・・・売れたねぇ、ビジター席が(大汗)
スポニチの昨日の記事通り、やっぱあの団体が絡んでの買い占め作戦をやられたんだろうけど、それにしてもここまでロケットスタート的にビジター席が完売するなんて、レッズのホームゲームでは本当に珍しいこと。
でも、ビジター自由を割り当て最低限の5%に抑えたレッズの判断は正しかった・・・とは言い難い。だってまだホーム自由が余りまくってるやん(6日12時現在)。せっかく敵への割り当てを最小限に抑えたんだから、せめてこっちも完売にしないと格好付かないなぁ。それにまさか、あの団体が、余ってるホーム自由まで手を伸ばして来たら大変だし。
ちなみに今回は「ぴあ」の出足がやたら鈍かったな。回線がパンク状態になってたのが原因らしいけど。それとは対照的に比較的繋がりやすかったローソンチケットでは、色々な席種が早々に完売状態。その中にはやはりアウェー指定も・・・。恐るべし、あの団体・・・
城南一和天馬2-2浦和レッズ
~城南市炭川総合運動場(韓国)
まあ未知の領域とは言うものの、城南一和とはA3で一度死闘を演じているだけに、今回もけっこう僅差の戦いが予想された訳なんだけど、やはりその予想通りに追いつけ追い越せの激しいゲームとなったね。尤も今回は乱闘は無かったけど(汗)
一度は逆転し、結果的に追い付かれた。現実的には城南一和のチーム力を鑑みればこのドローも決して安全圏とは言い難い。でも、アウェーゴールルールの中で敵地で2-2は限りなく勝ちに等しいドローだと思う。いや、そう思いたい。だって、選手の疲労は本当に深刻だよ。ロビーなんてかなりヘロヘロなのに、伸二離脱で簡単には交代出来ない苦しい事情がある。肉離れを抱えながら試合に臨んだ達也もしっかりゴールを挙げてくれたし、守備陣だってどれだけ敵の猛攻に耐えたか…
日本のリーグ王者vs韓国のリーグ王者の戦い。そう、世間で言う”日本代表”vs”韓国代表”の決着は、10日24日、我らが埼スタで!!
PS.韓国遠征された同志の皆さん、本当にお疲れ様でした。
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AFCチャンピオンズリーグ準決勝・第1戦 城南一和2-2浦和
得点/10分・モタ(城)、52分・達也(浦)、65分・ロビーPK(浦)、80分・キム・ドヒョン(城)
観衆:人
浦和レッズ1-0アルビレックス新潟
~埼玉スタジアム2002
レッズの攻撃はロビーが握っている。それもわかっている。
ロビーに何度も救われてきたゲームがあった。わかりすぎるほどわかっている。
わかっていて、そして今回もロビーに救われた。
後半終盤、土壇場の決勝ゴール。ロビーの放った鋭いシュートがレッズを勝利に導いた。
話を試合前に戻す。スタメンを見て驚いた。達也が足を痛めて大事を取って欠場した以外は、これまでと変わらないベストメンバー編成。話が違う。だって、噂ではACLの疲労を考慮して、今回こそレッズもかなりのメンバーを入れ替えて臨むとされていたのだから。蓋を開けてみたらそんなのお構いなしだった。
フロンターレの件があったから?それともガンバが勝ってしまったから?理由があるのか無かったのかは知る術はないが、とにかくレッズはこれまでと変わらぬメンバーだった。
それでもアルビは連敗中。しかもマルシオリシャルデスは出場停止。エジミウソンも、永田も、田中アトムも怪我で居ない。確かに相手は飛車角金銀落ちしているチームではあった。普通ならレッズが横綱相撲で勝たなくてはいけない相手。しかし今回ばかりはレッズも苦しい事情があった。
観ていると、かわいそうなくらいに選手の疲労が現れていた。そこに来て天候は雨。もはや省エネモードなんて言う以前に、身体が重くて動きが鈍いのは明らかだった。攻撃にしてもチャンスらしいチャンスは少なかった。闘莉王のオーバーヘッドだって力を振り絞っての状況だっただろうし、守備に関してもまさに疲労困憊の中での奮闘が見て取れた。それでもレッズは、精一杯、堂々と戦い抜いた。そして最後はロビーが決めてくれた。
もう今日はそれで十分。レッズイレブンはよく頑張った。
中3日ですぐにまたACL準決勝、しかもアウェーの試合がやってくる。とにかく、厳しい戦いはまだまだ続く。
それでも俺らはしっかりとザ・美酒。
いや~、今日の雨は寒かったな。そろそろ秋らしくなってきたな。
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J1リーグ第27節 浦和1-0新潟
得点/87分・ロビー(浦)
観衆:47,755人
◆川崎F 8人入れ替え事情聴取へ(スポニチ)
『Jリーグは23日の柏戦で先発メンバー8人を入れ替えた川崎Fに対して近く、事情聴取を行う方針を固めた。犬飼専務理事は試合前、川崎Fの武田社長に「なぜ(主力)選手を使わなかったのか」と詰問。試合後には「ACLとJリーグの両方を頑張ってもらうためにチャーター機も飛ばしたが、通じなかった。説明を求めたい」と語った。鬼武チェアマンも「反省会をしないといけない」と不快感を示した。
Jリーグにはベストメンバーで試合を戦うルールがあるが、柏戦での入れ替えは規定を満たしており、武田社長は戸惑いを隠せない。「最初から入れ替えるつもりだったわけじゃない。日本に戻って選手の疲労を見てから決めた」とJリーグ軽視ではないと訴えた。』
なんだかもう矛盾だらけのJリーグの姿勢。過密日程を考慮したうえでのフロンターレの苦肉の策と、それを許すまじとするJリーグ。しかも世界的なサッカー事情を熟知している犬飼氏からそんな言葉が出ようとは…
Jリーグが不快感を示すのはわかる。いくらベストメンバー規定に反していなくても、怪我以外の理由で8人もの主力を一気に入れ替える行為はあまりに露骨なやり方ではある。プロの試合で”手抜き”はあってはならないし、スポンサーやtotoの問題もあるからだ。しかもフロンターレはこの試合で堂々の0-4で大敗。負けるべくして負けたのは明らかだった。
じゃあこの過密日程を作り上げたJリーグの責任は?長距離の移動も予測出来たACLの存在をわかっていながら、立て続けに中2日や中3日の試合スケジュールを平気で組んだのはJリーグである。曰く「チャーター機も飛ばしたが」…だから過密日程による疲労が軽減出来た、だから常にベストメンバーで戦えとでも言いたいのであろうか?
フロンターレに勝利したセパハンのイランは、ACLに出場するクラブチームのために国内リーグの日程を調整していると聞く。なぜイランに出来て、日本が出来ないのだろうか?それともまさか、Jリーグは日本のクラブチームが決勝トーナメントに進めるなど、本気で思ってはいなかったのではないだろうか?
仮に昨日の試合でもしフロンターレが勝っていたら、この記事が出たであろうか?Jの試合で主力8人を温存したくせに、チャーター機まで出してやったのに、それなのに負けるなんて…そんなJリーグ側の愚痴が聞こえてきそうな不快な記事である。フロンターレの頑張りに「ここまで良く戦った、頑張ったね」くらいの一言がなぜ言えないのか?
何れにしても、Jリーグは来季以降の日程的な問題を再考する必要性がある。そうしなければいつまで経ってもこういった問題は無くならない。
ただ、Jリーグの姿勢ばかりに不満を言っていても始まらない。クラブチーム自身の態勢にも問題はある。現にフロンターレが選手入れ替え策を慣行しておきながら敗退してしまったのに対して、ほとんど選手を入れ替えないで臨んだレッズは準決勝に勝ち進んでいる。
もちろん去年から本気でACLに向けて取り組んでいたレッズと、棚ぼたで出場したフロンターレとの準備期間の違い、そして移動距離の違いがあったのは確かだが、だからこそ、ACLに出場するクラブも、国際試合に柔軟に対応出来るだけの地力を持ち合わせていないといけない。そしてそれなりの覚悟と選手層を持ってして臨む必要があるだろう。
全北現代モータース0-2浦和レッズ
~全州ワールドカップスタジアム(韓国)
準決勝進出キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
勝ちきった!!
準決勝進出!!!
アジア夢の4強入り達成!!!!
…すごい、レッズもついにここまで登り詰めたか。
第1戦と同じくまたも開始3分、今度は達也の先制点が大きかった。いきなり出鼻を挫かれて焦る敵はラフプレー連発。おまけにシミュレーションで退場してくれるとは!もはやここまで来ると、サッカーの神様が完全にレッズに味方してくれているとしか思えない理想的な展開。最後はオウンゴールまで献上してくれちゃったりして…ってか、敵はもはやサッカーになっていない。既にACL王者の面影はどこにもなし。
でも、なによりもレッズの選手陣は頑張った。疲労の中、敵のラフプレーにもめげず、どんなに削られても耐え、闘莉王なんて流血までして、本当に良く頑張ったよ。偉いよ。
そして韓国まで行かれた大勢の同志の皆さん、熱い応援お疲れ様でした!気を付けて帰って来てくだされ。
いや、まあ勝利に浮かれているわけではないんだけど、今日だけはこの勝利の余韻に浸らせてくれ~。何たって4強入りだもん。しかもアウェーで王者を完膚無きまでにぶっ倒しての4強入り。これはレッズのみならず日本サッカー史上に残る快挙だよ。
一方のフロンターレは・・・0-0のまま結局セパハンにPK負けでここで敗退か。うーむ、普段敵同士なれど、ちょっと寂しい気もするかな。でも日曜に主力の大半を温存して臨んだフロンターレと、下手な小細工をせずに真っ向勝負で挑んだレッズ、(実力もさることながら)この辺の意気込みの違いも結果に表れたのかな。まあいいか、とにかくレッズは上を目指して頑張るのみ。
さあ、次の準決勝の相手は・・・城南一和天馬に決定!!城南といえばメッコール(それはもういいって?)、そう、A3で乱闘モードに発展した因縁の相手。シリアよりは韓国の方が移動距離が近くて負担は減った。うーん、こういったところは運もレッズに味方しているな。
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得点/3分・達也(浦)、65分・オウンゴール
観衆:31,000人
横浜F・マリノス0-1浦和レッズ
~日産スタジアム
レッズはというと、とにかくミスが多くて、特にパスミスを連発。自らチャンスを潰し、尚かつ不用意にボールを奪われてピンチを招く場面も少なくなかった。前半を無失点で切り抜けたのは本当に大きかった。
だからこそ、永井の値千金のゴールが生まれたのかな。耐えに耐えたレッズへのご褒美。こういう試合で永井が決勝ゴールを決めるのってけっこうあるよね。
アシストのロビーも、3バックの気迫の守備も素晴らしかったし、何より都築のファインセーブ連発も忘れてはいけない。今日は彼に救われたね。
ただ、その後にマリノスが退場者を出してレッズ優勢の中で追加点が奪えず、しかも終盤のマリノスの攻勢にタジタジになってしまったのはいけなかった。ここでもレッズは乱雑なクリアが目立ち、それが逆にピンチを招くなど、やはり課題は残る。
疲れているのはわかっている。実際、選手の疲労はかなりピークに来ている。闘莉王や啓太なんてまさに満身創痍の状態だし。今日は達也をベンチスタートという形で休ませることが出来たのは良かったけど、今後もそういったやり繰りは必要になってくるだろう。もちろんこの厳しい状態を切り抜けないことには、Jリーグ連覇もアジアチャンピオンも狙えないのもわかっているけど。
余談だけど、前節でせっかくガンバから勝利をあげてくれてレッズの背中を押してくれたマリノス。…恩を仇で返すって、まさにこのことか!?いや、勝負の世界だからそれはそれってことで。
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J1リーグ第26節 横浜マ0-1浦和
得点/65分・永井(浦)
観衆:48,166人
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