浦和レッズ2-0ヴァンフォーレ甲府
~埼玉スタジアム2002
先週に発熱した影響に加えてアルビレックス戦のショッキングな同点劇で、今週は体調不良によりまったくパソコンを開いていなかった。故にこのブログも1週間ぶりの更新である(それでもしっかり美酒を飲んでの帰宅ではあるけど…)。
さて、アルビレックス戦の悔しさを吹き飛ばしたいヴァンフォーレ戦。立ち上がりから積極的にチャンスを作るレッズだったけど、永井の相手キーパーをかわしてのシュートや強烈ミドル、ワシントンのキーパーとの一対一と、決定的場面で決められない。逆にヴァンフォーレに幾度か危ない場面を作られるなどヒヤヒヤの前半は坪井や闘莉王の気迫のカバーで何とか凌ぐ。
この不安を吹き飛ばしたのが後半のワシントンの2ゴールだった訳だけど、何がすごいって、1点目の起点となったロビーの闘莉王への絶妙ヒール。さらに2点目をアシストしたワシントンへのパスは、敵DFを背負いながらのドリブルから右アウトで変化をかけた鋭いクロス!う~ん、ロビーは本当にすごい選手だということを再認識した一瞬だった。
まだ連携はチグハグな面が目立つレッズだけど、今回の試合運びを観る限りでは、攻撃でも守備でもそれなりに修正が成されていたし、阿部も遠慮せずに積極的に前線へパスを出せるようになってきた。さらに長谷部が復帰したということで、中盤のポジション争いも気になるところ。
あとは、それなりに実力あるチームと当たるここから、いよいよオジェック・レッズの真価が問われることになりそう…。
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J1リーグ第3節 浦和2-0甲府
得点/57分・ワシントン(浦)、69分・ワシントン(浦)
観衆:39,494人
J1リーグ第2節
アルビレックス新潟2-2浦和レッズ
~東北電力スタジアム
いや~、永井がまたも決めてくれたぜ!元日の天皇杯からここまで、出る試合で必ずゴールを決めている。絶好調絶好調!!
ワシントンもようやく今季初ゴール!ペルシク戦の怒りの交代劇騒動でついに吹っ切れたか!?
これで今日は完勝ペース。後はしっかり守って~…って、88分、失点。ありゃ、敵に一矢を報いられたか。まあこの時間帯に1点返されるってのはサッカーではよくあることだし、慌てる要素はどこにもない。時間はすでにロスタ
同点にされてるってどういうことじゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いったい、何が起きたというのだ!?
今日はJ's GOALとi-浦議の実況板だけが頼りだったので、最後は何が起きたのかがサッパリわからない。少なくとも88分に1失点したところまではレッズは勝っていたはずである。それがわずか1分後のロスタイムには同点にされているなんて…?決められた時間帯も時間帯なら、それを決めたのが途中交代で入ってきた河原と田中ってのも…
いや、今日はショックでもうダメ。せっかく下がった熱がぶり返しそう。
勝負は下駄を履くまでわからない。
雪の降る新潟へ参戦された皆さん、本当にお疲れ様でした。
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J1リーグ第2節 新潟2-2浦和
得点/30分・永井(浦)、64分・ワシントン(浦)、88分・河原(新)、89分・田中(新)
観衆:40,524人
AFCチャンピオンズリーグ 予選グループE・第1戦
浦和レッズ3-0ペルシク・ケディリ
~埼玉スタジアム2002
ついにこの日がやってきた。レッズが世界へ飛び出す第一歩。
埼スタにFIFA ANTHEMが流れた時には「あ~、この曲がACLで公式にレッズの為に使われる時がやってきたんだぁ」と感慨に浸ってしまった。
で、ついに歴史的なキックオフ!!さあ格下なんぞ一気にぶっ潰せ!!
…、
いや、確かにほとんど攻めていたし、サンドバック代わりと言って良いほどシュートも雨霰のように打ちまくったのだが、そのシュートもパスも精度は最悪だったし、…敵がまったく攻めて来ないのと、プレスも極端に甘過ぎて、逆に選択肢が多過ぎて自分たちで試合を難しくしてしまった感じ。
ってか3-0ってアンタ…。ワシントンは途中で下げられたのに激怒してユニ投げ付けて勝手に途中帰宅しちゃったらしいし。でもワシントンがあそこで交代させられるんだったら、山田なんぞ前半の内に下げられていてもおかしくない程に弛んでいたと思うんだけどな…。
実は前日に37.8度の熱を出してダウンしながら、この日は微熱の中で意地でも強行参戦した俺。埼スタは気温も寒かったが、試合はそれ以上に寒かった。二重の寒さを味わって今日も引き続きの体調不良である…。
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AFCチャンピオンズリーグ 予選グループE・第1戦 浦和3-0ペルシク・ケディリ
得点/12分・山田(浦)、45分・永井(浦)、75分・伸二(浦)
観衆:31,303人
さ~て、今週からいよいよ待ちに待ったアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の開幕である。
レッズは7日夜、ホーム埼スタでインドネシアのペロペロ、じゃなくって、ペル?…ペ、?????? …え~と、相手の名前、何だっけ?
(ただいま資料を漁って対戦相手の名前を調査中。ってか、それくらい、早くから勉強しとけよ、俺。)
-しばらくお待ちください-
…そうそう、ペルシク・ケディリね。
えっと、そのペルシクについては全くと言って良いほど知らないチームなので、3日の開幕戦の時に無料配布で貰った浦和フットボール通信・創刊号の説明文を中心に色々と調べてみた。
ACLに出場するのは2度目とのことで、そういった意味ではレッズより経験の上では先輩となる。
ペルシクの愛称は「白い虎」!?ふっ、こっちは「赤い悪魔」だぜ!!悪魔と虎では迫力の差はこの時点で明白!ってか白と赤ってアンタ、まさしく紅白って感じで何となく縁起良さ気?(笑)
チームにはインドネシア代表選手も数多く在籍しており、外国人選手も5人在籍とのこと。ウルグアイ人FWクリスチャン・ゴンザレス、ブラジル人のダニーロ・フェルナンド …シラネ。
実はこのペルシクってチーム、2004年に初出場したACLで、実にド派手な試合結果を残している。
城南一和天馬 15-0 ペルシク・ケディリ
(゚Д゚)ポカーン…
そう、韓国の城南一和に、いくら何でもありえない大差を付けての惨敗劇を繰り広げているのである。
しかも当時同じグループに属していたのが何処であろう、あの横浜F・マリノスである。この時マリノスは、城南一和に得失点差で+9も差を付けて首位をひた走っており、当然の事ながらグループ突破が確実視されていた。ところがその矢先に城南一和がペルシクに15-0で馬鹿勝ちしてしまったおかげで一気に首位が入れ替わり、結局マリノスはその得失点差が原因で予選落ちしてしまった経歴があるのだ。
当時、この15-0は、順位逆転を狙った城南一和がペルシクを買収した可能性も囁かれてはいたけど、翌年にもガンバがダナン(ベトナム)に15-0ってのもあったし、普通に対戦してもこれだけの大差は、あながちありえないことでも無いと思われる。
ちなみに以下は2004アジアチャンピオンズリーグでのペルシクの全成績である。
1次予選G組
ペルシク 1-2 城南一和
マリノス 4-0 ペルシク
ビンディン 2-2 ペルシク
ペルシク 1-0 ビンディン
城南一和 15-0 ペルシク
ペルシク 1-4 マリノス
(左がホームチーム。ビンディンはベトナムのチーム。ペルシクの最終順位は3位で予選敗退)
う~ん、これだけ見ると確かに15-0は不自然ではあるけど、…
しかし、戦いはもう目前に迫っている!レッズよ、この記録を上回れ!!
20-0で勝て!!!!
浦和レッズ2-1横浜FC
~埼玉スタジアム2002
とにかく相手は守る守る。あそこまであからさまに守られると、「アンタら、そんなサッカーでこの先J1を切り抜けるつもり?」と逆に心配してしまうほど。そんなニートサッカーやってる奴らに、J1の厳しさという物を見せ付けてやりたかったレッズだけど…どうもレッズ自体も連携がちぐはぐで、相手が攻めて来ないのを良いことにボールはゴール近くまでは簡単に運べるんだけど、その先のフィニッシュ体勢に入るまでが上手く行かない。
やっとこさオウンゴールで先制するも、前半終了直前に久保のスーパーミドルで追い付かれる。久保のシュートは確かに神業だけど、元々彼はサンフレッチェやマリノス時代から左足でのミドルはワールドクラスの選手。あの場面で彼をフリーにしてしまった伸二と、彼のミドルを警戒(していたのかもしれないけど)薄だったギシのポジショニングにも問題はあった。
後半は本当にヤキモキする試合展開。これまでの個人技サッカーからの脱却を図ったオジェックの”繋ぐ”サッカーを体現しようと、選手たちは常にパスを意識して動いていたおかげて、いざパスの出しどころに困って手詰まりになると攻撃が停滞してしまう弊害も。それでも最後はなんとか力で”ハマナチオ”をこじ開けての永井の決勝ゴール!いや~、ホッとしたね。
今回の勝利は、正直言えば完全な個の力の差と、それによって生じる相手の焦りとミスに助けられた面が限りなく大きかった。オジェックの目指す組織サッカーは明らかに発展途上で、まだまだ完成には時間を要しそう。
それでもゴール前での連携を意識した動き出しやパス回しなどは、意識的には向上が見られたのは好材料で、後はどれだけ選手たちが自然に身体で身に付けられるかにかかってくると思う。強豪チームと当たる4月までに、なんとかチームが出来上がって来てくれると良いのだけど…。
そうそう、阿部は良かったね。俺は阿部が最終ラインに入るのには否定的な方なんだけど、昨日は発熱で欠場した闘莉王の穴をシッカリ埋めていた。ボールタッチが絶妙でどんな場面でも球を失わない。上背は無いのに空中戦も強い。パスを意識した展開力。とにかくプレーに無駄が無い。…う~ん、オシムが何故、阿部をDFとして起用したのかがようやくわかった気がする。
ってことで昨夜は本当に安堵の勝利で(開幕戦勝利も本当に久々だし)、東川口で美酒を飲み過ぎての終電帰り。今季も勝利の美酒を沢山飲みたいね。
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J1リーグ第1節 浦和2-1横浜FC
得点/25分・オウンゴール、44分・久保(横C)、85分・永井(浦)
観衆:57,188人
☆インフォメーション
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