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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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J1リーグ第1節
ヴィッセル神戸1-0浦和レッズ
~ホームズスタジアム神戸


神戸より帰ってきた。歩いてばかりの遠征で、足が疲れた・・・

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前日出撃で京都に途中下車し、修学旅行みたいな京都観光。にしんそば喰って、三宮で前祝いに焼肉。しっかり精を付けて臨んだ開幕戦のはずが・・・

不吉な予感があった。出発前日、自分は車と自宅と会社の鍵を付けているキーホルダーが壊れ、なんと仲間の一人もレッズのキーホルダーが壊れたという、恐るべき偶然の一致。「不吉な予感にならなければ」なんて笑い話にしていた前日、・・・モロ当たったじゃないか。

a6773c80.jpgちなみに今朝、ホムスタ行く前に、普通の中華そばなのにチャーシューが大量投入されてる「もっこすラーメン」を喰らう。宿取った大倉山に本店があったんで・・・。つーか、昨日焼肉喰ったのに、また朝からこんなの喰ってるの暴飲暴食遠征になっているのもいけなかったのか・・・



44b05f09.jpg明らかに決定的場面に持って行く回数は少なくないのに、それにしても著しい決定力の欠如。原口も、マルシオも、そして達也も、あの超決定機を徳重ら敵守備陣の死に物狂いの守備に阻まれ、うちはポポのFKを防げず。いくらポポのキックが高精度で強烈であるのは柏時代からわかっているとはいえ、山岸と徳重、GKの差とは思いたくないが、徳重はレッズで出場機会に恵まれず外に出された選手だからなぁ。なんかやるせないよ。

とにかく、あそこまで深くエリア内に侵入してまで、何度も決定機を作ってまでゴールにならないレッズと、ポポのFK1発が決まる神戸。この著しい決定力の差は、何だ?
去年はゴール前までボールは運ぶものの、バイタルエリアに侵入出来なかった。今年はバイタルエリアに侵入するものの、得点が奪えない・・・

啓太は、いくら何でも頭を冷やした方が良いだろう。ボケッとしていればボールも奪われる。不可抗力でカード喰らうならまだ許せるが、あんな軽率でだらしない形からの2枚目イエロー退場なんて、これはキャプテンとしても痛いだろう。
あれで完全にチームが狂った。せっかく攻めていたチームの調子をストップさせた。あってはならない形で、自滅を招いた。
エジもしばらく頭を冷やすべきだ。もう得点の匂いの欠片すら無くなった。マルシオも同じ。まったくチームにフィットしていない。
これなら、ボール持ったら絶対に離さない滅茶苦茶なプレーしてるマゾーラの方が、諸刃の剣とはいえ、それでも期待出来る。ってかマゾーラをもっと教育しないと、宝の持ち腐れで終わってしまう。メインスタンド側の挨拶しないで、自分だけサッサと去って行く姿からも、まだ日本を知らない感タップリだなぁ。

このまま点が取れないと、そして勝てないと、前にも言ったけど疑心暗鬼に陥るし、チームがバラバラになりかねない。
去年勝てない時も「まだ始まったばかりだから」とかで痛い目を見ているんだし、取り返しがつかなくなる前に、しっかり立て直さないと不味いな。果たしてペトロに、その力量はあるだろうか。そこが期待する面もあり、不安な部分であり・・・

d9a49b4c.jpg帰りの新幹線で、ザ・やけ酒。
しかし、うちは本当に開幕戦に勝てなくなってしまったな。昔は開幕戦(と最終節)は強かった時期もあったのに・・・

来週は・・・また苦手なガンバだ。次こそビッグマック無料券を、じゃなくて、次こそゴールを、そして勝利を・・・頼むよペトロレッズ・・・

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J1リーグ第1節 神戸1-0浦和
得点/76分・ポポ(神)
主審=飯田淳平
観衆:19,913人
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こんな事を書くと怒られるかもしれない。それを承知であえてタブーに踏み込むけど、・・・
ペトロの今のサッカーを活かす最大の戦術、それは、引き籠もってのカウンター戦術である。
ペトロがレッズで指向しようとしているサッカーは、「速さ」「個人技」「ロングボール」という3点が生命線であり、武器であると言える。ペトロはこれに加えて、ボールを支配して試合を進めるポゼッションサッカーの要素も組み込もうとしているようだが、実際問題として、今のレッズの総合戦力と、レッズに貼られたレッテルがある以上、ポゼッションの部分を切り捨てない限り、常に困難が付きまとう形になると思う。

先ず、ゲームを支配出来るだけの満足な戦力が整っていない。戦力は良くても昨年に比べて少々アップしたに過ぎず、ボランチに至っては逆に戦力ダウンは明白である。もっと言えば、これはフィンケ時代からそうなのだが、そういうサッカーをするタイプの選手が少ない、居ないと言った方が良いかもしれない。ただ、それは日々の練習や経験値の増加で補えるかもしれないが、フィンケが2年もかけてそれを叩き込もうとして、結局は散々な結果に終始した現実を見ると、フィンケと違い速さを打ち出したペトロとて、それは頭打ちに終わる可能性は少なくない。
加えて、上記に書いたように、レッズに貼られたレッテルが問題である。そのレッテルとは、『レッズ相手には、とにかくゴール前で人数を掛けて守れば、ゴールは奪われない』というもの。この2年、フィンケが単調な戦術ですっかり手の内を晒してしまったおかげで、レッズには完全にそのレッテルが染み着いてしまった感が強い。
そうでなくても、昔からレッズは引いた相手には弱い。逆にポゼッションして攻めて来る相手には接戦や好試合を演じる傾向が強く、それは守って逆襲に転じるカウンター戦術こそが、レッズに合っている事を物語っているのである。

実際の話、いくら戦術を変えても、ゴール前を固められたら、手も足も出なくなるのは同じ事。勿論、だからこそ少しでも速くロングボールでゴール前へ迫り、いざとなれば個人技で強引に突っ込んで行く形をとっている訳である。少々荒削りな部分は否めないものの、それはそれでひじょうに理に叶った作戦であり、これに関しては前から言っている通り、自分もそう考える部分である。だからこそペトロのサッカーを支持しているのだ。
ただ、そこに足りない部分がある。それが、カウンターサッカーへの移行だ。いや、もともとカウンターサッカーがお家芸だったレッズにとっては、”戻す”と言った方が良いだろう。

近年レッズサポーターの多くは、カウンターサッカーを嫌う傾向が強い。それは弱かった時代の戦術であり、それ故に負の象徴と見られている部分がある。それに加えて、近年流行りのポゼッションサッカー、パスサッカーといった用語が一人歩きして評価を高める一方、どうしても守備から入る地味なカウンターサッカーへの風当たりが、ますます強くなってしまった。
だが、カウンターも立派な戦術であり、それに向いた選手や戦略を持っているならば、それを最大限に生かすサッカーをした方が得策であると言える。特にマゾーラなどはブラジル時代の映像を見た限りでは、カウンター的な攻めが一番輝いていた。この類の選手はスペースこそが一番必要なのである。そしてレッズはそういうタイプの選手を多く保有している。その中でマゾーラだけを例にとっても、この規格外の選手の能力を中途半端な戦術に置いてしまっては、宝の持ち腐れである。

幸い、レッズはセンターバックにおいて永田という頼りになる選手を獲得し、そこにスピラを組ませれば、一定の守備力の計算は立つ。この2人を中心に先ずは引いてでもしっかり守って、後は”3大武器”を前面に押し出して、攻めてくる敵の裏、つまり手薄になった敵陣を狙って素早く攻め込めば、得点力は飛躍的にアップすると考える。勿論物事はそう単純ではないのもわかっているが、可能性や確率の部分から考えれば、それが得策と思えるのだ。

敵を知り、己を知れば、百戦して危うからず

言わずと知れた孫子の兵法である。ここ2年のレッズは、この兵法に真っ向から背くサッカーを推し進め、そして失敗した。それを反省し、改めて身の程を知り、今こそこの兵法を実践すべきだと、自分は切に思う。

プレシーズンマッチ
栃木SC0-1浦和レッズ
~栃木県グリーンスタジアム


花粉地獄、つまりTHE KAFUN到来で鼻と目が大変な事態になっているけど、宇都宮に餃子を喰いに、もとい栃木SCとのプレシーズンマッチに・・・
帰りは上手い具合に快速に乗れたから、こんなに早く・・・と思ったら東上線が遅れてて・・・ダッシュで帰ってきたのが馬鹿みたいじゃないか。

で、ザ・餃子である。
5ea965fd.jpgU字工事がお薦めのU店のは、何の変哲も無い餃子だった・・・

というか、数年前に宇都宮餃子ツアーやった時も、何の変哲もない餃子の店が多かったような・・・



7103a33f.jpg満足出来ないから、新たに入ったF店の黒豚餃子が、ジューシーでニンニクも良く効いてて美味かった。

おかしいな、U店は混んでて、F店の方はガランガランだったんだけど・・・


昼前から餃子を肴に生ビールやウーロンハイをカッ喰らって、実に良い気分になる(こんなんで良いのか、俺)。

以上、宇都宮餃子ツアー終了。







終了じゃねぇ!!




bfce3e7b.jpg・・・書かなきゃならんよなぁ、試合の方を。

勝つには勝ったんだけど、うーん、まあペトロ的には結果と勝利という点で良かったのかもしれないが、何処をどう考えても勝ったとは思えない心情。それだけ内容が雑過ぎる。

レッズの攻撃は個人技全開。まあそれはそれで良いとしても、余りに球離れが悪い。マゾーラなんて、持ったら絶対ボール離さない。まさにエメルソンだ。
ちょっと目に余ると思っていたら、案の定というか、やはり前半で下げられた。

で、いざパスすると・・・どうしてあんなにパスミスが多いのだろう。選手間の距離が開き過ぎだからか。でもこのサッカーは、基本的に開かないと機能しないし・・・。2年間ショートパス一辺倒だったから、今度はロングパスが下手になってしまったのだろうか?だとしたらケルンに行ったあの人は、エラい弊害を残してくれたもんだ、とはあんまり思いたくないが、それにしても不用意にボールを敵に渡し過ぎで、そしてカウンターを喰らってピンチの連続であった。
一体、栃木のクロスバー直撃シュートは何本あっただろう。前半だけで2本、後半も・・・J2相手にこんな肝を冷やしまくるような試合してる現実が、恐ろしくてたまらない。

何だか悪い部分ばかり目について心配になって来るが、良い所も探さないといけないな。
えーと、良い所、良い所・・・スピラと永田のセンターバックが90分フルで試せた。そして無失点に抑えたのは良かった(かなり攻め込まれてはいたが、まあこれはこの2人の責任ではないので)。基本的に2人自体は安定してたから、そこは頼りになる部分。
後は、高崎がゴールで結果を出してる事かな。今回は原口のアシストが素晴らしかったのもあるが。でもああいうビッグチャンスを作るには、パス回しではなく、やはり強引に個人技でぶつかって行かないと生まれないんだよな。この辺が実に難しい。
もっと、浅い位置ではシンプルに速く、深い位置では強引に仕掛ける。このメリハリが出来てくれば、このチームのリズムは良くなると思う。今は連携が手探り状態だから、浅い位置でも個人で行ってしまい、いざパスを出す時にはパスコース消されていてしまっている。

とは言うものの、もう泣いても笑ってあと1週間で開幕してしまう。
J2相手とはいえ、有料試合でようやく初勝利のペトロレッズだが、開幕に向けては不安材料満載の状態。
唯一の救いは怪我人が少ない点だが・・・マジで来週、大丈夫かぁ???

694cdc55.jpgおまけ
やたら待たされた帰りのシャトルバス。これ栃木SCの選手バスではないのか?シャトルバスに使って良いのか??
走行中、このバスを見た表ての栃木サポが、満面の笑顔で手を振っていたが、・・・選手が乗ってると勘違いしてる風?まさかレッズサポーター運んでるとは思ってないんだろうな・・・


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プレシーズンマッチ 栃木0-1浦和
得点/74分・高崎(浦)
主審=扇谷健司
観衆:10,271人
さいたまシティカップ
大宮アルディージャ3-0浦和レッズ
~NACK5スタジアム大宮


本当は北朝霞から「むさしの号」で一気に大宮へ攻め入るはずが、何やらトラブルで大幅遅延になり、仕方なく普通に武蔵浦和乗り換えに。この時点で出鼻を挫かれて、何やらイヤ~な予感はしたが、それがモロに試合に表れた・・・

486c81f3.jpg先ず、なぜ暢久が1発レッドを喰らったのかがわからない。ゴール裏からだと向こう側のゴール前で何が起きたのかが良く見えないから、あのレッドカードには未だモヤモヤしている。どうやら肘だか拳だかが敵に入ってしまったらしいが、そんな様子の欠片も無かっただけに、誤審っぽい感じもするし、だいたい(暗黙の了解だが)ドン引き戦法が御法度のプレシーズンマッチで1発退場やられると、これはもう試合にならなくなっちゃうんだよな。そうでなくても京都とのトレーニングマッチでもセルが退場しているだけに・・・さすがペトロレッズ、これなら退場者が連発するのも頷ける・・・と冗談を言っている場合ではない。
暢久は鳥栖戦でもマークミスを連発して失点に繋がっているだけに、今回も退場が原因でその後の2失点、さすがにキツイ。これは持論なんだけど、暢久に頼っている限り、レッズはステップアップ出来ない気がする。いくら暢久が鉄人とはいえ、元々凡ミスが少なくない暢久が、去年辺りからますますミスが増えた感じで、やはり年齢的な衰えは隠せないと思う。

で、さすがに未だ未勝利となると不安になってくるのは仕方ないとして、個人的にはパス回しまででなかなかチャンスが生まれなかった去年のサッカーより、今年は目に見えてゴールへ向かう姿勢が活発になっているだけに、このまま流れから得点が生まれないと、選手も疑心暗鬼に陥ってしまわないかと、そっちが心配。
個人技で仕掛ける回数が多いだけに、それがはまらないと、攻め込んで潰されるだけの繰り返しになってしまう。しかし、ある程度は仕掛けなければチャンスは生まれない。その仕掛け役である両サイドハーフが下がりすぎると、そこからドリブル一辺倒になってしまうから、もう少し中盤にボールを預けて、組み立てを図って、鳥栖戦で出来ていたような、深い位置からのチャンスを作らないといけない。でなければ、柏木をボランチに入れた意味が無い。
そしてロングボールが多いだけに縦ポンサッカーと揶揄されそうだが、速さを追求する以上ある程度ロングボールが多くなるのは当然であり、これも出し手と受け手の感じ方には、まだ時間が必要。
ちなみにペトロの思い切った3人一気に選手交代は、プレシーズンマッチ用のパフォーマンスだと思う。あれ本番でやったら・・・ある意味で恐い。

注目していた2人の選手。
先ず永田は、獲って良かったと思わせた選手その1。とにかく落ち着いてプレーしている。どんなにプレッシャーを受けても、慌てず正確にボールを捌いていた姿は、ひじょうに安心感を持てる。そしてこれまでセンターバックを編成していた暢久や坪井と違って、これぞ守備の要と思わせるガッチリ締まった体付き。更に評判通り高精度のロングフィードで前線にボールを送っていた。これでスピラが怪我無くコンビが組めたら最高なのだが・・・
そしてマゾーラがいよいよ有料試合でベールを脱いだ訳だが、一言で言えば、ブラジル時代の映像そのもの。ファーストタッチでいきなりDFを何人も背負いながら数十メートルのドリブル突進、そしてシュートまで持ち込んだのは圧巻。とにかく一度ボールを持ったら、敵DFが束になって囲もうが何をしようが、それをものとせずに振り切れるのだから凄い。これはワシントン以来の”怪物”の予感・・・!!

基本的に新加入選手のプレー内容は悪くない。マルシオ・リシャルデスも上手いプレーを見せているだけに、後は去年まで居た選手が奮闘してくれない事には、チームが出来上がらない。
特にエジミウソンは・・・オフに肉を喰いまくっていたのだろう、なんだか明らかにまた太った感じで、動きが鈍いのは明白なんだよな。それでも来日以来7年連続二桁得点しているFWだけに、開幕すれば何だかんだで得点してくれるとは思うのだが、やはり1トップではなく、2トップにしてくれないかなぁ、ペトロよ。

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プレスコート貼りA4版大会プログラム。
頁数は表紙込みでわずか20頁とはいえ、有料でもおかしくない出来映えだけに、これを無料で配布とは、さいたま市も奮発したな・・・



さて今日は、2ケ月半ぶりのサポートだけに、少々身体が疲れた。しかしここから今年も始まるだけに、また来週に備えて鋭気を養わなくては。
さすがに栃木にも負けたらヤバイから、来週こそ期待したいぞ。

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さいたまシティカップ 大宮3-0浦和
得点/53分・金英權(大)、75分・ラファエルPK(大)、90+3分・東(大)
主審=今村義朗
観衆:11,362人
プレシーズンマッチ
サガン鳥栖2-1浦和レッズ
~ベストアメニティスタジアム


監督が変わって、サッカーがガラリと変わった。
サイドハーフへの素早いロングフィードが積極的になり、そこからの仕掛けが増えた。フィンケ下ではこの攻撃がまったく見られず、パスを回しながらゆっくり進んでは、その間に固められた敵守備網にお決まりのように手が出せずにいたが、今回はそういう部分を省く意味でも、素早いロングフィードからサイドハーフの突破力を活かしたペナルティエリアへの侵入で、敵陣を幾度も脅かしていた。それが功を奏したのが達也の仕掛けで、浅い位置からジワリジワリ行くのではなく、深い位置に居る選手を早めに余裕のある状態でボールを預けてエリアに侵入させる事によって、敵にも余裕を与えず、こちらは全力で仕掛ける事が出来る。そういう意味でも達也のPK獲得は、チームとしてはしてやったりのプレーだったと思う。
実際問題として、ペナルティエリア付近での仕掛けを増やさなければ、PKはおろか、FKも獲得できない。つまりマルシオ・リシャルデスのキックを活かすためには、前線深い位置での仕掛けが大きな鍵になる訳だ。

そのマルシオ・リシャルデスは、ボールを落ち着かせるロビーとは違い、パス一本からチャンスを作る選手なので、速い攻撃に加えて、サイドハーフではなく、エジ以外でもう一人フリーになってパスを受けられる選手が必要だと思った。1トップでは、どうしても最前線へのボールの出し所が限定される。そういう意味では、2トップの方が合っていると思うのだが・・・。
で、最終的にエジが働かないと攻撃は成立しない訳で、今日のエジはPKを決めた以外は良い所まったく無し。せっかく9番を受け継いだ選手が、J2相手にこれでは幻滅してしまう。今回は途中出場のセルや原一樹が良かっただけに、フル出場したエジのブレーキ具合には怒(!)。

ボランチは、やはり啓太と青山では・・・厳しい面はあるかな。青山は前半こそ積極的にボールに絡んでいたものの、後半は消えていたし、啓太に関しては言わずもかなって感じで、パワー不足に展開力無しと、現代サッカーに必要なボランチの役割を務めていないのは明白。ただし青山はまだこれからの選手ではあるのだが、啓太に関しては今日のプレーのままだと絶対に厳しいと思う。

上から下に文章が続くに連れて、更に悪い部分が書き綴られて行くが、まだ終わらない。
一番の問題は、去年と面子が変わっていない最終ラインの守備の緩慢さ。特にセンターバック。更に言えば暢久。1失点目は豊田のマークを完全に外して、というかマーク以前に豊田に付ききれていない故にフリーにさせてしまった訳だが、暢久はその後にも、豊田に付ききれずにフリーでシュートを打たれている。これはいただけない。2失点目も素早くボールを回されて行く中で、完全にボールウォッチャーになってしまっていて、肝心の選手の動きを見ていないで最後はドフリーで打たれた。これもいただけない。

・・・疲れたから、この辺で悪い事を書くのはやめとこう。
いや、実際問題として、やっているサッカーに期待は抱かせる内容ではあったし、攻撃面で速さを強調していた通りのサッカーは出来ている。それと感心したのは、フィンケ下での名物だった”出し所が無くて最終ラインでの無駄なパス回し”が格段に減って、素早く前に前に預けるプレーが目立っていた点。これは中盤から前線にかけて、それに呼応しての動き出しがあるからこそ成り立つもので、セカンドボールも良く拾えていたし、去年までの著しい停滞感は感じられなかった。
そして、達也、平川、原口、セル・・・この4人が水を得た魚のように激しく動けてはチャンスを作っていた。特に達也と平川は、ペトロによって再生されている感じがした。これは大きな収穫。

とはいえ、負けは負け。しかもまたまたJ2に負けたのは動かざる事実!!尤も柏木も永田もマゾーラも居ないメンバーではあったのも事実だが、J1がJ2に負けた情けない事実は変わらない。プレシーズンマッチだからとか、まだまだこれから、なんて逃避していると、またフィンケの時と同じ事を繰り返してしまう。それだけは絶対に嫌だ。だから自分も勝利に拘る。結果に拘る。
J2に勝てない病がまだ残っていたか・・・と言うほど悲観的な内容ではなかったにしろ、ペトロの勝利に拘る精神からすれば、負けは負けであって、ここは厳しく捉えた方がこれからの為にもなる。
さあ、これから罰ゲームだ。

追伸
スカパーよ、スピラノビッチ監督って誰だ??

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プレシーズンマッチ 鳥栖2-1浦和
得点/7分・豊田(鳥)、18分・エジミウソンPK(浦)、67分・野田(鳥)
主審=前田拓哉
観衆:7,575人
現在発売中の某サッカー誌において、バルセロナの華麗なショートパスを繋いでゴールに迫るサッカーを例に出して、それこそが”美しいサッカー”とするような記事があった。
バルセロナのサッカーが世界で最も美しいと言われているのは、何も今に始まった事ではないのは周知の通りで、今回自分が指摘した某誌の記事がどうこう以前の話である。つまり今回は、実に古典的な話になる。

問題は、何を持ってして美しいサッカーと言うのか、という事だ。
美しいサッカー、それは”楽しいサッカー”と同じく、好みは人それぞれであるからして、絶対に定義づけられないものであると思っている。にもかかわらず、世間一般では半ば常識のように語られる”バルセロナのサッカー=美しい”は、やはり世界最高峰の選手を揃えてこそ可能になるサッカーであり、自分的には完全なブランドイメージだと思っている。

と、こう否定的な言い方をすると、バルセロナに良いイメージを持っている人に怒られそうなので予め断っておくが、別にこれはバルセロナのサッカーを否定している訳ではなく、そして良い悪い強い弱いを言っているのではなく、好みの問題を言っているので、あしからず。

本題に戻るけど、上記にも書いたように、自分は美しいサッカーの定義など存在しないと思っている。だから何を美しいかは、語れない。ただ自分の好みからすれば、素早いロングボール一本からカウンターがビシッとはまったり、個人技全開で敵の守備網をぶち破って突破して行く、このような形を観るのは大好きであり興奮する方なので、どうしてもパスを繋ぎながらゴールに迫って行くという形は、閉塞感を覚えてしまう。

それは確かに、スムーズにショートパスが繋がって連携よろしく得点に繋げるという形は、何となくチーム全体で勝ち取った得点という雰囲気は持てる。対してロングボールや個人技で取った得点というのは、どことなくチームスポーツという連帯感から離れた邪道なイメージを持たれる。
世間でパスサッカーを信奉する者が増えつつあるのは、もちろんそういうサッカーが結果を出しつつあるからこそ好まれる所以であるが、もうひとつは、やっているサッカーをチームスポーツという体裁に拘って考えすぎる人も少なくない故に、どうしてもカウンターや個人技を多用するサッカーが否定されつつあるのだろうと思う。

自分は昔からドイツサッカー好きである故に、昔はドイツの”重たい”サッカーこそが強いと信じていた。しっかりと守備を構築しながら組織の中で個々が役割義務を果たしつつ、リスクを負わないで連携を保って堅実に攻めるサッカー。これが一昔前のドイツサッカーのスタイルだった。この派手さに欠けるドイツのサッカーは”つまらない”と揶揄され、世界のサッカー通からは酷評されていた時代があった。
しかし、である。実はこれこそが、パスサッカー、コンビネーションサッカーの元祖なのではないだろうか?80年代後半から90年代前半にかけては、組織重視のサッカーよりも、マラドーナに代表されるような、ずば抜けた個人能力を持つ南米的なサッカーが受けていた時代である。あの当時のドイツは、それとは正反対のサッカーをしていた。90年にワールドカップでドイツが優勝した時も、ドイツのサッカーが大きく認められる事はなかった。それは上記のような時代背景があったからだと思う。

矛盾している自分に気付いた。当時のドイツサッカーを信じていたならば、何故自分は最近になって、所謂イングランドスタイルと言われるロングボール多用のサッカーや、ブラジルに代表されるような個人技全開のサッカーを好意的に捉えるようになったのだろうか?
レッズの黄金期のサッカースタイルが成功したから?フィンケのサッカーが功を奏さなかったから?・・・そうとも言えるし、そうでない部分もあるのだが(ちょっと煮え切らないが)、結論から言えば、Jリーグが出来て、生で色々なスタイルのサッカーを体感して、サッカー観に柔軟性が生まれたという点はある。そうした上で、自分がサッカーにおけるチームスタイルのストロングポイントを何処に見出すのか、最近ようやくわかりつつあるのかもしれない。そして当然それは自分の好みの世界であり、あくまで正解ではないということ。
せめて、「あなたはとんなスタイルのサッカーが好みか?」と問われた時、答えられずに”わからない”としてしまう事だけは避けたいと思う。

最後に、自分がレッズの試合で最も好きなシーンをあげよう。
それはレッズ創生期、アウェー瑞穂競技場でウーベ・バインのロングパスから、福田が右腿を駆使した見事なトラップでそれを受けて、DFを背負いながら高速ドリブルでぶっちぎってゴールをあげたシーン。あれを思い起こしてしまうと、どんな華麗なパスワークによるゴールも、どんなパワー全開の豪快なゴールも、脳の彼方に霞んで見えてしまうのだ。このシーンから、自分自身が一体どんなサッカーが好きなのかが、薄々わかる気がする。

さて、あなたは、どんなスタイルのサッカーが好きですか?(笑)
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第14節 浦和2-0東京ヴ 得点/6分・松尾(浦)、31分・凌磨(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第15節 浦和-ガ大阪(埼玉スタジアム2002=5月6日14:00キックオフ)


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