浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2015年 天皇杯・準決勝
浦和レッズ1延長0柏レイソル
~味の素スタジアム
昨日は会社の仕事柄めで、昼から納会でドンチャン騒ぎになり、夜までずっと飲みっ放しだったために更新が翌日にずれ込むという・・・。
しかし、もちろん携帯からのチェックは欠かさず、何度も携帯チェックしているもんだから周囲から怪しまれたが、それにしても得点がずっと0-0のまま進行していたものだから、一体何がどうなっているのかわからないままヤキモキしていた。
夕方になり、飲み過ぎてぶっ倒れている社員数名を介抱しながら携帯チェックしたら、いきなり1-0になっていて決勝進出が決まっていたという・・・。
これで安心したのか緊張の糸が切れたのか、2次会の飲み屋で急に眠くなってしまい、途中からコックリさん状態に。いや単に納会で飲み過ぎただけか?
まあ自分の話はこの際どうでも良いとして、試合は・・・また、李だったのか!果たして李に何が起こっているのか。2試合続けて超インパクトを発揮している李だが、だったらこれをシーズン中からやっていれば、とは思うものの、それは今更言っても仕方がないので、とにかく後残り1試合、決勝でも大きな仕事をしてくれる事を期待するしかない。
一方で、柏木の負傷交代が気になるところだが・・・。
それにしても、ミシャも極端だなぁ。準々決勝では後半早々に交代枠を使い切ったと思ったら、今回は延長突入まで2枠を残すという。もう少しバランス良くやれんのか、この監督は。尤も過密日程勝負の天皇杯で、今回は興梠と李を最後の最後まで温存するのが試合前からの方針だったようだから、ここは計画通りだったという事だろう。まあFW2人をW投入という点は、ミシャらしい相変わらずさと言えたが。
これで天皇杯決勝チケットが、久々にレッズのために使える事になった。
早めに確保しておいたチケットが久々に報われる。
元日から愛すべきクラブチームを応援出来る幸せを噛みしめつつ、今度こそタイトルを獲らなければいけない。
その相手は・・・また因縁のガンバだ。タイトルを目前にしたレッズの前に毎回のように立ち塞がっては邪魔をして来た相手。でも、もうそれもいい加減に撃ち破る時だ。J1リーグの情勢を2006年当時の状態に戻さなければいけない。そのためにも、何度目かの正直になるが、今度こそ絶対にガンバを倒してタイトルを獲らなければいけない試合になる。
と言う事で、暮れも押し迫り、この記事が今年の書き納めになります。
皆様、今年も当ブログに訪れていただき、ありがとうございました。
来年1発目の記事が歓喜の記事になっている事を願いつつ・・・。
では皆様、良い年をお迎えください。
それでは。
------
天皇杯・準決勝 浦和1延長0柏
得点/117分・李(浦)
主審=吉田寿光
観衆:22,462人
浦和レッズ1延長0柏レイソル
~味の素スタジアム
昨日は会社の仕事柄めで、昼から納会でドンチャン騒ぎになり、夜までずっと飲みっ放しだったために更新が翌日にずれ込むという・・・。
しかし、もちろん携帯からのチェックは欠かさず、何度も携帯チェックしているもんだから周囲から怪しまれたが、それにしても得点がずっと0-0のまま進行していたものだから、一体何がどうなっているのかわからないままヤキモキしていた。
夕方になり、飲み過ぎてぶっ倒れている社員数名を介抱しながら携帯チェックしたら、いきなり1-0になっていて決勝進出が決まっていたという・・・。
これで安心したのか緊張の糸が切れたのか、2次会の飲み屋で急に眠くなってしまい、途中からコックリさん状態に。いや単に納会で飲み過ぎただけか?
まあ自分の話はこの際どうでも良いとして、試合は・・・また、李だったのか!果たして李に何が起こっているのか。2試合続けて超インパクトを発揮している李だが、だったらこれをシーズン中からやっていれば、とは思うものの、それは今更言っても仕方がないので、とにかく後残り1試合、決勝でも大きな仕事をしてくれる事を期待するしかない。
一方で、柏木の負傷交代が気になるところだが・・・。
それにしても、ミシャも極端だなぁ。準々決勝では後半早々に交代枠を使い切ったと思ったら、今回は延長突入まで2枠を残すという。もう少しバランス良くやれんのか、この監督は。尤も過密日程勝負の天皇杯で、今回は興梠と李を最後の最後まで温存するのが試合前からの方針だったようだから、ここは計画通りだったという事だろう。まあFW2人をW投入という点は、ミシャらしい相変わらずさと言えたが。
これで天皇杯決勝チケットが、久々にレッズのために使える事になった。
早めに確保しておいたチケットが久々に報われる。
元日から愛すべきクラブチームを応援出来る幸せを噛みしめつつ、今度こそタイトルを獲らなければいけない。
その相手は・・・また因縁のガンバだ。タイトルを目前にしたレッズの前に毎回のように立ち塞がっては邪魔をして来た相手。でも、もうそれもいい加減に撃ち破る時だ。J1リーグの情勢を2006年当時の状態に戻さなければいけない。そのためにも、何度目かの正直になるが、今度こそ絶対にガンバを倒してタイトルを獲らなければいけない試合になる。
と言う事で、暮れも押し迫り、この記事が今年の書き納めになります。
皆様、今年も当ブログに訪れていただき、ありがとうございました。
来年1発目の記事が歓喜の記事になっている事を願いつつ・・・。
では皆様、良い年をお迎えください。
それでは。
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天皇杯・準決勝 浦和1延長0柏
得点/117分・李(浦)
主審=吉田寿光
観衆:22,462人
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2015年 天皇杯・準々決勝
ヴィッセル神戸0-3浦和レッズ
~ヤンマースタジアム長居
1ヶ月も試合間隔が空くと、もはや別シーズンに思えてしまうのだから堪らない。本当にこの糞日程はどうにかならんものか・・・。
そして当然、こうなると魔の中弛みが心配されるところだったが、さすがに2週間という中途半端な中断期間と違って、1ヶ月ともなると、気持ちも体力もリフレッシュされるものなのか。
苦手=神戸のイメージは、今季セカンドステージの大量点に続いて、今回の3得点で払拭されただろうか?
それとも、今回の大勝劇は、李の発奮猛アピール姿勢が招いたものなのだろうか?
ヴィッセル神戸0-3浦和レッズ
~ヤンマースタジアム長居
1ヶ月も試合間隔が空くと、もはや別シーズンに思えてしまうのだから堪らない。本当にこの糞日程はどうにかならんものか・・・。
そして当然、こうなると魔の中弛みが心配されるところだったが、さすがに2週間という中途半端な中断期間と違って、1ヶ月ともなると、気持ちも体力もリフレッシュされるものなのか。
苦手=神戸のイメージは、今季セカンドステージの大量点に続いて、今回の3得点で払拭されただろうか?
それとも、今回の大勝劇は、李の発奮猛アピール姿勢が招いたものなのだろうか?
今時通ってしまう方が珍しい、小野伸二張りの絶妙で綺麗なスルーパスを通して興梠の先制点を演出したかと思えば、今度は柏木のスルーに連動して見事なゴールを叩き出す。前半の早い時間帯、短時間でこれだけ完璧なプレーを披露する辺りは・・・。
李は2年契約の2年目。つまり今季一杯なのだが、果たしてその先は、どうなっているのだ?過去2年間の成績だけを見れば、決してコストパフォーマンスが良いとは言えない。いや寧ろ悪いと言った方が正しいと思う。普通のクラブチームならば契約延長は難しいレベルであるのは間違いないのだが、レッズは色々な意味で普通じゃないクラブチームだし、監督が極端に息子を抱えたがる人だから・・・。
だいたい李自身に波があり過ぎで、全然駄目な時が長く続いたかと思えば、たまに今日のように突如覚醒したかの如く大活躍するものだから、それが判断の悩みどころなんだよなぁ・・・。
それはともかく、今回の大勝劇は、李のおかげと、そして神戸の三原が前半からイエロー2枚で退場してくれたおかげ。ただせっかく数的優位になったのに、そこから一方的に攻めているようで、畳み掛けるような攻撃にならないで1点がやっとのところが、良い意味でも悪い意味でもミシャレッズといったところだ。もちろん神戸のカウンターを警戒すると公言していた以上は、無理に攻めない方法が得策ではあったはずなのだが。
関根と相馬のマッチアップが面白かった。現レッズの関根が、元レッズの相馬を前後半に渡りドリブルで翻弄する。特に前半に見せた相馬を左右に激しく揺さぶりながら完璧に抜き切ったシーンは身震いした。
神戸は左翼が相馬。右も後半から高橋。こうなると両チームのサイドが、現レッズ対元レッズになるから面白かった。加えて神戸のキーパーは徳重だし。
しかしミシャは相変わらずなんだな。後半まだロスタイムを加えて25分以上残っているのに、そこでまた必殺の2枚代えで交代枠を使い切ってしまう。
そりゃ3―0な上に相手が1人退場済みならば、いくらかギャンブル要素は軽減される事はされるが、とはいえ、過去の試合からまったく学ばないミシャらしく、今回も以後に発生するかもしれないアクシデントなど一切考えない。しかもそういう時に限って阿部が痛めて起き上がれなくなる。
冷や汗ものだ。今回はその阿部がしばらくして復活してくれたから事なきを得たが、もしそうではなかったら大変な事になっていたかもしれない。
こういう部分は結果論ではなく、完全に監督のリスクマネジメント能力が左右する。それを相変わらずワンパターンなギャンブル采配を続けている以上、本当の強さと組織は作れないだろう。
李は2年契約の2年目。つまり今季一杯なのだが、果たしてその先は、どうなっているのだ?過去2年間の成績だけを見れば、決してコストパフォーマンスが良いとは言えない。いや寧ろ悪いと言った方が正しいと思う。普通のクラブチームならば契約延長は難しいレベルであるのは間違いないのだが、レッズは色々な意味で普通じゃないクラブチームだし、監督が極端に息子を抱えたがる人だから・・・。
だいたい李自身に波があり過ぎで、全然駄目な時が長く続いたかと思えば、たまに今日のように突如覚醒したかの如く大活躍するものだから、それが判断の悩みどころなんだよなぁ・・・。
それはともかく、今回の大勝劇は、李のおかげと、そして神戸の三原が前半からイエロー2枚で退場してくれたおかげ。ただせっかく数的優位になったのに、そこから一方的に攻めているようで、畳み掛けるような攻撃にならないで1点がやっとのところが、良い意味でも悪い意味でもミシャレッズといったところだ。もちろん神戸のカウンターを警戒すると公言していた以上は、無理に攻めない方法が得策ではあったはずなのだが。
関根と相馬のマッチアップが面白かった。現レッズの関根が、元レッズの相馬を前後半に渡りドリブルで翻弄する。特に前半に見せた相馬を左右に激しく揺さぶりながら完璧に抜き切ったシーンは身震いした。
神戸は左翼が相馬。右も後半から高橋。こうなると両チームのサイドが、現レッズ対元レッズになるから面白かった。加えて神戸のキーパーは徳重だし。
しかしミシャは相変わらずなんだな。後半まだロスタイムを加えて25分以上残っているのに、そこでまた必殺の2枚代えで交代枠を使い切ってしまう。
そりゃ3―0な上に相手が1人退場済みならば、いくらかギャンブル要素は軽減される事はされるが、とはいえ、過去の試合からまったく学ばないミシャらしく、今回も以後に発生するかもしれないアクシデントなど一切考えない。しかもそういう時に限って阿部が痛めて起き上がれなくなる。
冷や汗ものだ。今回はその阿部がしばらくして復活してくれたから事なきを得たが、もしそうではなかったら大変な事になっていたかもしれない。
こういう部分は結果論ではなく、完全に監督のリスクマネジメント能力が左右する。それを相変わらずワンパターンなギャンブル采配を続けている以上、本当の強さと組織は作れないだろう。
対して、大きなビハインドを抱えている上に数的不利な状態の神戸が、結局最後まで交代枠を残していたのも不思議だった。
これでベスト4。嗚呼、そんな中で29日が仕事納めで昼から納会。もうどうにかしてくれ。今年は会社が邪魔して全然天皇杯ではスタジアムに行けないじゃないか!今日だって仕事が無ければ当然ながら大阪に行きたかったのに。もちろん帰りは18禁切符で。
準決勝にも行けない身としては、元日の決勝だけが頼みの綱となる。もちろん決勝のチケットは確保済み。だけら、だから何とか準決勝も勝って、自分をスタジアムに行けるようにしてくれ・・・。
------
天皇杯・準々決勝 神戸0-3浦和
得点/22分・興梠(浦)、25分・李(浦)、44分・宇賀神(浦)
主審=扇谷健司
観衆:10,488人
これでベスト4。嗚呼、そんな中で29日が仕事納めで昼から納会。もうどうにかしてくれ。今年は会社が邪魔して全然天皇杯ではスタジアムに行けないじゃないか!今日だって仕事が無ければ当然ながら大阪に行きたかったのに。もちろん帰りは18禁切符で。
準決勝にも行けない身としては、元日の決勝だけが頼みの綱となる。もちろん決勝のチケットは確保済み。だけら、だから何とか準決勝も勝って、自分をスタジアムに行けるようにしてくれ・・・。
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天皇杯・準々決勝 神戸0-3浦和
得点/22分・興梠(浦)、25分・李(浦)、44分・宇賀神(浦)
主審=扇谷健司
観衆:10,488人
2年越しのラブコールが実ったのか、遠藤航の獲得報道がスポーツ紙に載った訳だが、これで来なかったら笑ってしまう、なんて恐ろしい事も考えてしまう。
遠藤の獲得は、言うまでもなく守備的ボランチならば阿部の、DF ならば那須や森脇の、これら高齢化問題を抱えるポジションに、確実な戦力を持ってして若返らせるに、これ以上ない補強である。
今回のストーブリーグに於いて、国内の日本人選手では間違いなく最大の目玉であり、だからこそ有力クラブチームが激しい争奪戦を繰り広げている、この将来性抜群の現役日本代表選手を本当にレッズが獲得に成功したならば、それは本当に万々歳である。
・・・と、ひねくれ者の自分が、そう素直に感じていると思ったら、大間違いである。
これがいけないのだ!
高い契約金と高年棒を支払う事が可能、満員の巨大なホームスタジアムで、大量の熱狂的なサポーターのもとでプレー出来る、世間の注目度も格段に上がる、プロ選手に於いて、この素晴らしい条件が揃っているクラブチーム。
だから、レッズの強化部と監督は、それをちらつかせて大金を注ぎ込めば、少なくとも国内の日本人選手ならば、強化部が、監督が欲しい選手は、ほぼ獲得可能と思っている。
環境に甘えているのは、他でもない、強化部と監督である!
だから、自ら努力して海外から外国人選手を獲得しようなど思わないのである!
だいたい、こうやって国内の有力日本人選手を買い漁っている割には、近年は全くタイトルが獲れない。それが実に情けない。世間から笑われているんだから。
だから逆の発想。
そんなレッズの誘いなど、国内の有力日本人選手は、片っ端から断ってくれないだろうか?
どんな大金を積まれようが、どんなに熱狂的サポーターの存在を説かれようが...
それでも片っ端から有力日本人選手に断られて、欲しい選手を全く獲得不能に陥ったら、強化部も監督も焦るんじゃないかな。
こうなって、初めて自ら努力して外国人選手を見付けようとする意識が芽生えるんじゃないかな。
なんて単純な話ではないんだろうけど、でもあれだ、かつて磐田から藤田を獲得しようとして藤田本人とは合意したのに、磐田の「浦和だけには行かせたくない」事件で藤田獲得が駄目になった途端、レッズは目先を変えてロビーを獲得した例もある。あの時は怪我の功名だった訳だが、まあそんな上手い話は何度も無いにしても、ちょっとはレッズの今の強化部と監督に、環境に甘えているだけでは欲しい選手は獲れないという事を、少しは思い知らす必要はあると思うけどね。
もちろんそれは、あくまで起爆剤的なものであって、本意ではないんだけどさ。それでチームが弱くなるのは嫌だし。
遠藤の獲得は、言うまでもなく守備的ボランチならば阿部の、DF ならば那須や森脇の、これら高齢化問題を抱えるポジションに、確実な戦力を持ってして若返らせるに、これ以上ない補強である。
今回のストーブリーグに於いて、国内の日本人選手では間違いなく最大の目玉であり、だからこそ有力クラブチームが激しい争奪戦を繰り広げている、この将来性抜群の現役日本代表選手を本当にレッズが獲得に成功したならば、それは本当に万々歳である。
・・・と、ひねくれ者の自分が、そう素直に感じていると思ったら、大間違いである。
これがいけないのだ!
高い契約金と高年棒を支払う事が可能、満員の巨大なホームスタジアムで、大量の熱狂的なサポーターのもとでプレー出来る、世間の注目度も格段に上がる、プロ選手に於いて、この素晴らしい条件が揃っているクラブチーム。
だから、レッズの強化部と監督は、それをちらつかせて大金を注ぎ込めば、少なくとも国内の日本人選手ならば、強化部が、監督が欲しい選手は、ほぼ獲得可能と思っている。
環境に甘えているのは、他でもない、強化部と監督である!
だから、自ら努力して海外から外国人選手を獲得しようなど思わないのである!
だいたい、こうやって国内の有力日本人選手を買い漁っている割には、近年は全くタイトルが獲れない。それが実に情けない。世間から笑われているんだから。
だから逆の発想。
そんなレッズの誘いなど、国内の有力日本人選手は、片っ端から断ってくれないだろうか?
どんな大金を積まれようが、どんなに熱狂的サポーターの存在を説かれようが...
それでも片っ端から有力日本人選手に断られて、欲しい選手を全く獲得不能に陥ったら、強化部も監督も焦るんじゃないかな。
こうなって、初めて自ら努力して外国人選手を見付けようとする意識が芽生えるんじゃないかな。
なんて単純な話ではないんだろうけど、でもあれだ、かつて磐田から藤田を獲得しようとして藤田本人とは合意したのに、磐田の「浦和だけには行かせたくない」事件で藤田獲得が駄目になった途端、レッズは目先を変えてロビーを獲得した例もある。あの時は怪我の功名だった訳だが、まあそんな上手い話は何度も無いにしても、ちょっとはレッズの今の強化部と監督に、環境に甘えているだけでは欲しい選手は獲れないという事を、少しは思い知らす必要はあると思うけどね。
もちろんそれは、あくまで起爆剤的なものであって、本意ではないんだけどさ。それでチームが弱くなるのは嫌だし。
でも繰り返すが、とにかく今の強化部と監督は、環境に甘えている。
総括は本筋であればシーズンが完全に終了してからという事になるのだけど、今年は天皇杯に生き残っている上で、今回のチャンピオンシップ敗退から次の公式戦である天皇杯準々決勝までが1ケ月近くもあるため、こんなに開き過ぎていては自分の気持ちが中弛みしてしまう危険性が大と考えて、チャンピオンシップや昇格プレーオフも終了した事で、早めにシーズンの総括をしてしまおうと思った次第。
今シーズンの率直な感想は、悪い意味で予想通り。過去3シーズンのミシャレッズを振り返れば、この期に及んで同じ体制を継続すれば、4シーズン目とてどのようなシーズンになるかは、容易に予想が出来ていた。だからこそ自分の予想を裏切って欲しかったのだが・・・。
チームは確実に成長していると言う人も居る。それは勝ち点が過去より多いという数字上の動かざる事実。これだけを見れば、誰しもが成長していると思うだろう。
ところがサッカーに於ける数字とは残酷なもので、その成長の証である数字の上昇が、必ずしも結果と結びつかない。何故ならば、その数字だけをいくら主張しても、相手にその数字を上回られてしまったら、絶対に頂点には立てないからである。
ところが、この数字上の絶対的なルールを根本から済し崩しにする新たなルールが設けられた。それが今シーズンから復活した2ステージ制だった。シーズン中、どんな成績であれ、ステージ優勝などでチャンピオンシップ出場権を得られれば、年間2位でも3位でも、プレーオフたった3試合を戦って勝ち切れれば、それで頂点に立てるというもの。
しかしこの理不尽極まりないルールが、皮肉にも2ステージ制反対派の急先鋒であったレッズの助け船となり、そして同時にまたも頂点を阻むものとなってしまった。
自分はファーストステージ優勝はじゅうぶん可能と確信していた。これは結果論で言っているのではなく、ここでも書いた通り、その予想に値する確固たる根拠と確率が昨シーズンまでに存在していた。つまり過去3シーズンのミシャレッズを見れば、ファーストステージ優勝の予想は可能だったのである。
それと同時に、シーズン終盤の失速癖と、短期決戦に対する勝負弱さも懸念していた。これも過去3シーズンのチーム状況を見れば必然的な予想と予感であった。
・・・その通りになってしまった。予想と予感は恐ろしいほど見事に的中した。これが競馬だったら大喜びだが、こういう予想と予感は、的中してしまえばしまうほど全く嬉しくない。
真面目な話、こういう予想や予感を抱いていたのは自分だけではなく、長年レッズの内面を見て来ている多くのサポーターが、心の中で抱いていたものだったと思う。チームがいくら補強しようとも、フロントや監督がどんな事を主張しようとも、過去に同じ過ちを何度も繰り返してきた事で、優勝に向けたクラブチームの姿勢など、懐疑的に思えてしまっていた人は決して少なくないはずだったと思う。
チームは新たな選手の補強によって、外面は変える事が出来る。しかし体制を継続しながらだと、内面を変える事が難しい。継続は力なり。確かにこの格言は的を射ている。しかし、継続は長くなればなるほど諸刃の刃となる。何故ならば体制を継続して行くという事は、もちろん良い部分も継続するが、反面で悪い部分も継続するからである。この悪い部分を治癒せず放置したまま継続すると、果たして何が起こるか。
そう、永遠に同じ事を繰り返すのである。
自分は去年の総括で、「変わっていたら、去年と同じ過ちは繰り返していない」と書いたが、それは今年も同じ事が言える。結論から言えば、ミシャレッズはずっと何も変わっていない。チームの内面が成長したと言えるのは、百歩譲っても去年までだろう。ある意味でチームは、過去3シーズンで熟成し切ってしまったと思う。その上で今年は、ほとんど上積みするものが無いままシーズンを戦っていた感じがする。その証拠が、結果的に去年と同じ事を繰り返してタイトルを逃し続けているというものである。
それを限界と見るか継続と見るかは人それぞれの評価、つまりこれこそ賛否両論。そして明確な賛否があるという事は、正しい部分と間違っている部分の両面にあるという事なのである。
但しこれだけは言える。成長しているのであれば、去年と同じ過ちは繰り返していない。そういう事だ。問題は数字ではないのだ。数字は外面。だからこそ自分は”ミシャレッズは数字に騙されてはいけない”と唱え続けて来た。数字という外面は増えていても、内面が成長していなければ、要所要所で少しずつ鍍金が剥がれて行き、最後に必ずボロが出るのが世の常なのである。シーズン序盤は良くても、後になればなるほど駄目になって行く。その世の常を絵に描いたように繰り返しているのがミシャレッズなのである。
尤も選手は若ければ成長可能だが、残念ながら熟成し切った監督の内面は、以降も絶対に成長しない。繰り返すが、成長しているのであれば、去年と同じ過ちは繰り返していない。
マンネリ、である。もはやミシャレッズはマンネリ。これ以外に表現する言葉が無い。なので不満も文句も言い尽くした。もちろん何らかのタイトルを獲っていながら体制を継続しているのであれば、それは良いマンネリとして誰しもが認めるものになっていた事だろう。
ところが毎年毎年それなりの補強を繰り返しながら同じような成績に終始してタイトルを逃し続けているのだから、そこに不信感や反発心を抱くサポーターが増えても仕方がない事なのである。それこそ素直な人間的感情であって、サッカーの応援は宗教チックではあっても決して宗教ではない。盲目的に信じ続けていれば良いというものでもないのだ。
もちろん毎年優勝争いに絡む監督を交代させるのは理不尽だという意見も正論だし、危険な行為である事も重々理解できる。だからこそ、そこに希望を見出し続けて体制継続を望むサポーターが沢山存在するのもまた事実だ。
つまり賛否両論であるがどちらの意見も間違ってはいない。しかし今のところ、どちらの意見も正解には達していない。正論がぶつかり合っているだけである。この正解が出るのは、同じ体制でタイトルを獲るか、はたまた例年に比べて目に見えて成績が落ち込むか、このどちらかしか無いだろう。
来季も同じ体制のままであるから、可能性としては、余程の強烈な補強が敢行されない限りは、成績もタイトルが獲れるレベルまでの上昇は難しい。また過去4シーズンと同じように、最初は勢いが良くて、中盤にやや息切れ傾向、そして終盤に失速気味になりながら、最後のここぞという試合を落として優勝を逃す。再びこうなる確率は決して少なくない。いやこうなればまだマシな方で、このマンネリが悪化した場合は、まともな成績では済まされなくなる。
それこそ今季は、主力ベテラン選手の衰えが虚実に表れたシーズンでもあった。何時までも同じベテラン選手の力に頼る訳には行かない。何時かは限界が来る。もしその限界が今季だったとしたら・・・。
これから来季に向けた補強が運命の鍵を握る。来季はそういう意味でも、かなり危険を孕んだシーズンになると思っている。
あえて辛口に書いた。このマンネリを自分の中で打破するためには、それなりに強烈な事を書かなければいけないと思った。素直に自分が思っている事を書かなければいけないと思った。なので読む人にとって、その考えが違う場合はひじょうに気分を害する内容になっている事も承知の上。
でも何もかもポジティヴに考える時期は通り過ぎていると思っている。残留争いから優勝争いが出来るチームにまで引き上げてくれたミシャとか、度々聞かれるこのような言葉も、一体どこまで言い続けなければいけないのか。同じフロント体制と同じ監督体制でもう4シーズンが経過したのである。過去の体制は関係ない事に気付いてほしい。無冠のフロントと無冠の帝王の下に無冠のチームという事実があるのに、この期に及んで論点をすり替えて現実を逃避してはいけない。もうこれ以上、臭い物に蓋をしてはいけない。
という事で、本当のお疲れ様でしたを言うにはまだ早いですが、とりあえずリーグ戦はお疲れ様でした。来季は今回のような不満だらけの文章にならないためにも、可能であれば今季唯一残された望みである天皇杯に優勝してもらって、ミシャ初のタイトル獲得となれば良いのですが・・・。とりあえず、天皇杯まで心と体を落ち着かせて、また頑張って行きましょう。
今シーズンの率直な感想は、悪い意味で予想通り。過去3シーズンのミシャレッズを振り返れば、この期に及んで同じ体制を継続すれば、4シーズン目とてどのようなシーズンになるかは、容易に予想が出来ていた。だからこそ自分の予想を裏切って欲しかったのだが・・・。
チームは確実に成長していると言う人も居る。それは勝ち点が過去より多いという数字上の動かざる事実。これだけを見れば、誰しもが成長していると思うだろう。
ところがサッカーに於ける数字とは残酷なもので、その成長の証である数字の上昇が、必ずしも結果と結びつかない。何故ならば、その数字だけをいくら主張しても、相手にその数字を上回られてしまったら、絶対に頂点には立てないからである。
ところが、この数字上の絶対的なルールを根本から済し崩しにする新たなルールが設けられた。それが今シーズンから復活した2ステージ制だった。シーズン中、どんな成績であれ、ステージ優勝などでチャンピオンシップ出場権を得られれば、年間2位でも3位でも、プレーオフたった3試合を戦って勝ち切れれば、それで頂点に立てるというもの。
しかしこの理不尽極まりないルールが、皮肉にも2ステージ制反対派の急先鋒であったレッズの助け船となり、そして同時にまたも頂点を阻むものとなってしまった。
自分はファーストステージ優勝はじゅうぶん可能と確信していた。これは結果論で言っているのではなく、ここでも書いた通り、その予想に値する確固たる根拠と確率が昨シーズンまでに存在していた。つまり過去3シーズンのミシャレッズを見れば、ファーストステージ優勝の予想は可能だったのである。
それと同時に、シーズン終盤の失速癖と、短期決戦に対する勝負弱さも懸念していた。これも過去3シーズンのチーム状況を見れば必然的な予想と予感であった。
・・・その通りになってしまった。予想と予感は恐ろしいほど見事に的中した。これが競馬だったら大喜びだが、こういう予想と予感は、的中してしまえばしまうほど全く嬉しくない。
真面目な話、こういう予想や予感を抱いていたのは自分だけではなく、長年レッズの内面を見て来ている多くのサポーターが、心の中で抱いていたものだったと思う。チームがいくら補強しようとも、フロントや監督がどんな事を主張しようとも、過去に同じ過ちを何度も繰り返してきた事で、優勝に向けたクラブチームの姿勢など、懐疑的に思えてしまっていた人は決して少なくないはずだったと思う。
チームは新たな選手の補強によって、外面は変える事が出来る。しかし体制を継続しながらだと、内面を変える事が難しい。継続は力なり。確かにこの格言は的を射ている。しかし、継続は長くなればなるほど諸刃の刃となる。何故ならば体制を継続して行くという事は、もちろん良い部分も継続するが、反面で悪い部分も継続するからである。この悪い部分を治癒せず放置したまま継続すると、果たして何が起こるか。
そう、永遠に同じ事を繰り返すのである。
自分は去年の総括で、「変わっていたら、去年と同じ過ちは繰り返していない」と書いたが、それは今年も同じ事が言える。結論から言えば、ミシャレッズはずっと何も変わっていない。チームの内面が成長したと言えるのは、百歩譲っても去年までだろう。ある意味でチームは、過去3シーズンで熟成し切ってしまったと思う。その上で今年は、ほとんど上積みするものが無いままシーズンを戦っていた感じがする。その証拠が、結果的に去年と同じ事を繰り返してタイトルを逃し続けているというものである。
それを限界と見るか継続と見るかは人それぞれの評価、つまりこれこそ賛否両論。そして明確な賛否があるという事は、正しい部分と間違っている部分の両面にあるという事なのである。
但しこれだけは言える。成長しているのであれば、去年と同じ過ちは繰り返していない。そういう事だ。問題は数字ではないのだ。数字は外面。だからこそ自分は”ミシャレッズは数字に騙されてはいけない”と唱え続けて来た。数字という外面は増えていても、内面が成長していなければ、要所要所で少しずつ鍍金が剥がれて行き、最後に必ずボロが出るのが世の常なのである。シーズン序盤は良くても、後になればなるほど駄目になって行く。その世の常を絵に描いたように繰り返しているのがミシャレッズなのである。
尤も選手は若ければ成長可能だが、残念ながら熟成し切った監督の内面は、以降も絶対に成長しない。繰り返すが、成長しているのであれば、去年と同じ過ちは繰り返していない。
マンネリ、である。もはやミシャレッズはマンネリ。これ以外に表現する言葉が無い。なので不満も文句も言い尽くした。もちろん何らかのタイトルを獲っていながら体制を継続しているのであれば、それは良いマンネリとして誰しもが認めるものになっていた事だろう。
ところが毎年毎年それなりの補強を繰り返しながら同じような成績に終始してタイトルを逃し続けているのだから、そこに不信感や反発心を抱くサポーターが増えても仕方がない事なのである。それこそ素直な人間的感情であって、サッカーの応援は宗教チックではあっても決して宗教ではない。盲目的に信じ続けていれば良いというものでもないのだ。
もちろん毎年優勝争いに絡む監督を交代させるのは理不尽だという意見も正論だし、危険な行為である事も重々理解できる。だからこそ、そこに希望を見出し続けて体制継続を望むサポーターが沢山存在するのもまた事実だ。
つまり賛否両論であるがどちらの意見も間違ってはいない。しかし今のところ、どちらの意見も正解には達していない。正論がぶつかり合っているだけである。この正解が出るのは、同じ体制でタイトルを獲るか、はたまた例年に比べて目に見えて成績が落ち込むか、このどちらかしか無いだろう。
来季も同じ体制のままであるから、可能性としては、余程の強烈な補強が敢行されない限りは、成績もタイトルが獲れるレベルまでの上昇は難しい。また過去4シーズンと同じように、最初は勢いが良くて、中盤にやや息切れ傾向、そして終盤に失速気味になりながら、最後のここぞという試合を落として優勝を逃す。再びこうなる確率は決して少なくない。いやこうなればまだマシな方で、このマンネリが悪化した場合は、まともな成績では済まされなくなる。
それこそ今季は、主力ベテラン選手の衰えが虚実に表れたシーズンでもあった。何時までも同じベテラン選手の力に頼る訳には行かない。何時かは限界が来る。もしその限界が今季だったとしたら・・・。
これから来季に向けた補強が運命の鍵を握る。来季はそういう意味でも、かなり危険を孕んだシーズンになると思っている。
あえて辛口に書いた。このマンネリを自分の中で打破するためには、それなりに強烈な事を書かなければいけないと思った。素直に自分が思っている事を書かなければいけないと思った。なので読む人にとって、その考えが違う場合はひじょうに気分を害する内容になっている事も承知の上。
でも何もかもポジティヴに考える時期は通り過ぎていると思っている。残留争いから優勝争いが出来るチームにまで引き上げてくれたミシャとか、度々聞かれるこのような言葉も、一体どこまで言い続けなければいけないのか。同じフロント体制と同じ監督体制でもう4シーズンが経過したのである。過去の体制は関係ない事に気付いてほしい。無冠のフロントと無冠の帝王の下に無冠のチームという事実があるのに、この期に及んで論点をすり替えて現実を逃避してはいけない。もうこれ以上、臭い物に蓋をしてはいけない。
という事で、本当のお疲れ様でしたを言うにはまだ早いですが、とりあえずリーグ戦はお疲れ様でした。来季は今回のような不満だらけの文章にならないためにも、可能であれば今季唯一残された望みである天皇杯に優勝してもらって、ミシャ初のタイトル獲得となれば良いのですが・・・。とりあえず、天皇杯まで心と体を落ち着かせて、また頑張って行きましょう。
2015年 Jリーグ チャンピオンシップ・準決勝
浦和レッズ1(延長)3ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002
キックオフ前は勝つ気満々だったチャンピオンシップが・・・
結局・・・
結局のところ、ここまでしても、どうやっても、この期に及んで、絶対に絶対に勝たなければいけない試合に、やっぱり勝てないんだな・・・。
同じ監督で何年やろうとも、毎年毎年有力選手を沢山補強しようとも、最後は決まって大事な試合を尽く落としてしまう。この驚異的な勝負弱さは、もはや病気レベル、それも不治の病レベルと言っても過言ではないだろう。サッカーが優勝を狙うのではなく、勝負弱さを競うスポーツだったら、レッズは間違いなくタイトルホルダーとなったであろう。まあそんなスポーツがある訳が無いから、この際どうでも良い話なのだが。いや、もう、そんなくだらない冗談でも言わないと、本当にやりきれんという事さ。
悪い試合はしていなかったと思う。前半からお互いに長所を消し合いつつ、それでも自分たちの長所を生かしたサッカーで、それぞれのチームの持ち味が出ていた高レベルのサッカーをしていたと思う。
そしてこういう、負けたら終わりの試合こそ、ひとつのミスが命取りになるように、単純なパスミスから失点してしまうのもレッズらしいし、そしてミスを見逃してくれないのもレベルの高いチーム同士が当たるからこそ。それでも同点に追い付くのも、絶対に勝たなければいけない、負けたら終わりという極限の意識のもとにサッカーをやっているからこそだろう。だからこそ、90分通して良い試合をしつつ1-1で延長戦に入ってしまったのだと思う。
思えば前回レッズが出場した2004年のチャンピオンシップだって、第1戦アウェーで0-1とリードされたところを、第2戦ホームで一度は同点に追い付いて1-1での延長戦だったではないか。それを、歴史は繰り返すとでも言うのか・・・。
集中力が切れた訳ではないと思いたいんだが、ガンバがチョンボパスしてオウンゴールかと思われたのがポストに当たり、そこから一転してバイタルまでボールを持ち込まれる訳だから、あの瞬間はもう何が何だかわからなかった。一瞬の隙なのか何なのか、あの瞬間だけは上手く表現出来ない。いや、したくもないけど。
集中力が切れたのは、そこからだったと思う。ショッキングな展開からの失点で、それまで張り詰めていた神経がブッツン、一気に瓦解してしまった。3失点目は、そういうパターンの失点であったと思う。
延長戦を考えているのか疑問に思えたミシャの交代采配。相変わらずと言ってしまえばそれまでではあるが、先ずはそれを加味した上で、90分のみならず、120分を走り抜いた選手には、本当に頑張ってくれたと言いたい。だからこそ負けても拍手が出た訳だ。皆、痛い程わかっている。でもね・・・
これ本当は言いたくないんだけど、それでもあえて言うけど、どんなに走っても、どんなに痛んでも、それで最後に負けてしまったら、全てが無駄になってしまう。それが次に繋がるリーグ戦とは違う、一発勝負の試合の悲しさ、そして虚しさなのである。
3位ガンバに年間勝ち点で大きく引き離してのファーストステージ覇者であり年間2位だったレッズが、そんな相手に延長で敗れる。絶対に勝たなければいけない大事な試合になると絶対に勝てない、ガンバに勝てない。
このチームが、同じ監督のまま勝負強いチームに変貌するには、一体どんな方法があるのだろうか。誰か教えて~。
ってか、未だ勝っていない内から、来週の水曜はどうやって仕事を切り上げて埼スタに行くか、そして何とか広島に行けるかどうかを模索していた自分がバカみたいだ・・・まだ何も手に入れていない内からそんな事を考えているから負けてしまったのだろうが、とにかくこれで計画の全てが無駄になった・・・。
------
Jリーグ チャンピオンシップ・準決勝 浦和1延長3ガ大阪
得点/47分・今野(ガ大)、72分・ズラタン(浦)、118分・藤春(ガ大)、120+1分・パトリック(ガ大)
主審=松尾 一
観衆:40.696人
浦和レッズ1(延長)3ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002
キックオフ前は勝つ気満々だったチャンピオンシップが・・・
結局・・・
結局のところ、ここまでしても、どうやっても、この期に及んで、絶対に絶対に勝たなければいけない試合に、やっぱり勝てないんだな・・・。
同じ監督で何年やろうとも、毎年毎年有力選手を沢山補強しようとも、最後は決まって大事な試合を尽く落としてしまう。この驚異的な勝負弱さは、もはや病気レベル、それも不治の病レベルと言っても過言ではないだろう。サッカーが優勝を狙うのではなく、勝負弱さを競うスポーツだったら、レッズは間違いなくタイトルホルダーとなったであろう。まあそんなスポーツがある訳が無いから、この際どうでも良い話なのだが。いや、もう、そんなくだらない冗談でも言わないと、本当にやりきれんという事さ。
悪い試合はしていなかったと思う。前半からお互いに長所を消し合いつつ、それでも自分たちの長所を生かしたサッカーで、それぞれのチームの持ち味が出ていた高レベルのサッカーをしていたと思う。
そしてこういう、負けたら終わりの試合こそ、ひとつのミスが命取りになるように、単純なパスミスから失点してしまうのもレッズらしいし、そしてミスを見逃してくれないのもレベルの高いチーム同士が当たるからこそ。それでも同点に追い付くのも、絶対に勝たなければいけない、負けたら終わりという極限の意識のもとにサッカーをやっているからこそだろう。だからこそ、90分通して良い試合をしつつ1-1で延長戦に入ってしまったのだと思う。
思えば前回レッズが出場した2004年のチャンピオンシップだって、第1戦アウェーで0-1とリードされたところを、第2戦ホームで一度は同点に追い付いて1-1での延長戦だったではないか。それを、歴史は繰り返すとでも言うのか・・・。
集中力が切れた訳ではないと思いたいんだが、ガンバがチョンボパスしてオウンゴールかと思われたのがポストに当たり、そこから一転してバイタルまでボールを持ち込まれる訳だから、あの瞬間はもう何が何だかわからなかった。一瞬の隙なのか何なのか、あの瞬間だけは上手く表現出来ない。いや、したくもないけど。
集中力が切れたのは、そこからだったと思う。ショッキングな展開からの失点で、それまで張り詰めていた神経がブッツン、一気に瓦解してしまった。3失点目は、そういうパターンの失点であったと思う。
延長戦を考えているのか疑問に思えたミシャの交代采配。相変わらずと言ってしまえばそれまでではあるが、先ずはそれを加味した上で、90分のみならず、120分を走り抜いた選手には、本当に頑張ってくれたと言いたい。だからこそ負けても拍手が出た訳だ。皆、痛い程わかっている。でもね・・・
これ本当は言いたくないんだけど、それでもあえて言うけど、どんなに走っても、どんなに痛んでも、それで最後に負けてしまったら、全てが無駄になってしまう。それが次に繋がるリーグ戦とは違う、一発勝負の試合の悲しさ、そして虚しさなのである。
3位ガンバに年間勝ち点で大きく引き離してのファーストステージ覇者であり年間2位だったレッズが、そんな相手に延長で敗れる。絶対に勝たなければいけない大事な試合になると絶対に勝てない、ガンバに勝てない。
このチームが、同じ監督のまま勝負強いチームに変貌するには、一体どんな方法があるのだろうか。誰か教えて~。
ってか、未だ勝っていない内から、来週の水曜はどうやって仕事を切り上げて埼スタに行くか、そして何とか広島に行けるかどうかを模索していた自分がバカみたいだ・・・まだ何も手に入れていない内からそんな事を考えているから負けてしまったのだろうが、とにかくこれで計画の全てが無駄になった・・・。
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Jリーグ チャンピオンシップ・準決勝 浦和1延長3ガ大阪
得点/47分・今野(ガ大)、72分・ズラタン(浦)、118分・藤春(ガ大)、120+1分・パトリック(ガ大)
主審=松尾 一
観衆:40.696人
2015年 J1リーグ 2ndステージ 第17節
浦和レッズ5-2ヴィッセル神戸
~埼玉スタジアム2002
途中に天皇杯があったとはいえ、リーグ戦だけを考えれば、試合を2週間も空けると前回とは全く別のチームになるレッズ。さあ今回は、順番からすれば前節の川崎戦から、逆に良い意味で別のチームになっている筈なのだった。その予想がピタリと当たったかどうかは知らんが、川崎戦の前のFC東京戦の時の、前半立ち上がりから電光石火のゴールラッシュチームになっていた。カウンターがハマりまくったと言えばそれまでなんだけど、内実は、立ち上がりから両チームともボールが足に着かず、暴れたサッカーの中で、ボールを奪ったレッズは、自身も『あわよくば』的なダイレクトプレーを繰り返した結果、何れもゴールに繋がった感はあった。ただしそれに至るプレーは、個人能力の高い選手を揃えるレッズのチーム編成が生んだ連携力無くしては語れないのも事実だが。
まあ、カウンターが不得意なミシャサッカーに、簡単にカウンターゴールを許しまくる神戸の守備は大丈夫なのか?しかも守備の要の北本は前半早々に退いちゃうし。
と、敵の守備に余計な心配をしていたら、レッズとて散漫な守備から2失点している訳だし、永田があんなとこでボールを失う大チョンボなんて、もうレッズらしいと言うしかない。これ本来の3バックの内、那須も森脇も欠場したから、とは全く関係無いレベルだ。だからって永田と加賀をこれ以上どうこう言う訳ではないけどさ。
でも、書いてしまってから言うのも何だけど、今回は内容なんて二の次だったのさ。広島を抜いて年間最多勝ち点チームになるためには、とにかく勝利という結果のみ求められていた訳だから。そしてチームは、その結果を出してくれた。それも大量得点という喜ばしい内容とともに。
問題は、・・・広島も勝ってしまったという事だよな。それも広島も大量得点で。但しあっちは無失点で。そこがレッズとは大きく違う部分・・・。
嗚呼これでレッズはチャンピオンシップを準決勝から戦う事になってしまった。これをポジティヴに捉えるならば、また2週間空いて、法則から行けば次は悪いチームになるはずのレッズが、1週間だけ空くから今回のチーム状態を維持できると・・・そんなレベルでボジティヴ感を出していて良いのだろうかという疑問はあるが、それでも今は切にう願いたいところだ。ただ問題は、次の相手が当初予定していた相性の悪くないFC東京ではなく、苦手なガンバになっちまったという事だが・・・。
という事で、鈴木啓太16年間レッズで大変お疲れ様。ちょっと奥さんがフライングしちゃった部分はあったが、退団セレモニーで自分の口から直接引退宣言をしてしまうなんて、もう啓太らしいと言う他はない。
浦和レッズ5-2ヴィッセル神戸
~埼玉スタジアム2002
途中に天皇杯があったとはいえ、リーグ戦だけを考えれば、試合を2週間も空けると前回とは全く別のチームになるレッズ。さあ今回は、順番からすれば前節の川崎戦から、逆に良い意味で別のチームになっている筈なのだった。その予想がピタリと当たったかどうかは知らんが、川崎戦の前のFC東京戦の時の、前半立ち上がりから電光石火のゴールラッシュチームになっていた。カウンターがハマりまくったと言えばそれまでなんだけど、内実は、立ち上がりから両チームともボールが足に着かず、暴れたサッカーの中で、ボールを奪ったレッズは、自身も『あわよくば』的なダイレクトプレーを繰り返した結果、何れもゴールに繋がった感はあった。ただしそれに至るプレーは、個人能力の高い選手を揃えるレッズのチーム編成が生んだ連携力無くしては語れないのも事実だが。
まあ、カウンターが不得意なミシャサッカーに、簡単にカウンターゴールを許しまくる神戸の守備は大丈夫なのか?しかも守備の要の北本は前半早々に退いちゃうし。
と、敵の守備に余計な心配をしていたら、レッズとて散漫な守備から2失点している訳だし、永田があんなとこでボールを失う大チョンボなんて、もうレッズらしいと言うしかない。これ本来の3バックの内、那須も森脇も欠場したから、とは全く関係無いレベルだ。だからって永田と加賀をこれ以上どうこう言う訳ではないけどさ。
でも、書いてしまってから言うのも何だけど、今回は内容なんて二の次だったのさ。広島を抜いて年間最多勝ち点チームになるためには、とにかく勝利という結果のみ求められていた訳だから。そしてチームは、その結果を出してくれた。それも大量得点という喜ばしい内容とともに。
問題は、・・・広島も勝ってしまったという事だよな。それも広島も大量得点で。但しあっちは無失点で。そこがレッズとは大きく違う部分・・・。
嗚呼これでレッズはチャンピオンシップを準決勝から戦う事になってしまった。これをポジティヴに捉えるならば、また2週間空いて、法則から行けば次は悪いチームになるはずのレッズが、1週間だけ空くから今回のチーム状態を維持できると・・・そんなレベルでボジティヴ感を出していて良いのだろうかという疑問はあるが、それでも今は切にう願いたいところだ。ただ問題は、次の相手が当初予定していた相性の悪くないFC東京ではなく、苦手なガンバになっちまったという事だが・・・。
という事で、鈴木啓太16年間レッズで大変お疲れ様。ちょっと奥さんがフライングしちゃった部分はあったが、退団セレモニーで自分の口から直接引退宣言をしてしまうなんて、もう啓太らしいと言う他はない。
不整脈が無かったらとか、別チームでもプレーをしてほしいというものも含めて意見は様々だが、移籍が当たり前なプロサッカーの世界に於いて、自分はひとつのチームだけで現役を全うする選手が生まれるのは大変喜ばしい事だと思っているから、今回啓太がレッズ一筋でプロ生活を終えた事に付いては、もう安堵の気持ちで一杯なのである。
レッズで愛され続けた啓太は、これからもファン・サポーターの心の中で”生涯レッズ”の選手であり続けるのである。クラブにとって、それが大きな遺産となるのである。福田や暢久がそうであったように、啓太もまた、そういう存在になったのである。これを喜ばずして何としよう。
時に自分は啓太を、元イタリア代表のトンマージに思い被らせていた。あのトッティは後ろにトンマージが居たからこそ、あれだけの成功を収めたとも言われている。そして今日「自分は上手い選手ではない」と啓太は言った。確かにそうだったかもしれない。でも啓太は、そういう上手い選手を後ろから献身的に支える素晴らしい選手であった。これまでレッズで上手い選手は、啓太が居たから上手い選手であったと思う。
でも、自分は啓太の上手いプレーが一番印象に残っている。レッズがJ1復帰を決めた後に駒場で行われた天皇杯ホンダロック戦、プロとして初のピッチに立った啓太は、目の覚めるような豪快なミドルシュートを決めた。そして飛び上がり両腕を天に突き出して渾身のガッツポーズで大喜びしていた。その姿が目に焼き付いている。思えば啓太の伝説がそこから始まったのである。もちろんあの時点で、誰がこの選手が日本代表でキャプテンマークを巻くまでに成長すると思っただろうか。
繰り返すけど、16年間レッズでのプロ生活、本当にお疲れ様。そして、生涯レッズの選手で居てくれた事に、感謝。
で、チャンピオンシップと天皇杯は残っているけど、リーグ戦は終了という事で高齢の浦和でのザ・反省会である。
皆さん、とりあえずリーグ戦お疲れ様でした。そしてチャンピオンシップも頑張りましょう。
------
J1リーグ2ndステージ第17節 浦和5-2神戸
得点/2分・武藤(浦)、19分・李(浦)、13分・柏木(浦)、26分・石津(神)、65分・森岡(神)、77分・青木(浦)、84分・梅崎(浦)
主審=高山啓義
観衆:52,133人
レッズで愛され続けた啓太は、これからもファン・サポーターの心の中で”生涯レッズ”の選手であり続けるのである。クラブにとって、それが大きな遺産となるのである。福田や暢久がそうであったように、啓太もまた、そういう存在になったのである。これを喜ばずして何としよう。
時に自分は啓太を、元イタリア代表のトンマージに思い被らせていた。あのトッティは後ろにトンマージが居たからこそ、あれだけの成功を収めたとも言われている。そして今日「自分は上手い選手ではない」と啓太は言った。確かにそうだったかもしれない。でも啓太は、そういう上手い選手を後ろから献身的に支える素晴らしい選手であった。これまでレッズで上手い選手は、啓太が居たから上手い選手であったと思う。
でも、自分は啓太の上手いプレーが一番印象に残っている。レッズがJ1復帰を決めた後に駒場で行われた天皇杯ホンダロック戦、プロとして初のピッチに立った啓太は、目の覚めるような豪快なミドルシュートを決めた。そして飛び上がり両腕を天に突き出して渾身のガッツポーズで大喜びしていた。その姿が目に焼き付いている。思えば啓太の伝説がそこから始まったのである。もちろんあの時点で、誰がこの選手が日本代表でキャプテンマークを巻くまでに成長すると思っただろうか。
繰り返すけど、16年間レッズでのプロ生活、本当にお疲れ様。そして、生涯レッズの選手で居てくれた事に、感謝。
で、チャンピオンシップと天皇杯は残っているけど、リーグ戦は終了という事で高齢の浦和でのザ・反省会である。
皆さん、とりあえずリーグ戦お疲れ様でした。そしてチャンピオンシップも頑張りましょう。
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J1リーグ2ndステージ第17節 浦和5-2神戸
得点/2分・武藤(浦)、19分・李(浦)、13分・柏木(浦)、26分・石津(神)、65分・森岡(神)、77分・青木(浦)、84分・梅崎(浦)
主審=高山啓義
観衆:52,133人
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■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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