横浜F・マリノス0-0浦和レッズ
~日産スタジアム
結局、仕事で間に合わずにスタ行きを断念し、ネット観戦に切り替え・・・
消化試合とは思いたくなかったけど、でも消化試合ではある。でも、勝ってほしかった。しかし・・・
平川→柏木のドンピシャヘッドとかあったけど・・・あのカウンターからエジのパスがもっと上手かったら、あの直輝のスルーが通っていたら・・・なんてシーンが散発的に発生して惜しかったと言えば惜しかったけど、相変わらず効果的なパスとシュートは少なく、積極的に点を取るためのサッカーをしているとは思えない内容。
サッカーはシュートを撃って、点を取ってナンボのスポーツだから、3試合無得点の現状では、やはり厳しい評価になってしまう。
この状態で中断期間を迎えるのは、仕切直す意味では絶好のタイミングかもしれないけれど、中断期間中にどれだけ修正出来るか、とか今更悠長な事を言っていられるほど甘くはない。ハッキリ言うと、(これまでから察するに)中断明けでもフィンケのサッカーは劇的には変わらないと思う。
それに、敵は、レッズ以上にレッズを研究したサッカーをしている。それをレッズが追い越すサッカーをぶつけられない限り、いつまで経っても相手を上回れないと思う。自己完結では、本当の成長は出来ない。
こう言うとネガっているように聞こえてしまうかもしれないが、ようは継続は力なり、もっと壮大に言うと『ローマは一日にして成らず』というのがフィンケのサッカーでもある。
でもね、そのローマが完成するまで待っていられないかと・・・。夏以降、また去年と同じようなパターンだったら、ひじょうに不味い事になると思うよ、フィンケ自体が。そこだけは今からハッキリ言っておきたいのね、自分。
ってことで、今日の収穫は、細貝にラフプレーした河合にスピラがキレて漢を上げた事と、そして直輝がついに復帰した事かな。とは言っても直輝が復帰していきなり強くなったりしたら、じゃあ今まで他の選手は何やってたんだって事にもなるから、そこは、・・・でも、そうなってほしいけどね。直輝のためにも、レッズのためにも。
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ヤマザキナビスコカップ・予選Bグループ第7節
横浜マ0-0浦和
観衆:13,463人
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仲間が前日抽選で25番という超素晴らしい順番を引き当てたチャンピオンシップ第2戦。
『レッドカード』がカラーオフセットになっていて、CDまで付いていて、思わず買ってしまった。
何も知らせぬママ少し時間に遅れてきた仲間の一人に文句を言ったせいで、少し口喧嘩になった。
それ以外には自分的には特に何の変わりもなく、何となく普段の試合に臨む感覚だった。この試合に逆転すれば、初のリーグ優勝という緊張感はあったものの、その場が埼スタだった事もあって、特別違和感のある試合ではなかった。これまで優勝や昇格のかかった試合はあったが、なぜかこれほど穏やかに迎える決戦。自分で何故これほど落ち着いているのか不思議だったのだが、その理由は試合後にわかった。
1週間前に横浜で、奇しくもレッズが放出した河合のゴールで第1戦を0-1で落としてはいたが、この点差なら何ら心配は要らない、むしろ十二分に逆転できるはずの点差ではあった。だから、先制すれば、その勢いで逆転出来ると思っていた。
スタジアムをグルリと囲む三菱自工の『日本一のサポーターがついているぞ』広告に感動しつつ、真冬に入った12月で19時半キックオフはさすがに寒く、前回と違って駅からダッシュした訳ではないから、キックオフ時に既に身体が冷えてしまったが、試合が始まれば熱くなる。
試合は一進一退。しかし74分にマリノスは中西が退場し、そのわずか2分後にアレックスが放った長距離のFKがファーに吸い込まれた時、思わず椅子の天辺に飛び乗って飛び跳ねてしまい、あのまま落ちる俺の身体を下で仲間が支えてくれていなかったら、そのまま真っ逆さまで怪我していたかも。ひじょうに危険な歓喜の瞬間だったが、それ程までに超歓喜の同点劇だったのだ。
敵は1人退場済み、同点、そしてここはホーム埼スタ。さあ逆転の要素は3拍子揃った。以後モチベーション噴出のままロスタイムに。そう、あの悔やんでも悔やまりきれないロスタイム。・・・嗚呼神様、あの時、闘莉王のゴール前ドフリードンピシャヘッドが、ニアかファーに飛んでいれば・・・
あの瞬間、あの場面が今でも超スローモーションで思い起こされる。キックの瞬間からボールの軌道、そしてシュートまで、それ程までにキレイなヘディングシュートだったのだ。・・・だが、きれい過ぎた。ボールはきれいにキーパー正面・・・っ!!一瞬決まったと思って半分飛び上がった身体を脳が制止し、無理な体勢になった瞬間に俺の両脇が攣った。延長突入。
先月、ナビスコ決勝での二の舞だけは避けなければいけない。しかし、このパターンは・・・あの時、アルパイのヘッドが決まらなかったように、今回も闘莉王のヘッドが決まらなかった。そしてサッカーの神様は延長後半、帳尻合わせのようにエメルソンを退場させる。そしてまたも、PK戦に突入。サッカーの神様は、レッズを弄んでいるのだろうか。
PK戦だけは、この時のレッズが一番持ち込んではいけない要素だった。1人少ないFC東京にPK戦に持ち込まれて破れた11月の悲劇。ギドレッズは、90分間で勝利するサッカーを前提にした練習を続けていた。故に、PK戦というものは想定外であったのだ。聞くところによれば、ナビスコ決勝以前は、PK戦をまったく視野に入れていなかったのだという。そして破れたナビスコ決勝でのPK戦は、レッズに大きな凝りを残した。そしてそのまま、今回もPK戦を迎えてしまったのだ。また、あの時と、同じように。
ナビスコ決勝と同じ轍を踏んで破れたレッズは、以後PK戦というものを重要視するようになった。その経験が3年後のACL準決勝で生かされる訳だが、それはまた後のお話。あの時の自分は、ただただベンチに向かって走るマリノス選手陣と、ベンチを飛び出した岡ちゃんの歓喜の輪を、呆然と眺めるしかなかった。そして強烈に冬の寒さが襲ってきた。
帰路、破れた悔しさ以上に、レッズの大舞台での経験不足を嘆いた。それは試合前の自分の感覚と繋がっていた。
優勝が決まるチャンピオンシップ第2戦なのに、いつもと同じ感覚で臨んでいたかもしれない自分のモチベーションは、ある意味でこの大舞台を知らない、経験したことがない故の、経験不足が招いた感情だったのかもしれない。
始めてナビスコ決勝に臨んで、そして破れた3年前の国立での、試合前の感覚に似ていた。試合前に、ここまで勝ち進んで、ここまで登り詰めた事で、一定の満足感で満たされて、もっと大事な緊張感が芽生えてこなかったのかもしれない。今から思うと、黄金期を迎え始めた頃のレッズは、そういう人間的なクラブだったと、そう思える。
優勝したら浦和で朝まで飲み明かす予定だったが、それも叶わぬママ肩を落として終電間際で地元の駅に降り立ち、フラッと立ち寄った駅前のサンクスで、現実逃避気味に物色していると、誰かに後ろから抱きつかれた。一瞬、万引きと間違われたかと思った。
「お、こんな所で何してるの!?」イタズラっぽく話しかられ、誰かと思ったら、家族付き合いしているMさんだった。この時、優勝を逃した憔悴感で、あまり人に会いたくなかっただけに、アチャ~と思ったが、何だかこのまま家に帰りたくない気分が勝ってしまい、Mさんに「ヤケ酒つきあって!!」と自分から居酒屋に引っ張って行ってしまった。
皮肉にも、優勝を逃して地元で朝4時まで飲み明かしてしまった。
ところが、なんとMさんは次の日も仕事だったのだ。その事を飲んでいる最中は一言も言わず、普通に朝4時までヤケ酒を付き合ってくれたなんて、本当に申し訳ない事をしてしまった。すまんMさん。
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2004年12月11日/埼玉スタジアム2002
サントリーチャンピオンシップ・第2戦 浦和1-0横浜マ
得点/76分・アレックス(浦)
観衆:59,715人
浦和レッズ0-1清水エスパルス
~埼玉スタジアム2002
試合の主導権はどっちが握っていたかと問われれば、それはレッズの方だったと思うし、内容が悪いか良いかで言えば、良い方だったんじゃないかな。
でも、でもさ、だからって点が取れた訳でもないばかりか、結局失点して負けてしまったんだよ。それがたまに起きるのならばまだ許せるが、同じような内容でも勝てなかった試合、何度あったと思う?それに、何度ホームで負ければ気が済む?海外では、ホームで勝つ重要性は日本の何倍もある、そういう所で16年も指揮していた指揮官が、今のレッズを率いているのでは?
まして、今回の試合を落としたら、ナビスコ予選突破が極めて難しくなるのに、そういう大事な試合でも勝てなかった。
『運がなかった』とか『今日の試合内容がいかによかったか』とか、後からそんな事を言われても、大事な試合を落としてしまった事に対して、その言葉はそれほど意味を成さないと思うよ。
『多くの外部の方々が私に対して、『日本では全員が結果しか見ない』ということをよくいってきます』・・・違うよ、みんな内容だってシッカリ観ているって。だからこそ、アナタのサッカーを疑問視する声だって、高まっているのでは?
ねぇ、フィンケ先生・・・
あー、疲れたな。そしてこのガックリ感。
今日は居酒屋にも寄らずに、試合終わったら真っ直ぐ帰宅したのは良いけれど、どうにもこうにも今日の敗戦と、フィンケの言葉は納得いかんわ。
それだけでもイライラするのに、清水にまた勝てなかった事も・・・
だいたい、西部にN井にONO・・・レッズを出て行った選手が3人も居るチームに勝てないって、これほど悔しい事はないぞ。そこのとこ、今のレッズの主力も良~く考えてほしい・・・
しかし、”運がない”ってこういう事こそ言うのか、N井もつくづく運がないというか、せっかく埼スタで先発だったのに、ゴール出来なかったばかりか、サブ争いしている原と交代させられて、その原が決勝ゴールって、あっち行っても苦労してるなぁ、N井よ・・・
それとイエティ、もう一度研修旅行、行くかい?
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ヤマザキナビスコカップ・予選Bグループ第5節
浦和0-1清水 得点/87分・原(清)
観衆:34,040人
浦和レッズ0-2モンテディオ山形
~駒場スタジアム
今朝、出勤途中に俺の愛車(もちろん三菱)の前を、太った黒猫がノソノソと横切ったんよ。
嫌~な予感がした。だって俺、迷信ってけっこう気にする方で、だから朝の蜘蛛は退治しないし、暗くなったら絶対に爪を切らないし、夜はなるべく口笛は吹かない。
で、黒猫の迷信が、もしかしたら仕事でヘマするとかに表れるのかと思っていたら、逆に自分の業界では仕事が少ない時期の6月初日からの100万クラスの大口の仕事は入るし、客に高めにふっかけた見積もりがそのまま通るしで、今日の仕事としては120点満点(自評)だったんよ。
そしたら、・・・黒猫の迷信が、試合に表れやがったよ・・・
でもレッズだって失点するまでは悪いサッカーはしていなかったと思う。素早い展開から間を置かず鋭いクロス。それで惜しいシーンを連発していた。サイドから良く崩せていた。
これを後半も続けて行けば、と思ったら、後半は一転『動いてポゼッションしているけど、ポゼッションだけで中にボール入れない、やっとボール入れる頃には時既に遅し』サッカーになってた。つまり、いつもの得点の匂いがしなくなる方のサッカーね。
だいたい、何のために高崎投入したんだろう?だったらパス回していないで、高崎目掛けてもっとボール放り込めって。ロビー以外で中に意識がある選手、居ないのかい?
いかん、また文句ばかりの記事に・・・
まあ山形の守備の集中力も敵ながらアッパレだったけど、その山形自体はリードしてからもドン引きしている風には見えなかったから、レッズも”引いた相手に弱い”言い訳は、今回は出来ないと思う。しかも山形は先発がオール国産。レッズは阿部不在とはいえ、外国人含めたベストに近いメンバーだった。これって普通に考えてちょっと不味いよ。そして山形は3度あった決定機の内の、2つをしっかり決めた。しかしレッズは・・・シュートも枠に行かないし・・・その山形にナビスコ予選の順位もひっくり返された・・・
せっかくの駒場で勝利が欲しかったけど、何だかなぁ。
しかし今日は寒かった。そして霧雨に濡れた。
試合後の『PRIDE OF URAWA』が頭からこびり付いて離れない。
嗚呼、駒場スタジアム・・・
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ヤマザキナビスコカップ・予選Bグループ第4節
浦和0-2山形 得点/38分・田代(山)、63分・田代(山)
観衆:13,371人
湘南ベルマーレ1-2浦和レッズ
~平塚競技場
仙台戦があんな事になってしまったから、余計に平塚に行きたかったけど、仙台戦で有給休暇取ったから、代わりに平塚戦には行けなくなり、今回は職場から携帯の実況のみ。
先制した後に、その余韻も冷めぬ内に失点するのはレッズでは珍しくない悪いパターンではあるけれど、これやられると試合中のモチベーションがガクッと来るので、なるべくならこういう失点は避けてもらいたいね。ただ、今回は勝ち越し点を奪えた。そしてその後の失点を許さなかった。うん、やはりこういう流れで最終的に勝てたのも、またモチベーションが上がるってなもんだ。
選手も大幅に入れ替えて臨んだ中で、やはり良いアピールが出来た選手と、そうでない選手が大きく分かれてしまったようで、先ずはエジが3試合連続ゴール。そしてスピラがスタメンで着々と調子を上げて来たのは、層の薄さで不安視されている守備面においては明るい材料。コンビを組む坪井もそれに刺激されたのか、惜しい枠内シュートまで放ったというではないか。
それと対照的なのが啓太とセルで、・・・うーん、この2人、一体どうしちゃったのだろうか。最近ベンチを温め続けている啓太にとっては、今回は久々のアピールの場だったはずなんだが、掲示板からの様子では、どうもパッとしない文章のオンパレードで、なんだか読んでいて悲しくなって来たよ。セルも開幕前の絶好調ぶりが嘘のような重怠さだし。このままの状態で直輝や梅崎が戻って来たら・・・
うーん、ちょっと暗い話になってしまったが、まあとりあえずは、仙台戦でのモヤモヤがあったから、今日は結果重視という事で、先ずは勝ってくれて本当に良かった。この1週間、レッズサポにとっては針の筵のような状態でもあったけど、他から何を言われようとレッズはレッズ。ここからまた一歩一歩、頑張って行けばいいさ。
現地で試合前からサポがどんな様子だったかは知らないし、問題が解決した訳ではないけれど、先ずは無事に勝利を掴んでくれた選手と現地組サポに感謝。お疲れ様でした。
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ヤマザキナビスコカップ・予選Bグループ第3節 湘南1-2浦和
得点/22分・ロビー(浦)、25分・三平(湘)、58分・エジミウソン(浦)
観衆:12,322人
正直、事の問題が大き過ぎて、1サポーターがブログで軽々しく論じる内容ではないと思うのだが、避けて通れない問題ではあるので、とは言っても人道的な目線というより、あくまでレッズサポーター目線での個人的な見解を。
今回の宮スタの騒動に付いては、言わずもかなあってはならない事であり、その徹底した調査を双方のクラブが行うのは当然として、正直なところ、今回の騒動が事実だとすれば、何となく起こるべくして起きた事のようにも感じる。
過去、幾度と無く繰り返されて来たレッズサポーターの騒動や事件において、クラブ自身は事務的な処置はするものの、日頃から自浄能力を持ってサポーターと正面から向き合っているかというと、それがまったくされていなかったように思う。
何か騒動が起こる度に、鼬ごっこのように新たなルールを設けるといった、後手に回る部分が目立った。尤もそれが世の常ではあるのだが、本当に自浄能力があれば、これまでも防げた騒動があっただろうし、これからもあると思うのだ。
禁止区域で平然と喫煙が罷り通っていたり、過剰な席取りが横行しているのも、クラブが見て見ぬふりをして、何も対策を講じていない証拠でもある。
そのようなクラブがサポーターを甘やかし、結果こういう騒動が繰り返されるのではないだろうか。
勿論、こういう騒動を起こすのは極少数の人間ではある。それによって、レッズサポーター全体が悪く見られ言われるのには深い憤りを感じるし、悲しく情けない事だが、それを共有して反省する責任は、レッズサポーター全体に、ある。
今回の騒動が事実だとして、勝ち点剥奪や重度の罰金といったFIFAの厳罰ルールが適用されるかどうかはわからないが、その罰則自体は単なる抑止力であって、これが行使されようがされまいが、それで終わりでは困る。クラブとサポーターの意識が変わらなければ、何の意味も無い。またいつか同じ事を繰り返すだろう。
今、レッズとレッズサポーターの置かれている立場と状況。そしてこの先のレッズとレッズサポーター。単に”見つめ直す”と言った抽象的な事ではなく、それをこれから真剣に、一人一人が考える時間となる。
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。