今年は早めに総括を。
と、その前に、自分が開幕前に、フィンケとレッズに対して、どういう気持ちを持ってスタートしたのかを、改めて明確にしておきたい。
自分的には、フィンケという人物の名前が挙がった瞬間から、レッズの今季に対してかなりネガティヴな感情を抱いてしまっていた。それはフィンケに対する記事フォルカー・フィンケでは小粒な感想や、フィンケの事を今の内に書いておこうで書いた通りの理由なのだが、その他にも補強白紙は危険大、お願い闘莉王、KY・・・等々、まさに不安と心配の記事のオンパレードであった。
しかし、相馬放出で始動の記事ではそれを少し反省し、「しばらくはフィンケが作るレッズを忍耐を持って観て行きたい」とも宣言させてもらった。だからシーズン中は極力フィンケに対する否定的な意見は、一応避けたつもりである。
実際開幕前、レッズの掲示板等では、フィンケに対して「ワクワクする」「楽しみ」という言葉が溢れかえっていた。極端な話フィンケに肯定的な意見が9割、否定的な意見が1割といったところだった。ネガティヴ意見ばかり書いてしまった自分は、どう見ても後者だろう。もっと言うと、肯定的な意見には明らかにフィンケに対して買い被り的に楽観視しているものも多く、これに危険すら覚えていた程である。
そして「我慢」というフレーズが一人歩きして、実際何をどう我慢するのか、どこまで我慢出来るのかといった、明確なものが無いままスタートしてしまった感がある。
不安は現実のものとなってしまった。
当初、フィンケ本人すら予想していなかったと言う好成績で、一時は首位に躍り出たレッズであったが、夏場以降失速し始めると、早くもフィンケの手腕を疑問視する声が上がり、カップ戦を含めた8連敗では不満が爆発したかのように「フィンケ無理」「解任しろ」の大嵐となってしまった。それを決定的なものにしたのが松本山雅戦の敗北。ここに来て肯定的な意見と否定的な意見の割合は、見事に入れ替わっている。
そもそもクラブの判断ですら、この時点でフィンケ解任の可能性を含んでいたのだから、サポーターが怒るのも無理のない事であった。
クラブとサポーターは、フィンケに対して一体何を求めていたのだろうか?
選手育成を主目的に置いてフィンケを招聘した意図はわかる。しかしフィンケの「優勝を求められていたらレッズに来なかった」的な発言からもわかるように、だからこそフィンケと闘莉王の軋轢も生まれた。サポーターも結局は我慢が出来なくなった。ここが理想と現実の違いである。
フィンケが敷いた報道管制のおかげで、レッズの内部事情は見えにくい物になってしまったが、ここ毎年のように繰り返されてきた選手と監督の確執劇は、少なくとも今シーズンは未だ無くなってはいないようである。
そしてフロントの体たらくはもはや伝統化しつつある。人事を一新して置いた筈の信藤TDは、まったく明確な仕事を果たせぬまま休養へ。藤口前社長の後を受けて就任した橋本社長は、未だレッズとサッカーを把握し切れていない様子。
過去の失敗を踏まえて改革を断行するはずだった期待のシーズンは、蓋を開けてみたら、まだまだ底に潜んでいた不安要素を、さらに掘り起こしては炙り出す為のようなシーズンになってしまった。
クラブとチームに対する疑問点も解決されていない。例えば、不況でありながら選手の高額年俸や過去の違約金が足を引っ張っているとは言え、これだけの観客動員数と優良スポンサーを誇るクラブが、何故補強も出来ぬと言葉に出るほど資金不足に陥っていたのか。そもそも本当に資金不だったのか。経営の不備は無いのか。
一部若手選手を除けば、相変わらずサテライト暮らしの若手を多く抱えている点も、育成を掲げている割には物足りない。
考えれば考えるだけ、今のレッズに対する疑問と不安は増加しているのだ。
ただ、そういった不安要素をさらに洗い出すためのシーズンであったとも言える訳で、そこは前向きに考えた方が良いかもしれない。
実際に、この1年で選手もサポーターも、レッズに対する意識の改革という意味では、得た物は少なくなかったように思える。色々と矛盾や葛藤が生まれたシーズンであったが、そういうものを含めて、レッズ自体を見つめ直すには、必要な年であったのかもしれない。
しかし、いよいよ来季からは、言い訳の出来ないシーズンになる。
今季レッズはサポーターに我慢を強い、クラブ自体にも変革の猶予は与えられたはずである。
レッズ規模のクラブでありながら、シーズンをタイトル度外視のような姿勢で動いていた今季、これを無駄にしないために、来シーズンがある。
もしここでまた過去と同じ過ちを繰り返すようであれば、本当にレッズは未来の無い、危機的なクラブになってしまうだろう。
チームの成績こそ低迷したが、フィンケの方策に間違いが無いとするならば、それは今季に実をつけたものが来季、2年後、3年後に次々と花が開くような夢のようなチームになっているだろう。
反対に、もしフィンケの方策が実を結ばなかったとしたら、それは今季以上に悲惨な現実が待っていると、今から覚悟した方が良い。
ある意味で”賭け”に近いものがあると思う。しかしクラブはフィンケを選んだ以上、その”賭け”に勝ってもらわなくては困る。旅とは先が見えぬもの。その旅の先に何が待っているかなど、今は誰もわからない。それも”賭け”なのである。でも一度旅を始めた以上、何処かに必ず終着点が無くてはならない。そしてここまで旅を続けて来た以上、もはや再び道を外れて迷って頓挫することだけは、もう許されない。
来季こそ、本当に厳しい目で、レッズを見て行きたいと、本当にそう思う。
最後に、すべてのレッズサポーターの皆さん、今シーズンも大変お疲れ様でした。
本当に紆余曲折あり気の休まらないシーズンでしたが、それでもレッズというクラブがある以上、以降もそれを支えて行くのもまたサポーターの使命でもあります。だからますますの強い意志を持って、また来季に繋げて行きましょう。
お疲れ様でした。
浦和レッズ0-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
『追い遣る鹿ねえだろ』、とも読める・・・
と、それはさておいて、・・・
完封負け
鹿の優勝を目の前で見せ付けられる
雨でビチョビチョ
寒い
浦和行きバス大渋滞
帰りの東上線、人身事故で大幅遅延
ゴルァ・・・
雨の中、いつかの再現にはならなかったなぁ。攻めの姿勢は凄く見えたし、そういう雰囲気は十二分にあったし、終盤、ゴール前で見せた惜しい攻めの連続、あれが1つでも決まっていれば・・・
でもそこで決められないレッズと、隙あらばしっかり決めてくる鹿島、ひとつひとつのパスの正確性、ゴールを確実に捉える決定力、どれをとってもレッズと鹿島ではチーム力に大きな差がある。3連覇するだけのことはある。
序盤の素早いパス回しから鹿島を翻弄させていたスピード感溢れる攻撃、今年の開幕戦みたいだったな。でもサイドの深い位置まではボールを持ち込めても、なかなかゴール前に効果的なボールは入れられない、これもレッズが開幕戦以来散々繰り返してきたことだ。
個人技に頼らないサッカーを頑なに貫いて来たフィンケサッカー。まだまだ発展途上も序の口に見えるが、果たしてこの最終節で、得点や勝利という形では表れていなかったけど、何かの目に見えぬ成果は現れていたのだろうか?・・・その答えは、来シーズンまで待つしかない。
去年の藤口氏へのブーイングは自分も賛同したが、今回はブーイングはしなかった。したくなかった。
何故?だって、ここでブーイングしてしまったら、今シーズンやって来た事を頭から否定してしまう、もっと言うと、結局去年と同じ気持ちでシーズンを終えなくてはいけなくなってしまうから。
せっかく我慢だ忍耐だと耐えてきたのだから、ブーインクなどせず静かに終わりたかった。ただそれだけ。
ということで、今シーズン終了。
リーグ6位、これは去年から1つ順位が上がっただけ。
まあ今シーズンに関して言うと、順位が上がったからどうだと言うのはあまり意味がないかもしれないし、チーム状況を考えたらこの順位も妥当なのかもしれないが、まあ実際問題として大事なのは、来季に繋がるシーズンだったかどうか、という事だ。今季の我慢と悔しさを無駄にしないために来季があるのだと、そう思いたい。
とりあえず、もう二度と目の前で敵の胴上げを見せられるようなチームにはなってほしくない、敵に目の前で胴上げを見せ付けるチームになれ、という事だ。
今年もヤケ酒が多かった。いかんなぁ。
(毎年同じこと言ってる気がするけど)来年は美味い酒を多く飲みたいものだ。
という事で、今シーズン終了。
レッズサポの皆さん、大変お疲れ様でした。オフに身体をしっかり休めて、また来季に繋げましょう。
総括はまた後日。とりあえず休憩しよう。
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J1リーグ第34節 浦和0-1鹿島
得点/66分・興梠(鹿)
観衆:53,783人
一昔前なら、それなりの選手の名前が挙がっただけで胸が躍ったものだが、最近では「ほぅ、そうか」と、妙に冷静に構えてしまう自分が居る。
この心の変化には、自分が一番驚いているのだが。
ここで海外から超ビッグネームでも、いやビッグネームではないにしても、それなりの有力選手の名前でも挙がれば興奮するんだろうけど、この不況下において、現実的にはそんな話など夢のまた夢。
レッズが大型補強をし始めた時代は本当に(日本ではなくてレッズが)景気が良くて、中村CM(当時)曰く「毎年1人ずつ大物選手を補強して行く」などと強気の発言まで飛び出していたものだ。あの頃から、どれだけの有力外国人選手や大物日本人選手を補強して来ただろう。そして次々にタイトルを獲得して行ったのだ。
一昨年シーズン前に梅崎、エジミウソン、高原を獲得して以降、レッズは唯一人も移籍補強を行っていない。その夏にアダイウトンを獲得内定まで漕ぎ着けながら、直前のメディカルチェックで足の不安が発覚して獲得を取りやめた経緯もあるが、それ以降、新聞報道で名前の挙がった数名も何処へやら、積極的な補強の動きは無かったようである。更に今季始めには補強白紙が決定し、その後の夏にも何の動きも無かった。
これだけ長い期間に動きが無いと、人によっては、その感覚に慣れてしまう。もっと言うと、それが普通に感じるようになる。挙げ句、いざ補強の話を聞いても冷めてしまい、「えー?本当に補強するの?」と疑いの念さえ抱くようになって、どこか斜めに構えてしまう風さえある。今の自分がそれかもしれない。
それに拍車をかけているのが信藤氏の問題であり、監督の問題である。信藤氏に関してもTDとして全く仕事を果たせぬまま解任(若しくは辞任)の可能性が極めて高く、監督と選手の軋轢も、過去に繰り返されてきた内部騒動の繰り返し。まあその辺に関しては、また後日触れるとして、ブランド力が低下した上にそういう騒動が毎年表面化するようなクラブに、本当に選手が移籍して来たがるのか?という心配さえ抱いてしまうのだ。
だからと言って、この際もう補強なんてしなくて良いや、と言うと、それは大きな間違い。
本音を言えば、今度こそ本当に補強をしてもらわなくては、困る。
今回行う補強は、レッズの向こう3年を決める重大な部分であると思っているから。
しかし、現状を見ると、補強に関する問題は山積みで、果たして多くの問題を抱えながら、まともな補強が成功するのか?という不安はあるのだ。
名前だけは次々に挙がる。香川、金崎、柏木、・・・世間では”乱発”と書かれているが、その表現はあまりに素人意見で、いくら似たり寄ったりの性質を持つ選手でも、有力選手の多くをリストアップして準備するのは、プロのクラブとして当然であろう。これらの選手にどこまでオファーしているのかしようとしているのかは不明だが、とりあえず森重には正式オファーを出した事は判明した。いよいよ本格的な動き第一歩である。そしてブラジルでは3人ほどの選手を見つけて、話を進めているとの話もある。
まさかこれだけ動いておいて、選手も出すだけ出して、いざ蓋を開けてみたら補強ゼロ、なんて事は決して無いとは思うが・・・
何れにしても、今オフのクラブは、闘莉王や阿部など現有有力選手の処遇問題と並行して、補強問題でも悶着が待っていることだろう。この問題に関しては先が長いだろうから、今から騒いでいても身が持たない。
先ず、3日後に迫った目の前の戦いを済ませてからにしよう(と、言いながら補強に関する記事を書いている自分・・・)。
J1リーグ第33節
京都サンガF.C.1-0浦和レッズ
~西京極陸上競技場
鈍行じゃなくて、珍しく往復新幹線なんて贅沢するから、負けるんだよな・・・は違うか。
晩秋の京都は紅葉真っ盛りで・・・
・・・うーん、なんだろうな、またやってしまったって感想だろうな。
せっかく京都の引き気味のプレーにも助けられて攻撃の機会を多く得ておきながら、あれだけゴール前をかためられて、打開策が見出せないままいつまで経っても得点が奪えないのもいつものレッズだし、そうこうしている内に一瞬のスキが出来て失点してしまうのもいつものレッズ。
そして残留争いしているチームの手助けをしてしまうのも、お人好しのいつものレッズ。・・・大分、柏、神戸、大宮、そして京都・・・どんだけ下位に勝ち点3献上すれば気が済むんだか・・・
あー、もっと早く中にクロス入れようよ。シュートも積極的に打っていこうよ。そもそもシュートはしっかり枠に蹴り込もうぜ。・・・こういう攻めに大事な要素が足りないままだと、絶対にゴールは奪えない。まあここで昔みたいにスーパーなFWでも居ればまた違ってくるんだろうけど、今はそういうチームではないから尚更である。
いくらポゼッションが良くても、そこから先が手詰まりでは・・・で、いざ重い腰を上げるように中にボールを入れる頃には、跳ね返される。すべてが遅い。そんな試合だった。
頑張っている選手は居るんだけどね。今日だって。達也は労を惜しまず駆けずり回っているし、高原は奮起してチャンスを作っているし、阿部は相変わらず献身的だし、坪井は良くボール追いかけてカバーしているし、闘莉王は身体ごとぶつかって行っているし。個人としては良く闘っていると思う。しかし、チームとしては、どうなんだろう。やはりチームとして動かないと、ね・・・
ここ数試合はACL出場権確保という目標でやって来たけど、せっかく上のガンバが鹿島に大敗してくれたというのに、レッズもまたそれにお付き合いしての痛恨の敗戦。で、今季は4位以下が確定。ガクッ・・・
でも、とにかく、ここでガクッときていても仕方がないので、次節最終節、ホームでしっかり勝って今季を締めよう。もうそれしかない。
で、とりあえず晩秋の京都でザ・ヤケ酒。
で、飲んでいたら何故かラーメンの話になって、急で新幹線ギリギリだったがラーメンを喰いに行くことになり・・・
で、、京都拉麺小路で富山ブラックをザ・ヤケ喰い。
今回は日帰りのため行動範囲はこれだけで、京都観光は無し。
せっかくの京都なのに、紅葉以外は京都色ゼロだな。
疲れた・・・
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J1リーグ第33節 京都1-0浦和
得点/71分・中山(京)
観衆:18,121人
浦和レッズ3-2ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002
それにしても、あれだけ攻めておきながら、フィニッシュでは散々バーやポストや敵の守備に弾かれて入りそうで入らなかったゴールが、ロスタイムも最後の最後であんな超スーパーミドルが炸裂してしまうなんて、やはりサッカーは何が起こるかわからないスポーツである。しかも今季のロスタイム決勝弾は今年5月の新潟戦に続いて2度目。なんというか、凄い。
でも今日は、正直言うと先制した時点で少々油断してしまったかもしれない。最近のレッズは先制するとそのまま完封勝ちというパターンが多いから、もちろん今日もこのまま、なんて思ってしまった。そこは相手が底力のある磐田だという事を忘れていたのか、後半に入ってガツガツと攻め立てられては、あっという間に逆転されてしまった時は、「そうだ、相手は磐田だったんだ」とハッとしたものだ。
考えてみたら前半からミスも多くて、闘莉王が中途半端に切り返してはボールを奪われたり、坪井が目測誤って簡単に敵にボール渡しちゃったり、それが大ピンチに繋がってしまうのだから、やはり守備は不安定さが続いているのは事実。警戒すべきイ・グノは全く捕まえ切れていなかったし、そして激しくマークしていたはずの前田に2点も献上してしまった。今日の2失点はそういう不安定な守備から派生しているものなのだと思う。勝利の影で、こういう部分を見逃してはいけない。
そして、攻撃面では要所要所で”速さ”が見られ、それがチャンスを産んでいたのだ。外側でチマチマとボールを回すいつもの悪いシーンがここ2試合はあまり見らず、逆に速い攻めが確実にゴールに繋がっているのは、僅かだが一歩前進したのかもしれない。ここは評価すべき部分だろう。
そして、何故か古巣相手になると奮起する高原。ゴールはなかったけど先制点のアシストは彼。その他でもすごく頑張っていたし、やはり思うところがあるのだろう・・・
悪い部分と良い部分、双方をしっかり受け止めて、それを次に繋げて行ければ、と思っていながらここまで来てしまっている。しかしここまで来たのだから、そろそろそれが成果に表れても良い頃だ。その成果が、今日の試合に繋がっていたのだとしてら嬉しいし、そうなっていると願いたいものだ。
フロントのゴタゴタ、闘莉王の問題や、梅崎の再びの長期離脱、そしてインフル流行と、とにかく暗い話題が次々に出て来てしまっている今のレッズで、少なくとも今日の勝利が、少しでも明るい方向に転換出来るスタートになれれば良いなと、そう思う。
2週間前の仲間に続き、今度は俺が風邪(ほぼ治りかけ、インフルではない)なので、今日は軽めに・・・
それにしても、最近良く人前に現れるようになったな、レディア。
子供が産まれて、ようやく働く気になったか(笑)
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J1リーグ第32節 浦和3-2磐田
得点/21分・エジミウソン(浦)、55分・前田(磐)、59分・前田(磐)、82分・エジミウソン(浦)、89分・エジミウソン(浦)
観衆:43,619人
やれ闘莉王放出だの、やれ信藤TD解任だの、やれあの選手との獲得交渉がおもわしくないだの、挙げ句の果てにハシラ兄さんや稲本の名前まで出て来たり・・・
一体どれが捏造記事でどれが憶測記事で、どれが真相記事なのかは、今のところは書いた本人と関係者しかわからない。
フィンケが報道管制を敷いたものだから、その”あてつけ”にメチャクチャな記事を書いているのかもしれないし、レッズ系掲示板やレッズ系ブログから言葉を拾って、何の裏付けも無しに記事を仕立てているのかもしれない。
そんな状況も考えられる中、それに対してひとつひとつに信憑性を問い質すような意見をするのはやめておく。だってこう毎日色々な記事を書かれてて、それをいちいち相手にしていたのでは、いい加減こっちが疲れてしまう。
ひとつ言える事は、ここまでやりたい放題に書かれるレッズって、新聞社になめられているってことだ。
もちろん新聞社だってレッズの記事を書けば、それなりにサッカーファンからは注目されるのをわかっているからだけど、そのネタを提供しているのは結局はレッズ自身なのだから、・・・しっかりしろフロント!!
サポーターレベルの話をすると、だからと言って、オフィシャルに載るまで静観しているのか?と問われれば、それも違う。たまに「オフィシャルに載っていないのだから、何も決定していないのだから騒ぐな」という人が居るが、そもそもオフィシャルに載ってしまってからでは、すべてが決まってしまってからでは遅いのだ。そこで騒いだところで後の祭りなのだ。人間というのは、未確定な情報に対して騒ぐ動物なのである。
ちょっと前置きが長くなったが、さてそんな中で、これだけは今から言っておかなければならないのが、高原の処遇。この時点で自分自身の彼に対する考え方を正直に話しておく必要がある。
高原にあと1年の契約が残っているのは周知の通りで、その状況にありながらレッズに移籍して2シーズンの高原は、1億6000万という高年俸に見合った働きはしていない。故にフィンケが来季に高原を構想外とする考え方は、必然と言える。しかし契約の残っている選手を簡単に解雇する訳にもいかず、レッズとしては高原に”門とを開いた”形で、後は高原本人の決断待ちなのだろう。ここはレッズとしては高原に対して、最低限の配慮であり考えられるだけの方策を採っていると思う。今はこれしかないのである。
ここからは自分の意見なんだけど、率直に言って、高原はレッズを出るべきだと思う。高原がレッズにこれ以上留まることは、レッズはもとより、本人の為にならないと思う。
ここ2シーズンの彼の低パフォーマンスに加えて、年齢的な事を考えた場合、どう考えても来季に高原がレッズで再生する可能性は低く思われ、だからと言って僅かな可能性に賭けて残留したところで、今季以上にベンチで過ごす時間が多くなるだけだと思う。そもそも数年前のレッズならともかく、今のレッズに高原レベルの選手を控えに置く余裕は、もう無いはずである。恐らく、それは高原自身が一番理解しているだろうけど。
それでも、それでも高原がレッズ残留を選んだとしたら・・・別の意味で感動してしまうかもしれない。そしてもちろん精一杯のサポートで応えるよ。
以上、それが今の俺の高原に対する正直な考え。
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。