浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
ついに発表された2013新ユニフォームは、デザインは率直に言うと去年より格段に良いと思う。
何事にもシンプル・イズ・ベストが信条な自分にとっては、胸スポンサーロゴが赤に白単体という、従来の形に戻った事には大変歓迎している。
胸スポンサーになってくれたのに、決して評判が良いとは言えないポラスも、本来のロゴから色を抜いて白単体に妥協してくれた事に関しては感謝である。白にしてくれれば、別に違和感が無いし、ロゴのデザインとユニフォームがマッチしているかどうかについても、決して悪くはない感じに仕上がっていると思う。ただしサードのエメグリはゴールキーパー用みたいで違和感はあるけど。
じゃあ今年こそ買い換えるか・・・!?
いや、そうは問屋が卸さない。
本音を言えば、原口が9番を付けてくれたら捉購入を決断したのかもしれないが、同時に発表された今季の番号は、新加入選手は別にして、変更があったのは高橋が千葉へのレンタル延長によって開いた番号である槙野の5のみ。原口はまだ24のまま。・・・いつまで9を空けておくんだよ。それとも原口は意地でも14が空くまで待つつもりか!?
それにしても、森脇の番号が46ってアンタ・・・直輝34の後に、どうして一気に46まで飛んでしまうんだ!!??いくら何でもこんな派手に空き番を作っても良いのか!?昔、神戸で大久保が50とか着けていた気がするが、それに迫る勢いの46。うーむ、海外では99とかあるから、別に50でも46でも良いんだろうけど・・・それにしてもすげーな、始めから46って。ひょうきんな森脇らしいといえば森脇らしいが・・・
でもACL用の方が三菱ロゴでカッコ良いと思う。ポラスには失礼なのを承知で言うけど、それでも三菱自工をリーグ戦用にした方が、絶対にユニの売り上げはアップすると思うんだけど・・・まあポラスは国内視野で、三菱は世界的視野って事なんだろうけど。
しかしACL用は、エンブレムの下に日の丸・・・これ胸じゃなくて、肩にしてほしかった。だってこれが胸の位置にあると、日の丸が乳首(以下略)
何事にもシンプル・イズ・ベストが信条な自分にとっては、胸スポンサーロゴが赤に白単体という、従来の形に戻った事には大変歓迎している。
胸スポンサーになってくれたのに、決して評判が良いとは言えないポラスも、本来のロゴから色を抜いて白単体に妥協してくれた事に関しては感謝である。白にしてくれれば、別に違和感が無いし、ロゴのデザインとユニフォームがマッチしているかどうかについても、決して悪くはない感じに仕上がっていると思う。ただしサードのエメグリはゴールキーパー用みたいで違和感はあるけど。
じゃあ今年こそ買い換えるか・・・!?
いや、そうは問屋が卸さない。
本音を言えば、原口が9番を付けてくれたら捉購入を決断したのかもしれないが、同時に発表された今季の番号は、新加入選手は別にして、変更があったのは高橋が千葉へのレンタル延長によって開いた番号である槙野の5のみ。原口はまだ24のまま。・・・いつまで9を空けておくんだよ。それとも原口は意地でも14が空くまで待つつもりか!?
それにしても、森脇の番号が46ってアンタ・・・直輝34の後に、どうして一気に46まで飛んでしまうんだ!!??いくら何でもこんな派手に空き番を作っても良いのか!?昔、神戸で大久保が50とか着けていた気がするが、それに迫る勢いの46。うーむ、海外では99とかあるから、別に50でも46でも良いんだろうけど・・・それにしてもすげーな、始めから46って。ひょうきんな森脇らしいといえば森脇らしいが・・・
でもACL用の方が三菱ロゴでカッコ良いと思う。ポラスには失礼なのを承知で言うけど、それでも三菱自工をリーグ戦用にした方が、絶対にユニの売り上げはアップすると思うんだけど・・・まあポラスは国内視野で、三菱は世界的視野って事なんだろうけど。
しかしACL用は、エンブレムの下に日の丸・・・これ胸じゃなくて、肩にしてほしかった。だってこれが胸の位置にあると、日の丸が乳首(以下略)
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今季からJFLに昇格するSC相模原から、マリノスがファビオ・アギアールという若いブラジル人DFを獲得したそうな。相模原は昨季まで関東1部リーグに所属していた訳で、つまりこのファビオという選手は、地域リーグの選手であった訳だ。ブラジル時代も、完全に無名の存在であったようだ。
最近のレッズでは絶対に行わないような補強を、マリノスも然り他チームも然り、結構平気で行っている印象がある。つまりレッズの場合、補強は、こんな事を言っては何だけど、かなりの確率で年齢やネームバリューが優先である。
しかし同じJ1でマリノスを例にとっても、例えば今回のファビオにしてもそうだし、凄い年齢になっているドゥトラを復帰させてみたり、過去には香港リーグ得点王を獲得してみたりと、補強に対するコンセプトが、レッズとはまるで違うというのがわかる。
但しお金の問題もあるので、ではマリノスがレッズのような財政状態なら、もっとビッグな選手を獲得するのかもしれないが、それを鑑みた場合でも、仮にレッズがマリノスの財政状態だったとしても、今回のマリノスのように地域リーグから外国人選手を引っ張って来たり、あまりに高齢な選手を復帰させるような補強は、やらない気がする。いや、やらないというのは違うな。出来ない気がする。
ようするにレッズというクラブチームは、昔から色眼鏡に染まっている状態にある。これまでの補強からして、殆ど”冒険”をした事が無い。それは財政的に豊かになったここ10年のみならず、チームが弱かった頃から続いているレッズの補強対象は、上記に書いたように、先ずは年齢やネームバリューが優先され、反して掘り出し物狙いや、無名の選手や高齢の選手には、極力手を出さないコンセプトだった。
国内に目を張り巡らせて無名選手を発掘したり、外国で安くても有力な選手を引っ張って来るような、独自の力が極めて希薄なのである。
もちろんこのようなコンセプトが悪いという訳ではなく、レッズのように常に安全牌のような形を選んでいれば、当然ながら失敗の確率は少ないのだから、それはそれで理に叶ったチーム方針であるとは言えよう。
しかし、同リーグ内で牌を奪い合っているだけでは劇的な変化は訪れず、それだけを続けているという事は、やがて補強に対する色眼鏡から抜け出せなくなり、いざ窮地に陥った場合でも独自の機転が無いため、危機を脱せなくなる場合がある。つまり独力で考えて自力で歩いて発見する力が無くなってしまうし、選手を見極める目も養われない。現に今のレッズは、かつての王道であったドイツルートが消滅し、J1復帰後の南米路線転換もあっさりも失敗し、そして国内ばかり頼りにしている内に、独自に有力外国人選手を引っ張って来るルートも力も無くなってしまった。独自のパイプが存在しない。だから何かにつけては監督頼み、代理人頼みに留まってしまう。
過去、降格危機に陥ると海外から日本では知られていない外国人選手を引っ張って来ては、その危機を脱したクラブが何チームかあった。名前を出すと語弊も生むのであえてチーム名や選手名は伏せるが、そういったチームのフロントは、色眼鏡な状態では絶対に生み出せない力を持っているはず。
かつて札幌時代の岡ちゃんは、問題児だったエメルソンを例に出して「補強はギャンブル」と言い切った。このギャンブルと例える事に抵抗を覚える人も居るだろうが、しかし、そう、それでも補強はギャンブルなのである。成功するかしないかは、蓋を開けてみなければわからない。補強に確実な成功の保証など、どこにも存在しない。
そうは言っても、いつまでも1番人気や2番人気に賭けていて勝っても、その儲けは少ない。それならば、たまには大穴に賭けてみるのも・・・もちろん、レッズにその勇気があればの話だが。
レッズの開幕前の補強が終了した。ついに残っている外国人枠とアジア枠が使われる事は無かった。しかしレッズのフロントにしても、このまま色眼鏡状態を続ける限り、また夏の補強もロクに進行しない気がする。
前回はヴィドシッチに関して色々と不満も言ってしまった自分だが、とは言っても今のレッズには、もう選り好みして来てくれる外国人は居ないと思う。もちろん大物クラスが可能ならば、それに越したことはない。しかしそれが無理ならば、それならばいっそ型にはまった考えから抜け出して、余裕のある内に外国人1人位は自分の力で探し歩いて、そして夏にでも・・、そろそろ冒険しても良い頃なんじゃないかな。
・・・何か昔、そんな名前の漫画があったな(苦笑)
最近のレッズでは絶対に行わないような補強を、マリノスも然り他チームも然り、結構平気で行っている印象がある。つまりレッズの場合、補強は、こんな事を言っては何だけど、かなりの確率で年齢やネームバリューが優先である。
しかし同じJ1でマリノスを例にとっても、例えば今回のファビオにしてもそうだし、凄い年齢になっているドゥトラを復帰させてみたり、過去には香港リーグ得点王を獲得してみたりと、補強に対するコンセプトが、レッズとはまるで違うというのがわかる。
但しお金の問題もあるので、ではマリノスがレッズのような財政状態なら、もっとビッグな選手を獲得するのかもしれないが、それを鑑みた場合でも、仮にレッズがマリノスの財政状態だったとしても、今回のマリノスのように地域リーグから外国人選手を引っ張って来たり、あまりに高齢な選手を復帰させるような補強は、やらない気がする。いや、やらないというのは違うな。出来ない気がする。
ようするにレッズというクラブチームは、昔から色眼鏡に染まっている状態にある。これまでの補強からして、殆ど”冒険”をした事が無い。それは財政的に豊かになったここ10年のみならず、チームが弱かった頃から続いているレッズの補強対象は、上記に書いたように、先ずは年齢やネームバリューが優先され、反して掘り出し物狙いや、無名の選手や高齢の選手には、極力手を出さないコンセプトだった。
国内に目を張り巡らせて無名選手を発掘したり、外国で安くても有力な選手を引っ張って来るような、独自の力が極めて希薄なのである。
もちろんこのようなコンセプトが悪いという訳ではなく、レッズのように常に安全牌のような形を選んでいれば、当然ながら失敗の確率は少ないのだから、それはそれで理に叶ったチーム方針であるとは言えよう。
しかし、同リーグ内で牌を奪い合っているだけでは劇的な変化は訪れず、それだけを続けているという事は、やがて補強に対する色眼鏡から抜け出せなくなり、いざ窮地に陥った場合でも独自の機転が無いため、危機を脱せなくなる場合がある。つまり独力で考えて自力で歩いて発見する力が無くなってしまうし、選手を見極める目も養われない。現に今のレッズは、かつての王道であったドイツルートが消滅し、J1復帰後の南米路線転換もあっさりも失敗し、そして国内ばかり頼りにしている内に、独自に有力外国人選手を引っ張って来るルートも力も無くなってしまった。独自のパイプが存在しない。だから何かにつけては監督頼み、代理人頼みに留まってしまう。
過去、降格危機に陥ると海外から日本では知られていない外国人選手を引っ張って来ては、その危機を脱したクラブが何チームかあった。名前を出すと語弊も生むのであえてチーム名や選手名は伏せるが、そういったチームのフロントは、色眼鏡な状態では絶対に生み出せない力を持っているはず。
かつて札幌時代の岡ちゃんは、問題児だったエメルソンを例に出して「補強はギャンブル」と言い切った。このギャンブルと例える事に抵抗を覚える人も居るだろうが、しかし、そう、それでも補強はギャンブルなのである。成功するかしないかは、蓋を開けてみなければわからない。補強に確実な成功の保証など、どこにも存在しない。
そうは言っても、いつまでも1番人気や2番人気に賭けていて勝っても、その儲けは少ない。それならば、たまには大穴に賭けてみるのも・・・もちろん、レッズにその勇気があればの話だが。
レッズの開幕前の補強が終了した。ついに残っている外国人枠とアジア枠が使われる事は無かった。しかしレッズのフロントにしても、このまま色眼鏡状態を続ける限り、また夏の補強もロクに進行しない気がする。
前回はヴィドシッチに関して色々と不満も言ってしまった自分だが、とは言っても今のレッズには、もう選り好みして来てくれる外国人は居ないと思う。もちろん大物クラスが可能ならば、それに越したことはない。しかしそれが無理ならば、それならばいっそ型にはまった考えから抜け出して、余裕のある内に外国人1人位は自分の力で探し歩いて、そして夏にでも・・、そろそろ冒険しても良い頃なんじゃないかな。
・・・何か昔、そんな名前の漫画があったな(苦笑)
降って沸いたように、ついに新外国人の名前が飛び出した。それも待望のFW。
◆浦和 ACLへ積極補強 今度は元オーストラリア代表FW獲り(スポニチ)
『浦和が元オーストラリア代表FWダリオ・ビドシッチ(25=アデレード)の獲得に動いていることが5日、分かった。地元紙が浦和と同選手の代理人がすでに接触したと報じた。』
ダリオ・ヴィドシッチ
旧ユーゴ出身のクロアチア系オーストラリア国籍。
ポジション:MF/FW
185センチ。
25歳。
オーストラリアA代表14試合1得点。
・・・んん、んー?
オーストラリア代表歴あり、ドイツでのプレー経験あり、25歳という年齢的にも頃合い。アデレードでは10番を背負って、今季12試合で8得点をマーク。しかも長身。そして当然アジア枠が使える。
んー・・・これだけ聞くと、かなり聞こえが良い選手ではあるのだが・・・どうなんだろう?南アフリカW杯にも選出されてはいたが、出場は無し。ACLには出場経験がある。
ちなみに、去年12月にシドニーとアデレードが対戦した時に、シドニーに移籍したONOと、アデレードのヴィドシッチがともにゴールを決めているな。
一応ユーチューブでヴィドシッチのプレーを確認した限りでは、動きはしなやかでシュート精度も良い風に映ってはいるが、それはあくまで良いトコ取りのハイライト。実際は・・・?
風貌は・・・女性ファンが増えそうだが?
わかんない。どういう選手だかまったくわかんない。
同じオーストラリア代表でも、ケネディやキューウェルのクラスだと「おおー!」って事になるんだろうけど、ヴィドシッチと言われても・・・わからん!!
これオーストラリ人選手の名前が出る度に書いている事だけど、オーストラリア人って体格と技術が伴っていない選手が多いから、ビッグネームクラス以外は、ブラジル人以上に獲ってみないとわからない領域なんだよな。
代表経験があるとか欧州でのプレー経験があるからだけでは、決して判断が出来ないレベル。それがオーストラリア人選手の現状だと思う。
つまりぶっちゃけ、ビッグネーム以外のオーストラリア人選手は、比率で言えばサッカー技術では日本人の方が遙かに上。それ故に、オーストラリア人選手と聞いても、あまり時めかないのが本音。これはスピラの時もそうだった。せめてかつてのゼリッチくらいの知名度があればまた違うんだろうけど。
ただそれを心配出来るって事は、まあ裏を返せばそれだけ、オーストラリア人選手が身近な存在でもあるって事なんだけど。
今の所、この補強が本当だったとしても、引き続き遮二無二補強の領域は出ていないレベルの選手の可能性は高い。贅沢を言うときりがないが、期待し待ち焦がれたレベルではないというのが個人的な本音。というか、ランコやサヌの例があるから、最近はビッグネーム以外は、補強話が飛び出しても時めかない免疫が付いてしまった。これが良い事なのか、悪い事なのか・・・。
だいたい、どういう方面からヴィドシッチの話が出たのかも怪しい。オグノネフスキーやアンタルの時みたいな感じなのかもしれない。
まあ以前に”飛ばし記事レベルでも良いから、何か名前が挙がるのを日々期待”とか書いた反面でこうなのだから、実に我が儘な性格だと我ながら思うが(苦笑)
でもわからん。今回は期待しないで経過を見守ろう。
◆浦和 ACLへ積極補強 今度は元オーストラリア代表FW獲り(スポニチ)
『浦和が元オーストラリア代表FWダリオ・ビドシッチ(25=アデレード)の獲得に動いていることが5日、分かった。地元紙が浦和と同選手の代理人がすでに接触したと報じた。』
ダリオ・ヴィドシッチ
旧ユーゴ出身のクロアチア系オーストラリア国籍。
ポジション:MF/FW
185センチ。
25歳。
オーストラリアA代表14試合1得点。
・・・んん、んー?
オーストラリア代表歴あり、ドイツでのプレー経験あり、25歳という年齢的にも頃合い。アデレードでは10番を背負って、今季12試合で8得点をマーク。しかも長身。そして当然アジア枠が使える。
んー・・・これだけ聞くと、かなり聞こえが良い選手ではあるのだが・・・どうなんだろう?南アフリカW杯にも選出されてはいたが、出場は無し。ACLには出場経験がある。
ちなみに、去年12月にシドニーとアデレードが対戦した時に、シドニーに移籍したONOと、アデレードのヴィドシッチがともにゴールを決めているな。
一応ユーチューブでヴィドシッチのプレーを確認した限りでは、動きはしなやかでシュート精度も良い風に映ってはいるが、それはあくまで良いトコ取りのハイライト。実際は・・・?
風貌は・・・女性ファンが増えそうだが?
わかんない。どういう選手だかまったくわかんない。
同じオーストラリア代表でも、ケネディやキューウェルのクラスだと「おおー!」って事になるんだろうけど、ヴィドシッチと言われても・・・わからん!!
これオーストラリ人選手の名前が出る度に書いている事だけど、オーストラリア人って体格と技術が伴っていない選手が多いから、ビッグネームクラス以外は、ブラジル人以上に獲ってみないとわからない領域なんだよな。
代表経験があるとか欧州でのプレー経験があるからだけでは、決して判断が出来ないレベル。それがオーストラリア人選手の現状だと思う。
つまりぶっちゃけ、ビッグネーム以外のオーストラリア人選手は、比率で言えばサッカー技術では日本人の方が遙かに上。それ故に、オーストラリア人選手と聞いても、あまり時めかないのが本音。これはスピラの時もそうだった。せめてかつてのゼリッチくらいの知名度があればまた違うんだろうけど。
ただそれを心配出来るって事は、まあ裏を返せばそれだけ、オーストラリア人選手が身近な存在でもあるって事なんだけど。
今の所、この補強が本当だったとしても、引き続き遮二無二補強の領域は出ていないレベルの選手の可能性は高い。贅沢を言うときりがないが、期待し待ち焦がれたレベルではないというのが個人的な本音。というか、ランコやサヌの例があるから、最近はビッグネーム以外は、補強話が飛び出しても時めかない免疫が付いてしまった。これが良い事なのか、悪い事なのか・・・。
だいたい、どういう方面からヴィドシッチの話が出たのかも怪しい。オグノネフスキーやアンタルの時みたいな感じなのかもしれない。
まあ以前に”飛ばし記事レベルでも良いから、何か名前が挙がるのを日々期待”とか書いた反面でこうなのだから、実に我が儘な性格だと我ながら思うが(苦笑)
でもわからん。今回は期待しないで経過を見守ろう。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。
ここ3日、毎年の如く昼夜逆転のだらしない酒飲み生活だったから、三が日を終える今日こそ、体内時計を普通の状態に戻さなければ・・・とは言っても、昨晩も飲み歩いていて午前様だったから、今日起きたのは11時だが(バカ)
で、起きてネットのスポーツニュースを開いたら、何故か柏から「那須大亮」獲得の記事が出ていた。
・・・何だこれ?もしかしてナスリの間違いじゃないのか?・・・いや、それこそ間違いか。冗談は右に置いておいて、まさに寝耳に水とはこの事だろうけど、それにしても年明け早々に、ある意味でサプライズな報が飛び込んで来た。
昨年まで那須の”な”の字も報道されていなかったところからして、果たしてこれが本当の話なのか、暴走記事なのかは目下不明なものの、本当だとしたら強化部は完全に水面下で動いていた事になる。水輝をレンタルで外に出す話とも繋がっている感じ。そして柏が天皇杯決勝でシーズンが終了した事で隠す必要が無くなったから、それで一気に話が洩れたのだろう。
那須はボランチが本職とはいうものの、最終ラインもサイドもこなす守備面のポリバレントな選手。経験豊富な点とシンプルに対人守備を考えた場合、斑が無くミスも少ないバランスに優れた職人系の選手というイメージ。内面もけっこう熱いものを持っているらしい。ただし、派手さが無い上に、もう31歳。もはや伸びしろは考えられない。つまりこれで飛躍的に守備力がアップするというレベルではない。
上記の事から、悪い補強ではないにしても、ここから多くを期待するには無理がある補強で、それでも柏との契約1年を残している上でレッズが獲りに行っていたのならば、それだけACLに備えて手頃な有力選手をかき集める、文字通りの”層を厚くする”ための遮二無二補強と言える。
那須は本来センターバックを希望している話は前々から有名なので、先ずここは永田とポジションを争う事になるのだろうが、それぞれ持ち味が兼ね備えた選手だけに、どちらがバックアッパーに回っても不思議ではないが・・・。
森脇が決まった。関口も決まった。そして既に番号まで決まっているらしい興梠も、余程天地がひっくり返らない限りは、今日でも明日にでも正式発表されようとしている段階。その上で今度は那須の名前が飛び出した。興梠以外は、すべて上位チームから引き抜いている。必要なポジションに必要な選手を補強している。的は射ているし、理に叶ってはいる。安牌レベルでの補強は着実に成功している。
超大型補強ではない。しかし大型補強には変わりない。とは言うものの、これだけ補強しておいて不満を言ってしまうと「贅沢言うな」と怒られるだろうけど、それを承知で言うと、・・・何かが物足りない。そう、やはりパンチの効いたネームが、欲を言えばそういう外国人選手が・・・
しかしこの感じからすると、那須で補強は打ち止めなのかもしれない。一応、課題のポジションに有力選手を4人埋められるだけ揃った訳だし。
しかし補強は数ではなく、質がなにより大事である。昨年に槙野と阿部を獲った事で飛躍的に戦力アップしたのが良い例で、逆に2011年に数だけ揃えて大失敗した例もある。もちろん2011年と比べたら、何倍もグレードアップした補強であるのは明白としても、でもやはり、やはり物足りなさがあるのは否めない。決して補強する選手のレベルが物足りないのではなく、本気で優勝を目指すレベルでの戦力アップを考えた場合の意味で。それだけACLと国内リーグを両立させる事が、どれだけ大変で厳しく難しい事であるかは、他でもないレッズが一番良くわかっているはずである。この補強状況でそれを乗り切れるかどうかを本気で考えた場合・・・んー、・・・やはり疑問符は付くと思う。
なんて贅沢は言っていても、お金の問題もフロントの力量の問題もあるから、それはそれで納得しなければいけないのもわかっている。他の追随を許さない、飛ぶ鳥を落とすようなレベルは、不況下の今は現実的に無理なのは理解しているつもり。
個人的な話で、とりあえず今の所、あくまで目標をかなり上に設定してみた上で、自分の中での補強率は”上の下”。大型補強にしても超大型補強とは言えず、繰り返すけど、ACLに備えた遮二無二補強の域は出ていない。そういうこと。
本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。
ここ3日、毎年の如く昼夜逆転のだらしない酒飲み生活だったから、三が日を終える今日こそ、体内時計を普通の状態に戻さなければ・・・とは言っても、昨晩も飲み歩いていて午前様だったから、今日起きたのは11時だが(バカ)
で、起きてネットのスポーツニュースを開いたら、何故か柏から「那須大亮」獲得の記事が出ていた。
・・・何だこれ?もしかしてナスリの間違いじゃないのか?・・・いや、それこそ間違いか。冗談は右に置いておいて、まさに寝耳に水とはこの事だろうけど、それにしても年明け早々に、ある意味でサプライズな報が飛び込んで来た。
昨年まで那須の”な”の字も報道されていなかったところからして、果たしてこれが本当の話なのか、暴走記事なのかは目下不明なものの、本当だとしたら強化部は完全に水面下で動いていた事になる。水輝をレンタルで外に出す話とも繋がっている感じ。そして柏が天皇杯決勝でシーズンが終了した事で隠す必要が無くなったから、それで一気に話が洩れたのだろう。
那須はボランチが本職とはいうものの、最終ラインもサイドもこなす守備面のポリバレントな選手。経験豊富な点とシンプルに対人守備を考えた場合、斑が無くミスも少ないバランスに優れた職人系の選手というイメージ。内面もけっこう熱いものを持っているらしい。ただし、派手さが無い上に、もう31歳。もはや伸びしろは考えられない。つまりこれで飛躍的に守備力がアップするというレベルではない。
上記の事から、悪い補強ではないにしても、ここから多くを期待するには無理がある補強で、それでも柏との契約1年を残している上でレッズが獲りに行っていたのならば、それだけACLに備えて手頃な有力選手をかき集める、文字通りの”層を厚くする”ための遮二無二補強と言える。
那須は本来センターバックを希望している話は前々から有名なので、先ずここは永田とポジションを争う事になるのだろうが、それぞれ持ち味が兼ね備えた選手だけに、どちらがバックアッパーに回っても不思議ではないが・・・。
森脇が決まった。関口も決まった。そして既に番号まで決まっているらしい興梠も、余程天地がひっくり返らない限りは、今日でも明日にでも正式発表されようとしている段階。その上で今度は那須の名前が飛び出した。興梠以外は、すべて上位チームから引き抜いている。必要なポジションに必要な選手を補強している。的は射ているし、理に叶ってはいる。安牌レベルでの補強は着実に成功している。
超大型補強ではない。しかし大型補強には変わりない。とは言うものの、これだけ補強しておいて不満を言ってしまうと「贅沢言うな」と怒られるだろうけど、それを承知で言うと、・・・何かが物足りない。そう、やはりパンチの効いたネームが、欲を言えばそういう外国人選手が・・・
しかしこの感じからすると、那須で補強は打ち止めなのかもしれない。一応、課題のポジションに有力選手を4人埋められるだけ揃った訳だし。
しかし補強は数ではなく、質がなにより大事である。昨年に槙野と阿部を獲った事で飛躍的に戦力アップしたのが良い例で、逆に2011年に数だけ揃えて大失敗した例もある。もちろん2011年と比べたら、何倍もグレードアップした補強であるのは明白としても、でもやはり、やはり物足りなさがあるのは否めない。決して補強する選手のレベルが物足りないのではなく、本気で優勝を目指すレベルでの戦力アップを考えた場合の意味で。それだけACLと国内リーグを両立させる事が、どれだけ大変で厳しく難しい事であるかは、他でもないレッズが一番良くわかっているはずである。この補強状況でそれを乗り切れるかどうかを本気で考えた場合・・・んー、・・・やはり疑問符は付くと思う。
なんて贅沢は言っていても、お金の問題もフロントの力量の問題もあるから、それはそれで納得しなければいけないのもわかっている。他の追随を許さない、飛ぶ鳥を落とすようなレベルは、不況下の今は現実的に無理なのは理解しているつもり。
個人的な話で、とりあえず今の所、あくまで目標をかなり上に設定してみた上で、自分の中での補強率は”上の下”。大型補強にしても超大型補強とは言えず、繰り返すけど、ACLに備えた遮二無二補強の域は出ていない。そういうこと。
森脇と関口の獲得から、その後の補強話が一向に浮上しないレッズは、どうやら今年中はこれ以上の補強話は期待できそうにない模様。
天皇杯で鹿島が生き残っている限りは、現在唯一明確な名前が挙がっている興梠の去就もハッキリしない訳だし、だったら新外国人は?と、飛ばし記事レベルでも良いから、何か名前が挙がるのを日々期待しているのだったが、どうやらそれも未だ無い。
挙げ句の果てに、某筋からは、このままFWの補強は無い場合もある、なんていう話も出て来ているのだから、これはまだまだ何がどう転ぶか、全く予断の許さない状況。
森脇は層が薄く高齢化が進むポジションに適材適所、関口はACLに向けて攻撃陣の層を厚くするためと、理に叶った良い選手を獲った反面、これで格段に戦力アップしたのかと問われれば、そうとも言えない。つまり補強とは言っても、今季の槙野と阿部に比べるとパンチ不足は否めない訳で、それは興梠とて同じ。補充レベルとは言わないまでも、これだけでレッズの戦力が格段にアップするとは思えない。そういうレベルに留まっている。今現在は。
今回行われている補強は、来季リーグ戦とACLを両立する上で、ひじょうに大切なものとなる訳だけど、そのような尋常ではない厳しく忙しい来シーズンを向かえるにあたって、最終的にその補強レベルが何処までなのかによって、クラブの本気度が試される良い機会だと思う。それは財政面においても、強化部のスカウト面においても、どれ程の力量があるのかが見られる補強になる。
以前に達也戦力外の記事で、これがクラブの等身大を表しているみたいな事を書いたけど、それは補強面においても同じ事が言える訳で、黄金期のバブル時代から久しく遠ざかっているレッズが、この不況下に於いて何処まで出来るのかによって、今後のレッズが現実的に”何を目指せるか”が見えてくる。つまり、レッズというクラブチームが、今後”何処に向かうのか”ではなく、”何処に向かえるのか”という事である。
レッズは黄金期のような、財政面で主導権を握れる状況であれば、自らの道を選択する事は可能だった。ある意味で、何処にでも向かえる可能性が高いクラブ、どんなものでも目指せる贅沢なチームだった。しかしもはや、そういう状況は終わりを告げている。途中で舵取りを間違えて右往左往したレッズは、何もかも力を磨り減らし過ぎた。
では、どうするか。新たに外に向けて、次はそれに変わる別のレッズの価値観を発信しなければいけない。来季は、それを確立させる為のシーズンであると思っている。その為の土台は、今季で出来上がっていなければいけない筈で、そうではなく2年も3年も、それこそ5年も6年も土台作りに時間を費やすならば、ハッキリ言って派手な補強など不要なのである。それこそ補充でじゅうぶんであろう。否そうではないクラブチームである事だけは、今季の補強と来季に向けた補強状況でハッキリしている。その姿勢は見えている。後は、更なるクラブの力量と、監督の考え次第。
----------
何だか総括の付け加えみたいになってしまいましたが、という事で今年は、余程の事が無い限りは、この記事が書き納めになります。
今年も当ブログを読んでいただき、またコメントをいただき、本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
皆さん、良い年をお迎えください。来年も皆さんとレッズに幸多からんことを。
それでは。
天皇杯で鹿島が生き残っている限りは、現在唯一明確な名前が挙がっている興梠の去就もハッキリしない訳だし、だったら新外国人は?と、飛ばし記事レベルでも良いから、何か名前が挙がるのを日々期待しているのだったが、どうやらそれも未だ無い。
挙げ句の果てに、某筋からは、このままFWの補強は無い場合もある、なんていう話も出て来ているのだから、これはまだまだ何がどう転ぶか、全く予断の許さない状況。
森脇は層が薄く高齢化が進むポジションに適材適所、関口はACLに向けて攻撃陣の層を厚くするためと、理に叶った良い選手を獲った反面、これで格段に戦力アップしたのかと問われれば、そうとも言えない。つまり補強とは言っても、今季の槙野と阿部に比べるとパンチ不足は否めない訳で、それは興梠とて同じ。補充レベルとは言わないまでも、これだけでレッズの戦力が格段にアップするとは思えない。そういうレベルに留まっている。今現在は。
今回行われている補強は、来季リーグ戦とACLを両立する上で、ひじょうに大切なものとなる訳だけど、そのような尋常ではない厳しく忙しい来シーズンを向かえるにあたって、最終的にその補強レベルが何処までなのかによって、クラブの本気度が試される良い機会だと思う。それは財政面においても、強化部のスカウト面においても、どれ程の力量があるのかが見られる補強になる。
以前に達也戦力外の記事で、これがクラブの等身大を表しているみたいな事を書いたけど、それは補強面においても同じ事が言える訳で、黄金期のバブル時代から久しく遠ざかっているレッズが、この不況下に於いて何処まで出来るのかによって、今後のレッズが現実的に”何を目指せるか”が見えてくる。つまり、レッズというクラブチームが、今後”何処に向かうのか”ではなく、”何処に向かえるのか”という事である。
レッズは黄金期のような、財政面で主導権を握れる状況であれば、自らの道を選択する事は可能だった。ある意味で、何処にでも向かえる可能性が高いクラブ、どんなものでも目指せる贅沢なチームだった。しかしもはや、そういう状況は終わりを告げている。途中で舵取りを間違えて右往左往したレッズは、何もかも力を磨り減らし過ぎた。
では、どうするか。新たに外に向けて、次はそれに変わる別のレッズの価値観を発信しなければいけない。来季は、それを確立させる為のシーズンであると思っている。その為の土台は、今季で出来上がっていなければいけない筈で、そうではなく2年も3年も、それこそ5年も6年も土台作りに時間を費やすならば、ハッキリ言って派手な補強など不要なのである。それこそ補充でじゅうぶんであろう。否そうではないクラブチームである事だけは、今季の補強と来季に向けた補強状況でハッキリしている。その姿勢は見えている。後は、更なるクラブの力量と、監督の考え次第。
----------
何だか総括の付け加えみたいになってしまいましたが、という事で今年は、余程の事が無い限りは、この記事が書き納めになります。
今年も当ブログを読んでいただき、またコメントをいただき、本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
皆さん、良い年をお迎えください。来年も皆さんとレッズに幸多からんことを。
それでは。
森脇に続き、今度は仙台から関口訓充の獲得が正式発表された。先ずはここまで、順調な補強が進んでいるようである。
来季はACLに向けて早めのスタートが予定されており、早めの補強発表からして既に来季が始まっていると言っても過言ではない今、これから慌ただしいシーズンオフが続くであろうレッズであるので、自分としても先ずは早めに今季の総括をしなければならない。
今年はここ数年に比べたら、気分的には1年通して平坦かつ安心が先行したシーズンであった。
去年のこの時期を思えば、ここまで安静にシーズンを終える事が出来ようと想像した人は、どれほど居たであろうか。
思い返せば、悲惨な残留争いを生き残った2011年シーズンも終わり、いざ新監督をと思った矢先に、第一候補だった岡ちゃんにはあっさり振られ、決定的と思われていた西野氏にもまさかのドタキャンを喰らう始末。いきなり監督人事から躓いた昨年末、そこに待っていたのが広島との契約が満了して”就活中”のミハイロ・ペトロヴィッチ-ミシャだった。
この特殊な性質を持つ監督の選任に関しては、個人的にはここ数年におけるクラブ内のゴタゴタが響いていた理由から、少し懐疑的に見ていた面があった。
それでも誰もが羨む補強に成功した。ポポは微妙であったが(本当にそうなってしまったが)、槙野の加入と阿部の復帰は、それまで有力選手を放出し続けて、疲弊したレッズの戦力を大幅に取り戻すにはじゅうぶんのネームバリュー補強だった。
これだけパンチの効いた補強に成功すれば、それ相応の成績を求められるのは当然であるし、実際に今季のレッズは、それに見合った成績を収める事に成功した。
そこに監督の指導力は大きく影響するものだと思うものの、個人的には、フロントと監督と選手、つまりクラブの総力がマッチしなければ、絶対的な成功は収められないと思っている。
そこに加わるのが、”運”である。
最終的に3位という好成績を収め、土壇場でACL出場権を獲得したチームである。しかしシーズン通して冷静に鑑みた時、果たして結果に見合った戦い方であっただろうか。
それはあまりに取りこぼしが多く、残留争い真っ直中のチームに大量失点で負けたり、最短降格が決定しているチームにも敗北を期したのだ。
実際に優勝争いをしていた時期はあった。しかし本気で優勝を争っていたのかと問われれば、常に1位2位から少し遠ざかった位置で、必死に3位を死守しようとしていたに過ぎなかったのかもしれないのだ。
このような現実も叩き付けられた今季、素直に成績だけを評価するには余りに危険だと思うし、ここで成長を則すためにも、今季は成績ではなく、内容で判断した方が来季に繋がると思う。
だからこそひじょうに運の良かったシーズンだったと切に思う。”何もかもが”というのは言い過ぎにしても、レッズに対して、追い風が吹き続けてくれたシーズンだったと思うのだ。
これまで栄華を誇っていた強敵にも足踏みが続き、つまりはJリーグ全体の戦力差が縮まってしまった。これによって起こる勢力図の変化。運も手伝ってこの波になんとか飲み込まれず、結果的に浮上出来たから良かったものの、一歩間違えば、レッズとてどうなっていたかわからない、危険と隣り合わせのシーズンだったと思う。
憎らしい程の組織力で席巻した鹿島や磐田。他では手の届かないような補強力で圧倒したレッズやガンバ。しかし今のJリーグに、このようなチームは存在しない。何が起きても不思議ではないリーグになってしまった。
だからこそレッズは、今年の成績を基準にせず、来季のJリーグの勢力図は全く違っていると覚悟して臨まないといけないと思う。
個人的に、思うところあってのシーズンだった。
http://redsgyakushuu.blog.shinobi.jp/Entry/767/でも書いた通り、数年来レッズの騒動に疲弊してしまった自分は、監督人事からして、今年は少し間を置いて見て行こうと思ったのである。つまり大きな期待はしなかった。もう期待して裏切られるよりは、出来るだけ私情を挟まず、無理にでも冷静に評価しようとしたのだ。
私情を挟まず、無理に期待をしないというのは、実に楽である。何が起きても、1歩引いて物事を冷静に観察出来る。だから気持ちが簡単には荒れない。
しかし・・・それでは心の底からは楽しめないという事にも気が付いた。勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。この当たり前の感情が、1歩引く事によって少し薄れてしまうのだった。
恐ろしい感情の変化に気付いてしまった。もしかしたら、ここ数年でレッズから去って行った多くのファン・サポーターだった人の心情とは、そういうものに近かった人が居たのかもしれないと。単に冷めてしまった人も居ただろうけど、物事はそこまで単純でもなく、もしかしたら自分と同じ感情の延長線が、観客離れに繋がっているのかもしれないと。
つまりは、やはり一度頂点を極めてしまった浦和レッズは、もはや当たり障りの無いクラブチームではいけないのだと思う。優勝争いにしても残留争いにしても何にしても、起こってほしいし起きてほしくない事は両方ある。しかし、物事にドラマが生まれない戦いは、常に単調であり、マンネリを生む場合がある。
最近のレッズは、明らかにエンターテイメントなクラブチームでは無くなってしまったのかもしれない。それが垣間見えてしまったシーズンこそ、何を隠そう今季のレッズだったのではないだろうか。だからこそ、期待したほどには観客数も伸びなかったのだと思う。
冒頭で書いた”安静にシーズンを終える事”が、果たして良い事なのか、疑問にも思えるのだ。
そして自分は、上記のような感情に少しでも陥ってしまったかもしれない事を反省する。
もう一度、素直にレッズを楽しむために、来季に向けて気持ちを入れ替える。
だからこそレッズも、再びアジアに飛び出す来季こそ、良い意味で震えるようなシーズンを送れるチームに繋がってほしい。
今年は良いシーズンであった。でも素晴らしいシーズンではなかった。ここに感情の大きな違いがある。来年に素晴らしいシーズンを送るための第一歩。それが今シーズンであったと思える、来シーズンになってほしいと切に思う。
という事で、月並みですが、レッズサポの皆さん今シーズンも大変お疲れ様でした。
実は今年の総括こそ、無理にでも楽しい事だけを書こうとしたのですが、やはりそれは再びレッズが栄光を掴んだ時にとっておこうと思い直し、自戒の意味をこめて、あえてこのような文章になりました。3位で終わった今年くらいは、もっと明るい文章を書けと思う方もいらっしゃるとは思いますが、何分これだけは自分の性分ですので、何卒お許しください。そして来季の今頃は、楽しい総括になってくれていたらと自分で思っています。
お疲れ様でした。
来季はACLに向けて早めのスタートが予定されており、早めの補強発表からして既に来季が始まっていると言っても過言ではない今、これから慌ただしいシーズンオフが続くであろうレッズであるので、自分としても先ずは早めに今季の総括をしなければならない。
今年はここ数年に比べたら、気分的には1年通して平坦かつ安心が先行したシーズンであった。
去年のこの時期を思えば、ここまで安静にシーズンを終える事が出来ようと想像した人は、どれほど居たであろうか。
思い返せば、悲惨な残留争いを生き残った2011年シーズンも終わり、いざ新監督をと思った矢先に、第一候補だった岡ちゃんにはあっさり振られ、決定的と思われていた西野氏にもまさかのドタキャンを喰らう始末。いきなり監督人事から躓いた昨年末、そこに待っていたのが広島との契約が満了して”就活中”のミハイロ・ペトロヴィッチ-ミシャだった。
この特殊な性質を持つ監督の選任に関しては、個人的にはここ数年におけるクラブ内のゴタゴタが響いていた理由から、少し懐疑的に見ていた面があった。
それでも誰もが羨む補強に成功した。ポポは微妙であったが(本当にそうなってしまったが)、槙野の加入と阿部の復帰は、それまで有力選手を放出し続けて、疲弊したレッズの戦力を大幅に取り戻すにはじゅうぶんのネームバリュー補強だった。
これだけパンチの効いた補強に成功すれば、それ相応の成績を求められるのは当然であるし、実際に今季のレッズは、それに見合った成績を収める事に成功した。
そこに監督の指導力は大きく影響するものだと思うものの、個人的には、フロントと監督と選手、つまりクラブの総力がマッチしなければ、絶対的な成功は収められないと思っている。
そこに加わるのが、”運”である。
最終的に3位という好成績を収め、土壇場でACL出場権を獲得したチームである。しかしシーズン通して冷静に鑑みた時、果たして結果に見合った戦い方であっただろうか。
それはあまりに取りこぼしが多く、残留争い真っ直中のチームに大量失点で負けたり、最短降格が決定しているチームにも敗北を期したのだ。
実際に優勝争いをしていた時期はあった。しかし本気で優勝を争っていたのかと問われれば、常に1位2位から少し遠ざかった位置で、必死に3位を死守しようとしていたに過ぎなかったのかもしれないのだ。
このような現実も叩き付けられた今季、素直に成績だけを評価するには余りに危険だと思うし、ここで成長を則すためにも、今季は成績ではなく、内容で判断した方が来季に繋がると思う。
だからこそひじょうに運の良かったシーズンだったと切に思う。”何もかもが”というのは言い過ぎにしても、レッズに対して、追い風が吹き続けてくれたシーズンだったと思うのだ。
これまで栄華を誇っていた強敵にも足踏みが続き、つまりはJリーグ全体の戦力差が縮まってしまった。これによって起こる勢力図の変化。運も手伝ってこの波になんとか飲み込まれず、結果的に浮上出来たから良かったものの、一歩間違えば、レッズとてどうなっていたかわからない、危険と隣り合わせのシーズンだったと思う。
憎らしい程の組織力で席巻した鹿島や磐田。他では手の届かないような補強力で圧倒したレッズやガンバ。しかし今のJリーグに、このようなチームは存在しない。何が起きても不思議ではないリーグになってしまった。
だからこそレッズは、今年の成績を基準にせず、来季のJリーグの勢力図は全く違っていると覚悟して臨まないといけないと思う。
個人的に、思うところあってのシーズンだった。
http://redsgyakushuu.blog.shinobi.jp/Entry/767/でも書いた通り、数年来レッズの騒動に疲弊してしまった自分は、監督人事からして、今年は少し間を置いて見て行こうと思ったのである。つまり大きな期待はしなかった。もう期待して裏切られるよりは、出来るだけ私情を挟まず、無理にでも冷静に評価しようとしたのだ。
私情を挟まず、無理に期待をしないというのは、実に楽である。何が起きても、1歩引いて物事を冷静に観察出来る。だから気持ちが簡単には荒れない。
しかし・・・それでは心の底からは楽しめないという事にも気が付いた。勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。この当たり前の感情が、1歩引く事によって少し薄れてしまうのだった。
恐ろしい感情の変化に気付いてしまった。もしかしたら、ここ数年でレッズから去って行った多くのファン・サポーターだった人の心情とは、そういうものに近かった人が居たのかもしれないと。単に冷めてしまった人も居ただろうけど、物事はそこまで単純でもなく、もしかしたら自分と同じ感情の延長線が、観客離れに繋がっているのかもしれないと。
つまりは、やはり一度頂点を極めてしまった浦和レッズは、もはや当たり障りの無いクラブチームではいけないのだと思う。優勝争いにしても残留争いにしても何にしても、起こってほしいし起きてほしくない事は両方ある。しかし、物事にドラマが生まれない戦いは、常に単調であり、マンネリを生む場合がある。
最近のレッズは、明らかにエンターテイメントなクラブチームでは無くなってしまったのかもしれない。それが垣間見えてしまったシーズンこそ、何を隠そう今季のレッズだったのではないだろうか。だからこそ、期待したほどには観客数も伸びなかったのだと思う。
冒頭で書いた”安静にシーズンを終える事”が、果たして良い事なのか、疑問にも思えるのだ。
そして自分は、上記のような感情に少しでも陥ってしまったかもしれない事を反省する。
もう一度、素直にレッズを楽しむために、来季に向けて気持ちを入れ替える。
だからこそレッズも、再びアジアに飛び出す来季こそ、良い意味で震えるようなシーズンを送れるチームに繋がってほしい。
今年は良いシーズンであった。でも素晴らしいシーズンではなかった。ここに感情の大きな違いがある。来年に素晴らしいシーズンを送るための第一歩。それが今シーズンであったと思える、来シーズンになってほしいと切に思う。
という事で、月並みですが、レッズサポの皆さん今シーズンも大変お疲れ様でした。
実は今年の総括こそ、無理にでも楽しい事だけを書こうとしたのですが、やはりそれは再びレッズが栄光を掴んだ時にとっておこうと思い直し、自戒の意味をこめて、あえてこのような文章になりました。3位で終わった今年くらいは、もっと明るい文章を書けと思う方もいらっしゃるとは思いますが、何分これだけは自分の性分ですので、何卒お許しください。そして来季の今頃は、楽しい総括になってくれていたらと自分で思っています。
お疲れ様でした。
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