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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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今日はクラブの仕事始め日だから、それに連動して何か良い話でもあるかな~?と待っていたけど、この期に及んで何もないようなので、じゃあ代わりに何か景気の良い話でもしようという事になり、じゃあ優勝した話でもして現実逃避しようと、また「あの日、あの時」であ~る。

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試合に負けて優勝を逃した経験はあっても、負けて優勝したというのは実に特異である。そりゃ勝って優勝したかったけど、まあこんな形の優勝も良い経験だったのではないかと、今だとそう思える、そんな2004年11月20日の午後だった。
レッズは、Jリーグにおける最後のステージ覇者である。この年を最後に、Jリーグは2ステージ制を廃止する事が決まっていたから、後にも先にも、レッズがステージ制覇を成し遂げたのも、この年のセカンドステージだった訳。
弱かったレッズが、長年に渡って欲しくて欲しくて溜まらなかったステージ優勝のタイトル(但しJリーグにおいては準タイトル)が、2ステージ制最後の年の最後のステージで手に入ったのだから、何とも皮肉な話ではあるが・・・

駒場に大量の紙吹雪が降り注いだ
ぶっちゃけ、試合内容はあんまり覚えていないんだよね。当時残り3節を残して首位独走だったレッズは、2位にガンバが追っていたものの、そのガンバが負けるかレッズ自体が引き分け以上なら今節で自力優勝だった。
が、いざ試合となると名古屋相手に2点を先行されて、エメが1点を返したものの負けは負け。試合的には全くインパクトが無い内容だったので、語るべきものでは無いと思うが、それよりも、試合開始ホイッスルとともにサポーターから撒かれた超大量の紙吹雪、これが凄かった。あまりの凄さに伝説化してしまったこの紙吹雪。西ゴール裏の中段付近に居た自分たちであったが、自分たちも紙吹雪を撒き始めた途端に視界が真っ白になって、僅かな隙間から外を覗けば、スタンド全体からナイアガラの滝のような紙吹雪が舞い落ちていた。鳥肌が立った。と、頭上に衝撃が!!「ギャッ!って、いてーなオイ!!」このポジションに陣取ると、たまにこういう悲劇に見舞われるのである。・・・上のSB席の人!頼むから紙吹雪は固まりで落とすなっつーの!・・・って、あの量なら仕方の無い事だったのかもしれないが・・・紙吹雪は重数トンにも及ぶ量だったとか。

試合終了のホイッスルは何とも情けないもので・・・「あ、負けちゃった・・・優勝が・・・まあまだ試合は残っているし次・・・」なんて思うか思わないかの時に、何処からか「ガンバも負けたってよー!優勝~!!」との声が・・・!!が、自分も周りも意外と冷静で、負けて優勝という経験が無いから、これでどう喜んだら良いかわからない。ズッコケながらも「な、何だこの優勝の仕方は・・・ハハハハ・・・」ってな感じだった。優勝の報を告げるアナウンスが響いても、やや歓声、ちょっと苦笑混じりの駒場・・・まあ、みんな嬉しい事には変わりは無いんだけど、状況が状況だったから・・・

夜の浦和で
試合が終わって、浦和西口で号外争奪戦を繰り広げてハアハア状態の所に、別働隊の仲間から電話がかかってきて、合流して、さあドンチャン騒ぎ開始である。
何処の酒場も赤い人たちで超満員。で、庄やに行ったら店員が「出口」ん所に特設酒場を開設してくれて、寒空の中で堂々と飲み始め。ただし心はホットだからお構いなし。あの夜、庄やの階段上がりきった所の端でオンボロケースを机代わりにして飲んでて、来るサポ来るサポに爆笑されていたのは、俺たちです(笑)
力の前で、ウラワポイントの前で、あそこでもここでも、通りを埋め尽くす赤い大群衆、タイコを鳴らし、旗を振り、チャントやコールに爆竹、そして飲めや歌えの大行列。本当にここが日本?と一瞬錯覚するような、今まで味わった事のない光景の中に自分も飲み込まれていた。あの日の浦和の夜の光景は、一生忘れないかもしれない。

さすがに騒ぎ過ぎて、3次会だか4次会だかで落ち着いたさくらやの裏地帯にあるバーに入ったけど、そこにもサポは居て、席に着いた自分たちに、別のグループの方がシャンパンを振る舞ってくれた。嬉しかった。
で、店を出る時にそのグループさんが「みんなで写真を撮りましょう」というので、店の前で並んでみんな記念撮影したっけ。この時、ああ、やっぱレッズサポって良いなぁと、しみじみそう思った。
あの時の名も知らないグループの方々、どうしているかな。今も埼スタで声を張り上げているだろうか。

で、うっかりしていたら終電間際だっので、慌てて電車に飛び乗った。
翌日、恒例の新聞買い占め。昨夜の余韻に浸りながら次に待つチャンピオンシップに思いをはせる・・・と、昼になるにつれてどうもノドがおかしく熱っぽい事に気付いた。・・・そう、寒い中でジャンパーも着ずに薄着の上にレプリカだけの状態で騒ぎ過ぎて、案の定風邪をひいたのだった(苦笑)

**********
2004年11月20日/駒場スタジアム
J1リーグ2ndステージ第13節 浦和1-2名古屋
得点/40分・マルケス(名)、77分角田(名)、88分・エメルソン(浦)
観衆:21,192人
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新年あけましておめでとうございます。

例年の如く3時までドンチャン騒ぎしていたから、やや二日酔い気味でお目覚め。
今レディースが国立で決勝戦を戦っている最中だけど、うーん、自分、今年も国立へは行かなかった。毎年行っていた元日国立も、去年から行っていない訳で、何かすっかりダラけてしまっているなぁ。まあレッズがまた決勝に勝ち進む日を期待して・・・

レッズ情報。
・・・も、今年は例年に比べて静かだから、現時点ではアッと驚くような動きは見えて来ないな。
そんなんで、新年だからと言う訳でもないけど、一応(噂話を含めた)去年までのレッズの動きを整理しておこう。

選手補強
MF柏木(←広島)[獲得成功
DF森重(大分→F東京)[獲得失敗
FW赤崎(佐賀東高→進学)[獲得失敗
FW高崎(←水戸)[レンタルから復帰
MF宇賀神(←流通経済大)[特別指定から正式加入

放出選手
DF闘莉王(→名古屋)[完全移籍]
DF橋本(→栃木)[レンタル移籍]
DF近藤(→岡山)[完全移籍]
FW小池(→草津→水戸)[草津レンタルから完全移籍]
DF野田(→岡山)[レンタル延長]
MF赤星(→山形→未定)[レンタル終了/戦力外]

MFロビー(6月まで?)
MF阿部(海外からオファー待ち?ドルトムントの名前が挙がっている。オファー無ければ残留か)
FW高原(高年俸がネックで移籍難航。残留濃厚)

クラブ人事
監督/フィンケ[続投]
TD/信藤健仁[解任]
強化責任者/柱谷幸一[就任]

リストアップ中?オファー?
DFアブドライ・バ(ポルト)
MFサヌー(ケルン/ブルキナファソ代表)

掲示板、噂レベルの補強対象(ウソか誠か、信じるも信じないも貴方次第)
DFロッキ・ジュニオール(パルメイラス/元ブラジル代表)
DFアダイウトン(サントス/元U-20ブラジル代表)
上記2人に関しては、レッズがブラジルで3人のDFを調査中との話が発端と思われ、特にアダイウトンは2年前に獲得内定まで至った経緯があることから、再び噂の対象となっていると思われる。ちなみにブラジルへ渡った強化部は、然したる成果も無く帰国済との話もアリ。
DF永田(新潟)
新潟との契約が未だ延長されていない事から、DF補強が難航中のレッズ移籍の噂が浮上。
MFニック・カール(豪州代表/クリスタルパレス)
アジア枠での補強対象として昨年夏から名前が挙がっているが、その後の動向は不明。

・・・今の所、こんな感じかな。
ってか、なんだこりゃ。あらためて見てみると、ホントにパッとしないな、今年は。あれから新聞報道も下火になってるし。
出すだけ出しておいて、まさか柏木のみなんて事にでもなったら大変だから、柱のアニキにはしっかり仕事をしてもらわないと。

9724676f.gifってことで、今年こそ良い年になりますように。
今年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。

ア~ニ~キ~!!(当時からそう呼んでいたもんで・・・)

◆柱谷幸一氏がチーム強化責任者に就任(オフィシャル)

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うーん、蘇るぜ、あの時の姿が・・・!!
最後の方で守備的なトコやってたけど。
 



そんなアニキが、ついに浦和へ帰って来た・・・!!

前々からの報道の通り、柱谷のアニキが新TDとして就任決定である。

アニキがレッズを去ってから15年か。長かったなぁ、オイ。
アニキは初期のレッズにとっては大切な象徴的選手だし、福田が初期のレッズを語る時に真っ先にアニキの名前が出る事からもわかる通り、それだけ大きな存在だったのである。
その間、選手として監督として、数々の経験を積んだアニキが、長い年月を経ていよいよレッズに帰って来たのだから、これはもう感慨深いよ。
アニキが監督としてではなく、強化担当としてレッズに帰って来た事が、アニキのアニキたるアニキらしいアニキと言える(意味不明)

ぶっちゃけTDとしての腕前は未知数なれど、京都などで監督業に加えて強化担当的な仕事にも直接携わっていたのだから、それなりの経験値は保持しているはずである。
前任の信藤氏が、1年も満たず中途半端な形で退任という異常事態を招いてしまったレッズにとって、これはもうアニキに期待せざるを得ない状況なのだ。

き、期待しているぜ、アニキ!!


えー、と言うことで、例年に比べてちょっと早いけど、今年は恐らくこの記事が(大晦日までにレッズに余程のことが起きない限り)書き納めとなります。
今年も一年、当ブログをお読みいただき、そして多くのコメント&トラックバックをいただき、本当にありがとうございました。また年明けからこの調子で書き綴って行きたいと思いますので、来年もよろしくお願い致します。

皆様、良い年をお迎えください。
それでは。
◆浦和ポンテ退団へ、若手台頭で戦力外に(ニッカン)
浦和MFロブソン・ポンテ(33)が、来年6月末の契約満了をもって退団することが19日、分かった。近年は相次ぐ故障と若手の台頭で、出場機会が減少。世代交代を進めるクラブ側から、代理人を通じて契約を更新しない方針を伝えられた。来年1月から他クラブとの交渉が解禁となり、獲得に関心を示す欧州や中東が候補に挙がっている。~中略~
推定1億5000万円の高年俸も契約延長の障害に。クラブ側は早い段階から移籍先を選定できるよう、年内の「戦力外通告」に踏み切った。ポンテ側も状況を理解し、契約期間内は浦和でプレーする考えだ。


夏で契約が切れるロビーをどうするのかは、レッズの来季の問題のひとつだった訳だけど・・・でも少し前の報道記事だと「契約延長」という話だったから、その辺はどうなっているのだろうか?ただ記事の信憑性云々の前に、これがクラブとして妥当な選択かもしれない。そしてロビーにとっても。
ロビーのパフォーマンスの低下に歯止めがからなくなっている現状、フィンケの来季構想からも外れてもおかしくはなかった訳で、その上で柏木の獲得に成功したことが決定打になった感もある。
そしてクラブが早々にこの事をロビーに通達したとすれば、それはクラブからロビーへのひとつの”温情”なのだろう。

ただし、ロビーは少なくとも6月まではレッズの選手のひとりであって、しかもレッズの10番である。
これ以上の話は、”その時”が来た時で良い。ただひとつ、ロビーにとって良い花道が用意されている事を願う・・・

・・・と、格好良い事を綴ってはいても、やっぱロビーが去るとしたら本当にショックだ・・・レプリカの背番号で福田、N井とずっと9番を選んでい俺が、初めて10にした選手がロビーなのに・・・ぐお~ん!!

広島のファンタジスタが、本当に来た。

柏木陽介 選手、加入のお知らせ(オフィシャル)

香川、金崎、柏木という同タイプ3人をリストアップしていて、香川は残留か海外という話だったし、金崎にはオファーしたなんて記事があったから、金崎狙っているなら柏木は最初だけの話だったのかと思っていたら、途中から金崎が消えて、入れ替わるように柏木の名前が復活して来て、あれよあれよという間に彼の誕生日である今日に移籍発表濃厚なんて話になって・・・本当に来た。ただレッズとしては一昨年だか去年だかにも1度、柏木に声をかけているいるから、その時からのラブコールが今回実ったと考えれば落ち着くかな。
IMG_4942.jpg
ただ、レッズでここのポジションは過密にも関わらず、良くぞレッズ移籍を選択したものだと感心する。それだけに大きな期待と歓迎の意を表したい。もちろん本人もそれだけ自信があるのか、向上心が強いのか。それだけの強い意志を持っての移籍だろうし、こういう選手が来てこそ本当の競争意識がチームに芽生えるのかもしれない。
フィンケが柏木の能力を変に押さえ込まず、彼の技術と運動量をフル活用すれば、レッズの攻撃はかなり変わると思う。ただ柏木自体のプレーが激し過ぎて、90分は持たないという話もあるが、まあそこは、ね。


何れにしても来季に向けた即戦力補強第一弾。
まさかこのまま第一弾で終了、なんて事は無いだろうが・・・

つーか、センターバックを補強しろっつーの!!

闘莉王との契約について(オフィシャル)

まあ、結局、こういう結末になってしまったわけで・・・

ここ1ケ月、散々語られて来た問題だし語り尽くされた感があるから、今更未練じみた話はやめておこう。
ただ、これだけは言いたいんだけど、ここ数年のレッズって、どうして選手とクラブが喧嘩別れするような退団の仕方になるんだろう。
伸二にしても奥歯に物が挟まったような状態での移籍だったし、ワシントンはあからさまにオジェックを罵倒して去って行った。そして今回の闘莉王のフィンケやフロントに対する批判連発も、周知の通りである。
これまでレッズに対して貢献して来た選手は、クラブはもとよりサポーターにとってもひとつの宝物なのだから、最後にこういう退団の仕方をされてしまうと、本当に辛いのだ。”立つ鳥跡を濁さず”の姿勢を最後まで貫いてほしいのが、心情なのである。
円満解決の道の方が難しい世の中になってしまっているのかもしれない。マリッチのような潔さを持つ選手の方が珍しいのかもしれない。ただ、選手やクラブの姿勢に疑問を抱いてしまうような最後だけは、出来る限り避けてもらいたいのが、サポーター心情なのである。また、それが出来ないフロントの態勢も、問題なのであろう。

それと、これはお金の事だからあまり言いたくはないんだけど、・・・主力選手を移籍金も取れずに放出するのは、イカンよ。これを繰り返していたら、どこかで必ず行き詰まる。ビジネスとして成り立たなくなる。もっと”したたか”に行かないと、いつまで経っても大人のクラブには成れないよ。


と、いうことで・・・

闘莉王には感謝はしているが・・・

それ以上を語るのはやめておこう。

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 Adeus Marcus Tulio TANAKA...

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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第14節 浦和2-0東京ヴ 得点/6分・松尾(浦)、31分・凌磨(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第15節 浦和-ガ大阪(埼玉スタジアム2002=5月6日14:00キックオフ)


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