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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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天皇杯 4回戦
浦和レッズ0-2横浜F・マリノス
~熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

121215vsYOKOHAMA.FM.jpgおい!どういう事だ。去年に引き続き、今年も熊谷でシーズン終了って・・・何なんだよ熊谷。レッズにとって鬼門なのか?
別に熊谷が悪い訳ではないんだろうけど、でもなぁ・・・
唯一の救いは、去年と比べてあまり寒くなかった事くらいか。予報が外れてくれて雨も降らなかったし。去年の教訓から、バッチリ防寒対策を施して臨んだという事もあっただろうけど、でも拍子抜けするくらいにたいして寒くはなかった。
だが、肝心の試合が実にお寒い事態に・・・

ミシャが腰の治療帰国中によって、堀が監督代行として指揮を執ったレッズ。堀にとってもマリノスは、去年J1初采配で初勝利を飾った、実に縁起の良い相手のはずだったんだけどな。
勢いがあったのは序盤だけで、マリノスに攻勢を許すと、あっと言う間に個人技での突破を許し・・・お粗末な失点。
こちらの攻撃も、良くない時バージョンのパスサッカー。連携も欠いて、ゴール前ではONOばりのダイレクトパスを連発。
いや、あのね、ああいうパスが上手いのは日本人でもONOくらいで、そういうパスが似合わない選手がやっても、意図したパスではなく、あわよくばのパスにしか見えないんだけど。案の定、まったく成功しなかったし。あのパスは、練習とか経験とかじゃなくて、感性のものだからさ・・・

しかし、ここ最近は1試合事に良い試合と悪い試合を交互にやって来た感じ。それだけ不安定なサッカーをやっている証拠でもあるんだけど、それでもこの法則から行けば、元日決勝で優勝のはずだったんだけどな。
だいたい、これで来週に名古屋へ行く予定が、全てオジャンになっちまったじゃないか!師走に味わう魅惑のスガキヤツアーも消滅しただろ!どうしてくれるんだ!!

んー、今季最後の試合になってしまった事だし、これ以上の愚痴はやめとこう。
でも、達也を元日まで、レッズの選手で居させてあげたかったな。それだけが心残りだ。早過ぎる別れになってしまったよ。

ハァ、今年は去年の教訓を生かして、熊谷駅からスタジアムまでは往復徒歩だったから、足が棒のようになってしまった。疲れた。
行きの熊谷駅の立ち喰い屋で、マリノスをカモる意味で、鴨南蛮を喰ったのに、逆にこっちがカモられるハメになろうとは。とは後付で、鴨南蛮が390円と激安だったから喰っただけだけど。しかしマルキーニョスやドゥトラや齋藤学を欠いたマリノスに負けるとはなぁ。あっちはオール国産でも慣れているチームだから、決して侮れないとは思っていたけど、それでもなぁ・・・

いかん、また愚痴っぽくなってきた。もうやめとこう。
そういや、槙野のチャントが出たな。
今回は疲れたからこの辺で。
沖縄土産にもらった泡盛でザ・ヤケ酒して、頭を整理しよう。

とりあえず、皆さん天皇杯もお疲れ様でした。
今季総括はまた後日。

------
天皇杯4回戦 浦和0-2横浜マ
得点/28分・兵藤(横マ)、48分・狩野(横マ)
主審=佐藤 隆治
観衆:12,634人


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一部で広島残留との噂もあった森脇良太だったが、報道によればレッズへの移籍が決まったようである。正式発表は秒読み段階に入った模様。
主力の高齢化が進む中で、守備が手薄になっているレッズにとっては、必然的な補強を慣行したと言うところだ。
右アウトサイドのイメージが強い森脇。レッズで求められるポジションのファーストチョイスは右ストッパーになりそうだが、元々サイドバックでも使える選手だけに、右ウイングバックとしても存分に計算出来る。ここはストッパーの坪井、右サイドの平川と、どちらも高齢化や怪我がちという問題を抱えているだけに、どちらに森脇が入るにしても、一石二鳥な役割を担ってもらえる。つまり実に効果的な補強になると思う。

監督のサッカーを理解している主力級の選手を、その監督が指揮を執っていた前チームから引き抜く。これほど合理的な補強方法は、他に無い。
しかし一方で、森脇を獲得しなければいけない状況、つまりミシャ自身が今季、例え就任1年目とはいえ、新たな守備選手を育てられなかった故に起こっている補強人事でもあると言える。そして何より、監督の戦術が先行しての獲得であったとしたら、それはそれで危険な補強にもなるのだという事も理解しないといけない。つまりここは監督主導の補強での大きな落とし穴になる部分なのだが、監督の影響が強い補強は、意思疎通が完成されいる故から、その後は一方通行のプレーに終始してしまいがちで、融通が利かなくなってしまったり、移籍後の成長が見込まれなくなってしまう恐れがある。だからこそ、あくまで総合的な観点から見た補強であってほしい。そうでなければ、本当の意味での戦力にはならない。

そして広島出身の主力選手をミシャの下へ集わせようとしているレッズは、確かに各方面から、特に広島から執拗な批判を喰らっても、それは仕方がない事だろう。
この批判は、甘んじて受けるべきである。 自分が広島サポーターだったとしたら、これ程にやりきれない状況を作り出している対象に、それこそ恨みすら持つかもしれない。
しかもその対象の大元が、事もあろうに長年に渡り広島を率いた監督だという事実。そして広島自身が”切った”元監督が率いるチームが元チームの主力選手を引き抜くのだから、何とも非情で皮肉な話ではある。
ただし、その状況を作り出している対象原因の一旦は、主力選手が引き抜かれて行く広島にあるのだという事だけは動かざる事実で、ここをレッズのせいに思われても、それは大きな筋違いなのである。レッズは正式ルールに則って、選手を獲得しようと動いているだけである。

ただし、そんな今のレッズの行動は、恥も外来もないというのも動かざる事実で、日本の文化において、尤も嫌われる部分を強行しているのだから、そう思われても仕方がない。そして世界のサッカーにおいて、このような非情極まりない引き抜き人事は、日常茶飯事なのだという事実も、認めなくてはいけない。つまりこれこそがプロの世界である。そしてレッズとて、いつミイラ取りがミイラになるかもしれない。

それを十二分に理解した上で尚も感情に訴えるか、それとも割り切るか、後は個人の自由である。

そして、この状況でもレッズにやって来る森脇は、天晴れと言う他はない。

2013年ACL予選グループの組み合わせが決定した。
レッズはグループFに入った。我が富士見市のFだ。これは縁起が良い(意味不明)

グループF
広州恒大(中国)
全北現代モータース(韓国)
ムアントン・ユナイテッド(タイ)
浦和レッズ(日本)

ど・・・どうなんだろ、これ。見た目が凄く微妙なんだけど、いや、けっこう危険なグループに入ってしまったような気がする。まだ地理的に中東とか西アジアが入っていないだけ、移動距離では比較的に楽なグループだとは思うが、しかしここに、ACL常連の全北現代が入っているのは厄介極まりないな。敵の力はその全北現代しかわからないというのが本音なんだけど、問題はレッズが来季に向けてどれだけ補強が成功するかにもよる。というか、アジアを戦い抜くには補強による大幅な戦力アップこそが生命線だと思っている身としては、ハッキリ言ってチーム戦力がこのままだったり、最低限の補強で済ませてしまった場合、予選からかなり厳しい状況が待ち構えているのは確実だと思う。
そもそもレッズがアジアを制した07年のチーム力と、今のチーム力では雲泥の差である事は誰の目から見ても明らかなのに加えて、あの頃なら日本の方が強いと思われていた中国もタイも、国内リーグのレベルは一昔前より大幅にアップしているのだから、レッズも他の日本勢も、余程のチーム力に仕上げないと、先ず持ってひじょうに困難な道程が待っていると思う。

そのレッズと激突する恐怖の3チーム。

広州恒大(中国)
39df59b1.jpeg尖閣問題だけを考えても、今回の中国では危険を考慮してサッカーをやるハメになる。そして今年ACL決勝トーナメント1回戦で、F東京を敗退に追い込んだ相手だ。そもそもリッピが監督やっているというだけで厄介なんだが、そこにパラグアイ代表のルーカス・バリオスを擁していると聞いただけで頭が痛くなってくる。それとコンカってどうなった?広州恒大から移籍したがっているという話があったものの、その後はどうなったのだろうか。もう居なくなってくれている事を切に願うのである。
中国スーパーリーグは、お金を積んで欧州から次々大物選手を集めている事はわかっていても、そのチームの内面はベールに包まれている感があって、良くわからないのが恐い。レッズが過去に戦った上海申花や山東魯能も、もうガラリとチーム状況が変わっているんだろうな・・・。

全北現代モータース(韓国)
81241dc8.jpegこことは07年ACL準々決勝で戦って、レッズが勝利を収めているだけに、いくらか気が楽に考える事は出来る。これだけでも苦手意識は無い。逆に敵がレッズに苦手意識を持っていてくれたら幸いなのだが、とはいうものの、あの頃からお互いに状況がガラリと変わっているため、過去の戦いは余り例にならないとは思うが。ただしACLの経験値は当然レッズと比べ物にならないレベルなので、このACLの常連とまた当たるのは実に厄介であると言える。
李東国はここに居たのか。一応総合力を考えた場合、このグループ内では最強である事は間違いないので、このチームこそが大きな壁と考えて良いかな。後は、試合中に喧嘩にならないように気を付けよう。まああの頃からすると、今のレッズで血の気の多い選手は原口くらいだから、そこは大丈夫だとは思うが・・・。

ムアントン・ユナイテッド(タイ)
50f9ac55.jpeg不気味な存在ではタイのムアントン・ユナイテッド。元イングランド代表のR・ファウラーや、仙台などに居た財前が所属したチームとして知られているが、それにしてもエンブレムがすげーカッコ良い・・・なんて悠長な事言っていられないかもしれない。タイは侮れない。タイと聞くと、サッカーでは韓国が台頭する前のアジアでは最強クラスだったなんて時代もあったようだが、そんな昔話は抜きにしても、決して余裕ぶっこける相手ではない。現に今年のACLで、柏がアウェーでブリーラム・ユナイテッドに敗れている。そもそもタイはJリーグと提携関係となった訳だし、それだけでもレッズの研究材料はあちらに筒抜けと考えておいて良いだろう。
そもそも東南アジアは劣悪なピッチ状態や、特有の高湿気を伴う暑さ自体が敵なのだから、それだけを考えても中東以上に何が起こるかわからない地域。レッズとて、07年のインドネシアにおいて、ペルシク・ケディリにまさかの大苦戦を強いられた訳だし。

なんじゃこりゃ、こう考えると・・・強い相手ばかりじゃないか!!オーマイガー。
どうすんだよ、おい~・・・(汗)
い、いや、ここはレッズを信じるしか・・・た、頼むぞミシャ。

ちなみに広島と仙台と日本の残り1枠のグループは・・・

グループE
ベガルタ仙台(日本)
FCソウル(韓国)
ブリスベン・ロア(オーストラリア)vsブリーラム(タイ)の勝者
江蘇舜天(中国)

グループG
サンフレッチェ広島(日本)
北京国安(中国)
浦項スティーラーズ(韓国)
ブニョドコル(ウズベキスタン)

グループH
天皇杯王者(日本)
セントラルコーストマリナーズ(オーストラリア)
水原ブルーウィングス(韓国)
貴州人和(中国)

うわ、広島も仙台も危険なグループに入ったな。特に広島は死のグループに・・・。
ってか、日本勢にとって、この期に及んで安全なグループなんて、無いか。
と、他チームの事を心配していても始まらないので、先ずはレッズが頑張って予選突破を目指さないと・・・。
広島も仙台も、みんな生きて決勝トーナメントで会おう!(なんちゃって)

来季に向けた懸案事項その1、槙野をどうするか問題が解決。槙野のレッズへの完全移籍が決まった。でも正式発表はもっと後かと思ったが、それがリーグ戦終わって僅か3日後に成されたのは驚いた。クラブも最近は行動が早くなったな。
とは言うものの、もう最終節で自らレッズ残留宣言しちゃったから、既に決定事項だった訳ではあるのだけど、それでも正式発表までは何が起こるかわからない世界でもあるから、まあこれでひと安心。良かった良かった。

今年1年、槙野無くしては語れないレッズの躍進ではあった訳だけど、でも自分、槙野が広島時代からムードメーカーだったのは知っていても、それでもここまでチームを盛り上げてくれる選手だったとは思っていなかった。それも昔から居たチームならまだしも、移籍1年目、それもレンタル移籍の身でありながら、ここまでチームを思って、サポーターを思って行動してくれる選手だったなんて、予想外だった。そして槙野にとっては、柏木の存在も大きかったのは間違いない。

岡野が居なくなって以来、すっかりチームにムードメーカーが居なくなってしまったレッズに現れた救世主、今から思えば、それが槙野だった。やはりチームにとって1人は強烈なムードメーカーが必要だという事が、槙野の件で改めて思い知らされたレッズだったのではないだろうか。
極端な事を言えば、こういう人物が居ない組織だと、火の消えたような状態に陥る事があるし、コミュニケーションも希薄になってしまう場合がある。ここ数年のレッズというチーム内は、もしかしたらそういう状態だったのかもしれないし、だからこそ成績も向上しなかった面はあるかもしれない。

いや、そこばかり指摘していては槙野に失礼かな。もちろん戦力としても大きな役割を担ったのは周知の通りだし、槙野無くしては語れない勝利が多々あった。ちょっと守備面でのミスが少なくなかったのは否めない部分だが、それを上回る得点力が槙野の武器でもあるから・・・ま、そこは今は皆まで言わなくて良いか。
自分がシーズン前に槙野について思った事は「槙野が本当に来た」で書いてあるので、よろしければ参照してほしい。そこで自分が懸念した、ケルンでの出場機会が少なかった故の試合感という部分は、これは完全に自分の取り越し苦労に終わってくれた。
そう、ケルンでハッと思い出したが、問題はケルンにどれだけの移籍金を支払ったのかが気になる。ケルンとはたった半年残っていた契約だから、そうバカ高くはないとは思っているが、これが噂された通りの2千万円であるならば・・・安いと思って良いかい?この辺は、3位の賞金をそっくり槙野の移籍金と年俸に回すくらいの余裕は、まだレッズにはあると思っているから心配はしていないけど。

まあ完全移籍が決まっためでたい日に、これ以上の野暮な話はやめておこう。
とりあえず槙野、改めてレッズへようこそ。

あと贅沢をひとつ言わせてもらうと、槙野とは対極の、もう原口なんてオシッコちびっちゃう(スマソ)位に従うような、恐くて厳しいタイプの選手が1人か2人欲しいんですけど・・・

J1リーグ第34節
浦和レッズ2-0名古屋グランパス
~埼玉スタジアム2002

終電ギリギリの午前様帰宅の挙げ句、またもパソコンのスイッチを入れた瞬間に寝ていた・・・

121201vsNAGOYA.jpg終わり良ければ全て良し、という訳ではないにしても、06年以来勝てていなかった最終節で、ようやく勝利出来た事は、いよいよレッズの全てが変わり出したと捉えて良いのだろうか。
今季のリーグ戦を振り返ると、まだどの姿が真のレッズなのかは測りかねるものの、最終節でここまで完璧な試合内容を披露するあたりは、もう一時期の低迷に喘いだレッズではないとも受け取れる、いや、受け取りたい、そんな内容だった。

その勝利の先に待っていたご褒美か、それとも奇跡なのかはわからない。ただひとつ言える事は、ここまで頑張った成果なのだという事だけは、胸を張って言って良いと思う。
土壇場でひっくり返った順位。他力本願だろうが何だろうが、それが順位というものだし、運もあったし、それを引っくるめての勝負事だ。それに泣かされた時もあれば、それで歓喜した時だってある。
勝負事は非情だし、ドラマだ。それは上位だけではなく、違う所ではまた違った歓喜と悪夢があった。もはや望み薄だった17位が、16位と15位の敗戦によって、残留を決めたドラマもあった。そして涙も怒りもあっただろう。それぞれがそれぞれの場所で、ドラマを経験した事だろう。

もはや手の届かないかもしれない状況に陥りながら、最後の最後で手に入れたACL出場権。
こんなドラマもあって良いし、最後の最後で、勝利の女神もサッカーの神様も、やっとレッズの味方をしてくれたのかもしれない。

自ら残留宣言の雄叫びをあげた槙野の姿があった。
たった1年でチームを去る身でありながら、実に潔い態度のポポの姿があった。
そして・・・
達也の涙で、自分も、もう言葉にならない。しかし12年間のレッズでの達也が凝縮された涙だったし、別れは辛いが、でも、言葉は少し変だが、こんな別れ方も良いな、と感じた。これが選手とサポーターの、ある意味での幸せな別れ方でもあるのかなと感じた。そして、出来ることであれば、今まで不幸な形でレッズを去って行ったあの選手もこの選手もどの監督も、本来であれば今回のように、最後だけは幸せな関係で送り出したかった。そう感じた達也の涙だった。

色々と内容の濃い最終節になった。もちろんまだ天皇杯が残っているから今季の戦いは終わっていない。
しかし、いよいよこの手に取り戻したACL出場権が、これからのレッズであるという事実を得た。
思えば、長い苦難の時間を過ごした。その間に失ったものも多かったし、だからこそ感慨深いものになっているのかもしれないが、ひとつ言える事は、そういう苦難の時間も、決して無駄ではなかったという事だ。悩んで苦しんで、紆余曲折を経てこそ得られるものがある。それをレッズが証明したと思う。そして・・・”あの時”から止まっていた時間が、再び動き出したという事だ。その時計の針を何処まで動かせられるか、進められるかが、これからのレッズであろう。

ひとつの歴史が終わって、いよいよ、ここから新しいレッズが始まるのだ。堂々と胸を張ってアジアへ飛びだして行こう。

121201vsNAGOYA2.jpgという事で、毎年恒例の浦和での大反省会は、5年振りのザ・美酒で締め括られた!!めでたしめでたし。

あんな話、こんな話、ちょっと落っこちたガンバも酒の肴にしてしまったが、まあそれがサッカーだし、ぶっちゃけガンバがJ2に落ちた事実も、まだ信じられない感じ。いやはや、Jリーグも色々と変わって行くものなんだと、しみじみ感じた夜だった。

そんな訳で、今季リーグ戦、皆さん大変お疲れ様でした。
そして天皇杯、頑張りましょう。

------
J1リーグ第34節 浦和2-0名古屋
得点/23分・柏木(浦)、59分・槙野(浦)
主審=村上 伸次
観衆:51,879人


ポポも退団か。まあ、1年契約だったのと、今季の働きと年齢を総合的に見た場合、これは仕方のない事だろうけど。

自分は開幕前の「ポポも本当に来た」という記事で、こんな事を書いてしまっていた。
計算できるFWという意味では、いくら日本での経験が長いとか、マルシオと幼馴染みの仲良しだからとはいえ、外国人FWとしては得点力が抜群にあるとは言えないし、コンスタントに得点するとも言えない選手なのに、それでも何故ポポだったのかは大きな疑問であるし、そもそも33歳という年齢からして、その場凌ぎっぽいのは明らかで、そこが懸念材料であるのは絶対的に否めない
ポポには失礼ながら、自分は何故、今季の外国人補強がポポだったのかを疑問に思っていたし、文面からもわかる通り、得点力には期待していなかった訳で、これは開幕前に懸念した通りになってしまったという意味で、実に残念な補強になってしまった。

いや、それはそれとして、ミシャがポポを積極的に使わなかったのも、ようするにミシャのサッカーに合っていなかった故に途中から完全に構想外になってしまった事は明白だし、そもそもランコと並んでポポという2人の助っ人FWが、多くの試合でベンチを暖めていたのが今季のレッズであるのだから、これは端から見たらかなりの異常に映ったかもしれない。
更にポポを不幸にしたのは、ミシャが原口に固執し過ぎてしまった事実だ。挙げ句の果てに右ウイングバックという使われ方までしていたのであるから、これはポポにとって二重三重の不幸であった。
ポポのようなタイプは、使い方次第で大きな戦力になる事は間違いないのだが・・・しかし、もはやこうなると、ポポ自身が悪いというより、レッズを取り巻く状況からして、タイミング的に運が無かったと言わざるを得ないのだが、こんな事を言うと本当にポポがかわいそうなんだけど、でもポポは、レッズに来るべきではなかった・・・
韓国でも日本でも実績のあるポポにとって、レッズで想定外のような扱いを受けて、よくぞ不満を口にすること無くシーズンを通して来たと思うが、そこは他チームでも”献身的”と言われていただけあって、レッズでも人格者で居てくれたのは感謝である。

とはいうものの現実を見れば、結果的にポポにとっては移籍先を間違えたという事だし、レッズにとっては補強する選手を間違えたという事であるが・・・
これは推測の域を出ない話だが、もしレッズがポポを選んだ第一理由が”戦力”ではなく、噂された通りに”マルシオ”の存在があるのだとしたら、今後そういう理由で選手を補強するのは、絶対にやめてもらいたいと強く思う。こういう補強の仕方は、特定の選手に甘えを生む原因にもなり得る訳で、結果的にお互いを不幸にしてしまうかもしれないのだから。

国立の柏戦での衝撃的な土壇場決勝ゴールは、今でも鮮明に脳裏にこびりついているが、しかし・・・
ポポの右足から、強烈なキャノン砲ゴールはついに炸裂しなかった。いや、まだ残り試合がある。そこで惜別のキャノン砲でゴールネットを揺らしてくれ。

それにしても、冬の時代の到来だ。達也も放出、ポポも退団・・・ランコはまだ半年分の契約が残っているのか?それとも?
しかしこれでFWは完全に駒不足。来季に向けて計算できる点取り屋の補強を成功させないと・・・かなり不味い。

 


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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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