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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2013年 J1リーグ第6節
浦和レッズ2-0湘南ベルマーレ
~埼玉スタジアム2002

130414vsSHONAN.jpg柏木からの鋭いパスを足1本伸ばして軌道を変えてのナイスゴール。興梠は、こういう難しいシュートは決めるのに、超ドフリーだったり超決定的だったりするのは尽く外す選手なのだろうか?んー、今回もこの先制点より、もっと楽に決めるべき場面があって、それが見事なまでにバー直撃なのだから、この興梠という選手は、本当に不思議なFWなのだとつくづく思う。まあこれまでは枠外を連発していたのが、今回はバー直撃なのだから、いくらか良くなったのかもしれないが。
なんて冗談はともかく(いや冗談ではないが)、今回はノドから手が出るほど欲しかったであろうレッズ移籍後初ゴールが、ついについに生まれたのだから、興梠にとっては安堵と、そして嬉しい記念すべきゴールとなったはずである。ゴールを決めた直後オーロラビジョンに映った興梠、クールを装おうとしてかチームメイトに真顔で対応している・・・が、その合間合間でやたら”にやける”嬉しそうな興梠の顔といったら・・・なんだか興梠の本当のキャラが良くわからんようになってきた。
でも今回はレッズ移籍後初ゴールが、その後のバー直撃の隠れ蓑になっているものの、もしそれが無かったらと思うとゾッとする・・・。

尤も今季のレッズ自体が、ボールポゼッション率と決定力の開きがありすぎる訳で、まさに反比例するように、やたら高いボール支配率に比べて、多くの決定機を作っては派手に外しまくる決定力の極端な低さ。これをどう縮めるかという課題は課題として続いている。
もちろん湘南相手だからこそゲームを完全に支配可能だった事実はあるが、原口にしてもマルシオにしても、そして興梠にしても、決定機を確実に決めておけば5-0だった試合内容だ。・・・まあ確実に決められないのがサッカーでもあるんだけど。
前回の記事で「決めるべき時に~」のフレーズは、こちらの一方的な言い分だなんて書いたが、チームとしては、またそういうような悔やまれる試合を引き起こさない為にも、決定力を高める精進は是非ともしてもらいたいところ。
ただ今日は、そうかと思えば柏木がコーナーから直接ゴールに叩き込むスーパーゴールも飛び出した訳で、まあ柏木本人の「狙っていない」が嘘か謙遜かはわからないが、スタジアムに舞う強い風が、柏木に味方したのは事実だろう。
決定力が無いチームなのに、こういうスーパーゴールは生まれちゃうのも、レッズの摩訶不思議な部分ではある・・・。

130414vsSHONAN2.jpgあ、前目の選手ばかり話していると、後ろはどうなんだと言われてしまうが、いやキチンと観ているし、やはり那須が効いている。今日なんて永田のお株を奪うような正確なロングフィードも披露。しかも那須って、試合中ずっと声張り上げて指示を出している。その声もやたらでかい(笑)。こりゃ永田もゆっくりしていられないぞ。永田が復帰した時に、ミシャの嬉しい悩みが発生する事だろう。

勝って当たり前の相手なんて居ないものの、そうは言っても確実に勝つべき相手が湘南だったのは動かざる事実であり、その上で取りこぼしせずに、確実に勝利を収めた。妥当な勝利だけど、それが当たり前のように出来なかったのもこれまでのレッズなのだから、やはり成長している部分として評価しておきたい。

しかしチョウ・キジェはオッサンになったなぁ。まあ誰しも年は取るから当然なのだが、初期のレッズのDFラインで奮闘していた面影がすっかり無くなってしまった。時が経つのは恐ろしい。でもひとつ疑問なんだが、髪の毛(以下略)

で、順位的にも両チーム凄い状況でさいたまダービーが巡って来てしまった。
・・来週は職場から、仕事そっちのけで勝利の念を送るぜ。

130414vsSHONAN3.jpgおまけ
甘い喰いものが大の天敵であり苦手な自分にとって、世にも恐ろしい「春のスウィーツまつり」を開催されてしまって、近づくだけで胸焼けしてしまうのであった。
なぜ近づくはめになったかというと・・・
自分とは味覚が正反対の大の甘党である仲間が「うらわろーる」を買いたいと前節から駄々をこねていて・・・


130414vsSHONAN4.jpg・・・、
2つも買って、昼飯喰った後に、なんとデザートとして「うらわろーる」を喰いやがった!オーマイガー!!・・・甘党にとって何とかは別腹と言うらしいが、散々飲み喰いした後にロールケーキってアンタ、別腹どころか胃が3つも4つもあるんじゃないのか?(牛か)

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J1リーグ第6節 浦和2-0湘南
得点/30分・興梠(浦)、73分・柏木(浦)
主審=吉田寿光
観衆:36,477人


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2013年 AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4戦
全北現代モータース2-2浦和レッズ
~全州ワールドカップスタジアム

先ずは全州まで行かれた方々、大変お疲れ様でした。

開始直後のコーナーキックから、那須が移籍後初ゴールを決めた。
怒濤の攻めから梅崎が貴重な追加点を叩き込んだ。
ここまでは理想的な展開だった訳で、その後もチャンスはレッズの方が圧倒的に作っていた。力でゲームを支配する全北に対して、それでも少ないチャンスから決定的なシュートまで持って行く回数は、明らかにレッズの方だった。
でも、何で決められないのだろう。興梠が、あの場面で枠を外さなければ、あそこでも枠を外さなければ、阿部のシュートがキーパー正面でなければ・・・悔やんでも悔やみきれない惜しいシュートを連発したのは、圧倒的にレッズの方だったのに。

今シーズンは、決める時に決めておかないと、後々悔やむ事になるという試合を、もう2試合も経験していた。Jリーグでは大分戦で、そしてACLではホーム全北戦で、そして今回も同じような結果になってしまった。最後の最後で。どんな試合でも良く観られる失点パターンだった。
ってか、もうこの「決める時に決めておかないと」のフレーズ、使いたくないね。選手から言わせれば、「そりゃあ俺だって決められる時に決めたいよ!」って怒ると思う。そりゃそうだろう。誰だってわざとシュートを外している訳ではないのだから。だから最近、この「決める時に決めておかないと」って言葉、こっちの勝手な言い分であると気付いた。反省。

今回ターンオーバー制を採用せず、中2日なのに敵地でベストメンバーで臨んだのだから、ミシャの本気度と、絶対に勝たなければいけないという気概がわかった。全北はドローでも御の字だが、レッズは勝たなければ自力でのグループリーグ突破が消える可能性があったのだから。
そういう位置づけの試合だから、個人的には内容なんて度外視だったし、過激なことを言えば、(ミシャは絶対にやらないだろうが)スタイルを擲ってでも、例えどんな汚い手を使ってでも、最終的に勝てば良いという考えだった。それ位の気概がなければ、またストレートに敵にパワーで圧倒されてしまうと思っていたから。
現実的には全北にゲームを支配されるのは想定内だったし、力で押してくるのは端からわかっていた事だし、だからこそレッズの方がホーム同様に全北の選手をファール上等で潰しまくっていた訳だし、後はレッズがどこまで持ち堪えられるかというのが、勝敗の鍵だった。
後半ロスタイムに入るまでは、粘り強く耐えていたのだから、これで最後まで持ち堪えられなかったと言う事は、もう同点に追い付いた全北と、当のレッズとの力関係を素直に認めるしかない。レッズの選手は、苦しい試合展開の中で、しっかり頑張ってファイトしていたのだから。

まだACLは終わってはいない。2試合ある。繰り返すが、どんな手を使ってでも勝つしかない。

それにしても、全北のエニーニョのシュートは恐ろしいな。埼スタでも、そして全州でも、確実に狙って蹴って確実にキーパーが取れない位置にボールを叩き込む・・・こういう武器を持つチームが、アジアには沢山ある。かつては日本もレッズもそうだったように。

日曜は、全北と同じチームカラーの湘南には、絶対に勝とう。
ACL2013.JPG
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AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4戦 全北現代2-2浦和
得点/3分・那須(浦)、7分・梅崎(浦)、51分・エニーニョ(全)、90+2分・ソ・サンミン(全)
主審=ブラディスラフ・ツェイトリン
観衆:10,152人


2013年 J1リーグ第5節
浦和レッズ2-1ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002

楽しい話をする前に、劇的勝利に水を注す訳ではないけど、ちょっと真面目な話をしておこう。これは結果的に興梠がPKを失敗してしまったから言う訳ではなくて、ああいう大事な先制点を取れる場面では、本来PKを蹴るべき選手こそが蹴るべきだったと思う。その蹴るべき選手は、今のレッズでは阿部のはずであった。
これまでの状況からして、興梠が蹴る理由は、痛いほどわかった。が、2点3点とリードしている状況ならば興梠でも良かったけど、繰り返すけど先制点のような勝敗を左右しかねない場面では、本来蹴るべき選手こそが蹴るべきであると、これが自分の意見。

さ、ここからは楽しい話をしよう。

mh.jpg
いや~、ロスタイム逆転決勝ゴールって、本当に良いもんですね。



130406vsIWATA.jpg去年から、こういう劇的なロスタイム決勝ゴールを味わえる試合が増えた。国立でのポポのそれもあったが、雨や嵐が絡むロスタイム決勝ゴールといえば、去年の万博の再来であった訳だ。
その大仕事を、今度は原口が果たした。最後の最後で、疲労困憊の時間帯なのに、良くぞ長い距離を全力で走っては、見事に逆転決勝ゴールを叩き出してくれた。

興梠のPK失敗や、ついに喰らった前田のデスゴールの嫌な流れを、後半の粘りで逆転勝利に変えた。
とは言うものの、内容自体は決して良いものではなかったと思う。特に先制して引き出した磐田相手に、だからこそ外側でパスは回るが、肝心の部分では苦し紛れの状態になったり、どん詰まりになってしまって、なかなか効果的にシュートまで持って行けなかった。引いた相手を崩せないレッズの課題の部分である。

ただ去年までと違うのは、流れで点が取れないならば、引いた相手を崩せないならば、それならばセットプレーから点が取れるようになった事だろう。前節の槙野に続き、今度は森脇がコーナーからドンピシャヘッドでレッズ移籍後初ゴール。しかもそれがバースデーゴールなのだから、この森脇も何か持っている男である。おめでとう。後はもう少しヒーローインタビューを短めにしてくれ(笑)
とにかく苦しい状況で何が勝敗を左右するのかと言えば、攻撃面で言えば、始めに書いた通りPKをしっかり決められるかどうかと並んで、やはりセットプレーで点が取れるかどうかなのだから、それが可能になった今年のレッズは、だからこそ勝率が良いという点に繋がる。強いチーム、好調なチームは、セットプレーからしっかりと点が取れている場合が多いのも頷ける。

爆弾低気圧が来るなんて言うから、その影響で観客数はかなりお寒い状況。どうせなら延期になってもらった方が、選手を火曜の全北戦まで休ませる事が出来るなんて声もチラホラ聞かれたが、当日抽選でスタジアムに早くから到着していた身としては、ここまで来て延期なんて冗談じゃなかったから、先ずは試合が成立して安堵。
試合も途中まではどうなる事かと思われた内容だったが、それでも選手は良く走り良く守り粘り強く攻めて戦い、そしてこうやって諦めないで頑張っていると、最後の最後で、勝利の女神はこちらに微笑んでくれるものなんだな。
前田のデスゴールなんて関係無いね。どうせレッズは、過去前田のゴールを喰らった年に良いシーズンを送っている事から、むしろデスゴールを歓迎している、なんて記事もあった位だし、だからこそこの劇的逆転勝利で、その呪いを100倍にして返してやった気分だ。レッズのデスゴール呪い返し大成功って事で。

ふぅ。身体はビチョビチョでマックス疲労だけど、勝利の達成感で気分は最高だ。風が強くなって武蔵野線が止まる前に急いで帰って来たところで、さあ今夜もザ・美酒に浸ろう!!

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J1リーグ第5節 浦和2-1磐田
得点/26分・前田(磐)、77分・森脇(浦)、90+2分・原口(浦)
主審=松尾 一
観衆:23,295人


2013年 AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3戦
浦和レッズ1-3全北現代モータース
~埼玉スタジアム2002

浦和学院、春の高校野球全国大会初優勝おめでとう!
埼玉県人として誇りに思うぞ!
本当におめでとう!
以上!!



・・・以上って訳にもいかないか。
んー、浦和学院優勝の波に乗って、レッズもACLで全北をぶっ潰すシナリオだったはずなんだけどなぁ。何処でそのシナリオが狂ったんだろう?

130403vsJEONBUK2.jpgって、今日のレッズって、浦学に完膚無きまでにやられた済美に似ていないか?早い時間帯に先制して勢いに乗るも、その後のチャンスを得点に繋げる事が出来ず、後半戦になってパワーで押されて総崩れして大量失点・・・そうだ、まるで今日の済美ではないか。
原口が早い時間帯に先制し、その勢いに乗って次々チャンスを作るも、まあ原口も決定的場面まで行くもののシュートが決まらない決まらない。柏木も決まらない。マルシオも決まらない。そのマルシオのフリーキックもバーを叩く。
そもそも前半の全北って、ACLで名を覇せるあの全北か?と疑問に思うほど別のチームで、プレスも守備も緩慢だから、レッズは持ち前の鍛え上げたパスワークを前面に押し出しては悠々とパスを回せたし、だから敵のバイタルに入る事が簡単だった訳。全北の方が前半はレッズをなめていたのかどうかは知らないが、そう思われても仕方のない全北の状態。

だからこそレッズは、4-0になっていても不思議ではなかった前半に、しっかり決めておかなければいけなかった訳だけど・・・こういう展開と結果になると、決まって『決める時に決めておかないから』というお決まりのフレーズが飛び出す。もうこのフレーズ、散々使われているから、この期に及んでまた使いたくはないんだけどね。まあそれでレッズが自滅した部分はあるけれど。ハア・・・(溜息)

だからといって後半の全北が、何か特別な事をしたかと言えば、当然修正して来るであろう部分以外は、特に何もしていないと思う。素人でもわかる修正点である前半に緩慢だったプレスの意識を取り戻してレッズの動きを封じ、セットプレー絡みで逆転+加藤が前に出過ぎていた隙を見事に突いた3点目・・・ぶっちゃけ後半の全北のチャンスって、極端な事を言えばこの3つだけだったと思うのだが、でもそれをしっかり決めるか決めないかで、結果は大きく違うものになるのが今のアジアのレベルなのだろう。
そこには当然、個の力が絡むし、シュートを決める技術と決定力は、組織力ではなく個人能力が優先される。それをまざまざと見せ付けられた3つの失点。

体格、フィジカルが違う全北に対して、どう戦うのかは注目点だった。07年ACLで対戦してレッズが勝った時とは状況が違うのも理解している。だからこそ持ち前のスピードとパスワーク、組織で崩してゴールに迫る形は、前半はそれで全北を翻弄させていたと思う。
日本人レベルで当たればなかなか倒れないであろう韓国チームに対して、意図的に激しく身体をぶつけて倒していた節もあった。それ位やらなければ、フィジカル面で劣るレッズの選手では、Jリーグ通りの強さで当たっても、全北の選手には当たり負けしてしまうからだろう。
ところが、レッズに倒され潰されまくっている全北の選手が、全く痛がる素振りさえ見せず、すぐ何事も無かったかのように立ち上がる。対して後半、激しいプレスに出て来た全北に、レッズの選手が次々潰されると、本気で痛がってなかなか立ち上がれない。・・・ようするに、レッズと全北では、色々な意味で根本的に違うのだと、改めて認識させられた。

130403vsJEONBUK.jpg本格的にターンオーバー制を敷いているミシャレッズにあって、坪井や平川や関口やマルシオを先発に回し、離脱した永田に代わり那須もスタメン。しかし、全北に潰されまくって痛んでいたのは、阿部や柏木など”替えの効かない”選手・・・怪我しなかっただけ御の字とも言うべきか・・・

広州戦同様、やはり個の強さや決定力の違いを見せ付けられる形となった今回の全北戦。今回のACLで懸念した部分だけに今更驚きは無いが、これでレッズはグループリーグ突破に向けて、もう1戦も落とせなくなってしまった。厳しい戦いは続く。むしろそれは、ここからが本番なのかもしれない。

なんて思っていて東上線に乗り換えるべく朝霞台に入ったら・・・東上線が遅れて電車がなかなか来やがらないのであった。
レッズはボロ負けするわ、東上線は遅れるわ、風は強いわ寒いわで、もう踏んだり蹴ったりだわさブツブツ。まさか浦和学院優勝で1日の運を使い果たしてしまったのか?
ACL2013.JPG
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AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3戦 浦和1-3全北現代
得点/6分・原口(浦)、52分・イ・スンギ(全)、 64分・イ・ドングッ(全)、70分・エニーニョ(全)
主審=ハリルイブラヒムアルガムディ
観衆:22,005人


2013年 J1リーグ第4節
アルビレックス新潟0-2浦和レッズ
~東北電力ビッグスワンスタジアム

やっとこさ新潟から帰って来た。やっぱ遠征は、青春18切符オンリーに限るな。

130330vsNIIGATA.jpgトンネルを抜けるとそこは雪国だった…新潟に入った途端、小千谷の先まで、モロに雪が残っていた。・・・こんなんで秋春制移行なんて正気の沙汰じゃないと、雪国に来ると改めて思うのであった。
ってか、ナクスタチケ発売時間に谷川岳の清水トンネル通過中って、どんだけタイミング悪いんだか。勿論携帯圏外ゾーンで買えるはずもなく、トンネルを抜けるとチケットは無かった・・・まあどっちみち今回のナクスタの日は仕事だからパスだ。

130330vsNIIGATA2.jpgで、新潟戦。開始早々に超珍しくコーナーキックから先制。槙野の狙い澄ました絶妙ヘッドが炸裂して幸先良い!・・・と思いきや、それ以後は延々と新潟にポゼッションを許し、レッズは守るのに精一杯で、必死にクリアするだけで全くボールが収まらない。やはり2週間の空きで試合感が狂ったのかどうかはわからないが、本来はレッズがそういうサッカーを主体にしている筈なのに、それどころかボール保持が完全不能に陥ったレッズ。で、新潟のラフプレーも含めた鬼プレスに簡単にボールを奪われるの繰り返し。
レッズって身軽で速くて技巧系な選手が多いのが武器だけど、その反面でフィジカルが弱い選手が多いのも弱点だから、こうラフ気味に激しく当たられると、簡単にボールを奪われてしまう。
そしてこの展開って、去年アウェーのセレッソ戦と同じなんだよな。守勢に回ると二進も三進も行かなくなり、簡単に敵にボールをプレゼントしては攻め込まれて、また必死のクリアだけの延々ループってやつ。

でも内心、始めの頃は、この方がカウンターし易いから良いかな、なんて余裕ぶっこいていた面もあったのだが(その証拠にカウンターから何度もチャンスは到来していた)、それを許してくれない新潟の鬼プレス。レッズも今年は良くハードワーク出来るようになったけど、新潟も今年から激しく来るようになった。新潟ってこんなアグレッシブなチームだったっけ?
新潟の変わり様は、レオ・シルバの存在か。このレオ・シルバは、確かに前評判通り凄い選手だった。中盤でどっしり構えていたかと思うと、一転してどこでも顔を出してはボールを拾うわ奪うわ当たるわ芽を摘むわ、そして自ら攻撃をも組み立てる。視野が広いのか的確に効果的にボールを散らしていたし、フィジカルも強く運動量が抜群で常に冷静沈着。こういうのが理想のボランチと言うのだろう。新潟は毎回、何故こうも良い選手を連れて来られるのだろうか?ねぇ、レッズのフロントさんよ。
それはともかくとして、これでもブルーノ・ロペスが外しまくってくれたから助かっていたものの、いつ失点しても不思議ではない状態が延々続いていた事実は変わらない。レッズにとっては、実に心臓に悪い駄目駄目な内容。
それに輪をかけてイエティが糞審劇場を散々展開してくれたもんだから、怒りも加わり大変な状態だった。

だからこそ、耐えて耐えて耐えた末の最後の最後に待っていた、ご褒美のようなロスタイムの追加点は爆発的大歓喜だった訳で、あの時間帯に2点目で敵を引き離す超安堵感はたまらんな。この形のゴールって、味方には超安堵感を、敵には超絶望感を与えるのだから。

途中投入した2人、関口アシスト→マルシオゴール。ミシャの采配がドンピシャだった。マルシオはレッズのメモリアル1,000ゴールおめでとう。
そして今回、永田がまさかの肉離れ(?)で早々に投入された那須の存在。那須は本来ならクローザーとして残り10分位で投入するはずが、43分で早くも使う羽目になったアクシデントを、ベテラン那須の守備を加えて見事に乗り切った。野球で言えば、抑えのエースを4回裏辺りから使うようなものだな。永田の控えが那須という、何とも贅沢な選手層が活きた試合だった。
しっかし興梠は、未だゴールこそ無いが、相変わらず前線で効いている。しかも良く動く。早く彼に1点取らせてあげたい。

・・・全く達也の話をしていなかった。まあ、以前から何度も言っている通り、達也はもう新潟の選手。レッズ戦以外で頑張れ以上の事は言えない。でも、ブルーノ・ロペスに出したあのパス。何だよ達也、レッズに居た時はあんな良いパス出さなかったじゃないか~・・・

130330vsNIIGATA3.jpg新潟行くと、毎回決まって新潟特産と全然関係の無いものを喰うザ・美酒!!
今回も安いのばっか、新潟グルメ皆無・・・ま、勝ったから良いのだ。







130330vsNIIGATA4.jpgおまけ
何故”えのきどいちろう”が・・・?
この人、アルビレックスと何か関係あったっけ?













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J1リーグ第4節 新潟0-2浦和
得点/6分・槙野(浦)、90+2分・マルシオ(浦)
主審=家本政明
観衆:29,095人


・・・やっぱ、今年のこの日程はおかしいというか、間違っていると思う。いや”思う”レベルではなくて、断言しちゃいたい位の気持ちなんだが。
他のチームが2週間の中断期間中にナビスコ杯を戦っている中で、ACL出場中のレッズは2週間も公式戦が無いなんて、チームにとっては中弛みの危険があるし、他チームの公式戦をちらつかせられる中で、我々だけ試合が無い・・・ファン・サポーターにとっては”拷問”にも等しい仕打ちである。

代表の関係があるのはわかるし、ACL組はナビスコ予選免除だから仕方が無いのも理解しているけれど、だからと言ってACL組だけ公式戦を戦えない期間が2週間も空いて、他チームはしっかりと公式戦を数試合をこなしているのは、ある意味で凄く不公平なんじゃないかと思う。いや断言する。
プロが2週間で試合勘が鈍るとは考えられないが、それも百歩譲ってこの派手な中断が、怪我人が出始めたり疲労も見えてきた夏とか秋に発生するのならば許せるけど、これがJリーグ開幕から、たった3試合終わった時期に発生するのって、やっばりおかしいでしょ。そこが変だよJリーグってなもんだ。

自分が選手だったら、シーズン開幕から1ケ月も経過しない時点でリフレッシュしとけと言われても何となくピンと来ないし、だいいち上にも書いたけど、やはり中弛みしてしまう危険がある。というか、中弛みしてしまう危険があるという事実が一番恐い。だからこそ、中断あけの公式戦が吉と出るか凶と出るかという疑心暗鬼に苛まれてしまう。
尤も、その中弛みを防ぐ意味からも、今日は大原でトレーニングマッチが組まれたが、そうは言っても相手は大学生で、・・・その大学生相手にレギュラー組が出た1試合目は1-0で何とか勝利し、控え組中心の2試合目は一転して1-3で大敗って、トレーニングマッチは結果より内容重視とは良く言われるけど、その内容自体もあまり良くなかったようだし、どうなんだろう、これ。

もう少しACL組に対して、日程取りを配慮する必要はあるだろう。少なくとも、だったらこの2週間の何処かに、1試合でもACLを行う位の配慮はしてほしかったが、まあそれは別の国も代表の試合があるから無理だったのかもしれないが、それにしても時期が悪いというか、ワールドカップも絡むだけに、余計に始末に悪い。自分のように代表そっちのけのレッズ至上主義者にとっては、こういう日程取りをされてしまう世界のサッカー事情に対しては、困ったちゃんとの心情である。

でも今更これで駄々をこねていても仕方がないので・・・、今月に広島遠征と大分遠征という長距離遠征が立て続けにあったし、月末には新潟遠征も控えていて、早くも財政事情がピンチだから、ある意味で2週間の空きは金銭的に助かったと、自分を無理にでも納得させるのであった。・・・納得させている割には、試合が無いのを良い事に、昨晩も飲みに行ってしまっているのはどういう事かと・・・余計に財政事情を悪化させているお馬鹿な自分が居るのであった・・・

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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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