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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2014年 J1リーグ第10節
浦和レッズ1-0横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002

ホーム・マリノス戦 文化シヤッター 今回もホームで見事な文化シヤッターが閉まったが、そのホームで8年ぶり勝利という、それまで全く勝てていなかった異常事態の相手にようやく勝ったのだから、それだけで今回は満足としておく。ホームでトリコロールの傘の花が咲かず、コーヒールンバを聞かない事が、何と心地よい事か!というか、確かにホームでマリノスに散々勝てなかった事は記憶していたものの、そんなに長い期間も勝てていなかったんだな・・・本当に異常だったな。でも今季はミシャが散々勝てなかった川崎に勝ち、レッズが散々勝てなかったマリノスにも勝った。これで今季のホームは縁起が良い場になりそうな予感。

でもぶっちゃけ、マリノスに1失点は覚悟していた。マルキーニョスが抜けた途端の今季は深刻な得点力不足に陥ってはここ4試合連続無得点街道を突き進んでいる相手だからこそ、そういうチームにやらかすのがレッズ名物のはず。自分が予想していた失点パターンは、ドリブルで仕掛けて来る齋藤学を森脇が危険な位置で引っ掛けてFKを献上し、そこから中村俊輔の左足が炸裂してしまうという、こちらは実に縁起でもない内容。こういう実にくだらない想像力だけは頭が働くのだから困った自分だが、まあ今回はそれが想像の域に留まっていてくれただけ良かった。その怖い怖い中村俊輔に関しては、ゴールから遠い位置に封印して仕事をさせなかったのが奏功したと思う。

まあマリノスの話はこの辺にして、レッズとしては開始すぐの展開では先制点の雰囲気満々だったのだが、それを決めきれないまま15分も過ぎた頃には、パッタリと得点の匂いがしなくなってしまった。
マリノスに守られてしまっていたと言えば体裁は良いが、いくら原口が個人技突破を繰り返しても、いくら興梠が踏ん張ってボールを保持しても、肝心の李が全くボールを収められないという、敗戦を喰らった前節の柏戦と同じ状態だった。興梠と李のポジションをひっくり返した方が良いのでは?と思っていた後半に、そんな李がコーナーからドンピシャヘッドを炸裂させるという、セットプレーから得点できるようになったレッズらしい展開となった。
14.4.29ホーム・マリノス戦勝利 昔はこの展開をマリノスのようなチームに散々やられて負けた記憶があるのだが、時代は変わってそんなマリノス相手にセットプレーから決勝点をあげるのだから、時代は移るものである。というか李のヘッドだけど、広島時代の李から埼スタでもの凄い打点の高い豪快ヘッドを喰らった記憶が残っていて、レッズに移籍した以上はホームでそういう完璧なヘッドゴールを炸裂させてほしいと思っていたが、今日ついにその時がやって来たのだから、これも含めて満足な勝利であった。

槙野がまだ間に合わないという理由もあっただろうけど、過密日程を考慮してか、選手采配に関しても平川や永田を使う入れ替え策。尤も試合後に柏木と阿部が死にそうな表情をしていたから、そっちを休ませた方が得策だったかもしれない面はあるが、まあそこは結果論になるから深くは語らない。勝利を得たのだから、プチターンオーバーが”結果的”に成功した。なぜ結果的かといえば、永田に関しては西川とのボールの受け渡しミスから、あわやスーパーオウンゴール炸裂寸前だったのだから・・・。あの時点で西川も永田も敵のプレスに晒されていて危険だったのだから、西川も無理に永田に返さないでセーフティーに逃げておけば良かったのだろうけど、それにしても永田だってタッチに逃げれば済んだのに、無理に西川に返そうとしたのかクリアミスなのか、明後日の方向に激しく転がって行くボールの行方・・・一体あれはどこに蹴ってんだ?レベルだった。まあ無理に繋ごうとするミシャ戦術の絶対に無くならないミスなので仕方がないのだが、それにしても永田は、今回はギリギリ落ち着いて守備をしているなと思っていた矢先の出来事。永田はやはり1試合に1回はポカをするんだなあ・・・。ってか那須と永田の同時起用は観ていて何となくぎこちないのは何故だろう???

嗚呼、しかしこれで前節に柏に勝っておけば、いや少なくとも引き分けておけば、結果的に4月は無敗街道という事になっていたのに。やはり柏戦の敗戦は、首位に上がれたかもしれないなど色々な意味で、かなり勿体なかったな・・・。
でも後ろを振り返るのはやめよう。今日の勝利の余韻を胸に、さあ5月も頑張って行こうという事で・・・。

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J1リーグ第10節 浦和1-0横浜マ
得点/56分・李(浦)
主審=扇谷健司
観衆:38,226人



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2014年 J1リーグ第9節
柏レイソル3-2浦和レッズ
~日立柏サッカー場

14.4.26アウェー柏戦 またも自慢の逃げ足で日立台からダッシュで逃げ帰って来た。
4月のレッズはここまで2度のロスタイム決勝ゴール大歓喜を味わっているのに、4月も終わろうとしている時期の試合で今度はロスタイム大悲劇を味合わされるという天国から地獄。しかも柏が国立開催から日立台に戻した途端に、レッズはナビスコもリーグ戦も柏に逆転負けという嫌な連敗劇。やはり日立台には魔物が潜んでいるというのか・・・。

撃ったシュートをブロックされてカウンター喰らって失点ならある意味で諦めが付くが、シュートを撃つチャンスがありながらパス回しばかりやって結局ボール奪われてカウンター喰らっての失点は、二重のガックリ感に陥る。しかもそれが後半ロスタイムなのだから、三重いや四重のガックリ感に・・・。

レッズのサッカーは前がかりになりながらも、ゴール前でパス回しばかりやって中にボールを入れなかったりシュートを撃たない時は、決まって今回のような展開になる危険性がある。それは勝てている試合では攻める時は攻める明確な姿勢を貫いて積極的にシュートを放っているし、そうではなくパス回しばかりでシュートを撃たないメリハリが無いサッカーが目立つようになると、負け試合が多いのだ。
それでも最後の場面以外ではアグレッシヴに攻めていた時間帯もあったし、集中して守れていた時間帯もあった。いや守れていたというより、西川がまたも孤軍奮闘でスーパーセーブしていた場面も多かったが。ただ・・・ロスタイムに入って最後の最後で、チームとしていつもの悪い癖が出てしまった。
パス回しは「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で、遣りすぎると何処かで必ず落とし穴が待っている。それが今回のロスタイムの例なのであった。

しかしそこに至るまでは、両チーム勝敗がどちらに転んでも不思議ではない内容。柏の茨田と田中のゴールは、この2人を褒めるしかないような、さすがの西川でも止められないシュートを撃たれてしまったが、それを含めてレッズとしては運が無かったというか、あそこでPKを喰らう不運・・・不運、そう、後でネットで梅崎が敵を倒した瞬間の画像を再確認したが、完全にエリア外。確かにこっちのゴール裏からは遠くてラインは見えなかったものの、何だかやたらゴールから遠い所で堂々と倒していたのにPK判定は微妙だなと思っていたら案の定・・・。さすが今回の笛を吹いていたのが、世界の舞台で大誤審の肩書きを持つヨッシーだけある。しかも前半にエリア内で柏の選手が守備時にハンドしているのも見逃しているし。あれ自分の目の前だったから、モロに見えていたのだが・・・。

それでも一度はセットプレーで追い付いた執念も評価したいし、先制点の原口のゴールだってとても痺れる形だった。阿部と森脇のパスミスがリズムを崩していたり、1トップの李にボールが収まらない時間帯もあったものの、全体を通して見れば失点数に比べて決して不味くはなかったと思うのだが、だからこそ最低限ドローで終わっていたら、アウェーで貴重な勝ち点1になったはずだった。そういう内容と展開の試合だった。それが最後の最後の悪い癖で全て壊れてしまった。
しかも柏はWレアンドロが居ないという大きなハンデがあったが、レッズはそのアドバンテージを生かす事は出来なかった。こちらも日本人だけで戦っているのだから、相性によってはやはり限界があるという事だ。もちろんレッズとて槙野が肉離れで不在というハンデはあったが、そこは成長の見える水輝に期待していた。槙野と水輝どちらが良い悪いではなく、タイプが180度違う水輝は無理に苦手な攻撃参加などしないで、攻撃ならばセットプレーで高さを生かせば良いのだ。普段は守備に徹っしてくれれば良いだけの事で、自分は水輝にそれ以上は求めないのである。

シーソーゲームの展開で難しい評価の内容にはなってしまったが、ここまで4月無敗の気概で来ていただけに、この敗戦はひじょうに勿体ないものになってしまったと思う。しかもゴールデンウィーク過密日程5連戦の初戦を落としてしまったのは痛い。
ただそうは言っていても試合はすぐにやって来る訳で、ホームでマリノスを確実に迎え撃つためにも、気持ちを早々に整理して次に臨みたい。

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J1リーグ第9節 柏3-2浦和
得点/24分・原口(浦)、60分・茨田(柏)、72分・田中PK(柏)、75分・阿部(浦)、90+3分・田中(柏)
主審=吉田寿光
観衆:12,367人



2014年 J1リーグ第8節
浦和レッズ1-0川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002

大宮戦ナクスタチケットをゲット成功で運を使い果たしたのか、当日抽選で2千番台というダイナミックな札に当たってしまという・・・。

で、ミシャが来日以来リーグ戦で一度も勝てていなかった超天敵中の天敵・川崎に、ついに勝つ時がやって来たのである。
14.4.19文化シヤッター14.4.19西川ヒーローインタビュー   
その最大の功労者は、2度のビッグセーブで文化シヤッターを降ろした西川なのであった。あの大ピンチの防ぎっぷりには正直身震いしたというか、西川がオリバー・カーンに見えたぞ。まあ顔の造りは全然違うけど。そんな西川スマイルが炸裂したヒーローインタビューにおいて、西川の声質と自分の耳質がフィットしていなくて、何を言っているのか全くわからなかったという(苦笑)。いや西川が悪いのではなくて、自分昔からちょっと耳が悪いんで、それで聞き取れなかっただけだけど。

14.4.19ホーム川崎戦勝利 でも今日は完全に守りの勝利であった。西川のビッグセーブの他にも、ゴールから遠い位置での喰らい付きの守備が効いた。もちろんこれがほとんどファールになってはイエロー連発劇になってしまっていたのだが、イエロー覚悟で止めなくてはいけない相手こそ川崎なのであるから、今回の守備はこれが正解なのであったと思う。ようは守備はメリハリの問題で、ファールだろうと何だろうと、方法が明確なのが一番なのである。
最終的に5人/枚のイエローを喰らったが、実は9人くらい喰らっていたのでは?と勘違いするレベルのカード連発だった。これで良くぞ1人も退場者を出さなかったものだと感心する。しかも槙野が痛めて後半から水輝が入ったが、皮肉にもこれが効いたと思う。槙野だったら無理に攻撃参加しては川崎に裏を取られてカウンターの餌食になっていたかもしれなかったが、ヘタに攻撃参加をしない水輝だからこそ、守備専門という形で構えてはしっかり後ろで守る事が出来たのだと思う。個人的にストッパーの水輝は反対派なものの、ここまで辛抱強く水輝に場数を踏ませて来た事が奏功した試合でもあった。

まあ川崎相手にリーグ戦で完封勝ちというのは、奇跡に近いものがあるのは前提の話。しかも今回はタイミング悪く、レッズ戦で小林と大島と、そしてレッズにとって最も嫌な選手であるレナトが復帰という、何でこんな時に限ってな巡り合わせ。レッズっていつも敵の主力が怪我から復帰とかの試合に当たるのは何故だろか?前半はそのレナトを全く抑えられない。平川で守らせた方が良い試合に、あえて守備は期待できない梅崎だった右から散々レナトの個人突破を許してピンチの連続。後ろの森脇も足が遅いから、レナトが本気で来ると追い付けない。これだけ考えても、無失点で済んだのは奇跡に近いのである。もちろんここで西川を中心に守備陣が耐えたからこそなのだが。そして確実に言えるのは、戦略的にも戦術的にも、去年までのミシャレッズだったら確実に失点もあった内容で、これが完封に成功した原因は、やはり守備意識の導入なのだろう。ぶっちゃけ原因のそこに、西川の獲得が9割くらい含まれるのだろうけど(笑)

そんな耐えて耐えての所の宇賀神のゴール。耐えたご褒美のようなゴールだった。しかもジェシに当たってコース変わってるし(笑)。古巣レッズ相手になると、ムキになってはビッグセーブを連発する西部の牙城を撃ち破った貴重な決勝点になった。

んー、しかしこの天敵であり難敵である川崎からの勝ち点3。レッズが苦手な相手との3連戦の初戦でこういう完封勝利が得られたのは、大き過ぎる位に大きいな。ロスタイムのプライド・オブ・浦和は本当に緊張したよ。
後は槙野が軽傷である事を祈るばかりだが、肉離れじゃないと良いが・・・。

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J1リーグ第8節 浦和1-0川崎
得点/68分・宇賀神(浦)
主審=松尾 一
観衆:35,239人



2014年 ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ第3節
浦和レッズ4-3徳島ヴォルティス
~埼玉スタジアム2002

またもM野H郎 
「いやー、2試合連続ロスタイム決勝ゴールって、本当に良いもんですね」




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14.4.16ナビスコ徳島戦 それはともかくとして、名古屋戦からスタメン10人を一挙に入れ替えるという大暴挙に出たミシャ。確かに事前にそういう報道だったものの、本当に10人も入れ替えるとは思わなかった。ベストメンバー規定が厳しかった頃の時代からは考えられないスタメン入れ替え策。それでも、・・・柏木だけは絶対に外さないんだよな。名古屋戦でもスタミナ切れを起こしていた柏木だけに、キッカー不在覚悟でも柏木こそ温存しなきゃいけなかったような気がするのだが・・・。

このスタメン大入れ替え作戦のお陰で、試合もぶっ飛んだ超バカ試合な内容になったもんだ。そんなもんだから、一歩間違えていたら、徳島に(ナビスコとはいえ)J1初勝利をプレゼントするところだった。レッズお得意の初勝利大プレゼントショーにならなかっただけでも御の字か。
ただレッズも主力温存とはいえ、徳島も控え組ばかりでベストメンバーではなかった事を考えると、3失点は喰らい過ぎじゃないのか?というか、メンバー入れ替え過ぎで、何が良くて何が悪いのかさえ訳がわからなくなってしまう滅茶苦茶なシーソーゲーム。
だからもう細かい事は考えず、とにかく失点し過ぎ。でも最終的に逆転したから良かった。そういう事にしておこう(なんじゃそりゃ)。

水輝ヒーローインタビュー で、最終的に決勝ゴールのヒーローになったのは、なんと水輝なのであった。水輝は新潟にレンタル修行に出ていた去年にカップ戦で1点決めているが、レッズでは初ゴールなので、それはそれでおめでとう。
まあ守備に関してはまだ所々危なっかしいのだが、それでも場数を踏んで来て最近は何とかかんとか見られるようにもなった。
というか今回は、守備に関しては水輝よりも、大先輩の坪井の方がピリッとしなかった。衰えたとはいえ足で見せる守備もあったが、競り合いや空中戦の弱さで結果的に失点に繋がってしまう場面も・・・。加えて加藤も、んー、せめて3失点の内の1失点くらいは個人の力で止められなかったかな。坪井と加藤はいくらベテランとはいえ、ちょっと試合から遠ざかり過ぎての試合感の薄れは否めなかった気もする。

ただ一番気掛かりだったのは山田直輝で、せっかくのスタメンも、前半で下げられてしまった。効果的に前を向けず、ボールも全く収まらない。本来ならこんな選手ではないのだ。その直輝のイメージからは程遠いままで、一体どうしてしまったのだろうという超低内容。坪井や加藤と同じように、単なる試合感の薄れだけで片付けてしまって良いのだろうか。それにしては余りに不安過ぎるプレー内容。今季から起死回生を賭けて自ら背番号6を継いだというのに、このままでは・・・。
皮肉にも、直輝に代わって後半頭から入った後輩の矢島が、一度は逆転となる鮮烈なゴールで勝利に貢献しただけに、これでは余計に直輝の事が心配になってしまう・・・。

・・・なんじゃこりゃ、勝ったのに、暗い話になってしまった。

まあ良い。勝った事を喜ぼう。その上で、これだけ主力を温存したのだから、次の川崎戦は絶対に勝利に繋げなければいけない。そうでなければ、何のためにスタメンを入れ替えたのかがわからない。さあ、いよいよミシャ最大の天敵との戦いが迫って来た。

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ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第3節 浦和4-3徳島
得点/19分・窪田(徳)、32分・阪野(浦)、50分・矢島(浦)、61分・木暮(徳)、68分・ドウグラス(徳)、85分・オウンゴール、90+1分・水輝(浦)
主審=村上伸次
観衆:16,294人



2014年 J1リーグ第7節
名古屋グランパス1-2浦和レッズ
~豊田スタジアム

M野く郎再び 
「いやー、ロスタイム決勝ゴールって、本当に良いもんですね」





2014.4.12アウェー名古屋戦 えーと、ロスタイムも最後の最後のワンチャンスでコーナーキックを得て、柏木がスタミナ切れで既に退いていたから梅崎がコーナーを蹴って、それがあーなってこーなってあーなったら、ボールがゴールに吸い込まれていたという・・・
那須がシュートしたのを名古屋の誰かの足に当たってコースが変わり自殺点かと思ったら、ゴール表示は那須で、那須大明神様!と思ったら、試合終了後に得点者が興梠に変わっていて「?」と思ったら、那須のシュートに興梠が触れていて名古屋の誰かの足は完全スルー・・・って事で良いのかい?

現時点でリプレイは見ていないから、現地で見たまんまによる解釈。

えーい、誰が決めようが、それが例え自殺点だろうが何だろうが、ようするにレッズが事故みたいな形から失点して(ってか高さとパワーの名古屋にお家芸のセットプレーを与える時点で危険)、でも名古屋の攻撃はそれだけで、基本レッズが攻撃しまくりりんぐな状態からハンドでノーゴールになったり、入りそうで寸でで跳ね返される連続のところを、後半ようやく原口の見事な斬り込みゴールで追い付いて、更に最後まで諦めないで攻めに攻めた賜物が、ロスタイム1分オーバーの劇的逆転決勝ゴールに繋がったのだ。うん、それだけは自信を持って言える。
だって例え名古屋は永井が退場しようがしまいが、一貫して守りからのカウンターや放り込みの姿勢を変えなかったと思うから。しかも高さの無いレッズにとっては、ケネディや闘莉王などの名古屋の高さは脅威中の脅威であったが、ヘタにラインを下げればその餌食となるところを、勇気を持ってラインを高く保ち続けてゲームを支配できた。これで名古屋に効果的な攻めの場を与えなかった上で、レッズの攻撃の姿勢を固持できたのだった。

最近、こういう攻めの姿勢から惜しいシュート連発の末に、時に決定力の無さに無く時もあれば、行く行くは実を結ぶ試合が続いているから、だからこそ最後まで諦めない攻めの姿勢が決勝ゴールを生んだと自信を持って言えるのであった。
勿論その陰では、守備の意識改革の下にしっかり守っての速攻が効いている面もあるし、守備というかファール覚悟のプレーも、例えば今回は阿部が永井を倒してイエローを喰らったシーンがあったが、あれは完全なイエロー覚悟のファールであり、もしあの時にファールで永井を止めていなかったら、快足の永井にブッ千切られて、そのままゴールまで運ばれていただろう。このように、(変な話だけど)カード覚悟のファールにしても、メリハリの効いたプレーが出来ているのである。
とにかくここ3試合は、チームとして意図したサッカーが出来ている故の必然の勝利になっている。これが何より良い事なのだ。

またも闘莉王挨拶 で、もはや儀式化しているかのような豊スタでの闘莉王挨拶。・・・だから闘莉王よ、お前はもう完全な名古屋の選手なんだから、いい加減にレッズの事を忘れなさいって。しかも今年からキャプテンに就任したというのに、一体いつまでレッズに未練を持ち続けているというのか。去年も言ったけど、もうこっちに挨拶に来るのはやめてくれ!!



ザ・美酒・豊橋2014.4.12 豊橋で贅沢新幹線待ちのザ・美酒!!
時間が限られていると、酒飲みの悲しい性か多くの量を飲もうとしてピッチが上がって、妙に酔っ払う・・・

しっかし、今回は時間の都合が合わずに、スガキヤが喰えなかったのは一生の不覚・・・





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J1リーグ第7節 名古屋1-2浦和
得点/10分・永井(名)、64分・原口(浦)、90+5分・興梠(浦)
主審=今村義朗
観衆:19,505人



2014年 J1リーグ第6節
浦和レッズ4-0ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002

140406仙台戦 どうして仙台戦はいつも日曜19時とか平日19時キックオフなのかが大きな疑問なのだが、時間的には運営側にとってもホームタウンの飲食店にとっても明らかな観客減が見込まれ、もちろんファン・サポーターにとっても辛い部分がある。そんな罰ゲームのような状況に於いて、北風ピューピューで真冬に逆戻りしたかのような糞寒かったスタジアムも、それでもこういう大勝利を得てしまうと、何もかもが許せてしまうものなのである。今回のゴールラッシュは、そんな我々への大きなご褒美か?もちろんその上での完封勝ちなのだから、もう完勝の上の完勝だった訳だ。・・・でもバイタルでマークの受け渡し失敗して大ピンチな失敗守備を繰り返した槙野には教育的指導が必要だ。
そんなスタジアムに、ようやくLフラの波が戻ってきた。オフィシャルLフラ限定ではあるものの、何はともあれ解禁第一弾。ここからまた一歩一歩スタジアムの雰囲気を取り戻して行こう。

李忠成2ゴール そんなスタジアムの歓喜を作ってくれたのは、先ずは李忠成の2ゴール。僅か4日前にナビスコで移籍後初ゴールを決めてくれた矢先の、今度はリーグ戦でも移籍後初ゴールがマルチゴール。しかも1得点目は、興梠のパスから原口が潰されながら楔となり、走り込んだ李忠成がキーパーの位置を良く見て叩き込んだ。1トップ2シャドーが絡む超理想的な崩しとゴール。最近は守備面にベクトルを傾けた事でカウンター気味のゴールが多くなっているとはいえ、だからこそ前へ前への姿勢で速いパス回しから流れの中でゴールを決める事が出来るようになった。遅攻では決して生まれない形。やはりレッズはカウンター気味の速い攻撃が似合うチームだ。
そして2点目もカウンターから李忠成なのだが、本人曰く「神が舞い降りた」ゴールも、やはりキーパーの位置を見据えての絶妙ループ。李忠成のプレースタイルはこれまで気にしていなかったけど、シュートの精度力もあり、これだけゴール前で落ち着いて確実に決められるFWが味方に付いたのは心強い。加入前にミシャの我が儘補強方針に反発してこんな事を言ってしまった身で言うのも何だけど、外国人補強をしなかった中で、李忠成がやっと結果を出し始めたのは、本当に良かったと思う。

そして宇賀神。ゴールに至る宇賀神の積極的な勝負の姿勢は、やはり関根の台頭による危機感の表れか。かつての宇賀神は今回のゴールシーンのような、アグレッシヴなプレースタイルからゴールを奪うのが売りだった。ところがチームがミシャ体制になって戦術が緻密になると、本来の攻撃的スタイルが徐々に減り、槙野が攻撃する事で逆に攻守のバランスを重視しているのか、やたら消極的なプレーが目立つようになっていた。しかも、それでも使い続けるミシャに安心したのか、それが当たり前のように振る舞ってはプレーに精細を欠いたまま今日に至っていた。
ところが最近になり、関根というヤング(死語)が台頭し、僅か4日前には宇賀神のポジションである左ウイングバックでも大活躍を見せた。これが大きな刺激になったのだろう。
若手の台頭が中堅、ベテランを刺激する。それを見た若手がまた刺激される。相乗効果によりポジション争いは理想の形だ。
啓太もそれに刺激された訳ではないだろうが、若い頃にはたまに見せていた鋭いミドルでのゴールが炸裂したのだから、もう言うこと無しだろう。
槙野のバー直撃も、原口のポスト直撃も、例え勝利が決定的になっていても、カウンターだろうが何だろうが攻めの手を緩めないアグレッシヴな姿勢が見えた良い試合だった。

そう、奇しくも去年のアウェー仙台戦は、得点のチャンスがあったのに途中でその攻めの姿勢を止めて、それこそカウンターでのビッグチャンスすら放棄し、変に中途半端に守りに入った故に結局は勝ち点2を失ったのだ。だから攻める時は攻める、守る時は守る、こういうメリハリあるサッカーが理想的だ。
監督が変わって調子が上がらない仙台。これが手倉森監督のまま、自慢だった堅守の仙台だったら簡単には勝てなかったのかもしれないが、そんな仙台のサポーターは、試合が終わらない内から段幕を片付けてしまっていた。大量失点の内容に激憤したのか、それとも新幹線の時間に間に合わせようとしていたのか、そこはわからないが、そんな仙台に久々に勝利出来たのだ。2年前にナビスコでは勝っているとはいえ、リーグ戦で仙台に勝つのは何時以来だったろう?それだけ鬼門な相手だった事だけは間違いない。

ただせっかくの誕生日スタメンだった永田が・・・救急車が来ていたという話もあるから、本当に心配。最近ようやく本来のプレーが出来るようになってナビスコでも調子を取り戻し、リーグ戦でもスタメンを勝ち取った矢先のこれは、ついてないなぁ・・・。

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J1リーグ第6節 浦和4-0仙台
得点/44分・李(浦)、66分・李(浦)、70分・宇賀神(浦)、80分・啓太(浦)
主審=西村雄一
観衆:26,762人



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ようこそ!!
試合終了/クラブワールドカップ・グループステージ第1戦 リーベル3-1浦和 得点/12分・コリディオ(リ)、48分・ドリウッシ(リ)、58分・松尾PK(浦)、73分・メサ(リ) ・・・次の試合/クラブワールドカップ・グループステージ第2戦 インテル-浦和(ルーメン・フィールド=日本時間6月22日4:00キックオフ)


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