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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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76得点/28失点・・・!!

昨夜行われた恒例のTalk on Togetherにおいて、ミシャが今季掲げた得点数と失点数の、目標数値である。

関連記事:浦和ミシャ監督、目標は76得点28失点(埼玉新聞)

これに対して自分は、ミシャに予め言っておきたい。「身の程を知れ」と。

リーグトップの66得点という、超攻撃的サッカーに見合った得点力を誇った昨季。その裏で守備を放棄レベルで犠牲にしたからこそ得られた得点力。ここから更に10得点増やしての76得点という目標数値。
守備を放棄レベルで犠牲にした事によって、指揮官自らが「降格してもおかしくない」と言い切る程にその酷さを認めた、56失点という守備の超崩壊劇。ここから何と半分の28失点という数値目標。

ちなみにリーグ連覇を果たした広島の昨季の数値は51得点/29失点=得失点差+22。2位のマリノスでさえ49得点/31失点=得失点差+18。その対極である降格した磐田は40得点/56失点=得失点差-16。
更に付け加えれば、レッズがリーグ優勝した06年は67得点/28失点=得失点差+39。

そして今季ミシャが掲げる76得点/28失点による得失点差は、何と+48!!つまり過去最強と言われる巨大戦力で優勝した06年時をも大幅に上回る仰天数値・・・この目標数値が可能であれば、ハッキリ言って天地がひっくり返ろうが何だろうが、超ぶっちぎりで優勝である。
もちろん目標は公約ではなくて、あくまで目標であるから、何点を目標数値に設定しようが掲げようが自由だし只ではあるが、昨季成績や現状の補強値や戦力を鑑みた場合、余りに現実と懸け離れた数値目標を公言されると、驚きや苦笑も通り越して滑稽に思えてしまう。
ここまで大風呂敷を広げておきながら、もし最終的な成績が、不幸にもその目標数値から大幅に懸け離れてしまった場合、またも当初の目標数値と比べての、滑稽さが露わになるのである。恥をかく事になるのである。それは3冠を掲げながら、ひとつのタイトルも獲れなかった昨季を見ても明らかなのだ。

それなのに、何を持ってして、どんな根拠が有って、こんな滅茶苦茶な目標数値を公言したのか、狐につままれたようで、全く持って理解に苦しむ異常事態である。仮にミシャが余程の自信過剰だったとしても、現実を鑑みればここまで極端な数値を掲げるには至らないと思うが、それをいとも簡単に公言してしまうミシャとは、果たして何者なのであろうか。ますますこの監督が、わからなくなってしまった。そしてもっと身の程を弁えてほしいと切に思う。

とにかく自分はこのミシャの目標数値を、通訳が聞き間違えたか、ギャグか皮肉か冗談と捉えておく事にする。そうしないと、余りにお馬鹿な数値目標で、怒りさえ覚えるようになってしまう。

自分は以前の記事でも書いた通り、今の戦力で攻撃と守備の二兎を追うような都合の良いサッカーは現実的ではないと思っているから、守備に力を入れる以上は、昨季の得点数は下回っても仕方がないと思っている。その代わりに、大崩壊した酷い守備を改善させるのだ。

50得点/40失点=得失点差+10。今のレッズの先ず最低限かつ現実的な数値は、これくらいが精一杯であろう。それを踏まえた上での目標数値としては、55得点/35失点=得失点差+20くらいまで持って来なければ、優勝は厳しいと思う。
その上で本当に76得点/28失点=得失点差+48を達成したら、最終節が終わった後の恒例の反省会で自分の土下座写真を載せるとともに、来季のユニがどんなにダサかろうが、また新たに購入する事を公約しようじゃないか。

えらい事を口走ってしまった・・・。



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大雪による最悪の道路事情の中、ビチョビチョになりながら何とか徒歩で会社まで雪中行軍で辿り着いたのは良いが、仕事中に抜け出してコンビニに行く事は不可能となり、ガンバ戦チケット争奪戦は、仕方なく携帯+パソコン攻撃という事になった。ただ大雪のために事務所で出勤したのは自分1人という・・・つまり10時に堂々と会社のパソコンを使える怪我の功名を得たのであった。
携帯は撃沈したが、パソコンでチケットをゲット成功。とりあえず、良かった良かった。まあ万博のアウェー側って発売日に完売しても、試合日の少し前になると、ほぼ9割の確率で復活するから、そう焦らなくても良いんだけどね。

さて2次キャンプとなる指宿合宿中のレッズは、今日で予定として組まれていたトレーニングマッチを全て消化した。今季取り組んでいる守備面は、果たしてどうだっただろうか。
それに先立つ1次キャンプでは、全試合が無失点勝利だった。大学やアマチュアが対戦相手だったという理由はあるものの、守備を意識した戦い方をしたという成果も出ていた。それを踏まえた上で、J2やKリーグの強豪というプロ同士の対戦が待つ2次キャンプでのトレーニングマッチ。開幕が近づいている事からしても、真価が問われる事になるが・・・。

2月9日 レッズ主力中心1-2磐田 レッズ控え中心2-3磐田
J2に降格したとはいえ、限りなくJ1に近い戦力を保持している磐田だけあって、ここは仮想J1と考えて良いだろう。そしてその通りに、2試合計5失点という派手にやられた内容。点も取れているが、去年終盤の2点取っても3点取られる病が再発したとも言える。不安視されていた部分がいきなり露呈された感じ。逆にそれを学習材料に出来るという意見もあるが、ミシャは失敗から学ぶ事を余りしないタイプの監督なので、この辺がどういう意識で居るのかが気になるところ。

2月12日 レッズ控え中心2-0ソウル レッズ主力中心3-2ソウル
そう思っていたら、セルも居る去年ACL準優勝のソウルには勝利した。ただしソウルはまだ調子が上がっていない中での試合という話だけあって、手放しでは喜ばない方が良いかもしれない。
ひとつ気になるのは、主力組で2失点を喰らったという部分。この試合は細かく映像で見たが、ミスと寄せの甘さが目立っていた上での失点だった。ミス絡みやマークのズレは、体力や技術云々よりも、先ずは意識そのものが関わってくる。守備意識というものを掲げている以上は、ミスを減らして常に寄せを厳しくする守備を心掛けないと、また去年の甘いマークの悪い守備に逆戻りしてしまう危険がある。

2月15日 レッズ控え中心7-2長崎 レッズ主力中心1-0長崎
そして今日の長崎戦。泣いても笑ってもここで成果を発揮するべき試合だが、ここで控え組が阪野ハットを含む7得点というド派手な内容。でも疑り深い自分は、ここでも失点を見逃さない。大量得点の隠れ蓑となり不味い失点劇が見逃されていた去年の前半戦。だからこそ後半戦で大変な事態を招いたのは大きな教訓。
何て思っていると、主力組が僅か1得点。相手の面子がわからないだけに多くは語れないものの、かなりのアンバランスな数字。しかもこちらは無失点という。しかし守備面を考えると、大量得点の上で失点も少なくない試合より、接戦でも無失点で勝つ試合の方が強味はあると思っているから、1-0という結果は今のレッズとっては一番喜ばしいものなのかもしれない。もちろん1-0よりは2-0、2-0よりは3-0が良いが、そこは贅沢を言っているとまた守備面が怪しくなって来るだろうから、この辺でやめておく。

守備の話をしているので、主に守備に眼点を置いて書いているけど、この3試合の内容と結果から思う部分は、やはり西川だけでは失点は急激には減らないという事と、限りなくJ1に近い磐田のような相手では、今のままの守備力ではまだまだ厳しいという事。そして正直言えば、試合結果に斑があり過ぎて、現状判断が極めて難しいという事。ようするに、まだわからない部分が多い。
本当は磐田戦と長崎戦が逆だったら良かったのだ。相手の戦力から言えば、この順番では計れる部分が限られて来る。そして本当は、1試合はJ1の中位とのトレーニングマッチが欲しかった。そして指宿キャンプは明日で終わる。というか実質的には今日の長崎戦がキャンプの総仕上げみたいなものだから、後は大原で。ある程度の強さを持つチームと練習試合が組まれていれば良いが、果たして・・・。
開幕までまだ2週間あるが、もう2週間しかないという考え方も出来る。尤もキャンプは体力作りがメインであって、本格的な戦術の肉付けは大原に帰ってからになるだろうが、個々の新加入選手に目を移せば、西川はすっかり定着しているようだけど、まだ李忠成は明らかに本調子ではなく、青木に至っては鹿児島キャンプでの離脱が響いているのか、完全に出遅れたままでほとんど戦力面で絡んでいない様子。その一方で新人の関根が確実に好アピール出来ているので、大原に帰ってからもこの調子を維持出来れば、もしかしたら開幕ベンチ入りという可能性にも期待したい。

2つのキャンプを消化して、個人的には、ここまではまだ強烈な何かが見えたという話は聞かないし感じない。チームにピリピリ感が足りないのか、単に自分が鈍感なのかはわからないけど、毎年こんなにのんびりしていたのかなとも思うから、不安要素が決して低くないという事実もあるが、やはり例年と比べると何かが物足りないのだろう。
世間はフォルランフォルラン草木も靡くだから仕方がないけど、それと比べてレッズは昔に比べてかなり地味なチームになってしまった事だけは、肌で感じる今日この頃であった。



えー、私事で恐縮ですが・・・

「原口が9番を付けたらユニを買う」との公約通り、本日レッドボルテージより新ユニを引き取って参った次第に候(何故か口調が侍)

2014新ユニ9番購入
 
ぶっちゃけ、それでも買おうか買うまいか迷っていたものの、とりあえず実物を見てみようと重い腰を上げて、先週土曜の新ユニ発売日に合わせて、午後からレッドボルテージに駆け付けた。
自分が到着した時には既に行列も少なくなっていて、5分ちょい程でアッサリと入店できたのだった。
で、入口すぐのところに飾ってある実物ユニを見て、自分はこう思った。

「思っていたより、結構ダサいな・・・」

ああ~、発表時には「ダサいとまでは言わないけれど、デザインがちょっと軽い」程度だったのに、実際に見たら、迷彩色が思ったより強調されていて、それがダサさを浮き出させているという・・・。やっぱネットで見るものとは違うんだな・・・。

それでも公約だから、・・・と思っていたら、原口9番が大人気も大人気でバカ売れしていて(その次に直輝6番がバカ売れ)、自分が入店した時点では全サイズ完売というアウチな状態になっていた。
翌日のレッズフェスタにも行かない自分としては、これを理由に購入を先延ばしにする事も考えたが・・・その悪魔の囁きだか天使の配慮だかを邪魔するように、店の出口で圧着受付カウンターが・・・しかも今買って圧着受付すれば、翌週7日には受け取り可能という・・・この誘惑に完全に誘われてしまった。別に7日に必要になる訳でもないのに、開幕戦までに間に合えば良いだけなのに。そもそもまだ買うか買わないか迷っていた最中なのに。・・・だって(売切だから当然だけど)み~んな9番を受付しているのを見て、自分も新たな9番ユニが無性に欲しくなってしまったという・・・で、買ってしまった訳であります、ハイ。
で、先程ボルテージで、圧着済ユニを引き取って参ったで候。

09年2月20日、ロビー10番ユニ購入から5年・・・ついに10番を脱ぎ、永井9番以来の9番ユニを着る時がやって来たのだった。
ありがとう、そしてお疲れ様ロビー10番ユニ!!
あばよ10番~、よろしく9番~(ギャバンの主題歌みたいだな)

ってか、ちょっと背番号の圧着がセンターから左にズレているぞ!!(上の三菱のスリーダイヤ位置と比較するとまるわかり)ちゃんとセンターに圧着しろよゴルァ!!



とりあえず2014年シーズンの日程が正式発表された。結局は事前にリークされたネット情報通りの日程になってしまった。で、決まった以上は、キックオフ時間が決まっている試合の長距離分の遠征計画を立てなければいけない。

開幕のアウェーガンバ戦が、NHKの生放送の都合で19時と噂されていたが、やはりそうなってしまった。プロ野球の巨人戦じゃあるまいし、この時期に開幕戦をナイターに設定する暴挙。それも大阪の地で。これでは試合後の夜の大阪をゆっくり飲み歩く時間が限られてしまうではないか!!(そんな理由かよ!とツッコミが入りそう・・・)
ったく、たいしてJリーグを放送しないNHKの都合に、こんな時だけ振り回されるなんて。Jリーグも本当にふざけた組織に落ちぶれてしまった。ファン・サポーターの都合より、結局は金で都合を選ぶJリーグの百円構想脳が、こういう所にも表れている。一事が万事だ。

しかも3月は万博だけではなくて、15日・広島と29日・神戸もある。去年もそうだったが、どうしてこうひと月に長距離遠征を3発もぶつけるのだろう。もうちょっと分散してくれ。こっちの金の都合を考え・・・る訳がないだろうが、Jリーグなんて。

ただ今年は諸事情により神戸には行けない事になってしまったので、その分は広島でしっかりサポートして来る事にする。本当はJ1復帰と高橋移籍という話題がある神戸にも行きたかったが、ここは仕方がない。とにかくビッグアーチで広島サポのブーイングから、レッズの一員となった西川をしっかり守る。

4月に入ると、12日に豊田がある。また立て続けに遠目設定がふざけているが、まあぶっちゃけ自分的には愛知だと長距離レベルからは除外されて中距離レベルに設定してあるため、ここは余裕だ。
凄く楽しみにしていたアウェー徳島は、噂通りにやっぱり平日水曜の7月23日・・・ガッカリだよ!!・・・それならばナビスコならどうかと思っていたら、そっちはアウェーが無い!!何なんだよJリーグめ!!
だいたいだなぁ、今年はホームだって仙台戦は4月なのに日曜19時とか、ゴールデンウィークに1つも長距離遠征が無いとか、とにかくレッズにとっては的外れな日程が多すぎる。どんな日程でも何処にでも行くであろうレッズサポ相手だから、わざとそうしているんじゃないかと、穿った見方さえしてしまう。証拠にその仙台戦なんて、まさか去年の日曜・宮スタ19時の帳尻合わせでもしているように思えてしまう。一体どうなってんじゃゴルァ!!

後半戦は時間が未定だから後で考えるとしても、ひとつまた見逃せない部分が。
だ~か~ら~、どうしてアウェー鳥栖戦は、毎年毎年毎年33節なんだ??3年連続同じ節って、Jリーグはレッズをおちょくってはいないか?しかも11月29日は自分の誕生日なんだぞ!!(そこは関係ないか)
だいたい2011年だってアウェー福岡が33節だったんだから、これでは実質4年連続と言っても過言ではないぞ。一体どうなってんじゃゴルァ!!

すげー、またも愚痴と不満と文句ばっかになった。最近この感じが多いのは、きっと試合が無いストレスが溜まっている故であろう。
あー、春に遠目の試合ばっか集中させるから、その準備を大慌てでいっぺんにやる必要に迫られて、今日はひじょうに疲れた。で、とりあえず遠征費で一挙に金が飛ぶ2月が訪れる。



本日、宮崎での1次キャンプが打ち上げという事なので、ここから見る今季のレッズの戦力による戦い方を・・・。

昨年の那須、森脇、関口、興梠という日本代表経験者4人の補強と比較すると、青木、西川、李忠成、そして復帰となる水輝も加えると・・・大幅に戦力アップしたポジションはキーパーである西川だけ。
攻撃面はFWが興梠1人に頼っていた層の無さを考えたら、李忠成の存在は実に心強いと言えるものの、大幅に戦力アップしたというよりは、同じようなレベルの選手を補強した事によって、これで層が厚くなったというに留まる。興梠の負担はかなり減るだろうが、攻撃力が飛躍的に増えるとは思えない。というか、そもそも昨年の得点数自体はリーグ最強レベルだったのだから、理論的に言えばここを無理に増やす必要性は無いと言えば無い訳で、どこかのチームのようにフォルランやレアンドロという強力レベルの点取り屋が入った訳ではない以上は爆発力は期待せず、理想は昨年の得点力を維持したいが、現実は総得点力は下がっても良いから、昨年のように試合毎で著しく斑があった不安定な攻撃力を改めて、安定的に得点できる戦い方をしてほしい。

そのためには守備面が実に重要性を帯びて来る訳で、守備を放棄したサッカーから悔い改めて、いよいよ守備構築に目覚めたミシャの指導力を見て行くしか無い。
西川自体の個人レベルは、Jリーグ中のどのキーパーと比較しても、頭ひとつ抜きん出ているのだから、ここは先ずは心配ナシとする。問題はDFラインで、本来ならここに1枚強力な外国人パワーが欲しかったし、誰しもが補強を望んだものの、蓋を開けてみたら水輝が新潟から復帰しただけで、今のところ実質的なDF補強は日本人も含めてゼロとなっている。この先も補強しないとするならば、ミシャは自身の指導だけで守備力をアップさせる腹積もりだろう。それが自信があっての事なのか、単に新外国人を扱いたくないだけの事なのかはわからないが(いや、恐らく後者だろう)、とりあえずは守備をかなぐり捨てて常時攻撃参加してしまうDFの扱い方を変えなければならない。

宮崎キャンプで初の守備練習を行い、トレーニングマッチではミシャ曰く「とにかく失点をしないという意識づけ」の効果が早速表れての3試合無失点。相手が大学生やJFLだったとはいえ、昨年に守備が崩壊したチームでありながら、3試合を無失点で乗り切っただけに、その成果はあった。
ただしミシャも「意識づけ」と言っているように、今はまだ第一段階。これがJ2やJ1相手だったら、間違いなく意識だけでは通用しない。ここから段々と肉付けして、開幕までにチーム戦術としてどこまで守備力を高められるか。

で、守備力を高めるという事は、攻撃力は下がるのが通例。何故なら今のレッズには二兎を追うまでの強力なチーム戦力は持ち合わせていないからである。守備に力を傾ける事によるメリットとデメリットがここで発生する。反対に昨年は攻撃に力を傾ける事によるメリットとデメリットが発生した。つまりどちらが極端でも失敗する危険性が高いという事だ。
ここで話を得点力に戻せば、だからこそ「総得点力は下がっても良いから、昨年のように試合毎で著しく斑があった不安定な攻撃力を改めて、安定的に得点できる戦い方」が求められる。
それを安定させるための守備がしっかりして来れば、接戦でも勝てる可能性が増える。2点取られても3点取らなければいけないサッカーをしなくて済む。裏を返せば、2点取っても3点取られるサッカーにもならなくて済む。そして例え勝てなくても、ドローによって勝ち点を稼いで行く事が出来る。
守備が強固だった時代のレッズは、それによる攻撃力の低下を強力な外国人FWに頼って穴を埋めていた。しかし今はそれが出来ない。基本日本人だけで点を取りに行かなければならない。昨年は超攻撃的戦術だからこそ、それが途中までは通用した。そこに守備というものを加えた時、果たして攻撃力の低下をチームとしてどこまで防ぐ事が出来るか。戦術は大事だが、最後はやはり個の力に頼る部分が昨年より遙かに多くなると思う。だからある意味で前の3人だけは、昨年より更に攻撃的なスタイルに変貌した戦い方が求められる。もちろん”個”として。守備をしろと言いながらそれは一見矛盾しているようだが、しかし守備にベクトルを傾けるという事は、その対極である攻撃には個の力こそが必要なのだ。

そのバランスをとる中盤とサイドの重要性も更に高まる。ここに新加入はボランチ青木しか居ない。但しその青木は宮崎キャンプで早々に離脱してしまった。幸いにして軽傷という事で安堵だが、青木が復帰してからの選手配置が注目点になる。オプションは多いようで限られていると思う。何故かと言えば、今のチーム編成によるポジション配置は、どれも過去に散々試しきっているからである。阿部をDFラインという話も、過去の例からだいたいの様子は想像可能だ。そしてサイドプレーヤーは、今のところは昨年とほぼ変わらないだろう。

さて、これでリーグ優勝は可能であろうか?今その話をするのはナンセンスという意見もあろうし、サポーターなら先ずは優勝を信じろという意見もあろうが、それを承知の上でここで自分の予想をハッキリ言っておくと、普通に考えたら、この戦力で優勝は難しいと思う。何故なら補強率は昨年同様、大型補強であっても強力補強ではないし、単純にそれ以上の戦力補強を慣行したチームが、何チームも存在しているからである。本当に話は単純だ。そしてその開きは、確実に例年より目立ったものとなっている。何よりレッズが確実にリーグ優勝可能な明確な根拠が存在しない。
但しそれは、あくまで論理的な考えに基づいた予想である。では論理的に考えた場合に、大型補強も強力補強も無かった広島が、何故2連覇を達成したかという話になる。
・・・道筋はここにあると思っている。チームは意識変化や選手編成、指導力、そして個の力、様々なものが作用しては如何様にも変化する。それを広島が証明した。レッズが広島化と揶揄されるのは嫌だが、広島が証明したものは、素直にリスペクトしたい。監督がここを幾らか履き違えての元広島組ばかりを補強してしまったのは後の祭りだが、それでも彼らは今はレッズの選手である。

ついに始まったミシャの意識変化と、新戦力がチームに齎すもの、それによってチームがどう作用するか。もちろん右にも左にも転ぶ危険性は大いに孕んでいるが、どう転ぶかわからないチームは、つまりは何が起こるかわからないという事だ。ギャンブル率は昨年より高くなると思う。しかし今はそれが、良い方向に転んでくれる事を祈るしかない。



今季の開幕カードが正式発表されたので、自分もオフモードを終えて、いよいよ今年もレッズモード始動としよう。
リーク情報とかねてからの報道通り、レッズの開幕戦はアウェー・ガンバ。・・・だからぁ、な・ん・で、開幕戦にわざわざキャパの狭い万博をレッズ戦に持って来るんだっちゅーの!!06年に同じ事をやって、当然のようにチケット争奪戦になって大批判の嵐だったじゃないか!!J1復帰のガンバにレッズを当てる、あからさまに話題作りのための開幕カードはやめてくれ!!開幕戦だけは話題抜きにしてもチケットは売れるんだから・・・!!
それにまだ発表されていないけど、アウェー徳島戦なんて平日水曜らしいし。ただでさえ集客が落ち込む平日の四国開催に、レッズサポならばそれでも大勢集まるという安易な考えだろう。開幕戦の話題作りにしても何にしても、百円構想という下衆の考えを持つJリーグの軽はずみなやり方は、いつもこれだ。くそぅ、せっかく徳島行き楽しみにしていたのに・・・。
あとホーム開幕戦が鳥栖戦という事だけど、ここに鳥栖戦を持って来るという事は、時々映し鏡のようになるJ1日程方式からして、まさか今年も3年連続でアウェー鳥栖戦が33節なんて事は・・・、ないよな?・・・いや、何かすご~く嫌な予感がするんだけど。

・・・いかん、レッズモード始動の日が、いきなり愚痴と文句から始まってしまった。
まあこのブログ、愚痴と文句は名物だから、それでも良いか(なんじゃそりゃ)

宮崎キャンプに入っているチームは、本当に守備練習も行ったようで・・・どこまでのレベルの守備練習なのかは不明だが、とりあえずは守備陣を対象とした練習。これを単なる守備陣の練習ではなくて、開幕までに選手全員の意識統一された戦術レベルまで持って行かなければ、余り効果は無いだろう。ただここはまだ始まったばかりだから、とりあえずは守備面改善に向けた大きな第一歩を踏み出したというう事で、今から焦らずに、これからを期待するしかない。何より先ずは、広島時代から一貫して守備練習を行って来なかった頑固なミシャが、レッズ3年目でついに守備に意識を傾けてくれた事にひとつの安堵感(まああれだけ守備が崩壊していれば、当然と言えば当然だけど)。ますますの意識変化を願いたい。
そんな中でマルシオは未だ膝の状態が思わしくなくキャンプ不参加だし、青木が捻挫で早くも離脱してしまったのは痛いところだが、今日からは西川と李忠成も合流するし、チームとしてはその2人が合流しての明日からが本当の意味でのスタートかな。今季の戦力分析は、その西川と李忠成がキャンプで軌道に乗ってからにしよう。

で、これで補強は打ち止めっぽいのだが、しかし、本当に外国人補強もしないままで良いのだろうか。ミシャにはこの部分でも意識変化が欲しかったが・・・。今月初旬に橋本社長だか山道部長だかが「移籍市場は3月まで開いている」という発言報道があったが、一体これは何を意味する??

って事で皆さん、今季も頑張って張り切って行きましょう。



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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第12節 浦和1-0広島 得点/57分・金子(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第14節 浦和-東京ヴ(埼玉スタジアム2002=5月3日15:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

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