浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2021年 天皇杯2回戦
浦和レッズ1-0カターレ富山
~浦和駒場スタジアム
夏日に突入したタイミングで、東ゴール裏でも取り分け通気性が悪いところに振り分けられた・・・。
富山は現在J3首位だから、それなりにしぶといだろうとは思っていたんだけど、それにしても予想していた以上に粘られたというか、苦しめられたというか、本来ならば早い段階で先制しては、もっと楽な展開にしなければいけなかったんだけど。
技術もスピードも、それこそ組織力もレッズが圧倒的に上なのは明らかなんだけど、唯一レッズが負けていた点がフィジカルで、富山ってフィジカルが強い選手が多かった印象。よく考えたら、監督が石崎氏だからか?この監督、確かフィジカルを鍛え上げるのには定評があったように記憶しているが。だから肉弾戦に持ち込まれると、たとえばフィジカルがそんなに強くない小泉やユンカーだと、身体を当てられるだけで吹き飛ばされてボールロストする繰り返しだったな。加えて富山はそのフィジカル任せにラフなファールを連発してくれるもんだから、レッズの選手は痛む痛む。デンが相手の大野って選手にブチ切れていたけど、同じ選手に2回もラフなファールやられたら、そりゃ怒るわな。
久々に起用された大久保も相手のフィジカルにやられて痛んでいたが、大久保は元々スペ体質だけにヒヤッとしたよ。その大久保、山中とのコンビネーションから裏への抜け出し、ボールの受け方は良かったんだけど、そこから先で必ず足を止めてしまいブレーキになる繰り返し。本来ならばそこから得意のドリブルで仕掛けなければいけない場面、前に1人でも相手が居ると、どうしても足を止めてしまう。いくら年季の差があるとはいえ、何度相手守備網に引っ掛かっても仕掛ける事をやめない達也2号とは、同じドリブラーでもえらい違い。せっかくアピールの場を与えられながら、これでは自らの武器をいつ見せるんだ?という消極的な前半。
既に去年から特別指定であり即戦力にならなければいけない大卒ルーキーが、鳴り物入りで加入した大卒ルーキーが、2つもカテゴリーが下の相手に、このままで良いのか!?悔しくないのか!?・・・と、滝沢先生張りにハーフタイムにリカルドに喝を入れられたかどうかはわからんが、これがユンカーの決勝点に繋がった、最後の最後の交代させられる直前の爆発したかのようなドリブル突破に繋がったのならば幸いである。普通ならばハーフタイムで交代させられていた前半の出来、しかしその大久保を我慢して使い続けたリカルドの粘り勝ちかな。このアシストでチームメイトとから厚く祝福されていた大久保の姿、良かったな。
そしてユンカーは決めるのが仕事だから、これで良いのだ。さすがユンカーなのだ。
浦和レッズ1-0カターレ富山
~浦和駒場スタジアム
夏日に突入したタイミングで、東ゴール裏でも取り分け通気性が悪いところに振り分けられた・・・。
富山は現在J3首位だから、それなりにしぶといだろうとは思っていたんだけど、それにしても予想していた以上に粘られたというか、苦しめられたというか、本来ならば早い段階で先制しては、もっと楽な展開にしなければいけなかったんだけど。
技術もスピードも、それこそ組織力もレッズが圧倒的に上なのは明らかなんだけど、唯一レッズが負けていた点がフィジカルで、富山ってフィジカルが強い選手が多かった印象。よく考えたら、監督が石崎氏だからか?この監督、確かフィジカルを鍛え上げるのには定評があったように記憶しているが。だから肉弾戦に持ち込まれると、たとえばフィジカルがそんなに強くない小泉やユンカーだと、身体を当てられるだけで吹き飛ばされてボールロストする繰り返しだったな。加えて富山はそのフィジカル任せにラフなファールを連発してくれるもんだから、レッズの選手は痛む痛む。デンが相手の大野って選手にブチ切れていたけど、同じ選手に2回もラフなファールやられたら、そりゃ怒るわな。
久々に起用された大久保も相手のフィジカルにやられて痛んでいたが、大久保は元々スペ体質だけにヒヤッとしたよ。その大久保、山中とのコンビネーションから裏への抜け出し、ボールの受け方は良かったんだけど、そこから先で必ず足を止めてしまいブレーキになる繰り返し。本来ならばそこから得意のドリブルで仕掛けなければいけない場面、前に1人でも相手が居ると、どうしても足を止めてしまう。いくら年季の差があるとはいえ、何度相手守備網に引っ掛かっても仕掛ける事をやめない達也2号とは、同じドリブラーでもえらい違い。せっかくアピールの場を与えられながら、これでは自らの武器をいつ見せるんだ?という消極的な前半。
既に去年から特別指定であり即戦力にならなければいけない大卒ルーキーが、鳴り物入りで加入した大卒ルーキーが、2つもカテゴリーが下の相手に、このままで良いのか!?悔しくないのか!?・・・と、滝沢先生張りにハーフタイムにリカルドに喝を入れられたかどうかはわからんが、これがユンカーの決勝点に繋がった、最後の最後の交代させられる直前の爆発したかのようなドリブル突破に繋がったのならば幸いである。普通ならばハーフタイムで交代させられていた前半の出来、しかしその大久保を我慢して使い続けたリカルドの粘り勝ちかな。このアシストでチームメイトとから厚く祝福されていた大久保の姿、良かったな。
そしてユンカーは決めるのが仕事だから、これで良いのだ。さすがユンカーなのだ。
気になったのは、ボランチの阿部と金子のコンビがややバランスが悪くて、そのボランチからのビルドアップがイマイチだったのが攻撃が機能し難かった一因か。交代策から小泉を一列下げたら多少良くなったけど。また頼みの西がミスが少し目立った。何かいつもより疲れていた印象。
しかし、西部があんなに頑張らなければ、もう少しゴールネットを揺らせていた部分はあったんだけど、西部にしてみたらプロのキャリアをスタートさせた古巣相手に、しかもJ2時代ではあったがプロ初出場を果たした思い出深い駒場で、まさか長い時を経て富山の一員として駒場に戻って来るとは当時は思っていなかっただろうが、これも妙な巡り合わせなのか、そんな心情からか西部は尚更頑張っちゃったんだろうな。敵ながら天晴れな姿だった。
21年前のあの日の駒場で、西部のプロデビューを目の前で観た自分としても感慨深いものがあったが、しかし西部のプレー内容を見るに、まだまだJ3に居るのは勿体無い気がしたな。思えば西部はレッズが高校時代にスカウトする際に、横山謙三氏から「(他の選手は獲れなくても西部だけは)何が何でも獲れ」と言わしめた逸材。レッズでも少しだけ時代が違っていたら、またJ1復帰初年度の迷走が無かったら、もしかしたらレッズでもっと素晴らしい結果を残せた筈である。それは西部がレッズを出てからの様々なクラブでの高い実績が物語っている。あれから二十数年、さすがにJ1とは言わないが、まだまだJ2でもじゅうぶん通用するんじゃないかな?
と、駒場となると、色々と昔の事が走馬灯のようにグルグル頭の中の記憶が蘇って来るが、そんな駒場でギリギリではあったが、勝てて良かった。一歩間違えたら、という場面を富山に2度3度作られていたのは事実だし、いや富山は普通にしぶとく強かったよ。J3とはいえ首位に居るのが府に落ちた内容だった。富山サポもコロナ禍で大変な時に遥々埼玉まで来てくれて感謝。やはり出島に相手サポーターが居る光景は駒場らしくて良いね。
レッズはJ1の貫禄を見せたかったが、貫禄というよりは結構苦しんだ挙げ句に何とか勝ったようなもの。最終的には安堵の勝利となった。
天皇杯3回戦の相手は相模原か。開幕前のトレーニングマッチ以来の再戦だな。今度は相模原のホームでやりたいな~、なんて思ったけど、考えたら相模原のホームスタジアムってキャパ6千人強だから、仮に来月も蔓防が延長されていたら駒場のチケット争奪戦以上の争いになるから発言取り消し。しかしこれで熊谷とかになったらどうしよう。過去にも、何故このタイミングで、何故この相手で熊谷開催?ってのが何度かあったように、日本サッカー協会ってどっか考え方がトンチンカンなとこあるからな。しかもJ3に落ちそうなお隣のオレンジ色のチームに今季の熊谷開催が皆無な点も足を引っ張られそう。う、何か嫌な予感がしてきた・・・。
それはともかくとして、さて次はルヴァンだが、中3日で再び駒場だけに、日曜日はアウェーゴールのアドバンテージを生かして、もう少し余裕を持った勝ち方を見たい。
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天皇杯2回戦 浦和1-0富山
得点/80分・ユンカー(浦)
主審=笠原寛貴
観衆:4,269人/上限5,000人限定試合
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2021年 YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦
ヴィッセル神戸1-2浦和レッズ
~ノエビアスタジアム神戸
サッカーとは何が起こるかわからないとは、ありきたりな言い方にもなってしまうが、前半から殆どボールを保持していた神戸が、殆どチャンスを作れなかったレッズに、限りなく少ないチャンスと手痛いミスで失点してゲームを壊してしまうのだから、いや本当にサッカーは何が起こるかわからないってなもんだよ、お前さん。
・・・何故江戸っ子口調になっとるのか自分でも意味不明だが(まあ両親とも東京産まれの東京育ちだけど)、それはともかくとして、開始早々にコーナーからいきなり失点した時はオイオイと思ったものの、時間帯が時間帯だから全然焦る必要は無いから大丈夫だろうと思ったら、その後も永遠に続くかと思われた神戸のボール保持に苦しめられ、レッズはシュートどころかボールを奪うのも一苦労な展開。
先月の神戸とのリーグ戦も確かに前半は内容が良くなかったが、あの時は後半勝負の戦略意図が見えたからたいして心配していなかったが、今回は単純に神戸の鳥籠パス回しにボールが奪えないママなんじゃないのか?という実に怪しい状況。このまま前半終了か?リカルド、ハーフタイムに修正頼むぜ!と思った矢先のロスタイム同点ゴールという・・・!
(まあ殆どの選手がそうだったけど)前半殆ど目立っていなかった達也2号のマイナスのパスから、何故かドフリーでエリア内に詰めた伊藤敦の綺麗なゴール。達也2号のアシストが良かったが、繰り返すがフリーでボックス中央に侵入し、マニュアル通りにゴールへ叩き込んだ伊藤敦の冷静さ。伊藤敦って日立台でのルヴァンのボレーもそうだったし、何時だったか味方のオフサイドで取り消された幻のゴールの時もそうだったけど、とにかくシュートを吹かさず冷静に綺麗に決めるよね。意外と言っては何だが、かなりシュート技術があるのかな。同じボランチでもよく宇宙開発していたあの人とは違、あ、いや、コホンコホン。
しかし、これが前半唯一のシュートである。前半唯一ワンチャンをモノにした形だが、つまり前半シュート1本で1点。前半シュート成功率パーフェクトじゃん!・・・喜んで良いのかどうかは複雑だが。
で、ハーフタイムに修正して来ると思っていたんだけど、確かに修正は入ったのだろうけれど、それでもぶっちゃけ前半に比べたら幾らか毛が生えた程度である。運動量が増えてボールに対する寄せが早くなり、少し囲い混みの意図が増えた位か。基本的には相変わらずボールに対する気が淡白というか、やはり流れはそんなに良くない。これは追加点を奪うのは一苦労かなー?と思っていた矢先に、相手のとんでもねーミスから逆転ゴールという・・・!!
山口蛍の何でもないバックパスを、受けようとした菊池が芝に躓いてボールを逃して、それをサラッと拾った興梠がループシュートで追加点という、嘘のような奇跡のような形である。あまりにポカーンなミスで、一瞬コントかと思った。
そもそも山口蛍は余裕があったのに何であれを前に出さずに不用意にバックパスをしたんだ?という話にもなるが、躓く菊池も菊池で見事なサンキューとしか言い様がないが、しかしそれをしっかり見逃さない興梠の嗅覚があればこそである。シュートそのものはキーパーの位置を冷静に見ての技術の高いもの。興梠らしいループシュートだった。
余談だが、この菊池という選手は代表に推す人が多いほど評価が高いのに、何故かレッズと対戦する度に何かやらかすのな。レッズが菊池の代表入りを阻みまくっているんじゃなかろうか?(苦笑)
結局これが決勝点という、あれ?考えたら後半もレッズはこのゴールが唯一のシュートか?つまり前後半合わせてシュート2本?それで2ゴールか。つまり試合通してシュート成功率パーフェクトじゃん!!素晴らしい決定率!・・・って、繰り返すけど、これを素直に喜んで良いものなのかどうか、実に評価が難しいのではあるが・・・。
まあでも、この低内容で最低限の1失点で、逆に貴重なアウェーゴールを2つも奪ってホームに帰れるのだから、今回はそれだけでワッショイだろうて、お前さん。
ちなみに自分、しばらくリーグ戦は無いから、ユンカーも小泉も先発で使ってくるかと思ったが、蓋を開けてみたら2人ともベンチにも入れなかったね。ユンカーは名古屋戦で肩を痛めた影響?と思ったけど練習には普通に出ているみたいだし。
まあ普通に考えたらユンカーと小泉は、中2日で迎える天皇杯に回す考えかな?相手の富山はJ3とはいえ、現在そのJ3リーグで首位だから決して侮れない相手だし。それを考えると今回、ユンカーと小泉を出さないで勝てたのも大きいな。
彩艶が代表選出で不在の中、西川が居るってのも実に安心感があるし。その西川も今回2度のスーパーセーブありで、まだまだ彩艶に負けないぞという闘志を見せてくれたし。あとはショルツ獲得で同じ助っ人として心中穏やかではないであろうデンが、今回のように良い動きを次も更に見せて奮起してくれたらと思う。それだけにデンは90分保たずに後半途中に足を吊ったか痛めたかで途中で下がってしまったのがちょっと残念だったが・・・。
さて次から駒場で2試合。久々の駒場、楽しみである。今季は新加入選手が多いし、勿論リカルドも初の駒場での指揮になる。それらに昔のレッズのホームスタジアムを体験させるに貴重な試合。つまり8月に控える駒場でのリーグ戦の前哨戦にもなる訳だ。
でも先ずは、駒場を知らない選手とリカルドに、駒場のレトロ感を楽しんでもらおう。
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YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦 神戸1-2浦和
得点/3分・ドウグラス(神)、45+1分・伊藤敦(浦)、71分・興梠(浦)
主審=西村雄一
観衆:4,720人/上限5,000人限定試合
ヴィッセル神戸1-2浦和レッズ
~ノエビアスタジアム神戸
サッカーとは何が起こるかわからないとは、ありきたりな言い方にもなってしまうが、前半から殆どボールを保持していた神戸が、殆どチャンスを作れなかったレッズに、限りなく少ないチャンスと手痛いミスで失点してゲームを壊してしまうのだから、いや本当にサッカーは何が起こるかわからないってなもんだよ、お前さん。
・・・何故江戸っ子口調になっとるのか自分でも意味不明だが(まあ両親とも東京産まれの東京育ちだけど)、それはともかくとして、開始早々にコーナーからいきなり失点した時はオイオイと思ったものの、時間帯が時間帯だから全然焦る必要は無いから大丈夫だろうと思ったら、その後も永遠に続くかと思われた神戸のボール保持に苦しめられ、レッズはシュートどころかボールを奪うのも一苦労な展開。
先月の神戸とのリーグ戦も確かに前半は内容が良くなかったが、あの時は後半勝負の戦略意図が見えたからたいして心配していなかったが、今回は単純に神戸の鳥籠パス回しにボールが奪えないママなんじゃないのか?という実に怪しい状況。このまま前半終了か?リカルド、ハーフタイムに修正頼むぜ!と思った矢先のロスタイム同点ゴールという・・・!
(まあ殆どの選手がそうだったけど)前半殆ど目立っていなかった達也2号のマイナスのパスから、何故かドフリーでエリア内に詰めた伊藤敦の綺麗なゴール。達也2号のアシストが良かったが、繰り返すがフリーでボックス中央に侵入し、マニュアル通りにゴールへ叩き込んだ伊藤敦の冷静さ。伊藤敦って日立台でのルヴァンのボレーもそうだったし、何時だったか味方のオフサイドで取り消された幻のゴールの時もそうだったけど、とにかくシュートを吹かさず冷静に綺麗に決めるよね。意外と言っては何だが、かなりシュート技術があるのかな。同じボランチでもよく宇宙開発していたあの人とは違、あ、いや、コホンコホン。
しかし、これが前半唯一のシュートである。前半唯一ワンチャンをモノにした形だが、つまり前半シュート1本で1点。前半シュート成功率パーフェクトじゃん!・・・喜んで良いのかどうかは複雑だが。
で、ハーフタイムに修正して来ると思っていたんだけど、確かに修正は入ったのだろうけれど、それでもぶっちゃけ前半に比べたら幾らか毛が生えた程度である。運動量が増えてボールに対する寄せが早くなり、少し囲い混みの意図が増えた位か。基本的には相変わらずボールに対する気が淡白というか、やはり流れはそんなに良くない。これは追加点を奪うのは一苦労かなー?と思っていた矢先に、相手のとんでもねーミスから逆転ゴールという・・・!!
山口蛍の何でもないバックパスを、受けようとした菊池が芝に躓いてボールを逃して、それをサラッと拾った興梠がループシュートで追加点という、嘘のような奇跡のような形である。あまりにポカーンなミスで、一瞬コントかと思った。
そもそも山口蛍は余裕があったのに何であれを前に出さずに不用意にバックパスをしたんだ?という話にもなるが、躓く菊池も菊池で見事なサンキューとしか言い様がないが、しかしそれをしっかり見逃さない興梠の嗅覚があればこそである。シュートそのものはキーパーの位置を冷静に見ての技術の高いもの。興梠らしいループシュートだった。
余談だが、この菊池という選手は代表に推す人が多いほど評価が高いのに、何故かレッズと対戦する度に何かやらかすのな。レッズが菊池の代表入りを阻みまくっているんじゃなかろうか?(苦笑)
結局これが決勝点という、あれ?考えたら後半もレッズはこのゴールが唯一のシュートか?つまり前後半合わせてシュート2本?それで2ゴールか。つまり試合通してシュート成功率パーフェクトじゃん!!素晴らしい決定率!・・・って、繰り返すけど、これを素直に喜んで良いものなのかどうか、実に評価が難しいのではあるが・・・。
まあでも、この低内容で最低限の1失点で、逆に貴重なアウェーゴールを2つも奪ってホームに帰れるのだから、今回はそれだけでワッショイだろうて、お前さん。
ちなみに自分、しばらくリーグ戦は無いから、ユンカーも小泉も先発で使ってくるかと思ったが、蓋を開けてみたら2人ともベンチにも入れなかったね。ユンカーは名古屋戦で肩を痛めた影響?と思ったけど練習には普通に出ているみたいだし。
まあ普通に考えたらユンカーと小泉は、中2日で迎える天皇杯に回す考えかな?相手の富山はJ3とはいえ、現在そのJ3リーグで首位だから決して侮れない相手だし。それを考えると今回、ユンカーと小泉を出さないで勝てたのも大きいな。
彩艶が代表選出で不在の中、西川が居るってのも実に安心感があるし。その西川も今回2度のスーパーセーブありで、まだまだ彩艶に負けないぞという闘志を見せてくれたし。あとはショルツ獲得で同じ助っ人として心中穏やかではないであろうデンが、今回のように良い動きを次も更に見せて奮起してくれたらと思う。それだけにデンは90分保たずに後半途中に足を吊ったか痛めたかで途中で下がってしまったのがちょっと残念だったが・・・。
さて次から駒場で2試合。久々の駒場、楽しみである。今季は新加入選手が多いし、勿論リカルドも初の駒場での指揮になる。それらに昔のレッズのホームスタジアムを体験させるに貴重な試合。つまり8月に控える駒場でのリーグ戦の前哨戦にもなる訳だ。
でも先ずは、駒場を知らない選手とリカルドに、駒場のレトロ感を楽しんでもらおう。
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YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦 神戸1-2浦和
得点/3分・ドウグラス(神)、45+1分・伊藤敦(浦)、71分・興梠(浦)
主審=西村雄一
観衆:4,720人/上限5,000人限定試合
2021年 J1リーグ第17節
浦和レッズ0-0名古屋グランパス
~埼玉スタジアム2002
ああああ、昼間まで実に良い天候だったのに、開門時間が近付くに連れて嫌な雲が上空を覆って来ては雨は降って来るし、雨だけなら良いものを風も強くなりたまに横殴りの雨になるし、おまけに雷まで鳴る始末で、それがスタジアムに入って収まったと思って安心していたら、今度は選手ウォーミングアップが進むに連れてまたポツポツ来てはハウス・オブ・ラブ直前でバケツをひっくり返したような土砂降り。しかし奇跡かそれが試合開始直前に止んだと思ったら、今度は試合終了が近付くに連れてまたボタボタ降ってくるという、実にジメジメしたスタジアムであった。
だから試合内容もちょっとジメジメした部分があったというか、前半は名古屋に圧されっぱなしの時間帯が多く、マテウスのスピードを止めるのに躍起になっていると中央が疎かになり次々にバイタルを破られるし、吉田豊には右サイドを引っ掻き回されるし、いざボールをキープしようにも肉弾戦に持ち込まれて小泉は窮屈にマークを剥がすのが精一杯で、柴戸は削られまくって痛そうだったし、槙野と岩波、特に岩波はクリアボールが尽く相手へのプレゼントパスになるし、そうやって雨霰のようにボールを放り込まれては、柿谷には決定的な背面シュートを喰らい、山崎にもヤバいシュートを許すしで、それでも何とかブロックを敷いて寸手で跳ね返し、また彩艶の2度のスーパーセーブありで、それでも無失点が奇跡的な前半であった。
スタメンの武田に期待したんだけど、そもそも武田までボールが渡らないというか、いざボールを持つと素早く2人、3人で囲んで来るしで、ユンカーへのカウンタースルーパスで見せ場も作ったんだけど、今回は緻密な守備の名古屋相手には、まだまだ経験が足りない部分も見せてしまったかな。試合中や給水中にユンカーが手振り身ぶり交えて武田と色々話をしていただけに、我慢して使い続けていたらホットラインが開通するかと期待していたから、前半限りでの交代は勿体なかったが、まあ今回は仕方がない。
ボランチに伊藤敦を入れてカバーリング力を増やして柴戸の負担を減らした上で、小泉を前に上げて、速いパスを多様しながら連動する動きが奏功してポゼッションが向上したのが後半。これで名古屋にボールを持たれる回数も減りピンチも激減したが、それでもユンカーまでの道はなかなか開通しない。名古屋のユンカーへの徹底マークが全く緩まなかった。守備のマッシモだけあって、名古屋はこういうところはしっかりしている。かわりにカウンターからの関根の2つのシュート、どちらかでも枠を捉えられていたら・・・。
そんな中、自身になかなかボールが回って来ないユンカーは、今回は痺れを切らしてついに自分からボールを受ける動きが出て来たし。これをやると周りは助かるが、しかしこれをやってしまうと杉本の二の舞になるから、ユンカーには終始前に構えていてほしかった。汰木からのあと一歩の横パスもギリギリでコーナーに切られてしまったし。惜しかったが。
結果的にスコアレスドロー。さてこれをどう見るか。タレント補強も贅沢に行っては今のところ2位の名古屋相手に、中位のレッズがやるゲームとして考えると、妥当・・・?
いやただ名古屋には長らく勝てていない上に、去年も名古屋相手に悲惨な内容からして、今季新しいチームになり、今ようやく中位レベルのチームにも通用するようになって来た感がある成長段階のチームが2位相手に得た結果は、個人的には妥当以上のものはあったかな。普通ならば力負けをしていても不思議ではない相手である。それをチームとして相手に臆する事なく、特に後半は自分たちのサッカーで凌いだ事は、やはり成長の証だと見て良いと思う。
確かに無得点は不完全燃焼だが、繰り返すが守備のマッシモ名古屋に無得点は、ここはある意味で妥当であり、また無得点は名古屋とて同じ。逆に決して守備が良いとは言えないレッズから、前線にもタレントを揃えながら前半ビッグチャンスを連発しての無得点という意味では、名古屋の方が不完全燃焼以上に不完全燃焼に感じている事だろう。終盤に出て来た長澤も逆ワルやられたらどうしようと思ったら、全然目立った動きなく何処に居るのかよくわからなかったし。
またついに連続得点が途絶えたユンカーも、これは何時かは途切れるものだから、ここは仕方がない。
チームが新戦力も迎えながらいよいよ力を付けて来た中で、中・上位と過密日程で当たる試練の3連戦と銘打った神戸、広島、名古屋相手に計1勝2分の勝ち点5。負けはしなかった。五分以上の結果は得られた。
うん、まあ悪くはないと思う。改めて妥当以上の内容と結果は得られたと思うよ。やはりチームは着実に前に進んでいる事は、この3連戦で改めて認識できた。
ここでリーグ戦は次まで20日以上も日が空くのがつまらないが、ここは代わりにルヴァンと天皇杯で、若手の底上げなどを狙いつつリーグ戦に備えるしかない。アウェーを挟んで久々の駒場2連戦、ここはやはり楽しみである。
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J1リーグ第17節 浦和0-0名古屋
主審=谷本 涼
観衆:4,685人/上限5,000人限定試合
浦和レッズ0-0名古屋グランパス
~埼玉スタジアム2002
ああああ、昼間まで実に良い天候だったのに、開門時間が近付くに連れて嫌な雲が上空を覆って来ては雨は降って来るし、雨だけなら良いものを風も強くなりたまに横殴りの雨になるし、おまけに雷まで鳴る始末で、それがスタジアムに入って収まったと思って安心していたら、今度は選手ウォーミングアップが進むに連れてまたポツポツ来てはハウス・オブ・ラブ直前でバケツをひっくり返したような土砂降り。しかし奇跡かそれが試合開始直前に止んだと思ったら、今度は試合終了が近付くに連れてまたボタボタ降ってくるという、実にジメジメしたスタジアムであった。
だから試合内容もちょっとジメジメした部分があったというか、前半は名古屋に圧されっぱなしの時間帯が多く、マテウスのスピードを止めるのに躍起になっていると中央が疎かになり次々にバイタルを破られるし、吉田豊には右サイドを引っ掻き回されるし、いざボールをキープしようにも肉弾戦に持ち込まれて小泉は窮屈にマークを剥がすのが精一杯で、柴戸は削られまくって痛そうだったし、槙野と岩波、特に岩波はクリアボールが尽く相手へのプレゼントパスになるし、そうやって雨霰のようにボールを放り込まれては、柿谷には決定的な背面シュートを喰らい、山崎にもヤバいシュートを許すしで、それでも何とかブロックを敷いて寸手で跳ね返し、また彩艶の2度のスーパーセーブありで、それでも無失点が奇跡的な前半であった。
スタメンの武田に期待したんだけど、そもそも武田までボールが渡らないというか、いざボールを持つと素早く2人、3人で囲んで来るしで、ユンカーへのカウンタースルーパスで見せ場も作ったんだけど、今回は緻密な守備の名古屋相手には、まだまだ経験が足りない部分も見せてしまったかな。試合中や給水中にユンカーが手振り身ぶり交えて武田と色々話をしていただけに、我慢して使い続けていたらホットラインが開通するかと期待していたから、前半限りでの交代は勿体なかったが、まあ今回は仕方がない。
ボランチに伊藤敦を入れてカバーリング力を増やして柴戸の負担を減らした上で、小泉を前に上げて、速いパスを多様しながら連動する動きが奏功してポゼッションが向上したのが後半。これで名古屋にボールを持たれる回数も減りピンチも激減したが、それでもユンカーまでの道はなかなか開通しない。名古屋のユンカーへの徹底マークが全く緩まなかった。守備のマッシモだけあって、名古屋はこういうところはしっかりしている。かわりにカウンターからの関根の2つのシュート、どちらかでも枠を捉えられていたら・・・。
そんな中、自身になかなかボールが回って来ないユンカーは、今回は痺れを切らしてついに自分からボールを受ける動きが出て来たし。これをやると周りは助かるが、しかしこれをやってしまうと杉本の二の舞になるから、ユンカーには終始前に構えていてほしかった。汰木からのあと一歩の横パスもギリギリでコーナーに切られてしまったし。惜しかったが。
結果的にスコアレスドロー。さてこれをどう見るか。タレント補強も贅沢に行っては今のところ2位の名古屋相手に、中位のレッズがやるゲームとして考えると、妥当・・・?
いやただ名古屋には長らく勝てていない上に、去年も名古屋相手に悲惨な内容からして、今季新しいチームになり、今ようやく中位レベルのチームにも通用するようになって来た感がある成長段階のチームが2位相手に得た結果は、個人的には妥当以上のものはあったかな。普通ならば力負けをしていても不思議ではない相手である。それをチームとして相手に臆する事なく、特に後半は自分たちのサッカーで凌いだ事は、やはり成長の証だと見て良いと思う。
確かに無得点は不完全燃焼だが、繰り返すが守備のマッシモ名古屋に無得点は、ここはある意味で妥当であり、また無得点は名古屋とて同じ。逆に決して守備が良いとは言えないレッズから、前線にもタレントを揃えながら前半ビッグチャンスを連発しての無得点という意味では、名古屋の方が不完全燃焼以上に不完全燃焼に感じている事だろう。終盤に出て来た長澤も逆ワルやられたらどうしようと思ったら、全然目立った動きなく何処に居るのかよくわからなかったし。
またついに連続得点が途絶えたユンカーも、これは何時かは途切れるものだから、ここは仕方がない。
チームが新戦力も迎えながらいよいよ力を付けて来た中で、中・上位と過密日程で当たる試練の3連戦と銘打った神戸、広島、名古屋相手に計1勝2分の勝ち点5。負けはしなかった。五分以上の結果は得られた。
うん、まあ悪くはないと思う。改めて妥当以上の内容と結果は得られたと思うよ。やはりチームは着実に前に進んでいる事は、この3連戦で改めて認識できた。
ここでリーグ戦は次まで20日以上も日が空くのがつまらないが、ここは代わりにルヴァンと天皇杯で、若手の底上げなどを狙いつつリーグ戦に備えるしかない。アウェーを挟んで久々の駒場2連戦、ここはやはり楽しみである。
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J1リーグ第17節 浦和0-0名古屋
主審=谷本 涼
観衆:4,685人/上限5,000人限定試合
2021年 J1リーグ第16節
サンフレッチェ広島2-2浦和レッズ
~エディオンスタジアム広島
ロスタイムに入って最後の締め方がなぁ。川辺のミドルは凄かったけど、自陣をややスカスカにしたままで相手に攻め込まれては、ああいうミドルまで撃たれて決められてしまうのは、守り方としては成っていない訳で、その前に気を引き締める守備固めの為の阿部投入だと思ったのだが、それで失点していては、その阿部が何の為に出て来たのか?更に言えばその前にも、前線で相手を剥がせない武藤を、守備も念頭に置いた使い方だったか否か?という、それを含めてのロスタイムの勿体ない失点になってしまった。
ただ試合内容は終始広島に支配されており、レッズは試合を通して自らのタクトでボールを動かせている時間は至極少なかった。それを考えると、序盤で達也2号の速さを生かしては、最終的にまたユンカーが決めた先制点が貴重であった訳で、本来はこの1点を守りきれるかどうかの試合になっていてもおかしくなかったのだが。
それがまさかのコーナーからの直接ゴールインという、おかしな形での失点が、ゲームの行方を変えてしまったのかもしれない。ちなみにこの失点、彩艶のポジショニングを見ると、直前にやや彩艶が前に引き出されてしまった部分はあったが、シュートの弾道を見るに、彩艶がどうこうより、ハイネルのキックが上手かったと見ないと、さすがに彩艶がどうこう言うのは可哀想かな。普通あんな弾道でボールが飛んで来るとは思わないし。
それ以上に彩艶は、後半にチームを救った2度のビッグセーブを誉めよう。そして失点は相手のシュートを褒めよう。
さてレッズは前半の失点後も、反撃の糸口を掴めずに、引き続き広島にボールの支配を握られ続けた。リカルドは選手に何度も距離感の修正を求めていた感じだったが、それでも最終ラインと2列目が間延びするか縮まり過ぎるかのどちらしかなくて実にバランスが悪く、それを経験の浅い伊藤敦と、守備に奔走されられていた柴戸では、今回は舵取り出来なかったという事。
もうひとつは、フィジカルがある広島のマークに窮屈さを迫られていた小泉のボールロストの多さかな。小泉は試合によっては球際があまり強くない為にボールロストが多くなるのがたまにキズなのだが、今回は特に前半にそれが目立った。それを避ける意味でか後半は球離れを早くした小泉だったが、それでも広島のマークを効果的に避けられていた訳ではないので、これが攻撃が機能しなかった少なくない要因である。
こういう時に、もっとサイドが前を向いて縦への意識が高くなってくれれば推進力が出たのだろうけれど、これも広島のキツいマークの前に後ろへ下げるばかりが目立ち、極端な事を言えばサイドの動きは先制点の時のがピークだったとも言える。それでも達也が居た時間帯は、先制点の時と同じく再三に渡り達也のスピード頼みのスルーパスは狙っていたんだけど。パスの精度、勢いが出し手と受け手で息が合っていなかったというのはあるが、しかしここは寸手で広島の集中力に守られてしまった形だ。
一瞬のチャンスで言えばレッズの方が決めてもおかしくない場面は多かったように思えるが、相手のミスに乗じたカウンターからのチャンスが多かった部分は、狙い通りというよりは、偶然性が高いチャンスが多かったかな。
サンフレッチェ広島2-2浦和レッズ
~エディオンスタジアム広島
ロスタイムに入って最後の締め方がなぁ。川辺のミドルは凄かったけど、自陣をややスカスカにしたままで相手に攻め込まれては、ああいうミドルまで撃たれて決められてしまうのは、守り方としては成っていない訳で、その前に気を引き締める守備固めの為の阿部投入だと思ったのだが、それで失点していては、その阿部が何の為に出て来たのか?更に言えばその前にも、前線で相手を剥がせない武藤を、守備も念頭に置いた使い方だったか否か?という、それを含めてのロスタイムの勿体ない失点になってしまった。
ただ試合内容は終始広島に支配されており、レッズは試合を通して自らのタクトでボールを動かせている時間は至極少なかった。それを考えると、序盤で達也2号の速さを生かしては、最終的にまたユンカーが決めた先制点が貴重であった訳で、本来はこの1点を守りきれるかどうかの試合になっていてもおかしくなかったのだが。
それがまさかのコーナーからの直接ゴールインという、おかしな形での失点が、ゲームの行方を変えてしまったのかもしれない。ちなみにこの失点、彩艶のポジショニングを見ると、直前にやや彩艶が前に引き出されてしまった部分はあったが、シュートの弾道を見るに、彩艶がどうこうより、ハイネルのキックが上手かったと見ないと、さすがに彩艶がどうこう言うのは可哀想かな。普通あんな弾道でボールが飛んで来るとは思わないし。
それ以上に彩艶は、後半にチームを救った2度のビッグセーブを誉めよう。そして失点は相手のシュートを褒めよう。
さてレッズは前半の失点後も、反撃の糸口を掴めずに、引き続き広島にボールの支配を握られ続けた。リカルドは選手に何度も距離感の修正を求めていた感じだったが、それでも最終ラインと2列目が間延びするか縮まり過ぎるかのどちらしかなくて実にバランスが悪く、それを経験の浅い伊藤敦と、守備に奔走されられていた柴戸では、今回は舵取り出来なかったという事。
もうひとつは、フィジカルがある広島のマークに窮屈さを迫られていた小泉のボールロストの多さかな。小泉は試合によっては球際があまり強くない為にボールロストが多くなるのがたまにキズなのだが、今回は特に前半にそれが目立った。それを避ける意味でか後半は球離れを早くした小泉だったが、それでも広島のマークを効果的に避けられていた訳ではないので、これが攻撃が機能しなかった少なくない要因である。
こういう時に、もっとサイドが前を向いて縦への意識が高くなってくれれば推進力が出たのだろうけれど、これも広島のキツいマークの前に後ろへ下げるばかりが目立ち、極端な事を言えばサイドの動きは先制点の時のがピークだったとも言える。それでも達也が居た時間帯は、先制点の時と同じく再三に渡り達也のスピード頼みのスルーパスは狙っていたんだけど。パスの精度、勢いが出し手と受け手で息が合っていなかったというのはあるが、しかしここは寸手で広島の集中力に守られてしまった形だ。
一瞬のチャンスで言えばレッズの方が決めてもおかしくない場面は多かったように思えるが、相手のミスに乗じたカウンターからのチャンスが多かった部分は、狙い通りというよりは、偶然性が高いチャンスが多かったかな。
だからこそ終盤に相手のハンドからPKを得ては勝ち越した時は、我慢を重ねた賜物かと思ってしまったのだが、時間帯が時間帯だけに、それで勝利がちらついてしまったのが落とし穴になってしまった・・・。
ちなみにハンドで言えば、明本なんて前半の守備時に2回もハンドをしており、その内1回はエリア内でモロだったような。故意ではないとはいえ、あれよくハンドを獲られなかったな・・・。
ただそんな内容からして、アウェーで同じような順位に居ては地力は間違いなく広島にあり、またゴツい外国人を並べる広島ながら、それでもレッズはしぶとく勝ち点1を得られた辺りは、やはり今のチーム状態に粘りの強さがあるからだろう。
後は今回みたいに相手にゲームを支配された時に、如何に反撃の糸口を得られるか。もしくは割り切った試合が出来るか。今回で言えば勝ち越した後は守備に割り切ったサッカーで良かったと思うが、そこが中途半端だった故に穴を作ってしまった。そこを意識改善する余地はある筈であるから、しっかり学習材料にすれば良いと思う。
最後に逃げ切りに失敗しての連勝が止まってしまったので、今回はやや後ろ向きな文章にもなってしまったが、しっかり考えたら、状況的には決して悪くない勝ち点1なので、そこは前向き考えよう。
引き続きのユンカーの連続ゴールに加え、PKではあるがようやく興梠に今季初ゴールが生まれたし、明るい材料は明るい材料として次に臨むだけだ。
ちなみに試合終了直後に、ユンカーとデンがやたら険しい面持ちで会話していたが、何だったのだろう?ベンチで喧嘩でもしたか?とは冗談だが、少し気になった。
しっかし、補強話に話を移せば、先日はアレクサンダー・ショルツとか、今度はニコライ・トムセンとか、デンマーク人選手が次々上がって来るなぁ。ユンカー効果なのは明白だが、果たして何処まで本当なのか・・・???
------
J1リーグ第16節 広島2-2浦和
得点/15分・ユンカー(浦)、23分・ハイネル(広)、84分・興梠PK(浦)、90+2分・川辺(広)
主審=今村義朗
観衆:3,681人/上限5,000人限定試合
ちなみにハンドで言えば、明本なんて前半の守備時に2回もハンドをしており、その内1回はエリア内でモロだったような。故意ではないとはいえ、あれよくハンドを獲られなかったな・・・。
ただそんな内容からして、アウェーで同じような順位に居ては地力は間違いなく広島にあり、またゴツい外国人を並べる広島ながら、それでもレッズはしぶとく勝ち点1を得られた辺りは、やはり今のチーム状態に粘りの強さがあるからだろう。
後は今回みたいに相手にゲームを支配された時に、如何に反撃の糸口を得られるか。もしくは割り切った試合が出来るか。今回で言えば勝ち越した後は守備に割り切ったサッカーで良かったと思うが、そこが中途半端だった故に穴を作ってしまった。そこを意識改善する余地はある筈であるから、しっかり学習材料にすれば良いと思う。
最後に逃げ切りに失敗しての連勝が止まってしまったので、今回はやや後ろ向きな文章にもなってしまったが、しっかり考えたら、状況的には決して悪くない勝ち点1なので、そこは前向き考えよう。
引き続きのユンカーの連続ゴールに加え、PKではあるがようやく興梠に今季初ゴールが生まれたし、明るい材料は明るい材料として次に臨むだけだ。
ちなみに試合終了直後に、ユンカーとデンがやたら険しい面持ちで会話していたが、何だったのだろう?ベンチで喧嘩でもしたか?とは冗談だが、少し気になった。
しっかし、補強話に話を移せば、先日はアレクサンダー・ショルツとか、今度はニコライ・トムセンとか、デンマーク人選手が次々上がって来るなぁ。ユンカー効果なのは明白だが、果たして何処まで本当なのか・・・???
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J1リーグ第16節 広島2-2浦和
得点/15分・ユンカー(浦)、23分・ハイネル(広)、84分・興梠PK(浦)、90+2分・川辺(広)
主審=今村義朗
観衆:3,681人/上限5,000人限定試合
2021年 J1リーグ第15節
浦和レッズ2-0ヴィッセル神戸
~埼玉スタジアム2002
今の神戸相手に、ついに、ここまでの試合が出来るようになったとは・・・!!
思うに、かなり戦略的な試合運びだったと思う。水曜日に小泉をフルで使ったのは、まさかこの為の布石だったのだろうか?今回その小泉をあえてベンチスタートにしながら、前半は相手の出方を伺う意味では90分は保たないであろう阿部を頭から使って警戒役にしながら、前は武藤を限界まで走らせて引っ掻き回すだけ引っ掻き回す。しかし組織としては無理には攻めない。基本は守りに徹して深追いしない。我慢を続ける。これにより強烈な選手を揃えている神戸側の眼を慣らさせる。これで端から見たら前半は神戸が良くてレッズは停滞気味。しかしこれが狙い。レッズの本心は前半は無失点ならば計画通り。武藤と阿部の役目はここまで。
さあ後半頭から強烈な運動量を持つ小泉と柴戸を投入してスイッチオン。呼応して全選手が激しく動き出す。これでレッズは前半とは全く別の動きになり、逆に前半のレッズの停滞感に慣れていた神戸は、これに面を喰らう。まさかのレッズの変わり様に建て直す術が無い神戸。そんな慌てふためく神戸を嘲笑うかのように、相手に考える隙を与えない波状プレスと激しい囲い込みの連続でボールを奪うと、鋭いパスワークで神戸を翻弄し素早くフィニッシュへ。
・・・なんてドラマのシナリオのような事が内面で決まっていたのかどうなのかはわからんが、今回の試合運びからして、そんな感じに見えた。ヤバい、昭和のスポ魂ドラマの見過ぎか?
でもそれだけ神戸が、リカルド戦略の術中に見事に嵌まってくれたんじゃないかと、そう思えるから気持ちが良いのである。
達也2号のヘディングゴールも上手かったし。ようやく古巣以外から決めてくれた。大分戦とガンバ戦では過去に世話になった古巣の手前、ゴールを決めても表情を崩さず歓喜をグッと我慢していた達也だったが、今回はそれとは無関係な神戸からだけあって、しっかり喜びを爆発させていたのが印象的であった。
しかし達也はスピードからの足元でのシュートのイメージが強かっただけに、それを覆すような上手いヘディング。前節ユンカーが決めたような体勢と似たようなものだったが、まさかそこから学んだとは思わないものの、でも多くの選手にシュートのバリエーションが増えるのは実に良い事である。
浦和レッズ2-0ヴィッセル神戸
~埼玉スタジアム2002
今の神戸相手に、ついに、ここまでの試合が出来るようになったとは・・・!!
思うに、かなり戦略的な試合運びだったと思う。水曜日に小泉をフルで使ったのは、まさかこの為の布石だったのだろうか?今回その小泉をあえてベンチスタートにしながら、前半は相手の出方を伺う意味では90分は保たないであろう阿部を頭から使って警戒役にしながら、前は武藤を限界まで走らせて引っ掻き回すだけ引っ掻き回す。しかし組織としては無理には攻めない。基本は守りに徹して深追いしない。我慢を続ける。これにより強烈な選手を揃えている神戸側の眼を慣らさせる。これで端から見たら前半は神戸が良くてレッズは停滞気味。しかしこれが狙い。レッズの本心は前半は無失点ならば計画通り。武藤と阿部の役目はここまで。
さあ後半頭から強烈な運動量を持つ小泉と柴戸を投入してスイッチオン。呼応して全選手が激しく動き出す。これでレッズは前半とは全く別の動きになり、逆に前半のレッズの停滞感に慣れていた神戸は、これに面を喰らう。まさかのレッズの変わり様に建て直す術が無い神戸。そんな慌てふためく神戸を嘲笑うかのように、相手に考える隙を与えない波状プレスと激しい囲い込みの連続でボールを奪うと、鋭いパスワークで神戸を翻弄し素早くフィニッシュへ。
・・・なんてドラマのシナリオのような事が内面で決まっていたのかどうなのかはわからんが、今回の試合運びからして、そんな感じに見えた。ヤバい、昭和のスポ魂ドラマの見過ぎか?
でもそれだけ神戸が、リカルド戦略の術中に見事に嵌まってくれたんじゃないかと、そう思えるから気持ちが良いのである。
達也2号のヘディングゴールも上手かったし。ようやく古巣以外から決めてくれた。大分戦とガンバ戦では過去に世話になった古巣の手前、ゴールを決めても表情を崩さず歓喜をグッと我慢していた達也だったが、今回はそれとは無関係な神戸からだけあって、しっかり喜びを爆発させていたのが印象的であった。
しかし達也はスピードからの足元でのシュートのイメージが強かっただけに、それを覆すような上手いヘディング。前節ユンカーが決めたような体勢と似たようなものだったが、まさかそこから学んだとは思わないものの、でも多くの選手にシュートのバリエーションが増えるのは実に良い事である。
しかし達也のシュート前、目の前でユンカーが相手DF数人をしっかり惹き付けている。これにより一瞬フリーになれた達也のゴールであり、チャンスにエリア内へ複数の選手が侵入できるようになった最近は、これに加えてユンカーのような駆け引きが巧い選手が居ると、こういうゴールが増えるのも納得である。
なんて、そこで納得している場合ではなく、ユンカー自身、今回またもゴールだからな。色々と言いたい事はある筈なんだけど、今はもう凄いとしか言えない素晴らしい得点力と決定力に脱帽。しかもあのシュート、フリーだったとはいえ嗅覚があるからこそのポジショニングだし、キーパーの位置を良く見ながら、難しい角度だったところ、あれを冷静に右隅にしっかり叩き込めるのだから、とんでもないシュート技術の持ち主である。
また去年ノルウェーリーグで得点王を獲得して初めて欧州主要リーグから注目されるまで、長く欧州の片隅で人知れずヒッソリと選手生活を送っていたユンカーとしては、勿論ビッグスターのイニエスタは意識しつつも、アヤックスやアーセナルやバルセロナなど華やかな所属経歴があるベルギーの重鎮フェルマーレンが率いるDFラインからゴールを奪ったのは、FWとして感慨深いんじゃないのかな。
神戸は絶好調中で実に厄介な古橋やら、リンコンも頭から使って来るし、途中からはドウグラスやらアユブ・マシカやらを形振り構わず投入して来るし、三木谷マネーの怪物クラスの助っ人が並ぶ中で、そこにようやくというか今更というか埼スタ初見参のイニエスタは予想外にフル出場しちゃうしで(1試合でこんなに使い過ぎて大丈夫なのか?)、イニエスタは今回も確かに上手くて、ボールキープと球の散らし方はさすがと感じたが、今回あまり縦パスを出さなかったからレッズとしては助かったかな(レッズがパスコースを消していたというのもあるが)。そして神戸は、古橋が動けなくなった途中からは完全に助っ人頼みのサッカーになっていた。それだけ神戸は組織力はそれ程ではなかったにしろ、ただ攻められる時は個人技全開で迫って来たから正直怖かった。
しかしレッズとしては、そこを必ず複数人で身体を張ってブロックし続けてフィニッシュまで持ち込ませなかった守備の勝利でもあった。
そんな中で18歳の彩艶としては、繰り返し繰り返し怪物みたいな選手が迫って来る中で、目の前で繰り広げられている先輩方の死に物狂いの守備プレーを見て、恐らくかなり勉強になったんじゃないかと思うよ。まあ神戸からしたら、18歳とは思えない貫禄を漂わせる彩艶の方が怪物に見えたかもしれないが。
何れにしても、今回から中・上位陣と当たる試練と進化と真価が問われる3連戦、その初戦である神戸相手に、戦略通りと後半は完璧に近い内容での完封勝利を得られたというのは、間違いなくチームにとって大きな自信に繋がる事で、またチームは着実に成長を続けているという事実を証明したと言える。それだけ実に有意義な勝利であった。
おまけ
カレーフェアで仲間が千円の大葉入りカレーとかいうのを買っていたが、よくもまあこんな高いカレーを買うものだと、隣で某大型ショッピングモールで安いから買った、やたら塩ょっぱい親子丼を喰いながら見ていた情けない自分である。
あ、今回からカレーを買うと、そのカレーを模したキーホルダーが付いてくるのな。仲間は次回はステーキカレーにする予定みたいだが、果たして仲間がキーホルダーを全部集める前に、このカレーフェアが続くのか???
------
J1リーグ第15節 浦和2-0神戸
得点/47分・達也(浦)、85分・ユンカー(浦)
主審=中村 太
観衆:4,917人/上限5,000人限定試合
なんて、そこで納得している場合ではなく、ユンカー自身、今回またもゴールだからな。色々と言いたい事はある筈なんだけど、今はもう凄いとしか言えない素晴らしい得点力と決定力に脱帽。しかもあのシュート、フリーだったとはいえ嗅覚があるからこそのポジショニングだし、キーパーの位置を良く見ながら、難しい角度だったところ、あれを冷静に右隅にしっかり叩き込めるのだから、とんでもないシュート技術の持ち主である。
また去年ノルウェーリーグで得点王を獲得して初めて欧州主要リーグから注目されるまで、長く欧州の片隅で人知れずヒッソリと選手生活を送っていたユンカーとしては、勿論ビッグスターのイニエスタは意識しつつも、アヤックスやアーセナルやバルセロナなど華やかな所属経歴があるベルギーの重鎮フェルマーレンが率いるDFラインからゴールを奪ったのは、FWとして感慨深いんじゃないのかな。
神戸は絶好調中で実に厄介な古橋やら、リンコンも頭から使って来るし、途中からはドウグラスやらアユブ・マシカやらを形振り構わず投入して来るし、三木谷マネーの怪物クラスの助っ人が並ぶ中で、そこにようやくというか今更というか埼スタ初見参のイニエスタは予想外にフル出場しちゃうしで(1試合でこんなに使い過ぎて大丈夫なのか?)、イニエスタは今回も確かに上手くて、ボールキープと球の散らし方はさすがと感じたが、今回あまり縦パスを出さなかったからレッズとしては助かったかな(レッズがパスコースを消していたというのもあるが)。そして神戸は、古橋が動けなくなった途中からは完全に助っ人頼みのサッカーになっていた。それだけ神戸は組織力はそれ程ではなかったにしろ、ただ攻められる時は個人技全開で迫って来たから正直怖かった。
しかしレッズとしては、そこを必ず複数人で身体を張ってブロックし続けてフィニッシュまで持ち込ませなかった守備の勝利でもあった。
そんな中で18歳の彩艶としては、繰り返し繰り返し怪物みたいな選手が迫って来る中で、目の前で繰り広げられている先輩方の死に物狂いの守備プレーを見て、恐らくかなり勉強になったんじゃないかと思うよ。まあ神戸からしたら、18歳とは思えない貫禄を漂わせる彩艶の方が怪物に見えたかもしれないが。
何れにしても、今回から中・上位陣と当たる試練と進化と真価が問われる3連戦、その初戦である神戸相手に、戦略通りと後半は完璧に近い内容での完封勝利を得られたというのは、間違いなくチームにとって大きな自信に繋がる事で、またチームは着実に成長を続けているという事実を証明したと言える。それだけ実に有意義な勝利であった。
おまけ
カレーフェアで仲間が千円の大葉入りカレーとかいうのを買っていたが、よくもまあこんな高いカレーを買うものだと、隣で某大型ショッピングモールで安いから買った、やたら塩ょっぱい親子丼を喰いながら見ていた情けない自分である。
あ、今回からカレーを買うと、そのカレーを模したキーホルダーが付いてくるのな。仲間は次回はステーキカレーにする予定みたいだが、果たして仲間がキーホルダーを全部集める前に、このカレーフェアが続くのか???
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J1リーグ第15節 浦和2-0神戸
得点/47分・達也(浦)、85分・ユンカー(浦)
主審=中村 太
観衆:4,917人/上限5,000人限定試合
2021年 YBCルヴァンカップ・グループステージ第6節
浦和レッズ2-0横浜FC
~埼玉スタジアム2002
ヒーローインタビュー時のマイク音声が、何故か音が低いんだか反響しているんだかハウリングしているんだかで、朝井夏海嬢も柴戸と西川と汰木のお三方も、何を言っているのか殆ど聞き取れなかったじゃないか!音響は優秀だと思っていた埼スタで、こんな事って珍しいな。音声さん、どうなってんのー?
それはともかくとして、先ず西川は前半序盤のマギーニョの決定的なやつをエリア外に飛び出して仁王立ちになって防いだ時点で、まだまだ彩艶に負けたくないという意地を感じた。フィードも西川ならではの精度を保ち、集中力を欠かさず、ミスはほぼ無し。先日のエリートリーグの5失点がありながら、本番ではこれだけのハイパフォーマンスを見せた辺り、もちろん西川の実力はあるが、やはり彩艶の存在は無くして語れないだろう。
こうやって試合毎にベテランと若手がバチバチに好アピール合戦をしてくれるのがチームとして理想なのさ。それをここに来てこの大ベテランが証明している。かといってここリーグ戦2試合完封の彩艶を次は西川に代える理由もない。西川が悪い訳ではないが、次は彩艶で良いだろう。
柴戸だって当初はリカルドのサッカーでは厳しいと言われながら、激戦区のボランチで必死に好アピールを積み重ねながら、着実な進化を見せて出場機会を維持して、今やアンカーとしての存在感を確立しつつある。これもルーキー伊藤敦や今季新加入の金子、いざとなればボランチも可能な小泉や武田、更には来季の加入が内定している安居の存在から、強烈な危機感と競争意識があっての今があるのだ。
そんな中でたまにアピールをサボる時がある汰木だが、今日はまた凄いゴールを決めてしまったがな。ややエリア外から左斜め45度。サッカーの世界ではよくこれを何とかゾーンとか好んで言われるが、自分的にはこの角度はかつてのドイツ代表メラーのメラーゾーンなんだよな(古い話でごめんなさい)。
それはともかく、汰木って山形時代から今に至るまでシュートがド下手というのは自他共に認められているが、その証拠にレッズ移籍後も、出場数にしては今回がようやく公式戦2ゴール目ではあるのだが、それにしては今回は見事過ぎるゴールを決めている辺り、たま~に覚醒する選手なんだな。このシュート以外でも、今回は積極的にビルドアップに絡んでスピードを絡めて左サイドのリズム役になっていたし、マークの剥がし方も実にスムーズで、一時期停滞していた頃に比べたら、別人のようにかなり良かったと思う。
ただ・・・汰木はスタメンを続けると、この意識が薄れて行く悪い傾向があるから、そこを意識改善してくれれば、と定期的に思うのである。
このお三方ばかりではないんだけど、今回はどの選手も良い動きで、全員が勝利に貢献してくれたと思うよ。先制点にしても小泉の飛び出しが絶妙だったし、関根もパスによく飛び付いた。
怪我から復帰した武田は、守備で素早い戻りからピンチの芽を摘んだ場面あり、また鋭く大味なロングパスを2本通して非凡なパスセンスを見せたし、オフサイドになったものの幻のアシストもあった。復帰戦でここまで動ければ今回は上々だろう。ベンチに下がった時に仲間から頭ポンポン叩かれていた光景は何となくホッコリした。
しかし本当の復帰戦と言えば、今季ようやく公式戦初出場のデンである。去年終盤から苦しめられていたスポーツ病で長らく公式戦から遠ざかっていただけあって、さすがに試合勘が鈍っていたのか、2度の不味いプレゼントパスでヒヤッとした場面はあったものの、動きそのものは長らく公式戦から遠ざかっていたとは思えない軽快かつ激しさで、細かい部分の課題はあれど、今回は武田同様にここまで動ければ上々。ここまで我慢してデンを確実に復帰させるまでに仕上げたリカルドとスタッフも評価したいし、これにより層が薄いCBのポジションに本格的にデンが戻ってきたという自体が大きい。
因みにデンがボール持った時に、決まって武田が執拗にパス先を指示しているのに、当のデンは毎回武田の指示方向とは逆の選手にパスを出していたの、果たしてこの2人の関係性はどうなっているのだ?と思った(苦笑)
浦和レッズ2-0横浜FC
~埼玉スタジアム2002
ヒーローインタビュー時のマイク音声が、何故か音が低いんだか反響しているんだかハウリングしているんだかで、朝井夏海嬢も柴戸と西川と汰木のお三方も、何を言っているのか殆ど聞き取れなかったじゃないか!音響は優秀だと思っていた埼スタで、こんな事って珍しいな。音声さん、どうなってんのー?
それはともかくとして、先ず西川は前半序盤のマギーニョの決定的なやつをエリア外に飛び出して仁王立ちになって防いだ時点で、まだまだ彩艶に負けたくないという意地を感じた。フィードも西川ならではの精度を保ち、集中力を欠かさず、ミスはほぼ無し。先日のエリートリーグの5失点がありながら、本番ではこれだけのハイパフォーマンスを見せた辺り、もちろん西川の実力はあるが、やはり彩艶の存在は無くして語れないだろう。
こうやって試合毎にベテランと若手がバチバチに好アピール合戦をしてくれるのがチームとして理想なのさ。それをここに来てこの大ベテランが証明している。かといってここリーグ戦2試合完封の彩艶を次は西川に代える理由もない。西川が悪い訳ではないが、次は彩艶で良いだろう。
柴戸だって当初はリカルドのサッカーでは厳しいと言われながら、激戦区のボランチで必死に好アピールを積み重ねながら、着実な進化を見せて出場機会を維持して、今やアンカーとしての存在感を確立しつつある。これもルーキー伊藤敦や今季新加入の金子、いざとなればボランチも可能な小泉や武田、更には来季の加入が内定している安居の存在から、強烈な危機感と競争意識があっての今があるのだ。
そんな中でたまにアピールをサボる時がある汰木だが、今日はまた凄いゴールを決めてしまったがな。ややエリア外から左斜め45度。サッカーの世界ではよくこれを何とかゾーンとか好んで言われるが、自分的にはこの角度はかつてのドイツ代表メラーのメラーゾーンなんだよな(古い話でごめんなさい)。
それはともかく、汰木って山形時代から今に至るまでシュートがド下手というのは自他共に認められているが、その証拠にレッズ移籍後も、出場数にしては今回がようやく公式戦2ゴール目ではあるのだが、それにしては今回は見事過ぎるゴールを決めている辺り、たま~に覚醒する選手なんだな。このシュート以外でも、今回は積極的にビルドアップに絡んでスピードを絡めて左サイドのリズム役になっていたし、マークの剥がし方も実にスムーズで、一時期停滞していた頃に比べたら、別人のようにかなり良かったと思う。
ただ・・・汰木はスタメンを続けると、この意識が薄れて行く悪い傾向があるから、そこを意識改善してくれれば、と定期的に思うのである。
このお三方ばかりではないんだけど、今回はどの選手も良い動きで、全員が勝利に貢献してくれたと思うよ。先制点にしても小泉の飛び出しが絶妙だったし、関根もパスによく飛び付いた。
怪我から復帰した武田は、守備で素早い戻りからピンチの芽を摘んだ場面あり、また鋭く大味なロングパスを2本通して非凡なパスセンスを見せたし、オフサイドになったものの幻のアシストもあった。復帰戦でここまで動ければ今回は上々だろう。ベンチに下がった時に仲間から頭ポンポン叩かれていた光景は何となくホッコリした。
しかし本当の復帰戦と言えば、今季ようやく公式戦初出場のデンである。去年終盤から苦しめられていたスポーツ病で長らく公式戦から遠ざかっていただけあって、さすがに試合勘が鈍っていたのか、2度の不味いプレゼントパスでヒヤッとした場面はあったものの、動きそのものは長らく公式戦から遠ざかっていたとは思えない軽快かつ激しさで、細かい部分の課題はあれど、今回は武田同様にここまで動ければ上々。ここまで我慢してデンを確実に復帰させるまでに仕上げたリカルドとスタッフも評価したいし、これにより層が薄いCBのポジションに本格的にデンが戻ってきたという自体が大きい。
因みにデンがボール持った時に、決まって武田が執拗にパス先を指示しているのに、当のデンは毎回武田の指示方向とは逆の選手にパスを出していたの、果たしてこの2人の関係性はどうなっているのだ?と思った(苦笑)
さてさて、こうなるとあとは興梠の今季初ゴール待ちだな。フリーマンとしての動きはほぼ去年のパフォーマンスに戻っているから、後は本当にゴールだけ。早くFWとしての決定力を取り戻してほしい。
FWといえば、個人的には2点リードした時点でユンカーは温存してほしかったかな。それこそあそこは横浜FC戦に良いイメージを持っている筈の杉本で良かったんじゃないのか?カップ戦でユンカーを出してあんまり手の内を見られたくないという自分のみみっちい考えもあるけど、過密日程だけに余裕がある時は休ませてほしかった。とはいえ当の本人は出ればやる気満々で、今回はゴールこそ無かったものの、高精度の左足からポスト直撃の1発は、やはり凄いものを感じた。あと1、2センチ内側だったらゴールインしていたかも・・・。
あと不謹慎ながら宇賀神の顔面セーフダウンには笑ってしまった。すまん宇賀神。
で、グループステージ突破である。先ずは良かった。まあぶっちゃけ、現時点で横浜FCと当たった幸運はあったけどね。でも試合前は当グループの首位はその横浜FCだった訳なんだけど。しかし今の選手の競争が苛烈しているレッズでは、誰が出ようと横浜FCに負ける気はしなかったのは事実だから、そこはチームを見る自信がある程度身に付いて来たとも言える。
とはいえグループステージ突破の絶対条件は勝利だけだったから、メンバーにいつものルヴァンのようなルーキーや若手を多用できず、勝利優先のメンバーになったのも事実である。これがそうじゃないメンバーだったら?という想像もあったが、それでも三ツ沢での例があるから、やはり横浜FCには勝てていたんじゃないかという強気の想像もしてしまった。これも自信であろう。
あと余談だが、レッズ戦になると決まったようにカズを出すの、もう本当にやめてほしい。勝手な予想だが、やはり株主やスポンサーとの契約でそうなっているんだろうなぁ。これでレッズが勝ってもマスコミは勝者そっちのけでカズカズカズカズやるんだから、これで何かの拍子にゴールでも決められてしまったらと思うと、ね。いくらリスペクトしたくても、物事には程があるというか限度があるというか、それ以前に、失礼ながら、もうカズの動きが痛々しくて見ていられないんだけど・・・。
さて、次の相手は横浜FCではないからな。更なる三木谷補強で、特に外国人が昨年より強烈にグレードアップしている神戸である。外国人パワーにやられた福岡戦と同じ轍を踏む訳には行かない。でも逆に考えたら、その今の神戸に勝てたら、それこそ成熟度が本格的に増しているという事でもあるから、ここは本当に今のレッズの力量を測るに絶好の試合になるだろう。ちなみに個人的には、イニエスタは埼スタに来ようが来まいがどうでもいいので、あしからず。
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YBCルヴァンカップ・グループステージ第6節 浦和2-0横浜C
得点/3分・関根(浦)、61分・汰木(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:4,252人/上限5,000人限定試合
FWといえば、個人的には2点リードした時点でユンカーは温存してほしかったかな。それこそあそこは横浜FC戦に良いイメージを持っている筈の杉本で良かったんじゃないのか?カップ戦でユンカーを出してあんまり手の内を見られたくないという自分のみみっちい考えもあるけど、過密日程だけに余裕がある時は休ませてほしかった。とはいえ当の本人は出ればやる気満々で、今回はゴールこそ無かったものの、高精度の左足からポスト直撃の1発は、やはり凄いものを感じた。あと1、2センチ内側だったらゴールインしていたかも・・・。
あと不謹慎ながら宇賀神の顔面セーフダウンには笑ってしまった。すまん宇賀神。
で、グループステージ突破である。先ずは良かった。まあぶっちゃけ、現時点で横浜FCと当たった幸運はあったけどね。でも試合前は当グループの首位はその横浜FCだった訳なんだけど。しかし今の選手の競争が苛烈しているレッズでは、誰が出ようと横浜FCに負ける気はしなかったのは事実だから、そこはチームを見る自信がある程度身に付いて来たとも言える。
とはいえグループステージ突破の絶対条件は勝利だけだったから、メンバーにいつものルヴァンのようなルーキーや若手を多用できず、勝利優先のメンバーになったのも事実である。これがそうじゃないメンバーだったら?という想像もあったが、それでも三ツ沢での例があるから、やはり横浜FCには勝てていたんじゃないかという強気の想像もしてしまった。これも自信であろう。
あと余談だが、レッズ戦になると決まったようにカズを出すの、もう本当にやめてほしい。勝手な予想だが、やはり株主やスポンサーとの契約でそうなっているんだろうなぁ。これでレッズが勝ってもマスコミは勝者そっちのけでカズカズカズカズやるんだから、これで何かの拍子にゴールでも決められてしまったらと思うと、ね。いくらリスペクトしたくても、物事には程があるというか限度があるというか、それ以前に、失礼ながら、もうカズの動きが痛々しくて見ていられないんだけど・・・。
さて、次の相手は横浜FCではないからな。更なる三木谷補強で、特に外国人が昨年より強烈にグレードアップしている神戸である。外国人パワーにやられた福岡戦と同じ轍を踏む訳には行かない。でも逆に考えたら、その今の神戸に勝てたら、それこそ成熟度が本格的に増しているという事でもあるから、ここは本当に今のレッズの力量を測るに絶好の試合になるだろう。ちなみに個人的には、イニエスタは埼スタに来ようが来まいがどうでもいいので、あしからず。
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YBCルヴァンカップ・グループステージ第6節 浦和2-0横浜C
得点/3分・関根(浦)、61分・汰木(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:4,252人/上限5,000人限定試合
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