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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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注目のゲルマン師弟対決。いや~、守った守った、アメリカが。ドン引きだった。さすがにドイツ相手に攻撃では叶わないと理解しているから、口では「攻撃的に行く」と言っていたクリンスマンも、やはり超現実的な戦法を選んだな。しかもアメリカはクリンスマン就任前は守備的なチームだったから、その名残かもしれないが驚異的な守備の集中力だった。それにアメリカは守って逃げ切りさえすれば1次リーグは突破が出来る訳だから、やる事はハッキリしている上でモチベーションはかなり高かったはず。ドイツも同じ条件だったけど、そこは優勝候補としてのプライドか、基本は自分達のサッカーを維持して勝った。それでもドイツが幾らか慎重だったのは、アメリカが意図的にドン引きしていた影響が大きい。
超高精度レーザーシュートを放つミュラー その蟻の入る隙も無いドン引き密集地帯に・・・何あれ、ミュラーのシュートは・・・。セットプレーのこぼれ球だったからアメリカゴール前で敵味方が余計に密集している所に、ミドルレンジから針の穴を通すようなレーザービームシュートが炸裂した。あの密集状態で誰にも触れられない上で、キーパーの指さえ届かない位置にあの威力で叩き込むって・・・。しかもそのミュラーはガーナ戦の接触プレーで流血して、右眼のこめかみに傷を負って幾らか視野が狭まっているのに、それでもあの超高精度シュートを放てるなんて怪物か・・・。

まあ1-0は理想であった。これが仮にドローだったら、間違いなく騒がしい事になってしまう。試合後は自分からレーヴやドイツ選手の所に赴いて、笑顔で健闘を讃えていたクリンスマンの姿は感動したなぁ。願わくばドイツとアメリカが、再び決勝で激突してくれる事を願うよ。

で、自分は先の楽しみを取っておくために、3巡目が全て終了するまでは決勝トーナメントの組み合わせを見ないようにしていたんだけど、3巡目が終了して晴れてそれを確認したら・・・愕然・・・ドイツが勝ち進んだ場合の準決勝でブラジルと当たるかもしれない割り振りじゃないか!!・・・あ、早くも発言撤回。決勝はドイツとアメリカじゃなくて、ドイツとブラジルが良かった。もう無理だけど(泣)。決勝前にブラジルと当たる可能性があるトーナメント・・・しかもその前にフランスと当たる可能性もある。ああ~こんな事なら1位通過じゃなくて、2位通過であっち側のトーナメントに入った方が良かったじゃないか。だってあっち側はドイツのお得意様アルゼンチンが居るし、オランダだってブラジルに比べたら・・・。こりゃ初戦でチリに奇跡を起こしてもらうしかないな。それかウルグアイかコロンビアに・・・ってかここで南米勢4チームが潰し合いではないか。なんちゅー阿漕な組み合わせだ。なんて決勝の相手ばかり気にしていると、94年大会準々決勝でブルガリアに、続いて98年大会では同じく準々決勝でクロアチアに敗れたように、途中でマーク外の国に足下をすくわれかねないから気を付けないと・・・。


試合結果/1次リーグ27日
グループG アメリカ0-1ドイツ
グループG ポルトガル2-1ガーナ
グループH アルジェリア1-1ロシア
グループH 韓国0-1ベルギー

次の試合/決勝トーナメント・ラウンド16 29日

◆ブラジル-チリ ~ミネイラン競技場/ベロオリゾンテ1:00
◆コロンビア-ウルグアイ ~マラカナン競技場/リオデジャネイロ5:00
 



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1次リーグ敗退が決まっている同士でも、最後だけは意地を見せたのはボスニアだった。この辺がサッカーの地力に乏しいアジア勢とは違うところ。逆にアジア勢はオージー、日本に続いてイランもボロボロ終了。韓国もあの通り。アジア勢4チーム全てが1次リーグ敗退決定の現実の中で、次のロシア大会では当然のようにアジア勢の出場枠減が取り沙汰されているね。弱いし勝てないのだから異論はない。むしろ当然と言えば当然の話だ。
ここからは完全に個人的な意見なんだけど、自分はこれを機に、アジアの出場枠は減ってくれた方が良いと思っている。今のアジア出場枠は、もちろんこれまでのアジアサッカーの成長によって勝ち取って来た数値だけど、今大会のアジア勢の体たらくぶりを見ると、それに胡座をかいて来たのが見え見えなんだよね。昔に比べて変に出場枠が増えてしまったから、アジアでも強いと言われている国は、出場するのが当たり前だと思っている節がある。そういう甘さが国同士の競争力を削ぎ、やがては今回のように、本大会では通用しない”井の中の蛙”チームが出来上がってしまうのではないかな。
だから逆に出場枠を減らしてもらって、それによって競争力を取り戻した方が成長の糧になると思う。荒治療になるけど、そうまでしないと現実が見えて来ないと思う。それだけ今大会のアジア勢1次リーグ全滅の罪は重いと思う。

日本のサッカーファンも、それによってもう一度ワールドカップの価値を見つめ直した方が良いと思う。昔を振り返れば、かつての日本はワールドカップ出場など夢のまた夢の時代が長かった。それがプロ化によって意識から急激に成長した日本サッカー界にあって、あと1歩で出場を逃したドーハの悲劇の悔しさ、残念さ、無念さがあった。だからこそ次大会で背水の中で初出場を勝ち取った時の喜びがあった。そういう心から悔しがり残念さ無念さを感じるものや、心から喜べるものが、時を経て日本代表に無くなってしまったのではないだろうか。出場後1歩に持って行く事さえ苦労した時代から、”出場して当たり前”の時代になってしまった事で、その価値観が下がってしまったように思える。本来ワールドカップというものは国の威信を賭けて戦う尊い場であり、出場して当然のような意識で勝ち取る安っぽいものではないはずである。
このまま出場枠が減らなければ、新生日本代表も”最終的には出場できるだろう”という安易な意識のままワールドカップを目指す事になると思う。それで本大会出場を勝ち取ったところで、また今回と同じ結果が待っているだけだと思う。尤も本大会に出場できるだけで満足というのならばそれでも構わないが、そこで勝ちたいのならば、もっと厳しい環境に身を置いて、減った出場枠をかけて本気で戦う姿勢を意識から作るべきだと思う。
それと仮に日本が出場を逃した事によって起こるかもしれないJリーグの人気低下を心配する人も沢山居るだろうが、そもそも今だって海外組ばかりが注目されていて国内リーグが軽視されているのだから、これでは何がどう転んだところで、Jリーグの位置付けは下がるだけだと思う。むしろ出場を逃して危機に陥った方が焦りも出て、海外組に注目度を奪われていた不味さを本気で考えて、2ステージ制復活などという目先の改革ではなく、百年構想を取り戻して実のある改革に動くんじゃないかな、Jリーグも。
そうなれば・・・自分も、もう少し日本代表で熱くなれるんじゃないかな。ドーハやジョホールバルの時のように。

なんて偉そうに長々書いていただけで、今日は本大会の事を書く力が薄れてしまった。まあワールドカップはまだまだ終わらない訳だから、たまにはレッズ関連以外でもこういう愚痴っぽい記事を書くのも悪くはないか。
かつての2人・・・。 それに今の自分はドイツとアメリカの試合の事で頭が一杯・・・。口ではあんな事を言っていたこの2人も、内心かなりお互いを気にしていると思うよ。だって指揮官だって人間なのだから。さあどうなる元師弟同士。





試合結果/1次リーグ26日
グループF ナイジェリア2-3アルゼンチン
グループF ボスニア・ヘルツェゴビナ3-1イラン
グループE ホンジュラス0-3スイス
グループE エクアドル0-0フランス

明日の試合/1次リーグ27日
グループG ◆アメリカ-ドイツ ~ペルナンブコ・アリーナ/レシフェ1:00
グループG ◆ポルトガル-ガーナ ~ブラジリア競技場/ブラジリア1:00
グループH ◆アルジェリア-ロシア ~バイシャダ・アリーナ/クリティーバ5:00
グループH ◆韓国-ベルギー ~サンパウロ・アリーナ/サンパウロ5:00




普通に酷かったな・・・中山の乱暴な解説が。まだ松木にやってもらった方がマシだった(苦笑)。
8人も入れ替えてメンバーを落として来たお試しモードのコロンビアに対して、それでも勝てないのだから、もうね・・・。勝つしか道は無いからガムシャラに前掛かりに攻める日本。カウンターを喰らいまくってピンチの連続。そして失点。ボロ負けやん。んー、よくある内容、お決まりの展開だったという事で。
おまけに世界最年長キーパー出場記録を作らせるために、43歳モンドラゴン(すげーネーミング)まで途中から出させる余裕まで見せたコロンビア。完全に舐められていた。だったらこっちも西川使えよザック!!

しっかしザックの4年間は、これまでのワールドカップ歴代監督に比べたら、産み出したものは限りなく少なかったかもしれない。いや無かったと言っても過言ではない。史上最強と言われていた日本代表メンバーも、実は単に海外組比率が高かっただけで、表面上そう見えただけだった。そういう海外組重視と余りに固定し過ぎだった偏ったザックのメンバー選び。この4年、どうしてあの選手が選ばれる?どうしてあの選手が選ばれない?の声が歴代監督に比べてやたら多かった事がそれを物語っていた。結論から言えば、表面上は強そうに見えた日本代表が、本番でボロが出たという単純な理由だろう。世界の現実は極めて厳しい。
代表を取り巻く世論も、これで”良く頑張った”という事よりも、無理にでも厳しい評価を与えないと成長しないと思う。Jリーグの日程を邪魔してまで開催する相手が旅行気分の何たらチャレンジカップも、これからは幾らか控えてもらった方が良いんじゃないかな。いつも変に勝って勘違いしちゃう雰囲気があるから。

日本代表はこの辺でいいや。それより大会的にはイタリアも敗退してしまった事の方が衝撃だが、まあグループDはイタリア云々より、コスタリカが衝撃的だったという事になっているが・・・。


試合結果/1次リーグ25日
グループD コスタリカ0-0イングランド
グループD イタリア0-1ウルグアイ
グループC 日本1-4コロンビア
グループC ギリシャ2-1コートジボワール

明日の試合/1次リーグ26日
グループF ◆ナイジェリア-アルゼンチン ~ベイラリオ競技場/ポルトアレグレ1:00
グループF ◆ボスニア・ヘルツェゴビナ-イラン ~フォンチノバ・アリーナ/サルバドール1:00
グループE ◆ホンジュラス-スイス ~アマゾニア・アリーナ/マナウス5:00
グループE ◆エクアドル-フランス ~マラカナン競技場/リオデジャネイロ5:00




1次リーグ3巡目がスタート。ここまで来ると強いとこ、弱いとこ、可能性を残すとこ、背水のチーム、突破したチーム、残念なチームの分かれ目。ワールドカップは負けたら終わりの決勝トーナメントよりも、他力本願が絡むグループリーグ終盤の方が、ある意味で面白い。だから強いところや突破したチームはまた決勝トーナメントで見られるから右に置いておいても構わないが、それよりも3巡目のひとつの注目点は、早くも2巡目で1次リーグ敗退が決まった弱いとこ、残念なチームが、如何に最後くらいは意地を見せられるかという部分・・・なんだけど、その渦中にあったオージーもカメルーンも、また期待に反して派手にやられてくれたなぁ・・・。この2チームはグループの組み合わせに運が無かったとはいえ、それにしても、もう少し意地を見せる事は出来なかったのか。まあそれが無理だからここまでボロボロ終了になった訳だけど。
カメルーンは前回大会に引き続いて不屈のライオンの面目を全く保てない大会になってしまったが(というか”不屈”とか”ライオン”の称号は一旦捨て去るべきだろう)、でも最後はブラジル相手に一度は追い付く1点を取って一矢を報いただけでも褒めてあげるべきか。逆にスペインなんてここまで目を覆うばかりの散々だったのに、何も最後だけ本領を発揮しなくても良いじゃないか。2度の海戦で大敗した無敵ではない艦隊が、帰投中に護衛艦が少ない敵輸送船団を発見し、残っている砲弾をぶちまけるだけぶちまけて去っていくようなもの。これでは完全に鬱憤晴らしの弱い者イジメではないか!この餌食となってしまったオージー船団もたまったものではないな。スピラには良い経験になっただろうけど。でもしつこいのを承知で何度も言うが、ワールドカップで指揮を執るオジェックを見たかった。

しかしまあ、ここまでスペイン以外は順当な成績を収めているので、まだ極端に狂うような出来事は起こっていないかな。しいて言うなら大物喰いを続けてやってしまったコスタリカが不気味なんだけど、それはそれで良いとして、今回は意表を突くカウンター戦術を敢行したオランダに破れたチリだが、今回は単純にオランダが強かっただけとして、チリは決勝トーナメントでの戦いが気になるところ。かつて一世を風靡したサ・サコンビの時代が終わっても、ここまで地味に攻撃力を維持しながら南米2強の間に割って入ろうとしているチリが、ここから先どこまで勝ち上がれるかによって南米サッカーの底上げ度が見えてくる。南米勢に細かい守備は期待出来ないんだけど、その分を攻撃力で何処まで補えるかのサッカーを見る場合は、世界的な守備的選手をも要するブラジルやアルゼンチンよりも、地味なチリの方を基準に見た方が面白いと言える。もちろんこれはエクアドルやコロンビアにも同じ事が言える訳だが。そんなコロンビアと日本の試合が迫って来たな。


試合結果/1次リーグ24日
グループB オーストラリア0-3スペイン
グループB オランダ2-0チリ
グループA カメルーン1-4ブラジル
グループA クロアチア1-3メキシコ

明日の試合/1次リーグ25日
グループD ◆コスタリカ-イングランド ~ミネイラン競技場/ベロオリゾンテ1:00
グループD ◆イタリア-ウルグアイ ~ドゥナス競技場/ナタール1:00
グループC ◆日本-コロンビア ~パンタナル・アリーナ/クイアバ5:00
グループC ◆ギリシャ-コートジボワール ~カステラン競技場/フォルタレーザ5:00




ポルトガルもアメリカも後半は白熱の展開だったな。これも好試合として記憶に残るものになるはず。ただひとつ思うに、いくらロスタイムにアメリカに追い付いたとはいえ、ポルトガルは力で押したというよりは、アメリカの守備のミスから棚ボタで先制したのと、1度はアメリカに逆転を許している訳で、ドイツ戦でも(ペペの1発退場劇含めて)ボロボロの失態を演じた事を含めて、一体ポルトガルの真の力は何処にあるのだろう?良くも悪くもCロナウドばかりが目立ち過ぎて、何となく中身が見えないチームになっている気がする。
アメリカは年を増す事に力を付けて来ている。単純に見ても強くなって来ている事に加えて、長くアメリカに住んでこの国の何もかもを隅から隅まで熟知していたクリンスマンが、監督就任3年間で目の見張るような組織力と攻撃力が融合するチームを作り上げた。これとは対照的に・・・ポルトガルは前回大会から差ほどレベルアップしていないかそのままか、もしかすると弱くなった感じもありで、そしてアメリカは明らかに強くなった。それが今大会にモロに現れているようだ。

しかしこれでグループGは混戦模様・・・な筈が、ところが3巡目でドイツとアメリカが当たる事から、この両者がドロー試合を演じてしまえば、どちらも決勝トーナメントに勝ち進められる。元師弟関係のクリンスマンとレーヴが口裏を合わせて・・・なーんて事はしないだろうし、絶対にあってはならない事だからやらないだろうけど、真面目な話これでドイツとアメリカの試合は、色々な角度から注目を浴びる試合になる。というか、冗談とはいえそういう事を考えてしまう自分も何だかなぁ。ドイツファンでありクリンスマンファンとして大反省。
まあドイツは初戦で叩き出した4得点で得失点差の貯金があるから、守備が崩れなければ大丈夫だろう。問題は勝ち点は4だけど得失点差ではガーナとは安全圏ではないアメリカ。最後は得失点差が命運を分ける事になるかもしれない。グループGは最後まで目が離せない。

しっかし一方のグループHでは、絶体絶命の韓国のサポーターが、また相手国選手にレーザーポインター攻撃疑惑か。日韓大会での反省が完全に消滅か。この国は懲りないなぁ・・・。


試合結果/1次リーグ23日
グループH ベルギー1-0ロシア
グループH 韓国2-4アルジェリア
グループG アメリカ2-2ポルトガル

明日の試合/1次リーグ24日
グループB ◆オーストラリア-スペイン ~バイシャダ・アリーナ/クリティーバ1:00
グループB ◆オランダ-チリ ~サンパウロ・アリーナ/サンパウロ1:00
グループA ◆カメルーン-ブラジル ~ブラジリア国立競技場/ブラジリア5:00
グループA ◆クロアチア-メキシコ ~ペルナンプコ・アリーナ/レシフェ5:00
 



ワールドカップの最中、山岸へレンタル移籍の山形が・・・もとい、山形へレンタル移籍の山岸が早速J2デビュー。讃岐が相手とはいえ完封勝利に貢献。おめでとう。しかし夢の祭典の最中もお構いなしのJ2、厳しい現実だなぁ・・・。

その夢の祭典。早朝の目を覚まさせる、もの凄い高レベルの試合。というが自分の目が覚めたのは無理にブラック珈琲を飲んだせいだという話はどっかに置いておいて、真面目な話、大会ここまでベストマッチかもしれない。元主従国同士の白熱した戦いは、全体会でもそうだったように、今大会も素晴らしい戦いを披露してくれた。見所は満載。先ず両チームとも実にクリーンで、激しい展開でありながら汚いファールが限りなく少なかった。試合が佳境に入って行くに連れて集中力も少なくなって行く後半はファールが目立って来たものの、それでも特に前半から後半途中までの良い意味での潔癖感は特筆ものだった。その上で両チームとも高い組織力を保持しながらのシーソーゲーム。無駄に手数をかけない速い攻撃。得点が入った割には要所で崩れない守備のゲームだったからこそのシーソーゲーム。
それを踏まえた上でのドイツは・・・んー、前半だけでボアティング弟を下げるより、後半からボアティング弟を出してフィジカルで圧した方が良かったんじゃないかな。高温多湿の中では、疲労が影響する後半にこそ居て欲しい選手だった。それと執拗に狭いところで鋭く縦パスを入れようとしていたが、ガーナの守備が予想以上に集中していたから殆ど成功していなかった。これでミュラーが前線で孤立していた。効果的なシュートが少なかった。決定力で言えば、要のギャンを起点に少ないチャンスをモノにしたガーナが上だった。ドイツはフィニッシュ手前でのプレーが1歩遅かった。この辺はポルトガル戦でも見えたドイツらしくないポジショニングの乱れも影響しているのかもしれない。守備ラインを無理に上げて後手を踏む場面も少なくなかった。ノイアーの1人芝居発生もその影響か(苦笑)
しかしクローゼは歳を取っても相変わらず良い仕事をするものだな。途中出場からすぐに足1本でセットプレーを押し込む決定率。これでロナウドが持つワールドカップ最多15得点に並んだ。ここまで長い道程だったが、自身4大会目でついに達成。本当におめでとう。でももう歳なんだから、今回失敗したようにバク宙はやめた方が良い・・・。
さてドイツは、このドローがどう影響するか。アメリカはそうは乱れないだろうから、ここはポルトガルが乱れるかどうかによるかもしれない。明日の試合結果次第で、高レベルでの混戦模様に発展するかどうかが決まる。ドイツにとってはアメリカ戦までヤキモキする状態が続く・・・。

そんな中で地味地味同好会のボスニアが1次リーグ敗退。ジェコのゴールがオフサイド誤審判定。これが無ければどうなっていたか。しかしジェコは終了間際2度の決定機を決めきれなかった事の方が悔しいかもしれない。特に最後のポストのは、ジェコの身体の入れ方からして巧すぎる反転シュートも凄かったし、その上でキーパーの反応が神懸かりだった。それに見られるように、この試合は両チームともキーパー勝負で見応えあった内容で、エニェアマとベゴビッチ、さすがアフリカ最強、方や欧州ビッグクラブから注目されるキーパーだけある活躍。どこかのスタジアムだったら、何回某シヤッターが降りたかわからない。ただボスニアは最後尾と最前線は良いが、真ん中がタレント不足だった。この辺が4年後にどうなっているか。今回は本大会初出場という実績だけでも許されるけど、問題はこれを4年後に繋げられるかどうか・・・。


試合結果/1次リーグ22日
グループF アルゼンチン1-0イラン
グループG ドイツ2-2ガーナ
グループF ナイジェリア1-0ボスニア・ヘルツェゴビナ

明日の試合/1次リーグ23日

グループH ◆ベルギー-ロシア ~マラカナン競技場/リオデジャネイロ1:00
グループH ◆韓国-アルジェリア ~ベイラリオ競技場/ポルトアレグレ4:00
グループG ◆アメリカ-ポルトガル ~アマゾニア・アリーナ/マナウス7:00




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試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

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