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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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山田暢久引退試合
浦和レッズ5-6レッズ歴代選抜
~埼玉スタジアム2002

レッズvsレッズ歴代選抜 そうだよ、何も地球の裏側まで行かなくても、すぐそこで夢の祭典が観られる機会があったじゃないか。まあレッズサポ限定ではあるが。
そんな夢のような懐かしい選手が集った山田暢久引退試合。でも暢久の試合らしいというか、福田の引退試合の時は、まさに彼の引退試合という感じがしたけど、暢久の場合は引退試合というより、黄金期レッズ同窓会になっていたな、完全に(笑)
まあそんな引退試合も楽しくて良いのさ。お腹がちょっと膨らんだワシントンにネネ。ロビーは去年の鹿島戦での記念試合に来てくれた時よりは絞られていたな。さすがにあの姿を再び披露するのは不味いと摂生したか?(笑)
シーズン中なのに、伸二と達也と闘莉王を快く出してくれた、札幌と新潟と名古屋にも大変感謝である。久しぶりに生で観る伸二は、やはり巧い選手だった。達也がまだ赤いユニフォームを纏って走り回っていた頃の姿が蘇った。そして闘莉王は・・・本当に未練がましい言い方だけど、あんな形でレッズを出された事を全て忘れて、出来る事ならもう一度レッズの一員として戦う姿が見たい。それはもちろん伸二と達也にも同じ事が言えるのだ。

なんてしんみりしていては主役の暢久に失礼なんだけど、それにしてもゴールを決めようと思っても決められないのはわかるとしても、惜しいチャンスを潰しながらも徐々にゴールの匂いをさせながらの外し方は、偶然だろうけどそう見えた。だってゴールよりある意味ポストに当てる方が難しいもん(笑)。しかも闘莉王のゴール・・・かと思われた決定的なシュートを、”チームメイト”の暢久がブロックするという・・・笑笑笑
最後は6絡みで6-6で終わらせるのかと思っていたけど、そうではなかったのね。なら福田にもゴールを決めてもらいたかったな。あそこで「大将外し方うまい!」なんて思っていた(笑)。そして水戸でも1度も公式戦に出ていなかったのに、大観衆試合でレッズデビューを果たした岩舘・・・

 歴代選抜の勝利
沢山の見せ場を作った暢久と、そして選手全員。我々に楽しい一日をプレゼントしてくれて感謝。
レッズは、幸せなクラブである。福田の時も、そして今回の暢久のも、参加する全ての選手や監督がレッズ絡みで行えるのだから。またそういう選手や監督を生み出せるのだから、本当に幸せなクラブである。また何時になるかわからないけれど、福田や暢久のように、幸せな形で引退試合を行える選手を生み出せるレッズであってほしいと切に思う。
暢久の最後の挨拶に先立って、犬飼元社長が「唯一レッズに無いタイトル、クラブワールドカップ優勝を」という言葉を口にした。このハードルは高いが、高いまま見ているだけでは何時まで経っても到達しない。かつてのレッズは、ステージ優勝すら高ハードルだった。それがやがてはJリーグを制し、アジアも制し、そしてクラブワールドカップ3位まで到達したのだ。
だからクラブワールドカップ優勝も夢ではない・・・と現時点で無理に胸を張って言い切るつもりは無いが、しかしこれまで獲得したタイトルは、全てクラブとチームが本気で獲ろうとして獲ったタイトルである。本気にならなければ、頂点など狙えないのだ。だから・・・
犬飼氏の言葉を聞いたであろう淵田社長はじめクラブ幹部さん達に言いたいのは、それを本気で受け止めるか夢物語と思うかによって、またレッズの進路が変わってしまうのだから、先ずはその言葉をしっかり受け止めて、良く考えてほしいという事。犬飼氏は、自らがレッズを離れた後に進路を誤って苦しみ藻掻いたクラブを憂いての、ある意味で叱咤だったのだ。そしていい加減に目を覚ませという意味だろう。

話がかなり暢久から脱線してしまったが、ようするに、幸せなクラブで居続けられれば、また福田や暢久のような選手を産み出して、最後は幸せな形で送り出す事が出来るのだという事。だから、また何時になるかわからないけれど、福田や暢久のように、幸せな形で引退試合を行える選手を生み出せるレッズであってほしいと切に思う。

暢久引退セレモニー 暢久お疲れ様
と言う事で、山田暢久選手、20年間の現役生活、本当にお疲れ様でした。
次は暢久ジュニアを、将来のレッズを背負わせる逸材に磨いてください。

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山田暢久引退試合 浦和5-6浦和歴代選抜
得点/11分・李(浦)、19分・ロビー(歴)、26分・ワシントン(歴)、28分・暢久(歴)、45分・ワシントン(歴)、54分・伸康(歴)、62分・関根(浦)、65分・矢島(浦)、71分・山田樹(歴)、77分・直輝(浦)、82分・暢久(浦)
主審=東城 穣
観衆:33,828人



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予想していたより意外と淡泊に勝ったというか、まあ何というか・・・あのインフルエンザ騒ぎは何だったのかというドイツ。情報戦だったのか何なのかはまあ良いとして、一番の驚きは、ここに来てクローゼをスタメンで使って来たレーヴの度胸だった。監督心理としては、いつも通りゼロトップ気味にしながらミュラーを1.25列目に配置するのがベストと思う反面・・・ここから毎試合が決勝戦のようなものだから、いつ終戦になってもおかしくない中で、クローゼにワールドカップ単独最多得点を達成させてあげたい・・・どちらもわかるのであった。今回は後者の心理が上回ったのだろう。それとここまで少しゲッツェなどが期待値を下回っている感があった故に、思い切ってのクローゼだったのかもしれない。

しかし点が入らない試合で、やはりセットプレーは効く。流れ的に早い時間帯でセットプレーから得点を奪ったチームは、自ずと儲け心理が働いてプレーに余裕が生まれる。逆に損的心理の中で追いかけるチームは、余計な焦りをも生む。今回その対極の立場になったチーム。とはいえフランスは、今大会屈指の得点力を誇ってここまで勝ち上がって来たチームである。誰しもが簡単には終わるはずがないと思っていたはず。ところが総合力で上回るドイツは、取り分け強力な組織力と守備力を武器に、そのフランスの攻撃力を難無く跳ね返して完封してしまった。ピンチは無かった訳ではないが、2度の危険なシュートを防いだのは、やはりノイアーであった。アルジェリア戦では機動力をフルに発揮してエリア外での守備も目立ったが、今回はゴールマウスにガッチリ付いての納得の好セーブであった。フランスからしたら、ここで”本物”の強豪と当たってしまったという事を思い知っただろう。ドイツにしたら、本物のチームはまだ先にいる。見据えているものが違った。そういう試合だった。点差以上にドイツの試合運びの巧さが光った。

で、ドイツは過去2大会、ここまでは良いのだ。問題は魔の準決勝となる。ドイツ大会、南アフリカ大会と、何れも準決勝で涙を呑んでいるだけに、3度目の正直で準決勝の壁を撃ち破らなければならない。その相手は・・・
結局ブラジルなんだよな、これが。どの南米勢もブラジルを止めてくれなかった。コロンビアも最後まで喰らい付いてくれたが、皮肉にも期待のハメス・ロドリゲスがファールしてダビド・ルイスのもの凄いフリーキックを喰らうという・・・PKで1点返したのもハメス・ロドリゲスではあったが・・・残念だ。ただまあこれは予想通りというか想定内というか、ブラジルだから相手にとって不足は無い。準決勝だが、実質的には決勝のようなものだろう。しかしブラジルは主将チアゴ・シウバが出場停止。加えてネイマールが腰を痛めて退いた。でも、それでもブラジルだからなぁ・・・。

という事で、これより山田暢久引退試合へゴー。


試合結果/決勝トーナメント・準々決勝 5日
フランス0-1ドイツ
ブラジル2-1コロンビア

明日の試合/準々決勝 6日
◆アルゼンチン-ベルギー ~ブラジリア国立競技場/ブラジリア1:00
◆オランダ-コスタリカ ~フォンチノバ・アリーナ競技場/サルバドール5:00




また延長決着か。それも今日は2試合とも。連日いい加減にしてくれ!何故ここまで延長戦が多いのだろう?やはり世界のサッカーがますます守備的になって来ている事が影響しているのかな。口では攻撃的サッカーを目指すと言いながら、賢い監督は守備面のケアを決して怠らない。だから90分通して敵の攻撃に耐えられるチームが増えてきた。ただ延長戦が無い試合はそれで良いとしても、延長戦がある場合は、それだけでは勝ちきれない。こうなると次は如何に120分通して敵の攻撃に耐えられるチームや選手を作るかになる。それを体現しようとしたのが今回のアメリカで、クリンスマン監督はベルギー戦を120分プランで準備していたという。
実際その通りに采配していた。ドイツ戦同様格上相手に現実的に守りを固め続けるアメリカは、激戦の90分以内で交代枠を使い切っていても不思議ではないギリギリの状態であったが、それでも我慢して残り1人の交代枠を延長途中まで残していた。そして満を持して投入したグリーンが、アメリカ唯一のゴールを決めたのであった。延長戦で先に2失点してしまったのはプラン通りではなかっただろうが、本来あそこで守りきっていたら、クリンスマンの120分計画は完璧に成功していたはずであった。もちろんそうは簡単にプラン通りに進まないのがサッカーでありスポーツな訳である。しかしクリンスマンの今回の采配は、実を言えば至極シンプルなものであった。しかしそのシンプルなプランで如何に先を見据えて幅を利かせられるか、それを完璧にこなせるチームを作れるかを、クリンスマンとアメリカ選手陣が身を以て表現した試合であったと思う。

とはいえアメリカが90分間無失点で粘れたのは、ハワードの鉄壁の守りが大きかったのは誰の目から見ても明らか。サンドバック状態になっていたアメリカを、35歳の大ベテランは動かず動じずゴール前でドッシリ構えたまま、常にゴールマウスに蓋をし続けた。昨日のドイツのノイアーが機動性を持ったキーパーなのに対して、対照的に腰を据えて守り続けたハワードは”要塞”と言うに相応しい姿だった。
この大ベテランは最後のワールドカップになるであろうアメリカは、前大会に続いて今回もベスト16で散った。日韓大会でのベスト8にはまたも届かなかった。それでも大会事に着実に力を付けてきているアメリカは、ほんの十数年前までサッカー不毛の地と揶揄されていたサッカー後進国でありながら、僅かの間で今や強豪国を脅かす存在として一目置かれるまでに成長した。もともとスポーツの土壌は群を抜いて世界一を誇るアメリカである。その強味を武器に更に成長を続けるであろうアメリカは、やがて今の強豪国を脅かす存在からも抜け出し、10年後には強豪国の仲間入りを果たしているかもしれない。そう感じずには居られないほど可能性が見えたアメリカの成長具合であった。

さてクリンスマン自身の去就はどうなるのか。個人的にはこのまま引き続きアメリカを率いてもらいたい気持ちも強いし、クリンスマン本人も次のロシア大会まで続投したい意向を示しているとか。再びドイツサッカー界に関わる気が無く、自身が永く住んで隅々まで熟知しているアメリカのサッカー界に骨を埋める覚悟であれば、それはそれで良いんじゃないかなとも思える。行く行くはMLSでのクラブ監督という道も出て来るであろうし。
ただドイツファンとしては、その英雄が本国に関わらないのはさびしい限りだけれど・・・。

という事でラウンド16も終了。ここで苦戦した国が多かったとはいえ、最終的に下馬評通りの国がベスト8に生き残った。地味地味同好会としては幾らか面白味に欠ける部分もあるが、それでも地味なコスタリカとベルギーが生き残っているので、それらがどこまで強豪国を脅かせるかは大きな注目点。特に最初は全くのノーマークであったのに、それを大物喰いで勝ち上がって来たコスタリカには、本当に注目している。


試合結果/決勝トーナメント・ラウンド16 2日
アルゼンチン1延長0スイス
ベルギー2延長1アメリカ

次の試合/準々決勝 5日

◆フランス-ドイツ ~マラカナン競技場/リオデジャネイロ1:00
◆ブラジル-コロンビア ~カステラン競技場/フォルタレーザ5:00  



あ-、今日は今日でまた凄い試合やってくれちゃって。気が休まる日が無い。正直ここでドイツが延長戦に持ち込まれるとは予定外だった。それだけアルジェリアが徹底的にドン引きしてのカウンター狙い。もちろんドイツ相手に引いて来る事はわかっていた。アルジェリアにとっては、それしか打つ手が無いのだから。ドイツとてそれは想定内だったはず。その上で、アルジェリアの守備は中盤からゴール前まで広範囲に渡って常にブロックを崩さず、それを素早い縦パスで崩そうとするドイツの攻撃を常に阻んでいた。その守備の集中力たるや天晴れもの。失礼な言い方になるが、昔に比べたら組織的になったものの、それでも未だ荒いイメージがあるアフリカンサッカーにして、あそこまで守備が出来るチームが現れるとは・・・。
対してドイツとしては、まだ試合に入り込めていない感があった前半序盤のアルジェリアの隙、即ち左翼深部がガラ空きになっていたため、そこを徹底して突き狙った攻撃が奏功しなかったのがプランを狂わせたと思う。これで前半から焦りが出たのか、ドイツらしくないパスミスが増え、これを狙っていたアルジェリアの鋭いカウンターを喰らってピンチの連続を招いた。前半だけを見れば、チャンスはアルジェリアの方が多かった。
こうなると後半は・・・アルジェリアは一貫して前半通りの戦い方で良かった。しかしアルジェリアの作戦に目が慣れたドイツは、ミスを突かれないように必然的に相手の様子を伺いながらの慎重なサッカーになる。「動いた方が負け」そんな閉塞感で息詰まる緊迫状態のまま、どの選手も徐々に体力を磨り減らす消耗戦に突入して行った。

体力ではアルジェリアの方が上だったはず。しかし試合の大半で守備に追われるアルジェリアは、必然的にドイツより体力消耗が激しくなる。これに比例して集中力も奪われる。これで常にスタミナ配分をコントロールして戦っていたドイツのチャンスが増えて行った。それでも90分終了で未だ0-0。ところが・・・
アルジェリアにとっては、延長前の休憩が魔の時間だったのかもしれない。ここで一瞬気を抜いてしまったのかもしれない。延長開始早々にシュールレによって遅い先制点を決めたドイツ。その影では束の間の休憩で集中力が途切れたかもしれないアルジェリアの崩れ行く姿があった。もうどの選手も満身創痍だった。それでも集中力を切らさず、延長戦までも試合巧者であったドイツの貫禄が上回った。
ただドイツは、もう動けないアルジェリア相手に追加点を決めた後に、勝利を確信して気を緩めたのだろう。その隙を突かれた失点は大きな反省点。尤もあそこまで死闘を繰り広げて反省云々は厳しい言い方かもしれないが、優勝候補としては仕方がない部分でも反省する必要は絶対にある。またドイツはそれが出来るチームのはず。ここで満足してはいられない。何せ準々決勝の相手はフランスなのだから。

ちなみにこの試合、散発的に発生するアルジェリアの縦一本カウンターで、これをノイアーの4度もの飛び出しによるペナルティエリア外での守備がピンチを救ったように、昨日の記事でも書いたけど、やはりキーパーは技術と勇気から来る一瞬の判断力が物を言う。飛び出す勇気と判断力、しかもあのピンチを表情ひとつ変えず冷静に凌ぐ辺りは、やはり今も昔もゴールキーパー王国と言われるその国の代表正キーパーだけある。
ノイアー飛び出す!!既に各方面で話題となっているこの画像のシーンでもわかる通り、敵とボールと自身の位置の開きが半端無いのに、それを平気で飛び出して行くノイアー。余りの守備範囲の広さに恐れの対象として見られてしまうまでに至っている。真面目な話これを凌ぐには、先ずは一瞬での距離感の見極めが大事だが、加えて判断力と決断力と度胸の三拍子が揃っていなければ絶対に出来ない神プレー。そう神懸かっている通り、画像もノイアーの姿だけ影のように・・・この瞬発的な速さ!!

でもこの試合、キーパー勝負であったのは明白。アルジェリアを守るエムボリも素晴らしかったのだから。5年前この選手は日本で、しかもJFL時代の琉球で1年だけプレーしていたというが、当時そのような選手は全く知らなかった。それが時を経てワールドカップの決勝トーナメントでゴールマウスを守っているのだから、選手はどう成長するか育ててみなければわからないものだね・・・。


試合結果/決勝トーナメント・ラウンド16 1日
フランス2-0ナイジェリア
ドイツ2延長1アルジェリア

明日の試合/決勝トーナメント・ラウンド16 2日
◆アルゼンチン-スイス ~サンパウロ・アリーナ/サンパウロ1:00
◆ベルギー-アメリカ ~フォンチノバ・アリーナ/サルバドール5:00
 



昨日は延長PKやらスーパーゴール炸裂やらで、決勝トーナメント初日から濃厚な2試合だった。いきなりそんな試合ばかりやられてしまうと最後まで身が保たないから、せめて仕事明けの月曜日くらいは大人しい試合をやってくれと願っていた。その願いが通じたのか、ドスサントスのスーパーミドルで得た虎の子の1点でリードしたまま、後は死に物狂いの守備とキーパーの好セーブで後半終盤まで持ち堪えていたメキシコ。このまま完封してベスト8進出かと思われた・・・矢先のお漏らしかよ!!ああ~、勿体ない失点。コーナーからの流れだったけど、あれだけ集中して守っていたメキシコなのに、何故あの時だけスナイデルを捕まえていなかったのかしら。あれ守りきれば勝利は目の前だったのに。本当に勿体ないったら勿体ない。しかもこれでメキシコは意気消沈したのか、それともオランダの士気が余計に上がったのか・・・ロスタイム4分目のPKって何だよオイ。自分は別にメキシコが好きな訳ではないが、あの時ばかりはメキシコに感情移入してしまって、自分も涙目になってしまったじゃないか。
問題のシーン この試合は録画していたから、試合終了後にあの場面を何度も何度も見直した。それこそ超スローにして。・・・ロッベンちょっと大袈裟にダイブし過ぎだろ!!だったらその一瞬前でも引っ掛けられそうになった時に倒れておけよ!!そりゃ確かにマルケスの足は当たっているけど。ロッベンの爪先を踏んでいるようにも見える。でもさ・・・いやいやいやいや、あれ自分的には絶対にシミュレーション・・・とまでは行かないかもしれないが、あそこまで派手にダイブっちゃう(そんな言葉があるかは知らんが)ほどマルケスの足はロッベンの足をハッキリとは引っ掛けていなかった感じがした。あー、納得いかんわ、あれは。メキシコかわいそう・・・。なんて完全にメキシコに感情移入して見ていたからそう見えるのだろうな。まあオランダからしたら、当然PKだと言い張るだろうし。でもロッベンは単に速いだけではなくて、こういうファールの貰い方が上手い選手というのは欧州でも定評。それを考えてしまうとやっぱりさ・・・。

なんてまた派手に疲れた試合の後に・・・不気味集団コスタリカ。決勝トーナメントでもギリシャ相手に先制して、その勢いを見せ付けていたかに思われたが、数的不利になっていたところをロスタイム突入後に追い付かれるという・・・あのさー、だから月曜からこういう試合をしないでほしい。普通に終われっちゅーに、疲れるから!
最終的に延長PK戦を制して初のベスト8進出のコスタリカだったが、しかし真面目な話、1次リーグで日本と戦ったギリシャの粘りが、この試合も粘りで花を添えた事は間違いない。ギリシャはかつてレーハーゲル以来高度な守備のチームとして確立しているが、粘り強さもやはり守備から来るものなのか。決勝トーナメントに進出するチームは、やはり何か武器を持っているものなのだな。・・・ではコスタリカの武器って一体何?見てみてもそれがサッパリわからないんだけど、それなのに何故ここまで勝ち進める?わからん!今大会で大旋風を巻き起こしている事には間違いないが、その理由がわからない以上、本当に不気味なチームになってしまった・・・。


試合結果/決勝トーナメント・ラウンド16 30日
オランダ2-1メキシコ
コスタリカ1(5 PK 3)1ギリシャ

次の試合/決勝トーナメント・ラウンド16 1日

◆フランス-ナイジェリア ~ブラジリア国立競技場/ブラジリア1:00
◆ドイツ-アルジェリア ~ベイラリオ競技場/ポルトアレグレ5:00
 



PKは運の要素が極めて強いと言われているけど、決してそんな事はなくて、個人的にPKは運は3分の1で、残る3分の2は技術と勇気だと思う。この3つが兼ね備えられた選手こそがPKを蹴るに相応しいと思う。そんな事さえ超越してしまうのがワールドカップ決勝トーナメントの延長PK戦であり、そもそもここに居る選手は全て運も技術も勇気も兼ね備えた選手が大半なのだから・・・だから内容は内容、結果は結果なのだ。
でもチリは運が無かったのかな。それでもブラジルのミスを突いて同点に追い付いた運があった訳だし、そこで運を使ってしまったのかな。それでもチリにもう少し、あと少しの運があったら、逆転勝利もあったはずの内容だった。そんな延長120分目のピニジャのクロスバー・・・運があったのはブラジルの方だった。
あと1歩で奇跡を起こせなかったチリだったが、優勝を義務付けられたブラジル相手に、屈指のハードワークを誇るチリが、普通なら限界がある体力を120分保って戦ったスタミナと集中力は圧巻だった。そのご褒美を、サッカーの神様はチリに与えてあげても良かったと思うけど、やはりブラジルの威光は無視出来なかったのかな、さすがに。
そこで冒頭の文に戻る訳だが、PKは運の要素が極めて強いと言われているけど、決してそんな事はなくて、個人的にPKは運は3分の1で、残る3分の2は技術と勇気だと思う。この3つが兼ね備えられた選手こそがPKを蹴るに相応しいと思う。しかし守る方としては・・・相手の蹴る位置をしっかり見極めてから動くジュリオ・セザールを見ると、キーパーは運は5分の1程度で、やはり技術と勇気を多く持ち合わせて肝を据えて守れる判断力に優れた選手こそなんだな。かつて時代事に世界最高と言われたキーパーを見てみても、例えば先のカーンだって運で動いていなかった。キーパーは技術と勇気から来る一瞬の判断力。ここなんだなぁ・・・。

しかしブラジル相手に奇跡を起こせるチーム、次はコロンビアに期待する事になった。ハメス・ロドリゲスの素晴らしい2ゴールでウルグアイを一蹴してしまったコロンビア。決勝トーナメントにしては淡泊な数字ではあったが、ウルグアイは噛みつきスアレス追放の影響で、点を取る選手が居なくなってしまったのだから、もうその時点で詰んでしまっていたのかもしれない。らんらんフォルランもこれで代表引退となるだろう。その選手を引き続きJリーグで見られる我々は幸せだけどね。でもフォルランはセレッソに帰って来たら監督が変わっちゃってる訳で、精神的にも色々と忙しい事になるけど、ちゃんと日本に戻って来るのだろうか?大物外国人選手が所属チームを長期に離れていたら、水面下で他チームに引き抜かれていて元チームはそのままサヨナラなんて事は珍しくない世界だからなぁ・・・。


試合結果/決勝トーナメント・ラウンド16 29日
ブラジル1(3 PK 2)1チリ
コロンビア2-0ウルグアイ

次の試合/決勝トーナメント・ラウンド16 30日
◆オランダ-メキシコ ~カステラン競技場/フォルタレーザ1:00
◆コスタリカ-ギリシャ ~ペルナンブコ・アリーナ/レシフェ5:00




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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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