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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2020年 J1リーグ第2節
浦和レッズ0-0横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002

試合残り30秒で関根がカウンター気味に持ち込んでチャンス!と思った瞬間に、「ああ!?」中継がバッサリ切られた。おいー!昔のプロ野球かよ!テレ玉よ、ダゾーンから買い取って中継してくれたのは大感謝しているが、最後の最後でそりゃないぜ~。
しかも中継切れた後にピンチを西川がスーパーセーブで救ってくれたとか?いやーここも見たかったのに。いやこれはかなり心臓に悪いシーンだった筈から、精神的には逆に見れなくて良かったという話もあるが・・・。

無観客圧巻ビジュアル そんなこんなで、ついにJ1再開。この日が来るまでに喜びも悲しみもならぬ、苦しみも悲しみも幾歳月、どんなにこの日を待ちわびた事か。
しかも先ずはビックリ圧巻の、無観客のスタジアムにドカンと準備された素晴らしいビジュアルと赤一色のスタンド。もう涙ちょちょギレもんではないですか。この日の為に、こんなに素晴らしい雰囲気作りをしてくれたスタッフの方々ありがとうございます。頭が下がる思いです。

にしても再開前は、先ずは公式戦が見られるだけでも幸せに思わなければ、と思っていたのだが、いざ試合が始まると、やっぱり勝ちたい気持ちだけが前に出てしまい、つい我を忘れて画面の中で戦うイレブンに釘付けになってしまうのであった。これもサポーターの性よ。

で、レッズである。先ずメンバーチョイスがベンチ含めて少し予想と違った部分があった。特にレオナルドと槙野がベンチにも入っていなかったのが大変な予想外。怪我という情報は入っていないからよくわからないが、レオナルドはスタンドで見学している姿が撮されていたから元気なのかな。まあ組長の事からしてターンオーバーによるものと思いたい。

両方とも攻撃的なサッカーを掲げるものの、そこはほぼ完成されているマリノスのサッカーから考えたらボールを保たれるのは想定内。
だからこそ相手を研究して臨む組長だけあって、そこはロングボールとカウンター狙い一貫であった。終始高いラインを保つマリノス相手には、その裏を狙うだけ狙う定石中の定石ではあったが、こうなると汰木のように縦に鋭いドリブラーが活きる訳で、汰木は前半のチャンスの半分を演出していたと云っても過言ではない活躍であった。シュート2本も大変惜しかったし。汰木って山形時代はドリブルは超1級品もシュートがド下手という触れ込みだったが、実際レッズに来てからはシュートは上手くなっているような気がする。今季の新しい戦術にも合っているからというのはあるが、汰木自体はJ1で成長を続けているのは間違いないのだ。

MOMは柴戸かな。波がある選手だけに試合によって評価にも波がある選手ではあるが、今回の柴戸はザ・ボランチの活躍。中盤で運動量豊富に球際強烈に強く、まさに潰し屋というに等しい活躍っぷり。パス出し含めて、あともう少し落ち着いてプレー出来るようになれば更に一皮剥ける選手になる筈だが、いやでも柴戸は波があるからこそ凄い時は凄いという諸刃の剣なのが、良くも悪くもな選手ではあるんだけれど。
ただ贅沢を言わせてもらうと、今やっている古典的なシステムフォーメーションだと、柴戸や青木の位置には、どちらかは本来は所謂セントラルMFと呼ばれるハイレベルな選手が必要なんだよね。もちろんザ・ボランチも必要なんだけれど。

待ちに待ったJ1公式戦デビューとなったデンデンも、かなり落ち着いていて軽快な動き。瞬発力ある素早い動き出しからのカバーリングは、エリア内でかなりのピンチを潰してくれていた。やはりスピードがある守備って見ていて安心感があるね。橋岡が裏を取られまくっていたおかげで、更にデンの守備が目立っていたという話はあるが。その橋岡は、やはりいくら脚を吊っても交代させられない、組長から仁義なき使われ方をし続ける悲惨な選手である。終盤死にそうな表情になる、いつもの橋岡であった。

スコアレスドローというのは、まあ状況を考えたら妥当なのかな。今季は降格が無い分、優勝争いに絡まない限りは、結果に一喜一憂しなくなりそうで、これが良いんだか悪いんだかというのはあるけれど・・・。
怪我明けの選手が多いマリノスではあるが、組織力の違いを考えると、まあレッズもよく守った訳で、しかし守りに入る時間が多過ぎて、クリア一辺倒では興梠も苦しかっただろうし、杉本もやっぱり下がり過ぎてしまったし。だからこそ汰木が活きるサッカーではあったが。
何れにしても、この再開戦に照準を合わせる事が出来ていたかどうかを見ると、完璧にとは言えないものの、9割方は身体を作れて来ていたんじゃないかな。あの町田とのトレーニングマッチと比べて、特に長澤や山中や西川のプレーを見ると、そんな感じがした。試合勘はまだまだの選手が少なくなかったけれど、そこは仕方がないので、これからの積み重ねで取り戻すしかない。それと後はここに、助っ人陣をどう絡めるかであるが、先ずはデンは大きな戦力になる確信は得られた試合でもあった。

終わってみて、改めて日常にJリーグが戻って来た喜びを噛み締めている。ただ・・・、
まだ無観客試合なのであって、これが本当の日常ではない事もわかっている。スタジアムへ戻れるようになって、始めて本当の日常に戻れる訳で、その日が来るまでには、今一度の我慢と辛抱を、あと少しだけ頑張ろう。

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J1リーグ第2節 浦和0-0横浜マ
主審=西村雄一
観衆:無観客試合
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予定通りJ1再開日程が正式発表された。

再開日程一覧
オフィシャルの、この一覧表はポケット的で便利ね。

で、予想していた通り、かなりのギュウギュウな超過密日程となってしまったが、これも何より新型コロナの影響だから仕方がない、仕方がないのは理解しているつもりなんだけど、それでも、それでもね、やはりこれだけの滅茶苦茶な日程を選手に強いる訳だから、やはり選手が壊れてしまいやしないかが心配である。
特に暑さで疲労が半端なく重なる夏場に関しては、もうちょっと、少しでも、どうにかならなかったのか?という思いは今更ながらあるが、しかしこれも今シーズンを今年中に消化しなければいけない事情を考慮すれば、一杯々々の日程の敷き詰め方だったのだろう(だから個人的にはカップ戦を中止するか大胆縮小すれば良かったと思っている訳ではあるが)。

さて今後は、言うまでもなく、このギュウギュウ超過密日程をチームはどう乗り切るかに懸かっている。この為に交代枠5人ルールが設けられる訳だが、実際問題として、それでも超過密日程を乗り切れるにはじゅうぶんな対策にはならない訳で、2チーム分の戦力を作れるクラブと、そうではないクラブの差も日程を消化して行けば行く程、差が開いて行くのだろうし。不公平感は否めないし、だからこそ降格免除なシーズンではあるのだが、これ下を考える一方で、逆に上、即ち優勝争いを考えると、やはりチーム戦力の差は大きく影響する筈である。休養も考慮した日程ならば強いチームも、実は選手層が低くて主力を欠くとアッという間に戦力ダウンしてしまうチームもあれば、逆に過密日程の方がバランスよく選手を使えて対極の強豪チームの裏をかいて勝ててしまうチームなんてのも出てくるかもしれない。そうなるとまた違った強弱の部分が各チームに浮き彫りになり、それはそれで大きな注目点として楽しめる部分ではあるけれど(疲労する選手に対しては不謹慎な話になってしまうかもしれないが)。

ファン・サポーターに関しては、当然ながらやりにくいシーズンになる訳で、先ず7月は再開戦2試合が無観客試合。ちなみにリモートマッチとかいう新たな名称を作ったようだが、失礼を承知で言うが、先の某都知事ではないが、普通に伝えやすく日本語で良いものを、何をやりたいのか何でもかんでも横文字にしちゃうのは逆に実にバカっぽい上に、横文字羅列し過ぎて逆に本来の意味がわからなくなる本末転倒になるのだから、本当にこの何でもかんでも横文字化したり和製英語化する変な習慣は本当に大嫌いなのよ。だいたいJリーグは和製英語みたいなチーム名すら多いんだから、いいじゃん逆にこんな時は素直に無観客試合でさ。川淵氏曰く「ポジティヴな印象を与えるように」とか知らんがな。こんな非常時に今更ポジティヴもネガティヴもない。ここは日本なんだから素直に日本語を使え!

・・・かなり話が脱線したが、んな事より大事なのは、4節以降で7月中のホームゲームはスタジアムキャパに関係なく観客は5千人まで。8月以降当面のホームゲームはスタジアムキャパの半数以下で開催も状況により変化の可能性あり。という少しまだ先が見えない状況にあるという点。ホームゲームの5千人をどう選ぶのかも未発表のママ。
ホームゲームがこれであるから、当面アウェー客を何処からどうするのかは未だ発表されていない。故に果たしてどの時期から遠征が可能になるかは不透明。ここがヤキモキする点である。仮にお盆休み辺りからアウェーOKなんのを直前になって発表されたら、サポーターによっては遅くて宿も新幹線も予約できん!なんて事になってしまうし。レッズ的にはお盆は本来アウェー大阪だった日程がホームゲームに変わってしまって、せっかくお盆に大阪に行ける筈がこれで良かったのか悪かったのか・・・。

まあこれ、日程だけ決まっていても、状況次第でどう転ぶか、まだまだわからない部分はある。少なくとも8月まで、いや下手したら9月まではマトモな開催ルールは適用されないと見ておくのが賢明かもしれない。
ただ、いやまあ贅沢は言えない状況なのは理解力しているとはいえ、やはり、アウェーの扱いをどこからどうするのか、これは早めに明確に決めてもらわないと困るんだがなぁ・・・。
ようやく公開トレーニングマッチが出来るところまで、日常が戻って来た。冠スポンサー付きの投げ銭システムまであるユーチューブ配信を、トレーニングマッチとはいえ生配信で見られるのだから、今回のクラブの配慮と、また試合相手を引き受けてくれた町田ゼルビア、そして勿論スポンサーに感謝したい。あと余談だが、町田のエンブレムとユニフォームは昔からかっこ良いと思っている。

◆1本目
浦和0―1町田
西川/山中→荻原/槙野/岩波/橋岡/阿部/長澤/マルティノス/関根/レオナルド/興梠

まだマトモに試合が出来るまでには身体が仕上がっていない選手が大半な感。とにかく動きが重い。序盤こそ日頃から組長が口を酸っぱくして言っている距離感を意識してか、フラットな形のポジショニングを作れていたが、町田のカウンターを喰らうとあっという間にバラバラになる。10分であっという間に乱れてのミドルを喰らう。
良くも悪くもマルティノスと言うが、左SHで個人突破を繰り返しながら年がら年中ボールを失うので、ここが特に機能しない。山中が痛めて早々に退いたのが誤算だったのと、それで代わった荻原がマルティノスの動きに対して四苦八苦していた。やたら荻原に声が飛んでいたが、問題はやはりマルティノスだろう。
シュート0だったというのも問題だけど、やはりどの選手も動きが重くて縦に速い攻撃が出来なかった。元々カウンター狙いで後ろを固めている町田だけに窮屈感は否めなかったが、レオナルドも本来得意なフリーになれるような工夫ある動きが必要だった。長澤も目立たず空気だった。
腹が出ていた興梠は、まあこの人はオフが長い時はいつもこんな感じだから、本番にはしっかり仕上げてくるから心配なかろう。


◆2本目
浦和0―1町田
西川/荻原/岩波/デン/橋岡/阿部/長澤/マルティノス/関根/レオナルド/杉本

1本目のシュート0から一変して、修正されたのか序盤からシュートは撃ち出したものの、やはり動きが重いからタイミングが遅いからなのか、シュートは何れも弾かれる連続。まあ町田の人数を掛けた守備も褒めるべきだろうが。あと1本目も含めてシュート以前にパスが雑でカットされ過ぎ。あれ本番ならカウンター喰らいまくって大量失点しているところだろう。
そして相変わらずマルティノスが左で空回りしている割には何故か左ばかり使おうとする。もっと右から関根を活かしてほしかった。杉本は下がり過ぎる悪い癖が今回も。惜しいシュートは1本あったが。ちなみに杉本の髭面は微妙だ。イケメンだけに正面から見れば悪くはなかったが、横から見るとどうしても痩せた闘莉王に見えた。
セットプレーからの失点に泣いたが、これも中は人数が揃っているのに、肝心のフィニッシャーにはフリーで撃たせている。やはり守備は鬼門。


◆3本目
浦和0―0町田
福島/荻原→宇賀神/鈴木(大)/デン/岩武/柴戸/エヴェルトン/汰木/武田/伊藤/杉本

1本目と2本目がダメダメだっただけに、控え組が多くなった3本目の方が活きが良く見えてしまう。2本目から今回の3本目は新加入のデンがいよいよベールを脱いだ。先ず特筆すべきは出足が速い。これによりカバーリングはデンのおかげで助かった場面が少なくとも3度ほど。加入前のストロングポイントの評判通りではあった。
エヴェルトンはやはり上手くボールが収まる。マルティノスがあれだっただけに汰木も上手く見えた。安定さとドリブル突破の確実さを求めるならば、左SHは中断前の通り、やはりマルティノスより汰木をチョイスしてしまうだろう。
注目の武田は後に続く4本目も通してルーキーながら全てに於いてキッカーを任されるだけに、既に期待値は相当のもの。キーパーに弾かれたが惜しいフリーキックもあった。


◆4本目
浦和1―0町田
鈴木(彩)/宇賀神/鈴木(大)/マウリシオ/岩武/柴戸/エヴェルトン/汰木/武田/伊藤/武藤

ここで鈴木彩艶を頭から使ってきた。その容姿から言う訳ではないが、既に貫禄がある。スーパーセーブも1度見せた。これ末恐ろしいキーパーになる可能性がある超逸材だけに、やはり楽しみな存在。
繰り返すが1本目と2本目があれだっただけに、3本目以降の方が良く見えてしまっている部分はあるが、レッズ唯一のゴールが生まれたのがこの4本目であって、武田が左サイドで絡んでからの武藤の見事な左足ボレー。これで今夜の夕飯は寿司で決まりか?
守備面は相変わらず不安定な部分はあるが、周りが騒がしいマウリシオ大先生がデン同様にスピードでカバー出来ていたのと、繰り返すが彩艶のプレーは大きかった。
2本通して柴戸は目立たず、岩武と伊藤はもっとアピールしないと本番はやばい。 宇賀神は試合中にヘラヘラするのはいい加減にやめよう。


柏木や青木やファブリシオは出場せず。何れにしても中断期間が長かっただけに試合勘が戻っていない選手、まだまだ身体が出来上がっていない選手が多かったので、チームとしては評価はまだまだ出来ない。
トレーニングマッチだからと負けても良いという訳ではないし相手がJ2ではあるのは問題でもあるが、とは言っても事情が事情だけに、現時点では心配する以前の問題。
また2本目までは雨でビチャビチャだったのと、3本目以降では小雨になったのとで、多かれ少なかれコンディションの違いはあっただろうし。
何れにしても再開までにまだまだ時間がある。本当に身体とチームを作って行くのは、ここからここから。

で、

リポD看板 おまけ

リポビタンDの看板が、やたらインパクトがあったなぁ。カメラマンも明らかに狙ってリポD看板ばっかり撮ってなかったか?
チームもファイト1発で爆発してほしかったが。選手もリポD飲んで再開戦で爆発しろ!
Jリーグが動いていない間、また当ブログも全く動きようがなかったのであるが、それにしてもエライサボりようである。いよいよ再開日が発表されたので、当ブログもそろそろ再開せねば・・・!!

さて上記に書いた通り、新型コロナの影響で長らく中断しているJリーグがJ2及びJ3が6月27日から開幕、J1は7月4日から再開される旨がJリーグから正式発表された(そういやJ2とJ3は再開どころか未だ開幕していなかったのを今思い出した 汗)。
そこで自分、ちょっと勘違いしていたんだけど、てっきり今日の再開日発表と供に新たな試合日程が発表されるものだと思って構えていたのだが、蓋を開けてみたら新たな試合日程の発表は6月15日とな。・・・再開の僅か半月前に発表するって、ちょっと悠長な気もしないでもないが、まあ要するに、正式日程を発表するには、内部でも色々とまだまだすったもんだしているのだろう。
ってか、当初はプロ野球と足並みを揃える話だったのだから、それならばプロ野球と同時期に再開するべきでは?というツッコミもあるが、準備期間を考えると、そう上手くも行かない部分があるのね。

非常時だけに贅沢は言っていられないので、色々と理解と我慢をしなければいけないところはあるが、とりあえず今決まっているのは再開日と、再開から数試合は無観客試合を行い、様子を見て観客を入れて行くのと、移動リスクを軽減する為に先ずは近隣クラブ同士の対戦から行って行くという部部くらいか。観客を入れる場合の比率などが色々と言われているが、その辺はまだ話が固まっていないという事ね。

あとルヴァン杯を仕切り直しにする話や中止になるかも的な話も出ていたが、今回のJリーグの発表を見る限りでは、ルヴァン杯はあくまで延期するとしただけで、まだ開催を諦めていないっぽい。ただ仕切り直しにされちゃうと第1戦で勝利したクラブに不公平さが発生するから、そこは何らかのアドバンテージを必ず付けてもらいたい。
また個人的には、リーグ戦を優先させたいのと、過密日程による選手への負担を軽減させてあげたい気持ちから、カップ戦は中止でも已む無しとは思っているんだけど、スポンサーとの関係や収入面を考えると、なかなか中止にするって訳にも行かないのかな。仮に中止ならば、第1戦で勝利しているクラブには、降格が無い今季ならばリーグ戦にルヴァン第1戦の勝ち点をプラスすれば良いじゃないか、なんて勝手な想像もしていたが、じゃあACL組の扱いはどうなるんだ?という話にもなるから、なかなか難しいね。ってかルヴァン杯、本当にやるの!?今季はルヴァン杯も天皇杯も中止して、リーグ戦だけで良いんじゃないのかなぁ・・・。

先ずはリーグ戦の再開日が決まった事で、各クラブチームは明確な準備に入れる事になったのは目出度い。
しかし、これまでも何度も再開日の目安を決めては延期や白紙を繰り返して今に至る訳で、では今回も本当に例えばJ1は7月に再開できるのか?と言えば、実はまだまだ余談を許さない状況。仮に以降も何処かのクラブで選手やスタッフが1人でもコロナ感染が発生すれば、活動が休止になるかもしれないし、それこそ専門家が指摘するように高い確率で第2派が来れば、もうそこでスポーツ開催もジ・エンドになるだろうし。
そんなタイミングでまた世間では終息傾向にあったコロナが、再び感染者が増えて来てしまっているのが不気味である。数は以前から比べたらたいした数字ではないが、そうは言っても始めはたいした数字じゃないところから始まる訳だし・・・。

しかし何だかんだ言っても、まだ再開までに1ヶ月もあるのか。暇だなぁ・・・。
新型コロナパンデミックで先が見えないトンネルに突入してから数ヵ月、日本のプロスポーツ界も果たして何時再開できるか完全に不透明な状態の中、Jリーグも再開日白紙でレッズも活動休止中では当ブログも書く事が無く、すっかり更新をサボってしまった。

しっかし、レッズが無いと金が貯まるね。特に金を使う遠征も、少なくとも5月までは全てキャンセルになってしまった訳だから、その間に使う筈だった遠征費だけを見ても相当の金額である。加えて自分の趣味はアウトドア傾向な方だから今は外出自粛で休日はやる事が無いし、しかもしかも居酒屋でさえ今は行けていないのだから、余計に金を使わない分、まあ金が貯まる貯まる・・・。
自分と同じような人が世間で右習えで沢山居る筈なのだろうから、つまり世の中に金が回らない状態であり、それを考えると如何に経済が停滞しているのかがわかる。ヤバいね。

さてJリーグは現状、6月や7月や8月と、状況に応じての再開案からレギュレーション面のシミュレートなどを行っているようだが、何れにしてもここまで再開日が極端にズレ込んでいる以上、もはや今季のリーグ戦をまともに消化できる可能性が極めて難しくなってきた。リーグ戦だけでも頭を悩ましている以上、例えリーグ戦を再開できたとして、ルヴァン杯や天皇杯やその他のプレーオフに至っては、今季は中止もやむ無しでリーグ戦を優先させなければいけなくなる可能性が高くなった。

で、個人的に、もう今季中にリーグ戦を終了させなくても良いんじゃね?と思うようになった。いっその事、今季と来季のリーグ戦を合体させちゃえば良いのでは?と。
だったら秋春制にすれば良いのでは?と言われるだろうが、そうではない。そもそも秋春制は寒冷地やACLとの兼ね合いの問題を払拭できない限りは、個人的にはまだまだ反対中である。
合体案はあくまでコロナによる特例で、つまり今季のリーグ戦をどれだけこなせるかが不透明な以上、今季は可能なだけのリーグ戦を消化し、余った分を来季で消化する。この場合であればスケジュールに余裕が出来るから、カップ戦や必要なプレーオフも途中に組み込めるだろう。しかも来季はオリンピックで中断期間が生まれる訳だし、その上で今季と来季の合体リーグ戦を緩やかなスケジュールで開催すれば、平日開催を減らして土日祝祭日開催を増やせるし、これで過密日程も防げるという話になる。あと1月~2月にはウインターブレイクを設ければ良い。更に実質1シーズンみたいなものだから、これならば従来の昇降格制度も適用可能になる。

・・・何て簡単に考えた訳ではないのだが、何故にこんな事を思ったのかというと、先ず今季リーグ戦の再開を急ぐ必要性を減らすという事と、今季はコロナの影響で優勝賞金がまともに払えなくなる話があるから、ならばいっその事、2シーズン分を一纏めにして開催した方が楽になるのでは?と思った訳。
もちろんハードルは極めて高い。実質2シーズン分が1シーズンになる訳だからクラブ収入も実質1シーズン分だし、だいたい選手の契約も見直す必要がある。スポンサーの問題もある。ACLとも上手く連携させなければいけない。その他、あの問題この問題、これら様々なハードルをクリアする必要がある。
ちなみにこれで倒産するクラブが発生する可能性については、どっちみち現状では何をどうやってもその危機は変わっていない訳で、早く公式戦を再開できない以上は融資が整わない限り、行き詰まるクラブは必ず発生する。しかしコロナが終息するのは日本ではまだまだ先である可能性が高い以上、公式戦が再開できないママではチケット収入は絶たれたママ。シーチケ収入とグッズ収入とスポンサー収入と元々の蓄えだけで運転資金を何処まで回せるか。現状では遅かれ早かれなクラブが日を追う毎に増えて行くだろう。札幌みたいに年俸カットを応じる選手が増えれば、また少し違ってくるかもしれないが・・・。

ちなみに試合数を増やしてクラブ収入を増やしたいならば、ホーム&アウェー制ではなくて、3回戦総当たりで今季と来季のリーグ戦を合体させる方法もある。但しこの場合は開催地がクラブにより歪になるから、公平性を順守する為に合体シーズンは降格は無いものとする事と、やはり過密日程になる可能性があるから、カップ戦の扱いも含めて更なる熟慮が必要になる。

何れにしてもコロナの終息が見えてきて、リーグ戦の再開日が確定しない限りは、何をどうする事も出来ないんだけどね。だいたい本当に今季は再開できるのかどうかもわからない段階だし。まあ最良の方策は頭が良いJリーグのお偉方が考えている途中だろうから、我々サポーターは静かに見守り待つしか今は手がないんだけどね。だからこの合体案も一サポーターの世迷い言に過ぎないのである。
でも繰り返すが、それを個々のクラブの運営資金力が何処まで待てるかが一番の問題だ。資金繰りだけは待ってはくれないのだから・・・。
今日は志村けんのコロナ感染のニュースで、全ての話題が吹き飛びそうな勢いではあるが、そんな中で先程、当初4月3日再開を目指していたJリーグの再々延期が発表された。

自分は4月頭の再開は無理としても、少なくとも4月18日再開案は最低限希望していたが、それも困難に至ったというのは実に残念。
4月24日にJ3、5月2日にJ2、5月9日にJ1と、カテゴリー別に段階的に開催を目指すとの事だが、先ず段階的に開催する意味があるのだろうか。コロナ感染拡大を少しでも防ぐ狙いとサーモメーターの調達と運用スキルを上げる関係上、観客の少ないJ3から始めるという。これ一見するとわからなくもない理由ではあるが、それはあくまで建前であって、真意はJ1再開に向けて、J3から順に下のカテゴリーを実験台にしているのではないのか。
J3からJ1の再開までに約2週間もの空きがある。2週間というのは、現状日本に於けるコロナ対策の判断期間によく使われる日数である。つまりJ1再開までの判断期間に使われるという事を意味している。ここでJ3やJ2の試合でコロナ関係の不具合が生じたら、またアウトという事になるのか。

しかしだね、J1だけ商売が書き入れ時のゴールデンウィーク開催を外すとは、普通に考えたら正気の沙汰ではなく、J1のクラブにとっては強烈に抗議したくなる部分ではなかろうか。これで良く各J1クラブが合意したと思うが、特に先頃報道された鳥栖のような経営面が厳しくなっているクラブは、ゴールデンウィーク開催を避けるなんて、本意は冗談ではないと思っている筈である。しかし無理に反対して世論を敵に回す事も出来ず、コロナを盾に慎重に事を運びたいJリーグに流される形で、渋々合意したというのが本音だろう。

但しここまでは仕方がなく理解できなくもない部分があるというか、まあわからなくもない話になるが、それに付随して2ヶ月のアウェー応援自粛方針や集客数半減方針とは何たる事か。
当面ビジター席を設けないとか、観客をスタジアムキャパの半数以下に減らした上で、前後左右の席を空けて観戦させるとか・・・こんな事が現実的に可能なのだろうか?全国規模の人の往来を避けてコロナ感染拡大を防ぐ為というが、それが狙いならば至極浅はかな考えと言わざるを得ない。
それでいて近郊クラブ同士の対戦の場合は例外措置というのは矛盾している。だって確率上アウェーは遠ければ遠いほど遠征するサポーターは減る一方、近場になればなるほどスタジアムに行けるサポーターは増える。この狭い日本に於いて、人の往来は遠い近いの問題と同じく、人数の問題を一緒に考えなければならない筈。それを距離の問題で制限するのは全くの無意味であり、ハッキリ言ってナンセンスである。つまり寧ろ近郊チーム同士の対戦の方がサポーターが集まるのだから、確率的にはそれだけ感染リスクは高まる計算である。
もっと言うと、そのホームチームのサポーターが全員スタジアム近郊に住んでいる訳ではない。鹿島なんて東京から通っているサポーターの割合が高いらしいし、レッズも埼玉や関東のみならず、比較的全国規模でサポーターを抱えているクラブなのである。なのにアウェーサポーターだけを距離で制限するのは、殆ど意味が無い。

だいたい2ヶ月も観客を半分以下に減らして開催するなんて事にしたら、それだけで赤字が発生するクラブが続出すると思う。それこそ諸経費を払って開催してチケットがキャパの半分以下しか売る事を許されず、しかもアウェーサポーターからの売上はゼロ。特に毎回完売レベルでビジターチケットが売れるレッズサポのようなアウェーサポーターからの収入がゼロとなったら、どうするの?だったら、同じ赤字になるならば、端から無観客試合にして経費を抑えた方がマシという話にもなってくるかも。
レッズと埼スタを例にすれば、例えば5万5千席を用意していたところ、2万7千席分しか集客を許されず、しかも内2万席はシーチケホルダー。一般は7千人しかチケットを売る事が出来ない。なんて事が特に集客が見込まれるガンバ戦や川崎戦やF東京戦に適用される可能性があるのだ。これではたまったものではない。

またこれは自分や仲間にも言える事なのだが、サポーターにしても既に3月分のアウェー遠征準備を終えていながら延期になり白紙にされ、更に4月に加えて6月までの遠征計画を白紙にされたら、また更にチケットの払い戻しを強いられる。いやチケットだけならば良いが、問題は既に払い込み済みの旅費もまたまた白紙に戻さなければならない事。高速バスや新幹線や飛行機の移動経費から予約済みの店や宿など、都合4ヶ月分の準備を終えた膨大なものが全て白紙にされる。中には安くないキャンセル料が発生するものもあるだろう。これではいくら何でも無茶苦茶である。(対象はJリーグだけに限らずだが)もちろん経済的な観点からしても本当に痛手だ。

結論。観客を半分以下にするとか、アウェー自粛は無理というか無意味というか非現実的というか、絶対にやったら駄目。実行したら本末転倒になる公算が極めて高い。開催するならば開催するで、キチンと本来の形で開催するべき。そうでなければプロ興業の意味がない。
最低限、スタジアムで肩を組ませない事や応援レベルの声を出させない程度に留めたり、マスクを配布して着用を規模義務付ける位にするべきだと思う(個人的にはこれらもあまり意味がないと思うけれど)。

この様に自分、Jリーグの方針に(仕方なくではあるが)理解できる部分と、反面で猛烈に反対したい部分があるという事。

あとひとつの提案として、夏場以外の土日試合ではキックオフ時間を早める必要性があるんじゃないのかな。ダゾーンの関係でキックオフ時間がナイターに設定されている試合があるけれど、遅くなればなるほど限られた時間内に帰らなければいけないサポーターが増える訳で、そうなると短時間に大量のサポーターが出口や帰り道や駅や電車やバスを埋める事になり、クラスターの危険性が高くなる。これをキックオフ時間を早めて、試合終了後にサポーターに帰り時間の余裕を与えてあげれば、急いで帰るサポーターを減らせる事になる。結果、人を分散させて少しでもクラスターの危険性を減らすというもの。如何だろう?

それにしても、Jリーグにとって東京オリンピックの延期決定により、本来ある筈だった中断期間に公式戦を組める様になった事が不幸中の幸いに動いたようで、それがJ1ではゴールデンウィーク明けまで再開を伸ばせる理由のひとつになった節はある。
が、その代わりに、前回の記事でも書いたように、来年にチーム数を増やして開催されるJリーグが、オリンピック中断により益々の過密日程になる。
来年に予想される過密日程化を考慮すると、個人的には今年にオリンピックは開催してもらい、(埼スタなどが使えない代替地の問題は増幅するものの)Jリーグはオリンピック期間中も中断させないのが理想だった。23歳以下代表で抜ける選手が居るチームでも、降格が無い分でそこは我慢してもらうという考えで。

しかし、日本人というのはおかしなもので、Kー1や宝塚歌劇の開催は鬼の首を取ったように猛烈に批難するくせに、5万何千人もの人が集まった高輪ゲートウェイ駅開業による鉄ヲタ殺到劇や、同じく5万5千人以上が集まった東北の五輪聖火式は、何故か黙認ムードだったのが意味不明である。人数を言うならばKー1より高輪ゲートウェイ駅や五輪聖火式の方で、遥かにクラスターが発生している可能性が高いのに。
それを考えるとやはり、Jリーグやプロ野球や、その他のイベントは過剰に自粛し過ぎていると思えてしまうのが本音である。なので以前の"やっちゃえJリーグ"の考えは自分としては今も1ミリも変わっていないのであるが、それでもそれを許されない風潮。
でももう、自粛自粛延期延期で疲れたよ。日常の楽しみが奪われるって本当に辛くて苦しいものだと改めて痛感している。それでこんな事が果たして何処まで続くのだ?何処まで続ける必要性があるのだ?いよいよ資金繰りが追い付かなくなる企業も大量に出てきている。そこにオリンピック延期損失がドッカンと乗っかって来る。経済が本当に死んでしまうぞ。最初首相は責任とるなんて軽々しく言っていたけど、どう責任をとるつもりなのかね・・・?
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第12節 浦和1-0広島 得点/57分・金子(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第14節 浦和-東京ヴ(埼玉スタジアム2002=5月3日15:00キックオフ)


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プロフィール
HN:
うえ
性別:
男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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