浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2014年 J1リーグ第20節
浦和レッズ1-0サンフレッチェ広島
~埼玉スタジアム2002
あー、やっと文化シヤッター様が出たわ。さすがに3試合も勝利から遠ざかっていると、今季すっかり見慣れたコレも何だか新鮮だな。まあ完封勝利が当たり前に思っている訳ではないのだが・・・。
ただ今回さすがの文化シヤッター様も、内容が一歩だけ違っていたら降りなかった。後半ロスタイムの大ピンチ、正直やられたと思った。次の瞬間ボールが西川の懐に・・・あ、危ねぇ~・・・最後の最後でもの凄く肝を冷やす心臓に悪いシーンが待っていた。勘弁してくれ。でもこのシーン、この試合で一番盛り上がったシーンだったのかもしれない。
盛り上がりに欠けるという意味では、今季ワースト試合だったのは確か。とにかく前半から攻めて来ない広島。メンバー的には佐藤寿人に青山を欠き、ミキッチも怪我明けでベンチ。塩谷も野津田も林もベンチ。ここまで極端な金銀飛車角落ちのメンバーで、レッズ相手にどう攻めて良いかわからなかったとか?
しかしレッズも偉そうな事を言えた立場ではなくて、レッズとてポゼッションしている”だけ”の時間帯が多かったのだ。槙野が広島相手に「攻めて来いよ」的に派手に挑発していたが、見た目は挑発していても、実は自陣に引き籠もる広島相手に、レッズも完全に攻め倦ねていただけだったと思う。これだけ動かない試合では、仮にこれが柔道や相撲だったら、お互いに戦意が無いと見られて警告を喰らっているレベルだ。
ちなみに槙野に言いたいんだけど、ああいう挑発行為はやめてほしい。あれで敵を怒らせては攻められてやられたら目も当てられない。格好の情けなネタになってしまう。それに過去のプロ野球・日本シリーズにもあったでしょ、3勝先行して優勝を確信して選手が挑発的な暴言吐いて、これで相手を奮起させて4連敗してしまったチームが。
そんな動かない試合は、敵のファールで得た柏木FKのこぼれ球を阿部が蹴り込む形。こういう試合でも、しっかり1点決めて後はしっかり守って勝てれば個人的には万々歳。3試合それが出来ないでドローや負けだったのだから尚更。だけど万人から見たら、動かない試合の1-0は淡泊過ぎて、全く面白くなかった事だろう。視察に訪れたアギーレも、この試合の両チームはどう映っただろう???
まあ繰り返すけど、個人的にはこういう勝ち方こそ理想的ではある。2点目を奪えなかった事も課題だけど、それでも惜しいシーンは何度か作れていたから、その上での1-0なら納得はして良いと思う。出場停止の那須に代わってリベロに入った永田も、以前に比べたら落ち着いていた(とはいえ1度ボールを失うミスでピンチを招いたが)。まあ落ち着いていたというより、単に広島が攻めて来なかったからという話もあるが・・・。
ま、せっかく返り咲いた後の首位キープだし、今は贅沢言える状況でもないし、お得意様の広島相手に、完封で勝った事を良しとしようではないか。逆に言えば、それ以外では余り評価する部分が無かった訳だけど(苦笑)
しかし花火は・・・どういう事なんだ?南に打ち上がるはずではなかったのか?何故に肉眼ではチョロッとしか見えないバック側?どゆこと???産まれてから今まで見た中で、一番つまらない花火だったんだけど。ってか花火でブーイングが起きるの初体験だわ。もう完全に意味不明。おーい、どうなってんの???
------
J1リーグ第20節 浦和1-0広島
得点/22分・阿部(浦)
主審=村上伸次
観衆:39,224人
浦和レッズ1-0サンフレッチェ広島
~埼玉スタジアム2002
あー、やっと文化シヤッター様が出たわ。さすがに3試合も勝利から遠ざかっていると、今季すっかり見慣れたコレも何だか新鮮だな。まあ完封勝利が当たり前に思っている訳ではないのだが・・・。
ただ今回さすがの文化シヤッター様も、内容が一歩だけ違っていたら降りなかった。後半ロスタイムの大ピンチ、正直やられたと思った。次の瞬間ボールが西川の懐に・・・あ、危ねぇ~・・・最後の最後でもの凄く肝を冷やす心臓に悪いシーンが待っていた。勘弁してくれ。でもこのシーン、この試合で一番盛り上がったシーンだったのかもしれない。
盛り上がりに欠けるという意味では、今季ワースト試合だったのは確か。とにかく前半から攻めて来ない広島。メンバー的には佐藤寿人に青山を欠き、ミキッチも怪我明けでベンチ。塩谷も野津田も林もベンチ。ここまで極端な金銀飛車角落ちのメンバーで、レッズ相手にどう攻めて良いかわからなかったとか?
しかしレッズも偉そうな事を言えた立場ではなくて、レッズとてポゼッションしている”だけ”の時間帯が多かったのだ。槙野が広島相手に「攻めて来いよ」的に派手に挑発していたが、見た目は挑発していても、実は自陣に引き籠もる広島相手に、レッズも完全に攻め倦ねていただけだったと思う。これだけ動かない試合では、仮にこれが柔道や相撲だったら、お互いに戦意が無いと見られて警告を喰らっているレベルだ。
ちなみに槙野に言いたいんだけど、ああいう挑発行為はやめてほしい。あれで敵を怒らせては攻められてやられたら目も当てられない。格好の情けなネタになってしまう。それに過去のプロ野球・日本シリーズにもあったでしょ、3勝先行して優勝を確信して選手が挑発的な暴言吐いて、これで相手を奮起させて4連敗してしまったチームが。
そんな動かない試合は、敵のファールで得た柏木FKのこぼれ球を阿部が蹴り込む形。こういう試合でも、しっかり1点決めて後はしっかり守って勝てれば個人的には万々歳。3試合それが出来ないでドローや負けだったのだから尚更。だけど万人から見たら、動かない試合の1-0は淡泊過ぎて、全く面白くなかった事だろう。視察に訪れたアギーレも、この試合の両チームはどう映っただろう???
まあ繰り返すけど、個人的にはこういう勝ち方こそ理想的ではある。2点目を奪えなかった事も課題だけど、それでも惜しいシーンは何度か作れていたから、その上での1-0なら納得はして良いと思う。出場停止の那須に代わってリベロに入った永田も、以前に比べたら落ち着いていた(とはいえ1度ボールを失うミスでピンチを招いたが)。まあ落ち着いていたというより、単に広島が攻めて来なかったからという話もあるが・・・。
ま、せっかく返り咲いた後の首位キープだし、今は贅沢言える状況でもないし、お得意様の広島相手に、完封で勝った事を良しとしようではないか。逆に言えば、それ以外では余り評価する部分が無かった訳だけど(苦笑)
しかし花火は・・・どういう事なんだ?南に打ち上がるはずではなかったのか?何故に肉眼ではチョロッとしか見えないバック側?どゆこと???産まれてから今まで見た中で、一番つまらない花火だったんだけど。ってか花火でブーイングが起きるの初体験だわ。もう完全に意味不明。おーい、どうなってんの???
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J1リーグ第20節 浦和1-0広島
得点/22分・阿部(浦)
主審=村上伸次
観衆:39,224人
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2014年 J1リーグ第19節
川崎フロンターレ2-1浦和レッズ
~等々力陸上競技場
なんだかヤケに威圧感あるスタンドが出来上がって来ている改修中の等々力・・・。
・・・フッ、そんな等々力から脇目も振らずの逃げ帰りさ。自慢の逃げ足の速さが今回も効いたぜ(最近の等々力は毎回このパターンだな)。
嗚呼、ついに負けてしまった。久々の敗戦だから逆に新鮮な気分だ、何て余裕ぶっこいていられる状況でもないのだが、とにかくついに負けてしまった。それもいつもの難敵に、いつものように敵地にて。
やはり守れないと負けるのだ。西川が守れなければ負けるのだ。もちろん勝ち続ける事は出来ないし、そう毎回ドローに終わる訳がない。しかし鹿島戦、神戸戦と微妙に内容が悪くなって来ていたから、こうなる兆候は確実にあった。だから流れからしたら(変な言い方だけど)根拠ある敗戦だ。
恐れていた失点癖がついに到来したか。それだけレッズで良くある失点パターンだった。
ただ川崎相手に1失点は許容範囲内だと思っていた。しかしその1失点目が実に早過ぎた。しかし・・・先制点も早過ぎた。元々レッズは性質上落ち着きが無いチームだから、開始2分も経たない内に思いがけないような先制点をあげてしまって、早速舞い上がっていた所に突撃されてはあっという間に追い付かれてしまう。しかも天敵レナトにまたですかー。
とにかく先制した後くらいは、一呼吸して落ち着いてくれないとね・・・。
まあそんなに悲観するほど悪い内容ではなかったんだけど、それでも川崎戦は毎回失点パターンが派手だから、それで負けると駄目なところばかり目についてしまうのである。結局またレナトに引っ掻き回されていたし、誰かさんは平気でブッち切られてるし、もう何回も対戦してはやられている選手なんだから、いい加減そろそろ学習してくれないかしら?何て思っていた矢先に、またも大久保にやられたし。体調不良とか何処へやら?そんな大久保にもまたですかー。
というか、ミシャも点を取るための交代策を実行してくれないと。関口と李の途中出場同士が繋いだ惜しいヘッドがあったが、それ以外はサッパリな感。李はいい加減に仕事をしてくれないと不味い。ミシャも李を意地になって使っているのが見え見えだ。それにミシャよ、何故に関根をシャドーで投入しない?何のために直輝をベンチに入れている?それに摩訶不思議なのだが、夏前にようやく結果を出し続けてはフィットして来てボランチに定着した青木を、最近はスタメンから外しているのが理解できない(もちろん啓太が悪いという訳ではないが)。ただ点を取りに行かなければいけない状況で守備的ボランチ同士の交代って、正直萎えるんだよ。敵にも脅威に映らない。逆に敵に安心感すら与えてしまうと思うのだが・・・。
選手の点を取りに行こうとする気迫は、神戸戦より明確だったと思う。下手にボールを奪われてカウンターを喰らう危険を警戒したのか、いつもの細かく繋ぐ比率を減らして、縦にロングボールを多用しては積極的に裏を突こうとしていた。最後はミシャサッカーではタブーだったはずのパワープレーも神戸戦に続き実行されていた。これで槙野と那須はミシャからパワープレーを許されている事はわかった。それに最後のコーナーキックでは西川まで上がって来た。キーパーがコーナーキックに参加するシーンは盛り上がる。
しかしどれもこれも奏功しなかった。耳障りな笛、アドバンテージを取らない糞ジャッジに試合を壊された感もあったが、とにかくバランスも悪かったのだ。川崎の攻撃力にペースを狂わされた部分もあっただろう。だからこそ自分からは動いてはいけない試合だった。
ようするに、今季は守備意識の名の下にしっかり守って腰を据えてサッカーをするはずが、最近は点が取れないと焦って慌てての地に足が着かないサッカーになっている。ワールドカップ中断前は、1点勝負で勝つための辛抱と我慢強いサッカーが出来ていたのに、何がどう変わってしまったのだろうか?これも原口が抜けた影響なのか?わからんけど。
先ずは落ち着こう。無失点記録が途絶えようが、なかなか点が取れなかろうが、それで動揺したり集中力が散漫になったら、逆に失点は増える一方なのだから。とりあえず、攻撃サッカーとかいう悪い病気は再発させてはいけない。先ずは腰を据えてしっかり守れ!
------
J1リーグ第19節 川崎2-1浦和
得点/2分・梅崎(浦)、3分・レナト(川)、78分・大久保(川)
主審=飯田淳平
観衆:18,378人
川崎フロンターレ2-1浦和レッズ
~等々力陸上競技場
なんだかヤケに威圧感あるスタンドが出来上がって来ている改修中の等々力・・・。
・・・フッ、そんな等々力から脇目も振らずの逃げ帰りさ。自慢の逃げ足の速さが今回も効いたぜ(最近の等々力は毎回このパターンだな)。
嗚呼、ついに負けてしまった。久々の敗戦だから逆に新鮮な気分だ、何て余裕ぶっこいていられる状況でもないのだが、とにかくついに負けてしまった。それもいつもの難敵に、いつものように敵地にて。
やはり守れないと負けるのだ。西川が守れなければ負けるのだ。もちろん勝ち続ける事は出来ないし、そう毎回ドローに終わる訳がない。しかし鹿島戦、神戸戦と微妙に内容が悪くなって来ていたから、こうなる兆候は確実にあった。だから流れからしたら(変な言い方だけど)根拠ある敗戦だ。
恐れていた失点癖がついに到来したか。それだけレッズで良くある失点パターンだった。
ただ川崎相手に1失点は許容範囲内だと思っていた。しかしその1失点目が実に早過ぎた。しかし・・・先制点も早過ぎた。元々レッズは性質上落ち着きが無いチームだから、開始2分も経たない内に思いがけないような先制点をあげてしまって、早速舞い上がっていた所に突撃されてはあっという間に追い付かれてしまう。しかも天敵レナトにまたですかー。
とにかく先制した後くらいは、一呼吸して落ち着いてくれないとね・・・。
まあそんなに悲観するほど悪い内容ではなかったんだけど、それでも川崎戦は毎回失点パターンが派手だから、それで負けると駄目なところばかり目についてしまうのである。結局またレナトに引っ掻き回されていたし、誰かさんは平気でブッち切られてるし、もう何回も対戦してはやられている選手なんだから、いい加減そろそろ学習してくれないかしら?何て思っていた矢先に、またも大久保にやられたし。体調不良とか何処へやら?そんな大久保にもまたですかー。
というか、ミシャも点を取るための交代策を実行してくれないと。関口と李の途中出場同士が繋いだ惜しいヘッドがあったが、それ以外はサッパリな感。李はいい加減に仕事をしてくれないと不味い。ミシャも李を意地になって使っているのが見え見えだ。それにミシャよ、何故に関根をシャドーで投入しない?何のために直輝をベンチに入れている?それに摩訶不思議なのだが、夏前にようやく結果を出し続けてはフィットして来てボランチに定着した青木を、最近はスタメンから外しているのが理解できない(もちろん啓太が悪いという訳ではないが)。ただ点を取りに行かなければいけない状況で守備的ボランチ同士の交代って、正直萎えるんだよ。敵にも脅威に映らない。逆に敵に安心感すら与えてしまうと思うのだが・・・。
選手の点を取りに行こうとする気迫は、神戸戦より明確だったと思う。下手にボールを奪われてカウンターを喰らう危険を警戒したのか、いつもの細かく繋ぐ比率を減らして、縦にロングボールを多用しては積極的に裏を突こうとしていた。最後はミシャサッカーではタブーだったはずのパワープレーも神戸戦に続き実行されていた。これで槙野と那須はミシャからパワープレーを許されている事はわかった。それに最後のコーナーキックでは西川まで上がって来た。キーパーがコーナーキックに参加するシーンは盛り上がる。
しかしどれもこれも奏功しなかった。耳障りな笛、アドバンテージを取らない糞ジャッジに試合を壊された感もあったが、とにかくバランスも悪かったのだ。川崎の攻撃力にペースを狂わされた部分もあっただろう。だからこそ自分からは動いてはいけない試合だった。
ようするに、今季は守備意識の名の下にしっかり守って腰を据えてサッカーをするはずが、最近は点が取れないと焦って慌てての地に足が着かないサッカーになっている。ワールドカップ中断前は、1点勝負で勝つための辛抱と我慢強いサッカーが出来ていたのに、何がどう変わってしまったのだろうか?これも原口が抜けた影響なのか?わからんけど。
先ずは落ち着こう。無失点記録が途絶えようが、なかなか点が取れなかろうが、それで動揺したり集中力が散漫になったら、逆に失点は増える一方なのだから。とりあえず、攻撃サッカーとかいう悪い病気は再発させてはいけない。先ずは腰を据えてしっかり守れ!
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J1リーグ第19節 川崎2-1浦和
得点/2分・梅崎(浦)、3分・レナト(川)、78分・大久保(川)
主審=飯田淳平
観衆:18,378人
2014年 J1リーグ第18節
浦和レッズ2-2ヴィッセル神戸
~埼玉スタジアム2002
試合終了後の選手挨拶時のスタンドの様子は、拍手もあればブーイングもあったし、ようするに土壇場で追い付いて負けなくて良かったという捉え方もあれば、単純に2戦続けて勝てなかったという悔しい思いもあるしで、夏場に頑張ったのだからブーイングは酷というのも正しいし、首位から陥落してしまった現実を見ての厳しい意見があるのも正解。つまりどちらが正しいかの話は無意味だろう。
ゴールの順番も大切で、これが逆にロスタイム失点だったら、確実に厳しい評価だけが飛び交ったはず。実際に神戸からしたら、勝ったと思った矢先のドローになったのだろうから。
ここからは個人的な意見だけど、前節はあえて前向きのドローという捉え方をしたけど、今回は2戦続けて勝てなかった事が影響しての首位陥落という事で、少し厳しい目を持ちたいと思う。鹿島相手にドローは気持ち的には前向きに捉えられたが、ペドロジュニオールとチョン・ウヨンを欠いた神戸に勝てなかったという部分で、前向きに捉えられないものがある。本気で優勝を目指すならば、勿論この勝ち点1が最終的に「あの時に最後に追い付いたから」なものになってほしいが、逆に「あの時に失った勝ち点2が」となる場合もあるのだから、何でもかんでもポジティヴに捉えて現実が見えなくならないようにという意味で、あえて今回は少し厳しくネガっておく事にする。
ただまあ、最後の最後で良く追い付いてくれたのは良かった。去年までなら確実に負けていた内容。しかもパワープレーはやらないはずのミシャサッカーに於いて、終盤は槙野もゴール前に上がっていた時があったし、パワープレーは監督の指示だったのか選手の独断だったのかはわからないが、最後はそれが奏攻で、那須まで残っての大明神ヘッドが炸裂してくれた。あんな上手くて神懸かり的にヘッドが見事に決まってくれるのだったら、その前の青木や興梠の決定的なシュートも枠に行っていてくれさえしたら・・・。
ここ2戦とも決めるべき選手である興梠で先制しているのは良い。先ずここまでは良いのだが、その後に1点を守れなくなってしまっている。これまでも西川に救われていた部分はあるのだが、その前にDF陣が西川の負担を減らす守備をしてもらわなければ・・・なんて前節に書いた途端に今回崩れてしまった。やはり攻撃力を減らしてでも守るサッカーをしている以上、失点が増えて来るのは悪い兆候だと思う。槙野がまた頻繁に攻撃参加し出している。これが良くない。守れている時のサッカーから変わってきている。それに夏場から崩れ出す弱点を克服するべきシーズンが今季だったはず。去年に逆戻りしないためにも、ここは早急に修正してもらいたい。
しかし唯一勝てなかった事を現実逃避して前向き(?)に捉えるならば、やはり神戸との相性の悪さは、これまでの相性が変わって来ているミシャ体制になっても変える事が出来ないという事なのだろうか。それでもさすがに今回は主力外国人2人も欠いた神戸には、正直勝てると思っていた。その油断もいけなかったのかもしれないが、しかしここまで神戸に勝てないなんて・・・。
それにレッズは、出した選手に”恩返し”されるのか本当に得意なクラブで、それで今回は高橋にゴール献上ですかい。まさかとは思っていたけど、本当にやられるとは・・・嗚呼。いや高橋も古巣相手に闘志剥き出しだったし、後半途中からは関根とのマッチアップだったから、さすがにユースの後輩にだけは負けたくなかったのだろう。ってか自分は開幕前に高橋放出賛成の記事を書いた通り、今更高橋には未練は無いんだけどね。でも実際に”恩返し”されてしまうと、実に腹が立つし実に悔しいのである。これは人間の素直な性だ。まあ腹が立つといえば、松尾氏の柏木へのふざけたイエローの方がもっと腹が立ったけど。
とにかく2戦続けてドローによる首位陥落は不味い。残り試合はまだタップリ残っている・・・なんて余裕こいていると何時まで経っても優勝には到達しないだろう。優勝するチームは取りこぼしはしない。その気概で・・・次が難敵川崎という・・・勝つしかないだろ。
------
J1リーグ第18節 浦和2-2神戸
得点/17分・興梠(浦)、62分・河本(神)、69分・高橋(神)、90+3分・那須(浦)
主審=松尾 一
観衆:26,494人
浦和レッズ2-2ヴィッセル神戸
~埼玉スタジアム2002
試合終了後の選手挨拶時のスタンドの様子は、拍手もあればブーイングもあったし、ようするに土壇場で追い付いて負けなくて良かったという捉え方もあれば、単純に2戦続けて勝てなかったという悔しい思いもあるしで、夏場に頑張ったのだからブーイングは酷というのも正しいし、首位から陥落してしまった現実を見ての厳しい意見があるのも正解。つまりどちらが正しいかの話は無意味だろう。
ゴールの順番も大切で、これが逆にロスタイム失点だったら、確実に厳しい評価だけが飛び交ったはず。実際に神戸からしたら、勝ったと思った矢先のドローになったのだろうから。
ここからは個人的な意見だけど、前節はあえて前向きのドローという捉え方をしたけど、今回は2戦続けて勝てなかった事が影響しての首位陥落という事で、少し厳しい目を持ちたいと思う。鹿島相手にドローは気持ち的には前向きに捉えられたが、ペドロジュニオールとチョン・ウヨンを欠いた神戸に勝てなかったという部分で、前向きに捉えられないものがある。本気で優勝を目指すならば、勿論この勝ち点1が最終的に「あの時に最後に追い付いたから」なものになってほしいが、逆に「あの時に失った勝ち点2が」となる場合もあるのだから、何でもかんでもポジティヴに捉えて現実が見えなくならないようにという意味で、あえて今回は少し厳しくネガっておく事にする。
ただまあ、最後の最後で良く追い付いてくれたのは良かった。去年までなら確実に負けていた内容。しかもパワープレーはやらないはずのミシャサッカーに於いて、終盤は槙野もゴール前に上がっていた時があったし、パワープレーは監督の指示だったのか選手の独断だったのかはわからないが、最後はそれが奏攻で、那須まで残っての大明神ヘッドが炸裂してくれた。あんな上手くて神懸かり的にヘッドが見事に決まってくれるのだったら、その前の青木や興梠の決定的なシュートも枠に行っていてくれさえしたら・・・。
ここ2戦とも決めるべき選手である興梠で先制しているのは良い。先ずここまでは良いのだが、その後に1点を守れなくなってしまっている。これまでも西川に救われていた部分はあるのだが、その前にDF陣が西川の負担を減らす守備をしてもらわなければ・・・なんて前節に書いた途端に今回崩れてしまった。やはり攻撃力を減らしてでも守るサッカーをしている以上、失点が増えて来るのは悪い兆候だと思う。槙野がまた頻繁に攻撃参加し出している。これが良くない。守れている時のサッカーから変わってきている。それに夏場から崩れ出す弱点を克服するべきシーズンが今季だったはず。去年に逆戻りしないためにも、ここは早急に修正してもらいたい。
しかし唯一勝てなかった事を現実逃避して前向き(?)に捉えるならば、やはり神戸との相性の悪さは、これまでの相性が変わって来ているミシャ体制になっても変える事が出来ないという事なのだろうか。それでもさすがに今回は主力外国人2人も欠いた神戸には、正直勝てると思っていた。その油断もいけなかったのかもしれないが、しかしここまで神戸に勝てないなんて・・・。
それにレッズは、出した選手に”恩返し”されるのか本当に得意なクラブで、それで今回は高橋にゴール献上ですかい。まさかとは思っていたけど、本当にやられるとは・・・嗚呼。いや高橋も古巣相手に闘志剥き出しだったし、後半途中からは関根とのマッチアップだったから、さすがにユースの後輩にだけは負けたくなかったのだろう。ってか自分は開幕前に高橋放出賛成の記事を書いた通り、今更高橋には未練は無いんだけどね。でも実際に”恩返し”されてしまうと、実に腹が立つし実に悔しいのである。これは人間の素直な性だ。まあ腹が立つといえば、松尾氏の柏木へのふざけたイエローの方がもっと腹が立ったけど。
とにかく2戦続けてドローによる首位陥落は不味い。残り試合はまだタップリ残っている・・・なんて余裕こいていると何時まで経っても優勝には到達しないだろう。優勝するチームは取りこぼしはしない。その気概で・・・次が難敵川崎という・・・勝つしかないだろ。
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J1リーグ第18節 浦和2-2神戸
得点/17分・興梠(浦)、62分・河本(神)、69分・高橋(神)、90+3分・那須(浦)
主審=松尾 一
観衆:26,494人
2014年 J1リーグ第17節
浦和レッズ1-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
興梠が押し込んだ時には、去年に続いての「お主も悪よのぅ」賞になると思ったのに、ばたついたまま攻勢に出ようとした途端、ひじょうに不味い位置でボールを失っての失点が実に勿体なかった。
つまり前節で樹立した連続無失点記録が早くも途切れた瞬間だった。ま、記録は何時かは途切れるもの。残念だけど仕方がない。
それに動揺しなかったのが西川で、その後も一体1人で何点防いでいるんだよという大奮闘っぷり。今季の守備意識を持っての改善された守備力は、西川と守備陣の奮闘そのものではあるが、少なくとも今回に限っては守備陣云々より、西川そのものが凄かった。守備陣も、もう少し西川の負担を減らしてあげてほしいとさえ思った。それだけ簡単に危険なシュートを撃たせ過ぎていた。そこを最後に西川が防いだ。だから1失点は最低限。つまり今回は、いや今回も西川が居なかったら負けていた内容。そして攻撃陣は西川の奮闘に応えての2点目が奪えなかったから勝てなかったという事だ。
鹿島の守備を崩せなかった。鹿島が予想外に引いていた。ドン引きと言っても過言ではない引きっぷりで、かつての鹿島からは考えられない守り方。それもこれもレッズのポゼッションサッカーを警戒していた故だろうが、まあレッズもボールを持たされていたという感じもするのだが、それはともかく昔の両者ならば真逆のサッカーをしていた。時代は変わった。その変わった時代により最近は御得意様にもなっていた鹿島に、今回は勝てなかった。負けなかったが、勝てなかった。レッズとしては、首位である以上は今回も勝って貯金を作っておくべきだったが・・・。
でも鹿島相手だと、それでも負けなくて良かったという感情が芽生えてしまう。鹿島相手に昔では考えられない大人のサッカーをしていたし、今回も勝てる要素はあった訳だから、本当なら勝てなくて悔しいと思わなければいけないのはわかっているけれど。もちろん勝てなくて悔しい事は悔しいけれど。だってこっちが首位なのだから。
関根のスタメンは、間違っていた部分と、スタメンで使うべき時期という両面があったと思う。間違っていたのは右WBで使った事。これが途中から投入するのならば右WBでも構わないが、スタメンで使うならばシャドーで使ってほしかった。柏木が腰痛で出場微妙という情報だったから、てっきり柏木の位置に関根が入るものだと思っていた。それに攻撃に専念出来るポジションの方が活きる選手だけに、それを始めから右WBで使った事で、ちょっと関根のストロングポイントを狭めてしまっていたと思う。実際関根の裏はかなり鹿島に狙われていたし、そこからピンチに陥る場面が少なくなかった。
しかし経験値を上げるという意味では、鹿島戦という大事な試合でスタメンを経験させた事は大きかったとも思う。自分は今回の試合の流れからして、いつものように関根を後半の途中から投入してゴール前を引っ掻き回せば、追加点が奪えていたと思う。しかしミシャは関根をスタメンに選んだ事で、途中に流れを引き寄せる選手が居なくなってしまった。ここでスイッチを入れる事が出来る直輝がベンチに居ればとも思ったが・・・。しかしそうなる事をわかっていて、あえて関根をスタメンで起用した。だから今回はもぎ取れなかった勝ち点2の代わりに、関根の経験値が著しく上がっていてくれれば幸いだ。勝てなかった代わりに今回の試合が関根の成長の糧になっていれば、何れ支払った授業料が後の試合で帰って来るのだから・・・と思う事にする。まあ何だかんだ言っても、関根の存在が試合の流れを大きく左右する。今やそういう選手に成長している関根は、やはり凄い選手だという事だ。
しかし森脇は、関根がフリーで居てもほとんどパスを出さなかったのはどうしてだろう。まだ関根を信用していなかったのか、それともライバル視しているのか・・・何かそういう2人の関係、というか森脇のプレーが気になった。
しかし梅雨が明けて本格的な猛暑シーズンに突入したばかりの試合で、良くハードワークして頑張ったのは事実だし、ワールドカップでの中断期間中にみっちり走り込みを行ったのが奏功して、元気な若手が多い鹿島相手に、ベテランでも決して走り負けていなかったのは素晴らしいと思った。夏対策での体力作りは成功したと見て良いのかな。まあ今後の連戦次第かもしれないけれど。
とりあえず記録も途絶えた事だしドローだった事だし、ここから気持ち新たにまた1勝1勝を積み重ねて行くという事で首位キープのまま7月が終了。
おまけ・・・まさかこのタイミングで主審に西村氏が降臨してしまうとは思わなかった。もう少しブラジルで遊んで来れば良かったのに。というか日本の主審はどうなってしまったのだ?この前の扇谷氏もそうだったけれど、カード乱発がお家芸の主審が、ワールドカップを契機にカードを出さない主審に変身してしまったかのよう。ご多分に漏れず西村氏まで・・・せめてかなり荒れていたカイオにだけはカードを出しておくべきだったはず。それだけは納得行かなかった。
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J1リーグ第17節 浦和1-1鹿島
得点/20分・興梠(浦)、30分・柴崎(鹿)
主審=西村雄一
観衆:39,205人
浦和レッズ1-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
興梠が押し込んだ時には、去年に続いての「お主も悪よのぅ」賞になると思ったのに、ばたついたまま攻勢に出ようとした途端、ひじょうに不味い位置でボールを失っての失点が実に勿体なかった。
つまり前節で樹立した連続無失点記録が早くも途切れた瞬間だった。ま、記録は何時かは途切れるもの。残念だけど仕方がない。
それに動揺しなかったのが西川で、その後も一体1人で何点防いでいるんだよという大奮闘っぷり。今季の守備意識を持っての改善された守備力は、西川と守備陣の奮闘そのものではあるが、少なくとも今回に限っては守備陣云々より、西川そのものが凄かった。守備陣も、もう少し西川の負担を減らしてあげてほしいとさえ思った。それだけ簡単に危険なシュートを撃たせ過ぎていた。そこを最後に西川が防いだ。だから1失点は最低限。つまり今回は、いや今回も西川が居なかったら負けていた内容。そして攻撃陣は西川の奮闘に応えての2点目が奪えなかったから勝てなかったという事だ。
鹿島の守備を崩せなかった。鹿島が予想外に引いていた。ドン引きと言っても過言ではない引きっぷりで、かつての鹿島からは考えられない守り方。それもこれもレッズのポゼッションサッカーを警戒していた故だろうが、まあレッズもボールを持たされていたという感じもするのだが、それはともかく昔の両者ならば真逆のサッカーをしていた。時代は変わった。その変わった時代により最近は御得意様にもなっていた鹿島に、今回は勝てなかった。負けなかったが、勝てなかった。レッズとしては、首位である以上は今回も勝って貯金を作っておくべきだったが・・・。
でも鹿島相手だと、それでも負けなくて良かったという感情が芽生えてしまう。鹿島相手に昔では考えられない大人のサッカーをしていたし、今回も勝てる要素はあった訳だから、本当なら勝てなくて悔しいと思わなければいけないのはわかっているけれど。もちろん勝てなくて悔しい事は悔しいけれど。だってこっちが首位なのだから。
関根のスタメンは、間違っていた部分と、スタメンで使うべき時期という両面があったと思う。間違っていたのは右WBで使った事。これが途中から投入するのならば右WBでも構わないが、スタメンで使うならばシャドーで使ってほしかった。柏木が腰痛で出場微妙という情報だったから、てっきり柏木の位置に関根が入るものだと思っていた。それに攻撃に専念出来るポジションの方が活きる選手だけに、それを始めから右WBで使った事で、ちょっと関根のストロングポイントを狭めてしまっていたと思う。実際関根の裏はかなり鹿島に狙われていたし、そこからピンチに陥る場面が少なくなかった。
しかし経験値を上げるという意味では、鹿島戦という大事な試合でスタメンを経験させた事は大きかったとも思う。自分は今回の試合の流れからして、いつものように関根を後半の途中から投入してゴール前を引っ掻き回せば、追加点が奪えていたと思う。しかしミシャは関根をスタメンに選んだ事で、途中に流れを引き寄せる選手が居なくなってしまった。ここでスイッチを入れる事が出来る直輝がベンチに居ればとも思ったが・・・。しかしそうなる事をわかっていて、あえて関根をスタメンで起用した。だから今回はもぎ取れなかった勝ち点2の代わりに、関根の経験値が著しく上がっていてくれれば幸いだ。勝てなかった代わりに今回の試合が関根の成長の糧になっていれば、何れ支払った授業料が後の試合で帰って来るのだから・・・と思う事にする。まあ何だかんだ言っても、関根の存在が試合の流れを大きく左右する。今やそういう選手に成長している関根は、やはり凄い選手だという事だ。
しかし森脇は、関根がフリーで居てもほとんどパスを出さなかったのはどうしてだろう。まだ関根を信用していなかったのか、それともライバル視しているのか・・・何かそういう2人の関係、というか森脇のプレーが気になった。
しかし梅雨が明けて本格的な猛暑シーズンに突入したばかりの試合で、良くハードワークして頑張ったのは事実だし、ワールドカップでの中断期間中にみっちり走り込みを行ったのが奏功して、元気な若手が多い鹿島相手に、ベテランでも決して走り負けていなかったのは素晴らしいと思った。夏対策での体力作りは成功したと見て良いのかな。まあ今後の連戦次第かもしれないけれど。
とりあえず記録も途絶えた事だしドローだった事だし、ここから気持ち新たにまた1勝1勝を積み重ねて行くという事で首位キープのまま7月が終了。
おまけ・・・まさかこのタイミングで主審に西村氏が降臨してしまうとは思わなかった。もう少しブラジルで遊んで来れば良かったのに。というか日本の主審はどうなってしまったのだ?この前の扇谷氏もそうだったけれど、カード乱発がお家芸の主審が、ワールドカップを契機にカードを出さない主審に変身してしまったかのよう。ご多分に漏れず西村氏まで・・・せめてかなり荒れていたカイオにだけはカードを出しておくべきだったはず。それだけは納得行かなかった。
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J1リーグ第17節 浦和1-1鹿島
得点/20分・興梠(浦)、30分・柴崎(鹿)
主審=西村雄一
観衆:39,205人
2014年 J1リーグ第16節
徳島ヴォルティス0-2浦和レッズ
~鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
わーわーわー、J1リーグ戦7試合連続無失点の新記録を樹立しちゃったじゃないか。これ、マジで土下座が現実味を帯びてきたかもしれない・・・。
それはそうとして、この連続無失点記録は、西川の存在も大きいけど、去年とうって変わって、無理に上がらないという鉄則を守っている守備陣の辛抱強さの賜物でもあるし・・・とにかく去年の状況からは考えられない新記録達成で、これでJリーグに大きな歴史を作った事になる。やっぱり守備から入るサッカーの大事さだよ、これ。
しかし上記で”無理に上がらないという鉄則”の割に、今回に限っては前半の槙野はやたら攻め込んでいたのはちょっと危なっかしかった。それでチャンスが作れたし、惜しい場面があったのは事実なのだが、それが一歩間違うと去年の終盤のようなチームに変わってしまう(その証拠のこの前の浦安戦でもあった)のだから、自粛するところはしっかり自粛してほしかった。・・・というか槙野も相手が最下位の徳島だからというのがあったのかもしれないが、相手によって極端にプレー姿勢を変えるのは、バランスを考えたら不味いんだよな・・・。
という、せっかくの勝利に水を差すつもりはないけど、ちょっとした苦言を言っておきたかった。勝って兜の緒を締める意味で。
しかし正直、いくら最下位・徳島とはいえ、ナビスコでの乱打戦が記憶に新しいから、そう簡単な相手ではないと思っていたが、多少アレックスの存在に手を焼いたものの、レッズとしては首位らしく、最下位相手に懐の大きい落ち着いたサッカーをしていた・・・のかな?ハードワークする部分はしっかりハードワークし、力を抜く部分もあからさま。ぶっちゃけ妙に落ち着き過ぎて、試合が止まっているのかと勘違いさせられる停滞サッカーでもあった訳だが、これが横綱相撲をしていたのか、余裕をぶっこいていたのかはともかくとして、首位の面目をじゅうぶん保ちつつ、アウェーらしい戦い方が出来たと思う。決めるべき場面できっちり決めて、しかも夏場に省エネサッカーに近い内容で、カードも失点も喰らわずアウェーで完封勝ち。色々な意味で完璧であった。
ただ前半に決められてもおかしくなかった2度のピンチはあったが、ここは相手が徳島だからこそ助かったとの反省点とともに、次節に向けてもう一度しっかり修正してほしい。あのレベルのピンチを見直すならば、今のレッズならば話し合いだけで修正可能な範囲だろうし。
一方、2位鳥栖と3位川崎の潰し合いは川崎が勝った事で、これでレッズは貯金が1試合。
で、今回達成したJ1新記録の真価を試されるのが次節の鹿島戦。ここまで首位を走っているチーム状態を本物と証明する条件は、やはり鹿島に勝つ事だろう。勿論これまで通りの戦い方をすれば良いだけなのだが・・・。
という事で、鳴門まで行かれた皆様、お疲れ様でした。行きたかったな・・・。
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J1リーグ第16節 徳島0-2浦和
得点/14分・槙野(浦)、57分・興梠(浦)
主審=今村義朗
観衆:10,860人
徳島ヴォルティス0-2浦和レッズ
~鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
わーわーわー、J1リーグ戦7試合連続無失点の新記録を樹立しちゃったじゃないか。これ、マジで土下座が現実味を帯びてきたかもしれない・・・。
それはそうとして、この連続無失点記録は、西川の存在も大きいけど、去年とうって変わって、無理に上がらないという鉄則を守っている守備陣の辛抱強さの賜物でもあるし・・・とにかく去年の状況からは考えられない新記録達成で、これでJリーグに大きな歴史を作った事になる。やっぱり守備から入るサッカーの大事さだよ、これ。
しかし上記で”無理に上がらないという鉄則”の割に、今回に限っては前半の槙野はやたら攻め込んでいたのはちょっと危なっかしかった。それでチャンスが作れたし、惜しい場面があったのは事実なのだが、それが一歩間違うと去年の終盤のようなチームに変わってしまう(その証拠のこの前の浦安戦でもあった)のだから、自粛するところはしっかり自粛してほしかった。・・・というか槙野も相手が最下位の徳島だからというのがあったのかもしれないが、相手によって極端にプレー姿勢を変えるのは、バランスを考えたら不味いんだよな・・・。
という、せっかくの勝利に水を差すつもりはないけど、ちょっとした苦言を言っておきたかった。勝って兜の緒を締める意味で。
しかし正直、いくら最下位・徳島とはいえ、ナビスコでの乱打戦が記憶に新しいから、そう簡単な相手ではないと思っていたが、多少アレックスの存在に手を焼いたものの、レッズとしては首位らしく、最下位相手に懐の大きい落ち着いたサッカーをしていた・・・のかな?ハードワークする部分はしっかりハードワークし、力を抜く部分もあからさま。ぶっちゃけ妙に落ち着き過ぎて、試合が止まっているのかと勘違いさせられる停滞サッカーでもあった訳だが、これが横綱相撲をしていたのか、余裕をぶっこいていたのかはともかくとして、首位の面目をじゅうぶん保ちつつ、アウェーらしい戦い方が出来たと思う。決めるべき場面できっちり決めて、しかも夏場に省エネサッカーに近い内容で、カードも失点も喰らわずアウェーで完封勝ち。色々な意味で完璧であった。
ただ前半に決められてもおかしくなかった2度のピンチはあったが、ここは相手が徳島だからこそ助かったとの反省点とともに、次節に向けてもう一度しっかり修正してほしい。あのレベルのピンチを見直すならば、今のレッズならば話し合いだけで修正可能な範囲だろうし。
一方、2位鳥栖と3位川崎の潰し合いは川崎が勝った事で、これでレッズは貯金が1試合。
で、今回達成したJ1新記録の真価を試されるのが次節の鹿島戦。ここまで首位を走っているチーム状態を本物と証明する条件は、やはり鹿島に勝つ事だろう。勿論これまで通りの戦い方をすれば良いだけなのだが・・・。
という事で、鳴門まで行かれた皆様、お疲れ様でした。行きたかったな・・・。
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J1リーグ第16節 徳島0-2浦和
得点/14分・槙野(浦)、57分・興梠(浦)
主審=今村義朗
観衆:10,860人
2014年 J1リーグ第15節
浦和レッズ1-0アルビレックス新潟
~埼玉スタジアム2002
ワールドカップ中断明け、J1リーグ再開戦1発目!・・・が、オウンゴール勝利になった(笑)
いや、冗談抜きにして、新潟とは中断前の5月のナビスコで、こんな試合やっていたのを思い出した。・・・新潟は何故こうもレッズにオウンゴールをプレゼントしてくれるのか?
真面目な話をしよう。ワールドカップで四六時中スーパープレーばかり見ていたから、4年に1度この時期だけは、少し目が肥えてしまう。そんな中でリーグ戦が再開した訳で、いつもの日常が戻って来ただけなのだが、改めてJリーグを観ると、やはりワールドカップが異世界だったのだと思わされるのであった。
別に悪い意味で言っている訳ではなくて、ようするに何が言いたいのかというと、こうしてレッズを日常的に感じられる日々が戻って来て、何だかんだ言ってもレッズを応援できる事は幸せなのであった。だからワールドカップと比べたりしないで、どんなプレーだろうと、どんな内容だろうと、そしてどんな結果だろうと、結果的に勝利に結びつけられた試合は、素直に喜べるのであった。というかレッズはやっぱり泥臭い試合を勝つ姿が似合うと思うよ。
しかしリーグ再開戦1発目が扇谷氏というのはズッコケたが、蓋を開けてみたらいつものカード大好き劇は何処へやら?扇谷氏は何時からカードを出さない審判になった?レオ・シルバの再三に渡るカード級ファールを全てスルーって(怒)・・・扇谷マジックは何処へ行った?この人はワールドカップで何か影響されてしまったのだろうか?
興梠が開始早々でベンチに下がるという予想外のアクシデントに始まり、それから新潟のオウンゴールで得た虎の子の1点を守りきった試合。代わった李の1トップはいつもやってしまうボールが全く収まらない悪い時のものだったし(ようするに李の使い方が違う)、これで前線に踏ん張りが効かなくなったから効果的なカウンター攻撃も出来なかったし、後半なんて終始守っているだけで、セカンドボールは全て新潟に拾われ・・・内容は実に悪かったと思う・・・表面的には。
でも内面的には、今回はこれで良いと思う。何より虎の子の1点を守りきる意図が明確だった。ようするに後半は完全に攻め手を欠いていたから、それならばとドン引き守備に徹していた訳だ。新潟はレッズのドン引き守備を緩めようと散々ミドルシュートを放って来た。しかしレッズはここで全く動じなかった。普通なら次のミドルを恐れてラインを上げてしまうところを、決して誘き出されずドン引きを維持して守りきった。それで勝ったという事は、つまり守るなら守る、攻めるなら攻めるという、メリハリのサッカーが出来たという事だから、それが結果論だろうと何だろうと、バカボンのパパ的に言うなら、これで良いのだ、という事だ。
課題はいっぱいあるけどね。理想的な1トップである興梠がいきなり交代した。でも以前なら興梠が抜けても、李が踏ん張れなくても、原口が個人技で引っ掻き回してくれた。その原口はもういない。確かに柏木と梅崎は理想的な2シャドーだ。しかし原口とは性質が違う。この辺のコンビネーションを興梠と、そして李と、もっと高めて行かなければ攻撃は活性化しない。原口の個人技が失われた以上、組織力を上げるしかないのだから。
しかし本音を言えば、本気で優勝を目指すならば、原口の穴を埋める補強は必要不可欠なところでもある。原口の移籍を見越して李を獲っておいたという話もあるが、もし李が機能しないままだったら、・・・どうするのだろう?
しかし何だかんだ言っても、やはり西川あっての連続完封試合。今回も2度3度のナイスセーブで最後は文化シヤッターが見事に閉まったが、こうしてタイ記録を達成したのも、やはり西川様々という事だ。
という事で、いよいよリーグ戦が再開した。中断ボケが懸念されたから、再開していきなり首位から陥落したらどうしようと思ったけど、それどころかリーグ戦は連続無失点継続のまま首位をキープした。1週間前の天皇杯のちょっと抜けた内容から一転、何だかんだ言っても本気モードになると、こうも集中力が違うものなんだなぁ・・・。
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J1リーグ第15節 浦和1-0新潟
得点/16分・オウンゴール
主審=扇谷健司
観衆:30,776人
浦和レッズ1-0アルビレックス新潟
~埼玉スタジアム2002
ワールドカップ中断明け、J1リーグ再開戦1発目!・・・が、オウンゴール勝利になった(笑)
いや、冗談抜きにして、新潟とは中断前の5月のナビスコで、こんな試合やっていたのを思い出した。・・・新潟は何故こうもレッズにオウンゴールをプレゼントしてくれるのか?
真面目な話をしよう。ワールドカップで四六時中スーパープレーばかり見ていたから、4年に1度この時期だけは、少し目が肥えてしまう。そんな中でリーグ戦が再開した訳で、いつもの日常が戻って来ただけなのだが、改めてJリーグを観ると、やはりワールドカップが異世界だったのだと思わされるのであった。
別に悪い意味で言っている訳ではなくて、ようするに何が言いたいのかというと、こうしてレッズを日常的に感じられる日々が戻って来て、何だかんだ言ってもレッズを応援できる事は幸せなのであった。だからワールドカップと比べたりしないで、どんなプレーだろうと、どんな内容だろうと、そしてどんな結果だろうと、結果的に勝利に結びつけられた試合は、素直に喜べるのであった。というかレッズはやっぱり泥臭い試合を勝つ姿が似合うと思うよ。
しかしリーグ再開戦1発目が扇谷氏というのはズッコケたが、蓋を開けてみたらいつものカード大好き劇は何処へやら?扇谷氏は何時からカードを出さない審判になった?レオ・シルバの再三に渡るカード級ファールを全てスルーって(怒)・・・扇谷マジックは何処へ行った?この人はワールドカップで何か影響されてしまったのだろうか?
興梠が開始早々でベンチに下がるという予想外のアクシデントに始まり、それから新潟のオウンゴールで得た虎の子の1点を守りきった試合。代わった李の1トップはいつもやってしまうボールが全く収まらない悪い時のものだったし(ようするに李の使い方が違う)、これで前線に踏ん張りが効かなくなったから効果的なカウンター攻撃も出来なかったし、後半なんて終始守っているだけで、セカンドボールは全て新潟に拾われ・・・内容は実に悪かったと思う・・・表面的には。
でも内面的には、今回はこれで良いと思う。何より虎の子の1点を守りきる意図が明確だった。ようするに後半は完全に攻め手を欠いていたから、それならばとドン引き守備に徹していた訳だ。新潟はレッズのドン引き守備を緩めようと散々ミドルシュートを放って来た。しかしレッズはここで全く動じなかった。普通なら次のミドルを恐れてラインを上げてしまうところを、決して誘き出されずドン引きを維持して守りきった。それで勝ったという事は、つまり守るなら守る、攻めるなら攻めるという、メリハリのサッカーが出来たという事だから、それが結果論だろうと何だろうと、バカボンのパパ的に言うなら、これで良いのだ、という事だ。
課題はいっぱいあるけどね。理想的な1トップである興梠がいきなり交代した。でも以前なら興梠が抜けても、李が踏ん張れなくても、原口が個人技で引っ掻き回してくれた。その原口はもういない。確かに柏木と梅崎は理想的な2シャドーだ。しかし原口とは性質が違う。この辺のコンビネーションを興梠と、そして李と、もっと高めて行かなければ攻撃は活性化しない。原口の個人技が失われた以上、組織力を上げるしかないのだから。
しかし本音を言えば、本気で優勝を目指すならば、原口の穴を埋める補強は必要不可欠なところでもある。原口の移籍を見越して李を獲っておいたという話もあるが、もし李が機能しないままだったら、・・・どうするのだろう?
しかし何だかんだ言っても、やはり西川あっての連続完封試合。今回も2度3度のナイスセーブで最後は文化シヤッターが見事に閉まったが、こうしてタイ記録を達成したのも、やはり西川様々という事だ。
という事で、いよいよリーグ戦が再開した。中断ボケが懸念されたから、再開していきなり首位から陥落したらどうしようと思ったけど、それどころかリーグ戦は連続無失点継続のまま首位をキープした。1週間前の天皇杯のちょっと抜けた内容から一転、何だかんだ言っても本気モードになると、こうも集中力が違うものなんだなぁ・・・。
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J1リーグ第15節 浦和1-0新潟
得点/16分・オウンゴール
主審=扇谷健司
観衆:30,776人
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