諦めないシャッチョさん、もとい犬飼会長、またですか・・・
◆Jリーグに“夏休み”…「春冬制」構想が浮上(読売新聞)
『日本サッカー界の懸案となっているJリーグの開催シーズンをめぐり、日本サッカー協会の犬飼基昭会長が、持論とする秋春制(秋に開幕し春に閉幕)移行への暫定措置として、現在の春開幕を維持し、現状より約1か月半遅い1月下旬に終了する「春冬制」を導入する構想を持っていることがわかった。
(中略)「まず夏は試合を休むということを定着させたい」として、暑さでプレーの質が低下したり、日没前から来場する観客が熱中症などを起こしたりすることや、近年頻発する集中豪雨や落雷を回避することに狙いを絞り、夏に約1か月半の中断期間(サマーブレーク)を設ける案とした。
具体的には、現状通り3月上旬に開幕、6月いっぱいで中断。8月下旬に再開し、1月下旬に終了する。これなら「春に新しいことが始まるのは日本の文化」という声にも配慮できるほか、近年シーズンオフにあたる1~2月に公式戦が組まれて調整に苦しんできた日本代表にとっても利点がある。』
春秋制と秋春制の話はこれまで散々やって来たから今回は避けるとして、犬飼会長が提案する春冬制は・・・
開幕する時期と閉幕する時期が逆なだけで、実質的には秋春制と変わらない。
まあ秋春制移行への暫定措置なのだから変わらないのは当たり前ではあるのだが、なんとなく秋春制へ移行させる前に1クッション置いて、春秋制派の目を眩ます思惑があるようにも思えるのだが・・・
個人的に、本当に春冬制を推し進めたいのならば、こんなまどろっこしい事をやっていないで、いっそ始めから秋春制にしてしまった方が手っ取り早いと思う。←と、春秋制派にこういう考えを持たせて、すんなり秋春制に移行させようとする会長の思惑も???いかんいかん。(ちょっと穿ってるかな??)
ちなみにここで過去2回行った春秋制or秋春制アンケートでは、
昨夏に行った第1回目では63票中~春秋制支持が28票、秋春制支持が35票。
今春に行った第2回目では147票中~春秋制支持が98票、秋春制支持が49票。
果たしてここから何が読みとれるかは個人の感想に任せるけど、少なくともまだまだ議論の余地があるね、この問題は。
ちなみにまたアンケートやります。
春冬制の賛否を問います。
よろしければ投票してやってください。
Jリーグに移籍して来た外国人助っ人FWの中で、敵として本気で『怖い』と感じた選手が3人居る。
1人目は第一次柏時代のエジウソン。ピークを過ぎた外国人が大半を占めていた当時のJリーグにおいて、その本物のスピードと個人技は鮮烈だった。
2人目はガンバ時代のエムボマ。アフリカン特有のバネのような身体能力とパワーは、Jリーグの常識を遥かに越えていた。因みにエムボマは顔も怖かった。
そして3人目、この話の主人公・札幌時代のエメルソンである。
若干18歳(後に年齢詐称が発覚)のマルシオ・エメルソン・パッソス=エメルソンがブラジルの名門サンパウロから期限付きで札幌に加入したのは、レッズがJ2を戦うことになった2000年シーズン。
当時J2は、今と比べれば雲泥の差でテレビ放映が少なかった時代に、このエメルソンという若い選手が次々得点を量産している現状を、その大半は新聞や雑誌での報道記事からしか伺い見ることが出来なかった。故にエメルソンの全体像がわからなかった中で、とんでもないFW選手が昇格のライバルのひとつである札幌に在籍していることに、それこそ不気味な不安を抱かされていた。
レッズが札幌とJ2同士として初対戦することになったのは6月4日、駒場での第17節(本来は室蘭での第6節であったが、有珠山噴火の影響で延期された)。
ここまでエメルソンの得点数は、なんと「16」。・・・いくら2部リーグとはいえ、この試合数でこの得点数は、ハッキリ言って洒落になっていない恐るべき数字だった。
試合前から話題はエメルソン一色。「やばい」「そんなに凄い選手なのか」「どうやってうちの守備陣が止めるのか」・・・明らかに不安先行だった。しかし、不安がってはいられなかった。ましてや札幌とはこの時点で首位を争う同士。レッズは首位を守るためにも絶対に負けられない、勝たなくてはいけない状況だったのだ。そこに立ちはだかった唯一であり最大の懸念が、そのエメルソンだったのだ。
試合開始とともに、最大の武器である弾丸ドリブルを駆使して突進を試みるエメルソン。ここでレッズサポも恐怖先行のサポートが始まる。エメルソンのドリブルが開始される度に「ギャー!!来た来た!」「速ぇぇぇ!!」「やばいって!潰せ潰せ!!」。挙げ句は自分自身もエメルソンに対して思いつく限りの雑言暴言連発!「レッズをなめんなよゴルァ!!お前なんて仝◯☆〆Φで△◎〒▼♂@でΨ♯〆§●〆Ωだろボゲェ!!!!」・・・今から思うと、とんでもない言葉を吐き散らしていたと思う。でもそうでも言わなければ、簡単には恐怖心は取り除けなかった。それほど恐怖対象だったのだ。
レッズは、縦に速いエメルソンをサイドに追い詰めてはその進撃を制限するような守備体系を敷いていたように記憶している。これが功を奏したのか、エメルソンには評判通りの働きをさせなかった。レッズだって去年までトップリーグで戦っていたプライドがあるし、恐らくエメルソン自身も、これまで日本で対戦して来たチームとは一味違うと感じたと思う。そんな雰囲気がぶつかり合い、そして思うような動きが出来ないエメルソンは、イライラからなのかラフプレーを連発し、75分には2度目の警告を受けて退場してしまった。
あっけないエメルソンとの初顔合わせだった。・・・試合はその前にビジュに先制点をぶち込まれて、結局0-1で負けてしまったのだが・・・。
そんな、レッズがJ2で苦戦した原因の一端を担った憎き恐怖のエメルソンが、よもや翌年レッズに加入することになろうとは、その時は露ほどにも思っていなかった。
昨日の敵は今日の友。加入当初、果たしてJ1で通用するのかが疑問視されていたエメルソンも、J1デビューとなった駒場での広島戦では、途中出場ながら得意の突破を何度も試みては相手のファールを誘発させる衝撃のデビューを飾ったのだった。
それから数シーズン、当初は問題児視されていたエメルソンも日を追う事にレッズに馴染み、始めはボールを持ったら離さなかった彼の独り善がりのスタイルも徐々に解け、周りを使い使われるようになりながら確実に成長を続けていった。そして2005年途中まで、エメルソンはその進化とともに怪物ぶりをいかんなく発揮しては、相手チームに対して常に恐怖と脅威の対象となり続けた。彼自身も得点王やMVPという華々しい成績を残し、レッズに多くの勝利と、そしてついには初タイトルをもたらしてくれた。まさにレッズ躍進の歴史に欠かすことが出来ない選手となった。
残念だったのは、シーズン途中で不可解な形から「別れも告げずに」突然カタールリーグのアル・サドに移籍してしまったことだ。あの時は「オイルマネーに目が眩んだ」「代理人に騙された」「業を煮やしたレッズの方から放出した」などの様々な説が流れたが、今となっては真相は闇の中だ。
ただ、移籍したカタールでは年齢詐称が発覚して逮捕される騒動や、カタール国籍を取得するもユース時代のブラジル代表歴から同国代表入りを断念せざるを得ない状況に陥ったり、念願であった欧州移籍を果たすものの、移籍先のレンヌ(フランス)では不振を極めてわずか半年でカタールに戻るなど、日本を出たエメルソンのその後は、決して華々しいものではなかったように思える。
そんなエメルソンが、今年3月から母国で再出発を果たした。
10年振りにブラジルに復帰した彼の移籍先は名門フラメンゴ。ここで彼は同じく母国リーグに復帰した元インテルの”怪物”アドリアーノと2トップを組み、その輝きを取り戻しつつあるという。
最近発行された某雑誌のインタビューに応えるエメの言葉からは、かつて自身が黄金期を築いた”浦和レッズ”への思いと未練が伺えたが、そんな彼を見ると、やはりどことなく懐かしく恋しい思いに駆られる。
彼が今後どういうサッカー人生を歩んで行くかはわからないが、願わくばもう一度浦和で、と思ってしまうのは、過去に『浦和の、いや、埼玉の敷居を二度と跨ぐな』という決別記事を書いてしまった自分も、ようやく彼を許す気になったからなのだろうか。
・・・いや、良き思い出は、夢は夢のママでこそ・・・
アレックスの移籍にフロントへの不満を漏らした闘莉王に対して、フィンケが彼と直接話し合いを行った模様。チームも上手く機能しなくなっている現状で、更に選手がクラブのやり方に不満を漏らすという事態は、フィンケ自身も頭が痛い出来事だろう。
元々闘莉王はこういう選手であるし、それは数ヶ月前に就任したばかりの新監督より、むしろ彼を長く見て来た多くのサポーターの方が、彼の性格をある程度は理解していると思う。だからこそ、こうなる事態も予測出来ていた。
実に真っ直ぐで熱いものを持っているが、それ故に単純なのかもしれないし、とにかく自由奔放な性格。状況を省みないKY的な部分もあり、恐い物知らずなのかもしれないが、とにかく人一倍の頑張り屋。・・・良いのか悪いのかわからない。プラスに働く事もあれば、それが逆にマイナスになる危険も孕んでいる、つまりは諸刃の剣。
監督への態度もハッキリしている。彼は自分に自由を与えてくれる監督へは賞賛を送るが、組織として縛るような監督には不満を抱く傾向にある。
・・・本当に素直で、本当に人間的な性格の持ち主なのである。
フィンケが過去に率いて来たフライブルクなど数チームは、こういう特異な選手は居たのだろうか?まったく居なかったとは思わないが、恐らく極めて少数の例に留まっていたのだと思う。
ヨーロッパのビッグクラブには、闘莉王のような強烈な個性溢れる性格の選手が山ほど居る。むしろそういう選手の固まりこそビッグクラブでもある。そしてそれを率いる手腕がある監督こそが成功を収める。
フィンケはそういうチームを率いた経験が皆無である。
ところがレッズは、海外のビッグクラブには程遠いものの、一応は日本の中ではタレントチームである。つまり我の強い選手の多くを抱えている。
そこで、ここに以前から指摘した通りの、フィンケの尺度と、レッズの尺度のギャップが発生することになるのだ。
最近フィンケのコメントにも、以前のような自信に満ちた流暢で力強いものが影を潜めてきたように思える。
実はフィンケのやり方に四苦八苦しているレッズに対して、フィンケも自身の経験には無かったタレントチームを扱う難しさが、ここで表れてきているのだと思う。
レッズにとっても試練の時だが、本当に試練にぶつかっているのは、もしかしたらフィンケの方なのかもしれない。
浦和レッズ0-1清水エスパルス
~埼玉スタジアム2002
試合終了後に、試合に出なかったアレックスも一緒に挨拶に来たけど、やはり移籍決定なんだろうね。お別れに来たのだろうけど、・・・レッズの選手として最後になるかもしれない対戦相手が古巣清水とは・・・因縁めいたものを感じたな。何か色々な意味でさびしい・・・
と、それはさておいて、前半エンドレスで埼スタに響く、本当に久々のPRIDE of URAWA。さすがに45分間も同じだときつい時間帯もあったけど、試合の進め方は悪くなかったと思う。前の試合に比べて進歩が見られた部分・・・パス回しは速くなっていて、フィニッシュまで持って行ける回数が増えたこと。でも肝心のフィニッシュの精度がどうにもこうにも・・・
ただ、やはり学習能力が薄いというか、またカウンターから失点ってのはいい加減にしてほしい。失点シーン自体は、枝村のシュートと、構える都築が勢いから逆を取られて体勢が崩れたことが重なってしまった痛い部分はあったが、そこまでの課程がイカン。最後の怒濤の攻めも、何か時既に遅しって雰囲気はあったし・・・。
まあ、結局やってるサッカーはこれまでと基本は同じ。そして、勝てない。
それでもこのサッカーをやり抜くと決めた以上、初心貫徹で続けて行くしかない。どんなに迷っても、どこまで悩んでいても、この際どうせやるなら徹底的にやってもらおうじゃないか。
もう道に迷っていたら、色々迷い過ぎて、道を外れていつの間にか樹海に迷いこんでいるのかもしれないが、それならそれで無理矢理にでも茂みを掻き分けて、藻掻いて、目の前の障害物を取り払って、とにかくその森を抜け出す以外に道は無いのだから。
富士の樹海に迷いこんだら、とにかく行ける限り前に進めば、実は簡単に街道に出られるという有名なマニュアルがある。実際、富士の樹海で本気で迷ったという話は聞いたことがない。
樹海は奥に進めば進むほど恐いものもあるだろうけど、それでも進んで行けば、最後は必ず表に出られるはずなのだ。そう、迷っている暇があったら前に進め!とにかく進むしか、今は選択肢が無いのだ。
迷った時は、サポは黙ってザ・ヤケ酒だ。
ザ・ヤケ酒アフターレッズバー・・・
本音を言えばここまで連敗が続くと不安になって来る、焦る気持ちもあるんだけど、でもとにかく前に進むしかないんだよな、今は。
現実的な話、次のガンバ戦まで12日間も時間が空くのだから、ここはこの時間を有効に使ってもらって、15日の万博では、明確な進歩が見える試合をしてほしい。
そして、大阪の夜を美酒で酔えるようにしてくれ・・・!!
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J1リーグ第20節 浦和0-1清水
得点/70分・枝村(清)
観衆:45,186人
清水エスパルス3-0浦和レッズ
~アウトソーシングスタジアム日本平
いきなりオウンゴールってのは参ったけど、清水が取り分けて良いサッカーをしていたとも思えないし、やはりそれ以上にレッズ自身に根の深い負の要素が植わっている感じ。
・・・どんどん悪くなる失点パターン、闘莉王が居ないと守りきれない崩壊気味の守備、繰り返されるミス、決定力も得点力も激減して無得点が続く攻撃陣・・・あっちも悪いこっちも悪い、あっちを補おうとすればこっちががら空きになる悪循環、これまでそれでも修正して来ていた部分も、ここに来ての問題山積みで追い付かなくなっているのかも・・・
今のレッズは若手中心のチーム編成だから、若いというのは勢いがある時は恐い物無しで良いけれど、いざ上手く行かなくなると、若い力だけではなかなか立て直せなくなる。そんな状態において、それでも核になる選手が居ればまた違ってくるのだろうけど、そうしなければいけない中堅・ベテラン選手にも、どうにもこうにも覇気が無い感じ。若手の占める割合が多い故にバランスが悪くなっているのか、チーム全体の経験値が薄まっているのか・・・とりあえず初心に帰る意味でも優勝したかったナビスコであるが、準々決勝敗退決定の現実。
さて・・・
前回レッズはあえて”まわり道”をしているという節の記事を書いたけど、それに連動してレッズはいよいよ”迷い道”に突入した模様。
あえてまわり道を選んだその時から、果たしてどれだけ経っただろう。気付けばすっかり迷い道に入り込んでしまい、未だ表通りに通じる道は見つからない。
それでもその道を探して、とにかく自分の選んだ道を信じて、今はただ彷徨い続けているのだ。
どうするべきか。
今のサッカーを続けている以上は、間違いなくしばらくはこんな感じになるだろう。
今のレッズは勝つためのサッカーではなく、勝つために必要なものを身に付けるためのサッカーをしているのだから。
その中には成長に有効なものもあれば、反対に間違った成分も含まれていると思う。しかしその間違った成分を排除出来ないで居るのも、今のレッズなのだ。
それをわかっていて、それでもあえてそういうサッカーをしているのだから、大抵はどこかで壁にぶち当たる訳。その第一段階が今なのだ。
始めからこうなることは予期されていたのだから、今更ここで焦る必要はないのだろう。
疑問を持つことは良い事だし、我慢ならぬ時は怒る事も必要だ。
ただ、そこで叫こうが何をしようが、今のサッカーでは答えなんてすぐには出やしない。
ではどうするべきか。
どうすれば良いんだ?
自分で見付け出すしかないよ。
少なくとも、始めから腹を決めて今季のレッズを支え続けると判断した人は、自分の決めたことに責任を持つ意味でも二言があってはいけないと思うし、それでも我慢が出来なくなった人は、・・・どうすれば良いんだ?
わからん。それでも答えは自分で見付け出すしかないんだよね。
頭の中で渡辺真知子の『♪迷い道』が繰り返し流れている。
私はいつまでも待っていると誰か伝えて・・・
もしも許されるのなら、きっと生まれ変わる・・・
ひとつ曲がり角、ひとつ間違えて、迷い道くねくね・・・
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ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第2戦 清水3-0浦和
得点/0分・オウンゴール(清)、44分・岡崎(清)、62分・青山(清)
観衆:12,014人
浦和レッズ0-3名古屋グランパス
~埼玉スタジアム2002
南風が吹いていたから、風上になるようにいつものエンドを変えたのだろうか?まあ、その風自体が生温いクタ~としたものだったから、レッズのサッカーも前半からクタ~としたものになったばかりか、失点の挙げ句に後半はその風が名古屋の味方に・・・。
違う。風のせいにしてはいけない。そもそも今回の名古屋の得点パターン、これは今のレッズが出来ない、やらないサッカーから生まれたものだよ。マークの薄い内から強引にゴール前に攻め立てる、サイドに開いた選手が素早く中にボールを入れる、ターゲットの選手に正確にラストパスを送る、そして確実にフィニッシュ。
片や、外でボールを回しては機会を伺っている内に攻めるスペースが無くなってしまう・・・名古屋は今のレッズとは正反対なチームだったな。
尤も自分はこの4ケ月、今のレッズがやっているサッカーの矛盾点を何度も付いてきたし、それでも我慢する所は我慢するとも公言したのだから今更批判地味たことは書かないけど、まあ何だかんだ言ってもこれがフィンケの目指すコンビネーションサッカーの基本だというのだから、これが完成するまでは待つしかないのだろう。
とけあえず、今のレッズは”まわり道”をしている最中なのだと思う。大抵の人は誰も好きこのんでまわり道なんてしないよね?早い話、目的地に着こうとするなら、特に用事が無い以上は最短ルートを選ぶでしょ?家に帰る時に、いつも通っている道が工事とかで封鎖されていなければ、基本的には最短ルートで帰るでしょ?
でも今は「ここを工事して通り安い道路にするから、歩行者の方にはしばらく”まわり道”をお願いします」って言われてしまったわけ。「え~」
でも、まわり道もたまには良いものだよ。遠回りしてごらんなさい。あ、しばらくこの道を通らない間にこんな素敵な店がオープンしていたんだ、おや?あそこの家の垣根に珍しい花が咲いているよ、覗いていたら奇麗な女性が出て来て話しかけられて仲良くなっちゃった・・・今まで通りの道を歩いていたのでは発見出来なかったことが、素晴らしい出逢いが、まわり道をした事によって新たな”何か”が生まれるかも知れないんだよ。
・・・どう?サポがちょっと疑問に思い始めているかもしれないフィンケの目指しているサッカーを、一応出来る限りでフォローしたつもりなんだけど。
で、ここで重要な、その”何か”なんだけど、・・・
何だろうね?わからんよ(爆)。少なくとも今は”何か”その展開からゴールが生まれるかもしれない、パスを回している内に、ボールをキープしている内に”何か”が・・・つまり手探りの状態だから、その先に待っているものはフィンケ以外は誰もわからないのだろう。
とりあえず選手は”何か”がわかるまでは勝負に出るな、ラストパスは入れるな、シュートは打つな。その代わり、わかった時は・・・行け!!・・・こんな感じ?
・・・これフォローになっているのか?
まあフィンケの言う”旅”、そもそも旅というものは、未知の部分を含む意味なのだから、わからない部分が多いのも事実なのだ。
こんなサッカーになってしまっている理由は、レッズが長年抱えて来ては解決出来ないまま騙しだまし抱え込んで来ていたものと、それを徐々に取り払いつつ新たな組織サッカーを構築しようとしている課程、過去と現在のそれが互いに摩擦を起こしては、最近それがマイナスに作用しているが故なのだと、思う。
だいたい組織サッカーであるならば、本来はどの選手が出てもある程度の安定した試合運びをしなければいけない中で、闘莉王が居ないだけでここまで大崩れするチーム自体、まだまだ個の力のチームであるという証拠なのだろう。
だから、やはりフィンケの言う通り「本来1、2年かかる」のかも・・・
とりあえず今回は、素直にケネディに決められてしまったのもそうだし、ケネディばかり警戒していて、すっかりその存在を忘れていた玉田に2発も献上してしまったのがやるせない。
更に、俺の近くで試合中に堂々と寝ているオバサンが居たし・・・何なんだろう、ゴール裏で平気で寝られる度胸もすごいけど、こういう部分からしても観客動員が微妙に落ちている現状を表しているのだろう。
今のサッカーを真剣に何処まで我慢出来るか、”まわり道”という事は紆余曲折があるという現実がわかっていた上での我慢だったのか、・・・開幕前に”我慢”という言葉に象徴されたサポの結束の真価が、いよいよ問われ始めているのが今なのかもしれない。
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J1リーグ第19節 浦和0-3名古屋
得点/14分・玉田(名)、64分・玉田(名)、72分・ケネディ(名)
観衆:44,976人
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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スタジアムではゴール裏住人であります。