◆浦和の来季監督に理論派フィンケ氏(ニッカン)
『浦和の来季監督にブンデスリーガ2部のフライブルク元監督フォルカー・フィンケ氏(60=ドイツ)の就任が決定的となっていることが10日、分かった。浦和と提携関係にあるバイエルン・ミュンヘンから推薦された候補の1人で、すでにクラブ関係者が接触済み。同氏は若手育成に定評があり、徹底したパスサッカーを掲げる理論派。ゲルト・エンゲルス監督(51)の今季限りの解任が決定した後、同氏に対して正式にオファーする予定だ。
浦和が来季監督として選んだのはフライブルクで16年間指揮を執ったフィンケ氏だった。提携関係にあるバイエルンから推薦された複数の候補者の中から一本化し、既にクラブ関係者が欧州で数回接触した。関係者によれば、浦和からの監督就任の打診に対し、同氏は前向きな姿勢を示しているという。』
提携先のバイエルンルートを活用したという意味では、ようやく提携の意義が実ってきた感もあるが、その推薦された新監督候補に、ドイツ好きの俺でもマークしていなかったフィンケの名前が出てきたよ。
フライブルクに長く在籍し過ぎたために、半ば埋もれてしまっていた印象がある監督なのだが・・・。
先ず、フライブルクのような上下のリーグを行き来するエレベーターチームと、レッズのような常に優勝を求められるチームでは、その指揮方法に大きな違いが出てくると思う。
若手育成に定評があるという部分では、若手が育たない今のレッズには持ってこいの人物なのかもしれない。ただ、それは多少時間と我慢を要する仕事であり、我の強い中堅&ベテランが多く在籍するレッズでは、先ずは現状の主力選手をどう上手く使いこなせるかが重視されるべきではないだろうか。その上で若手を育てるのだ。
もちろん主力と若手の二兎を追うことは極めて難しい仕事なのだが、それでもレッズのような規模のクラブでは、その理想を実現出来る指揮官でないと、何れはチーム内の戦力の均等が取れなくなり、過去と同じ繰り返しになってしまう恐れがあるからだ。
先日発売されたnumberでは、グルノープルの祖母井GMが、次に一緒に仕事をしたい人物としてこのフィンケの名前を上げていたらしいが、祖母井GMの尺度はあくまで下位チーム目線であることは否めない事実だと思う。
って、ピースされてもなぁ・・・
もちろん確かなサッカー哲学を持った監督であれば良いのだが、フィンケでは幾分”小粒”の印象は拭えない。
個人的には、もう少しカリスマ性のある監督を招聘してほしいところなのだが。
一部で噂になっていヒッケルスベルガーは、結局デマだったのだろうか・・・?
コンサドーレ札幌1-2浦和レッズ
~札幌ドーム
やっとこさ札幌より帰ってきた。
なんかさっきまで雪の降る大地に居たのが信じがたいが、あっちに比べれば埼玉は春よ、春。
青森発の(夜行)急行はまなす号。ここから北海道へ向かう。
レッズサポ数人、ここで大撮影大会。
どうでもいいけど、ヘッドマークが汚ねぇ(笑)
そして・・・、
トンネルを抜けると、そこは雪国だった。
と、何かの小説にあるような表現だけど、やたら走行音がうるさい青函トンネルを抜けて、北海道は雪だった。
正確には、苫小牧で目が覚めたら、窓の外は銀世界になっていた。俺の記憶が確かならば、少なくとも函館までは降っていなかった。しかし函館で寒さを確かめようとホームに出たら、あまりの寒さ+強風で死にそうになったので、あの時点で雪の降る前兆はあった。とにかく桁違いにメチャクチャ寒かったのだ。
そして札幌。予め防寒装着とはいえ、関東人が考える一般的な寒さはやはり甘かったのか。剥き出しになっている顔、特に耳が寒さで痛い痛い。
予めの予報=暴風雪ではなく、雪はパラパラで風も断続的だったから良かったけど、これがもし予報通りだったらと思うと、ゾッとする、そんな当日の札幌。
でも寒いものは寒い。札幌ドームが暖房入りで本当に良かった。ドーム内部は外とは別世界。こんな素晴らしいドームで出来るのに、またJ2落ちるなんて勿体ないよ札幌さん。早くまたJ1上がって来てくれ。
そう、ひっかき回していたのだ。もちろん戦術ではない。これは個人の力。もちろん中身は結局個人委せなんで限界は、ある・・・
そんなもんだから、全体的には冷や汗ものの勝利。最下位相手にタジタジになる場面も少なくなく、やはり今のレッズが如何に危機的な状況かを、改めて認識させられる内容だった。
いつものように一瞬の油断から先制されて、何だか去年の最終節の二の舞は勘弁と一瞬焦った。それでも相手が札幌だから、力でなんとかかんとかねじ伏せた感じ。
遥々札幌まで遠征して、とりあえず勝てて良かったという嬉しさは当然だが、それよりも安堵感の方が強いのが、ちょっと悲しい。
本場ジンギスカンのラム肉と、そしてなんと蝦夷鹿肉!!
鹿の肉は初体験。仲間の「蝦夷ってどこ?」のトンチンカンな発言を華麗にスルーし、どんな味がするのかと口に入れると・・・これが美味い!!臭味なんてまったくしない上に、柔らかくてジューシー!それでいて脂っぽくないのだからヘルシー!!いや~、北海道でなかなか美味いものを喰ったわ。
北海道遠征ハプニング&トラブル集
1.あっちは雪なのに傘を忘れて、仕方なく札幌着いて購入。
2.福住降りたら晴れ間が・・・。結局買った傘を試合終了後まで使わず。何のために買ったのか・・・
3.豊水すすきの降りたら小雨。やっと傘を使用。で、宿泊先行くのに迷って右往左往してたら突如突風を喰らう。傘が一瞬にしてお釈迦に・・・(18時過ぎに豊水すすきの4番出口すぐの交差点で「ギャー!傘が、傘が!!」「ふざけんなよこの風!」「またしてもアウェーの洗礼か!?」と大騒ぎしていた変な二人組は俺達です。お騒がせしました)。
4.行きに本来は八戸で腹ごしらえする予定が、蕎麦屋が20時で閉店していて何も喰えず。仕方ないので青森で駅弁買って、はまなす車内で酎ハイ飲みながらヤケ喰い。
5.札幌ドームに僕らのイエティ降臨。しかしジャッジは意外とマトモ。逆にそれが不気味でもあったりして・・・
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J1リーグ第31節 札幌1-2浦和
得点/13分・ダビィ(札)、27分・達也(浦)、54分・エジミウソン(浦)
観衆:28,901人
『浦和が来季から導入されるアジア枠(AFC加盟国から1人登録可)の最有力候補にオーストラリア代表候補でアデレードのDFオグネノフスキー(29)をリストアップしたことが4日、分かった。ACL決勝のため来日中のアデレード関係者によれば、既に浦和幹部がドイツ・ミュンヘン在住のオグネノフスキーの代理人とも接触。獲得準備を着々と進めている。
オグネノフスキーは1メートル95、95キロの巨漢で旧ユーゴ系のオーストラリア人。浦和からの打診を認めた上で「代理人が移籍に向け、全力を尽くしている。僕もぜひ日本でプレーしたい」と明かした。』
アデレード・ユナイテッドは数ヶ月前にレッズに業務提携の締結を打診している関係から、アジア枠選手を獲るならアデレードから、というのは少し前から予感されていた。そんな中で、いよいよ助っ人候補の明確な名前が出てきた。
レッズはバイエルン・ミュンヘンと提携中のため、現時点でアデレードとの提携締結の可能性は低いものの、レッズ側も協力関係の趣旨は公言していたし、今回は早速その関係の産物が表に出たということなのだろうか。
数日前にはフロントが監督探しでバイエルンを頼りミュンヘンに行っているし、代理人がミュンヘン在住ということは、その時に接触したのだろう。
持論として、オーストラリア人選手は、一部を除いては、体格に対して技術が伴っていないというイメージがある。そもそもオグネノフスキーという選手を良く知らないが故に、どうしても不安要素が先行してしまうのだが・・・。もちろんビッグネームに頼ることなく、安く有力な助っ人を獲得できればそれに越したことはないのだが、うちのフロントはその辺の見極めに少々難があるのは周知の通り。
尤もまだリストアップ段階なので何とも言えないが、ここまで明確な記事が出るということは、獲得の可能性は高いということなのだろうか。
195センチ、95キロ・・・
確かに身体は屈強そうではあるのだが。
つーか、顔が長ぇ~!!
どうでも良いけど、アダイウトンに続き今度はオグネノフスキー。どうも下の噛みそうな言い辛い名前の選手リストアップが続くのは偶然か?
フルネームはササ・オグネノフスキー。・・・ササ。これではいつぞや瓦斯が獲ったパラグアイ代表のササ・サルセードと被るか・・・。
浦和レッズ1-0愛媛FC
~駒場スタジアム
ただいま駒場・・・ではなく、三鷹のお寺より帰宅。
今日は法事だったため、泣く泣く駒場行きを諦めて、久々のホーム欠席だった。
ACLで天皇杯が順延してくれれば行けたのに、敗退した影響がここにも出た。
法事も13時~15時で、まさかお坊さんの前で携帯を見る訳にも行かず、法事終了と同時に携帯チェーック!!
(;´Д`)?????
・・・0-0延長ってどういうことだ、オイ?
PKでやっと勝利ってどういうことだ、オイ??
細貝の右ストレート炸裂で1発退場ってどういうことだ、オイ???
選手が挨拶拒否で、またサポーターと険悪なムードになったってどういうことだ、オイ????
オイッ!!!!
駒場の仲間から送られてきた現地画像。
ここからもドンヨリムードが伝わってくる・・・
まずいなぁ、このムード。
サポの態度も行き過ぎる部分はあるのかもしれないけど、選手も挨拶拒否はやっちゃいかんだろ。
これではますます不協和音に陥るばかり。
こうなったの誰の責任なんだろう?
フロント?監督?選手?サポーター?
もうわけわからん。
誰かレッズを助けてくれ・・・
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天皇杯4回戦 浦和1-0愛媛
得点/95分・ロビーPK(浦)
観衆:16,724人
『願わくば…森島がセレッソで現役を全うしてくれる事を、敵ながら願わずには居られない。』
上記は俺が2005年7月に俺が当ブログの前身「逆襲日報inブログ」で書いた「ミスターが居る幸せ」という記事の締めの一文である。
これはミスターレッズ福田正博の存在を例に出して、ミスターと呼ばれる選手が自分の応援するクラブの歴史に存在することが、如何に貴重で幸せなことかを書いた記事なんだけど、当時現役選手で明確に”ミスター”と呼ばれていたのが、セレッソ大阪の森島寛晃だったのだ。
ご存じの通りセレッソは2度のJ2降格を経験しており、2度目の今はJ2暮らしの真っ最中である。
そんな中で森島は、他チームの熱心なオファーを断り、セレッソに留まり続けたミスターセレッソである。
そんな森島が先日、ついに現役引退を発表した。
長く続く首痛が原因での、自らの引退表明だった。36歳。潔い最後だと思う。
セレッソ一筋14年、一心にセレッソを引っ張り、あと一歩でタイトルには手が届かなかった。しかしクラブでも代表でも結果を残した彼は、まさにセレッソの誇りだろう。
ミスターと呼ばれる選手がセレッソの遺産として、永遠に刻まれることになった。
個人的に、妙に福田と被る部分があるこの森島という選手は、敵ながら好感の持てる選手だった。
そして、自分が過去のブログで書いた一文が思い起こされた。
さびしい部分もあるが、今は素直に”おつかれさま”と言いたい。
アルビレックス新潟0-1浦和レッズ
~東北電力ビッグスワンスタジアム
点の取れない2トップを組ませ続けようが、あれだけ大失敗した山田の左サイドをまたも敢行しようが、しかも後半は結局山田と平川をポジションチェンジさせる始末だろうが、ゲルトがとことん変な
わかりきった文句や批判は、シーズン終了まで右に置いておくことにした。
細貝のリーグ戦初ゴールは、値千金の決勝弾。
とにかく勝った。久々の勝利。不細工な試合内容でも、今は勝つこと以外に選択肢はない。
可能性が例え”1”でも、0で無い限り可能性は、ある。
首の皮一枚繋がった状態で、優勝争いに喰らい付いて行くしか道はあるまい。
そして試合終了後、所々に掲げられた永井のユニフォーム。俺のユニフォームも永井だ。もちろん掲げた。彼は大切なレッズの選手なのだから。
久々のザ・美酒!!
新幹線待ちの間、新潟駅前の焼鳥屋で飲んでいたんだけど、近くにいたアルビサポから「エジミウソン大事にしてやってね」って言われたんで、「レッズ来てからパッとしないんで、少しヤキ入れときますよ」って返したら、大爆笑になった。
考えたら、笑っている場合ではない・・・
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J1リーグ第30節 新潟0-1浦和
得点/80分・細貝(浦)
観衆40,359人
☆インフォメーション
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。