ヴァンフォーレ甲府0-0浦和レッズ
~国立競技場
早朝からホープ軒(しかもチャーシュー麺)という胃に暴挙行為ともしばらくお別れか・・・
この古めかしいコンコースの雑踏風景も・・・
この独特のキツい傾斜のスタンドも・・・
数々の思い出が詰まった国立競技場も、改修前の姿は今日が最後。
そんな、そんな国立ラストマッチで、・・・やらかしやがった!!
何だよ~、国立改修前最後だからって、何もここで昔のレッズの悪癖を発動させなくたって良いだろうが!!
・・・本当に三日天下やらかすんだもんな。これでアンチレッズとマスコミは大喜びだろう。レッズはまたエンタメに貢献してあげたのさ。嗚呼、やっぱりレッズらしい。これで最後の国立で(違う意味で)凄い思い出が出来たよ。この試合は未来永劫、レッズの歴史に刻まれるであろう。『改修前最後の国立で三日天下で首位陥落』と・・・。
何か書いていて悲しくなって来たから、もう普通に書こう。
えーと、現実的にはまだ12節を終えた時点だから、今首位から陥落したとしても全然取り戻せる範疇。だから首位云々の話はここで止める。
それよりも軒並み上位陣が負けた上に、レッズ自身は勝ち点1を取って2位に踏み留まった事を前向きに考えよう。そして首位から引き離されないように、大切なのはとにかく次に絶対に勝つ事、それだけだ。
ゴールデンウイークの強行過密日程も今日でようやく終わりで、選手は前節にも増して疲労困憊なのが見て取れたし、相変わらず得点力不足に陥っているが、頼みのセットプレーも2度の至近距離FKもゴールに結び付かず。
痺れを切らしたミシャがついに李を下げて興梠を1トップに上げていくらかボールの収まりが良くなったものの、時間的には時既に遅しで、その頃には疲労困憊で周囲の選手がもはや身体が付いて行かない状態。結局は終始一貫明らかに勝ち点1狙いの甲府のドン引き守備を崩せず万事休す。
だだ、んー、こんな事を言っては何だけど、槙野が復帰した途端に攻撃のリズムに違和感があったというか、個人的には後ろはしっかり守ってサイドが攻めるメリハリあるサッカーが好きだから言う訳ではないが、ここ2試合はそれが奏功していただけに、槙野が上がるサッカーだと落ち着きが無くなる怖さはやはり見えた。
まあコンビがいつもの宇賀神ではなくて、タイプの違う関口だったからというのもあったのかもしれないが、ただストッパーはここ2試合は永田で完封勝ちしていたのだから、怪我明けの槙野を先発させるより、そのまま永田だった方が心情的には納得が行ったんだけど。まあ結果論だけど。守備面は寄せを素早くするなどしてカウンター対策が出来ての3試合連続で無失点は続いているが、まあ開幕前にも書いたけど、守備に気を遣う以上は得点力が下がるのは覚悟していた事だけど・・・。
しかし、甲府でFWに復活した盛田は、巨体を活かしたポストプレーが上手くなったな。だったらレッズに居た時に・・・まあそれ以上は言わないでおこう。
とりあえず、ゴールデンウイーク強行過密日程の中で選手は良く頑張ってくれたし、それはしっかり讃えたいと思う(とは言ってもまた中3日で次節というのが大変だけど)。そしてサポーターもお疲れ様という事で。
そして国立も今までお疲れ様。これだけ歴史ある”ナショナルスタジアム”に何度も足を運べた事は、自分にとっても大きな心の財産だし、あの試合この試合、負けて悔しい思いをした試合も多かったけれど、でも何と言ってもここはレッズが初めてタイトルを取ったスタジアムであり、そして天皇杯連覇の偉業を成し遂げたスタジアムでもある。多くの思い出が詰まった国立に感謝するとともに、今一度お疲れ様の言葉を贈ろう。
そんな国立もいよいよ見納めだ。次にここにレッズを応援に来る日は、何時になるのだろうか・・・。
なんて感慨に浸っていてハッと現実的な事を思った。赤字垂れ流し確実であり使用料も警備費用もアップするであろう回収後の巨大化した国立を、ホームゲームで使うクラブチームが果たして現れるのかが疑問だ・・・。
追伸、そんな国立で傘を無くした事に気付く。自分も最後の国立でやらかしたというオチか・・・
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J1リーグ第12節 甲府0-0浦和
主審=山本雄大
観衆:36,505人
浦和レッズ1-0FC東京
~埼玉スタジアム2002
「いや~、首位に立つって、本当に良いものですね」
首位に立ってしまったのか、ついに。過去を振り返れば、今まで首位に立てるチャンスも散々あった、あんな時、こんな時、そんな時・・・それを尽く自滅するかのようにチャンスをフイにし続けてはついに首位に立つ事が無かった幾年月・・・レッズとしてはリーグ戦で首位に立つのは実に4年ぶりだとか・・・これだけでも、一体どんだけチャンスをフイにし続けて来たかがわかる異常な年月だ。ああ長かった。
でもまあ、まだ11節だし、首位に立った事自体は嬉しいが、これから追われる立場になる訳だから、ここからが大事になってくるのは当然の話。しかも首位とはいっても上位チームは勝ち点1差や2差で多くのチームが犇めく超混戦状態。もちろん首位に立たなければ始まらない以上は、この順位が如何に大きなものかも理解はしているが、それでも今は冷静に冷静に。今はまだ、大きくは騒がないようにしておこう。
まあアンチレッズやマスコミは3日後の甲府戦の結果如何での「3日天下」を期待しているだろうが、ここまで来たら、そうは問屋が卸さないレッズでありたいけどね、今年こそ。
苦しい時のセットプレーとは良く言ったもので、いやはや改めてセットプレーで点が取れるチームになって本当に良かったと思うし、守備意識を植え付けて本当に良かった。優勝が狙えるチームの条件は、セットプレーに強い事と安定した守備力を持っている事、そして連敗しない事。この3つが揃っている今のレッズだからこそ、ここで首位に立てたと言っても過言ではないと思う。
でも選手は前節にも増して、疲労がプレー内容に影響していたのは明かで、前半序盤の内から動きが重く、精彩を欠いたプレーが目立った。もちろんこれはレッズだけではなくて、東京の選手にも同じ事が言えたし、やはりゴールデンウィークの過密強行日程は、レギュラークラスの選手にとって地獄だろう。だから今はどんなプレー内容にしても、そうは責められない。とにかく結果だけを出してくれれば、他は多くを求めない。そしてレッズは、その通りにここまで結果を出してくれている。
ただ疲労と関係ないと思われる部分として、相変わらず李1トップにボールが収まらないのはどうにか考えないといけない部分で、逆にここさえ何とかシックリ行けば、セットプレー以外からでも点が取れるはずなんだけどね。個人的に思うに、李はタイプ的に言えばポストプレーヤーとしての資質は極めて低く、逆にフィニッシャーの資質が極めて高い選手だと思っている。つまりはFWとしての使い方なのだと思うのだが・・・。あ、いかん、今は多くを求めないと言った以上、贅沢を言うのはここまでにしておこう。
太鼓も無い状況だけど、そんな状況でも西川の新チャントが出来た。原曲が例の「ポロリ」のやつじゃなくて良かった(笑)
おまけ
意気揚々とスタジアム出た途端ノドが渇いたから、自販機で飲み物でも買おうと思って、レッドボルテージ屋台裏のとこのキリンの自販機に金を投入してキリンレモンのボタンを押したら・・・その隣にあるメロンソーダが出て来た・・・しっかりしろキリン!!
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J1リーグ第11節 浦和1-0F東京
得点/79分・阿部(浦)
主審=廣瀬 格
観衆:43,564人
浦和レッズ1-0横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002
でもぶっちゃけ、マリノスに1失点は覚悟していた。マルキーニョスが抜けた途端の今季は深刻な得点力不足に陥ってはここ4試合連続無得点街道を突き進んでいる相手だからこそ、そういうチームにやらかすのがレッズ名物のはず。自分が予想していた失点パターンは、ドリブルで仕掛けて来る齋藤学を森脇が危険な位置で引っ掛けてFKを献上し、そこから中村俊輔の左足が炸裂してしまうという、こちらは実に縁起でもない内容。こういう実にくだらない想像力だけは頭が働くのだから困った自分だが、まあ今回はそれが想像の域に留まっていてくれただけ良かった。その怖い怖い中村俊輔に関しては、ゴールから遠い位置に封印して仕事をさせなかったのが奏功したと思う。
まあマリノスの話はこの辺にして、レッズとしては開始すぐの展開では先制点の雰囲気満々だったのだが、それを決めきれないまま15分も過ぎた頃には、パッタリと得点の匂いがしなくなってしまった。
マリノスに守られてしまっていたと言えば体裁は良いが、いくら原口が個人技突破を繰り返しても、いくら興梠が踏ん張ってボールを保持しても、肝心の李が全くボールを収められないという、敗戦を喰らった前節の柏戦と同じ状態だった。興梠と李のポジションをひっくり返した方が良いのでは?と思っていた後半に、そんな李がコーナーからドンピシャヘッドを炸裂させるという、セットプレーから得点できるようになったレッズらしい展開となった。
槙野がまだ間に合わないという理由もあっただろうけど、過密日程を考慮してか、選手采配に関しても平川や永田を使う入れ替え策。尤も試合後に柏木と阿部が死にそうな表情をしていたから、そっちを休ませた方が得策だったかもしれない面はあるが、まあそこは結果論になるから深くは語らない。勝利を得たのだから、プチターンオーバーが”結果的”に成功した。なぜ結果的かといえば、永田に関しては西川とのボールの受け渡しミスから、あわやスーパーオウンゴール炸裂寸前だったのだから・・・。あの時点で西川も永田も敵のプレスに晒されていて危険だったのだから、西川も無理に永田に返さないでセーフティーに逃げておけば良かったのだろうけど、それにしても永田だってタッチに逃げれば済んだのに、無理に西川に返そうとしたのかクリアミスなのか、明後日の方向に激しく転がって行くボールの行方・・・一体あれはどこに蹴ってんだ?レベルだった。まあ無理に繋ごうとするミシャ戦術の絶対に無くならないミスなので仕方がないのだが、それにしても永田は、今回はギリギリ落ち着いて守備をしているなと思っていた矢先の出来事。永田はやはり1試合に1回はポカをするんだなあ・・・。ってか那須と永田の同時起用は観ていて何となくぎこちないのは何故だろう???
嗚呼、しかしこれで前節に柏に勝っておけば、いや少なくとも引き分けておけば、結果的に4月は無敗街道という事になっていたのに。やはり柏戦の敗戦は、首位に上がれたかもしれないなど色々な意味で、かなり勿体なかったな・・・。
でも後ろを振り返るのはやめよう。今日の勝利の余韻を胸に、さあ5月も頑張って行こうという事で・・・。
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J1リーグ第10節 浦和1-0横浜マ
得点/56分・李(浦)
主審=扇谷健司
観衆:38,226人
柏レイソル3-2浦和レッズ
~日立柏サッカー場
4月のレッズはここまで2度のロスタイム決勝ゴール大歓喜を味わっているのに、4月も終わろうとしている時期の試合で今度はロスタイム大悲劇を味合わされるという天国から地獄。しかも柏が国立開催から日立台に戻した途端に、レッズはナビスコもリーグ戦も柏に逆転負けという嫌な連敗劇。やはり日立台には魔物が潜んでいるというのか・・・。
撃ったシュートをブロックされてカウンター喰らって失点ならある意味で諦めが付くが、シュートを撃つチャンスがありながらパス回しばかりやって結局ボール奪われてカウンター喰らっての失点は、二重のガックリ感に陥る。しかもそれが後半ロスタイムなのだから、三重いや四重のガックリ感に・・・。
レッズのサッカーは前がかりになりながらも、ゴール前でパス回しばかりやって中にボールを入れなかったりシュートを撃たない時は、決まって今回のような展開になる危険性がある。それは勝てている試合では攻める時は攻める明確な姿勢を貫いて積極的にシュートを放っているし、そうではなくパス回しばかりでシュートを撃たないメリハリが無いサッカーが目立つようになると、負け試合が多いのだ。
それでも最後の場面以外ではアグレッシヴに攻めていた時間帯もあったし、集中して守れていた時間帯もあった。いや守れていたというより、西川がまたも孤軍奮闘でスーパーセーブしていた場面も多かったが。ただ・・・ロスタイムに入って最後の最後で、チームとしていつもの悪い癖が出てしまった。
パス回しは「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で、遣りすぎると何処かで必ず落とし穴が待っている。それが今回のロスタイムの例なのであった。
しかしそこに至るまでは、両チーム勝敗がどちらに転んでも不思議ではない内容。柏の茨田と田中のゴールは、この2人を褒めるしかないような、さすがの西川でも止められないシュートを撃たれてしまったが、それを含めてレッズとしては運が無かったというか、あそこでPKを喰らう不運・・・不運、そう、後でネットで梅崎が敵を倒した瞬間の画像を再確認したが、完全にエリア外。確かにこっちのゴール裏からは遠くてラインは見えなかったものの、何だかやたらゴールから遠い所で堂々と倒していたのにPK判定は微妙だなと思っていたら案の定・・・。さすが今回の笛を吹いていたのが、世界の舞台で大誤審の肩書きを持つヨッシーだけある。しかも前半にエリア内で柏の選手が守備時にハンドしているのも見逃しているし。あれ自分の目の前だったから、モロに見えていたのだが・・・。
それでも一度はセットプレーで追い付いた執念も評価したいし、先制点の原口のゴールだってとても痺れる形だった。阿部と森脇のパスミスがリズムを崩していたり、1トップの李にボールが収まらない時間帯もあったものの、全体を通して見れば失点数に比べて決して不味くはなかったと思うのだが、だからこそ最低限ドローで終わっていたら、アウェーで貴重な勝ち点1になったはずだった。そういう内容と展開の試合だった。それが最後の最後の悪い癖で全て壊れてしまった。
しかも柏はWレアンドロが居ないという大きなハンデがあったが、レッズはそのアドバンテージを生かす事は出来なかった。こちらも日本人だけで戦っているのだから、相性によってはやはり限界があるという事だ。もちろんレッズとて槙野が肉離れで不在というハンデはあったが、そこは成長の見える水輝に期待していた。槙野と水輝どちらが良い悪いではなく、タイプが180度違う水輝は無理に苦手な攻撃参加などしないで、攻撃ならばセットプレーで高さを生かせば良いのだ。普段は守備に徹っしてくれれば良いだけの事で、自分は水輝にそれ以上は求めないのである。
シーソーゲームの展開で難しい評価の内容にはなってしまったが、ここまで4月無敗の気概で来ていただけに、この敗戦はひじょうに勿体ないものになってしまったと思う。しかもゴールデンウィーク過密日程5連戦の初戦を落としてしまったのは痛い。
ただそうは言っていても試合はすぐにやって来る訳で、ホームでマリノスを確実に迎え撃つためにも、気持ちを早々に整理して次に臨みたい。
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J1リーグ第9節 柏3-2浦和
得点/24分・原口(浦)、60分・茨田(柏)、72分・田中PK(柏)、75分・阿部(浦)、90+3分・田中(柏)
主審=吉田寿光
観衆:12,367人
浦和レッズ1-0川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002
大宮戦ナクスタチケットをゲット成功で運を使い果たしたのか、当日抽選で2千番台というダイナミックな札に当たってしまという・・・。
で、ミシャが来日以来リーグ戦で一度も勝てていなかった超天敵中の天敵・川崎に、ついに勝つ時がやって来たのである。
その最大の功労者は、2度のビッグセーブで文化シヤッターを降ろした西川なのであった。あの大ピンチの防ぎっぷりには正直身震いしたというか、西川がオリバー・カーンに見えたぞ。まあ顔の造りは全然違うけど。そんな西川スマイルが炸裂したヒーローインタビューにおいて、西川の声質と自分の耳質がフィットしていなくて、何を言っているのか全くわからなかったという(苦笑)。いや西川が悪いのではなくて、自分昔からちょっと耳が悪いんで、それで聞き取れなかっただけだけど。
最終的に5人/枚のイエローを喰らったが、実は9人くらい喰らっていたのでは?と勘違いするレベルのカード連発だった。これで良くぞ1人も退場者を出さなかったものだと感心する。しかも槙野が痛めて後半から水輝が入ったが、皮肉にもこれが効いたと思う。槙野だったら無理に攻撃参加しては川崎に裏を取られてカウンターの餌食になっていたかもしれなかったが、ヘタに攻撃参加をしない水輝だからこそ、守備専門という形で構えてはしっかり後ろで守る事が出来たのだと思う。個人的にストッパーの水輝は反対派なものの、ここまで辛抱強く水輝に場数を踏ませて来た事が奏功した試合でもあった。
まあ川崎相手にリーグ戦で完封勝ちというのは、奇跡に近いものがあるのは前提の話。しかも今回はタイミング悪く、レッズ戦で小林と大島と、そしてレッズにとって最も嫌な選手であるレナトが復帰という、何でこんな時に限ってな巡り合わせ。レッズっていつも敵の主力が怪我から復帰とかの試合に当たるのは何故だろか?前半はそのレナトを全く抑えられない。平川で守らせた方が良い試合に、あえて守備は期待できない梅崎だった右から散々レナトの個人突破を許してピンチの連続。後ろの森脇も足が遅いから、レナトが本気で来ると追い付けない。これだけ考えても、無失点で済んだのは奇跡に近いのである。もちろんここで西川を中心に守備陣が耐えたからこそなのだが。そして確実に言えるのは、戦略的にも戦術的にも、去年までのミシャレッズだったら確実に失点もあった内容で、これが完封に成功した原因は、やはり守備意識の導入なのだろう。ぶっちゃけ原因のそこに、西川の獲得が9割くらい含まれるのだろうけど(笑)
そんな耐えて耐えての所の宇賀神のゴール。耐えたご褒美のようなゴールだった。しかもジェシに当たってコース変わってるし(笑)。古巣レッズ相手になると、ムキになってはビッグセーブを連発する西部の牙城を撃ち破った貴重な決勝点になった。
んー、しかしこの天敵であり難敵である川崎からの勝ち点3。レッズが苦手な相手との3連戦の初戦でこういう完封勝利が得られたのは、大き過ぎる位に大きいな。ロスタイムのプライド・オブ・浦和は本当に緊張したよ。
後は槙野が軽傷である事を祈るばかりだが、肉離れじゃないと良いが・・・。
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J1リーグ第8節 浦和1-0川崎
得点/68分・宇賀神(浦)
主審=松尾 一
観衆:35,239人
浦和レッズ4-3徳島ヴォルティス
~埼玉スタジアム2002
「いやー、2試合連続ロスタイム決勝ゴールって、本当に良いもんですね」
勝利のポカリスエットは最高だな!
500ミリペットボトルを調子に乗って一気飲みしたら腹が痛くなったぞ。
これからザ・美酒で口直しだな。
このスタメン大入れ替え作戦のお陰で、試合もぶっ飛んだ超バカ試合な内容になったもんだ。そんなもんだから、一歩間違えていたら、徳島に(ナビスコとはいえ)J1初勝利をプレゼントするところだった。レッズお得意の初勝利大プレゼントショーにならなかっただけでも御の字か。
ただレッズも主力温存とはいえ、徳島も控え組ばかりでベストメンバーではなかった事を考えると、3失点は喰らい過ぎじゃないのか?というか、メンバー入れ替え過ぎで、何が良くて何が悪いのかさえ訳がわからなくなってしまう滅茶苦茶なシーソーゲーム。
だからもう細かい事は考えず、とにかく失点し過ぎ。でも最終的に逆転したから良かった。そういう事にしておこう(なんじゃそりゃ)。
まあ守備に関してはまだ所々危なっかしいのだが、それでも場数を踏んで来て最近は何とかかんとか見られるようにもなった。
というか今回は、守備に関しては水輝よりも、大先輩の坪井の方がピリッとしなかった。衰えたとはいえ足で見せる守備もあったが、競り合いや空中戦の弱さで結果的に失点に繋がってしまう場面も・・・。加えて加藤も、んー、せめて3失点の内の1失点くらいは個人の力で止められなかったかな。坪井と加藤はいくらベテランとはいえ、ちょっと試合から遠ざかり過ぎての試合感の薄れは否めなかった気もする。
ただ一番気掛かりだったのは山田直輝で、せっかくのスタメンも、前半で下げられてしまった。効果的に前を向けず、ボールも全く収まらない。本来ならこんな選手ではないのだ。その直輝のイメージからは程遠いままで、一体どうしてしまったのだろうという超低内容。坪井や加藤と同じように、単なる試合感の薄れだけで片付けてしまって良いのだろうか。それにしては余りに不安過ぎるプレー内容。今季から起死回生を賭けて自ら背番号6を継いだというのに、このままでは・・・。
皮肉にも、直輝に代わって後半頭から入った後輩の矢島が、一度は逆転となる鮮烈なゴールで勝利に貢献しただけに、これでは余計に直輝の事が心配になってしまう・・・。
・・・なんじゃこりゃ、勝ったのに、暗い話になってしまった。
まあ良い。勝った事を喜ぼう。その上で、これだけ主力を温存したのだから、次の川崎戦は絶対に勝利に繋げなければいけない。そうでなければ、何のためにスタメンを入れ替えたのかがわからない。さあ、いよいよミシャ最大の天敵との戦いが迫って来た。
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ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第3節 浦和4-3徳島
得点/19分・窪田(徳)、32分・阪野(浦)、50分・矢島(浦)、61分・木暮(徳)、68分・ドウグラス(徳)、85分・オウンゴール、90+1分・水輝(浦)
主審=村上伸次
観衆:16,294人
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。