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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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J1リーグ第25節
大宮アルディージャ1-2浦和レッズ
~埼玉スタジアム2002


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ダービーとポテロングは良く似合う・・・




ロビーの出場停止やセルが怪我で不在の中、高崎にとっては、言葉は悪いが”棚からぼた餅”的な感じでスタメンとなった感が強かった訳だけど、逆に考えると、そういう状況でもスタメンとしてチャンスを得た以上は、ここで結果を出さなければ後が無い状況でもあったと思う。そのチャンスを掴み、試合開始早々に得点チャンスが巡って来ては、それをキッチリと決めてのJ1初ゴール。
正直、高崎って本人ブログからも伺える通り、どうも危機感が無いというか競争意識が薄いとか、そういう部分が伺えては、その辺の所はどうなっているんだろう?と疑問視していた選手ではあったんだけど、大学時代は名の通った選手だった上に、去年J2ながらレンタル先の水戸で19得点をあげた選手でもあるし、もっと本気を出せば、もっと長い時間使えば、もっともっとやれる選手なんじゃないのか?と、今日の試合はそういう部分が垣間見えた。ただしまだJ1では厳しい場面も多々あり、不安定な部分は否めない。だから、もっともっと経験値を増やして信用を勝ち取る事が、高崎にとって大事だ。
塚本の問題とかもあって、その大宮戦で値千金の大仕事を果たしたという意味では運命的なものを感じるが、高崎にとってはそれにとらわれず、今後も一層精進しては、とにかく点を重ねて行ってほしいね。とりあえず、J1初ゴールおめでとう。

f407574c.jpgあー、なんか今日は高崎のゴールと、そしてもちろん柏木の絶妙なゴールと、何と言ってもダービーで久々の勝利・・・この3点で胸一杯で内容は二の次の感が。
ダービーって、もう内容より、先ずは勝利優先で良いとは思うし、前半終了間際のサヌの軽い守備から失点とか、前半は電光石火だったのに後半に追加点を奪えなかったとか、なべやかん評判通りにラフプレー多過ぎとか、観客数水増ししてないか?とか、対オレンジ色3連戦いい加減にしろもうちょっと考えて日程組めとか、とにかく言いたいことは沢山あるんだけど、今日は、それ以前にとにかく勝利優先の評価。とにかく苦手な大宮に勝った事が、大きな評価と大きな結果。これぞダービーなのだ。

e1b5b8e3.jpgそしてダービーに勝ってザ・美酒!!

だいたい、13時キックオフだと、居酒屋が開くまでの時間が長くて困るのだが、しかしそれだけ長く飲めるという利点もある訳だな(笑)
で、案の定ちょっと飲み過ぎた・・・

この席上で、西武の工藤は「潔く現役を退くべきだ」という結論に達しました(←何の話をしてるんだよ)
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J1リーグ第25節 大宮1-2浦和
得点/4分・高崎(浦)、16分・柏木(浦)、45分・ラファエル(大)
観衆:33,660人
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J1リーグ第24節
浦和レッズ2-0アルビレックス新潟
~埼玉スタジアム2002


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ポテロングと埼スタは良く似合う・・・


今日は朝から寒かったし、台風一過で風は強いし小雨は断続的に降り続くしでどうなる事になるかと思ったけど、昼頃にはうって変わって快晴に。
そんな晴れやかな秋空からも気分良く、試合開始からリズム良く入れたと思っていたら、主審は一貫性の無いジャッジ連発でまたも糞審。更にスピラが開始僅かで負傷退場という悪夢。せっかくチームに馴染んで来たスピラの負傷退場で暗雲が立ち込めたが・・・
柏木のスーパーミドルが、その暗雲を見事に吹き飛ばしてくれた。あのやや巻いてのパンチの効いた左キックは、柏木の超得意なやつだよね。やはりシュートは打つべきって事を証明したゴール。気持ちの入った気持ちの良いゴール。見事なり。

正直、新潟っていつも攻守における”当たり”が緩いから、レッズとしては過去の試合と同じく、それなりにパスは回せると思っていたんだけど、それにしても超お得意様の新潟。加えて矢野は移籍するし、要のマルシオリシャリデスも、更にミシェウも居ないとなると・・・ただ曹永哲は脅威だったが、それでも勝つべくして勝った相手という事にもなる。そして待ちに待ったリーグ戦4ケ月ぶりのホームでの勝利。長かった。
何だか以前も勝てない時期に埼スタでやっと勝った時の相手も新潟だったような・・・。色々と節目の試合で新潟と当たるんだよね。F東京と並んで、相性抜群の新潟。

411428b8.jpg細貝の勢いが止まらない。ボール奪取能力とダイナモ的な運動量、フィジカルの強さ、この3点は、日本人ボランチではナンバーワンに成長したと思う。そして今は柏木とコンビを組んでいるから、無理に攻撃参加しないで攻守のバランス作りに集中出来る相乗効果も生んでいる。・・・うーん、全盛期の啓太もこうだったんだよな。
岡本も初アシストで結果を出してくれたし、セルはきっちり追加点。若手の調子が上がってきた。
と、一方で外国人選手が大変。セルのゴールはロビーの怪我の功名だな、なんて冗談言っていられない。ロビーもサヌもスピラも怪我とは・・・痛すぎる。尤もロビーとサヌは軽傷だとは思うけど、問題はスピラ。肉離れという情報があるけど、最初は脳震盪で×だと思っていたんだけど、本当のところはどうなのだろうか。
とにかく・・・怪我が多すぎるんだよ・・・この辺、いい加減どうなっているんだ・・・

dffbf293.jpgと、当然だが4ケ月ぶりの東川口でのザ・美酒!!

いや~、やっぱこれだよ、これ。
ホームで勝つことの大切さ。
酒が美味い。
気分が良い。
笑顔になれる。
やっぱホームで勝ちを増やさないと駄目なんだよ。
勝って勝ち続けて優勝争いしないといけないんだよ。
如実に観客数に影響している昨今、だいたい、今日の観客数31,973人って、絶対ヤバイだろ。この数字見た途端に血の気が引いたよ。土曜の夕方で季候も良いのに、しかもあれだけ新潟サポが押し寄せて来たのにこの数字ってさ・・・本当にヤバイって。みんな~、スタジアム行こうよ~(切実)

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J1リーグ第24節 浦和2-0新潟
得点/45+1分・柏木(浦)、81分・セルヒオ(浦)
観衆:31,973人

ここ数日ずっと考えていたんだけど、クラブが獲得を目指す永井謙佑にナンバー9を用意しているかもしれない事に関して、あまり深く考えない事にした。現状、どちらでも良いという結論に達したのである。

レッズのナンバー9が何を意味するのかは言うまでもないものなのだが、自分が考えるところのナンバー9の扱いというものは、恐らく多くのレッズサポとはちょっと視点がずれているのかもしれない。
偉大なる福田のナンバー9。尊いナンバー9。自分のレプリカのナンバーも福田の9。そして永井(雄一郎)の9だった。9への愛着と拘りは人一倍あると自負している。そしてナンバー9がどういうものかを充分理解している。ここまでは多くのレッズサポも同じ意識だと思う。問題はここから。

では、いつまでナンバー9を空き番号にしなくてはならないのか?というものである。
現在のレッズでは、ナンバー9を付けるに相応しい選手は居ない事になっている。しかしレッズには、ユースからの真の生え抜きとしてのエースFW候補が2人居る。原口とセルヒオ。ただ原口はクライフの14を希望しているらしいから右に置いておいて、そのナンバー9を付けたいと公言しているセルの成長を待つべきなのか?だとすると、今季のセルの成績を見る限りでは、まだまだである。

多くの人が考えるレッズのナンバー9理想像
1.ユース、または学生からの生え抜き
2.先ずはレッズで結果を出す
3.それも福田クラスの活躍度
4.それは無理にしても、永井(雄一郎)クラスの活躍度

生え抜きからナンバー9に相応しい選手が育たなかった場合、では他クラブからエース級のFWを獲得して、ナンバー9を与えるべきなのか?いや、これこそ相当の反発を招く。それが日本人選手なら尚更。だからと言ってナンバー9に相応しい怪物級の外国人FWを獲得する資金も無い(むしろ海外では日本人が考えている程、ナンバー9への拘りは薄い)。

一体、どうするべきなのか?ナンバー9をどうしたいのか?このまま、ナンバー9に相応しい選手が現れるまで、延々と9を空き番号にし続けるのだろうか?それでも良いと考えるサポは居るだろう。しかし自分は、あえてそれに反対したい。あれもダメ、これもダメと考えていては、いつまで経っても何も生まれない。もうそろそろ、ナンバー9を解放してあげたいのだ。
永井謙佑でもセルでも良い。期待先行でその番号を与えるのも、決して悪い事ではないと思うのだ。もちろん本人が頑なに9を拒むのならば話は別だが、そうでないのならば、そろそろ9を解放してあげたい。
その結果、ナンバー9の選手が活躍出来ずに終わった場合、9を汚してしまうという弊害は出る。しかしその部分を無理に考えるのはナンセンスというもので、それを恐れ考えたら、上記に書いたように、永遠にナンバー9を与える選手は現れない事になってしまうだろう。

それとひとつの現実的な話として、ビジネス面でも、ナンバー9を空き番号にし続けるデメリットは大きいという事も付け加えておきたい。収入が激減している今のレッズにおいて、こういう部分を選り好みしている余裕は無いのだ。
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それでも、それでも納得がいかないと考える人が多いのであれば・・・

永久欠番にしちゃいなさい。もう、それしかないでしょう?

J1リーグ第23節
浦和レッズ1-1清水エスパルス
~埼玉スタジアム2002


3c359229.jpg悪くない内容ではあったが、どうもスッキリしない内容でもあり、やはり消化不良気味な内容・・・

先制点のエジのゴールも豪快でしっかり決めたし、岡崎に同点に追い付かれたとはいえ(ただしあそこで岡崎にアクロバティクシュートされるほどフリーにさせたのは、守備陣は猛省しないといけないぞ)、どちらがチャンスを多く作っていたかといえば、それは明らかにレッズの方。それなのに、それなのに、何で、どうしてゴール出来ないんだろうなぁ。
原口も、達也も、キーパーと1対1の超ビッグチャンス。そこで決められないし、入らないし・・・こういうの逃していると、当然のように勝ち越し点は遠のいて行くものなのだろう。深刻かつ恐るべき決定力の欠如だ。だいたい西部も、古巣相手にあんなに頑張ってくれなくても良いのに・・・

前向きに考えれば、今回のチャンスの作り方は良かった。
ただね、レッズの場合はこれを試合事に継続して行くのが難しい。各駅停車的なパス回しもまだまだ消えていないし、それがシュートチャンスを消している弊害も消えていない。だから、遅いから、シュートコースも消されるしブロックされるのだ。
もう夏も終わっていくらか涼しくなってきたのだから、もっとエンジンをかけて、積極性をもっともっと向上させて、どんどんボールを前に中に運ぼうよ。そうすれば、今日の試合みたいにチャンスが増えるのだから。
と、口で言うのは簡単だけど、・・・まあ、あまり難しい事は考えず、パス回している時よりよりカウンター気味の時の方がチャンス作っているんだから、その辺を使い分けられれば、ね。まあフィンケにとっては皮肉な話にもなるが・・・
後は選手の使い分け。岡本は今回はパッとしなかったけど、まだこれから。原口と高橋が躍動しているのが、実に良い。スピラは試合事に安定感が増している。サヌはもう一歩の積極性が出ればゴールに近くなるだろう。これでもうすぐ宇賀神やセルが復帰して来る。後は前半で退いたロビーが心配だが、果たして・・・

あ、冒頭に悪くない内容とは書いたけど、ホームでいつまで経っても勝てないのは、すごく悪いと思うよ。
そりゃ優勝争いしている清水にドローは悪くないけれど、いつまでもホームで勝てない事実は消えていない。
数字が事実を表す通り、だから観客数もパッとしなくなる。今回、有志の方々のおかげでこの観客数が保たれたのかもしれないけれど、だからこそやはりホームで勝利しないといけないよ。一番の起爆剤は、やはり勝利しかないのだから。フィンケもへんてこりんなコメントしているより、もっとホームで勝つ事の重要性を選手に説いてほしいものだ。ただそれ以前に、フィンケ自体がそれをわかっているかどうかなのだが。
まあ一時期ドローにすら持ち込めずに負けていた時期を考えれば、ここ最近はようやくドローで勝ち点を積み重ねる事が出来てきた訳だが、それを単に良くなって来ただけで終わらせしまったら成長しない。ならそれを勝ちに出来るチームにならないと、強くはなれない。厳しいことを書くけど、ネガっているのではない、向上心が優先されるのだ。

苦言。あの村上っていう主審は・・・ああいう何に基準を置いているのか良くわからないジャッジされると困るんだよな。しっかりボールに行っているのにファールとか、思いっきり引っ張られて倒されているのにノーファールとか、それと岡崎のゴールの前に、タッチ割ってなかったか?まああれは副審に言いたいけど。とにかく今日のジャッジは、意味わかんない。
それに輪を掛けてあのポジショニングの悪さ。パスコースや選手の進路を阻み過ぎ。そりゃ「審判は石」という暗黙ルールがあるのがサッカーだけどさ、その石がピッチ上そこら彼処にあるんだぜ?それでまともなゲーム出来るかい?しかも石は石でも、動く石なんだからさ・・・一体何なのさアンタ。

CA3C0721.jpgおまけ
そういえば、東川口駅に臨時改札出口が出来ていた。
うーん、もっと早くこれほしかったな。常時4万人、5万人入っていた頃に・・・これからまたそうなってほしいが・・・




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J1リーグ第23節 浦和1-1清水
得点/19分・エジミウソン(浦)、38分・岡崎(清)
観衆:38,909人

J1リーグ第22節
FC東京0-1浦和レッズ
~味の素スタジアム


b300b59c.jpgここまで相性抜群だと、逆に恐くなってくるな。とにかく相手がF東京だと、うちは絶対に負けない。いや絶対に勝てるのだから、とにかく凄まじい程に相性の良さである。・・・まあ、昔はその逆だったケド。

その東京は2面性があったね。とにかくミスが多くて、うちはそれに助けられた面は否めないし、そうかと思えばバー直撃のシュートが2本もありヒヤリ。

最後のロスタイム、また4分かよ!!と誰もが思っただろうし、また悪夢を見ないように、とにかく神経が痛いほどキリキリしたロスタイムだった。実際、誰か敵の選手にドフリーでボールが渡った場面があったような・・・あの瞬間ドキッとしたけど、幸いにして後ろにつんのめってボールを離してくれた(?)おかげで事なきを得たが、とにかく心臓に悪い・・・

うちは・・・うーん、結局PK1点だけ。勝ちは勝ちなんだけど、やはりアグレッシブさを欠いていた感もあり、シュート打つタイミングも1歩遅いかなぁ。必ずブロックされてた。やはりボール持ちすぎは余り良い結果を生まないよ。
もちろん原口などは積極的に斬り込んだからこそ得たPKではあったけど、全体的に見ると、やはり今回の攻撃はシックリ行っていなかったと思うよ。特にエジミウソンは・・・どうしてもボールが納まらないのに、無理にポストプレーやらせているから、そこでブレーキになっていたし、珍しく途中で退いてしまったし・・・

と、後ろ向きな話もあれば、素晴らしいパフォーマンスを披露した選手も多々。A代表を経験して一皮剥けた感のある細貝は、阿部が抜けた穴をしっかり埋めている。あの運動量、もうレッズのひとつの武器だね。細貝があそこまで動いてくれると、柏木も仕事が出来るスペースが出来てくる。今日の細貝と柏木のボランチとしての関係は、かなり良かったと思うよ。
そして何と言ってもスピラ。オースピラ!に刺激されたのか、もうウットリ(別に変な趣味は無いぞ)するような完璧な守備だった。特にあのボールの奪い方、あれ一歩間違うと裏取られて大ピンチになる諸刃の剣ではあるんだけど、それを2度3度ノーミスでボール奪っていたのには身震いした。こちらも代表で、オジェックから何か授かって一皮剥けたか!?

0c65c7ce.jpgいやはや、とにかく勝って良かった。
下との勝ち点差を拡げるためにも、そして少しでも上に行くためにも、今回は絶対に勝たなくてはいけない試合だったし、こここで勝ったと負けたでは、大きく違っていた。今後を左右する大事な試合だった。

次はいい加減ホームで勝とう。

と、ホッとして気分良くスタジアムを出たら・・・

京王線人身事故でストップ!!

コラー!!
東京の社長が「早く帰れ」っていうから、休憩せずに早く出てあげたのに、今度は人身事故で足止めとは・・・
おかげでいつもより列が糞詰まり状態。幸いにしてすぐ電車が動き出したようで、まあ、予定より20分くらい遅くなった程度で電車に乗れたから良いものの、最後の最後でとんでもないハプニングが待ち構えていた今回の試合だった。嗚呼アウエーの洗礼・・・

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J1リーグ第22節 F東京0-1浦和
得点/66分・ロビーPK(浦)
観衆:29,959人
山田直輝にまたも骨折が判明し、今季中の復帰が難しくなったが、直輝にしても梅崎にしても誰にしても、とにかく今も昔も怪我人が多いのがレッズで、こういう場合は良く”野戦病院”という言葉が使われるが、病院ならしっかり回復させる事を第一に考えるけど、レッズの場合って、せっかく回復しても、すぐに怪我を再発させたり、またすぐ別の箇所を怪我して離脱する選手が少なくないように思える。
もちろん昔から今まで、確固たる統計を取っている訳ではないので確実的な事は言えないが、他クラブから比べても何となく、そんな感じがする。

怪我人が多くなるとサポーターの間では決まって、「レッズは何故フィジカルコーチを置かないのか?」という話になるのだが、そもそもフィジカルコーチ(以下フィジコ)とは、何をする人物なのだろうか?
平たく言えば、選手の体調管理や体力面強化・維持を専門的に扱う役割を担うコーチという事になるのだろう。
しかし中にはそのようなトレーニング的な事だけに留まらず、医師のように治療やリハビリケアまで面倒を見るフィジコも居るようだし、それとは別に精神面でのカウンセリング指導を行うフィジコも居るようだ。

こうして見ると、フィジコの役割というのは実に曖昧な部分が多く、どこからどこまでがフィジコの担当という明確なものが存在していない。唯一共通して言える事は、「フィジカルの強化と管理」という事だけだろう。

さてここで問題になって来るのは、レッズにフィジコを置いた場合に、怪我人が減るかどうかという部分である。
それに対してひとつのこんな意見がある。それは「怪我は運・不運もあるし、フィジコを置いても外的要因による怪我は防げない」というもの。
正論である。確かに選手が如何に注意を払っていようと、フィジコが選手の身体を強化管理しようと、選手がそれ以上の打撃を受ければ、運が悪ければ当然のように身体は壊れてしまう。故にこれに関しては、フィジコは関係ないというのが、その意見の理由である。

ただしフィジコの役割を考えた場合、本当に関係ないと言い切れるだろうか。
言うまでもなくフィジコの基本的な役割のひとつは、選手が怪我をしない為の基礎体力作りである。この中には、怪我をしない為の構えや動き、受け身の指導も含まれていると思われる。そういう専門的な指導を日々受けている選手と、そうでない選手では、長いスパンを考えた場合に、違いが出てくるのではないだろうか?もっと言えば、もともとフィジカルが弱い選手が居たとして、そういう選手をフィジコが指導強化するのとしないのでは、これも違いが出てくるのではないだろうか?
それを考えると、フィジコの必要性が出てくる、とも考えられる。

それでもフィジコを置くクラブと、そうでないクラブが存在するのは何故か。
ひとつは専門職を置かずに、監督やアシスタントのコーチがフィジカル面も含めたチーム指導を行うという方針。
もうひとつは・・・やはりフィジコの役割に対してその成果が、今ひとつ不明確な現状があるからだろう。だからこそ不明確なものに対して、お金はかけられないクラブもあるのだと思う。

レッズは果たしてどうなのか?毎年のように怪我人が多発するクラブでありながら、何故フィジコを置こうとしないのか?そしてこれはフィンケだけに限らず、レッズがフィジコを置いた歴史は、明らかに少ない。
一部でドイツ人監督はフィジコを置かないと言われているらしいが、ドイツ人監督でもフィジコを置いているクラブは沢山あるのだから、それは理由にはならない。

ちなみに過去、レッズに存在したフィジコで忘れてはならない人物~フラビオコーチが居るが、彼が行った仕事はフィジコの枠に留まらず、レッズの監督にチッタを斡旋したという、何故フィジコが強化担当の真似事を?というものまである。それで監督をチッタにしてしまったのだから、一体レッズというクラブは、本当に摩訶不思議なクラブである。
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第14節 浦和2-0東京ヴ 得点/6分・松尾(浦)、31分・凌磨(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第15節 浦和-ガ大阪(埼玉スタジアム2002=5月6日14:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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