浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
さて、総括しよう。ここから来季にかけては、人事や補強がバタバタと動きそうなので、総括も迅速に行ってスッキリしつつ、来季に向けて気分を一新したいと思う。
先ず今年は、新型コロナウイルスという世界的パンデミックにより、Jリーグも序盤から大幅な中断期間を余儀なくされ、また再開後も大会レギュレーションと日程の変更、また無観客試合やビジターを含む入場制限付き開催など、通常とは大きく異なるシーズンになった事は前提となる。
但し、今総括によるクラブチームの評価は、コロナウイルスという条件を一切挟まずに行う事を始めに言っておく。理由として、約10年前の東日本大震災のような地域的な不利条件が発生したものとは違い、コロナウイルスによる条件は、全てのクラブチームが一律に被ったものと考える。厳密に言えば地域間やクラブ間で多かれ少なかれ異なる部分があるのは事実だが、それを逐一評価対象に加味していたらキリがなく、またコロナウイルスを免罪符にしての逆に正当な評価が薄れてしまう危険性がある故、そこはご了承を願いたい。
今季のチーム体制は、レッズにしては珍しく早々に固まった。即ち最終節翌日には、オリヴェイラ解任を受けてシーズン途中から2度目の指揮を執っていた大槻氏(以下いつも通り親しみを込めて組長と表記する)体制の継続が発表されたからである。
但し、組長体制で得た成績からして、例えACL勝ち進み組を全く考慮しないJリーグの至極酷い(←ここは改めて強調したい)日程設定下でのACL準優勝という評価はあっても、国内リーグ戦では残留争いに片足を突っ込んでしまった上に、結果的に14位という一歩違えればJ2降格の可能性もあった著しく低迷した成績から、どう考えても監督交代は避けられないと思われた。
ところが、最終節翌日には監督続投発表という、これまでのレッズのフロント判断からしたら、誰もが首を傾げる異例の継続人事が成されたのである。
ここからは完全に自分の憶測になる事を予め断っておく。
毎年のように監督解任劇が続いた事で外部から信用を失い、もはやクラブには新たな監督を得る力も信用あるパイプも無く、例年繰り返される放出人事による人材の枯渇で、再びの昇格人事も不能に。結局のところ組長に引き続き監督を託すしか道が無かったのだろうと思われる。
ようするに新監督以前に、新監督探しの肝となる強化部体制でさえ、解任した中村修三GMの後釜すら、これまでの経過から人事を得られず、苦し紛れに現場でGKコーチしか経験が無い土田氏を強化責任者としてフロント入りさせ、それでは明らかに不完全であったが故に、そこで大学教授であるOBの西野氏に懇願して土田氏の補佐に充てた。しかし強化部経験が皆無でパイプが無い2人では、素人段階から新監督招聘業務など、どだい無理な話だったのだろう。
外部からの信用を著しく失っていながら無理に新監督探しを続ければ、オファーする監督に立て続けに断られ異常事態に発展した9年前の二の舞になる。それでも9年前は広島を契約満了になり就活中だったミシャと、新監督招聘が不能に陥っていたレッズと、偶然にも寸手で利害が一致したが、また今回も同じようになるとは限らない。ならば、時間の無駄になるよりは早々に継続体制を固めて、少しでも傷口を回復させようと判断したのではないだろうか。
しかし成績からして、これではファン・サポーターの納得が得られない。そこで考え出された苦肉の策が、『3年計画』という、最もらしいチーム強化計画だったのだろう。
鹿島や川崎などブレないコンセプトで継続性を貫いて成功しているフロントをお手本に、レッズも今季から一貫した方向性と方針の元に、3年かけてリーグ優勝が達成可能なチームを育てて強化して行くというものだが、恐らくこれは新監督招聘が困難だった故に、ファン・サポーターを監督続投でも納得させる為の大義名分であったと思われる。
自分は開幕前に行われたTOTにも出席して3年計画の説明を聞いたが、クラブ側の説明は「浦和を背負う責任」やら「主導権を握る攻撃的サッカー」など大局的かつ抽象的なものばかりで、その目標達成の為の細かく具体的な計画内容、根拠性は全く見られなかった。ハッキリ言ってしまえば他クラブの真似事に過ぎず、ここで早くも荒唐無稽なものを感じてしまったのだ。
ちなみに選手補強で言えば、J3&J2得点王レオナルドと、将来性抜群の豪州代表デンの獲得は評価したいが、これは過去から築き上げて来たレッズブランドと資金力があっての事であり、こういうものは情報が薄い外国人選手には通用するが、レッズの内面を知る日本人選手へのオファーが右から左まで尽く拒否された部分は、やはり国内でのレッズに対する信用低下の表れであろう。
結論から言うと、この流れが今季の全であったと推察できる。誰しもが納得行く万全の形でシーズンをスタートさせた訳ではなく、前季から続く大きな不備を立て直す力が無かった故、継続性という大義名分を隠れ蓑にし、根拠の無いフレーズをズラズラ並べて盾にしながら、中身は常に不安先行で対処に後手を踏みながらスタートさせたに過ぎない。
にも拘わらずフロントは、ACL出場権獲得と得失点差プラス2桁という、3年計画と言いながら計画初年度から大層な目標設定ノルマを監督に課し、加えて世代交代も求めていたというのだから、これでは矛盾に矛盾が重なるばかりで、一体何に主眼を置いて良いやら現場は混乱するばかりである。
コロナウイルス発生によりレギュレーションが変更され今季のみ降格制度が無くなる中、他チームに比べて世代交代の為の積極的な若手起用にチャレンジしなかったのも、全ては大き過ぎる成績ノルマが足枷になっていたからと思われる。
個人的には去年最終節後、組長続投発表を受けて「腹を括る」と書いた。どうにもならない以上、覚悟を決めるしかないと思ったからである。この言葉に嘘をつかないよう、自分は今季どんな成績に陥ろうと、監督の解任は求めなかった。
火中の栗を拾い続けていた組長という人物に恩を感じていたからでもあるが、また予め腹を括ったという事は、格好が良い事を言えば信じて付いて行くという捉え方もあるが、正直に言えば、組長の監督としての力量には足りないものを感じて大きな危機感を抱き、また相変わらずの体たらくさが見えたフロントに再びの大きな不信感を抱いたからこそが事実である。そうでなければ「腹を括る」などという表現にはならなかった。
このマイナスの覚悟を良い意味で裏切ってほしかったが、残念ながら、結果的にチームは、自分も、そして多くの人が抱いた危機感通りになってしまった。
それでも開幕2戦の連勝や、コロナ中断明け暫くの成績は、前シーズンからの不安を払拭させるように上向きであり、そこに夢を見てしまった時期はあった。
ところが、他チームも体制を整えて行く中盤戦になると、組長の求心力による起爆剤のようなチーム作りと分析力だけでは追い付かなくなり、徐々にライバルチームに研究されては水を開けられる状態になる。チーム状態を改善しようにも、フロントが求める高いノルマ設定の足枷を外す事が出来ず、板挟みのように苦悩したまま、その隙に多くの他チームから立場を逆転されてしまった。終盤、主眼の置き場を完全に失ったチームは、途中までは僅かながらでも成長していた組織力も消し飛び、最後は固定メンバーと個人技頼みのサッカーに陥り、もはや途中に抱いた成果の表れなど見る影もない状態であった。即ち秋口の段階で再び上向いたチーム状態が、組長体制の限界であった。
例年に比べて、かなり淡白な評価になったと思う。しかし、それだけ、わかりやすいシーズンだったと思う。
そして継続性という方針に嘘偽りが無ければ、本来ならば今季どのような成績に陥ろうと、監督人事も継続させていた筈である。しかし今季はそうはならなかった。
これも完全に憶測ではあるが、恐らく今季の組長体制は、チームを刷新させる事など夢のまた夢であった素人人事から始まった強化部が、空白部分を成長させ組織化する為の猶予を得る、始めから1年繋ぎの扱いであったと思われる。つまり3年計画は、実はチーム強化の為より、強化部の組織化の為にあったとも言えるのだ。その証拠に、これまで現場丸投げ感が強かった監督主導から、一転してフロント主導によるチーム運営を打ち出したのだから。
ところが、この過程で来季構想を進める大切な時期に、強化責任者である土田氏が1年を保たずに倒れた。仮に原因が、噂されている通り過労であるとしたら・・・。それだけ常に厳しいプレッシャーに晒されるレッズの強化責任者は、それに耐えうるべき体力と精神力が必要とされるのだ。
そして悲しいかな乱暴で雑で非情な人事を繰り返していれば、行く行くはまたもクラブの功労者放出という、繰り返される貴重な人材流出に繋がるのである。今回の組長のように。
それと、批判ばかりで申し訳ないが、それでもきちんと評価したい部分がある。冒頭で評価にコロナウイルス条件を一切挟まないとは書いたが、クラブ単体としては一部分だけ特筆したい。
それは多くのクラブチームで選手やスタッフの感染者が発生する中、レッズは感染者が取り分け発生しやすい首都圏かつ東京中心部に隣接する一大ベッドタウンである浦和に籍を置くクラブチームでありながら、シーズン中また現在に至るまで、1人の感染者も出していない部分は、クラブチームの感染防止努力として大きく評価したいと思う。感染者発生による試合延期・中止という、各方面に多大な迷惑と損失を発生させる事なく、管轄内全日程に穴を開ける事なくスケジュール通りに開催できたのは、クラブチームの管理努力の賜物としたい。
後は、コロナウイルスの影響でクラブが被った10億円とも言われる膨大な赤字額が、果たして来季に向けてどう影響して行くか、ここはストーブリーグの行方とともに、しっかり注視して行きたいと思う。
という事で、皆さま、今シーズンも大変お疲れ様でした。
今年は新型コロナウイルス発生により、サポーターにとっても様々な制限を余儀なくされ苦しいシーズンになり、また未だコロナウイルスが終息していない以上、来季も引き続き異例のシーズンになる可能性が高いですが、レッズ自体は前年とは違い、今回は新たなチーム体制作りに向けて活発に動いているようなので、今はそこに期待しつつ、注目して行きましょう。
先ず今年は、新型コロナウイルスという世界的パンデミックにより、Jリーグも序盤から大幅な中断期間を余儀なくされ、また再開後も大会レギュレーションと日程の変更、また無観客試合やビジターを含む入場制限付き開催など、通常とは大きく異なるシーズンになった事は前提となる。
但し、今総括によるクラブチームの評価は、コロナウイルスという条件を一切挟まずに行う事を始めに言っておく。理由として、約10年前の東日本大震災のような地域的な不利条件が発生したものとは違い、コロナウイルスによる条件は、全てのクラブチームが一律に被ったものと考える。厳密に言えば地域間やクラブ間で多かれ少なかれ異なる部分があるのは事実だが、それを逐一評価対象に加味していたらキリがなく、またコロナウイルスを免罪符にしての逆に正当な評価が薄れてしまう危険性がある故、そこはご了承を願いたい。
今季のチーム体制は、レッズにしては珍しく早々に固まった。即ち最終節翌日には、オリヴェイラ解任を受けてシーズン途中から2度目の指揮を執っていた大槻氏(以下いつも通り親しみを込めて組長と表記する)体制の継続が発表されたからである。
但し、組長体制で得た成績からして、例えACL勝ち進み組を全く考慮しないJリーグの至極酷い(←ここは改めて強調したい)日程設定下でのACL準優勝という評価はあっても、国内リーグ戦では残留争いに片足を突っ込んでしまった上に、結果的に14位という一歩違えればJ2降格の可能性もあった著しく低迷した成績から、どう考えても監督交代は避けられないと思われた。
ところが、最終節翌日には監督続投発表という、これまでのレッズのフロント判断からしたら、誰もが首を傾げる異例の継続人事が成されたのである。
ここからは完全に自分の憶測になる事を予め断っておく。
毎年のように監督解任劇が続いた事で外部から信用を失い、もはやクラブには新たな監督を得る力も信用あるパイプも無く、例年繰り返される放出人事による人材の枯渇で、再びの昇格人事も不能に。結局のところ組長に引き続き監督を託すしか道が無かったのだろうと思われる。
ようするに新監督以前に、新監督探しの肝となる強化部体制でさえ、解任した中村修三GMの後釜すら、これまでの経過から人事を得られず、苦し紛れに現場でGKコーチしか経験が無い土田氏を強化責任者としてフロント入りさせ、それでは明らかに不完全であったが故に、そこで大学教授であるOBの西野氏に懇願して土田氏の補佐に充てた。しかし強化部経験が皆無でパイプが無い2人では、素人段階から新監督招聘業務など、どだい無理な話だったのだろう。
外部からの信用を著しく失っていながら無理に新監督探しを続ければ、オファーする監督に立て続けに断られ異常事態に発展した9年前の二の舞になる。それでも9年前は広島を契約満了になり就活中だったミシャと、新監督招聘が不能に陥っていたレッズと、偶然にも寸手で利害が一致したが、また今回も同じようになるとは限らない。ならば、時間の無駄になるよりは早々に継続体制を固めて、少しでも傷口を回復させようと判断したのではないだろうか。
しかし成績からして、これではファン・サポーターの納得が得られない。そこで考え出された苦肉の策が、『3年計画』という、最もらしいチーム強化計画だったのだろう。
鹿島や川崎などブレないコンセプトで継続性を貫いて成功しているフロントをお手本に、レッズも今季から一貫した方向性と方針の元に、3年かけてリーグ優勝が達成可能なチームを育てて強化して行くというものだが、恐らくこれは新監督招聘が困難だった故に、ファン・サポーターを監督続投でも納得させる為の大義名分であったと思われる。
自分は開幕前に行われたTOTにも出席して3年計画の説明を聞いたが、クラブ側の説明は「浦和を背負う責任」やら「主導権を握る攻撃的サッカー」など大局的かつ抽象的なものばかりで、その目標達成の為の細かく具体的な計画内容、根拠性は全く見られなかった。ハッキリ言ってしまえば他クラブの真似事に過ぎず、ここで早くも荒唐無稽なものを感じてしまったのだ。
ちなみに選手補強で言えば、J3&J2得点王レオナルドと、将来性抜群の豪州代表デンの獲得は評価したいが、これは過去から築き上げて来たレッズブランドと資金力があっての事であり、こういうものは情報が薄い外国人選手には通用するが、レッズの内面を知る日本人選手へのオファーが右から左まで尽く拒否された部分は、やはり国内でのレッズに対する信用低下の表れであろう。
結論から言うと、この流れが今季の全であったと推察できる。誰しもが納得行く万全の形でシーズンをスタートさせた訳ではなく、前季から続く大きな不備を立て直す力が無かった故、継続性という大義名分を隠れ蓑にし、根拠の無いフレーズをズラズラ並べて盾にしながら、中身は常に不安先行で対処に後手を踏みながらスタートさせたに過ぎない。
にも拘わらずフロントは、ACL出場権獲得と得失点差プラス2桁という、3年計画と言いながら計画初年度から大層な目標設定ノルマを監督に課し、加えて世代交代も求めていたというのだから、これでは矛盾に矛盾が重なるばかりで、一体何に主眼を置いて良いやら現場は混乱するばかりである。
コロナウイルス発生によりレギュレーションが変更され今季のみ降格制度が無くなる中、他チームに比べて世代交代の為の積極的な若手起用にチャレンジしなかったのも、全ては大き過ぎる成績ノルマが足枷になっていたからと思われる。
個人的には去年最終節後、組長続投発表を受けて「腹を括る」と書いた。どうにもならない以上、覚悟を決めるしかないと思ったからである。この言葉に嘘をつかないよう、自分は今季どんな成績に陥ろうと、監督の解任は求めなかった。
火中の栗を拾い続けていた組長という人物に恩を感じていたからでもあるが、また予め腹を括ったという事は、格好が良い事を言えば信じて付いて行くという捉え方もあるが、正直に言えば、組長の監督としての力量には足りないものを感じて大きな危機感を抱き、また相変わらずの体たらくさが見えたフロントに再びの大きな不信感を抱いたからこそが事実である。そうでなければ「腹を括る」などという表現にはならなかった。
このマイナスの覚悟を良い意味で裏切ってほしかったが、残念ながら、結果的にチームは、自分も、そして多くの人が抱いた危機感通りになってしまった。
それでも開幕2戦の連勝や、コロナ中断明け暫くの成績は、前シーズンからの不安を払拭させるように上向きであり、そこに夢を見てしまった時期はあった。
ところが、他チームも体制を整えて行く中盤戦になると、組長の求心力による起爆剤のようなチーム作りと分析力だけでは追い付かなくなり、徐々にライバルチームに研究されては水を開けられる状態になる。チーム状態を改善しようにも、フロントが求める高いノルマ設定の足枷を外す事が出来ず、板挟みのように苦悩したまま、その隙に多くの他チームから立場を逆転されてしまった。終盤、主眼の置き場を完全に失ったチームは、途中までは僅かながらでも成長していた組織力も消し飛び、最後は固定メンバーと個人技頼みのサッカーに陥り、もはや途中に抱いた成果の表れなど見る影もない状態であった。即ち秋口の段階で再び上向いたチーム状態が、組長体制の限界であった。
例年に比べて、かなり淡白な評価になったと思う。しかし、それだけ、わかりやすいシーズンだったと思う。
そして継続性という方針に嘘偽りが無ければ、本来ならば今季どのような成績に陥ろうと、監督人事も継続させていた筈である。しかし今季はそうはならなかった。
これも完全に憶測ではあるが、恐らく今季の組長体制は、チームを刷新させる事など夢のまた夢であった素人人事から始まった強化部が、空白部分を成長させ組織化する為の猶予を得る、始めから1年繋ぎの扱いであったと思われる。つまり3年計画は、実はチーム強化の為より、強化部の組織化の為にあったとも言えるのだ。その証拠に、これまで現場丸投げ感が強かった監督主導から、一転してフロント主導によるチーム運営を打ち出したのだから。
ところが、この過程で来季構想を進める大切な時期に、強化責任者である土田氏が1年を保たずに倒れた。仮に原因が、噂されている通り過労であるとしたら・・・。それだけ常に厳しいプレッシャーに晒されるレッズの強化責任者は、それに耐えうるべき体力と精神力が必要とされるのだ。
そして悲しいかな乱暴で雑で非情な人事を繰り返していれば、行く行くはまたもクラブの功労者放出という、繰り返される貴重な人材流出に繋がるのである。今回の組長のように。
それと、批判ばかりで申し訳ないが、それでもきちんと評価したい部分がある。冒頭で評価にコロナウイルス条件を一切挟まないとは書いたが、クラブ単体としては一部分だけ特筆したい。
それは多くのクラブチームで選手やスタッフの感染者が発生する中、レッズは感染者が取り分け発生しやすい首都圏かつ東京中心部に隣接する一大ベッドタウンである浦和に籍を置くクラブチームでありながら、シーズン中また現在に至るまで、1人の感染者も出していない部分は、クラブチームの感染防止努力として大きく評価したいと思う。感染者発生による試合延期・中止という、各方面に多大な迷惑と損失を発生させる事なく、管轄内全日程に穴を開ける事なくスケジュール通りに開催できたのは、クラブチームの管理努力の賜物としたい。
後は、コロナウイルスの影響でクラブが被った10億円とも言われる膨大な赤字額が、果たして来季に向けてどう影響して行くか、ここはストーブリーグの行方とともに、しっかり注視して行きたいと思う。
という事で、皆さま、今シーズンも大変お疲れ様でした。
今年は新型コロナウイルス発生により、サポーターにとっても様々な制限を余儀なくされ苦しいシーズンになり、また未だコロナウイルスが終息していない以上、来季も引き続き異例のシーズンになる可能性が高いですが、レッズ自体は前年とは違い、今回は新たなチーム体制作りに向けて活発に動いているようなので、今はそこに期待しつつ、注目して行きましょう。
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2020年 J1リーグ第34節
浦和レッズ0-2北海道コンサドーレ札幌
~埼玉スタジアム2002
あーあ、今年も最後までグダグダだったな。こういう時に限って最前列なもんだから、そのグダグダっぷりが良く見える良く見える。
立花社長の挨拶も、マニュアル的な事しか言わないから、全く心に響かないし、実際どうでも良いんだけど、無駄に声だけでかくて、中身は何を言っているんだか何を言いたいんだかよくわからんし、無駄に長いの糞寒いんだから、もうちょっと手短にやってほしかったんだけど。
コロナで声が出せないから例年のような大ブーイング大会にはならなかったが、逆に静かな方が冷めている風で、それが悲惨な感じもしたな。そんな中でやはり散発的に野次は飛ぶんだが、中でも「バーカ!!」は不覚にも笑ってしまった。小学生かよ(苦笑)
もうこの期に及んで、試合内容は、どうでも良いか。今季を象徴するようなグダグダな内容だったし。せめてホームで最終節なんだから、意地のひとつも見せてほしかったが、意地どころか相変わらずの内容で、相変わらずゴールどころかシュートすらマトモに撃てないし、興梠が前半も早い時間帯に負傷交代してからは尚更絶望的になるし。シュート数もシュート数だが、今回なんて枠に行ったのあったっけ?富士見市出身菅野があまりにもシュートが飛んで来ないもんだから、寒そうに暇そうにしていたぞ。ボールが回って期待感が出たのって、武田が出て来た後くらいでは?
そんでもって守備は守備で、駒井に決められているんだから世話無いよな。こういうところも本当にレッズらしいし。CBなのに鈴木はまた途中で下げられているし。だいたい守備度外視の札幌相手に1点も取れないどころか、マトモにシュートすら持って行けず、そんでもって完封負けしとるんだからなぁ。まあ札幌がどうこう以前の話ではあるが・・・。
今季の本来の目標。ACL出場権獲得。得失点差プラス2桁。世代交代。
実際は、10位。得失点差マイナス13。若手育成中途半端。
なんじゃこりゃ(笑)。終わってみれば、身の程を全く弁えない目標設定をしていたのがよくわかる。ってか56失点もして、よくこの順位で踏み留まったな。勝つ時は接戦ばかりで、負ける時は大量失点だったからな。実にアンバランスなチームよ。
まあこの成績も、チームを率いる監督の責任ではあるんだが、選手も選手で、よくこの数字を噛み締めては反省してほしいものである。だから、西川はニコニコするな!
組長に関しては、この成績では仕方がないが、散々クラブ内で振り回し人事の犠牲にしてしまい、本当の意味で火中の栗を拾ってくれた人だから、最後はあんまり悪くは言いたくないから、感謝を込めて、お疲れ様とだけ言いたいと思う。
浦和レッズ0-2北海道コンサドーレ札幌
~埼玉スタジアム2002
立花社長の挨拶も、マニュアル的な事しか言わないから、全く心に響かないし、実際どうでも良いんだけど、無駄に声だけでかくて、中身は何を言っているんだか何を言いたいんだかよくわからんし、無駄に長いの糞寒いんだから、もうちょっと手短にやってほしかったんだけど。
コロナで声が出せないから例年のような大ブーイング大会にはならなかったが、逆に静かな方が冷めている風で、それが悲惨な感じもしたな。そんな中でやはり散発的に野次は飛ぶんだが、中でも「バーカ!!」は不覚にも笑ってしまった。小学生かよ(苦笑)
もうこの期に及んで、試合内容は、どうでも良いか。今季を象徴するようなグダグダな内容だったし。せめてホームで最終節なんだから、意地のひとつも見せてほしかったが、意地どころか相変わらずの内容で、相変わらずゴールどころかシュートすらマトモに撃てないし、興梠が前半も早い時間帯に負傷交代してからは尚更絶望的になるし。シュート数もシュート数だが、今回なんて枠に行ったのあったっけ?富士見市出身菅野があまりにもシュートが飛んで来ないもんだから、寒そうに暇そうにしていたぞ。ボールが回って期待感が出たのって、武田が出て来た後くらいでは?
そんでもって守備は守備で、駒井に決められているんだから世話無いよな。こういうところも本当にレッズらしいし。CBなのに鈴木はまた途中で下げられているし。だいたい守備度外視の札幌相手に1点も取れないどころか、マトモにシュートすら持って行けず、そんでもって完封負けしとるんだからなぁ。まあ札幌がどうこう以前の話ではあるが・・・。
今季の本来の目標。ACL出場権獲得。得失点差プラス2桁。世代交代。
実際は、10位。得失点差マイナス13。若手育成中途半端。
なんじゃこりゃ(笑)。終わってみれば、身の程を全く弁えない目標設定をしていたのがよくわかる。ってか56失点もして、よくこの順位で踏み留まったな。勝つ時は接戦ばかりで、負ける時は大量失点だったからな。実にアンバランスなチームよ。
まあこの成績も、チームを率いる監督の責任ではあるんだが、選手も選手で、よくこの数字を噛み締めては反省してほしいものである。だから、西川はニコニコするな!
組長に関しては、この成績では仕方がないが、散々クラブ内で振り回し人事の犠牲にしてしまい、本当の意味で火中の栗を拾ってくれた人だから、最後はあんまり悪くは言いたくないから、感謝を込めて、お疲れ様とだけ言いたいと思う。
で、てっきりクラブ内で別のポストが用意されているものだと思っていたら、結局のところクラブを離れるのね。仙台に戻るのかな?しかし、んー、またひとり惜しい人材を流出させてしまうのか、レッズというクラブは。
選手のお別れスピーチも、退団が発表されているマルティノスとエヴェルトンしかやらなかったが、日本人選手はどうなんだろうね?青木はF東京からオファーが早々に報道済だし、武富は京都って噂だし、槙野と鈴木大輔も移籍の噂があるし。来季の新加入に関してはユース昇格と新卒を含めて結構な人数になるとは、今回のマッチデーで戸苅本部長が答えているし。という事は、退団選手も結構な人数になる筈だし。最終戦に間に合わないで後からドカドカ発表されてお別れも無しにサヨナラってパターンは、本当は勘弁してもらいたいんだけどね。ただこのクラブは、日本人選手に関しては、放出が決まっていても、移籍先が発表できない状態だと退団発表しないパターンが多いからな。だから余談を許さないよね。
という訳で、今年もザ・ヤケ酒によるザ・反省会である。来季は笑ってシーズンを終えたいなぁ。
という事で、今シーズン終了です。皆様今シーズンも大変お疲れ様でした。コロナで大変なシーズンではありましたが、何とかシーズンを終える事が出来たの不幸中の幸いといったところでしょうか。
細かい事は、またシーズン総括で書きたいと思います。とりあえず、お疲れ様でした。
------
J1リーグ第34節 浦和0-2札幌
得点/52分・駒井(札)、85分・田中(札)
主審=木村博之
観衆:19,319人/上限24,000人限定試合
選手のお別れスピーチも、退団が発表されているマルティノスとエヴェルトンしかやらなかったが、日本人選手はどうなんだろうね?青木はF東京からオファーが早々に報道済だし、武富は京都って噂だし、槙野と鈴木大輔も移籍の噂があるし。来季の新加入に関してはユース昇格と新卒を含めて結構な人数になるとは、今回のマッチデーで戸苅本部長が答えているし。という事は、退団選手も結構な人数になる筈だし。最終戦に間に合わないで後からドカドカ発表されてお別れも無しにサヨナラってパターンは、本当は勘弁してもらいたいんだけどね。ただこのクラブは、日本人選手に関しては、放出が決まっていても、移籍先が発表できない状態だと退団発表しないパターンが多いからな。だから余談を許さないよね。
という事で、今シーズン終了です。皆様今シーズンも大変お疲れ様でした。コロナで大変なシーズンではありましたが、何とかシーズンを終える事が出来たの不幸中の幸いといったところでしょうか。
細かい事は、またシーズン総括で書きたいと思います。とりあえず、お疲れ様でした。
------
J1リーグ第34節 浦和0-2札幌
得点/52分・駒井(札)、85分・田中(札)
主審=木村博之
観衆:19,319人/上限24,000人限定試合
2020年 J1リーグ第33節
川崎フロンターレ3-1浦和レッズ
~等々力陸上競技場
1Fゴル裏に敷き詰められるのは良いとして、端だったもんだから、すぐ右の柵が邪魔で試合が見難いんだよ!もうちょっと柵の設置の仕方を考えろやゴルァ!
しかも大寒波到来中だから、ヒートテックにセーターまで着込んで、更に今季初ベンチコートまで羽織って万全の防寒対策をして臨んだと思っていたのに、結局は糞みたいに寒いし・・・。
と、またも文句から始まるのであった。
まあ、試合は、こんなもんだろう。ここに来て末期のチームが、現在怪物のような川崎に、簡単に勝てる訳がなかったという事だ。
とはいうものの、PKとはいえ先制した時は、あわよくばでも勝利を夢見たのも事実だが、現実はそう甘くもなく、直後からサンドバッグ状態になるのであった。まあ予想と覚悟は出来ていたから、これもそう驚かなかったけど。
いや驚いたのは、前半サンドバッグどころか相手の入ってもおかしくない、というか普通それ決まるだろってのが決まらない、川崎の方もクロスバー直撃含めて外すは外すんだけど、レッズの方もゴールマウス直前で死に物狂いで壁になって寸手で防いだりと、岩武なんてPKは獲得するわ相手の決定的シュートは寸手で跳ね返すわで、意外なところで今回は大活躍だったな。小林の普通決まるだろってのなんて、なんだあれ?(苦笑)
と、まあ攻撃できない分、守備で実に泥臭くやっていた前半なのだが、前半だけでこれだけサンドバッグになっていた上に、運もあって無失点で済んでいたのだから、後半はよっぽど修正しなければ再びサンドバッグだろうと思っていたら、やはりロクに修正していなかったらしく、いや修正しても川崎が怪物だから意味が無かったのか、守田の先制点を皮切りに、堰を切ったように、あっさり守備が崩壊したのであった。
まあ、そりゃそうなるわな。だいたい何度もバイタルで相手にぶち切られている時点で、どんだけ走力も技術も負けまくっているのかと。あまりに展開が素直過ぎて、もはや怒る気にもならなくなった。寧ろ前半だけ良く耐えたとこだけ褒めておこう。
武田がついにスタメンだったという事で、とにかく武田のプレーを生で長く観られたというだけで先ずは良かったかな。しかも今回はいつもの2トップから一転、興梠1トップに武田がトップ下と、あれだけ頑なに変えなかった機能していないシステムを、武田の為に変えたようなもの。まさに武田シフトだったのである。ただ・・・、
今回は武田が良い悪い以前に、あまりに前線へボール供給が少なくて、たまに供給されても雑な形だったり、苦し紛れの乱暴なパスが多くて、それで武田もボール処理に四苦八苦していたから、これはちょっと武田以前の問題だったな。ただ前半に、柏木ばりの豪快な裏パスを前線に1本通した時は、やはり非凡なものを感じたが。
ただパス云々の前に、武田は頻繁にオフ・ザ・ボールの動きをして、何とかボールを引き出そうとしていたんだよ。何度か絶妙な動き出しからフリーで抜け出したり、ボールをよこせとジェスチャーしたり、後はそこにボールが出て来ればってとこで、でもボールが出ないんだよな。いくら武田がオフ・ザ・ボールの動きをしても、大半は横パスかバックパスでどん詰まって終了である。そしてオフ・ザ・ボールの動きは、このチームに大きく欠けている部分だから、この武田の今回の動きは、本当に大切なものだったと思う。そして願わくば、後半にエリア内の決定的な侵入をした場面で、角度が無くても左足でシュートを撃ってほしかった。あそこでマイナスのパスなんて遠慮せず、撃ってほしかった。そこが唯一悔やまれる。
かすかに怒号は飛んでいたが、もはや大半のサポーターは自分含めて怒りすら吹き飛んでいた雰囲気。悔しいというより、情けないというより、もはやそれ以前というか、まあレッズと川崎の差からして、妥当な結果だからというのはあるんだけどね。
川崎にサンドバッグになってばかりいたから、そういえば最初のPKで興梠が今季も連続2桁得点を達成した事を忘れていたよ。この偉業達成が霞んでしまうほど、何かそれが遠い日のように思える悲惨な内容でもあった。
前回は褒め称えたCBの橋岡も、さすがに川崎相手ではこうなってしまうし、守備でいえば柴戸がねちっこい守備で何度も危ない場面を救ってくれていたくらいかな。それでも川崎が相手では、結局は崩壊してしまうのであるから、まあ普通に力の差である。意識や技術の前に、レッズの選手は、先ずは川崎の選手のように、出足からして速く動けるようにならないとね。前回ホームで対戦した時も指摘したけど、出足の速さが、川崎とレッズの選手とでは大人と子供なんだもん。こんな出足の遅い動きをしていたら、そりゃあまともにボールすら触れられないし、いざボールを保って動き出しても、簡単に相手に追い付かれ囲まれ奪われるよね・・・。
嗚呼、そうこうしている間に、ついに今シーズンも次が最終戦になってしまった。このままで終わって良いのか?とチームに問い質したいが、しかし今更って感じもするし。せめて最後の試合くらい、無様な内容だけは勘弁してもらいたい。願うのは、それだけだ。
最後に、中村憲剛選手、お疲れ様でした。これでミスターフロンターレの誕生だな。チーム一筋の真のミスターと呼ばれる選手が存在する事は本当に素晴らしい事であり、クラブにとってもサポーターにとっても永遠に大きな財産となるのであるから、幸せな事である。そして、敵ながら天晴れな選手だったよ。
------
J1リーグ第33節 川崎3-1浦和
得点/11分・興梠PK(浦)、53分・守田(川)、59分・三笘(川)、61分・小林(川)
主審=今村義朗
観衆:11,387人/上限,人限定試合
川崎フロンターレ3-1浦和レッズ
~等々力陸上競技場
しかも大寒波到来中だから、ヒートテックにセーターまで着込んで、更に今季初ベンチコートまで羽織って万全の防寒対策をして臨んだと思っていたのに、結局は糞みたいに寒いし・・・。
と、またも文句から始まるのであった。
まあ、試合は、こんなもんだろう。ここに来て末期のチームが、現在怪物のような川崎に、簡単に勝てる訳がなかったという事だ。
とはいうものの、PKとはいえ先制した時は、あわよくばでも勝利を夢見たのも事実だが、現実はそう甘くもなく、直後からサンドバッグ状態になるのであった。まあ予想と覚悟は出来ていたから、これもそう驚かなかったけど。
いや驚いたのは、前半サンドバッグどころか相手の入ってもおかしくない、というか普通それ決まるだろってのが決まらない、川崎の方もクロスバー直撃含めて外すは外すんだけど、レッズの方もゴールマウス直前で死に物狂いで壁になって寸手で防いだりと、岩武なんてPKは獲得するわ相手の決定的シュートは寸手で跳ね返すわで、意外なところで今回は大活躍だったな。小林の普通決まるだろってのなんて、なんだあれ?(苦笑)
と、まあ攻撃できない分、守備で実に泥臭くやっていた前半なのだが、前半だけでこれだけサンドバッグになっていた上に、運もあって無失点で済んでいたのだから、後半はよっぽど修正しなければ再びサンドバッグだろうと思っていたら、やはりロクに修正していなかったらしく、いや修正しても川崎が怪物だから意味が無かったのか、守田の先制点を皮切りに、堰を切ったように、あっさり守備が崩壊したのであった。
まあ、そりゃそうなるわな。だいたい何度もバイタルで相手にぶち切られている時点で、どんだけ走力も技術も負けまくっているのかと。あまりに展開が素直過ぎて、もはや怒る気にもならなくなった。寧ろ前半だけ良く耐えたとこだけ褒めておこう。
武田がついにスタメンだったという事で、とにかく武田のプレーを生で長く観られたというだけで先ずは良かったかな。しかも今回はいつもの2トップから一転、興梠1トップに武田がトップ下と、あれだけ頑なに変えなかった機能していないシステムを、武田の為に変えたようなもの。まさに武田シフトだったのである。ただ・・・、
今回は武田が良い悪い以前に、あまりに前線へボール供給が少なくて、たまに供給されても雑な形だったり、苦し紛れの乱暴なパスが多くて、それで武田もボール処理に四苦八苦していたから、これはちょっと武田以前の問題だったな。ただ前半に、柏木ばりの豪快な裏パスを前線に1本通した時は、やはり非凡なものを感じたが。
ただパス云々の前に、武田は頻繁にオフ・ザ・ボールの動きをして、何とかボールを引き出そうとしていたんだよ。何度か絶妙な動き出しからフリーで抜け出したり、ボールをよこせとジェスチャーしたり、後はそこにボールが出て来ればってとこで、でもボールが出ないんだよな。いくら武田がオフ・ザ・ボールの動きをしても、大半は横パスかバックパスでどん詰まって終了である。そしてオフ・ザ・ボールの動きは、このチームに大きく欠けている部分だから、この武田の今回の動きは、本当に大切なものだったと思う。そして願わくば、後半にエリア内の決定的な侵入をした場面で、角度が無くても左足でシュートを撃ってほしかった。あそこでマイナスのパスなんて遠慮せず、撃ってほしかった。そこが唯一悔やまれる。
川崎にサンドバッグになってばかりいたから、そういえば最初のPKで興梠が今季も連続2桁得点を達成した事を忘れていたよ。この偉業達成が霞んでしまうほど、何かそれが遠い日のように思える悲惨な内容でもあった。
前回は褒め称えたCBの橋岡も、さすがに川崎相手ではこうなってしまうし、守備でいえば柴戸がねちっこい守備で何度も危ない場面を救ってくれていたくらいかな。それでも川崎が相手では、結局は崩壊してしまうのであるから、まあ普通に力の差である。意識や技術の前に、レッズの選手は、先ずは川崎の選手のように、出足からして速く動けるようにならないとね。前回ホームで対戦した時も指摘したけど、出足の速さが、川崎とレッズの選手とでは大人と子供なんだもん。こんな出足の遅い動きをしていたら、そりゃあまともにボールすら触れられないし、いざボールを保って動き出しても、簡単に相手に追い付かれ囲まれ奪われるよね・・・。
嗚呼、そうこうしている間に、ついに今シーズンも次が最終戦になってしまった。このままで終わって良いのか?とチームに問い質したいが、しかし今更って感じもするし。せめて最後の試合くらい、無様な内容だけは勘弁してもらいたい。願うのは、それだけだ。
最後に、中村憲剛選手、お疲れ様でした。これでミスターフロンターレの誕生だな。チーム一筋の真のミスターと呼ばれる選手が存在する事は本当に素晴らしい事であり、クラブにとってもサポーターにとっても永遠に大きな財産となるのであるから、幸せな事である。そして、敵ながら天晴れな選手だったよ。
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J1リーグ第33節 川崎3-1浦和
得点/11分・興梠PK(浦)、53分・守田(川)、59分・三笘(川)、61分・小林(川)
主審=今村義朗
観衆:11,387人/上限,人限定試合
2020年 J1リーグ第32節
浦和レッズ0-0湘南ベルマーレ
~埼玉スタジアム2002
コラコラコラコラコラ、ゴルァ!残り3試合しかない時点で、この期に及んで、下位の湘南を相手に、こんな何をやりたいのかわからない試合をしていて良いのか?
浦和レッズ0-0湘南ベルマーレ
~埼玉スタジアム2002
・・・と、まあ冷静になって考えたら、シーズン通して何をやりたいのかわからないチーム状態だから、この時点でも、こんな試合をしているんだろうけどさ。末期のチームそのものだ。
しかし言う。言わせてもらう。
だ・か・ら、こんな試合をした後で、選手挨拶時に白い歯を思いっきり見せてニコニコすんなっちゅーの!何度も言わせるな!ライオン歯磨きのコマーシャル出演でも狙っているんじゃなかろうな?ほら、西川とか西川とか西川とか、あとヘラヘラすんな!宇賀神とか宇賀神とか宇賀神とか、あと宇賀神とか・・・!
やばい、2週間ぶりに更新の記事が、冒頭から文句大連発である。
つまりこのチームは、2週間の試合が無い中で、一体何を練習していたんだ?という事にもなってしまうが、まあ監督の今季限り発表の直後の鹿島戦で奮起無しに大敗するチームだから、今更どうこう言っても始まらないのはわかっているのだが。
しかしなぁ、その後にマルティノスの契約満了とエヴェルトンのレンタル打ち切りが発表されたんだし、なら来季居ない選手はもう使わないくらいのシビアさを見せてほしかったが、でも使う選手は使うのね。組長、こういうとこは情を優先しちゃうんだよな。まあ個人的にはそういう人は嫌いじゃないんだけどさ。武田をようやくベンチに入れたのは評価したいが、これも怪我人続出でスライドチョイスした部分があるのは否めない。
武田の話は後にするとして、まあ前半から眠くなるような内容で、まともにシュートしたシーンあったっけ?相手のクリアし損ないを足に当てたマルティノスがシュートだか何だかよくわからないで外したのがあったくらいか?まあマトモに前線までボールを供給できないママ、確実なブロックを敷いている湘南守備網の周りでボール回すだけの前半、というか後半も同じようなもんで、珍しくビッグチャンスの杉本も派手に宇宙開発するし、そんで湘南には際どいシュートを散々に撃たれるのである。相手もよく外してくれた事よ。ありがとう外しまくりの湘南よ。
攻撃ダメだからというのはあったが、守備は目立っては良く弾いて守って、集中力だけは切らさなかったのは、今回は大きな評価である。
怪我人続出でセンターバックに入った橋岡だが、当たり前の守備のプレーなんだけど、守るだけならば輝っていたのは良かった。出足が速く球際強く、先手先手の守備もあり、かなりのピンチを防いでいたと思うよ。守備だけならば満点に近いプレー内容。
ただドフリーなのに前線へのフィードがアマチュアレベルだったから、ここは今まで右サイドで散々パス出しもやっていた経験が全く見えなかったという残念な部分も。ただまあ橋岡は本来はセンターバックやストッパーの選手だから、サイドをやらせている方が間違っていると昔から思っているから仕方がない。それより長くサイドをやっていて本来の守備力が錆び付いてしまったら良くないと思っていただけに、今回センターバックに入って、繰り返すけど守らせるだけならば満点に近い内容だったので、そこは少し安心した。ようするに橋岡は、サイドで難しいプレーなんかさせずに、本来の適正である守備をさせれば良いだけなのだ、というのが持論。
で、武田ね。ようやく2試合目。前回アウェー長居でのルヴァン杯でのプロデビューから、今回のリーグ戦デビューまで、長かったなぁ。後半85分からの投入というのは不満だが。交代はまだかまだかと、こっちが焦っていたくらいで、武田が投入された時の大きな拍手からもわかる通り、サポーターがどれだけ武田に期待し、待ちわびたかがわかる瞬間であった。
前回のルヴァンではプロデビューで緊張したかドリブルで引っ掛かったりやや動きが硬かった武田も、今回、短い時間帯であったが、いや魅せてくれたなぁ。前線での柔らかいボールの扱いから鋭く効果的なパスを通したプレーは小野伸二を彷彿させたし、あれだけボールが暴れている場面で冷静に球を散らせていたし、興梠との呼吸も良く、コーナーで怪我から復帰の阿部が蹴るところを武田が自ら寄っていってキッカーを譲って貰った場面も良かった。そして最後は惜しくもキーパーに弾かれた枠内シュート(ってか今回のレッズの枠内シュートってこれ1本のような気が(汗))と、あの短い時間帯でこれだけ魅せられれば、今回は満点に近いだろう。
本当に何で今まで使わなかったのかが悔やまれる内容である。もちろん終盤の時間帯で湘南側が疲労困憊の中で、一方の武田はフレッシュであったからこそ動きが目立ったという見方も出来るが、そうは言っても武田は高卒ルーキー。今回はここまで出来れば、合格以上の満点に近い合格点だろうて。高い可能性を見せて魅せてくれたよ。武田は使い続けなければいけない。川崎戦はスタメンで良いよ。いやスタメンにしないとダメよ。
あー、橋岡と武田の話をしていたら、ダメダメなゲーム内容なんぞ忘れて、何だか良い気分になってきたから、今回はもうゲーム内容は忘れよう。橋岡のセンターバックと、武田の高い可能性を魅せたプレーのふたつが収穫って事で結論は良いだろう。
こうして若手に可能性が見えると、例え勝てなくても気持ちは救われるものさ。だからこそ岩武には、全体通してもっと積極的な前への意識を持ってほしかったし、汰木も単に出ているだけの選手になってしまっていたのが残念だったが、しかしまだまだ若さという武器があるんだから、精進して頑張ってほしい訳さ。せっかく鹿島戦で可能性を見せた伊藤涼太郎だって、あの試合途中に足を痛めなければ今回だって使われていたかもしれず、こういうところも継続してチャンスを掴めるか否かのプロの厳しい分かれ目なのだ。だからこそ若手には、ますます頑張ってほしい。
あー、でも平和に終わると反省が無いから、最後に繰り返しもう一度言わせてもらうとともに、若手に悪い影響が出ないように、2人の大ベテランには生け贄になってもらう。
だ・か・ら、こんな試合の後に、ニコニコすんな西川!ヘラヘラすんな宇賀神!
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J1リーグ第32節 浦和0-0湘南
主審=岡部拓人
観衆:14,847人/上限24,000人限定試合
しかし言う。言わせてもらう。
だ・か・ら、こんな試合をした後で、選手挨拶時に白い歯を思いっきり見せてニコニコすんなっちゅーの!何度も言わせるな!ライオン歯磨きのコマーシャル出演でも狙っているんじゃなかろうな?ほら、西川とか西川とか西川とか、あとヘラヘラすんな!宇賀神とか宇賀神とか宇賀神とか、あと宇賀神とか・・・!
やばい、2週間ぶりに更新の記事が、冒頭から文句大連発である。
つまりこのチームは、2週間の試合が無い中で、一体何を練習していたんだ?という事にもなってしまうが、まあ監督の今季限り発表の直後の鹿島戦で奮起無しに大敗するチームだから、今更どうこう言っても始まらないのはわかっているのだが。
しかしなぁ、その後にマルティノスの契約満了とエヴェルトンのレンタル打ち切りが発表されたんだし、なら来季居ない選手はもう使わないくらいのシビアさを見せてほしかったが、でも使う選手は使うのね。組長、こういうとこは情を優先しちゃうんだよな。まあ個人的にはそういう人は嫌いじゃないんだけどさ。武田をようやくベンチに入れたのは評価したいが、これも怪我人続出でスライドチョイスした部分があるのは否めない。
武田の話は後にするとして、まあ前半から眠くなるような内容で、まともにシュートしたシーンあったっけ?相手のクリアし損ないを足に当てたマルティノスがシュートだか何だかよくわからないで外したのがあったくらいか?まあマトモに前線までボールを供給できないママ、確実なブロックを敷いている湘南守備網の周りでボール回すだけの前半、というか後半も同じようなもんで、珍しくビッグチャンスの杉本も派手に宇宙開発するし、そんで湘南には際どいシュートを散々に撃たれるのである。相手もよく外してくれた事よ。ありがとう外しまくりの湘南よ。
攻撃ダメだからというのはあったが、守備は目立っては良く弾いて守って、集中力だけは切らさなかったのは、今回は大きな評価である。
怪我人続出でセンターバックに入った橋岡だが、当たり前の守備のプレーなんだけど、守るだけならば輝っていたのは良かった。出足が速く球際強く、先手先手の守備もあり、かなりのピンチを防いでいたと思うよ。守備だけならば満点に近いプレー内容。
ただドフリーなのに前線へのフィードがアマチュアレベルだったから、ここは今まで右サイドで散々パス出しもやっていた経験が全く見えなかったという残念な部分も。ただまあ橋岡は本来はセンターバックやストッパーの選手だから、サイドをやらせている方が間違っていると昔から思っているから仕方がない。それより長くサイドをやっていて本来の守備力が錆び付いてしまったら良くないと思っていただけに、今回センターバックに入って、繰り返すけど守らせるだけならば満点に近い内容だったので、そこは少し安心した。ようするに橋岡は、サイドで難しいプレーなんかさせずに、本来の適正である守備をさせれば良いだけなのだ、というのが持論。
で、武田ね。ようやく2試合目。前回アウェー長居でのルヴァン杯でのプロデビューから、今回のリーグ戦デビューまで、長かったなぁ。後半85分からの投入というのは不満だが。交代はまだかまだかと、こっちが焦っていたくらいで、武田が投入された時の大きな拍手からもわかる通り、サポーターがどれだけ武田に期待し、待ちわびたかがわかる瞬間であった。
前回のルヴァンではプロデビューで緊張したかドリブルで引っ掛かったりやや動きが硬かった武田も、今回、短い時間帯であったが、いや魅せてくれたなぁ。前線での柔らかいボールの扱いから鋭く効果的なパスを通したプレーは小野伸二を彷彿させたし、あれだけボールが暴れている場面で冷静に球を散らせていたし、興梠との呼吸も良く、コーナーで怪我から復帰の阿部が蹴るところを武田が自ら寄っていってキッカーを譲って貰った場面も良かった。そして最後は惜しくもキーパーに弾かれた枠内シュート(ってか今回のレッズの枠内シュートってこれ1本のような気が(汗))と、あの短い時間帯でこれだけ魅せられれば、今回は満点に近いだろう。
本当に何で今まで使わなかったのかが悔やまれる内容である。もちろん終盤の時間帯で湘南側が疲労困憊の中で、一方の武田はフレッシュであったからこそ動きが目立ったという見方も出来るが、そうは言っても武田は高卒ルーキー。今回はここまで出来れば、合格以上の満点に近い合格点だろうて。高い可能性を見せて魅せてくれたよ。武田は使い続けなければいけない。川崎戦はスタメンで良いよ。いやスタメンにしないとダメよ。
あー、橋岡と武田の話をしていたら、ダメダメなゲーム内容なんぞ忘れて、何だか良い気分になってきたから、今回はもうゲーム内容は忘れよう。橋岡のセンターバックと、武田の高い可能性を魅せたプレーのふたつが収穫って事で結論は良いだろう。
こうして若手に可能性が見えると、例え勝てなくても気持ちは救われるものさ。だからこそ岩武には、全体通してもっと積極的な前への意識を持ってほしかったし、汰木も単に出ているだけの選手になってしまっていたのが残念だったが、しかしまだまだ若さという武器があるんだから、精進して頑張ってほしい訳さ。せっかく鹿島戦で可能性を見せた伊藤涼太郎だって、あの試合途中に足を痛めなければ今回だって使われていたかもしれず、こういうところも継続してチャンスを掴めるか否かのプロの厳しい分かれ目なのだ。だからこそ若手には、ますます頑張ってほしい。
あー、でも平和に終わると反省が無いから、最後に繰り返しもう一度言わせてもらうとともに、若手に悪い影響が出ないように、2人の大ベテランには生け贄になってもらう。
だ・か・ら、こんな試合の後に、ニコニコすんな西川!ヘラヘラすんな宇賀神!
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J1リーグ第32節 浦和0-0湘南
主審=岡部拓人
観衆:14,847人/上限24,000人限定試合
2020年 J1リーグ第30節
鹿島アントラーズ4-0浦和レッズ
~カシマサッカースタジアム
監督の今季限りみたいなのが発表されると、じゃあ監督の為に必ず勝とう的な雰囲気になり、普段とは思えないような不思議な力を発揮しては、一大奮起して、どんな強い相手にも勝ってしまう・・・というスポ魂ドラマのような臭いシナリオは、どうやら今のレッズには持ち合わせていなかったようで、それどころかシナリオ度外視で、総崩れの内容で放送事故レベルの番組終了という・・・これ「お前ら悔しくないのか!!」的には滝沢先生に1発ぶん殴ってもらった方が良いパターンじゃないのか?(何の話をしとるんだ、自分・・・)
まあ結局のところ、前回7月にホームで対戦した時にレッズが勝った鹿島と、約4ヶ月が経って今回対戦した鹿島では、中身が別のチームだもんな。選手も吟味され若手も育成され入れ替わってチームとして作られている鹿島と、約4ヶ月が経過しても主力選手も殆ど変わらず、チームも成長しているんだかそうではないのかよくわからん、というか下手したら劣化しているかもしれないような状態。レッズと鹿島。この4ヶ月の差が明確だったな。もうこれが全てさ。
地力ある相手に、負ける時は大量失点パターンも散々見飽きたし、もはや失点の中身を語ろうにも同じようなパターンの繰り返しで、いくら前掛かりになっていたとはいえ、特に3失点目や4失点目なんかドイヒーの域を超えているし、だからまた無理に書いても文章が同じようになるからあえて書かないし、もはや改善の余地は無いし、どうせ来季は監督が代わるから、もう今季の状態は諦めるが、ただ問題は、これが鹿島相手に大敗したってのがなぁ。勿論名古屋やマリノス相手に大敗は許されて、鹿島に大敗は許されないって訳ではないのだが、というか今回だけではないが、陸の孤島で、しかも寒い時期にこれをやられると、本当にムカつく訳で・・・そこんとこよく考えて負けろよ!(何か日本語がおかしくなってきた)
仕方ないから、ポジティヴな部分だけを思い出して書こう・・・と思ったら、ポジティヴな部分が、無い。
だって、使っているメンバーは相変わらずだし、そのメンバーのプレー内容も相変わらずだし、惜しいチャンスを連発した時間帯はあったとはいえ、そこで決めきれないのも毎回のパターンだし、どうせもう成績的にどうなるレベルではないし、どっちみち監督は今季限りなんだから、だったら武田とかザイオンとか使っちゃえば良いんだよな。別にヤケクソでそう言っているんじゃなくて、来季に向けてチームに何か残そうと思ったら、もはやルーキーや2種登録や特別指定の選手をドカンと使ってみた方が、応援している方としても現時点で希望が掴めるかもしれないと思っちゃう訳さ。まあ、この期に及んでそれをやらないところからして、組長の頭の中には、そういう事をする気は元々無いのだろうけれど。あったら初めからやっているってか?
あー、そうだ、今回はひとつだけポジティヴな部分はあったか。また6失点レベルなのが4失点で済んで良かった良かった、じゃ、なくて、途中出場だったけど伊藤涼太郎が僅かながら前向きなプレーを見せてくれた事かな。しかも2度も直接フリーキックを蹴らせてもらえていたし、内最初に蹴ったのはキーパーに弾かれたとはいえ枠内で惜しかったし。
この伊藤が投入されてから、やたらゴール正面でフリーキックを獲得できていたから、どうせなら全て伊藤に蹴らせてあげてほしかったくらいで、伊藤もそこで、全部俺が蹴るから退きやがれ!的な度胸があったら、もっと違うサッカー人生を歩んでいるんだろうけどな。エゴイストになれとは言わないが、そういう部分を持つ選手と、そうでない選手って、結構違うからね。
ただ若手を使う云々に関しては、ここで伊藤だけちょこっと使っているだけでは時既に遅しな訳で、こういう使い方を大胆的にやってくれないとな・・・。
とりあえずロクに良いところなく、というか悪いところばかりでボロ負けしたから、唯一良かったのは、今回は全席指定だから開門時間に人が少なく、そんなもんだからハム焼きもモツ煮込みもビールも全て並ばず、しかもこれら3点、全て自分等が先頭で買えた事くらいか。しかもハム焼きなんて、調子に乗ってお土産用におかわり購入しちゃったし。
いやー、何でも1番最初に買えるって気分が良いもんだな、ハッハッハッハッ~・・・なんて試合と関係がないところで喜んでいるから、肝心の試合に大敗するんだな。反省。
------
J1リーグ第30節 鹿島4-0浦和
得点/11分・上田(鹿)、50分・上田(鹿)、64分・エヴェラウド(鹿)、81分・レオ シルバ(鹿)
主審=西村雄一
観衆:11,645人/上限,人限定試合
鹿島アントラーズ4-0浦和レッズ
~カシマサッカースタジアム
まあ結局のところ、前回7月にホームで対戦した時にレッズが勝った鹿島と、約4ヶ月が経って今回対戦した鹿島では、中身が別のチームだもんな。選手も吟味され若手も育成され入れ替わってチームとして作られている鹿島と、約4ヶ月が経過しても主力選手も殆ど変わらず、チームも成長しているんだかそうではないのかよくわからん、というか下手したら劣化しているかもしれないような状態。レッズと鹿島。この4ヶ月の差が明確だったな。もうこれが全てさ。
地力ある相手に、負ける時は大量失点パターンも散々見飽きたし、もはや失点の中身を語ろうにも同じようなパターンの繰り返しで、いくら前掛かりになっていたとはいえ、特に3失点目や4失点目なんかドイヒーの域を超えているし、だからまた無理に書いても文章が同じようになるからあえて書かないし、もはや改善の余地は無いし、どうせ来季は監督が代わるから、もう今季の状態は諦めるが、ただ問題は、これが鹿島相手に大敗したってのがなぁ。勿論名古屋やマリノス相手に大敗は許されて、鹿島に大敗は許されないって訳ではないのだが、というか今回だけではないが、陸の孤島で、しかも寒い時期にこれをやられると、本当にムカつく訳で・・・そこんとこよく考えて負けろよ!(何か日本語がおかしくなってきた)
仕方ないから、ポジティヴな部分だけを思い出して書こう・・・と思ったら、ポジティヴな部分が、無い。
だって、使っているメンバーは相変わらずだし、そのメンバーのプレー内容も相変わらずだし、惜しいチャンスを連発した時間帯はあったとはいえ、そこで決めきれないのも毎回のパターンだし、どうせもう成績的にどうなるレベルではないし、どっちみち監督は今季限りなんだから、だったら武田とかザイオンとか使っちゃえば良いんだよな。別にヤケクソでそう言っているんじゃなくて、来季に向けてチームに何か残そうと思ったら、もはやルーキーや2種登録や特別指定の選手をドカンと使ってみた方が、応援している方としても現時点で希望が掴めるかもしれないと思っちゃう訳さ。まあ、この期に及んでそれをやらないところからして、組長の頭の中には、そういう事をする気は元々無いのだろうけれど。あったら初めからやっているってか?
あー、そうだ、今回はひとつだけポジティヴな部分はあったか。また6失点レベルなのが4失点で済んで良かった良かった、じゃ、なくて、途中出場だったけど伊藤涼太郎が僅かながら前向きなプレーを見せてくれた事かな。しかも2度も直接フリーキックを蹴らせてもらえていたし、内最初に蹴ったのはキーパーに弾かれたとはいえ枠内で惜しかったし。
この伊藤が投入されてから、やたらゴール正面でフリーキックを獲得できていたから、どうせなら全て伊藤に蹴らせてあげてほしかったくらいで、伊藤もそこで、全部俺が蹴るから退きやがれ!的な度胸があったら、もっと違うサッカー人生を歩んでいるんだろうけどな。エゴイストになれとは言わないが、そういう部分を持つ選手と、そうでない選手って、結構違うからね。
ただ若手を使う云々に関しては、ここで伊藤だけちょこっと使っているだけでは時既に遅しな訳で、こういう使い方を大胆的にやってくれないとな・・・。
いやー、何でも1番最初に買えるって気分が良いもんだな、ハッハッハッハッ~・・・なんて試合と関係がないところで喜んでいるから、肝心の試合に大敗するんだな。反省。
------
J1リーグ第30節 鹿島4-0浦和
得点/11分・上田(鹿)、50分・上田(鹿)、64分・エヴェラウド(鹿)、81分・レオ シルバ(鹿)
主審=西村雄一
観衆:11,645人/上限,人限定試合
朝起きたらネット上が、来季監督にリカルド・ロドリゲスの報道でワッショイワッショイ状態になっていた。
報道だとリストアップレベルや交渉中レベルではなく、既に「内定」となっている上に、複数のスポーツ紙が一斉に報じているという事になると、信憑性はかなり高いと見て良いものなのか?
時系列として、先ず曺貴裁に来季監督を打診したが、今月中旬に条件面が折り合わずに立ち消えになったとある。
自分、先月だかに曺貴裁の報道が出た時、これはスポーツ紙の暴走記事だろう、実際はオファーなんかしていないと思って完全スルーしていたのだが、報道からするとオファーして交渉していた事になる。
いくらレッズOBであり湘南で結果を出したとはいえ、あんなパワハラ事件を起こして一旦はプロサッカー界を追放された人物を、時間経過が少ない内にファーストチョイス交渉していたなんて、うちのフロント大丈夫か?
それで曺貴裁との交渉が決裂したから、次はリカルド・ロドリゲスに切り替えたら、あっさり交渉が纏まったという事か。今月中旬に曺貴裁と決裂して、月も股がない内に早くもリカルド・ロドリゲス内定って、本当ならば1週間~10日の内にバタバタと新たな監督を内定させた事になる。
少し過去を振り替えれば、2012年シーズンを迎える前に散々他の監督候補に断られ、たまたま就活中だったミシャになった、あの何の計画性も無い「取り敢えずフリーな人なら誰でも」的な状況とは違うとはいえ、話がトントン拍子に行き過ぎだと、逆にそんな上手い話があるのか?と心配になってしまうのだが。うちのフロント大丈夫か?
水面下で曺貴裁ともリカルド・ロドリゲスとも2面交渉していたならば話はわかるが、元々リストアップはしていたにしろ、よく調査しないまま交渉相手を切り替えまくっていたとしたら、またパイプが無い中で国内から任期が切れる監督を名前だけで慌てて選んでいる事になる。うちのフロント大丈夫か?
これ以上ケチをつけていても始まらないので一旦冷静になるが、先ずリカルド・ロドリゲスは現在J2徳島を昇格争いの先頭に立たせている状況であり、このまま行けば来季J1で指揮を執れる可能性が極めて高いのに、レッズからのオファーでアッサリとらばーゆしちゃうとしたら、レッズはどんだけ金を積んだのか?それとも徳島での年棒が安過ぎたのか?という事にもなる訳だ。ただリカルド・ロドリゲスは結構な野心家らしいから、これならば話はわかる。またシーズン途中に引き抜く訳ではないから、批難される筋合いは無い。
問題は、何故リカルド・ロドリゲスだったのか?先ずクラブ方針として攻撃的なサッカーを目指したい以上、最初に曺貴裁を選んだ理由は、わかる。リカルド・ロドリゲスも攻撃的サッカーを志向しているのは同じ。
次にリカルド・ロドリゲスのサッカーの中身である。元になっているのは所謂5レーン理論と呼ばれるポジショニング戦術。これは元々バルセロナにあった戦術理論で、それを体系化させたのが、リカルド・ロドリゲスも指導者として影響を受けている、あのグアルディオラというのは有名な話だが、簡単に言うと、ピッチを5分割など数分割して、分割内のポジショニングに徹底した約束事を設けながら、それを上下動もしくは左右にスライドさせる事によって様々な陣形を作り上げる。選手を分割内で保たせるので味方同士のポジショニングが被らずバラつきが少ない為に穴が出来難く、ポジショニングがハッキリしているので切り替えが速くなり、攻守とも素早く優位性を作り上げるのが狙い。
こう書くと素晴らしい戦術に思えるが、弱点もある。ポジショニングを大切にする分、そこから逸脱しての偶発的な場面に対応出来なくなるのと、狙いがハッキリしている分、相手からも研究され易くなる。
ハッキリ言ってしまうと、バルセロナやバイエルン・ミュンヘンのような、強力な選手の集合体だからこそ成り立つような戦術でもある。だからこそ高いレベルでの選手補強が必要。またズレを生じさせない緻密なサッカーが求められる為に、頭で理解させても身体で動かせるには時間が求められる。
・・・5レーンの説明、合ってる?間違っている部分もあるかもしれないから、後は自分で調べてね(笑)
ただこれを考えると、勝手にあちこち動き回るマルティノス、ポジションを逸脱して広範囲に激しく動いて守備する柴戸、フリーマンになりたい時の興梠などは合わなくなる可能性が。反対に仲間のポジショニングで守備面が補える為に守備負担が減る山中、ポジションを限定させる事でフィニッシャーとして集中させる事が出来るレオナルドや杉本などは合うかもしれない。
まあ戦術面は難しい話になるので一旦やめて、リカルド・ロドリゲス自体は確かに徳島で結果を出しているし、攻撃的サッカーの継続、またJリーグを理解しているという点ではクラブの監督選びの条件に当てはまる。
ただ外国人監督で失敗しまくった経歴から、日本人監督に限定したかったのでは?とか、3年計画の初年度限りで監督を交代させて良いの?という疑問点はある。計画2年目でリカルド・ロドリゲスに移行させるのに攻撃的サッカー継続という意味では間違っていないが、チーム作りとしては1から白紙みたいなものでもあるし。
ただ報道によれば、組長と上野コーチへは来季の契約を更新しない旨を伝えたという。恐らく今季の組長のチーム作りから明確な成長が見られない事による来季への不安、またACL出場権獲得ノルマが実質的に不可能になって来た事で、曺貴裁と交渉していた事からもわかる通り、既に早い段階で監督交代が決定していたのかもしれない。いや去年末に新監督招聘に失敗して「1年繋ぎ」の意味で組長に監督をお願いしていた可能性も高いが。
何れにしてもクラブの勝手な都合から、先ずは組長を暫定監督に、またヘッドコーチに、そして途中にオリヴェイラと対立したら今度は海外向け新プロジェクトという名の左遷職に追いやり、オリヴェイラで失敗した途端に再びトップチームの監督に祭り上げるという、本当に好き勝手にクラブの良いように使ってしまっていたのは事実。
これでまたそう成績が極端に悪くないのに1年限りで監督から降ろすのが事実であれば、このフロントは本当に人の使い方が乱暴であり、人を大切にしないクラブになってしまう。
組長はトップチームの監督としては大きな結果を残せた訳ではないが、あれだけゴタゴタしていた時代に、本人からしたら分析畑や育成畑であり、表舞台に出る人間ではないと理解していたであろう故に本意ではなかった筈の中、チームの危機的状況とクラブの陳情に、かなり無理をして、真の意味で火中の栗を拾って死に物狂いに頑張ってくれた人。
このような功労者をここで手放したら、更にフロントの資質が疑われるよ。組長には来季しっかりとしたポストを用意してあげないと。頼むよ立花社長。
リカルド・ロドリゲスに関しては、内定したと言われていても、まだまだ初期報道だから、ちょっと経過を見守る事にする。
追記
オフィシャルに正式に組長及びコーチ陣との契約満了の旨、出たね・・・。
◆大槻毅監督との契約について(レッズオフィシャル)
報道だとリストアップレベルや交渉中レベルではなく、既に「内定」となっている上に、複数のスポーツ紙が一斉に報じているという事になると、信憑性はかなり高いと見て良いものなのか?
時系列として、先ず曺貴裁に来季監督を打診したが、今月中旬に条件面が折り合わずに立ち消えになったとある。
自分、先月だかに曺貴裁の報道が出た時、これはスポーツ紙の暴走記事だろう、実際はオファーなんかしていないと思って完全スルーしていたのだが、報道からするとオファーして交渉していた事になる。
いくらレッズOBであり湘南で結果を出したとはいえ、あんなパワハラ事件を起こして一旦はプロサッカー界を追放された人物を、時間経過が少ない内にファーストチョイス交渉していたなんて、うちのフロント大丈夫か?
それで曺貴裁との交渉が決裂したから、次はリカルド・ロドリゲスに切り替えたら、あっさり交渉が纏まったという事か。今月中旬に曺貴裁と決裂して、月も股がない内に早くもリカルド・ロドリゲス内定って、本当ならば1週間~10日の内にバタバタと新たな監督を内定させた事になる。
少し過去を振り替えれば、2012年シーズンを迎える前に散々他の監督候補に断られ、たまたま就活中だったミシャになった、あの何の計画性も無い「取り敢えずフリーな人なら誰でも」的な状況とは違うとはいえ、話がトントン拍子に行き過ぎだと、逆にそんな上手い話があるのか?と心配になってしまうのだが。うちのフロント大丈夫か?
水面下で曺貴裁ともリカルド・ロドリゲスとも2面交渉していたならば話はわかるが、元々リストアップはしていたにしろ、よく調査しないまま交渉相手を切り替えまくっていたとしたら、またパイプが無い中で国内から任期が切れる監督を名前だけで慌てて選んでいる事になる。うちのフロント大丈夫か?
これ以上ケチをつけていても始まらないので一旦冷静になるが、先ずリカルド・ロドリゲスは現在J2徳島を昇格争いの先頭に立たせている状況であり、このまま行けば来季J1で指揮を執れる可能性が極めて高いのに、レッズからのオファーでアッサリとらばーゆしちゃうとしたら、レッズはどんだけ金を積んだのか?それとも徳島での年棒が安過ぎたのか?という事にもなる訳だ。ただリカルド・ロドリゲスは結構な野心家らしいから、これならば話はわかる。またシーズン途中に引き抜く訳ではないから、批難される筋合いは無い。
問題は、何故リカルド・ロドリゲスだったのか?先ずクラブ方針として攻撃的なサッカーを目指したい以上、最初に曺貴裁を選んだ理由は、わかる。リカルド・ロドリゲスも攻撃的サッカーを志向しているのは同じ。
次にリカルド・ロドリゲスのサッカーの中身である。元になっているのは所謂5レーン理論と呼ばれるポジショニング戦術。これは元々バルセロナにあった戦術理論で、それを体系化させたのが、リカルド・ロドリゲスも指導者として影響を受けている、あのグアルディオラというのは有名な話だが、簡単に言うと、ピッチを5分割など数分割して、分割内のポジショニングに徹底した約束事を設けながら、それを上下動もしくは左右にスライドさせる事によって様々な陣形を作り上げる。選手を分割内で保たせるので味方同士のポジショニングが被らずバラつきが少ない為に穴が出来難く、ポジショニングがハッキリしているので切り替えが速くなり、攻守とも素早く優位性を作り上げるのが狙い。
こう書くと素晴らしい戦術に思えるが、弱点もある。ポジショニングを大切にする分、そこから逸脱しての偶発的な場面に対応出来なくなるのと、狙いがハッキリしている分、相手からも研究され易くなる。
ハッキリ言ってしまうと、バルセロナやバイエルン・ミュンヘンのような、強力な選手の集合体だからこそ成り立つような戦術でもある。だからこそ高いレベルでの選手補強が必要。またズレを生じさせない緻密なサッカーが求められる為に、頭で理解させても身体で動かせるには時間が求められる。
・・・5レーンの説明、合ってる?間違っている部分もあるかもしれないから、後は自分で調べてね(笑)
ただこれを考えると、勝手にあちこち動き回るマルティノス、ポジションを逸脱して広範囲に激しく動いて守備する柴戸、フリーマンになりたい時の興梠などは合わなくなる可能性が。反対に仲間のポジショニングで守備面が補える為に守備負担が減る山中、ポジションを限定させる事でフィニッシャーとして集中させる事が出来るレオナルドや杉本などは合うかもしれない。
まあ戦術面は難しい話になるので一旦やめて、リカルド・ロドリゲス自体は確かに徳島で結果を出しているし、攻撃的サッカーの継続、またJリーグを理解しているという点ではクラブの監督選びの条件に当てはまる。
ただ外国人監督で失敗しまくった経歴から、日本人監督に限定したかったのでは?とか、3年計画の初年度限りで監督を交代させて良いの?という疑問点はある。計画2年目でリカルド・ロドリゲスに移行させるのに攻撃的サッカー継続という意味では間違っていないが、チーム作りとしては1から白紙みたいなものでもあるし。
ただ報道によれば、組長と上野コーチへは来季の契約を更新しない旨を伝えたという。恐らく今季の組長のチーム作りから明確な成長が見られない事による来季への不安、またACL出場権獲得ノルマが実質的に不可能になって来た事で、曺貴裁と交渉していた事からもわかる通り、既に早い段階で監督交代が決定していたのかもしれない。いや去年末に新監督招聘に失敗して「1年繋ぎ」の意味で組長に監督をお願いしていた可能性も高いが。
何れにしてもクラブの勝手な都合から、先ずは組長を暫定監督に、またヘッドコーチに、そして途中にオリヴェイラと対立したら今度は海外向け新プロジェクトという名の左遷職に追いやり、オリヴェイラで失敗した途端に再びトップチームの監督に祭り上げるという、本当に好き勝手にクラブの良いように使ってしまっていたのは事実。
これでまたそう成績が極端に悪くないのに1年限りで監督から降ろすのが事実であれば、このフロントは本当に人の使い方が乱暴であり、人を大切にしないクラブになってしまう。
組長はトップチームの監督としては大きな結果を残せた訳ではないが、あれだけゴタゴタしていた時代に、本人からしたら分析畑や育成畑であり、表舞台に出る人間ではないと理解していたであろう故に本意ではなかった筈の中、チームの危機的状況とクラブの陳情に、かなり無理をして、真の意味で火中の栗を拾って死に物狂いに頑張ってくれた人。
このような功労者をここで手放したら、更にフロントの資質が疑われるよ。組長には来季しっかりとしたポストを用意してあげないと。頼むよ立花社長。
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