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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2020年 J1リーグ第23節
浦和レッズ6-0ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002

201018文化シヤッター 201018ホーム仙台戦
前回のホーム連戦では修羅場寸前だったのが、2週間後には、これである。文化シヤッターまで降ろしてしまう、この変わり様。
そりゃあ仙台は埼スタでは大の御得意様だし、そうでなくても今季の仙台は絶不調で下位に沈んだママだから、よっぽどの事が無い限りは絶対に勝てる相手だと確信はしていたものの、それにしてもここまでゴールラッシュ完封勝利とは。あ、まあルヴァン開幕戦の事はあったから、今の仙台の守備力を考えたら、全く無い得点数ではなかったのかもしれないが。あの時の仙台は監督が新しくなったばかりで云々なんて思っていたが、8ヶ月が経過して、ますます悲惨な事になっている。まあ仙台はクラブ自体が債務超過とか、大変な事になっているから、チームもサッカーどころの話ではなくなっているのかもしれないが。

いやそれにしても、仙台の守備、ひでぇ(汗)
敵ながら心配になってくる守備の酷さ。ボールウォッチャーとか個の問題とか組織の問題とかあるけれど、仙台の場合はそれ以前に、何を守りたいのかよくわからん選手のバランバランなポジショニングから、果たして本気で守る気があるのかと疑ってしまうレベルであった。超ドフリーで派手に目測誤ったり、だからと言って選手を捕まえるどころか動きに全く気付かずにいて簡単にボックス侵入を許してくれたり。
あんだけ各所でスカスカにスペースを空けてくれたら、そりゃボールは楽に回せるし、パスは通し放題だし、バイタルには侵入し放題だし、シュートを撃ち放題、やりたい放題である。普通ブロックされるところ、普通にパス通っちゃうし、普通にシュート撃てちゃうんだもんな。もうビックリドンキーよ。まあレッズも守備が本当にドイヒーな時期があったし、今回も後半に4本も危険なシュートを許していたから、あんまり仙台の事を言えた義理じゃないんだけどさ。
でもさ、ルヴァン開幕戦でお笑いキーパー化していた元ポーランド代表キーパーも、途中までは前回の再来か!と沸いていた自分だったが、守備陣がゴール前をスカスカにしまくりんぐで簡単にシュートのサンドバッグを浴びている姿を見ていて、途中から不憫に思えてしまった。尤もこのスウォビィクも途中からやる気が失せたのか諦めの境地か、悔しがる姿も見せずに淡々としていたかと思えば、時たま遠い目をしては天を見上げて呆然としていた姿を見て、益々かわいそう思えてしまった。この元ポーランド代表、ルヴァンでもリーグ戦でもレッズ戦で大量失点するわ、シーズン途中にユース上がりの18歳ルーキーにスタメンを奪われるわで、もう踏んだり蹴ったりだな。

って、何で仙台の心配しとるんだ、自分。レッズの選手を誉めろよって話だな。
うん、良いのだ。仙台がどうであろうと、そういう相手でも決して手を緩めずに、変にお付き合いせず、ゴールを奪える時は奪える時だけ奪いまくる。それで良いのだ。だいたいマイナスになっている得失点差を取り戻す為には、相手の事など考えず、虐殺ショーでも何でも、ゴールは取れる時に取っておくしかないのだ。
選手だって、こういう時にアピールするだけ好アピールしておく必要があるのだ。絶好調の汰木は前試合に続いてのアシストだし、最近精細を欠いていた岩波はようやく無失点に貢献。エヴェルトンは抜群のテクニックで中盤を制圧。西川は2度のビッグセーブ。1ヶ月以上もゴールから遠ざかっていたレオナルドはここぞとばかりに2ゴール。等々あの選手も、この選手も、手を抜かずにかく戦えりってやつだな。

そんな中、

201018マルティノスヒーローインタビュー マルちゃんキーック!
ついに炸裂してしまったがな、直接フリーキックが。前節の柏戦でも惜しくも際どい枠外フリーキックを蹴っていたから、その前兆はあったのであるが、それにしても実にマルティノスらしからぬクリーン過ぎる完璧なフリーキックである。まあぶっちゃけ仙台の壁の作り方もどうかとは思ったけれど。
やべー、スタメンになって以来マルティノスのアピール度が試合毎に上昇している。3年契約最終年の残り半年に来ていきなり急上昇って、だったら今まで何やってたんだよ!どうしてこれを初めから出来なかったんだ?ってまあ過去2シーズンはやっていたサッカーのシステムがマルティノスに全くフィットしていなかったというのはあるが、それにしてもなー。こうなると契約延長とか幻を見ちゃう時があるから困る。フロントそこんとこは先ずはシビアに頼むよ。ただ意外と情に脆い組長からして、マルティノスを残せとか言いそうな気もするけど・・・。

201018興梠ヒーローインタビュー って、こやつは、悪魔か。
どんだけ仙台からゴールを奪ったら気が済むんだ。今シーズンは例年の勢いが衰えて未だに5ゴールに留まっていたのに、大好物の仙台戦になった途端にPKを含む2ゴールとか。キラーとかカッコ良い称号を遥かに越えて、もはや嫌がらせのレベルである。
今季は例年と比べて極端に得点ペースが落ちているから、もしかしたら2桁得点はいよいよ危ういかなと思われたが、なんのなんの、今回のマルチゴールで一転して可能性が見えて来たわい。いやこれなら今季も2桁、行けるだろう。あー、だからこそあんな早い時間帯に興梠を下げないで、ハットトリックを狙わせても良かったのに。そこんとこ組長は仁義なき交代やっちゃうもんな。まあそれで代わりに入ったレオナルドも2ゴールしているんだから采配に文句は言えないが。

久々にこんなバカ勝ちしたから、なーんか現実ではないような気もするが、まあそこは繰り返すけど相手が仙台だったからという事実をしっかり受け止めて、そんでもってホーム連戦、次に迎えるセレッソ戦に向けて、気を引き締め直そう。マッチデーカードの配布も、太鼓の応援も復活したし。さあ、セレッソが相手では、こうは行かんぞ。

201018焼肉カレー&焼きウドン 超おまけ
ゴルァ!何で名古屋戦に引き続きまたカレーフェアやっとるんだ!?同じグルメフェアを2連続けてやった事ってあったっけ?まさかチケット売れなかった故に売上が少なかった名古屋戦で大量に売れ残ったカレーの再利用じゃないだろうな。まあそれは冗談だが。
ってか自分そんな事は露知らずに、月曜日~金曜日まで家での夕食が連日カレー(ジャワカレー辛口/しかも火曜日はカツカレーにして、木曜日はカレーうどん)だったんだぞ!(家でカレー作ると大量に作る上に冷凍するのが嫌いな家庭なもんだから、無くなるまで連日の夕食がカレーになる。まあ晩酌した後に喰うからカレーはターメリックやウコン効果で酒飲みの肝臓には良いしカレーは好物だから文句はないんだけど)。
仲間が焼肉カレー喰っているのを横目に、どうしたらコレが5百円もするんだ!?っていう焼きウドンを喰っていて、よく考えたら前日にもウドンを喰ったのを思い出してガックリする自分であった。

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J1リーグ第23節 浦和6-0仙台
得点/8分・長澤(浦)、36分・マルティノス(浦)、39分・興梠PK(浦)、51分・興梠(浦)、67分・レオナルド(浦)、86分・レオナルド(浦)
主審=家本政明
観衆:9,831人/上限24,000人限定試合
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2020年 J1リーグ第22節
柏レイソル1-1浦和レッズ
~三協フロンテア柏スタジアム

強敵相手に内容が悪くて数少ないチャンスを決められずという試合は最近当たり前なのだが、今回のように、強敵相手に内容が良くて数多いチャンスを決めきれずという試合は、いやまたどうした事か。しかも苦手な柏相手に大の鬼門の日立台に於いて。
そんな強敵に鬼門で同点に追い付いての勝ち点1は決して悪くないばかりか、今のレッズからしたら勝利に等しいドローではあるのに、人間はこうなると欲が出るもので、勝っていてもおかしくなかった内容となると、逆に勝てなくて悔しいやら、数ある決定機を決めきれずで勿体ないやらで、本当に人間の感情というか、いや自分の感情は勝手であり、また贅沢なものである。まあ本来ならば、ドローが御の字で安心したではなくて、ドローで悔しい、勿体ないという感情が当たり前なほどチームが強くならなければいけないんだけどさ。

それはさておき、いやそれだけ予想外の好内容だったというか、今の状況ならばメタメタにオルンガされていても文句は言えないチーム状態なのに、その柏より組織的にボールをキープしては主導権を握れており、かつチャンスを連発するという、戦前の下馬評を大きく覆すものであった。序盤の興梠も、マルティノスのも、武藤のヘッドも超決定的だった。そんでもって興梠が同点に追い付く貴重なゴールである。まあぶっちゃけ、あれかなりギリギリだがハンドだったかもな上に、それ以前にオフサイド臭かったけれど・・・。
いや何よりパス回しにミスが無く、ワンタッチでスムーズに繋げられていたという事は、選手の距離感、ポジショニングが良く、連動した動きが出来ていたという事だから、緩やかではあるが成果が出てきているビルドアップに加えて、今回は相手の守備を翻弄させるほど攻守の切り替えが速く、スムーズなサッカーが出来ていた。

やばい、褒めすぎかな。前節で完封勝利して連敗を脱出したのに辛口に書いてしまったから、今回は勝てなかったものの強敵鬼門で好内容ドローに、つい甘口になってしまうのか自分は。

じゃあ気を引き締める為に、耳の痛い部分も忘れずに書いて行こう。
先ず、またまたまたスタメンのマルティノスだが、今回も戦術マルティノスに頼る部分が多くて、この起爆装置に攻撃の依存度が試合毎に高くなっているものの、今回の唯一の失点はマルティノスの無理なボールキープからのロストが原因である。右でドフリーの橋岡に出していたら何の問題も無いばかりかチャンスになっていた筈。それを橋岡も上がって後ろがポッカリ無防備な状態で当たり前のようにボールを奪われ、当たり前のようにカウンターを喰らったのである。もちろん江坂のシュートも上手かったが、あの失点はそれ以前の問題。だからやっぱりマルティノスは諸刃の剣。仕方がないが、仕方がないままでは成長しない。
それと最近本当に調子を落としている岩波が、2度の意味不明なプレゼントパス。 上記でミスが無かったような事は書いたが、「岩波を除く」を付け加えたい。守備自体も荒くて精細を欠いたプレーの連続。最近の岩波は、特にスタメンに復帰してからの岩波は気の抜けたプレーが多くて、本当に不安漂うプレーの繰り返しである。一体どうしてしまったのか。

岩波のポジションで言えば、デンが出場停止明けだったから、てっきり岩波のところはデンに入れ換えると思っていたが、入れ換えるどころかデンはベンチにも入っていなかった。これもどうした事か。まあ岩波岩波言う前に、デン自体も最近は精細を欠いていたから、デンの方が良かったとも言えないけれど。
スタメンで言うと、今回は中3日のホームに備えて仙台キラーの興梠をベンチにして、前節ベンチに置いたママだったレオナルドを、今回は間違いなくスタメンで全力投入すると思っていたのだが、これまたベンチスタートだった。まあ結果的にスタメンの興梠が同点ゴールを叩き出したのだから、采配は間違っていなかったという事にはなるのだが。
過密日程なのに最近はターンオーバーが息を潜めて、ややメンバーが固定されてしまっているのが気になるところではある。結果重視で連動性に勝る昔からのメンバーを使っているのかもしれないが、そうだとするとまた未来が薄いその場凌ぎのメンバー構成になっているだけなので、決してそうではなくて、今回は前節の勝利に水を差さないように、前節に明確な結果を出した汰木をスタメンにした以外は、あえてメンバー崩さずに臨んだのだと思いたいが。ただここは、中3日の仙台戦のメンバーを見てみないとわからないから、今は無理な追及はしないでおこうか。

まあ良い。繰り返すが、苦手な柏相手に、大の鬼門の日立台で、内容が良かった、同点に追い付いた、しかも守備全体で見たら球際強く柏の選手に仕事をさせず、そして何よりオルンガさせなかった。などなど、風は間違いなくレッズに吹いた試合であった事は確かである。だからこそ勝ちたかっ・・・いや、皆まで言うのはやめよう。
でも、こういう内容の試合を持続させ継続できつつ若手を絡ませれば、どんどん次に繋がって行ける筈なんだけどね。そこのところは様子見と課題ではあるが・・・。

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J1リーグ第22節 柏1-1浦和
得点/41分・江坂(柏)、59分・興梠(浦)
主審=飯田淳平
観衆:2,634人/上限3,000人限定試合
2020年 J1リーグ第21節
サガン鳥栖0-1浦和レッズ
~駅前不動産スタジアム

M野H郎今季2度目の登場
M野H郎「いや~、後半ロスタイム決勝ゴールって、本当に良いもんですね」


・・・このオヤジ、今季早くも2回目の登場である。


それはそれで良いのだが、ちょっとねぇ。中2日に加えてベンチ入りメンバーまで遣り繰りに苦労している鳥栖に対して、レッズはいくら長距離アウェーであり大の鬼門のスタジアムだとはいえ、中5日であり、柴戸が怪我らしいとはいえ、他はデンが出場停止(但しデンは元々調子が激下降線だったから、その部分を考慮に入れないといけない)だった以外は、そう戦力ダウンもせず、逆に準備期間も選手の疲労回復期間もタップリあった訳だから、その差からからしてやっとこさギリギリ勝てている点に付いては、やっぱり今の停滞しているチーム状況を物語っているのは事実なんだな。まあ、大の鬼門で完封勝利したという点はもちろん評価したいが。

完封勝利とか言っても、ここもかなりギリギリであり、鳥栖のシュートミスにかなり助けられていた部分はある。チアゴアウベスなんて逆にチームの足を引っ張るかのようでレッズの味方なんじゃないかという荒れっぷり。加えて鳥栖にはPKまで与えてしまった。その守備の不味さ。毎度の事ながらバイタルスカスカで幾度もエリアに侵入されては、PKを与えた場面にしても岩波が潰した形とはいえ、岩波1人がPK上等でやっと対応しているのだ。それ以前に修正しなければいけない部分が沢山ある訳よ。
PKが決まらなかったのはサッカーの神様に感謝するしかない。映像からして西川の指がボールに触れているか否かはわからない。単に林のシュートがポストだったのか、ここはかなり微妙だった。ただPKストップが大の苦手な西川の指に触れていたとしたら、もちろん西川のお手柄である。ボールが跳ね返った一瞬、西川の背中に当たってゴールインしやしないかとヒヤッとしたが。

攻撃もやっぱり単調。ビルドアップの形は少しずつではあるが継続は力なりで成果が出てきている部分はあるが、ここもチームとしてものになっているかと言われれば、まだまだ全然である。前半の決定的なのは関根の強引なシュートによるクロスバーくらい。
狙いであるショートカウンターも、あれだけパスの精度が悪い上にトラップも儘ならない以上は、もう一度パスやトラップから練習し直せと言いたいレベルである。
興梠もフリーマンになり下がって楔になるのは良いのだが、たまにボールロストギリギリの危ないパスを出しているから、これ危険な事は危険。個人的には前線に集中してもらいたい。特に柏木が出ている試合は柏木のパスに任せたい。その柏木は今回は珍しく(?)試合の流れに絡んでテンポ良く攻守に絡んでプレー出来ていたのは大変良かった。
ただ、結局のところ前節にしても今節にしても、起爆剤になっているマルティノスの存在が大きい訳で、やっぱり戦術マルティノスなのである。名古屋戦ほど前半から極端にハッスルせず、珍しく落ち着いてボールを扱えていた点が逆に奏功して、最後までガス欠を起こさずに戦えていた。本当にこれが奏功したからこそ、まだ僅かにスタミナが残っていた後半ロスタイムの杉本ポストに反応しての猛激走カウンターから、汰木へのラストパスへ繋がったのである。試合中、何時にも増して白い歯を見せてニコニコニコニコしているから、何か今日のマルティノスはライオンかサンスターか花王かアース製薬から歯磨き粉のCM依頼が来るのを期待しているんじゃないかと、そこまで余裕ぶっこいているんじゃないかと思っていたが、まさかそれが最後の最後の究極アシストに繋がるとは。しかも前節で転んでふっ飛んでも全くファールを貰えなかったからなのか、今回はあんまりコロンコロンしていないなぁと思っていたら、決勝ゴールの後になってコロンしたままボール抱えて放さないし。色々と良くやってくれるよ、この諸刃の剣は(笑)

それにしても汰木は、ようやくの移籍後初ゴールでありJ1初ゴールである。おめでとう。自他共に認めるシュートはド下手男でも、あれだけゴールマウスが目の前にあれば外さないだろうが、というより、相手DFを抱えながら全力で走り込んだプレーを誉めよう。ボールのみらず自らゴールネットに飛び込んでいた気持ち溢れるプレーを誉めよう。
今回ゴールした汰木に続いてゴールネットに飛び込み真っ先に飛び付き頭ナデナデしながら抱擁していたのが柏木だったが、何かその姿を見たら、移籍して来た時に、見習いたいと柏木主催の自主トレーニング組に参加した汰木の存在を思い出したよ。そんなかわいい後輩だから、柏木にとっても汰木のゴールは人一倍感慨深く嬉しいものだったに違いない。

さて、そんな良い話は話として置いておいて。現実的な話をすると、ようするに今の鳥栖だったから勝てたという印象は否めない。しかもギリギリで。あのPKを決められていたらと思うとゾッとするし、また引き続き内容が良かったから勝てた訳ではない。
4試合ぶりの得点と勝利。無失点に至っては12試合ぶりである。この数字の事実により、今回は単に勝って良かった、繰り返すが今の鳥栖相手だから勝てたと、そういう評価に留めたいと思う。せっかくの勝利の喜びに釘を指す野暮な話と思われるだろうが、これは本質から目を背けないで次の戦いの準備に入る為である。フッ、今日の自分は至極冷静なのだ。そう、何たって次の相手は、柏なのだから。ああ、一体オルンガをどうやって封じたら良いんだ・・・?

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J1リーグ第21節 鳥栖0-1浦和
得点/90+3分・汰木(浦)
主審=松尾 一
観衆:8,574人/上限8,800人限定試合
2020年 J1リーグ第20節
浦和レッズ0-1名古屋グランパス
~埼玉スタジアム2002

201004ホーム名古屋戦 今回1列目だった。こんなとこ振り分けられるくらいだから、どんだけチケットが売れなかったかわかるってなもんだが、それに輪をかけて、ついに3連敗である。
しかも単なる3連敗ではなくて、ホーム3連敗である。しかも単なるホーム3連敗ではなくて、3試合連続無得点である。しかも単なるホーム3連敗3試合連続無得点ではなくて、川崎戦も含めたらホーム4連敗である。しかも単なるホーム4連敗ではなくて、ホームだけなら4試合連続無得点である。ある意味でストレート。ある意味で見事。これがどれ程まで許されるものなのか・・・。

これイレギュラーなシーズンじゃなかったら、良くない事ではあるが、絶対に暴動やらバス囲みやらが起きているレベルなんだけど、不幸中の幸いかチケットも売れず観客数の少なさが手伝って、まだスタジアム内だけの荒れ模様で済んでいるのだから奇跡である。一昔前なら先ずペットボトルも飛んでいたな。また選手と喧嘩状態になっていたかも。そして居残りも発生していた筈である。それに比べたら、まあおとなしいもんよ。
まあ試合する前から負ける事なんて考えないものの、世間の下馬評からしたら、今のチームが川崎やらF東京やら名古屋に負けたのは必然と見るだろうから、スタジアムの雰囲気もそうだったのは否めないのかもしれないが。ただ横浜FCにも負けたのは余計だったが・・・。

201004ホーム名古屋戦2 もはや戦術マルティノスである。最近ハッスルしちゃっているもんだから、ついにスタメンで使ってしまったマルティノスである。
数試合に1試合はビンゴな活躍をするマルティノスは、今回はビンゴもビンゴの大当たりで、試合開始から十数分はスーパーハッスルしまくりであり、個人技からスピード突破と、目を見張る大活躍であったのは事実だし、マルティノスが居なかったら、前半の善戦っぷりは、あそこまで爆発的なものではなかったかもしれない。
走る!転ぶ!ふっ飛ぶ!3拍子揃ったマルティノスは、相手のファールも誘発するものの、自爆もしまくり千代子で、こう普段からコロコロ転がっているものだから、審判もマルティノスだけはなかなかファールを取ってくれないのである。絶対に色眼鏡で見られていた。まああの荒木主審のジャッジ自体も基準が滅茶苦茶でちょっと変だったけど。槙野に「荒木さん!荒木さん!」と連呼されていた時は不覚にも笑ってしまったが。

それはともかく、そんなマルティノスの序盤突破から興梠反転シュート、あそこで決められなかったのは、ある意味でその後の試合を左右した。ぶっちゃけ前半に善戦していたとはいえ、前半の決定的な場面はこれだけだった訳だし。それに相手が何処でも今のレッズは開始十数分は勢い良く攻めるのは毎試合の事であり、そこはマルティノス云々ではなく今のチームの性質である。
そしてチャンスを作っているようで、実は今回も前半から相手に3度も際どいシュートを許しており、嫌な予兆から後半にお決まりのように失点する。マテウスの強烈な突破を許してはボールウォッチャーになり金崎をフリーにさせて押し込まれる、いつものパターンである。
マテウスのように同じ個人技頼みならマルティノスだって見せ場は作っていた。でも、そこが得点に繋がるか否かが、チームとして機能しているか否かという話にもなってしまう。

このように後半は失点シーンからして言わずもかな普段と同じパターンであったが、後半全体の展開そのものからして、守る相手にゴール前を抉じ開けられないまま終了という、普段と全く同じパターンであり、それこそ言わずもかなな内容であった。
久々に伊藤を投入したのが唯一の評価点かな。良い悪いではなくて、もう希望が無いんだから、どんどん出場機会に恵まれない選手や若手を使って行こう。武田と彩艶がU19代表から帰還したら、次はこの2人の番だ。
デンの1発レッドは仕方がない。個人的にはあそこはイエローで許してもらいたかったが、おかしなジャッジ連発していた「荒木さん!荒木さん!」ならレッド出すと思っていた。だいたいシャビエルってあんな足速かったっけ?尤もシャビエルは途中投入だったからスタミナ満載で、スタメンのデンはもう疲れていたところの全力疾走だったから、あそこはレッド上等でぶっ倒すしか術がなかった。そして皮肉にも数的不利になってから最後にチャンスを作っているのだから、まったくおかしなチームである。

キーマカレー&焼肉カレー 駄目な試合と大連敗の後には、せめてカレーフェアのキーマカレーと焼肉カレーで眼の保養をしましょう。

って、カレー喰っとる場合かっ!って非常事態なんだが。こんなフェアやっても、カレー喰っても連敗は止まらず、そして観客数9千人をようやく越えただけ。せっかく上限が1万8千人に緩和されたのに、この始末は何よ。
確かにコロナの影響はあるにしろ、ぼぼチームが勝てないから、ホームで勝てないからに他ならない訳さ。自分みたいに成績に関係なく、対戦相手に関係なく、行ける試合は毎試合行くサポーターばかりではないのだ。この現実を選手や監督やフロントは、何処まで危機感を感じているのかな。

行き詰まっているかもしれない組長。だからどうにかする手立てはあるのか不明なフロント。3年計画というものが独り歩きしてしまっている今、現場とフロントはしっかりコミュニケーションを取っているのかね?どうもそうは思えないんだが。
自分は監督を今すぐどうこうしろとは言いたくないから、今は流れに任せるしかないのだが・・・。

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J1リーグ第20節 浦和0-1名古屋
得点/54分・金崎(名)
主審=荒木友輔
観衆:9,357人/上限18,000人限定試合
2020年 J1リーグ第29節
浦和レッズ0-1FC東京
~埼玉スタジアム2002

200930ホームF東京戦 最後は当然のように大荒れである。以前もそうだったけど、前から5列目のような時に限って、こう荒れるんだから実に困る。

前にも書いたけど、スタンドの人数が限定される分、野次る人も限定されるから、その声が大きくハッキリ聞こえて、かつ選手に痛烈な野次がグッサグサ突き刺さる突き刺さる。悲惨である。
いやもう野次というより、もはや半分罵倒大会になっていた気もするが。「こっち来んな!」とか言われてるし。「来んな」とか言う割に、矛先が柏木に絞られると、止せばいいのに柏木も振り向いちゃって動き止めて野次ってる人の方を睨め付けちゃうもんだから、これで火に油を注ぐ形になり、今度は「なんだよ柏木、こっち来いよ!」とか言われちゃう始末。さっき「こっち来んな」って言っていたやん・・・。
そんな柏木を誰一人宥めようともせず、無視してさっさと引き上げて行くチームメイトの冷たさよ。まあ唯一安心したのは、この挨拶時に西川がニコニコしていなかった事かな。以前は負けたのに平気で笑顔見せていた時が何度もあったからなぁ。

ってか、やはり西川は不動のスタメンなのね。あれだけミスを繰り返しても、今回もキーパーのスタメンは福島でも彩艶でもなく、引き続き西川であった。これではチームは何処まで行っても緊張感が得られず、引き締まらないよなぁ。
え?西川は今回は好セーブを見せたじゃんって?いやもはやそういう事を言っている次元の話ではないんだよな。だいたい前半終了間際にエリア飛び出したプレーで、中途半端なヘッドからボールロストし欠けてあわや失点ってシーンもあったし。こういうの本当に多いね。もちろん全てが西川のせいではないんだけどさ。

例えば最近はデンが著しく下降線で、今回も本当に守備が軽いというか集中力を欠いていたというか、それで3度のピンチを招いては失点に大きく絡んでしまった。デンは最近どうしたのかな。マウリシオ大先生が移籍してポジション争いのライバルが減って安心したのか、また悪い意味でJリーグやレッズの環境に馴れてしまってプレーに甘さが出てしまっているのか。何となく右サイドバックをやらせた辺りから調子が狂っているような。前節後半頭からセンターバックに戻したとはいえ、ますます調子が悪いのである。何なんだろう?

まあ原因の根本は、結局のところ、やっているサッカーが悪いからって事にはなってしまうのだが、そこはもうチームを作っている監督をどうするか、または監督がどうするかって話になるから・・・。
しかしやはり今回もスタメンを見てしまうとね。30歳越えが6人ってのは、そりゃ結果が出ていてそうならば文句は言わないんだけど、最近は結果が出ていない中でのこれだから不満が出る訳さ。
そして実際のところ今回も結果が出なかった訳で。同じベテランを並べるにしても、せめて横浜FCみたいにカズと中村俊輔と松井をスタメンにしても川崎から2ゴール奪えるようなチームならば文句も不満も最低限で済んでいるが、今のレッズはゴールは奪えないわ守れないわミスはするわの3拍子揃っているのだから困るのである。

それでも個人的には、東京相手に一応だが良く接戦を演じたとも思うが。下位には勝てても上位には大量失点で負けるチームが、3位相手に接戦だったのだから。まあ東京は厄介なディエゴオリヴェイラが出場停止なのは大分助けられたが。アダイウトンをベンチに温存したまま終わられてしまったのは舐められた感がしたが。まあレッズはレッズで最近絶好調の関根が出場停止だったのはかなり響いたけれど。だからここは、おあいこで。
それはともかく、そんなに東京を自由にさせていた訳でもなかったし、だからこそ不味い守備の乱れさえなければ、あの失点も避けられていたのかもしれない。また開始20分くらいまでは、勝手知ったるベテラン揃いの本能的な連携力が発揮されたのか、意外に試合を優位に進めていた訳で。でもそれも長くは続かず、給水タイム終わってから徐々におかしくなって行ったけど。
ただ、20分だけ調子が良かったとしても、試合全体を通した上で勝利に結び付かなければ、結局のところあまり意味は無いのも事実ではあるが。また東京相手に絞るだけなら、去年まで猛烈な御得意様だったのに、今年はアウェーで負け、そしてホームでも負けるという失態なのである。今回の結果は順位差を考慮すれば妥当なものでもあるが、レッズと東京の歴史を見た場合、単なる敗戦にはならないのである。

さてレッズ自身の問題。今のチーム状態の不味さは当然の事ながら不味いのだが、ホーム3連戦で2試合ほとんど良いところが無く何れも完封負けしとる上に、次のホームの相手も相当の覚悟を決めて臨まないといけないという、どこをどうしても雁字搦めではあるのだが・・・。

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J1リーグ第29節 浦和0-1F東京
得点/37分・永井(F東)
主審=福島孝一郎
観衆:5,623人/上限7,000人限定試合
2020年 J1リーグ第19節
浦和レッズ0-2横浜FC
~埼玉スタジアム2002

200926ホーム横浜C戦おいー、せっかくアウェーで清水に勝ってホームに帰って来て、さあホームに3連戦の初戦だって試合で、またこういう事をやらかすんだからなぁ。どうしたもんだろうか。
前回アウェーで対戦した時の横浜FCは調子が下がり気味だったが、今回は上がり調子な上に前節は後期高齢者3人先発させて川崎から2得点奪っているから、下位とはいえ決して油断ならぬ相手であったのは間違いないのだが、そんな事はわかりきっていてホームに迎えた訳で、それでこんな内容で負ける、しかも完封負けをするなんて、まあ・・・レッズらしいんだけど、最近はそりゃ上位には勝てないまでも、下位には取り零しをしないで来ていたから、少しは性質が変わってきたのかなと思っていた矢先のこれである。ちょっとでも、そういう事を思ってしまうと、また期待を裏切りダメダメな内容でコロッと負けるのだから、やはり何処まで行ってもレッズはレッズなんだなぁと。あとレッズらしいといえば、レッズユース出身の松尾に2発も喰らっているのもさ。こうして派手に恩返しされるのも、やはりレッズらしいのである。

200926ホーム横浜C戦2 そもそも、この人の最初のおかしなミス失点で調子が狂ったし。またやってるよーと、もう見慣れ過ぎてしまって怒りも沸かなくなってきた感がある。こうなると末期症状だな。
なあ西川よ。柏戦でやらかし、セレッソ戦でやらかし、また今回もプレゼントクリアでやらかし。今季リーグ戦19試合で失点に直結するミスが少なくとも3回って、これ確率的にどうなの?失点に直結しなかったもののヤバいミスを入れたら更に結構なミス数だよね?あのさ、他のチームの正キーパーを全員毎試合見ている訳ではないから下手な事は言えないが、それにしても西川だけミス多くね?他の正キーパーでこんなにミスする選手いる?単に隣の芝は青く見えるだけ?
いや今季に限らず西川はたまに失点に直結するミスは少なくないキーパーだったが、それは自爆ミスを誘発するのが当たり前なミシャサッカーだからという免罪符があったからこそ許されていた訳で、あれから監督が何人も変わってサッカーも変わっていて失点直結ミスが無くならない、いや寧ろ増えている感もあるのだから困る。
そりゃあ西川にはミスを補って余りあるスーパーセーブで何百回も救われて来たし、前節だって西川の2度の好セーブがなければ負けていた。でもスーパーセーブするからミスが何度も許されるってのは、また違うと思うんだけどね。しかも後輩のお手本にならなければいけない大ベテランのキャプテンがこれでは、福島や石井や彩艶はどう思うだろうか?
ほら、仏の顔も三度までって言うからさ、仏のミスも三度までって事で、もうそろそろ、良いんじゃない?

ついでに一緒に写真に写っちゃったから言わせてもらうと、西川の後ろ歩いている人ね。
いや頑張っているし、必死にボール捌いているのはわかるんだけど、もう運動量も判断力も、如何せん試合の流れに付いて行けていない。足の遅いのは昔からだから仕方がないが、その何というか、周りのフレッシュな選手に置いてきぼりを喰らう場面が多々あり、もうプレーに勢いも可能性も感じられなくなってきているんだよね。
繰り返すけど本当に頑張って必死にボールを捌いて動き回っているんだけど。昔は穴だった守備面でも今季は奮闘してくれているし。献身さは増している。でも・・・。力が衰えたとストレートに言うのは悲しいが、しかし現実的に見るとねぇ・・・。
だから無理にでも武田を使え!とは言わないけど、いや本当は言いたいけど、自分こう考えるの。柏木という素晴らしいお手本がプレーしている内に、武田をそこに絡ませてあげたいんだよね。これで柏木が本当に輝きを失ってから、さあ武田よ出番だ、なんて虫の良い話はないんだよ。

だから、今なんだよ、今。
彩艶も武田も、お手本となる西川や柏木がまだ輝きを完全に失っていない内に、トップで実のある経験を積ませないと。今しか出来ない事が、今訪れている筈なんだけどね。 
それで控えに回された西川や柏木が、何糞!と思って奮起してくれたら尚更良いし。逆にそれで腐ったらそれまでの選手なんだし。
若手を多用して勝てなくなったら?今季に限ってはそれでも我慢するよ。降格が無いんだから。成績を気にして結局は来季に繋がらないシーズンになるより、よっぽど良い。寧ろ来季に成績悪くて慌てて若手を育てようとしても遅いのだから。それこそ降格しちゃうよ。え?ACL?今はもうそんなの二の次よ。

にしても不味い事になったな。ホーム3連戦の初っ端で一番勝ち点3を稼ぎやすいと思われた相手に良いとこ無く完封負け。これで次はF東京だろ、その次は名古屋だろ・・・うーん・・・。

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J1リーグ第19節 浦和0-2横浜C
得点/16分・松尾(横C)、35分・松尾(横C)
主審=高山啓義
観衆:6,401人/上限7,000人限定試合
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試合終了/J1リーグ第12節 浦和1-0広島 得点/57分・金子(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第14節 浦和-東京ヴ(埼玉スタジアム2002=5月3日15:00キックオフ)


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