浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2013年 J1リーグ第1節
サンフレッチェ広島1-2浦和レッズ
~エディオンスタジアム広島

いや~、開幕戦アウェー勝利って、本っ当に良いもんですね。
・・・20年間それを味わった事が無かったレッズ。とにかく開幕戦アウェー勝利童貞がレッズだったのだから、良いとか云々よりも、「やっと」の気持ちが強い。みんな初めての時はドキドキするもんさ。いや、サッカーの話ね(笑)。終了の笛が鳴るまで、まあ心臓バクバクさ。
それ程までに開幕戦アウェーが本当に鬼門だったし、鬼門なのに、クラブはあえて開幕戦より最終戦をホームに希望して来たり、Jリーグの話題作りに利用されて強い相手と当てられたりと、良く考えたら滅茶苦茶な話である。
とにかく、J初年度から換算して21年目で開幕戦アウェー初勝利というのは・・・これまで何やっていたんだレッズは(笑)
そんな訳で、歓喜と安堵の広島から、やっと帰って来た。
これまで敗戦スタートばかりだった開幕戦を、勝利で意気揚々と帰還するこの気分は、・・・たまらん!いや~、長い道程だった。気分爽快だ。
もう試合の話いいや。勝っただけでじゅうぶんだわ。・・・そうもいかんか。
レッズもマルシオが控えに周り、広島もミキッチやファン・ソッコが怪我で離脱中とあって、両チーム先発はオール国産。いくら広島が前年王者とはいえ、高萩も居ないし、こうなると、絶対的に個人能力が高い選手を揃えたチームの方が、確率的に強いのは当然だろうが、それでもズッコケるのがレッズの変なところだけに、心配はそこだった。
が、その心配を余所に、レッズは序盤から攻める攻める。スピードとパスワークで広島を圧倒し、広島に組織的攻撃をさせる隙を与えなかった。
同じサッカーをする両チーム。それでも広島の方が1日の長があるはずが、それすら垣間見せる隙を与えないレッズの、前に前に向かう激しい攻撃。守備が駄目なら、攻めて攻めて攻め倒す。これこそ今やっているのサッカーの成功の鍵なのだから、それが見事にはまれば、こうなるのだろう。
確かに先制点のパスワークと原口のドリブルを組み合わせた柏木のゴールは見事だった。理想的なゴールだろう。しかし自分がそれ以上に評価したいのは2点目に繋がるプレー。敵のファールから得た素早いリスタート。ああいうしたたかなプレーが、意外なゴールを産む。西川ポロリは、ポロリよりも、したたかリスタートと原口の動き出しからシュートまで持ち込んだ一連の連動が産んだゴール。これ、2年前の日産スタでの柏木リスタート→梅崎ゴールを思い出したな。広州戦の記事でレッズを「したたかさなが無い」と書いたが、逆にしたたかさを出した時、レッズは一皮剥ける事が出来るのだ。そしてポロリだって、シュートを撃たなきゃ産まれない。西川云々より、シュートだシュート。しかし・・・まあ、あのポロリもある意味で神懸かっていたけどな(笑)
選手達、皆チームとして連動していたし、個々に眼を移せば、森脇は古巣に遠慮しない当たり。いきなりイエロー喰らったが、その姿勢は大事だ。興梠は得点こそ無かったものの、さすがの動きで周りを使い使われて、かなり効いていた。まだまだ1トップに馴染んでいるとは言い難いものの、とにかく期待が膨らむ選手。上がりっぱなしの槙野も、いざ守備に回れば今回はポジショニングも良くてピンチを防いでいたし、これらの選手を束ねる阿部は、さすがバランサーとしての働きが素晴らしかった。
そして、何と言っても今回は、浅い位置での危険なパスミスがひじょうに少なかった事。このサッカーは、言うまでもなくパスミスを減らせば、途端に生まれ変わったかのようなスムーズなサッカーに変わる。それが出来た今回は、ある意味で必然の勝利だったのかもしれない。
課題は、この日本人中心のチームで、何処まで上を目指せるか。これはACLのみならず、外国人パワーを前面に押し出すチームはJリーグにだって存在する。そういうチームに勝ちきる組織力を、ミシャが更に成長させる事が出来るかに懸かっている。
で、ついに待望の開幕戦アウェー初ザ・美酒キター!!
ホントに20年、レッズは開幕アウェーで何をやっていたんだ。我々サポに、遠いアウェーの地で開幕戦での美酒に酔う幸せを、21年目にしてようやく与えてくれようとは・・・
そして、この新天地でのザ・美酒から翌日の宮島まで、アホみたいに牡蠣を喰いまくるのである。
ザ・美酒では牡蠣フライに始まり、
サンフレッチェ広島1-2浦和レッズ
~エディオンスタジアム広島
いや~、開幕戦アウェー勝利って、本っ当に良いもんですね。
それ程までに開幕戦アウェーが本当に鬼門だったし、鬼門なのに、クラブはあえて開幕戦より最終戦をホームに希望して来たり、Jリーグの話題作りに利用されて強い相手と当てられたりと、良く考えたら滅茶苦茶な話である。
とにかく、J初年度から換算して21年目で開幕戦アウェー初勝利というのは・・・これまで何やっていたんだレッズは(笑)
そんな訳で、歓喜と安堵の広島から、やっと帰って来た。
これまで敗戦スタートばかりだった開幕戦を、勝利で意気揚々と帰還するこの気分は、・・・たまらん!いや~、長い道程だった。気分爽快だ。
もう試合の話いいや。勝っただけでじゅうぶんだわ。・・・そうもいかんか。
レッズもマルシオが控えに周り、広島もミキッチやファン・ソッコが怪我で離脱中とあって、両チーム先発はオール国産。いくら広島が前年王者とはいえ、高萩も居ないし、こうなると、絶対的に個人能力が高い選手を揃えたチームの方が、確率的に強いのは当然だろうが、それでもズッコケるのがレッズの変なところだけに、心配はそこだった。
が、その心配を余所に、レッズは序盤から攻める攻める。スピードとパスワークで広島を圧倒し、広島に組織的攻撃をさせる隙を与えなかった。
同じサッカーをする両チーム。それでも広島の方が1日の長があるはずが、それすら垣間見せる隙を与えないレッズの、前に前に向かう激しい攻撃。守備が駄目なら、攻めて攻めて攻め倒す。これこそ今やっているのサッカーの成功の鍵なのだから、それが見事にはまれば、こうなるのだろう。
確かに先制点のパスワークと原口のドリブルを組み合わせた柏木のゴールは見事だった。理想的なゴールだろう。しかし自分がそれ以上に評価したいのは2点目に繋がるプレー。敵のファールから得た素早いリスタート。ああいうしたたかなプレーが、意外なゴールを産む。西川ポロリは、ポロリよりも、したたかリスタートと原口の動き出しからシュートまで持ち込んだ一連の連動が産んだゴール。これ、2年前の日産スタでの柏木リスタート→梅崎ゴールを思い出したな。広州戦の記事でレッズを「したたかさなが無い」と書いたが、逆にしたたかさを出した時、レッズは一皮剥ける事が出来るのだ。そしてポロリだって、シュートを撃たなきゃ産まれない。西川云々より、シュートだシュート。しかし・・・まあ、あのポロリもある意味で神懸かっていたけどな(笑)
選手達、皆チームとして連動していたし、個々に眼を移せば、森脇は古巣に遠慮しない当たり。いきなりイエロー喰らったが、その姿勢は大事だ。興梠は得点こそ無かったものの、さすがの動きで周りを使い使われて、かなり効いていた。まだまだ1トップに馴染んでいるとは言い難いものの、とにかく期待が膨らむ選手。上がりっぱなしの槙野も、いざ守備に回れば今回はポジショニングも良くてピンチを防いでいたし、これらの選手を束ねる阿部は、さすがバランサーとしての働きが素晴らしかった。
そして、何と言っても今回は、浅い位置での危険なパスミスがひじょうに少なかった事。このサッカーは、言うまでもなくパスミスを減らせば、途端に生まれ変わったかのようなスムーズなサッカーに変わる。それが出来た今回は、ある意味で必然の勝利だったのかもしれない。
課題は、この日本人中心のチームで、何処まで上を目指せるか。これはACLのみならず、外国人パワーを前面に押し出すチームはJリーグにだって存在する。そういうチームに勝ちきる組織力を、ミシャが更に成長させる事が出来るかに懸かっている。
ホントに20年、レッズは開幕アウェーで何をやっていたんだ。我々サポに、遠いアウェーの地で開幕戦での美酒に酔う幸せを、21年目にしてようやく与えてくれようとは・・・
そして、この新天地でのザ・美酒から翌日の宮島まで、アホみたいに牡蠣を喰いまくるのである。
ザ・美酒では牡蠣フライに始まり、
うー、牡蠣が夢に出て来るかもかれない。もうしばらく牡蠣は喰わんぞ。まあ、そろそろ牡蠣の季節は終わりか・・・
ってかこれでは、レッズの応援に行ったのか、牡蠣喰いまくりツアーに行ったのかわからんじゃないか。何やってんだ自分達。
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J1リーグ第1節 広島1-2浦和
得点/37分・柏木(浦)、51分・原口(浦)、55分・森崎浩(広)
主審=吉田寿光
観衆:27,911人
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2013年 AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1戦
広州恒大3-0浦和レッズ
~広州天河体育中心
今年も開幕しました。今季も改めてよろしくお願い致します。
・・・なんて悠長な挨拶をしていられない、大惨敗スタートとなってしまっただわさ。
開幕から敵のユニフォームがレッズみたいで、当のレッズは毒ユニが通用しなかったとは・・・
んー、でも自分は冷静。過去の記事でも先日の記事でも危惧した通りだし、そういう風に転べば、こういう試合になるというのは誰でもわかっていた事だし、だから想定内だったし、だから慌てないし、じぁあそれを上回る為にはどうするかというのがレッズの成長の過程なのだから、それが叶わなかったのが今の力の現実だし、ようするに再びアジアに出た今のレッズが、中国王者に普通に力で押し切られただけの話。しかも極めつけは啓太のオウンゴールという・・・
しっかし、改めてACL初戦から嫌な敵に当たったものだ。超金満中国王者はリッピが監督で、バリオスだコンカだムリキだ、大気汚染だpm2.5だ、食は広州にありだ、ちなみに辛党の自分は、中華料理は広東料理より、四川料理の方が遙かに好きだからな、覚えとけよ広州料理め。あと地溝油を使う店には要注意だ。
・・・すげー話が逸れてるけど、ようするにだな、麻婆豆腐は四川風に限るって事なんだよ。・・・いや、そうじゃなくて、・・・
あー、いや、かなり悔しいし、・・・いや悔しい。
わかっていたけど、でも改めて現実を見たし、これが良くも悪くも今のレッズだし、超金満チームに挑んだ準国産チームが、完膚無きまでに金満+パワーに返り討ちで弾き飛ばされた。それこそレッズが殆どペナルティエリアに侵入出来なかった時点で、完全にレッズのパスワークと攻撃は封じられていた。・・・07年はレッズが敵を弾き飛ばして封じていたんだけどな・・・
でも、立場が逆転した時に、クラブチームがどう考えるか、どう生まれ変わって行くかが大事だし、今のレッズはそれに挑んでいるのだから、広州はとりあえず広州として、今のレッズの現実を見て行こう。
試合は良いか悪いかよりも、普通に力で押し切られていたから、そこを議論するよりも、チームとして開幕前のキャンプを経た状態は、普通に去年のサッカーを継続しているという、単純な感想。そりゃ継続するだろうし、当然なんだけど、そこに成長が見られたか、ステップアップしているかという点が大事。
実はこの点に関しては、同じ土俵で戦う国内チームとリーグ戦数試合を公式戦で戦ってからでない限り、簡単に言えない。今回のように組織を力で凌駕する広州相手にその尺度を測っても、あまり参考にならないと思う。だからこそ、今回は現実を見たという話で終わらしておくだけ。
ただこれだけは言える。パスミスから失点しているのは相変わらず。ここは誰もが指摘する弱点。変わっていない。だから、組織力、パスのスピードと精度がどこまで世界で通用するかで言えば、広州にはほとんど通用していなかったという事だし、そこに”したたか”さも無かったレッズは、普通に広州に大敗を期してしまったのも必然的ではあった。
しかし選手個々では、原口はまたもぎこちない1トップで時折個人技突破で広州を脅かしていたし、槙野の攻撃参加はやはり意外性を生んでいた。開幕からいきなり公式戦デビューのも阪野も悪くはなかった。しかし柏木は完全に消えていたし、森脇と関口はまだまだチームに遠慮が見えたし、唯一レッズの外国人として出場しているマルシオは、もっと存在感を出して欲しかった。良い選手、良くなかった選手、二分されてはいた。
ここに興梠が居たらどうなっていただろうという気持ちは当然あるものの、それはタラレバだから、それ以上は言わないでおこう。
あと意外や意外で、主審のジャッジが限りなくクリーンだった事には天晴れ。あのヒゲに一瞬怪しさを感じたものの、買収されていなかったんだな(笑)。人は見かけで判断してはいけない。反省。
で、ACLはホームとアウェーでは全く違った内容になるのも特徴だから、ここはホーム埼スタで広州を料理してやる事を強く願い、悔しさそのまま、でもJリーグに気持ちを切り替えて、広島には絶対に勝とう。
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AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1戦 広州3-0浦和
得点/16分・バリオス(広)、65分・ムリキ(広)、90+1分・オウンゴール
主審=BANJAR MOHAMMED AL-DOSARI
観衆:39,876人
広州恒大3-0浦和レッズ
~広州天河体育中心
今年も開幕しました。今季も改めてよろしくお願い致します。
・・・なんて悠長な挨拶をしていられない、大惨敗スタートとなってしまっただわさ。
開幕から敵のユニフォームがレッズみたいで、当のレッズは毒ユニが通用しなかったとは・・・
んー、でも自分は冷静。過去の記事でも先日の記事でも危惧した通りだし、そういう風に転べば、こういう試合になるというのは誰でもわかっていた事だし、だから想定内だったし、だから慌てないし、じぁあそれを上回る為にはどうするかというのがレッズの成長の過程なのだから、それが叶わなかったのが今の力の現実だし、ようするに再びアジアに出た今のレッズが、中国王者に普通に力で押し切られただけの話。しかも極めつけは啓太のオウンゴールという・・・
しっかし、改めてACL初戦から嫌な敵に当たったものだ。超金満中国王者はリッピが監督で、バリオスだコンカだムリキだ、大気汚染だpm2.5だ、食は広州にありだ、ちなみに辛党の自分は、中華料理は広東料理より、四川料理の方が遙かに好きだからな、覚えとけよ広州料理め。あと地溝油を使う店には要注意だ。
・・・すげー話が逸れてるけど、ようするにだな、麻婆豆腐は四川風に限るって事なんだよ。・・・いや、そうじゃなくて、・・・
あー、いや、かなり悔しいし、・・・いや悔しい。
わかっていたけど、でも改めて現実を見たし、これが良くも悪くも今のレッズだし、超金満チームに挑んだ準国産チームが、完膚無きまでに金満+パワーに返り討ちで弾き飛ばされた。それこそレッズが殆どペナルティエリアに侵入出来なかった時点で、完全にレッズのパスワークと攻撃は封じられていた。・・・07年はレッズが敵を弾き飛ばして封じていたんだけどな・・・
でも、立場が逆転した時に、クラブチームがどう考えるか、どう生まれ変わって行くかが大事だし、今のレッズはそれに挑んでいるのだから、広州はとりあえず広州として、今のレッズの現実を見て行こう。
試合は良いか悪いかよりも、普通に力で押し切られていたから、そこを議論するよりも、チームとして開幕前のキャンプを経た状態は、普通に去年のサッカーを継続しているという、単純な感想。そりゃ継続するだろうし、当然なんだけど、そこに成長が見られたか、ステップアップしているかという点が大事。
実はこの点に関しては、同じ土俵で戦う国内チームとリーグ戦数試合を公式戦で戦ってからでない限り、簡単に言えない。今回のように組織を力で凌駕する広州相手にその尺度を測っても、あまり参考にならないと思う。だからこそ、今回は現実を見たという話で終わらしておくだけ。
ただこれだけは言える。パスミスから失点しているのは相変わらず。ここは誰もが指摘する弱点。変わっていない。だから、組織力、パスのスピードと精度がどこまで世界で通用するかで言えば、広州にはほとんど通用していなかったという事だし、そこに”したたか”さも無かったレッズは、普通に広州に大敗を期してしまったのも必然的ではあった。
しかし選手個々では、原口はまたもぎこちない1トップで時折個人技突破で広州を脅かしていたし、槙野の攻撃参加はやはり意外性を生んでいた。開幕からいきなり公式戦デビューのも阪野も悪くはなかった。しかし柏木は完全に消えていたし、森脇と関口はまだまだチームに遠慮が見えたし、唯一レッズの外国人として出場しているマルシオは、もっと存在感を出して欲しかった。良い選手、良くなかった選手、二分されてはいた。
ここに興梠が居たらどうなっていただろうという気持ちは当然あるものの、それはタラレバだから、それ以上は言わないでおこう。
あと意外や意外で、主審のジャッジが限りなくクリーンだった事には天晴れ。あのヒゲに一瞬怪しさを感じたものの、買収されていなかったんだな(笑)。人は見かけで判断してはいけない。反省。
で、ACLはホームとアウェーでは全く違った内容になるのも特徴だから、ここはホーム埼スタで広州を料理してやる事を強く願い、悔しさそのまま、でもJリーグに気持ちを切り替えて、広島には絶対に勝とう。
AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1戦 広州3-0浦和
得点/16分・バリオス(広)、65分・ムリキ(広)、90+1分・オウンゴール
主審=BANJAR MOHAMMED AL-DOSARI
観衆:39,876人
来週26日のACL開幕を前に1週間を切ったので、そろそろ自分の気持ちも臨戦モードに戻そうと思う。
ACL広州戦、さらにJリーグ広島戦という両開幕戦に向けたチーム状態はどうか。指宿キャンプを終え大原に戻っているレッズは、いよいよ最終調整に入っている。ここまで厳しいキャンプを経て、チームとしても選手個人としても完璧に仕上がっているかどうかは開幕からの公式戦で答えが出るとして、今のところ外から見た状態としては、まずまず順調のようである。
開幕してからあーだこーだ言いたくないので、どうせなら今の内に懸念材料を上げておこう。
・守備面
ミシャサッカーの永遠のテーマがこれだろう。だから、不用意な失点はこれからも無くならないと思うし、敵も(特に国内では)そこを突いて来るのは必定なので、当然の如くパスミスを減らす事と、失点を上回る得点力で試合を押し切るチームに成長する事。何度も言っているけど、かつてのガンバのような、失点しても常に得点がそれを上回るサッカーが成立しなければ、ズルズルと後退して行く危険性は大いにあるという事。だからこそ失点を恐れて引腰になる悪循環を生む前に、それよりも攻撃に目を向けて、気持ちを割り切るしかない。
幸い今回のトレーニングマッチを見る限りでは、”数字上”ではいくら失点しても追い付くサッカー、逆転するサッカーが出来ていたのは明るい材料。これが本物である事を願うばかりだが、強力な外国人パワーで攻めて来るであろう広州は、それを計るには絶好の相手になるので、ここで是非とも良い内容で結果を出して、今後の自信に繋げたいところ。
・準国産でどこまで通用するか
強い時のレッズは、良くも悪くも外国人頼みの面が強かったが、それをミシャが昨年1年かけて、日本人中心のチームに作り上げた。昨年のレッズは確かにチーム得点王はマルシオだが、多くの日本人選手がそれを追うように得点を重ねている。中盤も、そして守備面も日本人中心であった。そもそもマルシオとて世界的に見ればスーパーなレベルの選手ではないし、ランコの状態は周知の通り。早い段階でスピラが抜け、ポポも控えが多かった。故に昨季も準国産なチーム状態で戦っていた。
そのポポも放出し、新外国人の補強も皆無だった今季、ますます国産色が強まった。そして、日本代表クラス4人を補強した。その4人の内ミシャサッカーに慣れた森脇を除けば、連携面では時間が掛かる。その上で何処まで戦えるか。国内では通用するレベルでも、外国人パワーを前面に押し出して来るチームが多いACLにおいては、どこまで準国産で組織されたチームが通用するかがひとつの注目点。
かつてオール日本人で恐ろしいまでの組織力を誇った、あの頃の磐田のようなチームになるのが理想だが、国内での組織力は超一級品の鹿島でも、いざACLに出ると勝ち進めなくなってしまう実例もあり、いくら日本代表クラスを揃えたレッズとて、強力な外国人選手が不在では、現実はそこまで甘くはないとも覚悟している。
以上、大まかな懸念材料は2つ。他にも細かい部分はあるのだが、あまりネガティヴな事を言っても良くないので、ここからはポジティヴ面に目を向けよう。
今のレッズの生命線は、そのミシャ特異のサッカーに彩られた組織とハードワーク。組織面では上記のように、日本人中心で戦えるチームになりつつあり、個人に頼らないチームとしての組織サッカーは、着実に成長を続けているとは思う。連携面は時間が解決してくれるだろう。それを支えるのが運動量で、練習のハードさに於いて、ミシャはレッズ歴代監督でも群を抜いているし、鳥栖のような超ハードワークには及ばないものの、自分達のサッカーに必要な体力レベルは、選手に身に付いているはず。
それと開幕前ここまでで、大きな怪我をした選手は現れなかったのも好材料。坪井と平川とマルシオが軽傷レベルで、そのマルシオはどうやら全体練習に合流した模様。ただ今日の練習で興梠が足を痛めて退いたのが心配だが、報道によれば右太股の張りとの事で、ここは肉離れでなくて本当に安堵。
で、泣いても笑っても広州戦は目の前。豊富な資金力で強力外国人を揃える広州は、07年にアジア制覇を成し遂げた時のレッズと似た部分はあるが、そのようなチームにレッズが敵地でどんな戦いを見せるのか。広州のパワーに対して、レッズはここまで培った高速パスワークで敵を翻弄しつつ試合を支配したいところ。
もちろん自分は上記の考え通りで絶対に楽観視していないし、むしろ厳しい戦いになると覚悟している。そんな不安もあり、でも楽しみなACLと、そしてJリーグが、今年ももうすぐ始まる。
ACL広州戦、さらにJリーグ広島戦という両開幕戦に向けたチーム状態はどうか。指宿キャンプを終え大原に戻っているレッズは、いよいよ最終調整に入っている。ここまで厳しいキャンプを経て、チームとしても選手個人としても完璧に仕上がっているかどうかは開幕からの公式戦で答えが出るとして、今のところ外から見た状態としては、まずまず順調のようである。
開幕してからあーだこーだ言いたくないので、どうせなら今の内に懸念材料を上げておこう。
・守備面
ミシャサッカーの永遠のテーマがこれだろう。だから、不用意な失点はこれからも無くならないと思うし、敵も(特に国内では)そこを突いて来るのは必定なので、当然の如くパスミスを減らす事と、失点を上回る得点力で試合を押し切るチームに成長する事。何度も言っているけど、かつてのガンバのような、失点しても常に得点がそれを上回るサッカーが成立しなければ、ズルズルと後退して行く危険性は大いにあるという事。だからこそ失点を恐れて引腰になる悪循環を生む前に、それよりも攻撃に目を向けて、気持ちを割り切るしかない。
幸い今回のトレーニングマッチを見る限りでは、”数字上”ではいくら失点しても追い付くサッカー、逆転するサッカーが出来ていたのは明るい材料。これが本物である事を願うばかりだが、強力な外国人パワーで攻めて来るであろう広州は、それを計るには絶好の相手になるので、ここで是非とも良い内容で結果を出して、今後の自信に繋げたいところ。
・準国産でどこまで通用するか
強い時のレッズは、良くも悪くも外国人頼みの面が強かったが、それをミシャが昨年1年かけて、日本人中心のチームに作り上げた。昨年のレッズは確かにチーム得点王はマルシオだが、多くの日本人選手がそれを追うように得点を重ねている。中盤も、そして守備面も日本人中心であった。そもそもマルシオとて世界的に見ればスーパーなレベルの選手ではないし、ランコの状態は周知の通り。早い段階でスピラが抜け、ポポも控えが多かった。故に昨季も準国産なチーム状態で戦っていた。
そのポポも放出し、新外国人の補強も皆無だった今季、ますます国産色が強まった。そして、日本代表クラス4人を補強した。その4人の内ミシャサッカーに慣れた森脇を除けば、連携面では時間が掛かる。その上で何処まで戦えるか。国内では通用するレベルでも、外国人パワーを前面に押し出して来るチームが多いACLにおいては、どこまで準国産で組織されたチームが通用するかがひとつの注目点。
かつてオール日本人で恐ろしいまでの組織力を誇った、あの頃の磐田のようなチームになるのが理想だが、国内での組織力は超一級品の鹿島でも、いざACLに出ると勝ち進めなくなってしまう実例もあり、いくら日本代表クラスを揃えたレッズとて、強力な外国人選手が不在では、現実はそこまで甘くはないとも覚悟している。
以上、大まかな懸念材料は2つ。他にも細かい部分はあるのだが、あまりネガティヴな事を言っても良くないので、ここからはポジティヴ面に目を向けよう。
今のレッズの生命線は、そのミシャ特異のサッカーに彩られた組織とハードワーク。組織面では上記のように、日本人中心で戦えるチームになりつつあり、個人に頼らないチームとしての組織サッカーは、着実に成長を続けているとは思う。連携面は時間が解決してくれるだろう。それを支えるのが運動量で、練習のハードさに於いて、ミシャはレッズ歴代監督でも群を抜いているし、鳥栖のような超ハードワークには及ばないものの、自分達のサッカーに必要な体力レベルは、選手に身に付いているはず。
それと開幕前ここまでで、大きな怪我をした選手は現れなかったのも好材料。坪井と平川とマルシオが軽傷レベルで、そのマルシオはどうやら全体練習に合流した模様。ただ今日の練習で興梠が足を痛めて退いたのが心配だが、報道によれば右太股の張りとの事で、ここは肉離れでなくて本当に安堵。
で、泣いても笑っても広州戦は目の前。豊富な資金力で強力外国人を揃える広州は、07年にアジア制覇を成し遂げた時のレッズと似た部分はあるが、そのようなチームにレッズが敵地でどんな戦いを見せるのか。広州のパワーに対して、レッズはここまで培った高速パスワークで敵を翻弄しつつ試合を支配したいところ。
もちろん自分は上記の考え通りで絶対に楽観視していないし、むしろ厳しい戦いになると覚悟している。そんな不安もあり、でも楽しみなACLと、そしてJリーグが、今年ももうすぐ始まる。
近々開始が予定されていたJ3(仮称)が、いよいよ来年2014年度からの設立で内定した模様。
個人的にもその設立を待ち侘びて来た、J3の本格的な概要が発表になった。概要と言っても、まだまだ具体性に欠けるものではあるが、それでも、少しでも明確なものがこれだけ出始めたとなれば、それは胸高まるものである。
今日までに報道されているものを纏めると・・・
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/02/16/kiji/K20130216005204550.html
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130216-OHT1T00002.htm
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20130216-1085786.html
・2014年設立が内定
・最初は10~12クラブで開始予定
・現時点でJFLの約10クラブと、地域リーグなどの4クラブが参加意志を示す
・正式な参加申請は6月。ここから絞り込みを行う
・参加許可チームは9月に正式決定
・運営はJリーグとは別組織
・クラブライセンス制度は適用されない
・具体的な参入条件は未定
・Jリーグクラブのセカンドチーム(例:浦和レッズBなど)を参加させる案
・将来的に東西2リーグ制を導入する案
現時点でJFLや地域リーグなど、計14クラブが参加意思を示しているものの、実際6月にどれだけのクラブが正式表明するかが先ずは注目点。
JFLに於いてはJ2から降格した町田ゼルビアを始め、Jリーグ入り目標を公式に掲げている長野パルセイロ、カマタマーレ讃岐、MIOびわこ滋賀、FC琉球、藤枝MY、ブラウブリッツ秋田、ツエーゲン金沢、SC相模原、福島ユナイテッドの9クラブが妥当か。
地域リーグとなると、報道で名前が上がっているグルージャ盛岡と奈良クラブの他は、可能性としてはガンジュ岩手、サウルコス福井、アルテリーヴォ和歌山、レノファ山口、ヴォルカ鹿児島、FC鹿児島など・・・地域リーグはこの他にも沢山J目標のクラブが存在しているため、実力や規模を考えると、実際は先が読めない領域にある。
クラブライセンス制度は適用されない事と、”参入条件に財務状況の健全性を盛り込む”とした体裁的な方針がある以外、実際の参加条件は極めて緩いものになる可能性はある。しかし報道された関係者の話として「赤字を垂れ流すようなクラブが入ることは望ましくない。参入にはそれなりの条件を設けるべき」とあり、これに沿った参加条件を作る場合、財政的に厳しい中で運営しているクラブが大半の中で、果たして現実的にどれだけのクラブが参加可能なのか。その条件によって、参加可能クラブが激減する可能性も大いにある。
ただしひとつの疑問も。J3はクラブライセンス制度を失効したクラブの、受け皿的な役割も見込まれているカテゴリーのはず。そのようなクラブは財政的にひじょうに厳しいはずで、これに”参入条件に財務状況の健全性を盛り込む”を当て嵌めると、大きな矛盾が生まれてしまう。実際”門と”を狭める事によってJ3の存在意義が薄れる危険性が極めて大きく、このため、参加条件でどういう線引きを行うかが、J3のひとつの課題になる。
初年度は10~12クラブでスタート予定のJ3だが、J1やJ2のチーム数がわずか十数年で膨張して行ったと同じように、J3もやがては沢山のクラブで埋まって行く事は予想される。J1やJ2のセカンドチームを置く事も可能ならば、そのチーム数は更に増大の一途を辿るのは目に見えている。
ちなみに将来的に東西2リーグ制を導入する案も浮上しているが、これは無意味だと思う。リーグを分けるという事は、戦力を分散させた上で壁を作る事を意味しており、既にその下のカテゴリーで1リーグ制のJFLが存在し、リーグを分散させる役目は既に地域リーグで果たされている以上、その上のカテゴリーで再び2リーグに分けるのは、極めて本末転倒と言わざるを得ない。
このように疑問や課題や問題も尽きないが、そうは言っても事は内定した話であり、もう来年度からスタートするものである。案ずるより産むが易しで、とにかく先ずはJ3というカテゴリーが現実にスタートする事を喜ぼう。
思えばJ2が設立される時は、降格という未知なるペナルティー制度に怯えて内心は反対であったが(しかもその初降格チームがレッズという皮肉)、いざその降格制度が当然の事として慣れてしまった今、新たに設立されるJ3は、素直に楽しみという感情しか無い。
単純にプロサッカークラブが増えるのが楽しいという個人的な趣向はあるにしても、複数のカテゴリー別で楽しめるプロスポーツの象徴こそサッカーであるのだから、カテゴリーを増やす事によって、その世界のサッカーの常識に、またひとつ近づいた気がする。そんなJ3。
当ブログ内関連記事
http://redsgyakushuu.blog.shinobi.jp/Entry/828/
http://redsgyakushuu.blog.shinobi.jp/Entry/691/
個人的にもその設立を待ち侘びて来た、J3の本格的な概要が発表になった。概要と言っても、まだまだ具体性に欠けるものではあるが、それでも、少しでも明確なものがこれだけ出始めたとなれば、それは胸高まるものである。
今日までに報道されているものを纏めると・・・
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/02/16/kiji/K20130216005204550.html
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130216-OHT1T00002.htm
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20130216-1085786.html
・2014年設立が内定
・最初は10~12クラブで開始予定
・現時点でJFLの約10クラブと、地域リーグなどの4クラブが参加意志を示す
・正式な参加申請は6月。ここから絞り込みを行う
・参加許可チームは9月に正式決定
・運営はJリーグとは別組織
・クラブライセンス制度は適用されない
・具体的な参入条件は未定
・Jリーグクラブのセカンドチーム(例:浦和レッズBなど)を参加させる案
・将来的に東西2リーグ制を導入する案
現時点でJFLや地域リーグなど、計14クラブが参加意思を示しているものの、実際6月にどれだけのクラブが正式表明するかが先ずは注目点。
JFLに於いてはJ2から降格した町田ゼルビアを始め、Jリーグ入り目標を公式に掲げている長野パルセイロ、カマタマーレ讃岐、MIOびわこ滋賀、FC琉球、藤枝MY、ブラウブリッツ秋田、ツエーゲン金沢、SC相模原、福島ユナイテッドの9クラブが妥当か。
地域リーグとなると、報道で名前が上がっているグルージャ盛岡と奈良クラブの他は、可能性としてはガンジュ岩手、サウルコス福井、アルテリーヴォ和歌山、レノファ山口、ヴォルカ鹿児島、FC鹿児島など・・・地域リーグはこの他にも沢山J目標のクラブが存在しているため、実力や規模を考えると、実際は先が読めない領域にある。
クラブライセンス制度は適用されない事と、”参入条件に財務状況の健全性を盛り込む”とした体裁的な方針がある以外、実際の参加条件は極めて緩いものになる可能性はある。しかし報道された関係者の話として「赤字を垂れ流すようなクラブが入ることは望ましくない。参入にはそれなりの条件を設けるべき」とあり、これに沿った参加条件を作る場合、財政的に厳しい中で運営しているクラブが大半の中で、果たして現実的にどれだけのクラブが参加可能なのか。その条件によって、参加可能クラブが激減する可能性も大いにある。
ただしひとつの疑問も。J3はクラブライセンス制度を失効したクラブの、受け皿的な役割も見込まれているカテゴリーのはず。そのようなクラブは財政的にひじょうに厳しいはずで、これに”参入条件に財務状況の健全性を盛り込む”を当て嵌めると、大きな矛盾が生まれてしまう。実際”門と”を狭める事によってJ3の存在意義が薄れる危険性が極めて大きく、このため、参加条件でどういう線引きを行うかが、J3のひとつの課題になる。
初年度は10~12クラブでスタート予定のJ3だが、J1やJ2のチーム数がわずか十数年で膨張して行ったと同じように、J3もやがては沢山のクラブで埋まって行く事は予想される。J1やJ2のセカンドチームを置く事も可能ならば、そのチーム数は更に増大の一途を辿るのは目に見えている。
ちなみに将来的に東西2リーグ制を導入する案も浮上しているが、これは無意味だと思う。リーグを分けるという事は、戦力を分散させた上で壁を作る事を意味しており、既にその下のカテゴリーで1リーグ制のJFLが存在し、リーグを分散させる役目は既に地域リーグで果たされている以上、その上のカテゴリーで再び2リーグに分けるのは、極めて本末転倒と言わざるを得ない。
このように疑問や課題や問題も尽きないが、そうは言っても事は内定した話であり、もう来年度からスタートするものである。案ずるより産むが易しで、とにかく先ずはJ3というカテゴリーが現実にスタートする事を喜ぼう。
思えばJ2が設立される時は、降格という未知なるペナルティー制度に怯えて内心は反対であったが(しかもその初降格チームがレッズという皮肉)、いざその降格制度が当然の事として慣れてしまった今、新たに設立されるJ3は、素直に楽しみという感情しか無い。
単純にプロサッカークラブが増えるのが楽しいという個人的な趣向はあるにしても、複数のカテゴリー別で楽しめるプロスポーツの象徴こそサッカーであるのだから、カテゴリーを増やす事によって、その世界のサッカーの常識に、またひとつ近づいた気がする。そんなJ3。
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http://redsgyakushuu.blog.shinobi.jp/Entry/828/
http://redsgyakushuu.blog.shinobi.jp/Entry/691/
今日は広島戦と大分戦の両チケットを買ったので、これで既に購入済みの新潟戦を含めて、3月の国内アウェー長距離遠征分の準備はほぼ完了。
とにかく、夏までの遠征準備資金一挙投入で、金が泡水のように消える消える。一気に金が無くなった。スッカラカンになった。毎年2月は、これがあるから財布事情が悲惨なもんである。まあ金が無くなる原因はこれだけではなくて、その一旦は居酒屋に消えているという自業自得な面もあるのだが・・・
これで広州にまで行く人も居るのだから、そういう人はどう金と平日休みを工面しているのか、まさに圧巻である。
圧巻と言えば、指宿で昨日行われた柏とのトレーニングマッチでは、3本目に1トップで入った原口が、なんと僅か11分間でハットトリックを達成したそうな。
大原で行われたヴェルディとのトレーニングマッチでは、不本意にも左ウイングバックを試されてしまった原口が、今回は控え中心組で、柏も主力組ではなかったとはいえ、1トップに戻った試合で起死回生のハットトリックなのだから、これは奮起と言わざるを得ない。
ただ相変わらず評価が高い興梠の存在感は揺るがない。今回は得点こそ無かったものの、ミシャの求めるインテリジェンスなサッカーに確実に応えたプレー内容。チームメイトの評価も日々上昇しており、ここ数年レッズに存在しなかったタイプのFWこそ興梠なのだから、その興梠という新戦力がレッズにもたらしているプラス部分は大きい。
FWとして意地を見せるならば、この興梠の存在感に、如何に戦いを挑むかが今年の原口になるのだから、このハットトリック劇は、原口のキャンプにおけるひとつの岐路になるかもしれない。ここで自信を付けるのも良し。ただし原口の性格からして、変に天狗になってしまう危険もあり。どう転ぶかは、今後の練習内容とトレーニングマッチでも更なる成果というアピール次第。ミシャは原口の何処を評価するか。原口とミシャの心理戦も注目したい。
そして、守備は相変わらずの失点率。不味いのは、ミシャサッカーを分かっているはずの森脇が失点に絡みまくってしまったという事なのだが、そうは言ってもこれがミシャサッカーの永遠のテーマなのだから、、ここを指摘しても、恐らく治らないだろう。それがミシャサッカーなのだから。口には出さないだろうが、それを一番理解して割り切っているのは他でもない柏木と槙野と、そして森脇と、何よりもミシャ自身だろう。
しいて言うならば、ミスからの失点が多いのだから、そのミスを減らせば、そして無くせば、失点率はグンと下がるとも言えるのだが、ではそのミスをどう減らすか、無くすかは、選手の連携力を高めるしかないのだろう。簡単に言ってしまっているけど、勿論それが一番難しい部分ではあるのだが。
それよりもこのサッカーの場合は、得点で失点が補えるサッカーが理想ではある。去年はそれを理想としながらも出来なかった故に落とした試合は数知れず。かつてのガンバのように、いくら失点しても、それを上回る得点力で試合を勝ちきれる力が欲しい。その頃のガンバと大きく違って、着実な得点力を持つ外国人FWを擁さないレッズで、それが出来るかどうかと言えば難しいと言うのが本音だが、でもそれに近づけるためのチーム作りは可能なはず。それが組織作りというもの。そのための最短路線を狙った森脇獲得だったのだから。
とにかく、夏までの遠征準備資金一挙投入で、金が泡水のように消える消える。一気に金が無くなった。スッカラカンになった。毎年2月は、これがあるから財布事情が悲惨なもんである。まあ金が無くなる原因はこれだけではなくて、その一旦は居酒屋に消えているという自業自得な面もあるのだが・・・
これで広州にまで行く人も居るのだから、そういう人はどう金と平日休みを工面しているのか、まさに圧巻である。
圧巻と言えば、指宿で昨日行われた柏とのトレーニングマッチでは、3本目に1トップで入った原口が、なんと僅か11分間でハットトリックを達成したそうな。
大原で行われたヴェルディとのトレーニングマッチでは、不本意にも左ウイングバックを試されてしまった原口が、今回は控え中心組で、柏も主力組ではなかったとはいえ、1トップに戻った試合で起死回生のハットトリックなのだから、これは奮起と言わざるを得ない。
ただ相変わらず評価が高い興梠の存在感は揺るがない。今回は得点こそ無かったものの、ミシャの求めるインテリジェンスなサッカーに確実に応えたプレー内容。チームメイトの評価も日々上昇しており、ここ数年レッズに存在しなかったタイプのFWこそ興梠なのだから、その興梠という新戦力がレッズにもたらしているプラス部分は大きい。
FWとして意地を見せるならば、この興梠の存在感に、如何に戦いを挑むかが今年の原口になるのだから、このハットトリック劇は、原口のキャンプにおけるひとつの岐路になるかもしれない。ここで自信を付けるのも良し。ただし原口の性格からして、変に天狗になってしまう危険もあり。どう転ぶかは、今後の練習内容とトレーニングマッチでも更なる成果というアピール次第。ミシャは原口の何処を評価するか。原口とミシャの心理戦も注目したい。
そして、守備は相変わらずの失点率。不味いのは、ミシャサッカーを分かっているはずの森脇が失点に絡みまくってしまったという事なのだが、そうは言ってもこれがミシャサッカーの永遠のテーマなのだから、、ここを指摘しても、恐らく治らないだろう。それがミシャサッカーなのだから。口には出さないだろうが、それを一番理解して割り切っているのは他でもない柏木と槙野と、そして森脇と、何よりもミシャ自身だろう。
しいて言うならば、ミスからの失点が多いのだから、そのミスを減らせば、そして無くせば、失点率はグンと下がるとも言えるのだが、ではそのミスをどう減らすか、無くすかは、選手の連携力を高めるしかないのだろう。簡単に言ってしまっているけど、勿論それが一番難しい部分ではあるのだが。
それよりもこのサッカーの場合は、得点で失点が補えるサッカーが理想ではある。去年はそれを理想としながらも出来なかった故に落とした試合は数知れず。かつてのガンバのように、いくら失点しても、それを上回る得点力で試合を勝ちきれる力が欲しい。その頃のガンバと大きく違って、着実な得点力を持つ外国人FWを擁さないレッズで、それが出来るかどうかと言えば難しいと言うのが本音だが、でもそれに近づけるためのチーム作りは可能なはず。それが組織作りというもの。そのための最短路線を狙った森脇獲得だったのだから。
なんか記事のタイトルが「水曜どうでしょう」みたいになっているが、それはさて置いて、今日は大原で東京ヴェルディとのトレーニングマッチが行わた。ヴェルディには今年から、高原が移籍したんだった。
1本目・2本目とも大谷がゴールマウスを守っていたが、加藤や山岸はどうしたのだろうか?
1本目
GK 大谷/DF 森脇、永田充、槙野/MF 関口、啓太、阿部、原口、柏木、マルシオ/FW 興梠
2本目
GK 大谷/DF 岡本、暢久、那須/MF 平川、小島、矢島、宇賀神、梅崎、ランコ/FW 阪野
1本目が主力に近い組で3-1。2本目が控えに近い組3-2。総計6-3でJ2相手にJ1の貫禄勝ちではあるものの・・・うーん、やはりけっこう失点するんだな。1本目はパスミスで失点しているし、ミシャサッカーの典型的な弱点がまたも発生。でも攻撃は森脇、関口、そして興梠が相変わらず良い感じ。この3人の加入はここまで見るに大きくプラスに働いているようだ。しかし那須は、ちょっと存在感が薄いのが心配だ。ランコがフォーメーション上2列目に入っているのが不思議だが、それにしても、ランコは練習試合だと良く決めるな・・・
で、問題は左ウイングバックに入った原口である。1トップには適さないのは明らかで、シャドーも過密状態で入る隙が無いとすれば、自ずとウイングバックを試すしか道が無くなるのは理解できるのだが、まだこの時点ではミシャが原口の1トップに見切りを付けたというよりは、テスト的な配置でやってみたという面が強いのだろう。
とはいうものの、裏を返せばやはり興梠の存在は大きく影響しているはずだし、トレーニングマッチ3試合で2得点と結果を出している興梠に、弾き出される形で左ウイングバックを試されているのも明らかなので、ここからは原口の扱い方を本気で考えないと、チームで居場所が無くなってしまう。勿論プロは、自ら居場所を勝ち取るものではあるけど・・・
本来一番得意とする3トップの左ウイングでは、攻撃に集中出来るポジションだけに、驚異的な活躍が見込まれる原口でも、それが攻守にバランスをとらなければいけない左ウイングバックとなると勝手が違う訳で、今回試した限りでは、攻撃面ではさすが得意のドリブルを絡めて良い動きが何度かあったようだが、反面で守備面では何度か敵に裏を取られていたようで、やはり原口にとっては守備が大きな課題となる。
本気でこのポジションにコンバートする気ならば、それこそ腰を据えて原口に場数を踏ませなければいけないのだが、その辺をミシャがどう考えているのか。広島時代は何人かの選手をコンバートして活かせた実績を持つミシャだが、原口の場合はどうか。もちろん場数を踏ませたからといって成功する保証は無いし、現に去年は主に左ウイングバックとして使っていた梅崎とて、1年通してこのポジションにフィットしたのかといえば否で、シャドーに配した梅崎の方が圧倒的に輝いていたのは明白だった。それに梅崎の場合は、大分時代に右ウイングバックを経験している訳で、原口とは事情も経験値も違う。
スピード系やドリブル系の選手を、ウイングバックやサイドバックにコンバートする事例は珍しくないものの、当の原口にとって、本当にウイングバックで良いのかという部分もあるのだが、それはそれとして、あまり選手を弄り過ぎると雁字搦めになったり器用貧乏に終わる危険もあるから、それを考えると原口の扱いは本当に難しい。
一番頭を悩ませているのはミシャと他でもない原口本人なんだろうけど、自分がミシャや原口の立場になって考えても、やはり頭が痛い。では使わないという非情手段もあるにはあるのだが、だからといって簡単に構想外にして許される選手ではない訳で、・・・んー、困ったな。
1本目・2本目とも大谷がゴールマウスを守っていたが、加藤や山岸はどうしたのだろうか?
1本目
GK 大谷/DF 森脇、永田充、槙野/MF 関口、啓太、阿部、原口、柏木、マルシオ/FW 興梠
2本目
GK 大谷/DF 岡本、暢久、那須/MF 平川、小島、矢島、宇賀神、梅崎、ランコ/FW 阪野
1本目が主力に近い組で3-1。2本目が控えに近い組3-2。総計6-3でJ2相手にJ1の貫禄勝ちではあるものの・・・うーん、やはりけっこう失点するんだな。1本目はパスミスで失点しているし、ミシャサッカーの典型的な弱点がまたも発生。でも攻撃は森脇、関口、そして興梠が相変わらず良い感じ。この3人の加入はここまで見るに大きくプラスに働いているようだ。しかし那須は、ちょっと存在感が薄いのが心配だ。ランコがフォーメーション上2列目に入っているのが不思議だが、それにしても、ランコは練習試合だと良く決めるな・・・
で、問題は左ウイングバックに入った原口である。1トップには適さないのは明らかで、シャドーも過密状態で入る隙が無いとすれば、自ずとウイングバックを試すしか道が無くなるのは理解できるのだが、まだこの時点ではミシャが原口の1トップに見切りを付けたというよりは、テスト的な配置でやってみたという面が強いのだろう。
とはいうものの、裏を返せばやはり興梠の存在は大きく影響しているはずだし、トレーニングマッチ3試合で2得点と結果を出している興梠に、弾き出される形で左ウイングバックを試されているのも明らかなので、ここからは原口の扱い方を本気で考えないと、チームで居場所が無くなってしまう。勿論プロは、自ら居場所を勝ち取るものではあるけど・・・
本来一番得意とする3トップの左ウイングでは、攻撃に集中出来るポジションだけに、驚異的な活躍が見込まれる原口でも、それが攻守にバランスをとらなければいけない左ウイングバックとなると勝手が違う訳で、今回試した限りでは、攻撃面ではさすが得意のドリブルを絡めて良い動きが何度かあったようだが、反面で守備面では何度か敵に裏を取られていたようで、やはり原口にとっては守備が大きな課題となる。
本気でこのポジションにコンバートする気ならば、それこそ腰を据えて原口に場数を踏ませなければいけないのだが、その辺をミシャがどう考えているのか。広島時代は何人かの選手をコンバートして活かせた実績を持つミシャだが、原口の場合はどうか。もちろん場数を踏ませたからといって成功する保証は無いし、現に去年は主に左ウイングバックとして使っていた梅崎とて、1年通してこのポジションにフィットしたのかといえば否で、シャドーに配した梅崎の方が圧倒的に輝いていたのは明白だった。それに梅崎の場合は、大分時代に右ウイングバックを経験している訳で、原口とは事情も経験値も違う。
スピード系やドリブル系の選手を、ウイングバックやサイドバックにコンバートする事例は珍しくないものの、当の原口にとって、本当にウイングバックで良いのかという部分もあるのだが、それはそれとして、あまり選手を弄り過ぎると雁字搦めになったり器用貧乏に終わる危険もあるから、それを考えると原口の扱いは本当に難しい。
一番頭を悩ませているのはミシャと他でもない原口本人なんだろうけど、自分がミシャや原口の立場になって考えても、やはり頭が痛い。では使わないという非情手段もあるにはあるのだが、だからといって簡単に構想外にして許される選手ではない訳で、・・・んー、困ったな。
ようこそ!!
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