浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2014年 J1リーグ第17節
浦和レッズ1-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
興梠が押し込んだ時には、去年に続いての「お主も悪よのぅ」賞になると思ったのに、ばたついたまま攻勢に出ようとした途端、ひじょうに不味い位置でボールを失っての失点が実に勿体なかった。
つまり前節で樹立した連続無失点記録が早くも途切れた瞬間だった。ま、記録は何時かは途切れるもの。残念だけど仕方がない。
それに動揺しなかったのが西川で、その後も一体1人で何点防いでいるんだよという大奮闘っぷり。今季の守備意識を持っての改善された守備力は、西川と守備陣の奮闘そのものではあるが、少なくとも今回に限っては守備陣云々より、西川そのものが凄かった。守備陣も、もう少し西川の負担を減らしてあげてほしいとさえ思った。それだけ簡単に危険なシュートを撃たせ過ぎていた。そこを最後に西川が防いだ。だから1失点は最低限。つまり今回は、いや今回も西川が居なかったら負けていた内容。そして攻撃陣は西川の奮闘に応えての2点目が奪えなかったから勝てなかったという事だ。
鹿島の守備を崩せなかった。鹿島が予想外に引いていた。ドン引きと言っても過言ではない引きっぷりで、かつての鹿島からは考えられない守り方。それもこれもレッズのポゼッションサッカーを警戒していた故だろうが、まあレッズもボールを持たされていたという感じもするのだが、それはともかく昔の両者ならば真逆のサッカーをしていた。時代は変わった。その変わった時代により最近は御得意様にもなっていた鹿島に、今回は勝てなかった。負けなかったが、勝てなかった。レッズとしては、首位である以上は今回も勝って貯金を作っておくべきだったが・・・。
でも鹿島相手だと、それでも負けなくて良かったという感情が芽生えてしまう。鹿島相手に昔では考えられない大人のサッカーをしていたし、今回も勝てる要素はあった訳だから、本当なら勝てなくて悔しいと思わなければいけないのはわかっているけれど。もちろん勝てなくて悔しい事は悔しいけれど。だってこっちが首位なのだから。
関根のスタメンは、間違っていた部分と、スタメンで使うべき時期という両面があったと思う。間違っていたのは右WBで使った事。これが途中から投入するのならば右WBでも構わないが、スタメンで使うならばシャドーで使ってほしかった。柏木が腰痛で出場微妙という情報だったから、てっきり柏木の位置に関根が入るものだと思っていた。それに攻撃に専念出来るポジションの方が活きる選手だけに、それを始めから右WBで使った事で、ちょっと関根のストロングポイントを狭めてしまっていたと思う。実際関根の裏はかなり鹿島に狙われていたし、そこからピンチに陥る場面が少なくなかった。
しかし経験値を上げるという意味では、鹿島戦という大事な試合でスタメンを経験させた事は大きかったとも思う。自分は今回の試合の流れからして、いつものように関根を後半の途中から投入してゴール前を引っ掻き回せば、追加点が奪えていたと思う。しかしミシャは関根をスタメンに選んだ事で、途中に流れを引き寄せる選手が居なくなってしまった。ここでスイッチを入れる事が出来る直輝がベンチに居ればとも思ったが・・・。しかしそうなる事をわかっていて、あえて関根をスタメンで起用した。だから今回はもぎ取れなかった勝ち点2の代わりに、関根の経験値が著しく上がっていてくれれば幸いだ。勝てなかった代わりに今回の試合が関根の成長の糧になっていれば、何れ支払った授業料が後の試合で帰って来るのだから・・・と思う事にする。まあ何だかんだ言っても、関根の存在が試合の流れを大きく左右する。今やそういう選手に成長している関根は、やはり凄い選手だという事だ。
しかし森脇は、関根がフリーで居てもほとんどパスを出さなかったのはどうしてだろう。まだ関根を信用していなかったのか、それともライバル視しているのか・・・何かそういう2人の関係、というか森脇のプレーが気になった。
しかし梅雨が明けて本格的な猛暑シーズンに突入したばかりの試合で、良くハードワークして頑張ったのは事実だし、ワールドカップでの中断期間中にみっちり走り込みを行ったのが奏功して、元気な若手が多い鹿島相手に、ベテランでも決して走り負けていなかったのは素晴らしいと思った。夏対策での体力作りは成功したと見て良いのかな。まあ今後の連戦次第かもしれないけれど。
とりあえず記録も途絶えた事だしドローだった事だし、ここから気持ち新たにまた1勝1勝を積み重ねて行くという事で首位キープのまま7月が終了。
おまけ・・・まさかこのタイミングで主審に西村氏が降臨してしまうとは思わなかった。もう少しブラジルで遊んで来れば良かったのに。というか日本の主審はどうなってしまったのだ?この前の扇谷氏もそうだったけれど、カード乱発がお家芸の主審が、ワールドカップを契機にカードを出さない主審に変身してしまったかのよう。ご多分に漏れず西村氏まで・・・せめてかなり荒れていたカイオにだけはカードを出しておくべきだったはず。それだけは納得行かなかった。
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J1リーグ第17節 浦和1-1鹿島
得点/20分・興梠(浦)、30分・柴崎(鹿)
主審=西村雄一
観衆:39,205人
浦和レッズ1-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
つまり前節で樹立した連続無失点記録が早くも途切れた瞬間だった。ま、記録は何時かは途切れるもの。残念だけど仕方がない。
それに動揺しなかったのが西川で、その後も一体1人で何点防いでいるんだよという大奮闘っぷり。今季の守備意識を持っての改善された守備力は、西川と守備陣の奮闘そのものではあるが、少なくとも今回に限っては守備陣云々より、西川そのものが凄かった。守備陣も、もう少し西川の負担を減らしてあげてほしいとさえ思った。それだけ簡単に危険なシュートを撃たせ過ぎていた。そこを最後に西川が防いだ。だから1失点は最低限。つまり今回は、いや今回も西川が居なかったら負けていた内容。そして攻撃陣は西川の奮闘に応えての2点目が奪えなかったから勝てなかったという事だ。
鹿島の守備を崩せなかった。鹿島が予想外に引いていた。ドン引きと言っても過言ではない引きっぷりで、かつての鹿島からは考えられない守り方。それもこれもレッズのポゼッションサッカーを警戒していた故だろうが、まあレッズもボールを持たされていたという感じもするのだが、それはともかく昔の両者ならば真逆のサッカーをしていた。時代は変わった。その変わった時代により最近は御得意様にもなっていた鹿島に、今回は勝てなかった。負けなかったが、勝てなかった。レッズとしては、首位である以上は今回も勝って貯金を作っておくべきだったが・・・。
でも鹿島相手だと、それでも負けなくて良かったという感情が芽生えてしまう。鹿島相手に昔では考えられない大人のサッカーをしていたし、今回も勝てる要素はあった訳だから、本当なら勝てなくて悔しいと思わなければいけないのはわかっているけれど。もちろん勝てなくて悔しい事は悔しいけれど。だってこっちが首位なのだから。
関根のスタメンは、間違っていた部分と、スタメンで使うべき時期という両面があったと思う。間違っていたのは右WBで使った事。これが途中から投入するのならば右WBでも構わないが、スタメンで使うならばシャドーで使ってほしかった。柏木が腰痛で出場微妙という情報だったから、てっきり柏木の位置に関根が入るものだと思っていた。それに攻撃に専念出来るポジションの方が活きる選手だけに、それを始めから右WBで使った事で、ちょっと関根のストロングポイントを狭めてしまっていたと思う。実際関根の裏はかなり鹿島に狙われていたし、そこからピンチに陥る場面が少なくなかった。
しかし経験値を上げるという意味では、鹿島戦という大事な試合でスタメンを経験させた事は大きかったとも思う。自分は今回の試合の流れからして、いつものように関根を後半の途中から投入してゴール前を引っ掻き回せば、追加点が奪えていたと思う。しかしミシャは関根をスタメンに選んだ事で、途中に流れを引き寄せる選手が居なくなってしまった。ここでスイッチを入れる事が出来る直輝がベンチに居ればとも思ったが・・・。しかしそうなる事をわかっていて、あえて関根をスタメンで起用した。だから今回はもぎ取れなかった勝ち点2の代わりに、関根の経験値が著しく上がっていてくれれば幸いだ。勝てなかった代わりに今回の試合が関根の成長の糧になっていれば、何れ支払った授業料が後の試合で帰って来るのだから・・・と思う事にする。まあ何だかんだ言っても、関根の存在が試合の流れを大きく左右する。今やそういう選手に成長している関根は、やはり凄い選手だという事だ。
しかし森脇は、関根がフリーで居てもほとんどパスを出さなかったのはどうしてだろう。まだ関根を信用していなかったのか、それともライバル視しているのか・・・何かそういう2人の関係、というか森脇のプレーが気になった。
しかし梅雨が明けて本格的な猛暑シーズンに突入したばかりの試合で、良くハードワークして頑張ったのは事実だし、ワールドカップでの中断期間中にみっちり走り込みを行ったのが奏功して、元気な若手が多い鹿島相手に、ベテランでも決して走り負けていなかったのは素晴らしいと思った。夏対策での体力作りは成功したと見て良いのかな。まあ今後の連戦次第かもしれないけれど。
とりあえず記録も途絶えた事だしドローだった事だし、ここから気持ち新たにまた1勝1勝を積み重ねて行くという事で首位キープのまま7月が終了。
おまけ・・・まさかこのタイミングで主審に西村氏が降臨してしまうとは思わなかった。もう少しブラジルで遊んで来れば良かったのに。というか日本の主審はどうなってしまったのだ?この前の扇谷氏もそうだったけれど、カード乱発がお家芸の主審が、ワールドカップを契機にカードを出さない主審に変身してしまったかのよう。ご多分に漏れず西村氏まで・・・せめてかなり荒れていたカイオにだけはカードを出しておくべきだったはず。それだけは納得行かなかった。
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J1リーグ第17節 浦和1-1鹿島
得点/20分・興梠(浦)、30分・柴崎(鹿)
主審=西村雄一
観衆:39,205人
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2014年 J1リーグ第16節
徳島ヴォルティス0-2浦和レッズ
~鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
わーわーわー、J1リーグ戦7試合連続無失点の新記録を樹立しちゃったじゃないか。これ、マジで土下座が現実味を帯びてきたかもしれない・・・。
それはそうとして、この連続無失点記録は、西川の存在も大きいけど、去年とうって変わって、無理に上がらないという鉄則を守っている守備陣の辛抱強さの賜物でもあるし・・・とにかく去年の状況からは考えられない新記録達成で、これでJリーグに大きな歴史を作った事になる。やっぱり守備から入るサッカーの大事さだよ、これ。
しかし上記で”無理に上がらないという鉄則”の割に、今回に限っては前半の槙野はやたら攻め込んでいたのはちょっと危なっかしかった。それでチャンスが作れたし、惜しい場面があったのは事実なのだが、それが一歩間違うと去年の終盤のようなチームに変わってしまう(その証拠のこの前の浦安戦でもあった)のだから、自粛するところはしっかり自粛してほしかった。・・・というか槙野も相手が最下位の徳島だからというのがあったのかもしれないが、相手によって極端にプレー姿勢を変えるのは、バランスを考えたら不味いんだよな・・・。
という、せっかくの勝利に水を差すつもりはないけど、ちょっとした苦言を言っておきたかった。勝って兜の緒を締める意味で。
しかし正直、いくら最下位・徳島とはいえ、ナビスコでの乱打戦が記憶に新しいから、そう簡単な相手ではないと思っていたが、多少アレックスの存在に手を焼いたものの、レッズとしては首位らしく、最下位相手に懐の大きい落ち着いたサッカーをしていた・・・のかな?ハードワークする部分はしっかりハードワークし、力を抜く部分もあからさま。ぶっちゃけ妙に落ち着き過ぎて、試合が止まっているのかと勘違いさせられる停滞サッカーでもあった訳だが、これが横綱相撲をしていたのか、余裕をぶっこいていたのかはともかくとして、首位の面目をじゅうぶん保ちつつ、アウェーらしい戦い方が出来たと思う。決めるべき場面できっちり決めて、しかも夏場に省エネサッカーに近い内容で、カードも失点も喰らわずアウェーで完封勝ち。色々な意味で完璧であった。
ただ前半に決められてもおかしくなかった2度のピンチはあったが、ここは相手が徳島だからこそ助かったとの反省点とともに、次節に向けてもう一度しっかり修正してほしい。あのレベルのピンチを見直すならば、今のレッズならば話し合いだけで修正可能な範囲だろうし。
一方、2位鳥栖と3位川崎の潰し合いは川崎が勝った事で、これでレッズは貯金が1試合。
で、今回達成したJ1新記録の真価を試されるのが次節の鹿島戦。ここまで首位を走っているチーム状態を本物と証明する条件は、やはり鹿島に勝つ事だろう。勿論これまで通りの戦い方をすれば良いだけなのだが・・・。
という事で、鳴門まで行かれた皆様、お疲れ様でした。行きたかったな・・・。
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J1リーグ第16節 徳島0-2浦和
得点/14分・槙野(浦)、57分・興梠(浦)
主審=今村義朗
観衆:10,860人
徳島ヴォルティス0-2浦和レッズ
~鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
わーわーわー、J1リーグ戦7試合連続無失点の新記録を樹立しちゃったじゃないか。これ、マジで土下座が現実味を帯びてきたかもしれない・・・。
それはそうとして、この連続無失点記録は、西川の存在も大きいけど、去年とうって変わって、無理に上がらないという鉄則を守っている守備陣の辛抱強さの賜物でもあるし・・・とにかく去年の状況からは考えられない新記録達成で、これでJリーグに大きな歴史を作った事になる。やっぱり守備から入るサッカーの大事さだよ、これ。
しかし上記で”無理に上がらないという鉄則”の割に、今回に限っては前半の槙野はやたら攻め込んでいたのはちょっと危なっかしかった。それでチャンスが作れたし、惜しい場面があったのは事実なのだが、それが一歩間違うと去年の終盤のようなチームに変わってしまう(その証拠のこの前の浦安戦でもあった)のだから、自粛するところはしっかり自粛してほしかった。・・・というか槙野も相手が最下位の徳島だからというのがあったのかもしれないが、相手によって極端にプレー姿勢を変えるのは、バランスを考えたら不味いんだよな・・・。
という、せっかくの勝利に水を差すつもりはないけど、ちょっとした苦言を言っておきたかった。勝って兜の緒を締める意味で。
しかし正直、いくら最下位・徳島とはいえ、ナビスコでの乱打戦が記憶に新しいから、そう簡単な相手ではないと思っていたが、多少アレックスの存在に手を焼いたものの、レッズとしては首位らしく、最下位相手に懐の大きい落ち着いたサッカーをしていた・・・のかな?ハードワークする部分はしっかりハードワークし、力を抜く部分もあからさま。ぶっちゃけ妙に落ち着き過ぎて、試合が止まっているのかと勘違いさせられる停滞サッカーでもあった訳だが、これが横綱相撲をしていたのか、余裕をぶっこいていたのかはともかくとして、首位の面目をじゅうぶん保ちつつ、アウェーらしい戦い方が出来たと思う。決めるべき場面できっちり決めて、しかも夏場に省エネサッカーに近い内容で、カードも失点も喰らわずアウェーで完封勝ち。色々な意味で完璧であった。
ただ前半に決められてもおかしくなかった2度のピンチはあったが、ここは相手が徳島だからこそ助かったとの反省点とともに、次節に向けてもう一度しっかり修正してほしい。あのレベルのピンチを見直すならば、今のレッズならば話し合いだけで修正可能な範囲だろうし。
一方、2位鳥栖と3位川崎の潰し合いは川崎が勝った事で、これでレッズは貯金が1試合。
で、今回達成したJ1新記録の真価を試されるのが次節の鹿島戦。ここまで首位を走っているチーム状態を本物と証明する条件は、やはり鹿島に勝つ事だろう。勿論これまで通りの戦い方をすれば良いだけなのだが・・・。
という事で、鳴門まで行かれた皆様、お疲れ様でした。行きたかったな・・・。
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J1リーグ第16節 徳島0-2浦和
得点/14分・槙野(浦)、57分・興梠(浦)
主審=今村義朗
観衆:10,860人
2014年 J1リーグ第15節
浦和レッズ1-0アルビレックス新潟
~埼玉スタジアム2002
ワールドカップ中断明け、J1リーグ再開戦1発目!・・・が、オウンゴール勝利になった(笑)
いや、冗談抜きにして、新潟とは中断前の5月のナビスコで、こんな試合やっていたのを思い出した。・・・新潟は何故こうもレッズにオウンゴールをプレゼントしてくれるのか?
真面目な話をしよう。ワールドカップで四六時中スーパープレーばかり見ていたから、4年に1度この時期だけは、少し目が肥えてしまう。そんな中でリーグ戦が再開した訳で、いつもの日常が戻って来ただけなのだが、改めてJリーグを観ると、やはりワールドカップが異世界だったのだと思わされるのであった。
別に悪い意味で言っている訳ではなくて、ようするに何が言いたいのかというと、こうしてレッズを日常的に感じられる日々が戻って来て、何だかんだ言ってもレッズを応援できる事は幸せなのであった。だからワールドカップと比べたりしないで、どんなプレーだろうと、どんな内容だろうと、そしてどんな結果だろうと、結果的に勝利に結びつけられた試合は、素直に喜べるのであった。というかレッズはやっぱり泥臭い試合を勝つ姿が似合うと思うよ。
しかしリーグ再開戦1発目が扇谷氏というのはズッコケたが、蓋を開けてみたらいつものカード大好き劇は何処へやら?扇谷氏は何時からカードを出さない審判になった?レオ・シルバの再三に渡るカード級ファールを全てスルーって(怒)・・・扇谷マジックは何処へ行った?この人はワールドカップで何か影響されてしまったのだろうか?
興梠が開始早々でベンチに下がるという予想外のアクシデントに始まり、それから新潟のオウンゴールで得た虎の子の1点を守りきった試合。代わった李の1トップはいつもやってしまうボールが全く収まらない悪い時のものだったし(ようするに李の使い方が違う)、これで前線に踏ん張りが効かなくなったから効果的なカウンター攻撃も出来なかったし、後半なんて終始守っているだけで、セカンドボールは全て新潟に拾われ・・・内容は実に悪かったと思う・・・表面的には。
でも内面的には、今回はこれで良いと思う。何より虎の子の1点を守りきる意図が明確だった。ようするに後半は完全に攻め手を欠いていたから、それならばとドン引き守備に徹していた訳だ。新潟はレッズのドン引き守備を緩めようと散々ミドルシュートを放って来た。しかしレッズはここで全く動じなかった。普通なら次のミドルを恐れてラインを上げてしまうところを、決して誘き出されずドン引きを維持して守りきった。それで勝ったという事は、つまり守るなら守る、攻めるなら攻めるという、メリハリのサッカーが出来たという事だから、それが結果論だろうと何だろうと、バカボンのパパ的に言うなら、これで良いのだ、という事だ。
課題はいっぱいあるけどね。理想的な1トップである興梠がいきなり交代した。でも以前なら興梠が抜けても、李が踏ん張れなくても、原口が個人技で引っ掻き回してくれた。その原口はもういない。確かに柏木と梅崎は理想的な2シャドーだ。しかし原口とは性質が違う。この辺のコンビネーションを興梠と、そして李と、もっと高めて行かなければ攻撃は活性化しない。原口の個人技が失われた以上、組織力を上げるしかないのだから。
しかし本音を言えば、本気で優勝を目指すならば、原口の穴を埋める補強は必要不可欠なところでもある。原口の移籍を見越して李を獲っておいたという話もあるが、もし李が機能しないままだったら、・・・どうするのだろう?
しかし何だかんだ言っても、やはり西川あっての連続完封試合。今回も2度3度のナイスセーブで最後は文化シヤッターが見事に閉まったが、こうしてタイ記録を達成したのも、やはり西川様々という事だ。
という事で、いよいよリーグ戦が再開した。中断ボケが懸念されたから、再開していきなり首位から陥落したらどうしようと思ったけど、それどころかリーグ戦は連続無失点継続のまま首位をキープした。1週間前の天皇杯のちょっと抜けた内容から一転、何だかんだ言っても本気モードになると、こうも集中力が違うものなんだなぁ・・・。
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J1リーグ第15節 浦和1-0新潟
得点/16分・オウンゴール
主審=扇谷健司
観衆:30,776人
浦和レッズ1-0アルビレックス新潟
~埼玉スタジアム2002
いや、冗談抜きにして、新潟とは中断前の5月のナビスコで、こんな試合やっていたのを思い出した。・・・新潟は何故こうもレッズにオウンゴールをプレゼントしてくれるのか?
真面目な話をしよう。ワールドカップで四六時中スーパープレーばかり見ていたから、4年に1度この時期だけは、少し目が肥えてしまう。そんな中でリーグ戦が再開した訳で、いつもの日常が戻って来ただけなのだが、改めてJリーグを観ると、やはりワールドカップが異世界だったのだと思わされるのであった。
別に悪い意味で言っている訳ではなくて、ようするに何が言いたいのかというと、こうしてレッズを日常的に感じられる日々が戻って来て、何だかんだ言ってもレッズを応援できる事は幸せなのであった。だからワールドカップと比べたりしないで、どんなプレーだろうと、どんな内容だろうと、そしてどんな結果だろうと、結果的に勝利に結びつけられた試合は、素直に喜べるのであった。というかレッズはやっぱり泥臭い試合を勝つ姿が似合うと思うよ。
しかしリーグ再開戦1発目が扇谷氏というのはズッコケたが、蓋を開けてみたらいつものカード大好き劇は何処へやら?扇谷氏は何時からカードを出さない審判になった?レオ・シルバの再三に渡るカード級ファールを全てスルーって(怒)・・・扇谷マジックは何処へ行った?この人はワールドカップで何か影響されてしまったのだろうか?
興梠が開始早々でベンチに下がるという予想外のアクシデントに始まり、それから新潟のオウンゴールで得た虎の子の1点を守りきった試合。代わった李の1トップはいつもやってしまうボールが全く収まらない悪い時のものだったし(ようするに李の使い方が違う)、これで前線に踏ん張りが効かなくなったから効果的なカウンター攻撃も出来なかったし、後半なんて終始守っているだけで、セカンドボールは全て新潟に拾われ・・・内容は実に悪かったと思う・・・表面的には。
でも内面的には、今回はこれで良いと思う。何より虎の子の1点を守りきる意図が明確だった。ようするに後半は完全に攻め手を欠いていたから、それならばとドン引き守備に徹していた訳だ。新潟はレッズのドン引き守備を緩めようと散々ミドルシュートを放って来た。しかしレッズはここで全く動じなかった。普通なら次のミドルを恐れてラインを上げてしまうところを、決して誘き出されずドン引きを維持して守りきった。それで勝ったという事は、つまり守るなら守る、攻めるなら攻めるという、メリハリのサッカーが出来たという事だから、それが結果論だろうと何だろうと、バカボンのパパ的に言うなら、これで良いのだ、という事だ。
課題はいっぱいあるけどね。理想的な1トップである興梠がいきなり交代した。でも以前なら興梠が抜けても、李が踏ん張れなくても、原口が個人技で引っ掻き回してくれた。その原口はもういない。確かに柏木と梅崎は理想的な2シャドーだ。しかし原口とは性質が違う。この辺のコンビネーションを興梠と、そして李と、もっと高めて行かなければ攻撃は活性化しない。原口の個人技が失われた以上、組織力を上げるしかないのだから。
しかし本音を言えば、本気で優勝を目指すならば、原口の穴を埋める補強は必要不可欠なところでもある。原口の移籍を見越して李を獲っておいたという話もあるが、もし李が機能しないままだったら、・・・どうするのだろう?
しかし何だかんだ言っても、やはり西川あっての連続完封試合。今回も2度3度のナイスセーブで最後は文化シヤッターが見事に閉まったが、こうしてタイ記録を達成したのも、やはり西川様々という事だ。
という事で、いよいよリーグ戦が再開した。中断ボケが懸念されたから、再開していきなり首位から陥落したらどうしようと思ったけど、それどころかリーグ戦は連続無失点継続のまま首位をキープした。1週間前の天皇杯のちょっと抜けた内容から一転、何だかんだ言っても本気モードになると、こうも集中力が違うものなんだなぁ・・・。
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J1リーグ第15節 浦和1-0新潟
得点/16分・オウンゴール
主審=扇谷健司
観衆:30,776人
世界の頂点に立ったのは・・・ドイツ納得の優勝!
おめでとう!!
最終的に延長戦にまで縺れ込んだのはドイツらしくなかったかもしれないが、それでも決勝戦が延長に縺れ込むのはワールドカップらしいというか、まあそれがワールドカップという事だろう。
ケディラが試合開始直前で怪我して出場取りやめになるわ、クラマーは前半で怪我して退くわでアクシデント連発で正直焦ったが、しかしここまで期待を背負いながら今一つ調子が上がらずベンチばかり温めていたゲッツェが、最後の最後で大仕事を果たした。ゲッツェはこれからのドイツの攻撃を担って行く選手。その選手が生んだゴールという意味で、これからのドイツを見据えても本当に良かったと思う。しかもそのアシストをしたのが、これまた次代のドイツの攻撃を担って行くべき存在のシュールレなのだから、ドイツはミュラーやエジルの1列前の選手が頭角を現しているという意味で、4年後に向けて再び楽しみなチームになっている。
MVPメッシにはちょっと納得が行かないが、最優秀キーパーはやはりノイアーだった。これには誰も文句が無いだろう。今大会は各国代表本当にキーパーの活躍が目立った。ある意味でキーパーの大会だったと言っても過言ではない。
しかし個人的にMVPを上げるとすれば、自分はシュヴァインシュタイガーを推したい。元々サイドアタッカーだった若い頃は自分自分のプレーが目立っていたが、時を経て献身的にチームの中盤を支える選手に成長した。彼が汗かき役になって中盤の底で走り回っていてくれたからこそ、攻撃陣は安心してゴールを狙う事が出来ていたはず。今のドイツ代表は、まさにシュヴァインシュタイガーと共に成長を続けて来たと言っても良い。そしてこの選手のハードワークが無かったら、ドイツは頂点に登り詰める事は不可能だっただろう。
もう1人、ボアティング(ガーナ代表ボアティングの弟)の存在。ドイツは元来アフリカ系選手を代表から遠ざけてきた歴史があった。十数年前その殻を破りガーナ系のアサモアが代表入りして以来、ドイツはそれまで無かった独特の身体能力を得た。あれから幾人かのアフリカ系選手が増え、そのような先人に支えられながら、今やボアティングがドイツ代表に欠かせない存在になった。彼の堅い身体能力が、ドイツの最終ラインでガッチリと壁になっていた。今大会も彼が救ったピンチは数知れず。それだけの活躍をしたボアティングは、もっと評価されて良い選手だと思った。
レーヴはこれで世界一の監督となった。選手としては成功しなかった彼が、選手として世界一を経験したクリンスマンの元で働きながら、そして自らドイツを率いて監督として世界一となる。今のドイツ代表のスタイル基盤を作ったのはクリンスマンだが、それを完成させたのはレーヴ。ある意味で2人で獲ったワールドカップと言えるが、これもドイツらしい運命と言える。
90年イタリア大会の優勝以来24年ぶり4度目。ここまで長い苦難の道も歩みながら、東西ドイツ統一後初である悲願の優勝を果たしたドイツ。南米開催で欧州勢初の優勝という歴史的快挙も成し遂げた。
しかし宿題がある。やはりクローゼに変わるセンターFWが生まれていないという事。それをミュラーが解決したと思われていたが、やはりタイプが違う故の物足りなさは今回も否めなかった。ミュラーでも良い。しかしミュラーだけでは、今後はやはり苦しいだろう。
4年後のロシア大会へ向けて、この大きな宿題を克服する事が出来るだろうか・・・。
夢の祭典の終わりに
という事で、昔からドイツを応援して来た自分にとって、今大会は最高の大会になった。これまで後1歩のところで涙を呑んできた悔しさが、今回の優勝でやっと晴らされた。今はもう爽快な気分に浸っている。
これで4年に1度の夢の祭典は一旦終了。眠い目を擦りながら試合を見続ける、ある意味で苦痛の大会が(笑)やっと終了した。今大会を見続けた皆さん、本当にお疲れ様でした。また4年後に期待を膨らませつつ、日常生活へ戻りましょう。
さて、当ブログも本来の浦和レッズのブログへ戻ります。また引き続きお付き合いの程よろしくお願いします。
試合結果/決勝 14日
ドイツ1延長0アルゼンチン
NEXT, it is Russia....
おめでとう!!
最終的に延長戦にまで縺れ込んだのはドイツらしくなかったかもしれないが、それでも決勝戦が延長に縺れ込むのはワールドカップらしいというか、まあそれがワールドカップという事だろう。
ケディラが試合開始直前で怪我して出場取りやめになるわ、クラマーは前半で怪我して退くわでアクシデント連発で正直焦ったが、しかしここまで期待を背負いながら今一つ調子が上がらずベンチばかり温めていたゲッツェが、最後の最後で大仕事を果たした。ゲッツェはこれからのドイツの攻撃を担って行く選手。その選手が生んだゴールという意味で、これからのドイツを見据えても本当に良かったと思う。しかもそのアシストをしたのが、これまた次代のドイツの攻撃を担って行くべき存在のシュールレなのだから、ドイツはミュラーやエジルの1列前の選手が頭角を現しているという意味で、4年後に向けて再び楽しみなチームになっている。
MVPメッシにはちょっと納得が行かないが、最優秀キーパーはやはりノイアーだった。これには誰も文句が無いだろう。今大会は各国代表本当にキーパーの活躍が目立った。ある意味でキーパーの大会だったと言っても過言ではない。
しかし個人的にMVPを上げるとすれば、自分はシュヴァインシュタイガーを推したい。元々サイドアタッカーだった若い頃は自分自分のプレーが目立っていたが、時を経て献身的にチームの中盤を支える選手に成長した。彼が汗かき役になって中盤の底で走り回っていてくれたからこそ、攻撃陣は安心してゴールを狙う事が出来ていたはず。今のドイツ代表は、まさにシュヴァインシュタイガーと共に成長を続けて来たと言っても良い。そしてこの選手のハードワークが無かったら、ドイツは頂点に登り詰める事は不可能だっただろう。
もう1人、ボアティング(ガーナ代表ボアティングの弟)の存在。ドイツは元来アフリカ系選手を代表から遠ざけてきた歴史があった。十数年前その殻を破りガーナ系のアサモアが代表入りして以来、ドイツはそれまで無かった独特の身体能力を得た。あれから幾人かのアフリカ系選手が増え、そのような先人に支えられながら、今やボアティングがドイツ代表に欠かせない存在になった。彼の堅い身体能力が、ドイツの最終ラインでガッチリと壁になっていた。今大会も彼が救ったピンチは数知れず。それだけの活躍をしたボアティングは、もっと評価されて良い選手だと思った。
レーヴはこれで世界一の監督となった。選手としては成功しなかった彼が、選手として世界一を経験したクリンスマンの元で働きながら、そして自らドイツを率いて監督として世界一となる。今のドイツ代表のスタイル基盤を作ったのはクリンスマンだが、それを完成させたのはレーヴ。ある意味で2人で獲ったワールドカップと言えるが、これもドイツらしい運命と言える。
90年イタリア大会の優勝以来24年ぶり4度目。ここまで長い苦難の道も歩みながら、東西ドイツ統一後初である悲願の優勝を果たしたドイツ。南米開催で欧州勢初の優勝という歴史的快挙も成し遂げた。
しかし宿題がある。やはりクローゼに変わるセンターFWが生まれていないという事。それをミュラーが解決したと思われていたが、やはりタイプが違う故の物足りなさは今回も否めなかった。ミュラーでも良い。しかしミュラーだけでは、今後はやはり苦しいだろう。
4年後のロシア大会へ向けて、この大きな宿題を克服する事が出来るだろうか・・・。
夢の祭典の終わりに
という事で、昔からドイツを応援して来た自分にとって、今大会は最高の大会になった。これまで後1歩のところで涙を呑んできた悔しさが、今回の優勝でやっと晴らされた。今はもう爽快な気分に浸っている。
これで4年に1度の夢の祭典は一旦終了。眠い目を擦りながら試合を見続ける、ある意味で苦痛の大会が(笑)やっと終了した。今大会を見続けた皆さん、本当にお疲れ様でした。また4年後に期待を膨らませつつ、日常生活へ戻りましょう。
さて、当ブログも本来の浦和レッズのブログへ戻ります。また引き続きお付き合いの程よろしくお願いします。
試合結果/決勝 14日
ドイツ1延長0アルゼンチン
NEXT, it is Russia....
王国の見事な崩壊っぷりだったな。準決勝では某野々村議員レベルで号泣していたスタンドのブラジルサポも、今回に至っては涙どころか呆れ顔ばかりで、それどころか笑っている人まで居たのだから、もう今のセレソンに対して誰しもが完全に見捨てたようだ。
結局ネイマールが居たらとか、チアゴ・シウバがどうだとかは余り関係無かった訳だ。僅か3日前に120分を戦ったオランダ相手に、1日有利だったブラジルがハードワークからして大きく負けていたし、最初の失点だってロッベンの縦への高速ドリブルに無警戒なままチアゴ・シウバが苦肉のファールでPKを与えてしまった。尤もチアゴ・シウバからしたらラインギリギリ外で倒した感覚だったのかもしれないが(画面上ではそういう判定でもおかしくなかったように見える)、でもその後の失点劇を見ると、そんなのどうでも良いとさえ思えた。2失点目なんて誰もマークに行っていないし、いくらブラジルは守備は二の次のチームとは言っても、あれでは・・・。
まあドイツ戦の惨劇で気持ちがプッツンしたままだったという事か。ブラジルは4日前に既に終戦を迎えていた訳だが、そこで完膚無きまでに叩き潰されて終戦となり、外からは歴史的大敗で叩かれ気持ちはサッカーどころではなくなり、その焦燥感のまま戦えば、必然的にこういう負け方になる訳だ。
ブラジルにとっては自国開催がアダとなってしまった。元々歴代セレソンに比べて決して前評判が高くはなかったにも拘わらず、開催国として偽りの優勝候補筆頭に祭り上げられてしまった。もちろん個々の選手の能力は世界トップクラスだろうが、フェリペも過去の栄光に幻想を見たのか、はたまた驕りなのかはわからないが、組織的な部分には殆ど手を加えていなかったように思える。しかしアフリカサッカーでさえ近年は組織力に力を入れているチームが出て来ているのに、ブラジルは旧態依然として個人任せオンリーのサッカーで押し通そうとしていた。もうそういう時代ではないという事を、皮肉にも開催国の代表が露呈させてしまった。
こんな事になるのだったら、ブラジルはラウンド16のチリ戦延長120分目に訪れた大ピンチ、あのピニジャのシュートがポストではなく、枠に吸い込まれてくれていた方が良かったのかもしれない。その後に起こる惨劇を経験するくらいだったら・・・。
試合結果/3位決定戦 13日
ブラジル0-3オランダ
次の試合/決勝 14日
◆ドイツ-アルゼンチン ~マラカナン競技場/リオデシャネイロ4:00
結局ネイマールが居たらとか、チアゴ・シウバがどうだとかは余り関係無かった訳だ。僅か3日前に120分を戦ったオランダ相手に、1日有利だったブラジルがハードワークからして大きく負けていたし、最初の失点だってロッベンの縦への高速ドリブルに無警戒なままチアゴ・シウバが苦肉のファールでPKを与えてしまった。尤もチアゴ・シウバからしたらラインギリギリ外で倒した感覚だったのかもしれないが(画面上ではそういう判定でもおかしくなかったように見える)、でもその後の失点劇を見ると、そんなのどうでも良いとさえ思えた。2失点目なんて誰もマークに行っていないし、いくらブラジルは守備は二の次のチームとは言っても、あれでは・・・。
まあドイツ戦の惨劇で気持ちがプッツンしたままだったという事か。ブラジルは4日前に既に終戦を迎えていた訳だが、そこで完膚無きまでに叩き潰されて終戦となり、外からは歴史的大敗で叩かれ気持ちはサッカーどころではなくなり、その焦燥感のまま戦えば、必然的にこういう負け方になる訳だ。
ブラジルにとっては自国開催がアダとなってしまった。元々歴代セレソンに比べて決して前評判が高くはなかったにも拘わらず、開催国として偽りの優勝候補筆頭に祭り上げられてしまった。もちろん個々の選手の能力は世界トップクラスだろうが、フェリペも過去の栄光に幻想を見たのか、はたまた驕りなのかはわからないが、組織的な部分には殆ど手を加えていなかったように思える。しかしアフリカサッカーでさえ近年は組織力に力を入れているチームが出て来ているのに、ブラジルは旧態依然として個人任せオンリーのサッカーで押し通そうとしていた。もうそういう時代ではないという事を、皮肉にも開催国の代表が露呈させてしまった。
こんな事になるのだったら、ブラジルはラウンド16のチリ戦延長120分目に訪れた大ピンチ、あのピニジャのシュートがポストではなく、枠に吸い込まれてくれていた方が良かったのかもしれない。その後に起こる惨劇を経験するくらいだったら・・・。
試合結果/3位決定戦 13日
ブラジル0-3オランダ
次の試合/決勝 14日
◆ドイツ-アルゼンチン ~マラカナン競技場/リオデシャネイロ4:00
2014年 天皇杯2回戦
浦和レッズ8-2浦安SC
~浦和駒場スタジアム
夕暮れの駒場は良いなぁ・・・
なんて景色に浸っている暇はないのだが、個人的には、元レッズ組の林と橋本が居るグルージャ盛岡が勝ち上がって来てくれた方が良かったかな。グルージャ盛岡そのものは、昨今の中小クラブ立ち上げブームの先駆けみたいな存在で、これでアマ時代から全国的に名の通っていたクラブだ。昔はクラブ内のゴタゴタもあったようだが、そういう危機も乗り越えて存続を保ちながらJ3に上がって来たクラブとの戦いを見てみたかったが・・・まあ仕方がない。
いや”仕方がない”と言ってしまうと、関東1部リーグながらJ3の盛岡を破って勝ち上がって来た浦安SCに失礼になるか(まあ盛岡も地域リーグからパンチの効いた補強が無いままJFL飛び越しの2階級特進J3入りだったから、ぶっちゃけ戦力に疑問符は付くが)。正直自分は浦安SCが隣の県のクラブなのに全く知らなかった故もあるけど。まあ自分は地域リーグのクラブチームの存在を知る事が出来るのが天皇杯の大きな醍醐味だと思っているから、そういう意味で今回を機に浦安SCを知った事は良かったと思う。
その浦安は都並敏史がTDとしてフロント入りしているんだな。最近すっかり姿を見掛けないからどうしているのかと思っていたら・・・しかも自身の長男・都並智也まで選手として在籍しているのか。あとゲルト・エンゲルスがアドバイザーという事だが、あれ?エンゲルスって今モザンビーク代表の監督やっていたような・・・どういう事だ?掛け持ちか?良くわからん。
とにかく待ちに待った公式戦再開・・・でいきなり主審がイエティ-に当たるとは思っていなかった。それは良いとして・・・いつも天皇杯初戦は難しい試合になるのは理解しているけれど、それにしても立ち上がり10分のレッズの酷さはちょっと・・・。槙野もたまにやってしまう悪い癖が序盤から飛び出した。軽いプレーで自らピンチを作ってしまう困ったちゃん。その槙野の主戦場である左の深い位置が常にガラ空きになっているものだから・・・だから変な失点してしまうんだよな。事故みたいな失点だったとはいえ、簡単に上げさせて撃たれてと・・・そんな場面は後半にも散々繰り返された訳で、浦安の選手陣のシュート精度が何れもアマチュアレベルだから助かっていたが、プロなら幾らでも枠に飛んで来るシュートだった。
レッズ、ちょっと試合勘が戻っていなかった感じもあった。さすがにシーズン中にこれだけの中断期間を、練習と練習試合だけでモチベーションを保つのは難しい。そんな状態で公式戦が再開すれば、今回の試合のようなバタバタな内容になると思う。
その証拠にJ1チームは何処も試合勘が戻っていない故だろうか、各地でジャイキリが発生した。仙台が奈良クラブに、神戸が関西大に、そして鹿島までもが延長PKの末にソニー仙台に敗れるという大波乱・・・というかこの試合PK1-2決着って、どんなPK戦やっとんじゃ???
まあジャイキリの餌食になったチームに比べたら、レッズはそれでも浦安相手に力の差を見せ付けて8点も取ったのだから、これで文句を付けてしまうのは贅沢かもしれないが。それでも大勝した気がしないのは、やはりアマ相手に内容が内容だったし、やはり最後の失点が・・・まあこれはベタな言い方だが、勝って兜の緒を締める意味では良い失点だった、という事にしておかなければいけない。今回の試合はJ1再開に向けて1クッションという意味では、有って良かった。後は1週間後に迫った新潟戦までに、とにかく良い状態に仕上げてほしい。
しかしアマチュア相手とはいえ、さすがに久々の公式戦だから、声を出しただけで疲れたな。如何に先週の暢久引退試合がマッタリだったかがわかる(笑)
------
天皇杯2回戦 浦和8-2浦安
得点/11分・阿部(浦)、37分・上松(安)、41分・興梠(浦)、45+1分・宇賀神(浦)、52分・梅崎(浦)、58分・森脇(浦)、77分・興梠(浦)、83分・啓太(浦)、90+1分・関根(浦)、90+3分・清水(安)
主審=家本政明
観衆:7,275人
浦和レッズ8-2浦安SC
~浦和駒場スタジアム
夕暮れの駒場は良いなぁ・・・
なんて景色に浸っている暇はないのだが、個人的には、元レッズ組の林と橋本が居るグルージャ盛岡が勝ち上がって来てくれた方が良かったかな。グルージャ盛岡そのものは、昨今の中小クラブ立ち上げブームの先駆けみたいな存在で、これでアマ時代から全国的に名の通っていたクラブだ。昔はクラブ内のゴタゴタもあったようだが、そういう危機も乗り越えて存続を保ちながらJ3に上がって来たクラブとの戦いを見てみたかったが・・・まあ仕方がない。
いや”仕方がない”と言ってしまうと、関東1部リーグながらJ3の盛岡を破って勝ち上がって来た浦安SCに失礼になるか(まあ盛岡も地域リーグからパンチの効いた補強が無いままJFL飛び越しの2階級特進J3入りだったから、ぶっちゃけ戦力に疑問符は付くが)。正直自分は浦安SCが隣の県のクラブなのに全く知らなかった故もあるけど。まあ自分は地域リーグのクラブチームの存在を知る事が出来るのが天皇杯の大きな醍醐味だと思っているから、そういう意味で今回を機に浦安SCを知った事は良かったと思う。
その浦安は都並敏史がTDとしてフロント入りしているんだな。最近すっかり姿を見掛けないからどうしているのかと思っていたら・・・しかも自身の長男・都並智也まで選手として在籍しているのか。あとゲルト・エンゲルスがアドバイザーという事だが、あれ?エンゲルスって今モザンビーク代表の監督やっていたような・・・どういう事だ?掛け持ちか?良くわからん。
とにかく待ちに待った公式戦再開・・・でいきなり主審がイエティ-に当たるとは思っていなかった。それは良いとして・・・いつも天皇杯初戦は難しい試合になるのは理解しているけれど、それにしても立ち上がり10分のレッズの酷さはちょっと・・・。槙野もたまにやってしまう悪い癖が序盤から飛び出した。軽いプレーで自らピンチを作ってしまう困ったちゃん。その槙野の主戦場である左の深い位置が常にガラ空きになっているものだから・・・だから変な失点してしまうんだよな。事故みたいな失点だったとはいえ、簡単に上げさせて撃たれてと・・・そんな場面は後半にも散々繰り返された訳で、浦安の選手陣のシュート精度が何れもアマチュアレベルだから助かっていたが、プロなら幾らでも枠に飛んで来るシュートだった。
レッズ、ちょっと試合勘が戻っていなかった感じもあった。さすがにシーズン中にこれだけの中断期間を、練習と練習試合だけでモチベーションを保つのは難しい。そんな状態で公式戦が再開すれば、今回の試合のようなバタバタな内容になると思う。
その証拠にJ1チームは何処も試合勘が戻っていない故だろうか、各地でジャイキリが発生した。仙台が奈良クラブに、神戸が関西大に、そして鹿島までもが延長PKの末にソニー仙台に敗れるという大波乱・・・というかこの試合PK1-2決着って、どんなPK戦やっとんじゃ???
しかしアマチュア相手とはいえ、さすがに久々の公式戦だから、声を出しただけで疲れたな。如何に先週の暢久引退試合がマッタリだったかがわかる(笑)
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天皇杯2回戦 浦和8-2浦安
得点/11分・阿部(浦)、37分・上松(安)、41分・興梠(浦)、45+1分・宇賀神(浦)、52分・梅崎(浦)、58分・森脇(浦)、77分・興梠(浦)、83分・啓太(浦)、90+1分・関根(浦)、90+3分・清水(安)
主審=家本政明
観衆:7,275人
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埼玉県富士見市在住
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