◆柱谷幸一氏がチーム強化責任者に就任(オフィシャル)
うーん、蘇るぜ、あの時の姿が・・・!!
最後の方で守備的なトコやってたけど。
そんなアニキが、ついに浦和へ帰って来た・・・!!
前々からの報道の通り、柱谷のアニキが新TDとして就任決定である。
アニキがレッズを去ってから15年か。長かったなぁ、オイ。
アニキは初期のレッズにとっては大切な象徴的選手だし、福田が初期のレッズを語る時に真っ先にアニキの名前が出る事からもわかる通り、それだけ大きな存在だったのである。
その間、選手として監督として、数々の経験を積んだアニキが、長い年月を経ていよいよレッズに帰って来たのだから、これはもう感慨深いよ。
アニキが監督としてではなく、強化担当としてレッズに帰って来た事が、アニキのアニキたるアニキらしいアニキと言える(意味不明)
ぶっちゃけTDとしての腕前は未知数なれど、京都などで監督業に加えて強化担当的な仕事にも直接携わっていたのだから、それなりの経験値は保持しているはずである。
前任の信藤氏が、1年も満たず中途半端な形で退任という異常事態を招いてしまったレッズにとって、これはもうアニキに期待せざるを得ない状況なのだ。
き、期待しているぜ、アニキ!!
えー、と言うことで、例年に比べてちょっと早いけど、今年は恐らくこの記事が(大晦日までにレッズに余程のことが起きない限り)書き納めとなります。
今年も一年、当ブログをお読みいただき、そして多くのコメント&トラックバックをいただき、本当にありがとうございました。また年明けからこの調子で書き綴って行きたいと思いますので、来年もよろしくお願い致します。
皆様、良い年をお迎えください。
それでは。
『浦和MFロブソン・ポンテ(33)が、来年6月末の契約満了をもって退団することが19日、分かった。近年は相次ぐ故障と若手の台頭で、出場機会が減少。世代交代を進めるクラブ側から、代理人を通じて契約を更新しない方針を伝えられた。来年1月から他クラブとの交渉が解禁となり、獲得に関心を示す欧州や中東が候補に挙がっている。~中略~
推定1億5000万円の高年俸も契約延長の障害に。クラブ側は早い段階から移籍先を選定できるよう、年内の「戦力外通告」に踏み切った。ポンテ側も状況を理解し、契約期間内は浦和でプレーする考えだ。』
夏で契約が切れるロビーをどうするのかは、レッズの来季の問題のひとつだった訳だけど・・・でも少し前の報道記事だと「契約延長」という話だったから、その辺はどうなっているのだろうか?ただ記事の信憑性云々の前に、これがクラブとして妥当な選択かもしれない。そしてロビーにとっても。
ロビーのパフォーマンスの低下に歯止めがからなくなっている現状、フィンケの来季構想からも外れてもおかしくはなかった訳で、その上で柏木の獲得に成功したことが決定打になった感もある。
そしてクラブが早々にこの事をロビーに通達したとすれば、それはクラブからロビーへのひとつの”温情”なのだろう。
ただし、ロビーは少なくとも6月まではレッズの選手のひとりであって、しかもレッズの10番である。
これ以上の話は、”その時”が来た時で良い。ただひとつ、ロビーにとって良い花道が用意されている事を願う・・・
・・・と、格好良い事を綴ってはいても、やっぱロビーが去るとしたら本当にショックだ・・・レプリカの背番号で福田、N井とずっと9番を選んでい俺が、初めて10にした選手がロビーなのに・・・ぐお~ん!!
広島のファンタジスタが、本当に来た。
柏木陽介 選手、加入のお知らせ(オフィシャル)
香川、金崎、柏木という同タイプ3人をリストアップしていて、香川は残留か海外という話だったし、金崎にはオファーしたなんて記事があったから、金崎狙っているなら柏木は最初だけの話だったのかと思っていたら、途中から金崎が消えて、入れ替わるように柏木の名前が復活して来て、あれよあれよという間に彼の誕生日である今日に移籍発表濃厚なんて話になって・・・本当に来た。ただレッズとしては一昨年だか去年だかにも1度、柏木に声をかけているいるから、その時からのラブコールが今回実ったと考えれば落ち着くかな。
ただ、レッズでここのポジションは過密にも関わらず、良くぞレッズ移籍を選択したものだと感心する。それだけに大きな期待と歓迎の意を表したい。もちろん本人もそれだけ自信があるのか、向上心が強いのか。それだけの強い意志を持っての移籍だろうし、こういう選手が来てこそ本当の競争意識がチームに芽生えるのかもしれない。
フィンケが柏木の能力を変に押さえ込まず、彼の技術と運動量をフル活用すれば、レッズの攻撃はかなり変わると思う。ただ柏木自体のプレーが激し過ぎて、90分は持たないという話もあるが、まあそこは、ね。
何れにしても来季に向けた即戦力補強第一弾。
まさかこのまま第一弾で終了、なんて事は無いだろうが・・・
つーか、センターバックを補強しろっつーの!!
まあ、結局、こういう結末になってしまったわけで・・・
ここ1ケ月、散々語られて来た問題だし語り尽くされた感があるから、今更未練じみた話はやめておこう。
ただ、これだけは言いたいんだけど、ここ数年のレッズって、どうして選手とクラブが喧嘩別れするような退団の仕方になるんだろう。
伸二にしても奥歯に物が挟まったような状態での移籍だったし、ワシントンはあからさまにオジェックを罵倒して去って行った。そして今回の闘莉王のフィンケやフロントに対する批判連発も、周知の通りである。
これまでレッズに対して貢献して来た選手は、クラブはもとよりサポーターにとってもひとつの宝物なのだから、最後にこういう退団の仕方をされてしまうと、本当に辛いのだ。”立つ鳥跡を濁さず”の姿勢を最後まで貫いてほしいのが、心情なのである。
円満解決の道の方が難しい世の中になってしまっているのかもしれない。マリッチのような潔さを持つ選手の方が珍しいのかもしれない。ただ、選手やクラブの姿勢に疑問を抱いてしまうような最後だけは、出来る限り避けてもらいたいのが、サポーター心情なのである。また、それが出来ないフロントの態勢も、問題なのであろう。
それと、これはお金の事だからあまり言いたくはないんだけど、・・・主力選手を移籍金も取れずに放出するのは、イカンよ。これを繰り返していたら、どこかで必ず行き詰まる。ビジネスとして成り立たなくなる。もっと”したたか”に行かないと、いつまで経っても大人のクラブには成れないよ。
と、いうことで・・・
闘莉王には感謝はしているが・・・
それ以上を語るのはやめておこう。
Adeus Marcus Tulio TANAKA...
今年は早めに総括を。
と、その前に、自分が開幕前に、フィンケとレッズに対して、どういう気持ちを持ってスタートしたのかを、改めて明確にしておきたい。
自分的には、フィンケという人物の名前が挙がった瞬間から、レッズの今季に対してかなりネガティヴな感情を抱いてしまっていた。それはフィンケに対する記事フォルカー・フィンケでは小粒な感想や、フィンケの事を今の内に書いておこうで書いた通りの理由なのだが、その他にも補強白紙は危険大、お願い闘莉王、KY・・・等々、まさに不安と心配の記事のオンパレードであった。
しかし、相馬放出で始動の記事ではそれを少し反省し、「しばらくはフィンケが作るレッズを忍耐を持って観て行きたい」とも宣言させてもらった。だからシーズン中は極力フィンケに対する否定的な意見は、一応避けたつもりである。
実際開幕前、レッズの掲示板等では、フィンケに対して「ワクワクする」「楽しみ」という言葉が溢れかえっていた。極端な話フィンケに肯定的な意見が9割、否定的な意見が1割といったところだった。ネガティヴ意見ばかり書いてしまった自分は、どう見ても後者だろう。もっと言うと、肯定的な意見には明らかにフィンケに対して買い被り的に楽観視しているものも多く、これに危険すら覚えていた程である。
そして「我慢」というフレーズが一人歩きして、実際何をどう我慢するのか、どこまで我慢出来るのかといった、明確なものが無いままスタートしてしまった感がある。
不安は現実のものとなってしまった。
当初、フィンケ本人すら予想していなかったと言う好成績で、一時は首位に躍り出たレッズであったが、夏場以降失速し始めると、早くもフィンケの手腕を疑問視する声が上がり、カップ戦を含めた8連敗では不満が爆発したかのように「フィンケ無理」「解任しろ」の大嵐となってしまった。それを決定的なものにしたのが松本山雅戦の敗北。ここに来て肯定的な意見と否定的な意見の割合は、見事に入れ替わっている。
そもそもクラブの判断ですら、この時点でフィンケ解任の可能性を含んでいたのだから、サポーターが怒るのも無理のない事であった。
クラブとサポーターは、フィンケに対して一体何を求めていたのだろうか?
選手育成を主目的に置いてフィンケを招聘した意図はわかる。しかしフィンケの「優勝を求められていたらレッズに来なかった」的な発言からもわかるように、だからこそフィンケと闘莉王の軋轢も生まれた。サポーターも結局は我慢が出来なくなった。ここが理想と現実の違いである。
フィンケが敷いた報道管制のおかげで、レッズの内部事情は見えにくい物になってしまったが、ここ毎年のように繰り返されてきた選手と監督の確執劇は、少なくとも今シーズンは未だ無くなってはいないようである。
そしてフロントの体たらくはもはや伝統化しつつある。人事を一新して置いた筈の信藤TDは、まったく明確な仕事を果たせぬまま休養へ。藤口前社長の後を受けて就任した橋本社長は、未だレッズとサッカーを把握し切れていない様子。
過去の失敗を踏まえて改革を断行するはずだった期待のシーズンは、蓋を開けてみたら、まだまだ底に潜んでいた不安要素を、さらに掘り起こしては炙り出す為のようなシーズンになってしまった。
クラブとチームに対する疑問点も解決されていない。例えば、不況でありながら選手の高額年俸や過去の違約金が足を引っ張っているとは言え、これだけの観客動員数と優良スポンサーを誇るクラブが、何故補強も出来ぬと言葉に出るほど資金不足に陥っていたのか。そもそも本当に資金不だったのか。経営の不備は無いのか。
一部若手選手を除けば、相変わらずサテライト暮らしの若手を多く抱えている点も、育成を掲げている割には物足りない。
考えれば考えるだけ、今のレッズに対する疑問と不安は増加しているのだ。
ただ、そういった不安要素をさらに洗い出すためのシーズンであったとも言える訳で、そこは前向きに考えた方が良いかもしれない。
実際に、この1年で選手もサポーターも、レッズに対する意識の改革という意味では、得た物は少なくなかったように思える。色々と矛盾や葛藤が生まれたシーズンであったが、そういうものを含めて、レッズ自体を見つめ直すには、必要な年であったのかもしれない。
しかし、いよいよ来季からは、言い訳の出来ないシーズンになる。
今季レッズはサポーターに我慢を強い、クラブ自体にも変革の猶予は与えられたはずである。
レッズ規模のクラブでありながら、シーズンをタイトル度外視のような姿勢で動いていた今季、これを無駄にしないために、来シーズンがある。
もしここでまた過去と同じ過ちを繰り返すようであれば、本当にレッズは未来の無い、危機的なクラブになってしまうだろう。
チームの成績こそ低迷したが、フィンケの方策に間違いが無いとするならば、それは今季に実をつけたものが来季、2年後、3年後に次々と花が開くような夢のようなチームになっているだろう。
反対に、もしフィンケの方策が実を結ばなかったとしたら、それは今季以上に悲惨な現実が待っていると、今から覚悟した方が良い。
ある意味で”賭け”に近いものがあると思う。しかしクラブはフィンケを選んだ以上、その”賭け”に勝ってもらわなくては困る。旅とは先が見えぬもの。その旅の先に何が待っているかなど、今は誰もわからない。それも”賭け”なのである。でも一度旅を始めた以上、何処かに必ず終着点が無くてはならない。そしてここまで旅を続けて来た以上、もはや再び道を外れて迷って頓挫することだけは、もう許されない。
来季こそ、本当に厳しい目で、レッズを見て行きたいと、本当にそう思う。
最後に、すべてのレッズサポーターの皆さん、今シーズンも大変お疲れ様でした。
本当に紆余曲折あり気の休まらないシーズンでしたが、それでもレッズというクラブがある以上、以降もそれを支えて行くのもまたサポーターの使命でもあります。だからますますの強い意志を持って、また来季に繋げて行きましょう。
お疲れ様でした。
浦和レッズ0-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
『追い遣る鹿ねえだろ』、とも読める・・・
と、それはさておいて、・・・
完封負け
鹿の優勝を目の前で見せ付けられる
雨でビチョビチョ
寒い
浦和行きバス大渋滞
帰りの東上線、人身事故で大幅遅延
ゴルァ・・・
雨の中、いつかの再現にはならなかったなぁ。攻めの姿勢は凄く見えたし、そういう雰囲気は十二分にあったし、終盤、ゴール前で見せた惜しい攻めの連続、あれが1つでも決まっていれば・・・
でもそこで決められないレッズと、隙あらばしっかり決めてくる鹿島、ひとつひとつのパスの正確性、ゴールを確実に捉える決定力、どれをとってもレッズと鹿島ではチーム力に大きな差がある。3連覇するだけのことはある。
序盤の素早いパス回しから鹿島を翻弄させていたスピード感溢れる攻撃、今年の開幕戦みたいだったな。でもサイドの深い位置まではボールを持ち込めても、なかなかゴール前に効果的なボールは入れられない、これもレッズが開幕戦以来散々繰り返してきたことだ。
個人技に頼らないサッカーを頑なに貫いて来たフィンケサッカー。まだまだ発展途上も序の口に見えるが、果たしてこの最終節で、得点や勝利という形では表れていなかったけど、何かの目に見えぬ成果は現れていたのだろうか?・・・その答えは、来シーズンまで待つしかない。
去年の藤口氏へのブーイングは自分も賛同したが、今回はブーイングはしなかった。したくなかった。
何故?だって、ここでブーイングしてしまったら、今シーズンやって来た事を頭から否定してしまう、もっと言うと、結局去年と同じ気持ちでシーズンを終えなくてはいけなくなってしまうから。
せっかく我慢だ忍耐だと耐えてきたのだから、ブーインクなどせず静かに終わりたかった。ただそれだけ。
ということで、今シーズン終了。
リーグ6位、これは去年から1つ順位が上がっただけ。
まあ今シーズンに関して言うと、順位が上がったからどうだと言うのはあまり意味がないかもしれないし、チーム状況を考えたらこの順位も妥当なのかもしれないが、まあ実際問題として大事なのは、来季に繋がるシーズンだったかどうか、という事だ。今季の我慢と悔しさを無駄にしないために来季があるのだと、そう思いたい。
とりあえず、もう二度と目の前で敵の胴上げを見せられるようなチームにはなってほしくない、敵に目の前で胴上げを見せ付けるチームになれ、という事だ。
今年もヤケ酒が多かった。いかんなぁ。
(毎年同じこと言ってる気がするけど)来年は美味い酒を多く飲みたいものだ。
という事で、今シーズン終了。
レッズサポの皆さん、大変お疲れ様でした。オフに身体をしっかり休めて、また来季に繋げましょう。
総括はまた後日。とりあえず休憩しよう。
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J1リーグ第34節 浦和0-1鹿島
得点/66分・興梠(鹿)
観衆:53,783人
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