浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2014年 J1リーグ第28節
ベガルタ仙台4-2浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
ミシャ体制になってからジンクスや相性の変化が起きていようと、それでも相変わらず鬼門のままだった仙台から疲労の帰還。
仙台から17時までに在来線に乗れば、実は地元に終電までにギリギリ帰って来られるから・・・その暴挙を負けたヤケクソで実行してやろうとしたけど、仲間に制止されて、牛タン喰って素直に贅沢新幹線で帰って来た。
それにしても、いくら鬼門とはいえ、首位のチームが残留争いしているチームに、どうしてこういう乱雑な試合をやってしまうのかしら。・・・まあ一言で言えば、それがレッズらしい見馴れたパターンという事になってしまうのだが。でもそれでは話が終わってしまうから、単純に話を片付ける訳にはいかないけれど。
先ず考えられる要因として、2週間も試合感覚が空いた事による中弛み。これでプレーに緩さが発生した。特に守備面における散漫さ。あっと言う間に先行された2失点を観てもわかる通り、要所要所で全くマークに行っていない。2失点目なんて、ウィルソンがオフサイド臭かったとはいえ、何故に野沢があんなにドフリーだったのか理解に苦しむ最悪のシーンだった。
西川にしても代表ボケかもしれない。3失点目以外は西川のせいではない。しかし3失点目だけは・・・何という痛恨!西川があんな形から失点を許すなんて、本来であれは有り得ないだろう。そしてあの3失点目が、せっかく前半の内に怒濤の攻めで同点に追い付いての更なる反撃ムードだったチームを意気消沈させてしまった。後は前掛かりになっての事だから、その後の宇賀神の退場や4失点目は、もう仕方がないだろう。というか関係ないだろう。全ては3失点目の”あれ”で試合の大勢は決まってしまった。そんな気がする。
せっかく太鼓が復活したのに、それを勝利で飾る事が出来なかった。ミシャのバースデー云々も鬼門ジンクスに阻まれた。そして”歌え浦和の男なら”をやると勝てないジンクスがまたも・・・。
でも太鼓復活そのものは感慨深くて、やはり太鼓が有る応援は一味迫力が違うと再認識したよ。
問題はイエティーだったな。実は昨晩仙台行きのバスに乗り込む前に仲間と”明日の主審は誰だろう?”という話になって、冗談で自分が「イエティーだな」と言ったら、本当にイエティーが降臨してしまった。しかもレフェリーアセッサーがジャスティスという悪夢のコンビネーション。これでは勝てなかったのも頷ける、というのは言い過ぎだけど、やはりイエティーは凄い審判だと思うよ。あんな統一性の無いジャッジを堂々と披露し、ハンドは平然と流しまくるし、エリア内では絶対にPKを取らない。勿論それに助けられたシーンもあったが、逆パターンもあった。もう滅茶苦茶だった。まあ意外に今回はカードの出し方だけはマトモだったけど。宇賀神の2枚目も仕方が無かったし。但し宇賀神は1枚目の方が意味不明。
そして振り向けば・・・ガンバが、ガンバが迫って来たよ来たよ来たよ。ガンバだって何処かでズッコケてくれると思っていながら、ついに勝ち点4差まで迫られてしまった。別にそれがガンバだろうが鹿島だろうが何処だろうが、7差を維持していれば程良い緊張感のまま進んで行けると思っていたが、さすがにこの時点で4差に迫られると、その緊張感が緊迫感に変わってしまう。なので個人的には、少し焦っている。
優勝に手が届くところまで後1歩でこの状況。それでも優勝は成し遂げたい。しかしその為には、もう1つ2つの壁が残っている。いや残ってしまった。今回の敗戦によって。これを崩さなければ優勝は・・・。
ヤケ牛タンによるザ・ヤケ酒。
鬼門の仙台において、何時になったら素直に勝利の牛タンを喰わせてもらえるのであろうか?本場で喰う牛タンは確かにいつも美味いと思う。しかし勝っていれば、その味は何十倍にも引き立つはずなのに・・・。
おまけ
スタジアムで売っていた、宮城の郷土料理”はらこ飯”。
何が問題って、生もの(イクラ)を強烈な陽が当たって明らかに温まっている状況で堂々と売っている点。それを怪しいと思いつつ買ってしまう自分。しかも食料事情が悪いから、それでも最終的に売り切れていた”はらこ飯”。まあ、現時点でお腹が痛くなっていないから、大丈夫だったという事だろう・・・な。
------
J1リーグ第28節 仙台4-2浦和
得点/19分・ウイルソン(仙)、22分・野沢(仙)、30分・興梠(浦)、37分・興梠(浦)、61分・赤嶺(仙)、90+1分・村上(仙)
主審=家本政明
観衆:18,914人
ベガルタ仙台4-2浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
ミシャ体制になってからジンクスや相性の変化が起きていようと、それでも相変わらず鬼門のままだった仙台から疲労の帰還。
仙台から17時までに在来線に乗れば、実は地元に終電までにギリギリ帰って来られるから・・・その暴挙を負けたヤケクソで実行してやろうとしたけど、仲間に制止されて、牛タン喰って素直に贅沢新幹線で帰って来た。
それにしても、いくら鬼門とはいえ、首位のチームが残留争いしているチームに、どうしてこういう乱雑な試合をやってしまうのかしら。・・・まあ一言で言えば、それがレッズらしい見馴れたパターンという事になってしまうのだが。でもそれでは話が終わってしまうから、単純に話を片付ける訳にはいかないけれど。
先ず考えられる要因として、2週間も試合感覚が空いた事による中弛み。これでプレーに緩さが発生した。特に守備面における散漫さ。あっと言う間に先行された2失点を観てもわかる通り、要所要所で全くマークに行っていない。2失点目なんて、ウィルソンがオフサイド臭かったとはいえ、何故に野沢があんなにドフリーだったのか理解に苦しむ最悪のシーンだった。
西川にしても代表ボケかもしれない。3失点目以外は西川のせいではない。しかし3失点目だけは・・・何という痛恨!西川があんな形から失点を許すなんて、本来であれは有り得ないだろう。そしてあの3失点目が、せっかく前半の内に怒濤の攻めで同点に追い付いての更なる反撃ムードだったチームを意気消沈させてしまった。後は前掛かりになっての事だから、その後の宇賀神の退場や4失点目は、もう仕方がないだろう。というか関係ないだろう。全ては3失点目の”あれ”で試合の大勢は決まってしまった。そんな気がする。
せっかく太鼓が復活したのに、それを勝利で飾る事が出来なかった。ミシャのバースデー云々も鬼門ジンクスに阻まれた。そして”歌え浦和の男なら”をやると勝てないジンクスがまたも・・・。
でも太鼓復活そのものは感慨深くて、やはり太鼓が有る応援は一味迫力が違うと再認識したよ。
問題はイエティーだったな。実は昨晩仙台行きのバスに乗り込む前に仲間と”明日の主審は誰だろう?”という話になって、冗談で自分が「イエティーだな」と言ったら、本当にイエティーが降臨してしまった。しかもレフェリーアセッサーがジャスティスという悪夢のコンビネーション。これでは勝てなかったのも頷ける、というのは言い過ぎだけど、やはりイエティーは凄い審判だと思うよ。あんな統一性の無いジャッジを堂々と披露し、ハンドは平然と流しまくるし、エリア内では絶対にPKを取らない。勿論それに助けられたシーンもあったが、逆パターンもあった。もう滅茶苦茶だった。まあ意外に今回はカードの出し方だけはマトモだったけど。宇賀神の2枚目も仕方が無かったし。但し宇賀神は1枚目の方が意味不明。
そして振り向けば・・・ガンバが、ガンバが迫って来たよ来たよ来たよ。ガンバだって何処かでズッコケてくれると思っていながら、ついに勝ち点4差まで迫られてしまった。別にそれがガンバだろうが鹿島だろうが何処だろうが、7差を維持していれば程良い緊張感のまま進んで行けると思っていたが、さすがにこの時点で4差に迫られると、その緊張感が緊迫感に変わってしまう。なので個人的には、少し焦っている。
優勝に手が届くところまで後1歩でこの状況。それでも優勝は成し遂げたい。しかしその為には、もう1つ2つの壁が残っている。いや残ってしまった。今回の敗戦によって。これを崩さなければ優勝は・・・。
ヤケ牛タンによるザ・ヤケ酒。
鬼門の仙台において、何時になったら素直に勝利の牛タンを喰わせてもらえるのであろうか?本場で喰う牛タンは確かにいつも美味いと思う。しかし勝っていれば、その味は何十倍にも引き立つはずなのに・・・。
おまけ
スタジアムで売っていた、宮城の郷土料理”はらこ飯”。
何が問題って、生もの(イクラ)を強烈な陽が当たって明らかに温まっている状況で堂々と売っている点。それを怪しいと思いつつ買ってしまう自分。しかも食料事情が悪いから、それでも最終的に売り切れていた”はらこ飯”。まあ、現時点でお腹が痛くなっていないから、大丈夫だったという事だろう・・・な。
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J1リーグ第28節 仙台4-2浦和
得点/19分・ウイルソン(仙)、22分・野沢(仙)、30分・興梠(浦)、37分・興梠(浦)、61分・赤嶺(仙)、90+1分・村上(仙)
主審=家本政明
観衆:18,914人
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この貴重な3連休にあって、他チームがナビスコや天皇杯やで地味に激戦を繰り広げている中、レッズは何故に練習試合しか無いのかを思った時、当たり前だけどナビスコと天皇杯に敗退済みだからという事実がのし掛かる。
とはいえ過密日程を考慮すれば、残り7試合で優勝に一番近い位置に居るレッズが、体力的にも精神的にもリーグ戦一本に絞って集中出来る。このアドバンテージは実に大きい。
・・・という考え方が今のレッズサポの世間一般的な思いではあるが、果たしてその考え方は正しいのであろうか?
確かに過密日程から外れれば、杯戦で生き残っているチームから比べたら、体力的にも精神的にも選手の負担は軽減される。監督も戦略が立てやすくなる。杯戦の事など一切気にしないで、リーグ戦だけに集中していれば良いのである。
『だから敗退して良かった』
などと堂々と言う人も多いが、果たしてそれは、今言う事なのであろうか?
それを言うのは、リーグ優勝を達成した時ではないだろうか?現時点で未だ何も手にしていないのに、良かったも糞もないと思う。
そもそもJリーグ3大タイトルの内、2つのタイトル獲得チャンスを逃してしまったのに、その情けない事実に蓋をした上で、逆に敗退した事がまるで正しいかのような、間違った風潮が蔓延っているようにも思える。
去年も同じような風潮だった。そして結局は何も手に入れられないままシーズンが終わった。いや去年どころか一昨年も、そしてその前も。そして無冠のシーズンが終わた瞬間にいつも思うのは、結局リーグもナビスコも天皇杯も獲れなかった、今から思えば杯戦に敗退してほしくはなかった・・・という悔しさだけが残るのである。それが女々しいと思える人も居るだろうが、それが事実なのである。
自分の考えだと、やはりこの連休に於いても他チームが杯戦を戦っている姿を見た時、自分が今日スタジアムのスタンドで応援している側ではない人間だと思うと、何となく悔しいというかやりきれない気持ちに陥る。
そして仮に(ここ強調)、もし(更に強調)また無冠で終わった場合、その延長線上に、上記の”結局リーグもナビスコも天皇杯も獲れなかった””今から思えば杯戦に敗退してほしくはなかった”が来る。これほど虚しいものは無い。だから杯戦に敗退した事を正当化したくはない。というより、それは単なる現実逃避であり、無理に自分を慰めているだけで、決して何も報われない。
世間にはJ2に降格してもシーズン最後は杯戦で優勝したり、昇格年にリーグ優勝を達成したチームも存在する。だからと言ってJ2降格を正当化する訳ではないし、降格そのものは大悲劇な訳だが、こうなれば翌年の散々な成績すら、優勝によって慰められ報われるのもまた事実なのである。そう、何も獲得出来ないまま平坦にシーズンを送り続けるチームと、上記のようなチーム。局所的にはどちらのが報われたかは明らかである。
だからナビスコも天皇杯も敗退しても、それでも報われるシーズンにするためには、唯一残された可能性”リーグ戦”で優勝するしか方法がない。幸いにして今年こそ、その可能性が高まっている。
過去6シーズンもの長きに渡り、中にはタイトルに後一歩の時もあったが、結局は何も報われないシーズンを続けて来た。それに今年こそ終止符を打とうじゃないか。
「今年はナビスコも天皇杯も獲れなかった、でもリーグ戦は優勝した。だから杯戦は『敗退して良かった』」と思えるシーズンになりますように。
とはいえ過密日程を考慮すれば、残り7試合で優勝に一番近い位置に居るレッズが、体力的にも精神的にもリーグ戦一本に絞って集中出来る。このアドバンテージは実に大きい。
・・・という考え方が今のレッズサポの世間一般的な思いではあるが、果たしてその考え方は正しいのであろうか?
確かに過密日程から外れれば、杯戦で生き残っているチームから比べたら、体力的にも精神的にも選手の負担は軽減される。監督も戦略が立てやすくなる。杯戦の事など一切気にしないで、リーグ戦だけに集中していれば良いのである。
『だから敗退して良かった』
などと堂々と言う人も多いが、果たしてそれは、今言う事なのであろうか?
それを言うのは、リーグ優勝を達成した時ではないだろうか?現時点で未だ何も手にしていないのに、良かったも糞もないと思う。
そもそもJリーグ3大タイトルの内、2つのタイトル獲得チャンスを逃してしまったのに、その情けない事実に蓋をした上で、逆に敗退した事がまるで正しいかのような、間違った風潮が蔓延っているようにも思える。
去年も同じような風潮だった。そして結局は何も手に入れられないままシーズンが終わった。いや去年どころか一昨年も、そしてその前も。そして無冠のシーズンが終わた瞬間にいつも思うのは、結局リーグもナビスコも天皇杯も獲れなかった、今から思えば杯戦に敗退してほしくはなかった・・・という悔しさだけが残るのである。それが女々しいと思える人も居るだろうが、それが事実なのである。
自分の考えだと、やはりこの連休に於いても他チームが杯戦を戦っている姿を見た時、自分が今日スタジアムのスタンドで応援している側ではない人間だと思うと、何となく悔しいというかやりきれない気持ちに陥る。
そして仮に(ここ強調)、もし(更に強調)また無冠で終わった場合、その延長線上に、上記の”結局リーグもナビスコも天皇杯も獲れなかった””今から思えば杯戦に敗退してほしくはなかった”が来る。これほど虚しいものは無い。だから杯戦に敗退した事を正当化したくはない。というより、それは単なる現実逃避であり、無理に自分を慰めているだけで、決して何も報われない。
世間にはJ2に降格してもシーズン最後は杯戦で優勝したり、昇格年にリーグ優勝を達成したチームも存在する。だからと言ってJ2降格を正当化する訳ではないし、降格そのものは大悲劇な訳だが、こうなれば翌年の散々な成績すら、優勝によって慰められ報われるのもまた事実なのである。そう、何も獲得出来ないまま平坦にシーズンを送り続けるチームと、上記のようなチーム。局所的にはどちらのが報われたかは明らかである。
だからナビスコも天皇杯も敗退しても、それでも報われるシーズンにするためには、唯一残された可能性”リーグ戦”で優勝するしか方法がない。幸いにして今年こそ、その可能性が高まっている。
過去6シーズンもの長きに渡り、中にはタイトルに後一歩の時もあったが、結局は何も報われないシーズンを続けて来た。それに今年こそ終止符を打とうじゃないか。
「今年はナビスコも天皇杯も獲れなかった、でもリーグ戦は優勝した。だから杯戦は『敗退して良かった』」と思えるシーズンになりますように。
2014年 J1リーグ第27節
浦和レッズ2-1徳島ヴォルティス
~埼玉スタジアム2002
西川のゴールキック前に、何度も何度も必死に水を掻き出していた那須大明神様。最初、楽しそうに水遊びしているのかと思った・・・嘘です、ハイ。このおかげで西川が蹴りやすくなった・・・と思いきや、水を掻き出した後に蹴って2度もミスキックという・・・それはともかくとして、サッカーの神様は、そんな那須の献身的な行いをキチンと観ておられたのである。
見事な逆転決勝ゴール。しかもヘッドではなくて足でという、那須にしては珍しいパターン。あれ一瞬オフサイドかと思って、喜ぶ前につい線審の方に眼をやってしまったけど。
サッカーやっているのか、水遊びをやっているのか、訳がわからない試合だった。大型台風接近で昨晩から降り続く大粒の雨が、とんでもないレベルでピッチに水溜まりを作っていた。グラウンダーではすぐにボールが水に絡まり停滞してしまうのが目に見えていたから、レッズも徳島も序盤から最後まで、とにかく終始一貫ロングボール一本。特にレッズはロングボールより本来はショートパス主体のチームだけに、今日だけを観れば30試合分位ロングボールを蹴っていた感じ・・・大袈裟か。
でもまあロングボールと書けば聞こえが良いが、実際はロングボールというより、自分のところにボールが回って来たら、あれこれ考えないでとにかく前に蹴り飛ばすだけ。味方に繋ぐのは二の次。蹴ったらどうなるか、どこでどうボールが留まるのか予測不能。極端な事を言えば運次第。だからもはやプロのサッカーから大幅にかけ離れた光景が90分。どの選手もボールキープなんか考えないで、前に蹴り飛ばす蹴り飛ばす。何かレッズに大昔、そういう外国人選手が居たな。クリアするだけのDF・・・。
呼んだ?
・・・まあこの人は右に置いておいて、いざボールキープなんてしようものなら、プレスがかかった途端に修羅場と化すような肉弾戦のボールの奪い合いで水遊び、もとい水飛沫の嵐となる。足下での細かい技術的プレーが一切不能な状態なのだから、ボールを持つ方としては転ぼうがどうなろうが死に物狂いでボールを守らなければいけないし、奪いに行く方としても足下が不安定なものだから、とにかく身体をぶちあてて行かなければボールなんて奪えないのである。こんなにバッチャンバッチャン肉弾戦を繰り返していて、まあ良く誰も怪我しなかったと思うし、特筆すべきは両チームともカードが皆無だった事だ。この試合一番の評価点は、そこかもしれない。
失点シーンと得点パターン。先ず失点の仕方が悪かった。あれは水溜まりとか関係無しに、意識が前がかりになっていて後を疎かにしていたところを、キーパー一本から衛藤に上手く裏に抜け出られてしまった。あの不安定なピッチでもラインを上げるだけ上げて、後ろを気にしなかったのは反省点だ。
得点パターンは、ショートパス不能でいつものサッカーが出来ない上に鋭いカウンターも期待できない以上、やはりフリーキックやセットプレーが重要になると思っていたし、実際にその通りになった。でもレッズは前半から10本以上のコーナーを得ていたのに、それが尽く得点に繋がらなかったのは問題かな。柏木の素晴らしい直接フリーキックが炸裂して同点に追い付いてくれたから結果オーライだけど、前半はコーナーからの得点を期待していただけに勿体なかった。
まあ今回は、特に内容は度外視。あの荒れたピッチでまともなサッカーを期待する方が大馬鹿であって、どんな形でも勝利が得られれば御の字な試合の典型こそ今回であった。対戦相手が最下位だとしても。
でもそんな中、興梠だけはしっかりボールを懐に収められるんだよな。こんな滅茶苦茶なピッチコンディションの状況でも、あれだけボールが収まるのには驚愕。どうしてこの選手が代表に復帰しないのか本当に不思議である。興梠は本当に心強い選手である。
ちなみにメイン北側の一部分だけ妙に水捌けが良くて、終盤だけそこでパスサッカーやっていたな(笑)
という事で、セレッソ戦の敗戦を引きずらず、悪天候と最悪のピッチコンディションを見事にはね除けての勝利。あの水上肉弾戦で観ている方が疲れた試合だったけど、もちろん実際に疲れたのは戦った選手たち。ここで幸か不幸か2週間の空きがあるのだから、先ずはしっかり身体を休めてほしい。
自分は、ビチョビチョになり寒くて寒くて、帰宅後すぐストーブを付けてしまった。もう1枚多く着て行けば良かったな。失敗。とにかく寒い。さあ暖かい風呂に入って、ザ・美酒の時間だ。
------
J1リーグ第27節 浦和2-1徳島
得点/33分・衛藤(徳)、41分・柏木(浦)、63分・那須(浦)
主審=廣瀬 格
観衆:23,294人
浦和レッズ2-1徳島ヴォルティス
~埼玉スタジアム2002
西川のゴールキック前に、何度も何度も必死に水を掻き出していた那須大明神様。最初、楽しそうに水遊びしているのかと思った・・・嘘です、ハイ。このおかげで西川が蹴りやすくなった・・・と思いきや、水を掻き出した後に蹴って2度もミスキックという・・・それはともかくとして、サッカーの神様は、そんな那須の献身的な行いをキチンと観ておられたのである。
見事な逆転決勝ゴール。しかもヘッドではなくて足でという、那須にしては珍しいパターン。あれ一瞬オフサイドかと思って、喜ぶ前につい線審の方に眼をやってしまったけど。
サッカーやっているのか、水遊びをやっているのか、訳がわからない試合だった。大型台風接近で昨晩から降り続く大粒の雨が、とんでもないレベルでピッチに水溜まりを作っていた。グラウンダーではすぐにボールが水に絡まり停滞してしまうのが目に見えていたから、レッズも徳島も序盤から最後まで、とにかく終始一貫ロングボール一本。特にレッズはロングボールより本来はショートパス主体のチームだけに、今日だけを観れば30試合分位ロングボールを蹴っていた感じ・・・大袈裟か。
でもまあロングボールと書けば聞こえが良いが、実際はロングボールというより、自分のところにボールが回って来たら、あれこれ考えないでとにかく前に蹴り飛ばすだけ。味方に繋ぐのは二の次。蹴ったらどうなるか、どこでどうボールが留まるのか予測不能。極端な事を言えば運次第。だからもはやプロのサッカーから大幅にかけ離れた光景が90分。どの選手もボールキープなんか考えないで、前に蹴り飛ばす蹴り飛ばす。何かレッズに大昔、そういう外国人選手が居たな。クリアするだけのDF・・・。
呼んだ?
・・・まあこの人は右に置いておいて、いざボールキープなんてしようものなら、プレスがかかった途端に修羅場と化すような肉弾戦のボールの奪い合いで水遊び、もとい水飛沫の嵐となる。足下での細かい技術的プレーが一切不能な状態なのだから、ボールを持つ方としては転ぼうがどうなろうが死に物狂いでボールを守らなければいけないし、奪いに行く方としても足下が不安定なものだから、とにかく身体をぶちあてて行かなければボールなんて奪えないのである。こんなにバッチャンバッチャン肉弾戦を繰り返していて、まあ良く誰も怪我しなかったと思うし、特筆すべきは両チームともカードが皆無だった事だ。この試合一番の評価点は、そこかもしれない。
失点シーンと得点パターン。先ず失点の仕方が悪かった。あれは水溜まりとか関係無しに、意識が前がかりになっていて後を疎かにしていたところを、キーパー一本から衛藤に上手く裏に抜け出られてしまった。あの不安定なピッチでもラインを上げるだけ上げて、後ろを気にしなかったのは反省点だ。
得点パターンは、ショートパス不能でいつものサッカーが出来ない上に鋭いカウンターも期待できない以上、やはりフリーキックやセットプレーが重要になると思っていたし、実際にその通りになった。でもレッズは前半から10本以上のコーナーを得ていたのに、それが尽く得点に繋がらなかったのは問題かな。柏木の素晴らしい直接フリーキックが炸裂して同点に追い付いてくれたから結果オーライだけど、前半はコーナーからの得点を期待していただけに勿体なかった。
まあ今回は、特に内容は度外視。あの荒れたピッチでまともなサッカーを期待する方が大馬鹿であって、どんな形でも勝利が得られれば御の字な試合の典型こそ今回であった。対戦相手が最下位だとしても。
でもそんな中、興梠だけはしっかりボールを懐に収められるんだよな。こんな滅茶苦茶なピッチコンディションの状況でも、あれだけボールが収まるのには驚愕。どうしてこの選手が代表に復帰しないのか本当に不思議である。興梠は本当に心強い選手である。
ちなみにメイン北側の一部分だけ妙に水捌けが良くて、終盤だけそこでパスサッカーやっていたな(笑)
という事で、セレッソ戦の敗戦を引きずらず、悪天候と最悪のピッチコンディションを見事にはね除けての勝利。あの水上肉弾戦で観ている方が疲れた試合だったけど、もちろん実際に疲れたのは戦った選手たち。ここで幸か不幸か2週間の空きがあるのだから、先ずはしっかり身体を休めてほしい。
自分は、ビチョビチョになり寒くて寒くて、帰宅後すぐストーブを付けてしまった。もう1枚多く着て行けば良かったな。失敗。とにかく寒い。さあ暖かい風呂に入って、ザ・美酒の時間だ。
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J1リーグ第27節 浦和2-1徳島
得点/33分・衛藤(徳)、41分・柏木(浦)、63分・那須(浦)
主審=廣瀬 格
観衆:23,294人
2014年 J1リーグ第26節
セレッソ大阪1-0浦和レッズ
~ヤンマースタジアム長居
必殺の在来線で、やっと悪夢の大阪から帰還・・・。
あああああ、せっかく宇賀神と森脇のチャントがお披露目された試合だというのに。高橋峻希とアレックスのやつの使い回しだけど・・・。
スタジアムがネーミングライツ化しようが、去年やられた山口蛍が居なかろうが、やはりレッズにとって長居は鬼門なんだな・・・。
カカウという飛び道具にやられた。すっかり老朽化したと思っていたカカウ。しかし腐っても元ドイツ代表のワールドカップ戦士。ちょっと隙を見せた途端に、とんでもないミドルが飛んで来た。
かつてドイツ代表時代に応援していたカカウに、時を経て敵となって現れたと思ったら初対面試合でやられるとは・・・。恩を仇で返されるとはまさにこの事。らんらんフォルランをベンチ外までして背水の陣で臨んで来たセレッソ。セレッソはフォルランが居ない方が、攻撃が停滞しないでスムーズだったじゃないか・・・。
セレッソは前半に杉本だが誰かのドフリーヘッドがあった他は、極端な事を言えばカカウのゴールだけだったのに。
レッズは・・・首位の風格たるサッカー。成熟した完璧に近い高速パス回しと高精度ロングフィードでセレッソを手玉にとるように翻弄させていた。ゴールはすぐそこだった。ところが・・・あれだけ決定的なシュートを外しまくっては・・・がら空きのゴールは気持ち良い位に枠外だし、枠内に蹴ったと思ったら、弾道は尽くキーパー守備範囲もしくは正面。まあ入らない、というより決定力欠乏症が発症されてしまった。
やっているサッカーで何度も決定的なシュートまで持って行ったのだから、悪い内容ではなかったし、寧ろ素晴らしいレベルのサッカーをしていた訳だ。綺麗なサッカー。美しいサッカーを。ただ綺麗なサッカーや美しいサッカーをし過ぎた?もう少し泥臭く攻めるべきだった?それも一理あるが、今回に至ってそれは完全な結果論だろう。それと内容が良くても、ここまで来たら結果優先なのだ。勝てば官軍、負ければ賊軍。
ようは運が無かった。新潟戦で運を使い果たしてしまったのだ。でもせめて、最後の最後のFK場面、せめて壁に当てずに蹴ってほしかった。あれだけ時間をとって集中して集中して、さあ盛り上がりも最高潮に達した時に・・・壁に跳ね返されてクリアされて終了とかは萎える。あれ直前に森脇が敵と揉めて転んだからいけないんだ。あれでマルシオの集中力が散漫になった。そうじゃなきゃ絶対に壁を越えて枠内隅に決まっていた・・・はず。とりあえずパイナップル男のせいにしておこう。
そう考えて、こんな試合は一刻も早く忘れちまって、さっさと次節に気持ちを切り替えようじゃないか。性格的に諦めの悪い自分は普段、簡単に気持ちを切り替えようの類は余り思わない性格だが、今回に至っては無理にでも上記の考えを押し通す。本気で優勝する為には、1度の取りこぼし位でチマチマ後ろを振り返っている暇は無いのだ。
前を向け。戦いは続く。
と、ちょっとだけ後ろを振り返ってみたら・・・何か鹿さんの角がチラホラ見え隠れして・・・あ、いかんいかん、見なかった事にしておこう。前だけを見ろ!
後ろを振り返らず、ザ・ヤケ酒。
勝ったら「ふぐ」のはずが、負けたから質素に。千日前で8人も入れば満席のような吉田類も真っ青なL字カウンターだけのこじんまりした居酒屋。
何か常連さんメインの店で最初は「やってしまった」思ったのも束の間、ところがどっこい感じの良いマスターと、何故か香川出身の可愛いお姉ちゃん助手と、そして人懐こそうに話かけて来る何人もの大阪人と、サッカー談議に野球談議にお国談議に、最後は何故かじゃりん子チエ談議によるお好み焼き談議と、訳の分からない酔っ払いの会話が弾みながら、敗戦の大阪の夜は更けて行くのであった。なかなか良い雰囲気で気付けば遅くまで飲んでしまい、翌朝やや二日酔いに。
ちなみに今まで大阪で喰った”どて焼き”の中で、ここ店のは甘過ぎずしつこ過ぎず、それでいてコクがありと、一番美味かった気がする。
これで試合に勝っていたら尚最高だったんだけどなぁ・・・いかん、また後ろを振り返ってるじゃないか。アホか自分。前を向け!!
おまけ
戎橋のグリコは改装中と知っていたから、金龍ラーメンがてら果たして今どうなっているか見に行ったら・・・こんなんになっていた。
来年の大阪遠征までには、新しく生まれ変わっている事だろう。
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J1リーグ第26節 セ大阪1-0浦和
得点/68分・カカウ(セ大)
主審=岡部拓人
観衆:22,936人
セレッソ大阪1-0浦和レッズ
~ヤンマースタジアム長居
必殺の在来線で、やっと悪夢の大阪から帰還・・・。
あああああ、せっかく宇賀神と森脇のチャントがお披露目された試合だというのに。高橋峻希とアレックスのやつの使い回しだけど・・・。
スタジアムがネーミングライツ化しようが、去年やられた山口蛍が居なかろうが、やはりレッズにとって長居は鬼門なんだな・・・。
カカウという飛び道具にやられた。すっかり老朽化したと思っていたカカウ。しかし腐っても元ドイツ代表のワールドカップ戦士。ちょっと隙を見せた途端に、とんでもないミドルが飛んで来た。
かつてドイツ代表時代に応援していたカカウに、時を経て敵となって現れたと思ったら初対面試合でやられるとは・・・。恩を仇で返されるとはまさにこの事。らんらんフォルランをベンチ外までして背水の陣で臨んで来たセレッソ。セレッソはフォルランが居ない方が、攻撃が停滞しないでスムーズだったじゃないか・・・。
セレッソは前半に杉本だが誰かのドフリーヘッドがあった他は、極端な事を言えばカカウのゴールだけだったのに。
レッズは・・・首位の風格たるサッカー。成熟した完璧に近い高速パス回しと高精度ロングフィードでセレッソを手玉にとるように翻弄させていた。ゴールはすぐそこだった。ところが・・・あれだけ決定的なシュートを外しまくっては・・・がら空きのゴールは気持ち良い位に枠外だし、枠内に蹴ったと思ったら、弾道は尽くキーパー守備範囲もしくは正面。まあ入らない、というより決定力欠乏症が発症されてしまった。
やっているサッカーで何度も決定的なシュートまで持って行ったのだから、悪い内容ではなかったし、寧ろ素晴らしいレベルのサッカーをしていた訳だ。綺麗なサッカー。美しいサッカーを。ただ綺麗なサッカーや美しいサッカーをし過ぎた?もう少し泥臭く攻めるべきだった?それも一理あるが、今回に至ってそれは完全な結果論だろう。それと内容が良くても、ここまで来たら結果優先なのだ。勝てば官軍、負ければ賊軍。
ようは運が無かった。新潟戦で運を使い果たしてしまったのだ。でもせめて、最後の最後のFK場面、せめて壁に当てずに蹴ってほしかった。あれだけ時間をとって集中して集中して、さあ盛り上がりも最高潮に達した時に・・・壁に跳ね返されてクリアされて終了とかは萎える。あれ直前に森脇が敵と揉めて転んだからいけないんだ。あれでマルシオの集中力が散漫になった。そうじゃなきゃ絶対に壁を越えて枠内隅に決まっていた・・・はず。とりあえずパイナップル男のせいにしておこう。
そう考えて、こんな試合は一刻も早く忘れちまって、さっさと次節に気持ちを切り替えようじゃないか。性格的に諦めの悪い自分は普段、簡単に気持ちを切り替えようの類は余り思わない性格だが、今回に至っては無理にでも上記の考えを押し通す。本気で優勝する為には、1度の取りこぼし位でチマチマ後ろを振り返っている暇は無いのだ。
前を向け。戦いは続く。
と、ちょっとだけ後ろを振り返ってみたら・・・何か鹿さんの角がチラホラ見え隠れして・・・あ、いかんいかん、見なかった事にしておこう。前だけを見ろ!
後ろを振り返らず、ザ・ヤケ酒。
勝ったら「ふぐ」のはずが、負けたから質素に。千日前で8人も入れば満席のような吉田類も真っ青なL字カウンターだけのこじんまりした居酒屋。
何か常連さんメインの店で最初は「やってしまった」思ったのも束の間、ところがどっこい感じの良いマスターと、何故か香川出身の可愛いお姉ちゃん助手と、そして人懐こそうに話かけて来る何人もの大阪人と、サッカー談議に野球談議にお国談議に、最後は何故かじゃりん子チエ談議によるお好み焼き談議と、訳の分からない酔っ払いの会話が弾みながら、敗戦の大阪の夜は更けて行くのであった。なかなか良い雰囲気で気付けば遅くまで飲んでしまい、翌朝やや二日酔いに。
ちなみに今まで大阪で喰った”どて焼き”の中で、ここ店のは甘過ぎずしつこ過ぎず、それでいてコクがありと、一番美味かった気がする。
これで試合に勝っていたら尚最高だったんだけどなぁ・・・いかん、また後ろを振り返ってるじゃないか。アホか自分。前を向け!!
おまけ
戎橋のグリコは改装中と知っていたから、金龍ラーメンがてら果たして今どうなっているか見に行ったら・・・こんなんになっていた。
来年の大阪遠征までには、新しく生まれ変わっている事だろう。
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J1リーグ第26節 セ大阪1-0浦和
得点/68分・カカウ(セ大)
主審=岡部拓人
観衆:22,936人
2014年 J1リーグ第25節
アルビレックス新潟0-2浦和レッズ
~デンカビッグスワンスタジアム
僅か3日前、埼スタ激辛フェアで「残り物には福が」無かった男が、何と敵地ビッグスワンでは・・・もしかしたら試合よりこっちが目的の人の方が多いのでは?と勘違いさせられる大盛況の新潟和牛試食コーナーでは、何と列の最後の最後の試食者となってしまう。最後がレッズサポなんて、新潟サポの皆さん本当にごめんなさい。無料で喰う新潟和牛は最高でした。
みかづきイタリアン屋台では、シーフードカレーイタリアンの最後の1つをゲットする。
新潟名物で人気メニュー最後のひとつがレッズサポなんて、新潟サポの皆さん本当にごめんなさい。残りひとつのシーフードカレーイタリアンは最高でした。
・・・前節から本当に何しにスタジアムに行っているのかとの疑惑が浮上しても仕方がない事態だが、もちろん自分はスタジアムグルメ巡りをしている訳ではない!ただ今回はスタジアムグルメ最後の客2連チャンになるという運命の悪戯で、そのために実際の試合の前に運を使い果たしてしまったのではないかと不安に陥ったのであったが・・・。
それが杞憂に終わった実際の試合だったが、いやはや最近は前半20分前後にレッズが先制点を決めるパターンが多くなっていて、今回も時計の針が20分に近づくに連れて仲間に「そろそろ決める時間帯だぜ」なんて話していたら、何とまた22分に先制点という・・・これが偶然かどうかは別として、やっているサッカーがブレなければ、得点時間さえ似て来るというものなのだろうか。なんて冗談はともかくとして、誰だかわからなかったが絶妙のフィードから、タイミング良く斬り込んだ関根のダイレクトが興梠に見事に合った形。その関根を90分フルで使って結果が出たのも大きな収穫となった。
いやはや過密日程の温存策だろうが、平川と宇賀神をベンチからすら外して、関根と梅崎にする両サイド入れ替え大博打。ミシャさすがにやり過ぎだろうと危惧したが、それが運良く奏功した。結果的に。
結果的にというのは守備面で実に危うかったからで、後半早々の森脇の追加点までは何とか無理にでも保たれていた攻守のバランスが、その後から新潟の一方的ペースになった。いやそもそも前半から散々レオ・シルバを自由にしてしまうは、指宿の動きには後手を踏みまくってしまうわで、新潟には2度3度決定的な場面を作られていたのだから、バランスなんて表面的なものだったのかもしれない。西川のセーブや、敵が決定的なシュート場面で尽く枠を外してくれていたからこそ助かっていただけの話だった。運はあったという事だけど。
後半はセカンドボールすら奪えず新潟の攻撃を受けるだけ。尤も早々に興梠を下げて、李を残した事で前線でボールが収まらなくなり、青木や永田という守備の選手を次々投入したのだから、ミシャからしたら攻撃二の次で、2点差を守備固めで守ろうとしていたのは明白。だから新潟の再三の攻撃に晒される事を含めて、こうなる展開は想定内という事で端から覚悟の上だったのだろう。ようは攻められようが何だろうが、守備固めに入った以上は、死に物狂いで敵の攻撃を跳ね返せば良いだけでOKだったのだ。
結果論だし凄い都合の良い考えだが、それしか無かったのだと思う。それが守備を固めるという事なのだ。守るなら守る、攻めるなら攻めるで良いのだ。強いて言うなら、個人的には永田得意のフィードでカウンターが効いたら儲けものだと思ったが・・・。
まああからさまな守備固めで逃げ切る作戦が、優勝を狙う首位チームの選ぶ作戦なのかと批判されたら黙るしかないのだが。いや放っておいてくれ。サッカーに正解は無い。だから勝てば官軍であり、結果オーライな試合だったのは、自分が良くわかっているのだから。とにかく今は首位をキープしつつ1歩1歩優勝に近づいて行ければ良いのである。
贅沢新幹線待ち束の間のザ・美酒。
のどくろ一本焼き!美味すぎるが、何という贅沢!
こうやって新潟で贅沢した分、これで次の大阪は貧乏遠征決定だな・・・。
アルビレックス新潟0-2浦和レッズ
~デンカビッグスワンスタジアム
僅か3日前、埼スタ激辛フェアで「残り物には福が」無かった男が、何と敵地ビッグスワンでは・・・もしかしたら試合よりこっちが目的の人の方が多いのでは?と勘違いさせられる大盛況の新潟和牛試食コーナーでは、何と列の最後の最後の試食者となってしまう。最後がレッズサポなんて、新潟サポの皆さん本当にごめんなさい。無料で喰う新潟和牛は最高でした。
みかづきイタリアン屋台では、シーフードカレーイタリアンの最後の1つをゲットする。
新潟名物で人気メニュー最後のひとつがレッズサポなんて、新潟サポの皆さん本当にごめんなさい。残りひとつのシーフードカレーイタリアンは最高でした。
・・・前節から本当に何しにスタジアムに行っているのかとの疑惑が浮上しても仕方がない事態だが、もちろん自分はスタジアムグルメ巡りをしている訳ではない!ただ今回はスタジアムグルメ最後の客2連チャンになるという運命の悪戯で、そのために実際の試合の前に運を使い果たしてしまったのではないかと不安に陥ったのであったが・・・。
それが杞憂に終わった実際の試合だったが、いやはや最近は前半20分前後にレッズが先制点を決めるパターンが多くなっていて、今回も時計の針が20分に近づくに連れて仲間に「そろそろ決める時間帯だぜ」なんて話していたら、何とまた22分に先制点という・・・これが偶然かどうかは別として、やっているサッカーがブレなければ、得点時間さえ似て来るというものなのだろうか。なんて冗談はともかくとして、誰だかわからなかったが絶妙のフィードから、タイミング良く斬り込んだ関根のダイレクトが興梠に見事に合った形。その関根を90分フルで使って結果が出たのも大きな収穫となった。
いやはや過密日程の温存策だろうが、平川と宇賀神をベンチからすら外して、関根と梅崎にする両サイド入れ替え大博打。ミシャさすがにやり過ぎだろうと危惧したが、それが運良く奏功した。結果的に。
結果的にというのは守備面で実に危うかったからで、後半早々の森脇の追加点までは何とか無理にでも保たれていた攻守のバランスが、その後から新潟の一方的ペースになった。いやそもそも前半から散々レオ・シルバを自由にしてしまうは、指宿の動きには後手を踏みまくってしまうわで、新潟には2度3度決定的な場面を作られていたのだから、バランスなんて表面的なものだったのかもしれない。西川のセーブや、敵が決定的なシュート場面で尽く枠を外してくれていたからこそ助かっていただけの話だった。運はあったという事だけど。
後半はセカンドボールすら奪えず新潟の攻撃を受けるだけ。尤も早々に興梠を下げて、李を残した事で前線でボールが収まらなくなり、青木や永田という守備の選手を次々投入したのだから、ミシャからしたら攻撃二の次で、2点差を守備固めで守ろうとしていたのは明白。だから新潟の再三の攻撃に晒される事を含めて、こうなる展開は想定内という事で端から覚悟の上だったのだろう。ようは攻められようが何だろうが、守備固めに入った以上は、死に物狂いで敵の攻撃を跳ね返せば良いだけでOKだったのだ。
結果論だし凄い都合の良い考えだが、それしか無かったのだと思う。それが守備を固めるという事なのだ。守るなら守る、攻めるなら攻めるで良いのだ。強いて言うなら、個人的には永田得意のフィードでカウンターが効いたら儲けものだと思ったが・・・。
まああからさまな守備固めで逃げ切る作戦が、優勝を狙う首位チームの選ぶ作戦なのかと批判されたら黙るしかないのだが。いや放っておいてくれ。サッカーに正解は無い。だから勝てば官軍であり、結果オーライな試合だったのは、自分が良くわかっているのだから。とにかく今は首位をキープしつつ1歩1歩優勝に近づいて行ければ良いのである。
贅沢新幹線待ち束の間のザ・美酒。
のどくろ一本焼き!美味すぎるが、何という贅沢!
こうやって新潟で贅沢した分、これで次の大阪は貧乏遠征決定だな・・・。
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J1リーグ第25節 新潟0-2浦和
得点/22分・興梠(浦)、50分・森脇(浦)
主審=村上伸次
観衆:28,303人
2014年 J1リーグ第24節
浦和レッズ3-1柏レイソル
~埼玉スタジアム2002
やはり仕事なんぞ放棄してでも朝から行くべきであった。幾歳月追い求め念願叶っての「激辛フェア」。キックオフ40分前に到着した頃には・・・何だこの閑散とした屋台は・・・というか既に終わって蛻の殻になっている屋台も・・・。遅かった、全てが遅かった。旨辛ハバネロメンチカツだけは絶対に喰おうと思っていたのに・・・。
と、良く見たらまだ赤マサラビーフカレーと豆腐チゲモツの屋台だけは生き残っている!カレーは炭水化物だからやめておくとして、豆腐チゲモツならばビールに合う!これしかない!勢い良く叫ぶ!「豆腐チゲモツハーフひとつ!」・・・店員「あ、もう終わりで・・・」「な、何だと!?」・・・ところが隣の鍋係の兄ちゃんが「ちょっと待って、何とかあと少しなら・・・ありますあります!!」・・・どう見ても底を突いている鍋をゴリゴリ回して汁と具を掻き集めとるがな。それって・・・
・・・出て来たのがこれ。
これは何の喰いモノ??????
汁だけ?・・・具は?モツは??豆腐は???
冷静に考えたら、さっきの鍋将軍のゴリゴリ・・・何とかモツは2切れだか3切れは入っていた。そこに春雨数本、豆腐に至っては小指の先くらいの大きさのが1欠片・・・唐辛子の欠片も既に長時間鍋の中を泳がされて辛味すら無くなっている。で、汁がまた凄い。というか汁だけ凄い。完全に煮詰まった上での鍋底の残り汁。故に味が濃いというか塩っ辛い!!唐辛子の辛さというより、完全に塩っ辛いだけ・・・一体自分は何を喰っているのだ!?こういう場合は”残り物には福がある”というが、今回に限ってはそのことわざは当てはまらない。でも豆腐チゲモツの最後の客は自分だ!どうだ、偉いだろう!?
・・・何しに埼スタ行っているのか疑われると困るから、きちんと試合の話をしよう。
苦手な柏である。これまで散々苦汁をなめさせられてきた柏である。そしてつい先日ネルシーニョが今季限りと発表された柏である。柏はレッズとやる時は、コロコロ態度を変えて来る。今回は・・・攻めて来なかった。いつぞやの広島みたいに。
だからと言う訳ではないだろうが、平川の豪快なクロスがピンポイントで那須にズドン。マニュアル通りの叩き付けヘッドで先制すると、クリアボールが怪我の功名かゴール前に渡っての柏木個人技ゴール。また前半から2点リードしてしまった。得点時間も前節と同じような・・・ここ数試合こんなに上手く行って良いのだろうか?というハイペースリード。後は李が決定的なのを2度豪快に外さなければ言う事が無かったんだけど・・・まあダイレクトだったから難しかったのかな。古巣に遠慮したという訳ではないと思っている。
ただその後に余裕こいてパス遊びしていると、奪われた時には奪い返せなくなって左右に振られて最後は綺麗に決められてしまうから、こういう落とし穴に落ちないためにも手を抜いたサッカーはしてはいけない。嫌な失点をしてしまった。
後半にPKを得て富士見市出身・菅野が退場してくれたから流れがレッズに戻ったが、あれが無かったらどうなっていたかわからない。柏はそういう相性の悪い相手なのだ。それにしても富士見市出身・菅野は1枚目のイエローは遅延行為によるものだったが、リードしていた訳ではないのに何故に遅延行為なんてしていたのだろう?それが後半にアダとなった形だ。・・・と、ところが菅野どころかエドゥアルドまで退場してくれたのだから、これでいい加減に1点くらい取れるだろうと思ったが、それどころか数的優位になってから2度もピンチがあったし、数的優位になってからパス回しにミスが増えたレッズ。
これでスタンド各所から怒声が上がりまくっていた。自分もこれはどういう事なのだろうと思ったが、考えたらミシャサッカーは数的優位を活かすサッカーはしないのだから、これも当たり前だと思い直した。逆に敵が2人も減ってしまい、レッズは調子が狂ってしまったのだろう。だから変なピンチを招くし、逆にミスが増えた。余裕が出来ると逆に油断も産む。良くあるパターンだ。
尤も2点リードした状態から深追いは不要。柏からしたらレッズが深追いして来た所からミスを突いてカウンターしか手がなかったのだから、それをさせないで攻撃は淡泊に、守備は時間をかけて後ろでユックリとで良いのである。2点リードした状態なのに数的優位を活かしてでも無理に追加点を奪いに行く必要は無かった。理より実を取った感じ。無理にでもそう思う事にした。試合中からそう思っていたのは事実だけど、まあ結果論ね。それよりも苦手な柏に勝ったこと自体を喜ぼう。
ただ新潟戦まで中2日しか無いから、李を残して興梠こそ下げてほしかった。今回の不満はそこだけ。
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J1リーグ第24節 浦和3-1柏
得点/21分・那須(浦)、28分・柏木(浦)、44分・高山(柏)、55分・興梠PK(浦)
主審=佐藤隆治
観衆:31,652人
浦和レッズ3-1柏レイソル
~埼玉スタジアム2002
やはり仕事なんぞ放棄してでも朝から行くべきであった。幾歳月追い求め念願叶っての「激辛フェア」。キックオフ40分前に到着した頃には・・・何だこの閑散とした屋台は・・・というか既に終わって蛻の殻になっている屋台も・・・。遅かった、全てが遅かった。旨辛ハバネロメンチカツだけは絶対に喰おうと思っていたのに・・・。
と、良く見たらまだ赤マサラビーフカレーと豆腐チゲモツの屋台だけは生き残っている!カレーは炭水化物だからやめておくとして、豆腐チゲモツならばビールに合う!これしかない!勢い良く叫ぶ!「豆腐チゲモツハーフひとつ!」・・・店員「あ、もう終わりで・・・」「な、何だと!?」・・・ところが隣の鍋係の兄ちゃんが「ちょっと待って、何とかあと少しなら・・・ありますあります!!」・・・どう見ても底を突いている鍋をゴリゴリ回して汁と具を掻き集めとるがな。それって・・・
・・・出て来たのがこれ。
これは何の喰いモノ??????
汁だけ?・・・具は?モツは??豆腐は???
冷静に考えたら、さっきの鍋将軍のゴリゴリ・・・何とかモツは2切れだか3切れは入っていた。そこに春雨数本、豆腐に至っては小指の先くらいの大きさのが1欠片・・・唐辛子の欠片も既に長時間鍋の中を泳がされて辛味すら無くなっている。で、汁がまた凄い。というか汁だけ凄い。完全に煮詰まった上での鍋底の残り汁。故に味が濃いというか塩っ辛い!!唐辛子の辛さというより、完全に塩っ辛いだけ・・・一体自分は何を喰っているのだ!?こういう場合は”残り物には福がある”というが、今回に限ってはそのことわざは当てはまらない。でも豆腐チゲモツの最後の客は自分だ!どうだ、偉いだろう!?
・・・何しに埼スタ行っているのか疑われると困るから、きちんと試合の話をしよう。
苦手な柏である。これまで散々苦汁をなめさせられてきた柏である。そしてつい先日ネルシーニョが今季限りと発表された柏である。柏はレッズとやる時は、コロコロ態度を変えて来る。今回は・・・攻めて来なかった。いつぞやの広島みたいに。
だからと言う訳ではないだろうが、平川の豪快なクロスがピンポイントで那須にズドン。マニュアル通りの叩き付けヘッドで先制すると、クリアボールが怪我の功名かゴール前に渡っての柏木個人技ゴール。また前半から2点リードしてしまった。得点時間も前節と同じような・・・ここ数試合こんなに上手く行って良いのだろうか?というハイペースリード。後は李が決定的なのを2度豪快に外さなければ言う事が無かったんだけど・・・まあダイレクトだったから難しかったのかな。古巣に遠慮したという訳ではないと思っている。
ただその後に余裕こいてパス遊びしていると、奪われた時には奪い返せなくなって左右に振られて最後は綺麗に決められてしまうから、こういう落とし穴に落ちないためにも手を抜いたサッカーはしてはいけない。嫌な失点をしてしまった。
後半にPKを得て富士見市出身・菅野が退場してくれたから流れがレッズに戻ったが、あれが無かったらどうなっていたかわからない。柏はそういう相性の悪い相手なのだ。それにしても富士見市出身・菅野は1枚目のイエローは遅延行為によるものだったが、リードしていた訳ではないのに何故に遅延行為なんてしていたのだろう?それが後半にアダとなった形だ。・・・と、ところが菅野どころかエドゥアルドまで退場してくれたのだから、これでいい加減に1点くらい取れるだろうと思ったが、それどころか数的優位になってから2度もピンチがあったし、数的優位になってからパス回しにミスが増えたレッズ。
これでスタンド各所から怒声が上がりまくっていた。自分もこれはどういう事なのだろうと思ったが、考えたらミシャサッカーは数的優位を活かすサッカーはしないのだから、これも当たり前だと思い直した。逆に敵が2人も減ってしまい、レッズは調子が狂ってしまったのだろう。だから変なピンチを招くし、逆にミスが増えた。余裕が出来ると逆に油断も産む。良くあるパターンだ。
尤も2点リードした状態から深追いは不要。柏からしたらレッズが深追いして来た所からミスを突いてカウンターしか手がなかったのだから、それをさせないで攻撃は淡泊に、守備は時間をかけて後ろでユックリとで良いのである。2点リードした状態なのに数的優位を活かしてでも無理に追加点を奪いに行く必要は無かった。理より実を取った感じ。無理にでもそう思う事にした。試合中からそう思っていたのは事実だけど、まあ結果論ね。それよりも苦手な柏に勝ったこと自体を喜ぼう。
ただ新潟戦まで中2日しか無いから、李を残して興梠こそ下げてほしかった。今回の不満はそこだけ。
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J1リーグ第24節 浦和3-1柏
得点/21分・那須(浦)、28分・柏木(浦)、44分・高山(柏)、55分・興梠PK(浦)
主審=佐藤隆治
観衆:31,652人
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■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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自己紹介:
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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