30日付けのエルゴラが、ロビーのブラジル2部グレミオ・バルエリへの入団を報じている。
◆ポンテ、グレミオ・バルエリへ入団(エルゴラ)
『昨季限りで涌和を退団したMFロブソン・ポンテ(34)がグレミオ・パルエリ(ブラジル全国リーグ2部)に入団することが分かった。
本紙の取材に対してポンテは「大宮などいくつかのJクラブからオファーをもらっていた。でも、愛する浦和を敵に回してプレーすることはできないと思ったんだ。ドイツで6年、日本で5年半と、計12年近くも母国を離れていたこともある。妻とも相談して、ブラジルに戻ることを決めた。今年に入ってからはトレーニングを続けながら、代理人に新しいクラブを探してもらっていた。いくつかのクラブからオファーを受けたんだけど自宅のあるサンパウロかその近郊に本拠を置くクラブが希望だった。96年に僕がジュベントス(当時サンパウロ州リーグ1部)でプロデビューした際に同僚だったセルジオ・ソアレスが5月上旬にバルエリの監督に就任し、彼から誘いを受けたことが決め手となった」と語った。
契約期間は今年末までだという。』
けっこう時間が掛かったというか、大宮や清水のオファーを断っても、ドイツや日本で多大な実績のあるロビーほどの選手なら、本国ブラジルではすぐに移籍先が決まると思っていたのだが、その後のニュースが無いまま・・・そうこうしている内に半年も経過していた。このままだと現役引退かと思われた矢先の朗報。本当に良かった。
最初グレミオっていうから、昔トゥットとか居たあの青縦縞ユニが特徴のグレミオかと思ったら、まったく別のもうひとつのグレミオだった(笑)。名門の方のグレミオはリオグランデドスル州のグレミオ。ロビーが入団するグレミオは、サンパウロ州のグレミオ・バルエリなのね。
どんなクラブチームか調べたら、2001年からサンパウロ州選手権に参加している歴史の浅いクラブ。ふむふむ、新潟のミシェウや、仙台のマックスも所属していたのか。
まあどんなチームであれ現役続行が叶ったロビー、おめでとう。年齢的にはこのクラブがロビーのプロ生活の終着点になる可能性が高いものの、その新天地でもう一華咲かせてほしいところ。
グレミオ・バルエリのオフィシャルホームページはこちら
つーか、何か上手く開けない・・・
そうだ、ロビーというと唯一心に引っかかっている事。嗚呼ロビーよ。今更こんな事を言うのも何だけど、あの時クラブワールドカップに出させてあげたかったなぁ。あの怪我さえなければ・・・
浦和レッズ1-1アルビレックス新潟
~埼玉スタジアム2002
そこから得たマルシオの絶妙FKを・・・エジが渾身のバックヘッドで先制。ついに、ついにエジが決めた。あれだけ不振を極めていたエジが、古巣相手にゴールしちゃうところが何ともだが、オーロラビジョンに映ったエジのホッとした表情が何とも・・・
柏木も、これまで前が詰まってなかなか前線に絡めなかったのが、今回は深い位置まで顔を出せるところまでは来た。ただ唯一、原口だけはSHだと生きない気がした。フィンケ下でもそうだったように、それだけゴールがら遠ざかるあのポジションで、自らシュート態勢に入れるようなドリブルを仕掛けるのは至難の業だし、あまり効果的なパスを出さない原口のプレースタイルでは、ちょっと苦しい気がした。このフォメなら原口は2トップの一角に入った方が絶対活きると思う。
とは言うものの、全体的には選手が躍動した前半、幾度と無く発生する得点チャンス。柏木が、高崎が・・・あそこで決めていたら・・・そこで勝負は決まっていたと思うのだが、・・・あれだけ勢い良かった前半で、決めるときに決めないと、後で苦しむことになる。そんな後半・・・
新潟は、前半はけっこうラインを上げて攻めの姿勢で来ていた感じが(だからこそ前半のレッズはその裏を突いた攻めが出来ていた)、後半は小林を投入して中盤を落ち着かせると、逆にカウンター気味に守り出したのが、レッズにとっては誤算だったと思う。本来はレッズがリードしている訳だから新潟が攻撃的に来るはずが、観た限りではそうではなかった。
こうなるとレッズは、攻めては敵守備網に引っ掛かってはショートカウンターを喰らう繰り返しで、仕舞いにはボールポゼッションすら新潟に奪われていた。敵だって修正してくるのだから、こっちも馬鹿正直に戦い方を変えないでいると、結局はこうなるという教訓。
失点も、セットプレー絡みとはいえ、またも中央の選手をドフリーにしちゃって簡単に決められる。山岸の雑なクリアの仕方にも大きな問題があるが、セットプレーで守っていたのだからこっちの守備人数も整っているはずなのに、新潟のパスの出し手も受け手もドフリーって、どーゆーことよ?????
これでは、フォーメーション変えても先制しても、最後は同じ事の繰り返しだ。いくらやっても、どうやっても、守れないし、勝ちきれない・・・
まだロスタイムに失点とかの大失態が無くなっただけでも良いのかもしれないが、それにしても、今年は先制しても追い付かれる病か?守備でもっと集中していたら、どれも防げる失点のはずなのだが・・・
しかも、大の御得意様のはずの新潟にも勝てなかったとなると・・・何のために新潟からマルシオと永田を獲ったのか・・・
チーム状態もチーム状態なら、2万5千人という恐るべき観客数の現実も、レッズに関わる全ての人達が真剣に受け止めないといけない。今日は新潟サポも大量に来てくれたからまだこの数字だが、そうじゃなかったらと思うとゾッとする。そしてこの際、台風の接近を言い訳にしてはいけない。
去年から引き続いて、今年も勝てない試合が続けばこうなる事は誰もがわかっていた必然の観客減ではあるのだが、サポーターも、あれが嫌だからとか、勝てないからだとか言っていられる状況ではなく、本当にレッズを思うのならば、異常事態と捉えて、少しでもスタに足を運ぶ気持ちを取り戻してほしい。それでフロントがまた勘違いをするかもしれないが、このまま手を拱いていたって、絶対に良い方向には転ばないと断言する。それだけ危機的だ。
しかし、3連敗した後に3引き分け、・・・この法則から行くと、次から3連勝だろう。・・・と楽観したいけど、・・・現実は楽観している場合ではないよなぁ、ハァ・・・
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J1リーグ第13節 浦和1-1新潟
得点/22分・エジミウソン(浦)、70分・鈴木(新)
主審=廣瀬 格
観衆:25,272人
浦和レッズ2-2鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
今日は朝から体調不良に陥って、特に胃の調子が最悪だったので飲まず喰わずの断食サポートとなった。そんな状態でやってるもんだから、フラフラになってぶっ倒れるかと思った。
しかもナクスタ大宮戦チケットの発売時間と当日抽選時間がバッティング。この辺もうちょっと考えて欲しいよな。まあビジターチケット自体は無事買えたから良かったけど。
個人的には0-2から追い付いた事は大変評価出来るし、更に言うとあの猛攻の時間帯で逆転出来たかもしれない雰囲気だっただけに、あと1歩でそれに及ばなかったのが悔しいし、勝てる試合の流れだった。いや、レッズの状況を鑑みれば、今回は絶対に勝つべき試合だったのに。
それと、やっぱりうちが得点する時って、何だかんだでカウンター気味だということ。前半と後半でまるで違う訳だし、尤もその為にマゾーラと高崎を投入した訳だから、今回に限っては珍しくペトロの交代策が成功したのは良かった。鹿島も変に守りに入らないでいてくれたのが、うちにとっては良かった部分ではあるけど。
山岸の時間稼ぎについてはかなり厳しい意見が出ているが、ひとつ山岸の名誉の為に言っておくと、あの場合は当然という見方も出来るので、自分は責めない事にした。一人退場し、変に攻撃を急ぐよりも、ドローに持ち込んで勝ち点1を確実に拾う。これはサッカーにおける終盤の時間帯での戦い方では定石であって、山岸はそれを忠実にこなしただけである。逆に仮にあの後に失点していたら、「ドローにすら出来んのか」とか「もっと時間の使い方を上手く出来ないのか」とか言う人が出てくるんだから、絶対。
でもまあ確かに、心情的には・・・ホームだし、逆転を狙うのにこっちが時間稼ぎしとる場合か!!勝ちたくないのか!!!と、なっちゃうんだけど・・・まあ難しいね。この部分は、勝ちに拘るはずのペトロに聞いてみたいよ。
(山岸はそれよりも、啓太とあんなとこでワンツーやってたり、ただでさえ精度悪いキックをライン際に蹴り込んで更に味方が取れなくなっていたりする方のが問題だ。)
ただこのドローをチームは勘違いして欲しくないよな。あくまで最低限の悪くない結果になっただけで、別に試合に勝った訳ではないのだ。最後にペトロがこっち向かってガッツポーズしていたけど、まさかサポーターが今回は満足していると勘違いしてはいないだろうな?まさかペトロ自身は満足していないよな?そのまさかでない事を切に願うばかりだ。
ひとつ愚痴らせてもらうと、もうホント西村勘弁よ。レッズにとっていつも天敵はこのSR(埼玉高額鉄道ではない)。別にマゾーラを退場させたから言っているんじゃなくて、一体何度ハンドを見逃した?あの気紛れのようなジャッジは何?何でいつもこうなるんだろう?あー腹が立つ。もう訳わからん。
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J1リーグ第12節 浦和2-2鹿島
得点/13分・西(鹿)、62分・増田(鹿)、67分・高崎(浦)、69分・マゾーラ(浦)
主審=西村雄一
観衆:37,521人
そもそも戦術とは、何ぞや。
広辞苑によると、戦術とは以下のように書かれている。
【戦闘実行上の方策。一個の戦闘における戦闘力の使用法。一般に戦略に従属。転じて、ある目的を達成するための方法。】
さて最近、掲示板等において、ペトロに戦術が無い風な書き込みが目立っている。自分はここに違和感を感じているのだが、そもそも戦術を持たない監督など、現代サッカーにおいて存在するのだろうか?
自分的な結論から言えば、そんな監督など存在しないと思っているのだが、その戦い方で結果が出ないと、どうしても戦術が無いと揶揄されてしまうのも世の常だ。
”戦術・闘莉王”と皮肉られたかつてのゲルトも、広辞苑からすれば、それは”戦闘力の使用法”に当てはまり、つまり立派な戦術という事になる(ただ自分はあの当時、あまりにその場しのぎの戦術が多かったゲルトに怒り、戦術が無いと書いてしまった事はあるが、今から思えばあれは軽率だったと反省している)。
さてここに、2人の”攻撃的なポゼッションサッカー”という戦略を掲げたレッズの監督が居る。フィンケとペトロだ。2人は戦略は同じだが、戦術が大きく違っている。
フィンケはどうだったか。選手間の距離を縮めてショートパスを繋ぎながら数的優位を作り出して敵陣に迫る、これがフィンケの大まかな戦術の概要だ。これも立派な戦術のひとつ。しかしレッズでは余りにこの戦術に縛られ過ぎて、プロセスであるはずの戦術が目的になっているかのようだった。これでは広辞苑の”ある目的を達成するための方法”とは違っている。更に言うとそこに”戦闘力の使用法”の概念が無い。故にそこから先の成長が一向に現れなかったのも必然だった。
さてペトロである。ピッチをワイドに使いロングパスとウイングの仕掛けを主体に素速く敵陣に迫る、これが来日当初にペトロが描いた戦術の大まかな概要だ。
先ず、仕掛けるタイプの選手を多く保有しているレッズにおいては、”戦闘力の使用法”に叶った戦術を選んでいると言える。問題は、”ある目的を達成するための方法”だ。今はこの方法が上手く機能していない。そして機能していないという前提で、現在までのペトロレッズの戦い方のおさらい。
ペトロが当初進めていた戦術、それを神戸戦までのチームは、実に忠実にこの戦術を披露していた。
震災があり、大幅に中断期間が設けられた。この間にペトロがどういう修正か指導を行ったかは不明だが、山形との公開トレーニングマッチでは、当初の戦術に加味して、仕掛けがウイング一辺倒だったものから、仕掛けながらも間近の選手が常にフォローに入りながら敵陣に迫る場面が多く見られた。そして名古屋戦では、名古屋が攻めて来る裏を取り、ショートカウンターから前線で多くの選手が仕掛けと絡みを繰り返し、次々チャンスを作り出した。ここまではまさに理想的。
ところが仙台戦以後、基本は引いて守るカウンター戦術を主体とするチームとの戦いが続くと、次第にロングパスや仕掛けが影を潜め、上手くブロックを作って守備網を形成する敵陣に手も足も出なくなる。
ここから見える事。
単純明快で、ピッチをワイドに使いロングパスとウイングの仕掛けを主体に素速く敵陣に迫る、これが仙台戦からプッツリ無くなっている。一体、この戦術は何処に行ってしまったのだろうか?そもそもこの戦術は、引いた相手を崩す戦術ではなく、相手が完全に引く前にロングパスで素速く前線に預けて攻め潰す戦術である。そういう戦い方を主体にするはずが、それに反して試合を増す事に、引け腰のサッカーに戻りつつあるのだ。
ペトロが戦術を変える意思が無いのならば、去年に逆戻りしたかのようなサッカーを静観せず、檄を飛ばしてでも、当初自分が推し進めようとした戦術を選手に強要すべきではないだろうか?
最近のペトロからは覇気が消え、弱気で後ろ向きな発言が目立つようになった。ペトロも、何かを恐れ始めているのだ。特異な体質を持ったレッズというクラブの目に見えない”何か”に、徐々に後退して行っている。
過去、その”何かに”挑んだ監督で、成功を収めた監督は実にわずかしか居ない。ペトロには、是が非でもそのわずかな監督の一人に入ってほしいのだが、今のままでは、そうではない監督の一人に入ってしまう可能性の方が高い。
自分がやり方を変える気はないと公言したのだったら、だったら弱気になるな。自分を信じろ。自分の戦術を信じて、それを貫き通せ。フィンケだって、そういう面があったからこそ、成功はしなかったが支持するサポーターも多く居たのだ。
自分は断言するが、ペトロが本当に身を粉にしてレッズを率いてくれるのであれば、どんな結果になろうと文句は言わないし、散々フィンケを否定し、ペトロを手放しで受け入れた以上、そしてそう書いて来た以上、ペトロと心中する覚悟は出来ている。
『もし、レッズのためにプレーするなら、レッズを愛さなければならない。そして、もし、レッズを愛するなら、100%ファイトしなければならない』
このペトロ自身の言葉を、そっくりそのままペトロに返したい。本当にレッズを愛してくれているのならば、真っ向からレッズを率いて敵にぶつかって行ってくれ。現役時代の貴方がそうだったように。
浦和レッズ1-1セレッソ大阪
~埼玉スタジアム2002
イタリア風親子丼とか何とかだったか、まあそういう名前の日替わり丼。チキン3個にミニオムレツとレタスにトマトソース、これにチキンライスというボリューム満載で500円は、安い。しかも美味かった。
これが日替わりメニューとは惜しい。是非レギュラーメニューにしてくれ、B3んとこの店よ。
とか悠長にスタジアムグルメレポートしている場合ではない。
これまでレッズが負けた相手は、どれも(結果的に)一応今季は調子が良いチームばかり。そんな相手に負けていたのだから、まあいくらかは慰みにもなっていたが、しかし今日の相手は同じく下位に沈んでいて、しかもリーグ戦未勝利が続いているセレッソ。しかも数日前にACLもやっている相手にやっとドローとかって・・・。まあセレッソもこれで4引き分けって事になるから、それはそれで、そういうチーム相手だったという免罪符は得られるかも知れないが、しかし、それにしてもだな、ここで勝たなきゃいつ勝つんだ、オイ???
永田は守備能力自体は日本人DFでも最高ランクに位置しているのに、たまにやる局地的な場面でのパスミスだけがネックなんだよな。新潟時代にエジへのプレゼントパスは記憶に新しいところだが、それ系のパスミスだけは昔から一向に無くならない。永田はボール持ったら変にボランチに繋がないで、というか神戸戦に続いて2度目の啓太と絡んでのミスなんだから、啓太には出さない事を心懸けてもらいたい。もう得意のロングフィード一本に絞っていいよ。
まあ永田一人に責任を押しつけるのも酷な話かもしれないが、今日の守備は危なっかしい場面が多くてヒヤヒヤ。先の乾のあれもそうだが、バイタルでシュート撃たれ過ぎ。セレッソ自体のミスや決定力の無さでかなり助けられていた面が強く、ヘタしたら大量失点の可能性もあった訳だ。スピラは試合を増す事に球離れが悪くなっては追い詰められるし、すぐ山岸に戻して精度ゼロの苦し紛れクリアの繰り返し、おまけにエジはほとんど競り負けるから、これではロングボールからボールが納まらないのも当然といえば当然である。因みにエジに関しては、もはや言う事は無い。早くペトロが気付いてくれる事を祈るだけだ。
原口や高橋など、若手は本当に躍動しているのに、対照的な選手が沢山居るのも確か。みんながみんな同じような立場で大人しい組織ばったサッカーをするのは去年で辞めにしたはずなのが、すっかり去年の悪い所を引き継いでいるのだから堪らない。カウンターもだんだん歯切れが悪くなって遅くなって来ているし、カウンター時にオットットッって途中で止まっちゃったり、また後ろに横に逃げパスしている光景も去年で見飽きたはず。これじゃ絶対カウンターにならないもん。名古屋戦の時の形を夢見ている場合ではないが、あれとはまったく違う風になっているとなると、これがペトロの指示なのか、それとも選手がペトロの言う通りに動いていないのか。若しくは、動けないのか。動けないとしたら重大事であり、それでも数日前にACLを戦ったセレッソの方が動いていた感もあったから、そこを比べるとあながち”動けない”というのも頷けるかもしれない。
まあ今回は、それでも以前みたいに逆転されたりロスタイムに失点しなかっただけいくらかマシかもしれないが・・・いやこれは、あんま慰めにはならないか。
これで来週は同じく不調の鹿島と当たる訳だから、ここでチーム力の差がハッキリと出るのは確実だよな。いや、もちろん勝つために行く訳だし、当然勝ちたいけどさ・・・
でも、観客数もヤバイし、こんな状態だからこそスタジアムを埋めたいんだけど、そうはいかないんだろうな。今日は試合後に北ゴール裏では喧嘩が始まっちゃったし。不味いなぁ、このムード・・・
ツマミは何と、贅沢に馬肉刺し3点盛りだ。
・・・まさか来年、本場の馬刺しを喰いに行く事にはならないだろうな。
なぁ。
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J1リーグ第11節 浦和1-1セ大阪
得点/8分・原口(浦)、35分・清武(セ大)
主審=佐藤隆治
観衆:31,571人
柏レイソル3-1浦和レッズ
~国立競技場
嗚呼3連敗。まだ休みは明日1日残っているとはいえ、これは最悪のゴールデンウィークだったと言い切る他はないであろう。いやゴールデンなんて言うのも憚られる。ブルーウィーク、いやグレー、いやいやブラックだな。ちなみに自分が一番好きな色は・・・黒だが文句ありますか?だいたい、何回ザ・ヤケ酒飲ます気だ。
ネギは体温上昇と発汗作用があるんだよね。
ニンニクは興奮作用があるんだよね。
さっきから身体と脳が真からカッカッして今にも爆発しそうなんだけど、怒りが。これってネギのせい?ニンニクのせい?・・・否、敗戦のせいだろう。
ペトロ曰くサッカーのやり方を変えるつもりはないのならば、しっかり主導権を握って攻めて攻めて、是が非でも先制点を奪って試合を有利に運ばなければならなかったはず。が、開始1分で早くもああいう失点をしているようでは、初っ端から全てが狂ってしまう。しかし1失点目は、事故にでもあったと思って割り切れる時間帯ではあったからまだ許せる。
しかし問題の2失点目、ありゃ何だ?カウンター喰らったからこっちの態勢が崩れていたのは仕方ない。あの位置からあの高精度キックを放ったジョルジワグネルのシュートが凄い上手かったのも認める。しかし、それを差っ引いても、何であれ超ドフリーにしちゃってんの?ジョルジワグネルを囲い込もうとした選手たち、一瞬譲り合って足が止まったよね。しかも足止めたら取り返しのつかなくなる距離で。そしたらジョルジワグネルも「え?いいの?」ってな感じでヨタッとしたのが変にスローで見えたが、その直後ボールが、ポッカリ空いたスペースを綺麗に通過して、ゴールマウスに飛んで来た。
残念ながら、試合を追う事に横パス、バックパス、最終ラインのボール回しが増えて、それはフィンケ時代に嫌という位に見せられた負の要素そのもの。これは、去年とは唯一違うペトロが推進している”速さ”という部分が、試合を追う事に減ってきている事を意味する。速さが無ければ1対1で勝負を仕掛ける場面も減るし、スペースも無くなるから、余計に減速する。つまり、去年に逆戻りしている。相手のカウンターに弱いという点も、まったく去年のまま。これではいくら永田やスピラが守ったところで、今回のように限界が来るというもの。
同じポゼッションサッカーを狙うにしても、去年のと今年では質が違うと言う人も居るが、自分はそうは思わない。基本が同じならば、結局は同じ繰り返しになるのだ。だから、点が取れないし、守れないし、勝てない。内容も結果もそれを表している。
戦犯探しという言葉も嫌だが、エジと暢久と山岸は、もう限界だろう。点が獲れない1トップ、致命的なミスを連発するゲームキャプテン、不安定なキーパー・・・この3人はもう擁護出来ないレベルに居る。
かと言って、選手を数人入れ替えてみたところで、戦術やフォーメーションを根本から変えない限りは、結果は差ほど変わらないと思ってるから、余り選手起用に関しては選り好みしないでおこう。でもまあ、それでも選手も変えないと根本も変わらないって部分もあるから、結局選手も戦術もフォーメーションも全部変えなければダメか(汗)
まだ5試合だが、ひじょうに目の背けたくなるような順位に落ちて来た。このまま行ったら・・・恐ろしくてそれ以上は言葉に出したくないが、とにかく、まだ5試合と言っていられるうちに、ペトロには勇気ある根本からの戦術+選手起用の変更を切に臨む。
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J1リーグ第10節 柏3-1浦和
得点/1分・北嶋(柏)、21分・ジョルジワグネル(柏)、83分・北嶋(柏)、90+2分・原口(浦)
主審=柏原丈二
観衆:24,222人
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。