浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2021年 J1リーグ第24節
浦和レッズ2-1サガン鳥栖
~浦和駒場スタジアム

リーグ戦ではもはや何時以来か記憶の彼方になるレベルの、超久々の駒場開催となった訳だが、やはり駒場は良い・・・と、悠長な感情を抱く余裕が無い、リーグ戦は暫く公式戦で勝てていなかった上に、長い中断期間を経ての再開戦も落としての、その上での久々のホームゲームなものだから、何だかやたら勝利が久々に感じられるな。
・・・実際、リーグ戦は本当に久々の勝利になった訳だが、仙台や湘南や大分など、下位チーム相手に尽く勝てなかったチームが、財政難で選手を出しまくっているのに3位に居る鳥栖には勝ってしまうのだから、本当に変というか、不思議なチームよ。
しかも、前節からの小泉に続き、ユンカーまで完全欠場という大ピンチの中で鳥栖に当たるなんて!と思っていたのだが、しかしリカルドすげーな。もう少し休ませてから使うと思われた酒井はスタメンだし、加入したばかりの平野もスタメンで使ってしまう思い切りの良さ。さすがに木下はまだだったが、ついにショルツまでベンチ入り。更に小泉とユンカーが居ないポジションには、江坂と明本が入るという頼もしさである。
いきなり江坂と明本が絡んでの先制点。江坂の胸チョンアシストパス、エロかったな。エロいのは西だけかと思ったら、意外と江坂もエロいんだな。顔はタカアンドトシのタカとハライチ岩井を合体させて2で割ったような顔をしてるのに(どんな顔だよ)。
しかし前節の江坂の状態からして、チームにフィットするには、もう少し時間が掛かるかなと思われたんだけど、そこはそろそろベテランの域に入る経験値と元々の能力か、レッズで2試合目にして周囲の選手を使うような、好パスから運動量まで、今回かなりハイレベルなプレーが出来ていたのには驚いた。PKはご褒美みたいなものかもしれないが、それがレッズでの公式戦初ゴールであり今回は貴重な決勝点になった訳だから、この江坂は何か持っている選手なのかもしれない。
ただそれ以上にハードワークに、先制点に、更にはPK獲得と、縦横無尽に走り回ってはチャンスを作りゴールに迫る明本の強烈なプレー内容。鳥栖のラフプレーにも負けない強靭なフィジカル。あの小さな身体からは想像も出来ないレベルで、相変わらず化け物を思わせる。
いくらスタミナが売りとはいえ、それでも尽きない運動量と献身性。その高いポリバレント性から、時にサイドハーフ、時にサイドバック、今回はFWに入り小泉とユンカー欠場の大ピンチを完璧に救っては結果を出す。まさに大車輪の活躍。この明本の頑張りには、本当に本当に頭が下がる思い。こんなにも素晴らしい選手をJ2から獲得できた事が、未だに信じられん・・・。
ちなみに江坂よりエロいエロチック艦隊の旗艦である大先輩の西は、本来の主戦場である右サイドバックを酒井に譲ったから、今回はてっきりボランチに入るかと思いきや、なんと逆サイドに!?西って右サイドのイメージが大半だからビックリしたが、左のサイドバックも可能だったのか?いやエロいから、真逆のポジションでも平気でこなしちゃうのな。まあ無難にプレーしてはいたが、機能していたかと言えば微妙だったし、たまに微妙に敵にプレゼントパスしちゃっていたけれど。
で、ボランチにいきなり平野だからなぁ。個人的には水戸時代は全く注目していなかったから、どんなボランチか不明だったが、的確なボール回収が目立つ一方、かなり柔らかい身のこなしから肉弾戦を避けての、球離れ良くパスを出せる選手ね。
リカルドは徳島監督時代に水戸時代の平野を理解している筈だから、その上で今回のプレー内容を見る限り、いきなりスタメンで起用した理由がわかった気がする。また1人、J2から、埋もれていた逸材を発掘できた思いで、この先も期待が出来る楽しみな選手ね。
これだけ話題満載なのに、ここに酒井の存在が絡んで来る訳だから、いやはや今季開幕前からは想像が付かなかった凄い陣容になったものである。
さすがに酒井には期待通りと言うしかないが、このレベルの選手がレッズで上下動を繰り返しているのだから、本当に贅沢である。
顔通りのゴリゴリのフィジカルから危機察知まで、さすが高いレベルであったが、とにかく右サイドで高い位置をキープしたがるね。ただいざという時の帰陣も速いけど。
酒井が高い位置をキープするから、後ろの岩波が上がるチャンスが無くなり、岩波は酒井の遥か後方でフィード専門みたいになっていたな。しかしこれまでの岩波は、不用意に上がっては裏を取られてピンチを招くプレーが少なくなかったから、守備面を考えつつ岩波の武器であるロングフィードを活かす意味では、酒井が蓋をして岩波が上がれなくなった方が良かったのかもしれない。意外なところで酒井効果が表れたものだと今回思った。ただ岩波自体は、このままの内容だと、いよいよショルツがデビューした今・・・。
でも本当に今回は話題満載の勝利で、何を中心に書いて良いやら、誰を主役しにして良いやら、嬉しい悩みの勝利であったが、しかし勝利とはいえ、鳥栖相手にギリギリの内容であったのは事実だし、攻める内容、シュートまでの勢い、繋ぎは鳥栖に完全に上回れていた。一番警戒していた山下には、その前にボランチのチグハグさから槙野は外に釣り出されては岩波のポカ気味の守備も絡み、中をポッカリ空けては失点した。酒井が一歩スライディングが間に合わなかったが、素早く中までケアしに来た危機察知能力の高さはさすがだったが。
西川の2度のスーパーセーブはあったが、鳥栖に押し込まれまくった時間帯に、その鳥栖がシュートで外しまくってくれたのは助かったが、とにかく鳥栖のハングリー精神を剥き出しのプレーに、かなり手を焼いては苦戦してしまったのは事実だろう。ただ鳥栖は、一歩間違えば怪我するレベルの危険なラフプレーが多かったのには、クレームの意味で一言付け加えておきたいけれど。いや鳥栖はさすが3位のチームだけあるのもわかるが、これがアウェーだったらと思うと、鳥栖スタが鬼門になるのもやはり頷けるよね・・・。
ちなみにショルツなんだけど、今回は終了間際による守備固めだけの起用だったが、しかしバッと飛び出しては後ろ髪を鋭く靡かせながらピッチを横切る姿、カッコ良かったな。
が・・・、以前から写真ではあのスタイル、風貌からしても顔も超ワイルドに見えたんだけど、今日実際に生でショルツの顔を見たら、何か川谷拓三にも似ているような・・・。まあ川谷拓三は、温和な役処が定着する以前は、壮絶ワイルドな死に役で一世を風靡した役者だから、あながち間違ったイメージではないか。ちなみにショルツは、川谷拓三どころか、一歩間違ったら、顎んところが、自分が以前に居た会社の本部長にも似ているんだけど・・・。
でも、ああ~ごめんよ選手達、以前は明本をアパッチけんとか、今回は江坂をタカアンドトシのタカとかハライチ岩井とか、ゴリゴリ酒井とか、挙げ句の果てにショルツを川谷拓三とか本部長とか、こんな事を言っているもんだから、今回レックスカードの来場履歴を記録するの忘れたじゃないか!アホか自分・・・。
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J1リーグ第24節 浦和2-1鳥栖
浦和レッズ2-1サガン鳥栖
~浦和駒場スタジアム
リーグ戦ではもはや何時以来か記憶の彼方になるレベルの、超久々の駒場開催となった訳だが、やはり駒場は良い・・・と、悠長な感情を抱く余裕が無い、リーグ戦は暫く公式戦で勝てていなかった上に、長い中断期間を経ての再開戦も落としての、その上での久々のホームゲームなものだから、何だかやたら勝利が久々に感じられるな。
・・・実際、リーグ戦は本当に久々の勝利になった訳だが、仙台や湘南や大分など、下位チーム相手に尽く勝てなかったチームが、財政難で選手を出しまくっているのに3位に居る鳥栖には勝ってしまうのだから、本当に変というか、不思議なチームよ。
しかも、前節からの小泉に続き、ユンカーまで完全欠場という大ピンチの中で鳥栖に当たるなんて!と思っていたのだが、しかしリカルドすげーな。もう少し休ませてから使うと思われた酒井はスタメンだし、加入したばかりの平野もスタメンで使ってしまう思い切りの良さ。さすがに木下はまだだったが、ついにショルツまでベンチ入り。更に小泉とユンカーが居ないポジションには、江坂と明本が入るという頼もしさである。
しかし前節の江坂の状態からして、チームにフィットするには、もう少し時間が掛かるかなと思われたんだけど、そこはそろそろベテランの域に入る経験値と元々の能力か、レッズで2試合目にして周囲の選手を使うような、好パスから運動量まで、今回かなりハイレベルなプレーが出来ていたのには驚いた。PKはご褒美みたいなものかもしれないが、それがレッズでの公式戦初ゴールであり今回は貴重な決勝点になった訳だから、この江坂は何か持っている選手なのかもしれない。
ただそれ以上にハードワークに、先制点に、更にはPK獲得と、縦横無尽に走り回ってはチャンスを作りゴールに迫る明本の強烈なプレー内容。鳥栖のラフプレーにも負けない強靭なフィジカル。あの小さな身体からは想像も出来ないレベルで、相変わらず化け物を思わせる。
いくらスタミナが売りとはいえ、それでも尽きない運動量と献身性。その高いポリバレント性から、時にサイドハーフ、時にサイドバック、今回はFWに入り小泉とユンカー欠場の大ピンチを完璧に救っては結果を出す。まさに大車輪の活躍。この明本の頑張りには、本当に本当に頭が下がる思い。こんなにも素晴らしい選手をJ2から獲得できた事が、未だに信じられん・・・。
ちなみに江坂よりエロいエロチック艦隊の旗艦である大先輩の西は、本来の主戦場である右サイドバックを酒井に譲ったから、今回はてっきりボランチに入るかと思いきや、なんと逆サイドに!?西って右サイドのイメージが大半だからビックリしたが、左のサイドバックも可能だったのか?いやエロいから、真逆のポジションでも平気でこなしちゃうのな。まあ無難にプレーしてはいたが、機能していたかと言えば微妙だったし、たまに微妙に敵にプレゼントパスしちゃっていたけれど。
で、ボランチにいきなり平野だからなぁ。個人的には水戸時代は全く注目していなかったから、どんなボランチか不明だったが、的確なボール回収が目立つ一方、かなり柔らかい身のこなしから肉弾戦を避けての、球離れ良くパスを出せる選手ね。
リカルドは徳島監督時代に水戸時代の平野を理解している筈だから、その上で今回のプレー内容を見る限り、いきなりスタメンで起用した理由がわかった気がする。また1人、J2から、埋もれていた逸材を発掘できた思いで、この先も期待が出来る楽しみな選手ね。
これだけ話題満載なのに、ここに酒井の存在が絡んで来る訳だから、いやはや今季開幕前からは想像が付かなかった凄い陣容になったものである。
さすがに酒井には期待通りと言うしかないが、このレベルの選手がレッズで上下動を繰り返しているのだから、本当に贅沢である。
顔通りのゴリゴリのフィジカルから危機察知まで、さすが高いレベルであったが、とにかく右サイドで高い位置をキープしたがるね。ただいざという時の帰陣も速いけど。
酒井が高い位置をキープするから、後ろの岩波が上がるチャンスが無くなり、岩波は酒井の遥か後方でフィード専門みたいになっていたな。しかしこれまでの岩波は、不用意に上がっては裏を取られてピンチを招くプレーが少なくなかったから、守備面を考えつつ岩波の武器であるロングフィードを活かす意味では、酒井が蓋をして岩波が上がれなくなった方が良かったのかもしれない。意外なところで酒井効果が表れたものだと今回思った。ただ岩波自体は、このままの内容だと、いよいよショルツがデビューした今・・・。
でも本当に今回は話題満載の勝利で、何を中心に書いて良いやら、誰を主役しにして良いやら、嬉しい悩みの勝利であったが、しかし勝利とはいえ、鳥栖相手にギリギリの内容であったのは事実だし、攻める内容、シュートまでの勢い、繋ぎは鳥栖に完全に上回れていた。一番警戒していた山下には、その前にボランチのチグハグさから槙野は外に釣り出されては岩波のポカ気味の守備も絡み、中をポッカリ空けては失点した。酒井が一歩スライディングが間に合わなかったが、素早く中までケアしに来た危機察知能力の高さはさすがだったが。
西川の2度のスーパーセーブはあったが、鳥栖に押し込まれまくった時間帯に、その鳥栖がシュートで外しまくってくれたのは助かったが、とにかく鳥栖のハングリー精神を剥き出しのプレーに、かなり手を焼いては苦戦してしまったのは事実だろう。ただ鳥栖は、一歩間違えば怪我するレベルの危険なラフプレーが多かったのには、クレームの意味で一言付け加えておきたいけれど。いや鳥栖はさすが3位のチームだけあるのもわかるが、これがアウェーだったらと思うと、鳥栖スタが鬼門になるのもやはり頷けるよね・・・。
が・・・、以前から写真ではあのスタイル、風貌からしても顔も超ワイルドに見えたんだけど、今日実際に生でショルツの顔を見たら、何か川谷拓三にも似ているような・・・。まあ川谷拓三は、温和な役処が定着する以前は、壮絶ワイルドな死に役で一世を風靡した役者だから、あながち間違ったイメージではないか。ちなみにショルツは、川谷拓三どころか、一歩間違ったら、顎んところが、自分が以前に居た会社の本部長にも似ているんだけど・・・。
でも、ああ~ごめんよ選手達、以前は明本をアパッチけんとか、今回は江坂をタカアンドトシのタカとかハライチ岩井とか、ゴリゴリ酒井とか、挙げ句の果てにショルツを川谷拓三とか本部長とか、こんな事を言っているもんだから、今回レックスカードの来場履歴を記録するの忘れたじゃないか!アホか自分・・・。
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J1リーグ第24節 浦和2-1鳥栖
得点/36分・明本(浦)、45+1分・山下(鳥)、84分・江坂PK(浦)
主審=木村博之
観衆:4,704人/上限5,000人限定試合
主審=木村博之
観衆:4,704人/上限5,000人限定試合
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2021年 J1リーグ第23節
コンサドーレ札幌2-1浦和レッズ
~札幌ドーム
中断明けからこういう酷い試合を見せられてしまうと、やはり中断期間中に何をやって何を準備していたのか?という単純な話にもなってしまうが、スタメン発表を見た時でも、まあ酒井を含めて五輪組は出られる状態ではないし、もちろんショルツはまだまだだし、そこは良いんだけど、ユンカーは控え、小泉に至ってはベンチ外という「何故?」な疑問からスタートしているし。小泉は怪我か?もしかしからコロナ陽性1名の選手って・・・?いや達也2号もベンチにすら入っていなかったけどさ。今更そこを詮索しても意味ないのでやめるけど。
対照的に江坂がスタメンだったが、江坂は平川の引退試合でいきなり使ったから、もしかしたら中断明けから使ってくるのは予想はしていたが。
その江坂、確かに動きやボール捌きは非凡なものを持っているのは今回も見えたし、ブロックされたとはいえ力強くシュートに持って行ったプレーと気概から期待したが、加入間近でまだまだリカルドのサッカーの理解度も薄く、そして連携のれの字はこれから場数を踏まないと生まれない部分なのはわかっているから今回は贅沢は言わないが、何かやたら右サイドに固まってボールを処理しているだけで、本来の主戦場である1.25列目レベルの高い位置での中央からのチャンスメイクの可能性が見えなかったのは、残念なレッズでの公式デビュー戦であった。
こんなんで武田まで琉球に育成レンタル出している余裕あるのか?と今季武田ユニの自分としては不満があるが、武田を武者修行に出してしまった以上、江坂は今回ベンチ外だった小泉とのダブル司令塔になってもらいたい部分は期待しているけどね。
ただ、もはや元から居るベテラン選手がなぁ・・・。
槙野は相変わらず技術で仕掛けられると処理が軽くなり失点しているし、岩波もショルツが加入した事に対する競争意識というか必死さが見られないで相変わらずの判断の遅さから来る凡プレーやミスが減らないし。
宇賀神は宇賀神のママだから仕方ないのだろうけれど、関根は踏ん張れないであんなに簡単にボールロストする選手だったかなぁ?
阿部なんて投入直後で元気な筈なのにドリブル処理でアッサリ相手にボールをかっ拐われたシーンには、あまりに淡白過ぎるボールの失い方に泣きたくなったよ。
興梠も深刻で、今季は中年太りが治らないママの状態から動きに本当にキレが無くなってしまったな。ボールを持った途端の体操選手顔負けなポストプレーはもはや不可能であり、ボールを受けても一旦止まって無難にボールを叩くだけの選手になってしまったのか。相手のミスからドフリーでのゴールチャンスも、あんな弱々しいシュートで富士見市出身菅野にプレゼントパスしたかのような場面だった。興梠は年齢もあるのは理解しているが、やはり去年の骨折は致命的だったのかもしれない。獲得に興味を示した札幌相手にレッズ残留を表明しながら、その札幌の前に何も出来ずにベンチを下がって行く姿が悲しかった・・・。
ってか、その札幌の前しか見ない単純な行け行けミシャサッカーに、また今回も素直にお付き合いするなっちゅーの。ハイプレスかけられてボール下げ合いを繰り返しては更に追い詰められてますますのピンチで自爆している、リカルドであろうが前の監督であろうが、どんなサッカーをやっても札幌のようなタイプのチーム相手に同じ事を繰り返している、同じ轍を踏んでいる、プレスに後手を踏んでいるのにセーフティにクリアせず、無理に繋いでボール奪われて大ピンチになるアレね。
これさ、西川と槙野がそこに居る限り、永遠に無くならないんだよな。そこに素直にボールを出さない(自称)ひねくれ者の西や、ズッコケプレーの伝道師みたいな宇賀神が加わっているのだから尚更なのであるが、これだけは本当にどうにかならないのかな。
・・・、何だよこれ、中断明けでの久々の試合で、久々の記事更新で文句炸裂の最悪の文章、どうしてこうなるんだ?んな事ならオリンピックの中断なんて無ければ良かったのに!
なんて幼稚な感情を炸裂させていても始まらないから、そこはグッと怒りを抑えるしかないのだが、しかし繰り返すが、長い中断明けで待ちに待った試合でこれかよ!!って怒りは発生するよな、当然。
うーん、これがホームに帰ってどうなるかだな。そんでもって、酒井、ショルツ、早くレッズで出られるようになってくれ!切実に。
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J1リーグ第23節 札幌2-1浦和 得点/8分・深井(札)、58分・小柏(札)、66分・明本(浦)
主審=谷本 涼
観衆:8,330人/上限10,000→5,000人限定試合
コンサドーレ札幌2-1浦和レッズ
~札幌ドーム
中断明けからこういう酷い試合を見せられてしまうと、やはり中断期間中に何をやって何を準備していたのか?という単純な話にもなってしまうが、スタメン発表を見た時でも、まあ酒井を含めて五輪組は出られる状態ではないし、もちろんショルツはまだまだだし、そこは良いんだけど、ユンカーは控え、小泉に至ってはベンチ外という「何故?」な疑問からスタートしているし。小泉は怪我か?もしかしからコロナ陽性1名の選手って・・・?いや達也2号もベンチにすら入っていなかったけどさ。今更そこを詮索しても意味ないのでやめるけど。
対照的に江坂がスタメンだったが、江坂は平川の引退試合でいきなり使ったから、もしかしたら中断明けから使ってくるのは予想はしていたが。
その江坂、確かに動きやボール捌きは非凡なものを持っているのは今回も見えたし、ブロックされたとはいえ力強くシュートに持って行ったプレーと気概から期待したが、加入間近でまだまだリカルドのサッカーの理解度も薄く、そして連携のれの字はこれから場数を踏まないと生まれない部分なのはわかっているから今回は贅沢は言わないが、何かやたら右サイドに固まってボールを処理しているだけで、本来の主戦場である1.25列目レベルの高い位置での中央からのチャンスメイクの可能性が見えなかったのは、残念なレッズでの公式デビュー戦であった。
こんなんで武田まで琉球に育成レンタル出している余裕あるのか?と今季武田ユニの自分としては不満があるが、武田を武者修行に出してしまった以上、江坂は今回ベンチ外だった小泉とのダブル司令塔になってもらいたい部分は期待しているけどね。
ただ、もはや元から居るベテラン選手がなぁ・・・。
槙野は相変わらず技術で仕掛けられると処理が軽くなり失点しているし、岩波もショルツが加入した事に対する競争意識というか必死さが見られないで相変わらずの判断の遅さから来る凡プレーやミスが減らないし。
宇賀神は宇賀神のママだから仕方ないのだろうけれど、関根は踏ん張れないであんなに簡単にボールロストする選手だったかなぁ?
阿部なんて投入直後で元気な筈なのにドリブル処理でアッサリ相手にボールをかっ拐われたシーンには、あまりに淡白過ぎるボールの失い方に泣きたくなったよ。
興梠も深刻で、今季は中年太りが治らないママの状態から動きに本当にキレが無くなってしまったな。ボールを持った途端の体操選手顔負けなポストプレーはもはや不可能であり、ボールを受けても一旦止まって無難にボールを叩くだけの選手になってしまったのか。相手のミスからドフリーでのゴールチャンスも、あんな弱々しいシュートで富士見市出身菅野にプレゼントパスしたかのような場面だった。興梠は年齢もあるのは理解しているが、やはり去年の骨折は致命的だったのかもしれない。獲得に興味を示した札幌相手にレッズ残留を表明しながら、その札幌の前に何も出来ずにベンチを下がって行く姿が悲しかった・・・。
ってか、その札幌の前しか見ない単純な行け行けミシャサッカーに、また今回も素直にお付き合いするなっちゅーの。ハイプレスかけられてボール下げ合いを繰り返しては更に追い詰められてますますのピンチで自爆している、リカルドであろうが前の監督であろうが、どんなサッカーをやっても札幌のようなタイプのチーム相手に同じ事を繰り返している、同じ轍を踏んでいる、プレスに後手を踏んでいるのにセーフティにクリアせず、無理に繋いでボール奪われて大ピンチになるアレね。
これさ、西川と槙野がそこに居る限り、永遠に無くならないんだよな。そこに素直にボールを出さない(自称)ひねくれ者の西や、ズッコケプレーの伝道師みたいな宇賀神が加わっているのだから尚更なのであるが、これだけは本当にどうにかならないのかな。
・・・、何だよこれ、中断明けでの久々の試合で、久々の記事更新で文句炸裂の最悪の文章、どうしてこうなるんだ?んな事ならオリンピックの中断なんて無ければ良かったのに!
なんて幼稚な感情を炸裂させていても始まらないから、そこはグッと怒りを抑えるしかないのだが、しかし繰り返すが、長い中断明けで待ちに待った試合でこれかよ!!って怒りは発生するよな、当然。
うーん、これがホームに帰ってどうなるかだな。そんでもって、酒井、ショルツ、早くレッズで出られるようになってくれ!切実に。
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J1リーグ第23節 札幌2-1浦和 得点/8分・深井(札)、58分・小柏(札)、66分・明本(浦)
主審=谷本 涼
観衆:8,330人/上限10,000→5,000人限定試合
平川忠亮引退試合
URAWA☆☆☆LEGENDS3-2浦和レッズ
~浦和駒場スタジアム
観衆を5千人限定にするには勿体ない、中身の濃い引退試合だったなぁ。
レッズの過去の引退試合もそうだけど、もちろん主役は居るんだけど、それに輪を掛けて同窓会のような雰囲気を楽しませてくれるのも、またレッズの歩んで来た歴史の成せる技なのである。
強いて言うと、試合には出場しなかった森脇だが、お決まりでスベっているより、主審に抗議しまくりイエローでも、更に2枚目を喰らって退場処分とかやってくれたら、先輩の引退試合で出場しないママ退場という、前代未聞の素晴らしい伝説を築けたのに。森脇はそこが脇が甘いな。
ってか、森脇に注意やイエロー出しに走ったり、PK判定でエリア中央に走る主審の走力の方が、出場しているどの選手よりも超高速だったのが笑った。
伸二の90分フル出場も驚いたし。我々はそれが凄く嬉しかったが、しかし一方で札幌からクレーム入らないか心配だ(笑)。伸二はやはり上手いし、ベルベットパスは健在。あの姿を見てしまうと、最後はもう一度レッズの選手として戻って来てほしいと思う。
URAWA☆☆☆LEGENDS3-2浦和レッズ
~浦和駒場スタジアム
レッズの過去の引退試合もそうだけど、もちろん主役は居るんだけど、それに輪を掛けて同窓会のような雰囲気を楽しませてくれるのも、またレッズの歩んで来た歴史の成せる技なのである。
強いて言うと、試合には出場しなかった森脇だが、お決まりでスベっているより、主審に抗議しまくりイエローでも、更に2枚目を喰らって退場処分とかやってくれたら、先輩の引退試合で出場しないママ退場という、前代未聞の素晴らしい伝説を築けたのに。森脇はそこが脇が甘いな。
ってか、森脇に注意やイエロー出しに走ったり、PK判定でエリア中央に走る主審の走力の方が、出場しているどの選手よりも超高速だったのが笑った。
伸二の90分フル出場も驚いたし。我々はそれが凄く嬉しかったが、しかし一方で札幌からクレーム入らないか心配だ(笑)。伸二はやはり上手いし、ベルベットパスは健在。あの姿を見てしまうと、最後はもう一度レッズの選手として戻って来てほしいと思う。
気が早い話だが、選手の引退試合は最後に所属したクラブに主催権利があるのだから、過去にマリノスが井原の引退試合の主催をレッズに持って行かれて後悔したという話があるように、仮に伸二の引退試合を札幌に持って行かれるとしたら、レッズサポとしては悔しいな。西武の松坂のように、レッズもそういう配慮が来季に向けて出来る余裕があってほしいと切に思った。
闘莉王や岡野や堀之内はワンプレーこなす毎にヨタっているし(笑)
それを考えると、主役の平川は良く動けていたな。前半に右でフリーの時間帯が多くて、位置的にも状況的にも西日が一番当たっていたのに。さすが真面目な平川だけあって、しっかり準備して来たのだろうね。さすがよ。
一部空気を読まない汰木や大久保が超本気でドリブルしまくっていたが、武田はスゲー弾道のシュートを西川相手にぶち込んじゃうし、まさか江坂をFWで先発させてしまうのも粋な計らいではないか(ゴールまで決めているし)。
最後に犬飼元社長の話も長かったけど中身は濃かったし、お決まりのような犬飼節でクラブと選手とサポーターに対しての、皮肉のようで実は真剣な叱咤激励が今回もあったのも嬉しかったが、更に平川も、3年前の最後の公式戦の後のセレモニーの挨拶と同様に、過去の誰よりの選手よりも長く語ってくれて、あれだけの長く中身が濃い挨拶が出来るのも、やはり真面目な平川ならではと思った。
そして、照明を落とした中での駒場の風景が幻想的だった。やはり駒場は良い、と、改めて思った。
平川というと、レッズが07年ACL決勝進出を決めたPK戦勝利の最後のキッカーの姿が第一に思い出されるが、前にも書いたけど、Jリーグで言うと西京極で決めた超ビューティフルなミドルループが、やたら脳裏に焼き付いているのである。ポジション的にはゴール自体は少ない選手だからこそ、そういう派手なゴールが印象に残っているのだろう。
ユニバ5人衆と言われ02年に大きな期待を受けてレッズに加入した平川。シーズンを増す毎にその5人衆がまた1人また1人と移籍や引退で抜けて行く中、まさか平川が最後まで現役でレッズ一筋を通すとは、あの頃は予想していなかった。
左右のウイングバックをこなす一方、時には右ストッパーにも入るなどの器用さを見せる職人的なプレイヤーとして、多くの監督から重宝されながら、怪我も少なく常に着実な仕事を続けて来たからこその成果だろう。
A代表には縁がなく寡黙で本当に地味な選手だったが、ユニバ代表時代は主将を務めるなど本来はキャプテンシーがあり、直線を走らせたら実はエメルソンより速い?とか、ケツメイシとお友達とか、隠れた一面に意外性がある選手でもあったな。
という事で、これで平川に対して本当の意味でお疲れ様である。出来ればもっと早く引退試合を開いてあげてほしかったし、蔓防が無かったら更に多くの観衆を入れての開催も可能だったが、しかしこのコロナ禍、無事に開催できただけでも良かったと考えなければいけないのかな。
そのレッズに於ける引退試合の歴史。福田、山田、啓太、そして平川。ルーキーイヤーからチーム一筋で長く主力を担いながら現役を全うし、単独有料引退試合まで開ける選手。レッズから次は誰が出て来るのか。是非とも平川に続く選手が再び出て来てほしいが。
こうなると毎回思う事がある。以前、福田のドイツへの旅番組で、フランクフルトで再会した長谷部が、チーム一筋で盛大な引退試合まで行った福田に対して「羨ましい」と語り、レッズを途中で出て海外で移籍を繰り返している自分は、最後は福田や山田や啓太の様には送り出してもらえない・・・みたいな気持ちを吐露していたが、確かに長谷部のような海外での成功は当然の夢ではあるが、その一方、チーム一筋で愛され続けながら、最後は盛大に花道から送り出される選手こそ、プロ選手にとっての大きな勲章であり幸福な事なのでは、と。これによりクラブとサポーターも、かけがえのない貴重な歴史の財産を得られるのだから。
しかし、元々平川のような選手こそ稀なプロサッカーの世界に於いて、年々海外移籍のハードルが低くなり、またJリーグもカテゴリーとクラブチームが増加し、JFLや地域リーグへ現役続行の場を求める選手も増えており、昔に比べたら格段に選手の受け皿が増えては、選手寿命も延びてますます移籍が活発な環境を考えると、レッズではもう平川に次ぐ選手は現れないかもしれない・・・と、ちょっと寂しい気持ちにもなった。
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平川忠亮引退試合 URAWA☆☆☆LEGENDS3-2浦和
得点/34分・武田(浦)、39分・平川PK(U)、44分・平川(U)、45分・江坂(浦)、54分・平川PK(U)
主審=福岡靖人
観衆:4,991人/上限5,000人限定試合
闘莉王や岡野や堀之内はワンプレーこなす毎にヨタっているし(笑)
それを考えると、主役の平川は良く動けていたな。前半に右でフリーの時間帯が多くて、位置的にも状況的にも西日が一番当たっていたのに。さすが真面目な平川だけあって、しっかり準備して来たのだろうね。さすがよ。
一部空気を読まない汰木や大久保が超本気でドリブルしまくっていたが、武田はスゲー弾道のシュートを西川相手にぶち込んじゃうし、まさか江坂をFWで先発させてしまうのも粋な計らいではないか(ゴールまで決めているし)。
そして、照明を落とした中での駒場の風景が幻想的だった。やはり駒場は良い、と、改めて思った。
平川というと、レッズが07年ACL決勝進出を決めたPK戦勝利の最後のキッカーの姿が第一に思い出されるが、前にも書いたけど、Jリーグで言うと西京極で決めた超ビューティフルなミドルループが、やたら脳裏に焼き付いているのである。ポジション的にはゴール自体は少ない選手だからこそ、そういう派手なゴールが印象に残っているのだろう。
ユニバ5人衆と言われ02年に大きな期待を受けてレッズに加入した平川。シーズンを増す毎にその5人衆がまた1人また1人と移籍や引退で抜けて行く中、まさか平川が最後まで現役でレッズ一筋を通すとは、あの頃は予想していなかった。
左右のウイングバックをこなす一方、時には右ストッパーにも入るなどの器用さを見せる職人的なプレイヤーとして、多くの監督から重宝されながら、怪我も少なく常に着実な仕事を続けて来たからこその成果だろう。
A代表には縁がなく寡黙で本当に地味な選手だったが、ユニバ代表時代は主将を務めるなど本来はキャプテンシーがあり、直線を走らせたら実はエメルソンより速い?とか、ケツメイシとお友達とか、隠れた一面に意外性がある選手でもあったな。
そのレッズに於ける引退試合の歴史。福田、山田、啓太、そして平川。ルーキーイヤーからチーム一筋で長く主力を担いながら現役を全うし、単独有料引退試合まで開ける選手。レッズから次は誰が出て来るのか。是非とも平川に続く選手が再び出て来てほしいが。
こうなると毎回思う事がある。以前、福田のドイツへの旅番組で、フランクフルトで再会した長谷部が、チーム一筋で盛大な引退試合まで行った福田に対して「羨ましい」と語り、レッズを途中で出て海外で移籍を繰り返している自分は、最後は福田や山田や啓太の様には送り出してもらえない・・・みたいな気持ちを吐露していたが、確かに長谷部のような海外での成功は当然の夢ではあるが、その一方、チーム一筋で愛され続けながら、最後は盛大に花道から送り出される選手こそ、プロ選手にとっての大きな勲章であり幸福な事なのでは、と。これによりクラブとサポーターも、かけがえのない貴重な歴史の財産を得られるのだから。
しかし、元々平川のような選手こそ稀なプロサッカーの世界に於いて、年々海外移籍のハードルが低くなり、またJリーグもカテゴリーとクラブチームが増加し、JFLや地域リーグへ現役続行の場を求める選手も増えており、昔に比べたら格段に選手の受け皿が増えては、選手寿命も延びてますます移籍が活発な環境を考えると、レッズではもう平川に次ぐ選手は現れないかもしれない・・・と、ちょっと寂しい気持ちにもなった。
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平川忠亮引退試合 URAWA☆☆☆LEGENDS3-2浦和
得点/34分・武田(浦)、39分・平川PK(U)、44分・平川(U)、45分・江坂(浦)、54分・平川PK(U)
主審=福岡靖人
観衆:4,991人/上限5,000人限定試合
2021年 J1リーグ第22節
大分トリニータ1-0浦和レッズ
~昭和電工ドーム大分
トークショーが蝶野だった事からして嫌な予感はしていた、というのは冗談だが、いつものパスのこねくり回しが初端から仇になったな。この初期戦術は、プレッシャーが少ない相手には落ち着いてボールを回して好機の糸口を探る余裕があるが、ショートカウンター狙いで高い位置から鬼プレスを仕掛けて来る相手には、常に「ひょんな」時にボールを失っては大ピンチに陥る危険性を孕んでいる。
J1レベルで研究され始めているリカルドのサッカーに対して、今回の大分も同様に、ある意味でマニュアル通りにレッズに対して序盤から執拗な鬼プレスを敷いて来た訳だが、そんなのは端からわかっていても、それでも明るい未来を信じて確固たるスタイルを確立する為に、自分たちのサッカーを貫こうとする姿勢が、時としてそういう相手の格好の餌食になってしまうのであった。
まあ戦術と相手の絡み以前に、個々の選手、特に守備の選手陣のプレーも怪しかったけど。お約束通りに槙野が調子に乗ってビルドアップに自ら荷担しまくると、ガラ空きになったその背後を当然のように狙われる。槙野の背後で町田が何度も何度もフリーで待ち受ける状態。そして嫌な形からボールを失ってのクロスを放り込まれ、お約束のように超絶ドフリーの町田に超余裕のヘディングシュートを叩き込まれるのであった。
失点シーンの流れ以前に、そもそも前半は守備陣の動きが実にチグハグで怪しく、上がりまくる槙野は上記通りだし、岩波はボールが足に着かないままの「悪い時」の岩波まんま。西も不用意な横パスを奪われてピンチを招くし、高い位置を保つ明本は常にその背後に発生する広大なスペースを狙われまくっていた。そして年がら年中苦し紛れのボールが戻って来る西川の更なる苦し紛れのボール処理である。
いつも通りと言ってしまえばそれまでではあるが、そこに相手の激しいプレスに後手を踏む状態が加わっているのだから、余裕の無い中で更なる苦し紛れの不用意なボール処理が繰り返されてはピンチを招いていた前半であった。
地に足が着かないような状態は攻撃陣も同様であったが、徹底マークを受けて効果的なパスを出せない小泉、パスを受ける側の達也2号は飛び出す判断が一歩遅れてチャンスを逸する場面が目立ったし、小泉同様徹底マークを受けるユンカーはシュート体勢にすら持ち込み不能に。
とにかく相手のマークを分散させなければ、という意味では後半頭から柴戸を下げて杉本を投入した意図はわかったし、小泉をボランチに下げた事で前半は分断気味だった中盤の底と前線のパス関係は繋がったし、これで相手の守備が中央に集中してサイドが動きやすくなり汰木などは前半には全く見られなかった縦への仕掛けが生まれたが、しかし、虎の子の1点を守りたい相手の守備が中央に、中に集中すればするだけ、いくらバイタルまで侵入は出来ても、そこから先が崩せないのである。キーパーに弾かれた杉本の惜しいミドルはあったが、相手の守備もとにかく集中が切れないまま。敵ながらよく守るものだと、逆に感心してしまったくらい粘られてしまった。
相手は19位に沈んでいる訳だし、レッズは今年から良い意味でチームが変わって成長著しい訳だし、色々な要素からして、今回こそ鬼門の地であれど勝てるだろうと思っていたのに、思っていたのに、それでも大分に来ると、勝てない。
大分トリニータ1-0浦和レッズ
~昭和電工ドーム大分
J1レベルで研究され始めているリカルドのサッカーに対して、今回の大分も同様に、ある意味でマニュアル通りにレッズに対して序盤から執拗な鬼プレスを敷いて来た訳だが、そんなのは端からわかっていても、それでも明るい未来を信じて確固たるスタイルを確立する為に、自分たちのサッカーを貫こうとする姿勢が、時としてそういう相手の格好の餌食になってしまうのであった。
まあ戦術と相手の絡み以前に、個々の選手、特に守備の選手陣のプレーも怪しかったけど。お約束通りに槙野が調子に乗ってビルドアップに自ら荷担しまくると、ガラ空きになったその背後を当然のように狙われる。槙野の背後で町田が何度も何度もフリーで待ち受ける状態。そして嫌な形からボールを失ってのクロスを放り込まれ、お約束のように超絶ドフリーの町田に超余裕のヘディングシュートを叩き込まれるのであった。
失点シーンの流れ以前に、そもそも前半は守備陣の動きが実にチグハグで怪しく、上がりまくる槙野は上記通りだし、岩波はボールが足に着かないままの「悪い時」の岩波まんま。西も不用意な横パスを奪われてピンチを招くし、高い位置を保つ明本は常にその背後に発生する広大なスペースを狙われまくっていた。そして年がら年中苦し紛れのボールが戻って来る西川の更なる苦し紛れのボール処理である。
いつも通りと言ってしまえばそれまでではあるが、そこに相手の激しいプレスに後手を踏む状態が加わっているのだから、余裕の無い中で更なる苦し紛れの不用意なボール処理が繰り返されてはピンチを招いていた前半であった。
地に足が着かないような状態は攻撃陣も同様であったが、徹底マークを受けて効果的なパスを出せない小泉、パスを受ける側の達也2号は飛び出す判断が一歩遅れてチャンスを逸する場面が目立ったし、小泉同様徹底マークを受けるユンカーはシュート体勢にすら持ち込み不能に。
とにかく相手のマークを分散させなければ、という意味では後半頭から柴戸を下げて杉本を投入した意図はわかったし、小泉をボランチに下げた事で前半は分断気味だった中盤の底と前線のパス関係は繋がったし、これで相手の守備が中央に集中してサイドが動きやすくなり汰木などは前半には全く見られなかった縦への仕掛けが生まれたが、しかし、虎の子の1点を守りたい相手の守備が中央に、中に集中すればするだけ、いくらバイタルまで侵入は出来ても、そこから先が崩せないのである。キーパーに弾かれた杉本の惜しいミドルはあったが、相手の守備もとにかく集中が切れないまま。敵ながらよく守るものだと、逆に感心してしまったくらい粘られてしまった。
何故だ?単純に鬼門だからと片付けてしまうのは簡単だが、それでも勝てる要素満々だった今回でさえ勝てない大分の地。もはや何か霊的なモノでも働いているのでは?とさえ思ってしまう怪しい土地である。まあそれをまさしく鬼門と言うのではあるが・・・。
うーん、とにかく勝って気分良く中断期間を迎えたかったのに、その大事な試合で、アウェーとはいえ、鬼門の地とはいえ、こんな煮え切らない負け方で終える事になろうとは。これで次の公式戦まで、実にヤキモキしながら過ごす事になってしまったじゃないか。
まあそれでも、中断明けにはショルツ、酒井、江坂という大幅な戦力アップになる3人を加えたチームになる訳だから、そこは楽しみではあるが・・・。
都町で久々のザ・やけ酒である。
ナイトゲームの後で限られた時間にラストオーダーまでにガンガン酒を煽ったものだから、当然のように二日酔いになった。あー、大分となるといつもこうなるな。
店でマスターに明らかに皮肉っぽく「(大分が)勝ってしまってごめんなさい。また来年も来てください」と言われたから、せめてもの抵抗に「大分が来年J1に居たらね~」と皮肉に皮肉で返すのが精一杯であった。はぁ~虚しい。
ちなみに今回大分へは、♪さんふらわあ~の唄で知られる、フェリーさんふらわあで乗り込んだ訳だが、このように例年とは少し趣を変えて遠征をしたのに、それでも風向きが変わらず負けるのであるから、こりゃ改めて大分って、レッズにとっては恐るべし鬼門なんだな。果たしてこれをどう撃ち破れば鬼門を解けるのであろうか?その答えはまた来年まで待たなければならなくなった。
・・・来年J1に大分が存在していれば、だけど。
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J1リーグ第22節 大分1-0浦和
得点/12分・町田(大)
主審=高山啓義
観衆:9,384人/上限14,000人限定試合
うーん、とにかく勝って気分良く中断期間を迎えたかったのに、その大事な試合で、アウェーとはいえ、鬼門の地とはいえ、こんな煮え切らない負け方で終える事になろうとは。これで次の公式戦まで、実にヤキモキしながら過ごす事になってしまったじゃないか。
まあそれでも、中断明けにはショルツ、酒井、江坂という大幅な戦力アップになる3人を加えたチームになる訳だから、そこは楽しみではあるが・・・。
ナイトゲームの後で限られた時間にラストオーダーまでにガンガン酒を煽ったものだから、当然のように二日酔いになった。あー、大分となるといつもこうなるな。
店でマスターに明らかに皮肉っぽく「(大分が)勝ってしまってごめんなさい。また来年も来てください」と言われたから、せめてもの抵抗に「大分が来年J1に居たらね~」と皮肉に皮肉で返すのが精一杯であった。はぁ~虚しい。
・・・来年J1に大分が存在していれば、だけど。
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J1リーグ第22節 大分1-0浦和
得点/12分・町田(大)
主審=高山啓義
観衆:9,384人/上限14,000人限定試合
2021年 天皇杯3回戦
浦和レッズ1-0SC相模原
~浦和駒場スタジアム
結局は今回もユンカーに頼る事になってしまった。そして頼ったら本当に決めてくれるのだから、本当に頼りになるのだが、それにしても意外な形からゴールに繋がったな。
相模原からしたら、レッズのFW陣に対して人数を掛けてシュートすら撃たせない程に封じに封じて、狙い通りにドン引きカウンター狙いで徹底的にゴール前を固めていたのに、一瞬DFがフリーでボールを持ったところをユンカープレスでボールをかっ拐ってのゴールだもんな。レッズからしたら延長突入の可能性も出て来た時間帯も時間帯だから安堵のゴールとなったが、相模原からしたら後一歩のところまで来ていた戦略が、まさかのミスみたいな形から壊れてしまった無念の失点だろう。
レッズ加入以来驚異的な得点力で殆ど間を空けずにゴールを量産していたユンカーは、ここリーグ戦3試合、いよいよ相手に研究されて来ては超徹底マークを受けてゴールがストップしていただけに、今回はどんな形でも良いから、ゴールという結果を出してもらいたかった。どんなに素晴らしい点取り屋でも、得点から遠ざかってしまうと感覚が鈍るし、精神的にも良くないからね。そういう意味では今回、ユンカーが再び活躍するに向かっての景気付けのゴールである。
しっかし、相手がJ3だろうがJ2だろうが、2回戦の富山にしても、そして今回の相模原にしても、ゴール前でガチガチに守られると、パスが主体のサッカーだとやはり崩すのに一苦労だな。
加えて今回はボランチのビルドアップが絶望的に悪かった。その後ろで槙野が必死に良質のビルドアップを繰り返していたのとは対照的に、特に金子は中盤の底で無難なプレーばかり。まだ柴戸の方が積極的にパスを回せていたが、何れにしても金子は守備的なプレーは申し分ないが、前への意識というものが少な過ぎる。金子がなかなかレギュラーの座を掴めない原因がこれ。今のシステムではボランチが攻撃に絡めないと機能しないのだから、柴戸が出来るようになったプレーを早く金子が身に付けてもらいたいものだ。しかしそれを考えると、それがルーキーから出来ている伊藤敦って、やはり凄い選手なんだな・・・。
まあ現時点での天皇杯は、相手がJ2だろうがJ3だろうが、内容を選り好みしていると足元をすくわれてズッこけること受け合いだし、実際今季もそれで多くのJ1チームが早くも敗退しているのだから、苦しんだものの、結果的に2回戦に続いて完封で勝利できたという点を素直に喜ぼう。
実際、後半にカウンターを喰らって大ピンチだったのを、槙野が必死に足を出してコーナーに逃れた場面や、相手のミドルがクロスバーを叩くなど、何れも決められていたら、果たしてどうなっていたかわからない内容だったのだから。
あとは山中の怪我の具合が気になる。倒れてすぐペケサインが出たものの、担架には乗らずに自分で歩いてはいたが、果たして・・・。
ただ個人的には、試合前に景気付けにローストチキンコオロギ喰ったから、今回こそ興梠にゴールを決めてほしかったが。しかし興梠も相手に徹底マークを受けていたから窮屈そうにしていたが、加えてやたら滑っていたな。ピッチに水を撒き過ぎか?いやスパイクが合っていなかったか?試合中スパイクを調整し直していたしな。
ならば今回は武藤こそ、と思っていても、武藤も最近さすがにキレが無くなって来たし。以前ならマークを交わせていた場面で、素直に潰される場面が目立ってきた。
うーん、興梠と武藤のコンビは、かつては日本人最強レベルの時代もあったんだけどな。さすがに年齢的な衰えにはいよいよ勝てなくなって来たか・・・?
で、天皇杯ラウンド16の相手は京都か。仕組まれているんじゃないのか?という程に理想の相手との対戦になるが、特にあのスベり男は今からレッズとの対戦を待ちわびている事だろう。会場は何処か?新しく出来たサンガスタジアム行ってみたいなぁ。
余談だが、ユンカーが日本食でウドンが大のお気に入りと言い出して話題沸騰だが、考えたら埼玉県はウドン消費量が全国2位で、武蔵野ウドンとか有名だし、蕎麦どころの秩父地域を除いた県北はウドン文化が根付いているしなぁ。ただ断トツ1位の香川県とはかなり開きがあるけど(そのかわり香川県民はウドン喰い過ぎの炭水化物過剰摂取で糖尿病発生率も断トツ1位とか)。
しかしこれでレッズサポのウドン消費率がグンと上がったら、埼玉や関東のウドン業界は大喜びだろう。武藤効果でがってん寿司のRDC社がレッズのスポンサーになってくれたように、今度はユンカー効果でどっかのウドン業者もレッズのスポンサーになってくれないかなぁ。山田うどんは埼玉企業のくせに埼玉裏切って川崎のスポンサーやってるから、埼玉に寝返るなら今がチャンスだぞ!
ちなみに自分、関西出汁ならウドン派だが、真っ黒い関東出汁だと蕎麦派なんだよな。ユンカーがどっちの出汁のウドンを喰って美味いと言い出したのか気になる気になる気になる。
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天皇杯3回戦 浦和1-0相模原
得点/87分・ユンカー(浦)
主審=御厨貴文
観衆:4,528人/上限5,000人限定試合
浦和レッズ1-0SC相模原
~浦和駒場スタジアム
相模原からしたら、レッズのFW陣に対して人数を掛けてシュートすら撃たせない程に封じに封じて、狙い通りにドン引きカウンター狙いで徹底的にゴール前を固めていたのに、一瞬DFがフリーでボールを持ったところをユンカープレスでボールをかっ拐ってのゴールだもんな。レッズからしたら延長突入の可能性も出て来た時間帯も時間帯だから安堵のゴールとなったが、相模原からしたら後一歩のところまで来ていた戦略が、まさかのミスみたいな形から壊れてしまった無念の失点だろう。
レッズ加入以来驚異的な得点力で殆ど間を空けずにゴールを量産していたユンカーは、ここリーグ戦3試合、いよいよ相手に研究されて来ては超徹底マークを受けてゴールがストップしていただけに、今回はどんな形でも良いから、ゴールという結果を出してもらいたかった。どんなに素晴らしい点取り屋でも、得点から遠ざかってしまうと感覚が鈍るし、精神的にも良くないからね。そういう意味では今回、ユンカーが再び活躍するに向かっての景気付けのゴールである。
しっかし、相手がJ3だろうがJ2だろうが、2回戦の富山にしても、そして今回の相模原にしても、ゴール前でガチガチに守られると、パスが主体のサッカーだとやはり崩すのに一苦労だな。
加えて今回はボランチのビルドアップが絶望的に悪かった。その後ろで槙野が必死に良質のビルドアップを繰り返していたのとは対照的に、特に金子は中盤の底で無難なプレーばかり。まだ柴戸の方が積極的にパスを回せていたが、何れにしても金子は守備的なプレーは申し分ないが、前への意識というものが少な過ぎる。金子がなかなかレギュラーの座を掴めない原因がこれ。今のシステムではボランチが攻撃に絡めないと機能しないのだから、柴戸が出来るようになったプレーを早く金子が身に付けてもらいたいものだ。しかしそれを考えると、それがルーキーから出来ている伊藤敦って、やはり凄い選手なんだな・・・。
実際、後半にカウンターを喰らって大ピンチだったのを、槙野が必死に足を出してコーナーに逃れた場面や、相手のミドルがクロスバーを叩くなど、何れも決められていたら、果たしてどうなっていたかわからない内容だったのだから。
あとは山中の怪我の具合が気になる。倒れてすぐペケサインが出たものの、担架には乗らずに自分で歩いてはいたが、果たして・・・。
ならば今回は武藤こそ、と思っていても、武藤も最近さすがにキレが無くなって来たし。以前ならマークを交わせていた場面で、素直に潰される場面が目立ってきた。
うーん、興梠と武藤のコンビは、かつては日本人最強レベルの時代もあったんだけどな。さすがに年齢的な衰えにはいよいよ勝てなくなって来たか・・・?
で、天皇杯ラウンド16の相手は京都か。仕組まれているんじゃないのか?という程に理想の相手との対戦になるが、特にあのスベり男は今からレッズとの対戦を待ちわびている事だろう。会場は何処か?新しく出来たサンガスタジアム行ってみたいなぁ。
余談だが、ユンカーが日本食でウドンが大のお気に入りと言い出して話題沸騰だが、考えたら埼玉県はウドン消費量が全国2位で、武蔵野ウドンとか有名だし、蕎麦どころの秩父地域を除いた県北はウドン文化が根付いているしなぁ。ただ断トツ1位の香川県とはかなり開きがあるけど(そのかわり香川県民はウドン喰い過ぎの炭水化物過剰摂取で糖尿病発生率も断トツ1位とか)。
しかしこれでレッズサポのウドン消費率がグンと上がったら、埼玉や関東のウドン業界は大喜びだろう。武藤効果でがってん寿司のRDC社がレッズのスポンサーになってくれたように、今度はユンカー効果でどっかのウドン業者もレッズのスポンサーになってくれないかなぁ。山田うどんは埼玉企業のくせに埼玉裏切って川崎のスポンサーやってるから、埼玉に寝返るなら今がチャンスだぞ!
ちなみに自分、関西出汁ならウドン派だが、真っ黒い関東出汁だと蕎麦派なんだよな。ユンカーがどっちの出汁のウドンを喰って美味いと言い出したのか気になる気になる気になる。
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天皇杯3回戦 浦和1-0相模原
得点/87分・ユンカー(浦)
主審=御厨貴文
観衆:4,528人/上限5,000人限定試合
2021年 J1リーグ第21節
ベガルタ仙台0-0浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
おかしいな、埼スタではいつも失点しまくりんぐで半ばお笑いキーパー化してくれていた仙台のスウォビィクだが、ユアスタになると失点しまくりんぐところか、ガッチリとゴールマウスに立ちはだかり、全くゴールを割らせてくれなかったじゃないか。
尤も最初の右サイドからのクロスを受けたユンカーの決定的なヘッドはスウォビィクのスーパーセーブだが、その他の決定的なシュートは、シュートそのものがキーパーの正面とか守備範囲に飛んでおり、つまりシュートそのものも、もう少しどうにかならなかったのかな、という部分もあったが、まあシュート自体は何度も枠に行っていたのは良かった部分だし、スウォビィクのポジショニングも上手かったというところもあるかな。それとやはり、仙台のドン引き守備に、苦しいシュートを迫られた部分はあった。
ただ、それでも幾度も決定的なシュートまでは持ち込んだ辺りは、以前に比べたら、チームとしても個人としても、かなり惜しい崩しまでは出来ていたという事。本当に、最後の微妙なボタンの掛け違いというか、フィニッシュ直前の微妙なズレが、ややパンチに欠けるというか弱いフィニッシュを招いていたとも言える。そしてどこかで1本でも決めていたら、元々レッズ相手に総崩れ癖も持ち合わせているスウォビィクと仙台だけに、その先が全く違う試合展開になっていた可能性もあったが・・・。
でも途中から投入された興梠なんて、ポストプレーから鋭く裏への抜け出しから反転シュートなど、年齢的に衰えて来ているとはいえ、それでもまだまだ凄い上手い選手なんだなぁと、こういうプレーを見ると、改めて認識してしまう。
ここ数試合いよいよ研究され始めたユンカーが徹底過ぎる程のマークを受けて連続ゴールの勢いが一旦ストップしている今、最近は小泉の縦へのパス出しも活性化して来た訳だし、ここでストライカーとしての興梠が完全に復活してくれたら、チームとして本当に大きいんだけどね。
でもこれ、逆に考えたら、この流れからしたら、例年ならば、最終的に鬼門ユアスタ独特の雰囲気にやられていたかもしれない。攻めながら、チャンスを作りながら、決定的なシュートを放ちながら、それでも決められずは同じだが、以前ならばそこから一瞬の隙を突かれてカウンターからやられていただろう。実際その危ない場面は何度か有った訳だし。
しかし今季の生まれ変わったレッズは、そこを徹底した守備への切り替えの速さ、守備への高い意識、ファール覚悟でも早い段階で相手を潰す強かさ、衰えなかった運動量、途切れなかった集中力によって、仙台の狙いだったカウンターをも阻止したのも事実である。この部分は明確にチームとしてサッカーが出来ている証拠であり、つまり成長の証である。
ただ願わくば、今回だけは大量得点で勝ちたかったな。湘南戦の彩艶問題で、Jリーグから理不尽な形で2得点を没収されたばかり。この一方にだけ責任と罰を押し付けて、管理責任があるJリーグ側には何のお咎めも無し。この理不尽な怒りを、(仙台に恨みは無いけど)この仙台戦にぶつけて、理不尽に奪われたものを、失ったものを取り戻したかった。しかし、結局は今回は、それが出来なかった。ゴールを奪えなかった。実に無念である。
でも逆境に強いレッズは、今回は及ばずとも、以降の試合で、また失ったものを取り戻してくれると、切に信じているが・・・。
しかし上記に触れたが、湘南戦の処分問題で、未だにJリーグの愚行に対する怒りが収まらん。
内閣→省庁や企業に罰や責任を押し付けて知らん顔。
政治家→秘書や官僚に罰や責任を押し付けて知らん顔。
役員→部下や下請けに罰や責任を押し付けて知らん顔。
Jリーグ→クラブに罰や責任を押し付けて知らん顔。
Jリーグのやってる事って、日本社会の糞な体質と全く同じじゃん。
あ、でも村井マンって、企業や官僚はおろか内閣や首相まで揺るがす戦後最悪の企業犯罪と言われた、あの大贈収賄事件を起こした当時のリクルートの営業マン出身だから、こんなの当たり前だと思っているんだろうな。これで何が百年構想だ?笑わせんなっつーの。
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J1リーグ第21節 仙台0-0浦和
主審=今村義朗
観衆:8,243人/上限10,000人限定試合
ベガルタ仙台0-0浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
おかしいな、埼スタではいつも失点しまくりんぐで半ばお笑いキーパー化してくれていた仙台のスウォビィクだが、ユアスタになると失点しまくりんぐところか、ガッチリとゴールマウスに立ちはだかり、全くゴールを割らせてくれなかったじゃないか。
尤も最初の右サイドからのクロスを受けたユンカーの決定的なヘッドはスウォビィクのスーパーセーブだが、その他の決定的なシュートは、シュートそのものがキーパーの正面とか守備範囲に飛んでおり、つまりシュートそのものも、もう少しどうにかならなかったのかな、という部分もあったが、まあシュート自体は何度も枠に行っていたのは良かった部分だし、スウォビィクのポジショニングも上手かったというところもあるかな。それとやはり、仙台のドン引き守備に、苦しいシュートを迫られた部分はあった。
ただ、それでも幾度も決定的なシュートまでは持ち込んだ辺りは、以前に比べたら、チームとしても個人としても、かなり惜しい崩しまでは出来ていたという事。本当に、最後の微妙なボタンの掛け違いというか、フィニッシュ直前の微妙なズレが、ややパンチに欠けるというか弱いフィニッシュを招いていたとも言える。そしてどこかで1本でも決めていたら、元々レッズ相手に総崩れ癖も持ち合わせているスウォビィクと仙台だけに、その先が全く違う試合展開になっていた可能性もあったが・・・。
でも途中から投入された興梠なんて、ポストプレーから鋭く裏への抜け出しから反転シュートなど、年齢的に衰えて来ているとはいえ、それでもまだまだ凄い上手い選手なんだなぁと、こういうプレーを見ると、改めて認識してしまう。
ここ数試合いよいよ研究され始めたユンカーが徹底過ぎる程のマークを受けて連続ゴールの勢いが一旦ストップしている今、最近は小泉の縦へのパス出しも活性化して来た訳だし、ここでストライカーとしての興梠が完全に復活してくれたら、チームとして本当に大きいんだけどね。
でもこれ、逆に考えたら、この流れからしたら、例年ならば、最終的に鬼門ユアスタ独特の雰囲気にやられていたかもしれない。攻めながら、チャンスを作りながら、決定的なシュートを放ちながら、それでも決められずは同じだが、以前ならばそこから一瞬の隙を突かれてカウンターからやられていただろう。実際その危ない場面は何度か有った訳だし。
しかし今季の生まれ変わったレッズは、そこを徹底した守備への切り替えの速さ、守備への高い意識、ファール覚悟でも早い段階で相手を潰す強かさ、衰えなかった運動量、途切れなかった集中力によって、仙台の狙いだったカウンターをも阻止したのも事実である。この部分は明確にチームとしてサッカーが出来ている証拠であり、つまり成長の証である。
ただ願わくば、今回だけは大量得点で勝ちたかったな。湘南戦の彩艶問題で、Jリーグから理不尽な形で2得点を没収されたばかり。この一方にだけ責任と罰を押し付けて、管理責任があるJリーグ側には何のお咎めも無し。この理不尽な怒りを、(仙台に恨みは無いけど)この仙台戦にぶつけて、理不尽に奪われたものを、失ったものを取り戻したかった。しかし、結局は今回は、それが出来なかった。ゴールを奪えなかった。実に無念である。
でも逆境に強いレッズは、今回は及ばずとも、以降の試合で、また失ったものを取り戻してくれると、切に信じているが・・・。
しかし上記に触れたが、湘南戦の処分問題で、未だにJリーグの愚行に対する怒りが収まらん。
内閣→省庁や企業に罰や責任を押し付けて知らん顔。
政治家→秘書や官僚に罰や責任を押し付けて知らん顔。
役員→部下や下請けに罰や責任を押し付けて知らん顔。
Jリーグ→クラブに罰や責任を押し付けて知らん顔。
Jリーグのやってる事って、日本社会の糞な体質と全く同じじゃん。
あ、でも村井マンって、企業や官僚はおろか内閣や首相まで揺るがす戦後最悪の企業犯罪と言われた、あの大贈収賄事件を起こした当時のリクルートの営業マン出身だから、こんなの当たり前だと思っているんだろうな。これで何が百年構想だ?笑わせんなっつーの。
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J1リーグ第21節 仙台0-0浦和
主審=今村義朗
観衆:8,243人/上限10,000人限定試合
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男性
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埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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