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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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コロナ延期の影響を受けて、今季のJ1とJ2で降格無しとする案の検討に入ったJリーグだが、その内容が降格しない2チームとJ2から昇格して来る2チームがある分、来季のJ1リーグは20チームで戦い、尚且つ4チームを降格させて再来年シーズンのJ1は18チームに戻すというもの。

この案は先ずは今季の試合延期に伴い、経営難に陥るかもしれないクラブチームがある中、仮にそのクラブチームが降格した場合に更なる経営悪化、最悪の場合は消滅も懸念される故の特例措置として検討しているものである。

これには当然メリットとデメリットがある。
先ずメリットとしては、
・延期と降格により経営難に陥る可能性があるクラブチームへの影響を減らす
・降格が無いので順位成績を気にせず若手起用育成や戦術構築がし易くなる
・成績不振でも焦って補強する必要性が無くなる

一方のデメリットは、
・降格が無いので緊張感を欠いた試合が多くなる
・成績不振でも補強の必要性が減り移籍が活性化されなくなる
・残留争いが無いのでメディア露出が減る
・来季は更なる過密日程になる
・来季は更なる過密日程に伴い、ACL組は勝ち上がれば勝ち上がるだけ国内日程が益々不利になる(昨季レッズが例)
・東京五輪が万が一来年に延期されたら日程が益々過密になる

これだけ考えると、項目上はメリットよりデメリットの方が遥かに多い上に、限られたチームだけ不利に働く場合がある。更にデメリット欄の最後に書いたように、東京五輪の行方によっては来季は更なる過密日程に陥る恐れも含んでいる。
それでも今回のJリーグ案に踏み切らなければ、コロナ延期の影響による遣り繰りが、どうしても叶わないというのであれば、本当に特例として今回の案を受け入れなければならなくなるだろう。

ただひとつ気になる事。このJリーグ案浮上と時を同じくして、鳥栖の危機的な資金難が明るみになった。鳥栖の経営難は何も今に始まった事ではないが、今回は積極的投資が失敗した上に頼りだった大口スポンサーが2社も撤退するトリプルパンチ、そこにコロナ延期と来て、もはや存続の危機に立たされているとか。
鳥栖を救済する為にJリーグが「リーグ戦安定開催融資」を行う可能性がある。但しこの融資を行った場合、融資を受けるクラブチームはリーグ勝ち点10を減額される規約。

リーグ戦安定開催融資規定の詳細はこちら
(注:PDFファイルになります)

元々経営難のチームが勝ち点を10も減らされてしまったら、それだけで降格する可能性が極めて高くなる。ところが今季仮に降格制度が無くなった場合、鳥栖も降格の心配は無くなる。・・・まさかそうする為に、Jリーグは今季の降格制度を無くそうと?なんて穿った見方も出来てしまうタイミングのピタリさではある。でもどのみち期日までに返済が滞ったら、クラブライセンスそのものが剥奪されるから、そうなったら降格どころの話ではなくなるんだけどね。

さて、ここまでは一般的な話。ここからは個人的な話。

自分、一度増やしたものを再び減らすのって嫌いな性分なのね(消費税は減らしてもらいたいけど)。だってほら、例えば、せっかく夕食のオカズが1品増えたのに、しばらくしたらまた1品減らされたら、嫌でしょ?(何言ってんだコイツ、と思われていそう)
何が言いたいのかというと、仮に来季J1リーグを20チームにするならば、来季だけと言わずに、もうずっと20チームに固定しちゃえば良いって話。
だいたい2チーム増やして4チームも降格させるなんて、ちょっと極端というか乱暴だと思う。この落差で余計に経営難に陥る降格チームが出ないとも限らない。
2チーム分が増えた事による日程圧迫が懸念されるが、ならば入れ替え戦プレーオフを止めれば良い。それだけで2試合分の日程が浮く。どうせならばJ2も昇格プレーオフは廃止しよう。ようするにJ1もJ2もストレートに2チーム若しくは3チーム同士が昇降格。これでスッキリ文句なし。まあ百歩譲ってJ2の昇格プレーオフはあっても良いけど。
ちなみに欧州4大リーグの例を見てみる。イングランドとスペインとイタリアが1部リーグ20チーム内3チーム自動降格+2部リーグは2チーム自動昇格で残り1枠はプレーオフで決める。ドイツは18チーム内2チーム自動降格+1部の16位と2部の3位が入れ替え戦。
これを見るに、昇格プレーオフをやった後に更に入れ替え戦プレーオフをやるJリーグって、実にまどろっこしいというか面倒くさいというかしつこいというか、まあ少しでも注目される試合数を増やして収入を得ようとしているのが見え見えなんだけどね。

自分はチーム数が増える分だけエンタメ性は拡がるとの考えから、予々J1リーグはチーム数が増えて以来16チームよりは18チーム、18チームよりは20チームが理想と思って来ていたので、仮に来季が20チームになる事自体は歓迎できる。但し試合数を考えると20チームが限界というのも自分の考え。
どのみちこれからもJ3のクラブチーム数が増えて行くのだから、下ばかりではなくて上のカテゴリーのクラブチーム数も増やさないとエンタメ性が薄れて来ると思う。その代わりに過密日程を減らす為に、無駄と思われるプレーオフは廃止する勇気と決断も必要。場合によってはカップ戦の大幅なレギュレーション変更も致し方がないと思う。
そういったところを整理や再検討を行うには、今回は良い機会になるのではないだろうか。目先の事ではなくて、常々先を見据えた政策こそが、Jリーグ百年構想の本来の姿なのだから。
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Jリーグとプロ野球の新型コロナ対策会議の専門家チームの判断により、Jリーグは18日からの再開が極めて難しくなり、プロ野球は20日の開幕延期が決定、Jリーグもこれで再延期が濃厚になった。(追記:やはり再延期の方針になりました。3月中は開催しない方針。決定?)

そりゃあね、専門家にお伺いを立てれば、現時点での再開を許す筈はないのは、誰にでもわかっていた事なので、こんな事には今さら驚かないのである。こんな経過を待っていたところで、初めから出来レースだったのである。

しかしこれ、まあJリーグやプロ野球に限った事ではないけれど、何でもかんでも仕方がない仕方がないで、こうやってイベントをズルズルズルズル延期だ中止だ何だやっていて、本当に大丈夫なのかね?人間の世界ってマイナスな事を続けていると、何れ必ずどこかで仕方がないじゃ済まされない時がやって来るんだよ。間違いなく。
コロナウイルスだけに気を取られていて、木を見て森を見ずではないが、本質を疎かにしてしまっていて、気付いた頃には経済も金融もメタメタになってしまい(もう一部ではそうなっているけど)、「嗚呼あの時、コロナで過剰に騒ぎ過ぎていなければ、こんな酷い事になっていなかったのに」なんて草も生えなくなっていなければ良いけれど。

何が正解で何が間違いかが見えない以上、いつも人間は何かを自粛してしまう。特に日本人の右習え性質は、それが良くもあり、悪くもあり、Jリーグが延期したのならば、こっちのイベントもあっちのイベントもやるのはおかしい、もし開催を強行して感染者が出たならば、批難の的になる。誰が責任をとる?・・・これでは怖くて何も出来ない。実は人間の心は、コロナ云々より、それによって発生する責任問題を恐れているんだ。

どうせ何をどうやって、こうなった以上はそう簡単には終息なんぞしないでしょう。3月にやれないからといって、4月もそう状況は変わっていないと思うよ。こんなの1ヶ月や2ヶ月や数ヶ月じゃなくて、専門家からの本音は年レベルの問題と言われているのだから。

考え方の転換も大切だと思う。ヨーロッパでもコロナが蔓延しているのに平気で客を入れてサッカーしちゃっているリーグもあるし、その結果どうなったかと言えば、まあこれからわからんけれど。
近所の大型ショッピングモールも、コロナを恐れる大人の客が減った反面で、学校が休みのガキンチョが大量発生中で学校閉鎖した意味が無くなっているし。

だからさ、もうJリーグもコロナを恐れずに・・・

やっちゃえ Jリーグ


・・・これ、ふざけて無責任に言っているんじゃなくて、実際に何処かで踏ん切りを付けてやらないと、後々に大変な事態を招く事を心配している。ひとつはスケジュール的に後々過密になってしまう事だが、それ以上に延期した事による金銭的な部分は、大丈夫なのだろうか?企業には資金繰りというものがある。それはクラブも同じで、仮にこれ以上の延期が発生した場合、資金繰りが追い付かなくなるクラブは発生しないのだろうか?内部留保に余裕があるクラブならば切り抜けられるだろうが、そうじゃないクラブも多い訳だから・・・資金繰りに特例措置があればまた違ってくるけれど。
だから自分、簡単に無観客試合をやれとは言えないの。世間ではメディアも含めて簡単に無観客試合にすれば良いじゃんと言う人が沢山居るが、その無観客にした事による無収入面、赤字面はどうするの?って事なのさ。それを満額補償してくれますか?って話になってしまう。こんな事を言うと「命より金か!?」って怒られそうだけど、経営というのは綺麗事や正論だけで切り抜けられるほど甘くはない部分がある。実際に既にコロナ倒産も出始めているのだから。

これは本当に仮の話であり、自分の世迷い言とでも狂言とも捉えてもらって結構なんだけど、本当に仮に、コロナなんか恐れず、本来の予定通り18日に再開しちゃったら、果たしてどうなるのかな?
これも自分の勝手な予測だけど、Jリーグが再開するならば、じゃあプロ野球も、じゃあコンサートも、じゃあ大相撲も、じゃあ地域のイベントも、客を入れて再開しちゃおう!なんて堰を切ったように、自粛ムード一転、イベント再開モードになるんじゃないのかな?右習えな民族だから。
まあそれでもコロナを恐れる人が居る以上、普通より集客は減るだろうけれど、それはこの先に延期した分で平日ナイターが増えたら客が激減するのと同じなんだよね。

まあやらない勇気も大切、しかし、やる勇気も時には大切。正解は、無い。
ならば・・・

やっちゃえJリーグ

"やっちゃえ Jリーグ"





・・・再延期が規定路線な以上、やる訳ないか。

でもウイルスを吸い込んでもウイルスに感染しない為には、免疫力が大切なんだよ。免疫力は心が満たされないとストレスになって免疫力が下がるんだよ。趣味や娯楽が無いと心が満たされないと、ストレスだけが溜まって免疫力が下がるんだよ。免疫力が下がるとウイルスに感染し易くなるんだよ。だからウイルスを吸い込んでもウイルスに感染しない為には(以下永遠ループ)
でも試合に負けると心は満たされずストレスは溜まる罠。
コロナウイルスの影響で、先ず明日のルヴァン第2節が延期になった。コロナ感染症対策専門家会議が「これから1~2週間が~」とか余計な事を言ってくれちゃったもんだから、これがモロ影響してしまった形。そうじゃなくJリーグがもっと対策に速く動ける組織だったら、ルヴァンやリーグを開幕戦から自己判断で延期していた筈だし。
あー、明日は武田がデビューっぽかったから、楽しみにしていたのになぁ・・・。

仕方ないと言えば仕方がないのだが、発表が前日というのは不味かったな。ホームチームはホームチームで痛手を被るのは事実として、遠くからやって来る(特にアウェー)サポーターは、既に旅費を申し込んでしまっている訳だから。高速バス代や宿代なんて前日キャンセルなんてしたら、かなりのキャンセル代が発生してしまう。今回対戦する筈だった松本のサポーターなんて、キックオフ時間がナイターだから、高速バスや宿を利用する人が多かっただろうに・・・。

ちなみに幾つかのメディアで「延期」を「中止」と報じているところがあるが、延期とは予定を先に延ばす事。中止は予定を取り止める事。このように延期と中止では意味が全く違う。オフィシャルでは「延期」となっているから、今のところは延期と捉えるが、東日本大震災の時のようにレギュレーションが変わる場合があるから、その時はその時って事で。

で、続いて間髪入れず3月15日までの全ての公式戦が延期になった。これもなぁ、仕方ないと言えば仕方ないんだけど、レッズ的にはこの間にホームゲームが3試合も組まれているのも痛い。
1日に遠くから来ようとしていた広島サポの旅費、更に言うと4日にルヴァンで大阪へ行こうと準備していたレッズサポの旅費、これもなぁ・・・。
個人的にはホームゲームはシーチケだからどうにでもなるとして、アウェー分で言うとFC東京の分がぶつかったが、まあ味スタは日程が変わっても行けるだろうからまだ良いか。一応今のところ15日までの公式戦が延期対象だけど、これが更に延びると22日のアウェー名古屋の高速バス代が申し込み済みだから困るのだが。

無理にポジティヴに考えると、先ずルヴァンとリーグ、ともに開幕で勝利しているから、まだチームは無傷な状態で、精神的には軽い状態というか、いやこれ、本当に2試合とも勝っておいて良かったよ。特にリーグ戦に。
そんでもって、延期期間に当たる筈だったチームである、広島とFC東京と柏は、開幕戦を見た限りでは、レッズの今の状態では、まだまだかなり厄介な相手になる筈だった。それを初期で回避する事になったという事で、その厄介な相手に確実に勝てるようになるまでの成長期間と分析期間を作れる事になった。まあこれは相手も同じ条件ではあるが。あと苦手なセレッソ相手にも同じ事は言えるけれど。

しかしこれ、延期した分を、どうするんだろ?ルヴァンはレギュレーションを変える手はあるが、リーグ戦はそうは行かない。オリンピックイヤーだから、無理に日程を組んでしまうと、また滅茶苦茶な過密日程になって選手もサポーターも大変。もちろん平日ナイターが増えるだろうから、クラブは収入的にも痛い。
オリンピック期間も休まないで、延期した分をそこで開催してほしいというのが個人的な考えなのだが、レッズとしては問題は埼スタが使えない期間があるからなぁ。かと言って延期しないで無観客試合という手は、それこそクラブの収入面が大変な事になるから、それだけはやってほしくないし。

困ったね。東日本大震災の時はかなり仕方がない部分があったが、コロナってそこまで過度に騒ぐ必要があるか?だいたい電車やバスや街中の人が集まるところが無数に存在している以上、イベントを取り止めたところでどうなんだろう?って部分もあるからね。実際に自分、そんなに危機感を抱いていないのが本音だし、だからルヴァン開幕戦もリーグ開幕戦も堂々とスタジアムへ行っている訳だし。でも危機感を抱いている人からしたら、そんな甘いもじゃない!って思っているだろうし。何が正解か、いや正解が無いから、そこが何とも歯痒いところ。もう誰かのせいにしないと、この延期に関しては腹の虫が収まらないから、とりあえず日本政府の初期対応が全て悪い!としておこう。
そんでもって来月14日まで試合で埋めていたスケジュール、全てまっさらになり、一体どうするんだよ~。
2020年 J1リーグ第1節
湘南ベルマーレ2-3浦和レッズ
~Shonan BMWスタジアム平塚

200221アウェー湘南戦、勝利わー、リーグ開幕戦って勝てるものなんだ(笑)

いや冗談抜きに、そう思えてしまうほど、長らくリーグ開幕戦に勝てていなかった訳だから、その喜びを味わえたのは、果たして何シーズン振りの事になるのだろうか?久々過ぎて、本当に何シーズン振りなのか完全に忘れている自分がいる。
どんな勝利もホッとするものだが、やはりリーグ開幕戦に勝つって、他のチームより一歩先に頭が出たという意味で、精神的にホッとするものよ。まあ、リーグ開幕戦に勝って、そのシーズンにJ2に降格したパターンもあったけれど(縁起でもない事を言うな)。

1週間前のルヴァンが良かったから、そうメンバーを変えては来ないけど、それでも柴戸のところを青木とか予想したり、あと興梠は当然使って来ると思っていたし、まあ少しはいじくって来るだろうと予想をしていた割には、蓋を開けてみたら杉本から興梠に入れ換えただけだった。しかも1週間前に2ゴールを挙げた杉本をベンチにも入れないなんて、杉本が別メニューでなかったとしたら、組長も大胆な事をするものである。まあ2トップは興梠とレオナルドがベストだとは思うけれど、杉本も結果を出し続ける限りは、この基本的にFWはこの3人を軸に使い回して行くのだろう、当分は。

失点の話は後に置いておくとして、いやはや、やはりこうなるとエース興梠が決めるもんなんだねぇ。1週間前は完全温存され、更に言えばトレーニングマッチに於いても1点(だっけ)しか決めていない男が、実戦となると途端に力を発揮するのである。その前の汰木の仕掛けが効いたとはいえ、見事にボールを捉えた上に一旦はキーパーに弾かれ掻き出されかけたボールを再び被せるように叩き込んだ。興梠らしいゴールといえる。
こうなると黙っていないのがレオナルドだが、いやはやルヴァンに続いて今度はJ1リーグ初ゴールである。おめでとうレオナルド。山中のパンチの効いたクロスをドンピシャで捉えた痛そうな(笑)ヘッド炸裂である。アシストからフィニッシュまで、お見事であった。

このように、前半の内に逆転してしまうという、昨年、いや近年のレッズからは考えられない見事な展開になったのは良いが、実は失点の方も見事な展開である。
守備がヤバい山中の方は確かに狙われていたんだけど、実際に失点しとるのは橋岡の方からクロスを入れられているんだよな。橋岡単体より前の関根の守備がアレだから、実際右サイドはスカスカになる時が多い。橋岡だけだと守備が追い付かない。左サイドは始めから山中がヤバい事がわかっているから、汰木なり誰なりがすぐフォローに入るんだけど、右サイドはこれが無いんだよね。だからといって岩波がフォローに行くと釣り出される事になるから真ん中がスカスカになるし。ここ本気で修正しないとヤバい。

200221アウェー湘南戦、勝利2 で、あのね、何かのドラマのシナリオじゃないんだからさ、またお得意の放出した選手にやられるパターンね。
先ずは石原よ、あんたレッズに居た時に、あんな豪快なヘッドなんて見せてくれなかったじゃないか!酷いぞ石原!
更に言うと、山田直輝よ、お前もレッズに居た時は、あんな打点の高いヘッドなんて決めるどころか、そんなプレーの素振りさえ見せてくれなかったじゃないか!酷いじゃないか直輝!
いやまあ酷いのは、放出した選手にお決まりのようにやられるレッズの悪い性質の方ではあるが。だいたい1失点目も2失点目も中央にDFは揃っているのに、特に2失点目なんて鈴木を中心に3人も直輝に対応しに行って頭2つくらい抜きん出た豪快なヘッドでやられているのだからたまらん。いやその前にクロスには本当に弱いのはレッズの前々からの、これも悪い性質ではあるんだけどね。

あとVARを喰らうという貴重な体験もしたのは良かった。もちろん良かったというのは貴重な体験という意味だけで、VARを喰らう自体は恐怖そのものである。
だいたいあんな少し経過したところで試合を止めてVARチェックに入るんだから、喰らった方は最初は試合が中断してハテナな上に、それがVARによるPK調査なのだから余計に生きた心地がしない。血の気が引いた。まあ実際に鈴木のハンドが発覚しちゃったから文句は言えないし、だからもう誤魔化しは通用しないという教訓と勉強にもなった事例になった。
で、PKを豪快に外してくれたのが、もっと良かった良かった良かった。VARでPKを喰らうだけでも嫌な事なのに、そのPKを外してくれたのだから、これほど安堵する事はない。まあPKストップが驚異的に下手な西川相手に、豪快に枠を外す方も外す方で御愁傷様なんだけど。そしてこの湘南のPK外しによる勝ち越し失敗で、試合の流れは確実にレッズに移ったのであった。

とは言っても、それでも四六時中湘南に攻められまくってはいたけど、レッズはレッズで耐えて耐えての少ないチャンスからの、マルティノスから来て、あそこはもう周囲の選手みんなが相手DFを引き付けるように踏ん張って踏ん張って、で、関根も踏ん張ってドリブって踏ん張ってドリブって、そんでコロコロって感じだった。関根のシュートが妙にゆ~くりネットに吸い込まれて行った感があったんだよね。不思議な感じがしたゴールだった。そんでもっての、あの時間帯での勝ち越しゴールなのだから、いや盛り上がったよね。

まあどんな形でも、やっぱり開幕戦に勝てたのは、精神的にも嬉しいものさ。
金Jふざけんな!な意見には変わりはないけれど、他のチームより1日早く勝利を得られたということ自体は、つまりこれから2日間は他のチームの試合を余裕のよっちゃんイカ綽々の高みの見物が出来るという、また格別の楽しい週末が待っているという事なのだ。そういう意味でも、今回の勝利は、本当にデカいものになった。

これで週末を気楽に過ごせる。ただ問題は、個人的には明日土曜日も週明けの月曜日も仕事ってところなんだけど。ふざけんなブラック会社!・・・まあ勝ったから今回は許すけど。

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J1リーグ第1節 湘南2-3浦和
得点/7分・石原(湘)、39分・興梠(浦)、42分・レオナルド(浦)、65分・山田(湘)、85分・関根(浦)
主審=佐藤隆治
観衆:13,071人
2020年 YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節
浦和レッズ5-2ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002

200216ルヴァン・ホーム仙台戦 こ、この内容と結果は、去年とは、違う!!・・・と、見て良いのか?

去年あれだけゴール欠乏症だったチームが、新しいフォーメーション、新しいシステム、そして若干の新しい戦力を加えたら、いきなりこうなったぞ。
まあ失点のとこは失点のところで、1分間で同じ選手に立て続けに2失点とか、かなり怪しい部分もあるんだけど、基本的には前からの守備で早めに相手を抑える戦法だから、守備が整わない内に深い位置まで来られて相手を逃しちゃうと対応不足になるって事ね。

ロングパスを織り混ぜながら手数をかけないで、縦に速い攻撃。ハードワークとハイプレスで球際強くボールを奪い、ショートカウンターから素早くゴールに迫る。その際に重要なのがサイドハーフの素早い動きと仕掛けで、今回は関根と汰木が積極的に動き回ってくれていた。こうなると相手の守備陣が外に引っ張られるから、これで中の2人がフリーになる機会が多くなる。
杉本はこれで去年のような窮屈さが消えて、フリーでボールを受けて余裕を持ってボールを捌けるようになった感じ。フリーで撃ったゴールはゴールで凄かったけどね。杉本ってあんなシュート撃てたのね。まああれは中央で柴戸が痛んでぶっ倒れてくれていたおかげで、仙台の選手が半分セルフジャッジして動きを止めちゃったからってのはあるんだけど、だからと言ってこちらがボールを外に出すか、主審が笛を吹くまではゲームは止まらないんだからさ。

200216レオナルドヒーローインタビュー で、大活躍レオナルドなんだけど、2ゴール1アシストと、レッズデビュー戦でいきなり衝撃的な結果を出してくれちゃった訳で。J1未経験だった選手でも、やはりJ3、J2と得点王になった実力は伊達ではないという事か。
実際に生で見ると、一瞬でマークを外す動きが上手いというか、常に相手DFを2人くらい引き連れているんだけど、ボールを貰う直前になるとスッとマークを外してフリーになる。興梠もこのタイプなんだけど、若返りした興梠がパワフルさを身に付けて戻って来た感じかな。そんでもって下がって球を巧みに捌いたかと思えば深い位置でも楔になり、またトリッキーなプレーもあり、そしてシュートは評判通り上手くて精度抜群かつ力強かったな。その鮮やかな1点目と、瞬時にボールを捉えるポジショニングからフィニッシュの2点目。何れも素晴らしい形だった。

レオナルドの2点目をアシストした山中は、去年のウイングバックと違って、相手のサイドとマッチアップする負担が少ない分、やはり4バックによるサイドバックの方が活きるね。去年と見違える動きだったから、去年は山中の使い方を完全に間違っていたというか、やはりサイドバックとウイングバックは違うって事ね。

200216ルヴァン・ホーム仙台戦2 何れにしても今シーズンのレッズは、組長が分析に分析を重ねて選手に合う形で1から作ったチームだから、これで多くの選手がやり易いサッカーになったという事で良いのかな。それだけ去年とは見違えるサッカーになっていたと思う。まあ今回だけを見れば。しかもマルティノスだってイキイキしてゴールまで決めちゃうし。

これがリーグ戦でも続けて結果が出せれば、と思う。でも前向きに考えると、今回のメンバーはベストメンバーではない訳だし、しかも興梠を完全温存して、去年あんな状態だった杉本を使って早くも結果を出した訳で、それを考えると、ではベストメンバーだったらもっと凄い事になるとも考えられるし、別に考えると今回使った選手の働きっぷりを見るに、じゃあ誰がベストメンバーなのかわからなくなるって事もある。
尤も相手の仙台もベストメンバーではなかったというオマケはあるけれど。とは言え仙台の木山監督は守備をしっかり念頭に置いたサッカーをするところ、そんなチーム相手に去年ゴール欠乏症に喘いだチームがいきなり5ゴールも挙げてしまうのも、レッズはレッズで大きく変わったと見るべきなのだろう。


おまけ
新しいチャントを一気に4つも発表するのやめてくれ!
新チャント→鈴木チャント→岩波チャント→橋岡チャントの順で発表兼何回かループ練習なんだけど、新チャントを覚えたと思ったら次の鈴木チャントで前の新チャントを忘れ、鈴木チャントを覚えたと思ったら次の岩波チャントで前の鈴木チャントを忘れ、岩波チャントを覚えたと思ったら次の橋岡チャントで前の岩波チャントを忘れ、橋岡チャントを覚えたと思ったら次の新チャントで前の橋岡チャントを忘れ・・・この繰り返しやないか!(笑)
もう自分オッサンなんだから、パパッと4つもいっぺんに覚えられるほど余裕ないんだから!・・・と思っていたけど、何だかんだ言ってチャントが始まれば、自然と声が出るってもんさ。

200216ザ・美酒 久々に開幕戦でザ・美酒!

まあリーグ戦ではなくてルヴァンではあるんだけど、いつもリーグ戦が開幕戦だとアウェースタートだから、ホームで開幕戦を迎えられて、しかも勝利とは、一体いつ以来だろうか?

さあ、これが来週のリーグ開幕戦でどうなるか。ルヴァンでは良かったのに、またリーグ戦になったら去年みたいになる、なんて事になったら困るから、次の金曜日も頼むぜ、新生大槻組よ。

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YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節 浦和5-2仙台
得点/9分・レオナルド(浦)、18分・杉本(浦)、35分・レオナルド(浦)、41分・田中(仙)、42分・田中(仙)、51分・杉本PK(浦)、78分・マルティノス(浦)
主審=高山啓義
観衆:19,589人
公式戦開幕まで、いよいよ1週間となったので、そろそろ自分も平穏な日々(だらけた日々とも言うが)から脱して、今年もいよいよ身体と脳味噌を戦闘モードに切り替えて行こう。

とは言っても長距離アウェーの準備とルヴァン開幕戦とリーグ湘南戦のチケットを揃えただけで、今年は去年に続いてユニフォームを新調した訳でもないし、先のTOTに参加した以外は、特にこれといった特別な事はやっていないんだけどね。強いて例年と違うのは、1月下旬から2月頭までサーバー側の大規模障害の発生で、肝心の記事がひとつふたつ書けなかった事くらいか。

さてさて、絶望的というか暗い状況だった去年師走のから比べたら、まあどうだろうか、世間のこの掌返し的なポジティヴ雰囲気は。
去年最終節翌日に組長続投が発表され多くのレッズサポーターはドン底な雰囲気になり(自分はその時点で腹を括ったけど)、補強は多くの選手から断られ更にドン底な雰囲気になり、そんでもってあのフロント体制だから期待値もドン底で、まさにドン底の上にドン底、いや日本語がおかしいな、ドン底の下にドン底?だったのに。
それが今やどうだろうか、開幕1週間前にして、不安より期待が上回る状況に引っくり返ったではないか。これも先ずは組長体制が初のシーズン最初からスタートという事で、昨シーズンでは時間が無くて取り組めなかった新たなフォーメーション、新たなシステム、新たな戦術を開幕前のキャンプや練習でみっちり仕込んだ事により、何れのトレーニングマッチを見ても、去年の悲惨なチームとは違うチームになったからであろう。これは自分みたいな素人目から見ている他に、プロの評論家や選手がレッズの良い意味での変化を語っているのだから、絶対にチームは良い状態に生まれ変わっているのだろう。

掌返しでも良いと思うが、自分も不安と期待を数値に表した場合、今年序盤までは不安7割・期待3割であったのが正直なところ。ところが今は逆に不安4割・期待6割と不安値と期待値が逆転した。何だたった2割差じゃないかと言われるかもしれないが、いやいやこの2割差は大きな差だと思う。

補強に関しては、まあ例年に比べて少ない上に評論家からの評価もDランクレベルと散々みたいだが、数だけ多く補強して、その補強した選手の多くが機能しないでいた例年から比べたら、まあたまには最低限の補強で良いのかなと。
補強は終わりかと思っていた矢先に、寝耳に水でデンデンを獲得しちゃうサプライズもあったし、本当にオファーしとるのかわからんけれどメイサーの名前も上がって来ているし。
ただ補強に関しては、獲得したからオッケーという訳ではなくて、獲得して機能してからが本当の成功という事になる。遠足は家に帰るまでが遠足であるように、補強はその選手がフィットして初めて補強と言えるのである。だから今からツッチーを評価するのは時期尚早で、ここは「結果」を待ちたい。

それにうちは、補強というか、武田英寿という超ゴールデンルーキーが居るではないか。トレーニングマッチを見ても、明らかに新人離れしたプレーを見せており、本来ならば高卒ルーキーは即戦力として期待するのは行き過ぎとする風潮があるけど、武田に関しては開幕スタメンでも全然オッケー的な雰囲気は醸し出していると思う。既にキッカーも務めているし、ここは柏木の後継者として十二分に期待してしまうのは仕方がない。
今のシステムだと、武田をセントラルMFで使うのかサイドハーフで使うのかわからないけれど、何れにしても今から思えば、ボランチや攻撃的MFなど無理に同じポジションが被る選手を補強するより、それならば武田で良いじゃんと思えるようになった。それだけこのゴールデンルーキーへの期待値が高まっている今日この頃。

ひとつ心配なのは、何れのトレーニングマッチも快勝している割には、相手は全てカテゴリーが下のチームである事。ラインを高く保ち、縦に速い攻撃をする。バックパスを禁止。これに加えて相手の逆襲を警戒するのに守備意識を高める。簡単に言うと今季の基本的な約束事はそういう事になる訳だが、果たしてこれが同じカテゴリーの相手に通用するかは、また別の話。ラインを高く保つ事が3年前の守備崩壊に繋がった例は、ある。TOTでツッチーは、それをケアする為にスピードがあるデンを獲得したと語ったが、スピードあるDFならばマウリシオで足りる訳で、基本はそこじゃないと思うのも本音(本当はこれもTOTの記事に書きたかった)。まあそれを組長は良くわかっていると思う。それをあえて戦術に取り入れた以上、そのケアもしっかりやってくれると、今はそう信じるしかない。

さあ、あと1週間。
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第12節 浦和1-0広島 得点/57分・金子(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第14節 浦和-東京ヴ(埼玉スタジアム2002=5月3日15:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

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