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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2022年  J1リーグ第25節
ジュビロ磐田0―6浦和レッズ
〜エコパスタジアム

220813アウェー磐田戦 嵐の前の静けさとは良く言うが、時系列から行くと嵐は、つまり台風はエコパを通り過ぎていたから、正確には試合前を指すならば嵐の後の静けさとも言うべきなのだろうが、しかし台風が去ったこのスタジアムで、磐田にとって本当の意味での台風直撃は、まさにこの後であったと言えるだろうね、悲惨な事に。

レッズが強過ぎたのか、はたまた磐田が弱過ぎたのか、どちらかひとつを選べと言われたら、もちろん自負するように堂々とレッズが強過ぎたのだ!と自信を持って言いたいが、そうでなかったら、いくら相手が弱くても、同じ土俵のリーグ内で6ゴール完封勝ちなんて、そうは滅多に発生するものではないからね。

レッズ自身、過去に7ゴール試合とか何回かあるにはあるが、今季は序盤の著しい得点力&決定力不足を振り替えると、今回の6ゴールは、その過去の得点力&決定力不足が嘘のように思えてしまうが、しかし最近のチームの復調と成長を考えた場合、ベストメンバーで戦えば、こういう試合が出来るものだと、根拠と納得も得られる内容と結果である。

序盤から相手への猛烈なプレッシャー攻勢と、相手のミスを見逃さない、しっかり相手の弱味に漬け込む徹底ぶりであった。容赦ない姿勢こそが重要。このレッズの姿勢が、最初の2ゴールで試合の行方を決定付けた。

そんな中でも、先ず前半は小泉や松尾の献身的かつアグレッシヴな姿勢が特筆ものだったが、それに引っ張られるように、いや呼応するかのように積極的に動くチームメイトの姿がゴールを次々に生む事に・・・。

ゴール数以前に内容だけでも前半で勝負は決まってしまったようなものだったが、後半は明らかにラインを下げてのカウンター狙いだったとはいえ、容赦なく動きを止めない姿勢は継続。
ただハーフタイムに3枚代えはちょっと急ぎ過ぎでは?とは思ったが、入った明本が左サイドで更なる起爆剤になって、前回ルヴァンの再現とも言うべき伊藤敦の左足のスーパーボレーも飛び出すし、途中にショルツまで下げる余裕すら出来たし、あと酒井のイエロー喰らったファールなんだけど、抜かれても自分の尻は自分で拭くようにエリア外ギリギリで倒しているところ、ファールとはいえPKだけは与えない、変な言い方だけど凄いファールだと思った。

まあ正直、ちょっと磐田の守備、いや守備どころかチーム全体からして大丈夫か?と途中から磐田の悲惨なプレー内容を心配してしまったが、磐田の数度の決定的なシュートも西川がスーパーセーブを連発するし、上手く行っているチームはいくら決定的なシュートを撃たれても守備で防げるし相手も枠を外してくれるし、上手く行っていないチームはいくら決定的なシュートを放っても、相手に防がれるし枠に行かないものなのだと、少し前の著しい得点力&決定力不足に苦しんでいたレッズ然り、そして今回の磐田然りと、サッカーとチームってそういうものだと、改めて思った。

220813アウェー磐田戦2 そして終わってみれば、嵐の後の6ゴールである。まさに今回はレッズという台風の猛烈な威力が、磐田のホームゲームをメチャクチャに壊滅させて、あっという間に去って行ったようなものだろう。
しかしその台風を味方に付けて応援している方にとっては、楽しくて楽しくて仕方がない90分間であったが、いやそれだけに台風って、一旦暴れ出すと、怖いねぇ・・・。

あ、大勝にも気を引き締める意味でひとつだけリカルドの今回の交代策に苦言というか注文というか、今回いきなり前半だけで大量リードで、調子こいてどんどん早目に選手を交代させた事で、ロスタイム含めて残り20数分間も残して交代枠を使い切ってしまった。
それが影響して、痛めた伊藤敦がピッチに戻れないまま交代枠が無く試合終了という、その数的不利が最終盤の数分間だけだったとはいえ、やはりというか結果的にピンチの状況を自分から作ってしまった。
勝負はもう決まっていたし、失点しなかったから良かったとはいえ、それもそれで結果論で、やはり早目に交代枠を使い切ってしまうと、後々に危険な状況に陥る事もあるという(過去にそれで自滅した某監督もいたし)、学習材料を得た試合にもなったと思う。

でも、いやしかし、ACL再開前に、凄い形で勝利を得られて、本当に良かった。これで良い雰囲気でACLのセントラル開催第2弾に臨む事が出来る。
そして今日は、台風で東海道線がどうなるかと懸念されたが、一部の電車で運休は発生したものの、自分の乗った電車はストップせず、少し遅延はしたが何とかエコパに辿り着けたし、何より試合が延期にならなくて本当に良かったよ。同じ静岡でも沼津では延期になったし、そして関東の試合も軒並み延期になったようで。これを考えるとエコパのある袋井は台風通過のタイミングと開催時間が絶妙だったと言えるし、またレッズは今回がホームゲームではなくて良かったな。
あと、あれだな。前回ホームで声出し試合やった弊害で、今回も所々でウッカリチャントを歌い出しそうになったりブーイングしそうになったぞ。危ない危ない。

ーーーーーー
J1リーグ第25節 磐田0-6浦和
得点/5分・モーベルグ(浦)、13分 ・小泉(浦)、40分・モーベルグ(浦)、63分・伊藤敦(浦)、66分・小泉(浦)、79分・ユンカー(浦)
主審=山本雄大
観衆:12,462人 
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2022年  YBCルヴァンカップ 準々決勝・第2戦
浦和レッズ3―0名古屋グランパス
〜埼玉スタジアム2002

「名古屋と地獄の真夏の3番勝負」第3弾!

220810ルヴァン・ホーム名古屋戦 声出し前の静けさ・・・というか、記念すべき声出し再開1発目が、ウォーミングアップに於ける相手キーパー登場時のブーイングだったというのが、何ともレッズサポーターらしいというか何というか(笑)

しかし、個人的にも、これだけ長い間スタジアムで声を出していなかった訳だし、跳び跳ねてもいなかった訳だから、さすがに超久々の声出し試合でキチンと大声が出るのか、そして五体満足に跳び跳ねられるのか?しかも熱中症も大いに懸念される真夏の糞暑い時期に、と心配だったが、試合が始まってみればそんな事はお構い無しに、我を忘れての90分間、しっかり声を出せたし、しっかり跳び跳ねられたのは本当に良かった。
ただ大声を出す度に気付けばマスクが下がってしまうのが厄介だったが、しかし喉も足腰も体力も衰えず、熱中症にもならず、最後まで90分間をしっかり乗りきれたぞ。というか気付けばあっという間の90分であったかもしれない。
これには自分で自分に驚いたが、つまりまだまだ声は枯れていないし、跳び跳ねる体力もあり、試合と応援に対する集中力そのものが衰えていないって事なんだと、ちょっと自分で自分に安心した。正直試合が始まる前は、下手したら開始5分も経たずにぶっ倒れるんじゃないのか?とさえ思っていたのだから。

フッ、これも日頃からカラオケでキーの高い曲ばかり歌って喉を鍛えているのと、今日は体力つけるのと験を担ぐ為に、昼飯にガッツリ喰ったカツ丼大盛のおかげだな。

というのは半分冗談だが、しかし声も体力も90分間保てたのも、それだけ自身のモチベーションもテンションも高く、神経が試合と応援に集中していたからこそだろうが、これがコロナ前は当たり前だったのだから、そんな事を改めて思うというのは、それだけ約2年半の声出し禁止の期間のブランクが、どれだけ長かったか、という事にもなる。本当にここまで長い道程であった。

220810ルヴァン・ホーム名古屋戦2 220810ルヴァン・ホーム名古屋戦3
それが、こういう結果になってくれたのは、本当にサポーター冥利につきるのだが、つまり応援に選手がプレーでしっかり応えてくれての、会心の勝利、という事である。
どの選手も、物凄い高モチベーションでガンガン動いていたのには驚いた。もちろん特別異次元の動きをしていた訳ではないが、しかしどの選手も、「気持ち」が見えた穴の無い最高のプレー内容だった。
4日前に同じ相手に同じ数字で大敗したのが嘘のような、今度はそれを同じ数字でホームで返り討ちであり、それが内容と応援とがマッチした形であるから、結果も最高の形である。

220810伊藤敦ヒーローインタビューかつて応援する側だった伊藤敦が今や応援される立場の選手として今回の埼スタの声出し応援の雰囲気を体験して、ヒーローインタビューで「幸せ」と評してくれた事が、レッズサポーターにとって何物にも変えがたい褒め言葉である。その言葉を聞いて、自分たちも幸せになれる。
そして勝利のウイダイで、今はもうレッズから去ってしまった槙野が考案した選手の肩組み合唱を久しぶりに見た時、もう一度槙野にこそ、目の前のピッチにレッズの一員として立って共にウイダイを歌っていてほしかったと、そう思ってしまった。
そんな中でこの「儀式」を多くの選手が初体験の中、モーベルグがしっかりウイダイの歌を口ずさんでくれていたのが嬉しかった。そのモーベルグ、ピッチを去る際に、何度も何度も立ち止まっては、雰囲気を噛み締めながら楽しんでくれているかのように、そして名残惜しそうにこちらを振り返って拍手をしてくれていたのが印象的であった。
こういうのも選手とサポーターが一体になれる瞬間であり、声を出して跳び跳ねて最高の雰囲気を作って応援する事で、これでまた更に選手に伝わるものがあるのだと、改めて思った。

220810ルヴァン・ホーム名古屋戦4 声出し応援が出来たとはいえ、まだまだ本当の解禁ではなく、あくまで検証試合の一環である事は忘れてはいけないが、しかしそれでも今回は、レッズサポーターにとっても本格的な声出し解禁に向けた、大きな大きな前進である。
個人的にも、久しぶりのチャントで声がズレたり、ほんの一部分ではあるが歌詞を忘れていた部分もあったが、そういう部分も含めて、2年半のブランクを取り戻す為の第一歩になった。

しかし改めて思うに、やっぱりスタジアムで自由に声を出して跳び跳ねて応援できるって、昔は当たり前だと思っていたけど、しかし今はそれが如何に貴重なものであったのかと・・・そして、それが出来て、そして勝利を得られて、本当に幸せであると・・・。

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YBCルヴァンカップ準々決勝・第2戦 浦和3-0名古屋
得点/31分・伊藤敦(浦)、41分・伊藤敦(浦)、64分・江坂(浦)
主審=西村雄一
観衆:23,435人
2022年  J1リーグ第24節
名古屋グランパス3―0浦和レッズ
〜豊田スタジアム

「名古屋と地獄の真夏の3番勝負」第2弾・・・

220806アウェー名古屋戦 そんで3日経過して、またここに戻って来る。

戻って来たのは良いんだけどさ、これ負けたから言うんじゃなくて、また結果論で言うんじゃなくて、3日前のルヴァンのメンバーと今回のリーグ戦のスタメン、チョイスがアベコベじゃないのか?
試合には公式戦でも間違いなく優先順位というものがある訳で、ルヴァンも準決勝や決勝なら未だしも、準々決勝ならば現状はまだ下との勝ち点差が安全圏ではないリーグ戦の方が重要だと思うのだが、つまり今日のメンバーと3日前のスタメンを比べたら、どう見ても今日のスタメンがルヴァン仕様で、3日前のスタメンがリーグ戦仕様だと思うのだが???
実際、いくら怪我人が多いとはいえ、いくら真夏の過密日程とはいえ、メンバーを入れ替え過ぎというか、総合的な部分からしてメンバーを落とし過ぎである。
一方の名古屋は3日前が素直にルヴァン仕様で、今回がリーグ戦仕様であったのに。この差は迫力からしても、全くの開き過ぎな部分があったと思う。

と、試合前からスタメン見た時に、そう思ってしまったのが悪かったのか、試合そのものが前半から早くも崩れるのであった。

知念ひとりが悪い訳ではないが、最初の失点時の対応は軽いし、前半ロスタイムは眼も当てられないレベルの最悪なミスを犯して失点するしで、知念はこれまで出場した試合は、何れも安定感があった訳ではないが、せっかくレッズに呼ばれてJ1経験を積むチャンスから、努力という意味では集中したプレーで、何より必死さが見受けられた。
ところが、ショルツまで負傷離脱してしまった昨今、スタメンが確約された直後の試合で、いきなり今回の気の抜けた内容である。
何も間違いなく頭5個位は抜きん出ている現在のJ1最強のセンターバックであるショルツになれというのではなく、知念には知念の良さがある筈で、それを軽いプレーや気の抜けたミスで失点に絡みまくってしまうと、こういうの数試合それなりに評価もして来た信用という意味でも残念なのだが、繰り返すがスタメンが確約された途端に安心してしまい、せっかくJ2時代から培って来たハングリー精神すら、一気に吹き飛んでしまったのか?と思える気の抜けっぷり。本来ならばレッズでのセンターバックの序列は4番目である事を忘れてしまっていたのか?
ただ1試合だけで無理に酷評はしたくないから、大切なのは今回の失態を繰り返さない事。但し知念自身は若手ではなく年齢層では中堅どころなのだから、そう悠長な事も言っていられない。成熟したプロとして早くJ1仕様に成り、また次の試合で汚名返上の名誉挽回を期待したいところだが・・・。

まあ知念は知念として、他のメンバーも大概だったのだが、縦パスを期待された筈なのにボールを持つと出し処に躊躇してブレーキになる平野とか、前線は前線で2度ユンカーがスルーパスに反応したとはいえ、全体的にはボールを効果的に受ける動きが少なかったし、最初のシュートと勢いだけ眼を引いてはその後に空回りを繰り返す松崎とか、スタメン復帰した途端にまた不調時の状態になる江坂とか、単に右サイドに居るだけになっている宮本とか、・・・この選手たち、先ずは3日前のルヴァンでスタメンで使ってみてからの今日だろ!?(酒井が負傷中たがら宮本はルヴァンもスタメンだったけど)
そんで今度は柴戸と平野が負傷退場という、どうしてこう毎試合、怪我人が発生してしまうのか?ここ2試合、名古屋のファールも酷いものが目立ったのは確かなんだけど、それにしてもこうまで怪我人が続出している現状、うちのメディカル体制も本当にどうなっているんだ?って話である。

主審のジャッジも滅茶苦茶だし。アドバンテージで流すところを平野が抜け出した途端に止めちゃうし、いくらマテウスが倒れているとはいえレッズのチャンスの途中で止めちゃうし、極め付きは永井のゴール、あれVAR映像からしてやっぱりハンドでは?西川のセーブの跳ね返り、映像上どう見ても永井の腕に当たってないか???
ただ3失点は、セーフティにクリアするかタッチに逃れておけば何の問題もないのを、あんなバイタルに居る相手にプレゼントクリアしていたら、そりゃ失点するよな・・・。

220806アウェー名古屋戦2この糞暑い時期に必死に戦っている選手には悪いのだが、それでも明らかに良くない内容だったので、試合後に起きた拍手には全くの意味不明で、一体何に向けての拍手だったのか理解不能だったが、次は頑張れという意味にしたって、今日の内容では拍手は個人的にはちょっと・・・。

まあ7月のリーグ戦の内容と連勝が良かっただけに、8月に入った途端のこれで今回の試合が余計にダメダメに見えてしまったのかもしれないが、いや今回は明らかに勝てない時期の内容に逆戻りしたかのようなサッカーだったし、その原因は様々であろうが、やはり繰り返し指摘するけど、メンバー入れ替え過ぎの落とし過ぎの、3日前のスタメンチョイスと今回はアベコベでは?と思ってしまうのである。

2試合スタメンチョイスで中途半端だと、まだまだ続く来週の過密日程でも、果たして実のあるスタメンチョイスが出来るのか心配になってくるが、この心配な状態で、いよいよ来週水曜日は声出し検証試合である。
このタイミングであまり良くない試合をやってしまっただけに、この悪い雰囲気が水曜日に繋がらなければ良いが、うちって何かそういう特別な試合になると決まってやらかす癖は昔から名物だから、今回もそれだけが先ずは心配である。
だから水曜日に向けて、自分自身の気持ち、テンションも切り替えなければいけないから、こうして愚痴はブログで一気に吐露して、そして敵地でザ・ヤケ酒をかっ喰らったら、スッキリ今回の事は忘れて、そしてホームに帰ろう。

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J1リーグ第24節 名古屋3-0浦和
得点/27分・重廣(名)、45+5分・マテウス(名)、64分・永井(名)
主審=飯田淳平
観衆:33,005人
2022年  YBCルヴァンカップ 準々決勝・第1戦
名古屋グランパス1―1浦和レッズ
〜豊田スタジアム

「名古屋と地獄の真夏の3番勝負」第1弾・・・

0803ルヴァン・アウェー名古屋戦 ショルツが負傷退場して、第1弾からいきなり地獄じゃないか!鉄人のショルツがああまでピクリと動けなかったばかりか、ようやく立ち上がってもスタッフに身体を支えられながら、足をびっこひいて控え室へ消えて行く姿。ってかあそこまでびっこひいているのだから、歩かせないでタンカに乗せて運べば良いのに。
でも歩かせた、というか歩いていたという事は、そこまで重症ではないというか、ショルツの事だから単なる打撲で痛くてびっこひいていただけ。だから自分で歩いていた・・・と、是が非でもそういう事であってほしいが。
ってか名古屋、危険なアフターファールが多過ぎ。どうして主審や副審はあれを見逃しちゃうかな。普通なら名古屋にイエロー奮発大会になっていてもおかしくなかったぞ。キチンと試合をコントロールしてくれないから、ショルツが怪我してしまうのだ。まったく。

それにしてもシャルク、リンセンに続いて、今度はショルツまで痛めるとは。もちろんショルツの状態は現状では全く不明なので何とも言えないが、それにしたって外国人の野戦病院状態になりかけているではないか。どうなっているんだ、一体・・・。

くそー、ショルツの状態が心配で、せっかくの試合内容が二の次になってしまったではないか。
ショルツが負傷退場するまでは、圧倒的に名古屋より良いサッカーをして追加点も奪えそうな展開だったのに、ショルツの負傷退場からやや調子が狂ってしまった。

とはいえ、知念を何試合か使ってJ1経験を積ませておいて本当に良かった。そして前回の川崎戦のフル出場はデカかったと言える。今回みたいな緊急登板でも慌てずセンターバックとしての役割を果たしてくれたし、それこそ今回はショルツではなく(ルヴァンを軽視する訳ではないが)、川崎戦に続いて知念がスタメンでも良かったんだけどな。
そしてまた今季は犬飼や知念の加入で奮起したのか、去年までの不安定さが嘘のように岩波が安定感を手に入れているから、今回みたいにショルツに緊急事態が起きた時でも、岩波と知念で日本人センターバックの連携を実戦で試せているのは有意義ではある。

うしろが良ければ中盤も前線も自ずと良くなる訳で、岩尾と伊藤敦のダブルボランチは日増しにバランスが良くなるし、モーベルグや大久保などドリブラーの個人技には磨きがかかり、明本に象徴されるようにこの地獄の猛暑でも運動量は衰えず、そして何と言っても松尾がアタッカーだけとしてではなく、FWとして公式戦3試合連続ゴールという大活躍。
しかも彩艶を使う事が出来たし(ちょっと横からのボール処理が怪しかったけど)、同点に追い付かれたとはいえ、先制点によるアウェーゴールの奪取に成功と、それなりに中身の濃い収穫ある試合だったんだけどな。
ただ唯一、そこに大きな影を落とすように、ショルツの負傷退場だけが、自分の脳内不安を駆け巡っているのであった・・・。

0803ルヴァン・アウェー名古屋戦2 で、僅か3日後には、今度はリーグ戦で再びここへやって来る訳だが・・・。

去年の豊スタは糞寒い時期だったが、基本的に豊スタって糞暑い時期にばかり来ている気がするが、その蒸し風呂状態になるのが糞名物の豊スタで、真夏の暑さのピーク時に2連戦を組まれるレッズ。わざとやっているのか?と思ってしまう虐めのような設定だが、やはり暑いものは暑い。

とはいえ、スガキヤ2杯喰ってしっかり塩分摂取したおかげか、はたまた気分的にやや埼玉より愛知の方が気温が低かった感じがしたからなのか、そうフラフラにはならなかったが、そして今回は19時半のキックオフだった上に、幸いにして試合中はやや暑さが収まってきてくれたから良かったが、リーグ戦ではキックオフが19時と、今回より、たかが30分、されど30分も早い3日後の試合時の豊田の気候と蒸し風呂スタジアムの気温は、果たしてどうなっているだろうか・・・?

ーーーーーー
YBCルヴァンカップ準々決勝・第1戦 名古屋1-1浦和
得点/36分・松尾(浦)、59分・森下(名)
主審=谷本 涼
観衆:6,179人
2022年  J1リーグ第23節
浦和レッズ3―1川崎フロンターレ
〜埼玉スタジアム2002

220730ホーム川崎戦 こういう結果になった訳だが、先ずその前に、チーム内のコロナ蔓延の影響で、まともに練習すら出来ず、当日はベンチ入りメンバーすら足りない状態で、いくら最低13人選手が居れば試合可能としても、状況が状況だから、試合の延期を要請する事も出来たであろう川崎が、そうはせずに試合に臨んでくれた事に大変感謝するとともに、その堂々たる精神に感服したい。

対して、そういう異常事態に陥っている川崎相手にも、決して手を抜かずに、また堂々と戦ったレッズの選手を讃えたい。

ただストレートに考えて、その川崎相手に勝てなかったらどうしよう?という素直な考えも浮かんでいたのは事実だが、でもその川崎、そりゃ山根も登里も知念も小林悠も大島もチャナティップも俺達の車屋も欠けていても、それでもジェジエウは復帰済だしダミアンを筆頭に外国人は5人フルで揃っているし、家長も谷口も脇坂も橘田も居るし、加えて控えに山村も居るし、それこそスタメンだけを見ても、決して戦力がガタ落ちしているとも思えないメンバーではあったが、そう思ってしまうのも、それだけ元から川崎は選手層が厚いという事でもある。

まあレッズも守備の要ショルツも、そしてシャルクもリンセンも大久保も居ないという状態ではあったが、それでもユンカーは復帰したし、そうでなくても川崎より遥かに有利な条件ではあった以上、今回はしっかり勝たなければいけない試合ではあった。

早い時間帯から畳み掛けて、早い時間帯で先制し、前半の内に追加点も奪う。これで川崎を精神面からしてバテさせる。理想的な前半であったが、それでも川崎のチグハグな動きや普段なら有り得ないであろうミスを観ていると、コロナの影響で川崎ですらここまで変わってしまうのか、と驚いてしまったが・・・。
そしてレッズはレッズで立ち上がりから知念がちょっと怪しいプレーを連発してしまったので、そこはJ1での経験不足も露呈してしまったが、その知念の位置は当然のように川崎に狙われまくっていたものの、知念そのものは時間を増す毎に試合環境に慣れて来たようで、立ち上がりの2回のミスを除けば、川崎相手にJ1初スタメンで良くやってくれたと思うよ。清水戦同様に相手選手を吹っ飛ばすフィジカルの強さも見せたし(今回はファールになったけど)。

ファールといえば、松尾が抜け出した超決定機での谷口の後ろから倒してのイエローは、前にキーパーしか居なかった以上は普通に得点機会阻止では?主審によっては1発レッドでもおかしくないレベルで、あそこは一旦VARが介入して検証してほしかった。
松尾のシーン以外にも松尾主審は(松尾が2人いてややこしいな)、やや川崎寄りのジャッジも見受けられた部分があったのも感じたが、しかしその川崎、全体的には主審とかに関係なく、今回の厳しい状況でも、後半は持ち直したどころか、ボールを支配して押し込んで来たので(レッズも後半は途中から守りに入っていてカウンター狙いに絞っていた面はあったが)、そこはやはり川崎の強さそのままという感じがして、PKも喰らったし、後半は終止ヒヤヒヤしっ放しであった。

220730岩尾ヒーローインタビュー だから、岩尾先生が3点目を押し込んでくれた時には本当にホッとしたが、あそこの流れ、抜け目なくスローインからユンカーのやや難しいクロス、それをライン際まで粘った関根の、同じ関根という点では、去年の天皇杯決勝の江坂の先制点に繋がった再現のような、しっかり良く見ているかつすんごい豪快なマイナスのパスからの岩尾だったが、最後は岩尾らしいというか、いぶし銀らしい泥臭いゴールだったな。綺麗なゴールや豪快なゴールのシーンも良いが、ベテランが泥臭くゴールを奪う形、個人的には大好きなパターンだけに、本当に良いゴールだったと思うし、岩尾はレッズ移籍後初ゴール本当におめでとう。
ヒーローインタビューでの岩尾、しっかしよく喋るな。もっと寡黙な性格かと思っていたんだけど、それどころか流暢によくベラベラ喋る喋る(笑)。その前の松尾のヒーローインタビューでの喋り方がトッチャン坊やみたいで笑ってしまっただけに、更に岩尾の意外な一面を見たようで、松尾に続いて笑ってしまった。岩尾って実はこういう性格だったのか。

220730ホーム川崎戦2何だかんだでも、とにかく勝って良かったのは良かったが、川崎の状態が状態だっただけに、内容はともかくとして、今回はしっかり勝って勝ち点3を得たという事と、そしてこれで3連勝だという事を喜んで、そして繰り返すが、苦しい状況でも限られたメンバーで試合に堂々と臨んでくれた川崎に大きな感謝を。


で、何?来月10日のルヴァンでうちが声出し運営検証試合対象?へ?何を今更?ここで検証しなくても、もう前の試合で散々検証されているじゃんよ。検証費2千万円をクラブが自費で払ってな。これで10日は逆に誰も声を出さなかったりして・・・。

と、いや真面目な話、2千万円もの罰金が発表されたタイミングで直後にレッズのホームゲームで声出し検証試合やるって、普通で考えたらおかしいというか、実はJリーグとレッズとの間で「司法取引」でもあったのでは?と思ってしまう。
野々村マン「浦和さんも声出し検証試合してあげるから素直に2千万払って」
立花シャチョ「わかりました。じゃあ早速10日の試合で」
とか??
だってレッズサポーターで検証するなら先ずはアウェーでやった方が無難なのに、それを飛び越してホームからってのが不思議だし、繰り返すけど罰金を払わされたクラブをたいした間を空けずに検証対象なんて自体が道義にも外れる。

レッズも検証試合をやれば2千万円をチャラ可能と考えたとしたら?つまり、元々平日ナイターな上にルヴァン準々決勝という、端から注目度ゼロに等しくチケットは売れないからスタンドはガラガラな赤字も覚悟の筈だった試合。
ところが検証試合になった途端に声出し対象のゴール裏は瞬殺レベルで完売しちゃうし、指定席も普段よりは売れている筈。マスコミからの注目度もドアップだから、これでスポンサーの受けや信用もドアップ。
立花シャチョ「なら2千万円なんて安いもんじゃん」

なーんて事がやれるようだったら、レッズもしたたかで、ある意味で成長したなー、と思えるんだけどね。穿り過ぎか?

ーーーーーー
J1リーグ第23節 浦和3-1川崎
得点/4分・伊藤敦(浦)、17分・松尾(浦)、82分・家長PK(川)、85分・岩尾(浦)
主審=松尾 一
観衆:35,451人
2022年  パリ・サン=ジェルマン ジャパンツアー
パリ・サン=ジェルマン3―0浦和レッズ
〜埼玉スタジアム2002

これがレッズがクラブワールドカップ出場とかの国際試合でも公式戦ならば大枚叩いても悔いは無いが、さすがに親善試合という名の海外ビッグクラブの観光宣伝小遣い集めツアーに、あんなバカ高いチケット料を払う勇気も余力も無いので、今回はいくら埼スタ開催でもお留守番で。

仲間内では万単位のカテゴリーを買った人も居るけど、実際にレッズサポーターで行った人は、一番安い8千円のカテゴリー以外だと、平均的にどの値段のカテゴリーのチケットまで金を出しているのだろうか?

しかし今回の(繰り返すが)バカ高いチケット料金を考えると、過去にレッズがやった同じ海外ビッグクラブとの親善戦でも、マンUやバルサやインテルやバイエルンの時のチケット料が可愛く見えるな。この違いは一体何なんだ?
と、何時までもグチグチとチケット料に文句をつけていると、「本当は今回も観に行きたかったくせに」とか「ネイマールやメッシやエムバペやセルヒオ・ラモスを生で観たくないのか?」とか「高額チケットを買える人が羨ましいのだろう?」とあらぬ誤解を生む危険があるので、チケット料の話はこの辺でやめるが、改めて誤解を生まない為に強調しておくとだな、べ、別に観に行きたくなんてないし、ス、スター選手なんて興味無いし、う、羨まらまやましくなんて、、、ないぞ!!某名作戦争映画のヒトラーのパリ破壊命令に於ける「パリは燃えているか?」という有名な言葉があるが、これを自分の心情に歪曲して答えるとするとだな、たかが親善試合のパリSG戦くらいでは全く燃えないのさ。フッ、冷房が効いた涼しい部屋で酒呑みながら気楽にネットの書き込み速報を眺めていられるのんびりさよ、ハッハッハッハッ。
・・・なんか虚しくなってきたというか、こんな乱暴な事を書いていると、パリどころかこの記事が炎上しそうだが。

でも正直、この時期に公式戦以外の国際試合は避けてほしかったのが本音。
だってパリの選手は期間中にもホテル脱け出して、連日オネーチャンの居る店でドンチャン騒ぎしていそうだし、それで近い内にPSG内はおろか、対戦相手である川崎やレッズやガンバでもコロナ騒ぎになったら、パリの選手が日本の夜の街から第7波中のコロナを持ち帰った?と疑われそう・・・。

しかしそう考えていて、現実的に、こういう試合を避けたかった第一の理由であり懸念が、ストレートに現実のものになってしまった。
つまり・・・レッズの話題は、もはやリンセンの負傷退場で、全てが吹き飛んでしまった。
筋肉系を痛めたみたいだが、普通に考えから、いきなりこんな親善試合で出す以上は、出せる状態だか出したと思いたいし、例え痛めたとしても、大事をとっての退場だと思いたいが、しかしデビュー戦がいきなりこれだと、気楽な親善試合が一気にドン底試合にしか考えられなくなり、もはやこの試合の全てが頭に入らなくなってしまった。他の選手には申し訳ないが・・・。
クラブはいつも選手の負傷状況を公式発表しない傾向があるが、今回のリンセンの件に関しては、状況が状況だけに、詳細を発表してほしいところ。

で、こんな事態だから、話をノルタルジックなものにして、少しでも現実逃避する必要があるか。
まあそのノルタルジックな話をすると、パリSGがビッグクラブとはいえ、個人的には仏リーグって興味薄というか、パリSGそのものは発足は後発でビッグクラブになったのはテレビ局に買われた90年代頃だから、どうしても古い頭を持つ自分からすると、仏リーグは古豪サンテティエンヌや今はマルセイユやモナコが優先されてしまう。
それ以上に仏リーグと聞くと、仏北部のRCランスのホームスタジアム内外で売られているフリット、つまりフライドポテトが、世界中のジャーナリストから絶賛されるくらいに美味いという話を、何かでかなり前に聞いて以来、フライドポテト好きとしては、仏リーグ=RCランス=フライドポテトになってしまった。
まあランスって日本で言えば北海道みたいなとこで北海道と同じく確か馬鈴薯の名産地だから、美味いというか名物になるのはある意味で当たり前の話だとも思えるのだが、ちなみにフリットという名称はこのランスが発祥らしいとか何とか。
パリとは全く関係ない話で脱線した。あー、でも何かフライドポテトが喰いたくなってきた・・・。

んな事を書いていても、やはり頭の中には、・・・嗚呼、リンセン・・・。

ーーーーーー
パリ・サン=ジェルマン ジャパンツアー パリSG 3-0浦和
得点/16 分・サラビア(パ)、35分・エムバペ(パ)、76分・カリムエンド(パ)
主審=佐藤隆治
観衆:61,175人
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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