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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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ワールドカップの最中、山岸へレンタル移籍の山形が・・・もとい、山形へレンタル移籍の山岸が早速J2デビュー。讃岐が相手とはいえ完封勝利に貢献。おめでとう。しかし夢の祭典の最中もお構いなしのJ2、厳しい現実だなぁ・・・。

その夢の祭典。早朝の目を覚まさせる、もの凄い高レベルの試合。というが自分の目が覚めたのは無理にブラック珈琲を飲んだせいだという話はどっかに置いておいて、真面目な話、大会ここまでベストマッチかもしれない。元主従国同士の白熱した戦いは、全体会でもそうだったように、今大会も素晴らしい戦いを披露してくれた。見所は満載。先ず両チームとも実にクリーンで、激しい展開でありながら汚いファールが限りなく少なかった。試合が佳境に入って行くに連れて集中力も少なくなって行く後半はファールが目立って来たものの、それでも特に前半から後半途中までの良い意味での潔癖感は特筆ものだった。その上で両チームとも高い組織力を保持しながらのシーソーゲーム。無駄に手数をかけない速い攻撃。得点が入った割には要所で崩れない守備のゲームだったからこそのシーソーゲーム。
それを踏まえた上でのドイツは・・・んー、前半だけでボアティング弟を下げるより、後半からボアティング弟を出してフィジカルで圧した方が良かったんじゃないかな。高温多湿の中では、疲労が影響する後半にこそ居て欲しい選手だった。それと執拗に狭いところで鋭く縦パスを入れようとしていたが、ガーナの守備が予想以上に集中していたから殆ど成功していなかった。これでミュラーが前線で孤立していた。効果的なシュートが少なかった。決定力で言えば、要のギャンを起点に少ないチャンスをモノにしたガーナが上だった。ドイツはフィニッシュ手前でのプレーが1歩遅かった。この辺はポルトガル戦でも見えたドイツらしくないポジショニングの乱れも影響しているのかもしれない。守備ラインを無理に上げて後手を踏む場面も少なくなかった。ノイアーの1人芝居発生もその影響か(苦笑)
しかしクローゼは歳を取っても相変わらず良い仕事をするものだな。途中出場からすぐに足1本でセットプレーを押し込む決定率。これでロナウドが持つワールドカップ最多15得点に並んだ。ここまで長い道程だったが、自身4大会目でついに達成。本当におめでとう。でももう歳なんだから、今回失敗したようにバク宙はやめた方が良い・・・。
さてドイツは、このドローがどう影響するか。アメリカはそうは乱れないだろうから、ここはポルトガルが乱れるかどうかによるかもしれない。明日の試合結果次第で、高レベルでの混戦模様に発展するかどうかが決まる。ドイツにとってはアメリカ戦までヤキモキする状態が続く・・・。

そんな中で地味地味同好会のボスニアが1次リーグ敗退。ジェコのゴールがオフサイド誤審判定。これが無ければどうなっていたか。しかしジェコは終了間際2度の決定機を決めきれなかった事の方が悔しいかもしれない。特に最後のポストのは、ジェコの身体の入れ方からして巧すぎる反転シュートも凄かったし、その上でキーパーの反応が神懸かりだった。それに見られるように、この試合は両チームともキーパー勝負で見応えあった内容で、エニェアマとベゴビッチ、さすがアフリカ最強、方や欧州ビッグクラブから注目されるキーパーだけある活躍。どこかのスタジアムだったら、何回某シヤッターが降りたかわからない。ただボスニアは最後尾と最前線は良いが、真ん中がタレント不足だった。この辺が4年後にどうなっているか。今回は本大会初出場という実績だけでも許されるけど、問題はこれを4年後に繋げられるかどうか・・・。


試合結果/1次リーグ22日
グループF アルゼンチン1-0イラン
グループG ドイツ2-2ガーナ
グループF ナイジェリア1-0ボスニア・ヘルツェゴビナ

明日の試合/1次リーグ23日

グループH ◆ベルギー-ロシア ~マラカナン競技場/リオデジャネイロ1:00
グループH ◆韓国-アルジェリア ~ベイラリオ競技場/ポルトアレグレ4:00
グループG ◆アメリカ-ポルトガル ~アマゾニア・アリーナ/マナウス7:00




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地味なクラブが大好きな皆さん、こんにちは。今日も地味好きによる地味好きのための地味好きな地味地味同好会の、地味地味アワーの時間がやってまいり・・・なんて事にコスタリカを当てはまてしまって良いのだうか?本来なら地味な部類に入るであろうコスタリカが、初戦でウルグアイを破ったと思ったら、今度はイタリアにも勝ってしまったという・・・おーい。コスタリカってワンチョペブームが去って以来(何時の話だよ)すっかり国際舞台から目立たなくなっていたし、特別凄いと思う選手も居なかったから全く気にもしていなかったんだけど、今のコスタリカってこんなに強いんかい?死のグループにおいて、他チームにとってはまさに死神的な存在になってしまったぞ、これは。

この煽りを喰った訳ではないが、これでイングランドは1次リーグでサヨナラ決定だ。イングランドは毎回死のグループやら何やらでワールドカップ=運に見離される大会になっているから、いっそのこと次のロシア大会では、本大会出場どころかヨーロッパ予選敗退でも良いんじゃないか?それ位追い込まれればイングランドサッカー協会も大焦りして、国内リーグの在り方を見直すかもしれない。プレミアに世界中から有力外国人選手が過剰に集まり過ぎて、肝心の自国選手が著しく出場機会を奪われて育たないという問題を昔から抱えている訳だから(というのを勝てない口実にしている節もある)、そういう注目度優先のプレミアリーグを見直して、ブンデスリーガみたいに自国選手の比率が高い地道なリーグに戻せば良いんじゃないかな。まあそれには相当の改革が必要だけど。でもこれはサッカーの母国としての在り方そのものを問われている問題だぞ。

スイスとフランスは大量得点の展開だった割には面白味に欠けるから、ここは独断と偏見で華麗にスルーだな。というか自分はフランス代表は個人的に好きではない。それよりも地味地味同好会としては、やっぱりホンジュラスとエクアドルになってしまう。しかもホンジュラスは、同じどっかの中央アメリカ・カリブ地区のチームと違って、派手な大番狂わせを演じない真面目な地味地味チームだから好きだ。
恐いベルナルデス ・・・真面目な話、ロシアと韓国の試合がそうだったように、テクニックや組織で華麗に見せるサッカーよりも、泥臭くてもフィジカルで圧すような試合の方が、ある意味で見ていて迫力がある訳さ。やっているサッカーも実にシンプルで分かり易いから、見ている方も余り難しいことを考えないで普通に観戦気分で楽しめる。大将が”ラグビー選手みたい”と表現したホンジュラスの巨漢DF(ベルナルデスだっけ?)のズシリとしたFKシーンなんて大迫力ものさ。ってかあの選手、体格も凄いが、顔が凄く恐い。自分がFWだったら絶対に対峙したくない・・・。
エクアドルはFIFA公認世界最速ドリブラーのアントニオ・バレンシアの速さが余り見受けられなかったのは物足りなかったが、まあレッズも全盛期の平川が走るだけなら実はエメルソンより速かったのに、それが実際には余り目立たなかったように、足の速さにも色々と種類があるという事だろう。しかし選手の足の速さをFIFAが公認で記録しているのは初めて知った。ひとつ勉強になったぞ。というかアントニオ・バレンシアがマンUで大活躍しているように、プレミアはこういう凄い選手を地味な国からも遠慮無く沢山集め過ぎているから、イングランド代表がますますが弱くなるんだっちゅーの。


試合結果/1次リーグ21日
グループD イタリア0-1コスタリカ
グループE スイス2-5フランス
グループE ホンジュラス1-2エクアドル

明日の試合/1次リーグ22日
グループF ◆アルゼンチン-イラン ~ミネイラン競技場/ベロオリゾンテ1:00
グループG ◆ドイツ-ガーナ ~カステラン競技場/フォルタレーザ4:00
グループF ◆ナイジェリア-ボスニア・ヘルツェゴビナ ~パンタナル・アリーナ/クイアバ7:00
 



攻撃的パスサッカー主体のチームが、堅守速攻型チームを攻め立てる。徐々に我慢が出来なくなる守る堅守速攻型チームはファール連発で退場者が出る。堅守速攻型チームはこれで勝ち目が無いと見るや、ますます引いて守りに入る。ただでさえ守りの堅い堅守速攻型チームが更にドン引きに入ったものだから、ますますスペースが無くなった攻撃的パスサッカー主体のチームは、攻めるものの結局ドン引きを崩せないまま終了。
しかも日本はギリシャに対して高さとパワーでは勝てないから、ドン引きするギリシャの堅守をますます崩せなかった。スピードはドン引きには通用しないから。
どこかで何度も何度も見た光景・・・これ、どっかの日本のクラブチームが良くやってしまうパターンだよな・・・。

完全結果論だけど、日本は数的優位にならない方が、意外と点が取れていたかもしれない。その理由は冒頭の通りだが、カツラニス退場で、逆にギリシャに明確な戦略を与えてしまった時点で、こうなる事は決まっていたのかもしれない。もうそれだけ単純な話。良くあるパターンで勝てなかった。それだけ。

で、先立って行われた試合で、コロンビアがコートジボワールに勝って1次リーグ突破を決めた。次にコロンビアと当たる日本にとって、これが吉と出るか凶と出るか。
これでいくらかメンバーを落として来るかもしれないコロンビアだったら、日本はそこに付け込む隙はある。
が、日本に勝ち点で上回っているコートジボワールと次に当たるのはギリシャ。ご存知の通りギリシャはチームの要カツラニスが出場停止な上、他の主力にも怪我人が出た。これで確率的にはコートジボワールが断然有利。つまり日本は今回の試合内容で、皮肉にもコートジボワールに塩を贈る形になってしまったのだ。
日本はせっかく1次リーグの組み合わせが比較的楽なグループに入ったと言われていたのに、その組み合わせと試合順と内容が皮肉な悪戯をしている。まあ世の中こんなものだろう。後は天運次第という事で。

イングランドは皮肉にも、連敗で1次リーグ敗退が濃厚な時にやっとルーニーがゴールを記録するという・・・イングランドもルーニーも間が悪いというか、ワールドカップはいつもついていないなぁ。


試合結果/1次リーグ20日
グループC コロンビア2-1コートジボワール
グループD ウルグアイ2-1イングランド
グループC 日本0-0ギリシャ

明日の試合/1次リーグ21日
グループD ◆イタリア-コスタリカ ~ペルナンブコ・アリーナ/レシフェ1:00
グループE ◆スイス-フランス ~フォンチノバ・アリーナ/サルバドール4:00
グループE ◆ホンジュラス-エクアドル ~バイシャダ・アリーナ/クリティーバ7:00
 



敗退決定で天を仰ぐイニエスタ スペインは、何か呪われているのか?前回大会王者が1次リーグで敗退するパターンは、前回のフランスもそうだったから特別驚かないものの、でもあの時のフランス代表は内外で重大なゴタゴタを抱えたまま本大会に臨んで、選手も監督もスタッフもサッカーどころではなくなっていたからこその敗退劇だった。しかし今回のスペインは?
自分はスペイン代表には興味薄だからその辺の事情は良く知らないものの、たいした問題もなく本大会に臨んでのこれだったのだとしたら、もう失態中の失態と言わざるを得ない。
ただスペインが前回大会で優勝した理由は、驚異的な守備力だった。表向きは当時のバルセロナの美しいパスサッカーブームそのままに、代表でも華麗なパスサッカーで世界を席巻したように思われているが、それは大きな間違いで、実は華麗と思われているパスサッカーは余程の攻撃力を持たない限りは得点力に乏しく、それが例外ではなかった当時のスペイン代表が勝ち進めた理由は、強固な守備力を誇っていたからこそだった。それはスペインが前回大会において大半の試合が1-0勝利だったという、数字の現実が表している。しかし・・・今回その守備が崩壊しているところを見ると、敗退の理由はそれ一本だろう。まあ自分はスペインサッカーに詳しくないので、では4年を経てどうしてここまで著しく守備力が低下したのかの明確な理由はわからない。でもやはり、攻撃だけのチームでは長続きせず、どこかでボロが出るものなのだろう。それは全世界における現代サッカー事情が素直に表している。近年明確なパスサッカーに移行しているバイエルンとて、その影では強固な守備力に支えられているからこそであり、そして現にアジアの東の外れの小さな島国の何とかというチームがそうだったように、明確な守備力を持たないチームは、やはり限界が来るのも早い。皮肉にもそれを前回大会王者が証明してしまった。

しかし同グループで守備の調子が良くない同士なら、まだ2戦とも点は取れているオーストラリアの方がいくらかマシだろうな。スペインは前回大会王者だから相手が何処だろうと言い訳は効かないが、オーストラリアは明かな格上相手に1度は追い付いたり接戦だったりの、意地を見せた上での連敗だから、仕方がない面が大いにある。元レッズのスピラがレギュラーを勝ち取って守っているから贔屓する訳ではないが、意地すら見せられないまま敗退が決定したスペインと比べたら、遙かに頑張っている方だろう。
とはいえ、オージー協会は守備に不安がある理由でオジェックを解任しやがったのに、後任が不安要素を全く解消できないまま来て、結局は本大会であっさり1次リーグ敗退となった以上、オジェック解任は間違っていたという事になる。まあ結果論だけど。でもプロは結果が全てなのだ。

カメルーンもあっさりと1次リーグ敗退が決定。タレント軍団のクロアチア相手では仕方がない面はあるが、そもそもソングの乱暴行為による一発退場が引き金の大敗劇な訳だから、もう何をやっているんだという感じ。そりゃ負けるに決まっている。
でも過去を振り返ると、エムボマと全盛期のエトーが共に代表で居た頃のカメルーンは、”怖さ”が伴う強さがあった。しかしこの2戦、カメルーンに怖さは全く見られなかった。2戦とも相手が悪かった事実はあるが、それにしても何がやりたいのかさっぱりわからないサッカーで、すっかり迫力が無くなってしまった。4年前から続く崩壊気味だったチームのまま、エトーの後継者も現れない不運はあるが、アフリカサッカーを熟知しているはずのフィンケが、一体全体このチームをどういう方法で育てようとしたのか、カメルーンにはそれだけ首を傾げる部分が多い。この試合の終了間際に起きた仲間割れと暴力行為は、良くないチーム状態を表す極めつけだろう。
まあ元々カメルーンは常日頃から問題事が絶えないチームなのだから、結局フィンケでは荷が重過ぎたのだ。その証拠にエトーとフィンケの確執が取り沙汰されたり、選手が本大会行きボイコットの騒ぎまで引き起こしていたのだから、これでは前回大会のフランス同様、サッカーどころの話ではなかったのかもしれないが。
でもこれでフィンケはレッズでもケルンでもカメルーンでも、評判は落とすが実績は作れないままになってしまった。この人はやはり、フライブルクのような地方の目立たない小クラブで、言う事を聞く選手だけを集めて、自分のやりたいように、コツコツ地味に静かに働いているべきだったんだよ、悲しいけれど・・・。


試合結果/1次リーグ19日
グループB オーストラリア2-3オランダ
グループB スペイン0-2チリ
グループA カメルーン0-4クロアチア

明日の試合/1次リーグ20日
グループC ◆コロンビア-コートジボワール ~ブラジリア国立競技場/ブラジリア1:00
グループD ◆ウルグアイ-イングランド ~サンパウロ・アリーナ/サンパウロ4:00
グループC ◆日本-ギリシャ ~ドゥナス競技場/ナタール7:00




1次リーグは今日から1巡目最終と2巡目初戦が入れ替わる。その2巡目でブラジルがドローとやらかしてくれた。まあ相手がメキシコだから、こういう事もある範疇で済む内容と結果ではあったが・・・。でもブラジルの1次リーグ最後の相手はカメルーンだから、1試合目のカメルーンの覇気が無い状態を見る限りでは、天と地がひっくり返るレベルでの余程の狂いが無い限りは、ブラジルの1次リーグ突破は確実だろう。いやむしろ次もブラジルがズッコケてくれた方が、エンタメ的には凄く面白くなるけど。というか個人的にはそれを希望(笑)

それよりも試合として見ていて面白かったのは、このブラジルとメキシコ戦ではなくて、そしてベルギーとアルジェリアの試合でもなくて、意外にもロシアと韓国の戦い。
痛いシーンが連発 何が面白いって、ガタイの厳ついロシア人と、血の気が多い韓国人が、90分通してお互いが反則お構い無しに、まあ遠慮無くガツガツ行くもんだから、どちらの選手も転ぶ倒れるぶつかる吹っ飛ぶの連続で、サッカーというよりラグビーを見ているかのようだった。こういうモロに身体をぶつかり合わせての肉弾戦は、技術力や組織力が全面に押し出されるようなチームでは余り見られない。繰り返すけど、こういうのは、ガタイの厳ついロシア人と、血の気が多い韓国人が当たったからこその化学反応が発生した試合。もちろん危険なラフプレー連発という見方もあるが、皮肉にもそれがある意味で迫力に繋がったのだ。しかもこれで意外にも1人も退場者を出さず、イエロー合計4枚(というか韓国側にしっかり3枚も出ていたけど)で済んだのだから、まさに奇跡と言える内容だったかもしれない。まあ韓国にとっては、この相手が日本や北朝鮮だったら、間違いなく荒れていただろうけど。いつもはすぐ熱くなる韓国人も、さすがにガタイが違うロシア人には遠慮したか???
尤も世間ではこういう技術面や組織面に乏しい試合は面白味に欠ける評価だろうし、それがブラジル戦の後だったものだから余計だろうが、逆に自分はサッカーにおいて常日頃から常識に囚われない部分、型にはまらない部分でも面白味を見出したいと思っているから、それを体現してくれたこの試合は、個人的にはじゅうぶん楽しめた訳。しかも得点は途中交代で入った日本でもお馴染みのイ・グノによる韓国先制弾、それも原因はロシアのキーパーの気の抜けたファンブルという、これでしっかりネタも作ってくれた。ところがロシアも途中から入ったケルジャコフのゴールですぐに追い付くという白熱の内容なのだから、見ていて面白くない訳が無い。前が空いたら先ずシュート連続も迫力満載で、そのシュートも体格で押すロシア人と韓国人が放つものだから、常に重くて強いシュートが飛びまくる。しかも身体は勢いそのまま敵にぶつかって行く。普通の人間が90分常にこんな攻撃に晒されたら、精神的にも肉体的にも身が保たないぞ。いや~、自分だったら、この試合のDFやキーパーにはなりたくないね、いやマジで(汗)


試合結果/1次リーグ18日
グループH ベルギー2-1アルジェリア
グループA ブラジル0-0メキシコ
グループH ロシア1-1韓国

明日の試合/1次リーグ19日
グループB ◆オーストラリア-オランダ ~ベイラリオ競技場/ポルトアレグレ1:00
グループB ◆スペイン-チリ ~マラカナン競技場/リオデジャネイロ4:00
グループA ◆カメルーン-クロアチア ~アマゾニア・アリーナ/マナウス7:00
 



さてドイツ戦だけは”お祭り”ではなく本気モードな自分だが、いつもポルトガルに滅法強いドイツ、しかもワールドカップで4得点は大の得意技・・・その要素を抜きにしても、ドイツ勝利は揺るぎのないものだった。それをジダンじゃあるまいし、ミュラーに頭突きをお見舞いしてくれた悪童ペペの一発退場は、せっかくの注目試合に泥を塗ったな。それだけペペの退場があろうが無かろうが、ドイツはポルトガルに勝っていたはず。だってこの両者、毎回組織力で大人と子供の違いがあるから。だから逆に数的有利だから勝ったと思われるのが嫌だ。
まあ両者の比較は置いておいて・・・既に熟成されたレーヴ・ドイツの戦い方はこれまで通り。それでもお家芸とも言える緻密で完璧すぎる選手のポジショニング構築が今回はやや雑な感じはしたが、ゲッツェに象徴されるように、ドイツも近年は個人技タイプの選手比重が高くなって”融通の利く”サッカーが出来るようになって来ているから、その弊害による多少の乱れは致し方がないのかもしれない。
ミュラーがハットトリック それよりも何よりも、前回大会得点王の勢いそのまま、更に貫禄の付いたミュラーのハットトリック発進が愉快痛快。クローゼ以降停滞気味だったドイツの点取り屋事情。それはミュラーの台頭でも気になるものだった。それはクリンスマン、ビアホフ、そしてクローゼと続いての同じセンターFWタイプの点取り屋が現れないから。それ故に今回はゼロトップ気味のフォメを採用していたが、それでも歴代選手とタイプが違うミュラーの存在によって、この問題も一応解消された感がある。まあこれは世界のサッカーの移り変わりもあるから、自分ももうこの問題に拘るのはやめて、代表でのクローゼには今大会限りで有終を飾ってもらおう。

で、気になるのは同グループのアメリカで、ご存じの通り自分が今も昔も大ファンのクリンスマンが率いているから、これでドイツと当たる訳だから複雑な気持ちになる。ドイツ代表時代からアメリカ在住が批判されていたクリンスマンだったが、だからといって何もアメリカ代表監督にまでならなくっても良いじゃないか~。というか全てがドイツの因縁絡みというこのグループGに象徴されるように、FIFAのわざとらしい組み合わせ作りをどうにかしてほしいのだが・・・。
という個人的な事情はその時にまた思うとして、ガーナとアメリカは、前回大会で自分が5本の指に入ると思う好試合を演じた両者だから、引き続き今回も期待していたし、その期待通りの内容だった。開始30秒のアメリカ先制は別として、パワーとスピードで攻めるガーナと、組織力がますます高まるアメリカの、お互いの持ち味がしっかり見られた試合。これは前回大会の試合そのままだった。面白い試合というのは、こういう試合を言うのだと思う。今回はアメリカがガーナに対して前回大会の雪辱を果たしたが、どちらが勝った負けたではなくて、サッカーを見たという試合だった。それがこの試合。そういうチームを率いているクリンスマンと、今回もサッカーの迫力を見せてくれたガーナに拍手。

以上、充実感が得られたブラジル大会5日目・・・あ、イランとナイジェリアは・・・まあ華麗にスルーで良いか(笑)


試合結果/1次リーグ17日
グループG ドイツ4-0ポルトガル
グループF イラン0-0ナイジェリア
グループG ガーナ1-2アメリカ

明日の試合/1次リーグ18日

グループH ◆ベルギー-アルジェリア ~ミネイラン競技場/ベロオリゾンテ1:00
グループA ◆ブラジル-メキシコ ~カステラン競技場/フォルタレーザ4:00
グループH ◆ロシア-韓国 ~パンタナル・アリーナ/クイアバ7:00
 



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ようこそ!!
試合終了/クラブワールドカップ・グループステージ第1戦 リーベル3-1浦和 得点/12分・コリディオ(リ)、48分・ドリウッシ(リ)、58分・松尾PK(浦)、73分・メサ(リ) ・・・次の試合/クラブワールドカップ・グループステージ第2戦 インテル-浦和(ルーメン・フィールド=日本時間6月22日4:00キックオフ)


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