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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2013年 J1リーグ第8節
浦和レッズ0-1清水エスパルス
~埼玉スタジアム2002

130427vsSHIMIZU.jpg『大工殺すにゃ刃物は要らぬ、雨の3日も降れば良い』なんて言葉があるが、これをJリーグに例えると『レッズ倒すにゃ工夫は要らぬ、ドン引きカウンターだけやれば良い』って具合なんだろうな、結局のところ。
大宮も、そして清水も、実にマニュアル通りの作戦でレッズの攻撃を封じて、マニュアル通りのカウンター狙いで・・・そしてその術中に簡単にはまっては、また同じ負け方を繰り返すのもレッズなのであった。

しっかし、そのドン引き作戦を試合開始早々から徹底して来るとは・・・
でも清水のゴトビさんよ、去年埼スタでレッズが引き気味のサッカーで清水に勝った時に、レッズの勝ち方を糾弾した上に、そういうサッカーを否定する発言をしていなかったかい?でも今回、清水はそういうサッカーでレッズに勝ったんだぜ?明らかに矛盾しているぞ????・・・と、まあそうは言っても、もちろん清水が悪い訳ではなく、勝てば官軍なのがサッカーなだけである。負けた方は何を言っても遠吠えになってしまうから、仕方がない。

そうです、悪いのはレッズなのです。何時まで経っても、そういうサッカーをして来るチームを崩せない、点が取れない。だから敵も簡単にそういうサッカーをして来るし、ぶっちゃけミシャサッカーは国内では研究され尽くしているのだから、だったらこっちがその裏をかくようなサッカーを付け加えないと、ドン引きカウンターにはなかなか勝てないのも事実だから仕方がない。
仕方がない・・・そう、仕方がないのである。いくらゲーム支配率は凄くても、結局はボールをゴールへ入れなければ勝てないのはわかっているが、それでもミシャは今のスタイル1本、頑固一徹なのである。だから仕方がない。そういうサッカーをするチームに勝てないのであれば、そういうサッカーをして来ないチームから勝ち星を得る事で気持ちを割り切ろう。・・・まあそれは冗談だが。

仕方がないといえば、今回の失点パターンも仕方がない。リスクを犯して常に前がかりに攻めるミシャサッカーにおいては、常にこういう形からの失点の危険を孕んでいるのは百も承知でやっているのだから、まあ仕方がない。広州戦1失点目でやられたパターンを、たまたま次の清水戦でも繰り返しただけの話で、加藤のも判断ミスというよりは一か八かのプレーなのだし、この失点パターンはミシャからすれば度外視の範疇なのだろうから、まあ仕方がない。
阿部の1発レッドも仕方がない。ああなった以上、あそこで得点機会を阻止するしか、もう選択肢は無かったと思う。完全にカード覚悟のファール。昔駒場でニキフォロフがカード覚悟でエリア内で敵の足を引っかけて堂々と退場した試合があったが、場所は違えど阿部だって同じようにカード覚悟だった事だろう。それが主審によってイエローなのかレッドなのかの違いだけの話。仕方がない。

フッ、段々とミシャサッカーに耐性が付いてきたな、自分。でも・・・
・・・仕方がないで済んでいる内はまだ良いが、果たしてそれが何処まで許されるかは・・・これも人それぞれだけど。まあ今年も最終的な順位が答えを出してくれるだけ。だってサッカーに正解は存在しないのだから。ただ1試合だけで言えば、勝てば官軍、負ければ賊軍なだけである。
で、Jリーグ連敗。これはこれで実に不味い。連敗だけは絶対に避けたかったのに。これでは湘南戦までの勢いの火が消えてしまう。実に不味い事態だ。

しかしなー、レッズは特別な試合だと勝てない時が多いな。今回は暢久の20年目記念試合だったけど、勝てなかったし、おまけに暢久も出す機会は巡って来なかった。もちろん暢久が悪い訳ではないけど。
この法則から行くと・・・来月の鹿島戦もJリーグ20周年記念試合とか大層な事を銘打ってくれちゃって・・・頼むからレッズだけは普通に試合をやらせてくれよ・・・。

130427vsSHIMIZU2.jpgおまけ
毎回、買う度に量が違う『豚タン』(毎回豚タンばかり買っている自分も自分だが)・・・今回は前回、前々回に比べて量が2倍レベルなんだが・・・どうしてこう斑があり過ぎる売り方をするのだろう?斑があるのって、まるでレッズのサッカーみたいだ。




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J1リーグ第8節 浦和0-1清水
得点/64分・バレー(清)
主審=木村博之
観衆:37,945人


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2013年 AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5戦
浦和レッズ3-2広州恒大
~埼玉スタジアム2002

130424vsGUANGZHOU.jpg負ければグループリーグ敗退が濃厚の瀬戸際に追い込まれた状態で、そのグループリーグ最大の強敵に・・・勝った。
敵地で金満チームのパワーを見せ付けられて0-3と完膚無きまでにやられた相手に、今度はホームでお返しの返り討ちをする。これだからACLは何が起こるかわからない。

瀬戸際に追い詰められての”窮鼠猫を噛む”だったのか、はたまた火事場のクソ力が発揮されたのか、とにかく何かが作用したのかもしれないが、負ければジ・エンドな状況で、選手は戦って戦って、そして勝ってくれた。頑張った。

意地の勝利だったのかもしれないが、それを表すように、この試合の選手のボールへの執着心が凄かったというか、とにかくボールへ喰らい付いて行く姿勢、走って執拗にプレスしては、奪ってまた走ってと・・・
別に綺麗なサッカーなんて求めていない。泥臭くて勝つサッカーで良い。勝つしかない試合で惜しいのを含めて15本ものシュートを放った。どんどんシュート撃って、そして最後はゴール前へ飛び込む。そんな興梠の同点ゴール。でもそこまでの流れは綺麗だったし、更には阿部のゴールも綺麗だったけど(笑)。阿部は前半のPK失敗を帳消しにするゴール。でも失敗したって、蹴るべき選手が蹴っての失敗なら、それは納得が行く失敗だから仕方がない。もう1人のキッカー、マルシオがPKを成功したんだし。・・・主審がPK大好きの曰く付きの人物だったというオチもあるようだが、そこは運もレッズに味方してくれたという事にしておこう。ただしムリキの得点時に、ゴールなんだかノーゴールなんだか良くわからん状態になって、結局ゴールってのが意味わからなかったけど、あれは何だったのだろう?あの主審、試合を全くコントロール出来ていなかったな。

130424vsGUANGZHOU2.jpgまあ今回はこれ以上、内容はあれこれ言わない。勝たなければいけない試合で、どんな方法を使ってでも良いから勝つべき試合だった。そして勝ったのだから、何もかもが良しとしておこう。それがACLだ。理屈じゃ勝てないのがACLなのだから。
あ、でも加藤の落ち着きの無さとミスキック連発の不安定感は、最近ちょっと目に余るものがあるぞ・・・

でも広州って、前半は完全にレッズを舐めていなかったか?攻めの姿勢が消極的に見えたというか、なーんか足下だけでサッカーしている風で、全く動いていない感じがした。後は完全にカウンター狙いだけ。そりゃ広州からしたらドローでも構わない状況だし、前回の対戦でレッズに大差で完封勝ちしている経験からか、今回も確実に勝てる相手と見ていたのかもしれないが、その証拠にレッズが同点に追い付いてからの広州の動きが、前半とは違っていたし、それで思うように行かない状況に陥ってはイライラが募ったのだろう。リッピなんて、その姿を埼スタで観られるだけで貴重なのに、おまけに退席処分まで喰らってくれたのだから、1粒で2度美味しいリッピを観た感じだ。あ、イライラと言えば、更にチャランポラン、じゃなくてトランポリン?チャンリンシャン?え?チャンリンポン?まで1発レッドだし。荒れていたなぁ、広州自体が・・・

レッズは首の皮一枚望みを繋いだ。しかし、レッズに負けた広州はグループリーグ突破を決めた訳で、加えて全北がムアントンに勝ってしまったから・・・つまりレッズは次で絶対にムアントンに勝って、その上で全北が広州に負けてくれる事が突破条件となる。ただし全北は広州にドローでも良い状況。それがお互いに韓国と中国のチームだけに、まさか裏談合してドローとか画策しないだろうな?そうじゃなくても広州はグループリーグ突破を決めているだけに、主力温存とかやられると大変に困る。ここは是が非でも広州に勝ってもらわないと・・・
ACL2013.JPG
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AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5戦 浦和3-2広州恒大
得点/37分・バリオス(広)、52分・興梠(浦)、63分・阿部(浦)、67分・マルシオPK(浦)、87分・ムリキ(広)
主審=トルキ・モフセン
観衆:19,687人


2013年 J1リーグ第7節
大宮アルディージャ1-0浦和レッズ
~NACK5スタジアム大宮

レッズから始まった大宮のリーグ戦無敗記録は、本当ならレッズで終わるシナリオだったのに、何がどう狂ったか・・・別のシナリオになったぞ。おまけに今季無敗だったこっちのリーグ戦に土が付いた。どういう事だオイ。

・・・なーんか、こういう負け方、散々大宮相手にやって来たけど、また同じような負け方って感じ。だからこそ先制を許してはいけなかったし、だからこそレッズは先制しなければいけない相手だった。
これまでもレッズが大宮に先制を許した試合は、最悪ならそのまま、良くてドローが精一杯の試合が多かった。その上で守備構築が際立っているベルデニック戦術相手に先制を許したら、もうどうなるかは予想が付いた面はあった。
それでもサイド深くまでスピードに乗ったパス回しは出来ていたものの、問題は中で引いて守る大宮の守備網をどう破るかだった訳で、またもそれを破れなかった以上、例年と同じような試合に終始してしまった部分は否めないと思う。

レッズは、原口が早々に負傷退場したのが響いた。これで原口の意外性あるプレーや、ドリブル突破という武器を失って、単調な攻めに終始してしまった。後半、目が慣れた大宮は、集中してレッズの攻めを跳ね返す事が可能になってしまったのだろう。
もう少し柏木やマルシオの2シャドーにアイデアがあれば違ったのかもしれないが、どうも最近波に乗れていない柏木や、プレーが素直過ぎるマルシオでは、引いて守る大宮を驚かす攻めが出来ていなかった。だからサイドも孤立していたし、頼みの興梠も、原口とセットにしないと、どうも動きが鈍い感じがした。
そしてまたも枠外シュートばかりだった訳で、もちろん跳ね返された故の枠外もあったけど、それでも確実に枠を捉えるシュートが撃てないと、セットプレーも含めて、こういう1チャンスをモノにするか否かで勝敗が決まる試合で勝つのは、本当に厳しい。現に負けない大宮は今回に限らず、1チャンスをモノにするサッカーで勝って来ている。
それでもレッズは最近ようやくセットプレーでも点が取れるようになったとはいえ、1チャンスをモノにするサッカーとは対照的なサッカーをしている故に、こういう試合展開になると、その弱い部分が露呈してしまうだろう。
ズラタンとノヴァコヴィッチを前線に揃えている大宮を見て、今更無い物ねだりはしたくないが、理想と現実というものがあるから、それを考えると、何とも”もどかしい”・・・。

絶対に勝たなければいけない試合は、毎試合だと思っている。だからダービーとて特別扱いはしたくなかったし、現に毎年自分は特別扱いしてはいないはず。
それでも・・・何時になったら大宮に勝てるのだろう?

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J1リーグ第7節 大宮1-0浦和
得点/45+2分・ズラタン(大)
主審=飯田淳平
観衆:13,016人


2013年 J1リーグ第6節
浦和レッズ2-0湘南ベルマーレ
~埼玉スタジアム2002

130414vsSHONAN.jpg柏木からの鋭いパスを足1本伸ばして軌道を変えてのナイスゴール。興梠は、こういう難しいシュートは決めるのに、超ドフリーだったり超決定的だったりするのは尽く外す選手なのだろうか?んー、今回もこの先制点より、もっと楽に決めるべき場面があって、それが見事なまでにバー直撃なのだから、この興梠という選手は、本当に不思議なFWなのだとつくづく思う。まあこれまでは枠外を連発していたのが、今回はバー直撃なのだから、いくらか良くなったのかもしれないが。
なんて冗談はともかく(いや冗談ではないが)、今回はノドから手が出るほど欲しかったであろうレッズ移籍後初ゴールが、ついについに生まれたのだから、興梠にとっては安堵と、そして嬉しい記念すべきゴールとなったはずである。ゴールを決めた直後オーロラビジョンに映った興梠、クールを装おうとしてかチームメイトに真顔で対応している・・・が、その合間合間でやたら”にやける”嬉しそうな興梠の顔といったら・・・なんだか興梠の本当のキャラが良くわからんようになってきた。
でも今回はレッズ移籍後初ゴールが、その後のバー直撃の隠れ蓑になっているものの、もしそれが無かったらと思うとゾッとする・・・。

尤も今季のレッズ自体が、ボールポゼッション率と決定力の開きがありすぎる訳で、まさに反比例するように、やたら高いボール支配率に比べて、多くの決定機を作っては派手に外しまくる決定力の極端な低さ。これをどう縮めるかという課題は課題として続いている。
もちろん湘南相手だからこそゲームを完全に支配可能だった事実はあるが、原口にしてもマルシオにしても、そして興梠にしても、決定機を確実に決めておけば5-0だった試合内容だ。・・・まあ確実に決められないのがサッカーでもあるんだけど。
前回の記事で「決めるべき時に~」のフレーズは、こちらの一方的な言い分だなんて書いたが、チームとしては、またそういうような悔やまれる試合を引き起こさない為にも、決定力を高める精進は是非ともしてもらいたいところ。
ただ今日は、そうかと思えば柏木がコーナーから直接ゴールに叩き込むスーパーゴールも飛び出した訳で、まあ柏木本人の「狙っていない」が嘘か謙遜かはわからないが、スタジアムに舞う強い風が、柏木に味方したのは事実だろう。
決定力が無いチームなのに、こういうスーパーゴールは生まれちゃうのも、レッズの摩訶不思議な部分ではある・・・。

130414vsSHONAN2.jpgあ、前目の選手ばかり話していると、後ろはどうなんだと言われてしまうが、いやキチンと観ているし、やはり那須が効いている。今日なんて永田のお株を奪うような正確なロングフィードも披露。しかも那須って、試合中ずっと声張り上げて指示を出している。その声もやたらでかい(笑)。こりゃ永田もゆっくりしていられないぞ。永田が復帰した時に、ミシャの嬉しい悩みが発生する事だろう。

勝って当たり前の相手なんて居ないものの、そうは言っても確実に勝つべき相手が湘南だったのは動かざる事実であり、その上で取りこぼしせずに、確実に勝利を収めた。妥当な勝利だけど、それが当たり前のように出来なかったのもこれまでのレッズなのだから、やはり成長している部分として評価しておきたい。

しかしチョウ・キジェはオッサンになったなぁ。まあ誰しも年は取るから当然なのだが、初期のレッズのDFラインで奮闘していた面影がすっかり無くなってしまった。時が経つのは恐ろしい。でもひとつ疑問なんだが、髪の毛(以下略)

で、順位的にも両チーム凄い状況でさいたまダービーが巡って来てしまった。
・・来週は職場から、仕事そっちのけで勝利の念を送るぜ。

130414vsSHONAN3.jpgおまけ
甘い喰いものが大の天敵であり苦手な自分にとって、世にも恐ろしい「春のスウィーツまつり」を開催されてしまって、近づくだけで胸焼けしてしまうのであった。
なぜ近づくはめになったかというと・・・
自分とは味覚が正反対の大の甘党である仲間が「うらわろーる」を買いたいと前節から駄々をこねていて・・・


130414vsSHONAN4.jpg・・・、
2つも買って、昼飯喰った後に、なんとデザートとして「うらわろーる」を喰いやがった!オーマイガー!!・・・甘党にとって何とかは別腹と言うらしいが、散々飲み喰いした後にロールケーキってアンタ、別腹どころか胃が3つも4つもあるんじゃないのか?(牛か)

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J1リーグ第6節 浦和2-0湘南
得点/30分・興梠(浦)、73分・柏木(浦)
主審=吉田寿光
観衆:36,477人


2013年 AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4戦
全北現代モータース2-2浦和レッズ
~全州ワールドカップスタジアム

先ずは全州まで行かれた方々、大変お疲れ様でした。

開始直後のコーナーキックから、那須が移籍後初ゴールを決めた。
怒濤の攻めから梅崎が貴重な追加点を叩き込んだ。
ここまでは理想的な展開だった訳で、その後もチャンスはレッズの方が圧倒的に作っていた。力でゲームを支配する全北に対して、それでも少ないチャンスから決定的なシュートまで持って行く回数は、明らかにレッズの方だった。
でも、何で決められないのだろう。興梠が、あの場面で枠を外さなければ、あそこでも枠を外さなければ、阿部のシュートがキーパー正面でなければ・・・悔やんでも悔やみきれない惜しいシュートを連発したのは、圧倒的にレッズの方だったのに。

今シーズンは、決める時に決めておかないと、後々悔やむ事になるという試合を、もう2試合も経験していた。Jリーグでは大分戦で、そしてACLではホーム全北戦で、そして今回も同じような結果になってしまった。最後の最後で。どんな試合でも良く観られる失点パターンだった。
ってか、もうこの「決める時に決めておかないと」のフレーズ、使いたくないね。選手から言わせれば、「そりゃあ俺だって決められる時に決めたいよ!」って怒ると思う。そりゃそうだろう。誰だってわざとシュートを外している訳ではないのだから。だから最近、この「決める時に決めておかないと」って言葉、こっちの勝手な言い分であると気付いた。反省。

今回ターンオーバー制を採用せず、中2日なのに敵地でベストメンバーで臨んだのだから、ミシャの本気度と、絶対に勝たなければいけないという気概がわかった。全北はドローでも御の字だが、レッズは勝たなければ自力でのグループリーグ突破が消える可能性があったのだから。
そういう位置づけの試合だから、個人的には内容なんて度外視だったし、過激なことを言えば、(ミシャは絶対にやらないだろうが)スタイルを擲ってでも、例えどんな汚い手を使ってでも、最終的に勝てば良いという考えだった。それ位の気概がなければ、またストレートに敵にパワーで圧倒されてしまうと思っていたから。
現実的には全北にゲームを支配されるのは想定内だったし、力で押してくるのは端からわかっていた事だし、だからこそレッズの方がホーム同様に全北の選手をファール上等で潰しまくっていた訳だし、後はレッズがどこまで持ち堪えられるかというのが、勝敗の鍵だった。
後半ロスタイムに入るまでは、粘り強く耐えていたのだから、これで最後まで持ち堪えられなかったと言う事は、もう同点に追い付いた全北と、当のレッズとの力関係を素直に認めるしかない。レッズの選手は、苦しい試合展開の中で、しっかり頑張ってファイトしていたのだから。

まだACLは終わってはいない。2試合ある。繰り返すが、どんな手を使ってでも勝つしかない。

それにしても、全北のエニーニョのシュートは恐ろしいな。埼スタでも、そして全州でも、確実に狙って蹴って確実にキーパーが取れない位置にボールを叩き込む・・・こういう武器を持つチームが、アジアには沢山ある。かつては日本もレッズもそうだったように。

日曜は、全北と同じチームカラーの湘南には、絶対に勝とう。
ACL2013.JPG
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AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4戦 全北現代2-2浦和
得点/3分・那須(浦)、7分・梅崎(浦)、51分・エニーニョ(全)、90+2分・ソ・サンミン(全)
主審=ブラディスラフ・ツェイトリン
観衆:10,152人


2013年 J1リーグ第5節
浦和レッズ2-1ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002

楽しい話をする前に、劇的勝利に水を注す訳ではないけど、ちょっと真面目な話をしておこう。これは結果的に興梠がPKを失敗してしまったから言う訳ではなくて、ああいう大事な先制点を取れる場面では、本来PKを蹴るべき選手こそが蹴るべきだったと思う。その蹴るべき選手は、今のレッズでは阿部のはずであった。
これまでの状況からして、興梠が蹴る理由は、痛いほどわかった。が、2点3点とリードしている状況ならば興梠でも良かったけど、繰り返すけど先制点のような勝敗を左右しかねない場面では、本来蹴るべき選手こそが蹴るべきであると、これが自分の意見。

さ、ここからは楽しい話をしよう。

mh.jpg
いや~、ロスタイム逆転決勝ゴールって、本当に良いもんですね。



130406vsIWATA.jpg去年から、こういう劇的なロスタイム決勝ゴールを味わえる試合が増えた。国立でのポポのそれもあったが、雨や嵐が絡むロスタイム決勝ゴールといえば、去年の万博の再来であった訳だ。
その大仕事を、今度は原口が果たした。最後の最後で、疲労困憊の時間帯なのに、良くぞ長い距離を全力で走っては、見事に逆転決勝ゴールを叩き出してくれた。

興梠のPK失敗や、ついに喰らった前田のデスゴールの嫌な流れを、後半の粘りで逆転勝利に変えた。
とは言うものの、内容自体は決して良いものではなかったと思う。特に先制して引き出した磐田相手に、だからこそ外側でパスは回るが、肝心の部分では苦し紛れの状態になったり、どん詰まりになってしまって、なかなか効果的にシュートまで持って行けなかった。引いた相手を崩せないレッズの課題の部分である。

ただ去年までと違うのは、流れで点が取れないならば、引いた相手を崩せないならば、それならばセットプレーから点が取れるようになった事だろう。前節の槙野に続き、今度は森脇がコーナーからドンピシャヘッドでレッズ移籍後初ゴール。しかもそれがバースデーゴールなのだから、この森脇も何か持っている男である。おめでとう。後はもう少しヒーローインタビューを短めにしてくれ(笑)
とにかく苦しい状況で何が勝敗を左右するのかと言えば、攻撃面で言えば、始めに書いた通りPKをしっかり決められるかどうかと並んで、やはりセットプレーで点が取れるかどうかなのだから、それが可能になった今年のレッズは、だからこそ勝率が良いという点に繋がる。強いチーム、好調なチームは、セットプレーからしっかりと点が取れている場合が多いのも頷ける。

爆弾低気圧が来るなんて言うから、その影響で観客数はかなりお寒い状況。どうせなら延期になってもらった方が、選手を火曜の全北戦まで休ませる事が出来るなんて声もチラホラ聞かれたが、当日抽選でスタジアムに早くから到着していた身としては、ここまで来て延期なんて冗談じゃなかったから、先ずは試合が成立して安堵。
試合も途中まではどうなる事かと思われた内容だったが、それでも選手は良く走り良く守り粘り強く攻めて戦い、そしてこうやって諦めないで頑張っていると、最後の最後で、勝利の女神はこちらに微笑んでくれるものなんだな。
前田のデスゴールなんて関係無いね。どうせレッズは、過去前田のゴールを喰らった年に良いシーズンを送っている事から、むしろデスゴールを歓迎している、なんて記事もあった位だし、だからこそこの劇的逆転勝利で、その呪いを100倍にして返してやった気分だ。レッズのデスゴール呪い返し大成功って事で。

ふぅ。身体はビチョビチョでマックス疲労だけど、勝利の達成感で気分は最高だ。風が強くなって武蔵野線が止まる前に急いで帰って来たところで、さあ今夜もザ・美酒に浸ろう!!

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J1リーグ第5節 浦和2-1磐田
得点/26分・前田(磐)、77分・森脇(浦)、90+2分・原口(浦)
主審=松尾 一
観衆:23,295人


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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第12節 浦和1-0広島 得点/57分・金子(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第14節 浦和-東京ヴ(埼玉スタジアム2002=5月3日15:00キックオフ)


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