浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2013年 J1リーグ第14節
ヴァンフォーレ甲府0-1浦和レッズ
~国立競技場
熱中症対策の為の塩分摂取だ!と、ホープ軒のあの塩っ辛いスープを超ハイペースでがぶ飲みしたら、胃腸の消毒効果を持つネギを超山盛りにしたのも手伝って、食後急激に胃腸が刺激されて、トイレ直行のナイアガラという・・・皆さんも間違った熱中症対策はやめましょう(お前が言うな)
しかし、そんな猛暑の中で、レッズのサッカーも停滞感が漂っていた訳で、考えようによっては、無駄に体力を消耗しないように省エネサッカーをやっていた風でもあったのだが、実際のところは、コンビネーションの僅かなズレで、ボタンの掛け違えのようにパスが繋がらないのと、加えて原口の動きがやや鈍かったために、前線の動きが活性化されなかった事が、停滞感を生んでしまったのかもしれない。
こういう時は自分の胃腸のように、刺激によって通りが良くなるような起爆剤が欲しいところだが、基本90分スタイルを変えないミシャサッカーだけあって、それならば後は選手の粘りに任せるしかないのであった。
そして粘って粘って、我慢強く攻め続けた後に待っていたもの。その均衡を破ったものは・・・
困った時の那須大明神が、またもやってくれたおかげ。もう那須大明神には足を向けて眠れない。何なんでしょう、この那須という選手は?
何度も言うけど、那須ってここまで得点力がある選手ではなかったはず。それがレッズに移籍した途端に、闘莉王ばりの得点力が開花されたのだから、サッカーはスタイルと選手がフィットすれば、何がどう変わるかわからない世界なのだろう。
正直言うと、甲府にはもっと楽に勝てると思っていた。城福監督はベンチ入り禁止だし、松橋は出場停止だし、ウーゴは控えだし、対してレッズはベストメンバーだから、この条件で普通にやれれば勝てる相手のはずだった。それが予想外に苦戦したのは・・・暑さ?油断?
でもひとつ誤解を生むかもしれないから予め言っておくと、自分自身の予想は、何も油断とか、もちろん甲府をなめていたとかではなく、レッズのチーム状態が良いからこその自信から来たものなので、そこは間違えないでほしい。
まあ、勝ったから良い、という単純なものでもないんだが、待ちに待ったリーグ再開戦だし、国立とはいえアウェーだし、夏だし(意味不明)、勝った事が全てでも良いや。首位大宮が鳥栖に追い付かれてドローって事で、1試合差まで迫った訳だし。
しっかし、2ステージ反対の横段幕やらゲーフラの嵐に、これを撮影するカメラマンは情けないほど少なく、多くのマスコミカメラマンは背中向けて完全無視。これが日頃レッズサポが何か問題起こそうものなら、ここぞとばかりに大喜びで蠅のように群がってはフラッシュの嵐なくせに。そんなにJリーグやスポンサーの圧力が怖いのか?
そしてここまであからさまに報道規制してまで、そんなにJリーグはサポーターの声をかき消したいのか?
最後に良くぞ橋本社長が出て来てくれたと思うが、社長自らこういう行動をしてくれるのは本当に心強いし、嬉しい限りだ。
最後は橋本コールまで出ちゃったが、しかし良く考えたらこの社長、数年前まで散々サポーターから罵倒されていた同じ人とは思えんな(苦笑)
ってか横断幕のひとつ「金が無いなら貸してやろうか?」は素晴らしい皮肉だった。
------
J1リーグ第14節 甲府0-1浦和
得点/83分・那須(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:28,906人
ヴァンフォーレ甲府0-1浦和レッズ
~国立競技場
熱中症対策の為の塩分摂取だ!と、ホープ軒のあの塩っ辛いスープを超ハイペースでがぶ飲みしたら、胃腸の消毒効果を持つネギを超山盛りにしたのも手伝って、食後急激に胃腸が刺激されて、トイレ直行のナイアガラという・・・皆さんも間違った熱中症対策はやめましょう(お前が言うな)
しかし、そんな猛暑の中で、レッズのサッカーも停滞感が漂っていた訳で、考えようによっては、無駄に体力を消耗しないように省エネサッカーをやっていた風でもあったのだが、実際のところは、コンビネーションの僅かなズレで、ボタンの掛け違えのようにパスが繋がらないのと、加えて原口の動きがやや鈍かったために、前線の動きが活性化されなかった事が、停滞感を生んでしまったのかもしれない。
こういう時は自分の胃腸のように、刺激によって通りが良くなるような起爆剤が欲しいところだが、基本90分スタイルを変えないミシャサッカーだけあって、それならば後は選手の粘りに任せるしかないのであった。
そして粘って粘って、我慢強く攻め続けた後に待っていたもの。その均衡を破ったものは・・・
困った時の那須大明神が、またもやってくれたおかげ。もう那須大明神には足を向けて眠れない。何なんでしょう、この那須という選手は?
何度も言うけど、那須ってここまで得点力がある選手ではなかったはず。それがレッズに移籍した途端に、闘莉王ばりの得点力が開花されたのだから、サッカーはスタイルと選手がフィットすれば、何がどう変わるかわからない世界なのだろう。
正直言うと、甲府にはもっと楽に勝てると思っていた。城福監督はベンチ入り禁止だし、松橋は出場停止だし、ウーゴは控えだし、対してレッズはベストメンバーだから、この条件で普通にやれれば勝てる相手のはずだった。それが予想外に苦戦したのは・・・暑さ?油断?
でもひとつ誤解を生むかもしれないから予め言っておくと、自分自身の予想は、何も油断とか、もちろん甲府をなめていたとかではなく、レッズのチーム状態が良いからこその自信から来たものなので、そこは間違えないでほしい。
まあ、勝ったから良い、という単純なものでもないんだが、待ちに待ったリーグ再開戦だし、国立とはいえアウェーだし、夏だし(意味不明)、勝った事が全てでも良いや。首位大宮が鳥栖に追い付かれてドローって事で、1試合差まで迫った訳だし。
しっかし、2ステージ反対の横段幕やらゲーフラの嵐に、これを撮影するカメラマンは情けないほど少なく、多くのマスコミカメラマンは背中向けて完全無視。これが日頃レッズサポが何か問題起こそうものなら、ここぞとばかりに大喜びで蠅のように群がってはフラッシュの嵐なくせに。そんなにJリーグやスポンサーの圧力が怖いのか?
そしてここまであからさまに報道規制してまで、そんなにJリーグはサポーターの声をかき消したいのか?
最後に良くぞ橋本社長が出て来てくれたと思うが、社長自らこういう行動をしてくれるのは本当に心強いし、嬉しい限りだ。
最後は橋本コールまで出ちゃったが、しかし良く考えたらこの社長、数年前まで散々サポーターから罵倒されていた同じ人とは思えんな(苦笑)
ってか横断幕のひとつ「金が無いなら貸してやろうか?」は素晴らしい皮肉だった。
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J1リーグ第14節 甲府0-1浦和
得点/83分・那須(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:28,906人
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2013年 ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第2戦
浦和レッズ1-1セレッソ大阪
~埼玉スタジアム2002
状況が状況だけに、セレッソは始めからもっとガツガツ来ると思っていたんだけど、あっさり先制した途端に妙に自陣に引き出した感じで、後はレッズの隙を窺うようなカウンター狙いの姿勢が見受けられたのは見間違いだろうか?セレッソは先制した事で1点差だから、残り時間はタップリ残っている中で、先ずは落ち着いて同点に追いつこうとしていたとか?わからんが、セレッソのこの姿勢は予想外だった。
まあ今更セレッソの腹積もりは知る由もないが、予想外だったのはレッズも同じ。レッズからしたら嫌な失点を早い時間帯に喰らった上に、興梠欠場で1トップに入ったマルシオが全くボールを収められないから、当然のように攻撃が悉く機能しない。線の細いマルシオでは、あれだけの人数で囲まれては身体を当てられるとボールキープが完全に不可能になるから、やはりマルシオの1トップはやるべきではなかったのだ。結果論だけど。これで1週間前のキレキレのチームとは思えない状況を作り出してしまった。
まあ幸いミシャも早い時間帯にそれに気付いて、原口とマルシオの位置を入れ替えた。もちろん原口の1トップも機能し難い事は去年からわかっているが、マルシオ1トップよりは・・・で、これで攻撃がいくらかスムーズになった。
ただしレッズのゴールは、キレキレの梅崎による華麗なドリブル突破によるもの。これこそ梅崎の本来の姿。そして苦しい時の個人技頼み。だから個人技は大切。そしてこの辺はパス一辺倒じゃない、個人技を容認しているミシャサッカーの柔軟性という良い部分だ。
それにしても、前線に興梠が居ないだけで、こうも攻撃の質が激減するのだから、如何に興梠が日頃から前線で献身的に奮闘しているかがわかる。だからこそ興梠に対しては、無闇に得点ばかりを追い求めてはいけないのだと思う。これが興梠に対する自分の揺るがない持論。
そして嬉しい予想外も。セレッソサポーターからも、2ステージ制反対の横断幕が。これにはレッズ側からも拍手拍手。うむ、思うところは誰も同じなのだ。そして日曜ナイターなのに、沢山のセレッソサポが埼スタに来てくれた事も感謝。
で、ホーム&アウェーのトータル[レッズ3-1セレッソ]でレッズがめでたく準決勝進出な訳なのだが、なのだが、その準決勝が9月と10月ってのが、ナビスコの調子が狂うところなんだよなぁ・・・
リーグ戦に集中だ。
------
ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第2戦 浦和1-1セ大阪
得点/6分・南野(セ大)、34分・梅崎(浦)
主審=飯田淳平
観衆:22,743人
浦和レッズ1-1セレッソ大阪
~埼玉スタジアム2002
状況が状況だけに、セレッソは始めからもっとガツガツ来ると思っていたんだけど、あっさり先制した途端に妙に自陣に引き出した感じで、後はレッズの隙を窺うようなカウンター狙いの姿勢が見受けられたのは見間違いだろうか?セレッソは先制した事で1点差だから、残り時間はタップリ残っている中で、先ずは落ち着いて同点に追いつこうとしていたとか?わからんが、セレッソのこの姿勢は予想外だった。
まあ今更セレッソの腹積もりは知る由もないが、予想外だったのはレッズも同じ。レッズからしたら嫌な失点を早い時間帯に喰らった上に、興梠欠場で1トップに入ったマルシオが全くボールを収められないから、当然のように攻撃が悉く機能しない。線の細いマルシオでは、あれだけの人数で囲まれては身体を当てられるとボールキープが完全に不可能になるから、やはりマルシオの1トップはやるべきではなかったのだ。結果論だけど。これで1週間前のキレキレのチームとは思えない状況を作り出してしまった。
まあ幸いミシャも早い時間帯にそれに気付いて、原口とマルシオの位置を入れ替えた。もちろん原口の1トップも機能し難い事は去年からわかっているが、マルシオ1トップよりは・・・で、これで攻撃がいくらかスムーズになった。
ただしレッズのゴールは、キレキレの梅崎による華麗なドリブル突破によるもの。これこそ梅崎の本来の姿。そして苦しい時の個人技頼み。だから個人技は大切。そしてこの辺はパス一辺倒じゃない、個人技を容認しているミシャサッカーの柔軟性という良い部分だ。
それにしても、前線に興梠が居ないだけで、こうも攻撃の質が激減するのだから、如何に興梠が日頃から前線で献身的に奮闘しているかがわかる。だからこそ興梠に対しては、無闇に得点ばかりを追い求めてはいけないのだと思う。これが興梠に対する自分の揺るがない持論。
そして嬉しい予想外も。セレッソサポーターからも、2ステージ制反対の横断幕が。これにはレッズ側からも拍手拍手。うむ、思うところは誰も同じなのだ。そして日曜ナイターなのに、沢山のセレッソサポが埼スタに来てくれた事も感謝。
で、ホーム&アウェーのトータル[レッズ3-1セレッソ]でレッズがめでたく準決勝進出な訳なのだが、なのだが、その準決勝が9月と10月ってのが、ナビスコの調子が狂うところなんだよなぁ・・・
リーグ戦に集中だ。
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ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第2戦 浦和1-1セ大阪
得点/6分・南野(セ大)、34分・梅崎(浦)
主審=飯田淳平
観衆:22,743人
2013年 ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第1戦
セレッソ大阪0-2浦和レッズ
~大阪長居スタジアム
長い中断が明けて、ようやくナビスコからのJ1リーグが再開した。
中断中のキャンプを含めた練習の成果が問われる一戦。ここで情けない試合をしようものら「中断期間中に何をやっていたんだ」と言う事にもなるし、逆に素晴らしい試合をしようものなら、それがストレートに評価される。
さて今回のレッズは?・・・後者だった!
とは言うものの自分、今回は映像を見ていないから内容は文字からしかわからないのだが、パスワークと連動性と、そして攻撃の意識がまた向上した感じがするのは、文字からヒシヒシと伝わって来た。先週に駒場で観た通りの姿勢が本番でも表れたのだと思う。
かなりの決定機をも外しまくっていたものの、チャンスを全て決めきれるならばそれこそ毎試合6得点が可能になる訳で、サッカーは決してそんな訳は無い。大事なのは勝利に繋がるゴールを決める事だから、そういう意味では大事なところで興梠が2発も決められた事が決定力であり、練習の成果と今のチームの力の表れだと思う。
それに鹿島時代の興梠は、長居との相性が良くなかったらしいから、それがレッズに来て長居でゴール2発というのは凄く嬉しいだろうね。これで興梠が長居に良いイメージを持つにはじゅうぶんな材料になった。
クルピが前半の内容を「草サッカー」と揶揄して激怒していたらしいが、そういうチーム状態のセレッソに助けられた面と、上記に書いた通りレッズが中断期間中の練習で成長した成果と、両方あっての今日の試合内容及び結果だ。
でもセレッソとレッズが長居で戦うと、本来なら殴り合いでゴールの奪い合いになる時が多いから、今回の2得点完封勝利は、ちょっと拍子抜けかな。もちろん良い意味で。
殴り合いでゴールの奪い合いだと、アウェーチームの方がアウェーゴールルールの都合上有利になるが、そのアウェーゴールを2得点も奪って自らは無傷でホームに帰れるのだから、これで準決勝への道がグッと手繰り寄せられた感じ。
原口がまたも問題を起こして遠征メンバーから外された暗い出来事があったものの、原口が居ないと勝てなかったチームがそれをバネに変えて、原口不在で勝ったのも大きな自信になるし、何と言っても原口本人への良いプレッシャーになるだろう。性格なんてそうは簡単に変えられるものではないけど、これで原口には本当に焦ってほしいし、こうやって色々経験してひとつひとつ成長して行く事が、大人になるって事だと思うよ。それが出来なかったならば、それまでの人間って事になるだろう。
それにしても・・・セレッソにとって、原口がいきなりメンバー外になったのは”肩透かし”だっただろうな。原口への対策は当然考えてあっただろうし、それを含めて練習し警戒していただろう。その選手が直前でメンバー外になって、パスが主体のマルシオが先発だったのだから、そりゃ混乱もするよな。発表から中1日では修正もなかなか難しかっただろうし。セレッソにしてみれば「え~、聞いてないよ~」って感じだったかも(笑)
追伸
Jリーグ2ステージ制復活案の是非を問うアンケートへ投票いただいた皆さん、ありがとうございました。このアンケートは告知通り6月21日で締め切りとさせていただきました。
総投票数761票中=賛成20票、反対741票で、97パーセントを越える驚異的割合で、反対票が圧倒する結果となりました。
アンケート結果ページ
後は7月のJリーグの正式発表を待つのみ・・・。
------
ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第1戦 セ大阪0-2浦和
得点/9分・興梠(浦)、56分・興梠(浦)
主審=家本政明
観衆:16,602人
セレッソ大阪0-2浦和レッズ
~大阪長居スタジアム
長い中断が明けて、ようやくナビスコからのJ1リーグが再開した。
中断中のキャンプを含めた練習の成果が問われる一戦。ここで情けない試合をしようものら「中断期間中に何をやっていたんだ」と言う事にもなるし、逆に素晴らしい試合をしようものなら、それがストレートに評価される。
さて今回のレッズは?・・・後者だった!
とは言うものの自分、今回は映像を見ていないから内容は文字からしかわからないのだが、パスワークと連動性と、そして攻撃の意識がまた向上した感じがするのは、文字からヒシヒシと伝わって来た。先週に駒場で観た通りの姿勢が本番でも表れたのだと思う。
かなりの決定機をも外しまくっていたものの、チャンスを全て決めきれるならばそれこそ毎試合6得点が可能になる訳で、サッカーは決してそんな訳は無い。大事なのは勝利に繋がるゴールを決める事だから、そういう意味では大事なところで興梠が2発も決められた事が決定力であり、練習の成果と今のチームの力の表れだと思う。
それに鹿島時代の興梠は、長居との相性が良くなかったらしいから、それがレッズに来て長居でゴール2発というのは凄く嬉しいだろうね。これで興梠が長居に良いイメージを持つにはじゅうぶんな材料になった。
クルピが前半の内容を「草サッカー」と揶揄して激怒していたらしいが、そういうチーム状態のセレッソに助けられた面と、上記に書いた通りレッズが中断期間中の練習で成長した成果と、両方あっての今日の試合内容及び結果だ。
でもセレッソとレッズが長居で戦うと、本来なら殴り合いでゴールの奪い合いになる時が多いから、今回の2得点完封勝利は、ちょっと拍子抜けかな。もちろん良い意味で。
殴り合いでゴールの奪い合いだと、アウェーチームの方がアウェーゴールルールの都合上有利になるが、そのアウェーゴールを2得点も奪って自らは無傷でホームに帰れるのだから、これで準決勝への道がグッと手繰り寄せられた感じ。
原口がまたも問題を起こして遠征メンバーから外された暗い出来事があったものの、原口が居ないと勝てなかったチームがそれをバネに変えて、原口不在で勝ったのも大きな自信になるし、何と言っても原口本人への良いプレッシャーになるだろう。性格なんてそうは簡単に変えられるものではないけど、これで原口には本当に焦ってほしいし、こうやって色々経験してひとつひとつ成長して行く事が、大人になるって事だと思うよ。それが出来なかったならば、それまでの人間って事になるだろう。
それにしても・・・セレッソにとって、原口がいきなりメンバー外になったのは”肩透かし”だっただろうな。原口への対策は当然考えてあっただろうし、それを含めて練習し警戒していただろう。その選手が直前でメンバー外になって、パスが主体のマルシオが先発だったのだから、そりゃ混乱もするよな。発表から中1日では修正もなかなか難しかっただろうし。セレッソにしてみれば「え~、聞いてないよ~」って感じだったかも(笑)
追伸
Jリーグ2ステージ制復活案の是非を問うアンケートへ投票いただいた皆さん、ありがとうございました。このアンケートは告知通り6月21日で締め切りとさせていただきました。
総投票数761票中=賛成20票、反対741票で、97パーセントを越える驚異的割合で、反対票が圧倒する結果となりました。
アンケート結果ページ
後は7月のJリーグの正式発表を待つのみ・・・。
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ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第1戦 セ大阪0-2浦和
得点/9分・興梠(浦)、56分・興梠(浦)
主審=家本政明
観衆:16,602人
来年のワールドカップ・ブラジル大会への出場をかけたアジア最終予選B組。オーストラリアがイラクを破り同グループ2位を確保し、ワールドカップ出場を決めた。
オーストラリア監督はホルガー・オジェック。
自分は、この記事以来、オジェックがこの仕事を成功させる日を待ちわびていた。
理由は簡単、自分にとってオジェックはレッズの英雄の一人であり、その英雄が、あのような悲しい解任劇に至った事もあり、余計にオジェックのその後を心配し、オーストラリア監督としての招かれた時には、本当に安堵し喜び、そして成功を祈っていた。
だから、そのオジェックが、ひとつの大仕事を成し遂げた事は、自分にとっても悲願であり、だからこそ本当に嬉しいのだ。いや、嬉しいと同時に、安堵の気持ちが強いのかもしれない。
実際問題として今回のオーストラリア代表は、ワールドカップ出場を100%約束された存在ではなかったと思う。
前大会であるワールドカップ・南アフリカ大会から、明確な新戦力の台頭が滞っており、新たに強力な戦力が多く台頭しない以上、ケーヒルやニールやオグネノフスキなどの、明らかにピークを過ぎたベテランに頼らざるを得なかった。
元々持論として、多くのオーストラリア選手は、体格に対して技術やパワーが伴っていないと思っていて、それでも体格がある故に、過大評価されている選手が沢山居ると思っている。だから何れオーストラリアにも、苦難の時代が再来するとは思っていたのだが、それがオジェックの時代に到来しかけた間の悪さという感はある。そんな中で目標とする成績が思うように積み上げられず苦戦し、オーストラリア国内ではオジェック解任論まで出ていたのだから、これはもう本当にギリギリのところだったのだ。おまけに最終予選は日本と同組という、何とも運命の悪戯もあったのだから、オジェックにとっては精神的にも肉体的にも、大変な3年間だったと思う。
今は素直に言いたい。
おめでとうオジェック
オジェックはレッズが2006年リーグ優勝を成し遂げた時に、自宅でレッズのために祝杯をあげてくれたという。その感謝の意を込めて、自分は今夜オジェックの新たな偉業に祝杯をあげる。ザ・美酒を捧げたい。飲むぞ!!
あと、もう少し奥さんに優しくしてあげてくれ(笑)
ってのは半分冗談だが、まあオジェックは、思った事や間違った事はビシッと言わないと気が済まない性格であるのが良し悪しで、指導でもかなり規律を重んじるから、それが性格の荒いタイプの選手の反発を買うんだよな・・・自分も性格的にオジェックのそれに近いものがあるから、オジェックの気持ちは痛い程わかるよ(笑)
しかしオジェックって、何だかんだ言われていても、監督としてかなり成功しているのは事実。
だって、
・第1次レッズ監督として、それまで最下位レベルのチームを飛躍的に躍進させる
・トルコリーグのコジャエリスポル監督としてトルコ杯優勝
・カナダ代表監督として同国初のCONCACAFゴールドカップ優勝
・第2次レッズ監督としてアジア勢初のACL優勝
・レッズ監督としてクラブワールドカップでアジア勢初の3位
・オーストラリア監督としてワールドカップ出場を決める
ちなみにドイツが優勝した90年W杯イタリア大会では、ベッケンバウアーのアシスタントコーチだったし(この頃からギドと不仲(苦笑))。
普通に考えてこの人・・・名将だと思う。指導者として、そして国際的プロ監督として、かなり成功している方だと思う。
本国ドイツではボーフムで監督やったけど、以来どのドイツ国内クラブもがオファーしなかったのは、やはり性格的に言葉がストレートに通じる故に、危なっかしくて、ドイツのどのクラブも今更オファー出来なかったんだろうな。
まあ、・・・
ワールドカップでも、頑張れオジェック!!
ブログ内関連記事
オジェックの幸と不幸
頑張れオジェック
オーストラリア監督はホルガー・オジェック。
自分は、この記事以来、オジェックがこの仕事を成功させる日を待ちわびていた。
理由は簡単、自分にとってオジェックはレッズの英雄の一人であり、その英雄が、あのような悲しい解任劇に至った事もあり、余計にオジェックのその後を心配し、オーストラリア監督としての招かれた時には、本当に安堵し喜び、そして成功を祈っていた。
だから、そのオジェックが、ひとつの大仕事を成し遂げた事は、自分にとっても悲願であり、だからこそ本当に嬉しいのだ。いや、嬉しいと同時に、安堵の気持ちが強いのかもしれない。
実際問題として今回のオーストラリア代表は、ワールドカップ出場を100%約束された存在ではなかったと思う。
前大会であるワールドカップ・南アフリカ大会から、明確な新戦力の台頭が滞っており、新たに強力な戦力が多く台頭しない以上、ケーヒルやニールやオグネノフスキなどの、明らかにピークを過ぎたベテランに頼らざるを得なかった。
元々持論として、多くのオーストラリア選手は、体格に対して技術やパワーが伴っていないと思っていて、それでも体格がある故に、過大評価されている選手が沢山居ると思っている。だから何れオーストラリアにも、苦難の時代が再来するとは思っていたのだが、それがオジェックの時代に到来しかけた間の悪さという感はある。そんな中で目標とする成績が思うように積み上げられず苦戦し、オーストラリア国内ではオジェック解任論まで出ていたのだから、これはもう本当にギリギリのところだったのだ。おまけに最終予選は日本と同組という、何とも運命の悪戯もあったのだから、オジェックにとっては精神的にも肉体的にも、大変な3年間だったと思う。
今は素直に言いたい。
おめでとうオジェック
オジェックはレッズが2006年リーグ優勝を成し遂げた時に、自宅でレッズのために祝杯をあげてくれたという。その感謝の意を込めて、自分は今夜オジェックの新たな偉業に祝杯をあげる。ザ・美酒を捧げたい。飲むぞ!!
あと、もう少し奥さんに優しくしてあげてくれ(笑)
ってのは半分冗談だが、まあオジェックは、思った事や間違った事はビシッと言わないと気が済まない性格であるのが良し悪しで、指導でもかなり規律を重んじるから、それが性格の荒いタイプの選手の反発を買うんだよな・・・自分も性格的にオジェックのそれに近いものがあるから、オジェックの気持ちは痛い程わかるよ(笑)
しかしオジェックって、何だかんだ言われていても、監督としてかなり成功しているのは事実。
だって、
・第1次レッズ監督として、それまで最下位レベルのチームを飛躍的に躍進させる
・トルコリーグのコジャエリスポル監督としてトルコ杯優勝
・カナダ代表監督として同国初のCONCACAFゴールドカップ優勝
・第2次レッズ監督としてアジア勢初のACL優勝
・レッズ監督としてクラブワールドカップでアジア勢初の3位
・オーストラリア監督としてワールドカップ出場を決める
ちなみにドイツが優勝した90年W杯イタリア大会では、ベッケンバウアーのアシスタントコーチだったし(この頃からギドと不仲(苦笑))。
普通に考えてこの人・・・名将だと思う。指導者として、そして国際的プロ監督として、かなり成功している方だと思う。
本国ドイツではボーフムで監督やったけど、以来どのドイツ国内クラブもがオファーしなかったのは、やはり性格的に言葉がストレートに通じる故に、危なっかしくて、ドイツのどのクラブも今更オファー出来なかったんだろうな。
まあ、・・・
ワールドカップでも、頑張れオジェック!!
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オジェックの幸と不幸
頑張れオジェック
レッドダイヤモンズ後援会20周年記念イベントとして行われた、駒場での公開トレーニングマッチ。
自分は後援会には入っていないので、大人しくバックから観戦。いつものゴール裏ではなく、違った角度から試合を大人しく観るのも、たまには良いものだ。
湘南との実戦形式2試合分、つまり45分×4本の練習試合という、かなりのボリュームがある内容。しかも駒場を使う訳で、しっかり売店も出店していたし、トレーニングマッチにしてはやたら贅沢な状況。これだけで1人1,000円くらいの観戦料を取る価値はあると思うぞ。
1試合目 浦和レッズ3-2湘南ベルマーレ
チャリティマッチに参加中の原口、柏木、槙野と、軽い捻挫で欠場の阿部の計4人を除くレギュラー組が出場。いつものメンバーに、空いたポジションにマルシオと関口が2シャドーに入り、ボランチ阿部の代役は小島、そして右ストッパーに坪井。
開始早々に那須大明神が得意のセットプレーからズドン。幸先良い先制点で勢いを増すかと思いきや、危険な位置での横パスがカットされて、たまに観るようなお決まりの失点パターンをやってしまう。こういうところ、一向に直らないねぇ・・・。
ちょっと残念だったのは、せっかく阿部の代役でアピールの場だったはずの小島が、全くと言って良いほど覇気が無かった事。加藤が開始早々からずっと「シュート!」「シュート!」と叫んでいて、何でシュートばかり言うんだ?と思ったら、シュートじゃなくて・・・小島「秀仁」に対して激を飛ばしていたのだ。加藤から散々「秀仁!右行け!」「秀仁!左だ!」「秀仁!もっと行け!」「秀仁!動けよ!」と叱咤されていたが、この事からもわかるように、どうも小島の動きが鈍かった。
確かにミシャサッカーにおける阿部の仕事はひじょうに難解で、それを公式戦から遠ざかっている小島にいきなりやらせようというのも大変な話だが、それにしても周りが運動量豊富に機敏に動き回る中で、小島一人だけどうして良いかわからなくなっているようで、浮いているような感じで右往左往するばかり。絶妙なサイドチェンジや激しいボールへの絡みなど良いプレーもあるにはあったが、90分通して見ると、ちょっと悲しい内容に終始してしまったと思う。
本来の小島は、こういう選手ではなく、攻撃センスを持った理想のボランチに成長するはずだったのに、公式戦から遠ざかっている間に、すっかり落ち込んでしまった感がある。これは、どうにかしないといけない。
興梠の非凡なボレーも炸裂したりで3得点の勝利は勝利だったが、やはり2失点というのが気になる・・・。
2試合目 浦和レッズ1-2湘南ベルマーレ
控え組に、更に穴埋め的に大量のユース選手を加えて臨んだだけあって、やはりレギュラー組とはプレー内容に大きな差があった。それは仕方のない事だが、お手本にならなければいけない暢久がミスをしまくり(山岸が何度も「ヤマー!」と檄を飛ばしていた・・・)、せっかく復帰した永田充も試合勘が戻っていないのか、そしてポジションがしっくり行っていないのか、1試合目途中からの出場に引き続いて、かなり苦戦していた。というのも、永田充はカバーリング主体の選手だけに、対人プレーに難がある永田充が1試合目に入っていたストッパーでは、正直きついと思う。2試合目で理想の位置のリベロに入ったような気もしたが、でも暢久が真ん中のままだったような気もするし・・・とにかく永田充の位置は、3バックならリベロに限る。
そんな中で自分が評価したいのは、J2での修行から舞い戻った永田拓。J1経験は薄いとはいえ、2年間草津で左サイドのレギュラーを張った経験が自信に繋がったのだろう、実に動きにメリハリが出ていたというか、プレーそのものが堂々としていて、自分のプレーに迷いが無いように感じた。前に行く時は前に、パスを出す時も躊躇しない。ボールを受けるポジショニングも良かった。これは草津でプレーしていた姿そのものだった。これが実戦経験を積んだ成果というものだろう。ただしまだまだ荒削りな部分は否めない。しかしこの永田拓、とにかくJ1の公式戦で場数を踏ませれば、大きな選手に育つかもしれない。いや、育つと思う。
ユースの33番が右でかなり攻撃的に目立っていたし、ゴールを決めた関根もそうだし、将来楽しみな選手が沢山居たのも収穫だった。終盤なんて、ほとんどユースの選手が頑張ってチャンスを連発していたし。もちろん復帰した直輝や宇賀神の存在もあるが、ユース6人を投入してこの成績だから、逆に良く戦った方だと思った。
・・・4時間も仏像のようにジ~ッと大人しく座ってサッカーを観る事なんて滅多に無いから、腰と尻がアウチになった。
やっぱサッカーは、ゴール裏で2時間わめいて飛び跳ねる方が性に合っているな、自分。
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トレーニングマッチ2試合計 浦和4-4湘南
浦和駒場スタジアム
観衆:3,500人
自分は後援会には入っていないので、大人しくバックから観戦。いつものゴール裏ではなく、違った角度から試合を大人しく観るのも、たまには良いものだ。
湘南との実戦形式2試合分、つまり45分×4本の練習試合という、かなりのボリュームがある内容。しかも駒場を使う訳で、しっかり売店も出店していたし、トレーニングマッチにしてはやたら贅沢な状況。これだけで1人1,000円くらいの観戦料を取る価値はあると思うぞ。
1試合目 浦和レッズ3-2湘南ベルマーレ
チャリティマッチに参加中の原口、柏木、槙野と、軽い捻挫で欠場の阿部の計4人を除くレギュラー組が出場。いつものメンバーに、空いたポジションにマルシオと関口が2シャドーに入り、ボランチ阿部の代役は小島、そして右ストッパーに坪井。
開始早々に那須大明神が得意のセットプレーからズドン。幸先良い先制点で勢いを増すかと思いきや、危険な位置での横パスがカットされて、たまに観るようなお決まりの失点パターンをやってしまう。こういうところ、一向に直らないねぇ・・・。
ちょっと残念だったのは、せっかく阿部の代役でアピールの場だったはずの小島が、全くと言って良いほど覇気が無かった事。加藤が開始早々からずっと「シュート!」「シュート!」と叫んでいて、何でシュートばかり言うんだ?と思ったら、シュートじゃなくて・・・小島「秀仁」に対して激を飛ばしていたのだ。加藤から散々「秀仁!右行け!」「秀仁!左だ!」「秀仁!もっと行け!」「秀仁!動けよ!」と叱咤されていたが、この事からもわかるように、どうも小島の動きが鈍かった。
確かにミシャサッカーにおける阿部の仕事はひじょうに難解で、それを公式戦から遠ざかっている小島にいきなりやらせようというのも大変な話だが、それにしても周りが運動量豊富に機敏に動き回る中で、小島一人だけどうして良いかわからなくなっているようで、浮いているような感じで右往左往するばかり。絶妙なサイドチェンジや激しいボールへの絡みなど良いプレーもあるにはあったが、90分通して見ると、ちょっと悲しい内容に終始してしまったと思う。
本来の小島は、こういう選手ではなく、攻撃センスを持った理想のボランチに成長するはずだったのに、公式戦から遠ざかっている間に、すっかり落ち込んでしまった感がある。これは、どうにかしないといけない。
興梠の非凡なボレーも炸裂したりで3得点の勝利は勝利だったが、やはり2失点というのが気になる・・・。
2試合目 浦和レッズ1-2湘南ベルマーレ
控え組に、更に穴埋め的に大量のユース選手を加えて臨んだだけあって、やはりレギュラー組とはプレー内容に大きな差があった。それは仕方のない事だが、お手本にならなければいけない暢久がミスをしまくり(山岸が何度も「ヤマー!」と檄を飛ばしていた・・・)、せっかく復帰した永田充も試合勘が戻っていないのか、そしてポジションがしっくり行っていないのか、1試合目途中からの出場に引き続いて、かなり苦戦していた。というのも、永田充はカバーリング主体の選手だけに、対人プレーに難がある永田充が1試合目に入っていたストッパーでは、正直きついと思う。2試合目で理想の位置のリベロに入ったような気もしたが、でも暢久が真ん中のままだったような気もするし・・・とにかく永田充の位置は、3バックならリベロに限る。
そんな中で自分が評価したいのは、J2での修行から舞い戻った永田拓。J1経験は薄いとはいえ、2年間草津で左サイドのレギュラーを張った経験が自信に繋がったのだろう、実に動きにメリハリが出ていたというか、プレーそのものが堂々としていて、自分のプレーに迷いが無いように感じた。前に行く時は前に、パスを出す時も躊躇しない。ボールを受けるポジショニングも良かった。これは草津でプレーしていた姿そのものだった。これが実戦経験を積んだ成果というものだろう。ただしまだまだ荒削りな部分は否めない。しかしこの永田拓、とにかくJ1の公式戦で場数を踏ませれば、大きな選手に育つかもしれない。いや、育つと思う。
ユースの33番が右でかなり攻撃的に目立っていたし、ゴールを決めた関根もそうだし、将来楽しみな選手が沢山居たのも収穫だった。終盤なんて、ほとんどユースの選手が頑張ってチャンスを連発していたし。もちろん復帰した直輝や宇賀神の存在もあるが、ユース6人を投入してこの成績だから、逆に良く戦った方だと思った。
・・・4時間も仏像のようにジ~ッと大人しく座ってサッカーを観る事なんて滅多に無いから、腰と尻がアウチになった。
やっぱサッカーは、ゴール裏で2時間わめいて飛び跳ねる方が性に合っているな、自分。
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トレーニングマッチ2試合計 浦和4-4湘南
浦和駒場スタジアム
観衆:3,500人
「必要なのは一般の方々の注目を集めること」
本日開かれたJリーグのJ1・J2合同実行委員会において、J1の2ステージ制復活実施案の提示に関して、Jリーグ中西大介競技・事業統括本部長が語った言葉である。
この言葉だけを捉えて、鬼の首を取ったように批判をするつもりはないが、それにしても余りに軽率な発言内容であり、結局この言葉に、Jリーグの考えの全てが集約されているものだと感じた。
表向き、言葉の意図は理解できる。一般の注目を集める事こそ新規ファン・サポーターを獲得するに必要な事ではあるし、新規スポンサーを得るためにも、従来以上の注目度は必要不可欠だろう。だから中西本部長の言葉は、確かに正論である。
しかし裏を返せば、それは従来のファン・サポーターの存在を完全に無視した憤りを感じる表現になっている。
すでに2ステージ制復活に関して、従来のファン・サポーターの多くが建設的な「反対」意見を述べてはその姿勢を明確にしている。掲示板、ブログ、ツイッターなど各サッカー関連サイトで8割~9割が反対意見で埋まっており、当ブログのアンケートだけでも、6月12日現在で、実に97%という驚異的な数字の反対票が投じられている(要・下のアンケート参照ください)。
この事から、Jリーグ自体にも多くの抗議や反対意見が寄せられているはずである。しかしそれを完全無視するかのように、強行的に2ステージ制復活へ突き進んでいるJリーグ。その裏では広告代理店が暗躍しているという噂は本当だろうか。だとしたら、スポンサーの影響をちらつかせては、もはや後戻りが不可能な出来レースになってるのは明白だろう。
勿論このような事情は、スポンサーに影響されるマスコミ各社では簡単には報道されない。何れ後付のように経過だけが報道されては、詳細な反対意見は闇に葬られるのである。
結論は7月に持ち越されたものの、ここからは議論の時間ではなく、反対意見に対してのJリーグによる説得時間に費やされるのであろう。レッズなど少数クラブが反対する中、これで説得されて翻意するクラブが現れなければ見込みはあるが、それでも始めから出来レースになっているのであれば、それも無駄な抵抗に終始してしまうという事である。
何れにしても7月の結論がどうなるかは別として、今回の騒動で、如何にJリーグ百年構想が安っぽい理念であるかが明白になった。向こう80年先を見据えるよりも、1年先の利益こそがJリーグに必要なものであった訳だ。
日本のプロスポーツ文化に根付いていた企業体質を捨て、地域密着を掲げてスタートしたJリーグが、20年を経て代理店やスポンサー企業の影響に負けて、せっかく根付いたファン・サポーターの存在を軽視し、そして無視し、旧態依然とした腐敗文化に後戻りしようとしている。百年構想という壮大な計画を掲げたものが、単なる大風呂敷だったという事をJリーグ自らが露呈した。何ともお粗末な事態である。
最後に、中西本部長はこうも言っている。「マーケティング面のメリットも考えたい。来月までに結論を出さないと、来季からの導入は厳しくなる」・・・結局、遮二無二急いでいる。やはり代理店やスポンサーからも尻を突かれての、結論ありきの出来レースなのであろう。
本日開かれたJリーグのJ1・J2合同実行委員会において、J1の2ステージ制復活実施案の提示に関して、Jリーグ中西大介競技・事業統括本部長が語った言葉である。
この言葉だけを捉えて、鬼の首を取ったように批判をするつもりはないが、それにしても余りに軽率な発言内容であり、結局この言葉に、Jリーグの考えの全てが集約されているものだと感じた。
表向き、言葉の意図は理解できる。一般の注目を集める事こそ新規ファン・サポーターを獲得するに必要な事ではあるし、新規スポンサーを得るためにも、従来以上の注目度は必要不可欠だろう。だから中西本部長の言葉は、確かに正論である。
しかし裏を返せば、それは従来のファン・サポーターの存在を完全に無視した憤りを感じる表現になっている。
すでに2ステージ制復活に関して、従来のファン・サポーターの多くが建設的な「反対」意見を述べてはその姿勢を明確にしている。掲示板、ブログ、ツイッターなど各サッカー関連サイトで8割~9割が反対意見で埋まっており、当ブログのアンケートだけでも、6月12日現在で、実に97%という驚異的な数字の反対票が投じられている(要・下のアンケート参照ください)。
この事から、Jリーグ自体にも多くの抗議や反対意見が寄せられているはずである。しかしそれを完全無視するかのように、強行的に2ステージ制復活へ突き進んでいるJリーグ。その裏では広告代理店が暗躍しているという噂は本当だろうか。だとしたら、スポンサーの影響をちらつかせては、もはや後戻りが不可能な出来レースになってるのは明白だろう。
勿論このような事情は、スポンサーに影響されるマスコミ各社では簡単には報道されない。何れ後付のように経過だけが報道されては、詳細な反対意見は闇に葬られるのである。
結論は7月に持ち越されたものの、ここからは議論の時間ではなく、反対意見に対してのJリーグによる説得時間に費やされるのであろう。レッズなど少数クラブが反対する中、これで説得されて翻意するクラブが現れなければ見込みはあるが、それでも始めから出来レースになっているのであれば、それも無駄な抵抗に終始してしまうという事である。
何れにしても7月の結論がどうなるかは別として、今回の騒動で、如何にJリーグ百年構想が安っぽい理念であるかが明白になった。向こう80年先を見据えるよりも、1年先の利益こそがJリーグに必要なものであった訳だ。
日本のプロスポーツ文化に根付いていた企業体質を捨て、地域密着を掲げてスタートしたJリーグが、20年を経て代理店やスポンサー企業の影響に負けて、せっかく根付いたファン・サポーターの存在を軽視し、そして無視し、旧態依然とした腐敗文化に後戻りしようとしている。百年構想という壮大な計画を掲げたものが、単なる大風呂敷だったという事をJリーグ自らが露呈した。何ともお粗末な事態である。
最後に、中西本部長はこうも言っている。「マーケティング面のメリットも考えたい。来月までに結論を出さないと、来季からの導入は厳しくなる」・・・結局、遮二無二急いでいる。やはり代理店やスポンサーからも尻を突かれての、結論ありきの出来レースなのであろう。
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