2008年、記念すべき最初のA代表選出は彼ら25人に決定。
■GK
川口能活 (磐田)、楢崎正剛 (名古屋)、川島永嗣 (川崎)
■DF
中澤祐二 (横浜マ)、坪井慶介 (浦和)、加地亮 (F東京)、
駒野友一 (磐田)、岩政大樹 (鹿島)、水本裕貴 (ガ大阪)、
内田篤人 (鹿島)
■MF
橋本英郎 (ガ大阪)、羽生直剛 (F東京)、遠藤保仁 (ガ大阪)、
中村憲剛 (川崎)、鈴木啓太 (浦和)、阿部勇樹 (浦和)、
山瀬功治 (横浜マ)、今野泰幸 (F東京)、山岸智 (川崎フ)
■FW
高原直泰 (浦和)、播戸竜二 (ガ大阪)、巻誠一郎 (千葉)、
前田遼一 (磐田)、大久保嘉人 (神戸)、矢野貴章 (新潟)
うん、まあ、とりあえず誰の目から見ても予想通りの選出ってとこだろう。岡ちゃんも監督復帰直後だし、大博打でのサプライズ選出ってのは無かったね。まあ現時点ではこれが順当かな。
約数名、昨年からの所属チームが変更になっている点が何とも新シーズンを感じさせるが、その中でもやはり我らが高原・・・本来ならレッズでの試合を観てからにしたかったが、まあこればかりは今更言っても仕方ない。ってか高原は足に不安を残す形での選手だけに、先ずはケガだけはしないように祈るよ。
あ、岡ちゃん、次回は恐らく闘莉王やアレックスも選ぶと思うけど、世界第3位クラブのキーパーも忘れないでね。
ここまでの動きをまとめると・・・
in
DF近藤(←レンタル先の愛媛から復帰)
MF梅崎(←大分から完全移籍)
MFアレックス(←レンタル先のザルツブルクから復帰)
FWエジミウソン(←新潟から完全移籍)
FW高原(←フランクフルトから完全移籍)
新人in
DF橋本(←市立船橋高)
MF林(←盛岡商高)
FW高崎(←駒沢大)
out
DFネネ(→コリチーバへ完全移籍)
MF中村(→湘南へ完全移籍)
MF赤星(→水戸へレンタル移籍)
MF長谷部(→ヴォルフスブルクへ完全移籍)
FWワシントン(→フルミネンセへ完全移籍。その後中東行き?)
その他
GK徳重(神戸でのレンタル延長)
MF伸二(ボーフム移籍が一時白紙も、まだ移籍の可能性あり)
MF大山(レンタル先の愛媛から湘南へ再レンタル移籍)
FW横山(レンタル先の山形から愛媛へ完全移籍)
これを見ると主力級のinとoutが目まぐるしいために、今季のレッズがどういうサッカーをするのかが読めない。補強にしても、長谷部に代わる今野を獲れなかった以上は、飛躍的に上積みされたとは言い難い。
守備陣
懸念材料はやはりココ。ネネを放出した反面でそれに代わる有力選手の補強が無かったことを考えると、闘莉王、坪井、堀之内に万が一の事態が発生した時の絶対的なバックアッパーがいない。夏に大物外国人DF獲得の噂があるものの、それを悠長に待っていられるほど暢気ではない。そこで愛媛から復帰の近藤に期待がかかるわけだが、現実的にはそれも未知数。
困った時の阿部が居るのは本当に心強いが、長谷部が抜けて今野の獲得も失敗したボランチの薄さを考えたら、阿部をまたDFに下げる訳にはいかないだろう。あとはウッチー、細貝、堤・・・それなりに駒は揃ってはいるが、ここはやはり細貝の成長が左右するだろう。彼が今年こそ定位置を掴めれば、それこそレッズの守備体系は本当に落ち着くと思うのだが・・・。
攻撃陣
ワシントンという超大砲クラスが居なくなったが、それでも補強率を見れば豪華絢爛である。エジミウソンと高原は爆発力という点ではワシに劣るものの、安定感を考えたらワシ一人に頼っていた以前とは比べ物にならない程の計算が立つし、そこに永井と達也の存在があるわけだから層は厚すぎるほどに厚い。
問題は彼らFW陣を操る人材。ロビーが離脱中のために梅崎の存在が大切になってくるが、彼が五輪などで抜けた場合は誰がゲームを作るのか。・・・現時点で伸二が移籍しないことを願うばかり。
サイド
アレックス復帰は心強い。そこに相馬が再びポジション争いを挑むわけで、右も山田と平川の2本柱が健在。特に左右可能な平川は今年も貴重な存在となる。
ある意味でサイドが一番の激戦区かもしれない。上記にも書いたようにFWを操る人材が薄い現状では、サイド攻撃が本当に鍵を握る存在になってくる。特にアレックスが移籍前の力を発揮出来れば得点数は飛躍的にアップすると思う。もちろん彼にはFKという武器もあるし。対して相馬が負けじとACL並の活躍を見せてくれれば、左のポジション争いは良い意味で苛烈を極める。後は、諸刃の剣となる守備の弱い左を破られないように気を付けたいところ。
あとはこれを生かすも殺すもオジェックの采配次第だが・・・。
大将のレッズ入閣が正式に発表された。
『福田正博氏がトップチームコーチに就任
この度、福田正博氏(41歳)が浦和レッズのコーチに就任する事になりましたので、お知らせ致します。
福田正博 (ふくだ まさひろ)
1966年12月27日生まれ 41歳
<選手としての経歴>
◆日本代表:45試合出場9得点
◆日本サッカーリーグ通算:59試合出場(50得点)/天皇杯5試合出場(2得点)
◆Jリーグ通算:リーグ戦(10シーズン)228試合出場93得点/ヤマザキナビスコカップ(11シーズン)40試合出場13得点/天皇杯(11シーズン)21試合出場14得点
<指導者としての経歴>
2003.2~2007.1:浦和レッズ ハートフルクラブコーチ
2003.4:JFAアンバサダー』
(以上レッズオフィシャルより)
おかえりなさい大将!!昨年から報道されていた通り、新シーズンよりいよいよ大将がレッズに入閣する。
待ちに待ったと言うべきか。でも嬉しい反面、正直言うと「大丈夫かなぁ~」って心配もあるんだけど(笑)、まあ大将自身は03年の引退試合後に指導者となることについて「あと5,6年見守ってほしい」って言っていたから、その間にしっかりS級ライセンスも取得したし、その約束通りに5年を経てレッズに帰って来てくれたわけだ。大将にとってはいよいよプロ指導者として第一歩を踏み出すわけで、ここは本当に頑張ってもらいたい。
大将に求められるもの、先ずはオジェックと選手間のコミュニケーション面の修復だろうね。こればかりは大将でなければ出来ない仕事だ。頼むぞ大将。
で、一方で長谷部のヴォルフスブルク移籍が決定的となった模様。今日、クラブ首脳に明日の渡独を報告。17日に現地でメディカルチェック後に正式契約を結ぶとのこと。いよいよ行ってしまうのか長谷部・・・。
問題になっている金子氏の発言
『試合の空気を読んでほしい、と強く言いたい。0対1で負けていて、残り時間はどんどん少なくなっていく。でも、0-0の時と変わらずに歌っているわけですよ。同じ応援歌がタイムアップという絶望の瞬間にもスタジアムに鳴り響いている。こんなスタジアムでは日本のクラブは勝てないな、と思いましたね。浦和のサポーターが日本で最先端を走っているのは事実ですよ。でも、欧州のスタンダードには程遠い』
いや、わかるよ。言っていることは正論かもしれない。レッズサポの間でもこれは素直に認めている人も少なくない。尤も自分自身はあの時、「批判されるようなダラダラとした応援はしていない」と反論したいが、実際は目の前の闘いに集中していたのでどうかはわからない。ただ金子氏にはそう見えたのだろう。
問題はそこから先のことだと思う。つまり、そこまで言うなら「ではあの時、レッズサポはどうすれば正しかったのか」がまったく書かれていない。単に『欧州のスタンダードには程遠い』の一言で片づけられてしまっている。一方的に批判するだけ批判しておいて、最後はお決まりのようにヨーロッパを持ち出してくる。しかも氏の言う欧州のスタンダードとは一体何だろうか?あまりに抽象的過ぎるではないか。
『今、チームは何をすべきなのか。サポーターはそれが全くわかっていない(中略)チームを応援するのではなく、応援歌を歌うのが目的になっている印象を受ける。(中略)自分の愛するクラブが目の前に木っ端微塵に打ち砕かれていているのに、僕なら歌えない。言葉を失ってしまう。でも、テレビゲームのようにバーチャルに感じているから、負けても痛くもかゆくもないんですよ』
それならあの時にレッズサポは”何をすべき”だったのか言ってほしい。しかも、だから”歌えない、言葉を失う”というのは人間が持つ自然な感情の産物であり、サポートとはまったく別物である。それを一色単にしてもらっては困る。サポーターは愛するクラブが苦況に立たされているからこそ力を振り絞って応援するのだ。それこそ金子氏が応援の意味を根本的にわかっていない証拠だと思う。
あの時、横浜に駆け付けたレッズサポは、誰一人としてあの試合をバーチャルだなんて思っていなかっただろうし、ましてや負けて痛くも痒くもないサポーターがどの世界にいると言うのか??
ひどい。本当にひどい。すべてのレッズサポ、そして世界中のサポーターを愚弄している。
最近の評論家(所謂ライターも含む)は対称を批判するところから始まるのが常となっている風潮がある。そして正論だけに終始して中身がないような論評が氾濫している。そこには独自理論など存在せず、時に首を傾げたくなるような的はずれな発言も加わる。それはもうプロの評論とは程遠い、単に飲み屋のオッサンの会話レベルに成り果ててしまっている(まあ実際に酒を飲みながらの対談ではあるが)。
辛口論評で時に物議を醸し出すセルジオ越後氏も、批判ばかりではなく、なぜ批判するのか、ではどうしたら良いのか、と言ったしっかりとした尾びれを付けるからこそ、それに対して評価する人も現れる。対照的に故淀川長治氏みたく「批判は一切しない」ような評論家ばかりでも困るのだが、自らの論評を尻拭い出来るようなしっかりとした論評をしてもらわないと、結局はこういう騒ぎになってしまうのだ。今回の金子氏の論評はその典型だと思う。
世界3大無用長物は”イースター島のモアイ””独裁者””評論家”※という有名な話があるが、なぜそんな皮肉が生まれるのかを金子氏にも良く考えてもらいたい。
※本来はピラミッド、万里の長城、戦艦大和
と、思っているだけでは卑怯なので、自分の考えを堂々と「ご意見・ご感想」に書き込んでやろうかと思ったら、・・・「選択されたページは存在しません」(12日15時時点)って、ハァ???さてはあまりに批判が多すぎてパンクして閉鎖したか??仕方ないから、本来これをブログに書く予定はなかったけど、記事にしちゃった。
ちなみにこの騒ぎがニュースにもなっちゃって・・・
◆「浦和レッズサポーター」の応援 有名スポーツライターが酷評
大変なことになっているなぁ。これで金子氏もまたひとつ有名になったね(皮肉)
本日埼スタで行われた入団会見において正式に契約書にサインした高原は、3年契約で背番号は7。
これまではレッズから高原を獲りに行ったみたいに言われていたが、事実はそれとはまったく逆だったことが判明。更に古巣ジュビロについてはほとんど選択肢に入っていなかったこともわかった。しかもフランクフルトからは、より良い条件を提示されていたにもかかわらず、それでもレッズ移籍を希望したところに、高原の並々ならぬ意気込みが感じられる。そして嬉しい。
もちろん本人にとっては日本代表という存在が強いのはわかっている。しかしそれはある意味、サッカー選手にとっては当然の思惑でもある。
高原本人も「報道では代表のために帰ってきたと書かれたこともありますけど、もちろん延長線上に代表のことはあると思います。でも、クラブあっての代表だと思うし、クラブでいかに力を発揮して結果を出すのかが、すべて上につながっていくと思います。そういった意味では浦和でプレーできるということは自分にとっては良いことと自分で判断して移籍の話を進めてもらいました」と語っている。この言葉が高原の今のすべてだろうね。
何れにしても今日から”現日本人最強のストライカー”がレッズの選手となった。
高原曰く「このチーム(浦和)には自分をレベルアップさせてくれる環境がある」・・・つまり逆に考えれば高原が活躍することがレッズのレベルアップにも繋がるということ。
よし、大いに期待しているぞタカ!!(←既にタカ呼ばわり(笑))
入団会見の全文はこちら
とは言っても昨年版からのマイナーチェンジ。部分部分で微妙に変わってはいるが、大きく変わったのは、先ずはヤタガラスが消えた(泣)。アジア制覇により★が3つになった。番号が腹の位置になった。背中下部に白黒のラインが入った。・・・こんな感じかな。
うーん、どうだろうこれ、微妙かな。
ホントはマジでカ~ルユニ期待してたんだけど・・・ウソです。ごめんなさい。
◆高原直泰選手、加入内定のお知らせ
『この度、浦和レッズは、アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)に所属しておりました、FW 高原直泰選手(28歳)と浦和レッズへの移籍について合意致しましたのでお知らせ致します。
今後、クラブ間での細部の調整、及び帰国後に実施するメディカルチェック終了後に正式契約となります。』(以上レッズオフィシャルより)
ホントに、来た。最後の最後で「これで磐田だったらどうしよう」なんて思ってたけど、ホントに来てしまった・・・!!
中村GMによれば今冬の補強は高原にて完了とのこと。結局今野の変わりは獲らないんだね。守備的な選手の補強が無かったのが物足りないというか、不安なんだけど、たぶん夏に外国人DFか何かを獲るんだろう。
逆に伸二は・・・ボーフム白紙って、どうなってんだオイ??なんか「だから言わんこっちゃない」なんだけど、でもレッズで高原とのコンビを観たいなぁ。
☆インフォメーション
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。