浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2014年 J1リーグ第31節
横浜F・マリノス0-1浦和レッズ
~日産スタジアム
神奈川方面から帰って来る時って逃げ足バージョンが多いんだけど、今日は意気揚々バージョンだ。菊名から殆ど待たずに特急・川越市行きが来るという乗り継ぎも最高。そんな中、高崎線がストップしているという情報が入ったが、浦和方面へ帰る同志は大丈夫だっただろうか・・・?
さて興梠が居ない中で、相性は決して良くないマリノス相手に、果たしてどういう戦い方をするのかが大きな注目点だった。李の1トップ。やはりボールは収まらない。持ち味を出せるシャドーに入った梅崎が何度かカウンターを仕掛けるものの、リーグ屈指の守備力を誇るマリノスの組織的守備に阻まれていた。
横浜F・マリノス0-1浦和レッズ
~日産スタジアム
さて興梠が居ない中で、相性は決して良くないマリノス相手に、果たしてどういう戦い方をするのかが大きな注目点だった。李の1トップ。やはりボールは収まらない。持ち味を出せるシャドーに入った梅崎が何度かカウンターを仕掛けるものの、リーグ屈指の守備力を誇るマリノスの組織的守備に阻まれていた。
だから手も足も出なかった、という訳ではなかっただろうが・・・今回は、最近崩れ気味の守備を憂いて自重していたかどうかはわからないが、(特に後半は)槙野と森脇の攻撃参加が極めて少なかった。1トップ2シャドーが前線で孤立気味だった原因のひとつが、これだろう。
でも、それで良かったのだと思う。そう思うのは結果論ではなくて、確かな根拠があるからである。つまり勝てていた時期のレッズは、正しく守備意識の名の下に槙野と森脇が攻撃参加を自重していた。我慢のサッカーをしていた。そこから少ないチャンスをモノにして、1点勝負で勝利をもぎ取って来たのが今季だったのだから。その戦い方を取り戻して、一番効果的な方法で必然的なに勝ったという事なのだと思う。
でもこれまでと大きく違っていたのは、いつも最前線で孤軍奮闘してでもボールを収めてポストプレーを行ってくれていた興梠が居ない事。だから・・・今回は無理に李にポストプレーを求めなかったのかもしれない。正直李が機能したとは言えないし、90分通して見たらゴールの匂いは本当に微かなものだった。でも我慢を重ねながら、とにかく速い攻撃から裏を狙うパス出しを繰り返していた。それもゴール前で執拗にキーパーと1対1を作ろうという動き。
でもこれまでと大きく違っていたのは、いつも最前線で孤軍奮闘してでもボールを収めてポストプレーを行ってくれていた興梠が居ない事。だから・・・今回は無理に李にポストプレーを求めなかったのかもしれない。正直李が機能したとは言えないし、90分通して見たらゴールの匂いは本当に微かなものだった。でも我慢を重ねながら、とにかく速い攻撃から裏を狙うパス出しを繰り返していた。それもゴール前で執拗にキーパーと1対1を作ろうという動き。
それがついに奏功したのが79分だった。シュートは弾かれた。しかし、右から斬り込んでいた関根が、ミドルボレーでボールをネット隅に突き刺した!
あの跳ね返りを一瞬の体勢から抑えて抑えて、確実に枠隅に持って行った関根のシュート。素晴らしいの一言。途中投入から僅か3分。ミシャも今回は采配的中であった。というか、関根を右翼に入れる時は、やはり途中からの方が効く。だから関根のウイングバック先発はやめよう・・・という訳にもいかなくて、関根の来季はレギュラーを勝ち取るシーズンになるはずであろう。
それにしても、最後のフリーキック恐かった-。中村俊輔は前半で怪我して退いていたけど、あそこが中村俊輔だったら、一体どうなっていただろう。それを思うとゾッとする、そんなプライド・オブ・浦和であった。
こうして、やっと、やっと勝ち点3をもぎ取る事が出来た。エース興梠の骨折離脱という大ショッキングな事態に見舞われる中で、その悪夢とも言える逆境をはね除けての大きな勝ち点3である。勝てなくなってから首位をキープするだけが精一杯の状態が続いていて本当に苦しかったが、それでも少しずつ勝ち点を積み上げてはライバルチームのズッコケ劇にも助けられていた。しかしそれでも急迫するガンバに勝ち点3(昨日は2)まで迫られたところで背水の勝利。
それにしても、最後のフリーキック恐かった-。中村俊輔は前半で怪我して退いていたけど、あそこが中村俊輔だったら、一体どうなっていただろう。それを思うとゾッとする、そんなプライド・オブ・浦和であった。
こうして、やっと、やっと勝ち点3をもぎ取る事が出来た。エース興梠の骨折離脱という大ショッキングな事態に見舞われる中で、その悪夢とも言える逆境をはね除けての大きな勝ち点3である。勝てなくなってから首位をキープするだけが精一杯の状態が続いていて本当に苦しかったが、それでも少しずつ勝ち点を積み上げてはライバルチームのズッコケ劇にも助けられていた。しかしそれでも急迫するガンバに勝ち点3(昨日は2)まで迫られたところで背水の勝利。
ここまで追い詰められない内に勝てないもだったのかというのが本音だが、まあそれがレッズというチームなのであった。
ガンバと勝ち点5差で残り3試合。そして次節はいよいよホームで直接対決の大一番である。これに勝てば・・・勝てば・・・!!ああ、恐ろしくて自分の口からこれ以上は言えない(意味不明)。いや自分は変に煽らないし焦らないし、まだまだ平常心で行くよ。未だ何も手に入れていないのだから。
が、ここでリーグ戦が3週間も空くという・・・一体Jリーグはどんな日程を組んでいるんだよ。佳境に入る一番大事な時期に3週間って。・・・でも興梠の件を考えたら、この中断期間があって助かったとも言えるし、あとはチームが中弛みしない事だけを祈る。そしてミシャよ、3週間もあるのだから、しっかりガンバをマネジメントしてくれ。
3週間後の夕方、同志の皆が笑顔でありますように・・・。
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ガンバと勝ち点5差で残り3試合。そして次節はいよいよホームで直接対決の大一番である。これに勝てば・・・勝てば・・・!!ああ、恐ろしくて自分の口からこれ以上は言えない(意味不明)。いや自分は変に煽らないし焦らないし、まだまだ平常心で行くよ。未だ何も手に入れていないのだから。
が、ここでリーグ戦が3週間も空くという・・・一体Jリーグはどんな日程を組んでいるんだよ。佳境に入る一番大事な時期に3週間って。・・・でも興梠の件を考えたら、この中断期間があって助かったとも言えるし、あとはチームが中弛みしない事だけを祈る。そしてミシャよ、3週間もあるのだから、しっかりガンバをマネジメントしてくれ。
3週間後の夕方、同志の皆が笑顔でありますように・・・。
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J1リーグ第31節 横浜マ0-1浦和
得点/79分・関根(浦)
主審=松尾 一
観衆:40,571人
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2014年 J1リーグ第30節
鹿島アントラーズ1-1浦和レッズ
~県立カシマサッカースタジアム
先ずは鹿島国まで行かれた皆様、お疲れ様でした。
で・・・、んー、どうなんだろう。良く追い付いたけど、それ以外の内容としては・・・いや、内容はかなりレベルが高かったというか、お互いの長所を良く消し合って、粘りのある大人の試合に終始していたと思う。
鹿島はここまで粘り強く育てている若い力が、いよいよ主力レベルまで台頭して来ている超組織的な集合体だから、チーム得点王のダヴィが全治8ケ月で離脱しようとも、急激な戦力ダウンはしていなかった。むしろそれで引き締まってしまった感もあった。
対して肝心のレッズである。先ず最初に断っておくけれど、これは結果論ではない事を前提に話す。試合前にスタメンにマルシオが名を連ねていたのを見た時、頭の上に「?」マークが浮かんでしまった。復帰後も調子が今一つなマルシオを、ここに来て何故にスタメン起用だったのか。監督心理を考えると、得点から遠ざかっている李をリザーブに降格させたのは理解出来る。更に過密日程による疲労を考慮した場合、前節でも空回りしていた梅崎をシャドーに戻すのも腰が引けたのかもしれない。だからマルシオしか居なかったというところが本音だろうし、素直な流れだったのだろう。でもこれだと単純な消去法チョイスである。実際マルシオは調子が今一つなままのマルシオだった。ハードワークをして良く守備も頑張っていたとは思うが、後述するPKの件も含めて、プレーそのものは完全にブレーキ役になってしまっていた。マルシオではなくて、思い切って直輝や矢島を使ってあげていたらどうなっていただろうという思いもあるが、まあそこまで言うと完全な結果論になってしまうけれど。
でも疑問は続く。興梠がエリア内でファールを受けてPKを得た。てっきり興梠が蹴るものだと思っていた。だって最近のレッズは、PKを得た選手がそのままキッカーを務めているから。ところが・・・キッカーはマルシオだった。何故?いや確かに昔はマルシオがキッカーを務めていた。ところがマルシオのPK失敗率が増えた途端、キッカーは阿部に変わった。その阿部が完璧に決め続けていたキッカーの役割。しかしいつの間にか、PKを得た選手がそのままキッカーを務めるようになっていた。それなのに・・・これまさか、マルシオにも得点させてあげたいという温情チョイスだったとか?でもこういう例は・・・なかなかゴールが生まれなかった興梠にPKを蹴らせてあげて、それで失敗した某試合を思い出してしまった。あの時、記事でPKは温情チョイスではなくて、本来蹴るべき選手がキッカーを務めるべきと書いた記憶があるが・・・案の定マルシオはPKを防がれた。ひじょうに勿体ない場面だった。
先ずは鹿島国まで行かれた皆様、お疲れ様でした。
で・・・、んー、どうなんだろう。良く追い付いたけど、それ以外の内容としては・・・いや、内容はかなりレベルが高かったというか、お互いの長所を良く消し合って、粘りのある大人の試合に終始していたと思う。
鹿島はここまで粘り強く育てている若い力が、いよいよ主力レベルまで台頭して来ている超組織的な集合体だから、チーム得点王のダヴィが全治8ケ月で離脱しようとも、急激な戦力ダウンはしていなかった。むしろそれで引き締まってしまった感もあった。
対して肝心のレッズである。先ず最初に断っておくけれど、これは結果論ではない事を前提に話す。試合前にスタメンにマルシオが名を連ねていたのを見た時、頭の上に「?」マークが浮かんでしまった。復帰後も調子が今一つなマルシオを、ここに来て何故にスタメン起用だったのか。監督心理を考えると、得点から遠ざかっている李をリザーブに降格させたのは理解出来る。更に過密日程による疲労を考慮した場合、前節でも空回りしていた梅崎をシャドーに戻すのも腰が引けたのかもしれない。だからマルシオしか居なかったというところが本音だろうし、素直な流れだったのだろう。でもこれだと単純な消去法チョイスである。実際マルシオは調子が今一つなままのマルシオだった。ハードワークをして良く守備も頑張っていたとは思うが、後述するPKの件も含めて、プレーそのものは完全にブレーキ役になってしまっていた。マルシオではなくて、思い切って直輝や矢島を使ってあげていたらどうなっていただろうという思いもあるが、まあそこまで言うと完全な結果論になってしまうけれど。
でも疑問は続く。興梠がエリア内でファールを受けてPKを得た。てっきり興梠が蹴るものだと思っていた。だって最近のレッズは、PKを得た選手がそのままキッカーを務めているから。ところが・・・キッカーはマルシオだった。何故?いや確かに昔はマルシオがキッカーを務めていた。ところがマルシオのPK失敗率が増えた途端、キッカーは阿部に変わった。その阿部が完璧に決め続けていたキッカーの役割。しかしいつの間にか、PKを得た選手がそのままキッカーを務めるようになっていた。それなのに・・・これまさか、マルシオにも得点させてあげたいという温情チョイスだったとか?でもこういう例は・・・なかなかゴールが生まれなかった興梠にPKを蹴らせてあげて、それで失敗した某試合を思い出してしまった。あの時、記事でPKは温情チョイスではなくて、本来蹴るべき選手がキッカーを務めるべきと書いた記憶があるが・・・案の定マルシオはPKを防がれた。ひじょうに勿体ない場面だった。
もう一度言いたい。PKは本来蹴るべき選手がキッカーを務めるべきである。温情チョイスはやめてもらいたい!
それにしても過密日程によるミシャのターンオーバー采配は、本当に当たった例が無い。平川をベンチからも外して温存して代表帰りの関根を右翼に入れた訳だけど、その関根が勝負を仕掛ける場面も少なく、逆に守備が苦手な部分が災いして、寄せが甘かった一瞬の隙を突かれてカイオのロングシュートを許してしまった。
それにしても過密日程によるミシャのターンオーバー采配は、本当に当たった例が無い。平川をベンチからも外して温存して代表帰りの関根を右翼に入れた訳だけど、その関根が勝負を仕掛ける場面も少なく、逆に守備が苦手な部分が災いして、寄せが甘かった一瞬の隙を突かれてカイオのロングシュートを許してしまった。
幸いにして、結果的に今回は途中投入だった李が同点ゴールを決めたから幾らか救われたものの、鹿島相手に初めから不安を残すようなスタメンを組んでしまったミシャの采配は、今回は良くなかったとハッキリ言っておきたい。
何だか負けたような記事になっているけれど、とはいえ試合単体で考えた場合の結果はドローでも悪くないものであった。優勝に向けて鹿島の方が勝利が必要だったのだから。レッズは鹿島単体ならば勝ち点で迫られなければ良い以上、今回に限ってはドローで上々だった。
何だか負けたような記事になっているけれど、とはいえ試合単体で考えた場合の結果はドローでも悪くないものであった。優勝に向けて鹿島の方が勝利が必要だったのだから。レッズは鹿島単体ならば勝ち点で迫られなければ良い以上、今回に限ってはドローで上々だった。
と、そう思っていたのは試合終了時点だけで、他会場の結果を見たら、川崎と鳥栖はズッコケてくれたものの、一番の問題のガンバがしっかり勝ち点3を上積みしているという事実。これはつまり・・・ついに勝ち点が3まで迫られてしまったという事だ。下位に取りこぼしまくった影響が明確に表れた。いよいよ緊迫の度合いが上がってきた。これで残り4試合、もう1試合も落とせなくなった・・・。
それにしても、飯田という主審は、どうしてああも不機嫌な表情と威圧的な態度でジャッジしているのだろう・・・?ちょっとイラッとした。
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それにしても、飯田という主審は、どうしてああも不機嫌な表情と威圧的な態度でジャッジしているのだろう・・・?ちょっとイラッとした。
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J1リーグ第30節 鹿島1-1浦和
得点/39分・カイオ(鹿)、63分・李(浦)
主審=飯田淳平
観衆:26,566人
2014年 J1リーグ第29節
浦和レッズ0-0ヴァンフォーレ甲府
~埼玉スタジアム2002
5,000人限定とか言うから、会社終わってからではてっきり売り切れていると思っていたところ、余裕に買えてしまったというのは・・・喜んで良いのか悲しんで良いのか。いくら何でも2万人を切る観客数・・・おい!
っていうかこういう切符は、普通の料金から1割とか2割とか安くして売るべきではないのか!?そうすればもう少し客が増えたかもしれないのに。何のための応援切符なのか。
なんて切符に固執している場合ではなく、・・・とにかく日頃の行いが良過ぎて、ホームゲームの度に雨が降るというのは一体何なんだろう?
更に日頃の行いが良過ぎて、またまたまた残留争いしているチーム相手に勝てない、取りこぼすという・・・確かにあそこまでドン引きされるとキツイ事はキツイけれど、そんな事は百も承知だったし、首位のチームだからこそ、それを打ち破れる力が無いといけないのだが、力というかパワーが無くてパスで崩すしか手がないから、どこまで深く侵入しようと、最後の最後で壁を打ち破れないで弾かれる連続。
チャンスは少なかったが無かった訳ではなくて、槙野のミドルは惜しくもポストだったし、その槙野がエリア内で後ろからモロ倒された場面は堂々と流されるし・・・と、パスで崩すより、ガムシャラに攻めていた時の方がゴールに近かったような内容だったけれど、それを象徴するのが関口の個人技による侵入。ドン引きにパスで崩す事は極めて難しいのだから、やはり局面では個人技で勝負を仕掛けないと、チャンスはなかなか生まれないものである。それを関口が身を以て披露してくれた。関口は練習試合で絶好調の猛アピールが続いていたのに、なかなか使われなかったフラストレーションが相当溜まっていたんじゃないかな。発奮する時がやって来たのが今日だったが、それがプレーにも現れていたと思う。それが勝利に繋がらなかったのが無念だ。宇賀神が出場停止で梅崎が左ウイングバックだったが、結果論になってしまうけど関口を初めから使ってあげても良かったと思った。実際梅崎は空回りしていたし。その梅崎は李にシャドーのポジションを奪われて以来、どうも空回りが続いている・・・。
んー、勝てなくなってしまった。それも残留争いしているチームに。本来はここで勝ち点を稼がなければいけなかったのに、それを期待に反して下位に取り溢しまくったのは大失態だったのは間違いないだろう。これがまた失速モードに入ってしまったとは絶対に思いたくないから理由をあれこれ考えてみるけど、やはり残留争いをしているチームは守るにしても何にしても死に物狂いで戦って来るから、そういうチームに当たると腰が引けてしまうレッズでは、勝てなくなるのも頷ける事は頷ける。しかし素直に頷いているだけでは首位の座が危うくなるばかり。
そして好機すらフイにしてしまうのもレッズで、今日はガンバが負けてくれたのに、レッズはドローで下を引き離せなかった。今日レッズが勝ち点3を得ていたら、かなり有利になっていたのに。そういう好機を逃してしまう病は、未だに直っていない。
と、ネガってばかりだと怒られるから、ポジティヴに考えてもみる。で、2位との勝ち点は1つ開いて5。これがどう響くかは今はわからないが、それはそれとして以降残りの対戦相手には、レッズが苦手とする残留争いチームが存在しない。逆に上位対決が残っているのが厄介だが、これに勝たなければ勿論優勝は無くなってしまう覚悟として、その上でポジティヴに考えたら、もう今季はドン引きして来るようなチームには当たらないという事。これはドン引きチームが大の苦手なレッズにとってはかなり有利に働くはず。攻めて来てくれれば、こっちは先ずはしっかり守ってカウンター、とは言わないまでも、いつものショートカウンター狙いでも良いのである。即ちこれ以後はいつもの得点パターンが取り戻せる・・・はず。
どうだ、いつも愚痴っぽい事ばかり書いているから、たまにはポジティヴな事を堂々と書いてやったわい。・・・かなり無理矢理感もあるけど。
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J1リーグ第29節 浦和0-0甲府
主審=高山啓義
観衆:19,977人
浦和レッズ0-0ヴァンフォーレ甲府
~埼玉スタジアム2002
っていうかこういう切符は、普通の料金から1割とか2割とか安くして売るべきではないのか!?そうすればもう少し客が増えたかもしれないのに。何のための応援切符なのか。
なんて切符に固執している場合ではなく、・・・とにかく日頃の行いが良過ぎて、ホームゲームの度に雨が降るというのは一体何なんだろう?
更に日頃の行いが良過ぎて、またまたまた残留争いしているチーム相手に勝てない、取りこぼすという・・・確かにあそこまでドン引きされるとキツイ事はキツイけれど、そんな事は百も承知だったし、首位のチームだからこそ、それを打ち破れる力が無いといけないのだが、力というかパワーが無くてパスで崩すしか手がないから、どこまで深く侵入しようと、最後の最後で壁を打ち破れないで弾かれる連続。
んー、勝てなくなってしまった。それも残留争いしているチームに。本来はここで勝ち点を稼がなければいけなかったのに、それを期待に反して下位に取り溢しまくったのは大失態だったのは間違いないだろう。これがまた失速モードに入ってしまったとは絶対に思いたくないから理由をあれこれ考えてみるけど、やはり残留争いをしているチームは守るにしても何にしても死に物狂いで戦って来るから、そういうチームに当たると腰が引けてしまうレッズでは、勝てなくなるのも頷ける事は頷ける。しかし素直に頷いているだけでは首位の座が危うくなるばかり。
そして好機すらフイにしてしまうのもレッズで、今日はガンバが負けてくれたのに、レッズはドローで下を引き離せなかった。今日レッズが勝ち点3を得ていたら、かなり有利になっていたのに。そういう好機を逃してしまう病は、未だに直っていない。
と、ネガってばかりだと怒られるから、ポジティヴに考えてもみる。で、2位との勝ち点は1つ開いて5。これがどう響くかは今はわからないが、それはそれとして以降残りの対戦相手には、レッズが苦手とする残留争いチームが存在しない。逆に上位対決が残っているのが厄介だが、これに勝たなければ勿論優勝は無くなってしまう覚悟として、その上でポジティヴに考えたら、もう今季はドン引きして来るようなチームには当たらないという事。これはドン引きチームが大の苦手なレッズにとってはかなり有利に働くはず。攻めて来てくれれば、こっちは先ずはしっかり守ってカウンター、とは言わないまでも、いつものショートカウンター狙いでも良いのである。即ちこれ以後はいつもの得点パターンが取り戻せる・・・はず。
どうだ、いつも愚痴っぽい事ばかり書いているから、たまにはポジティヴな事を堂々と書いてやったわい。・・・かなり無理矢理感もあるけど。
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J1リーグ第29節 浦和0-0甲府
主審=高山啓義
観衆:19,977人
2014年 J1リーグ第28節
ベガルタ仙台4-2浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
ミシャ体制になってからジンクスや相性の変化が起きていようと、それでも相変わらず鬼門のままだった仙台から疲労の帰還。
仙台から17時までに在来線に乗れば、実は地元に終電までにギリギリ帰って来られるから・・・その暴挙を負けたヤケクソで実行してやろうとしたけど、仲間に制止されて、牛タン喰って素直に贅沢新幹線で帰って来た。
それにしても、いくら鬼門とはいえ、首位のチームが残留争いしているチームに、どうしてこういう乱雑な試合をやってしまうのかしら。・・・まあ一言で言えば、それがレッズらしい見馴れたパターンという事になってしまうのだが。でもそれでは話が終わってしまうから、単純に話を片付ける訳にはいかないけれど。
先ず考えられる要因として、2週間も試合感覚が空いた事による中弛み。これでプレーに緩さが発生した。特に守備面における散漫さ。あっと言う間に先行された2失点を観てもわかる通り、要所要所で全くマークに行っていない。2失点目なんて、ウィルソンがオフサイド臭かったとはいえ、何故に野沢があんなにドフリーだったのか理解に苦しむ最悪のシーンだった。
西川にしても代表ボケかもしれない。3失点目以外は西川のせいではない。しかし3失点目だけは・・・何という痛恨!西川があんな形から失点を許すなんて、本来であれは有り得ないだろう。そしてあの3失点目が、せっかく前半の内に怒濤の攻めで同点に追い付いての更なる反撃ムードだったチームを意気消沈させてしまった。後は前掛かりになっての事だから、その後の宇賀神の退場や4失点目は、もう仕方がないだろう。というか関係ないだろう。全ては3失点目の”あれ”で試合の大勢は決まってしまった。そんな気がする。
せっかく太鼓が復活したのに、それを勝利で飾る事が出来なかった。ミシャのバースデー云々も鬼門ジンクスに阻まれた。そして”歌え浦和の男なら”をやると勝てないジンクスがまたも・・・。
でも太鼓復活そのものは感慨深くて、やはり太鼓が有る応援は一味迫力が違うと再認識したよ。
問題はイエティーだったな。実は昨晩仙台行きのバスに乗り込む前に仲間と”明日の主審は誰だろう?”という話になって、冗談で自分が「イエティーだな」と言ったら、本当にイエティーが降臨してしまった。しかもレフェリーアセッサーがジャスティスという悪夢のコンビネーション。これでは勝てなかったのも頷ける、というのは言い過ぎだけど、やはりイエティーは凄い審判だと思うよ。あんな統一性の無いジャッジを堂々と披露し、ハンドは平然と流しまくるし、エリア内では絶対にPKを取らない。勿論それに助けられたシーンもあったが、逆パターンもあった。もう滅茶苦茶だった。まあ意外に今回はカードの出し方だけはマトモだったけど。宇賀神の2枚目も仕方が無かったし。但し宇賀神は1枚目の方が意味不明。
そして振り向けば・・・ガンバが、ガンバが迫って来たよ来たよ来たよ。ガンバだって何処かでズッコケてくれると思っていながら、ついに勝ち点4差まで迫られてしまった。別にそれがガンバだろうが鹿島だろうが何処だろうが、7差を維持していれば程良い緊張感のまま進んで行けると思っていたが、さすがにこの時点で4差に迫られると、その緊張感が緊迫感に変わってしまう。なので個人的には、少し焦っている。
優勝に手が届くところまで後1歩でこの状況。それでも優勝は成し遂げたい。しかしその為には、もう1つ2つの壁が残っている。いや残ってしまった。今回の敗戦によって。これを崩さなければ優勝は・・・。
ヤケ牛タンによるザ・ヤケ酒。
鬼門の仙台において、何時になったら素直に勝利の牛タンを喰わせてもらえるのであろうか?本場で喰う牛タンは確かにいつも美味いと思う。しかし勝っていれば、その味は何十倍にも引き立つはずなのに・・・。
おまけ
スタジアムで売っていた、宮城の郷土料理”はらこ飯”。
何が問題って、生もの(イクラ)を強烈な陽が当たって明らかに温まっている状況で堂々と売っている点。それを怪しいと思いつつ買ってしまう自分。しかも食料事情が悪いから、それでも最終的に売り切れていた”はらこ飯”。まあ、現時点でお腹が痛くなっていないから、大丈夫だったという事だろう・・・な。
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J1リーグ第28節 仙台4-2浦和
得点/19分・ウイルソン(仙)、22分・野沢(仙)、30分・興梠(浦)、37分・興梠(浦)、61分・赤嶺(仙)、90+1分・村上(仙)
主審=家本政明
観衆:18,914人
ベガルタ仙台4-2浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
仙台から17時までに在来線に乗れば、実は地元に終電までにギリギリ帰って来られるから・・・その暴挙を負けたヤケクソで実行してやろうとしたけど、仲間に制止されて、牛タン喰って素直に贅沢新幹線で帰って来た。
それにしても、いくら鬼門とはいえ、首位のチームが残留争いしているチームに、どうしてこういう乱雑な試合をやってしまうのかしら。・・・まあ一言で言えば、それがレッズらしい見馴れたパターンという事になってしまうのだが。でもそれでは話が終わってしまうから、単純に話を片付ける訳にはいかないけれど。
西川にしても代表ボケかもしれない。3失点目以外は西川のせいではない。しかし3失点目だけは・・・何という痛恨!西川があんな形から失点を許すなんて、本来であれは有り得ないだろう。そしてあの3失点目が、せっかく前半の内に怒濤の攻めで同点に追い付いての更なる反撃ムードだったチームを意気消沈させてしまった。後は前掛かりになっての事だから、その後の宇賀神の退場や4失点目は、もう仕方がないだろう。というか関係ないだろう。全ては3失点目の”あれ”で試合の大勢は決まってしまった。そんな気がする。
せっかく太鼓が復活したのに、それを勝利で飾る事が出来なかった。ミシャのバースデー云々も鬼門ジンクスに阻まれた。そして”歌え浦和の男なら”をやると勝てないジンクスがまたも・・・。
でも太鼓復活そのものは感慨深くて、やはり太鼓が有る応援は一味迫力が違うと再認識したよ。
問題はイエティーだったな。実は昨晩仙台行きのバスに乗り込む前に仲間と”明日の主審は誰だろう?”という話になって、冗談で自分が「イエティーだな」と言ったら、本当にイエティーが降臨してしまった。しかもレフェリーアセッサーがジャスティスという悪夢のコンビネーション。これでは勝てなかったのも頷ける、というのは言い過ぎだけど、やはりイエティーは凄い審判だと思うよ。あんな統一性の無いジャッジを堂々と披露し、ハンドは平然と流しまくるし、エリア内では絶対にPKを取らない。勿論それに助けられたシーンもあったが、逆パターンもあった。もう滅茶苦茶だった。まあ意外に今回はカードの出し方だけはマトモだったけど。宇賀神の2枚目も仕方が無かったし。但し宇賀神は1枚目の方が意味不明。
そして振り向けば・・・ガンバが、ガンバが迫って来たよ来たよ来たよ。ガンバだって何処かでズッコケてくれると思っていながら、ついに勝ち点4差まで迫られてしまった。別にそれがガンバだろうが鹿島だろうが何処だろうが、7差を維持していれば程良い緊張感のまま進んで行けると思っていたが、さすがにこの時点で4差に迫られると、その緊張感が緊迫感に変わってしまう。なので個人的には、少し焦っている。
優勝に手が届くところまで後1歩でこの状況。それでも優勝は成し遂げたい。しかしその為には、もう1つ2つの壁が残っている。いや残ってしまった。今回の敗戦によって。これを崩さなければ優勝は・・・。
鬼門の仙台において、何時になったら素直に勝利の牛タンを喰わせてもらえるのであろうか?本場で喰う牛タンは確かにいつも美味いと思う。しかし勝っていれば、その味は何十倍にも引き立つはずなのに・・・。
スタジアムで売っていた、宮城の郷土料理”はらこ飯”。
何が問題って、生もの(イクラ)を強烈な陽が当たって明らかに温まっている状況で堂々と売っている点。それを怪しいと思いつつ買ってしまう自分。しかも食料事情が悪いから、それでも最終的に売り切れていた”はらこ飯”。まあ、現時点でお腹が痛くなっていないから、大丈夫だったという事だろう・・・な。
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J1リーグ第28節 仙台4-2浦和
得点/19分・ウイルソン(仙)、22分・野沢(仙)、30分・興梠(浦)、37分・興梠(浦)、61分・赤嶺(仙)、90+1分・村上(仙)
主審=家本政明
観衆:18,914人
この貴重な3連休にあって、他チームがナビスコや天皇杯やで地味に激戦を繰り広げている中、レッズは何故に練習試合しか無いのかを思った時、当たり前だけどナビスコと天皇杯に敗退済みだからという事実がのし掛かる。
とはいえ過密日程を考慮すれば、残り7試合で優勝に一番近い位置に居るレッズが、体力的にも精神的にもリーグ戦一本に絞って集中出来る。このアドバンテージは実に大きい。
・・・という考え方が今のレッズサポの世間一般的な思いではあるが、果たしてその考え方は正しいのであろうか?
確かに過密日程から外れれば、杯戦で生き残っているチームから比べたら、体力的にも精神的にも選手の負担は軽減される。監督も戦略が立てやすくなる。杯戦の事など一切気にしないで、リーグ戦だけに集中していれば良いのである。
『だから敗退して良かった』
などと堂々と言う人も多いが、果たしてそれは、今言う事なのであろうか?
それを言うのは、リーグ優勝を達成した時ではないだろうか?現時点で未だ何も手にしていないのに、良かったも糞もないと思う。
そもそもJリーグ3大タイトルの内、2つのタイトル獲得チャンスを逃してしまったのに、その情けない事実に蓋をした上で、逆に敗退した事がまるで正しいかのような、間違った風潮が蔓延っているようにも思える。
去年も同じような風潮だった。そして結局は何も手に入れられないままシーズンが終わった。いや去年どころか一昨年も、そしてその前も。そして無冠のシーズンが終わた瞬間にいつも思うのは、結局リーグもナビスコも天皇杯も獲れなかった、今から思えば杯戦に敗退してほしくはなかった・・・という悔しさだけが残るのである。それが女々しいと思える人も居るだろうが、それが事実なのである。
自分の考えだと、やはりこの連休に於いても他チームが杯戦を戦っている姿を見た時、自分が今日スタジアムのスタンドで応援している側ではない人間だと思うと、何となく悔しいというかやりきれない気持ちに陥る。
そして仮に(ここ強調)、もし(更に強調)また無冠で終わった場合、その延長線上に、上記の”結局リーグもナビスコも天皇杯も獲れなかった””今から思えば杯戦に敗退してほしくはなかった”が来る。これほど虚しいものは無い。だから杯戦に敗退した事を正当化したくはない。というより、それは単なる現実逃避であり、無理に自分を慰めているだけで、決して何も報われない。
世間にはJ2に降格してもシーズン最後は杯戦で優勝したり、昇格年にリーグ優勝を達成したチームも存在する。だからと言ってJ2降格を正当化する訳ではないし、降格そのものは大悲劇な訳だが、こうなれば翌年の散々な成績すら、優勝によって慰められ報われるのもまた事実なのである。そう、何も獲得出来ないまま平坦にシーズンを送り続けるチームと、上記のようなチーム。局所的にはどちらのが報われたかは明らかである。
だからナビスコも天皇杯も敗退しても、それでも報われるシーズンにするためには、唯一残された可能性”リーグ戦”で優勝するしか方法がない。幸いにして今年こそ、その可能性が高まっている。
過去6シーズンもの長きに渡り、中にはタイトルに後一歩の時もあったが、結局は何も報われないシーズンを続けて来た。それに今年こそ終止符を打とうじゃないか。
「今年はナビスコも天皇杯も獲れなかった、でもリーグ戦は優勝した。だから杯戦は『敗退して良かった』」と思えるシーズンになりますように。
とはいえ過密日程を考慮すれば、残り7試合で優勝に一番近い位置に居るレッズが、体力的にも精神的にもリーグ戦一本に絞って集中出来る。このアドバンテージは実に大きい。
・・・という考え方が今のレッズサポの世間一般的な思いではあるが、果たしてその考え方は正しいのであろうか?
確かに過密日程から外れれば、杯戦で生き残っているチームから比べたら、体力的にも精神的にも選手の負担は軽減される。監督も戦略が立てやすくなる。杯戦の事など一切気にしないで、リーグ戦だけに集中していれば良いのである。
『だから敗退して良かった』
などと堂々と言う人も多いが、果たしてそれは、今言う事なのであろうか?
それを言うのは、リーグ優勝を達成した時ではないだろうか?現時点で未だ何も手にしていないのに、良かったも糞もないと思う。
そもそもJリーグ3大タイトルの内、2つのタイトル獲得チャンスを逃してしまったのに、その情けない事実に蓋をした上で、逆に敗退した事がまるで正しいかのような、間違った風潮が蔓延っているようにも思える。
去年も同じような風潮だった。そして結局は何も手に入れられないままシーズンが終わった。いや去年どころか一昨年も、そしてその前も。そして無冠のシーズンが終わた瞬間にいつも思うのは、結局リーグもナビスコも天皇杯も獲れなかった、今から思えば杯戦に敗退してほしくはなかった・・・という悔しさだけが残るのである。それが女々しいと思える人も居るだろうが、それが事実なのである。
自分の考えだと、やはりこの連休に於いても他チームが杯戦を戦っている姿を見た時、自分が今日スタジアムのスタンドで応援している側ではない人間だと思うと、何となく悔しいというかやりきれない気持ちに陥る。
そして仮に(ここ強調)、もし(更に強調)また無冠で終わった場合、その延長線上に、上記の”結局リーグもナビスコも天皇杯も獲れなかった””今から思えば杯戦に敗退してほしくはなかった”が来る。これほど虚しいものは無い。だから杯戦に敗退した事を正当化したくはない。というより、それは単なる現実逃避であり、無理に自分を慰めているだけで、決して何も報われない。
世間にはJ2に降格してもシーズン最後は杯戦で優勝したり、昇格年にリーグ優勝を達成したチームも存在する。だからと言ってJ2降格を正当化する訳ではないし、降格そのものは大悲劇な訳だが、こうなれば翌年の散々な成績すら、優勝によって慰められ報われるのもまた事実なのである。そう、何も獲得出来ないまま平坦にシーズンを送り続けるチームと、上記のようなチーム。局所的にはどちらのが報われたかは明らかである。
だからナビスコも天皇杯も敗退しても、それでも報われるシーズンにするためには、唯一残された可能性”リーグ戦”で優勝するしか方法がない。幸いにして今年こそ、その可能性が高まっている。
過去6シーズンもの長きに渡り、中にはタイトルに後一歩の時もあったが、結局は何も報われないシーズンを続けて来た。それに今年こそ終止符を打とうじゃないか。
「今年はナビスコも天皇杯も獲れなかった、でもリーグ戦は優勝した。だから杯戦は『敗退して良かった』」と思えるシーズンになりますように。
2014年 J1リーグ第27節
浦和レッズ2-1徳島ヴォルティス
~埼玉スタジアム2002
西川のゴールキック前に、何度も何度も必死に水を掻き出していた那須大明神様。最初、楽しそうに水遊びしているのかと思った・・・嘘です、ハイ。このおかげで西川が蹴りやすくなった・・・と思いきや、水を掻き出した後に蹴って2度もミスキックという・・・それはともかくとして、サッカーの神様は、そんな那須の献身的な行いをキチンと観ておられたのである。
見事な逆転決勝ゴール。しかもヘッドではなくて足でという、那須にしては珍しいパターン。あれ一瞬オフサイドかと思って、喜ぶ前につい線審の方に眼をやってしまったけど。
サッカーやっているのか、水遊びをやっているのか、訳がわからない試合だった。大型台風接近で昨晩から降り続く大粒の雨が、とんでもないレベルでピッチに水溜まりを作っていた。グラウンダーではすぐにボールが水に絡まり停滞してしまうのが目に見えていたから、レッズも徳島も序盤から最後まで、とにかく終始一貫ロングボール一本。特にレッズはロングボールより本来はショートパス主体のチームだけに、今日だけを観れば30試合分位ロングボールを蹴っていた感じ・・・大袈裟か。
でもまあロングボールと書けば聞こえが良いが、実際はロングボールというより、自分のところにボールが回って来たら、あれこれ考えないでとにかく前に蹴り飛ばすだけ。味方に繋ぐのは二の次。蹴ったらどうなるか、どこでどうボールが留まるのか予測不能。極端な事を言えば運次第。だからもはやプロのサッカーから大幅にかけ離れた光景が90分。どの選手もボールキープなんか考えないで、前に蹴り飛ばす蹴り飛ばす。何かレッズに大昔、そういう外国人選手が居たな。クリアするだけのDF・・・。
呼んだ?
・・・まあこの人は右に置いておいて、いざボールキープなんてしようものなら、プレスがかかった途端に修羅場と化すような肉弾戦のボールの奪い合いで水遊び、もとい水飛沫の嵐となる。足下での細かい技術的プレーが一切不能な状態なのだから、ボールを持つ方としては転ぼうがどうなろうが死に物狂いでボールを守らなければいけないし、奪いに行く方としても足下が不安定なものだから、とにかく身体をぶちあてて行かなければボールなんて奪えないのである。こんなにバッチャンバッチャン肉弾戦を繰り返していて、まあ良く誰も怪我しなかったと思うし、特筆すべきは両チームともカードが皆無だった事だ。この試合一番の評価点は、そこかもしれない。
失点シーンと得点パターン。先ず失点の仕方が悪かった。あれは水溜まりとか関係無しに、意識が前がかりになっていて後を疎かにしていたところを、キーパー一本から衛藤に上手く裏に抜け出られてしまった。あの不安定なピッチでもラインを上げるだけ上げて、後ろを気にしなかったのは反省点だ。
得点パターンは、ショートパス不能でいつものサッカーが出来ない上に鋭いカウンターも期待できない以上、やはりフリーキックやセットプレーが重要になると思っていたし、実際にその通りになった。でもレッズは前半から10本以上のコーナーを得ていたのに、それが尽く得点に繋がらなかったのは問題かな。柏木の素晴らしい直接フリーキックが炸裂して同点に追い付いてくれたから結果オーライだけど、前半はコーナーからの得点を期待していただけに勿体なかった。
まあ今回は、特に内容は度外視。あの荒れたピッチでまともなサッカーを期待する方が大馬鹿であって、どんな形でも勝利が得られれば御の字な試合の典型こそ今回であった。対戦相手が最下位だとしても。
でもそんな中、興梠だけはしっかりボールを懐に収められるんだよな。こんな滅茶苦茶なピッチコンディションの状況でも、あれだけボールが収まるのには驚愕。どうしてこの選手が代表に復帰しないのか本当に不思議である。興梠は本当に心強い選手である。
ちなみにメイン北側の一部分だけ妙に水捌けが良くて、終盤だけそこでパスサッカーやっていたな(笑)
という事で、セレッソ戦の敗戦を引きずらず、悪天候と最悪のピッチコンディションを見事にはね除けての勝利。あの水上肉弾戦で観ている方が疲れた試合だったけど、もちろん実際に疲れたのは戦った選手たち。ここで幸か不幸か2週間の空きがあるのだから、先ずはしっかり身体を休めてほしい。
自分は、ビチョビチョになり寒くて寒くて、帰宅後すぐストーブを付けてしまった。もう1枚多く着て行けば良かったな。失敗。とにかく寒い。さあ暖かい風呂に入って、ザ・美酒の時間だ。
------
J1リーグ第27節 浦和2-1徳島
得点/33分・衛藤(徳)、41分・柏木(浦)、63分・那須(浦)
主審=廣瀬 格
観衆:23,294人
浦和レッズ2-1徳島ヴォルティス
~埼玉スタジアム2002
見事な逆転決勝ゴール。しかもヘッドではなくて足でという、那須にしては珍しいパターン。あれ一瞬オフサイドかと思って、喜ぶ前につい線審の方に眼をやってしまったけど。
サッカーやっているのか、水遊びをやっているのか、訳がわからない試合だった。大型台風接近で昨晩から降り続く大粒の雨が、とんでもないレベルでピッチに水溜まりを作っていた。グラウンダーではすぐにボールが水に絡まり停滞してしまうのが目に見えていたから、レッズも徳島も序盤から最後まで、とにかく終始一貫ロングボール一本。特にレッズはロングボールより本来はショートパス主体のチームだけに、今日だけを観れば30試合分位ロングボールを蹴っていた感じ・・・大袈裟か。
でもまあロングボールと書けば聞こえが良いが、実際はロングボールというより、自分のところにボールが回って来たら、あれこれ考えないでとにかく前に蹴り飛ばすだけ。味方に繋ぐのは二の次。蹴ったらどうなるか、どこでどうボールが留まるのか予測不能。極端な事を言えば運次第。だからもはやプロのサッカーから大幅にかけ離れた光景が90分。どの選手もボールキープなんか考えないで、前に蹴り飛ばす蹴り飛ばす。何かレッズに大昔、そういう外国人選手が居たな。クリアするだけのDF・・・。
呼んだ?
・・・まあこの人は右に置いておいて、いざボールキープなんてしようものなら、プレスがかかった途端に修羅場と化すような肉弾戦のボールの奪い合いで水遊び、もとい水飛沫の嵐となる。足下での細かい技術的プレーが一切不能な状態なのだから、ボールを持つ方としては転ぼうがどうなろうが死に物狂いでボールを守らなければいけないし、奪いに行く方としても足下が不安定なものだから、とにかく身体をぶちあてて行かなければボールなんて奪えないのである。こんなにバッチャンバッチャン肉弾戦を繰り返していて、まあ良く誰も怪我しなかったと思うし、特筆すべきは両チームともカードが皆無だった事だ。この試合一番の評価点は、そこかもしれない。
失点シーンと得点パターン。先ず失点の仕方が悪かった。あれは水溜まりとか関係無しに、意識が前がかりになっていて後を疎かにしていたところを、キーパー一本から衛藤に上手く裏に抜け出られてしまった。あの不安定なピッチでもラインを上げるだけ上げて、後ろを気にしなかったのは反省点だ。
得点パターンは、ショートパス不能でいつものサッカーが出来ない上に鋭いカウンターも期待できない以上、やはりフリーキックやセットプレーが重要になると思っていたし、実際にその通りになった。でもレッズは前半から10本以上のコーナーを得ていたのに、それが尽く得点に繋がらなかったのは問題かな。柏木の素晴らしい直接フリーキックが炸裂して同点に追い付いてくれたから結果オーライだけど、前半はコーナーからの得点を期待していただけに勿体なかった。
でもそんな中、興梠だけはしっかりボールを懐に収められるんだよな。こんな滅茶苦茶なピッチコンディションの状況でも、あれだけボールが収まるのには驚愕。どうしてこの選手が代表に復帰しないのか本当に不思議である。興梠は本当に心強い選手である。
ちなみにメイン北側の一部分だけ妙に水捌けが良くて、終盤だけそこでパスサッカーやっていたな(笑)
という事で、セレッソ戦の敗戦を引きずらず、悪天候と最悪のピッチコンディションを見事にはね除けての勝利。あの水上肉弾戦で観ている方が疲れた試合だったけど、もちろん実際に疲れたのは戦った選手たち。ここで幸か不幸か2週間の空きがあるのだから、先ずはしっかり身体を休めてほしい。
自分は、ビチョビチョになり寒くて寒くて、帰宅後すぐストーブを付けてしまった。もう1枚多く着て行けば良かったな。失敗。とにかく寒い。さあ暖かい風呂に入って、ザ・美酒の時間だ。
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J1リーグ第27節 浦和2-1徳島
得点/33分・衛藤(徳)、41分・柏木(浦)、63分・那須(浦)
主審=廣瀬 格
観衆:23,294人
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