今シーズンも終わるにあたって、総括の時期がやってきた。
今年は、これまでのレッズの経緯を踏まえて、この1年のみならず、2年を1セットとして考えた。そしてそれに関連して、もっと前に遡って見て行きたい。
”それ相応”という言葉がある。その時々の状況や立場、条件に相応しくあるべき意味を表す言葉である。
果たしてレッズというクラブ及びチームは、それ相応の運営をして来ただろうか?
話をオフト監督時代に戻す。あの頃のレッズは念願であったタイトルを初めて獲得し、絶頂期への階段を登り始めた時期だった。
犬飼社長の改革によって更に勢いに乗ったレッズは、大物選手を次々に獲得し、それに準じて好成績を維持しつつ、タイトルを総なめにした。
大型補強を支えたもの。それは常に埼玉スタジアムという6万人規模の超大型スタジアムを埋めるファン・サポーターのチケット売り上げであり、グッズ売り上げであり、優良スポンサーから生まれる豊富な資金に他ならなかった。
絶大な人気と強力な戦備の相乗効果によって、ますます膨れあがる人気と戦力と成績の相乗効果。飛ぶ鳥を落とす勢いで世界に向けて拡大路線を辿っていたレッズ。あの頃のレッズは、間違いなく日本のサッカークラブにおいては最大のビッグクラブであったし、日本で唯一世界に通じられるクラブであったはずである。
しかし、J1復帰以降のレッズが辿った”それ”は、禁断の領域でもあった。このような路線を拡大して行くには、相当の覚悟と自信、そして何よりも確固たる”裏付け”を持ち合わせていなければ、到底維持できないものだったのだ。
禁断の領域、そこに踏み込んだ以上、一度でも手を緩めてしまったら、少しでも後戻りしてしまったら、足下から一気に崩れる、常に危険を孕んだ領域だったのである。そこにレッズは足を踏み入れてしまったのだ。
しかし当時のレッズが、その領域に足を踏み入れなければならない状況があった。それは、日本最大数のサポーターを抱え、埼スタという巨大なキャパを得た以上、その人気を拡大させ維持して行く必要があったのだ。それには、常に優勝争いをする地力が必要になる。その為には、その禁断の領域に踏み込むしか、道はなかったのである。そしてその領域に踏み込む為の一番の”裏付け”こそ、スタジアムを埋める大レッズサポーター群の存在だったのだ。
巨大なスタジアムを常に詰め尽くして、大型補強を繰り返しスター選手を揃え、期待通りに常にド派手な優勝争いを繰り広げてはタイトルを総なめにする。そのチームを応援するファン・サポーターにとって、これほど至福な状況は、他にない。そしてそれは、世界のどのビッグクラブでも持ち合わせている条件であり、求めるべきものの究極形なのである。
生き物は、味を占めるものである。レッズでも多くのファン・サポーターが、多分に漏れずそういう究極形の状況に、素直に味を占めていたはずである。それも弱かった頃から支えてきたサポーターならいざ知らず、強くなってからレッズを好きになった人ならば尚更、レッズはスター選手を揃えて強い、勝利と優勝という概念が当然になってしまう。
ところが、その概念が崩れた時、一体どうなってしまうだろうか。
答えはひとつ、”冷める”のである。
そして、実際に、多くのファン・サポーターが、冷めてしまったのだ。
著しい観客動員の減少。当然であり必然である。この2年、レッズで行われて来た事、起きて来た事を良く思い出してみてほしい。かつて膨張を続け巨大化したレッズと、この2年間との大きなギャップ。それを鑑みれば、何故このような事態に陥ってしまったかが、容易に理解出来るであろう。
08年の失敗。そしてシーズンの終わり。しかしその時点では、まだ盛り返せる力はクラブにもチームにもあった。それだけのサポーターも、有力選手も保持していたからである。ところが、その後レッズは致命的な判断ミスを犯してしまう。それまでの拡大路線をストップさせたのだ。
そしてクラブとチームにまったく相反するタイプの監督を招聘し、その監督に多くのタクトを許してしまったのだ。これが第一の間違いであり、最大の過ちだった。そして有力な人材が去って幹部の多くが入れ替わっていた当時のフロントに、もはやそれを軌道修正するだけの判断力も、決断力も指導力も無かった。そして、それに比例してますます小粒化するチームにあって、成績低迷に歯止めがかからなくなる。そのような煮え切らないクラブとチームに、多くのファン・サポーターが、やがて冷めて行ってしまったのである。
禁断の領域、それは一度でも手を緩めてしまったら、少しでも後戻りしてしまったら、足下から一気に崩れる、常に危険を孕んだ領域。そこに足を踏み入れてしまったレッズは、何処かで道を誤り、やがて手を緩め、後戻りしてしまった。そして全ては瓦解してしまった。
そうならない為に、手を緩めては、後戻りしては絶対にならなかったのである。拡大路線を維持し続けるには、更なる拡大路線を歩んで結果を出し続けるしか、それを維持する方法は無いのである。
それは一見して自転車操業と同じように見えるかもしれない無理がありそうで危うい方法だが、禁断の領域にある以上、それを続けなければ、やがては維持出来なくなり、崩れていってしまうのだ。一度でも派手に手を拡げた以上、いざ舵取りを誤った時には、その反動で大きな代償を払う事になるのだ。そして実際に海外のビッグクラブと言われる多くのクラブが、それを繰り返しては成功し、道を誤れば失敗しているのである。
冒頭で”それ相応”という言葉を書いたが、その時の状況でそれ相応の方法を選ばなければ、何事も上手くは行かないのが社会通念というもの。レッズが禁断の領域に踏み込んだまま、それ相応の運営を続けられていたならば、ここまで崩れる事は無かったかもしれない。
多くのサポーターを抱え、多くの優良スポンサーを抱え、多くのスター選手を抱え、名実共に多くの結果を出してきたレッズというクラブとチームには、そのクラブとチーム相応のやり方があったはずだし、相応の結果を出さなければならなかったし、絶対にそうし続けなければいけなかった。しかしその路線を変えた時から一転、一気に坂道を転がり落ちて行ったのだった。
2010年シーズン。ついには坂道を転がり落ち切ってしまったレッズは、これから再生の道を歩む事になる。
レッズは多くの大きなものを失ってしまった。積み上げたものが崩れる時は一瞬。その無くしたものを取り戻すのは簡単ではない。しかしクラブは落ち込んだ観客動員を取り戻し、スポンサーからの信用を取り戻し、赤字を解消し、チームは成績を向上させなければならない。
来季、またひとりレッズの英雄が監督として帰ってくる。そのペトロは「レッズをあるべき姿に戻す」と言った。その”あるべき姿”とは、満員のスタジアムで強いレッズが優勝争いを繰り広げる、そういう姿に他ならない。
しかし今のレッズの状況を見れば、それが容易ではない事は明白である。2年前よりも1年前よりも、レッズは更に厳しい状況に置かれている。それでも再生を成し遂げなければ、更に厳しい現実が待つ事になるのだ。
もしかしたら、フィンケの時に使われた”我慢”や”覚悟”とは、本当はこれからこそ必要な言葉なのかもしれない。
悲惨な現実も味わい続けたこの2年。レッズサポーターにとって多くの意見対立も生まれたこの2年。しかしこの2年が無駄であったとは思いたくないし、無駄なシーズンなど何処にも無いと信じたい。だからこの2年が有意義なものであったと信じたい。その上でのこれからである。
サポーターも一歩成長して、今度こそ団結してクラブとチーム支える時がやって来たのだと思う。
と言うことで、今年も厳しいシーズンとなってしまいましたが、1年間お疲れ様でした。
最後に、今年も数多くの方々に当ブログを訪問いただき、本当にありがとうございました。
今年は例年にも増してレッズに対して厳しい事を書き綴ってしまった感があり、読まれた方の中にはもしかしたら気分を害された方も居らしたかもしれませんが、それもレッズを思う故であり、その点ご理解とご容赦いただけたら幸いと存じます。
では、今年はこの記事が書き納めとしたいと思います。また来年も、どうぞよろしくお願い致します。
皆様、良い年をお迎えください。それでは。
勝てなければ、離れてしまうファンやサポーターはいらないです。
オシムが言うように例え勝てない時期があっても支えていくサポーターで埼スタが満員になってこそ、やっとビッククラブになれたと言えると思うんです。
一時的なバブルに踊らず、しっかりチームとしてのカラーを作り上げて欲しいと思っています。
願わくば、ペトロが勝利至上主義に落ちいらんことを祈ります。
初めまして。
まさしくこれからこそ”辛抱”が必要になってくると思います。それはサポも含めたレッズ全体しとて。そして大きくなったクラブを経営する事の大変さも、レッズは学んだとも思います。クラブはこれを学習材料に来季に臨んでほしいですね。
1年間お疲れ様でした。
ヌマカゲイレブンさん
おはようございます。
こちらこそ、ありがとうございました。そしてまたよろしくお願いします。さてこの2年、勝てない試合が続き辛い面も多々ありましたが、これから先ずは勝利という喜びを1試合でも多く増やしてくれるクラブとチームに変わってほしいですね。
1年間、お疲れ様でした。
ぽんさん
初めまして。
ペトロがどういう指導でチームを復活さてせくれるか今はまだわかりませんが、勝てなくても支える、それが理想であり、あってほしい本当の姿だと思います。本当にクラブとチームを愛するサポは支え続けて来たでしょうし、この先もその気持ちは変わらないでいてくれると思います。またそういう暖かいクラブとチームになってもらいたいものです。
1年間、お疲れ様でした。
若干、横レス気味になりますが、ボクの考え方はうえさんと近いと思っていますし、またボクのブログにもそういう主張をしているので書きますが、フィンケ政権においてホームで淡白な試合が多すぎたのが不満でした。
拡大路線がいいか悪いかは別にして、ギドの2年目と3年目は公式戦で逆転負けをしたことがありませんでした。
そしてギドの時代でホームの勝率が高かったこともまた事実。
・ホームで勝つ
・先制したら負けない
この2つの項目は拡大路線であろうが、育成路線であろうが必要なことなんです。
この積み重ねが2006年のリーグ制覇であり、2007年のアジア制覇になるわけです。
レッズとしては2005~2007年に成し遂げたことなので、クラブとしてのスタンダードであるべきだと思います。
またJ1残留の争いになったとしても、ホーム力というのは大事なわけで…。
だから仮にレッズに優勝争いをする力がなくても、J1にいる以上は勝負にこだわらなくてはいけないわけで、90分間目指すサッカーをやりきることが大事だと言うなら見る方もやる方もユースか(降格のない)J2に特化すればいいわけで…。
いずれにせよJ1にいる以上は“強いレッズ”であることは必要なのです。ぜひペトロに闘魂を注入してもらいましょう。
今年も1年お疲れさまでした。
アジア制覇から、うえさんが指摘のように“間違った方向に行ってしまった”という事は否めない現実だと思います。フィンケ体制になってからよく言われた事ですが、08年の戦術もなく個人の力だけで戦ってきたチームに“パスサッカー”という風習を与え、若手を育ててまとめて来た事はとても評価出来る事だと思います。しかし、結果が出なかった…これはフィンケ1人ではなく、チーム全てに原因がある事は確かな事です。補強にしても計画性がない、そして主力選手との確執、流出…フロントの力不足が大きな要因になって観客減少…それを露呈した事がこの2年間の結果に繋がったんだと思います。
しかし、もう終わった事をとやかく言う必要はないと思います。
来季、監督・コーチを一新して、今のところ補強の方も徐々に進んで、今季のような“大丈夫なのかな…”みたいな感じはしていません。もちろん蓋を開けてみないとわからないですが、間違いなく今季よりは期待が持てる状況になりつつあると思っています。妻が一言、ペトロって現役時代レッドカードをたくさんもらってたイメージがあるから、退席処分は勘弁だよね~…よくお分かりで(笑)。
今季はアウェイも含め、ほとんどの試合に足を運びました。来季も都合がつく限り足を運ぶ予定です。本当に1年間お疲れ様でした。また来季も精一杯の後押しで頑張りましょう!
ほぼ同感であります
私はあるゲームサイトの浦和レッズ系掲示板の管理人をしていますが、そこに集まってくる7割以上がフィンケ続投派でした
ギドのサッカーを優勝してもつまらない、フィンケのサッカーを負けてもワクワクするという類いの書き込みを見ていてずっと違和感を感じておりました
うえさんの文章には納得させる裏付けもあり、ここに来ると慰められた気がしてほっとします
この先も厳しい状況は続くと思いますが
近い将来、また輝ける浦和レッズが見れると信じて止みません
来年は浦和サポーターにとってもうえさんにとっても良い年になるといいですね
1年間お疲れ様でした
おはようございます。
フィンケになってから、どうも勝利といものが二の次になって、フィンケを支持している人の声を聞くと、育成や我慢という表向きはこれからに向けた聞こえの良いフレーズが列挙されていましたが、それを免罪符にすれぱ、勝てなくても、負け続けても、例え地域リーグに負けても、何をしても許される風潮が作られていたのは危険でしたね。本来淡泊になってはいけない勝利というものが、まったく疎かに扱われていたように感じます。
藤沢さんは常にホームで勝利する事の重要性を説いていましたし、自分もまったくその通りの考えでした。ホームで勝つという事は、全ての上り調子に繋がる手段と結果であったはず。それが全く出来なかったこの2年では、こうなるのも必然であったでしようね。
ここまで手を拡げたクラブチームである以上、勝負にこだわる、強いチームというものが絶対に必要であるべきですからねぇ。そういうチーム作りをペトロに期待したいですね。
1年間、お疲れ様でした。
東浦和レッズさん
おはようございます。
フィンケに関して評価出来る部分としては、やはりその若手を起用しつつ経験を与えたという事でしょうね。本来それをやりつつ、少しでも結果を出して行ければ最良でした。ところがフィンケのやり方も極端過ぎて、必要な戦力を自ら遠ざけてはチームバランスを崩壊させてしまったなど、最終的には逆にチームを壊してしまった感も否めないですね。この功罪はギャップがあり過ぎましたね。失ったものが余りに大きい割に、得たものが小さすぎた、これは否めない事実だと思います。
さて、来季に向けて、チーム力を少しでも回復させる為の補強は進んできていますね。正直まだ不十分で戦力が格段にアップしたとは到底言えない状況ですが、積極的に補強を進めているフロントの姿勢は評価出来ると思います。
クラブとチームが一体となってこそ強くなれるというもの。我々もそういう団結力あるペトロレッズを観たいし、より強くサポートしたいですね。来季も頑張って行きましょう。1年間お疲れ様でした。
初めまして。
そうですね、来季どうなるか不安もありますが、楽しみな部分もあり、期待したいですね。
れっどすねーくかもんさん
おはようございます。
そうなんですよね、フィンケを支持する人達の文章を見ると、どうもギドやオジェックの時代のやり方やサッカーそのものを、頑なに否定するものが少なくないのは、自分も大きな違和感を感じていました。そしてそれはやはり、支持派と不支持派のサッカー感の根底からの相違の現れであったとも言えるでしょうね。
しかしレッズが好きであるという部分は大事な共通点ではありますし、そういうどの意見や考えを一致させるべきチームであってほしいですね。そうなればこそ本当に輝けるクラブチームになると思いますし、レッズはまたそうなれると信じています。
来季こそ皆さんにとって、レッズサポにとって、そしてレッズにとって良いシーズンになれるように願いたいですね。1年間お疲れ様でした。
すごい的を射ていて大変興味深い記事ですね。どのマスコミもジャーナリストも、指摘しようにもなかなか出来ない、特にレッズにくっ付いて金貰って良い事ばかり書いているジャーナリストでは絶対に書けない。真剣に応援してきたサポーターだからこそそう言える本音の文だと感じます。
私は拡大路線、育成路線どっちが正しいかわかりませんが、唯一言える事は、フロントも監督も、これ以上浦和レッズを壊してほしくない!ということです。
来年も頑張りましょう!
いろいろありましたが、とにかく前向きにレッズサポとして来季もしっかり選手サポートしてチームと共に勝利の美酒を味わいましょう。観戦後の帰り道、たとえ負けても明日があるという試合を期待します。
こんばんはです。
これ以上レッズを壊してほしくない、まったくその通りですね。そして少なくとも、せっかく何年もかかって巨大な埼スタを5万人規模で埋められるまでに増やした観客動員数を、わずか2年でここまで極端に減らしてしまうようなクラブとチームのやり方は、もう勘弁ですね。
気持ちを入れ替えたフロントと、新監督であるペトロのもとで、レッズが蘇る事を期待します。
1年間お疲れ様でした。
りょりょさん
こんばんはです。
思えば今年は(去年もですが)、勝利の美酒があまり飲めないシーズンでした。そういう意味でも来季は美酒がもっと増えるようなシーズンになる事を期待したいですね。そしておっしゃる通り、チームには、たとえ負ける事があっても、次に繋がるような戦いをしてほしいところですね。
1年間お疲れ様でした。
成績の低迷、観客動員の減少、クラブの赤字・・・今のこの現実を絶頂期の「あの頃」に取り戻すには時間がかかるとは思いますが、僕は来年も今までと変わらずレッズをサポートしていきたいと思います。
今年1年ありがとうございました。ではよいお年を。
今年も1年間お世話になりました。
今季も辛いシーズンとなってしまいましたね。
特に埼スタの観客動員減少は寂しい限りです。
フロントには本当に呆れるばかりですが、そんな時こそ、我々サポーターがチームを支えていかないといけないですね。
来季も宜しくお願いします。
では、良いお年をw
おはようございます。
こちらこそ、ありがとうございました。来季は本当の意味で茨の道の覚悟をするシーズンですね。それを乗り越えて、強いレッズが戻る事を期待して頑張りましょう。
1年間お疲れ様でした。
クレイジーマザーファッカーさん
おはようございます。
まさにこれから、本当に厳しい現実が待ち受ける事になりますね。先ずは拡大路線停止による失敗のツケとフィンケレッズ失敗のツケを、クラブはこれから拭って行かねばなりませんね。課題も問題も山積みの中で、それを全て乗り越えて行かねば再生は無いと覚悟して、サポーターも団結してサポートして行かねばなりませんね。とにかく頑張るのみですね。
1年間お疲れ様でした。
FREE TIMEさん
おはようございます。
本当にフロントの一向に治らない”体たらく”さには呆れるばかりです。成績低迷と観客激減、フロントが本当の意味で目を覚まして危機感を抱いて、しっかりクラブチームを運営してくれる事を願うばかりです。そしてサポは、ペトロレッズをしっかり支えて、良いシーズンを送りたいですね。
1年間お疲れ様でした。
☆インフォメーション
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。