前々から予想されていた通り、また日頃から報道されていた通り、ついにクラブがフィンケと来季の契約を更新しない事を正式発表。
◆フィンケ監督との契約について
『浦和レッズとフォルカー フィンケ監督は、契約満了に伴う話し合いの結果、2011シーズンの契約を更新しないことになりましたのでお知らせ致します。
また、フィンケ監督と共にチームを築いたコーチングスタッフであるカルステン ナイチェル、イブラヒム タンコ、福田正博、大槻毅、モラス雅輝の5人のコーチも契約満了に伴い、2011シーズンの契約を更新しないことになりましたので併せてお知らせ致します。
なお、2011シーズンの新体制は、決まり次第お知らせ致します。』(レッズオフィシャル)
自分は前々からも公言していた通り、フィンケに関しては続投大反対だったので、契約を更新しないのは当然であり必然。だから今更その旨が正式発表されたからといって、特別の驚きはない。むしろ発表が遅すぎたと思っているくらいで、今は「やっと発表されたか」程度の感情に留まっている。
今回のフロントの判断は賢明だと思っている。
登山で「引き返す勇気」という有名な言葉があるが、今のレッズはまさにその選択をしたのだと思う。底に落ちる前に、取り返しが付かなくなる前に、一旦引き返して、新たな方向性を探り、そして正しい道を選択する。
今までやって来た事を無にするのか?という声もあるのは承知しているが、そのやって来た事がもし間違いだったとしたら、このまま更に同じ道を進み続けても、永遠に本当の目的地には着かない。着かないまま、存在しない目的地を探して、彷徨い続けるのである。
果たして方向性は本当に正しかったのか?否、正しいと思い込んでいただけではないのか?正しいと信じていた方向性が、実は始めから間違っていたとしたら・・・?
繰り返すが、フロントは賢明な判断をしたと思う。勇気ある選択をしたと思う。
ただしまだシーズン途中であるので、フィンケに関しては、また別の機会に書きたいと思う。
今はこの報に対して、ただただ安堵している。それが今の正直な気持ちである。
正式発表、出ましたね。
あんまり“フィンケ派””反フィンケ派”というくくりはしたくはないのですが、
どうも“フィンケ派”こそ正義みたいな風潮が我慢できなかったので、そこだけは妙な違和感をもっておりました。
結局は、エレベーターチームの監督の域を抜け出せなかった、そう個人的には思っています。
フィンケがやりたかったサッカーの方向性は引き継いだ上で、勝負にこだわる人選をしてほしいものです。
ついに発表の日が来ましたね。この2年間の積み重ねが何を産んだのか?正直“強くなりそう…”という可能性と雰囲気はあったものの、少なくとも2年間という期間で言えば結果には繋がらなかったですね。それはフィンケ1人の責任ではなく、フロントにも重大な責任があると思います。
とにかく勝ってナンボのプロの世界です!勝負にこだわった人選をしてもらいたいです。私は“後がなく、勝ちに行って玉砕した”という気持ちが出るような試合をしたなら、負けても拍手を送ります。大げさかも知れませんけど、そのぐらいの気持ちで勝負出来る首脳陣になって欲しいと思います。長文失礼しました…
確かに"フィンケ派"こそが正義みたいな風潮がありましたね。"反フィンケ派"の言っていることをあれだけ批判しておきながら結局こうなったわけですから、それだけに批判的な姿勢を取っていた"フィンケ派"には素直に間違えを認めて欲しいものです。
これにより、また同じことを繰り返してしまったことになります。ブッフバルト以降の浦和レッズの監督は、決まって主力選手との対立を起こして主力選手が追い出され、そして結局は成績を残せずに解任されています。
これ以上はこの流れを繰り返して欲しくないと思います。ワシントン、永井、闘莉王など、こういう流れの中で放出された選手達。これ以上こういった選手を出して欲しくないと思います。この悪循環を止めない限り、浦和レッズは弱体化するばかりです。
勝負にこだわるでもなし、チームの型を明確に作り上げるでもなし、いたずらに過ぎてしまった気がします。
とはいえ若手もそれなりに出てきてはいるので、それが一応芽といえばそうかもしれません。
正式発表が出ましたね。
フィンケに関しては自分も不満がありましたが、一方でレッズに新たなサッカーを導入しようとした姿勢は評価しています。
それだけに結果が伴ってほしかったのですが(汗)
それよりも、一番どうにかしないといけないのはフロントだと思います。
どうせ今の社長も今度の株主総会で社長を退任するんでしょうね。
こんばんはです。
まあこの問題に関しては、フィンケ自身の3年目が無くなった事もあり、もはや正義も悪も無いとは思いますが、意見がハッキリと二分しているのは確かですね。
後任監督には、実は今のスタイルには拘らなくても良いかな、とも思います。スタイルを継承するか変えるかは、本来は監督の自由ですので。
東浦和レッズさん
こんばんはです。
恐らくフィンケ続投を願っていた人たちは、その”強くなりそう”という部分に大きな期待を抱いてここまで来たのでしょうけど、逆の立場の人間からしてみると、”これ以上やっても・・・”という事になってしまうんですよね。まあどちらが正解かはもう闇の中になるのでわかりませんが、少なくともおっしゃる通り、勝ってナンボという現実があり、そしてこの2年の成績という事実がある以上、こうなっても文句は言えないということですね。
次の監督には、負けても言い訳しない監督を希望します・・・
アニメ統計学者さん
こんばんはです。
フィンケを熱烈に支持していた人達の反動がどうなるかは心配な面もありますね・・・
それにしても、対立の構図が毎回生まれてしまうのは、もはやレッズの伝統でしょうか(苦笑)。そういう状況を作っているのは結局はフロントの人選ですから、今のフロントがある以上は、そこは簡単には無くならないでしょうね、この先も。それを無くすとしたら、犬飼氏のような強烈なリーダーシップを持った人が社長なり幹部なりに居ない限り、また繰り返すでしょう・・・
こんばんはです。
そうですね、もしかしたら目に見えない部分では良い部分もあるのかもしれませんが、少なくとも目に見える部分では、成果はほとんど出ていないのは動かざる事実ですからねぇ・・・
確かに多くの若手に経験を積ませたのは良かったですが、それ以上のものが見えないのも事実ですね。
FREE TIMEさん
こんばんはです。
恐らく橋本氏も退任でしょうね。それで前々から思っているのですが、その社長の退任時期をどうにかしてほしいです。新しい監督を招いて、数ヶ月したら、招いた総責任者である社長本人はクラブを去るという、昔からこの繰り返しですからね。これでは組織として一貫性が保てないのも当然だと思います。肝心の社長自体が、もっと腰を据えて経営出来る環境を作らないと、また同じ繰り返しになるでしょうねぇ・・・
放蕩3代目の藤口氏が引いてきた路線であるので、こうなることは予測がつきましたが仕方がないと言えば仕方ないかもしれませんね。そもそもトップの強化費をけちってクラブの立て直しを図るなどと御託を並べていては、クラブそのものの存続さえ怪しくなるし方向性以前の問題だと思いますね。でも、大元を正せば事業を手広く広げすぎた犬飼氏にこそ主因があるのではと思うのは私だけでしょうか?レッズよ真の意味で強くなってくれ!こう願うのみです。
それにしても もったいない2年間だった。
おはようございます。
プロは結果を出さなければいけない世界ですから、そういう意味では大きくなった時代のレッズで犬飼氏が行った政策自体は否定出来ないものだと思います。実際優勝という巨大な結果を残してくれましたので。問題は後任の藤口氏が監督選びで舵取りを誤ってしまった故に、このような事態に陥ってしまったのかなと・・・
まあ今の橋本氏はその尻拭いに追われている感が強いので、勝負はこれからですね。
新サンさん
おはようございます。
フィンケ自体は、自分の考え方を貫き通そうとしてやって来た結果ですけど、やはりフライブルクでの価値観と、レッズの価値観を混同していた感は否めないですね。「結果を出すのに2,3年かかる」と言った言葉も、やはり免罪符だった感は強いですね。
結局2年で得たものより、失ったものの方がはるかに多かったですね・・・
連敗しちゃったり、ジャイキリされちゃったりと、思い出したくもないようなことも多々あったし、何よりも「勝ち点」を積み重ねられなかったのが痛かったのは確かです。ただ、あの2008年末のチームを思えば、よくここまで立て直してくれたとも思うのです。あのままなら残留争いをする羽目になりかねないと危惧していましたから。
何がなんでもフィンケ続投というわけではないです。今のチームを引き継いで、ステップアップさせてくれる監督を連れてきてくれるなら構わない。ただ、その点についてはクラブに不信感を抱いています。福田に後任監督打診なんて報道もありましたしね。安易な人選に走っているのではないかという不安は拭いされません。昨今のゴタゴタを見るにつけ、クラブが本気で全力で監督をサポートしていたかどうかにも疑問を感じるし。
すみません、ここで何を言っても水掛け論になってしまうでしょうから、もうやめておきます。(^_^;
最後にひとつだけ。退任を知らされた選手のコメントを読むと、フィンケさんがいかに慕われていたかが伝わってきます。選手は今のサッカーを続けて強くなりたいと思っていたようです。
これまでの浦和レッズの都築と山岸は、ちょっとしたことで簡単に正位置が入れ替わってしまうだけに、それが好セーブ連発の原動力になっていたように思います。それだけに、都築がいなくなってしまったら山岸のセービングの質が落ちてしまうのではないかと心配でなりません。
浦和レッズの試合を生で観たときに山岸が見せてくれたセービングは見事なものでした。山岸が初めて正ゴールキーパーとして定着したのが確か2006年。このときは都築が怪我から戻ってきても正位置を守り続けていました。しかし、それより前に都築が負傷した時の山岸は頼りなかった記憶があります。このときは都築が怪我から戻ったと同時に都築がまた正位置に返り咲いています。
山岸がこのときの頼りない山岸に戻ってしまうということも、もしかしたらあるかもしれません。それが起きたその時は、ゴールキーパーの世代交代をするほかないでしょう。
おはようございます。
好き嫌いがハッキリ分かれる、評価も二分しているという意味では、それはサポーターのみならず、選手間でも同じように、慕う選手も居れば、それに反感を持つ選手も少なくなかったでしょうね。それだけフィンケというのは賛否両論の監督であるといえますね。
自分はそういう意味ではフィンケは苦手な人物なのかもしれませんが、やはり成果と結果が2年たっても見えない、それに輪を掛けての例の言論にどうも反感を持ってしまっている部分はありましたね。それが素直な気持ちです。
退団が決まってしまったからには、後は後任監督に託すしかないですが、フロントがもっとしっかりして、一体感を持ってクラブとチームを運営してほしいですね。
東京在住のサポさん
おはようございます。
フィンケ退団は良かったと思う反面、都築は恐らく報道されている通りなんですかねぇ。残念です・・・
アニメ統計学者さん
おはようございます。
都築がレッズを去るならば、山岸という存在がますます大きくなるでしょうね。ただ山岸に関しては、年齢的にも実力的にも、これからは心配な部分がありますね。一方で加藤は経験不足のまま来てしまっている部分がありますし、大谷は若すぎですし、ここは西部を獲得しても良いかもしれません。
いずれにしても、山岸のポジションを脅かすようなキーパーが早急に必要になりそうですね。
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