浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
今シーズン、差別問題や無観客試合が発生しなかったら、果たしてどうなっていたであろうか。それは誰にもわからない。差別問題自体の話は散々し尽くしたのであえて話は避けるが、Jリーグ史上前代未聞の事件と制裁を引き起こしたレッズというクラブチームは、またひとつ違う意味で歴史に残る事になった。そして、そういうシーズンだからこそ、そして1シーズン制最後の今季こそ、2ステージ制復活に多くを敵に回してまで真っ向から反対したレッズは、是が非でも今季のリーグ優勝を成し遂げなければならなかった。反対した意味を形として証明しなければならなかった。それが、叶わなかった。後一歩で。
人間、変に期待や可能性を持たせて、その期待や可能性が極めて高かったにも関わらず、それが既の所で叶わなかった時ほど、その落胆と気持ちの反動は大きいものとなる。
今回、最終節に於いて、監督に向けられた大きな批判は、まさにそれを象徴するものとなってしまった。
その僅か1ケ月前、優勝に王手を掛けた時、選手も監督もコーチもフロントも、そして何よりファン・サポーターが、「今年こそ、ついに」という思いを抱いて、大きな期待と可能性を肌で感じていたはずであった。精神論ではなく、数字という確率の、これ以上ない大きな根拠があったからこそ、期待と可能性を感じたはずだった。あの頃のサポーターの気持ちは団結していた。無冠が続く監督に、何としてでもタイトルを獲らせてあげたい。そういう気持ちが強かったサポーターは多かったはずであった。
ところが、言葉は悪いが、それがまた、裏切られた。
最後の一番大切な3試合。いや抑もそれ以前に、首位らしく普通に勝ち点を積み上げてさえすれば、こんな転落劇は起きなかったのだ。この見事なまでの失速。加えて監督の火に油を注ぐような問題発言も飛び出し、これによって最終節、監督の指向するサッカーや、果ては監督自身の指導力から人間性まで、全ての資質が批判対象となって爆発した。
どうしてこのような無様な状況に陥ってしまったのか。結論から言ってしまえば、一昨年、そして去年と同じ繰り返しだったからである。去年のシーズン総括を振り返ってみてほしい。去年と何も変わっていなかった事が一目瞭然でわかる。
もちろん手を打たなかった訳ではない。降格しても不思議ではないと監督自ら認めた守備の大崩壊ぶり、それを改善するために守備意識を導入した。それが成功したかに見えた今季も、実は守備力が根底から改善した訳ではなく、補強によって西川という極めて高い個人能力を持った代表キーパーに頼っていたに過ぎなかった。
その補強に関しても、監督の希望する好みの選手は素直に獲得しても、フロント自ら足を棒にして外国人選手を見付けて来るような苦労は一切しない。クラブライセンス制度を盾に、資金を蓄えるという最もらしい理由を隠れ蓑にして、去年に引き続いて外国人枠を少しでも埋めるような努力を行わなかった。去年、レギュラー選手が息切れしても、その穴を埋めるべき選手が現れず、戦力の空洞化とともに失速して行った悪い教訓があったにも拘わらず、原口の海外移籍時ですら、もともと原口の移籍を想定して獲得していた李の存在に甘んじて、穴埋めに動かなかった。そしてまた、また同じ過ちを犯した。
とはいうものの、首位にすら立てなかった昨季と比べれば、最後の最後まで優勝争いをしての準優勝である。確かに順位上は成長した。2位は大変立派な順位である。いや、そう見えるかだけなのかもしれない。大局的には何も変わっていなかったのだ。それは昨季と今季の流れを見れば明らかなのである。順位に騙されているだけで、チームとクラブの内面は去年と差ほど変わっていなかったのである。変わっていたら、去年と同じ過ちは繰り返していない。
人事を尽くしていれば、優勝は可能であった。自分はそう思っている。ところが監督もフロントも、人事を尽くさなかった。優勝に向けて、幾らでも手を打つ機会はあった。しかしシーズン中、監督もフロントも現状維持のまま、最後まで動かなかった。
それがレッズに出来なかった訳はないと思う。現に他クラブのフロントは、世界に出向いては未だ見ぬ新外国人選手を発掘する。親会社やスポンサーの承諾を取り付け、または営業努力を重ねて新規スポンサーを獲得し、果ては世界的スター選手を招聘したクラブさえ存在する。それが最後に成功に繋がった否かは別の話であるが、それよりも先ずは自分から動く、努力するという姿勢は大いに見えたクラブチームは確かに存在した。
他に出来て、何故レッズにそれが出来ないのか。レッズはJリーグに於いて実に恵まれた環境にあるクラブである。そのレッズ規模のクラブでそれが出来ないというのであれば、それは単に安寧の上に胡座をかいたままの怠慢にしか過ぎないと思う。そしてこういう怠った部分のボロは、最後の最後で現れるのが常。故に今季も当然の息切れ失速であった。
タイトル獲得は、手を拱いているだけでは難しい。全てをやり尽くした上で、それを逃すのならば仕方がない。しかし、やれる事をやらなかった以上、必然的な結果に沈んでしまうものなのだろう。
既に同じ監督と同じフロントの下で3シーズンを消化した。それで同じ過ちを繰り返している以上、もはや限界が見えている感が強い。しかし来季も同じ監督、同じフロントのまま、レッズというクラブチームは運営されて行く。このような状況下で、果たして来季に向けて何か希望はあるだろうか。
残念ながら、現時点で大きな希望を見出す事は難しい。体制が同じままであるという事は、内面が変わらないという事であるから、ここからクラブチームが急激に上昇するという可能性は極めて低いと思う。来季もそこそこの順位に騙されながら、内面では苦しい戦いを余儀なくされる予感がある。それだけは今から覚悟しておく必要がある。
ただし今季は2年振りに来季ACL出場権を獲得した。これによって補強の質が変わる事を期待するしかない。既に発表された選手やこの先も続くかもしれない選手の放出と入れ替わり、来季はまた多くの選手がレッズへ移籍して来る事が予想される。
現在噂されている選手はあくまで国内レベルであるが、ここにACLでも通用するレベルの選手が含まれているかどうかで、来季の選手層が変わってくる。レッズ色がますます薄まる事による批判は当然多いが、これは長年に渡り有力新人の獲得失敗を繰り返し、または育成を怠って来た罪として陥った負のスパイラルである。しかしそれを不本意ながらも涙を呑んで受け入れるしか道が無い。若手が減り保有選手の年齢層がますます高くなる来季、そうでなければチームを維持して行く事が出来ないからである。
人間、変に期待や可能性を持たせて、その期待や可能性が極めて高かったにも関わらず、それが既の所で叶わなかった時ほど、その落胆と気持ちの反動は大きいものとなる。
今回、最終節に於いて、監督に向けられた大きな批判は、まさにそれを象徴するものとなってしまった。
その僅か1ケ月前、優勝に王手を掛けた時、選手も監督もコーチもフロントも、そして何よりファン・サポーターが、「今年こそ、ついに」という思いを抱いて、大きな期待と可能性を肌で感じていたはずであった。精神論ではなく、数字という確率の、これ以上ない大きな根拠があったからこそ、期待と可能性を感じたはずだった。あの頃のサポーターの気持ちは団結していた。無冠が続く監督に、何としてでもタイトルを獲らせてあげたい。そういう気持ちが強かったサポーターは多かったはずであった。
ところが、言葉は悪いが、それがまた、裏切られた。
最後の一番大切な3試合。いや抑もそれ以前に、首位らしく普通に勝ち点を積み上げてさえすれば、こんな転落劇は起きなかったのだ。この見事なまでの失速。加えて監督の火に油を注ぐような問題発言も飛び出し、これによって最終節、監督の指向するサッカーや、果ては監督自身の指導力から人間性まで、全ての資質が批判対象となって爆発した。
どうしてこのような無様な状況に陥ってしまったのか。結論から言ってしまえば、一昨年、そして去年と同じ繰り返しだったからである。去年のシーズン総括を振り返ってみてほしい。去年と何も変わっていなかった事が一目瞭然でわかる。
もちろん手を打たなかった訳ではない。降格しても不思議ではないと監督自ら認めた守備の大崩壊ぶり、それを改善するために守備意識を導入した。それが成功したかに見えた今季も、実は守備力が根底から改善した訳ではなく、補強によって西川という極めて高い個人能力を持った代表キーパーに頼っていたに過ぎなかった。
その補強に関しても、監督の希望する好みの選手は素直に獲得しても、フロント自ら足を棒にして外国人選手を見付けて来るような苦労は一切しない。クラブライセンス制度を盾に、資金を蓄えるという最もらしい理由を隠れ蓑にして、去年に引き続いて外国人枠を少しでも埋めるような努力を行わなかった。去年、レギュラー選手が息切れしても、その穴を埋めるべき選手が現れず、戦力の空洞化とともに失速して行った悪い教訓があったにも拘わらず、原口の海外移籍時ですら、もともと原口の移籍を想定して獲得していた李の存在に甘んじて、穴埋めに動かなかった。そしてまた、また同じ過ちを犯した。
とはいうものの、首位にすら立てなかった昨季と比べれば、最後の最後まで優勝争いをしての準優勝である。確かに順位上は成長した。2位は大変立派な順位である。いや、そう見えるかだけなのかもしれない。大局的には何も変わっていなかったのだ。それは昨季と今季の流れを見れば明らかなのである。順位に騙されているだけで、チームとクラブの内面は去年と差ほど変わっていなかったのである。変わっていたら、去年と同じ過ちは繰り返していない。
人事を尽くしていれば、優勝は可能であった。自分はそう思っている。ところが監督もフロントも、人事を尽くさなかった。優勝に向けて、幾らでも手を打つ機会はあった。しかしシーズン中、監督もフロントも現状維持のまま、最後まで動かなかった。
それがレッズに出来なかった訳はないと思う。現に他クラブのフロントは、世界に出向いては未だ見ぬ新外国人選手を発掘する。親会社やスポンサーの承諾を取り付け、または営業努力を重ねて新規スポンサーを獲得し、果ては世界的スター選手を招聘したクラブさえ存在する。それが最後に成功に繋がった否かは別の話であるが、それよりも先ずは自分から動く、努力するという姿勢は大いに見えたクラブチームは確かに存在した。
他に出来て、何故レッズにそれが出来ないのか。レッズはJリーグに於いて実に恵まれた環境にあるクラブである。そのレッズ規模のクラブでそれが出来ないというのであれば、それは単に安寧の上に胡座をかいたままの怠慢にしか過ぎないと思う。そしてこういう怠った部分のボロは、最後の最後で現れるのが常。故に今季も当然の息切れ失速であった。
タイトル獲得は、手を拱いているだけでは難しい。全てをやり尽くした上で、それを逃すのならば仕方がない。しかし、やれる事をやらなかった以上、必然的な結果に沈んでしまうものなのだろう。
既に同じ監督と同じフロントの下で3シーズンを消化した。それで同じ過ちを繰り返している以上、もはや限界が見えている感が強い。しかし来季も同じ監督、同じフロントのまま、レッズというクラブチームは運営されて行く。このような状況下で、果たして来季に向けて何か希望はあるだろうか。
残念ながら、現時点で大きな希望を見出す事は難しい。体制が同じままであるという事は、内面が変わらないという事であるから、ここからクラブチームが急激に上昇するという可能性は極めて低いと思う。来季もそこそこの順位に騙されながら、内面では苦しい戦いを余儀なくされる予感がある。それだけは今から覚悟しておく必要がある。
ただし今季は2年振りに来季ACL出場権を獲得した。これによって補強の質が変わる事を期待するしかない。既に発表された選手やこの先も続くかもしれない選手の放出と入れ替わり、来季はまた多くの選手がレッズへ移籍して来る事が予想される。
現在噂されている選手はあくまで国内レベルであるが、ここにACLでも通用するレベルの選手が含まれているかどうかで、来季の選手層が変わってくる。レッズ色がますます薄まる事による批判は当然多いが、これは長年に渡り有力新人の獲得失敗を繰り返し、または育成を怠って来た罪として陥った負のスパイラルである。しかしそれを不本意ながらも涙を呑んで受け入れるしか道が無い。若手が減り保有選手の年齢層がますます高くなる来季、そうでなければチームを維持して行く事が出来ないからである。
しかし若手では、ユース生え抜きの関根が、ルーキーイヤーを飛び出して、更に成長を遂げるシーズンになるかもしれない。若手を次々放出しつつ生え抜きの育成を怠って来たチームに於いて、関根は現在で唯一の希望と言っても過言ではないだろう。
そう、希望は、無い訳ではない。少ないながらも、見出すことは可能なのである。そこに賭けるしかない。そんな来季になると思う。
以上、今季の総括は、実に淡泊な形に終始。この理由は他でもない、上記に何度も書いた通り、去年と同じ過ちを繰り返したシーズンになってしまったからである。失うものは多くても、得たものは少なかった。優勝争いを繰り広げていたチームにしては、余りに淡泊な一年だったように思える。そして少し、本当に少しであるが、優勝を逃した無念さで、燃え尽きてしまった感がある。この沈んだ気持ちを回復させるには、少し時間が必要である。
初めから過度の期待をしなければ、こんな楽な事はないと毎年思いつつも、決して取り返せない通り過ぎた過去に思いを馳せては悔しがり、いざ新しいシーズンが始まれば、また試合の内容と結果に本気で一喜一憂してしまう。レッズサポーターとは、そんな人種である。そして、これが浦和レッズである。
そんな訳で、皆さん今シーズンも大変お疲れ様でした。
そう、希望は、無い訳ではない。少ないながらも、見出すことは可能なのである。そこに賭けるしかない。そんな来季になると思う。
以上、今季の総括は、実に淡泊な形に終始。この理由は他でもない、上記に何度も書いた通り、去年と同じ過ちを繰り返したシーズンになってしまったからである。失うものは多くても、得たものは少なかった。優勝争いを繰り広げていたチームにしては、余りに淡泊な一年だったように思える。そして少し、本当に少しであるが、優勝を逃した無念さで、燃え尽きてしまった感がある。この沈んだ気持ちを回復させるには、少し時間が必要である。
初めから過度の期待をしなければ、こんな楽な事はないと毎年思いつつも、決して取り返せない通り過ぎた過去に思いを馳せては悔しがり、いざ新しいシーズンが始まれば、また試合の内容と結果に本気で一喜一憂してしまう。レッズサポーターとは、そんな人種である。そして、これが浦和レッズである。
そんな訳で、皆さん今シーズンも大変お疲れ様でした。
総括のような愚痴っぽい事は、残留争いや優勝とは無縁なシーズンを過ごして来たチームのサポーターにからしたら、「優勝の夢を見られるだけ良いじゃないか」と叱られそうです。もちろん自分とて、優勝争いで夢を見られるだけでも贅沢で幸せな事とは理解しつつも、やはり最後の最後で優勝を逃したシーズンである事の無念さは、共通の意識だと思っています。
この思いが晴れるシーズンがまたいつ訪れるかはわかりませんが、願わくば来季こそ、それが訪れてくれる事を期待しつつ、ここから来季に向けて徐々にでも気持ちを切り替えて行きましょう。お疲れ様でした。
この思いが晴れるシーズンがまたいつ訪れるかはわかりませんが、願わくば来季こそ、それが訪れてくれる事を期待しつつ、ここから来季に向けて徐々にでも気持ちを切り替えて行きましょう。お疲れ様でした。
PR
2014年 J1リーグ第34節
浦和レッズ1-2名古屋グランパス
~埼玉スタジアム2002
帰宅してパソコンの電源を入れたまでは良いが、気付いたら爆睡していた・・・。
えーとだな、まあその・・・なんだこれ?・・・いや、まあ見馴れたけどね。予想できた結果だし。個人的には鳥栖戦で吹っ切れていたし。
で、ひとつ思う事を素直に言うね。この試合、仮にレッズが勝っていたとするでしょ?結果的にそうだったら、本来であればリーグ優勝していた訳なんだよな。だってガンバがまさかの徳島との引き分けだったのだから。
・・・本当に、本当に、そう思いますか?
自分はそうは思わないね、絶対。
仮にレッズが勝ったとする。
優勝?
甘い甘い。
恐らくガンバも勝っていたと思うよ。
で、結局は優勝できなかった。
そういうオチになっていたと思う。
奇跡?奇跡というより鬼籍だったな。だいたい奇跡なんて言うものは、努力を重ねてやる事をやり尽くした上で起きるものなのだと思う。神様はそこを見ているからこそ起こしてくれる。ところがレッズはサッカーの神様の配慮を散々無にして来たチームだもん。最後の最後でもう一度チャンスをくれる程、そこまで神様は甘くないよ。だからレッズとガンバの結果は、サッカーの神様のちょっとした悪戯なの。前半まではレッズに期待を持たせておいて、後半は真に強いチームへ微笑んであげる。レッズに対しては「わかるかい?散々私の好意を裏切って来た罪がこれだよ?」サッカーの神様の、そういう冷たい声が聞こえる。
だってそうだろ?本来首位をキープしていたチームが、最後の10試合でどれだけの勝ち点を積み上げた?一番大事な最後の3試合で、どれだけの結果を残した?優勝に王手をかけてから3試合で得点2。その得点もPKとセットプレーから。流れの中から点が取れない。だったら引き分け狙いだろうと逃げ切りだろうと何でも良いから守れば良かったものを、それでも守れない。守りきれない。逆に怒濤の5失点。・・・何がやりたいの?何がやりたかったの?パスサッカーって何?ポゼッションサッカーって何??ミシャサッカーって何???アホですか????
結局は順位に騙されている。これが補充レベルの小規模補強でありながらの順位なら大変立派だろう。でもハッキリ言ってね、外国人は獲らないけど代表クラスの日本人選手で大型補強を敢行していて、それでタイトルが獲れないばかりか、毎年毎年安定性に欠いては終盤に失速する。駄目じゃん。ようするに監督とフロントのやり方が間違っている訳でしょ。これ1年目や2年目なら許されても、ここ3年目でも同じって、それで4年目5年目やっても変わらないんじゃないの?
・・・でも来年もミシャなんだよな。まあフロントも契約時点ではまさかこの期に及んで優勝を逃すとは思っていなかったんだろうけど。
試合中から試合終了まで、スタンドの彼方此方から響く痛烈な罵声がサポーターの本音を象徴していた。「だからすぐ後ろに下げるな!」「前が空いているのに!」「お前ら何がやりたいんだよ!?」「もうこのサッカー嫌い!」「来年もこれが続くなんてまっぴらだ!」「顔も見たくねーよ!!」「ミシャ自分から辞めろ!!」
だから自分は昔から言っているでしょ、ミシャサッカーは皆が言うような”面白いサッカー”ではなくて、”変なサッカー”だって。だから自分はもう冷静。冷ややかです、ハイ。特定の選手に頼らない、どこからでも点が取れるサッカー?嘘じゃん。興梠が居ないと点が取れないサッカーだっちゅーの。
まあ来年は真に強いチームの優勝権が無くなる糞2ステージ制が復活するから、意外と優勝しちゃうかもしれない?いやチャンピオンシップでまた負けてしまうパターンかもしれないけど。まあいいや、来年の事なんて後で考えよう。今はただただ文句たれてスッキリしたいだけ。
淵田社長も就任初年度から大ブーイングシャワーで悲惨だなぁ。貴方がレッズ社長に転籍する直前の関東三菱社長時代の昨年12月に、自分は新座三菱で三菱車を買い換えているんだからね。その当時の貴方名の礼状を見ては悲しく思うよ。
はぁ、だから糞寒いんだから社長は出て来なくて良いよ。早く居酒屋行かせろよ。でも社長も話を手短に終えてくれて良かった。誰も聞いてねーし。
まあ社長、気にしないでくれ。最終節に崩壊しての大ブーイングは、何も今に始まった事ではないから。もう名物というか、立派な伝統だから。「浦和レッズ最終節ブーイング集DVD」なんて発売してくれたら、意外と楽しいかもしれない。500円くらいなら買うよ。
そんな中で坪井・・・勝って送り出したかったけど・・・心残りはそれだけ。大ブーイングの後にこれを持ってくるやり方もどうかと思うけど、まさか今年は坪井を火消し役に狙ったのかと穿ってしまうフロントのやり方。
坪井、ありがとう・・・。
ハイ、浦和でザ・反省会のザ・ヤケ酒。
土下座は来年に持ち越しか。
あ、実は仲間のレプリカの番号は坪井なんだけど、居なくなる事で買い換えるらしい。で、誰にする?って聞いたら、え?柏木??
とりあえず皆さん、今シーズンもお疲れ様でした。
真面目な話は後日のシーズン総括で。
------
J1リーグ最終第34節 浦和1-2名古屋
得点/2分・槙野(浦)、72分・牟田(名)、89分・永井(名)
主審=西村雄一
観衆:53,091人
浦和レッズ1-2名古屋グランパス
~埼玉スタジアム2002
えーとだな、まあその・・・なんだこれ?・・・いや、まあ見馴れたけどね。予想できた結果だし。個人的には鳥栖戦で吹っ切れていたし。
で、ひとつ思う事を素直に言うね。この試合、仮にレッズが勝っていたとするでしょ?結果的にそうだったら、本来であればリーグ優勝していた訳なんだよな。だってガンバがまさかの徳島との引き分けだったのだから。
・・・本当に、本当に、そう思いますか?
自分はそうは思わないね、絶対。
仮にレッズが勝ったとする。
優勝?
甘い甘い。
恐らくガンバも勝っていたと思うよ。
で、結局は優勝できなかった。
そういうオチになっていたと思う。
奇跡?奇跡というより鬼籍だったな。だいたい奇跡なんて言うものは、努力を重ねてやる事をやり尽くした上で起きるものなのだと思う。神様はそこを見ているからこそ起こしてくれる。ところがレッズはサッカーの神様の配慮を散々無にして来たチームだもん。最後の最後でもう一度チャンスをくれる程、そこまで神様は甘くないよ。だからレッズとガンバの結果は、サッカーの神様のちょっとした悪戯なの。前半まではレッズに期待を持たせておいて、後半は真に強いチームへ微笑んであげる。レッズに対しては「わかるかい?散々私の好意を裏切って来た罪がこれだよ?」サッカーの神様の、そういう冷たい声が聞こえる。
だってそうだろ?本来首位をキープしていたチームが、最後の10試合でどれだけの勝ち点を積み上げた?一番大事な最後の3試合で、どれだけの結果を残した?優勝に王手をかけてから3試合で得点2。その得点もPKとセットプレーから。流れの中から点が取れない。だったら引き分け狙いだろうと逃げ切りだろうと何でも良いから守れば良かったものを、それでも守れない。守りきれない。逆に怒濤の5失点。・・・何がやりたいの?何がやりたかったの?パスサッカーって何?ポゼッションサッカーって何??ミシャサッカーって何???アホですか????
結局は順位に騙されている。これが補充レベルの小規模補強でありながらの順位なら大変立派だろう。でもハッキリ言ってね、外国人は獲らないけど代表クラスの日本人選手で大型補強を敢行していて、それでタイトルが獲れないばかりか、毎年毎年安定性に欠いては終盤に失速する。駄目じゃん。ようするに監督とフロントのやり方が間違っている訳でしょ。これ1年目や2年目なら許されても、ここ3年目でも同じって、それで4年目5年目やっても変わらないんじゃないの?
・・・でも来年もミシャなんだよな。まあフロントも契約時点ではまさかこの期に及んで優勝を逃すとは思っていなかったんだろうけど。
試合中から試合終了まで、スタンドの彼方此方から響く痛烈な罵声がサポーターの本音を象徴していた。「だからすぐ後ろに下げるな!」「前が空いているのに!」「お前ら何がやりたいんだよ!?」「もうこのサッカー嫌い!」「来年もこれが続くなんてまっぴらだ!」「顔も見たくねーよ!!」「ミシャ自分から辞めろ!!」
だから自分は昔から言っているでしょ、ミシャサッカーは皆が言うような”面白いサッカー”ではなくて、”変なサッカー”だって。だから自分はもう冷静。冷ややかです、ハイ。特定の選手に頼らない、どこからでも点が取れるサッカー?嘘じゃん。興梠が居ないと点が取れないサッカーだっちゅーの。
まあ来年は真に強いチームの優勝権が無くなる糞2ステージ制が復活するから、意外と優勝しちゃうかもしれない?いやチャンピオンシップでまた負けてしまうパターンかもしれないけど。まあいいや、来年の事なんて後で考えよう。今はただただ文句たれてスッキリしたいだけ。
はぁ、だから糞寒いんだから社長は出て来なくて良いよ。早く居酒屋行かせろよ。でも社長も話を手短に終えてくれて良かった。誰も聞いてねーし。
まあ社長、気にしないでくれ。最終節に崩壊しての大ブーイングは、何も今に始まった事ではないから。もう名物というか、立派な伝統だから。「浦和レッズ最終節ブーイング集DVD」なんて発売してくれたら、意外と楽しいかもしれない。500円くらいなら買うよ。
そんな中で坪井・・・勝って送り出したかったけど・・・心残りはそれだけ。大ブーイングの後にこれを持ってくるやり方もどうかと思うけど、まさか今年は坪井を火消し役に狙ったのかと穿ってしまうフロントのやり方。
坪井、ありがとう・・・。
ハイ、浦和でザ・反省会のザ・ヤケ酒。
土下座は来年に持ち越しか。
あ、実は仲間のレプリカの番号は坪井なんだけど、居なくなる事で買い換えるらしい。で、誰にする?って聞いたら、え?柏木??
とりあえず皆さん、今シーズンもお疲れ様でした。
真面目な話は後日のシーズン総括で。
------
J1リーグ最終第34節 浦和1-2名古屋
得点/2分・槙野(浦)、72分・牟田(名)、89分・永井(名)
主審=西村雄一
観衆:53,091人
2014年 J1リーグ第33節
サガン鳥栖1-1浦和レッズ
~ベストアメニティスタジアム
もう笑うしかない。アハハハハハハハハハハハハ・・・ハァ、虚しいな。つーか、頑張った選手には悪いけど、これだけは言いたい。
ふ・ざ・け・ん・な!!
何でまたこうなるんだ?どうして最後まで守れないんだ?
何のために永田を入れたんだ?
ミシャも何やってんだ?
だいたいだな、流れから点が取れない上に決定機すら決められない。何なんだ?
敵は1人退場してレッズは数的優位だったんだぞ?
何をやっているんだ?
点を取るための練習やってんのか?
阿部のPK時にゴール裏みんなで中央に集まって、肩組んで祈ったあの瞬間は何だったんだ?
選手が引き上げてからすぐ下の柱んとこで柏木が寄り掛かって動けなくなっていたけど、こっちだって同じ気持ちなんだよ!泣きたいのはこっちだ!!
ったくよー!!
もうツッコミ処が多過ぎて、何から怒って良いやら、何に対して怒って良いのか、訳がわからなくなってきた!扇谷の糞ジャッジのせいだ!とにかく腹が立つ!
あーそうですよ、俺の応援が足りないから、俺のサポートが足りないから、だから勝てないんですよ!だから首位陥落しちゃうんだよ!だから優勝出来ないんだよ!悪かったな!ご・め・ん・な・さ・い!
くそ、怒ったところで、逆ギレしたところで、もう何も返って来ない。
え?まだ終わっていない?次?奇跡を信じろ?
終わっただろ!だいたい毎回毎回毎回毎回「次」「次」とか甘い事を言っているから駄目なんだよ!だからこんな事になったんじゃないのか!?甘い!本当に甘い!これで奇跡が起きたら土下座してやるよ土下座!!
あーもう、これ書きながら自分が情けなくて涙が出てきた。
毎年々々何しに、何のために腰と尻がウルトラアウチになりながら高速バスで15時間もかけて鳥栖まで行っているんだ?悔しさを味わうためなのか?違うだろう?
これか?このためなのか??
またいつもの焼鳥屋でザ・ヤケ酒するためか???
マスターに「お、1年ぶりですね」とすっかり顔を覚えられたのは良いが、毎年鳥栖に勝てないサポーターの印象を植え付けてしまっているのは実にマズい次第。焼鳥は美味いんだけど。そんなマスターは実は広島・呉出身だという事が判明した。来年は何故広島から佐賀に流れて来たのか聞いてみよう。
・・・そうだ、鳥栖へは人々と交流を深めるために行っているんだった。そうだそうだ。試合の事なんて忘れちまおう。あー、鳥栖の夜(だけ)はいつも素晴らしい。二次会の店でも完全に酔っ払って、鳥栖サポ集団と交流を深めるのであった。
おかげで二日酔いさ。だいたい2軒目からホテルまでどう帰ったのか覚えていない。気付いたらベッドの上で朝を迎えていた。仲間によると最後にしっかりラーメンまで喰ったというのだが、それすら記憶に無い。もう訳わかんねーや。
鳥栖は本当に良い所だ。但し、何度も言うが、レッズが勝てればもっと良い所だ!優勝が消滅しなかったらもっともっと良い所だっつーの!!
・・・今回首位陥落優勝消滅で情緒不安定に付き文章滅茶苦茶(尤も毎回滅茶苦茶という話もあるが)
おまけ
毎年々々鳥栖に来ていながら、これまで時間が合わなくてスルーしていた中央軒下り6番ホームの「かしわうどん」。
この店、列車到着と同時にドバッと人が群がり、10分もすると人が全然居なくなる。その繰り返し。見ているだけで何か面白い。
で、そんなに評判良いなら喰ってやるぜ!って事で初体験である。
・・・まあ、普通に美味かったという事で。フレークが見た目猫缶みたいので一瞬焦ったけど。
問題は、これが当日の昼飯だったという点だよな。昼はうどん一杯とか、夜は焼鳥とか単価の安いのばっか喰ってて、鳥栖に於ける自分の食糧事情って結構悲惨だな・・・。
サガン鳥栖1-1浦和レッズ
~ベストアメニティスタジアム
もう笑うしかない。アハハハハハハハハハハハハ・・・ハァ、虚しいな。つーか、頑張った選手には悪いけど、これだけは言いたい。
ふ・ざ・け・ん・な!!
何でまたこうなるんだ?どうして最後まで守れないんだ?
何のために永田を入れたんだ?
ミシャも何やってんだ?
だいたいだな、流れから点が取れない上に決定機すら決められない。何なんだ?
敵は1人退場してレッズは数的優位だったんだぞ?
何をやっているんだ?
点を取るための練習やってんのか?
阿部のPK時にゴール裏みんなで中央に集まって、肩組んで祈ったあの瞬間は何だったんだ?
選手が引き上げてからすぐ下の柱んとこで柏木が寄り掛かって動けなくなっていたけど、こっちだって同じ気持ちなんだよ!泣きたいのはこっちだ!!
ったくよー!!
もうツッコミ処が多過ぎて、何から怒って良いやら、何に対して怒って良いのか、訳がわからなくなってきた!扇谷の糞ジャッジのせいだ!とにかく腹が立つ!
あーそうですよ、俺の応援が足りないから、俺のサポートが足りないから、だから勝てないんですよ!だから首位陥落しちゃうんだよ!だから優勝出来ないんだよ!悪かったな!ご・め・ん・な・さ・い!
くそ、怒ったところで、逆ギレしたところで、もう何も返って来ない。
え?まだ終わっていない?次?奇跡を信じろ?
終わっただろ!だいたい毎回毎回毎回毎回「次」「次」とか甘い事を言っているから駄目なんだよ!だからこんな事になったんじゃないのか!?甘い!本当に甘い!これで奇跡が起きたら土下座してやるよ土下座!!
あーもう、これ書きながら自分が情けなくて涙が出てきた。
毎年々々何しに、何のために腰と尻がウルトラアウチになりながら高速バスで15時間もかけて鳥栖まで行っているんだ?悔しさを味わうためなのか?違うだろう?
またいつもの焼鳥屋でザ・ヤケ酒するためか???
マスターに「お、1年ぶりですね」とすっかり顔を覚えられたのは良いが、毎年鳥栖に勝てないサポーターの印象を植え付けてしまっているのは実にマズい次第。焼鳥は美味いんだけど。そんなマスターは実は広島・呉出身だという事が判明した。来年は何故広島から佐賀に流れて来たのか聞いてみよう。
・・・そうだ、鳥栖へは人々と交流を深めるために行っているんだった。そうだそうだ。試合の事なんて忘れちまおう。あー、鳥栖の夜(だけ)はいつも素晴らしい。二次会の店でも完全に酔っ払って、鳥栖サポ集団と交流を深めるのであった。
おかげで二日酔いさ。だいたい2軒目からホテルまでどう帰ったのか覚えていない。気付いたらベッドの上で朝を迎えていた。仲間によると最後にしっかりラーメンまで喰ったというのだが、それすら記憶に無い。もう訳わかんねーや。
鳥栖は本当に良い所だ。但し、何度も言うが、レッズが勝てればもっと良い所だ!優勝が消滅しなかったらもっともっと良い所だっつーの!!
・・・今回首位陥落優勝消滅で情緒不安定に付き文章滅茶苦茶(尤も毎回滅茶苦茶という話もあるが)
おまけ
毎年々々鳥栖に来ていながら、これまで時間が合わなくてスルーしていた中央軒下り6番ホームの「かしわうどん」。
この店、列車到着と同時にドバッと人が群がり、10分もすると人が全然居なくなる。その繰り返し。見ているだけで何か面白い。
で、そんなに評判良いなら喰ってやるぜ!って事で初体験である。
・・・まあ、普通に美味かったという事で。フレークが見た目猫缶みたいので一瞬焦ったけど。
問題は、これが当日の昼飯だったという点だよな。昼はうどん一杯とか、夜は焼鳥とか単価の安いのばっか喰ってて、鳥栖に於ける自分の食糧事情って結構悲惨だな・・・。
------
J1リーグ第33節 鳥栖1-1浦和
得点/69分・阿部PK(浦)、90+4分・小林(鳥)
主審=扇谷健司
観衆:19,235人
2014年 J1リーグ第32節
浦和レッズ0-2ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002
・・・またやらかした。もう本当に勝負弱いというか、大一番に勝てないチームだなぁ、もう!!本当なら今頃は浦和でドンチャン騒ぎのはずだったのに!!
前節の勝利後に「まだ何も手に入れていないから自然体で」なんて格好付けたような事を書いた割に、3週間という長期の中断期間で膨らむだけ膨らんだリーグ優勝への期待が、この敗戦によって一気に瓦解した。膨張しまくった期待という名の柱が、頭の中で一気にガラガラと崩れていくのがわかる。
だいたいだな、やはりリーグ戦が佳境に入る時期に、代表なんかを優先して3週間という長期の中断期間を設けるJリーグのアホ日程がイカンのだ。これが中3日とか1週間だったら普通に期待してさあ本番のレベルで済むが、それが3週間分だから期待値だって尋常ではなかった。そしてその思いが、その通りにならなかったのだから、そのショックも3週間分のし掛かるのであった。嗚呼この焦燥感。本当にショッキングな敗戦となってしまった。この3週間は一体何だったのか・・・。
しかしチーム自体は、心配だった中弛みも見られず、優勝へのプレッシャーからかやや固かった部分はあったものの、基本的に狙い通りの”我慢”して1点勝負のサッカーを展開していた。宇佐美とパトリックを抑え込み、遠藤が居る中で危険な位置でのFKすら全く与えなかった。何度かの西川のナイスセーブに救われていた部分はあったが、全体通して悪くない守備をしていた、はずだった。87分までは。
・・・サッカーの神様、今回の試合を87分まで戻してくれないでしょうか?あれだけ完璧に宇佐パトを封じていたのに、その代わり途中出場の佐藤と倉田に立て続けにやられるんだもんなぁ。宇佐パトが下がって油断した?いやミシャの采配ミスも含まれると思う。あの時間帯なら次節以降を考えたら引き分け狙いでも御の字だったのに、チームは終盤に入ってから、勝ちに行こうとしていた。前掛かりになっていた。そこを突かれた。
もちろんミシャにも選手にも、いくら宇佐パトを抑え続けていたとはいえ、誤算があったはず。それはレッズも先制点を奪えないまま終盤まで来てしまった事。これで幾らか攻撃に焦りが見えた。ただ宇賀神の決定的なシュートが東口に防がれていなかったら展開は変わっていたかもしれないが、それを言っても後の祭りである。
そしてぶったまげたのは、紅白戦に少し出たばかりの興梠がベンチ入りしていた事。新聞では「残り5分だけでも」なんて報道されていたが、てっきり冗談かと思っていた。個人的にも最終節すら本当に間に合うか懐疑的だったのに、それがガンバ戦に間に合ってしまうなんて。だからといって実際には使う気はないだろう、まさか紅白戦に少し出たばかりの骨折明けの選手を使う乱暴な真似はしないだろうし、それでもベンチに入れたのは、優勝した時にベンチから共に喜びを分かち合うためのミシャの温情だろうと思っていた。本当にそう思っていた。・・・使っちゃうでやんの。ここで二重のぶったまげ。
いくらリードされてしまったとはいえ、使うべきだったのか?いやもちろん復帰が予想外に早かったのは嬉しいんだけど、万一の事があったらどうするのか。少なくとも鳥栖戦まで待った方が良かったのでは・・・。
なんて色々書き綴っていたところで、負けた現実がまた蘇って来た。本当に焦燥感である。
確かに未だ首位なのは理解している。ただし勝ち点2差というお尻に火が点いた事実を揉み消してはいけない。対して勢いがレッズとは雲泥の差のガンバはもう負けないだろう。最終節の相手は徳島だし。
だからレッズは、次が鬼門のベアスタ鳥栖戦だろうと何だろうと、もう絶対に勝たなければいけない。そして最終節も絶対に名古屋に勝たなければいけない。負けた時点でガンバにひっくり返される。だから連勝しなければ優勝は無い。そういう気概で行くしかない。自力優勝はレッズしか出来ない、なんてポジティヴに考えたところで、負けたら終わりなのだ。だからポジティヴとかネガティヴとかはこの際どうでも良い。現実逃避も無意味。とにかく連勝する、これだけ。
でも次節ガンバが引き分けてレッズが勝てば良いなー・・・
【辛党同好会・大悲報】
無観客試合で飛んだままになっていたこれが・・・知らない内に今日開催されていた・・・。
だから負けたんだ。絶対にそうだ。これのせいだ。八つ当たりしてやる!
浦和レッズ0-2ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002
前節の勝利後に「まだ何も手に入れていないから自然体で」なんて格好付けたような事を書いた割に、3週間という長期の中断期間で膨らむだけ膨らんだリーグ優勝への期待が、この敗戦によって一気に瓦解した。膨張しまくった期待という名の柱が、頭の中で一気にガラガラと崩れていくのがわかる。
だいたいだな、やはりリーグ戦が佳境に入る時期に、代表なんかを優先して3週間という長期の中断期間を設けるJリーグのアホ日程がイカンのだ。これが中3日とか1週間だったら普通に期待してさあ本番のレベルで済むが、それが3週間分だから期待値だって尋常ではなかった。そしてその思いが、その通りにならなかったのだから、そのショックも3週間分のし掛かるのであった。嗚呼この焦燥感。本当にショッキングな敗戦となってしまった。この3週間は一体何だったのか・・・。
しかしチーム自体は、心配だった中弛みも見られず、優勝へのプレッシャーからかやや固かった部分はあったものの、基本的に狙い通りの”我慢”して1点勝負のサッカーを展開していた。宇佐美とパトリックを抑え込み、遠藤が居る中で危険な位置でのFKすら全く与えなかった。何度かの西川のナイスセーブに救われていた部分はあったが、全体通して悪くない守備をしていた、はずだった。87分までは。
・・・サッカーの神様、今回の試合を87分まで戻してくれないでしょうか?あれだけ完璧に宇佐パトを封じていたのに、その代わり途中出場の佐藤と倉田に立て続けにやられるんだもんなぁ。宇佐パトが下がって油断した?いやミシャの采配ミスも含まれると思う。あの時間帯なら次節以降を考えたら引き分け狙いでも御の字だったのに、チームは終盤に入ってから、勝ちに行こうとしていた。前掛かりになっていた。そこを突かれた。
もちろんミシャにも選手にも、いくら宇佐パトを抑え続けていたとはいえ、誤算があったはず。それはレッズも先制点を奪えないまま終盤まで来てしまった事。これで幾らか攻撃に焦りが見えた。ただ宇賀神の決定的なシュートが東口に防がれていなかったら展開は変わっていたかもしれないが、それを言っても後の祭りである。
そしてぶったまげたのは、紅白戦に少し出たばかりの興梠がベンチ入りしていた事。新聞では「残り5分だけでも」なんて報道されていたが、てっきり冗談かと思っていた。個人的にも最終節すら本当に間に合うか懐疑的だったのに、それがガンバ戦に間に合ってしまうなんて。だからといって実際には使う気はないだろう、まさか紅白戦に少し出たばかりの骨折明けの選手を使う乱暴な真似はしないだろうし、それでもベンチに入れたのは、優勝した時にベンチから共に喜びを分かち合うためのミシャの温情だろうと思っていた。本当にそう思っていた。・・・使っちゃうでやんの。ここで二重のぶったまげ。
いくらリードされてしまったとはいえ、使うべきだったのか?いやもちろん復帰が予想外に早かったのは嬉しいんだけど、万一の事があったらどうするのか。少なくとも鳥栖戦まで待った方が良かったのでは・・・。
なんて色々書き綴っていたところで、負けた現実がまた蘇って来た。本当に焦燥感である。
確かに未だ首位なのは理解している。ただし勝ち点2差というお尻に火が点いた事実を揉み消してはいけない。対して勢いがレッズとは雲泥の差のガンバはもう負けないだろう。最終節の相手は徳島だし。
だからレッズは、次が鬼門のベアスタ鳥栖戦だろうと何だろうと、もう絶対に勝たなければいけない。そして最終節も絶対に名古屋に勝たなければいけない。負けた時点でガンバにひっくり返される。だから連勝しなければ優勝は無い。そういう気概で行くしかない。自力優勝はレッズしか出来ない、なんてポジティヴに考えたところで、負けたら終わりなのだ。だからポジティヴとかネガティヴとかはこの際どうでも良い。現実逃避も無意味。とにかく連勝する、これだけ。
でも次節ガンバが引き分けてレッズが勝てば良いなー・・・
【辛党同好会・大悲報】
だから負けたんだ。絶対にそうだ。これのせいだ。八つ当たりしてやる!
------
J1リーグ第32節 浦和0-2ガ大阪
得点/88分・佐藤(ガ大)、90+3分・倉田(ガ大)
主審=吉田寿光
観衆:56,758人
今朝のスポーツ紙の報道から、Jリーグが来季以降に外国資本企業のクラブ運営を認可する方針である事が判明した。なるほどリクルート出身の村井チェアマンがやりそうな政策と言える。但し外資企業の日本法人化という条件付きではあるが、そのハードルをクリアした外資企業は、Jリーグクラブの株式過半数保有が許される事になる。つまり完全な経営権を握れるという事だ。
先ず極東に於ける発展途上のプロサッカーリーグのクラブを、外資企業がわざわざ日本法人を設立してまで経営するメリットがあるのかという事だが、この点は当然だが参入企業の日本に於けるマーケット市場に絡んでの事になる。成長著しいお隣の中国市場を期待して中国スーパーリーグにならば飛び付く外資もまた沢山出てくるだろうが、それに圧されて停滞気味の日本市場にあるJリーグクラブの運営に、本気で興味を示す外資が現れるかどうか。尤も腐っても世界に誇れる日本市場であるから、興味を示す外資はそれなりに出てくるだろうし、大不況の日本に於いて”ここぞ”とばかりにクラブを売り飛ばしたい親会社や経営難のクラブが続出したら、引く手あまたな大盛況の状態になってしまうかも。もちろんそれは”受け手”が居なければ始まらないが。でもやがては外資に乗っ取られまくっているJリーグの時代がやってくる?
話を大きくしてしまったが、サッカークラブ単体で考えたら、やはりメリットとデメリットで考えるしかない。
メリット=外資マネーによるビッグクラブ化。これによる大型補強で強烈なチーム強化が可能となる。アジアや世界に本気で通用するクラブチームを作るに為には、大金を投じて優秀な指導者や有力選手を揃える。一番手っ取り早く、唯一と言っても過言ではない正攻法である。金の力は偉大だ。
デメリット=日本文化を熟知しないオーナーの方針に振り回される危険もあり、従来のクラブ”カラー”が損なわれたり刷新されてしまう可能性がある。カラーとは勿論”色”だけの意味ではなくて、クラブの伝統や価値そのものを指す。これはファン・サポーターやホームタウンにとって一番恐れる部分だろう。
メリットとデメリットは細かく考えたら他にも色々とあるが、大局的に見たら上記で間違いはないだろう。
さあそこで、久しぶりにアンケートを実施します。
【Jリーグクラブの外資運営に賛成?反対?】
単純に二者択一です。ちなみにこの問題は「良くわからない」という人が沢山居ると思いますが、中立回答を儲けると、大半が「良くわからない」になってアンケにならない危険性が高いため、強制的な二者択一です。それでも「良くわからない」人は、単純に上記のメリットとデメリットを天秤に掛けて、貴方は自分が応援するクラブがどちらのようなクラブになってほしいのか、つまり大金の力によるビッグクラブ化か、それとも戦力強化より伝統や価値を重んじるか、この2点を考えてから決めてください。
←左のプラグインにある投票欄、若しくはこの下の投票欄から投票お願いします。
投票期限:12月22日
先ず極東に於ける発展途上のプロサッカーリーグのクラブを、外資企業がわざわざ日本法人を設立してまで経営するメリットがあるのかという事だが、この点は当然だが参入企業の日本に於けるマーケット市場に絡んでの事になる。成長著しいお隣の中国市場を期待して中国スーパーリーグにならば飛び付く外資もまた沢山出てくるだろうが、それに圧されて停滞気味の日本市場にあるJリーグクラブの運営に、本気で興味を示す外資が現れるかどうか。尤も腐っても世界に誇れる日本市場であるから、興味を示す外資はそれなりに出てくるだろうし、大不況の日本に於いて”ここぞ”とばかりにクラブを売り飛ばしたい親会社や経営難のクラブが続出したら、引く手あまたな大盛況の状態になってしまうかも。もちろんそれは”受け手”が居なければ始まらないが。でもやがては外資に乗っ取られまくっているJリーグの時代がやってくる?
話を大きくしてしまったが、サッカークラブ単体で考えたら、やはりメリットとデメリットで考えるしかない。
メリット=外資マネーによるビッグクラブ化。これによる大型補強で強烈なチーム強化が可能となる。アジアや世界に本気で通用するクラブチームを作るに為には、大金を投じて優秀な指導者や有力選手を揃える。一番手っ取り早く、唯一と言っても過言ではない正攻法である。金の力は偉大だ。
デメリット=日本文化を熟知しないオーナーの方針に振り回される危険もあり、従来のクラブ”カラー”が損なわれたり刷新されてしまう可能性がある。カラーとは勿論”色”だけの意味ではなくて、クラブの伝統や価値そのものを指す。これはファン・サポーターやホームタウンにとって一番恐れる部分だろう。
メリットとデメリットは細かく考えたら他にも色々とあるが、大局的に見たら上記で間違いはないだろう。
さあそこで、久しぶりにアンケートを実施します。
【Jリーグクラブの外資運営に賛成?反対?】
単純に二者択一です。ちなみにこの問題は「良くわからない」という人が沢山居ると思いますが、中立回答を儲けると、大半が「良くわからない」になってアンケにならない危険性が高いため、強制的な二者択一です。それでも「良くわからない」人は、単純に上記のメリットとデメリットを天秤に掛けて、貴方は自分が応援するクラブがどちらのようなクラブになってほしいのか、つまり大金の力によるビッグクラブ化か、それとも戦力強化より伝統や価値を重んじるか、この2点を考えてから決めてください。
←左のプラグインにある投票欄、若しくはこの下の投票欄から投票お願いします。
投票期限:12月22日
起床したら、坪井の戦力外報道が出ていた。一瞬で眠気が吹き飛んだ。
この時期になると、必ず避けては通れないのものがストーブリーグ。今年のレッズからは、坪井が第一号報道になってしまった。
当然ショックだけど、”やはり”という気持ち。今季、いや昨季からの坪井の扱いを見ていたら、年齢的にも予想はしていた。というか覚悟はしていた。これは仕方がない。悲しいけれど。
3バックによる完全ストッパータイプの坪井は、4バックが主流化したフィンケ体制ではセンターバックに入っていたものの、元々の弱点であった空中戦対応で不安定さを著しく露呈させてしまい、同じく4バックだったゼリコ体制に於いては完全に構想外の扱いだった。ところがミシャ体制に代わり再び3バックが復活すると、水を得た魚のように右ストッパーとしてレギュラーに返り咲く。ところが2年目は同ポジションである森脇の加入により、繋ぐサッカーに不慣れな坪井は再び控えに回される。つまりこの時点で既にミシャの構想からも外されてしまった。そこから2シーズン、かつて黄金期を支えて来た坪井の心境はどうだっただろう。
オフトが就任直後にルーキー坪井の能力に目を付けて、開幕戦からレギュラー抜擢。横浜で見た坪井の守備は衝撃的だった。FWよりも速いレベルの俊足で走り回り、エリア内に侵入した敵を何の躊躇も無く後ろからスライディング。一歩間違えば足を引っかけてPKを喰らっても不思議ではない場面。それを確実にボールだけ弾き出した。あのプレーが、坪井の華々しいプロ人生の行方を決定づけたと言っても過言では無いと思った。
そこからA代表、ワールドカップ出場、ブラジル戦で緊張から両足痙攣という不運に見舞われて途中退場、そんな話も今ではひとつの逸話。
ここまで唯一公式戦得点記録である1ゴールが決勝点となった雨の駒場でのガンバ戦。
エメと接触して大流血しながらも15針縫って戦列復帰し、レッズに初タイトルをもたらしたナビスコ決勝。
国立での井原の引退試合で、最後にその井原を乗せてぎこちなく凱旋カーを運転して、スタンドの女の子から「かわいい」なんて言われていた坪井。井原から後継者を託されていたという。
嗚呼、色々と思い出してしまう。
日本最速DF、そしてDFとしては小柄なところからも、自分はかつて同じく小柄で世界最速DFと言われた”コロンビア代表コルドバ”の姿を坪井に見ていた。勝手に日本のコルドバと呼んでいた。それが坪井だった。
そんな坪井は、まだまだ現役続行を希望しているという話。興味を示すクラブも存在するらしいが。ただ個人的に、功労者である坪井にはレッズに関わり続けていてほしい気持ちがあるが、でもこればかりは・・・。せめて2年前であれば年齢的にも、もう一花咲かせられる状況だったと思うけれど。
どうなるかわからないけれど、今はただただ坪井には”ありがとう”と言いたい。そして坪井に最後にもう一度、優勝を味合わせてあげたい。
・・・それにしても、山根が早々に去り、三上も堀之内も既に引退、今度は坪井がレッズを去る。これでかつてのユニバ5人衆は、ついに平川1人になってしまったな。これも時代か・・・。
この時期になると、必ず避けては通れないのものがストーブリーグ。今年のレッズからは、坪井が第一号報道になってしまった。
当然ショックだけど、”やはり”という気持ち。今季、いや昨季からの坪井の扱いを見ていたら、年齢的にも予想はしていた。というか覚悟はしていた。これは仕方がない。悲しいけれど。
3バックによる完全ストッパータイプの坪井は、4バックが主流化したフィンケ体制ではセンターバックに入っていたものの、元々の弱点であった空中戦対応で不安定さを著しく露呈させてしまい、同じく4バックだったゼリコ体制に於いては完全に構想外の扱いだった。ところがミシャ体制に代わり再び3バックが復活すると、水を得た魚のように右ストッパーとしてレギュラーに返り咲く。ところが2年目は同ポジションである森脇の加入により、繋ぐサッカーに不慣れな坪井は再び控えに回される。つまりこの時点で既にミシャの構想からも外されてしまった。そこから2シーズン、かつて黄金期を支えて来た坪井の心境はどうだっただろう。
オフトが就任直後にルーキー坪井の能力に目を付けて、開幕戦からレギュラー抜擢。横浜で見た坪井の守備は衝撃的だった。FWよりも速いレベルの俊足で走り回り、エリア内に侵入した敵を何の躊躇も無く後ろからスライディング。一歩間違えば足を引っかけてPKを喰らっても不思議ではない場面。それを確実にボールだけ弾き出した。あのプレーが、坪井の華々しいプロ人生の行方を決定づけたと言っても過言では無いと思った。
そこからA代表、ワールドカップ出場、ブラジル戦で緊張から両足痙攣という不運に見舞われて途中退場、そんな話も今ではひとつの逸話。
ここまで唯一公式戦得点記録である1ゴールが決勝点となった雨の駒場でのガンバ戦。
エメと接触して大流血しながらも15針縫って戦列復帰し、レッズに初タイトルをもたらしたナビスコ決勝。
国立での井原の引退試合で、最後にその井原を乗せてぎこちなく凱旋カーを運転して、スタンドの女の子から「かわいい」なんて言われていた坪井。井原から後継者を託されていたという。
嗚呼、色々と思い出してしまう。
日本最速DF、そしてDFとしては小柄なところからも、自分はかつて同じく小柄で世界最速DFと言われた”コロンビア代表コルドバ”の姿を坪井に見ていた。勝手に日本のコルドバと呼んでいた。それが坪井だった。
そんな坪井は、まだまだ現役続行を希望しているという話。興味を示すクラブも存在するらしいが。ただ個人的に、功労者である坪井にはレッズに関わり続けていてほしい気持ちがあるが、でもこればかりは・・・。せめて2年前であれば年齢的にも、もう一花咲かせられる状況だったと思うけれど。
どうなるかわからないけれど、今はただただ坪井には”ありがとう”と言いたい。そして坪井に最後にもう一度、優勝を味合わせてあげたい。
・・・それにしても、山根が早々に去り、三上も堀之内も既に引退、今度は坪井がレッズを去る。これでかつてのユニバ5人衆は、ついに平川1人になってしまったな。これも時代か・・・。
ようこそ!!
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
ツイッター↓
@gyakusyuu からのツイート
カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最新コメント
[05/01 Ismaelcrymn]
[05/01 ArielCoisa]
[05/01 Richardkex]
[05/01 RobertdiurI]
[05/01 Jamesobelp]
最新トラックバック
最新記事
(04/26)
(04/20)
(04/17)
(04/13)
(04/07)
カテゴリー
リンク
【相互リンク大歓迎受付中!!】
プロフィール
HN:
うえ
性別:
男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
アーカイブ(最新5ケ月分)
ブログ内検索