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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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J1リーグ第33節
アビスパ福岡1-2浦和レッズ
~レベルファイブスタジアム

111126vsFUKUOKA3.jpgおいッ!レベスタのオモテん所のカレー屋!
ビーフカレー500円が、ビーフの欠片も入ってねーぞ!
仲間のカレーには2つも入っていたのに!!
どういう事だ!?いきなりアウェーの洗礼か!?






111126vsFUKUOKA.jpgしかも謎の儀式をキックオフ5分前でも平気で敢行しているとは、ここって一体・・・
しかもアビスパサポからアンコールが。・・・試合どうするんだよ!!






111126vsFUKUOKA2.jpgという事で、夜行バス15時間で、腰と尻がウルトラアウチになった福岡遠征。
・・・とにかく、・・・勝って、本当に安堵。
正直、先制された時はひじょうにいや~な感じになったんだけど、柏木の枠外シュートが相手に当たって枠内ゴールになる幸運。敵DFがレッドで退場になる幸運。それで得たPKで逆転出来た幸運。しかもイエティ劇場の矛先は、そのほとんどが福岡に向けられたし・・・サッカーの神様が、レッズに味方してくれたのだろうか。
1人多い有利な状況で攻めに攻めるレッズだったが、どんなにビッグチャンスでゴールに迫ろうと、外しまくっては決められない決定力の無さを考えたら、ゴールした2点は、まさに運そのものだったかもしれない。
失う物が無いだけあってガツガツ来る福岡に、一時はタジタジになりかけた形勢を、良く耐えて逆転した。今回は、それでじゅうぶん。勝つ事でJ1残留をほぼ手中に収めた訳だから。安堵。本当に安堵。
安堵すぎて疲れたので(博多でアホみたいに騒ぎすぎて疲れたという話もあるが)、今回は大量の写真でごまかそう(笑)

111126vsFUKUOKA4.jpgレッズサポも大量出没の中洲屋台で・・・









111126vsFUKUOKA5.jpgザ・美酒キター!









111126vsFUKUOKA6.jpg勝利で絶好調のため、屋台はしご。
2件目でもザ・美酒キター!!








111126vsFUKUOKA7.jpgそしてザ・長浜ラーメンキター!!!
更に調子ぶっこいて替え玉までやてしまって、もうお腹がパンパンに・・・







111126vsFUKUOKA8.jpg博多の夜は更けて行く・・・









で、今日、帰りの新幹線帰還の最中に・・・甲府3-0新潟・・・オイ・・・これで得失点差14。
・・・ま、まあ、サッカーの神様が余程のイタズラをしない限りは、大丈夫・・・だろう。

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J1リーグ第33節 福岡1-2浦和
得点/32分・岡本(福)、45+2分・柏木(浦)、63分・マルシオPK(浦)
主審=家本政明
観衆:17,177人
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J1リーグ第32節
浦和レッズ0-0ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002

111119vsSENDAI.jpg某気象予報士、大嘘吐きだ。昨日の予報で、今日は「気温は20度で、冷たい雨ではなく暖かい雨になるでしょう」っていうから、余裕こいてあんまり厚着して行かなかったら・・・おい!気温は全然上がらねーし、雨は冷たいままだったぞ!ったく、ブツブツ・・・
という事で、とにかく寒いしビチョビチョだし、おまけに試合はドローだし・・・

磐田戦で実に覇気の無い攻撃だった事を考えれば、中断期間でそれなりに修正を加えて臨んだ部分はあった。マルシオもようやく復帰した。そして中盤を押し上げて攻撃に厚みを持たせて、セルの孤立を防ぐと共に、全体的に敵陣の深い位置でのプレーを可能にしていた。それがセルのクロスバー直撃や、終盤ロスタイムまで、3度、4度とエリア内でビッグチャンスを生んでいたのだが・・・何れもあと1歩で得点ならず・・・結局点が取れない病は今回も治っていない。これはマズイ。点が取れなければ、サッカーは勝てない・・・

でも今季の仙台の調子とレッズの状態で言えば、終わってみれば妥当な結果ではあったかな。
とにかく仙台は攻守の切り替えが速い。守っていたかと思うと、もう次にはサイドバックがうちのコーナーポスト付近に攻め込んで来ている。上下動を繰り返す選手の運動量もあるが、いざレッズが真っ向から攻めても、今季の守備力が物語っている通り、しっかりブロックを作って跳ね返す。そして攻める時は雪崩のように4人、5人が一斉に駆け上がって行くのだから、とにかく目まぐるしい。運動量と組織が融合している。いくら震災でのモチベーションが関係しているだろうとはいえ、チームとして纏まっている。だからこその上位なのだろう。納得。

そんな仙台相手に、何とかかんとかでも、勝ち点1を取れた事を喜んだ方が良いのだろう・・・か?
もちろん勝って勝ち点3を取れれば最高だったのだが、そこは今季絶好調の仙台だけあって、レッズとしては勝ち点1がやっと。
で、この勝ち点1が何を意味するかは甲府の結果次第でもあった訳で、結局甲府が磐田に負けてくれたおかげで、今回レッズが得た勝ち点1は、ひじょうに大きな意味を持つ物になった訳だ。
残り2試合で甲府との勝ち点差は3に開いた。微妙な差だが、それでも大きな1試合差。つまりレッズは次の福岡戦に勝てば、理論上は1試合残しているが、甲府との得失点差が大きく開いているために、実質的には残留が決まる。

降格が決まっている福岡だが、最近調子を上げてきているのが不気味な兆候。07年最終節の例もあり、ご存じの通りレッズはこういう相手にズッコケてしてしまう癖があるため、とにかく絶対に油断せず、気を引き締めて勝ちに行かなければいけない。そして福岡で、点が取れない病を治さなくてはいけない。
今回必死に得た勝ち点1を、生かすも殺すも次の福岡戦次第。ここで勝ってこそ、今回の勝ち点1がもっともっと大きな意味を持つ事になるのだから。

来週、福岡の地で、絶対にレッズが勝つ!勝たせる!!

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J1リーグ第32節 浦和0-0仙台
主審=扇谷健司
観衆:30,891人
天皇杯 3回戦
浦和レッズ2-1東京ヴェルディ
~埼玉スタジアム2002

111116vsTOKYO.V.jpg川勝監督も試合前に余計な事を言わなければ良いんだよな。これですっかりネタの餌食だよ。
まあ、でも確かに”なめてる”と思われても仕方がない面子ではあったよな。土曜のリーグ戦に焦点を絞っているものだから、今回の面子は普段は控え+ベンチ外が中心。さらにユース矢島もスタメンだし、それ以外にベンチに野崎やら西袋やら新井やら、3人もユースを入れちゃうし、しかも控えは1人足りない6人。先発メンバーでセンターバックに青山とか置いちゃうし、その青山負傷で投入したのが西袋だったし、極めつけはゲルト時代に思わず「アホか!」と暴言を吐いてしまった暢久の左サイドの再来。・・・堀よ、いくら何でも本当に相手をなめ過ぎてはいなかったか?

そんなうちに負けるヴェルディもヴェルディではあるんだが・・・
まあ、帰ってもらおうじゃないですか、埼京線で。

111116vsTOKYO.V2.jpg・・・という冗談はどうでも良いんで早速試合の話に移るんだけど、その前に、今日の試合は個人的にもすごく楽しみだったのである。いや、勿論どんな試合も楽しみではあるんだけど、やはり相手がヴェルディとなると、いくらJ2暮らしが長くなっている相手とはいえ、今でも特別に燃えるものがあるんだよな。久々にヴェルディと対戦出来て、嬉しかったな。相変わらず土屋へのブーイングは執念深かったけれど。

実際、飛車角落ちのメンバーで臨んだレッズと、相手のヴェルディとはけっこう釣り合いが取れていたのではないかと。そもそもヴェルディの方が押し込んで来るシーンが多かったし、ゴール前でのチャンスを遙かに多く作っていたのはヴェルディの方だった。これじゃどっちがJ1だ?という時間帯が実に多かったのだから、内容ではどっちが勝ってもおかしくはなかったと思う。。
レッズは個人技では度々圧倒するんだけど、いつものようにバックラインでボールを右往左往させるのと、攻め手を欠いてすぐ後ろに戻してしまう連続で、その守備では、相変わらず最後の1人をフリーにさせて打ち込まれる悪い癖が3度もあった。失点はカウンターとはいえ、その内の3度目だった訳だ。
まあヴェルディは荒削りでも何でも、とにかく良く走って激しく当たって来るし、・・・アポジがエリア内で倒れたシーン、あれ明らかに山岸が倒していた風に見えたんだが・・・

運がけっこう味方した試合だったし、原一樹がようやく仕事をしてくれたおかげだな。
原は先制点も良かったけれど、2点目のFKは良く決めてくれたし、あれ決まってなくて、もし延長戦に突入していたかもしれないと思うと・・・うう・・・

とにかく今日は寒かったし、ガラガラの埼スタで余計寒かっただけに、試合だけでもお寒いものにならなくて、本当に良かった。つーか、今回の天皇杯、J1勢負けすぎ。レッズの次の相手が愛媛で、愛媛に勝ったらその次は瓦斯か水戸ってアンタ・・・

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天皇杯3回戦 浦和2-1東京ヴ
得点/56分・原(浦)、64分・アポジ(東ヴ)、86分・原(浦)
主審=村上伸次
観衆:7,427人

ネタが無いので、暇つぶしに変な話をしてみようと思う。
先ず、監督のタイプについてである。

もう長きに渡りサッカーを観てきた自分にとって、それに比例して、様々な監督像をも観てきた。その中で最近、監督のタイプについて、自分の中では「2種とその他の1」に分ける事に決めたので、ここに報告する。(・・・んな大袈裟なものではないが)

ちなみに前提として、あくまで一般論の域を出ない話に終始したい。
そして角が立つのも嫌なので、記事上では一切の固有名詞を出さない事にする。

先ず、「2種とその他の1」の先の2種、自分の中で、監督タイプは「カリスマ型」と「理論型」に分ける事にした。

カリスマ型はその名の通り、そのカリスマ性で人心を掌握し、名前先行型でチームを動かして行くタイプ。
かつて多大な功績を残したり人気を得たりした選手が指導者になると、その選手時代に得たカリスマ性によって、出だしでの人心掌握が実に楽に済む。選手やファン・サポーターも先ずはそのカリスマ性に付いて行くため、監督として”自分を理解してもらう”仕事が不要になる。
このようなカリスマチックな人物を、例え素人であろうとチームの監督に据え、クラブ自体は監督に巨大戦力を与えて、カリスマ性でチームを動かしてもらう。得てして世の中にはOB監督が多いのも、この理由である。
このやり方は、クラブが大きくなればなるほど常套手段となり、巨大組織の運営方法としてはギャンブル性が低く、フロントが監督をある意味で”傀儡”にして、スムーズにクラブ運営を行うための確実な方法と言える。
カリスマ監督は、もともと人心掌握を主眼とした名前先行型である。ハッキリ言って論理は二の次。故に哲学も緻密な指導も不要。ある程度の巨大戦力と堅固な運営組織に守られていれば、ある程度の結果を残すことが可能である。
カリスマ型はサラリーマンと同じで、組織の上で敷かれたレールによってこそ生きられる指導者なのである。その巨大戦力と運営組織が無ければ、その力は発揮できない。故に組織バランスが崩れた時、カリスマ監督自身の立場も崩れてしまう場合が多い。

理論型は、その名の通り自らの理論を前面に押し出してチームを動かす指導者である。この場合、白黒がハッキリ分かれる結果になる事が多い。何故かと言えば、その理論とチーム編成が合っていれば無類の強さを発揮するが、反対に合っていなかった場合は、当然の如く散々な結果に終始してしまう。
そしてその理論に合う選手、対して当然のように理論に合わない選手が発生する。最終的には監督自らの理論に合った選手ばかりが揃ってしまうため、監督自身はチームを動かし易くなるという利点に繋がるが、中身は偏ったチーム編成と戦術に成りがちである。
しかしどんな結果になろうと、監督自身はその理論が絶対的に正しいと確信してチームを動かしているため、基本的には途中で軌道修正などしない。どんなにチームが窮地に陥ろうとも、自らの道を突き進むだけである。このため、長期政権を任せた場合は、長い年月を経てチームが固い組織として成長する場合もある。
ただし理論型はサッカー自体は組織的なものを目指す場合が多いが、指導面は先ずは自らの理論こそが最優先されなくてはならないため、運営面から考えると実に扱いにくく、非組織的な指導者と言える。
このため理論型は、自らがマネジメント参加が可能な小規模クラブや、成績が向上しないクラブに起爆剤的な目的で招聘される事が多い。反面で様々なタイプの人間を抱える大規模クラブでは、理論が邪魔をして、対立軸になってしまう場合も少なくない。

以上が2種とその他1の「2種」の方である。
で、残った「その他1」とは何か。
それは、スパルタ型である。その名の通り、カリスマも理論も二の次。戦術も二の次。先ずは鍛える事を主眼に、強烈な指導方法でチームを無理にでも動かして行く。それに不満を言う選手も一切無視。壊れてしまう選手も当然発生する。それでも、とにかく何が何でも心身を鍛えるのである。
これにはチームの性質もクラブの規模も及ばない、未知なる指導方法であり、正解が無ければ失敗も恐れない。ただ絶対に得られるもの、それは生き残った選手の根性とスタミナである。これがチームの幹となり、体力が戦術を凌駕するチームが形成される場合がある。

さて、スパルタ型が何故3ではなくその他1の扱いなのかと言うと、このタイプは実に特殊であり、稀であり、文中の通り正解が無いからである。
で、クラブチームが何もかもが上手く行かなくなってしまい、行き着く先に誰もが一度は選んでしまうかもしれないタイプの指導者であるという事。それがスパルタ型である。

で、こうやって長々と書いてきて、結局一体自分が何を言いたいのかと言うと、ぶっちゃけ監督のタイプを分析したりしている訳ではなくて、そんなのは今はどうでも良くて・・・つまりだな、

どんな監督が来て親身になって指導をしてくれても、選手が甘っちょろい事ばかりやっていると、その内に理屈も通用しないような凄く恐い監督が来て、ビシバシスパルタ教育されちゃうぞ!後で後悔しても遅いんだぞ!!
そうなりたくなかったら、いい加減に目を覚まして大人のチームになれ!!!
練習でヘラヘラするな!!!!
死ぬ気で競争しろ!!!!!
いつまで経っても仲良しごっこしてないで、先輩は後輩をしっかり指導し、後輩はもっと先輩を敬え!!!!!!
聞いているか、そこの赤いチームの選手達!!!!!!!わかってんのか!?
あー!!!???

J1リーグ第31節
浦和レッズ0-3ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002

甲府の先制に悲鳴、マリノスの怒濤の逆転に歓声、・・・そんな試合開始前の埼スタの風景。
これが残留争いの姿であり、他力でも何でも、ライバルチームが負けてくれた事に関しては、恥も外来もなく素直に喜んでいた自分。そして、この後レッズが勝てば、グッと勝ち点差を拡げられる・・・!!

というビッグチャンスをこれまでも尽くフイにして来たのもレッズであった。
そして、今回も・・・

111103vsIWATA.jpgレッズらしい、なんて悠長なことを言っていられない。今日の負け方、ひじょうに不味い。ここに来て0-3という数字は、ハッキリ言って大問題である。
先ず、最後は勝ち点差が並んだら得失点差が重要になる残留争いにおいて、大量失点で得失点差を減らしてしまうのは、ひじょうに不味い。幸い甲府が得失点差ではかなりのマイナスである現実があるからまだ良いものの、まだ上には新潟や大宮が居るのだ。これらのチームと得失点差を争う事態に陥るかもしれない事を考慮しておかないといけない。
そしてレッズにとって、3失点大敗というショッキングな数字は、メンタル的にも不味い。これまで得点が取れなくても、平均的には最低限の失点を保ってきている守備陣であったが、ここに来ていきなり3失点は痛い。
失点の仕方も非常に不味い。セットプレーからあっさりやられるのも一応問題なのだが、後の2失点は守備陣の不味い守備からのカウンターによる失点。2失点目なんて完璧に競り走り負けだし。一昔前の失点パターンだったよ、あれは。それに今シーズンは、去年までの反省を踏まえてポジションを崩さずカウンター対策に重点を置いていて、確かにカウンターからの失点は減っていたはずなのに・・・

ナビスコファイナルで耐えていた守備陣の姿は、一体何処に行ってしまったのか。いや、ファイナルの話の続きを言えば、攻撃はファイナルと同じく結局得点の匂いがしなかった。やはりセルの1トップでは無理なのだと思う。いや、もともと誰がやっても、1トップ自体が機能していなかったチームなんだし。
サイドアタッカーに多くの得点を期待しなくてはいけない現実もきついものがあるが、それでも今シーズンはその単騎突撃でゴールに迫る場面も少なくなかった。それでも、そもそもゴールゲッターが居ないまま来てしまったツケが、秋以降のレッズの得点力不足に拍車を掛けているのも事実。
そしてペトロから堀に代わり、多少戦術が修正されて、個人攻撃を減らしてパスで崩そうとする要素が増えたようだ。ただそれが、いつぞやの”単なるパス回し”に終わってしまっている部分が否めない。それでいて原口が押さえ込まれてしまうと・・・これだと攻撃の手がない・・・

で、こうなると、どうするんだ?どう攻めて、どう守るのか?って事になるんだけど・・・
守備は、まだ方法はある。今日は前掛かりになって選手が乱れたからこそカウンターを喰らった。ここをしっかり修正すれば改善されるだろう。
ただ問題は得点の匂いがしない攻撃であり、個人的には、ナビスコファイナルと今日の磐田戦で、極度の手詰まり感を感じてしまっただけに、・・・この手詰まり感を打開する方法は、果たしてあるのだろうか?
2トップに変えるとか、マルシオが復帰すればとか、直輝なら、とかで打開出来れば一番手っ取り早いんだけど、基本的には、堀の手腕に期待するしかないし、打開してもらわないと困るのだけど。
それこそドン引きカウンター戦法でも・・・

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J1リーグ第31節 浦和0-3磐田
得点/12分・前田(磐)、54分・山崎(磐)、67分・前田(磐)
主審=廣瀬 格
観衆:34,263人
ヤマザキナビスコカップ 決勝
浦和レッズ0-1鹿島アントラーズ
~国立競技場

111029vsKASHIMA.jpg久しぶりに戻って来たファイナルの大舞台・・・










111029vsKASHIMA2.jpgLフラの波、再び・・・











が、・・・鹿島の壁は厚かった。
せっかく久々に決勝まで登り詰めたのに、あと1つ勝てば優勝出来たのに・・・
悔しい。

ほとんど鹿島にゲームを支配されて防戦一方だったけれど、それでもカウンターから梅崎のサイドネットに代表されるようにビッグチャンスもあったし、特筆すべきは懸命の守備で鹿島の猛攻を防いだ集中力。延長に入り一瞬の綻びから大迫をフリーにしてしまい失点してしまったが、それ以外はしっかりゴール前に鍵をかけて凌いでいたのだ。だからこそ悔やまれる失点でもあるが、今回は守備陣を責められない。

それよりもやはり攻撃面できつかったし、鹿島相手だと厳しかった。鹿島に押し込まれる時間帯が余りに多すぎて、本来ゲームを作るべき柏木や直輝は高い位置になかなか顔を出せず、しかも直輝はイエロー2枚で退場するし、そもそも守備に手一杯で、みんな苦し紛れにクリアするだけで、ボールを運ぶ時間帯が極めて少なくて、途中もうどうしたら良いのかわからない状態に陥っていたと思う。
それでも最前線でセルが頑張って踏ん張っていたし気持ちも伝わって来たけれど、1トップでボールが収まりきらないセルでは、常に2、3人の鹿島守備陣に囲まれて手詰まりになってしまい、それを無理矢理潜り抜けても、余裕の無い中での苦し紛れのシュートだから、なかなか枠に行かない。この繰り返しだった。もう少し原口や梅崎が上手く絡めれば違う展開になっていたかもしれないが、鹿島の超組織的守備が、それをさせてくれなかった。0-1という数字以上に完璧に守られ、完全にゲームを支配された。完敗。

ひとつ苦言を。直輝は、ちょっと・・・あの退場に繋がるファールは不用意だったな。直輝は攻撃でも守備でもとにかく縦横無尽に勢い良く動き回るのが特徴故に、その勢い余って度々歯止めが利かない危険なファールをやってしまうのだが、それが今回あの時間帯に発動してしまったものだから大変。その後の青木の退場まで、1人少ない状態で悲惨なまでのサンドバック状態になってしまったのだから。既に1枚イエローを喰らっているだけに、とにかくあれは不用意だった。

あと、ランコを出してあげてほしかったな。坪井を入れてヘッドの強い水輝を前線に上げてパワープレーの意図はわかるんだけど、同じ長身の選手がFWとして控えているのだから、それならばこれまでナビスコ4得点のランコを使ってあげてほしかった。それに仮にあの時間帯に同点に追い付いた上でPK戦になれば、ランコの方が決める確率は高いだろうし。
もちろん水輝が悪かった訳ではないんだけど、それでも選手にもプライドがあるからね。ランコ、「どうして俺じゃないんだ」と思っていたんじゃないかな・・・。

という事で、優勝ならず。ホントにホントに悔しい。決勝で負ける悔しさも久々に味わった。
若い選手たちは、この悔しさを成長の糧にしてほしいね。いや、是非そうなってくれなければいけない。価値ある準優勝、意義ある準優勝にしてほしい。今後のレッズのために。

111029vsKASHIMA3.jpgさ、夢の時間は終わった。現実に戻る時が来たようだ。
気持ちを切り替えよう。
また残留争いが待ち構えている。







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ヤマザキナビスコカップ決勝 浦和0-1鹿島
得点/105分・大迫(鹿)
主審=東城 穣
観衆:46,599人

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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第14節 浦和2-0東京ヴ 得点/6分・松尾(浦)、31分・凌磨(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第15節 浦和-ガ大阪(埼玉スタジアム2002=5月6日14:00キックオフ)


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