ガンバ大阪1-1浦和レッズ
~万博記念競技場
後半一方的に攻められた。もちろんガンバが猛攻に出たのが原因だけど、それに対してレッズは守るだけだった。守っているだけで攻撃に出られないばかりか、結局PK献上して同点に追い付かれる。これは必然的な流れだったのかもしれない。まあ、よく1失点だけで済んだものだというのが、率直な気持ちだけど・・・。
ああいう展開になった時、手も足も出なくなってしまう悪いパターンは、レッズの場合は何も今に始まったことではない。ただそれならそれで、例えば選手交代をするとか、ベンチが明確なアクションを起こさない限り、なかなか事態は好転しないもの。
仮に選手交代をしたところで、苦境に陥った状況を変えられたかどうかは誰にもわからない。しかも1点リードで選手交代というのは、サッカーでは一番難しい状況と言われている。
だけど、そこでこそ監督の判断力や勇気が試される場面でもあるのだ。
でも、結局ゲルトも動かなかった。
動かなかった理由はゲルト本人しかわからない。守りきれると判断したのか、単に勇気が無かっただけなのか。しかし多くのレッズサポは、彼を”動かなかった”ではなく、”動けなかった”と思っているに違いない。俺もそう思う。・・・ようするに、無策なのである。もはや今更わかりきっているけど、本当にそうなのである。
選手も動けず、監督も動けず、・・・本当の意味でレッズは”手も足も出ず”になってしまったのか・・・。
しかも89分に梅崎と達也ダブル投入って・・・意味わからんよ。恐らくドロー狙いの時間稼ぎだったんだろうけど。
さて現実的な話。
1-1は悪い結果ではない。むしろアウェーゴールでの1点は、この試合だけを観れば”勝利”である。
ただ楽観視出来るほど余裕も無い。ガンバの攻撃力と、レッズの停滞ムードを比較した場合、どちらに勢いがあるかは明白である。しかもレッズは相馬、細貝、更には都築までもが第2戦は出場停止となってしまった。
とにかく不安材料を上げればきりがない。
でも、戦うしか道はない。
ホームで、我々のサポートで、レッズを有利な状況に持って行くことは必ず出来るはずである。そう信じて臨もう。
ということで、これで過密日程地獄がようやく終了。やっと一息。
次のリーグ戦まで10日間の中断に入るわけで、この10日間をどう有効に使うかでチームは変わってくるだろう。ただし何度も中断期間を無駄遣いしたゲルトに、もはや期待しない。
もう今回の中断期間に限っては、合宿とか、戦術作れとか、しっかり練習やれだとか言うのはやめた。
とにかく疲労を回復させること。ケガを治すこと。気持ちをリフレッシュさせること。
ただし代表組は・・・辛いなぁ。闘莉王だけでも代表辞退してほしいけどね。
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AFCチャンピオンズリーグ準決勝・第1戦 ガ大阪1-1浦和
得点/22分・細貝(浦)、81分・遠藤PK(ガ大)
観衆:17,166人
J1リーグ第28節
ジェフユナイテッド千葉3-2浦和レッズ
~フクダ電子アリーナ
今までドロー続きでモヤモヤしていたが、ついに負けたぞ、しかも残留争いしているチームに…
前期のジェフに同情していた自分に深く後悔の念を抱いている。
もちろん前期に戦った千葉とは選手も監督も入れ替わり、まったく違うチームになっていたのは承知の上。
だが、問題の根本はレッズ自体のグダグダサッカーであることは明白で、動かない、動いてないのだから走れない、そもそも動かないのだから連動性なんて皆無。一人一人が好き勝手にやってるのだから、息が合わないのは当然。とにかくサッカーになっていないのだから、これで勝とうなんて、サッカーの神様から言わせたら『それは虫が良すぎる話ですよ』と言われてしまうだろう。
これだけはハッキリ言っておく。
もし優勝出来たとしても、ゲルトの続投は、無い。ありえない。
2年契約?そんなの知らんよ。絶対にやめてくれ。
フロント幹部も、このまま無事に来期も自分のポストが用意されているとは思わないでほしい。
何人かの選手にも同じことが言えるだろう。
今日の敗戦で、いよいよ終戦モードが漂ってきた感のあるレッズのリーグ戦だが、現実的にはまだ6試合も残っているのだから、どのチームがどう転ぶかなんてわからない。
もちろん俺はまだ諦めていないし、トップと勝ち点3差(この試合終了時点)で諦める理由は見付からない。
ただ、現状の覇気の無いサッカーを展開しているレッズに、大きな不安を抱いているサポは少なくない。
それでも愛するチームが故に、必死に戦っているサポは沢山居るはずである。
だからこれ以上、サポを失望させるような情けないサッカーをしないでくれ…
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J1リーグ第28節 千葉3-2浦和
得点/0分・深井(千)、8分・闘莉王(浦)、57分・深井(千)、66分・ミシェウ(千)、85分・エジミウソン(浦)
観衆:16,718人
浦和レッズ2-2京都サンガF.C.
~駒場スタジアム
今日ベンチの闘莉王を使うなら、DFの誰かがケガをするか、・・・点を取りに行かなければならない状況に追い込まれた時だと思っていた。頭の中ではそう予想しながらも、それだけは勘弁してほしいと切に思っていた。
実際高原と交代した時点で、闘莉王の足は真っ先に前線の方角へ・・・これまで流れの中で闘莉王が前線へ上がることは当然、さらにトップ下に起用したこともあった。しかし途中交代とはいえ、初っ端からの最前線配置は初。ゲルトのことだからいつかはやると思っていた。でもまさかやるまいと思っていた。でも・・・ついに”FW”闘莉王が誕生した瞬間だった。
パワープレーに出る理由はわかる。しかし、足の状態が黄色信号の闘莉王に、ここまでやらせなければいけないチーム状況が本当に悲しい。FW闘利王と交代させられた高原の心中や如何に?しかもその闘莉王が2度も惜しいシーンを作ったなんて、泣けてくるじゃないか、色々な意味で・・・
ロビー2アシストでエジミウソン&高原のアベック弾という、超理想的な逆転劇は、後半わずか4分で費えた。
その後の展開はまさに1パターン。引いた相手に闇雲にポゼッションだけ増やしたところで、結局得点するまでの課程が単調では、なかなかゴールは奪えない。敵だってFW闘莉王は想定内だったと思うよ。
結局今日は”力”で決勝ゴールを奪えなかったという話。
それ以外では、過密日程の中でみんな最低限の仕事は果たしたと思うよ。
しかし最低限だけではプロは簡単には勝てない。どうしても勝ちきれない。
戦術がほしい。勝つための力がほしい。
今のままでは同じ事の繰り返し。
最後に都築の怒りの矛先は、終了間際に速攻でスローインしなければいけない場面でボールが2個投入されて流れをストップさせたボールボーイへ。阿部が都築を必死に制止していたが、実際ホームであれはありえないよ。やってはいけない場面でやってはいけない失態だ。ボールボーイの安否を考えたら、ここが欧州や南米ではなくて本当に良かったと、マジで思った場面だった。
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J1リーグ第26節 浦和2-2京都
得点/26分・中谷(京)、40分・エジミウソン(浦)、42分・高原(浦)、49分・柳沢(京)
観衆:16,225人
名古屋グランパス1-1浦和レッズ
~瑞穂陸上競技場
季節の変わり目に敏感な俺の鼻は、一昨日から冷え込み始めた気温のせいでクシャミと鼻水が止まらない。
これから寒くなるから、厳しい戦いに備えるためにもサポも体調管理はしっかりと。
ってことで、名古屋まで行かれた皆さん、お疲れ様でした。
お疲れと言えば、選手もかなりお疲れモードに入っていたようで、それに加えて大雨のダブルパンチでは・・・
ゲルトは何故フレッシュな選手を投入しないのだろう?山田、梅崎、セル・・・こういう時こそ使えるべき選手がベンチに満を持して控えていたはずなのに、今日の交代はお決まりのように永井だけだった。
選手は頑張っていてもヘロヘロなんだから、こういう時こそ監督が何か手を打たないと、また壊れてしまう選手だって出て来てしまうかも。
代えられない選手は居るにしても、代えられる選手、代えるべき選手も居るはずなのだから。去年の二の舞だけは避けたい意味でも、ゲルトには勇気ある交代策を敢行してほしい。
首位決戦は先制し追い付かれる悔しいドロー。
敵地でドローは最低限の結果であって、首位との差を縮められなかった。
順位も微妙に落ち始めている昨今、ここ大一番の試合に勝てなかったのは痛い。
幸い、レッズは1試合少ない状態なのが救い。
1日は駒場で絶対勝とうよ。
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J1リーグ第27節 名古屋1-1浦和
得点/40分・エジミウソン(浦)、47分・巻(名)
観衆:19,811人
浦和レッズ2-0アル・カドシャ
~埼玉スタジアム2002
みんなの「勝ちたい」「勝たせたい」「絶対に勝つ」という、溢れんばかりの気迫が勝利を呼び込んだ、そんな素晴らしい試合だった。
過密日程の中で、あれだけ動いて、あれだけチャンスを作って、あれだけ守りまくり、そして勝った。
エジミウソンの惜しいシュートも、相馬のスーパーミドルも、闘利王の豪快なゴールも、守備陣の鉄壁も、都築のスーパーセーブも、すべては勝利への執念から生まれたものに違いない。
戦略的な勝因としては、危険な位置で不用意なファールを犯さなかったことが大きいと思う。
アウェイでカドシャの武器はFKとセットプレーだということが明白になった以上、それを相手に与えなかった守備面での集中力と冷静さは、まさに特筆ものだと思う。
そして、カドシャは完全に埼スタの雰囲気に呑まれて浮き足立っていたね。アウェイでカドシャ側がレーザー攻撃と中東の笛を行使するなら、こっちは正々堂々と”応援”というサポートで対抗してやったのだった。
特に我々のブーイング攻撃は効いていたね。カドシャのキーパーはそれにやけに神経質になって、年中耳を塞いではオドオドしていた。そしてゴールキック失敗を連発していた。
とにかく、選手もサポも、一体となって勝ち取った会心の勝利!!
準決勝の相手は・・・ガンバ。
国際試合で国内同士の対決。
正直、お互い手の内がわかっている相手同士では面白味に欠ける面はあるが、移動の負担を考慮したらこっちの方が良かったのかな。
後でそう思えるように、次もしっかり勝ちたい。
オマケ
カドシャの応援席に翻った多数の黄色+黒の縞々旗を見た仲間の一言。
「阪神!?」
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AFCチャンピオンズリーグ準々決勝・第2戦 浦和2-0アル・カドシャ
得点/31分・相馬(浦)、54分・闘利王(浦)
観衆:41,790人
大宮アルディージャ0-1浦和レッズ
~NACK5スタジアム大宮
大宮が埼スタ使わずに、ホームの利で意地でもナクスタで開催しようが、チケット争奪でレッズサポを苦しめようが、アウェイゴール裏以外赤いの禁止にしようが、なぜかアル・カドシャを招待しようが・・・とにかくあらゆる手段を使って散々レッズの足を引っ張って、半年間万全の準備をして我々を迎え撃ってくれた割には、勝ったのはレッズだったよ。
ふふふ、大宮も無駄な努力だったわけだねぇ。コレに懲りたら、来年は素直に埼スタで開催しようね、大宮さん。
ってことで、雨のナクスタから勝利の帰還!!
雷雨とはいえ、まさか試合が1時間近くも中断するハメになろうとは、とんだハプニングに遭遇してしまったが、あれくらいの雷雨で試合を中断する必要があったのか?という疑問もあるが、まあ雷だし、安全面を考えたら仕方ないんだけどね。
ただ、再開した時に大宮側の席、バックスタンドの所々に空席が出来ていたのにはガッカリしたな。きっと大宮側は中断中にかなりの人が帰ってしまったんだろう。チケットを手に入れられない人が何万と居るのに、わずか15分で帰る人も居るなんて・・・なんだかなぁ。
今日のレッズは、けっこう動いていたね。数日前にクウェートで激戦を繰り広げ、つい先日帰国したばかりとは思えない運動量だった。
その中でも細貝は素晴らしかった。元々フィジカルだけなら代表級の彼が、ガツガツ当たって行っては敵の進撃を潰していた。まさに彼の持ち味がフルに発揮されていたよ。
エジミウソンもカドシャ戦2ゴールの勢いそのままに積極性のある動き。相馬も左サイドを完全に席巻していた。そして高原・・・貴重な決勝ゴール!!
大宮のプレスが緩かったというオマケはあるものの、アウェイの戦い方は出来たと思う。贅沢を言えば、もっとフィニッシュが上手く行っていれば3点は取れたが。特にゴール前の間接FKを失敗したのは勿体なかったが・・・。やはりレッズの課題は決定力。
久々の大宮公園で栗鼠からも久々の勝利。
少ないビジターチケットを運良く手に入れられて、ここで勝利を味わえたのは幸せだったが、その影でチケットを手に入れられなかった同志が大勢居た事実。日本サッカー界を考える意味でも、運営側は今後良く考えて開催地を決めてほしい。
だから繰り返すけど、来年は埼スタで開催しろよ大宮!!
ちなみに、今日はナクスタのどこかに会社の上司(部長)が居たのである。
上司の息子さんがシーチケホルダーの大宮サポで、それで息子さんに連れられて初めてナクスタに来たらしい。
日頃からレッズを散々をあーだこーだ言って俺をからかう部長。昨日も職場でそれで火花を散らしたばかり。
ふふふ、勝ったのはレッズなんだから、明日出社したらしっかりレッズ勝利自慢してやるとするか♪
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J1リーグ第25節 大宮0-1浦和
得点/27分・高原(浦)
観衆:13,559人
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