フォルカー・フィンケとは、一体何だったのか。今季限りでの退団が決まった以上、良くも悪くもこれ以上フィンケに固執する意味は無くなるので、後任監督が発表される前に、フィンケに関しては改めて早めに総括しておきたい。
その前に、2年前の自分のフィンケ評2点である。(以下リンク参照)
◆フォルカー・フィンケでは小粒な感想
◆フィンケの事を今の内に書いておこう
この話は、これ抜きには語れないものがある。何故かと言えば、2年前に自分がフィンケに対して抱いていた不安、そして危惧した事が、残念ながら現実のものとなってしまったからだ。
以下に書くことは、フィンケを支持していた人たちにとっては、少々気分を害する文章になっているかもしれない。しかし自分はフィンケとは相反する考え方の持ち主であり、率直な自分のフィンケに対する考えを書かせてもらったに過ぎない。そこを理解いただいた上で、読んでもらいたい。
就任前からフィンケという人物評は、ある意味でひじょうに分かりやすいイメージを持つ事が出来た。
フィンケが16年間にフライブルクで行ってきた政策や指導、そして言動。これを見れば、レッズでこれから起こるであろう事態は、揚々に予測出来たのである。
プロスポーツに必要な意識とは何か。それは間違いなく闘争心や野心、競争力であると言える。すなわち力のある者こそが力を付け、勝者こそが一番であるという、至極単純な理屈。これは資本主義に繋がる思想である。
ところがフィンケの基本的な考え方は社会主義的なものに近く、この思想は、平等主義や平和主義に繋がるものもあるが、一方で資本社会に必ず生まれる競争主義とは相反するものである。
この思想をプロサッカーに持ち込んだ場合、そこで一体何が起こるのか。
先ず、フィンケが育成や若手を好む理由がここにある。外部からの選手補強は、チーム内に強烈な格差を生む。それが大物選手や有力選手であればあるだけ、その格差は拡がる。一方で自前の選手を育て上げたり、未だ注目されていない選手を探り当てて補強する場合、その格差は最低限の拡がりで済む。そして監督自身は、自らの範疇に置いて扱いやすい選手だけを動かして行く。
格差は常に不満の種である。しかしそれが最低限で済んでいれば、そこには大きな不満も生まれず、騒動も起きない。
フィンケがスター選手不要論を唱えたのも、この思想が大きく影響していた故だと断言出来る。
これはチームの指導方法にも大きく繋がるもので、個人能力を組織力で大きくカバーし、お互いがお互いを助け合うフィンケ流サッカーに、それを乱す恐れがある突出した能力の選手は、絶対にあってはならないのである。
フィンケにとって不幸だったのは、招かれたクラブが、自身の思想とはまったく相反する環境に置かれたクラブだった事であろう。
日本一の観客数を誇る人気クラブにおいて、そこから得た豊富な資金を注ぎ込んで大型補強を繰り返し、タイトルを総なめにし、派手に成長を続けていたレッズに、突如招聘された人物こそフィンケだった。そしてレッズの当時の環境とはまったく正反対の思想を持った人物を招聘してしまったクラブ。この過ちが、2年後の今を決定付けたのである。
それでもフィンケにとって、自らの考え方を和らげ、あるべき環境に見合った行動を選ぶチャンスはいくらでもあった。しかし終始一貫して、フィンケは考え方を曲げなかった。
過去に指揮していたクラブ同様、監督としてだけではなくマネジメント部分にも侵入し、クラブ運営に影響を与えはじめた。
自らの考え方に反する選手は容赦なく構想外とし、その一方で補強は最小限に留めている。
このやり方は、次第にチームから競争意識を奪い、向上心を削ぎ、戦力の底上げが不可能になるまでに至る。17歳や18歳の選手に多くの出場機会が生まれる環境は、競争社会であるはずのプロ組織において、本来は異常な状態なのである。それに先立つスター選手の放出は、チームから”手本”を奪うと同時に、観客減少に致命的な役割を果たしたと言える。
そのよう中でも、結果が伴っていれば、もっと支持は拡がっていたはずである。
残念ながら、フィンケのこれまで行ってきた多くの政策は、そのほとんどが裏目に出てしまった感は否めない。また自身がそれを認めず、論点をすり替え、言い訳じみたフィンケの言動が、多くの反感を買うはめになった。
観客数の著しい減少のすべてが、フィンケの責任であるとはいえない。しかし、フィンケの言動に伴わない成績低下が集客の減少を招いたのも、動かざる事実である。
フィンケには、監督としての範疇を超えた部分にも、大きな責任がある。自らの希望によってコーチ2人を招き、自らの希望による選手補強も果たした。一方で従来のスター選手を遠ざけた。そして自らチームを指揮した。そうした上で今の成績がある。
著しい情報統制を慣行し、閉鎖的な環境を作り上げたのも、フィンケの希望故である。本来味方に付けなければいけないマスコミの多くを敵に回してしまったのも、フィンケ自身なのである。
このようなフィンケのやり方は、注目が希薄なクラブや小規模クラブでは異を唱える者も少なく、それだけ腰を据えて政策に打ち込む事が可能である。ところが、常に結果優先を求められるレッズ規模のクラブでは、絶対に通用しない。
しかしフィンケには、従来のやり方しか選択肢が無かったのであろう。絶対と思っている自身の思想と、これまで行ってきた自身の政策。結局はそこに行き着くのである。
端から見れば無理があり理想にすぎないかもしれないやり方も、フィンケにとってはそれが現実なのである。それはつまり、フィンケの確信犯だったのかもしれない。
以上の事から、フィンケに対してクラブが契約を更新しなかった事は、至極当然と言える。
このような事態に陥っているにもかかわらず、フィンケ自身は来季に向けた補強に、異を唱えていたという。
しかし、このままでは来季のレッズがどうなっているか、容易に想像は付く。
それでも危機的状況に陥る危険を払ってまで、クラブが尚もフィンケに希望を委ねる価値は、無しと判断したのだ。
フィンケにもし”3年目”があったとしたら、一体どうなっていたか。
しかしその議論は、フィンケの反論も含めて、もはや不要である。これ以上、存在しなくなった事に関して話を進めるのは、至極ナンセンスというもの。
1年目があり2年目があった。そして3年目というチャンスを勝ち取れなかった時点で、フィンケの負けなのである。
私の中でフィンケをまとめてみると、まずはチームの状況より自らの理想を優先するということがいけなかったのではないかと思います。
就任1年目、三都主が復帰早々いい動きをしていたにも関わらずスタメン起用は2試合だけ。三都主が移籍した際に「冷遇したつもりはない」などと言っていましたが、世代交代を掲げる自らの方針で使わなかったことは明らかなのではないでしょうか。闘莉王は高さのある選手がほとんど居ない状況下では貴重な存在だったにも関わらず、自らの理想のために放出。最も高さという面に関しては就任1年目のシーズン前に高さという面に関する逸材が2人も入るチームが見つからずにいたにもかかわらずその2人を獲得しようとしなかったフロントにも責任はありますが。その2人を獲得していればここまで高さ不足に悩まされることは無かったでしょう。その2人は実力も確かで、1人はその高さは南米王者相手にも通用してましたし、もう1人は年齢制限付きの日本代表に何度も呼ばれ、最後に出た代表チームの試合でも得点していた記憶があります。よって高さ不足に関しては闘莉王を放出したことばかりを責めることは出来ないかもしれませんが、それでも貴重な存在を自らの理想のために放出しておいて結果が伴わなかったのでは、解任も当然です。
さらには言ってることとやってることの矛盾も見られました。世代交代を掲げるなら何故左サイドの永田に野田、それに大型センターバックの近藤や橋本、濱田といった不足しているタイプの若い選手を積極的に使わなかったのでしょう。スポーツにおいて、試合に出ることによって急成長することはよくあるといいます。世代交代を掲げるなら試しに試合に出してみれば、私が挙げたこの5人のうち誰か1人は急成長を遂げたかもしれません。それだけに世代交代を掲げるなら、この5人はもっと積極的に使い、ふとしたきっかけで急成長することを期待してみるということも絶対に必要だったと思います。これをやらずしてよく「世代交代」などと掲げられたものです。
また、意味不明な采配もありました。その中で私が特に意味不明だと思ったのが、負けているにもかかわらず直輝を下げて堀之内を投入した時です。この交代は「敗戦処理」としか思えませんでした。
とまあフィンケにかんしては言いたいことは山ほどあるのでこれぐらいにしといて、フロントもやっと高さ不足を埋める補強に動いたようです。永田を浦和レッズが獲得することが決定したという情報もそうですが、高さという面でもう1人、187センチの大型MF、マルコス・フローレスの獲得に動いているようです。中盤ならどこでもこなせる器用さを持っており、獲得できれば高さという面に関してはかなり強化されるでしょう。
都築好きなので、特に言いたくなるのですが、今回の噂になっている都築放出が現実になればフロントも相当おかしいと思いますね。
フィンケ、柱谷さん、フロントは何がしたいのかさっぱりです。
再びおはようございます。
フィンケに関しては、おっしゃる通り、矛盾点も多すぎましたね。スター選手はいらないと言った反面で、香川を取れなかった事を公の場で嘆いたり、語る会ではもっと上のクラスの攻撃的選手の存在の必要性をあげた割には、現状で保有している選手を評価して補強に反対したりと・・・こうなって来るともう何がやりたい人なのか、信用そのものが薄れては反感に変わってしまった部分は否めませんね。これは自らが招いたものでしょうね。
さて報道では中盤でポリバレントな能力を持つアルゼンチン人をリストアップしたとの事ですが、事実であれば獲得してほしい人材ですね。阿部が抜けた中盤で多様性な仕事が出来る選手は貴重ですからね。そして何より、187センチという長身も魅力的ですね。来れば楽しみな選手となるでしょうね。
東京在住のサポさん
再びおはようございます。
都築放出が本当ならば、即戦力のキーパーを補強してもらいたいと思っています。西部を希望しているんですが、果たしてフロントは動いてくれるでしょうか・・・
私は6位に終わった昨年の終盤からフィンケうんぬんよりも結果だけを見るようにしてきました。1人のサポーターとして私個人が希望するサッカーとは明らかに違いました。“負ければACLが消滅する試合で勝ちに行かなかった”選手起用や戦術も含めてそれ以来、私個人の中では勝負に対する楽しみがないサッカーになってしまいました。やはりそれまでの、闘莉王を上げてパワープレーに持ち込んで勝ちにいくサッカーの方が私は好きでした。そういう勝負に対する執念が今シーズンでは残念ながら1度たりとも見れませんでした。フィンケの方向性を否定する訳ではありませんが、やはり勝ちにこだわって欲しかったですね。確かに勝負師としては小粒だった事は否めない監督でした。
今シーズンの目標が1つも達成されないのであれば解任もやむなし、フロントも責任を取る事はプロの世界なら当然の流れだと思います。そういう危機感的なものを持って来季に望んで欲しいと思います。長文失礼しました。 最終節、天皇杯がんばりましょう!
こんばんはです。
自分は逆に今年はけっこう内容面に注目していたのですが、まったく進化していないとは言わないものの、2年通して明らかに進化の過程が緩いと思い、同じ過ちを繰り返し過ぎる事もあり、もはや限界を感じてしまいました。そして何より、その結果というものが全てを物語っていると思います。
そしてクラブは明確に3位以内に入ってACL出場権を獲得するという事を公言した訳ですし、それがリーグ戦で達成出来なかったばかりか、去年よりも順位が下回る事、成績面で言えばこれがフィンケにとっては致命的でしたね。
フィンケは勝負師ではなく、やはり”教師”の域を出ない器だったと思いますね・・・
勝負においてどの世界でも勝たずにプロセスが良ければそれで良いということはない。勝ちに拘ることが大切なのです。名将のハンニバルだってローマに対して勝ちに拘ったからこそ、劣勢でも見事な勝利がありえたのです。美しい試合よりモンテネグロの熱い試合を期待します。たとえ負けたとしても熱い試合をペトロはきっと見せてくれると期待しいてます。
おはようございます。
恐らく、フィンケの考え方はその真逆であったと思います。彼にとっては勝負や結果が第一ではなく、プロセスこそが最も輝かせるべき部分なのでしょうね。手段であるはずの部分が、完全に目的になってしまっていて、その先が無いんですね。
勝負にこだわる気持ちの入ったサッカーを指導出来る監督に期待したいですね。
勝ち、負けの判断であれば非常に理にかなっているとおもいました〜
自分はレッズが勝ったり優勝したりするともちろん嬉しいですが、、つまらない試合を続けて優勝よりも、面白い試合を続けたが優勝出来なかったの方が理想です。
試合の面白い、つまらないの価値観は人それぞれですが、、試合内容も含めた方針を考えると、フィンケを賞賛する人も多いと思いますし、自分は続けてもらいたかった側です、その先には面白いサッカーで優勝も見える可能性もあったのと、個人に頼らないサッカーで控えのモチベーションや若手の成長もあり、ACL過密日程でのリーグ優勝を逃した過去からの成長も見れた様な気がしました〜歴代の監督で一番の監督だったと思います。
強いクラブの為にも、クラブの資金力の為にも、多くの人に支持される魅力的なサッカーも大事だと思います。
初めまして。
フィンケに関してはサポーターの間でも考えが完全に二分している事からもわかる通り、おっしゃる通りの考え方を持つ人も沢山居ますね。そこは否定するつもりもありませんし、正解も不正解もありませんし、むしろ色々な考えがあって良いと思います。それにフィンケのようなタイプは、どうしても評価が大きく分かれてしまうタイプなので、人の見方によっては良くも悪くもなってしまうのかもしれません。
何れにしても、クラブも今回の事を無駄にせず、しっかり学習材料にして、再び多くのサッカーファンを魅了するチーム作りを始めてもらいたいですね。
岡ちゃんみたいに「勝たせてあげたかった、私の力不足です」のような謙虚さがなかったですね、名指しで選手批判しないと前置きしながら間接的に選手批判してたしね
勿論、功績も認めますけど若手を育てたといいながら最終節のCBの濱田は(先発すればですが)初先発ですよね
人が沢山いる中盤の選手は育てても後ろと前は育てるどころか実践で試しもしてないじゃないですか
優勝してもつまらないサッカー、負けても楽しいサッカーとおっしゃる方々もいらっしゃいますが自分はギドの時の方が楽しかったですよ、結果だけで言うんじゃなくてね
勿論、つまらない試合だってあったけど今年の比ではなかったですよ
来年はスタジアムに行く楽しみを取り戻したいです
結果を抜きにしてもそう感じられないサッカーだったからこれだけ観客が減ってるんじゃないかな?
マイナスな事ばかり言ってもしょうがないので取り敢えず今日は勝ってポンテやフィンケを送り出してあげましょう
おはようございます。
自分も、楽しいサッカーを選べというならギドのサッカーの方がはるかに楽しかったと思います。それにギドの時代を否定してしまっては、優勝という事実を否定してしまう事になりますし、やはりあの時代は、フロントとチームが一体となって、素晴らしいサッカーをしていたと思います。
選手育成も、若手が多く出られる環境であって、明確に選手が育っているかというと、それもイマイチなんですよね。それでも高橋などは育って来ましたが、反面で出場経験は積んでいるものの、芽が出ていないままの選手が沢山居るのも事実ですし。それにセンターバックがまったく育たなかったのも致命的でしたね。
さて、今日は来季に期待しつつ、ロビーを送り出しましょう。
まず三都主にがいい動きという無題さんの話ですが、三都主のプレーがチームの動きにあっていなかったのだと思います啓太もそういうコメントを残しています。世代交代を進めたかったのは事実だと思いますが、外部から見た視点だけで一方的に冷遇したと批判するのはおかしいと思います。
またスター選手はいらないといいながら香川の獲得できなかったのを嘆いていたという件ですが、フィンケのいうスター選手=能力のある選手ではないと思います。
恐らくスター選手=チームよりも自分のために動く選手という意味ではないでしょうか?例えばオシム時代の崔 龍洙のように。
この考えがあっているかは別にして、フィンケのコメントをもっと多角的に分析すれば少なくとも勝手にフィンケのコメントが矛盾していると批判することはなくなると思います。
大変興味深く拝見させて頂いたのですが、フィンケがどう考えているのか?を勝手に決め付けてる印象を受けましたので少しコメントさせていただきました。
以前にフィンケも言ってたと思うけど、センターの選手、特にCBは一つのミスが大きく試合に影響する。
そのため徐々に試合に出す方法をとるべきであった。それを少しずつだがフィンケは取り組んでいたと思う。
今日の試合に関してはヤマの出場停止等もあって濱田を使ったのだろうが、この起用に関してはフィンケは批判されるべき。
だが同時に一番上の無題さんのようにCBで若手を使ってない→矛盾していると単純に物事を考えて批判している人も猛省すべき。
チームをまとめるってそんな単純なもんでもない。
補強をすること自体に異を唱えていたのですか?それともフロントの補強戦略に異を唱えていたのですか?それに関してご存知なのでしょうか?
そこらへんのことまで精通した上での批判ならいいのですが、上辺だけの情報とフィンケに対する思いこみによる批判になっていませんか?
結局今日も‥‥‥‥
フィンケが変わるとなって新聞報道ではいろいろ賑やかですが、と同時に柱谷氏が来期の予算縮小を口にしたという話もあります‥‥
この2年間が、育成も補強もうまく進めていけるチームに近づく一歩になってくれればと思います。
育成の仕方をある程度形にした2年であり、戦略的補強の重要性についてよく学んだ2年であってくれれば、と思います。
初めまして。
えーと、4つ連投コメは同一人物様でしょうか?
フィンケに関しては何度も言っている事なのですが、人によってかなり評価が分かれるので、見方、つまりどの方向から見るかで、これも意見が大きく違って来るものです。
この2年、批判的なものあれ擁護的なものあれ、まったく評価が分かれてしまった以上、正解も無いしその逆も無い訳です。唯一の真実は、「結果」ということになるでしょう。
それとフィンケの補強に異を~に関しては、報道と掲示板の情報であって、自分はレッズ内部の人間ではないので、上辺や思いこみ以前に、自分で色々調べて見て感じた事を書いたまでということをご理解ください。それを否定されると、何も書けなくなってしまうので。
S.ジェラードさん
おはようございます。
予算縮小ですか。いよいよレッズにもそういう事態が訪れようとしていますね。しかしここまで観客数が落ち込んでしまうと、2010年度決算では厳しいものが待ち受けているのは確実なので、それも仕方のない処置なのかもしれませんね。
何れにしても、この2年、形として得たものは少なかったように思えますが、反省材料はまた増えて、それを学習材料として生かしてほしいですね、この2年を無駄にしないために。
論理的には、なにも付け加えることはありません。
ただフィンケの評価が分かれる根本的なところは、はっきりさせられるのではないかと思います。
それは。
>注目が希薄なクラブや小規模クラブでは異を唱える者も少なく、それだけ腰を据えて政策に打ち込む事が可能である。ところが、常に結果優先を求められるレッズ規模のクラブでは、絶対に通用しない。
です。
フィンケ支持者は、無意識に「浦和は、注目が希薄なクラブや小規模クラブ」と考えたい。
フィンケ支持者の言動を見ていると、オフト3年目を見たかったとか犬飼ビッグクラブ路線に批判的な人が多い。
弱小で負けてばかりいた駒場が懐かしく、応援してやっと勝てるというのが好き(無意識に)。
だから、結果が出なくともガマン我慢。
フィンケ不支持者は、「浦和は、常に結果優先を求められるクラブ」と考えたい。
5万を超える集客ができたのは、ビッグクラブ路線だからこそ。
減った観客は、フィンケを指示しない人々だったのでしょう。
プロビンチアでいいVSビッグクラブでいたい
根本的な意識の違いが、指示・不支持につながっていると思います。
私は、フィンケ支持層が、勝つことで集まってきたサポに冷たいところが大嫌いです。
同じ浦和が好きな人に、見たくなければ見るなという態度を示しているとしか思えない。
それが、この2年間の成果だとしたら、とても悲しいのです。
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