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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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来週13日の新加入選手記者会見と、いよいよチームの始動が迫って来た。もう補強の話は聞かれなくなったから、補強終了と考えて良いか。

で、ふと思ったんだけど、どうせ外国人枠やアジア枠を有効活用する気が無いのだったら、余計に金がかかる外国人など、端から獲らなければ良いのでは?

別にマルシオやズラタンがどうこうではなく、監督が助っ人外国人の力を借りてまで好成績を残したくないと本気で考えているのであれば、どうして今回はズラタンを獲ったのかが意味不明である。
過去3シーズン、元から居た外国人選手を放出してしまっては新たな助っ人を狙わず獲らず、それでスタメンは日本人オンリー中心だったミシャ体制に於いて、本当に外国人が必要無いのであれば、去年までマルシオを残す必要も無かったし、今回とてズラタンを獲る必要も無かった。

監督主導のミシャ体制になってから、今回は特に「何がしたいのかわからない」と言われているレッズの補強事情。別にミシャが敵の裏をかこうとして、あえて外に「何がしたいのかわからない」と思わせているのならば天晴れな事なのだが、そうではないのならば、これほど情けない言われようも無いのである。単に笑われているだけなのである。

もともと今の強化部にもミシャにも海外からの外国人補強のパイプも無いし、何より突出した能力を持つ外国人ではそれだけプライドも高く扱い難い。それにより戦術を崩しかねない。それならば戦術を理解しやすく素直に動いてくれる日本人の方が良い。それも元自分が率いていたチームから選手を引き抜くのが正攻法。これまでミシャが外国人保有や起用に積極的ではなかったのは、そういう理由だと思われて来た。

しかし、それは単なる大義名分だったらどうなるか。

外国人の力で優勝してしまったら、監督の手腕より外国人のおかげ。自分の手柄に納めたいミシャとしては、そう評価されてしまうのを嫌っているだけ。でも全く外国人を獲らないとサポーターが騒ぐし、実際に日本人だけでやって行く自信は無い。だから”保険”として、自分の言う事を聞く当たり障りがないレベルの外国人を1人だけ保有していたい。

・・・そういう穿った見方さえ出来てしまう。

嗚呼、こう書いているとわかるが、自分は実に捻くれた考えの持ち主である。自分が応援するチームの監督に対して、本当に何という穿った疑念を抱いてしまっているのだろう。

まあね、その穿った方が事実ではなく、ミシャが本当に戦術を犯さざる領域と考えて絶対的な自信を持って日本人オンリーのチームを作りたいのであれば、だったら冒頭にでも書いた通り、外国人の力など借りる必要は無いのだから、外国人など端から獲らなければ良いだけ。日本人選手だけでやって行けば良いのである。

ちなみにJリーグで戦術が理由で日本人オンリーのチームを作り上げて成功を収めたチームは・・・あっただろうか?頭に浮かぶのは黄金期の磐田くらいしか無い気もするが、その磐田とて日本代表レギュラーがゴロゴロ居た時代。今のレッズのように代表候補止まりの選手が何人か居る程度とはレベルが違った。
リーグ優勝という最高の成功を収めているチームの大半は外国人枠の有効活用を怠らず、その上で日本人選手を絡ませたチーム編成でである。例え昔と違って日本人選手のレベルが上がっている現在でも、やはりそれだけ外国人に頼る部分は大きい。

今のように不景気だからこそ外国人補強に二の足を踏むチームが多く、それによりチーム間に極端な戦力格差が生まれない現状だからこそ去年も優勝争いが出来たレッズだったが、一昔前だったら確実に優勝争いは困難なチーム編成だったのは明らか。
仮にそういう時代に逆戻りしてしまった場合にミシャがどう動くかも見てみたかった気がするが、恐らく景気が回復する頃にはミシャはレッズの監督ではなくなっているだろう。

ちなみにレッズが一昔前は定期的に開いていた語る会、つまりTalk on Togetherを全く開催しなくなった理由は、やはりサポーターからミシャや山道部長に対して、上記のような疑問や質問や意見が雨霰とぶつけられる事を恐れているからであろう。

なんてまた穿ってしまう自分。本当に捻くれている。
多くの人は自分のようなこういう捻くれた性格に陥らずに、純粋にレッズを応援していましょう(笑)。

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新年あけましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。

そろそろ暴飲暴食、昼夜逆転の正月生活から抜け出さなければいけない。というか飲み歩いているものだから殆どネット接続しなくて、そろそろ驚愕のサプライズレッズ情報に期待!・・・出来る訳がないのを承知で情報を漁り出したのは良いが、・・・いや~、あれから全く動きが無いよね。12月のアホみたいな出たり入ったり祭りとは裏腹に、これで1月は全く動きがないまま開幕を迎えそうな気が本気でする今日この頃。

補強に関しては、クラブが本格的に営業を始めてから、まだ1人くらいは発表があるかなとも淡い期待をしている反面で、既にクラブから入団会見のシーチケホルダー招待メールも届いている事だし、そうでなくてもやや偏った思想感があるミシャと、その言いなりで実に頼りない山道部長はじめ自分から強化できない部の連中が揃ってしまっている現状では、実はもう補強終了という感じもしている。
”まだ1人くらいは”については、外国人枠とアジア枠が相変わらず空きまくっているため、ここに期待をしたいという意味なのだが、海外の移籍市場が解禁されてからとか、実は水面下で動いていたとか、そういうレベルの期待はあっても、繰り返すけど偏った思想感があるミシャと、その言いなりで実に頼りない山道部長はじめ自分から強化できない部の連中が揃ってしまっている現状では、それも望み薄かもしれない。

という正月早々に実に景気が悪いというか、浮いた話が無い状態で今年もブログがスタートという・・・。
しかし新春からネガってばかりでは良くない訳で、補強に関しては当然だが不満もあれば、前向きに捉える意見も決して無い訳ではない。

という事で、これを明確に数値に表したいところなので、新春アンケートを実施。

『現在のレッズ補強状況・その評価度は?』・・・です。
今回は珍しく3択。
・良い
・普通
・悪い

・・・何か某”良い子悪い子普通の子”みたいになっている感もあるけど、まあここは補強人数や補強選手の実力・質・年齢、ライバルチームとの比較などを総合的に判断した上で、どの評価になるかポチッとしてください。
左のプラグインのアンケート枠か、下のアンケート枠からお願いします。


(アンケート期間:1月3日~2月3日)

それでは皆様、今年もサポート頑張って行きましょう。



今年も終わろうとしている瀬戸際になって、生え抜き選手の乱雑な放出のオンパレード。もちろんプロであるから活躍出来なかった選手が放出されるのは仕方がない。しかしそれにしても、師走のやっつけ仕事のようなクラブ側の雑な発表の仕方。大変気分が悪くなるというか、怒りを覚えてしまう。ここ数年のクラブは選手への愛情が希薄なのではと感じていたが、それにしても今年は特に酷い。一体生え抜き選手を何だと思っているのかと。
片や水輝と同じく今回もレンタル先で活躍出来なかった小島が再び復帰という。育成にしても補強にしても、全く持って計画性が今回もゼロ。このクラブとチームは、一体何処へ向かおうとしているのか。
そんな中でクラブにとって、そしてファン・サポーターにとって、最も手放したくない選手の放出が決まってしまった。

ついに正式発表されてしまった山田直輝のレンタル放出。尤も今回こそはさすがに放出が避けられないと思っていたから今更ショック感は無いし、個人的には直輝の放出は遅過ぎたとも思っている。レンタルで出すならば昨季オフ、それが叶わずとも今夏には出しておくべきと考えていた。理由は至極単純で、昨季開幕前の選手層を見た時点で、既に直輝に入り込む余地が薄いと思われていたから。それでも前半戦で結果を出していれば好転したはずが、それも全く及ばなかった。夏には既にミシャから構想外の扱いを受けていた。そもそも昨年オフもそうだったし、夏にも他クラブからレンタル獲得のオファーは有った。それでも直輝はレッズに留まり続けた。

全ては”6番”を継いだ事が足枷になっていたとも考えられる。直輝が自ら志願して、引退した山田暢久の番号を継ぐ形で6番を勝ち取った。クラブも本人の気持ちを尊重して、6番継承を許可してチームに残留させた。こうして直輝は1シーズン通してレッズで勝負するという、並々ならぬ覚悟のもと再起を図った。こういう選手を簡単に放出しない、出来ないのが、レッズというクラブの善し悪しなのである。

今季6番を継いでいなかったらどうなっていたかはわからないが、クラブにとってユース黄金世代の生え抜きでありA代表キャップも持つ人気選手である直輝は、当然だが手放したくない選手の上位であっただろう。
そもそも”6番”直輝は、9番原口と並んで、ユース黄金世代の生え抜きがレジェンド番号を新たに背負うという、2014年シーズンの大きな目玉だった。ところがその目玉のひとつである9番原口は、僅か数ヶ月でドイツへ移籍してしまった。こうなると残された片方の目玉まで半年で放出する訳にはいかない。人気選手である直輝まで簡単に放出してしまったら、ファン・サポーターからの反発は目に見えている。ますますの観客減に繋がってしまう。クラブもそう考えて放出を渋っていたはずである。
しかし夏を過ぎる頃には、クラブも監督の構想外となっていた直輝の状況を鑑みて、来季に向けてレンタル移籍を容認し、ついに今回の放出に繋がったようだ。

ユース黄金世代の生え抜きとして華々しくデビューした直輝は、新人時代からフィンケの申し子とまで言われて活躍し、19歳にしてA代表デビューまで果たした。まさにユース出身の鏡。向こう10年のレッズを担う逸材として、春風満帆なサッカー人生を歩んで行くはずだった。大怪我と長期離脱を繰り返さなければ。
いざとなると受け身さえ取れなくなる激しいプレースタイルが災いし、それが大怪我を呼ぶようになる。復帰後にゼリコ・ペトロヴィッチに危険なプレースタイルを指摘され矯正された直輝は、その甲斐あって一旦はレギュラーに返り咲いたが、ミシャ体制になるとそれを忘れてしまったかのように昔のプレースタイルに逆戻り。再び大怪我に見舞われ、その後は長期離脱を繰り返す選手として、すっかり第一戦から消えてしまった。

直輝はポテンシャルは一級品と言われる。このポテンシャルを糧にレッズで支えられて来たと言っても過言ではない。成績が伴わなくても、ベンチにすら入らなくなっても、サポーターの期待度だけは常に第一戦だった。いつも辛口のレッズサポーターは、直輝だけには甘いと指摘を受けていた事も事実だった。
即ちこれが、直輝がレッズで燻り続ける甘えに繋がってしまったのかもしれない。サポーターも、他の選手へ注ぐ評価と同様に、もっと厳しい目で直輝を見ていたら、もう少し早い段階で直輝を外に出して修行を積ませる事が出来たかもしれない。

今回クラブは直輝と契約を延長した上でのレンタル放出という。ただ個人的に、これも甘い処置なのではないかと思う。期待を裏切り続けて尚かつ6番という偉大な番号を自ら希望して1年に賭けた以上、直輝とて勝負のシーズンとして覚悟していたはず。この期に及んでそれが叶わなかった選手に、再び帰る場所を与えてしまうようなクラブでは、本当はプロとして不味いと思う。
クラブに真の親心があるのだったら、この期に及んで手の内に残さず、今こそ”子離れ”するべき時だと思った。ケジメをつける時だと思った。そして再び直輝を欲する時に、それを評価して買い戻す覚悟を持つクラブであってほしかった。そうでなければ選手に甘えが生まれて、その選手がレッズに復帰したとしても、再び成功しないまま消えて行く歴史を繰り返してしまうだろう。
確固たる育成プランを持ち合わせていないレッズのようなクラブでは、尚更安易に選手と契約延長してまでレンタル修業に出すべきではないと思っている。
今はただ、直輝がそういうクラブの犠牲にならない事を切に願うだけだ。


という事で、何だかお茶を濁すような記事になってしまいましたが、少し早いですが当ブログはこの記事をもって(余程の事がない限り)今年の書き納めとなります。
今年も皆様には当ブログをお読みいただき、そして沢山のコメントもいただき、本当にありがとうございました。
レッズサポーターとしては夢あと一歩の最後の最後で、一転して大きな悔しさを味わう年になってしまいましたが、年が変わればそれも過去の事として、新たなシーズンへ向けて切り替えて行かなければいけないと思っています。

改めて今年もありがとうございました。また来年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。
皆様、良い年をお迎えください。
それでは。



大宮からズラタン獲得以降、レッズに新外国人獲得に向けた確実な情報が見られない。一体どうなっているのかと日々イライラ感が募る訳だが、どうなっているというよりも、端から獲得しようとしていたのはズラタン1人だけで、これにて来季に向けた外国人補強は終了しているという感じもしている。

以降で噂レベルで停止している新外国人は3人。
先ずはKリーグ慶南のセルビア人DFスレテン・スレテノビッチ。この選手に付いては、どうしてレッズの名前が上がったのか意味不明なのだが、ようするにJリーグのスカウトが狙っているというニュースが流れた途端に、外国人枠が空きまくっていて、尚かつミシャとセルビア繋がりでレッズという安易な考えがネット上に流れただけか。後からF東京・加賀の名前が飛び出しては、既に決定的と報道されてしまったから、加賀が本当に来るのならば、もはやDFの新外国人を獲る必要性は無くなってしまう。

給与未払い問題でレッドスターを退団したスロベニア代表FWネイツ・ペチュニクの日本行きが報じられているが、これは最近東欧路線で攻撃的選手の獲得が続いていて、レッドスター時代の同僚ムルジャが居る大宮が濃厚という噂。しかもズラタンが退団済みの大宮にとって、同じスロベニア代表FWは受け入れやすい。
ただし疑問点もある。大宮がJ1に残っていたならまだしも、J2に陥落してしまった事実がある以上、当のペチュニク自身が、わざわざ2部リーグでのプレーを望むだろうか?
そこで名前が上がっているのがミシャのセルビア繋がりと代表の同僚ズラタンが居るレッズという訳だが、これについては現地セルビア人記者がレッズ行きを推察した事から端を発しているという。ただし現時点で大量のFW登録選手を抱えているレッズが、ズラタンを獲った上で更にペチュニクを獲る余裕があるとは思えない。獲得するのならば、現在抱えている攻撃的選手を数人レベルで放出する必要性がある。尤も放出するのならば代わりにペチュニクが来る可能性は高まる。

獲得に必要な金額が5億とも7億とも言われ、それで立ち消えになったかと思われた新潟のレオ・シルバ。最近になって再び名前が上がったようだが、ソースが某夕刊紙だけに、信憑性に欠ける。F東京・高橋獲得失敗報道が流れた事から、尚更のレオ・シルバ再浮上なのだろう。
そもそもレオ・シルバの名前は、このように景気が悪くなると再浮上しては立ち消えを繰り返している。まるで昔のゼ・カルロスのよう。あの時も景気が悪くなるとゼ・カルロス獲得話が再浮上しては立ち消えを繰り返し、結局は来なかった。しかもゼ・カルロスの噂は数年掛かりで続いていた。あの時期レッズサポーターは、ゼ・カルロスの亡霊に取り憑かれていた。そして今回はレオ・シルバである。このままレッズサポがレオ・シルバの亡霊に取り憑かれ続ける事になるかもしれない。

あとこれは完全未確認情報だが、トルコリーグから1人名前が上がったが、その名前を忘れたし報道もされないようだから、このまま放っておいて良いと思う。それと中国スーパーリーグから新外国人を獲る噂があったような無かったような・・・。もちろんレッズサポの大好きなムリキとかじゃなくて、全く別のブラジル人。こちらも名前は忘れた。でもこれも噂で終わると思うから、スルーしておいた方が無難だろう。

ちなみにレッズサポってムリキの亡霊にも取り憑かれている感じ。亡霊と言えばACL優勝後はナビドキアにも取り憑かれていたし、フィンケ時代では何時までもローダ・アンタルの亡霊に取り憑かれている人が居た。レッズサポって一旦目を付けた外国人選手の亡霊に取り憑かれる人が多い気がする。それだけ新外国人に変に期待感を持ってしまう人種なのだろうけど。
亡霊に取り憑かれないようにするためには、新外国人の名前が上がっても、いちいち騒がず相手にしない事が一番なのだろう。だって亡霊が本当に来た例が無いのだから。
・・・なんて言っておきながら、そういう記事を書いている自分が一番矛盾している訳だが。あ、そうか、一番亡霊に取り憑かれているのは、他でもない自分だったというオチか?

まあ今年のストーブリーグもこれだけ騒いでも、フロントが強化部がいくら新外国人を狙っていても、代理人が有力選手を斡旋に来ても、どうせミシャの一言で終わるのだろう。
「私はそういう選手を望まない」



待望の外国人補強第1弾!・・・がやっぱりズラタンになった。
◆ズラタン選手 完全移籍加入のお知らせ(レッズオフィシャル)
どうせズラタンを連れて来るなら、大宮のズラタンではなくて、イブラヒモビッチの方のズラタンにしてくれよ!・・・という有り得ない馬鹿話は右に置いておいて、ズラタンってリュビヤンキッチっていうのか。ミネラルウォーターみたいな、いやまたすげー尖った鋭そうな名前だな。
この選手、大宮時代からミシャが欲しがりそうな選手だなとは思っていたけど、その通りに獲りに行った感じ。派手さは無くチームプレーが出来る。狙いは右にも左にもここだろう。得点力には期待していないと思う。FW登録だけど過去の成績を見ても、決してゴールを量産するような選手ではない事が明らかで、もともと1トップで十二分に計算が出来る興梠が居る以上、ズラタンは柏木と並べて1.25列目や1.5列目でチャンスメイクさせる目的だろう。でもシュートを撃たせると、結構高い精度でゴールを捉えられる印象もあるし、胸板が厚そうだからミシャレッズに大きく欠けているパワフルな部分にも期待したいけど。まあ時と場合によって興梠とズラタンの位置を入れ替えるのも面白いとは思う。

東欧のスロベニアという実に地味な小国なれど、そこの現役代表でありJリーグで実績がある選手を獲ったのだから、これだけを見たら決して悪い補強ではないと思うんだけど、本来ならレッズの強化部や監督が、自身の力でこういう選手を連れて来ないといけない。
ズラタンに関してはひとつ心配な事。それは怪我が多いという印象。自分の記憶違いなら構わないんだけど、大宮時代にちょこちょこ怪我で離脱を繰り返していたような無かったような・・・。まあそれが取り越し苦労なら良いんだけど。

で・・・武藤と高木を獲った上でズラタン。みーんなFW登録だし同じようなシャドー併用タイプ。こんなに同じような選手ばかり獲って、一体全体どう使い回して行くつもりなのだ?ぶっちゃけ武藤なんて何に期待して獲ったのかが不明なレベルだし、高木に関しても父ちゃんが高木豊で清水ではたまに点を取っていたという以外に特に印象が無い。得点力もズラタンが頭一つ抜きん出ているとはいえ、基本的に点取り屋とは言えない選手ばかりだし。武藤と高木とズラタン3人を合わせた昨季リーグ戦総得点数は14。・・・3人の年俸や契約金を合わせたら、1人に絞ってもっと凄い選手が獲れるのに!なんて考えてしまうけど、ミシャはそういう選手を絶対に獲らないのはわかっているから諦めるとして、今回行っている補強は、出て行く選手が多くて薄くなった選手層をACLに備えて補充するのが目的なのは明らか。
攻撃ばかりの選手ではなくて、左サイド用に橋本を獲ったのも、ACLを考慮して疲労が激しくなるサイドプレーヤーを充実させるため。この橋本はいざとなればストッパーも可能だし。ちなみにこの橋本という選手、何だかやたらガタイの良い選手が左サイドでドッタンバッタンやっていた印象。

さて”穴埋め”はいい加減にこの辺でお腹一杯だ。この上で石原とか来てしまったらどうしようという話にもなってしまうが、もうこの辺はどうでも良いというか半ば投げ遣り感もあるが、それよりも大事なのはズラタン以外に外国人補強があるか否かという点。これがあるか否かで、来季の戦力も、そして何より充実感と気構えが全然違って来る。
ただいつもここから期待しては、結局は補強終了になっているのがミシャレッズ。だから変に期待しない方が良いのはわかっているけど、ミシャの偏った選手選びと、それに言いなりになっている山道部長以下強化部の体たらくぶりに、それで今季も優勝を逃した以上、下手したら暴動が起きるかもしれないレベルまで多くのサポーターの不満と怒りは頂点に達している。いい加減に今年こそもっと外国人枠を埋めてもらわないと、それをしないままで来季も同じ轍を踏んだ場合、どういう惨状が待っているかは火を見るよりも明らかである。そうならないために、強化部よ、自分から動け!海外へ飛べ!!それが出来ないのならば代理人捕まえてリストアップしろ!!!

なんていくら強化部が動いても、どうせミシャの一言で終わるのだろう。
「私はそういう選手を望まない」



天皇杯のガンバと山形の勝敗次第で、来季のACLのグループ振り分けが変わる次第だったレッズ。もし山形が優勝ならば、2年前に苦しめられた金満チーム広州恒大や、昨季ACL王者であり元レッズのスピラも所属するウェスタン・シドニー・ワンダラーズと同組のグループH、つまり死のグループに振り分けられるところだったが、予想通りガンバが優勝してしまったため、レッズはそれよりも比較的楽とされるグループGに落ち着いた。逆にスピラに会えなくなってしまったのは残念だけど、レッズ的には”助かった”というしか言いようがない。

では早速、その対戦相手を見て行こうと思うんだけど・・・最初は死のグループから外れて助かったと思っていたけど、グループGの対戦相手も調べた結果、レッズ的には決して楽なグループではないことが判明した・・・。

ブリスベン・ロアーFC(オーストラリア)
ブリスベン、エンブレム ブリスベンは都市そのものは世界的に有名でも、サッカークラブとなると、どんなチームなのか全くもって不明である。Jリーグよりも歴史が浅いAリーグでは、総当たりリーグ戦のレギュラーシーズン上位6チームで争われるトーナメント制のファイナルシーズンに於いて、ここ4シーズンで3度もの優勝タイトルを獲得している。ちなみにファイナルシーズンの優勝タイトルはブリスベンの3度が今のところ最多。つまりこれだけを見ると、現在Aリーグ最強チームは、昨季ACLを制したウェスタン・シドニー・ワンダラーズよりも、このブリスベンという事になってしまう。ただ国内で強くても、アジアでは目立った成績を残していないだけに、井の中の蛙チームと捉える事も出来る。
ところが、これまたどんな選手が居るのかがわからない。以前にF東京と札幌に所属していた元豪州代表DFジェイド・ノースの名前を見付けた。日本では殆ど活躍出来なかったジェイド・ノースが、今季ブリスベンでは中心選手としてリーグ最少失点に貢献したという話だから、この辺がAリーグがJリーグより強いのか弱いのかわからなくなる部分である。ただ技術とスピードではアジアで頭一つ抜きん出ているJリーグに於いて多くのオーストラリア人選手が活躍し難い理由は、体格が良い割に技術とスピードが伴っていないからだと思っている。これは自分がここで昔から繰り返し書いて来た持論である。だからレッズの日本人選手は体格勝負を避けて、技術面を前面に押し出して戦えば勝機はじゅうぶんあるだろうし、逆に相手の体格に呑まれたらジ・エンドだろう。

水原三星ブルーウィングス(韓国)
水原三星、エンブレム 以前レッズで大失敗した高原がレンタル放出されたチームだけど、まあそれは右に置いておいて、このチームはやたらカップ戦に強いチームとして国内外で昔からカップタイトルを量産している印象なのだが、その割にアジア最大タイトルのACLは一度も制していないところに付け込む隙があるかもしれない。何と言ってもレッズは元ACL王者なのだから、なんて今更昔取った杵柄の効力は無くなっているから油断大敵だろうけど。ただレッズがこれまでガチ対戦経験がある韓国チームの城南や全北と比べて、(情報が少ないからかもしれないけど)それほど強い印象を持っていないのも事実である。
とはいえ水原は韓国最大の財閥・サムスンを大親に持ちKリーグ随一の人気を誇るチームだけに、日本最大の財閥である三菱を大親に持ちJリーグ断トツの観客動員数を誇るレッズとしては、ライバル視という意味で敵意剥き出しで向かって行って良い相手となる。今季リーグ戦はともに準優勝だった同士という点も、何やら共通するものがあるし。ただ水原のアジアでの経験値はレッズと比べて雲泥の差で上であり、何よりもレッズと違ってブラジル人を中心にしっかり外国人枠を埋めているチームだから、ここはレッズも同じ手法で対抗しないとストレートには勝てないだろう。どんな理屈っぽい戦術で対抗しても、パワーを持ち合わせていないと勝てないのがアジアと世界の恐ろしさなのである。これらを考えると水原こそがグループ内で最強の敵になると思う。
あ、そういえばこのチーム、去年辺りから人間ブルドーザー鄭大世が所属していたと思ったが、まだ居るの?

最後の1枠は2月に行われるプレーオフ4の勝者となるため、その結果次第。
プレーオフ4 /日程と組み合わせ
2月4日~ ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア) vs ベンガルFC(インド)
2月10日~ バンコク・グラス(タイ) vs ラウンド1勝者
2月17日~ 北京国安(中国) vs ラウンド2勝者
・・・マレーシアかインドのチームが最後まで勝ち上がれは理想だけど、まあ順当に行けばバンコク・グラスがそれを払い除けた上で、北京国安が不動の本命だろう。

ちなみに柏も2月17日にプレーオフとなっているが、それでACL開幕が1週間後の24日という滅茶苦茶ぶり。一体全体AFCの誰がこういうアホ日程を考えているのか顔が見たいが、とにかくプレーオフに出るチームは、ACL開幕一週間前まで本大会に出場出来るか否かがわからないまま、それでも無駄になるかもしれない準備だけは行わなければいけないという理不尽さを迫られる訳。それに影響され引きずられる国内リーグも大変である。だいたいこんなアホな日程を組むから、ACLは罰ゲームだなんて言われるんだよ・・・。

さて、それを踏まえた上で、レッズ自身である。現在次々に選手が放出されては、その代わりとなる選手の獲得が相次いでいる。連日間髪を容れず発表されるため、その都度いちいち選手を1人1人記事にしていてはしつこくなるから、後で纏めて落ち着いて書こうと思うけど、とりあえず武藤と橋本と高木が正式発表され、・・・確かに出すだけ出して薄くなった選手層に穴埋め補充のように選手を集めている意図は理解出来るけど、これACLにキチンと対抗可能な補強かと言えば、全くそうではないところが悲しくなってくる。
まだこれから時間があるからどうなるかは見えないものの、これで外国人も決定的と噂されているズラタン1人だけだったら、本当にどうしようかと心配になって来る。ミシャもフロントもリーグ戦のみならず、ACLに於いても2年前と同じ過ちを繰り返そうとしているのか。
あー、誰か~、アッと驚くような新外国人選手が欲しいよぉ~...



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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第12節 浦和1-0広島 得点/57分・金子(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第14節 浦和-東京ヴ(埼玉スタジアム2002=5月3日15:00キックオフ)


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