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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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ここで改めてもう一度、ハッキリと自分の考え、姿勢を明確にしておく。

開幕前にも言った。
開幕してからも言った。
もう一度言う。
何度でも言う。
それは、自分はペトロと心中する覚悟は出来ている、という事である。

自分は何故ペトロを受け入れたか。
欧州で指導者としては成功していないペトロを、普通なら危機感を覚えて始めから不安視するのが当然だろう。フィンケの時は、名前が挙がってからいきなり不安先行の記事を書いていた自分が、どうしてペトロの時はその逆だったのか、疑問に思う人も居たと思う。
ただひとつ勘違いされたくないのは、ペトロに対して自分が不安を抱かなかったというのは間違いで、それは過去の記事を読んでいただければわかる事だと思うが、不安は、あった。ただその度合いが、フィンケの時より低かっただけの事である。そこは単純である。
では何故その度合いがフィンケより低かったのか。そこも理由は単純。フィンケは20年ものドイツでの指導者としての経験と成績と評判という、明確な事実・研究材料があった。そこから導き出した自分の答えが、明らかな大きい不安だった。
対してペトロは、指導者そのものの事実・研究材料というものが無かった。いや、無いと言えば嘘になる。成功していないという事実はあった。ただ、フィンケに比べれば指導者歴があまりに短く、それ故に未知数でもあった。ペトロ就任前に「どう転ぶかわからない」と書いた意味そのものであり、「ギャンブル」と表現したのもその理由だ。

ここからが本題。
そんなペトロを自分が受け入れた理由。それはレッズOBだからである。
そしてペトロを支持し続けている理由。それはレッズOBだからである。
OB監督だから受け入れたのか?OB監督だから支持し続けるのか?・・・「イエス」である。
あまりに単純で、あまりにお馬鹿な理由と思う人が沢山居るであろう。しかし、自分のペトロを支持する理由の根底にあるもの、自分をペトロ支持に動かしている源は、偽らざるそれなのであるから仕方がない。
自分は現役時代のゼリコ・ペトロヴィッチという選手が大好きだった。だから指導者としてレッズに帰ってきてくれた事には歓喜した。そしてペトロと共にレッズが歩む事を願った。だからペトロを支持している。
フロントはそんなサポーター心情を逆手にとっているのかもしれない。いや、だからこそペトロを招聘したのであろう事は否めないだろう。でも自分は端からそんな事は気にしていない。フロントの思惑なんて関係ない。自分の意思でペトロを支持している。

思えばギドの時もそうだった。レッズに初タイトルをもたらしたオフトを辞任に追い込み、無理にでもギドが招聘された時、指導者としての経験が無いギドに不安を抱きながらも、自分が現役時代に応援した大好きなギドがレッズに帰ってきた、その部分は喜んだのだ。
ただあの頃のレッズは黄金期の扉を開けつつあった上がり調子の時期。だからこそ犬飼社長(当時)もギドを招聘したのだ。戦力面でも資金面でもギドでも成功する確信があったのだ。「レッズの英雄に恥をかかせる訳にはいかない」と公言し、戦力面でも万全の体制を整え、その後も全面バックアップ体制を敷いてギドをサポートしたのが、あの頃のフロントだった。
今回はそれとは真逆の状況でのペトロ招聘。しかし「レッズの英雄に恥をかかせる訳にはいかない」のであれば、下がり調子のチームに、本来であれば「レッズの英雄」を招いてはいけなかったのは明白である。ところが今のフロントは、それでも招いてしまった。自分が不安視した唯一の部分が、そこだったのである。しかもそれに先立ちフロントは、福田に監督就任の依頼をしていたのだ。坂道を転がり続けていた中でも、平気でそういう人事を選択するのが、レッズの今のフロントなのである。その後に起こるかもしれない”悲劇”など想定していない。恐ろしい事である。
レッズのフロント然り、これからそういう仕事を目指す人にも覚えておいてもらいたい。OBを監督として招く事の難しさ。諸刃の剣となりうる事。そして覚悟を持つ事の絶対性を。

少し話が逸れたが、つまりそういう苦しい状況でも、招かれてしまった、そしてオファーを喜び自らレッズに飛び込んで来てくれたペトロを今更拒絶する事など、自分は出来ないしやりたくない。サポーターだって選手だって苦しんでいるが、それはペトロとて同じで、今一番苦しんでいるはずのペトロをここで見捨ててしまったら、ペトロはどうなってしまうのか。それは火を見るより明らかである。監督とは孤独な立場である。その立場の人間が本当の意味で危機的状況に迫られている時、それでも支えて行くのがサポーターの役割でもあると言える。
もちろん温情まがいの気持ちでチームが救われないのは分かっているが、ペトロを支持し続けている身で、掌を返したようにペトロを非難する自分は想像できない。自分が受け入れたペトロを支持し続けたい。

では、このままペトロを支持し続けて、レッズがJ2に落ちても構わないのか?
余計ペトロに恥をかかせる事になるのでは?
それならば早く辞任してもらった方が、解任してしまった方が・・・

わかる。当然みんなその気持ちであろう。

しかし自分にとって、それはもはや愚問である。
もちろん自分の本意はレッズの身そのものである。だから構わないなんて露程にも思っていないし、恥をかかせたくないし、一刻も早い決断が迫られている事も理屈ではじゅうぶんわかっている。しかし、ペトロを受け入れた以上、ペトロと心中する覚悟は出来ていると言い放った以上、もしここでペトロへの支持を辞めてしまったら、それは自分のこれまでのサポートは偽り、言葉はでまかせという事になってしまう。自分に大嘘を吐く事になってしまう。それだけは絶対に嫌なのである。自分はそこまで御都合主義ではない。
だから、意地なのである。。意地はとっくに認めている。そう言っている。もはや退路は断った。
ならば、もう後ろを振り向かずに、このまま突き進むしか、自分のサポートの方法は無いと決断したのだ。それが自分の発した言葉への責任であり”けじめ”だ。
こんな自分を馬鹿だと思う人も居るだろうが、どうか放っておいてほしい。理解しろとは言わない。放っておいてほしい。だから自分もペトロ不支持の人に文句を言うつもりもない。

最後に繰り返すが、自分はこれからもペトロを支持し続けるし、ペトロと心中する覚悟は出来ている。
後は、スタジアムで声を張り上げるだけだ。

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J1リーグ第3節
モンテディオ山形0-0浦和レッズ
~NDソフトスタジアム山形


目眩が・・・クラクラしてきた。
熱中症じゃないと思う。もっと違う理由でクラクラと・・・。
あ、でもこれでクラクラしていたら、現地で必死にサポートしている人に対して失礼だよな・・・
現地組の皆さん、大変お疲れ様でした・・・

ゲンキ、シュンキ、ナオキの3キが揃ってワクワクしたんだけどなぁ・・・
やっぱ直輝って途中から出す方が良いのかな、なんて言ったら怒られそうだけど、マルシオの穴は埋められなかったか。お世辞にも今日の直輝が良いとは言えなかったのも事実だし、サポの期待に応えて直輝をスタメン起用したペトロも空回り。ハーフタイムのコメントが批判対象になっているようだが、監督も監督だが、選手も選手。前半も後半も動きが悪すぎて、あれが悪いとか誰が悪いとか責任押しつけ合っている以前に、右から左まで全部悪い。とにかく悪い。
というか、マルシオも疲労蓄積でお休み、柏木もベンチでは、プレスキッカーゼロ。これなら柏木を始めから使った方が良かったのではないか。まあタラレバなんだけど。それだけ90分可能性を感じないサッカーが静かに展開されていた。啓太と暢久のスーパーボランチコンビも恐いくらいに定着。引いた相手を崩せない病またも再発。希望は再三のピンチを防ぐ加藤くらいなのか・・・

でも山形とて馬鹿じゃないもんなぁ。公開トレーニングマッチで、ナビスコで、レッズに惨敗しているんだから、いくら何でも研究してしっかり守って来るよなぁ、普通・・・でも、それでも山形に0はショックだけど・・・
しかしまあ、残留争いゾーン同士の、それらしい試合と言っても良いのかな。変な幻想は抱かないよ。これが今のレッズだもん。今に始まった事ではない。

あーいかん、前節でも文句は言わないと言っていた自分だから、これ以上ウダウダはやめよう。今夜だけの愚痴と思って聞いてくれい。
そうだ、どうせウダウダ言ったって、結局は突き進むしかないんだ。都合良く考え方なんて変えられないんだ。そんな都合の良い人間になんてなりたくないし、自分が覚悟して受け入れた監督なんだから、どんな結果になろうとも最後まで後押ししなきゃならんだろ。選手に対しても同じだ。とっくに腹は決めている。覚悟もしている。そうじゃなきゃこんな事が言えるかいってんだ。そうじゃなきゃスタジアムで「ペトロを男にしようぜ~」なんて歌えないだろ、普通?嘘偽りの無い気持ちであれ歌っている自分を固持するんだ。俺も男だ。

まあ今夜は、そうだな、・・・

とりあえず、このカッカしている気持ちを静めよう。
シャワーを浴びよう。
冷たいビールを飲もう。
飯を喰おう。
落ち着こう、俺。

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J1リーグ第3節 山形0-0浦和
主審=木村博之
観衆:8,303人
J1リーグ第2節
浦和レッズ1-1ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002


110702vsG.OSAKA2.jpg





 

 夏だなぁ・・・

あの大地震さえ起きていなければ、とっくに開催されていた試合であり、あの時点でガンバと戦っていたらどうなっていただろう。そんな思いもありつつ、これから7月、その順延分の試合が始まる。その前に、エジとのお別れがあったなぁ・・・
そういえば、豊田スタに続き、またもレッズの試合でビッグマック無料券。エジ退団が決定した後の連発無料券は、果たして偶然か。

さて、・・・

すべてを肯定的に捉えるというのは難しい。何故なら日本人は常に否定から入る人種だからである。しかし、否定ばかりしていると、時に物事の本質が見えなくなる。もちろんその逆も然り。

今回の試合。いくらでも否定的に捉える事は出来よう。だってまたも勝てなかったのだから。しかし、あと1歩のチャンスは連発していた、そしてまたも追い付いた、これまで勝てなかったガンバに引き分けた、この3点を軸に考えると、このサッカーを肯定せざるを得ない内容でもあった。ようは、どちらを表面的に捉え、どちらを内面的に捉えるかだ。

110702vsG.OSAKA.jpg自分はこの試合、内面的な部分こそ肯定的に捉えて行きたい。
ガンバに勝利した訳ではないが、速いパス回しとエリア付近でのアグレッシブな攻めの姿勢は、完全にガンバを圧倒していた。ガンバは序盤の10分こそ得意のパスサッカーでレッズを翻弄して来たが、それ以外ではレッズの時間だった。
前半ロングボールで、つまり縦ポンで裏を狙ったのも、達也&原のスピードを生かすためだというのは明確だし、何よりもこの戦法は、時に(ボールを追いながら)足での1対1を作り出すには有効な手段である。
ただしこれを90分続けていても慣れが生じる。ならば後半はというと、先制して落ち着いた相手には、パスを速く回して最後は積極的に斬り込ませた。この戦法自体は既にレッズに染み付いてきており、つまり今のレッズでは”追い付く”サッカーの定石なのだ。単調な戦術ではない。パス回しと個人技を融合させた、点を取りに行くための戦法。選手の投入も含めて、勝ちに行くための姿勢。結果的に勝てないが、この姿勢が無ければ追い付くことは難しいのだ。勝利に繋げるための姿勢なのだ。結果は出ないが、ペトロは勝利に向かう姿勢は有言実行している。
実は、自分はあそこで直輝を入れたのは絶妙だったと思う。個人的にも本当はスタメンで使いたい選手ではあるのだが、原口がスタメン復帰した以上この扱いは予想されていた。ただ今回は単調になりがちな時間帯で、しっかりタメを作ってゲームを組み立てられる直輝を投入した。これでまた新たな攻撃の活性化に繋がったと思う。

追い付くサッカーはしているのに、だからこそこれが早く追い越すサッカーになってほしいし、そうなる材料と可能性は明確にあるんだけど・・・今回だって・・・最終的には、マゾーラと達也の決定力の無さで涙を飲んだような試合になってしまった。特にマゾーラは、キーパーポロリで拾ったボールで枠を外し、さらにはドフリーボレーをダイナミックな空振り・・・あれどちらかでもしっかり決めていたら勝てていたはず。その他、マルシオがダイビングヘッドしていたらとか、高橋サイドネットとか・・・嗚呼、まあタラレバの話はこれ以上すると余計に悔しいからやめよう。
というより、それを言ってしまうと、逆にガンバの攻めをどれだけ加藤が防いだか。2度3度と大ピンチだった場面を加藤がしっかりセーブしてくれたおかげだ。だからドローで済んだともいえる。ガンバ相手に1失点は、まあ最低限の許容範囲だと思う。

ボランチの話。また啓太と暢久だった訳だが、啓太は長いトンネルからようやく抜け出しての完全復活宣言をして良いかな。啓太は守備専のイメージが強いが、大宮戦を皮切りに今季はサイドチェンジやフィードも積極的で、しかもそれがピタリとはまっているのだから、これが出来るようになったのは啓太の新境地だ。
だからこその相棒が求められるべきだが・・・うーん、暢久にまだ拘るんだよなぁ。名古屋やガンバでは小島だとまだまだ不安と判断したのかなぁ、ペトロは。遠藤を抑えるという意味では、今回は成功だったのかもしれないけれど、長期スパンで考えた場合、小島なんだよなぁ。ちなみに自分は直輝のボランチは反対。直輝は意地でも2列目でゲームを作っては自らも得点を狙うべき選手。

あ、いかん、だんだん話が否定的な方向にズレて来たな。この辺でストップしとこう。
良質のセンタリングを上げた高橋と、しっかり決めた原口に感謝。宇佐美に決められた時は、宇佐美の移籍前の雰囲気をお膳立てしてしまった感に包まれたが、ライバル宇佐美に負けじと、原口のゴールがそれを吹き飛ばしてくれた。
ただ、15位に落ちた事実は・・・明確にしておかないと。だけど暗い雰囲気ではない。自分は今のサッカーに明るいものを感じる部分もある。こんな順位で何を甘い事をと思う人は居るだろう。現実逃避と思う人も居るだろう。でも勝てないから怒る、批判する、そんなサポートはもうしない。勝てないなら勝つまで応援する。確かに時に文句は言うが、愚痴る時もあるが、何でもかんでも否定的には捉えない。ブツクサ言っているより、スタジアムで声を張り上げる方が絶対に良い。今はとにかく明るい部分を明確に育てたい。

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J1リーグ第2節 浦和1-1ガ大阪
得点/56分・宇佐美(ガ大)、77分・原口(浦)
主審=家本政明
観衆:42,331人
うお、朝起きたら、そんなニュースになっていた。
獲得寸前らしい。
デポルデポヴィッチ?デポストヴィッチ?いや、デストポヴィッチ??テポドン???あん?何だって!?
デスポトヴィッチ??
誰だ、ランコ・デスポトヴィッチって???
だいたいだな、またまたこういう舌噛みそうな名前の外国人を引っ張って来るのか。
誰だ、ランコ・デスポトヴィッチって?

df137128.jpgセルビア代表4試合のキャップを持つFW?
28歳?
185センチ?
スペイン2部ジローナ所属?
ジローナでは2010~2011シーズン34試合で18ゴール?
これはスペイン2部では良い成績なのか?


セルビア人か。
でもペトロはモンテネグロ人だな。
まあいいか、その部分は。突っ込むとややっこしい事になるから。2人とも旧ユーゴという括りにしておこう。

降って沸いたような話だけど、エジ移籍の途端にこの話だから、エジの移籍話と並行して、本当なら前々から水面下で交渉していたのだろう・・・か?
ジローナに違約金9千万円を払ってまで獲得する選手かどうかは疑問点なのだが、エジの移籍金を早速こっちに使うんだな、フロントは。

うーん、微妙だ。実に微妙だ。掲示板でも言われていたが、クビッツァ臭がプンプンするのだが(笑)
タイプ的にはフィニッシャー。長身でヘディングは上手い感じだけど、頭一辺倒でもなさそう。
マリッチみたいなら大歓迎なんだけど。どうなんだろ。わからん。降って沸いた話だ。よくわからん。
J1リーグ第18節
名古屋グランパス1-1浦和レッズ
~豊田スタジアム


何を喜んで・・・

何を・・・

いや、今回は劇的であって、一応こういう形も喜ぶべきで、嬉しいという訳だ。でも勝てなかった事実はしっかり胸に刻むとして。

110625vsNAGOYA.jpgしっかし、ロスタイム6分って凄かったな。実際にPK決めた時間は90+8分というとんでもねー時間帯だったし。しかも豊スタのオーロラビジョンでは、+8分じゃなくて+9分になっていたし。
そのロスタイム6分の原因は、選手の怪我の治療で時間喰ったのが大半だが、何割かは名古屋の遅延行為がモロ関わっている。名古屋にとってはそれがアダになった形だが。
まあ、もちろん最後まで手を緩めず諦めずに攻めたレッズの賜物であるが、PK発生の直接原因は闘莉王のスーパーハンドだ(でも何となく千代反田っぽかったけど)。闘莉王はレッズ大好きだから、まさかわざとやってくれたんじゃないのか?なんてのは冗談だが、いや冗談じゃなかったりして。名古屋との契約は今年までだっけ?来年、まさかレッズに復帰したりして。

なんて話は二の次にして、あの土壇場でPKで追い付いた自体は、ドラマ性はあったけど、肝心のサッカーの内容で追い付いたかというとちょっと違う面もあるから、ストレートに評価は出来ないのも事実。
それでもあの時点では歓喜の同点劇ではあったが。PKに臨むにあたって、ゴール裏みんなで肩組んで集中した時の一体感は感動的だったけどね。

それはそれ、これはこれで、内容は、最近芽生えていた縦への意識が激減して、横に外に逃げパス連発の、去年の悪いサッカーの再来になっていた。まだ原口やマゾーラがサイドから積極的に仕掛けていたから惜しい場面も作れていたのは光明だが、特にマルシオが怪我で退いてからは中央からゲームが作れなくなっていた。それだけ闘莉王と増川で構成される名古屋のセンターバックが硬いという事実もあるけど。
反面で、サイド一辺倒に陥ろうとも、速くゴール前にクロスやセンタリングを入れるという当初の戦術はしっかり守られている。この部分は実に良い事で、最近はしっかりそこに選手が飛び込んできて惜しい場面を連発している。今回も達也が直輝が原が・・・後は出し手と受け手がもう1レベルでマッチすれば、そこに決定力が生まれるはずだ、絶対に。

とにかくだな、鹿島戦にしても大宮戦にしても名古屋戦にしても、追い付けるサッカーをしているのは事実なんだよ。ペトロのサッカーがボロクソ言われている反面で、ここまでしっかりと点を取り返せるサッカーをしているのって何年ぶりだろう。これこそ勝ちに拘るサッカーの成長過程だと思う。そこは評価しなくてはいけない部分だよ、誰が何と言おうと。
ただペトロに言いたいのは、暢久と啓太のダブルボランチは勘弁って事で。啓太は復調して来てるから良いが、何故に小島を使わなかったのだ。マゾーラはまたサブに戻しゃちゃうし・・・
まさか、夏場対策で、実はペトロは中盤から上のポジションはターンオーバー制を敷いて臨んでいるとか!?今までうちはどの監督も挑戦しようとしては結局誰もやる勇気が無かったターンオーバーを、ペトロが意図してやっているのなら感心するのだが、果たして真相は如何に!?

ひとつ後味の悪い事。楢崎のブチギレボトル蹴り上げ&音声マイク破壊行為はマズいんじゃない?指を折ったショックに加えて、恐らく最前列のサポが相当酷い野次飛ばしたんだろうけど、あれは敵味方関係なく絶対にイカンぞ。楢崎も、野次ったレッズサポも両方悪い!せっかくの熱戦に、扇谷の糞ジャッジとともに大きな汚点を残した。両者とも猛省を求む。

という事で連勝ならず。
劇的な同点劇をアウェーで観られたのは、強行遠征した甲斐はあったけど。
仕事の関係で前日にチケット買って、当日に贅沢新幹線を使ってギリギリ到着してでも遠征した甲斐はあった。そういうサッカーを見せてくれた。そこは素直に喜ぼう。
でもまた勝てなくて順位も危険なのは眼を逸らさないぞ。本当は勝ったらご褒美にビジネスホテルに泊まろうと思っていたのだが、結局勝てなかった事を反省し、電車が終わる浜松で、始発まで一晩時間つぶしの在来線帰宅。ちょっときつかった。途中で携帯の電池切れるし。疲れた。

そんな東海道遠征のオアシス、スガキヤ
SUGAKIYA-TOYOHASHI.jpg豊橋ココラアベニュー店!!







SUGAKIYA-TOYOTA.jpg豊田ギャザ店!!!
(しかも大盛り)






TORISOBA.jpgおまけに、浜松で酒飲んだ後に、朝4時までやってるラーメン屋発見。
そこにあった『鶏そば』が激美味。
アッサリ塩ながらもパンチの効いたスープに、チャーシューではなく鶏ササミ肉と水菜がトッピングされたヘルシーなラーメン。酒飲んだ後にピッタリのラーメンだ。これは浜松で意外な発見。

って、今回の遠征、酒のツマミ以外でまともな飯、ラーメンしか喰ってねーじゃん!!汗タップリ流したから塩分ラーメンスープで塩分摂取とでも思えば良いのか?が、自分の食生活、こんなんで良いのか・・・

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J1リーグ第18節 名古屋1-1浦和
得点/45+1分・磯村、90+8分・マゾーラPK(浦)
主審=扇谷健司
観衆:28,515人
J1リーグ第17節
浦和レッズ3-0アビスパ福岡
~埼玉スタジアム2002

110622vsFUKUOKA.jpg何を喜んで・・・

何を・・・

・・・喜ばしいぞ!嬉しいぞ!!
みんなもっと素直に喜べ!!次の事は明日から考えろ!!とりあえず今日と明日くらいは勝利の余韻に浸ったって良いじゃないか!!それくらい許してくれるだろう!!

という事で・・・、やっとリーグ戦で2勝目の時がやって来たという訳だが、震災明けの名古屋戦に勝って以来のリーグ戦での勝利、長かった~。

背水の陣での勝利ではあったな。ついにエジをスタメンから外した。柏木も外した。そしてマゾーラ、直輝、更にはルーキー小島まで、スタメンを大幅に入れ替えて、そしてそしてのやっとの勝利に繋がった。
福岡が最下位だという前提条件はあって、レッズは勝って当たり前。しかしレッズの順位を鑑みれば、勝って当然ではない状況だったし、裏天王山的なこの戦いをしっかり勝利した事は大きいのも事実だ。
前半の縦ポンサッカー、あれが悪いとは言わない。実際マゾーラの足を生かすには、実はあれが一番なのだから。前半は守備も危なっかしくて、絶対に勝たなくてはいけないという重圧からなのか、どの選手も動きが硬かった感じも。それだけ背水の陣だった訳だ。

福岡だから勝てた。そこを勘違いしてはいけない(別に福岡を見下している訳ではないので、勘違いしないでね)。だけど勝った。そこも評価しないといけない。あとは、これを次に繋げられるか、そこなのだ。
正直言えば、それでも厳しい部分はある。それを、新たにスタメンに加わった選手と、そして戦術の思い切った修正が鍵を握って行く事になるだろう。
かなり裏を狙う、裏を取るような動きが往来していたのは良い傾向だ。これまで足元ばかりのパスが停滞感を招いていた。これは本来ペトロレッズがやる速いサッカーではなかった。今回はそこに修正を加えて臨んだ。選手の球離れも良かった。みんなで本当に話し合ったのだろう、監督も、選手も、真剣に。そう捉えたい。この勝利を前向きに捉えるために、意地でもそう思いたい。勝利に無理に文句はつけたくないのだ。

直輝は、ねちっこい動きを取り戻して来た。これまでペトロが意図して使わなかったのかどうかはわからない。しかし身体はようやく出来上がって来ている。長期離脱を繰り返していた選手を、ここまで我慢して使わなかったと捉えて、ここからは直輝の更なる復活を願おうじゃないか。
小島は、良かったなぁ。待望の逸材がいよいよデビューした。しっかりシュートを放って行く姿勢からして、実に良い。そして動きが妙に落ち着いていた。まだ当たりという部分では細貝に及ばないものの、これでもっとフィジカルを成長させれば、細貝2世になれるぞ。そう期待して良い内容だった。
ボランチでコンビを組んだ新人に触発されたのか、先輩の意地か、キャプテンとしての威光か、今日は啓太が殊の外良くて驚いた。大宮戦辺りから復調して来ていた感のある啓太だが、動きもさることながら、今日は先制点のおまけつき。このゴールの時、シュートの行方を追ってポカンと空けていた口から、ゴールインした瞬間に歓喜してヨダレが・・・スマソ。

最後に、エジについては・・・やっと決めてくれたけど、やはり福岡相手だからという部分は否めない。そして本当にカタール行きが決まっているのかどうかはわからないが、予め自分の考えを言っておくと、エジにとってもレッズにとっても、移籍という選択の方が良いのかもしれないな。そろそろエジは潮時かもしれない。年齢的にも。来年まで契約が残っているが、今年のエジを見ている限りでは、去年までの得点力を取り戻すのは難しいだろう。それでも来年まで契約が残っている・・・その内に、しっかり移籍金を残して移籍する、その方がお互いに良いのかもしれない。それが率直な自分の考え。

とにかく相手が最下位・福岡だった。だから勝てた。しかし勝ちは勝ちだ。嬉しい。サポーターが勝利を喜べないでどうするんだ、そういう事だ。例え埼スタが2万人になろうとも、応援し続けるしかないのだ。自分は、レッズサポーターである。そういう事だ。

とにかく、勝てて、本当に良かった。

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J1リーグ第17節 浦和3-0福岡
得点/53分・啓太(浦)、73分・マルシオ・リシャルデス(浦)、90+1分・エジミウソン(浦)
主審=吉田寿光
観衆:20,240人
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ようこそ!!
試合終了/クラブワールドカップ・グループステージ第2戦 インテル2-1浦和 得点/11分・凌磨(浦)、78分・Lマルティネス(イ)、90+2分・Vカルボーニ(イ) ・・・次の試合/クラブワールドカップ・グループステージ第3戦 浦和-モンテレイ(ローズボウルスタジアム=日本時間6月26日10:00キックオフ)


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うえ
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男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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