浦和レッズ2-1名古屋グランパス
~埼玉スタジアム2002
♪屋根よ~り高いケネディに~ わかって~いても~決めら~れた~♪
歌ってる場合かっ!・・・でも、わかっていても決められるんだよなぁ。しかも名古屋からしたら戦略通りなのだろう、きれいに決められたよな、ケネディに。尤もその前から危険なシュートは打たれていたし、暢久のとんでもねーパスミスから大ピンチに陥ったりと、試合開始早々から心臓に悪い展開だった。
執拗に、あからさまに、特に元レッドブルに見るようなケネディ狙いのロングボール連発の名古屋のサッカーが果たして良いか悪いかは知らんが、わかっていても止められないレッズの守備の高さの無さは、やはり危うかったよなぁ、失点するまでは。
レッズにとって助かったのは、名古屋が先制点で安心したのか満足したのか、その後も攻めがロングボール一辺倒で、レッズの守備がそれに慣れてきてはしっかり跳ね返せていた事かな。そのせいもあってか前半は実に煮え切らない内容だったのだが、後半も名古屋が前半同様の単調な攻めを続ける中で、加えて名古屋のDFラインも半端に高めになっていたから、レッズはボールを奪ってはその裏をかいてのショートカウンターが実に機能していた事が、その後の逆転劇に繋がったのだ。
やはりフィンケレッズがゴールを奪う場面は、アグレッシブさに加えて必ず”速さ”という要素が絡んでくる。同点弾にしても、そのパス回しは無駄にサイドに逃げず基本は中に素早く、そしてシュートはダイレクト。”速さ”という要素が前面に押し出されたからこそのゴール。もちろん逆転弾にしても言わずもかな、定石通りのカウンターがビシッとはまった形。もちろんロビーも原口も、良く走ってきたからこそだけど、ね。
力ずくではなく、組織的なもので同点+逆転という展開を生んだこの試合は、その成果が現れた「痛快劇」だったのかもしれない。
あれほど恐れていたケネディの高さも、1失点で済んだのはホッとした部分はあるが、まあここに某田中が居たらどうなっていたかという話は、居ない選手の話をしても仕方ないのでやめておこう。あと名古屋のボールの返し方なんだけどさ・・・、まあ勝ったから、それ以上は言わないけどさ。
とりあえず、移籍後初ゴールの柏木、そして名古屋キラーになりつつある原口今季初ゴール、おめでとう。良かったよ~。後は達也の脳震盪(?)が心配だけど・・・
今日は浦和でザ・美酒!!
ゴールデンウィークは何時にも増して酒漬けだったから、今日は軽くのつもりが、結局けっこう飲んでしまったな。これも勝利のせいさ~♪
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J1リーグ第10節 浦和2-1名古屋
得点/13分・ケネディ(名)、48分・柏木(浦)、55分・原口(浦)
観衆:55,410人
清水エスパルス2-1浦和レッズ
~エコパスタジアム
あー、・・・んだよー、この負け方・・・
あまりの痛恨に、昨夜は帰宅後ザ・ヤケ酒を飲む力も、ブログを書く力もなくバタンキュー・・・
首位攻防戦、サッカー王国チームの威信を賭けた、とにかくすごい白熱した試合だったし、そういう意味ではひじょうに価値のある楽しめた内容だったが、レッズ自身のサッカーとしては、果たして本当に良い内容だったのだろうか?
中盤からサイドにかけたボール支配では清水を圧倒する時間帯もあり、ボールの繋ぎも前節の単調な攻めに比べたら工夫が見られて、なかなか躍動していた。ロビーの素晴らしいシュートでの同点弾を生んだが、これはそういう躍動的な攻めからの延長がもたらした必然的なゴールだったと思う。・・・ところが、後半からは徐々に攻めが単調になり、ポゼッションはしていても、外でボールを回し過ぎる悪い癖が所々で現れては、中にボールを入れずに1テンポ遅れてはボールを跳ね返される連続。そして宇賀神に代表されるような、ドフリーなのにあのフィニッシュの精度の悪さときたら・・・
清水のラストパスと、レッズのラストパスの違い。それは(精度の良し悪しもあるが)1テンポ速いか遅いかにあると思う。中に岡崎とヨンセンという屈指のターゲットマンが居る清水のサッカーは、ONO→藤本→の速い繋ぎが徹底されている。サイドでボールを持ったら、変に斬り込まずに、余裕のある内に狙い澄まして素早くクロスを入れる。レッズとは実に対照的なサッカーだったし、現にこういうサッカーをしているチームは少なくないのだ。何度も言うようだけど、最終的には”速さ”が無ければチャンスを逸する。良い時のレッズには速さがある。前半は、それがあった。後半は、それが無かった。この違い。
ロスタイムの悪夢の失点は、N井のシュートがもたらした延長みたいなものだったかもしれないが、もうあそこまでヨンセンをフリーにしてしまってはダメだね。クロスも凄いのが飛んで来たけど、外から回り込むヨンセンの消える動きの上手さ、その手前の雪崩のように押しかける選手に躍起になっていてマークも曖昧、そもそもあのクロスでは高さの無いレッズではきつかったかもしれないが、サッカーの最後のフィニッシュってボールの出し手と受け手のボタンのかけ方みたいなもので、そこが最後の最後でビシッとはめられてしまった感もあるな・・・
ゴールデンウィーク初日、痛恨の敗戦。これで静岡勢に連敗。許されない連敗・・・
ちなみに今回のエコパ遠征は、前日23時半に西浦和に集合して車で出撃したものの、ゴールデンウィークお約束の大渋滞は、山手トンネル富ヶ谷での事故渋滞に始まり、東名は東名で足柄から富士まで総計4ケ所の事後渋滞で延々ノロノロ。それでも7時過ぎには愛野に着いて、駅前駐車場をゲット出来たのだから、車遠征組の中ではなかなか速かった方かな。
帰りは菊川で少しノロノロした以外は目立った渋滞も無く、日が変わる頃には帰宅出来たが・・・
つーか、エコパって来る度にスタジアム内の食糧事情が貧粗になって行く気が。
去年まであった富士宮焼きソバの屋台は外になってるし。
韓国屋台でメニューに「温麺」ってのがあるから、店員のネーチャン(韓国人)にメニュー指さして「この温麺ください」って言ったら、「温麺ッテ何デスカ?ソンナモノアリマセンケド」
( ;゚Д゚)ハァ!? ?????
▲だいたいだなー、あんだよ、このチキンが入っていないチキンカレー600円は。これでは、親が居ない親子丼を笑えないではないか(泣)
おまけ
帰りの海老名SAで「ブレイブチキン」で口直し。
あー、ゴールデンウィークいきなりこれでは、精神的に辛いなぁ・・・
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J1リーグ第9節 清水2-1浦和
得点/17分・岡崎(清)、22分・ロビー(浦)、90+3分・ヨンセン(清)
観衆38,851人
浦和レッズ0-1ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002
良い試合をした次の試合は、決まって良くない試合になる。こんなレッズの悪しき伝統が、またお約束のように発動してしまうとは一体・・・
全体的に観ると悪くなかったように思えるけど、でもやはり良くは無かったと思う。
先ず守備が良くなかった。カウンターから、第2、第3の敵をドフリーにさせ過ぎで、敵の決定力が無かったり、山岸が必死に抑えたから助かっていたものの、このパターンから3失点位喰らっていても不思議ではなかった。それをよくぞ1失点で済んだと、ある意味で感心してしまう。そしてその忌々しい失点シーンは、縦一本入れられての甘い対応からアッサリと・・・これもレッズが良くやってしまう失点シーンなんだよな。というか、磐田の術中にはまったとも言えなくもない。
レッズの攻撃自体も、川崎戦とはうって変わっての静かさで、前半の運動量の無さは目に余るものがあったし、川崎戦で力を使い果たしてしまったのか、多くの選手に停滞感と疲れが見えた。故に、必要な”速さ”が明らかに欠如していた。
それでも、前半のキーパーに詰めての跳ね返りとか、バー直撃とか、エジに象徴されるような惜しいシーン。阿部の枠内FKもあったし、どれか1本でも決まっていれば、その後は全然違う展開になっていたと思うんだけど・・・。
元々磐田が引いて守ってカウンターというのはわかりきっていたのだから、そんな相手に先制を許してしまった時点で、ほぼ試合の行方は決まってしまったのかもしれない。あれ以後の磐田はお決まりのように全員守備で、ゴール前にカテナチオ級の蓋をされてしまった。あそこまで引き籠もられた以上、元々そういう相手に点が取れない上に、破壊力に乏しい今のレッズが、その壁をこじ開けるのは至難の業。それでもナビスコ同様に終盤怒濤の攻めで同点を狙ったものの、磐田とて同じ轍を踏む訳にはいかないのだろう、必死に守られてしまった。だからこそ、レッズこそが先制点を奪わなくてはいけなかったのだ。
まあこんな敗戦もあると割り切って次節に臨むしか無いのはわかっているけど、そう簡単に割り切らないで、レッズ自身が今のレッズを見つめ直すべき敗戦だと思う。
ただ首位になった慢心だの、下位相手の慢心だのが生んだ敗戦とも言われているけど、生まれ変わろうとしている今のレッズに至って、そう簡単に”慢心”で片付けてはいけないと思った。だって、慢心があったとしたら、倒れそうで倒れず奪われそうで奪われず、死に物狂いで前に前に喰らい付いて行く、今日の細貝やロビーのような懸命なプレーは生まれないでしょう?
あまり卑下してはイカン。何たって次の相手はONO率いる清水で首位決戦だし、その次は田中の名古屋。
この因縁の相手にゴールデンウィーク連勝を決め込むには、自らがモチベーションを高くして臨まなくては・・・!!
おまけ
ジャスティス、もういい加減に勘弁して。15年前の時代のサッカーの笛を未だに吹き続けているの、もう日本ではジャスティスだけだよ。時代遅れも良いとこ。
今日も「止めるな!そこは流すべきだろ!」ってのが2度もあってチャンスが潰れたし、宇賀神のせっかくのパスを邪魔して身体にぶつけやがるし、ガルル・・・
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J1リーグ第8節 浦和0-1磐田
得点/55分・西(磐)
観衆:37,116人
今週発売のサカマガだかサカダイだかの後頁の方の記事で、立ち読み+斜め読みだったから細かい部分は覚えていないんだけど、大まかに言うと『ピッチ上で痛がって試合を中断させる行為に対し、度が過ぎる場合はロスタイムを余計に多く取れ』みたいな記事が書かれていた。
これ、実際試合時間を測る主審からすれば「そんなのは言われなくてもやっているよ」と言われかねない記事の文句だし、実際に審判は、試合中の様々なロス場面ではしっかり時計を止めている”筈”なのだが、心情的には、記事の言わんとしている事は理解出来た。
でも、どうして今更こんなベタな記事が書かれるのかというと、最近のJリーグでは、上記の様なシーンが増えている、中には目に余るようなものも少なくないからであろう。
そりゃ、のたうち回って痛がった挙げ句にずっと倒れたまま試合を中断させ、タンカが運ばれたと思ったら一向にそれに乗らず、依然倒れたまま、審判が即したかと思えばいきなりピョコンと立ち上がって、何事もなかったように戦列に復帰する。スタンドからは「おいおい普通に歩けるじゃねーか!演技してんじゃねーよ!」の罵声が飛びまくる。
その間に浪費した数分が、果たして正確にロスタイムに加えられているのかというと、それは甚だ疑問に感じる観戦者は少なくない筈である。
良くある場面として、それが試合終盤やロスタイムに突入した後で、リードしている側の選手がそれをやらかしたとすれば(というか、その状況にこそ、そういう場面が多い)、リードされている側の焦りと苛立ちは・・・この気持ちはサポーターなら散々に味わってきたものであろう。
ここで問題になるのは、本当に起きあがれない程に痛がっているのか、実はそれが演技なのかを、果たしてどう判断するのかという事に終始すると思うのだが、まあそれを言われても、結局そこは主審の裁量に頼るしかないのであろう。
で、ここで正式に「度が過ぎる場合はロスタイムを余分に加算する」ルールが出来たとしたら、少しは”演技”も減るだろうか?
でも実際に痛がっているのに、それが演技と思われたら悲惨だし・・・ん?それって試合中のシミュレーションに似ているな。ってかそういう事だよね。
しかも、もしこのルールが適用されたら、通常ロスタイム5分+演技したから5分追加とかで、ロスタイム10分(!!)とかになったら、どうしよう(苦笑)
やべ、真面目に書いているつもりが、だんだんバカっぽくなってきたから、この文章はこの辺で終わりにしよっと。
浦和レッズ3-0川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002
えーと、いくら勝ったとはいえ、今季は内容重視と宣言した以上は、粗探しじゃないけど、そういう部分も指摘しなければいけないんだけど・・・、ぶっちゃけ今回は、悪い部分が、無いな。
ってか、完璧な試合内容でしょ。
俺、自分で言うのも何だけど、滅多に手放しでは誉めない性格なんだけど、この試合は手放しで褒め称えるに値する完璧な試合だったよ。
難敵川崎相手に電光石火の2得点、そして(あのファールはエリアの外だったけどなぁ)PKを山岸がスーパーセーブ、そうでなくても守備は安定していたし、それで堀之内の駄目押し点とか・・・完璧じゃん。
うん、完璧。
恐いくらいに完璧。
それ以外に、言葉が見つからない。
だいたい、レナチーニョ、大世、おまけに後半頭から中村憲剛だのヴィトール・ジュニオールだの、お得意の力任せに猛攻を仕掛けて来る川崎相手に、一昔前なら必ずと言って良いほど失点しまくっていたであろうレッズが、どうしてあそこまで落ち着いて守っては、それを完封してしまえるのか、そもそもシュート数も川崎を上回ったし・・・凄いよ。
パワーとスピードと個人技に、いよいよレッズの組織力が上回ったという事なのだろうか。
正直、半信半疑な部分が無いと言ったら嘘になるが、それでも、この試合が今のレッズの真価を問う試合であった以上、そこは認めなくてはいけないのだ。ってか認める、完璧、凄い。
レッズの良いところばかりの試合だったので、あえて粗を探すとしたら・・・山岸がお得意のミスキックを1度した程度かな。
とにかく、みんな頑張ったし、みんな凄かったし、みんな素晴らしかった。
どっちのファールか大揉めしたり、エリア外と思われるファールをPKとされたりと(まあ微妙ではあったが)、糞審発動のおかげで、あわや荒れ試合になりかけたけど、それをレッズの力で吹き飛ばしたよ。
みんな頑張ったね。
ってか、細貝、もうA代表に呼ぶべきだろ、岡ちゃん。
ザ・美酒!!
試合前にイオンで会社の旧同僚と遭遇して、その人も立派なレッズサポとなっていたという凄い事態。試合後に合流して、ドンチャン騒ぎとなってしまった(笑)
明日仕事なのに飲み過ぎた~。
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J1リーグ第7節 浦和3-0川崎
得点/7分・細貝(浦)、8分・達也(浦)、72分・堀之内(浦)
観衆:46,313人
ヴィッセル神戸1-3浦和レッズ
~ホームズスタジアム神戸
仕事中でまったく映像観てないけど、90分パソコンのF5押しまくりで・・・結局仕事やってねーじゃん、俺。
・・・まあいいか。
しかし・・・掲示板のレスから察するに、失点するまでは延々と相当の出来の悪さ、酷い内容だったっぽいのだが、高原投入後から生まれ変わったように怒濤の3得点とは・・・悪いなりにも勝てた、というか途中からまた別のチームになっている風なのが・・・先制されてお尻に火が点くと、急に強くなるって一体何なんだ、今のレッズは。
しかもボロクソ言われていた加藤が、最後の最後で不可解な判定で喰らったPKを(やり直し分含めて)2本止めちゃうとか・・・途中から神戸に、レッズファンの神でも舞い降りたか!?
それにしても高原は、意地を見せたなぁ。神戸に強い高原って感じもするが、やはり意地があったのだろうね。
阿部も何だか凄い事になっているし、やはりあの男がレッズを出て行った影響か!?
問題は啓太なんだけど、今回も不味い守備やらパスミスやら宇宙開発やら、とにかく悪いプレー三拍子をやらかしていてダメダメだったらしいから、今シーズンの啓太は本当に心配だ。このまま細貝が復帰したら、またベンチは確実じゃないか。もっと頑張ってくれよキャプテン。
加藤も最後のPK阻止は神だったけど、別の部分ではかなり駄目出しされていたし、原口もスピラもイマイチっぽかったし、うーん、相手が絶不調の神戸とはいえ、神戸に左右されていたのではなく、やはりレッズ自体の問題を露呈した試合だったな。
まあ勝ったから良い、という訳ではないんだけど、アウェーで危険な試合をものに出来たのは凄く大きいね。去年までは、相手が不調だろうが何だろうが、こういう試合だと決まって敗戦となっていたのが、今年は悪い部分は少なくないにしても、良い部分も見えて勝てるようになって来ている。そしてフィンケの交代策もここまでは当たりまくっている。・・・一応、ステップアップしたのだろうか?
その答えが川崎戦で(良い方向で)見えれば良いのだが・・・
平日の神戸まで行かれたレッズサポの皆様、お疲れ様でした。
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ヤマザキナビスコカップ・予選リーグ第2節 神戸1-3浦和
得点/59分・ポポ(神)、66分・高原(浦)、74分・阿部(浦)、88分・エジミウソン(浦)
観衆:5,524人
☆インフォメーション
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。