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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2020年 J1リーグ第18節
清水エスパルス1-2浦和レッズ
~IAIスタジアム日本平

ついに山中の移籍後初ゴールが飛び出した。ようやくレッズでも悪魔の左足がゴールネットを揺らしてくれた。これまでの試合でも何発ものキャノン砲を撃ち込んでは惜しくも外すは、枠に行ってもキーパーに弾かれるのとか、入ったと思ったら橋岡とかいう橋岡の頭に当たってるわ、そういうのばかりだったが、しかし今回は、ついに・・・!!

なんて喜んでいたのは良いんだけど、前半のシュートって確かこの山中の1本だけだったような。そうか、シュート1本で1点か。前半シュート成功率10割か。つまり100パーセントか。完璧じゃんか。すげぇ!(何か違う)

えーと、まあ、決めるべき時に決めるってのはこれで良いんだけど、下位をさ迷い失点も多い清水相手に前半シュート1本ってのは・・・と思ったんだけど、考えたら相手が清水だろうが何処だろうが、どの試合も前半いつもシュートはこんな感じであり、今に始まった事じゃないから、ここを今さら無理に語るのはやめよう。意味ないから。

それよかシュートで言えば、後半に汰木も武富もせっかくゴールを決めるべき超決定機があったのに、あれを決められないのは問題かも。まあ汰木はそれ以前に、前半ベンチからの檄が全く耳に入っていなくて、ポジショニング修正が成されなかったのが遥かに問題だったが。
で、武富な。あの余裕があって正面のキーパーにキャッチされとるんだから、どうなんだろう。武富って最初にレッズに移籍する前はシュート成功率がひじょうに高い選手だったのだが。今日誕生日だからバースデーゴールになるかと少し緊張したか?武富は動きは悪くなかったんだけどね。ただあれを決めるか決められないかで評価は結構変わるんだよね。

それを考えると興梠は別次元ではあるのだが、また清水から嫌がらせのようにゴールを奪ってしまうキラーっぷりである。
狙い通りの綺麗なカウンターだった。長澤の鋭いパスと、オフサイドギリギリのレオナルドの絶妙な抜け出しからのゴール前の鬼キープから、最後は走り込んで来たドフリー興梠だもん。たまにはこういうカウンターのお手本みたいな攻撃も出来るんだなぁと、そう思うのであった。

あとは繰り返すけど、あそこで汰木か武富が決めていれば、試合を楽に終わらせる事が出来たんだけどね。それ叶わず清水に押し込まれ続けては後半ロスタイム6分の突入直後1点返されて、残り5分は心臓の悪いロスタイムを過ごす事になるのだから、このチームって勝つ時は本当に1点差が好きなんだなと。最近わざとこれやってエンタメ性を高めているんじゃないかと疑わしくなってきたよ。まあんな訳ないけど。

真面目な話、もちろん勝てる相手だとは確信していたし勝たなければいけない相手だったとはいえ、その今の清水相手でも際どい試合内容でやっと勝っているのだから、前節の川崎相手ではやはり妥当な試合していたんだと思うし、また前節が川崎だったから、清水がそんなに強く見えなかったとかはあるかな?
いや実際は清水もそう簡単な相手ではなかったけれど。だいたいこのご時世にスタメンから外国人5人を並べて来た時点で正直ビビったし、選手の動かせ方だけ見たら清水の方が遥かに上だったし。ただ中央はダブルボランチの守備が目覚ましく長澤が肉弾戦で奮闘したり、柴戸が鬼のように動いて蓋をしていたが、かわりに橋岡のエリアばかり狙って来ていて、山中の方は今回はあまり狙われていなかったのが敵ながら疑問だったが。清水の監督、そこんとこあまり研究していなかったのかな?まあ最後の失点で清水のティーラシンに付いていたのは山中だったけど。

というか接触プレーで頭を激しく打って頭部グルグル巻きの橋岡をやはり交代させない組長、やっぱり橋岡に対しては見事な仁義なきドSっぷり健在である。清水もそこの橋岡エリアを更に揺さぶって来ていたし、そもそも今回はさすがに頭やっているから、絶対に宇賀神に代えると思っていたんだけど、最後も長澤に代えてエヴェルトンで交代枠終了だもんな。やっているサッカーはどの相手にもサンドバッグになるドMっぷりを続けながら、橋岡には相変わらずのドSっぷりを続ける組長。大丈夫かよ、組長の橋岡に対する扱い方・・・。

余談。
日本平の上限観客数、せっかく6千人に増えたのに、半分の3千人しか入らなかったのね。まあ今回に限らずいつもそうなのかは知らんが。いくら平日ナイターだし台風が接近しているとはいえ、何か勿体ないというか。
調べたらチケット代をゴール裏で4千円に設定していたみたいで。だからか?だとしたら本末転倒だ。そりゃコロナ中断明けの時はレッズもそうだったけど、まだゴール裏で4千円設定しているとは、エグいな清水。

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J1リーグ第18節 清水1-2浦和
得点/21分・山中(浦)、59分・興梠(浦)、90+1分・ティーラシン(清)
主審=木村博之
観衆:3,095人/上限6,000人限定試合
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2020年 J1リーグ第17節
浦和レッズ0-3川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002

200920ホーム川崎戦 よく3失点で済んだのか、それともよく3点も取られたのか、そこんとこはもはやどうでも良いのだが、それにしても世間の下馬評通りのボロ負けである。
レッズが弱いのか川崎が強いのか、いやどちらも正解かもしれないが、こういうのは理屈じゃなくて、数字通りに素直に受け入れるしかない試合である。つまり、まあ、そういう事だという事で。

・・・これでは話が終わってしまうがな。

ドン引きした訳でもなく、だからといって玉砕覚悟でアホみたいに攻めた訳でもなく、意外にバランス良く展開できていた感じもあったのだが、そういう中途半端さが一番良くないという話にもなる場合もあるし、個人的には割り切って攻めるなら攻める、守るなら守るような、至極ハッキリした戦い方をしてもらいたかった面もあるが。川崎みたいは相手には。

前半だけ見ると、1失点は喰らったものの、後半に希望が持てる内容かとも思ったが、考えてみるとシュートの見せ場は序盤に山中のが派手にキーパーに弾かれて防がれたのと、レオナルドが派手に外したやつくらいで、これ相手が川崎だから前半は1失点で済んだ事で、逆にレッズが良く見えてしまっただけだったのかもしれない。ある意味で前半に幻を追いかけていただけとか?そういう事ってたまにあるでしょ?相手との力の差から内容は悪いのに、そんなにやられていないから、自分の方が「これ意外といけるんじゃない?」的な勘違いしちゃうやつ。まあ今回の前半がそれだったかはわからないが。
ただ間違いなく言える事は、前半の守備は頑張っていた。個人では頑張っていた。守備面は戦えていた。ギリギリの守備でも頑張っていた。だから前半が良かった、という話にはならないとは思うが。

後半も破綻した訳ではないとは思うけど。攻め込まれる展開は、何も相手が川崎だからではなくて、どの相手にも結局は攻め込まれている試合ばかりなのだから。
要所で決めてくるのは川崎だが、まあ小林を誰も見ていないでお決まりのようにやられるのは、小林の動きの巧さと、レッズの前掛かりになっているところからのボールウォッチャー守備の両方が重なった訳だが。

出足の速さが全然違った。川崎の出足の速さと、レッズの判断の遅い動きは雲泥の差で、まるで大人と子供だった。川崎の何が強いって、攻撃だ得点力だの言う前に、単純に選手個人の出足の速さからして、まるで違うんだもん。基本的にここが違うと、後はまるで違うチームになると思うんだよね。川崎の強さの根本、ここだよね。
じゃあその根本をどうやって鍛えているの?っていう話にもなるんだが、そこはプロのやる事だから知らん!でも根本は大事。基本は大切。土台が欠けていたら話にならない。川崎は土台がしっかりしている。レッズは土台をどうやって作るか未だに模索中の「クラブ」。違いは明白なんだけどさ。

根本的な部分で開きがあるから、今回はレッズの選手云々を言うのは避けるけどね。
それでも例えば柏木は守備で奮闘はしても意外性という名のいい加減なパスを何処に出しているんだ?とか、マルティノスは前回に結果を出した時は(悪い意味で)調子に乗るから連続して使ったらいかん!とか、岩波が2試合連続で精細を欠いているから、デンのサイドバックは役不足で勿体ないんじゃないの?とか、使われている内に明確な結果を出す必要がある岩武は、あそこで外すようなら明日は無いぞ!とか、だから西川は負けた試合で最後の挨拶時に笑顔を見せるな!とか・・・いかん、文句を言い始めると止まらなくなるからストップ。柴戸みたいに頑張って確実に成長を続けている選手も居るし。そういうところを見ないとイカンな、自分。

まあしかしね、そういう事を引っ括めて、試合する前から負けを考えるほど馬鹿な事はない訳で、試合前はそれでも奇跡でも、あわよくばでも、何でもかんでも良いから、もしかしたら勝てるんじゃね?的な事を思ったりして。蓋を開けてみたら世間の下馬評通りだったけれど。
これが現実であり、端から見たら妥当な内容と結果なんだろうね。川崎からしたら5点取る予定が3点しか取れなかったとか思っているだろうけど。

ま、そういう事を引っ括めた上で、まあ今回は、今の川崎相手では、こんなもんでしょ、って事で。(そう思わなきゃやってられん)

最後に負けた腹いせに、佐藤主審に文句を言いわせてもらおう。柴戸に出したイエローだけど、ゴールから遠い位置で引っ掻けてイエローとか、あんな早い時間帯にイエローかどうか微妙なイエローを出されると、その後の試合展開をつまらなくするんだよね。今回は、じゃあ何故にそのプレーにはイエロー出ないの?とかあって一貫性が無いジャッジしていたし。どっち贔屓とかは無かったが、試合をコントロールする上では良くない判断と判定が多かったと思うね。
柴戸自身は主審に繰り返し注意換気されながら、後半にイエロー2枚目喰らっても不思議ではないファールを2回もやっていたが。柴戸って知的な風貌して大人しそうな雰囲気を醸し出しておきながら、後先考えない思い切ったプレーを結構やるよね。意外と肝が据わっているのね・・・。

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J1リーグ第17節 浦和0-3川崎
得点/37分・山根(川)、50分・小林(川)、90+2分・ダミアン(川)
主審=佐藤隆治
観衆:6,357人/上限7,000人限定試合
2020年 J1リーグ第16節
北海道コンサドーレ札幌3-4浦和レッズ
~札幌ドーム

M野H郎お久しぶり
M野H郎「いや~、後半ロスタイム決勝ゴールって、本当に良いもんですね」



関根がPKを得て杉本PK決めた!いやお前はレッズでのリーグ戦はPKしか決められんのかい!!
縦一本からカウンター杉本、富士見市出身菅野の股下を抜くシュートで冷静に決めた!レッズ移籍後リーグ戦ではPK以外でやっと決めたじゃないか!!
コーナーキックから見事なバックヘッドで杉本またまた決めた!よーしハットトリックじゃ~!!!・・・あれ???

あのな杉本よ、お前は顔に似合わず、顔で女性ファンを引き付けるより、お笑いエンターテイナーの方が似合っているんじゃないのか???

それにしてもキーパーも腕に触れるのが精一杯の、弾道を完璧に捉えた本当に見事なバックヘッドであった。入れる場所さえ間違わなければ。
良くも悪くも完全に夢芝居、もとい一人芝居状態で杉本デーになる筈だった今回のスーパー馬鹿試合は、しかし後半ロスタイムも終了残り1分の、超劇的な勝ち越し決勝ゴールによって、夢芝居が記憶の陰に霞みつつあるのであった。

劇薬というか久々に投入されたマルティノス。たまに使うと大仕事しちゃうから憎めないんだが、しかし最近はすっかりファッションモデル業界に移籍したかと思われていたが、ところがこの元キュラソー代表は、サッカー選手の魂を無くしていなかった。同点ゴールも神の手で貢献したし、最後は良くまあ、あそこまで斬り込んだ。良くまあ、DFの網に引っ掛からなかった。良くまあ、折り返した。良くまあ、そこにシバットンが居た。ゴールした柴戸が一番訳わからなくなっていたな(笑)。いや柴戸は今季本当に成長して一皮剥けて頑張っているから、それに報いる為にも、こんなご褒美をあげても、誰も文句は言わないだろうて。こうやって地味な選手が、ロスタイム劇的決勝ゴールを決めるって、何か良いよね。

しかし・・・ここから真面目な話をするとだな、また失点の仕方がワンパターンであり、ポンポンと平気でクロスを入れられては中を絞れずヘッドやられるんだな。そりゃ福森の左足は超一級品だし、ジェイは大ベテランになってもそういうのを捉えるのが上手い選手であり、なんちゃって代表は代表でも一応伊達に元イングランド代表の肩書きを持っている訳ではないのだが、しかし要点はそこではなくて、やはり肝心なのはレッズの守備なぁ、岩武もメチャメチャ軽くあしらわられてクロス許しているもんな。やっぱりこういうとこ、だらしないままなんだよな。

正直言うと、今の8戦白星無しの札幌に負けたら、それこそヤバいんじゃないかという状況だったし、元からそういう相手にやらかし癖があるレッズだし、実際そうなり欠けた訳だから酷いのは酷い内容でもあったのだが、それにしてもレッズも札幌もザ・ザル守備もザル守備だから、試合前からこんな馬鹿試合になる事は、多くの人は予想していたんだろうけどね。こっちはチームを作れていないし、あっちは守備を考えていないし。
お互いアマチュアかよ!なんて感じてしまう時間帯もあったが、まあ試合全体を通して見ると、セカンドボールを拾えて、ボールキープはしっかり出来ていて、それなりに選手の特徴は活かしたサッカーをしている札幌の方が、遥かに良く見えてしまうのは仕方がない事。それだけレッズは、またも後半の大半がゴール前で跳ね返すだけの防戦サッカーだったのだから。もうこれフラストレーション溜まる一方だけど、見慣れたから驚かないけど。90分通してサイド深部とバイタルをスカスカにしたままのチームだから、札幌も攻めて来るのは当たり前ではあるが。まあそれで杉本の3点目以外だと、あれだけ一方的に攻撃して一方的にシュート撃っていながら、結局はジェイの2ゴールしかなかった札幌の空回り攻撃もどうかと思うが、まあここはミシャだし、そんなもんだろうて。

でも内容はしつこい事を言うと、もう毎回の繰り返しになるから、無理に非難染みた事は今回はやめよう。勝ち方が勝ち方だからね。そこは素直に喜ぼうと思う。
毎回の内容が内容だけに采配が批判されている組長も、今回に限って言えばマルティノスに柴戸と、交代策がピタリと当たった訳だし。結果が全てだという事もある。杉本やマルティノスや柴戸ばかりではなく、守備に同点ゴールにと大車輪だった槙野も今回の勝因を語るには欠かせない訳だし。

札幌に、良くも悪くもホームで札幌らしいサッカーをさせて、その上でアウェーで良くも悪くもレッズらしいサッカーをして、最後の最後でレッズが勝った。紙一重だったけれど、そういう事さ。
次の相手は、まあ先ずこうは行かないけどね。だからその前に、勝利を喜ぶだけ喜んでホームに帰れば良いさ。その上で来週に向けてしっかり準備をする事だ。ある意味で割り切って川崎を迎えれば良いのさ。ね。


ここからは、ちょっと余談。
次節から入場者数の5千人規制が緩和されて、レッズのホームゲームは7千人に増加されるが、それはそれで良かったとして、他チームやプロ野球は一気に1万人以上に緩和するところもあるのに、6万人レベルの大箱である埼スタを持ちながら、レッズは何故にたった2千人しか増やさなかったのだろう?クラスター警戒?準備期間が足りないから?サポーターの間では色々と議論されてはいるが、仮に準備期間不足だったとしたら、それは怠慢なんじゃないのかな?だって同じ準備期間で1万人以上入れるクラブがあるんだから。この辺がレッズのよくわからんところである。スタジアムへ行きたい人へチケットが行き届かなかったり、希望の席種が買えないで高い席種のチケットを買ったりしている人が居る現状を考えたら、もう少し増やしてあげても良かったんじゃないかと、個人的には考えるけどね。

ってか、いくら何でも川崎戦のチケットを試合の時間に発売するなや!こういうところもなぁ。この辺の配慮、もう少し出来んもんだったのだろうか?
(結局文句で終わるのであった)

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J1リーグ第16節 札幌3-4浦和
得点/13分・杉本PK(浦)、20分・杉本(浦)、31分・ジェイ(札)、35分・ジェイ(札)、67分・オウンゴール(札)、75分・槙野(浦)、90+4分・柴戸(浦)
主審=荒木友輔
観衆:4,449人/上限5,000人限定試合
2020年 J1リーグ第15節
浦和レッズ2-2サガン鳥栖
~埼玉スタジアム2002

200909ホーム鳥栖戦 今回、こんな前に振り分けられたから、超目の前で興梠のリーグ戦メモリアル150ゴールや、武藤の技あり同点寿司ゴールが観られたのは良かったが・・・。

いや、勝てたかもしれない試合だった面はあるかな。やはり最初の失点が余計だったかな。あの序盤で無理して前掛かりになる必要はなかったと思ったが、あっさり岩武の裏ポッカリにやられた時点で駄目だった。橋岡も趙東建にまったく追い付けずに超ドフリーでヘッドやられたし。あんな簡単にやられるなよ!と毎回思う類いの失点だった。こういうの減らさないと駄目よ、本当に。

攻撃の気持ちは見えていたが。パス&ゴーが極めて少ない連動性の薄いサッカーだけど、バイタル寸前まで運ぶ勢いはあった。ただ手前の攻撃が相変わらずの行き当たりバッタリで判断が遅いから、既にゴール前は蓋をされていてシュートはバッチンバッチン跳ね返される繰り返しはいつも通りだったが、逆に言えばいつもよりシュートまでは行けていたという部分は評価点。

久々に柏木をスタメンで使ってきたからパスは出るのかなと思われたが、確かに柏木特有の意外性あるパスは何本かあり悪くはなかったとは思うし頑張っていたのは事実だが、柏木の運動量の少なさや足の遅さを考えると、ハードワークが求められる今やっているサッカーにはちょっと合っていないというか、厳しい部分はあるのかな。だから余り柏木が使われなくなってしまったのだろうか?
上記に書いたように、選手の表情が細かく観える位置に居たから注視していたが、下がる時も柏木の表情や仕草からして自問自答している感じで、内容にかなり納得行っていなかったのがわかった。本人が一番置かれている立場をわかっているのだろう。

対照的に関根が元気満々で凄かったね。動きがキレキレで、海外移籍する前の姿のドリブラーが戻ったかのよう。そこからシュートまで持って行く技術とスピード、そしてシュート自体の鋭さである。前ばかり向いていた訳ではなくて、四六時中上下動を繰り返しては、球際にも強くボールを奪えていた。見えない部分でもかなり貢献しており、攻守に渡り内容の伴った素晴らしいプレーの連続。ある意味で関根自体は今シーズンここまで一番の内容ではなかっただろうか?そして関根のシュートは興梠のメモリアルゴールを生み出す事になる訳だが・・・。

しかし、今さら改めて言う事でもないんだが、しかし改めて改めて改めて思うに、興梠は凄い選手だな。左サイドで楔になってチャンスメイクをした直後に、もの凄いスピードで中央のレオナルドを追い越してファーに走り、関根のミドルでキーパーに弾かれたボールを完璧にゴールマウスに叩き込む。この一連の流れは、FWの技術と嗅覚が完璧に伴っていなかったら絶対に生まれないだろう。もちろん中央で相手DFを引き付けたレオナルドや、強烈な枠内ミドルを放った関根の存在があったからこそだが、そういった形を引き出したのも、やはり興梠の存在ありきではあった筈。
というか興梠め、ここまでメモリアルゴールを待たせおってからに。さてはローストチキンコオロギ北浦和店オープンのニュースに花を添えようと、ここまで意図的にゴールを待っていたな。フッ、ワルい奴よ。

で、去年は燻りながらも、最近ようやく使われるようになってきた岩武は、このチャンスを逃してほしくないから頑張ってほしいところだが、右サイドのイメージが強い岩武だけに左サイドのイメージが沸かないのだが、正直派手な選手ではないので、個人的にはまだ岩武のストロングポイントが見えない。ただボールの受け方は良い部分が見えた。惜しくもパスが強過ぎて関根が追い付かなかったパスの直前のボールの受け方なんて絶妙だったし。ただボールを良い形で受けても、そこから先がブレーキになる事が多く、先ず課題はそこかな。まだよくわからないが、とにかくしばらく使い続けてみてほしい。

さて、武藤が少ないチャンスをモノにしてしっかりゴールを決めている現状、武藤より遥かにチャンスを貰っている杉本は、同じFWとして何が違うのか。いやまあ何が違うと言ってもプレースタイルからして違うのだから比較するのが間違っているのかもしれないが、しかしポジションは同じ選手である。それなのにゴールを決める武藤と、ゴールが遠い杉本。しかし組長は諦めない。杉本を諦めない。しかしだな、いい加減だな、いや今回は、これ以上は言わないでおこう。

200909ホーム鳥栖戦2とりあえず、ホームで最低限の引き分けである。それも常に相手にリードされながら追い付くという、前節のだらしない内容と結果の試合からしたら、一応の意地は見えた試合だったし、得点の時系列からしてある意味で勝ちに等しいドローという見方も出来なくはないが。
しかし相手は長らくのコロナ休業で試合勘が鈍っている筈の鳥栖だし、その鳥栖は確かに復帰戦だった前節で華々しい勝利を飾っているから決して侮る事が出来ない相手ではあったが、しかし繰り返すが前節レッズは本当にだらしない試合をして大敗した訳だし、ならば今回はホームゲームなのだから、勝利こそが最低限だったという評価も出来る。
ただ興梠の待ちに待ったメモリアルゴールもホームでついに飛び出したりと、見所は多かった内容であり、全体的には悪い試合でもなかったから、これ人によってかなり評価が分かれるかな。

・・・何て難しい事を考えながら朝霞台から東上線に乗りつつブログを書いていたら、何をボケていたのか乗ったのが急行で志木到着も気付かず、そのまま地元駅を華麗に通過してふじみ野まで行ってしまったがな!おのれ東上線の分際で俺を罠にはめるとは(逆恨み)。ってか何やってんだ自分!アホか!!

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J1リーグ第15節 浦和2-2鳥栖
得点/12分・趙東建(鳥)、48分・興梠(浦)、60分・林(鳥)、81分・武藤(浦)
主審=飯田淳平
観衆:4,398人/上限5,000人限定試合
2020年 J1リーグ第14節
セレッソ大阪3-0浦和レッズ
~ヤンマースタジアム長居

長年に渡り浦和レッズを支えていただいた三菱自動車・益子修前会長のご逝去を悼み、謹んでお悔やみを申し上げます。

益子前会長が心不全で亡くなったのが先月27日だから、レッズとしては、その前日の試合をホームで勝利で飾れていたのがせめてもの救いか。更に益子前会長に報いる為にも、今回の試合こそ勝利しなければならなかった筈なのだが・・・。

一言で言うと、とにかく失点の仕方がだらしないね。何れも「何なのあれ?」「なにやってんの?」っていう失点のオンパレードなんだもん。
1失点目はお決まりの山中の位置がガラ空きなのが原因でサイドチェンジされては決定的なセンタリングを放り込まれる。ここを何時まで経っても治療しないから当たり前。
2失点目も山中がアッサリとブチ抜かれる。オウンゴールが問題ではない。その前にブチ抜かれた時点で終わっている。山中に対人守備をさせる自体が無理なのは端から承知しているが、ああも毎回アッサリやられていては何時まで経っても失点に繋がるのは当たり前。
3失点目。極めつけはこの失点、本当に必要だったか?いらん失点だろうに。先ずは岩武と西川がしっかり受け渡ししていれば120パーセント防げていたのに。そこに問題なのは西川さ、何故にキープしようとした?あれ絶対にやっちゃいけないだろうに。過去にもキープしようとしてボール奪われて失点しているのも西川。だからこういう度に西川を責めてしまうのだが、だからこの前ミスしたばかりなのに短期にミスを繰り返すなっつーの!だいたい同じ事を何回も言わせるなよ!って話なんだよ。
だから、本当に失点の仕方がだらしないの。情けないではなくて、だらしないの。もはや失点パターンが何でもアリになっているんだから、本当にだらしないの。守備がだらしないの。

そりゃセレッソはセレッソで強いのさ。そうじゃなきゃこの順位に居ないのだから。しかもレッズはセレッソは元から相性が悪いのだし、長居だって元から鬼門なのだから。
だから負けた事を怒っている訳ではない。負けた事を責めている訳ではない。前節の大分相手みたいに上手く行かなかったのは仕方がない。ゴールも奪えなかった。興梠が必死に至る所に顔を出してはポスト役から球を散らしていた。守備では駄目な山中だっていざ攻撃になれば常に起点なっていた。チャンスが無かった訳ではない。ただゴールは奪えなかった。単純に今回はそういう相手とそういう内容だった。

ならば、あのだらしない失点が無かったら、どうなっていた?少なくとも勝ち点1は取れていたかもしれない。いや勝ち点は無理にしても最低限の失点で傷口を拡げないままゲームを終わらせられていたかもしれない。
だが、全ては何れも、だらしない失点がぶち壊した。本当にこんなだらしない失点、今季は特に多いのだが、これチーム組織としてどうなっているのだろう?修正すべき部分を放置?選手は選手で相も変わらず同じミスを繰り返す。いや本当に、本当にだらしない。
これサラリーマンだったら、確実に左遷させられて閑職に追い込まれて肩を叩かれているレベルである。サッカー選手で良かったね。その割にサラリーマンよりすんごい給料を貰っているんだけど。

なんて、嫌味のひとつでも言わないと、今回のようなだらしない部分をまた見せられては、もう冷静ではいられないのだよ。

なんか選手起用も交代選手もワンパターンになってきているし。フレッシュな選手を期待したいが、伊藤は早くも使われなくなってしまったし、期待している武田はルヴァン以来だけで全く使われないし、最近ようやく岩武とか使い始めたけど、何か選手交代してもワクワク感が無いのである。サポーターから見てもそうなのだから、相手チームもそう脅威に感じていないんじゃないのかな。

いかんな。こんなだらしない試合の後たがら、気持ちが完全にマイナス思考だ。どうにかしないといけない。いやチームがどうにかしろ!ホームで鳥栖相手にだらしない試合でもしたら、また怒りが爆発してしまうぞ!
益子前会長に安心して旅立ってもらう為にも、プロの意地を取り戻せ!

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J1リーグ第14節 セ大阪3-0浦和
得点/48分・都倉(セ大)、74分・オウンゴール(セ大)、90+3分・藤尾(セ大)
主審=村上伸次
観衆:4,793人/上限5,000人限定試合
2020年 J1リーグ第13節
浦和レッズ2-1大分トリニータ
~埼玉スタジアム2002

200829ホーム大分戦 お月様が、お月様が観ているぜ・・・!!

これが秋も10月ならば中秋の名月と綺麗に文章が繋がるのだが、残念ながら?まだ8月なので、まあ8月最後の試合の名月を勝利で飾った、とでもしておきましょうか。

なんてお月様云々を語っているほど試合内容は決して良いとは言えなかったんだけど、前節同じホームでスッキリしない負け方をしたもんだから、内容云々より先ずは連敗しない、そして勝利する事が出来たという事実をとりあえず喜ぼう。
その上で・・・、

200829ホーム大分戦2 今回のヒーローは間違いなく1アシスト1ゴールの橋岡なんだけど、彼を誉める前に、やはり避けては通れない前半の失点である。
もちろん橋岡全てに責任がある訳ではないが、どうしても相手の左サイドをドフリーで持たせては簡単にクロスを上げさせてしまうね。これはもう、個人的にもここ数試合前から懸念していた部分だから、今回も「ああまた同じ事やってるよ」となってしまう。前の記事ても書いたけど、あえて相手の左サイドにボールを持たせているのか、それともこの部分を全く修正できないのか、この辺がよくわからないままなんだよね。ただこれを野放しにしているから、ここ数試合で相手に同じようなシーンを連発され、同じようなピンチを招き、そして失点もしている訳さ。そこが守備が空気な山中サイドならば、ある程度は眼を瞑るしかないが、最初にやられているのは本来守備の選手である橋岡サイドだから、ここを何とかしないと、サイドからの失点は絶対に減らないのでは。繰り返すが、これは橋岡だけの責任ではないし中でまた山中があっさり裏を取られてフィニッシュされている大穴があるが、だからこそチーム組織としてどうにかしてほしいという意味ではある。

という事で、橋岡ヒーローおめでとう(先に散々文句言っておいて凄い切り替え)。
同点ゴールのクロスは、まさにピンポイントであり、仮にレオナルドが捕らえなくても、すぐ後ろ興梠もピンポイントのタイミングで詰めて来ていたから、クロスそのものがあそこしかないジャストタイミングであった。楔の長澤も良く相手を引き付けて橋岡をフリーにしたと思うよ。
もちろん橋岡はこのアシストに加えて、逆転決勝ゴールはゴールで素晴らしい活躍ではあったのだが、最初山中の直接ズドンかと思ったのを必死にオレオレアピールしていた姿は、まだまだ若いなぁと(笑)。あれベテランならば、もう少し慎ましくやるよね。まあ冗談だけど。それに一瞬山中の移籍後初ゴールかと思ったから。

問題は後半の戦い方ね。間違いなく攻めて来る大分相手に、ある程度の防戦は仕方なかったが、やはり簡単にクロスを上げさせているのと、不味い形でフィニッシュまで持ち込まれている訳だから、そこは紙一重の世界ではあっても、危険なサッカーをし続けているには変わりない。
無理に繋ごうだとかは無しで、まあカウンターは狙いの内ではあるが、それより先ずはセーフティにクリアして、あわよくばセカンドボールを拾えれば良いな的な守り方をしているのが見え見えだから、ある程度は割り切っての1点差リードを守ろうとしている。そして、その戦略通りに守りきって、というか正しくは凌ぎきって、更に言えば逃げ切って、そして勝利をものにする戦い方が板について来た・・・のだったら、これはこれでチームとしては成長している部分ではあるが。逆にこれが不可抗力ばかりだとしたら、チームとして未来は無いが。
さあ、果たして今のレッズのリードしてからの戦い方は、上記にして前者か後者か。本当のところは選手と監督にしかわからない。組長もいつかの監督みたいにベラベラ喋る人ではないからね。手の内は常に隠しておかないといけない。用心用心。
ただ間違いなく言える事は、これが調子を落としていた大分のようなチームや下位チームならば通用するが、そうじゃないチーム相手にはなかなか通用しないのは明白。まあそうじゃないチーム相手には、1点差を守る展開の前に、そのチームから1点を奪うところからして大変だから、リード云々の話なんて二の次なんだけどね。
そしてもうひとつ間違いなく言える事は、チームが他のスキルを身に付けるまでは、例えチームがリードしたとしても、レッズサポーターはそれまでは永遠に心臓に悪い、もといホラー、もといスリリングな試合を見せ続けさせられるのである。

200829ホーム大分戦3 まあ良い。とりあえずホームで連敗は避けられた。勝った。こんな状況だから、それが一番の良薬ではある。危なっかしい守備でも柴戸がどんどん成長している大きな材料もある。
攻撃も単調かつ淡白でレオナルド頼みの部分は相変わらずだが、興梠も動きは取り戻せて来ていたし、少ないながらも毎試合ゴールが生まれている点は評価しないといけない。少ないチャンスをモノにしているという意味で。後は杉本なんだが、ここまで執拗に杉本を使い続ける組長、果たして仁義無い使い方なのか、もしかしたら組長は杉本に対してSっ気満々なのか?とも疑わしくなってきた。まあ冗談だが。

あとは足を痛めたデンが気掛かりであり、でも岩波が控えているという安心感もありで、こうなるとマウリシオ大先生を放出して良かったのか?という話にもなってくるが、先ずはデンの軽症を祈るばかり。

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J1リーグ第13節 浦和2-1大分
得点/9分・三平(大)、30分・レオナルド(浦)、33分・橋岡(浦)
主審=家本政明
観衆:4,316人/上限5,000人限定試合
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第12節 浦和1-0広島 得点/57分・金子(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第14節 浦和-東京ヴ(埼玉スタジアム2002=5月3日15:00キックオフ)


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自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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