浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
プレシーズンマッチ
サガン鳥栖2-1浦和レッズ
~ベストアメニティスタジアム
監督が変わって、サッカーがガラリと変わった。
サイドハーフへの素早いロングフィードが積極的になり、そこからの仕掛けが増えた。フィンケ下ではこの攻撃がまったく見られず、パスを回しながらゆっくり進んでは、その間に固められた敵守備網にお決まりのように手が出せずにいたが、今回はそういう部分を省く意味でも、素早いロングフィードからサイドハーフの突破力を活かしたペナルティエリアへの侵入で、敵陣を幾度も脅かしていた。それが功を奏したのが達也の仕掛けで、浅い位置からジワリジワリ行くのではなく、深い位置に居る選手を早めに余裕のある状態でボールを預けてエリアに侵入させる事によって、敵にも余裕を与えず、こちらは全力で仕掛ける事が出来る。そういう意味でも達也のPK獲得は、チームとしてはしてやったりのプレーだったと思う。
実際問題として、ペナルティエリア付近での仕掛けを増やさなければ、PKはおろか、FKも獲得できない。つまりマルシオ・リシャルデスのキックを活かすためには、前線深い位置での仕掛けが大きな鍵になる訳だ。
そのマルシオ・リシャルデスは、ボールを落ち着かせるロビーとは違い、パス一本からチャンスを作る選手なので、速い攻撃に加えて、サイドハーフではなく、エジ以外でもう一人フリーになってパスを受けられる選手が必要だと思った。1トップでは、どうしても最前線へのボールの出し所が限定される。そういう意味では、2トップの方が合っていると思うのだが・・・。
で、最終的にエジが働かないと攻撃は成立しない訳で、今日のエジはPKを決めた以外は良い所まったく無し。せっかく9番を受け継いだ選手が、J2相手にこれでは幻滅してしまう。今回は途中出場のセルや原一樹が良かっただけに、フル出場したエジのブレーキ具合には怒(!)。
ボランチは、やはり啓太と青山では・・・厳しい面はあるかな。青山は前半こそ積極的にボールに絡んでいたものの、後半は消えていたし、啓太に関しては言わずもかなって感じで、パワー不足に展開力無しと、現代サッカーに必要なボランチの役割を務めていないのは明白。ただし青山はまだこれからの選手ではあるのだが、啓太に関しては今日のプレーのままだと絶対に厳しいと思う。
上から下に文章が続くに連れて、更に悪い部分が書き綴られて行くが、まだ終わらない。
一番の問題は、去年と面子が変わっていない最終ラインの守備の緩慢さ。特にセンターバック。更に言えば暢久。1失点目は豊田のマークを完全に外して、というかマーク以前に豊田に付ききれていない故にフリーにさせてしまった訳だが、暢久はその後にも、豊田に付ききれずにフリーでシュートを打たれている。これはいただけない。2失点目も素早くボールを回されて行く中で、完全にボールウォッチャーになってしまっていて、肝心の選手の動きを見ていないで最後はドフリーで打たれた。これもいただけない。
・・・疲れたから、この辺で悪い事を書くのはやめとこう。
いや、実際問題として、やっているサッカーに期待は抱かせる内容ではあったし、攻撃面で速さを強調していた通りのサッカーは出来ている。それと感心したのは、フィンケ下での名物だった”出し所が無くて最終ラインでの無駄なパス回し”が格段に減って、素早く前に前に預けるプレーが目立っていた点。これは中盤から前線にかけて、それに呼応しての動き出しがあるからこそ成り立つもので、セカンドボールも良く拾えていたし、去年までの著しい停滞感は感じられなかった。
そして、達也、平川、原口、セル・・・この4人が水を得た魚のように激しく動けてはチャンスを作っていた。特に達也と平川は、ペトロによって再生されている感じがした。これは大きな収穫。
とはいえ、負けは負け。しかもまたまたJ2に負けたのは動かざる事実!!尤も柏木も永田もマゾーラも居ないメンバーではあったのも事実だが、J1がJ2に負けた情けない事実は変わらない。プレシーズンマッチだからとか、まだまだこれから、なんて逃避していると、またフィンケの時と同じ事を繰り返してしまう。それだけは絶対に嫌だ。だから自分も勝利に拘る。結果に拘る。
J2に勝てない病がまだ残っていたか・・・と言うほど悲観的な内容ではなかったにしろ、ペトロの勝利に拘る精神からすれば、負けは負けであって、ここは厳しく捉えた方がこれからの為にもなる。
さあ、これから罰ゲームだ。
追伸
スカパーよ、スピラノビッチ監督って誰だ??
------
プレシーズンマッチ 鳥栖2-1浦和
得点/7分・豊田(鳥)、18分・エジミウソンPK(浦)、67分・野田(鳥)
主審=前田拓哉
観衆:7,575人
サガン鳥栖2-1浦和レッズ
~ベストアメニティスタジアム
監督が変わって、サッカーがガラリと変わった。
サイドハーフへの素早いロングフィードが積極的になり、そこからの仕掛けが増えた。フィンケ下ではこの攻撃がまったく見られず、パスを回しながらゆっくり進んでは、その間に固められた敵守備網にお決まりのように手が出せずにいたが、今回はそういう部分を省く意味でも、素早いロングフィードからサイドハーフの突破力を活かしたペナルティエリアへの侵入で、敵陣を幾度も脅かしていた。それが功を奏したのが達也の仕掛けで、浅い位置からジワリジワリ行くのではなく、深い位置に居る選手を早めに余裕のある状態でボールを預けてエリアに侵入させる事によって、敵にも余裕を与えず、こちらは全力で仕掛ける事が出来る。そういう意味でも達也のPK獲得は、チームとしてはしてやったりのプレーだったと思う。
実際問題として、ペナルティエリア付近での仕掛けを増やさなければ、PKはおろか、FKも獲得できない。つまりマルシオ・リシャルデスのキックを活かすためには、前線深い位置での仕掛けが大きな鍵になる訳だ。
そのマルシオ・リシャルデスは、ボールを落ち着かせるロビーとは違い、パス一本からチャンスを作る選手なので、速い攻撃に加えて、サイドハーフではなく、エジ以外でもう一人フリーになってパスを受けられる選手が必要だと思った。1トップでは、どうしても最前線へのボールの出し所が限定される。そういう意味では、2トップの方が合っていると思うのだが・・・。
で、最終的にエジが働かないと攻撃は成立しない訳で、今日のエジはPKを決めた以外は良い所まったく無し。せっかく9番を受け継いだ選手が、J2相手にこれでは幻滅してしまう。今回は途中出場のセルや原一樹が良かっただけに、フル出場したエジのブレーキ具合には怒(!)。
ボランチは、やはり啓太と青山では・・・厳しい面はあるかな。青山は前半こそ積極的にボールに絡んでいたものの、後半は消えていたし、啓太に関しては言わずもかなって感じで、パワー不足に展開力無しと、現代サッカーに必要なボランチの役割を務めていないのは明白。ただし青山はまだこれからの選手ではあるのだが、啓太に関しては今日のプレーのままだと絶対に厳しいと思う。
上から下に文章が続くに連れて、更に悪い部分が書き綴られて行くが、まだ終わらない。
一番の問題は、去年と面子が変わっていない最終ラインの守備の緩慢さ。特にセンターバック。更に言えば暢久。1失点目は豊田のマークを完全に外して、というかマーク以前に豊田に付ききれていない故にフリーにさせてしまった訳だが、暢久はその後にも、豊田に付ききれずにフリーでシュートを打たれている。これはいただけない。2失点目も素早くボールを回されて行く中で、完全にボールウォッチャーになってしまっていて、肝心の選手の動きを見ていないで最後はドフリーで打たれた。これもいただけない。
・・・疲れたから、この辺で悪い事を書くのはやめとこう。
いや、実際問題として、やっているサッカーに期待は抱かせる内容ではあったし、攻撃面で速さを強調していた通りのサッカーは出来ている。それと感心したのは、フィンケ下での名物だった”出し所が無くて最終ラインでの無駄なパス回し”が格段に減って、素早く前に前に預けるプレーが目立っていた点。これは中盤から前線にかけて、それに呼応しての動き出しがあるからこそ成り立つもので、セカンドボールも良く拾えていたし、去年までの著しい停滞感は感じられなかった。
そして、達也、平川、原口、セル・・・この4人が水を得た魚のように激しく動けてはチャンスを作っていた。特に達也と平川は、ペトロによって再生されている感じがした。これは大きな収穫。
とはいえ、負けは負け。しかもまたまたJ2に負けたのは動かざる事実!!尤も柏木も永田もマゾーラも居ないメンバーではあったのも事実だが、J1がJ2に負けた情けない事実は変わらない。プレシーズンマッチだからとか、まだまだこれから、なんて逃避していると、またフィンケの時と同じ事を繰り返してしまう。それだけは絶対に嫌だ。だから自分も勝利に拘る。結果に拘る。
J2に勝てない病がまだ残っていたか・・・と言うほど悲観的な内容ではなかったにしろ、ペトロの勝利に拘る精神からすれば、負けは負けであって、ここは厳しく捉えた方がこれからの為にもなる。
さあ、これから罰ゲームだ。
追伸
スカパーよ、スピラノビッチ監督って誰だ??
------
プレシーズンマッチ 鳥栖2-1浦和
得点/7分・豊田(鳥)、18分・エジミウソンPK(浦)、67分・野田(鳥)
主審=前田拓哉
観衆:7,575人
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現在発売中の某サッカー誌において、バルセロナの華麗なショートパスを繋いでゴールに迫るサッカーを例に出して、それこそが”美しいサッカー”とするような記事があった。
バルセロナのサッカーが世界で最も美しいと言われているのは、何も今に始まった事ではないのは周知の通りで、今回自分が指摘した某誌の記事がどうこう以前の話である。つまり今回は、実に古典的な話になる。
問題は、何を持ってして美しいサッカーと言うのか、という事だ。
美しいサッカー、それは”楽しいサッカー”と同じく、好みは人それぞれであるからして、絶対に定義づけられないものであると思っている。にもかかわらず、世間一般では半ば常識のように語られる”バルセロナのサッカー=美しい”は、やはり世界最高峰の選手を揃えてこそ可能になるサッカーであり、自分的には完全なブランドイメージだと思っている。
と、こう否定的な言い方をすると、バルセロナに良いイメージを持っている人に怒られそうなので予め断っておくが、別にこれはバルセロナのサッカーを否定している訳ではなく、そして良い悪い強い弱いを言っているのではなく、好みの問題を言っているので、あしからず。
本題に戻るけど、上記にも書いたように、自分は美しいサッカーの定義など存在しないと思っている。だから何を美しいかは、語れない。ただ自分の好みからすれば、素早いロングボール一本からカウンターがビシッとはまったり、個人技全開で敵の守備網をぶち破って突破して行く、このような形を観るのは大好きであり興奮する方なので、どうしてもパスを繋ぎながらゴールに迫って行くという形は、閉塞感を覚えてしまう。
それは確かに、スムーズにショートパスが繋がって連携よろしく得点に繋げるという形は、何となくチーム全体で勝ち取った得点という雰囲気は持てる。対してロングボールや個人技で取った得点というのは、どことなくチームスポーツという連帯感から離れた邪道なイメージを持たれる。
世間でパスサッカーを信奉する者が増えつつあるのは、もちろんそういうサッカーが結果を出しつつあるからこそ好まれる所以であるが、もうひとつは、やっているサッカーをチームスポーツという体裁に拘って考えすぎる人も少なくない故に、どうしてもカウンターや個人技を多用するサッカーが否定されつつあるのだろうと思う。
自分は昔からドイツサッカー好きである故に、昔はドイツの”重たい”サッカーこそが強いと信じていた。しっかりと守備を構築しながら組織の中で個々が役割義務を果たしつつ、リスクを負わないで連携を保って堅実に攻めるサッカー。これが一昔前のドイツサッカーのスタイルだった。この派手さに欠けるドイツのサッカーは”つまらない”と揶揄され、世界のサッカー通からは酷評されていた時代があった。
しかし、である。実はこれこそが、パスサッカー、コンビネーションサッカーの元祖なのではないだろうか?80年代後半から90年代前半にかけては、組織重視のサッカーよりも、マラドーナに代表されるような、ずば抜けた個人能力を持つ南米的なサッカーが受けていた時代である。あの当時のドイツは、それとは正反対のサッカーをしていた。90年にワールドカップでドイツが優勝した時も、ドイツのサッカーが大きく認められる事はなかった。それは上記のような時代背景があったからだと思う。
矛盾している自分に気付いた。当時のドイツサッカーを信じていたならば、何故自分は最近になって、所謂イングランドスタイルと言われるロングボール多用のサッカーや、ブラジルに代表されるような個人技全開のサッカーを好意的に捉えるようになったのだろうか?
レッズの黄金期のサッカースタイルが成功したから?フィンケのサッカーが功を奏さなかったから?・・・そうとも言えるし、そうでない部分もあるのだが(ちょっと煮え切らないが)、結論から言えば、Jリーグが出来て、生で色々なスタイルのサッカーを体感して、サッカー観に柔軟性が生まれたという点はある。そうした上で、自分がサッカーにおけるチームスタイルのストロングポイントを何処に見出すのか、最近ようやくわかりつつあるのかもしれない。そして当然それは自分の好みの世界であり、あくまで正解ではないということ。
せめて、「あなたはとんなスタイルのサッカーが好みか?」と問われた時、答えられずに”わからない”としてしまう事だけは避けたいと思う。
最後に、自分がレッズの試合で最も好きなシーンをあげよう。
それはレッズ創生期、アウェー瑞穂競技場でウーベ・バインのロングパスから、福田が右腿を駆使した見事なトラップでそれを受けて、DFを背負いながら高速ドリブルでぶっちぎってゴールをあげたシーン。あれを思い起こしてしまうと、どんな華麗なパスワークによるゴールも、どんなパワー全開の豪快なゴールも、脳の彼方に霞んで見えてしまうのだ。このシーンから、自分自身が一体どんなサッカーが好きなのかが、薄々わかる気がする。
さて、あなたは、どんなスタイルのサッカーが好きですか?(笑)
バルセロナのサッカーが世界で最も美しいと言われているのは、何も今に始まった事ではないのは周知の通りで、今回自分が指摘した某誌の記事がどうこう以前の話である。つまり今回は、実に古典的な話になる。
問題は、何を持ってして美しいサッカーと言うのか、という事だ。
美しいサッカー、それは”楽しいサッカー”と同じく、好みは人それぞれであるからして、絶対に定義づけられないものであると思っている。にもかかわらず、世間一般では半ば常識のように語られる”バルセロナのサッカー=美しい”は、やはり世界最高峰の選手を揃えてこそ可能になるサッカーであり、自分的には完全なブランドイメージだと思っている。
と、こう否定的な言い方をすると、バルセロナに良いイメージを持っている人に怒られそうなので予め断っておくが、別にこれはバルセロナのサッカーを否定している訳ではなく、そして良い悪い強い弱いを言っているのではなく、好みの問題を言っているので、あしからず。
本題に戻るけど、上記にも書いたように、自分は美しいサッカーの定義など存在しないと思っている。だから何を美しいかは、語れない。ただ自分の好みからすれば、素早いロングボール一本からカウンターがビシッとはまったり、個人技全開で敵の守備網をぶち破って突破して行く、このような形を観るのは大好きであり興奮する方なので、どうしてもパスを繋ぎながらゴールに迫って行くという形は、閉塞感を覚えてしまう。
それは確かに、スムーズにショートパスが繋がって連携よろしく得点に繋げるという形は、何となくチーム全体で勝ち取った得点という雰囲気は持てる。対してロングボールや個人技で取った得点というのは、どことなくチームスポーツという連帯感から離れた邪道なイメージを持たれる。
世間でパスサッカーを信奉する者が増えつつあるのは、もちろんそういうサッカーが結果を出しつつあるからこそ好まれる所以であるが、もうひとつは、やっているサッカーをチームスポーツという体裁に拘って考えすぎる人も少なくない故に、どうしてもカウンターや個人技を多用するサッカーが否定されつつあるのだろうと思う。
自分は昔からドイツサッカー好きである故に、昔はドイツの”重たい”サッカーこそが強いと信じていた。しっかりと守備を構築しながら組織の中で個々が役割義務を果たしつつ、リスクを負わないで連携を保って堅実に攻めるサッカー。これが一昔前のドイツサッカーのスタイルだった。この派手さに欠けるドイツのサッカーは”つまらない”と揶揄され、世界のサッカー通からは酷評されていた時代があった。
しかし、である。実はこれこそが、パスサッカー、コンビネーションサッカーの元祖なのではないだろうか?80年代後半から90年代前半にかけては、組織重視のサッカーよりも、マラドーナに代表されるような、ずば抜けた個人能力を持つ南米的なサッカーが受けていた時代である。あの当時のドイツは、それとは正反対のサッカーをしていた。90年にワールドカップでドイツが優勝した時も、ドイツのサッカーが大きく認められる事はなかった。それは上記のような時代背景があったからだと思う。
矛盾している自分に気付いた。当時のドイツサッカーを信じていたならば、何故自分は最近になって、所謂イングランドスタイルと言われるロングボール多用のサッカーや、ブラジルに代表されるような個人技全開のサッカーを好意的に捉えるようになったのだろうか?
レッズの黄金期のサッカースタイルが成功したから?フィンケのサッカーが功を奏さなかったから?・・・そうとも言えるし、そうでない部分もあるのだが(ちょっと煮え切らないが)、結論から言えば、Jリーグが出来て、生で色々なスタイルのサッカーを体感して、サッカー観に柔軟性が生まれたという点はある。そうした上で、自分がサッカーにおけるチームスタイルのストロングポイントを何処に見出すのか、最近ようやくわかりつつあるのかもしれない。そして当然それは自分の好みの世界であり、あくまで正解ではないということ。
せめて、「あなたはとんなスタイルのサッカーが好みか?」と問われた時、答えられずに”わからない”としてしまう事だけは避けたいと思う。
最後に、自分がレッズの試合で最も好きなシーンをあげよう。
それはレッズ創生期、アウェー瑞穂競技場でウーベ・バインのロングパスから、福田が右腿を駆使した見事なトラップでそれを受けて、DFを背負いながら高速ドリブルでぶっちぎってゴールをあげたシーン。あれを思い起こしてしまうと、どんな華麗なパスワークによるゴールも、どんなパワー全開の豪快なゴールも、脳の彼方に霞んで見えてしまうのだ。このシーンから、自分自身が一体どんなサッカーが好きなのかが、薄々わかる気がする。
さて、あなたは、どんなスタイルのサッカーが好きですか?(笑)
3日連発で更新したかと思えば、突如一週間も空ける一貫性の無いブログ。まさにどっかのクラブチームのような・・・
それはさておいて、日程が発表されたから、とりあえず開幕戦までの準備とプランを。
対戦相手が見つからないのに、苦肉の策で無理矢理開催のさいたまシティカップを含めたプレシーズンマッチが3試合もあるので、2月は何だかんだ言っても慌ただしい月になる。というか、これだけプレシーズンマッチがあるのだから、1試合はレッズ主催で開くくらいの度量で考えなかったのだろうか?シティカップだって主管は大宮だし。今年のレッズは決算が厳しいのだから、ちょっとはお金儲けも考えないと・・・
と、野暮な話はこのくらいにして、先ずは13日の鳥栖。だいたい(土曜が休みの人の場合)3連休の最後の日に鳥栖って、もうちょっと日程考えろよ、と思った人は少なくないはず。ホントに勿体ないというか、だったら3連休中日の12日にやれば良いじゃん、と思った人は沢山居るはず。完全に個人的事情。くそう、12日ならば余裕で行って帰って来られるのに・・・
それでも行かれる人は居る訳で、頭が下がります、ハイ。
という事で鳥栖はパス。・・・バレーボールみたいだな。
20日のシティカップは当然行く訳で、与野在住の仲間が買ってくれたから、ゲット出来た。というか、優先販売で完売したら一般販売無しってルール、あまりに不公平では?
で、今さっき27日の栃木のチケット買ってきた。なんだかやたら売れまくっていたので、最初まったく繋がらなくて焦ったものの、何とかアウェーゲット。これで一安心。当日は試合を楽しんで、帰りは宇都宮餃子でザ・美酒で決まりだ。
開幕戦神戸は、なんと贅沢にも前日5日朝に新幹線出撃という奮発プラン。青春18切符期間にもかかわらず新幹線使用って・・・恐ろしくて手が震える異常事態。しかも直接神戸ではなく、京都でぶらり途中下車の旅という、神戸行く前に京都観光という意味不明プラン。だってサンガがまたJ2落ちちゃったから、こうでもしないと京都に行けないではないか。しかも神戸のホテル宿泊代が、3人で一人頭1,980円って、奮発しているんだかケチっているんだか良くわからない遠征だな。というか、いくら素泊まりとはいえこの値段、まさか額縁やテレビの裏に怪しい御札とか貼ってある部屋じゃないだろうな?まあ、むさ苦しい男3人に喧嘩を売るオバケが現れるとは思わないが・・・大丈夫か!?
と、次々金が飛ぶように出て行く2月。
栃木チケットと新幹線券買って帰ってきたら、居間のテレビの音が出なくなっているという事態・・・
地デジ移行まで古いテレビを保たせようと思っていたのに、まさかこのタイミングで壊れるとは、どうしよう。金が・・・
それはさておいて、日程が発表されたから、とりあえず開幕戦までの準備とプランを。
対戦相手が見つからないのに、苦肉の策で無理矢理開催のさいたまシティカップを含めたプレシーズンマッチが3試合もあるので、2月は何だかんだ言っても慌ただしい月になる。というか、これだけプレシーズンマッチがあるのだから、1試合はレッズ主催で開くくらいの度量で考えなかったのだろうか?シティカップだって主管は大宮だし。今年のレッズは決算が厳しいのだから、ちょっとはお金儲けも考えないと・・・
と、野暮な話はこのくらいにして、先ずは13日の鳥栖。だいたい(土曜が休みの人の場合)3連休の最後の日に鳥栖って、もうちょっと日程考えろよ、と思った人は少なくないはず。ホントに勿体ないというか、だったら3連休中日の12日にやれば良いじゃん、と思った人は沢山居るはず。完全に個人的事情。くそう、12日ならば余裕で行って帰って来られるのに・・・
それでも行かれる人は居る訳で、頭が下がります、ハイ。
という事で鳥栖はパス。・・・バレーボールみたいだな。
20日のシティカップは当然行く訳で、与野在住の仲間が買ってくれたから、ゲット出来た。というか、優先販売で完売したら一般販売無しってルール、あまりに不公平では?
で、今さっき27日の栃木のチケット買ってきた。なんだかやたら売れまくっていたので、最初まったく繋がらなくて焦ったものの、何とかアウェーゲット。これで一安心。当日は試合を楽しんで、帰りは宇都宮餃子でザ・美酒で決まりだ。
開幕戦神戸は、なんと贅沢にも前日5日朝に新幹線出撃という奮発プラン。青春18切符期間にもかかわらず新幹線使用って・・・恐ろしくて手が震える異常事態。しかも直接神戸ではなく、京都でぶらり途中下車の旅という、神戸行く前に京都観光という意味不明プラン。だってサンガがまたJ2落ちちゃったから、こうでもしないと京都に行けないではないか。しかも神戸のホテル宿泊代が、3人で一人頭1,980円って、奮発しているんだかケチっているんだか良くわからない遠征だな。というか、いくら素泊まりとはいえこの値段、まさか額縁やテレビの裏に怪しい御札とか貼ってある部屋じゃないだろうな?まあ、むさ苦しい男3人に喧嘩を売るオバケが現れるとは思わないが・・・大丈夫か!?
と、次々金が飛ぶように出て行く2月。
栃木チケットと新幹線券買って帰ってきたら、居間のテレビの音が出なくなっているという事態・・・
地デジ移行まで古いテレビを保たせようと思っていたのに、まさかこのタイミングで壊れるとは、どうしよう。金が・・・
ずぼらな自分が3日連続でこのブログを更新するなんて、天変地異の前触れか。いや、そろそろ埼玉でも雪が降る頃だな。
それだけ、連日のようにレッズに動きがあるのだから、書かずにはいられない。
今度は、「マゾーラ」である。
スポーツ報知によれば、リストアップどころか既に獲得決定のような内容。
つーか、マゾーラって誰?自分はこの選手を知らない。
というか、名前からして・・・マゾ?
世間ではお決まりのように、マゾだのメラゾーマだの言いたい放題だが。
ちなみに容姿も気になって画像検索してみたら、真っ先に現れたのは、これだった。というか、これがビッシリ羅列されていた。
マゾーラ コーン油・・・
なんだ、これは。
ホントはこっち。
・・・、すげー垂れ目・・・
どこのポジションかと思えば、何とFW。
左利きのアタッカー・・・
速くて強い・・・
しかもまだ21歳とヤング(死語)・・・
リヨン、マルセイユ、PSVなどが興味を示した逸材・・・
・・・前評判はかなり良い。
更にYouTubeでマゾーラのプレー映像を観てみたが、・・・確かに、速い。というか、速過ぎる。スピードは規格外のものを持っている。しかもただ速いだけではなく、ドリブルからテクニック全開で敵を抜き去るわ、当たり負けせずにガンガン突破して行くわで、それこそ一度エンジンがかかったら、ファールじゃないと止められないレベル。加えてシュートの振りも速く正確で強烈だ。
早い、安い、美味い・・・ではなく、速い、巧い、強いの三拍子揃った弾丸アタッカー。まさにエメを彷彿とさせる感じはした。
だが、こんな凄い選手が、何故サンパウロからグアラニにレンタルに出されていたのか、何故リヨン、マルセイユ、PSVなどが興味を示しながら、獲得までに至らなかったのか、という点でちょっと疑問を覚えるのだが・・・?????
自分は、レッズが本気で優勝を目指すならば、前々から怪物級の強力な外国人FWを獲得するべきと考えていたので、本当に獲得するのならば、そして前評判通りの選手であるならば、これは理に叶った補強ではあると思う。
ただ、原一樹まで獲得しておいて、さらにアタッカーを獲るとは思わなかっただけに、これは原一樹を含めて少し疑問の残る補強でもあるのは、否めない。
この選手を何時見つけてきたのかも注目しなければいけないだろうが、もしかしたら去年ブラジルへ物色しに行った時に、このマゾーラを見付けたのだろうか。そうだとしたら、単なる南米旅行ではなく、うちの強化部も、しっかり仕事をしていたという事になるな(笑)。
いや待てよ、本来残る外国人枠1つは、ペトロの意向を聞いてから探す、みたいな事を言っていたはずでは。尤も自分はそれでは遅いと思っていたので、外国人枠が埋まった事に関しては良い事だと思うが、問題はマゾーラがペトロの意向なのか、それともフロント主導なのか、という点。何となく、後者っぽい気がするけど。
まあ最近は外国人の攻撃的選手となると、国内から引き抜く事が多かったレッズも、珍しく海外から攻撃的選手を連れて来たという点では、少しは評価出来るかもしれない。ただ南米からの補強は”ギャンブル”性が強いから、当たりかハズレかは実際に使ってみないとわからないが・・・
何れにしても、獲得するならば、この選手が今後のレッズの鍵を握る事は間違いないと思う。
それだけ、連日のようにレッズに動きがあるのだから、書かずにはいられない。
今度は、「マゾーラ」である。
スポーツ報知によれば、リストアップどころか既に獲得決定のような内容。
つーか、マゾーラって誰?自分はこの選手を知らない。
というか、名前からして・・・マゾ?
世間ではお決まりのように、マゾだのメラゾーマだの言いたい放題だが。
ちなみに容姿も気になって画像検索してみたら、真っ先に現れたのは、これだった。というか、これがビッシリ羅列されていた。
マゾーラ コーン油・・・
なんだ、これは。
ホントはこっち。
・・・、すげー垂れ目・・・
どこのポジションかと思えば、何とFW。
左利きのアタッカー・・・
速くて強い・・・
しかもまだ21歳とヤング(死語)・・・
リヨン、マルセイユ、PSVなどが興味を示した逸材・・・
・・・前評判はかなり良い。
更にYouTubeでマゾーラのプレー映像を観てみたが、・・・確かに、速い。というか、速過ぎる。スピードは規格外のものを持っている。しかもただ速いだけではなく、ドリブルからテクニック全開で敵を抜き去るわ、当たり負けせずにガンガン突破して行くわで、それこそ一度エンジンがかかったら、ファールじゃないと止められないレベル。加えてシュートの振りも速く正確で強烈だ。
早い、安い、美味い・・・ではなく、速い、巧い、強いの三拍子揃った弾丸アタッカー。まさにエメを彷彿とさせる感じはした。
だが、こんな凄い選手が、何故サンパウロからグアラニにレンタルに出されていたのか、何故リヨン、マルセイユ、PSVなどが興味を示しながら、獲得までに至らなかったのか、という点でちょっと疑問を覚えるのだが・・・?????
自分は、レッズが本気で優勝を目指すならば、前々から怪物級の強力な外国人FWを獲得するべきと考えていたので、本当に獲得するのならば、そして前評判通りの選手であるならば、これは理に叶った補強ではあると思う。
ただ、原一樹まで獲得しておいて、さらにアタッカーを獲るとは思わなかっただけに、これは原一樹を含めて少し疑問の残る補強でもあるのは、否めない。
この選手を何時見つけてきたのかも注目しなければいけないだろうが、もしかしたら去年ブラジルへ物色しに行った時に、このマゾーラを見付けたのだろうか。そうだとしたら、単なる南米旅行ではなく、うちの強化部も、しっかり仕事をしていたという事になるな(笑)。
いや待てよ、本来残る外国人枠1つは、ペトロの意向を聞いてから探す、みたいな事を言っていたはずでは。尤も自分はそれでは遅いと思っていたので、外国人枠が埋まった事に関しては良い事だと思うが、問題はマゾーラがペトロの意向なのか、それともフロント主導なのか、という点。何となく、後者っぽい気がするけど。
まあ最近は外国人の攻撃的選手となると、国内から引き抜く事が多かったレッズも、珍しく海外から攻撃的選手を連れて来たという点では、少しは評価出来るかもしれない。ただ南米からの補強は”ギャンブル”性が強いから、当たりかハズレかは実際に使ってみないとわからないが・・・
何れにしても、獲得するならば、この選手が今後のレッズの鍵を握る事は間違いないと思う。
今朝スポーツ報知で報じられた都築の引退が、早くもオフィシャルに載ってしまった。
自分の都築に関する考えは、都築が湘南へレンタルに出される時に一度書いたものの繰り返しになってしまうから、また改めては書かないことにする。
ただ、海外では「GKのピークは30歳から」との言葉にもある通り、明らかにまだまだプレー出来る32歳という年齢を考えると、都築を欲しがるチームが現れなかった事は大変ショッキングな事実であり、悲しい結末であると言える。
唯一の救い、それは都築がオフィシャルで語った「レッズの選手として、一線から退きたい」「(浦和は)離れたくない土地」という言葉。
フィンケとの確執だったかどうかは闇の中とはいえ、明らかに不条理な扱いをされたままレンタルに出された都築が、それでも最後はそういう言葉を残してくれたのだから、これで自分にとっても少し救われた感じがする。
本来、ペトロのもとだからこそ都築のような性格の選手が必要だと思っていたが、最後にレッズの選手として現役を全うする事になった都築の、「埼玉県でスポーツを通して貢献したい」という第2の人生が成功するように、祈ろう。
さてそんな中で、これは自分がレッズのGKの保有の仕方について、前々から思っていた事なんだけど、レッズは過去に土田・田北という同年齢の有力GKを保有していた歴史がある。土田と田北は、現役時代はお互いロクに口もきいた事が無いと公言している程にピリピリとした関係だったらしいが、そんな中でも良きライバル関係を維持して現役を全うした。
歴史は繰り返すもので、しばらくすると今度は、山岸・都築という同年齢のGKがライバル関係の時代があった。この2人の仲がどれ程のものかは不明なものの、これも良きライバルとしてお互い切磋琢磨しつつ、レッズの数々のタイトルに貢献した。そして都築は引退。
このように同年齢のキーパーを保有すると、お互いは過剰にライバル心を燃やして、その相乗効果によって、チームはレギュラークラスの有力GKを常に使い回せる事になるのだ。つまりどちらかが怪我をしても、どちらかが不調に陥っても、常に同じような実力を持つGKが控えているのだから、そこは大きな戦力ダウンにならずに、安定してゴールマウスを守らせる事が出来るのだ。
ここで思うのは、果たしてそのような状況が、チームにとって本当に良い環境なのか、という点である。
ここでもう何が言いたいかわかっている人も居ると思うけど、このような環境にあるチームは、若いGKが育たない。常に正GKに同年齢の2大巨塔が控えているせいで、ただでさえ出場機会を得る事が難しいGKというポジションの中で、更に若い第3、第4のGKに、出場機会はほとんど回って来ない。仮に回って来たとしても、たまにカップ戦で使ってもらうだけで、すぐにまたベンチにも入れない、入れたとしてもベンチを暖めるだけの日々が長く続く事になる。故に実戦経験を積めないまま、在籍年齢だけは増えて行く事になる。
こうやってGKに空洞化が発生し、いざベテランになった”同年齢の2大巨塔”がチームを去る事になった時、もしくは巨塔のどちらかがチームを去って、尚も片方のGKが怪我でもして離脱してしまったら、実戦経験の浅い第3のGKが、危なっかしくゴールマウスを守る事になってしまう。
レッズは一時期、田北の後釜として、西部や安藤がゴールマウスを守った時期があったが、土田・田北時代に生まれた空洞化によって、後釜である2人は明らかに経験不足を露呈しては失点を重ね、ほとんど実力を発揮する事も無いままやがてレッズを去っているのである。そんな中で台頭したのが山岸であり、そしてガンバから獲得した都築だった訳だが。
高橋、本間、荒谷etc...レッズで日の目を見ることなく、その後に移籍先で正GKを射止めた例もあるが・・・
そろそろ、レッズは同年齢のGKを保有するのはやめた方が良いと思う。様々なポジションがある中でも、GKは長いスパンを考えて育てて行かなければいけないポジションのはず。そして最も世代交代がスムーズに進まなければいけないポジションだと思っている。そのようなポジションに、同年齢のGKを2人も保有してしまっては、後が続かなくなるのは必然。
そんな今のレッズに残されたGKは3人。その中で今は筆頭の山岸に頼るしか道は無くなったが、その後に控える加藤と大谷。特に加藤は、都築の引退によって、山岸からポジションを奪う絶好のチャンスであり、今年にもそれが出来なければ、フロントはまた別の有力GKを他チームから獲得しようと動くはずである。
都築の引退は、今のレッズのGK事情に、ひじょうに大事な一石を投じた出来事だと思う。そしてGKの空洞化という歴史だけは、もう繰り返してはいけない。
自分の都築に関する考えは、都築が湘南へレンタルに出される時に一度書いたものの繰り返しになってしまうから、また改めては書かないことにする。
ただ、海外では「GKのピークは30歳から」との言葉にもある通り、明らかにまだまだプレー出来る32歳という年齢を考えると、都築を欲しがるチームが現れなかった事は大変ショッキングな事実であり、悲しい結末であると言える。
唯一の救い、それは都築がオフィシャルで語った「レッズの選手として、一線から退きたい」「(浦和は)離れたくない土地」という言葉。
フィンケとの確執だったかどうかは闇の中とはいえ、明らかに不条理な扱いをされたままレンタルに出された都築が、それでも最後はそういう言葉を残してくれたのだから、これで自分にとっても少し救われた感じがする。
本来、ペトロのもとだからこそ都築のような性格の選手が必要だと思っていたが、最後にレッズの選手として現役を全うする事になった都築の、「埼玉県でスポーツを通して貢献したい」という第2の人生が成功するように、祈ろう。
さてそんな中で、これは自分がレッズのGKの保有の仕方について、前々から思っていた事なんだけど、レッズは過去に土田・田北という同年齢の有力GKを保有していた歴史がある。土田と田北は、現役時代はお互いロクに口もきいた事が無いと公言している程にピリピリとした関係だったらしいが、そんな中でも良きライバル関係を維持して現役を全うした。
歴史は繰り返すもので、しばらくすると今度は、山岸・都築という同年齢のGKがライバル関係の時代があった。この2人の仲がどれ程のものかは不明なものの、これも良きライバルとしてお互い切磋琢磨しつつ、レッズの数々のタイトルに貢献した。そして都築は引退。
このように同年齢のキーパーを保有すると、お互いは過剰にライバル心を燃やして、その相乗効果によって、チームはレギュラークラスの有力GKを常に使い回せる事になるのだ。つまりどちらかが怪我をしても、どちらかが不調に陥っても、常に同じような実力を持つGKが控えているのだから、そこは大きな戦力ダウンにならずに、安定してゴールマウスを守らせる事が出来るのだ。
ここで思うのは、果たしてそのような状況が、チームにとって本当に良い環境なのか、という点である。
ここでもう何が言いたいかわかっている人も居ると思うけど、このような環境にあるチームは、若いGKが育たない。常に正GKに同年齢の2大巨塔が控えているせいで、ただでさえ出場機会を得る事が難しいGKというポジションの中で、更に若い第3、第4のGKに、出場機会はほとんど回って来ない。仮に回って来たとしても、たまにカップ戦で使ってもらうだけで、すぐにまたベンチにも入れない、入れたとしてもベンチを暖めるだけの日々が長く続く事になる。故に実戦経験を積めないまま、在籍年齢だけは増えて行く事になる。
こうやってGKに空洞化が発生し、いざベテランになった”同年齢の2大巨塔”がチームを去る事になった時、もしくは巨塔のどちらかがチームを去って、尚も片方のGKが怪我でもして離脱してしまったら、実戦経験の浅い第3のGKが、危なっかしくゴールマウスを守る事になってしまう。
レッズは一時期、田北の後釜として、西部や安藤がゴールマウスを守った時期があったが、土田・田北時代に生まれた空洞化によって、後釜である2人は明らかに経験不足を露呈しては失点を重ね、ほとんど実力を発揮する事も無いままやがてレッズを去っているのである。そんな中で台頭したのが山岸であり、そしてガンバから獲得した都築だった訳だが。
高橋、本間、荒谷etc...レッズで日の目を見ることなく、その後に移籍先で正GKを射止めた例もあるが・・・
そろそろ、レッズは同年齢のGKを保有するのはやめた方が良いと思う。様々なポジションがある中でも、GKは長いスパンを考えて育てて行かなければいけないポジションのはず。そして最も世代交代がスムーズに進まなければいけないポジションだと思っている。そのようなポジションに、同年齢のGKを2人も保有してしまっては、後が続かなくなるのは必然。
そんな今のレッズに残されたGKは3人。その中で今は筆頭の山岸に頼るしか道は無くなったが、その後に控える加藤と大谷。特に加藤は、都築の引退によって、山岸からポジションを奪う絶好のチャンスであり、今年にもそれが出来なければ、フロントはまた別の有力GKを他チームから獲得しようと動くはずである。
都築の引退は、今のレッズのGK事情に、ひじょうに大事な一石を投じた出来事だと思う。そしてGKの空洞化という歴史だけは、もう繰り返してはいけない。
何とか山が噴火しまくってて、宮崎キャンプは大丈夫だろうか?
主将は引き続き啓太、副主将には平川が決まったそうな。まあ細貝が居なくなってしまった以上、啓太留任が妥当な線ではあろう。個人的には、副主将は別の中堅にやらせてあげたかったが・・・
そんな中で、3年目の浮気、じゃなかった、3年目の勝負の年となる原口が、今年からシュートを”解禁”されたようだ。
◆原口仕掛けろ!ペトロビッチ監督が指示(スポーツ報知)
『浦和MF原口のドリブルが解禁となった。宮崎キャンプ中のペトロビッチ監督は「1対1はどんどん仕掛けていくように」と積極的なアプローチを指示。希代のドリブラーとして期待を集めていた原口だが、昨年まではドリブルやシュートに制限が課されていたという。「今年は仕掛けていきたい。シュートも前みたいに打つなとは言われないので、どんどん狙っていきたい」と3年目の飛躍を誓った。』
ペトロになってから、選手から仰天発言が次々飛び出している感があるが、宇賀神の「今まで無かった勝者のメンタリティ」発言に続き、今度は原口の
「シュートも前みたいに打つなとは言われない」って、
・・・原口もしくは記者が誇張していないとするならば、やはりフィンケ体制下で、はシュートがだいぶ制限されていたのは本当だったという事か。
以前マッチデーに、原口が練習で積極的にシュートに行ったら、フィンケに「何故パスをしないんだ」みたいな感じに怒られた逸話が載っていた。自分はその記事を読んだ時に、なぜ原口が怒られるのか大きな疑問を抱いたものだったが・・・
選手の特性と武器を活かすには、その長所を積極的に活用してあげなければいけない。原口の特性と武器は、言うまでもなくスピードと技術の伴った積極的なドリブル突破である。これを原口から奪ってしまうという事は、”羽根”を鳥から奪ってしまうのと同じ事だ。
現に一時期、公式戦でもパスばかりさせられている原口から、次第に活力が消えてしまっていた。フィンケは間違いなく、原口から”羽根”を奪っていたのだ。
これを肯定的に「原口には別の経験もさせるために制限した」と捉える事も出来なくもない。が、それは今となっては苦しい言い訳であろう。フィンケに制限された原口は、それがもとで、同年代のライバルである大迫や宇佐美から、次第に引き離されてしまう羽目になったのだから。つまり原口からドリブルやシュートを奪った措置は余りに残酷であり、結果的にマイナスに作用しただけだったのだ。
特性は活かさなければ成長しない。武器は使わなければ次第に錆びてしまう。それを”組織”という大義名分のもとにかき消してしまっては、選手を駄目にしてしまい、結局は本末転倒になってしまうという事だ。
同じように、スピードとドリブル突破を武器に持つ相馬は、2年前に移籍した判断は、正しかったのかもしれない。そして同じような武器を持つ達也やセル、そして梅崎や原一樹ならば、ペトロのもとでなら輝くかもしれない。これだけでも、ペトロがレッズに帰って来た価値は大いにあるというものだ。
嗚呼、そんなペトロがあと2年、レッズに来るのが早かったら、もしかしたら闘莉王だって、アレックスだって、都築だって・・・
いや、この話は女々しくなるから、やめておこう。
主将は引き続き啓太、副主将には平川が決まったそうな。まあ細貝が居なくなってしまった以上、啓太留任が妥当な線ではあろう。個人的には、副主将は別の中堅にやらせてあげたかったが・・・
そんな中で、3年目の浮気、じゃなかった、3年目の勝負の年となる原口が、今年からシュートを”解禁”されたようだ。
◆原口仕掛けろ!ペトロビッチ監督が指示(スポーツ報知)
『浦和MF原口のドリブルが解禁となった。宮崎キャンプ中のペトロビッチ監督は「1対1はどんどん仕掛けていくように」と積極的なアプローチを指示。希代のドリブラーとして期待を集めていた原口だが、昨年まではドリブルやシュートに制限が課されていたという。「今年は仕掛けていきたい。シュートも前みたいに打つなとは言われないので、どんどん狙っていきたい」と3年目の飛躍を誓った。』
ペトロになってから、選手から仰天発言が次々飛び出している感があるが、宇賀神の「今まで無かった勝者のメンタリティ」発言に続き、今度は原口の
「シュートも前みたいに打つなとは言われない」って、
・・・原口もしくは記者が誇張していないとするならば、やはりフィンケ体制下で、はシュートがだいぶ制限されていたのは本当だったという事か。
以前マッチデーに、原口が練習で積極的にシュートに行ったら、フィンケに「何故パスをしないんだ」みたいな感じに怒られた逸話が載っていた。自分はその記事を読んだ時に、なぜ原口が怒られるのか大きな疑問を抱いたものだったが・・・
選手の特性と武器を活かすには、その長所を積極的に活用してあげなければいけない。原口の特性と武器は、言うまでもなくスピードと技術の伴った積極的なドリブル突破である。これを原口から奪ってしまうという事は、”羽根”を鳥から奪ってしまうのと同じ事だ。
現に一時期、公式戦でもパスばかりさせられている原口から、次第に活力が消えてしまっていた。フィンケは間違いなく、原口から”羽根”を奪っていたのだ。
これを肯定的に「原口には別の経験もさせるために制限した」と捉える事も出来なくもない。が、それは今となっては苦しい言い訳であろう。フィンケに制限された原口は、それがもとで、同年代のライバルである大迫や宇佐美から、次第に引き離されてしまう羽目になったのだから。つまり原口からドリブルやシュートを奪った措置は余りに残酷であり、結果的にマイナスに作用しただけだったのだ。
特性は活かさなければ成長しない。武器は使わなければ次第に錆びてしまう。それを”組織”という大義名分のもとにかき消してしまっては、選手を駄目にしてしまい、結局は本末転倒になってしまうという事だ。
同じように、スピードとドリブル突破を武器に持つ相馬は、2年前に移籍した判断は、正しかったのかもしれない。そして同じような武器を持つ達也やセル、そして梅崎や原一樹ならば、ペトロのもとでなら輝くかもしれない。これだけでも、ペトロがレッズに帰って来た価値は大いにあるというものだ。
嗚呼、そんなペトロがあと2年、レッズに来るのが早かったら、もしかしたら闘莉王だって、アレックスだって、都築だって・・・
いや、この話は女々しくなるから、やめておこう。
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埼玉県富士見市在住
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スタジアムではゴール裏住人であります。
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