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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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今年も退団選手の発表が始まったが、うちって発表のタイミングを図る傾向にあるから、他チームの試合とはいえ、まさか天皇杯準決勝をやる日に発表が始まるとは思わず、ちょっと油断していた。

サンタナには失礼を承知で書くが、やはり在籍期間はともかく、存在感と、何よりACL優勝の立役者の1人であるマリウスの退団は、その重みが違う。だからサンタナよ、マリウスで話を進める事を許してくれ。

とは言っても、今季で契約が切れるマリウスの退団は、個人的にも早くから予想していたから、覚悟をしていたという意味では、「やはり」という思いになる。発表されてしまうと、それでもショッキングだけど。
もっと個人的な事を言わせてもらうと、自分ショルツ退団後は、REXクラブのお気に入り選手をずっとマリウスにしていたのと、来季もマリウスが契約を延長したら、実はマリウスのユニにしようとしていたから、それがお蔵入りになってしまった。
中途半端なハーフシーズンがあるから、それ用に選手を探すよりは、それでも契約を延長するかもしれないという淡い期待はあったが、夏頃にはブラジル2部のセンターバックを調査中という報道もあったし、そこからマリウスの来季に向けた去就に関しては、かなり宙ぶらりんな感情で見ていた自分であった。

パフォーマンスの低下は去年辺りからもかなり指摘はされていたけれど、自分が見るに、マリウスは劣化していた訳ではなくて、特徴と弱点がハッキリしていたと思っている。
スピード勝負には滅法弱い。仕掛けられると振り切られる。そこは最初から同じ。それをショルツがカバーしていた部分があるが、そこの息はボザではちょっと合っていなかった。
ただ守備に特化したサッカーならば、実にバランスがとれたセンターバックであり、動かなければ、いや動かされなければ、守備ラインに溶け込むタイプ。だから4バックではなくて、3バックの中央でカバーリングするマリウスを、1度見てみたかったな。

某記者の某記事によるレッズ入団前のマリウスのノルウェー時代の評価がある。出来るだけ原文のママで略して載せる。この記事、当時では誰も知らなかったマリウスの詳細を詳しく書いていて、後々の参考になるかもと思い、手元に残していたもの。
『ホイブロテンの長所として挙げられるのは、主に3つ。
1つ目は、怪我の少なさ。これまでのプロキャリアにおいて戦線離脱を強いられたことがほとんどない。2022シーズンも公式戦45試合に出場とほぼ休むことなくピッチに立ち続けているため、浦和でもフル稼働に期待できる。
2つ目は空中戦の強さ。184センチという長身はもちろん、ボールの落下地点に入り込むのがうまく、そう簡単には競り負けない。今季のヨーロッパリーグ(EL)では空中戦20回中15回で勝利。良いデータと言っていい。
3つ目は足元の技術。ボデ/グリムトへの加入が決まった際、同選手は「僕は足元でボールをプレーするのが得意」と話していた。実際にプレーを見ても、簡単にはクリアせず、繋ぐ意識を高く持っていることがわかった。また、今季のチャンピオンズリーグ(CL)予選では、8試合に出場して計235本のパスを出し、232本成功。うちミディアムパスは204本中203本、ロングパスは8本中7本成功させたというデータが出ている。抜群に多い数字とは言えないかもしれないが、ミスが少ないことは明らか。希少な左利きというのも魅力。』

国際試合以外では母国のノルウェーリーグでしかプレーした事がなかったマリウスが、3つ全てがJリーグにフィットした訳ではないが、怪我をしないというのは本当であったし、空中戦もある程度は強かった。パスはパスミスも目立ったが、逆に言うとそれだけパスを出していたという事である。

どうしてこうしたレッズ入団前のデータ記事を出したのかというと、マリウスのパフォーマンスの低下を指摘する声が高まっていた中で、改めて本当のマリウスのプレースタイルというものを思い返してもらいたい、という考えがあったから。
やたらSNS上で非難ばかり生まれる傾向にあるが、選手の中身はプレースタイルというものがあり、そこにはストロングポイントとウィークポイントが両方ある訳で、その中で非難先行で物事を考える人には、今一度冷静になり、良い部分も思い返してもらいたいと思った。特にマリウスのような、表面上はインパクトあるプレーをしないと目立たない上に、ひとつのミスが試合の流れを大きく左右するポジションの選手に対しては。

マリウスって、先に退団したショルツと比べられたり、入団翌年からはチーム内部も荒れていたし、特に今季は本来のキャプテンである関根が控えになる事が多くて、代わりに頻繁にゲームキャプテンを任されたりと、クラブワールドカップもあったし、だから精神的にもなかなか難しい立場でのプレーを迫られて、余計に本来の力を発揮できなかった部分があったかもしれない。
去年、ショルツも退団せず、あのままヘグモ体制でショルツとずっとセンターバックコンビを続けられていたら、果たしてマリウスの立場もどうなっていたかな。もっとのびのびプレー出来ていたかもと思う反面、王子様とか言われていたマリウスの、個人的にはリーダータイプじゃないと思っていたのに、今季はそれに反して力強いキャプテンシーが見られたのは、実に頼もしかった。特にクラブワールドカップで試合開始前のロッカールームで映されていたマリウスの覇気は、自分も感動させてくれた一面だった。

良いタイミングかな。
もちろん潮時という意味ではない。結果を出して、こうして、良い思い出を多く残して、キッチリと契約満了かつ惜しまれ愛されながら退団して行く選手は、今やどのチームでも数少なくなったから。
たった3シーズンか、3シーズンもかは、外国人選手の在籍期間として時間の感覚と評価は人により別れるが、しかしマリウスは間違いなく、レッズの歴史を作った選手であり、素晴らしいものを残して、潔く去って行くのである。
マリウスは、それが出来る選手だった。それが出来た選手だった。「出来る男」としてレッズを去るのだ。それに感謝したい。

マリウス退団で、来季のセンターバック事情がどうなるかわからないが、仮に4バックを続けるとして、これで暫くはセンターバックに外国人2人を置く体制はおしまいかな。いやまあ別の外国人リストアップの噂もあるし、ボザは確か3年契約だし。
勇気を出して、腰を据えて、根本を使おう。マリウスの5番を背負ってほしいな。藤原もちゃんと育てよう。工藤も改めて育てよう。マリウスの後継を、しっかり生え抜きで埋めてほしいよ。

しっかし、これで岡山で、マリウスの姿を観た途端に、・・・になりそうだな。岡山戦までだいぶ間が空いてるから、マリウスに対する思いを積もらせる期間にはじゅうぶんだが、しかしそれだけさびしさも積もる訳で・・・ぶっちゃけ、これ書いている時点で、実は自分の涙腺が危険な事になっている。ヤバい。

岡山戦までにノルウェー料理でも喰って、マリウスの退団決定を惜しみながらに、マリウスに感謝する期間にするか。
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無題
おはようございます。
退団発表が始まりましたね。

日曜日の夕方に帰宅してオフィシャルを観ってビックリしました。

サンタナには失礼を承知・・・>>>
サンタナは退団だろうと思っていたので「やはり」って感じですね。

自分ショルツ退団後・・・>>>
それはショックですね、自分も女子は石川凛音選手にしていたので、移籍は想定してましたがちょっと残念な気持ちがありました。
推し選手の退団・移籍は想定していても心にグッときますよねぇ。

パフォーマンスの低下は・・・>>>
確かに目立ったミスみたいのがピックアップされてしまうので、「パフォーマンス・・」って言われてしまいますね。
DFの良い部分を褒める記事って少ないですよね、点取りスポーツは(中継ではちょっと触れられますけど)

特徴と弱点がハッキリ・・・>>>
ご指摘の通りだと自分も思います。

ストロングポイントとウィークポイントが両方ある訳・・・>>>
まさにその通りですね。
自分たちの仲間内の話でも「なんで選手のいい面を出させるプレーをお互いしないのか、スタッフは何してる」なんて話が多いですね。
比較的日本人は良い部分を伸ばして悪い部分をカバーするって考えより悪い部分を何とかするって考えが昔からありますね。
その結果良い部分が薄れてしまうという事に(最近はだいぶ変わってきましたが)

ひとつのミスが試合の流れ・・・>>>
酷なポジションですよね。
ひとつのミスで酷評され、良いプレーは余り取り上げられるず(涙)


個人的にはリーダータイプじゃないと思っていたのに・・・>>>
そうですね、最初の印象ではそんな感じですよね。
今年の開幕前、興梠さんがマリウスがチームを引っ張って行ってくれる事を期待している的な事を話していたのを思い出しました。


「出来る男」としてレッズを去るのだ。それに感謝したい・・・>>>
感謝ですね、難しい時期にきて結果を残していく日本で言うとウルトラマン的な選手ですね(笑)

れで岡山で、マリウスの姿・・・>>>
自分はいけないので申し訳ありませんが、彼に最大限の賛辞と応援をお願いします。
自分は最終戦で精いっぱい退団、移籍する選手を応援したいと思います。
涙が出そうですが(年をとると涙腺が・・・)
ひろりん 2025/11/17(Mon)07:01:38 編集
コメントありがとうございます
ひろりんさん
おはようございます。
自分も19時過ぎに買い物から帰って来て、何となくツイッターを開いたらオフィシャル発表が出ていて、暫くスマホ持ったまま動けなくなりました。
サンタナに関しては元々チームにフィットしていなかったり、最近の扱い方と、小森とテリンの獲得で、今季限りだと思っていましたが、マリウスの場合はプレーそのもの以外の部分でも重要な役割を担っていた存在なので、そういう選手が居なくなるのは辛いものがあります。
支柱であったショルツの例のショッキングな退団劇がありましたから、ショルツという大きな相棒を失ってからのマリウスの存在って、個人的にもかなり大きかったのですが、契約満了による退団の噂は前々から耳にしていて覚悟していたものの、オフィシャルに出てしまうと、やはりさびしい気持ちになりますね。
自分マリウスって、周りが言うほどパフォーマンスが低下したとは思っていなくて、逆にこのレベルの選手を今のJリーグに連れて来られたのって、幸運だったと思うんですよね。マリウス本人とて初の海外移籍でしたし、名門ボーテでレギュラーを掴んでいたのに、それを捨てて未知なる国のクラブに、よく来てくれたと思います。もちろんスーパーな選手ではなかったですが、素晴らしい選手であった事は間違いないと思います。
あとヨーロッパの選手の守備って、基本的に間合いを上手く取りながら先を読んで狩るスタイルが大半ですので、スピードを伴ったデュエル率の高いJリーグのスタイルには、マリウスにとっては慣れるまで苦労したと思います(すぐそれに慣れたショルツの方が驚異的だったというだけで)。良い悪いは別として、恐らくスコルジャの慎重なやり方じゃなかったら、マリウスってもっと苦労したんじゃないですかね。この辺も含めて、ストロングポイントやウィークポイントから、その選手をどう扱うか、難しいですよね。
それと日本人って古来よりの生真面目な性格上、どうしても良い部分より悪い部分を先に見て評価してしまう傾向にあるので、ポジティヴ先行の欧米気質に比べて、日本は評価の仕方が後ろ向きってのがありますね。
色々なものを総合的に見て、マリウスって良い存在だったと思うのですが、しかも今季は個人的には予想していなかった、キャプテンシーという部分でも力を発揮してくれたのは、かなり頼もしいかったです。
来季は本当のチームキャプテンとしても期待したかったですし、せめてハーフシーズンだけでも契約延長してほしい気持ちもありましたが、まあ仕方ないです。記事にも書きましたが、今回は良いタイミングですかね。
残されたリーグ戦2試合、アウェー岡山と最終戦のホームで、マリウスに感謝しつつ、去り行くその姿をしっかり眼に焼き付けたいですね。
うえ URL 2025/11/17(Mon)08:15:43 編集
無題
お疲れさまです。
マリウス選手、やはり退団ですか。寂しいです。
ネット上ではサポから、散々物足りなさを指摘され、少しのミスでも、確かに非難もされてもいましたが、私も、そこまで評価が下がる選手じゃなかったと思います。代表レベルじゃなかったですが、水準以上の貢献をしてくれたと思います。
まだ30才なんですよね。私としては、本国に戻って、慣れた環境で、活躍してほしいと思います。
マウファン 2025/11/17(Mon)11:20:52 編集
コメントありがとうございます
マウファンさん
こんにちはです。
マリウスは決してスーパーなディフェンダーではなかったですが、おっしゃる通りレッズにとっての貢献度は高い選手でした。近年では極めて優良外国人選手と言っても過言ではないでしょう。そのような選手が去るのは、やはりさびしいですね。
確かにマリウスは、ギスギスした日本より、やはり母国北欧のゆったりとした環境が合っているかもしれませんね。まだまだ活躍できる30歳。マリウスに幸あれですね。
うえ URL 2025/11/17(Mon)16:00:05 編集
無題
マリウスには、ほんとショルツ抜けた穴を辛抱強く頑張ってくれたのはほんと感謝しかないです。

サンタナに関しては、タラレバになりますが中島みたいなタイプとずっとコンビを組んでればもしかしたらと、やはりツートップの方が活きるのかと思います。

残り2節勝って最後を飾ってほしいですね。できれば。。。
赤魂 2025/11/22(Sat)23:17:27 編集
コメントありがとうございます
赤魂さん
おはようございます。
マリウスは、その辛抱強くという表現、まさにその通りですね。特にショルツ退団後の苦しい時期も、厳しい評価を受ける中でも、キャプテンシーも保ちながら、よく頑張って戦ってくれたと思います。
サンタナは1年目は数字だけ見れば悪くなかったのですが、確かに基本的には相棒が居て、得点に集中可能で生きるタイプなので、それとは性質が違う中プレーしていたのが不幸でしたね。
リーグ戦残り2試合、勝利で湧きたいです。少なくとも例年みたいに、グダグダな形で終わるのだけは避けたいですね。
うえ URL 2025/11/23(Sun)08:20:40 編集
ようこそ!!
試合終了/興梠慎三引退試合 浦和3-1鹿島 得点/9分・興梠(浦)、21分・ズラタン(浦)、80分・昌子(鹿)、90分・李(浦) ・・・次の試合 J1リーグ地域リーグラウンド第1節 千葉-浦和(フクダ電子アリーナ=2月7日13:00キックオフ)


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