、精神的にホッとするものよ。まあ、リーグ開幕戦に勝って、そのシーズンにJ2に降格したパターンもあったけれど(縁起でもない事を言うな)。

1週間前のルヴァンが良かったから、そうメンバーを変えては来ないけど、それでも柴戸のところを青木とか予想したり、あと興梠は当然使って来ると思っていたし、まあ少しはいじくって来るだろうと予想をしていた割には、蓋を開けてみたら杉本から興梠に入れ換えただけだった。しかも1週間前に2ゴールを挙げた杉本をベンチにも入れないなんて、杉本が別メニューでなかったとしたら、組長も大胆な事をするものである。まあ2トップは興梠とレオナルドがベストだとは思うけれど、杉本も結果を出し続ける限りは、この基本的にFWはこの3人を軸に使い回して行くのだろう、当分は。

失点の話は後に置いておくとして、いやはや、やはりこうなるとエース興梠が決めるもんなんだねぇ。1週間前は完全温存され、更に言えばトレーニングマッチに於いても1点(だっけ)しか決めていない男が、実戦となると途端に力を発揮するのである。その前の汰木の仕掛けが効いたとはいえ、見事にボールを捉えた上に一旦はキーパーに弾かれ掻き出されかけたボールを再び被せるように叩き込んだ。興梠らしいゴールといえる。
こうなると黙っていないのがレオナルドだが、いやはやルヴァンに続いて今度はJ1リーグ初ゴールである。おめでとうレオナルド。山中のパンチの効いたクロスをドンピシャで捉えた痛そうな(笑)ヘッド炸裂である。アシストからフィニッシュまで、お見事であった。

このように、前半の内に逆転してしまうという、昨年、いや近年のレッズからは考えられない見事な展開になったのは良いが、実は失点の方も見事な展開である。
守備がヤバい山中の方は確かに狙われていたんだけど、実際に失点しとるのは橋岡の方からクロスを入れられているんだよな。橋岡単体より前の関根の守備がアレだから、実際右サイドはスカスカになる時が多い。橋岡だけだと守備が追い付かない。左サイドは始めから山中がヤバい事がわかっているから、汰木なり誰なりがすぐフォローに入るんだけど、右サイドはこれが無いんだよね。だからといって岩波がフォローに行くと釣り出される事になるから真ん中がスカスカになるし。ここ本気で修正しないとヤバい。

200221アウェー湘南戦、勝利2 で、あのね、何かのドラマのシナリオじゃないんだからさ、またお得意の放出した選手にやられるパターンね。
先ずは石原よ、あんたレッズに居た時に、あんな豪快なヘッドなんて見せてくれなかったじゃないか!酷いぞ石原!
更に言うと、山田直輝よ、お前もレッズに居た時は、あんな打点の高いヘッドなんて決めるどころか、そんなプレーの素振りさえ見せてくれなかったじゃないか!酷いじゃないか直輝!
いやまあ酷いのは、放出した選手にお決まりのようにやられるレッズの悪い性質の方ではあるが。だいたい1失点目も2失点目も中央にDFは揃っているのに、特に2失点目なんて鈴木を中心に3人も直輝に対応しに行って頭2つくらい抜きん出た豪快なヘッドでやられているのだからたまらん。いやその前にクロスには本当に弱いのはレッズの前々からの、これも悪い性質ではあるんだけどね。

あとVARを喰らうという貴重な体験もしたのは良かった。もちろん良かったというのは貴重な体験という意味だけで、VARを喰らう自体は恐怖そのものである。
だいたいあんな少し経過したところで試合を止めてVARチェックに入るんだから、喰らった方は最初は試合が中断してハテナな上に、それがVARによるPK調査なのだから余計に生きた心地がしない。血の気が引いた。まあ実際に鈴木のハンドが発覚しちゃったから文句は言えないし、だからもう誤魔化しは通用しないという教訓と勉強にもなった事例になった。
で、PKを豪快に外してくれたのが、もっと良かった良かった良かった。VARでPKを喰らうだけでも嫌な事なのに、そのPKを外してくれたのだから、これほど安堵する事はない。まあPKストップが驚異的に下手な西川相手に、豪快に枠を外す方も外す方で御愁傷様なんだけど。そしてこの湘南のPK外しによる勝ち越し失敗で、試合の流れは確実にレッズに移ったのであった。

とは言っても、それでも四六時中湘南に攻められまくってはいたけど、レッズはレッズで耐えて耐えての少ないチャンスからの、マルティノスから来て、あそこはもう周囲の選手みんなが相手DFを引き付けるように踏ん張って踏ん張って、で、関根も踏ん張ってドリブって踏ん張ってドリブって、そんでコロコロって感じだった。関根のシュートが妙にゆ~くりネットに吸い込まれて行った感があったんだよね。不思議な感じがしたゴールだった。そんでもっての、あの時間帯での勝ち越しゴールなのだから、いや盛り上がったよね。

まあどんな形でも、やっぱり開幕戦に勝てたのは、精神的にも嬉しいものさ。
金Jふざけんな!な意見には変わりはないけれど、他のチームより1日早く勝利を得られたということ自体は、つまりこれから2日間は他のチームの試合を余裕のよっちゃんイカ綽々の高みの見物が出来るという、また格別の楽しい週末が待っているという事なのだ。そういう意味でも、今回の勝利は、本当にデカいものになった。

これで週末を気楽に過ごせる。ただ問題は、個人的には明日土曜日も週明けの月曜日も仕事ってところなんだけど。ふざけんなブラック会社!・・・まあ勝ったから今回は許すけど。

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J1リーグ第1節 湘南2-3浦和
得点/7分・石原(湘)、39分・興梠(浦)、42分・レオナルド(浦)、65分・山田(湘)、85分・関根(浦)
主審=佐藤隆治
観衆:13,071人
2020年 YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節
浦和レッズ5-2ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002

200216ルヴァン・ホーム仙台戦 こ、この内容と結果は、去年とは、違う!!・・・と、見て良いのか?

去年あれだけゴール欠乏症だったチームが、新しいフォーメーション、新しいシステム、そして若干の新しい戦力を加えたら、いきなりこうなったぞ。
まあ失点のとこは失点のところで、1分間で同じ選手に立て続けに2失点とか、かなり怪しい部分もあるんだけど、基本的には前からの守備で早めに相手を抑える戦法だから、守備が整わない内に深い位置まで来られて相手を逃しちゃうと対応不足になるって事ね。

ロングパスを織り混ぜながら手数をかけないで、縦に速い攻撃。ハードワークとハイプレスで球際強くボールを奪い、ショートカウンターから素早くゴールに迫る。その際に重要なのがサイドハーフの素早い動きと仕掛けで、今回は関根と汰木が積極的に動き回ってくれていた。こうなると相手の守備陣が外に引っ張られるから、これで中の2人がフリーになる機会が多くなる。
杉本はこれで去年のような窮屈さが消えて、フリーでボールを受けて余裕を持ってボールを捌けるようになった感じ。フリーで撃ったゴールはゴールで凄かったけどね。杉本ってあんなシュート撃てたのね。まああれは中央で柴戸が痛んでぶっ倒れてくれていたおかげで、仙台の選手が半分セルフジャッジして動きを止めちゃったからってのはあるんだけど、だからと言ってこちらがボールを外に出すか、主審が笛を吹くまではゲームは止まらないんだからさ。

200216レオナルドヒーローインタビュー で、大活躍レオナルドなんだけど、2ゴール1アシストと、レッズデビュー戦でいきなり衝撃的な結果を出してくれちゃった訳で。J1未経験だった選手でも、やはりJ3、J2と得点王になった実力は伊達ではないという事か。
実際に生で見ると、一瞬でマークを外す動きが上手いというか、常に相手DFを2人くらい引き連れているんだけど、ボールを貰う直前になるとスッとマークを外してフリーになる。興梠もこのタイプなんだけど、若返りした興梠がパワフルさを身に付けて戻って来た感じかな。そんでもって下がって球を巧みに捌いたかと思えば深い位置でも楔になり、またトリッキーなプレーもあり、そしてシュートは評判通り上手くて精度抜群かつ力強かったな。その鮮やかな1点目と、瞬時にボールを捉えるポジショニングからフィニッシュの2点目。何れも素晴らしい形だった。

レオナルドの2点目をアシストした山中は、去年のウイングバックと違って、相手のサイドとマッチアップする負担が少ない分、やはり4バックによるサイドバックの方が活きるね。去年と見違える動きだったから、去年は山中の使い方を完全に間違っていたというか、やはりサイドバックとウイングバックは違うって事ね。

200216ルヴァン・ホーム仙台戦2 何れにしても今シーズンのレッズは、組長が分析に分析を重ねて選手に合う形で1から作ったチームだから、これで多くの選手がやり易いサッカーになったという事で良いのかな。それだけ去年とは見違えるサッカーになっていたと思う。まあ今回だけを見れば。しかもマルティノスだってイキイキしてゴールまで決めちゃうし。

これがリーグ戦でも続けて結果が出せれば、と思う。でも前向きに考えると、今回のメンバーはベストメンバーではない訳だし、しかも興梠を完全温存して、去年あんな状態だった杉本を使って早くも結果を出した訳で、それを考えると、ではベストメンバーだったらもっと凄い事になるとも考えられるし、別に考えると今回使った選手の働きっぷりを見るに、じゃあ誰がベストメンバーなのかわからなくなるって事もある。
尤も相手の仙台もベストメンバーではなかったというオマケはあるけれど。とは言え仙台の木山監督は守備をしっかり念頭に置いたサッカーをするところ、そんなチーム相手に去年ゴール欠乏症に喘いだチームがいきなり5ゴールも挙げてしまうのも、レッズはレッズで大きく変わったと見るべきなのだろう。


おまけ
新しいチャントを一気に4つも発表するのやめてくれ!
新チャント→鈴木チャント→岩波チャント→橋岡チャントの順で発表兼何回かループ練習なんだけど、新チャントを覚えたと思ったら次の鈴木チャントで前の新チャントを忘れ、鈴木チャントを覚えたと思ったら次の岩波チャントで前の鈴木チャントを忘れ、岩波チャントを覚えたと思ったら次の橋岡チャントで前の岩波チャントを忘れ、橋岡チャントを覚えたと思ったら次の新チャントで前の橋岡チャントを忘れ・・・この繰り返しやないか!(笑)
もう自分オッサンなんだから、パパッと4つもいっぺんに覚えられるほど余裕ないんだから!・・・と思っていたけど、何だかんだ言ってチャントが始まれば、自然と声が出るってもんさ。

200216ザ・美酒 久々に開幕戦でザ・美酒!

まあリーグ戦ではなくてルヴァンではあるんだけど、いつもリーグ戦が開幕戦だとアウェースタートだから、ホームで開幕戦を迎えられて、しかも勝利とは、一体いつ以来だろうか?

さあ、これが来週のリーグ開幕戦でどうなるか。ルヴァンでは良かったのに、またリーグ戦になったら去年みたいになる、なんて事になったら困るから、次の金曜日も頼むぜ、新生大槻組よ。

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YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節 浦和5-2仙台
得点/9分・レオナルド(浦)、18分・杉本(浦)、35分・レオナルド(浦)、41分・田中(仙)、42分・田中(仙)、51分・杉本PK(浦)、78分・マルティノス(浦)
主審=高山啓義
観衆:19,589人
2019年 J1リーグ第34節
浦和レッズ2-3ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002

191207立花社長挨拶 しっかし立花社長も就任1年目から早くも修羅場を経験とは、大変だなぁオイ。しかも無駄にデカイ声を出しているのにブーイングが凄いせいで「聞こえねーよ!」「何言ってんのかわかんねーよ!」と野次られ、呼応して声量を上げれば更にブーイングもデカくなるという。しかも「話がなげーよ!」「何時まで喋ってんだよ!」「早く帰れ!」と野次られれば、そそくさと退陣する段階になって「それで話は終わりかよ!」「逃げんじゃねーよ!」と野次られる。レッズの社長って悲惨だなぁ・・・。

もう社長の謝罪挨拶なんて形式だけだからどうでも良いし、寒いだけだから早く終わらせてほしかっただけなんだけど、それより組長の挨拶は無いし、更に言うとお飾りの社長のマニュアル謝罪を聞くより、今シーズン低迷の本当の元凶である中村GMに出て来てほしかったけどな。この低迷を招いた強化責任者は挨拶も無しに逃亡とは・・・。

191207ホーム最終節ガンバ戦 つーか、試合は試合で最後まで勝てんのな。前節の記事でも書いたけれど、こんだけ負けまくってんのに、最終節くらいホームで意地を見せられんのかい。
興梠のお父上が亡くなって急遽興梠が出られなくなってしまった残念な出来事はあったとはいえ、その興梠の為にも意地を見せてほしかったんだけど。
意地どころか開始僅か9分であっさり失点してるし。その後もガンバに簡単にカウンターを許しまくり、あわや大量失点してもおかしくなかった前半。それこそ他会場の結果如何によってはオルンガされたら終わりな試合。まさかそんな事が簡単に起こる訳がないとは思っていても、前半のやられっぷりを見てしまうと、一瞬だが本当に脳裏にオルンガされる姿が映ってしまったぞ。
よく1失点で凌いだ前半でも、その前半終了と共に、試合後の社長挨拶時の修羅場を待つまでもなく、早くもブーイングが発生するという・・・。
前節では我慢してチームプレーをしていたかに思われたマルティノスも、またボールを持ったら離さない上に暴走ボールロスト王にもどっていたし。今更ながらマルティノスは連続して使ってはイカンな。まあ柏木の同点直接フリーキック炸裂の元は、突破中のマルティノスが良い位置でファールを貰ったというのもあるから一概にマルティノスを責められないんだけどさ。
ただせっかく同点に追い付いても瞬時に追い付かれ、またロスタイム直前に駄目押し点を喰らうなど、点を取れば取るで失点もするチームな訳で。まあそれでもロスタイムに1点返したのは、ある意味で意地の表れと言えなくもないが・・・その後のカウンターを決めてこそ本当の意地だったんだけどな・・・。

まあ仕方がない。何とかJ1には残留する事が出来た訳だから、今シーズンはそれだけで御の字としなきゃならないかな。ただ9勝・10引き分け・15敗の勝ち点37で、よく残留できたよなぁ。それより4チームもレッズより弱いチームがあった事が幸運だったが、普通ならばプレーオフはおろか、降格していてもおかしくない成績ではないか。よく生き残ったものだよ。
でもこれで組長を本当に続投させるには勇気がいるのは否めない。誰もレッズの監督をやりたがらない事情が事実ならば、フロントよ、ツッチーよ、西野よ、諦めずに足を棒にして新監督を探せ!土下座してでも連れてこい!来季が本当にヤバいぞ!

191207森脇退団セレモニー 最後に森脇で癒されたから、少しだけ気持ちが落ち着いたけれど、しっかし泣いたり笑ったり、オチャラケたり踊ったりスベったり、最後の最後まで忙しい男だったなぁ。
森脇の泣き顔にこちらもウルッとさせられたと思ったら、次にはもう満面の笑みになって騒いでいて拍子抜けさせられるし、相変わらず無駄に声がデカイし(顔も)、自分の娘なのに抱っこして娘にワンワン泣かれているし、森脇よ・・・、でも本当にレッズから居なくなってしまうのか。なんか最後の姿からして実感がわかないんだけど・・・。
ってか、岩舘の奥さん、超美人だったな・・・。


191207ザ・反省会 ザ・反省会である。そして最後までザ・ヤケ酒である。
そして試合前には傘を無くすというドジも(まあ百均傘だからいいけど)。

ハーフタイムでブーイング、社長挨拶でブーイング、そして森脇でブーイング、まさにブーイング祭りのブーイングだらけの1日であった(自分は森脇の時しかブーイングはしていないけど)。

そして今シーズンはタイトルをひとつも獲れなかった。それでもACLでは大きな夢を見た。しかし最後の最後で結局はそれが叶わなかった。そして久しぶりに本格的な残留争いをしてしまった。結局は生き残る事が出来た。ACLとJリーグ、相反するシーズンであった。タイトルと残留争い、色々な意味で緊張して疲れたシーズンであった。

という事で皆様、今シーズンも大変お疲れ様でした。上記の通り最後まで緊張したシーズンでした。先ずは身体と精神を休めましょう。

さて、どう総括しようか。難しいシーズンだな。


12月8日/衝撃の追記
◆大槻毅監督続投のお知らせ(レッズオフィシャル)

キター!(゚∀゚ 三 ゚∀゚)ワッショイワッショイ

さあ、腹を括れ・・・!!

自分、とりあえず昼酒飲んで寝て気持ちを整理するわ。おやすみなさい。良い夢を。

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J1リーグ第34節 浦和2-3ガ大阪
得点/9分・宇佐美(ガ大)、62分・柏木(浦)、64分・アデミウソン(ガ大)、88分・福田(ガ大)、90分・ファブリシオ(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:47,188人
2019年 J1リーグ第33節
FC東京1-1浦和レッズ
~味の素スタジアム

191130アウェーF東京戦 最後の方、明らかに失点しないように引き分け狙いの戦い方をしていたが、つまり、他会場の試合経過からして、そういう戦い方にシフトしたのだろう。

湘南は勝ってしまったが、鳥栖と清水はそれぞれ負けてくれて、レッズは東京にドロー。これにより勝ち点はレッズが37(得失点差-10)。鳥栖(得失点差-20)と清水(得失点差-25)が36。湘南が35(得失点差-23)。そして最終節は鳥栖と清水が直接対決する。
これを踏まえた上で、最終節でレッズが仮に負けて入れ替え戦プレーオフ圏内に転落する条件は、
1.湘南が松本に勝利し、
2.鳥栖と清水が引き分けた上で、
3.レッズがガンバ相手に10点差以上失点して負ける

まあ、普通に考えたら、いくらレッズが調子悪くて相手が上がり調子のガンバ相手でも、いくら何でも10失点はしないと思うから、それを考えたらレッズのJ1残留は九分九厘決まったと見て良いだろう。
いやまてよ、1週間前にJ2だけど13対1とかいう非常識にも程がある試合を繰り広げたチームがあったな。それを考えてしまうと・・・いやいや、無い無い、無いよ、な・・・?
でもうちって可能を不可能にするの得意技だからな。いくら何でもって試合で散々やらかして来ている歴史があるから、もしかしたら・・・なんて、いやいやいや・・・まあそれは1週間後に運命を委ねる事にしよう。

その前に、肝心の今回の試合である。無念のACL準優勝から約1週間、その開きがあったから、勝てば無条件でJ1残留が決まる今回も、ベストメンバーで行っていても不思議ではなかったが、そこはターンオーバーに敏感な組長だけあり、ファブリシオはベンチ外、長澤や関根や橋岡をベンチに下げて、柏木と森脇と山中とマルティノスを先発に使って来た訳だ。守備に大いに不安がある山中と、暴走空回りキングのマルティノスを、優勝が懸かっている東京相手にぶつけるのはギャンブルみたいなものだったが、確かに今回も山中の守備になっていない守備とかヤバかったが、優勝する為には勝つしかない東京が攻めて来てくれたおかげで、裏にポッカリスペースを作ってくれたから、山中はパスで、マルティノスもドリブルで、その裏を突き易かったようだ。

ただ悲しいかな、そういう時に限ってカウンターが出来ないチームのチグハグさが表れてしまうんだよな。せっかくサイドやマルティノスが裏に走っても、裏へ出そうとするパスが明後日の方向にズレまくったり、そもそもパス精度が悪過ぎてすぐカットされたりと、マルティノスはマルティノスでせっかくのチャンス時にスッテンコロリンしちゃうんだもん。コロコロ転ぶのが得意技なのはわかるが、幾ら何でも味方のチャンス時にもコロコロするなっちゅーの。

まあ、そんな山中とマルティノスでも、先制ゴールを叩き込んだのは山中キャノンシュートから弾かれこぼれたボールをマルティノスなのだから、采配ギャンブルは一応の成功ではあった訳だ。いや今回のマルティノス、かなり我慢していたと思う。いつものようにボールを持ったら離さないで強引にドリブルしてボールロストするような場面は極めて少なく、それより味方を良く見て使い使われようと考えてプレーしていたと思う。だから多少のコロコロは、今回は大目に見ようじゃないか。

本意は勝って今節でJ1残留を確定させたてスッキリさせたかったが、とはいえ今のチーム状態では1ゴールが精一杯で、必ず失点もしてしまうのだから、それを1失点で凌いだのは御の字かな。ただ失点がセットプレーからで一度は西川がセーブしたのに、バタついて叩き込まれてしまったのが残念だったが。
まあさすがに、いくらお得意様の東京とて、残留争いしているチーム相手に、優勝争いしているのに負ける訳には行かなかっただろうから、そんなチーム相手に「結果的に」ドローで乗り切ったのは、レッズとしても悪くはなかったけれど。前節で援護射撃してくれた東京には恩を仇で返すような形になって悪かったけれどね(しかもディエゴオリヴェイラと永井を負傷退場に追い込んでしまったし)。
ちなみに「結果的に」というのは、残留争いのライバル鳥栖と清水が負けてくれたから、という意味が大きく含まれる訳だが。

191130アウェーF東京戦、ドロー まあ、まだ残留が確定した訳ではないから本当の安心は来週に得よう。
それにしても11年の残留争いの最後の方もそうだったが、あの時もアウェー福岡で最終節を残して得失点差により九分九厘残留を決めたんだったよな。博多の森の実に気温が寒かったナイター試合で逆転勝利して、梅崎が涙を流していたのが印象的だった。こっちはこっちで寒くて鼻水を流していたけれど。
それはともかく、最後は得失点差が効いてくるのは今回も同じだな。今回はライバルチームもレッズよりやたら失点してくれていたのが幸いしたし(特に清水)。

ってか、そんな事より、最終節くらい勝てよ!勝って最終節だけでもザ・美酒を飲ませてくれよ!ってかその為にも最終節も必死にサポートするから、いい加減、勝て!!

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J1リーグ第33節 F東京1-1浦和
得点/39分・マルティノス(浦)、69分・田川(F東)
主審=家本政明
観衆:40,202人
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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